JPH10316582A - 血管細胞調節剤 - Google Patents

血管細胞調節剤

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JPH10316582A
JPH10316582A JP9124062A JP12406297A JPH10316582A JP H10316582 A JPH10316582 A JP H10316582A JP 9124062 A JP9124062 A JP 9124062A JP 12406297 A JP12406297 A JP 12406297A JP H10316582 A JPH10316582 A JP H10316582A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血管細胞に作用する分子を提供し、血管細胞
の異常などによって引き起こされる各種疾患の治療硬化
を有する薬剤を得るものである。 【解決手段】 少なくとも配列表の配列番号2に記載の
アミノ酸配列を含有するポリペプチドを有してなる血管
細胞調節剤である。 【効果】 ヒトノッチリガンド分子部分アミノ酸配列か
ら構成されるポリペプチドを含有する薬剤が血管細胞の
増殖調節作用を有することから医薬品として利用でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血管細胞の増殖を
調節するための薬剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生物個体が成長し生きて行くためのには
それぞれの臓器や組織に酸素や栄養を供給することが必
要不可欠である。酸素や栄養分の運搬は血球成分と血漿
からなる血液によって行われ、この血液の流れる道が血
管である。血管は血管内皮細胞、平滑筋細胞、ペリサイ
ト、線維芽細胞などから構成される。血管新生とは既存
の血管から新しい血管ネットワークが形成される現象の
ことである。林と井藤の総説(「血管研究の最前線」実
験医学増刊、21−24、1995、羊土社)によると
血管新生の過程は次のような段階を経て行われると考え
られる。
【0003】1.何らかの血管新生刺激により血管新生
因子が放出される。 2.血管新生因子は近傍の血管内皮細胞からプラスミノ
ーゲンアクチベーター、コラゲナーゼなどの蛋白分解酵
素の分泌を刺激し、内皮細胞外の基底膜が分解される。 3.破壊された基底膜より内皮細胞は血管新生刺激の存
在する場所に向かって遊走し、さらに増殖をする。 4.遊走、増殖した内皮細胞は分化して管腔を形成し、
さらに基底膜構成物質を分泌し管腔外側に基底膜を形成
する。 5.基底膜にそって周細胞が遊走し、3層の血管壁構造
が完成する。 6.最終的には近隣の新生血管の吻合が生じ、新たな血
管網が形成される。
【0004】1971年に、Folkman(N.En
gl.J.Med.285,1182−1186)が固
形腫瘍の発育が腫瘍血管新生に依存しているという仮説
を提唱し、血管新生が様々な病態と密接に関連している
ことが認識されたことから、血管新生を抑制すること
で、FolkmanとKlagsbrun(Scien
ce 235,442−447、1987)により示さ
れた下記表1に示した種々の病態に対する新しい治療法
が考えられる。
【0005】
【表1】
【0006】この他に、外科的な手術や外傷後の創傷治
癒過程、あるいは心筋梗塞、脳梗塞などで血管が閉塞
し、その後、側副血行路が作られる場合には、血管新生
はダメージを受けた組織の治癒を促進するため、血管新
生を促すことがそれらの治療につながると考えられる。
【0007】現在までに、血管新生を制御する分子とし
て、EGF(epidermalgrowth fac
tor)、FGFs(fibroblast grow
th factors)、TGF−α(transfo
rming growthfactor−α)、TGF
−β、VEGF(vascular endothel
ial growth factor)、PIGF(p
lacentagrowth factor)、VEG
F−C、PDGFs(platelet−derive
d growth factors)、また炎症性のサ
イトカインとして知られているTNF−α(Tumor
necrosis factor−α)、IL−8
(interleukin)などが誘導因子として知ら
れ、IFN(interferon)−α、とIFN−
β、PF−4(platelet factor−4)
などが抑制因子として知られている。これらは佐藤靖史
著「血管新生学」(メディカルレビュー社)に詳細に記
載されている。さらに、血管新生を抑制する活性を有す
る体内の腫瘍由来分子としてはAngiostatin
(O’Reilly et al.,Cell 79,
315−329,1994)が同定されている。
【0008】また、同様に及川の総説(血管と内皮、
2、470−478、1992)によると、血管新生抑
制作用を有する低分子の薬剤としてコルチゾン、MPA
(medroxyprogesterone acet
ate)、ハービマイシンA、15−デオキシスパガリ
ン、エポネマイシン、スタウロスポリン、レチノイン酸
などが一般の細胞増殖抑制活性を主な薬効として血管内
皮細胞の増殖抑制作用を基とした血管新生抑制作用物質
として挙げられている。
【0009】ノッチ(Notch)とはショウジョウバ
エで発見された神経細胞の分化制御に関わるリセプター
型膜蛋白質であり、ノッチのホモログは線虫(Lin−
12)、アフリカツメガエル(Xotch)、マウス
(Motch)、ヒト(TAN−1)などの無脊椎動
物、脊椎動物の分類を越えた広い動物種から見いだされ
ている。一方、ショウジョウバエノッチのリガンドとし
てショウジョウバエデルタ(Delta)およびショウ
ジョウバエセレイト(Serrate)の2つが見いだ
されており、リセプターのノッチと同様に広い動物種か
らノッチリガンドホモログが見いだされている(Art
avanis−Tsakonas et al.,Sc
ience 268,225−232,1995)。
【0010】特にヒトに関して、ヒトノッチホモログで
あるTAN−1は、幅広く体中の組織に発現されており
(Ellisen et al.,Cell 66,6
49−661,1991)、またTAN−1以外に3つ
のノッチ類縁分子が存在することが報告されている(A
rtavanis−Tsakonas et al.,
Science 268,225−232,199
5)。血液細胞においては、PCR(Polymera
se Chain Reaction)法にてCD34
陽性細胞にTAN−1の発現が認められている(Mil
ner et al.,Blood 83,2057−
2062,1994)。また、マウスの乳ガンを引き起
こすウイルスがコードしていた遺伝子から見いだされた
マウスノッチホモログであるNotch−4/int−
3は、血管内皮細胞に特異的に発現が認められている
(Hendrik et al.,Developme
nt 122,2251−2259,1996)。
【0011】近年クローニングされたショウジョウバエ
デルタの脊椎動物のホモログはニワトリ(C−デルタ−
1)とアフリカツメガエル(X−デルタ−1)が見いだ
されており、X−デルタ−1は原始ニューロンの発生に
Xotchを介して作用することが報告されている(H
enrique et al.,Nature 37
5,787−790,1995およびChitnis
et al.,Nature 375,761−76
6,1995)。一方、ショウジョウバエセレイトの脊
椎動物のホモログはラットジャグド(Jagged)が
見いだされている(Claire et al.,Ce
ll 80,909−917,1995)。
【0012】この報告によれば、ラットジャグドのmR
NAは胎仔ラットの脊髄に検出される。また、ラットノ
ッチを強制的に過剰発現させた筋芽細胞株とラットジャ
グド発現細胞株の共培養により、この筋芽細胞株の分化
が抑制されることが見いだされているが、ラットノッチ
を強制発現させていない筋芽細胞株に対してはラットジ
ャグドが作用しないことが見いだされている。しかしな
がら、これらいずれの実験結果も本願で使用したリガン
ドタンパク質を用いた実験では行われてはいない。ま
た、下記に示した本発明者らによりリガンド血液細胞に
おける作用も示されているが、神経細胞、筋肉系細胞、
血液細胞以外に対するノッチリガンドタンパクの作用は
不明であった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】いままで知られていな
かった血管細胞に作用する分子を提供し、血管細胞の異
常などによって引き起こされる各種疾患の治療効果を有
する薬剤を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らはノッチリガ
ンドをヒトに臨床応用する際、既知のニワトリ型,アフ
リカツメガエル型などの異種の動物種のものでは、種特
異性や抗原性の問題が生じるため、未だ報告のないヒト
型のノッチリガンドを取得することは不可欠であると考
え、ヒトデルタ−1の分子の遺伝子クローニング、リコ
ンビナントタンパク質製造方法並びに精製方法を確立
し、ついで血液未分化細胞に対する作用を解明し既に国
際特許出願を行った。(PCT/JP96/0335
6)これらの分子の遺伝子取得並びにリコンビナントタ
ンパクの作製は上記の出願及び参考例に従って得ること
ができる。
【0015】さらに本発明者らは、ノッチリガンドが神
経芽細胞、筋芽細胞、血液細胞の分化制御のみならず他
の細胞の増殖・分化を制御するとの仮説を立て、数多く
の細胞に対するノッチリガンドポリペプチドの作用を細
胞の増殖並びに分化に対する作用を解析した。その結
果、血管細胞の増殖に対して抑制的な作用を有すること
を発見し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は
少なくとも配列表の配列番号1、2、および3からなる
群より選ばれるアミノ酸配列を含有するポリペプチドを
有してなる血管細胞調節剤に関し、さらに血管細胞が血
管内皮細胞であるこれら血管細胞調節剤に関するもので
あり、また前述の血管新生に関係した各種疾患に治療効
果を有した薬剤に関するものである。
【0016】以下に、本発明を詳細に説明する。本発明
において血管細胞とは血管を構成する細胞である血管内
皮細胞、血管平滑筋細胞を意味する。また、血管細胞調
節剤とは血管細胞の増殖並びに分化を抑制もしくは促進
する作用を有する薬剤を意味する。この中には血管細胞
増殖抑制剤、分化抑制剤、増殖促進剤、分化促進剤など
