JPH10317073A - 半導体素子形成用配線膜および半導体パッケージ - Google Patents
半導体素子形成用配線膜および半導体パッケージInfo
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- JPH10317073A JPH10317073A JP10176452A JP17645298A JPH10317073A JP H10317073 A JPH10317073 A JP H10317073A JP 10176452 A JP10176452 A JP 10176452A JP 17645298 A JP17645298 A JP 17645298A JP H10317073 A JPH10317073 A JP H10317073A
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高集積化された半導体素子の電極やコンタク
ト部を形成する際に、接合リーク等の発生を十分に防止
し、またバリヤ層の形成にあってはその機能の低下を防
止する。このような信頼性に優れた電極、コンタクト
部、バリア層等を再現性よく得ることを可能にした半導
体素子形成用配線膜が求められている。 【解決手段】 Al含有量が10ppm 以下のTi、Zrお
よびHfから選ばれた 1種の高純度金属からなるターゲ
ットを用いて成膜してなる金属膜、あるいはこの金属膜
を用いて形成した化合物膜からなる半導体素子形成用配
線膜である。
ト部を形成する際に、接合リーク等の発生を十分に防止
し、またバリヤ層の形成にあってはその機能の低下を防
止する。このような信頼性に優れた電極、コンタクト
部、バリア層等を再現性よく得ることを可能にした半導
体素子形成用配線膜が求められている。 【解決手段】 Al含有量が10ppm 以下のTi、Zrお
よびHfから選ばれた 1種の高純度金属からなるターゲ
ットを用いて成膜してなる金属膜、あるいはこの金属膜
を用いて形成した化合物膜からなる半導体素子形成用配
線膜である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子の電
極、コンタクト部、バリヤ層等として有用な半導体素子
形成用配線膜とそれを用いた半導体パッケージに関す
る。
極、コンタクト部、バリヤ層等として有用な半導体素子
形成用配線膜とそれを用いた半導体パッケージに関す
る。
【0002】
【従来の技術】LSIのような半導体素子の配線層や電
極の形成材料としては、例えばAlの他に、Mo、W、
Ta、Ti、Zr、Hf等の高融点金属のシリサイド化
合物が使用されている。半導体素子の高集積化はさらに
進む傾向にあり、これにより配線構造がさらに微細化
し、種々の問題が発生することが懸念されている。
極の形成材料としては、例えばAlの他に、Mo、W、
Ta、Ti、Zr、Hf等の高融点金属のシリサイド化
合物が使用されている。半導体素子の高集積化はさらに
進む傾向にあり、これにより配線構造がさらに微細化
し、種々の問題が発生することが懸念されている。
【0003】例えば、Al配線では配線が微細化して電
流密度が増加することにより、Al原子が電子の運動方
向に運ばれる、エレクトロマイグレーションの発生や動
作発熱の増加を招く。これらによって、Al配線では断
線が発生しやすくなるという問題が生じる。また、配線
の微細化による配線抵抗の増加は、信号の遅延問題を引
き起こす。そこで、配線材料や電極材料として、高融点
であると同時に低抵抗であること等から、特にTiシリ
サイドが注目されている。
流密度が増加することにより、Al原子が電子の運動方
向に運ばれる、エレクトロマイグレーションの発生や動
作発熱の増加を招く。これらによって、Al配線では断
線が発生しやすくなるという問題が生じる。また、配線
の微細化による配線抵抗の増加は、信号の遅延問題を引
き起こす。そこで、配線材料や電極材料として、高融点
であると同時に低抵抗であること等から、特にTiシリ
サイドが注目されている。
【0004】Tiシリサイドを例えば電極として用いる
場合、まずポリシリコン膜上にTiの薄膜をスパッタ法
等によって形成する。次に、Ti薄膜に熱処理を施すこ
とによって、Tiをシリサイド化する。このようないわ
ゆるポリサイド構造が用いられている。また、同時に自
己整合的にコンタクト部をTiシリサイドとし、コンタ
クト抵抗を下げる試みがなされている。さらに、コンタ
クト部にはAl配線中へのSiの析出を防止するため
に、拡散バリヤ層としてTiN膜等が介在される。この
ため、Al/TiN/TiSi2 等の積層構造が用いら
れている。TiN膜は、反応性スパッタ等により形成さ
れる。
場合、まずポリシリコン膜上にTiの薄膜をスパッタ法
等によって形成する。次に、Ti薄膜に熱処理を施すこ
とによって、Tiをシリサイド化する。このようないわ
ゆるポリサイド構造が用いられている。また、同時に自
己整合的にコンタクト部をTiシリサイドとし、コンタ
クト抵抗を下げる試みがなされている。さらに、コンタ
クト部にはAl配線中へのSiの析出を防止するため
に、拡散バリヤ層としてTiN膜等が介在される。この
ため、Al/TiN/TiSi2 等の積層構造が用いら
れている。TiN膜は、反応性スパッタ等により形成さ
れる。
【0005】上述したように、TiN膜やTiSi2 膜
の形成には、スパッタ法が利用されている。このため、
Ti材によるターゲットの作製が必須となる。この場合
のTiターゲットは、高純度であることが重要である。
例えば、Tiターゲットに不純物として酸素が含有され
ている場合には、形成された薄膜の電気抵抗が大きくな
り、信号の遅延や配線の断線等の事故を招く。また、F
e、Ni、Crのような重金属は、積層膜の界面に集っ
てディープレベルを形成し、接合リークの要因となる。
Na、Kのようなアルカリ金属は、Si中を容易に移動
して素子特性を劣化させる。
の形成には、スパッタ法が利用されている。このため、
Ti材によるターゲットの作製が必須となる。この場合
のTiターゲットは、高純度であることが重要である。
例えば、Tiターゲットに不純物として酸素が含有され
ている場合には、形成された薄膜の電気抵抗が大きくな
り、信号の遅延や配線の断線等の事故を招く。また、F
e、Ni、Crのような重金属は、積層膜の界面に集っ
てディープレベルを形成し、接合リークの要因となる。
Na、Kのようなアルカリ金属は、Si中を容易に移動
して素子特性を劣化させる。
【0006】ところで、上記Tiターゲットを構成する
Ti材の製造方法としては、一般にTiCl4 のような
Ti化合物をNa、Mgのような活性金属で熱還元する
方法で、クロール(Kroll) 法、ハンター(Hunter)法と呼
ばれている方法や、例えばKClやNaCl等の塩を用
いた溶融塩電解法等が採用されている。近年の金属の精
製技術の進歩や製造工程の管理により、重金属等の不純
物の混入は極力抑えられるようになってきた。
Ti材の製造方法としては、一般にTiCl4 のような
Ti化合物をNa、Mgのような活性金属で熱還元する
方法で、クロール(Kroll) 法、ハンター(Hunter)法と呼
ばれている方法や、例えばKClやNaCl等の塩を用
いた溶融塩電解法等が採用されている。近年の金属の精
製技術の進歩や製造工程の管理により、重金属等の不純
物の混入は極力抑えられるようになってきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような重金属量等を極力低減したTiターゲットを使
用して、電極やコンタクト部に用いられるTiSi2 膜
等を形成した場合においても、配線が微細化されること
によって、接合リークを十分に防止することができない
という問題が起きている。これは、半導体素子の信頼性
の低下要因となる。また、TiN膜等からなるバリヤ層
においても、同様に配線が微細化され、電流密度が高く
なることによりバリヤ層としての機能が損なわれ、ジャ
ンクションリーク等を招いてしまうという問題が起きて
いる。
たような重金属量等を極力低減したTiターゲットを使
用して、電極やコンタクト部に用いられるTiSi2 膜
等を形成した場合においても、配線が微細化されること
によって、接合リークを十分に防止することができない
という問題が起きている。これは、半導体素子の信頼性
の低下要因となる。また、TiN膜等からなるバリヤ層
においても、同様に配線が微細化され、電流密度が高く
なることによりバリヤ層としての機能が損なわれ、ジャ
ンクションリーク等を招いてしまうという問題が起きて
いる。
【0008】このような問題は半導体素子の集積度が進
むにつれて、さらに大きな問題となることが予想され
る。これらの問題はTiターゲットを使用して電極層や
バリア層を形成する場合に限らず、ZrやHfを用いて
同様な配線を形成する場合においても、同様に生じるも
のである。
むにつれて、さらに大きな問題となることが予想され
る。これらの問題はTiターゲットを使用して電極層や
バリア層を形成する場合に限らず、ZrやHfを用いて
同様な配線を形成する場合においても、同様に生じるも
のである。
【0009】本発明はこのような課題に対処するために
なされたものであって、高集積化された半導体素子の電
極やコンタクト部を形成する際に、接合リーク等の発生
を十分に防止し、またバリヤ層の形成にあってはその機
能の低下を防止することによって、電極、コンタクト
部、バリア層等の信頼性を向上させることを可能にした
半導体素子形成用配線膜、および半導体パッケージを提
供することを目的としている。
なされたものであって、高集積化された半導体素子の電
