JPH10316265A - シート給送装置及び画像読取装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像読取装置Info
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- JPH10316265A JPH10316265A JP9129557A JP12955797A JPH10316265A JP H10316265 A JPH10316265 A JP H10316265A JP 9129557 A JP9129557 A JP 9129557A JP 12955797 A JP12955797 A JP 12955797A JP H10316265 A JPH10316265 A JP H10316265A
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- separation pad
- sheet feeding
- separation
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、シート給送手段と分離パッドとの
間に広域ニップ部を形成してシートの重送防止性能を向
上させると共に、ニップ部の耐久性を向上し、シートの
保全を維持できるシート給送装置及びこれを備えた画像
読取装置を提供することを可能にすることを目的として
いる。 【解決手段】 分離パッド4がパッドマウント5上に支
持部4a,4bにより立設して橋梁状に支持され、該分
離パッド4のニップ形成部4nは給送ローラ2に当接し
て弾性的に変形して下に凸に湾曲し、給送ローラ2に対
して広域ニップ部nを形成するように構成したことを特
徴とする。
間に広域ニップ部を形成してシートの重送防止性能を向
上させると共に、ニップ部の耐久性を向上し、シートの
保全を維持できるシート給送装置及びこれを備えた画像
読取装置を提供することを可能にすることを目的として
いる。 【解決手段】 分離パッド4がパッドマウント5上に支
持部4a,4bにより立設して橋梁状に支持され、該分
離パッド4のニップ形成部4nは給送ローラ2に当接し
て弾性的に変形して下に凸に湾曲し、給送ローラ2に対
して広域ニップ部nを形成するように構成したことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザビ
ームプリンタ、ファクシミリ等におけるシートを給送す
るシート給送装置及び該シート給送装置により給送され
るシート状原稿の画像情報を読み取る画像読取装置に関
するものである。
ームプリンタ、ファクシミリ等におけるシートを給送す
るシート給送装置及び該シート給送装置により給送され
るシート状原稿の画像情報を読み取る画像読取装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図5を用いて複写機等の画像読取装置に
使用される従来のシート給送装置の一例を説明する。図
5は摩擦パッド分離方式のシート給送装置であり、矢印
a方向に回転可能な給送ローラ51と、矢印b,c方向に
昇降可能な昇降部材52と、給送ローラ51の外周面である
給送面51aに押圧されてニップ部nを形成する分離パッ
ド53等を備えている。
使用される従来のシート給送装置の一例を説明する。図
5は摩擦パッド分離方式のシート給送装置であり、矢印
a方向に回転可能な給送ローラ51と、矢印b,c方向に
昇降可能な昇降部材52と、給送ローラ51の外周面である
給送面51aに押圧されてニップ部nを形成する分離パッ
ド53等を備えている。
【0003】分離パッド53はウレタンゴム、EPDM
(エチレン・プロピレン・ジェン・モノマー)等のゴム
材質で板状に構成され、軸53aを中心に回動可能なパッ
ドマウント53bの上面で給送ローラ51に対向する位置に
貼着され、コイルバネ53cにより給送ローラ51に圧接さ
れている。
(エチレン・プロピレン・ジェン・モノマー)等のゴム
材質で板状に構成され、軸53aを中心に回動可能なパッ
ドマウント53bの上面で給送ローラ51に対向する位置に
貼着され、コイルバネ53cにより給送ローラ51に圧接さ
れている。
【0004】そして、シート状原稿Sの給送に先立ち、
先ず、原稿トレイ54上に積載された複数の原稿Sからな
る原稿S束の先端部を給送ローラ51の給送面51aと昇降
部材52との間に差し入れ、昇降部材52を図5の矢印b方
向に上昇させることで差し入れた原稿S束の先端部を該
昇降部材52と給送ローラ51とにより挟持する。
先ず、原稿トレイ54上に積載された複数の原稿Sからな
る原稿S束の先端部を給送ローラ51の給送面51aと昇降
部材52との間に差し入れ、昇降部材52を図5の矢印b方
向に上昇させることで差し入れた原稿S束の先端部を該
昇降部材52と給送ローラ51とにより挟持する。
【0005】そして、給送ローラ51を図5の矢印a方向
に回転させると、該給送ローラ51と原稿Sとの間に作用
する摩擦力により原稿トレイ54上の最上位の原稿S1が矢
印d方向に給送され、給送ローラ51と分離パッド53との
ニップ部nを通過することで、分離パッド53の摩擦力に
より原稿S束の先端が捌かれて重送が防止される。
に回転させると、該給送ローラ51と原稿Sとの間に作用
する摩擦力により原稿トレイ54上の最上位の原稿S1が矢
印d方向に給送され、給送ローラ51と分離パッド53との
ニップ部nを通過することで、分離パッド53の摩擦力に
より原稿S束の先端が捌かれて重送が防止される。
【0006】分離給送後の原稿S1は、その先端が給送ロ
ーラ51よりも原稿給送方向下流側に配置された図示しな
い搬送ローラ対に到達して挟持され、搬送力が付与され
た時、昇降部材52が給送ローラ51に対して押圧位置にあ
ると前記搬送ローラ対による原稿S1の搬送の妨げとなる
ので、事前に昇降部材52を図5の矢印c方向に回動して
退避位置に下降させるようになっている。
ーラ51よりも原稿給送方向下流側に配置された図示しな