が含まれる。
【0017】遺伝子操作に必要なcDNAの作製、ノー
ザンブロットによる発現の検討、ハイブリダイゼーショ
ンによるスクリーニング、組換えDNAの作製、DNA
の塩基配列の決定、cDNAライブラリーの作製等の一
連の分子生物学的な実験は通常の実験書に記載の方法に
よって行うことができる。前記の通常の実験書として
は、たとえば、Maniatisらの編集した Mol
ecular Cloning,A laborart
ory manual,1989,Eds.,Samb
rook,J.,Fritsch,E.F.,and
Maniatis,T.,Cold Spring H
arbor Loboratory Pressを挙げ
ることができる。
【0018】本発明のポリペプチドは少なくとも配列表
の配列番号1、2、および3からのアミノ酸配列からな
るポリペプチドを有するが、自然界で生じることが知ら
れている生物種内変異、アレル変異等の突然変異及び人
為的に作製可能な点変異による変異によって生じる改変
体も、配列表の配列番号1、2、および3からのポリペ
プチドがそれらの性質を失わない限り本発明の新規化合
物に含まれる。そのアミノ酸の改変、置換に関しては例
えばBennettらの出願(国際公開番号WO96/
2645)などに詳しく記載されており、これらを参考
にして作製することができる。
【0019】配列表の配列番号1のアミノ酸配列は本発
明のヒトデルター1のシグナルペプチドを除いた活性中
心の配列、すなわちアミノ末端からDSLドメインまで
のアミノ酸配列であり、配列番号3に示した本発明のヒ
トデルター1の成熟型全長アミノ酸配列のアミノ酸番号
1番から200番に相当している。配列番号2のアミノ
酸配列は、本発明のヒトデルター1のシグナルペプチド
を除いた細胞外ドメインの配列であり、配列番号3に示
した本発明のヒトデルター1成熟型全長アミノ酸配列の
アミノ酸番号1番から520番に相当している。配列番
号3のアミノ酸配列は、本発明のヒトデルター1の成熟
型全長アミノ酸配列である。
【0020】また、配列番号4の配列は本発明のヒトデ
ルター1の全アミノ酸配列及びそれをコードしているc
DNA配列である。なお、配列表に記載されたアミノ酸
配列の左端及び右端はそれぞれアミノ基末端(以下N末
と呼称する)及びカルボキシル基末端(以下C末と呼称
する)であり、また塩基配列の左端及び右端はそれぞれ
5’末端及び3’末端である。ヒトデルター1のアミノ
酸配列の解析によれば、ヒトデルター1の前駆体のアミ
ノ酸配列は配列表の配列番号4のアミノ酸配列に示す7
23アミノ酸残基からなり、シグナルペプチド領域は同
配列表のアミノ酸配列の−21番のメチオニンから−1
番のセリンにあたる21アミノ酸残基、細胞外領域は同
配列表の1番のセリンから520番グリシンにあたる5
20アミノ酸残基、細胞膜通過領域は同配列表のアミノ
酸配列の521番のプロリンから552番のロイシンに
あたる32アミノ酸残基、細胞内領域は同配列表の55
3番のグルタミンから702番のバリンにあたる150
アミノ酸残基が該当することが推定された。ただし、こ
れらの各部分は、あくまでもアミノ酸配列から予測され
たドメイン構成であり、実際に細胞上および溶液中での
存在形態は、上記の構成と若干異なることも十分考えら
れ、上記に一応規定された各ドメインの構成アミノ酸
が、5から10アミノ酸配列前後することも考えられ
る。
【0021】ノッチのリガンドホモログは進化論的に保
存された共通の配列を有している。すなわちDSL配列
と繰り返して存在するEGF様配列である。ヒトデルタ
ー1とヒト以外の種のデルタホモログとの比較により、
ヒトデルター1のアミノ酸配列からこれらの保存された
配列を推定した。すなわち、DSL配列は配列表の配列
番号4のアミノ酸配列の158番のシステインから20
0番のシステインにあたる43アミノ酸残基に相当し
た。EGF様配列は8回繰り返して存在し、配列表の配
列番号4のアミノ酸配列のうち、第1EGF様配列は2
05番システインから233番システインまで、第2E
GF様配列は236番システインから264番システイ
ンまで、第3EGF様配列は271番システインから3
04番システインまで、第4EGF様配列は311番シ
ステインから342番システインまで、第5EGF様配
列は349番システインから381番システインまで、
第6EGF様配列は388番システインから419番シ
ステインまで、第7EGF様配列は426番システイン
から457番システインまで、第8EGF様配列は46
4番システインから495番システインに該当した。
【0022】ヒトデルター1のアミノ酸配列から予想さ
れることとして、糖鎖が付加される部分はN−アセチル
−D−グルコサミンがN−グルコシド結合可能な部分と
して、配列表の配列番号3のアミノ酸配列の456番の
アスパラギン残基が挙がられる。また、N−アセチル−
D−ガラクトサミンのO−グリコシド結合を推定する部
分として、セリンまたはスレオニン残基が頻出する部分
が考えられる。これらの糖鎖が付加されたタンパクの方
がポリペプチドそのものよりも一般に生体内での分解に
対して安定であり、また強い生理活性を有していると考
えられる。したがって、配列表の配列番号1、2または
3の配列を含有するポリペプチドのアミノ酸配列の中に
N−アセチル−D−グルコサミンがN−グルコシドやN
−アセチル−D−ガラクトサミンなどの糖鎖がN−グル
コシドあるいはO−グルコシド結合してなるポリペプチ
ドも本発明に含まれる。
【0023】ショウジョウバエノッチおよびそのリガン
ドの結合に関する研究により、ショウジョウバエノッチ
のリガンドがノッチに結合するために必要なアミノ酸領
域は、シグナルペプチドが切断された成熟体蛋白質のN
末からDSL配列までであることが明らかにされている
(特表平7−503121号公報)。このことから、少
なくともヒトデルター1のリガンド作用の発現に必要な
領域は配列表の配列番号1に示した新規アミノ酸配列で
あることがわかる。
【0024】尚、本発明のヒトデルター1の全アミノ酸
配列をコードするcDNAを含むベクターpUCDL−
1Fを大腸菌JM109に遺伝子導入した形質転換細胞
は、E.coli:JM109−pUCDL−1Fとし
て日本国茨城県つくば市東1丁目1番3号に所在の通商
産業省工業技術院生命工学工業技術研究所に寄託されて
いる。寄託日は平成8年10月28日であり、寄託番号
はFERM BP−5728。
【0025】上記のヒトデルター1のアミノ酸配列をコ
ードするcDNAを用いた色々な形態を有したヒトデル
ター1の発現、精製には多数の方法が成書によって知ら
れている(Kriegler, Gene Trans
fer and Expression−A Labo
ratory Manual Stockton Pr
es,1990.および横田ら、バイオマニュアルシリ
ーズ4, 遺伝子導入と発現・解析法, 羊土社、199
4)。すなわち、分離した該ヒトデルター1のアミノ酸
配列をコードするcDNAを適当な発現ベクターにつな
ぎ、動物細胞、昆虫細胞などの真核細胞、バクテリアな
どの原核細胞を宿主として生産させることができる。
【0026】本発明のヒトデルター1を発現させる際
に、本発明のポリペプチドをコードするDNAはその
5’末端に翻訳開始コドンを有し、また、3’末端には
翻訳終止コドンを有してもよい。これらの翻訳開始コド
ンや翻訳終止コドンは適当な合成DNAアダプターを用
いて付加することもできる。更に該DNAを発現させる
には上流にプロモーターを接続する。ベクターとしては
上記の大腸菌由来プラスミド、枯草菌由来プラスミド、
酵母由来プラスミド、あるいはλファージなどのバクテ
リオファージおよびレトロウィルス、ワクシニアウィル
スなどの動物ウィルスなどが挙げられる。
【0027】本発明に用いられるプロモーターとして
は、遺伝子発現に用いる宿主に対応して適切なプロモー
ターであればいかなるものでもよい。形質転換する際の
宿主がエシェリヒア属菌である場合はtacプロモータ
ー、trpプロモーター、lacプロモーターなどが好
ましく、宿主がバチルス属菌である場合にはSPO1プ
ロモーター、SPO2プロモーターなどが好ましく、宿
主が酵母である場合にはPGKプロモーター、GAPプ
ロモーター、ADHプロモーターなどが好ましい。宿主
が動物細胞である場合には、SV40由来のプロモータ
ー、レトロウィルスのプロモーター、メタルチオネイン
プロモーター、ヒートショックプロモーターなどが利用
できる。
【0028】本発明のポリペプチドを発現させるとき、
配列表の配列番号1、2、もしくは3のアミノ酸配列を
コードするDNAのみでもかまわないが、産生されたポ
リペプチドの検出を容易にするための既知抗原エピトー
プをコードするcDNAを付加したり、多量体構造を形
成させるためにイムノグロブリンFcをコードするcD
NAを付加することで、特別の機能を付加した蛋白質を
生産させることもできる。
【0029】ヒトデルター1に関して本発明者らは参考
例3に示したごとく、細胞外タンパク質を発現する発現
ベクターとして、1)配列表の配列番号2に記載のアミ
ノ酸配列の1番から520番のアミノ酸をコードするD
NA、2)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列の
1番から520番のアミノ酸のC末側に8アミノ酸、す
なわち Asp Tyr Lys Asp Asp Asp Asp Lysのアミノ酸配
列(以下FLAG配列、配列表の配列番号5)を持つポ
リペプチドを付加したキメラタンパク質をコードするD
NA、および3)配列表の配列番号2に記載のアミノ酸
配列の1番から520番のアミノ酸のC末側にヒトIg
G1のヒンジ部分以下のFc配列(国際公開番号WO9
4/02035に記載されている)を付加し、ヒンジ部
分のジスルフィド結合により2量体構造を有するキメラ
タンパク質をコードするDNAを発現ベクターpMKI
TNeo(丸山ら、91年度日本分子生物学会予稿集、
日本国東京医科歯科大学丸山より入手可能)に各々別々
につなぎ、ヒトデルター1の細胞外部分発現ベクターを
作製した。
【0030】また、ヒトデルター1の全長タンパク質を
発現する発現ベクターとして、4)配列表の配列番号3
の1番から702番のアミノ酸をコードするDNA、お
よび5)配列表の配列番号3の1番から702番のアミ
ノ酸のC末端側にFLAG配列を持つポリペプチドを付
加したキメラタンパク質コードするDNAを発現ベクタ
ーpMKITNeoに各々別々につなぎ、ヒトデルター
1の全長発現ベクターを作製した。このようにして構築
された該ヒトデルター1をコードするDNAを含有する
発現プラスミドを用いて、形質転換体を製造する。
