JPH10317128A - 膜厚均一化装置ならびに真空蒸着方法および真空蒸着装置 - Google Patents

膜厚均一化装置ならびに真空蒸着方法および真空蒸着装置

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JPH10317128A
JPH10317128A JP9336385A JP33638597A JPH10317128A JP H10317128 A JPH10317128 A JP H10317128A JP 9336385 A JP9336385 A JP 9336385A JP 33638597 A JP33638597 A JP 33638597A JP H10317128 A JPH10317128 A JP H10317128A
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JP
Japan
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film thickness
substrate holder
width
vacuum
vacuum deposition
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Application number
JP9336385A
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English (en)
Inventor
Hideo Fujii
秀雄 藤井
Kiyoshi Araki
清 荒木
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸着材料の残量に係わらず、周辺部に配置さ
れた基板でも目的の膜厚を得る。 【解決手段】 シャッタ118を開放するとルツボ11
6内の蒸発材料からの蒸気が上昇し、基板ホルダ108
上の各水晶振動子32、34、36、38に付着して薄
膜を形成する。ここで、各水晶振動子に形成される薄膜
の厚さに差がある場合には、各水晶振動子の振動数が異
なったものとなる。制御手段44は、この振動数の差に
もとづいて、各調整板16、18、20を移動させ、膜
厚補正手段4の幅を、基板ホルダ108の半径方向にお
ける各位置で調整して、基板ホルダ108上のどの位置
に配置されたガラス基板154でも同じ膜厚の薄膜が形
成されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空蒸着によって
基体に薄膜を形成する真空蒸着装置で用いる膜厚均一化
装置に関し、また、その膜厚均一化装置を用いた真空蒸
着方法および真空蒸着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、真空雰囲気中で、蒸着材料で
ある蒸発源を蒸発させ蒸着対象物の表面に蒸気を付着さ
せて薄膜を形成する真空蒸着装置が知られている。例え
ば光学部品を製造する分野などでは、この真空蒸着装置
により、例えばガラス基板に、反射防止膜や、反射増加
膜、あるいは光学フィルタ膜などが形成される。これら
の膜は一般に多層膜であり、蒸発源を切り換えて薄膜形
成を繰り返すことで必要な層数に形成される。
【0003】図8は従来の真空蒸着装置の一例を示す断
面側面図である。この真空蒸着装置102は、図8に示
すように、真空チェンバ104、第1の蒸発手段10
6、基板ホルダ108、膜厚モニタ用のモニタ基体の支
持手段110、光学特性測定手段112などにより構成
されている。真空チェンバ104の底部近傍の側壁には
排気口114が形成されており、真空チェンバ104の
内部は、この排気口114を通じて不図示の真空ポンプ
により排気が行われることで必要な真空状態が確保され
る。真空チェンバ104の底面の略中央には第1の蒸発
手段106が配設されている。第1の蒸発手段106
は、ルツボ116、そのシャッタ118、電子銃120
などを含んで構成されている。ルツボ116には、蒸発
源である第1の蒸着材料が充填され、シャッタ118は
その上部に近接して配置されている。
【0004】シャッタ118はルツボ116の上部を被
う大きさを有し、回転柱119により回転可能に支持さ
れている。そして、回転柱119がモータ122により
回転駆動されることでシャッタ118の回転位置が変化
し、シャッタ118の開閉が行われる。すなわち、シャ
ッタ118を開放状態とするときは、シャッタ118の
位置はルツボ116の上部から外れた位置とされ、シャ
ッタ118を閉鎖状態とするときは、シャッタ118の
位置がルツボ116の上部の位置(図8の位置)とされ
る。
【0005】ルツボ116の側部には電子銃120が配
設されており、この電子銃120から放出された電子が
点線Aにより示すようにルツボ116内の蒸着材料に入
射することで蒸着材料が蒸発する。なお、底面上には、
