JPH10316772A - 縦裂き性ポリオレフィン系フィルム - Google Patents
縦裂き性ポリオレフィン系フィルムInfo
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- JPH10316772A JPH10316772A JP6519398A JP6519398A JPH10316772A JP H10316772 A JPH10316772 A JP H10316772A JP 6519398 A JP6519398 A JP 6519398A JP 6519398 A JP6519398 A JP 6519398A JP H10316772 A JPH10316772 A JP H10316772A
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Abstract
方向性に優れ、かつ透明性、外観に優れた、臭気の発生
が極めて少ない縦裂き性ポリオレフィン系フィルムを提
供するものである。 【解決手段】結晶性ポリプロピレン系樹脂99.99〜
90重量%と結晶性ポリエチレン樹脂0.01〜10重
量%とからなるポリオレフィン系樹脂組成物よりなり、
結晶化度が45〜65%、縦方向(引裂き方向)のc軸
配向係数が0.15〜0.6であることを特徴とする縦
裂き性ポリオレフィン系フィルム。
Description
樹脂よりなる縦裂き性フィルムに関するものである。詳
しくは、フィルム製造時の樹脂の押し出し方向(フィル
ムの縦方向)への引裂き方向が直線性であり且つ引裂強
度が低いという優れた引裂特性を有し、しかも、透明
性、外観が良好であり、フィルムからの臭気の発生が極
めて少ない縦裂き性ポリオレフィン系フィルムである。
を用い、様々な包装袋が提案されている。これら包装袋
は、食品をはじめ、衣料、工業部品等の包装に使用さ
れ、内容物を保存、及び塵、ほこり等から保護するため
に広い分野で用いられている。
は必ず開封する必要があり、一般には手で裂くことが大
半である。この場合、大きな力をかけずに引き裂くこと
が可能で、裂ける方向が直線状であれば、内容物の形等
を崩さず、包装袋を引裂くことができ、容易に開封する
ことできる。
設けることが一般的であるが、さらに、切り口と同じ方
向にフィルムが引裂かれることが必要であり、フィルム
の引裂き方向性及びその際の引裂き強度が小さいフィル
ムが要求される。
ィルムとして、縦方向に高倍率の延伸を施し、縦方向の
分子配向を利用した一軸延伸フィルムが提案されてい
る。
引裂方向性を改良する目的で、ポリプロピレン系樹脂と
ソルビトール誘導体からなる組成物を製膜しフィルムに
することが提案されている(特開平1−299831号
公報)。
合体の樹脂混合物を成形してなる易引裂き性の熱封緘性
フィルムがある(特開昭64−56740号公報)。
十分な引裂方向性を持たせるには、高倍率延伸を行わね
ばならず、高倍率延伸では製造時にフィルムの厚みム
ラ、延伸ムラが発生し易く、また、透明性が低下すると
いう問題点がある。
ル誘導体からなる組成物を製膜しフィルムにした場合、
引裂方向性は改良されるが、製膜したフィルムから臭気
が発生し、食品用途には使用が制限される。また、フィ
ルム製膜後経時的にソルビトール誘導体のフィルム表面
へのブリードが、透明性を悪化させたり、スリット、印
刷などの2次加工時のロール汚れの原因となる。
体の樹脂混合物を成形してなるフィルムの場合、プロピ
レン重合体とスチレン重合体は不相溶であるために、透
明性の低下、及びスチレン重合体が脆いために耐衝撃性
が低下する。
裂方向性が良好でかつ引裂き強度が小さい、優れた引裂
特性を有し、しかも、臭気がなく、透明性及び外観の良
好であるフィルムを得ることは困難であった。
を解決すべくなされたものであり、優れた引裂特性を有
し、透明性、外観が良好であり、臭気の発生が極めて少
ない縦裂き性ポリオレフィン系フィルムを提供すること
にある。
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、結晶性ポリプロ
ピレン系樹脂と結晶性ポリエチレン系樹脂の特定の割合
からなるポリオレフィン系樹脂組成物を使用し、かつ、