【0031】宿主としては例えばエシェリヒア属菌、バ
チルス属菌、酵母、動物細胞などが挙げられる。動物細
胞としては、例えばサル細胞であるCOS−7、Ver
o、チャイニーズハムスター細胞CHO、カイコ細胞S
F9などが挙げられる。参考例4に示したごとく、上記
の1)〜5)の発現ベクターをそれぞれ別々に遺伝子導
入し、ヒトデルター1をCOS−7細胞(理化学研究
所、細胞開発銀行から入手可能、RCB0539)で発
現させ、これら発現プラスミドで形質転換された形質転
換体が得られる。さらに、各形質転換体をそれぞれ公知
の方法により、適当な培地中で適当な培養条件により培
養することによって各種ヒトデルター1ポリペプチドを
製造することができる。
【0032】参考例5に示したごとく、上記の様な培養
物からヒトデルター1ポリペプチドを分離精製すること
ができる。また、一般的には下記の方法により行うこと
ができる。すなわち、培養菌体あるいは細胞から抽出す
るに際しては、培養後、公知の方法、たとえば遠心分離
法などで菌体あるいは細胞を集め、これを適当な緩衝液
に懸濁し、超音波、リゾチーム及び/または凍結融解な
どによって菌体あるいは細胞を破砕した後、遠心分離や
濾過により粗抽出液を得る方法などを適宜用いることが
できる。緩衝液の中に尿素、塩酸グアニジンなどのタン
パク変性剤や、トリトンX−100などの界面活性剤が
含まれていてもよい。培養溶液中に分泌される場合に
は、培養液を公知の方法、たとえば遠心分離法などで菌
体あるいは細胞と分離し、上清を集める。
【0033】このようにして得られた細胞抽出液あるい
は細胞上清に含まれるヒトデルター1は公知のタンパク
質精製法を用いることで、精製できる。その精製の過程
でタンパク質の存在を確認するために、上記に示したF
LAG、ヒトIgGFcなどの融合タンパクの場合に
は、それら機知抗原エピトープに対する抗体を用いたイ
ムノアッセイで検出して精製を進めることができる。ま
た、このような融合タンパク質として発現させない場合
には、参考例6に記載した抗体を用いて検出することが
できる。ヒトデルター1を特異的に認識する抗体は参考
例6に示したように作製することができる。また成書
(Antibodies a laboratory
manual,E.Harlow et al.,Co
ld Spring Harbor Laborato
ry)に示された各種の方法ならびに遺伝子クローニン
グ法などにより分離されたイムノグロブリン遺伝子を用
いて、細胞に発現させた遺伝子組換え体抗体によっても
作製することができる。このように作製された抗体はヒ
トデルター1の精製に利用できる。
【0034】精製方法としてより有効な方法としては抗
体を用いたアフィニティークロマトグラフィーが挙げら
れる。この際に用いる抗体としては参考例6に記載した
抗体を用いることができる。また、融合タンパクの場合
には、参考例5に示したように、FLAGであればFL
AGに対する抗体、ヒトIgGFcであればProte
in G、Protein Aを用いることができる。
このようにして作製されたヒト型ノッチリガンド蛋白質
の生理作用について、増殖・分化に関わる細胞、すなわ
ち神経未分化細胞、前脂肪細胞、肝細胞、筋芽細胞、皮
膚未分化細胞、血管細胞、血液未分化細胞、免疫未分化
細胞など、多数の細胞を用いて探索した結果、実施例1
に示したように、増殖因子存在下での培養へのヒトデル
ター1のIgGキメラ蛋白質の添加により、ヒト血管内
皮細胞の増殖を有意に抑制する活性を有していることを
見いだし、本発明に到達した。
【0035】またさらに、ヒトデルター1に関しては血
管内皮細胞に対する作用は全く知られておらず、本発明
者らによって初めて明らかにされた知見である。さらに
本発明のポリペプチドの毒性については、いずれも10
mg/Kgをマウスに腹腔内投与したが、マウスの死亡
例は確認されず、本発明が有効な医薬品となることを明
らかにし、実施例2において薬剤の具体的な作製を行っ
た。したがって本発明分子を含む薬剤は、血管新生に関
係した病態の治療および予防剤として、そのままもしく
は自体公知の薬学的に許容される担体、賦形剤などと混
合した医薬組成物〔例えば、錠剤、カプセル剤(ソフト
カプセル,マイクロカプセルを含む)、液剤、注射剤、
坐剤〕として経口的もしくは非経口的に投与することが
できる。投与量は投与対象、投与ルート、症状などによ
っても異なるが、たとえば、成人には、1日あたり通常
0.01mg/kg〜40mg/kg体重程度、好まし
くは0.1mg/kg〜20mg/kg体重程度であ
る。
【0036】以上の結果から本発明の血管細胞調節剤は
表1に示した各種疾患にとって有効な薬剤と成る。した
がって、本発明には表1に示した各種疾患を対象とした
配列表の配列番号1に示したアミノ酸配列を有するポリ
ペプチド、更に配列番号2、3に示したアミノ酸配列を
有するポリペプチドを含有して成る血管細胞調節剤も含
まれる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明をより詳細に記述するため
に、参考例並びに実施例により説明するが、本発明の範
囲はこれらの例のみに限定されるものではない。 参考例1 ヒトデルター1プライマーによるPCR産物のクローニ
ングおよび塩基配列の決定 C−デルター1およびX−デルター1に保存されたアミ
ノ酸配列に対応した混合プライマー、すなわちセンスプ
ライマーDLTS1(配列表の配列番号6に記載)及び
アンチセンスプライマーDLTA2(配列表の配列番号
7に記載)を用いた。合成オリゴヌクレオチドは固相法
を原理とする全自動DNA合成機を使用して作成した。
全自動DNA合成機としては米国アプライドバイオシス
テム社391PCR−MATEを使用した。ヌクレオチ
ド、3'-ヌクレオチドを固定した担体、溶液、および試
薬は同社の指示に従って使用した。所定のカップリング
反応を終了し、トリクロロ酢酸で5’末端の保護基を除
去したオリゴヌクレオチド担体を濃アンモニア中にて室
温で1時間放置することにより担体からオリゴヌクレオ
チドを遊離させた。
【0038】次に、核酸及びりん酸の保護基を遊離させ
るために、核酸を含む反応液を、封をしたバイアル内に
おいて濃アンモニア溶液中で55℃にて14時間以上放
置した。担体及び保護基を遊離した各々のオリゴヌクレ
オチドの精製をアプライドバイオシステム社のOPCカ
ートリッジを使用して行い、2%トリフルオロ酢酸で脱
トリチル化した。精製後のプライマーは最終濃度が10
0pmol/μlとなるように脱イオン水に溶解してP
CRに使用した。
【0039】これらプライマーを用いたPCRによる増
幅は以下のように行った。ヒト胎児脳由来cDNA混合
溶液(QUICK−Clone cDNA、米国CLO
NTECH社)1μlを使用し、10×緩衝液(500
mM KCl、100mMTris−HCl(pH8.
3)、15mM MgCl2、0.01%ゼラチン)5
μl、dNTP Mixture(日本国宝酒造社製)
4μl、前述の脊椎動物デルタホモログに特異的なセン
スプライマーDLTS1(100pmol/μl)5μ
lおよびアンチセンスプライマーDLTA2(100p
mol/μl)5μl、及びTaqDNAポリメラーゼ
(AmpliTaq:日本国宝酒造社製、5U/μl)
0.2μlを加え、最後に脱イオン水を加えて全量を5
0μlとして、95℃で45秒間、42℃で45秒間、
72℃を2分間からなる行程を1サイクルとして、この
行程を5サイクル行い、さらに95℃で45秒間、50
℃で45秒間、72℃を2分間からなる行程を1サイク
ルとして、この行程を35サイクル行い最後に72℃に
て7分間放置してPCRを行った。このPCR産物の一
部を2%アガロースゲル電気泳動を行い、エチジウムブ
ロマイド(日本国日本ジーン社製)にて染色後、紫外線
下で観察し、約400bpのcDNAが増幅されている
ことを確認した。
【0040】PCR産物の全量を低融点アガロース(米
国GIBCO BRL社製)にて作成した2%アガロー
スゲルにて電気泳動し、エチジウムブロマイドにて染色
後、紫外線照射下にてデルタプライマーによるPCR産
物の約400bpのバンドを切り出し、ゲルと同体積の
蒸留水を加え、65℃にて10分間加熱し、ゲルを完全
に溶かしたのち、等量のTE飽和フェノール(日本国日
本ジーン社製)を加えて、15000rpm5分間遠心
分離後上清を分離し、さらに同様な分離作業をTE飽和
フェノール:クロロフォルム(1:1)溶液、さらにク
ロロフォルムにて行った。最終的に得られた溶液からD
NAをエタノール沈澱して回収した。
【0041】ベクターとしてpCRII Vector
(米国Invitorogen社製、以下pCRIIと
示す)を用い、ベクターと先のDNAのモル比が1:3
となるように混ぜ合わせて、T4 DNAリガーゼ(米
国Invitorogen社製)にてベクターにDNA
を組み込んだ。DNAが組み込まれたpCRIIを大腸
菌One Shot Competent Cells
(米国Invitrogen社)に遺伝子導入し、アン
ピシリン(米国Sigma社製)を50μg/ml含む
L−Broth(日本国宝酒造社製)半固型培地のプレ
ートに蒔き、12時間程度37℃に放置し、現れてきた
コロニーを無作為選択し、同濃度のアンピシリンを含む
L−Broth液体培地2mlに植え付け、18時間程
度37℃で振盪培養し、菌体を回収し、ウィザードミニ
プレップ(米国Promega社製)を用いて添付の説
明書に従ってプラスミドを分離し、このプラスミドを制
限酵素EcoRIにて消化して、約400bpのDNA
が切れ出されてくることで該PCR産物が組み込まれて
いることを確認し、確認されたクローンについて、組み
込まれているDNAの塩基配列を米国アプライドバイオ
システム社の螢光DNAシークエンサー(モデル373
S)にて決定した。
【0042】参考例2 新規ヒトデルター1遺伝子の全長クローニングおよびそ
の解析 ヒト胎盤由来のcDNAライブラリー(λgt−11に
cDNAが挿入されたもの、米国CLONTECH社
製)からプラークハイブリダイゼ−ションにて全長cD
NAを持ったクローンの検索を1×106 相当のプラー
クから行った。出現したプラークをナイロンフィルター
(Hybond N+ :米国Amersham社製)に
転写し、転写したナイロンフィルターをアルカリ処理
(1.5MNaCl、0.5M NaOHを染み込ませ
たろ紙上に7分間放置)し、次いで中和処理(1.5M
NaCl、0.5M Tris−HCl(pH7.
2)、1mM EDTAを染み込ませたろ紙上に3分間
放置)を2回行い、次にSSPE溶液(0.36M N
aCl、0.02M りん酸ナトリウム(pH7.