この第1の蒸発手段106と同一構成の不図示の第2の
蒸発手段が上記第1の蒸発手段106と近接して配置さ
れており、そのルツボ内には第2の蒸着材料が充填され
ている。
【0006】基板ホルダ108は円盤状に形成され、多
数の開口124が形成されている。基板ホルダ108の
上面中央には回転軸126が固着され、この回転軸12
6により支持されて、真空チェンバ104内の上部に、
下面を第1の蒸発手段106に向けて配置されている。
回転軸126は真空チェンバ104の天井部に回転可能
に支持され、基板ホルダ108と反対側の端部は真空チ
ェンバ104の上部に配設されたモータ128の出力軸
に連結されている。
【0007】膜厚モニタ用のモニタ基体の支持手段11
0は、支持板130、モニタ基体132の回転駆動手段
134を含んで構成され、真空チェンバ104内の基板
ホルダ108と第1の蒸発手段106との間の基板ホル
ダ108寄りの箇所に配置されている。支持板130
は、一端部が真空チェンバ104の側壁に固着され、略
水平に支持されている。そして、基板ホルダ108の略
中央に相当する箇所には開口136が形成されている。
モニタ基体132は円盤状に形成されたガラス基板から
成り、支持板130上の開口136近傍に、中心を開口
136からずらして載置される。
【0008】回転駆動手段134は回転駆動軸138を
含み、回転駆動軸138は、支持板130の上方に、支
持板130に近接し、かつ支持板130にほぼ平行に開
口136に向けて延設されている。その先端部は直角に
屈曲し、先端140が、上述のように配置されたモニタ
基体132の略中心に係合する構成となっている。回転
駆動軸138の、先端140と反対側の端部は真空チェ
ンバ104の側壁を貫通して外部に延出され、不図示の
モータに連結されている。
【0009】支持手段110の下方には、支持板130
に近接し、支持板130と略平行に膜厚補正板142が
配置されている。
【0010】光学特性測定手段112は、光源144、
光検出器146、分光器148などにより構成されてい
る。真空チェンバ104の底壁150の略中央には窓1
52が形成されており、上記光源144、光検出器14
6、分光器148はこの窓152の外側に、窓152に
近接して配置されている。さらに詳しくは、光源144
は、その光出射面が、窓152を通じて支持板130の
開口136を臨むように配置されている。また、分光器
148は、その光入射面が、窓152を通じて支持板1
30の開口136を臨むように配置されている。そし
て、光検出器146は、その光入射面が、窓152およ
び分光器148を通じて支持板130の開口136を臨
むように配置されている。
【0011】このように構成された真空蒸着装置102
で、例えば光学部品を成すガラス基板の表面に多層膜を
形成する場合には、蒸着対象のガラス基板154を、中
心を開口124の中心にほぼ一致させた状態で基板ホル
ダ108上に載置し、そして、モータ128に給電して
基板ホルダ108を回転させる。次に、モータ122に
給電してシャッタ118を一定の角度だけ回転させ開放
状態に設定する。その結果、ルツボ116内の第1の蒸
着材料の蒸気はルツボ116から放出され、基板ホルダ
108により支持されたガラス基板154の表面に、開
口124を通じて付着する。
【0012】これによりガラス基板154の表面に第1
の蒸着材料の薄膜が形成されるが、その膜厚は、シャッ
タ118の開放時間、すなわち蒸着時間を制御すること
により、目標とする膜厚が得られるよう図る。この蒸着
時間の制御は、モニタ基体132からの反射光をモニタ
することで行う。上述のようにシャッタ118を開放す
ることで、ガラス基板154に対する蒸着が行われる
が、同時に、第1の蒸着材料の蒸気は、支持板130の
開口136を通じてモニタ基体132の表面にも付着し
て薄膜を形成する。そして、時間の経過と共にこの薄膜
もしだいに厚くなり、その結果薄膜の干渉によって、光
源144からモニタ基体132に入射した光の反射率は
しだいに変化する。したがって、予めガラス基板154
に目標とする厚さの薄膜が形成されたときの、モニタ基
体132における反射率を実験などにより求めておけ
ば、その反射率となったときシャッタ118を閉じて蒸
着を停止すれば、ガラス基板154に目標とする厚さの
薄膜が形成されることになる。
【0013】このような制御を行うため、光源144か
らは少なくともシャッタ118が開放されている間、光
を窓152および開口136を通じモニタ基体132に
向けて放射させ、その反射光は、開口136および窓1
52を通じて分光器148に入射する。そして、必要な
波長成分の光のみが分光器148を通過して光検出器1
46に入射し、電気信号に変換される。この電気信号の
レベルが反射率に対応しているため、光検出器146が
出力する信号のレベルが所定値に達したときシャッタ1
18を閉じ、蒸気の放出を阻止する。これにより、ガラ
ス基板154には目標とする厚さの薄膜が形成される。