極やコンタクト部を形成する際に、接合リーク等の発生
を十分に防止し、またバリヤ層の形成にあってはその機
能の低下を防止することによって、電極、コンタクト
部、バリア層等の信頼性を向上させることを可能にした
半導体素子形成用配線膜、および半導体パッケージを提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述した
目的を達成するために、Ti、Zr、Hf等のターゲッ
ト中の不純物について検討を進めた結果、上述したよう
な問題が従来ターゲット中の不純物としてはあまり重視
されていなかった、Alに起因するという知見を得た。
つまり、半導体素子の電極、コンタクト部、バリヤ層等
をスパッタ法によって形成する際に使用されるTi等の
ターゲットでは、重金属やアルカリ金属等の他に、Al
量を極力低減する必要があることが明らかとなった。た
だし、前述したような従来の製造方法では、Al量を充
分に低減することができず、多いものではAlが200ppm
程度存在し、高集積化された半導体素子用の形成材料と
しては到底使用し得ることができない。
目的を達成するために、Ti、Zr、Hf等のターゲッ
ト中の不純物について検討を進めた結果、上述したよう
な問題が従来ターゲット中の不純物としてはあまり重視
されていなかった、Alに起因するという知見を得た。
つまり、半導体素子の電極、コンタクト部、バリヤ層等
をスパッタ法によって形成する際に使用されるTi等の
ターゲットでは、重金属やアルカリ金属等の他に、Al
量を極力低減する必要があることが明らかとなった。た
だし、前述したような従来の製造方法では、Al量を充
分に低減することができず、多いものではAlが200ppm
程度存在し、高集積化された半導体素子用の形成材料と
しては到底使用し得ることができない。
【0011】本発明の半導体素子形成用配線膜は、上述
したような知見に基づいて成されたものであり、Al含
有量が10ppm 以下のTi、ZrおよびHfから選ばれた
1種の高純度金属材からなるターゲットを用いて成膜し
てなることを特徴としている。本発明の配線膜は、例え
ばTi、ZrおよびHfから選ばれた 1種の金属膜、あ
るいはその化合物膜からなる。
したような知見に基づいて成されたものであり、Al含
有量が10ppm 以下のTi、ZrおよびHfから選ばれた
1種の高純度金属材からなるターゲットを用いて成膜し
てなることを特徴としている。本発明の配線膜は、例え
ばTi、ZrおよびHfから選ばれた 1種の金属膜、あ
るいはその化合物膜からなる。
【0012】本発明の半導体素子形成用配線膜におい
て、ターゲットはFe、NiおよびCrの各元素の含有
量が10ppm 以下、NaおよびKの各元素の含有量が0.1p
pm以下、UおよびThの各元素の含有量が0.001ppm以
下、酸素含有量が250ppm以下であることが好ましい。タ
ーゲット中のAl含有量は5ppm以下であることが好まし
く、さらには1ppm以下であることが望ましい。ターゲッ
ト中のNaおよびKの各元素の含有量は0.05ppm 以下で
あることがさらに好ましい。
て、ターゲットはFe、NiおよびCrの各元素の含有
量が10ppm 以下、NaおよびKの各元素の含有量が0.1p
pm以下、UおよびThの各元素の含有量が0.001ppm以
下、酸素含有量が250ppm以下であることが好ましい。タ
ーゲット中のAl含有量は5ppm以下であることが好まし
く、さらには1ppm以下であることが望ましい。ターゲッ
ト中のNaおよびKの各元素の含有量は0.05ppm 以下で
あることがさらに好ましい。
【0013】本発明の配線膜は、LSI、VLSI、U
LSI等のための配線材料として有用である。また、こ
のような膜を用いた配線網は、例えば以下に示すような
製造方法によって得ることができる。すなわち、Al含
有量が10ppm 以下のTi、ZrおよびHfから選ばれた
1種の高純度金属材からなるターゲットを用いて、半導
体基板上に薄膜を形成する工程と、所望の配線網に応じ
て前記薄膜の不要部分をエッチング除去する工程とを有
する製造方法である。なお、上記した配線網は、半導体
素子の電極、コンタクト部、バリヤ層等を含むものであ
る。
LSI等のための配線材料として有用である。また、こ
のような膜を用いた配線網は、例えば以下に示すような
製造方法によって得ることができる。すなわち、Al含
有量が10ppm 以下のTi、ZrおよびHfから選ばれた
1種の高純度金属材からなるターゲットを用いて、半導
体基板上に薄膜を形成する工程と、所望の配線網に応じ
て前記薄膜の不要部分をエッチング除去する工程とを有
する製造方法である。なお、上記した配線網は、半導体
素子の電極、コンタクト部、バリヤ層等を含むものであ
る。
【0014】また、本発明の半導体パッケージは、Al
含有量が10ppm 以下のTi、ZrおよびHfから選ばれ
た 1種の高純度金属材からなるターゲットを用いて成膜
してなる金属または化合物を、配線網の少なくとも一部
として含み、所定の回路を有する半導体チップと、前記
半導体チップの回路と電気的に接続されたリードと、少
なくとも前記半導体チップを気密封止する封止部材とを
具備することを特徴としている。
含有量が10ppm 以下のTi、ZrおよびHfから選ばれ
た 1種の高純度金属材からなるターゲットを用いて成膜
してなる金属または化合物を、配線網の少なくとも一部
として含み、所定の回路を有する半導体チップと、前記
半導体チップの回路と電気的に接続されたリードと、少
なくとも前記半導体チップを気密封止する封止部材とを
具備することを特徴としている。
【0015】本発明で用いられるAl量を極度に低下さ
せた高純度金属材は、ヨウ化物分解法を用いることによ
ってAlを効果的に低減することが可能であること、お
よび溶融塩電解法で得られた粗Ti粒等に含まれるAl
は表層部に特に集中して存在し、これを表面処理技術を
用いて除去することにより、Alを効果的に低減するこ
とが可能であることを見出だしたことによって達成され
たものである。
せた高純度金属材は、ヨウ化物分解法を用いることによ
ってAlを効果的に低減することが可能であること、お
よび溶融塩電解法で得られた粗Ti粒等に含まれるAl
は表層部に特に集中して存在し、これを表面処理技術を
用いて除去することにより、Alを効果的に低減するこ
とが可能であることを見出だしたことによって達成され
たものである。
【0016】本発明においては、例えば粗金属材をヨウ
化物分解法によって精製するか、あるいは溶融塩電解法
で得られた粗金属材等に表面処理を施して、粗金属材表
面に存在する汚染層を除去した後、高真空下で電子ビー
ム溶解を行って金属材を得ているため、Alの含有量を
10ppm以下というように、極めて減少させたTi材、Z
r材、あるいはHf材を得ることができる。このよう
に、Al含有量を低減した高純度金属材からなるターゲ
ットを用いて、半導体素子の電極やコンタクト部、さら
にはバリア層等を形成することによって、接合リークや
機能低下を防止することが可能となる。よって、信頼性
に優れた半導体素子や半導体パッケージが得られる。
化物分解法によって精製するか、あるいは溶融塩電解法
で得られた粗金属材等に表面処理を施して、粗金属材表
面に存在する汚染層を除去した後、高真空下で電子ビー
ム溶解を行って金属材を得ているため、Alの含有量を
10ppm以下というように、極めて減少させたTi材、Z
r材、あるいはHf材を得ることができる。このよう
に、Al含有量を低減した高純度金属材からなるターゲ
ットを用いて、半導体素子の電極やコンタクト部、さら
にはバリア層等を形成することによって、接合リークや
機能低下を防止することが可能となる。よって、信頼性
に優れた半導体素子や半導体パッケージが得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施するための形
態について詳細に説明する。
態について詳細に説明する。
【0018】本発明で用いられる高純度金属材、すなわ
ち高純度チタン(Ti)材、高純度ジルコニウム(Z
r)材、あるいは高純度ハフニウム(Hf)材は、Al
の含有量が10ppm 以下であることを基本とするものであ
るが、他の不純物についても同様に低減されたものであ
る。例えば、酸素含有量は 250ppm 以下、Fe、Niお
よびCrの各元素の含有量は10ppm 以下、NaおよびK
の各元素の含有量は 0.1ppm 以下である。また、Uおよ
びThの含有量はいずれも0.001ppm以下とするのが好ま
しい。
ち高純度チタン(Ti)材、高純度ジルコニウム(Z
r)材、あるいは高純度ハフニウム(Hf)材は、Al
の含有量が10ppm 以下であることを基本とするものであ
るが、他の不純物についても同様に低減されたものであ
る。例えば、酸素含有量は 250ppm 以下、Fe、Niお
よびCrの各元素の含有量は10ppm 以下、NaおよびK
の各元素の含有量は 0.1ppm 以下である。また、Uおよ
びThの含有量はいずれも0.001ppm以下とするのが好ま
しい。
【0019】ここで、Alの含有量を上記範囲に規定し
たのは、半導体素子の電極、コンタクト部、バリア層を
Ti、Zr、Hfの化合物で形成する際に用いるターゲ
ット中のAl含有量が 10ppmを超えると、リークによる
素子不良の頻度が急激に増加するためである。このこと
は、本発明者らによって初めて明らかにされたものであ
る。Al含有量のより好ましい範囲は5ppm以下であり、
さらに好ましくは1ppm以下である。
たのは、半導体素子の電極、コンタクト部、バリア層を
Ti、Zr、Hfの化合物で形成する際に用いるターゲ