い搬送ローラ対に到達して挟持され、搬送力が付与され
た時、昇降部材52が給送ローラ51に対して押圧位置にあ
ると前記搬送ローラ対による原稿S1の搬送の妨げとなる
ので、事前に昇降部材52を図5の矢印c方向に回動して
退避位置に下降させるようになっている。
【0007】上記構成のシート給送装置は、給送ローラ
51、分離パッド53、原稿S等の相互間の微妙な摩擦力の
違いを利用して良好な分離給送が行なわれるようになっ
ている。
51、分離パッド53、原稿S等の相互間の微妙な摩擦力の
違いを利用して良好な分離給送が行なわれるようになっ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、分離パッド53がウレタンゴム、EPDM等
のゴム材で板状に形成され、パッドマウント53bの上面
に平面的に貼着されて構成されるため、該ゴム材の硬度
を限界まで下げた分離パッド53を製作して給送ローラ51
に押圧しても所望する広域のニップ部nを形成すること
が出来ない。
従来例では、分離パッド53がウレタンゴム、EPDM等
のゴム材で板状に形成され、パッドマウント53bの上面
に平面的に貼着されて構成されるため、該ゴム材の硬度
を限界まで下げた分離パッド53を製作して給送ローラ51
に押圧しても所望する広域のニップ部nを形成すること
が出来ない。
【0009】即ち、板状でパッドマウント53bの上面に
平面的に貼着された分離パッド53では該分離パッド53の
硬度が比較的高いため、図5に示すように、給送ローラ
51と分離パッド53との間に形成されるニップ部nの原稿
給送方向の領域が狭く、該ニップ部nの面積が小さいた
め耐久的にニップ部nの摩擦係数μの低下が著しく、狭
域のニップ部nしか形成できないため原稿S束の先端の
捌きが十分に行なわれず重送が発生する虞がある。
平面的に貼着された分離パッド53では該分離パッド53の
硬度が比較的高いため、図5に示すように、給送ローラ
51と分離パッド53との間に形成されるニップ部nの原稿
給送方向の領域が狭く、該ニップ部nの面積が小さいた
め耐久的にニップ部nの摩擦係数μの低下が著しく、狭
域のニップ部nしか形成できないため原稿S束の先端の
捌きが十分に行なわれず重送が発生する虞がある。
【0010】また、上記構成により分離パッド53が比較
的高い圧力で給送ローラ51に圧接するため、分離パッド
53及び給送ローラ51の摩耗量が増大し耐久が低下する。
また、原稿Sの先端部にバインド用の穴が形成されてい
る場合、ニップ部nの入口の圧力が高いと搬送抵抗が大
きくなり、穴開きにより弱くなっている原稿Sの先端部
がニップ部nに入りにくく、更には原稿Sの穴開部が破
損する虞がある。
的高い圧力で給送ローラ51に圧接するため、分離パッド
53及び給送ローラ51の摩耗量が増大し耐久が低下する。
また、原稿Sの先端部にバインド用の穴が形成されてい
る場合、ニップ部nの入口の圧力が高いと搬送抵抗が大
きくなり、穴開きにより弱くなっている原稿Sの先端部
がニップ部nに入りにくく、更には原稿Sの穴開部が破
損する虞がある。
【0011】また、低硬度のスポンジ材等を分離パッド
53に使用すると、広域ニップ部nは形成されるが、スポ
ンジ材で該ニップ部nの摩擦係数μを調節するのは困難
であるため、分離不良が発生する虞がある。
53に使用すると、広域ニップ部nは形成されるが、スポ
ンジ材で該ニップ部nの摩擦係数μを調節するのは困難
であるため、分離不良が発生する虞がある。
【0012】また、広域ニップ部nを形成する他の従来
例の構成を図6を用いて説明すると、図6において、給
送ローラ61の外周面である給送面61aに対して一端が固
定され、他端がコイルバネ62等により引っ張られてテン
ションをかけられる摩擦シート63により給送ローラ61方
向に圧力Pが発生して広域のニップ部nを形成すること
が出来る。
例の構成を図6を用いて説明すると、図6において、給
送ローラ61の外周面である給送面61aに対して一端が固
定され、他端がコイルバネ62等により引っ張られてテン
ションをかけられる摩擦シート63により給送ローラ61方
向に圧力Pが発生して広域のニップ部nを形成すること
が出来る。
【0013】原稿S束を給送ローラ61と摩擦シート63と
のニップ部nに挿入すると、摩擦シート63の作用により
原稿S束の先端が捌かれて最下位の原稿S1のみが1枚分
離給送される。この構成によれば、ニップ部n内の圧力
Pは比較的安定するが、該ニップ部nの入口と出口の圧
力差を設けることは困難であり、前述と同様に原稿Sの
先端部にバインド用の穴が形成されている場合、ニップ
部nの入口の圧力が高いと搬送抵抗が大きくなり、穴開
きにより弱くなっている原稿Sの先端部がニップ部nに
入りにくく、更には原稿Sの穴開部が破損する虞があ
る。
のニップ部nに挿入すると、摩擦シート63の作用により
原稿S束の先端が捌かれて最下位の原稿S1のみが1枚分
離給送される。この構成によれば、ニップ部n内の圧力
Pは比較的安定するが、該ニップ部nの入口と出口の圧
力差を設けることは困難であり、前述と同様に原稿Sの
先端部にバインド用の穴が形成されている場合、ニップ
部nの入口の圧力が高いと搬送抵抗が大きくなり、穴開
きにより弱くなっている原稿Sの先端部がニップ部nに
入りにくく、更には原稿Sの穴開部が破損する虞があ
る。
【0014】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、シート給送手段と分離パッド
との間に広域ニップ部を形成してシートの重送防止性能
を向上させると共に、ニップ部の耐久性を向上し、シー
トの保全を維持できるシート給送装置及びこれを備えた
画像読取装置を提供せんとするものである。
その目的とするところは、シート給送手段と分離パッド
との間に広域ニップ部を形成してシートの重送防止性能
を向上させると共に、ニップ部の耐久性を向上し、シー
トの保全を維持できるシート給送装置及びこれを備えた
画像読取装置を提供せんとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを載置するシー