7)、2mM EDTA)の2倍溶液中で5分間振とう
後洗浄し、風乾した。その後、0.4M NaOHを染
み込ませたろ紙上に20分間放置し、5倍濃度のSSP
E溶液で5分間振とう後洗浄し、再度風乾した。このフ
ィルターを用いて放射性同位元素32Pにて標識されたヒ
トデルター1プローブにてスクリーニングを行った。
【0043】放射性同位元素32Pにて標識された参考例
1で作製されたDNAプローブは以下のように作成し
た。すなわち、遺伝子配列が決定されたヒトデルター1
プライマーによる精製PCR産物(約400bp)が組
み込まれたpCRIIより、EcoRIにてベクターよ
り切り出し、低融点アガロースゲルからDNA断片を精
製回収した。得られたDNA断片をDNAラベリングキ
ット(Megaprime DNA labeling
system:米国Amersham社製)を用いて
標識した。すなわち、DNA25ngにプライマー液5
μl及び脱イオン水を加えて全量を33μlとして沸騰
水浴を5分間行い、その後、dNTPを含む反応緩衝液
10μl、α−32P−dCTP5μl、及びT4DN
Aポリヌクレオチドキナーゼ溶液2μlを加えて、37
℃で10分間水浴し、更にその後、セファデックスカラ
ム(Quick Spin Column Sepha
dex G−50:独逸国ベーリンガーマンハイム社
製)で精製し、5分間沸騰水浴をしたのち、2分間氷冷
後使用した。
【0044】前述の方法にて作成したフィルターを、各
々の成分の最終濃度が5倍濃度のSSPE溶液、5倍濃
度のデンハルト液(日本国和光純薬社製)、0.5%S
DS(ドデシル硫酸ナトリウム、日本国和光純薬社
製)、及び10μg/mlの沸騰水浴により変性したサ
ケ精子DNA(米国Sigma社製)であるプレハイブ
リダイゼーション液中に浸し、65℃にて2時間振とう
した後、前述の方法で32P標識されたプローブを含むプ
レハイブリダイゼーション液と同一組成のハイブリダイ
ゼーション液に浸し、55℃にて16時間振盪し、ハイ
ブリダイゼーションを行った。
【0045】次に、フィルターを0.1%SDSを含む
SSPE溶液に浸し、55℃にて振盪し2回洗浄後、さ
らに0.1%SDSを含む10倍希釈したSSPE溶液
に浸し、55℃にて4回洗浄した。洗浄を終了したフィ
ルターを増感スクリーンを使用して、オートラジオグラ
フィーを行った。その結果、強く露光された部分のクロ
ーンを拾い、再度プラークを蒔き直し前述の方法にてス
クリーニングを行い、完全に単独のクローンを分離し
た。
【0046】単離されたファージクローンは7クローン
であった。成書の方法に従い、これらのすべてのクロー
ンのファージを約1×109 pfu調製し、ファージD
NAを精製し、制限酵素EcoRIにて消化し、同様に
EcoRIで消化したpBluescript(米国S
tratagene社製)に組み込んだ。これらのクロ
ーンの両端のDNA配列をDNAシークエンサーにより
解析したところ、D5、D6、D7の3クローンは共に
配列表の配列番号4のDNA配列の1番から2244番
の配列を含むクローンであり、D4のクローンは配列表
の配列番号4のDNA配列の999番から2663番を
含むクローンであった。D5とD4の2クローンはキロ
シークエンス用デリションキット(日本国宝酒造社製)
を用いて添付の説明書に従ってデリションミュータント
を作製し、該DNAシークエンサーを用いて5’方向、
3’方向の両方向から、本発明の全長のcDNA塩基配
列を決定した。さらに配列表の配列番号4のDNA配列
の1214番にあるXhoIサイトを利用し、D4とD
5を制限酵素XhoIによって消化して、配列表の配列
番号4のDNA配列全長を含むプラスミドpBSDel
−1を作製した。
【0047】参考例3 ヒトデルター1発現ベクターの作製 配列表の配列番号4に記載のDNA配列からなる遺伝子
を用いて、次の1)から5)に挙げるヒトデルター1蛋
白質の発現ベクターを作製した。制限酵素サイトの付
加、短い遺伝子配列の挿入は全て米国Stratage
ne社製ExSite PCR−Based Site
−Directed Mutagenesis Kit
を用い、添付の取扱い説明書に従って行った。 1)分泌型ヒトデルター1蛋白質(HDEX)発現ベク
ター 配列表の配列番号2のアミノ酸配列の1番から520番
のポリペプチドをコードするcDNAを、SRαのプロ
モーターとネオマイシン耐性遺伝子を含む発現ベクター
pMKITNeoにつなぎ、発現ベクターを作製した。
【0048】ヒトデルター1の発現ベクターを作製する
にあたって、遺伝子産物のより安定的に発現させるため
に、開始コドン(配列表の配列番号4の遺伝子配列の1
79番)の5’方向に20bp上流の部分にEcoRI
サイトを付加した。すなわち、上記のMutagene
sis Kitを用い、配列表の配列番号4に記載のD
NA配列、ヒトデルター1の全長のcDNAを含むプラ
スミドpBSDelー1をテンプレートとし、配列表の
配列番号8及び配列番号9の遺伝子配列を有するをオリ
ゴヌクレオチドをプライマーとして、5’方向に20b
p上流の部分にEcoRIサイトを付加したDNAを作
成した。以下このプラスミドをpBS/Eco−Del
taと示す。
【0049】次に、このpBS/Eco−Deltaを
テンプレートとして、カルボキシル末端部分に終止コド
ン、更に制限酵素MluIサイトを付加するため、同様
にMutagenesis Kitを用い、配列表の配
列番号10及び配列番号11の遺伝子配列を有するをオ
リゴヌクレオチドをプライマーとして、終止コドン、さ
らにMluIサイトの付加を行った。次に、このベクタ
ーをEcoRIおよびMluIにて消化し、切り出され
てくる約1600bpの遺伝子断片を同様な制限酵素処
理したpMKITNeoにつないで発現ベクターを構築
した。このベクターをpHDEXと命名した。
【0050】2)分泌型ヒトデルター1のFLAGキメ
ラ蛋白質(HDEXFLAG)発現ベクター 配列表の配列番号2のアミノ酸配列の1番から520番
のポリペプチドのC末端にFLAG配列をコードするc
DNAを付加したキメラ蛋白質をコードするcDNA
を、SRαのプロモーターとネオマイシン耐性遺伝子を
含む発現ベクターpMKITNeoにつなぎ、発現ベク
ターを作製した。
【0051】pBS/Eco−Deltaをテンプレー
トとして用い、細胞外部分のカルボキシル末端部分、す
なわち配列表の配列番号2の520番目のGlyの後に
FLAG配列を付加し、ついで終止コドン、更に制限酵
素MluIサイトを付加するため同様にMutagen
esis Kitを用い、配列表の配列番号12及び配
列番号11の遺伝子配列を有するをオリゴヌクレオチド
をプライマーとして、C末端にFLAG配列をコードす
る遺伝子並びに終止コドン、さらにMluIサイトの付
加を行った。次に、このベクターをEcoRIおよびM
luIにて消化し、切り出されてくる約1700bpの
遺伝子断片を同様な制限酵素処理したpMKITNeo
につないで発現ベクターを構築した。このベクターをp
HDEXFLAGと命名した。
【0052】3)分泌型ヒトデルター1のIgG1Fc
キメラ蛋白質(HDEXIg)発現ベクター 配列表の配列番号2に記載のアミノ酸配列を有するポリ
ペプチドのC末にヒトIgG1のヒンジ部分以下のFc
部分のアミノ酸配列を付加したポリペプチドをコードす
る遺伝子配列をpMKITNeoにつなぎ、発現ベクタ
ーを作製した。イムノグロブリンFcタンパクとの融合
タンパクの作製はZettlmeisslらの方法(Z
ettlmeissl et al.,DNA cel
l Biol.,9,347−354,1990)にし
たがって、イントロンを含むゲノムDNAを用いた遺伝
子を利用し、その遺伝子をPCR法を用いて作製した。
すなわち、ヒトゲノムDNAをテンプレートとして使用
して、ヒトIgG1Fc部分をコードする遺伝子配列を
制限酵素BamHIサイトのついた配列表の配列番号1
3の配列を有するオリゴヌクレオチド、制限酵素Xba
Iサイトのついた配列表の配列番号14の配列を有する
オリゴヌクレオチドをプライマーとして用いてPCRを
行い、およそ1.4kbpのバンドを精製し、制限酵素
BamHI及びXbaI(宝酒造社製)で処理をして、
同様の制限酵素処理をしたpBluescriptにT
4 DNAリガーゼにて遺伝子をつないでサブクローニ
ングした。
【0053】その後、このプラスミドDNAを精製し
て、シークエンスをして遺伝子配列を確認し、遺伝子配
列が確かにヒトIgG1の重鎖のヒンジ部分にあたるゲ
ノムDNAであることを確認した(その配列はKaba
t et al.,Sequence of Immu
nological Interest,NIH pu
blication No91−3242,1991を
参照のこと)。以下、このプラスミドをpBShIgF
cとする。次に、該pBS/Eco−Deltaをテン
プレートとして用い、同様にMutagenesis
Kitを用い、細胞外部分のカルボキシル末端部分、す
なわち配列表の配列番号2の520番目のGlyの後
に、制限酵素BamHIサイトを付加し、さらにその下
流に制限酵素XbaIおよびMluIサイトを付加する
ために、配列表の配列番号15と配列番号16のオリゴ
ヌクレオチドにて、同様にMutagenesis K
itを用い、BamHI、XbaI、MluIのサイト
の付加を行った。
【0054】このベクターをXbaI、BamHIにて
消化し、上記のpBShIgFcをXbaI、BamH
Iにて消化し切り出されてくる約1200bpの遺伝子
断片をつないで最終的に目的の分泌型ヒトデルター1の
IgG1Fcキメラ蛋白質をコードする遺伝子断片を含
むベクターを作成した。最後に、このベクターをEco
RIおよびMluIにて消化し、切り出されてくる約3
000bpの遺伝子断片を同様な制限酵素処理したpM
KITNeoにつないで発現ベクターを構築した。この
ベクターをpHDEXIgと命名した。
【0055】4)全長型ヒトデルター1の蛋白質(HD
F)発現ベクター 配列表の配列番号3のアミノ酸配列の1番から702番
のポリペプチドをコードするcDNAを、SRαのプロ
モーターとネオマイシン耐性遺伝子を含む発現ベクター
pMKITNeoにつなぎ、発現ベクターを作製した。
pBS/Eco−Deltaをテンプレートとして用
い、全長のカルボキシル末端部分、すなわち配列表の配
列番号3の702番目のValの後に終止コドン、更に
制限酵素MluIサイトを付加するため同様にMuta
genesisKitを用い、配列表の配列番号17及
び配列番号18の遺伝子配列を有するをオリゴヌクレオ
チドをプライマーとして、C末端に終止コドン、さらに
MluIサイトの付加を行った。次に、このベクターを
EcoRIおよびMluIにて消化し、切り出されてく
る約2200bpの遺伝子断片を同様な制限酵素処理し
たpMKITNeoにつないで発現ベクターを構築し
た。このベクターをpHDFと命名した。
【0056】5)全長型ヒトデルター1のFLAGキメ
ラ蛋白質(HDFLAG)発現ベクター 配列表の配列番号3のアミノ酸配列の1番から702番
のポリペプチドのC末端にFLAG配列をコードするc
DNAを付加したキメラ蛋白質をコードするcDNA
を、SRαのプロモーターとネオマイシン耐性遺伝子を
含む発現ベクターpMKITNeoにつなぎ、発現ベク
ターを作製した。
【0057】pBS/Eco−Deltaをテンプレー
トとして、カルボキシル末端部分にFLAG配列を付加
し、ついで終止コドン、更に制限酵素MluIサイトを
付加するため同様に配列表の配列番号19及び配列番号
18の遺伝子配列を有するをオリゴヌクレオチドをプラ
イマーとして、C末端にFLAG配列をコードする遺伝
子並びに終止コドン、さらにMluIサイトの付加を行
った。このベクターからヒトデルター1の全長をコード
するDNAを大腸菌ベクターpUC19にクローニング
して全長ヒトデルター1をコードするベクターpUCD
L−1Fを作製した。次に、このベクターをEcoRI
およびMluIにて消化し、切り出されてくる約220
0bpの遺伝子断片を同様な制限酵素処理したpMKI
TNeoにつないで発現ベクターを構築した。このベク
ターをpHDFLAGと命名した。
【0058】参考例4 各種発現ベクターの細胞への遺伝子導入と発現 参考例3で作製した発現ベクターはCOS−7細胞(理
化学研究所、細胞開発銀行から入手可能、RCB053
9)に遺伝子導入した。遺伝子導入前の細胞の培養はD
