JPH10316818A - 舗装用成形物及び舗装用成形物の製造方法 - Google Patents

舗装用成形物及び舗装用成形物の製造方法

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JPH10316818A
JPH10316818A JP14477497A JP14477497A JPH10316818A JP H10316818 A JPH10316818 A JP H10316818A JP 14477497 A JP14477497 A JP 14477497A JP 14477497 A JP14477497 A JP 14477497A JP H10316818 A JPH10316818 A JP H10316818A
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JP
Japan
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weight
parts
pavement
vinyl chloride
powder
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JP14477497A
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Harutaka Nakamura
晴隆 中村
Hideyuki Ogura
英之 小倉
Kanenori Kasahara
兼典 笠原
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Fuji Kasei Kogyo Co Ltd
Nitto Kako Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kasei Kogyo Co Ltd
Nitto Kako Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩道、運動施設のグラウンド等の舗装に使用
する舗装用成形物及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 粒子径が1〜5mmφの塩化ビニル粉末
60〜40重量部と粒子径が1〜5mmφの加硫ゴム粉
末40〜60重量部を混合した混合物100重量部に対
し、ウレタンバインダ−を20〜30重量部を混和させ
て反応させたポリウレタン混合物からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公園歩道、商店街の歩
道、遊歩道、運動用の施設例えば、陸上競技場、屋内体
育館、ゴルフ場歩経路、球技用コ−ト、ジョキングコ−
ス、テニスコ−ト、プ−ルサイド等の舗装に使用される
舗装用成形物及び舗装用成形物の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、歩道や運動用の施設等の舗装に使
用される素材として性能的に最も優れたものはポリウレ
タンであり、多種のものが使用されているが、ポリウレ
タン樹脂による舗装面は、適宜の弾性を備えた高性能で
耐久性に優れているとしても、高価なことが唯一の欠点
である。そのために廉価な古タイヤ屑や各種工業用品ゴ
ム屑を粉砕して得られるゴム粒状物、および粉末物を混
合してコストダウンを図る試みが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、古タイヤ屑等から得られるゴム粒状物および粉末物
を用いた舗装体は、柔軟性があり、人体には優しいが、
耐候性および耐久性が弱いという点に問題がある。
【0004】一方、最近、農業用に用いられている塩化
ビニル樹脂の廃材は、数量的にも多くなり、その上、環
境に対する社会の考えがシビアになり、その廃材の処理
は問題となっている。そこで塩化ビニル樹脂の廃材を舗
装用材の素材として用いられないか種々検討を行なっ
た。
【0005】塩化ビニル樹脂の廃材を粉末にして、ウレ
タンのバインダ−を用いて弾性舗装体の各種の試験を行
なったが、ビニル樹脂粉末のみからなる舗装用成形物は
クッション性が極めて悪く、歩道や運動施設、例えばグ
ランドの舗装材としての使用には不向きなものであっ
た。そこで、各種ゴム粉末を加えてクッション性を与え
る研究を重ねたた結果、加硫ゴムを用いることで、舗装