ト載置手段と、前記シート載置手段に載置されたシート
を給送するシート給送手段と、前記シート給送手段に圧
接されると共に、該シート給送手段により繰り出された
シートを1枚ずつに分離する分離パッドとを有するシー
ト給送装置において、前記分離パッドはシート給送方向
上流側と下流側に設けた支持部により分離パッド支持部
材に取り付けて該分離パッドを前記支持部の間では前記
分離パッド支持部材に接触しないように支持し、該分離
パッドは前記シート給送手段に当接して弾性的に変形し
て湾曲するように構成したことを特徴とするシート給送
装置である。
の本発明に係る代表的な構成は、シートを載置するシー
ト載置手段と、前記シート載置手段に載置されたシート
を給送するシート給送手段と、前記シート給送手段に圧
接されると共に、該シート給送手段により繰り出された
シートを1枚ずつに分離する分離パッドとを有するシー
ト給送装置において、前記分離パッドはシート給送方向
上流側と下流側に設けた支持部により分離パッド支持部
材に取り付けて該分離パッドを前記支持部の間では前記
分離パッド支持部材に接触しないように支持し、該分離
パッドは前記シート給送手段に当接して弾性的に変形し
て湾曲するように構成したことを特徴とするシート給送
装置である。
【0016】本発明は、上述の如く構成したので、分離
パッドがシート給送方向上流側と下流側に設けた支持部
により分離パッド支持部材に支持されるので、該分離パ
ッドがシート給送手段に当接して弾性的に変形して湾曲
し、該シート給送手段に対して広域圧接部を形成するこ
とが出来、該圧接部の耐久性の向上と共に、分離給送性
の向上が図れる。
パッドがシート給送方向上流側と下流側に設けた支持部
により分離パッド支持部材に支持されるので、該分離パ
ッドがシート給送手段に当接して弾性的に変形して湾曲
し、該シート給送手段に対して広域圧接部を形成するこ
とが出来、該圧接部の耐久性の向上と共に、分離給送性
の向上が図れる。
【0017】また、前記分離パッドのシート給送手段に
対する圧接部のシート給送方向上流側が下流側よりも低
い圧力となるように構成した場合には、該圧接部の入口
側の搬送抵抗が比較的小さくなり、該圧接部に対するシ
ートの進入が容易になって穴開き等により弱くなってい
るシートの先端部が圧接部に入り易く、シートの破損を
防止することが出来る。
対する圧接部のシート給送方向上流側が下流側よりも低
い圧力となるように構成した場合には、該圧接部の入口
側の搬送抵抗が比較的小さくなり、該圧接部に対するシ
ートの進入が容易になって穴開き等により弱くなってい
るシートの先端部が圧接部に入り易く、シートの破損を
防止することが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート給送
装置及びこれを備えた画像読取装置の一例として複写機
の自動原稿読取装置に適用した場合の一実施形態を具体
的に説明する。図1は本発明に係るシート給送装置の第
1実施形態の構成を示す断面説明図、図2は第1実施形
態の要部の構成を示す断面説明図、図3は本発明に係る
シート給送装置を備えた画像読取装置の構成を示す断面
説明図である。
装置及びこれを備えた画像読取装置の一例として複写機
の自動原稿読取装置に適用した場合の一実施形態を具体
的に説明する。図1は本発明に係るシート給送装置の第
1実施形態の構成を示す断面説明図、図2は第1実施形
態の要部の構成を示す断面説明図、図3は本発明に係る
シート給送装置を備えた画像読取装置の構成を示す断面
説明図である。
【0019】本発明に係るシート給送装置の第1実施形
態の構成は、図1に示すように、紙や合成樹脂等で構成
されるシート状原稿S束を積載するシート載置手段とな
る載置トレイ1と、該載置トレイ1よりも原稿給送方向
下流側(以下、単に「下流側」という)に配置されたシ
ート給送手段となる給送ローラ2と、載置トレイ1と給
送ローラ2との間に配置され、載置トレイ1上に積載し
た原稿S束の先端を給送ローラ2に圧接するための昇降
部材となるリフター3と、該リフター3よりも下流側で
且つ給送ローラ2に対向して配置される摩擦部材からな
る分離パッド4等を主要部材として有して構成される。
態の構成は、図1に示すように、紙や合成樹脂等で構成
されるシート状原稿S束を積載するシート載置手段とな
る載置トレイ1と、該載置トレイ1よりも原稿給送方向
下流側(以下、単に「下流側」という)に配置されたシ
ート給送手段となる給送ローラ2と、載置トレイ1と給
送ローラ2との間に配置され、載置トレイ1上に積載し
た原稿S束の先端を給送ローラ2に圧接するための昇降
部材となるリフター3と、該リフター3よりも下流側で
且つ給送ローラ2に対向して配置される摩擦部材からな
る分離パッド4等を主要部材として有して構成される。
【0020】載置トレイ1は、図1に示すように、所定
角度だけ傾斜して配置され、複数枚の原稿S束を載置し
て図3に示す側端規制部材11により原稿給送方向(図1
の矢印d方向)と直交する方向(原稿幅方向)の位置規
制がされ、原稿S束が自重により停止した給送ローラ2
と分離パッド4との圧接部となるニップ部nの入口に当
接するようになっている。
角度だけ傾斜して配置され、複数枚の原稿S束を載置し
て図3に示す側端規制部材11により原稿給送方向(図1
の矢印d方向)と直交する方向(原稿幅方向)の位置規
制がされ、原稿S束が自重により停止した給送ローラ2
と分離パッド4との圧接部となるニップ部nの入口に当
接するようになっている。
【0021】給送ローラ2は装置本体に対して位置が固
定されており、図示しない駆動手段により所定タイミン
グで図1の矢印a方向に回転駆動される。
定されており、図示しない駆動手段により所定タイミン
グで図1の矢印a方向に回転駆動される。
【0022】リフター3は図1に示すように回動中心3
aを中心に図1の上昇位置3bと下降位置3cとの間で
図1の矢印b,c方向に所定のタイミングで回動可能に
構成されている。