ット中のAl含有量が 10ppmを超えると、リークによる
素子不良の頻度が急激に増加するためである。このこと
は、本発明者らによって初めて明らかにされたものであ
る。Al含有量のより好ましい範囲は5ppm以下であり、
さらに好ましくは1ppm以下である。
【0020】このような高純度金属材は、例えば以下に
示す第1の製造方法や第2の製造方法を適用することに
より再現性よく得ることができる。第1の製造方法は、
Ti、ZrおよびHfから選ばれた 1種の金属を主とす
る粗金属材をヨウ化物分解法により精製する工程と、こ
の精製された金属材を高真空下で電子ビーム溶解する工
程とを有する。また、第2の製造方法は、溶融塩電解法
で得られたTi、ZrおよびHfから選ばれた 1種の金
属を主とする粗金属材に対して表面処理を施し、前記粗
金属材表面に存在する汚染層を除去する工程と、前記表
面処理が施された粗金属材を高真空下で電子ビーム溶解
する工程とを有する。
示す第1の製造方法や第2の製造方法を適用することに
より再現性よく得ることができる。第1の製造方法は、
Ti、ZrおよびHfから選ばれた 1種の金属を主とす
る粗金属材をヨウ化物分解法により精製する工程と、こ
の精製された金属材を高真空下で電子ビーム溶解する工
程とを有する。また、第2の製造方法は、溶融塩電解法
で得られたTi、ZrおよびHfから選ばれた 1種の金
属を主とする粗金属材に対して表面処理を施し、前記粗
金属材表面に存在する汚染層を除去する工程と、前記表
面処理が施された粗金属材を高真空下で電子ビーム溶解
する工程とを有する。
【0021】まず、第1の製造方法について詳細に述べ
る。第1の製造方法においては、まず粗金属材をヨウ化
物分解法によって精製する。ここで、ヨウ化物分解法に
ついてTiを例とし、図1を参照して説明する。図1
は、ヨウ化物分解法によるTi材の精製装置の一例を示
す図である。原料の粗Ti材とヨウ素とを収容する反応
容器1は恒温槽2内に設置されており、この反応容器1
内には接続子3a、3bを介して電源4に接続されたフ
ィラメント5が配置されている。
る。第1の製造方法においては、まず粗金属材をヨウ化
物分解法によって精製する。ここで、ヨウ化物分解法に
ついてTiを例とし、図1を参照して説明する。図1
は、ヨウ化物分解法によるTi材の精製装置の一例を示
す図である。原料の粗Ti材とヨウ素とを収容する反応
容器1は恒温槽2内に設置されており、この反応容器1
内には接続子3a、3bを介して電源4に接続されたフ
ィラメント5が配置されている。
【0022】ヨウ化物分解法は化学輸送法の一種であ
り、下記の (1)式および (2)式の反応を利用してTiの
精製が行われる。
り、下記の (1)式および (2)式の反応を利用してTiの
精製が行われる。
【0023】 Ti+ 2I2 → TiI4 …(1) (100℃〜 250℃あるいは 450℃〜 600℃) TiI4 → Ti+ 2I2 …(2) (1100℃〜1500℃) すなわち、反応容器1内に原料の粗Ti材とヨウ素とを
投入し、フィラメント5を通電加熱によって1100℃〜15
00℃の範囲の温度に加熱した状態で、反応容器1内を 1
00℃〜 250℃あるいは 450℃〜 600℃の温度に保持す
る。これにより、まず原料の粗Ti材とヨウ素とが上記
(1)式にしたがって反応し、TiI4 が生成される。こ
のTiI4 は揮発性物質であるために、フィラメント5
に到達したところで、上記 (2)式にしたがって再びTi
とヨウ素とに分解し、Tiのみがフィラメント5に析出
する。原料中の不純物のうち、Tiよりも反応性の低い
元素は大部分が原料中に残存する。また、ヨウ化物を形
成しやすい不純物でも、上記した反応容器内温度におい
て、その蒸気圧が低い元素はフィラメント中に混入しな
いし、仮に十分な蒸気圧を有するヨウ化物でも、反応容
器内の圧力や解離温度を調節することにより、フィラメ
ントへの混入を防止することができる。
投入し、フィラメント5を通電加熱によって1100℃〜15
00℃の範囲の温度に加熱した状態で、反応容器1内を 1
00℃〜 250℃あるいは 450℃〜 600℃の温度に保持す
る。これにより、まず原料の粗Ti材とヨウ素とが上記
(1)式にしたがって反応し、TiI4 が生成される。こ
のTiI4 は揮発性物質であるために、フィラメント5
に到達したところで、上記 (2)式にしたがって再びTi
とヨウ素とに分解し、Tiのみがフィラメント5に析出
する。原料中の不純物のうち、Tiよりも反応性の低い
元素は大部分が原料中に残存する。また、ヨウ化物を形
成しやすい不純物でも、上記した反応容器内温度におい
て、その蒸気圧が低い元素はフィラメント中に混入しな
いし、仮に十分な蒸気圧を有するヨウ化物でも、反応容
器内の圧力や解離温度を調節することにより、フィラメ
ントへの混入を防止することができる。
【0024】以上のように、ヨウ化物分解法は、反応容
器温度、容器内圧力、フィラメント温度等のパラメータ
を調節することにより、特定不純物の濃度を効果的に低
減できるという利点を有している。そして、Alについ
ては、上記 (1)式の反応容器内の温度範囲において、ヨ
ウ素との反応性がTiより十分に低いため、効率的にT
i中より除去することができる。このように、Tiヨウ
化物の生成、解離反応のプロセスによってTiの精製が
行われ、Al量を大幅に低減したTi材が得られる。な
お、この場合、原料にはなるべくAl成分が少ないもの
を選ぶこと、および反応容器にもAl含有量の少ない材
料を選ぶことが重要である。ZrおよびHfについても
同様である。
器温度、容器内圧力、フィラメント温度等のパラメータ
を調節することにより、特定不純物の濃度を効果的に低
減できるという利点を有している。そして、Alについ
ては、上記 (1)式の反応容器内の温度範囲において、ヨ
ウ素との反応性がTiより十分に低いため、効率的にT
i中より除去することができる。このように、Tiヨウ
化物の生成、解離反応のプロセスによってTiの精製が
行われ、Al量を大幅に低減したTi材が得られる。な
お、この場合、原料にはなるべくAl成分が少ないもの
を選ぶこと、および反応容器にもAl含有量の少ない材
料を選ぶことが重要である。ZrおよびHfについても
同様である。
【0025】上記ヨウ化物分解法で原料として使用する
粗Ti材としては、クロール法、ハンター法、溶融塩電
解法等の各種製造方法によって得られたTi材を適用す
ることが可能であるが、溶融塩電解法によって得たTi
材を用いることが好ましい。これは、ヨウ化物分解法に
より精製したTiの純度は原料の純度をある程度反映す
るため、より純度の高いTi材が得られる溶融塩電解法
を利用することにより、さらに高純度化が達成されるた
めである。
粗Ti材としては、クロール法、ハンター法、溶融塩電
解法等の各種製造方法によって得られたTi材を適用す
ることが可能であるが、溶融塩電解法によって得たTi
材を用いることが好ましい。これは、ヨウ化物分解法に
より精製したTiの純度は原料の純度をある程度反映す
るため、より純度の高いTi材が得られる溶融塩電解法
を利用することにより、さらに高純度化が達成されるた
めである。
【0026】本発明の第1の製造方法においては、上記
ヨウ化物分解法によって粗金属材の精製を行った後、例
えば 5×10-5mbar以下というような高真空下で電子ビー
ム溶解(以下、EB溶解と記す)することにより、最終
的にAlやNa、Kが除去され、高純度金属材が得られ
る。EB溶解は、蒸気圧の差を利用して不純物を分離す
る方法であり、特に蒸気圧の高いAl、Na、K等の精
製効果が高い。
ヨウ化物分解法によって粗金属材の精製を行った後、例
えば 5×10-5mbar以下というような高真空下で電子ビー
ム溶解(以下、EB溶解と記す)することにより、最終
的にAlやNa、Kが除去され、高純度金属材が得られ
る。EB溶解は、蒸気圧の差を利用して不純物を分離す
る方法であり、特に蒸気圧の高いAl、Na、K等の精
製効果が高い。
【0027】EB溶解炉においては、炉内を 5×10-5mb
ar以下、好ましくは 2×10-5mbar以下の真空度に保持
し、かつフレオンバッフルで拡散ポンプオイルの炉内へ
の混入を防止しつつ、各金属材のEB溶解を行うことが
好ましい。また、EB溶解時における操作条件は格別限
定されるものではないが、Na、Kの精製効果や酸素の
汚染吸収を考慮して、溶解速度を選定することが求めら
れる。例えば1.75kg/時間〜 2.3kg/時間程度が好まし
い条件である。なお、EB溶解時の電極はそれぞれの金
属材が析出したフィラメントを直接使用する。
ar以下、好ましくは 2×10-5mbar以下の真空度に保持
し、かつフレオンバッフルで拡散ポンプオイルの炉内へ
の混入を防止しつつ、各金属材のEB溶解を行うことが
好ましい。また、EB溶解時における操作条件は格別限
定されるものではないが、Na、Kの精製効果や酸素の
汚染吸収を考慮して、溶解速度を選定することが求めら
れる。例えば1.75kg/時間〜 2.3kg/時間程度が好まし
い条件である。なお、EB溶解時の電極はそれぞれの金
属材が析出したフィラメントを直接使用する。
【0028】このようにヨウ化物分解法で精製されたT
i、Zr、Hf等の金属材は、EB溶解によりさらに精
製される。また、溶解は高真空下で行われるため、酸素
や窒素による汚染も少なく、高純度の金属材が得られ
る。
i、Zr、Hf等の金属材は、EB溶解によりさらに精
製される。また、溶解は高真空下で行われるため、酸素
や窒素による汚染も少なく、高純度の金属材が得られ
る。
【0029】次に、本発明の第2の高純度金属材の製造