特定の結晶化度およびc軸配向係数になるように製造条
件等を調整することにより、縦方向への引裂方向性に優
れ、かつ透明性、外観が良好であり、臭気の発生の極め
て少ない縦裂き性ポリオレフィン系フィルムが得られる
ことを見い出した。
系樹脂99.99〜90重量%と結晶性ポリエチレン樹
脂0.01〜10重量%とからなるポリオレフィン系樹
脂組成物よりなり、結晶化度が45〜65%、縦方向
(引裂き方向)のc軸配向係数が0.15〜0.6であ
る縦裂き性ポリオレフィン系フィルムである。
リプロピレン系樹脂は、プロピレン単独重合体、プロピ
レンと他のα−オレフィンとの共重合体、またはそれら
の混合物をあげることができる。他のα−オレフィンと
しては、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘ
キセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1
−デセン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−
ペンテン等を挙げることができる。これらとプロピレン
との共重合体としては、ランダム共重合体及びブロック
共重合体のいずれも用いることができる。このα−オレ
フィン含有量は、20重量%以下が適当であり、好まし
くは、10重量%以下である。該α−オレフィン含有量
が20重量%を越える場合、結晶化度が低下し、引裂き
方向性が低下する傾向がある。
系樹脂を具体的に例示すれば、プロピレン単独重合体、
プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−
1−ブテンランダム共重合体、プロピレン−エチレン−
1−ブテンランダム共重合体を挙げることができる。本
発明で使用される結晶性ポリプロピレン系樹脂のメルト
フローレイト(MFR)は特に制限されるものではない
が、フィルムへの成形性を考慮すると、0.5〜50g
/10分(ASTM D1238 温度230℃、荷重
2.16kg)の範囲のものであることが好ましい。
は、エチレンを主体とする結晶性重合体であれば特に制
限されないが、その中でも、結晶性エチレン単独重合
体、またはエチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
ブテン−1共重合体等の結晶性エチレン−α−オレフィ
ン多元重合体、及びそれらの混合物が好適に使用され
る。
は、0.935〜0.975g/cm3、結晶性ポリエ
チレン系樹脂のメルトフローレイト(MFR)(AST
M D1238 温度190℃、荷重2.16kg)
0.1〜50g/10分が好適である。
アイ)等から、密度0.950〜0.970g/c
m3、メルトフローレイト0.5〜30.0g/10分
の高密度ポリエチレンが適している。
成物における結晶性ポリプロピレン系樹脂と結晶性ポリ
エチレン系樹脂のそれぞれの配合量は、上記結晶性ポリ
プロピレン系樹脂99.99〜90重量%、結晶性ポリ
エチレン系樹脂0.01〜10重量%であり、好ましく
は結晶性ポリプロピレン系樹脂99.5〜95重量%、
結晶性ポリエチレン系樹脂0.5〜5重量%である。結
晶性ポリエチレンの配合量が0.01重量%未満であれ
ば、本発明の縦裂き方向性が不十分となり、逆に、10
重量%を越えると透明性(ヘイズ値)が低下したり、フ
ィッシュアイの発生が多くなるという問題が発生する。
成物の製造方法は、特に制限されず、たとえば、溶融混
練法、ドライブレンド法等の公知の方法を採用すればよ
い。
ムは、上記の組成よりなり、かつ、X線回折により測定
される結晶化度が45〜65%であり、好ましくは50
〜62%である。かかる結晶化度が45%未満である場
合、得られるフィルムの引き裂き方向性が低下し、ま
た、結晶化度が65%を越えるとフィルムの剛性が大き
くなり、一般包装用フィルムとしては扱いにくく、また
フィルムの衝撃強度が極端に低下する。
フィルムは、更に、X線回折により測定されるc軸配向
係数が、0.15〜0.6であり、好ましくは、0.2
0〜0.55であることが重要である。即ち、フィルム
のc軸配向係数が0.15未満である場合、縦裂き方向
性が低下し、一方、0.6を越えると透明性の低下、及