aを中心に図1の上昇位置3bと下降位置3cとの間で
図1の矢印b,c方向に所定のタイミングで回動可能に
構成されている。
【0023】分離パッド4は、ウレタンゴムやEPDM
(エチレン・プロピレン・ジェン・モノマー)等のゴム
材質で構成され、図1に示すように、該分離パッド4の
給送ローラ2に対向するニップ形成部4nのシート給送
方向上流側(以下、単に「上流側」という)と下流側に
設けた支持部4a,4bにより樹脂、金属等の硬質材料
で形成された分離パッド支持部材となるパッドマウント
5上に立設して橋梁状に支持されている。
(エチレン・プロピレン・ジェン・モノマー)等のゴム
材質で構成され、図1に示すように、該分離パッド4の
給送ローラ2に対向するニップ形成部4nのシート給送
方向上流側(以下、単に「上流側」という)と下流側に
設けた支持部4a,4bにより樹脂、金属等の硬質材料
で形成された分離パッド支持部材となるパッドマウント
5上に立設して橋梁状に支持されている。
【0024】パッドマウント5は図2に示す回動中心5
aを中心に回動自在に構成されており、一端が装置本体
フレーム9に支持された加圧手段となるコイルバネ6に
より常時所定の加圧力で給送ローラ2に圧接される。
aを中心に回動自在に構成されており、一端が装置本体
フレーム9に支持された加圧手段となるコイルバネ6に
より常時所定の加圧力で給送ローラ2に圧接される。
【0025】一方、分離パッド4のニップ形成部4nは
パッドマウント5から離間しており、コイルバネ6の加
圧力により分離パッド4のニップ形成部4nは、常時、
給送ローラ2の給送面2aに当接して弾性的に変形して
下に凸に湾曲し、該分離パッド4のニップ形成部4nが
パッドマウント5に接触しないように該給送ローラ2の
給送面2aに対して広域ニップ部nを形成するようにな
っている。
パッドマウント5から離間しており、コイルバネ6の加
圧力により分離パッド4のニップ形成部4nは、常時、
給送ローラ2の給送面2aに当接して弾性的に変形して
下に凸に湾曲し、該分離パッド4のニップ形成部4nが
パッドマウント5に接触しないように該給送ローラ2の
給送面2aに対して広域ニップ部nを形成するようにな
っている。
【0026】給送ローラ2の下流側にはニップ部nを通
過した原稿Sを導くピンチローラ7があり、更に下流側
にはシート搬送手段となる搬送ローラ対8が配置されて
いる。
過した原稿Sを導くピンチローラ7があり、更に下流側
にはシート搬送手段となる搬送ローラ対8が配置されて
いる。
【0027】載置トレイ1上に複数の原稿Sを積載した
原稿S束の給送に際し、先ず、図1に示すように、原稿
S束の先端部が給送ローラ2と分離パッド4とのニップ
部nの入口に挿入され、給送ローラ2が所定のタイミン
グで図1の矢印a方向に回転駆動されると共にリフター
3を所定のタイミングで図1の矢印b方向に昇降させ、
これにより、原稿S束の最上位の原稿S1が給送ローラ2
の給送面2aに当接して該最上位の原稿S1が図1の矢印
d方向に給送される。
原稿S束の給送に際し、先ず、図1に示すように、原稿
S束の先端部が給送ローラ2と分離パッド4とのニップ
部nの入口に挿入され、給送ローラ2が所定のタイミン
グで図1の矢印a方向に回転駆動されると共にリフター
3を所定のタイミングで図1の矢印b方向に昇降させ、
これにより、原稿S束の最上位の原稿S1が給送ローラ2
の給送面2aに当接して該最上位の原稿S1が図1の矢印
d方向に給送される。
【0028】そして、原稿Sの先端が給送ローラ2と分
離パッド4との間のニップ部nに進入して該先端が捌か
れ、最上位の原稿S1だけが下位の原稿Sから分離されて
給送される。
離パッド4との間のニップ部nに進入して該先端が捌か
れ、最上位の原稿S1だけが下位の原稿Sから分離されて
給送される。
【0029】図2は分離パッド4の詳細を示す図であ
る。分離パッド4は支持部4a,4bが樹脂等の成型可
能な材質で構成されるパッドマウント5上に両面テープ
等で接着されて搭載され、該分離パッド4の原稿給送方
向上流側(原稿入口側)の表面にはテフロンテープ等の
摩擦係数μの低い材質で構成される入口シート10が貼着
等により固定して設けられている。
る。分離パッド4は支持部4a,4bが樹脂等の成型可
能な材質で構成されるパッドマウント5上に両面テープ
等で接着されて搭載され、該分離パッド4の原稿給送方
向上流側(原稿入口側)の表面にはテフロンテープ等の
摩擦係数μの低い材質で構成される入口シート10が貼着
等により固定して設けられている。
【0030】パッドマウント5には分離パッド4が入る
窪み部5bが形成されており、これに分離パッド4が装
着される。分離パッド4はパッドマウント5に接触して
固定される支持部4a,4bと、該パッドマウント5に
接触しないで所定距離だけ離間したニップ形成部4nか
らなる。
窪み部5bが形成されており、これに分離パッド4が装
着される。分離パッド4はパッドマウント5に接触して
固定される支持部4a,4bと、該パッドマウント5に
接触しないで所定距離だけ離間したニップ形成部4nか
らなる。
【0031】また、図2の上下方向において、分離パッ
ド4のニップ形成部4nの厚さtは両支持部4a,4b
の高さh1 ,h2 (h1 >h2 )よりも薄く形成されて
おり、分離パッド4が給送ローラ2に当接した際の上方
向からの荷重に対してニップ形成部4nが下に凸に撓
み、両支持部4a,4bがその荷重を受ける所謂、橋梁
構成となっている。
ド4のニップ形成部4nの厚さtは両支持部4a,4b
の高さh1 ,h2 (h1 >h2 )よりも薄く形成されて
おり、分離パッド4が給送ローラ2に当接した際の上方
向からの荷重に対してニップ形成部4nが下に凸に撓
み、両支持部4a,4bがその荷重を受ける所謂、橋梁
構成となっている。
【0032】そして、分離パッド4がコイルバネ6の加
圧力により給送ローラ2に対して加圧されると、分離パ
ッド4のニップ形成部4nが図2の実線で示す平面状態
4n1から給送ローラ2の給送面2aの曲率に対応する図
2の破線で示す湾曲状態4n2に変形して給送ローラ2と