方法について述べる。この第2の製造方法においては、
まず溶融塩電解法によって粗金属粒を作製する。原料の
金属材料としては、例えばスポンジTi等を用いる。ま
た、電解浴としてはKCl−NaCl等が好ましい。電
解温度は 730℃〜 755℃、電圧は6.0V〜 8.0V 程度が好
適である。ここで、溶融塩電解法によって得られる粗T
i粒等の粗金属材は、表面近傍にAlを含む金属元素や
酸素等の不純物が集中して存在するため、この表面汚染
層を選択的に除去する。
方法について述べる。この第2の製造方法においては、
まず溶融塩電解法によって粗金属粒を作製する。原料の
金属材料としては、例えばスポンジTi等を用いる。ま
た、電解浴としてはKCl−NaCl等が好ましい。電
解温度は 730℃〜 755℃、電圧は6.0V〜 8.0V 程度が好
適である。ここで、溶融塩電解法によって得られる粗T
i粒等の粗金属材は、表面近傍にAlを含む金属元素や
酸素等の不純物が集中して存在するため、この表面汚染
層を選択的に除去する。
【0030】この表面汚染層の除去方法としては、(a)
酸やアルカリ等による表面処理法、(b) 表面層だけ
ヨウ素、フッ素、塩素、臭素等のハロゲンと反応させて
揮発分離する方法、等が例示される。
酸やアルカリ等による表面処理法、(b) 表面層だけ
ヨウ素、フッ素、塩素、臭素等のハロゲンと反応させて
揮発分離する方法、等が例示される。
【0031】上記 (a)の方法は、表面層の再汚染(特に
酸素)を防止する上で、アルゴンガス雰囲気のような不
活性雰囲気中で処理した後、純水で洗浄、乾燥すること
により行うことが好ましい。使用する処理液としては、
フッ酸、硝酸、塩酸、あるいはこれらの混酸等の酸液
や、水酸化ナトリウム溶液のようなアルカリ溶液が用い
られる。また、溶融塩電解法によれば、重金属類の除去
を比較的容易に行うことが可能であるため、表面近傍に
存在するAlのみを選択的に除去するようにしてもよ
い。この場合には、塩酸や水酸化ナトリウム溶液が効果
的である。
酸素)を防止する上で、アルゴンガス雰囲気のような不
活性雰囲気中で処理した後、純水で洗浄、乾燥すること
により行うことが好ましい。使用する処理液としては、
フッ酸、硝酸、塩酸、あるいはこれらの混酸等の酸液
や、水酸化ナトリウム溶液のようなアルカリ溶液が用い
られる。また、溶融塩電解法によれば、重金属類の除去
を比較的容易に行うことが可能であるため、表面近傍に
存在するAlのみを選択的に除去するようにしてもよ
い。この場合には、塩酸や水酸化ナトリウム溶液が効果
的である。
【0032】また、上記 (b)の方法は、例えば図1に示
したヨウ化物分解法による精製装置内に溶融塩電解法に
よって得られた粗金属材を収容し、ハロゲンをガス状態
で導入した後、反応容器内の温度を上げて一定時間保持
することにより、粗金属材の表面とハロゲンとを反応さ
せ、この生成物を吸引除去することによって実施され
る。反応容器温度が充分に高い場合、ほとんどの金属不
純物のハロゲン化物は蒸気圧が高いことから、容易に反
応容器外に運び出される。このような操作を繰り返し行
うことによって、粗金属材表面の汚染層は徐々に取り除
かれる。
したヨウ化物分解法による精製装置内に溶融塩電解法に
よって得られた粗金属材を収容し、ハロゲンをガス状態
で導入した後、反応容器内の温度を上げて一定時間保持
することにより、粗金属材の表面とハロゲンとを反応さ
せ、この生成物を吸引除去することによって実施され
る。反応容器温度が充分に高い場合、ほとんどの金属不
純物のハロゲン化物は蒸気圧が高いことから、容易に反
応容器外に運び出される。このような操作を繰り返し行
うことによって、粗金属材表面の汚染層は徐々に取り除
かれる。
【0033】これらの方法によって除去する表面汚染層
は表面から 5μm 以上とすることが好ましく、さらに好
ましくは10μm 以上である。また、比較的粒径の大きい
Ti粒等を選択して用いることにより、比表面積が小さ
くなることから、Alを含む不純物量を相対的に減少さ
せることができる。これにより、表面汚染層の除去がよ
り効果的に行える。また、表面汚染層の除去処理後に篩
分けを実施し、比較的粒径の大きいTi粒を選択的に使
用しても、同様な効果が得られる。
は表面から 5μm 以上とすることが好ましく、さらに好
ましくは10μm 以上である。また、比較的粒径の大きい
Ti粒等を選択して用いることにより、比表面積が小さ
くなることから、Alを含む不純物量を相対的に減少さ
せることができる。これにより、表面汚染層の除去がよ
り効果的に行える。また、表面汚染層の除去処理後に篩
分けを実施し、比較的粒径の大きいTi粒を選択的に使
用しても、同様な効果が得られる。
【0034】このようにして表面汚染層の除去処理後
に、前記した第1の製造方法と同様に、高真空下でEB
溶解し、最終的に内部のAlやNa、K等の除去を行
い、高純度金属材を得る。ここで、通常EB溶解を行う
際には、得られたTi粒等をプレス成形によって圧縮し
て固形化し、これを電極としてEB溶解することが考え
られる。しかし、その場合は工具、成形時の変形による
再汚染の発生が考えられるため、本発明においては、こ
の再汚染を防止するために、Ti粒等をそのまま真空中
で、バイブレーター式グラニュー投入した後、EB溶解
を実施することが好ましい。
に、前記した第1の製造方法と同様に、高真空下でEB
溶解し、最終的に内部のAlやNa、K等の除去を行
い、高純度金属材を得る。ここで、通常EB溶解を行う
際には、得られたTi粒等をプレス成形によって圧縮し
て固形化し、これを電極としてEB溶解することが考え
られる。しかし、その場合は工具、成形時の変形による
再汚染の発生が考えられるため、本発明においては、こ
の再汚染を防止するために、Ti粒等をそのまま真空中
で、バイブレーター式グラニュー投入した後、EB溶解
を実施することが好ましい。
【0035】また、上記した溶融塩電解により得た金属
材の表面汚染層の除去処理は、上記第1の製造方法にお
いて溶融塩電解によるTi材を原料Ti材として用いる
際にも有効な処理である。つまり、表面汚染層の除去処
理を施した溶融塩電解によるTi材をヨウ化物分解法に
よって精製する。次に、この精製されたTi材をEB溶
解する。これにより、ヨウ化物分解法による精製効率を
よりいっそう高めることが可能となる。なお、ヨウ化物
分解法の前処理としては、同一装置内で実施することが
可能であることから、上記 (b)の方法を採用することが
好ましい。
材の表面汚染層の除去処理は、上記第1の製造方法にお
いて溶融塩電解によるTi材を原料Ti材として用いる
際にも有効な処理である。つまり、表面汚染層の除去処
理を施した溶融塩電解によるTi材をヨウ化物分解法に
よって精製する。次に、この精製されたTi材をEB溶
解する。これにより、ヨウ化物分解法による精製効率を
よりいっそう高めることが可能となる。なお、ヨウ化物
分解法の前処理としては、同一装置内で実施することが
可能であることから、上記 (b)の方法を採用することが
好ましい。
【0036】このようにして、第1の方法または第2の
方法のいずれかを採用して得られる金属材は、Al含有
量が10ppm 以下を満足すると共に、他の不純物について
も同様に低減され、高純度を満足するものとなる。他の
不純物は、例えば酸素含有量が250ppm以下(さらに好ま
しくは200ppm以下)、Fe、Ni、Crの各元素の含有
量がそれぞれ10ppm 以下(さらに好ましくは5ppm以
下)、Na、Kの各元素の含有量がそれぞれ0.1ppm以下
(さらに好ましくは 0.05ppm以下)となる。
方法のいずれかを採用して得られる金属材は、Al含有
量が10ppm 以下を満足すると共に、他の不純物について
も同様に低減され、高純度を満足するものとなる。他の
不純物は、例えば酸素含有量が250ppm以下(さらに好ま
しくは200ppm以下)、Fe、Ni、Crの各元素の含有
量がそれぞれ10ppm 以下(さらに好ましくは5ppm以
下)、Na、Kの各元素の含有量がそれぞれ0.1ppm以下
(さらに好ましくは 0.05ppm以下)となる。
【0037】本発明の半導体素子形成用配線膜は、以下
のようにして得ることができる。まず、上記した製造方
法により得た高純度Ti材、高純度Zr材、あるいは高
純度Hf材を、それらの再汚染を防止しつつ、任意の形
状に冷間鍛造する。上記鍛造工程は、ガス吸収性の高い
例えばTi材の性質を考慮し、吸収ガスによる再汚染を
防止する上で、冷間(室温近傍)で行うことが好まし
い。このように、冷間での加工が可能となるのは、高純
度を満足することによって、加工性が向上するためであ
る。この後、機械加工によって所定のターゲット形状に
加工する。このようなスパッタターゲットを用いて薄膜
を成膜することにより、本発明の半導体素子形成用配線
膜が得られる。
のようにして得ることができる。まず、上記した製造方
法により得た高純度Ti材、高純度Zr材、あるいは高
純度Hf材を、それらの再汚染を防止しつつ、任意の形
状に冷間鍛造する。上記鍛造工程は、ガス吸収性の高い
例えばTi材の性質を考慮し、吸収ガスによる再汚染を
防止する上で、冷間(室温近傍)で行うことが好まし
い。このように、冷間での加工が可能となるのは、高純
度を満足することによって、加工性が向上するためであ
る。この後、機械加工によって所定のターゲット形状に
加工する。このようなスパッタターゲットを用いて薄膜
を成膜することにより、本発明の半導体素子形成用配線
膜が得られる。
【0038】
【実施例】次に、本発明の半導体素子形成用配線膜の具
体的な実施例およびその評価結果について説明する。ま
ず、第1の高純度金属材の製造方法を適用した各例につ