び縦に裂け易くなりすぎて、包装用として扱うには不向
きである。
フィルムには、防曇剤を配合することが防曇性を必要と
する用途において好ましい。上記防曇剤は、一般に防曇
剤、帯電防止剤、界面活性剤と呼ばれる公知のものが使
用され、例えば、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル、ペンタエリスリトール、ソルビトール、ポリプロピ
レングリコール等の多価アルコールとラウリン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とのエステル、高
級脂肪族アミンのエチレンオキサイド付加物、高級脂肪
族アルカノールアミド、高級アルコールリン酸エステル
塩、及びその混合物等が代表的なものとして挙げられ
る。防曇剤の添加量は、上記ポリオレフィン系フィルム
100重量部に対して、0.1〜4.0重量部が適当で
あり、好ましくは、0.2〜2.0重量部である。上記
防曇剤の添加量が0.1重量部未満の場合、防曇性の発
現効果が小さく、一方、4.0重量部を越えると、防曇
剤が表面にブリードしフィルムの防曇層同士のブロッキ
ングが生じたり、透明性が低下する傾向にある。
従来公知の方法を採用すればよく、たとえば、上記ポリ
オレフィン系樹脂組成物を製造する際に、同時に防曇剤
を配合する方法、別途防曇剤のマスターバッチを作成し
ておき、フィルム製膜時に必要量配合する方法等が挙げ
られる。
損なわない程度にコロナ処理を施すことが好ましい。上
記コロナ処理は、空気中で処理されても、窒素等の不活
性ガス雰囲気下で処理されても差し支えなく、コロナ放
電処理後、40℃、24時間エージングした後のフィル
ム表面濡れ指数が35〜45mN/mであることが好ま
しい。
ムの厚みは特に制限されないが、通常10〜100μm
の範囲であることが実用的に好ましい。
ィルムの製造方法は、公知の方法を何ら制限なく用いる
ことができる。例えば、ポリオレフィン系樹脂組成物
を、Tダイ法により溶融押出し、温度調節可能なロール
により連続的に巻き取る方法、あるいは、ポリオレフィ
ン系樹脂組成物をインフレーション法により溶融押出し
し、温度調節可能なエアチャンバーにより空冷する方法
または温度調節可能な水槽により水冷する方法等があ
る。
オレフィン系フィルムの結晶化度を調節するためには、
ダイスからでた溶融ポリオレフィン系樹脂組成物が溶融
状態から冷却固化する際の冷却条件を調整する方法が一
般的である。例えば、Tダイ法の場合、製膜速度によっ
て調節範囲が異なるが、ダイス温度、エアナイフやエア
チャンバー等の空気圧及び温度(必要に応じては温調す
る)、ロール(必要に応じては数本の温調ロール)もし
くは水槽の温度、冷却ロールもしくは水槽とダイス間距
離(エアギャップ)等を調節することなどが挙げられ
る。
フィルムのc軸配向係数を調整するためには、ドラフト
比(ダイス間隔と最終厚みの比)を大きくする、または
透明性等が低下しない程度に弱延伸を施す、ダイス温度
を下げる等の製造条件を調整する。例えば、延伸を施す
場合、透明性を損なわない程度に延伸することが好まし
い。詳細には、延伸倍率が、1〜3倍の範囲であり、好
ましくは、1.1〜1.5倍であることが好ましい。3
倍を越えると延伸ムラ、厚みムラの発生、透明性の悪化
が起こるため実用的ではない。なお、延伸倍率は、無延
伸フィルムの場合を1倍とする。
何ら制限なく用いることができる。例えば、Tダイ法の
場合、製膜速度によって温度範囲が異なるが、ポリオレ
フィン系樹脂組成物を200〜250℃の温度範囲で溶
融押出し、20〜120℃の範囲に調節したロールによ
り冷却固化させ、引き続き60〜160℃の範囲に調節
した2本以上のロール間の周速差を利用して樹脂の押し
出し方向に延伸した後、巻き取る方法が挙げられる。あ
るいは、Tダイ法により得た無延伸フィルム、又はイン
フレーション法により得たフィルムをフィルム延伸装置
を用いてフィルムを繰り出し方向に延伸を行う方法が挙
げられる。
ムには、必要に応じて、酸化防止剤、塩素捕捉剤、耐熱
安定剤、紫外線吸収剤、滑剤、ブロッキング防止剤、顔
料、他の樹脂やフィラー等の添加剤を効果が阻害されな
い限り配合されてもよい。