分離パッド4との間に広域ニップ部nが形成される。
圧力により給送ローラ2に対して加圧されると、分離パ
ッド4のニップ形成部4nが図2の実線で示す平面状態
4n1から給送ローラ2の給送面2aの曲率に対応する図
2の破線で示す湾曲状態4n2に変形して給送ローラ2と
分離パッド4との間に広域ニップ部nが形成される。
【0033】分離パッド4が、この湾曲状態4n2 に変形
した時、分離パッド4のニップ形成部4nの下面はパッ
ドマウント5の窪み部5bの上面に接触することなく離
間した状態を維持するように分離パッド4の弾性力が設
定されている。
した時、分離パッド4のニップ形成部4nの下面はパッ
ドマウント5の窪み部5bの上面に接触することなく離
間した状態を維持するように分離パッド4の弾性力が設
定されている。
【0034】この時、分離パッド4の支持部4aと支持
部4bとの原稿給送方向における離間距離Lを給送ロー
ラ2と分離パッド4とで形成されるニップ部nの原稿給
送方向における長さ寸法nよりも大きくなるように構成
すれば分離パッド4が給送ローラ2に当接する当接圧で
ある分離圧Pの安定が維持できて好ましい。
部4bとの原稿給送方向における離間距離Lを給送ロー
ラ2と分離パッド4とで形成されるニップ部nの原稿給
送方向における長さ寸法nよりも大きくなるように構成
すれば分離パッド4が給送ローラ2に当接する当接圧で
ある分離圧Pの安定が維持できて好ましい。
【0035】上記のように分離パッド4を橋梁構成と
し、該分離パッド4のニップ形成部4nの厚さを比較的
薄く形成して見かけ上の弾性率を低下させることで、給
送ローラ2と分離パッド4とのニップ部nの原稿給送方
向の領域を広域に形成することが出来、分離パッド4の
ニップ形成部4nの厚さtとコイルバネ6の加圧力(バ
ネ弾性力)を適宜変化させることで分離圧Pの調節が可
能となる。
し、該分離パッド4のニップ形成部4nの厚さを比較的
薄く形成して見かけ上の弾性率を低下させることで、給
送ローラ2と分離パッド4とのニップ部nの原稿給送方
向の領域を広域に形成することが出来、分離パッド4の
ニップ形成部4nの厚さtとコイルバネ6の加圧力(バ
ネ弾性力)を適宜変化させることで分離圧Pの調節が可
能となる。
【0036】これにより、軽圧で広域なニップ部nが形
成可能となり、原稿Sの分離性能の向上と、軽圧化によ
る給送ローラ2及び分離パッド4の耐久性の向上を図る
ことが出来る。
成可能となり、原稿Sの分離性能の向上と、軽圧化によ
る給送ローラ2及び分離パッド4の耐久性の向上を図る
ことが出来る。
【0037】次に本発明に係るシート給送装置を備えた
画像読取装置を装備した複写機の構成について図3を用
いて説明する。図3において、この複写機は画像形成装
置本体21と、その上面に取り付けられた本発明に係るシ
ート給送装置となる自動原稿送り装置22を有して構成さ
れる。
画像読取装置を装備した複写機の構成について図3を用
いて説明する。図3において、この複写機は画像形成装
置本体21と、その上面に取り付けられた本発明に係るシ
ート給送装置となる自動原稿送り装置22を有して構成さ
れる。
【0038】画像形成装置本体21の上部には、プラテン
ガラス23上に載置または該プラテンガラス23上を流し搬
送される原稿Sの画像情報を読み取る画像読取手段とな
る画像読取部24を有する画像読取装置を装備している。
ガラス23上に載置または該プラテンガラス23上を流し搬
送される原稿Sの画像情報を読み取る画像読取手段とな
る画像読取部24を有する画像読取装置を装備している。
【0039】また、画像読取部24の下部には、該画像読
取部24により読み取られた画像情報に応じて出力がなさ
れる露光部25と、帯電器26、現像器27、転写器28、画像
形成手段となる電子写真感光体ドラム29等により紙や合
成樹脂などからなる記録シート上にトナー画像を形成す
る画像形成部30と、該画像形成部30に記録シートを給送
すると共にトナー画像形成後の記録シートを搬送する給
送搬送装置31と、記録シート上の未定着トナー画像を加
熱、加圧処理して永久定着する定着器32等を有してい
る。
取部24により読み取られた画像情報に応じて出力がなさ
れる露光部25と、帯電器26、現像器27、転写器28、画像
形成手段となる電子写真感光体ドラム29等により紙や合
成樹脂などからなる記録シート上にトナー画像を形成す
る画像形成部30と、該画像形成部30に記録シートを給送
すると共にトナー画像形成後の記録シートを搬送する給
送搬送装置31と、記録シート上の未定着トナー画像を加
熱、加圧処理して永久定着する定着器32等を有してい
る。
【0040】一方、自動原稿送り装置22は、プラテンガ
ラス23上に配置されており、前述のシート給送装置A
と、駆動ローラ、従動ローラ、テンションローラにより
張架されてシート給送装置Aにより給送された原稿Sを
図3の矢印e方向に搬送するように回転駆動される搬送
ベルト33と、排出トレイ34等を有して構成される。
ラス23上に配置されており、前述のシート給送装置A
と、駆動ローラ、従動ローラ、テンションローラにより
張架されてシート給送装置Aにより給送された原稿Sを
図3の矢印e方向に搬送するように回転駆動される搬送
ベルト33と、排出トレイ34等を有して構成される。
【0041】シート給送装置Aにより分離,給送された
原稿Sはピンチローラ7に導かれ、搬送ローラ対8によ
りプラテンガラス23上に搬送され、搬送ベルト33により
該プラテンガラス23上の所定の読取位置にセットされ
る。そして、原稿Sの画像情報が画像読取部24により読
み取られた後、原稿Sは再び搬送ベルト33により搬送さ
れて排出トレイ34上に排出される。
原稿Sはピンチローラ7に導かれ、搬送ローラ対8によ
りプラテンガラス23上に搬送され、搬送ベルト33により
該プラテンガラス23上の所定の読取位置にセットされ
る。そして、原稿Sの画像情報が画像読取部24により読
み取られた後、原稿Sは再び搬送ベルト33により搬送さ
れて排出トレイ34上に排出される。