いて述べる。
体的な実施例およびその評価結果について説明する。ま
ず、第1の高純度金属材の製造方法を適用した各例につ
いて述べる。
【0039】実施例1 原料となる粗Ti材として、クロール法により製造した
スポンジTiを用意した。次いで、このスポンジTiを
図1に示したヨウ化物分解法を適用した精製装置の反応
容器1内に投入し、ヨウ素を 0.2g/lの割合で収容し
た。そして、フィラメント5の温度を1400℃に、また反
応容器1の温度を 600℃に設定し、上記スポンジTiを
ヨウ化物分解法によって精製した。精製開始時のフィラ
メント5の径は 2mmであり、これが約30mmとなるまでT
iを析出させた。
スポンジTiを用意した。次いで、このスポンジTiを
図1に示したヨウ化物分解法を適用した精製装置の反応
容器1内に投入し、ヨウ素を 0.2g/lの割合で収容し
た。そして、フィラメント5の温度を1400℃に、また反
応容器1の温度を 600℃に設定し、上記スポンジTiを
ヨウ化物分解法によって精製した。精製開始時のフィラ
メント5の径は 2mmであり、これが約30mmとなるまでT
iを析出させた。
【0040】次に、上記Tiを析出させたフィラメント
をEB溶解用原料として用い、炉内を 1×10-5mbarの高
真空にし、フレオンバッフルで拡散ポンプオイルの混入
を防ぎ、20kV、フィラメント電流1.5A〜2.0A、EB出力
30kW〜40kW、溶解速度 4kg/時間の条件でEB溶解を行
って、直径 135mmのTiインゴットを得た。
をEB溶解用原料として用い、炉内を 1×10-5mbarの高
真空にし、フレオンバッフルで拡散ポンプオイルの混入
を防ぎ、20kV、フィラメント電流1.5A〜2.0A、EB出力
30kW〜40kW、溶解速度 4kg/時間の条件でEB溶解を行
って、直径 135mmのTiインゴットを得た。
【0041】また、上記Tiインゴットを冷間(室温付
近)で鍛造し、機械研削によって所定形状に加工してス
パッタターゲットを作製した。このようにして得たTi
ターゲットの各不純物量を測定した。その結果を表1に
示す。
近)で鍛造し、機械研削によって所定形状に加工してス
パッタターゲットを作製した。このようにして得たTi
ターゲットの各不純物量を測定した。その結果を表1に
示す。
【0042】実施例2 上記実施例1における粗Ti材を、溶融塩電解法によっ
て得た針状Tiに代える以外は、上記実施例1と同一条
件でヨウ化物分解およびEB溶解を行い、Tiインゴッ
トを作製し、さらにTiターゲットを作製した。このよ
うにして得たTiターゲットの分析結果を表1に併せて
示す。
て得た針状Tiに代える以外は、上記実施例1と同一条
件でヨウ化物分解およびEB溶解を行い、Tiインゴッ
トを作製し、さらにTiターゲットを作製した。このよ
うにして得たTiターゲットの分析結果を表1に併せて
示す。
【0043】実施例3 まず、上記実施例2で粗Ti材として用いた溶融塩電解
法による針状Tiを、フッ酸、硝酸、塩酸および水を2:
1:1:196 の比率で混合した混酸に10分間浸漬し、表面汚
染層の除去処理を行った。この後、流水で充分に洗浄し
て原料Ti材とした。なお、酸処理による表面汚染層の
除去量は表面から約15μm とした。
法による針状Tiを、フッ酸、硝酸、塩酸および水を2:
1:1:196 の比率で混合した混酸に10分間浸漬し、表面汚
染層の除去処理を行った。この後、流水で充分に洗浄し
て原料Ti材とした。なお、酸処理による表面汚染層の
除去量は表面から約15μm とした。
【0044】次に、上記酸処理を施したTi材を用い
て、実施例1と同一条件でヨウ化物分解およびEB溶解
を行ってTiインゴットを作製し、さらにTiターゲッ
トを作製した。このようにして得たTiターゲットの分
析結果を表1に併せて示す。
て、実施例1と同一条件でヨウ化物分解およびEB溶解
を行ってTiインゴットを作製し、さらにTiターゲッ
トを作製した。このようにして得たTiターゲットの分
析結果を表1に併せて示す。
【0045】実施例4 まず、図1に示したヨウ化物分解法を適用した精製装置
の反応容器1内に、上記実施例2で粗Ti材として用い
た溶融塩電解法による針状Tiを投入し、真空排気した
後にヨウ素をガス状態で導入し、 600℃で10分間保持し
て針状Ti表面とヨウ素とを反応させた。この後、真空
排気を行って反応生成物を除去した。以上の操作を 3回
繰り返し行って表面汚染層を除去した。なお、ヨウ素に
よる表面汚染層の除去量は表面から約15μm とした。ま
た、使用した精製装置は、図示を省略したヨウ化物トラ
ップ機構を介して反応容器1に接続された排気系を有す
るものである。
の反応容器1内に、上記実施例2で粗Ti材として用い
た溶融塩電解法による針状Tiを投入し、真空排気した
後にヨウ素をガス状態で導入し、 600℃で10分間保持し
て針状Ti表面とヨウ素とを反応させた。この後、真空
排気を行って反応生成物を除去した。以上の操作を 3回
繰り返し行って表面汚染層を除去した。なお、ヨウ素に
よる表面汚染層の除去量は表面から約15μm とした。ま
た、使用した精製装置は、図示を省略したヨウ化物トラ
ップ機構を介して反応容器1に接続された排気系を有す
るものである。
【0046】次に、上記表面汚染層の除去処理に引き続
いてフィラメント5に通電し、実施例1と同一条件でヨ
ウ化物分解を行い、さらにEB溶解を行ってTiインゴ
ットを作製した。この後、Tiターゲットを作製した。
このようにして得たTiターゲットの分析結果を表1に
併せて示す。なお、表1に示す比較例1、2は、それぞ
れ上記実施例1、2で用いた粗Ti材の分析結果であ
る。
いてフィラメント5に通電し、実施例1と同一条件でヨ
ウ化物分解を行い、さらにEB溶解を行ってTiインゴ
ットを作製した。この後、Tiターゲットを作製した。
このようにして得たTiターゲットの分析結果を表1に
併せて示す。なお、表1に示す比較例1、2は、それぞ
れ上記実施例1、2で用いた粗Ti材の分析結果であ
る。
【0047】
【表1】 表1の結果から明らかなように、上記各実施例によるT
i材は、半導体素子の電極、コンタクト部、バリヤ層等
の特性に悪影響を及ぼすAlの含有量が少なく、また他
の不純物も低減された高純度を満足するものであること
が分る。
i材は、半導体素子の電極、コンタクト部、バリヤ層等
の特性に悪影響を及ぼすAlの含有量が少なく、また他
の不純物も低減された高純度を満足するものであること
が分る。
【0048】次に、上記した実施例および比較例に基づ
くTiターゲット、および同様にして製造したZrター
ゲット、Hfターゲットをそれぞれ用いて、金属シリサ
イド膜からなる配線網を半導体基板上に形成することに
よって、半導体素子を作製してその特性を評価した。具
体的な製造方法と評価方法、およびその結果について、
以下に述べる。
くTiターゲット、および同様にして製造したZrター
ゲット、Hfターゲットをそれぞれ用いて、金属シリサ
イド膜からなる配線網を半導体基板上に形成することに
よって、半導体素子を作製してその特性を評価した。具
体的な製造方法と評価方法、およびその結果について、
以下に述べる。
【0049】まず、各金属ターゲット中のAlの影響を
評価した結果について説明する。図2に示すように、n-
Si基板11に設けられた多結晶Si層12上に、上記
した各実施例と同様にして作製した、Al含有量が異な
る各 3種類のTiターゲット、ZrターゲットおよびH
fターゲットをそれぞれ用いて、膜厚60nmのTi膜、Z
r膜、Hf膜をスパッタ法によって各々成膜した。次い
で、所望の回路パターンに応じて不要部分をエッチング
処理によって除去した後、残存する部分に 2段アニール
処理を施すことによってシリサイド化し、多結晶Si層
12上に金属シリサイド膜(TiSi2 膜、ZrSi2
膜、HfSi2 膜)13を形成すると同時に、ソース領
域14およびドレイン領域15をシリサイド化し、それ
ぞれダイオードを作製した。なお、図中16はSiO2
膜である。
評価した結果について説明する。図2に示すように、n-
Si基板11に設けられた多結晶Si層12上に、上記
した各実施例と同様にして作製した、Al含有量が異な
る各 3種類のTiターゲット、ZrターゲットおよびH
fターゲットをそれぞれ用いて、膜厚60nmのTi膜、Z
r膜、Hf膜をスパッタ法によって各々成膜した。次い
で、所望の回路パターンに応じて不要部分をエッチング
処理によって除去した後、残存する部分に 2段アニール
処理を施すことによってシリサイド化し、多結晶Si層
12上に金属シリサイド膜(TiSi2 膜、ZrSi2
膜、HfSi2 膜)13を形成すると同時に、ソース領
域14およびドレイン領域15をシリサイド化し、それ
ぞれダイオードを作製した。なお、図中16はSiO2
膜である。
【0050】用いた金属ターゲット中のAl濃度は、T
iターゲットについては54ppm 、 3ppm 、1ppm以下、Z
rターゲットについては68ppm 、 3ppm 、1ppm以下、H
fターゲットについては70ppm 、 2ppm 、1ppm以下であ
る。また、他の不純物量は同等とした。このようにして
得た各ダイオードに逆バイアス電圧を印加しリーク電流
を測定した。その結果を図3、図4および図5にそれぞ
れ示す。
iターゲットについては54ppm 、 3ppm 、1ppm以下、Z
rターゲットについては68ppm 、 3ppm 、1ppm以下、H
fターゲットについては70ppm 、 2ppm 、1ppm以下であ
る。また、他の不純物量は同等とした。このようにして
得た各ダイオードに逆バイアス電圧を印加しリーク電流