−MEM(ダルベッコ改変MEM培地、米国GIBCO
−BRL社製)10%FCSにて培養した。遺伝子導入
の前日に細胞の培地を交換し、細胞数を5×105 ce
lls/mlにして一晩培養した。遺伝子導入の当日、
遠心分離にて細胞を沈澱させ、PBS(−)にて2回遠
心洗浄後、1mM MgCl2、PBS(−)に1×1
7 cells/mlとなるようにして細胞を調製し
た。遺伝子導入は米国Bio−Rad社製遺伝子導入装
置ジーンパルサーを用いたエレクトロポレーション法で
行った。上記の細胞懸濁液を500μlエレクトロポレ
ーション専用セル(0.4cm)に取り、発現ベクター
を20μg加え、氷中で5分間放置した。その後、3μ
F,450Vの条件で2回電圧をかけ、その2回の間は
1分間室温で放置した。その後、氷中で5分間放置後、
上記の培地10mlをあらかじめ分注した直径10cm
細胞培養用ディシュに細胞を播種し、37℃、5%炭酸
ガスインキュベーターで培養した。
【0059】その翌日、培養上清を除去し、ディッシュ
に付着した細胞をPBS(−)10mlで2回洗浄し、
発現ベクターpHDEX、pHDEXFLAG、pHD
EXIg、pHSEXの場合は無血清のD−MEM10
mlを加えてさらに7日間培養し、培養上清を回収し、
セントリコン30(米国アミコン社製)にてバッファー
をPBS(−)に置換すると同時に10倍濃縮を行い、
細胞培養上清を得た。
【0060】また、pHDFおよびpHDFLAGの場
合は、10%FCSを含むD−MEMに培地を交換し、
さらに3日間培養し、細胞破砕物を調製した。すなわ
ち、2×106個の細胞をセルリシスバッファー(50
mM Hepes(pH7.5)、1% Trito
nX100、10% グリセロール、4mM EDT
A、50μg/ml Aprotinin、100μM
Leupeptin、25μM Pepstatin
A、1mM PMSF)200μlに懸濁し、氷中に2
0分間放置し、その後14000rpmで20分間遠心
し上清を取り細胞破砕物を得た。こうして得られたサン
プルを用いてウェスタンブロッティング法にて蛋白の発
現を確認した。
【0061】すなわち、濃縮した培養上清もしくは細胞
破砕物を日本国ACIジャパン社製のSDS−PAGE
用電気泳動槽及びSDS−PAGE用ポリアクリルアミ
ドゲル(グラジエントゲル5〜15%)を用い、添付の
取扱い説明書に従ってSDS−PAGEをおこなった。
サンプルは2−メルカプトエタノール(2−ME)を加
えて5分間の沸騰水浴加熱処理により還元処理を行った
ものと、この処理を行わない非還元状態のものを用い、
マーカーとしてはAmersham社製レインボーマー
カー(高分子量用)を用い、サンプルバッファー、泳動
バッファーについては添付の取扱い説明書に従って作製
した。SDS−PAGE終了後、アクリルアミドゲルを
PVDFメンブランフィルター(米国BioRad社
製)に同社製ミニトランスブロットセルにより転写し
た。
【0062】このように作製されたフィルターをブロッ
クエース(日本国大日本製薬社製)、TBS−T(20
mM Tris、137mM NaCl(pH7.
6)、0.1%Tween 20)に4℃一晩振盪して
ブロッキングした。ECLウェスタンブロッティング検
出システム(米国Amersham社)に添付の説明書
に従い、目的の蛋白質がヒトデルター1由来の場合には
1次抗体として参考例6に記載した抗ヒトデルター1マ
ウスモノクローナル抗体を用い、FLAGキメラの場合
は一次抗体としてマウスモノクローナル抗体Anti−
FLAG M2(米国コダック社製)を用い、二次抗体
としてペルオキシダーゼ標識抗マウスIg羊抗体(米国
Amersham社製)を反応させた。また、IgGキ
メラの場合は、ペルオキシダーゼ標識抗ヒトIgヒツジ
抗体(米国Amersham社製)を反応させた。
【0063】抗体の反応時間は各々室温で一時間反応さ
せ、各反応間はTBS−Tにて10分間室温で振盪洗浄
する操作を3回ずつ繰り返した。最後の洗浄後、フィル
ターをECLウエスタンブロッティング検出システム
(米国Amersham社製)の反応液に5分間浸し、
ポリ塩化ビニリデンラップに包んでX線フィルムに感光
させた。その結果、還元処理を行ったサンプルはpHD
EXとpHDEXFLAGの導入によって得られた蛋白
質は約65kダルトン、pHDEXIgの導入によって
得られた蛋白質は約95kダルトン、pHDF、pHD
FLAGの導入によって得られた蛋白質は約85kダル
トンのバンドを検出した。一方、非還元状態のサンプル
はpHDEXIgを導入した場合、120kから200
kダルトンの若干スメア状のバンドで主に約180kダ
ルトンのバンドを検出し、還元条件のほぼ2倍の分子量
であることから、2量体が形成されていることを確認し
た。
【0064】この実験では、コントロールとしてpMK
ITNeoベクターを導入したCOS−7細胞の細胞破
砕物および培養上清を同様に試験したが、抗ヒトデルタ
ー1マウスモノクローナル抗体、抗FLAG抗体、抗ヒ
トIg抗体に反応するバンドは検出されなかった。以上
の結果から、これら5種の発現ベクターはいずれも目的
のポリペプチドを生産することができた。
【0065】参考例5 遺伝子導入細胞による分泌型ヒトデルター1蛋白質の精
製 参考例4の方法で発現が検出されたHDEXFLAGお
よびHDEXIgを含むCOS−7細胞培養上清を大量
調製し、アフィニティーカラムによって各々のキメラ蛋
白質を精製した。HDEXFLAGに関しては、参考例
4に記載した方法によって取得した2リットルの培養上
清をAnti−FLAG M2 Affinity G
el(米国コダック社製)を充填したカラムに通して、
キメラ蛋白質が有するFLAG配列とゲルのAnti−
FLAG抗体のアフィニティーによりキメラ蛋白質をカ
ラムに吸着させた。カラムは内径10mmのディスポカ
ラム(米国BioRad社製)を用い、上記ゲルを5m
l充填した。吸着は培地ボトル→カラム→ペリスターポ
ンプ→培地ボトルの環流式回路を組み立て、流速1ml
/分で72時間循環させた。その後、カラムをPBS
(−)35mlで洗浄し、0.5MTris−グリシン
(pH3.0)50mlで溶出した。あらかじめ小チュ
ーブ(米国ファルコン社製2063)に0.5MTri
s−HCl(pH9.5)を200μl分注しておき、
溶出液は2mlずつ25画分をそのチューブに分取し、
各々の画分を中和した。
【0066】上記の方法で精製された分泌型FLAGキ
メラ蛋白質の溶出画分の各10μlは参考例4に記載の
還元処理を行い、5−15%濃度勾配ポリアクリルアミ
ドゲルによるSDS−PAGE電気泳動を行い、電気泳
動終了後、日本国和光純薬社製ワコー銀染キットIIを
用いて、添付の説明書に従って銀染色を行った。結果と
して、HSFLAGは第4番から第8番の溶出画分にバ
ンドが検出され、この分子量は抗FLAG抗体によるウ
ェスタンブロッティングの結果とHDEXFLAGとも
一致した。この結果からHDEXFLAGの純品が精製
された。
【0067】IgG1Fcキメラ蛋白質、すなわちHD
EXIgに関しては、FLAGキメラ蛋白質と同様の操
作で培養上清の2リットルをスウェーデン国ファルマシ
ア社製Protein Aセファロースカラムに吸着さ
せ、溶出画分を分取した。FLAGキメラ蛋白質と同様
に溶出液の一部を用いて、還元条件でのSDS−PAG
E電気泳動および銀染色により溶出画分の決定、サイズ
の確認、純度検定を行った。結果として、溶出画分の第
4番から第15番にバンドが検出され、サイズは抗ヒト
Ig抗体を用いたウェスタンブロッティングの結果とH
DEXIgとも一致した。この結果からHDEXIgの
純品が精製された。
【0068】参考例6 ヒトデルター1を認識する抗体作成 参考例5に記載の方法で精製されたHDEXFLAGを
免疫原としてウサギに免疫して、抗体価の測定後、全血
の採血を行い、血清を採取して、米国BioRad社製
のエコノパック血清IgG精製キットを用いて、添付の
取扱い説明書に従って、抗ヒトデルター1ウサギポリク
ローナル抗体を精製して作製した。また、参考例5に記
載した方法で精製されたHDEXFLAGを免疫原とし
て、成書の方法に従いマウスモノクローナル抗体を作成
した。すなわち、上記のように精製されたHDEXFL
AGを各々にBalb/cマウス(日本国日本エスエル
シー社製)に1匹あたり10μgを皮下・皮内に免疫し
た。2回の免疫後、眼底採血を行い血清中の抗体価の上
昇を認めた後、3回目の免疫を行ってからマウスの脾臓
細胞を取り出し、マウスミエローマ細胞株P3X63A
g8(ATCC TIB9)とポリエチレングリコール
法にて細胞融合を行った。HAT培地(日本国免疫生物
研究所製)にてハイブリドーマを選択し、酵素抗体法に
てヒトデルター1の細胞外部分を認識する抗体を培地中
に産生しているハイブリドーマ株を分離し、ヒトデルタ
ー1を特異的に認識するマウスモノクローナル抗体を産
生するハイブリドーマ産生株が樹立された。
【0069】このようにして樹立されたハイブリドーマ
の培養上清をスウェーデン国ファルマシア社製Mab
TrapG IIを用いて、添付の取扱い説明書に従っ
て、抗ヒトデルター1モノクローナル抗体を精製し作製
した。このモノクローナル抗体を用いてアフィニティー
カラムを作製した。アフィニティーカラムの作製はスウ
ェーデン国ファルマシア社製CNBr活性化Sepha
rose4Bにて添付の取扱い説明書に従い行った。こ
のゲルの2mlを2cm×1cmのサイズのカラムを作
製した。
【0070】抗ヒトデルター1モノクローナル抗体を結
合させたカラムに対してはpHDEXを遺伝子導入した
COS−7細胞培養上清濃縮液を20ml/hrの速度
で流し、その後同一速度でPBS(−)を15ml流し
て洗浄し、最終的に0.1M酢酸ナトリウム、0.5M
NaCl(PH4.0)にて溶出した。この溶離液を1
mlづつ分取し、各画分に1MTris−HCl(pH
9.5)を200μlづつ加えて、中和した。さらに参
考例5に記載の方法に従って、精製蛋白質を還元条件下
でSDS−PAGEを行い、銀染色、及びウエスタンブ
ロッティングを行ない、分子量の推定を行った。この結
果、pHDEXを遺伝子導入したCOS−7細胞培養上
清濃縮液からは約65kダルトンのHDEXが精製され
ていることが確認され、アフィニティーカラムでヒトデ
ルター1が精製可能であることが明らかとなった。
【0071】実施例1 ヒトノッチリガンドの血管内皮細胞増殖に及ぼす変化 血管内皮細胞は、日本国クラボウ社製の正常ヒト大動脈
血管内皮細胞と正常ヒト肺動脈血管内皮細胞のそれぞれ
4次継代培養細胞を用いた。細胞は、3次培養の継代時
に組織培養用96ウェルプレート(米国ファルコン社
製)に5000細胞数/ウェルずつ蒔き、日本国クラボ
ウ社製のヒトリコンビナントEGFを10ng/ml,
ヒトリコンビナントFGF−Bを5ng/ml各々含有
する低血清血管内皮細胞増殖用培地(HuMedia−
EG2、日本国クラボウ社製)中で培養し、その際、最
終的に1μg/mlの濃度となるようにヒトノッチリガ
ンドのヒトデルター1細胞外Igキメラ蛋白質(HDE
XIg)を加え、比較区にはIgGFc部分の影響を見
るため、ヒトIgG1(米国Athens Resea
rch and Technology社製)を同濃度
加えた。尚、対照はHuMedia−EG2以外の添加
蛋白質無しの条件で培養を行った。培養は37℃,5%
炭酸ガス,100%湿度雰囲気下で3日間行った後、細
胞を計数した。
【0072】血管内皮細胞の計数は、Borenfre
undとPuerner(Journal of Ti
ssue Culture Methods 9
(1),7−9,1984)によって開発された方法、
すなわち、生体染色色素のneutral red(3
−amino−7−dimethylamino−2−
methylphenazine hydrochlo
ride)が生きている細胞においてのみ原形質膜を通
りリソソームに蓄積されることを利用したニューラルレ
ッド法を原理とした日本国クラボウ社製のNR試薬セッ
トを用い、540nmの吸光度は日本国日本インターメ
ッド社製イムノリーダー(NJ−2000)で測定し
た。その結果を図1に示す。図1の(a)は大動脈血管
内皮細胞の場合であり、(b)は肺動脈血管内皮細胞の
場合である。縦軸には添加した蛋白質別に各カラムの種
類を示し、横軸は540nmの吸光度の値を示す。これ
らの結果から、HDEXIgは、比較区に対して有意に