【0042】上記構成において、原稿Sを1枚ずつプラ
テンガラス23上にセットしてコピーする場合には、その
都度、自動原稿送り装置22を画像形成装置本体21に対し
て開閉してプラテンガラス23上に原稿Sをセットするよ
うになっている。
テンガラス23上にセットしてコピーする場合には、その
都度、自動原稿送り装置22を画像形成装置本体21に対し
て開閉してプラテンガラス23上に原稿Sをセットするよ
うになっている。
【0043】尚、本発明に係るシート給送装置Aは、記
録シートを画像形成部30に向けて給送するための給送装
置35にも適用することが可能である。
録シートを画像形成部30に向けて給送するための給送装
置35にも適用することが可能である。
【0044】次に、本発明に係るシート給送装置の第2
実施形態の構成について図4を用いて説明する。図4は
本発明に係るシート給送装置の第2実施形態の要部の構
成を示す断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同
様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
実施形態の構成について図4を用いて説明する。図4は
本発明に係るシート給送装置の第2実施形態の要部の構
成を示す断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同
様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0045】本実施形態では、前記第1実施形態のシー
ト給送装置Aにおいて、分離パッドの形状を変更して分
離パッドの給送ローラ2に対するニップ部nの原稿給送
方向において圧力差を設けて構成したものである。
ト給送装置Aにおいて、分離パッドの形状を変更して分
離パッドの給送ローラ2に対するニップ部nの原稿給送
方向において圧力差を設けて構成したものである。
【0046】図4において、パッドマウント5の窪み部
5bに橋梁状に固定される分離パッド41はパッドマウン
ト5に接着される支持部41a,41bと該パッドマウント
5から離間したニップ形成部41nとを有しており、該ニ
ップ形成部41nの厚さtが原稿給送方向上流側から下流
側に向かって次第に厚くなっている。
5bに橋梁状に固定される分離パッド41はパッドマウン
ト5に接着される支持部41a,41bと該パッドマウント
5から離間したニップ形成部41nとを有しており、該ニ
ップ形成部41nの厚さtが原稿給送方向上流側から下流
側に向かって次第に厚くなっている。
【0047】即ち、ニップ形成部41nの上流側(入口
側)の厚さt1 を下流側(出口側)の厚さt2 よりも薄
く(t1 <t2 )構成したことで、ニップ形成部41nの
入口側と出口側とでは見かけ上の分離パッド41の弾性率
の違いによりニップ部nの入口付近の分離圧P1 を出口
付近の分離圧P2 よりも小さく構成することが出来る。
側)の厚さt1 を下流側(出口側)の厚さt2 よりも薄
く(t1 <t2 )構成したことで、ニップ形成部41nの
入口側と出口側とでは見かけ上の分離パッド41の弾性率
の違いによりニップ部nの入口付近の分離圧P1 を出口
付近の分離圧P2 よりも小さく構成することが出来る。
【0048】また、ニップ部nの入口には該ニップ部n
への原稿Sの導入を補助するために前記第1実施形態と
同様に比較的摩擦係数μの小さい入口シート10が貼着さ
れている。その入口シート10の給送ローラ2側の端部と
ニップ部n入口端との間にプレ分離領域Bが設けられて
いる。
への原稿Sの導入を補助するために前記第1実施形態と
同様に比較的摩擦係数μの小さい入口シート10が貼着さ
れている。その入口シート10の給送ローラ2側の端部と
ニップ部n入口端との間にプレ分離領域Bが設けられて
いる。
【0049】前記プレ分離領域Bは、原稿S束の先端が
ニップ部nに進入する前に該原稿S束の先端を捌くプレ
分離を行なうようになっている。図4の実線で示す41n1
は分離パッド41のニップ形成部41nの平面状態を示し、
図4の破線で示す41n2は分離パッド41のニップ形成部41
nの湾曲状態を示す。他の構成は前記第1実施形態と同
様に構成され、同様な効果を得ることが出来る。
ニップ部nに進入する前に該原稿S束の先端を捌くプレ
分離を行なうようになっている。図4の実線で示す41n1
は分離パッド41のニップ形成部41nの平面状態を示し、
図4の破線で示す41n2は分離パッド41のニップ形成部41
nの湾曲状態を示す。他の構成は前記第1実施形態と同
様に構成され、同様な効果を得ることが出来る。
【0050】ニップ部nの入口側部n1 の分離圧P
1 は、該ニップ部nが原稿給送方向において広域である
ことから2枚目の原稿S2の阻止力が向上して分離条件に
余裕ができるため、比較的小さく設定されている。そし
て、前述の第1実施形態と同様に、原稿S束が給送ロー
ラ2により繰り出されてニップ部nに導かれると、先
ず、プレ分離領域Bで原稿S束先端のプレ分離が行なわ
れて該先端が捌かれた後、ニップ部nの入口側部n1 に
進入する。
1 は、該ニップ部nが原稿給送方向において広域である
ことから2枚目の原稿S2の阻止力が向上して分離条件に
余裕ができるため、比較的小さく設定されている。そし
て、前述の第1実施形態と同様に、原稿S束が給送ロー
ラ2により繰り出されてニップ部nに導かれると、先
ず、プレ分離領域Bで原稿S束先端のプレ分離が行なわ
れて該先端が捌かれた後、ニップ部nの入口側部n1 に
進入する。
【0051】ここで、ニップ部nの入口側部n1 に原稿
S束が2枚以上進入した場合を想定すると、入口側部n
1 では分離圧P1 を低めに設定しているため、2枚目以
降の原稿Sも入口側部n1 に進入し易いが、該入口側部
n1 も原稿給送方向において比較的広域であるため、2
枚目以降の原稿Sの進入を止める阻止力が向上し、1枚
目の原稿S1のみを分離,給送する能力が向上する。
S束が2枚以上進入した場合を想定すると、入口側部n