を測定した。その結果を図3、図4および図5にそれぞ
れ示す。
【0051】図3、図4および図5から明らかなよう
に、ターゲット中のAl濃度が増加することによって、
リーク電流も増加することが分る。なお、同様の測定を
各ターゲットを用いて作製した10個のダイオードについ
て行ったところ、それぞれ同じ傾向を示した。すなわ
ち、上記実施例で得られた低Al含有量の金属材を用い
てスパッタタ―ゲットを作製し、その金属ターゲットを
用いて目的とする薄膜を形成することによって、高集積
化された半導体素子の電極やコンタクト部等を高信頼性
のもとで形成することが可能となる。
に、ターゲット中のAl濃度が増加することによって、
リーク電流も増加することが分る。なお、同様の測定を
各ターゲットを用いて作製した10個のダイオードについ
て行ったところ、それぞれ同じ傾向を示した。すなわ
ち、上記実施例で得られた低Al含有量の金属材を用い
てスパッタタ―ゲットを作製し、その金属ターゲットを
用いて目的とする薄膜を形成することによって、高集積
化された半導体素子の電極やコンタクト部等を高信頼性
のもとで形成することが可能となる。
【0052】次に、Tiターゲットの酸素含有量と、そ
れを用いて形成したTiSi2 膜の比抵抗との関係につ
いて説明する。まず、上記実施例と同様にして作製した
酸素含有量が異なる 6種類のTiターゲット(各酸素含
有量:80ppm 、120ppm、 200ppm 、300ppm、550ppm、70
0ppm)をそれぞれ用い、成膜装置内を 1×10-5Torrに排
気した後にArガスを 5×10-3Torrまで導入し、DCマ
グネトロンスパッタリングによって多結晶Si基板上
に、成膜速度 2.0μm /時間で膜厚 0.2μm のTi膜を
それぞれ成膜した。
れを用いて形成したTiSi2 膜の比抵抗との関係につ
いて説明する。まず、上記実施例と同様にして作製した
酸素含有量が異なる 6種類のTiターゲット(各酸素含
有量:80ppm 、120ppm、 200ppm 、300ppm、550ppm、70
0ppm)をそれぞれ用い、成膜装置内を 1×10-5Torrに排
気した後にArガスを 5×10-3Torrまで導入し、DCマ
グネトロンスパッタリングによって多結晶Si基板上
に、成膜速度 2.0μm /時間で膜厚 0.2μm のTi膜を
それぞれ成膜した。
【0053】これらTi膜の比抵抗を測定した後に、そ
れぞれに 700℃で30秒間ランプアニールを施し、Tiと
Siとを反応させてTiSi2 膜をそれぞれ形成した。
これらTiSi2 膜についても同様に比抵抗を測定し
た。なお、比抵抗は膜抵抗に膜厚を乗じたものであり、
膜抵抗を直流 4探針法(ナプソン (株) 製、RESISTEST-
8A)によって測定し求めた。Tiターゲット中の酸素量
とTi膜の比抵抗との関係を表2に示す。また、Ti膜
の比抵抗とTiSi2 膜の比抵抗との関係を図6に示
す。
れぞれに 700℃で30秒間ランプアニールを施し、Tiと
Siとを反応させてTiSi2 膜をそれぞれ形成した。
これらTiSi2 膜についても同様に比抵抗を測定し
た。なお、比抵抗は膜抵抗に膜厚を乗じたものであり、
膜抵抗を直流 4探針法(ナプソン (株) 製、RESISTEST-
8A)によって測定し求めた。Tiターゲット中の酸素量
とTi膜の比抵抗との関係を表2に示す。また、Ti膜
の比抵抗とTiSi2 膜の比抵抗との関係を図6に示
す。
【0054】
【表2】 表2および図6の結果から明らかなように、Tiターゲ
ット中の酸素量を減らすことによって、Ti膜の比抵抗
を低くすることができる。また、Ti膜の比抵抗を低く
することにより、TiSi2 膜の比抵抗を低くすること
ができる。特に、酸素含有量が250ppm以下のTiターゲ
ットを使用することによって、比抵抗15μΩ・cm以下と
いう低抵抗のTiSi2 膜が得られる。そして、TiS
i2 膜を低抵抗化することは、半導体素子における信号
の遅延を防止することを意味し、より信頼性の高い半導
体素子を得ることが可能となる。
ット中の酸素量を減らすことによって、Ti膜の比抵抗
を低くすることができる。また、Ti膜の比抵抗を低く
することにより、TiSi2 膜の比抵抗を低くすること
ができる。特に、酸素含有量が250ppm以下のTiターゲ
ットを使用することによって、比抵抗15μΩ・cm以下と
いう低抵抗のTiSi2 膜が得られる。そして、TiS
i2 膜を低抵抗化することは、半導体素子における信号
の遅延を防止することを意味し、より信頼性の高い半導
体素子を得ることが可能となる。
【0055】次に、第2の高純度金属材の製造方法を適
用した各例について説明する。 実施例5 まず、KCl−NaCl電解浴(KCl:16重量%、N
aCl:84重量%)中にスポンジTiからなる電極を投
入し、電解温度 755℃、電流 200A 、電圧80Vで溶融塩
電解し、粒状の針状粗Ti材を作製した。次に、上記針
状粗Ti材に対して塩酸水溶液(50%)による表面層の
除去処理を施した。この酸処理は、アルゴン雰囲気中に
おいて上記塩酸水溶液中に時間を変化させて浸漬し、そ
の後純水により洗浄し、乾燥させることによって行っ
た。このようにして、酸処理による表面層の除去量が異
なる数種のTi材を作製した。
用した各例について説明する。 実施例5 まず、KCl−NaCl電解浴(KCl:16重量%、N
aCl:84重量%)中にスポンジTiからなる電極を投
入し、電解温度 755℃、電流 200A 、電圧80Vで溶融塩
電解し、粒状の針状粗Ti材を作製した。次に、上記針
状粗Ti材に対して塩酸水溶液(50%)による表面層の
除去処理を施した。この酸処理は、アルゴン雰囲気中に
おいて上記塩酸水溶液中に時間を変化させて浸漬し、そ
の後純水により洗浄し、乾燥させることによって行っ
た。このようにして、酸処理による表面層の除去量が異
なる数種のTi材を作製した。
【0056】ここで、上記酸処理前の針状粗Ti材のA
l含有量を、表面からの深さとの関係として求めた。そ
の結果を図7に示す。同図から明らかなように、表面か
ら10μm 程度の表層部を除去することによって、著しく
不純物量が減少する。
l含有量を、表面からの深さとの関係として求めた。そ
の結果を図7に示す。同図から明らかなように、表面か
ら10μm 程度の表層部を除去することによって、著しく
不純物量が減少する。
【0057】次に、上記酸処理時間を変化させた粗Ti
粒をそれぞれEB溶解用原料として用い、グラニュラー
投入機に挿入し、真空中で汚染を防止しながらEB溶解
炉に投入した。炉内を 1×10-5mbarの高真空にし、フレ
オンバッフルで拡散ポンプオイルの混入を防ぎ、20kV、
フィラメント電流1.3A〜1.5A、EB出力26kW〜30kW、溶
解速度4kg/時間の条件でEB溶解を行って、直径 135mm
のインゴットをそれぞれ作製した。
粒をそれぞれEB溶解用原料として用い、グラニュラー
投入機に挿入し、真空中で汚染を防止しながらEB溶解
炉に投入した。炉内を 1×10-5mbarの高真空にし、フレ
オンバッフルで拡散ポンプオイルの混入を防ぎ、20kV、
フィラメント電流1.3A〜1.5A、EB出力26kW〜30kW、溶
解速度4kg/時間の条件でEB溶解を行って、直径 135mm
のインゴットをそれぞれ作製した。
【0058】このようにして得た各Ti材の不純物量を
測定した。Al含有量と酸処理による除去量との関係を
表3に示す。なお、他の不純物量はいずれもFe、N
i、Crの各元素の含有量が1ppm以下、Na、Kの各元
素の含有量が0.01ppm 以下、酸素含有量が200 ppm 以下
であった。
測定した。Al含有量と酸処理による除去量との関係を
表3に示す。なお、他の不純物量はいずれもFe、N
i、Crの各元素の含有量が1ppm以下、Na、Kの各元
素の含有量が0.01ppm 以下、酸素含有量が200 ppm 以下
であった。
【0059】
【表3】 表3の結果から明らかなように、この実施例によれば、
溶融塩電解法による粗Ti材の表面層を除去し、その後
EB溶解することで、半導体素子の電極、コンタクト
部、バリヤ層等の特性に悪影響を及ぼすAlの含有量が
少なく、また他の不純物も低減された高純度を満足する
Ti材が得られることが分る。
溶融塩電解法による粗Ti材の表面層を除去し、その後
EB溶解することで、半導体素子の電極、コンタクト
部、バリヤ層等の特性に悪影響を及ぼすAlの含有量が
少なく、また他の不純物も低減された高純度を満足する
Ti材が得られることが分る。
【0060】なお、Zr材およびHf材についても、上
記実施例5と同様にして高純度化を図ったところ、同様
な結果が得られた。
記実施例5と同様にして高純度化を図ったところ、同様
な結果が得られた。
【0061】次に、本発明の配線膜を使用した半導体パ
ッケージの実施例を説明する。図8は、半導体パッケー
ジの一例の概略構成を示す図である。同図においては、
21は絶縁基板22上にはんだ層23によって搭載され
た半導体チップである。この半導体チップ21は、Au
リード線24によってリードフレーム25と電気的に接
続されている。また、半導体チップ21は、Auリード
線24やリードフレーム25と共に、封止樹脂26によ
ってモールディングされている。
ッケージの実施例を説明する。図8は、半導体パッケー
ジの一例の概略構成を示す図である。同図においては、
21は絶縁基板22上にはんだ層23によって搭載され
た半導体チップである。この半導体チップ21は、Au
リード線24によってリードフレーム25と電気的に接
続されている。また、半導体チップ21は、Auリード