血管内皮細胞の増殖を抑制することがわかった。
【0073】実施例2 薬剤の作製 参考例5及び6において作製した各種ポリペプチド1m
gに対して人血清アルブミン(ミドリ十字社製)5mg
となるように1mlの蒸留水に溶解し、0.22μmの
滅菌フィルターにて濾過滅菌後、バイアル瓶に分注して
凍結乾燥して作製した。
【0074】
【発明の効果】本発明のノッチリガンド分子は血管細胞
にとって有効な化学品となり、医薬品、医療品として使
用が可能である。
【配列表】
【0075】配列番号:1 配列の長さ:200 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ヒト 配列 Ser Gly Val Phe Glu Leu Lys Leu Gln Glu Phe Val Asn Lys Lys Gly 1 5 10 15 Leu Leu Gly Asn Arg Asn Cys Cys Arg Gly Gly Ala Gly Pro Pro Pro 20 25 30 Cys Ala Cys Arg Thr Phe Phe Arg Val Cys Leu Lys His Tyr Gln Ala 35 40 45 Ser Val Ser Pro Glu Pro Pro Cys Thr Tyr Gly Ser Ala Val Thr Pro 50 55 60 Val Leu Gly Val Asp Ser Phe Ser Leu Pro Asp Gly Gly Gly Ala Asp 65 70 75 80 Ser Ala Phe Ser Asn Pro Ile Arg Phe Pro Phe Gly Phe Thr Trp Pro 85 90 95 Gly Thr Phe Ser Leu Ile Ile Glu Ala Leu His Thr Asp Ser Pro Asp 100 105 110 Asp Leu Ala Thr Glu Asn Pro Glu Arg Leu Ile Ser Arg Leu Ala Thr 115 120 125 Gln Arg His Leu Thr Val Gly Glu Glu Trp Ser Gln Asp Leu His Ser 130 135 140 Ser Gly Arg Thr Asp Leu Lys Tyr Ser Tyr Arg Phe Val Cys Asp Glu 145 150 155 160 His Tyr Tyr Gly Glu Gly Cys Ser Val Phe Cys Arg Pro Arg Asp Asp 165 170 175 Ala Phe Gly His Phe Thr Cys Gly Glu Arg Gly Glu Lys Val Cys Asn 180 185 190 Pro Gly Trp Lys Gly Pro Tyr Cys 195 200
【0076】配列番号:2 配列の長さ:520 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ヒト 配列 Ser Gly Val Phe Glu Leu Lys Leu Gln Glu Phe Val Asn Lys Lys Gly 1 5 10 15 Leu Leu Gly Asn Arg Asn Cys Cys Arg Gly Gly Ala Gly Pro Pro Pro 20 25 30 Cys Ala Cys Arg Thr Phe Phe Arg Val Cys Leu Lys His Tyr Gln Ala 35 40 45 Ser Val Ser Pro Glu Pro Pro Cys Thr Tyr Gly Ser Ala Val Thr Pro 50 55 60 Val Leu Gly Val Asp Ser Phe Ser Leu Pro Asp Gly Gly Gly Ala Asp 65 70 75 80 Ser Ala Phe Ser Asn Pro Ile Arg Phe Pro Phe Gly Phe Thr Trp Pro 85 90 95 Gly Thr Phe Ser Leu Ile Ile Glu Ala Leu His Thr Asp Ser Pro Asp 100 105 110 Asp Leu Ala Thr Glu Asn Pro Glu Arg Leu Ile Ser Arg Leu Ala Thr 115 120 125 Gln Arg His Leu Thr Val Gly Glu Glu Trp Ser Gln Asp Leu His Ser 130 135 140 Ser Gly Arg Thr Asp Leu Lys Tyr Ser Tyr Arg Phe Val Cys Asp Glu 145 150 155 160 His Tyr Tyr Gly Glu Gly Cys Ser Val Phe Cys Arg Pro Arg Asp Asp 165 170 175 Ala Phe Gly His Phe Thr Cys Gly Glu Arg Gly Glu Lys Val Cys Asn 180 185 190 Pro Gly Trp Lys Gly Pro Tyr Cys Thr Glu Pro Ile Cys Leu Pro Gly 195 200 205 Cys Asp Glu Gln His Gly Phe Cys Asp Lys Pro Gly Glu Cys Lys Cys 210 215 220 Arg Val Gly Trp Gln Gly Arg Tyr Cys Asp Glu Cys Ile Arg Tyr Pro 225 230 235 240 Gly Cys Leu His Gly Thr Cys Gln Gln Pro Trp Gln Cys Asn Cys Gln 245 250 255 Glu Gly Trp Gly Gly Leu Phe Cys Asn Gln Asp Leu Asn Tyr Cys Thr 260 265 270 His His Lys Pro Cys Lys Asn Gly Ala Thr Cys Thr Asn Thr Gly Gln 275 280 285 Gly Ser Tyr Thr Cys Ser Cys Arg Pro Gly Tyr Thr Gly Ala Thr Cys 290 295 300 Glu Leu Gly Ile Asp Glu Cys Asp Pro Ser Pro Cys Lys Asn Gly Gly 305 310 315 320 Ser Cys Thr Asp Leu Glu Asn Ser Tyr Ser Cys Thr Cys Pro Pro Gly 325 330 335 Phe Tyr Gly Lys Ile Cys Glu Leu Ser Ala Met Thr Cys Ala Asp Gly 340 345 350 Pro Cys Phe Asn Gly Gly Arg Cys Ser Asp Ser Pro Asp Gly Gly Tyr 355 360 365 Ser Cys Arg Cys Pro Val Gly Tyr Ser Gly Phe Asn Cys Glu Lys Lys 370 375 380 Ile Asp Tyr Cys Ser Ser Ser Pro Cys Ser Asn Gly Ala Lys Cys Val 385 390 395 400 Asp Leu Gly Asp Ala Tyr Leu Cys Arg Cys Gln Ala Gly Phe Ser Gly 405 410 415 Arg His Cys Asp Asp Asn Val Asp Asp Cys Ala Ser Ser Pro Cys Ala 420 425 430 Asn Gly Gly Thr Cys Arg Asp Gly Val Asn Asp Phe Ser Cys Thr Cys 435 440 445 Pro Pro Gly Tyr Thr Gly Arg Asn Cys Ser Ala Pro Val Ser Arg Cys 450 455 460 Glu His Ala Pro Cys His Asn Gly Ala Thr Cys His Glu Arg Gly His 465 470 475 480 Arg Tyr Val Cys Glu Cys Ala Arg Gly Tyr Gly Gly Pro Asn Cys Gln 485 490 495 Phe Leu Leu Pro Glu Leu Pro Pro Gly Pro Ala Val Val Asp Leu Thr 500 505 510 515 520
【0077】配列番号:3 配列の長さ:702 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:タンパク質 起源 生物名:ヒト 配列 Ser Gly Val Phe Glu Leu Lys Leu Gln Glu Phe Val Asn Lys Lys Gly 1 5 10 15 Leu Leu Gly Asn Arg Asn Cys Cys Arg Gly Gly Ala Gly Pro Pro Pro 20 25 30 Cys Ala Cys Arg Thr Phe Phe Arg Val Cys Leu Lys His Tyr Gln Ala 35 40 45 Ser Val Ser Pro Glu Pro Pro Cys Thr Tyr Gly Ser Ala Val Thr Pro 50 55 60 Val Leu Gly Val Asp Ser Phe Ser Leu Pro Asp Gly Gly Gly Ala Asp 65 70 75 80 Ser Ala Phe Ser Asn Pro Ile Arg Phe Pro Phe Gly Phe Thr Trp Pro 85 90 95 Gly Thr Phe Ser Leu Ile Ile Glu Ala Leu His Thr Asp Ser Pro Asp 100 105 110 Asp Leu Ala Thr Glu Asn Pro Glu Arg Leu Ile Ser Arg Leu Ala Thr 115 120 125 Gln Arg His Leu Thr Val Gly Glu Glu Trp Ser Gln Asp Leu His Ser 130 135 140 Ser Gly Arg Thr Asp Leu Lys Tyr Ser Tyr Arg Phe Val Cys Asp Glu 145 150 155 160 His Tyr Tyr Gly Glu Gly Cys Ser Val Phe Cys Arg Pro Arg Asp Asp 165 170 175 Ala Phe Gly His Phe Thr Cys Gly Glu Arg Gly Glu Lys Val Cys Asn 180 185 190 Pro Gly Trp Lys Gly Pro Tyr Cys Thr Glu Pro Ile Cys Leu Pro Gly 195 200 205 Cys Asp Glu Gln His Gly Phe Cys Asp Lys Pro Gly Glu Cys Lys Cys 210 215 220 Arg Val Gly Trp Gln Gly Arg Tyr Cys Asp Glu Cys Ile Arg Tyr Pro 225 230 235 240 Gly Cys Leu His Gly Thr Cys Gln Gln Pro Trp Gln Cys Asn Cys Gln 245 250 255 Glu Gly Trp Gly Gly Leu Phe Cys Asn Gln Asp Leu Asn Tyr Cys Thr 260 265 270 His His Lys Pro Cys Lys Asn Gly Ala Thr Cys Thr Asn Thr Gly Gln 275 280 285 Gly Ser Tyr Thr Cys Ser Cys Arg Pro Gly Tyr Thr Gly Ala Thr Cys 290 295 300 Glu Leu Gly Ile Asp Glu Cys Asp Pro Ser Pro Cys Lys Asn Gly Gly 305 310 315 320 Ser Cys Thr Asp Leu Glu Asn Ser Tyr Ser Cys Thr Cys Pro Pro Gly 325 330 335 Phe Tyr Gly Lys Ile