1 では分離圧P1 を低めに設定しているため、2枚目以
降の原稿Sも入口側部n1 に進入し易いが、該入口側部
n1 も原稿給送方向において比較的広域であるため、2
枚目以降の原稿Sの進入を止める阻止力が向上し、1枚
目の原稿S1のみを分離,給送する能力が向上する。
【0052】また、ニップ部nの出口側部n2 が入口側
部n1 の分離圧P1 よりも高い分離圧P2 を有するの
で、摩擦係数μが高く比較的分離の難しい原稿Sがニッ
プ部nの入口側部n1 で分離が不完全であった場合でも
高い分離圧P2 の出口側部n2で確実に分離して重送を
阻止することが出来、これにより分離性能が向上するも
のである。
部n1 の分離圧P1 よりも高い分離圧P2 を有するの
で、摩擦係数μが高く比較的分離の難しい原稿Sがニッ
プ部nの入口側部n1 で分離が不完全であった場合でも
高い分離圧P2 の出口側部n2で確実に分離して重送を
阻止することが出来、これにより分離性能が向上するも
のである。
【0053】本実施形態では、分離パッド41を橋梁構成
にし、且つニップ形成部41nの厚さtを該ニップ形成部
41nの上流側(入口側)の厚さt1 が下流側(出口側)
の厚さt2 よりも小さく(t1 <t2 )なるように構成
したことで、ニップ部nの入口側部n1 の分離圧P
1 と、出口側部n2 の分離圧P2 (分離圧P2 >分離圧
P 1 )と、該分離圧P1 と分離圧P2 との圧力差の三者
が安定する。
にし、且つニップ形成部41nの厚さtを該ニップ形成部
41nの上流側(入口側)の厚さt1 が下流側(出口側)
の厚さt2 よりも小さく(t1 <t2 )なるように構成
したことで、ニップ部nの入口側部n1 の分離圧P
1 と、出口側部n2 の分離圧P2 (分離圧P2 >分離圧
P 1 )と、該分離圧P1 と分離圧P2 との圧力差の三者
が安定する。
【0054】また、入口シート10の給送ローラ2側の端
部とニップ部n入口端との間にプレ分離領域Bを設けた
ことで、分離性能が向上する。
部とニップ部n入口端との間にプレ分離領域Bを設けた
ことで、分離性能が向上する。
【0055】前述の図6に示した従来例ではニップ部n
において、原稿Sの入口側部と出口側部とで圧力差を設
けることが不可能であったため、原稿S束の原稿給送方
向の先端部にバインド用の穴が設けてある等の場合に、
入口側の搬送抵抗が比較的大きいために穴開きにより弱
くなっている原稿Sの先端部がニップ部nに進入し難
く、更には原稿Sの該穴開部が破損する虞があったが、
本実施形態では、広域ニップ部nの入口側部n1 の分離
圧P1 が該ニップ部nの出口側部n2 の分離圧P 2 より
も小さくなるように構成したことで、入口側部n1 の搬
送抵抗が比較的小さくなるため、穴開きにより弱くなっ
ている原稿Sの先端部がニップ部nに進入し易く、原稿
Sの該穴開部が破損することがない。
において、原稿Sの入口側部と出口側部とで圧力差を設
けることが不可能であったため、原稿S束の原稿給送方
向の先端部にバインド用の穴が設けてある等の場合に、
入口側の搬送抵抗が比較的大きいために穴開きにより弱
くなっている原稿Sの先端部がニップ部nに進入し難
く、更には原稿Sの該穴開部が破損する虞があったが、
本実施形態では、広域ニップ部nの入口側部n1 の分離
圧P1 が該ニップ部nの出口側部n2 の分離圧P 2 より
も小さくなるように構成したことで、入口側部n1 の搬
送抵抗が比較的小さくなるため、穴開きにより弱くなっ
ている原稿Sの先端部がニップ部nに進入し易く、原稿
Sの該穴開部が破損することがない。
【0056】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、シート給送手段と分離パッドとの間に広域圧
接部を形成することで、分離性能及び摩耗による耐久性
を向上することが出来る。
するので、シート給送手段と分離パッドとの間に広域圧
接部を形成することで、分離性能及び摩耗による耐久性
を向上することが出来る。
【0057】また、前記圧接部のシート給送方向上流側
が下流側よりも低い圧力となるように構成した場合に
は、分離性能及び摩耗による耐久性を更に向上させると
共に、シート給送方向先端部にバインド用の穴等がある
シートでも良好に分離,給送することが出来、該シート
の破損を防止することが出来る。
が下流側よりも低い圧力となるように構成した場合に
は、分離性能及び摩耗による耐久性を更に向上させると
共に、シート給送方向先端部にバインド用の穴等がある
シートでも良好に分離,給送することが出来、該シート
の破損を防止することが出来る。
【図1】本発明に係るシート給送装置の第1実施形態の
構成を示す断面説明図である。
構成を示す断面説明図である。
【図2】第1実施形態の要部の構成を示す断面説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明に係るシート給送装置を備えた画像読取
装置の構成を示す断面説明図である。
装置の構成を示す断面説明図である。
【図4】本発明に係るシート給送装置の第2実施形態の
要部の構成を示す断面説明図である。
要部の構成を示す断面説明図である。
【図5】従来例を説明する図である。
【図6】他の従来例を説明する図である。
1…載置トレイ、2…給送ローラ、2a…給送面、3…
リフター、3a…回動中心、3b…上昇位置、3c…下
降位置、4…分離パッド、4a,4b…支持部、4n…
ニップ形成部、4n1 …平面状態、4n2 …湾曲状態、5…
パッドマウント、5a…回動中心、5b…窪み部、6…
コイルバネ、7…ピンチローラ、8…搬送ローラ対、9
…装置本体フレーム、10…入口シート、11…側端規制部
材、21…画像形成装置本体、22…自動原稿送り装置、23
…プラテンガラス、24…画像読取部、25…露光部、26…
帯電器、27…現像器、28…転写器、29…感光体ドラム、
30…画像形成部、31…給送搬送装置、32…定着器、33…
搬送ベルト、34…排出トレイ、35…給送装置、41…分離
パッド、41a,41b…支持部、41n…ニップ形成部、41