線24やリードフレーム25と共に、封止樹脂26によ
ってモールディングされている。
【0062】上記半導体チップ21は、配線網の一部の
形成材料として、本発明の半導体素子形成用配線膜を使
用している。この半導体チップ21の詳細を、その製造
方法と共に、図9を参照して以下に説明する。
形成材料として、本発明の半導体素子形成用配線膜を使
用している。この半導体チップ21の詳細を、その製造
方法と共に、図9を参照して以下に説明する。
【0063】まず、p-Si基板31に対して熱酸化を施
し、p-Si基板31の表面に熱酸化膜を形成する。次い
で、ソース、ゲート、ドレインの各領域を除いて、選択
的に酸化処理を行い、フィールド酸化膜32を形成す
る。次に、ソース、ドレインの各領域上の熱酸化膜を、
レジスト膜の形成とエッチング処理(以下、PEP処理
と称する)とによって除去する。このPEP処理によっ
て、ゲート酸化膜33が形成される。
し、p-Si基板31の表面に熱酸化膜を形成する。次い
で、ソース、ゲート、ドレインの各領域を除いて、選択
的に酸化処理を行い、フィールド酸化膜32を形成す
る。次に、ソース、ドレインの各領域上の熱酸化膜を、
レジスト膜の形成とエッチング処理(以下、PEP処理
と称する)とによって除去する。このPEP処理によっ
て、ゲート酸化膜33が形成される。
【0064】次に、ソース、ドレインの各領域を除いて
レジスト膜を形成した後、p-Si基板31内に不純物元
素を注入し、ソース領域34およびドレイン領域35を
形成する。また、ゲート酸化膜33上に、MoやW等の
シリサイド膜36を形成する。次いで、p-Si基板31
の全面に、リンシリケートガラス等からなる絶縁層37
を形成した後、PEP処理によってソース領域34およ
びドレイン領域35上のリンシリケートガラス層37を
除去する。
レジスト膜を形成した後、p-Si基板31内に不純物元
素を注入し、ソース領域34およびドレイン領域35を
形成する。また、ゲート酸化膜33上に、MoやW等の
シリサイド膜36を形成する。次いで、p-Si基板31
の全面に、リンシリケートガラス等からなる絶縁層37
を形成した後、PEP処理によってソース領域34およ
びドレイン領域35上のリンシリケートガラス層37を
除去する。
【0065】次に、リンシリケートガラス層37を除去
した、ソース領域34およびドレイン領域35上に、バ
リア層38をそれぞれ形成する。これらバリア層38
は、本発明による高純度金属材を形成材料として用い
て、成膜したものである。すなわち、前述した実施例で
使用したTiターゲット、Zrターゲット、Hfターゲ
ット等と同様なものを用いて、窒素雰囲気中にて反応性
スパッタを行う。これらにより、Al含有量が極めて少
ない、TiN膜、ZrN膜、HfN膜等が得られる。こ
れらをバリア層38として使用する。
した、ソース領域34およびドレイン領域35上に、バ
リア層38をそれぞれ形成する。これらバリア層38
は、本発明による高純度金属材を形成材料として用い
て、成膜したものである。すなわち、前述した実施例で
使用したTiターゲット、Zrターゲット、Hfターゲ
ット等と同様なものを用いて、窒素雰囲気中にて反応性
スパッタを行う。これらにより、Al含有量が極めて少
ない、TiN膜、ZrN膜、HfN膜等が得られる。こ
れらをバリア層38として使用する。
【0066】この後、Al蒸着膜39を全面に形成し、
PEP処理を施すことによって、所望形状の配線層を形
成する。また、全面にSi3 N4 等からなる絶縁保護膜
40を形成した後、その一部にPEP処理によりAuリ
ード線(24)のボンディング用の開口部を形成して、
半導体チップ(21)が完成する。
PEP処理を施すことによって、所望形状の配線層を形
成する。また、全面にSi3 N4 等からなる絶縁保護膜
40を形成した後、その一部にPEP処理によりAuリ
ード線(24)のボンディング用の開口部を形成して、
半導体チップ(21)が完成する。
【0067】このように、本発明の配線膜を適用したT
iN膜、ZrN膜、HfN膜等によれば、配線密度が微
細化された場合においても健全なバリア層38を得るこ
とができる。これはバリア層38内の不純物濃度、すな
わちAl濃度をはじめとして酸素濃度、アルカリ濃度、
重金属濃度を極めて低くすることができるためである。
これにより、信頼性の高い半導体パッケージを得ること
が可能となる。
iN膜、ZrN膜、HfN膜等によれば、配線密度が微
細化された場合においても健全なバリア層38を得るこ
とができる。これはバリア層38内の不純物濃度、すな
わちAl濃度をはじめとして酸素濃度、アルカリ濃度、
重金属濃度を極めて低くすることができるためである。
これにより、信頼性の高い半導体パッケージを得ること
が可能となる。
【0068】なお、上記実施例においては、本発明の配
線膜をバリア層の形成材料として用いた例について説明
したが、電極やコンタクト部の形成材料として用いた場
合についても同様なことがいえる。また、上記実施例で
は、DIPを例として説明したが、QFPやPGA等に
おいても同様な効果が得られる。
線膜をバリア層の形成材料として用いた例について説明
したが、電極やコンタクト部の形成材料として用いた場
合についても同様なことがいえる。また、上記実施例で
は、DIPを例として説明したが、QFPやPGA等に
おいても同様な効果が得られる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればA
l量を極めて減少させたTi材、Zr材、Hf材等の高
純度金属材を簡易な方法で、再現性よく得ることが可能
となる。このような金属材をスパッタ法におけるターゲ
ット材として使用することにより、高集積化された半導
体素子の電極、コンタクト部、バリア層等に好適な低A
l量の金属膜や金属化合物膜からなる配線膜を再現性よ
く得ることが可能となる。よって、半導体素子や半導体
パッケージの信頼性向上に大きく寄与する。
l量を極めて減少させたTi材、Zr材、Hf材等の高
純度金属材を簡易な方法で、再現性よく得ることが可能
となる。このような金属材をスパッタ法におけるターゲ
ット材として使用することにより、高集積化された半導
体素子の電極、コンタクト部、バリア層等に好適な低A
l量の金属膜や金属化合物膜からなる配線膜を再現性よ
く得ることが可能となる。よって、半導体素子や半導体
パッケージの信頼性向上に大きく寄与する。
【図1】 本発明で高純度金属材の製造に使用するヨウ
化物分解法を適用した精製装置の一例を示す図である。
化物分解法を適用した精製装置の一例を示す図である。
【図2】 本発明の実施例で作製したダイオードの構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施例で作製したTiターゲット中
のAl量とそれを用いて形成したTiSi2 膜を有する
ダイオードのリーク電流との関係を示すグラフである。
のAl量とそれを用いて形成したTiSi2 膜を有する
ダイオードのリーク電流との関係を示すグラフである。
【図4】 本発明の実施例で作製したZrターゲット中
のAl量とそれを用いて形成したZrSi2 膜を有する
ダイオードのリーク電流との関係を示すグラフである。
のAl量とそれを用いて形成したZrSi2 膜を有する
ダイオードのリーク電流との関係を示すグラフである。
【図5】 本発明の実施例で作製したHfターゲット中
のAl量とそれを用いて形成したHfSi2 膜を有する
ダイオードのリーク電流との関係を示すグラフである。
のAl量とそれを用いて形成したHfSi2 膜を有する
ダイオードのリーク電流との関係を示すグラフである。
【図6】 本発明の一実施例で成膜したTi膜の比抵抗
とそれを用いて形成したTiSi2 膜の比抵抗との関係
を示すグラフである。
とそれを用いて形成したTiSi2 膜の比抵抗との関係
を示すグラフである。
【図7】 本発明の一実施例における溶融塩電解法によ
るTi材の表面からの距離とAl量との関係を示すグラ
フである。
るTi材の表面からの距離とAl量との関係を示すグラ
フである。
【図8】 本発明の一実施例による半導体パッケージの
概略構成を示す断面図である。
概略構成を示す断面図である。
【図9】 図8に示した半導体パッケージに用いた半導
体チップの概略構成を示す断面図である。
体チップの概略構成を示す断面図である。
11……n-Si基板 12……多結晶Si層 13……金属シリサイド膜 14……ソース領域 15……ドレイン領域 16……SiO2 膜 21……半導体チップ 22……絶縁基板 24……Auリード線 25……リードフレーム 26……封止樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 道雄 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式会 社東芝横浜事業所内 (72)発明者 山野辺 尚 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式会 社東芝横浜事業所内 (72)発明者 牧 利広 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式会 社東芝横浜事業所内 (72)発明者 安藤 茂 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝総合研究所内 (72)発明者 八木 典章 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8 株式会 社東芝横浜事業所内
Claims (20)