樹脂と結晶性ポリエチレン系樹脂とを特定の割合で配合
した樹脂組成物を、特定の結晶化度およびc軸配向係数
になるように製造条件等を調整することにより、縦方向
に直線的に引裂くことが可能で、且つ適度な引裂き強度
を有し、しかも、透明性、外観の良好であり、臭気の発
生の極めて少ない縦裂き性ポリオレフィン系フィルムを
得ることができる。
有する縦裂き性ポリオレフィン系フィルムを得ることが
できる。
本発明はこれらに限定されるものではない。尚、以下の
実施例及び比較例で得られた縦裂き性ポリオレフィン系
フィルムの分析及び評価は次の方法にて行った。
によって求めた値である。
るフィルム試料中の結晶の割合であり、詳しくは、X線
による回折強度を測定し、回折強度曲線のピーク分離を
行い、回折角2θが14.2°、17.1°、18.6
°、21.9°、25.7°、28.6°付近に観測さ
れる結晶質のピーク面積をSC、16.3°付近に観測
されるブロードな非晶質のピーク面積をSAとしたと
き、下記式 SC/(SC+SA)×100(%) で算出した。
られるポリプロピレン結晶c軸(分子鎖軸)のフィルム
の縦方向(MD)への軸配向の程度を定量的に示す値で
ある。詳しくは、ポリプロピレン結晶の(110)及び
(040)面の配向分布曲線から、Z.W.Wilchinsky ["A
dvances in X-Ray Analysis"Vol.6 Plenum Press,New Y
ork(1963),P231]の方法により求められる。
回折装置JDX−3500を用いて、次の条件で行っ
た。
ットは0.4mm、c軸配向係数の場合、1mmφのユ
リメーター、受光スリットは2mmφピンホールで測定
した。
験片を切り出す。試験片の短片(横方向)の中央部に長
さ15mmの2本の切り込みを間隔が10mmになるよ
うに入れる。中央部(切り込み間)を手で持って、約1
50mm/秒の速度で、フィルム面に対し45°の角度
で縦方向に引っ張りフィルムを引き裂く。切り込み位置
から150mmの点での、引き裂いた短冊の幅を測定し
た。幅が10mmの時、引裂直線切れ性は最良である。
片を切り出す。試験片の短片(横方向)の中央部に、長
さ15mmの2本の切り込みを間隔が10mmになるよ
うに入れる。引張試験機を用いて、中央部(切り込み
間)と両端部を各々180°反対方向に引っ張り、その
ときの最大荷重を測定した。
のフィッシュアイの数を目視で測定した。
10枚を蓋付きの瓶(容量300ml)にいれ、瓶の中
の臭気を10人で官能試験を行い、臭気の有無を判定し
た。
下で東洋精機製フィルムインパクトテスターにて測定を
行った。
mlのビーカーに水道水を50ml入れ、防曇面が内面
になるようにビーカーにかぶせ、5℃の冷蔵庫に放置
し、30分後と24時間後のフィルム内面の水滴の付着
状況を目視にて観察し、以下のように評価した。
分)100重量部に対して、酸化防止剤として2、6−
ブチルヒドロキシトルエンを0.1重量部、塩素補足剤
としてステアリン酸カルシウムを0.13重量部を加え
た樹脂組成物をヘンシルミキサーにて5分間混合攪拌し
た後、60mmφ押出造粒機を用いて230℃にて造粒
し、原料ペレットAとした。
(P−E−B共重合体1、エチレン含有量3.1重量
%、1−ブテン含有量1.4重量%、MFR=6.5g
/10分)100重量部に対して、酸化防止剤として
2、6−ブチルヒドロキシトルエンを0.1重量部、塩
素補足剤としてステアリン酸カルシウムを0.13重量
部を加えた樹脂組成物をヘンシルミキサーにて5分間混
合攪拌した後、60mmφ押出造粒機を用いて230℃
にて造粒し、原料ペレットBとした。
体、エチレン含有量3.6重量%、MFR=6.5g/
10分)100重量部に対して、酸化防止剤として2、
6−ブチルヒドロキシトルエンを0.1重量部、塩素補
足剤としてステアリン酸カルシウムを0.15重量部、
防曇剤としてグリセリン脂肪酸エステル6.0重量部、
アルキルジエタノールアミン2.0重量部、高級アルコ
ール3.0重量部を加えた樹脂組成物をヘンシルミキサ
ーにて5分間混合攪拌した後、45mmφ2軸押出造粒
機を用いて230℃にて造粒し、防曇剤添加量が10重
量%の防曇剤マスターバッチMB1とした。
(P−E−B共重合体2、エチレン含有量2.3重量