n1…平面状態、41n2…湾曲状態、A…シート給送装置、
B…プレ分離領域、n…ニップ部、n1 …入口側部、n
2 …出口側部、S,S1,S2…原稿
リフター、3a…回動中心、3b…上昇位置、3c…下
降位置、4…分離パッド、4a,4b…支持部、4n…
ニップ形成部、4n1 …平面状態、4n2 …湾曲状態、5…
パッドマウント、5a…回動中心、5b…窪み部、6…
コイルバネ、7…ピンチローラ、8…搬送ローラ対、9
…装置本体フレーム、10…入口シート、11…側端規制部
材、21…画像形成装置本体、22…自動原稿送り装置、23
…プラテンガラス、24…画像読取部、25…露光部、26…
帯電器、27…現像器、28…転写器、29…感光体ドラム、
30…画像形成部、31…給送搬送装置、32…定着器、33…
搬送ベルト、34…排出トレイ、35…給送装置、41…分離
パッド、41a,41b…支持部、41n…ニップ形成部、41
n1…平面状態、41n2…湾曲状態、A…シート給送装置、
B…プレ分離領域、n…ニップ部、n1 …入口側部、n
2 …出口側部、S,S1,S2…原稿
Claims (4)
- 【請求項1】 シートを載置するシート載置手段と、 前記シート載置手段に載置されたシートを給送するシー
ト給送手段と、 前記シート給送手段に圧接されると共に、該シート給送
手段により繰り出されたシートを1枚ずつに分離する分
離パッドと、 を有するシート給送装置において、 前記分離パッドはシート給送方向上流側と下流側に設け
た支持部により分離パッド支持部材に取り付けて該分離
パッドを前記支持部の間では前記分離パッド支持部材に
接触しないように支持し、該分離パッドは前記シート給
送手段に当接して弾性的に変形して湾曲するように構成
したことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記分離パッドの前記シート給送手段に
対する圧接部のシート給送方向において圧力差を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記分離パッドの前記シート給送手段に
対する圧接部のシート給送方向上流側が下流側よりも低
い圧力となるように構成したことを特徴とする請求項2
に記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシ
ート給送装置を備え、該シート給送装置により給送され
たシート状原稿に記録された画像情報を読み取る画像読
取手段を有することを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129557A JPH10316265A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | シート給送装置及び画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9129557A JPH10316265A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | シート給送装置及び画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10316265A true JPH10316265A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15012451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9129557A Pending JPH10316265A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | シート給送装置及び画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10316265A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002137838A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-05-14 | Brother Ind Ltd | 給紙装置 |
| US7384032B2 (en) | 2005-02-03 | 2008-06-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus |
| JP2011068482A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Canon Electronics Inc | 分離パッド及びシート給送装置並びに画像読取装置 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9129557A patent/JPH10316265A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002137838A (ja) * | 2000-08-22 | 2002-05-14 | Brother Ind Ltd | 給紙装置 |
| US7384032B2 (en) | 2005-02-03 | 2008-06-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet feeding apparatus, image reading apparatus, and image forming apparatus |
| JP2011068482A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Canon Electronics Inc | 分離パッド及びシート給送装置並びに画像読取装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040713 |