用材としてクッション性、耐久性、耐摩耗性の優れた製
品を得ることができた。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、塩化ビニル樹脂の廃材を
微粉化し、これに特定の微粉末の加硫ゴムおよびウレタ
ンバインダ−を特定の量を添加し、ウレタン加工するこ
とにより、低廉で、クッション性及び耐候性、耐摩耗性
が良好な上に、着色された加硫ゴムを使用することによ
り色彩の豊かな舗装用成形物及びその製造方法を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる舗装用成形物及び舗装用成形物の製
造方法は、塩化ビニル樹脂粉末と加硫ゴム粉末を混合し
た混合物にウレタンバインダ−を混合してなる。また、
熱可塑性塩化ビニルフィルム若しくはビニルシ−トの廃
材を粉砕して得た塩化ビニル粉末と工業用品の廃材を粉
砕して得た加硫ゴム粉末を混合機にて混合した混合物に
ウレタンバインダ−を混和して反応させたポリウレタン
混合物から形成してなることを特徴とする。
【0008】更に、粒子径が1〜5mmφの塩化ビニル
樹脂粉末60〜40重量部と粒子径が1〜5mmφの加
硫ゴム粉末40〜60重量部を混合した混合物100重
量部に対し、ウレタンバインダ−を20〜30重量部を
混合してなる、また、熱可塑性塩化ビニルフィルム若し
くはビニルシ−トの廃材を粉砕して得た粒子径が1〜5
mmφの塩化ビニル粉末60〜40重量部と工業用品の
廃材を粉砕して得た粒子径が1〜5mmφの加硫ゴム粉
末40〜60重量部を混合機にて混合した混合物100
重量部に対し、ウレタンバインダ−を20〜30重量部
を混和して反応させたポリウレタン混合物から形成して
なることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における舗装用成形物は、
塩化ビニル粉末と加硫ゴム粉末を混合した混合物にウレ
タンバインダ−を混合し、該混合物からシ−ト状に成形
することにより製造される。
【0010】また、本発明における舗装用成形物は、粒
子径が1〜5mmφの塩化ビニル粉末60〜40重量部
と粒子径が1〜5mmφの加硫ゴム粉末40〜60重量
部を混合した混合物100重量部に対し、ウレタンバイ
ンダ−を20〜30重量部を混合し、該混合物からシ−
ト状に成形することにより製造するのが好ましい。
【0011】本発明に用いられる前記塩化ビニル粉末と
しては、例えば農業用に用いられた熱可塑性塩化ビニル
フィルム若しくはビニ−ルシ−トの廃材を粉砕機で粉末
にする。その粉末の粒径は1〜5mmφであり、5mm
φ以上では粒子間の間隔が開きすぎ柔軟になる。1mm
φ以下では粒子間の間隔が密になり硬化する。
【0012】本発明に用いられる加硫ゴム粉末として
は、工業用ゴム製品の廃材を粉砕機で粉末にする。その
粉末の粒子径は塩化ビニル粉末と同じ粒子である。特に
アクリルニトリルゴムを使用した工業用品の廃材例えば
ホ−ス、マリンホ−スなどである。
【0013】本発明に用いられるウレタンバインダ−
は、活性水素含有化合物として、例えばポリエ−テルポ
リオ−ル、ポリエステルポリオ−ル類、そして有機ポリ
イソシアネ−ト類、触媒、添加材等からなるものであ
る。
【0014】ウレタンバインダ−としては、分子末端が
イソシアネ−ト基を1〜15重量%好ましくは2〜12
重量%有するもので、ウレタン樹脂の希釈用に用いるこ
とのできるトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、
酢酸エチル、1,1,1 トリクロロエタン等の一種あるいは
二種以上の溶剤を含んでいてもよいウレタンプレポリマ
−であり、好ましくはウレタン樹脂の固形分が70重量
%以上であり、官能基数2〜6個/分子、好ましくは2
〜3個/分子である。
【0015】ポリエ−テルポリオ−ル類としては、従来
ポリウレタンフォ−ムの製造に用いられるポリエ−テル
類がいずれも使用でき、例えば、エチレングリコ−ル、
ジエチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジプロ
ピレングリコ−ル、1,3-ブタンジオ−ル、1,4-ブタンジ
オ−ル、1,6-ブタンジオ−ル、ネオペンチルグリコ−
ル、ビスフェノ−ルA、トリメチロ−ルエタン、トリメ
チロ−ルプロパン、グリセリン、ソルビト−ルの如きポ
リオ−ル単量体が挙げられる。
【0016】更にこれら単量体やエチレンジアミン、尿