%、1−ブテン含有量4.0重量%、MFR=7.0g
/10分)100重量部に対して、ソルビトール誘導体
の1つであるジ(p−メチルベンジリデン)ソルビトー
ル(Me−DBS)5.3重量部、酸化防止剤として
2、6−ブチルヒドロキシトルエンを0.1重量部、塩
素補足剤としてステアリン酸カルシウムを0.13重量
部を加えた樹脂組成物をヘンシルミキサーにて5分間混
合攪拌した後、60mmφ押出造粒機を用いて230℃
にて造粒し、5重量%マスターバッチMB2とした。
脂 以下に示す高密度ポリエチレン及びポリスチレンを使用
した。
分 c:ポリスチレン 新日鉄化学製 エスチレンG−20 比重=1.05 MRF=10g/10分(JIS K6870 200
℃ 5000g) 実施例1 表1に示す各原料ペレットをミキサーにて混合した。得
られた原料ペレットを用いて、スクリュー径75mmφ
の押出機で溶融混練し、Tダイ方式にてダイス温度23
0℃で押出成形し、厚さ30μmのフィルムを得た。そ
の際、冷却方法は温度調節ができる3本のロールにて行
い、第1ロールを60℃、引き続き第2ロールを80
℃、第3ロールを110℃に調節して製膜を行った。そ
の後、40℃で24時間エージングした後に、フィルム
物性を評価した。結果を表1に示した。
られた原料ペレットを実施例1と同様の成形機にてダイ
ス温度210℃で押出成形し、実施例1と同様なロール
温調で厚さ30μmのフィルムを得た。物性評価結果を
表1に示した。
ミキサーにて混合した。得られた原料ペレットを実施例
1と同様の成形機にてダイス温度230℃で押出成形
し、3本のロールを利用して弱延伸を行った。その際、
第1ロールを60℃に、引き続き第2ロールを80℃
に、第3ロールを110℃に調節して、さらに、第2ロ
ールと第3ロール間でロールの周速差を利用して1.1
倍延伸し、厚さ30μmのフィルムを得た。物性評価結
果を表1に示した。
ミキサーにて混合した。得られた原料ペレットを実施例
3と同様の成形機にてダイス温度230℃で押出成形
し、3本のロールを利用して弱延伸を行った。その際、
第1ロールを80℃に、引き続き第2ロールを80℃
に、第3ロールを115℃に調節して、さらに、第2ロ
ールと第3ロール間でロールの周速差を利用して1.5
倍延伸し、厚さ30μmのフィルムを得た。物性評価結
果を表1に示した。
しない)をミキサーにて混合した。得られた原料ペレッ
トを実施例3と同様の成形機にて、同様の成形条件、延
伸条件で押出成形し、厚み30μmフィルムを得た。物
性評価結果を表1に示した。表1に示したように、実施
例に比べ縦裂き方向性が低下した。
られた原料ペレットを実施例1と同様の成形機にてダイ
ス温度210℃で押出成形し、実施例1と同様な冷却条
件で厚み30μmのフィルムを得た。物性評価結果を表
1に示した。表1に示したように、フィシュアイが発生
し外観が損われた。
キサーにて混合した。得られた原料ペレットを実施例3
と同様の成形機にてダイス温度230℃で押出成形し、
冷却の際に使用する3本のロールを以下のように利用し
て弱延伸を行った。80℃に調節した第1ロールで冷却
し、引き続き80℃に調節した第2ロールと110℃に
加熱した第3ロールの間でロールの周速差を利用して
1.1倍延伸し、厚さ30μmのフィルムを得た。物性
評価結果を表1に示した。表1に示したように、実施例
に比べ透明性が低下した。
添加)をミキサーにて混合した。得られた原料ペレット
を実施例1と同様の成形機にてダイス温度230℃で押
出成形し、実施例1と同様な冷却条件で厚さ30μmの
フィルムを得た。物性評価結果を表1に示した。表1に
示したように、臭気があり、製品として扱いにくく、耐
衝撃性も実施例に比べ低下した。
られた原料ペレットを用いて、実施例1と同様の成形機
にてダイス温度230℃で押出成形し、厚さ30μmの
フィルムを得た。その際のロール温度を、第1ロール、
第2ロール、第3ロールとも40℃に調整して行った。
その後、40℃で24時間エージングした後に、フィル
ム物性を評価した。結果を表1に示した。表1に示した
ように縦裂き性がほとんどなく引き裂くことが困難であ
った。
られた原料ペレットを用いて、実施例1と同様の成形機
にてダイス温度230℃で押出成形し、100℃に加熱