Cys Glu Leu Ser Ala Met Thr Cys Ala Asp Gly 340 345 350 Pro Cys Phe Asn Gly Gly Arg Cys Ser Asp Ser Pro Asp Gly Gly Tyr 355 360 365 Ser Cys Arg Cys Pro Val Gly Tyr Ser Gly Phe Asn Cys Glu Lys Lys 370 375 380 Ile Asp Tyr Cys Ser Ser Ser Pro Cys Ser Asn Gly Ala Lys Cys Val 385 390 395 400 Asp Leu Gly Asp Ala Tyr Leu Cys Arg Cys Gln Ala Gly Phe Ser Gly 405 410 415 Arg His Cys Asp Asp Asn Val Asp Asp Cys Ala Ser Ser Pro Cys Ala 420 425 430 Asn Gly Gly Thr Cys Arg Asp Gly Val Asn Asp Phe Ser Cys Thr Cys 435 440 445 Pro Pro Gly Tyr Thr Gly Arg Asn Cys Ser Ala Pro Val Ser Arg Cys 450 455 460 Glu His Ala Pro Cys His Asn Gly Ala Thr Cys His Glu Arg Gly His 465 470 475 480 Arg Tyr Val Cys Glu Cys Ala Arg Gly Tyr Gly Gly Pro Asn Cys Gln 485 490 495 Phe Leu Leu Pro Glu Leu Pro Pro Gly Pro Ala Val Val Asp Leu Thr 500 505 510 Glu Lys Leu Glu Gly Gln Gly Gly Pro Phe Pro Trp Val Ala Val Cys 515 520 525 Ala Gly Val Ile Leu Val Leu Met Leu Leu Leu Gly Cys Ala Ala Val 530 535 540 Val Val Cys Val Arg Leu Arg Leu Gln Lys His Arg Pro Pro Ala Asp 545 550 555 560 Pro Cys Arg Gly Glu Thr Glu Thr Met Asn Asn Leu Ala Asn Cys Gln 565 570 575 Arg Glu Lys Asp Ile Ser Val Ser Ile Ile Gly Ala Thr Gln Ile Lys 580 585 590 Asn Thr Asn Lys Lys Ala Asp Phe His Gly Asp His Ser Ala Asp Lys 595 600 605 Asn Gly Phe Lys Ala Arg Tyr Pro Ala Val Asp Tyr Asn Leu Val Gln 610 615 620 Asp Leu Lys Gly Asp Asp Thr Ala Val Arg Asp Ala His Ser Lys Arg 625 630 635 640 Asp Thr Lys Cys Gln Pro Gln Gly Ser Ser Gly Glu Glu Lys Gly Thr 645 650 655 Pro Thr Thr Leu Arg Gly Gly Glu Ala Ser Glu Arg Lys Arg Pro Asp 660 665 670 Ser Gly Cys Ser Thr Ser Lys Asp Thr Lys Tyr Gln Ser Val Tyr Val 675 680 685 Ile Ser Glu Glu Lys Asp Glu Cys Val Ile Ala Thr Glu Val 690 695 700
【0078】配列番号:4 配列の長さ:2663及び723 配列の型:核酸及びアミノ酸 鎖の数:二本鎖及び一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA、及びアミノ酸 起源 生物名:ヒト 配列 CTTGGGAA GAGGCGGAGA CCGGCTTTTA AAGAAAGAAG TCCTGGGTCC TGCGGTCTGG 58 GGCGAGGCAA GGGCGCTTTT CTGCCCACGC TCCCCGTGGC CCATCGATCC CCCGCGCGTC 118 CGCCGCTGTT CTAAGGAGAG AAGTGGGGGC CCCCCAGGCT CGCGCGTGGA GCGAAGCAGC 178 ATG GGC AGT CGG TGC GCG CTG GCC CTG GCG GTG CTC TCG GCC TTG CTG 226 Met Gly Ser Arg Cys Ala Leu Ala Leu Ala Val Leu Ser Ala Leu Leu -20 -15 -10 TGT CAG GTC TGG AGC TCT GGG GTG TTC GAA CTG AAG CTG CAG GAG TTC 274 Cys Gln Val Trp Ser Ser Gly Val Phe Glu Leu Lys Leu Gln Glu Phe -5 -1 1 5 10 GTC AAC AAG AAG GGG CTG CTG GGG AAC CGC AAC TGC TGC CGC GGG GGC 322 Val Asn Lys Lys Gly Leu Leu Gly Asn Arg Asn Cys Cys Arg Gly Gly 15 20 25 GCG GGG CCA CCG CCG TGC GCC TGC CGG ACC TTC TTC CGC GTG TGC CTC 370 Ala Gly Pro Pro Pro Cys Ala Cys Arg Thr Phe Phe Arg Val Cys Leu 30 35 40 AAG CAC TAC CAG GCC AGC GTG TCC CCC GAG CCG CCC TGC ACC TAC GGC 418 Lys His Tyr Gln Ala Ser Val Ser Pro Glu Pro Pro Cys Thr Tyr Gly 45 50 55 AGC GCC GTC ACC CCC GTG CTG GGC GTC GAC TCC TTC AGT CTG CCC GAC 466 Ser Ala Val Thr Pro Val Leu Gly Val Asp Ser Phe Ser Leu Pro Asp 60 65 70 75 GGC GGG GGC GCC GAC TCC GCG TTC AGC AAC CCC ATC CGC TTC CCC TTC 514 Gly Gly Gly Ala Asp Ser Ala Phe Ser Asn Pro Ile Arg Phe Pro Phe 80 85 90 GGC TTC ACC TGG CCG GGC ACC TTC TCT CTG ATT ATT GAA GCT CTC CAC 562 Gly Phe Thr Trp Pro Gly Thr Phe Ser Leu Ile Ile Glu Ala Leu His 95 100 105 ACA GAT TCT CCT GAT GAC CTC GCA ACA GAA AAC CCA GAA AGA CTC ATC 610 Thr Asp Ser Pro Asp Asp Leu Ala Thr Glu Asn Pro Glu Arg Leu Ile 110 115 120 AGC CGC CTG GCC ACC CAG AGG CAC CTG ACG GTG GGC GAG GAG TGG TCC 658 Ser Arg Leu Ala Thr Gln Arg His Leu Thr Val Gly Glu Glu Trp Ser 125 130 135 CAG GAC CTG CAC AGC AGC GGC CGC ACG GAC CTC AAG TAC TCC TAC CGC 706 Gln Asp Leu His Ser Ser Gly Arg Thr Asp Leu Lys Tyr Ser Tyr Arg 140 145 150 155 TTC GTG TGT GAC GAA CAC TAC TAC GGA GAG GGC TGC TCC GTT TTC TGC 754 Phe Val Cys Asp Glu His Tyr Tyr Gly Glu Gly Cys Ser Val Phe Cys 160 165 170 CGT CCC CGG GAC GAT GCC TTC GGC CAC TTC ACC TGT GGG GAG CGT GGG 802 Arg Pro Arg Asp Asp Ala Phe Gly His Phe Thr Cys Gly Glu Arg Gly 175 180 185 GAG AAA GTG TGC AAC CCT GGC TGG AAA GGG CCC TAC TGC ACA GAG CCG 850 Glu Lys Val Cys Asn Pro Gly Trp Lys Gly Pro Tyr Cys Thr Glu Pro 190 195 200 ATC TGC CTG CCT GGA TGT GAT GAG CAG CAT GGA TTT TGT GAC AAA CCA 898 Ile Cys Leu Pro Gly Cys Asp Glu Gln His Gly Phe Cys Asp Lys Pro 205 210 215 GGG GAA TGC AAG TGC AGA GTG GGC TGG CAG GGC CGG TAC TGT GAC GAG 946 Gly Glu Cys Lys Cys Arg Val Gly Trp Gln Gly Arg Tyr Cys Asp Glu 220 225 230 235 TGT ATC CGC TAT CCA GGC TGT CTC CAT GGC ACC TGC CAG CAG CCC TGG 994 Cys Ile Arg Tyr Pro Gly Cys Leu His Gly Thr Cys Gln Gln Pro Trp 240 245 250 CAG TGC AAC TGC CAG GAA GGC TGG GGG GGC CTT TTC TGC AAC CAG GAC 1042 Gln Cys Asn Cys Gln Glu Gly Trp Gly Gly Leu Phe Cys Asn Gln Asp 255 260 265 CTG AAC TAC TGC ACA CAC CAT AAG CCC TGC AAG AAT GGA GCC ACC TGC 1090 Leu Asn Tyr Cys Thr His His Lys Pro Cys Lys Asn Gly Ala Thr Cys 270 275 280 ACC AAC ACG GGC CAG GGG AGC TAC ACT TGC TCT TGC CGG CCT GGG TAC 1138 Thr Asn Thr Gly Gln Gly Ser Tyr Thr Cys Ser Cys Arg Pro Gly Tyr 285 290 295 ACA GGT GCC ACC TGC GAG CTG GGG ATT GAC GAG TGT GAC CCC AGC CCT 1186 Thr Gly Ala Thr Cys Glu Leu Gly Ile Asp Glu Cys Asp Pro Ser Pro 300 305 310 315 TGT AAG AAC GGA GGG AGC TGC ACG GAT CTC GAG AAC AGC TAC TCC TGT 1234 Cys Lys Asn Gly Gly Ser Cys Thr Asp Leu Glu Asn Ser Tyr Ser Cys 320 325 330 ACC TGC CCA CCC GGC TTC TAC GGC AAA ATC TGT GAA TTG AGT GCC ATG 1282 Thr Cys Pro Pro Gly Phe Tyr Gly Lys Ile Cys Glu Leu Ser Ala Met 335 340 345 ACC TGT GCG GAC GGC CCT TGC TTT AAC GGG GGT CGG TGC TCA GAC AGC 1330 Thr Cys Ala Asp Gly Pro Cys Phe Asn Gly Gly Arg