素、モノメチルジエタノ−ルアミン、モノエチルジエタ
ノ−ルアミンの如きアミン単量体などにエチレンオキサ
イド類、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサ
イド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイドなどを
単独で重合させたもの、あるいは共重合体、またはそれ
ら重合体の混合物よりなるポリエ−テルポリオ−ル類が
いずれも使用できる。
【0017】更にポリエステルポリオ−ル類としては、
多塩基酸と多価アルコ−ルとの縮合体が使用されるが、
例えばマレイン酸、フマル酸、アジピン酸、フタル酸な
どの単独または混合物とエチレングリコ−ル、ジエチレ
ングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、ジプロピレング
リコ−ル、1,3-ブタンジオ−ル、1,4-ブタンジオ−ル、
1,6-ヘキサンジオ−ルなどの単独または混合物との反応
により得られる末端OH基を有するポリエステルポリオ
−ルが挙げられる。好ましくは常温で液状で取扱の容易
なポリエステルポリオ−ル類が使用できる。
【0018】有機イソシアネ−ト類としては、ポリウレ
タンフォ−ムの製造に使われる有機ポリイソシアネ−ト
類がいずれも使用でき、例えば、2,4-トリレンジイソイ
アネ−ト、2,6-トリレンジトリシアネ−ト、2,4-/2,6=6
5/35(wt)トリレンジイソシアネ−ト、2,4-/2,6=80/20(w
t)トリレンジイソシアネ−ト、4,4'- ジフェニルメタン
ジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、
フェニレンジイソシアネ−ト、1,5-ナフタレンジイソシ
アネ−ト、メタキシレンジイソシアネ−ト、水添化4,4'
- ジフェニルメタンジイソイアネ−ト、粗製トリレンジ
イソシアネ−ト、ポリメチレンポリフェニルイソシアネ
−ト等が挙げられる。
【0019】そしてこれらの単独またはこれらの混合物
として用いることができる。更に前記ポリエ−テルポリ
オ−ル類やポリエステルポリオ−ル類と有機ポリイソシ
アネ−ト類との反応により得られる末端イソシアネ−ト
基含有プレポリマ−などの単独またはこれらの混合物よ
りなるものも使用できる。これらに触媒、添加剤、増粘
剤等を加えて用いられる。
【0020】これらのポリウレタンのバインダ−が用い
られるが、本発明は、これらの市販品として武田薬品工
業株式会社製および第一工業製薬株式会社製のそれぞれ
を用いた。
【0021】本発明の舗装用成形物は、工場にて成形品
にする場合は、熱可塑性塩化ビニルフィルム若しくはビ
ニルシ−トの廃材から作成した粒子径が1〜5mmφの
塩化ビニル粉末60〜40重量部と工業用品の廃材から
作成した粒子径が1〜5mmφの加硫ゴム粉末40〜6
0重量部を混合機にて混合し、その混合物100重量部
に対し、ウレタンバインダ−を20〜30重量部を混和
し、反応させた舗装用ポリウレタン混合物を規定の型に
流し込んでシ−ト状に成形して製造される。
【0022】施工現場にて成形品にする場合は、施工現
場にて混合機を用い、同じく熱可塑性塩化ビニルフィル
ム若しくはビニルシ−トの廃材から作成した粒子径が1
〜5mmφの塩化ビニル粉末60〜40重量部と工業用
品の廃材から作成した粒子径が1〜5mmφの加硫ゴム
粉末40〜60重量部を混合機にて混合し、その混合物
100重量部に対し、ウレタンバインダ−を20〜30
重量部を混和し、反応させた舗装用ポリウレタン混合物
を施工する道路を境界する型枠に流し込み、或は競技場
等のグランド上に流し込んで施工される。
【0023】本発明の舗装用成形物の原料である加硫ゴ
ムは工業用ゴム製品の廃材であり、特に着色された工業
用ゴム製品を選択し、この着色物を粉砕し、着色された
粉末を用いて舗装用成形物を形成した場合、カラフルな
意匠性をだすことができ、装飾性のある歩道、或はグラ
ンドを得ることができる。
【0024】
【実施例】本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
本発明はこれに限定されるものではない。表1に記載の
配合により舗装用成形物を製造し、性能を評価した。実
施例は、塩化ビニル粉末と加硫ゴム粉末を使用したもの
であり、表1に記載の実施例1は塩化ビニル粉末50重
量部と加硫ゴム(古タイヤを使用)50重量部の混合物