した第1ロール、引き続き140℃に加熱した第2ロー
ル、第3ロールの間でロールの周速差を利用して4.0
倍延伸し、厚さ30μmの縦裂き性ポリプロピレン系フ
ィルムを得た。その後、40℃で24時間エージングし
た後に物性評価した。表1にフィルム物性を示す。表1
に示したように、実施例に比べ透明性が低下した。
られた原料ペレットを用いて、実施例1と同様の成形機
にてダイス温度230℃で押出成形し、フィルムを得
た。その際のロール温度を、第1ロール、第2ロール、
第3ロールとも50℃に調整して、厚さ30μmのフィ
ルムを得た。その後、40℃で24時間エージングした
後に、フィルム物性を評価した。結果を表1に示した。
表1に示したように、実施例に比べ縦裂き方向性が低下
した。
ィルムが押し出し方向への引裂方向性に優れ、かつ透明
性、外観に優れた、臭気の発生が極めて少ない縦裂き性
ポリオレフィン系フィルムであることがわかる。
Claims (2)
- 【請求項1】結晶性ポリプロピレン系樹脂99.99〜
90重量%と結晶性ポリエチレン系樹脂0.01〜10
重量%とからなるポリオレフィン系樹脂組成物よりな
り、結晶化度が45〜65%、縦方向のc軸配向係数が
0.15〜0.6であることを特徴とする縦裂き性ポリ
オレフィン系フィルム。 - 【請求項2】防曇剤を含有する請求項1記載の縦裂き性
ポリオレフィン系フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6519398A JP3556460B2 (ja) | 1997-03-17 | 1998-03-16 | 縦裂き性ポリオレフィン系フィルム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6259397 | 1997-03-17 | ||
| JP9-62593 | 1997-03-17 | ||
| JP6519398A JP3556460B2 (ja) | 1997-03-17 | 1998-03-16 | 縦裂き性ポリオレフィン系フィルム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10316772A true JPH10316772A (ja) | 1998-12-02 |
| JP3556460B2 JP3556460B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=26403639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6519398A Expired - Lifetime JP3556460B2 (ja) | 1997-03-17 | 1998-03-16 | 縦裂き性ポリオレフィン系フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3556460B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002080661A (ja) * | 2000-09-05 | 2002-03-19 | Daicel Chem Ind Ltd | 樹脂組成物 |
| JP2008127487A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Sumitomo Chemical Co Ltd | ポリプロピレン系樹脂組成物 |
| JP2016050280A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | 積水化学工業株式会社 | 水溶性ポリビニルアルコール系フィルム |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP6519398A patent/JP3556460B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3556460B2 (ja) | 2004-08-18 |
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