Cys Ser Asp Ser 350 355 360 CCC GAT GGA GGG TAC AGC TGC CGC TGC CCC GTG GGC TAC TCC GGC TTC 1378 Pro Asp Gly Gly Tyr Ser Cys Arg Cys Pro Val Gly Tyr Ser Gly Phe 365 370 375 AAC TGT GAG AAG AAA ATT GAC TAC TGC AGC TCT TCA CCC TGT TCT AAT 1426 Asn Cys Glu Lys Lys Ile Asp Tyr Cys Ser Ser Ser Pro Cys Ser Asn 380 385 390 395 GGT GCC AAG TGT GTG GAC CTC GGT GAT GCC TAC CTG TGC CGC TGC CAG 1474 Gly Ala Lys Cys Val Asp Leu Gly Asp Ala Tyr Leu Cys Arg Cys Gln 400 405 410 GCC GGC TTC TCG GGG AGG CAC TGT GAC GAC AAC GTG GAC GAC TGC GCC 1522 Ala Gly Phe Ser Gly Arg His Cys Asp Asp Asn Val Asp Asp Cys Ala 415 420 425 TCC TCC CCG TGC GCC AAC GGG GGC ACC TGC CGG GAT GGC GTG AAC GAC 1570 Ser Ser Pro Cys Ala Asn Gly Gly Thr Cys Arg Asp Gly Val Asn Asp 430 435 440 TTC TCC TGC ACC TGC CCG CCT GGC TAC ACG GGC AGG AAC TGC AGT GCC 1618 Phe Ser Cys Thr Cys Pro Pro Gly Tyr Thr Gly Arg Asn Cys Ser Ala 445 450 455 CCC GTC AGC AGG TGC GAG CAC GCA CCC TGC CAC AAT GGG GCC ACC TGC 1666 Pro Val Ser Arg Cys Glu His Ala Pro Cys His Asn Gly Ala Thr Cys 460 465 470 475 CAC GAG AGG GGC CAC CGC TAT GTG TGC GAG TGT GCC CGA GGC TAC GGG 1714 His Glu Arg Gly His Arg Tyr Val Cys Glu Cys Ala Arg Gly Tyr Gly 480 485 490 GGT CCC AAC TGC CAG TTC CTG CTC CCC GAG CTG CCC CCG GGC CCA GCG 1762 Gly Pro Asn Cys Gln Phe Leu Leu Pro Glu Leu Pro Pro Gly Pro Ala 495 500 505 GTG GTG GAC CTC ACT GAG AAG CTA GAG GGC CAG GGC GGG CCA TTC CCC 1810 Val Val Asp Leu Thr Glu Lys Leu Glu Gly Gln Gly Gly Pro Phe Pro 510 515 520 TGG GTG GCC GTG TGC GCC GGG GTC ATC CTT GTC CTC ATG CTG CTG CTG 1858 Trp Val Ala Val Cys Ala Gly Val Ile Leu Val Leu Met Leu Leu Leu 525 530 535 GGC TGT GCC GCT GTG GTG GTC TGC GTC CGG CTG AGG CTG CAG AAG CAC 1906 Gly Cys Ala Ala Val Val Val Cys Val Arg Leu Arg Leu Gln Lys His 540 545 550 555 CGG CCC CCA GCC GAC CCC TGC CGG GGG GAG ACG GAG ACC ATG AAC AAC 1954 Arg Pro Pro Ala Asp Pro Cys Arg Gly Glu Thr Glu Thr Met Asn Asn 560 565 570 CTG GCC AAC TGC CAG CGT GAG AAG GAC ATC TCA GTC AGC ATC ATC GGG 2002 Leu Ala Asn Cys Gln Arg Glu Lys Asp Ile Ser Val Ser Ile Ile Gly 575 580 585 GCC ACG CAG ATC AAG AAC ACC AAC AAG AAG GCG GAC TTC CAC GGG GAC 2050 Ala Thr Gln Ile Lys Asn Thr Asn Lys Lys Ala Asp Phe His Gly Asp 590 595 600 CAC AGC GCC GAC AAG AAT GGC TTC AAG GCC CGC TAC CCA GCG GTG GAC 2098 His Ser Ala Asp Lys Asn Gly Phe Lys Ala Arg Tyr Pro Ala Val Asp 605 610 615 TAT AAC CTC GTG CAG GAC CTC AAG GGT GAC GAC ACC GCC GTC AGG GAC 2146 Tyr Asn Leu Val Gln Asp Leu Lys Gly Asp Asp Thr Ala Val Arg Asp 620 625 630 635 GCG CAC AGC AAG CGT GAC ACC AAG TGC CAG CCC CAG GGC TCC TCA GGG 2194 Ala His Ser Lys Arg Asp Thr Lys Cys Gln Pro Gln Gly Ser Ser Gly 640 645 650 GAG GAG AAG GGG ACC CCG ACC ACA CTC AGG GGT GGA GAA GCA TCT GAA 2242 Glu Glu Lys Gly Thr Pro Thr Thr Leu Arg Gly Gly Glu Ala Ser Glu 655 660 665 AGA AAA AGG CCG GAC TCG GGC TGT TCA ACT TCA AAA GAC ACC AAG TAC 2290 Arg Lys Arg Pro Asp Ser Gly Cys Ser Thr Ser Lys Asp Thr Lys Tyr 670 675 680 CAG TCG GTG TAC GTC ATA TCC GAG GAG AAG GAT GAG TGC GTC ATA GCA 2338 Gln Ser Val Tyr Val Ile Ser Glu Glu Lys Asp Glu Cys Val Ile Ala 685 690 695 ACT GAG GTG 2347 Thr Glu Val 700 TAAAATGGAA GTGAGATGGC AAGACTCCCG TTTCTCTTAA AATAAGTAAA ATTCCAAGGA 2407 TATATGCCCC AACGAATGCT GCTGAAGAGG AGGGAGGCCT CGTGGACTGC TGCTGAGAAA 2467 CCGAGTTCAG ACCGAGCAGG TTCTCCTCCT GAGGTCCTCG ACGCCTGCCG ACAGCCTGTC 2527 GCGGCCCGGC CGCCTGCGGC ACTGCCTTCC GTGACGTCGC CGTTGCACTA TGGACAGTTG 2587 CTCTTAAGAG AATATATATT TAAATGGGTG AACTGAATTA CGCATAAGAA GCATGCACTG 2647 CCTGAGTGTA TATTTT 2663
【0079】配列番号:5 配列の長さ:27及び8 配列の型:核酸及びアミノ酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA及びアミノ酸 起源:化学合成法による
【0080】配列番号:6 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 TGGCARTGYA AYTGYCARGA
【0081】配列番号:7 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 ATYTTYTTYT CRCARTTRAA
【0082】配列番号:8 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 TCGCGCGTGG AGCGAAGCAG CATGG
【0083】配列番号:9 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 GGAATTCGAT ATCAAGCTTA TCGAT
【0084】配列番号:10 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 TCACCCGCCC TGGCCCTCTA GCTTCTCA
【0085】配列番号:11 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 GGACGCGTGG ATCCACTAGT TCTAGAGC
【0086】配列番号:12 配列の長さ:55 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 TCATTTATCA TCATCATCTT TATAATCCCC GCCCTGGCCC TCTAGCTTCT CAGTG
【0087】配列番号:13 配列の長さ:36 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 AAGGATCCCG AGGGTGTCTG CTGGAAGCCA GGCTCA
【0088】配列番号:14 配列の長さ:33 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 CCTCTAGAGT CGCGGCCGTC GCACTCATTT ACC
【0089】配列番号:15 配列の長さ:29 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 AAGGATCCCC GCCCTGGCCC TCTAGCTTC
【0090】配列番号:16 配列の長さ:36 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 CCTCTAGACG CGTAGAGCGG CCGCCACCGC GGTGGA
【0091】配列番号:17 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 TCACACCTCA GTTGCTATGA CGCAC
【0092】配列番号:18 配列の長さ:28 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 GGACGCGTGG ATCCACTAGT TCTAGAGC
【0093】配列番号:19 配列の長さ:51 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:DNA 起源:化学合成法による 配列 TCATTTATCA TCATCATCTT TATAATCCAC CTCAGTTGCT ATGACGCACT C
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明分子の血管内皮細胞の増殖抑制を示すヒ
ストグラムである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも配列表の配列番号1に記載の
    アミノ酸配列を含有するポリペプチドを有してなる血管
    細胞調節剤。
  2. 【請求項2】 少なくとも配列表の配列番号2、及び3
    からなる群より選ばれるアミノ酸配列を含有するポリペ
    プチドを有してなる請求項1の血管細胞調節剤。
  3. 【請求項3】 血管細胞が血管内皮細胞である請求項1
    の血管細胞調節剤。
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