- 【請求項1】 Al含有量が10ppm 以下のTi、Zrお
よびHfから選ばれた 1種の高純度金属材からなるター
ゲットを用いて成膜してなることを特徴とする半導体素
子形成用配線膜。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記配線膜は、前記Ti、ZrおよびHfから選ばれた
1種の金属膜であることを特徴とする半導体素子形成用
配線膜。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記配線膜は、前記Ti、ZrおよびHfから選ばれた
1種の金属の化合物膜であることを特徴とする半導体素
子形成用配線膜。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記化合物は、珪化物または窒化物であることを特徴と
する半導体素子形成用配線膜。 - 【請求項5】 請求項1記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記ターゲットは、Fe、NiおよびCrの各元素の含
有量が10ppm 以下であることを特徴とする半導体素子形
成用配線膜。 - 【請求項6】 請求項1記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記ターゲットは、NaおよびKの各元素の含有量が0.
1ppm以下であることを特徴とする半導体素子形成用配線
膜。 - 【請求項7】 請求項1記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記ターゲットは、UおよびThの各元素の含有量が0.
001ppm以下であることを特徴とする半導体素子形成用配
線膜。 - 【請求項8】 請求項1記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記ターゲットは、酸素含有量が250ppm以下であること
を特徴とする半導体素子形成用配線膜。 - 【請求項9】 請求項1記載の半導体素子形成用配線膜
において、 前記ターゲットは、前記Al含有量が5ppm以下であるこ
とを特徴とする半導体素子形成用配線膜。 - 【請求項10】 請求項1記載の半導体素子形成用配線
膜において、 前記ターゲットは、前記Al含有量が1ppm以下であるこ
とを特徴とする半導体素子形成用配線膜。 - 【請求項11】 請求項1記載の半導体素子形成用配線
膜において、 前記ターゲットは、NaおよびKの各元素の含有量が0.
05ppm 以下であることを特徴とする半導体素子形成用配
線膜。 - 【請求項12】 Al含有量が10ppm 以下のTi、Zr
およびHfから選ばれた 1種の高純度金属材からなるタ
ーゲットを用いて成膜してなる金属または化合物を、配
線網の少なくとも一部として含み、所定の回路を有する
半導体チップと、 前記半導体チップの回路と電気的に接続されたリード
と、 少なくとも前記半導体チップを気密封止する封止部材と を具備することを特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項13】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記ターゲットは、Fe、NiおよびCrの各元素の含
有量が10ppm 以下であることを特徴とする半導体パッケ
ージ。 - 【請求項14】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記ターゲットは、NaおよびKの各元素の含有量が0.
1ppm以下であることを特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項15】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記ターゲットは、UおよびThの各元素の含有量が0.
001ppm以下であることを特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項16】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記ターゲットは、酸素含有量が250ppm以下であること
を特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項17】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記ターゲットは、前記Al含有量が5ppm以下であるこ
とを特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項18】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記ターゲットは、前記Al含有量が1ppm以下であるこ
とを特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項19】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記ターゲットは、NaおよびKの各元素の含有量が0.
05ppm 以下であることを特徴とする半導体パッケージ。 - 【請求項20】 請求項12記載の半導体パッケージに
おいて、 前記金属を用いて形成された化合物は、珪化物または窒
化物であることを特徴とする半導体パッケージ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10176452A JPH10317073A (ja) | 1990-02-15 | 1998-06-23 | 半導体素子形成用配線膜および半導体パッケージ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3690890 | 1990-02-15 | ||
| JP2-36908 | 1990-02-15 | ||
| JP10176452A JPH10317073A (ja) | 1990-02-15 | 1998-06-23 | 半導体素子形成用配線膜および半導体パッケージ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3018949A Division JP2921799B2 (ja) | 1990-02-15 | 1991-02-12 | 半導体素子形成用高純度スパッタターゲットの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317073A true JPH10317073A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=26376003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10176452A Pending JPH10317073A (ja) | 1990-02-15 | 1998-06-23 | 半導体素子形成用配線膜および半導体パッケージ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10317073A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008179897A (ja) * | 2008-02-08 | 2008-08-07 | Nikko Kinzoku Kk | 高純度ジルコニウム又はハフニウム及びこれらの製造方法 |
| JP2012067386A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-04-05 | Jx Nippon Mining & Metals Corp | スパッタリング用チタンターゲット |
-
1998
- 1998-06-23 JP JP10176452A patent/JPH10317073A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008179897A (ja) * | 2008-02-08 | 2008-08-07 | Nikko Kinzoku Kk | 高純度ジルコニウム又はハフニウム及びこれらの製造方法 |
| JP2012067386A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-04-05 | Jx Nippon Mining & Metals Corp | スパッタリング用チタンターゲット |
| WO2013027425A1 (ja) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Jx日鉱日石金属株式会社 | スパッタリング用チタンターゲット |
| CN103732789A (zh) * | 2011-08-23 | 2014-04-16 | 吉坤日矿日石金属株式会社 | 溅射用钛靶 |
| CN103732789B (zh) * | 2011-08-23 | 2016-05-04 | 吉坤日矿日石金属株式会社 | 溅射用钛靶 |
| US9530628B2 (en) | 2011-08-23 | 2016-12-27 | Jx Nippon Mining & Metals Corporation | Titanium target for sputtering |
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