であり、実施例2は塩化ビニル粉末50重量部と加硫ゴ
ム(古タイヤ以外の着色のある工業用ゴム製品の廃材を
使用)50重量部の混合物である。比較例1は塩化ビニ
ル粉末単独使用のものであり、比較例2は加硫ゴム粉末
単独使用のものを用いた。
【0025】
【表1】
【0026】 性能試験 スパイク試験方法を用いた 試験機器 スレチック耐久試験 試験条件 スパイク スパイク ; ゴルフ靴用スパイクピン 荷重 ; 50Kg 速度 ; 120rpm/分 打ち込み数 ; 1000回 打ち込み面積 ; 240cm2 この性能試験で評価した。
【0027】上記表1に示すように、塩化ビニル粉末単
独使用のものに対し、本発明の塩化ビニル粉末に加硫ゴ
ム粉末を加えることにより、勝れた摩耗率を示し、ま
た、クッション性が向上していることが理解できる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるから、
塩化ビニ−ル樹脂の廃材を微粉化し、これに特定の微粉
末の加硫ゴムおよびウレタンバインダ−を特定の量を添
加し、ウレタン加工することにより、クッション性、耐
久性及び耐摩耗性の良好な上に、カラフルで装飾性の富
んだ舗装用成形物を提供することができる。
【0029】また、本発明の舗装用成形物において、塩
化ビニル粉末は主に熱可塑性塩化ビニルフィルム若しく
はビニルシ−トの廃材を粉砕して得た粉末であり、加硫
ゴムは工業用ゴム製品の廃材を粉砕して得た粉末である
から、歩道や運動施設の設備のコストダウンを図り、し
かも、廃棄物の有効利用に役立ち、廃棄物公害の問題を
も解消することができる等の効果を奏する。
フロントページの続き (72)発明者 笠原 兼典 鳥取県西伯郡岸本町大殿1241−1 フジ化 成工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル樹脂粉末と加硫ゴム粉末を混
    合した混合物にウレタンバインダ−を混合してなること
    を特徴とする舗装用成形物。
  2. 【請求項2】 熱可塑性塩化ビニルフィルム若しくはビ
    ニルシ−トの廃材を粉砕して得た塩化ビニル粉末と工業
    用品の廃材を粉砕して得た加硫ゴム粉末を混合機にて混
    合した混合物にウレタンバインダ−を混和して反応させ
    たポリウレタン混合物から形成してなることを特徴とす
    る舗装用成形物の製造方法。
  3. 【請求項3】 粒子径が1〜5mmφの塩化ビニル樹脂
    粉末60〜40重量部と粒子径が1〜5mmφの加硫ゴ
    ム粉末40〜60重量部を混合した混合物100重量部
    に対し、ウレタンバインダ−を20〜30重量部を混合
    したことを特徴とする舗装用成形物。
  4. 【請求項4】 熱可塑性塩化ビニルフィルム若しくはビ
    ニルシ−トの廃材を粉砕して得た粒子径が1〜5mmφ
    の塩化ビニル粉末60〜40重量部と工業用品の廃材を
    粉砕して得た粒子径が1〜5mmφの加硫ゴム粉末40
    〜60重量部を混合機にて混合した混合物100重量部
    に対し、ウレタンバインダ−を20〜30重量部を混和
    して反応させたポリウレタン混合物から形成してなるこ
    とを特徴とする舗装用成形物の製造方法。
JP14477497A 1997-05-19 1997-05-19 舗装用成形物及び舗装用成形物の製造方法 Pending JPH10316818A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1258505A1 (de) * 2001-05-18 2002-11-20 Formtech AG Verbundmaterial
EP1446330A4 (en) * 2001-10-26 2004-11-03 Dan R Radke Jr Molding material and products made from recycled scrap tires
JP2005002783A (ja) * 2003-06-10 2005-01-06 Mondo Spa 人工芝構造体用充填材料、対応する人工芝構造体およびその製造方法
CN102977494A (zh) * 2012-08-22 2013-03-20 苏州宝津塑业有限公司 一种聚氯乙烯/废胶粉热塑性弹性体的制备方法

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