【0014】第1の蒸発材料による薄膜がこのようにし
て形成されると、次に、回転駆動軸138によってモニ
タ基体132を支持板130上で一定の角度だけ回転さ
せ、モニタ基体132の非蒸着領域が開口136を通じ
て露出するように設定する。そして、シャッタ118に
代って、上述した第2の蒸発手段の不図示のシャッタを
開放し、第2の蒸着材料の蒸気を放出させる。これによ
り、各ガラス基板154では、第1の蒸発材料による薄
膜の上に、第2の蒸発材料が付着し、その薄膜が形成さ
れる。また、モニタ基体表面の開口136を通じた露出
領域にも、上述の場合と同様に第2の蒸発材料が付着し
てその薄膜が形成される。そして、光検出器146の出
力信号が所定レベルに到達したとき、シャッタを閉じる
ことで、各ガラス基板154に形成された第1の蒸着材
料による薄膜の上に、目標とする厚さの第2の蒸着材料
による薄膜が形成される。以降、第1の蒸発手段106
および第2の蒸発手段のシャッタを交互に切り換えて開
放することで、ガラス基板154には第1および第2の
蒸着材料が交互に積層した多層膜が形成される。
【0015】ところで、2つの蒸発手段は真空チェンバ
104の底面のほぼ中央に配置されているので、ルツボ
から放出された蒸気の濃度は、真空チェンバ104内で
均一ではなく、真空チェンバ104の中心部では高く、
周辺に近づくほど低くなっている。膜厚補正板142は
このような濃度の不均一を補正するために設けられてお
り、基板ホルダ108が回転している結果、基板ホルダ
108上に配列されたガラス基板154は、中央部のも
のほど長い時間、蒸気が遮られることになる。その結
果、周辺部で蒸気濃度が低いことが補正され、中央部に
配置されたガラス基板154と、周辺部に配置されたガ
ラス基板154とにおける膜厚の差が緩和される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、蒸気濃度の不
均一さは、ルツボ116内に充填された蒸発源の量によ
って変化し、ルツボ内の蒸発源の量が少なくなると、周
辺部での蒸気濃度の低下は、ルツボ内に十分な量の蒸発
源が充填されている場合に比べ、大きくなる。そのた
め、蒸着作業を継続して蒸発源がしだいに消費され、そ
の量が少なくなってくると、膜厚補正板142だけでは
十分に補正できず、基板ホルダ108の周辺部に配置さ
れたガラス基板154では、形成される薄膜の厚さはし
だいに薄いものとなる。
【0017】その結果、基板ホルダ108の周辺部に配
置したガラス基板154では、目標とする厚さの多層膜
を形成できず、必要な光学的特性を確保することが困難
となる。図9は従来の真空蒸着装置によりガラス基板に
23層の多層膜を形成して、ガラス基板の透過率を測定
した結果を示すグラフである。図中、横軸は波長を表
し、縦軸は透過率を表している。そして、曲線Bは、基
板ホルダ上で最も外側に配置して多層膜を形成したガラ
ス基板の透過率を示し、曲線Eは最も中央寄りに配置し
たガラス基板の透過率を示している。また、曲線C、D
はこれらのガラス基板の中間に配置したガラス基板の透
過率を示している。図9から分るように、530nm付
近のリップル部で、周辺部に配置されたガラス基板(曲
線B)では十分な透過率が得られていない。このよう
に、基板ホルダ108の周辺部に配置したガラス基板1
54で、目標とする厚さの多層膜を形成できず、必要な
光学的特性を確保できないと、一度に多数のガラス基板
154を基板ホルダ108上に配置して蒸着作業を行う
ことができず、製造効率を高めることが難しくなる。
【0018】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その目的は、蒸着材料の残量に係わら
ず、真空チェンバ内の周辺部に配置した基体においても
必要な厚さを備えた薄膜を形成できるようにする膜厚均
一化装置ならびに真空蒸着方法および真空蒸着装置を提
供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、真空チェンバ内に複数の基体を基体ホルダで
支持し、前記基体ホルダを回転させつつ蒸着により前記
基体上に薄膜を形成する真空蒸着装置において用いる膜
厚均一化装置であって、前記基体ホルダと蒸発源との間
の前記基体ホルダ寄りの箇所に配置されて、前記蒸発源
からの蒸気を遮る膜厚補正手段を含み、前記膜厚補正手
段は、前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向に
延設され、前記蒸発源から見て、前記膜厚補正手段の延
在方向に直交する方向における前記膜厚補正手段の幅
が、前記膜厚補正手段の延在方向での異なる位置ごとに
可変であることを特徴とする。
【0020】本発明はまた、前記膜厚補正手段が、板面
を前記蒸発源に向け、前記基体ホルダの回転の中心から
遠ざかる方向に延設された膜厚補正板と、一部が前記膜
厚補正板に重ねて配設され、前記膜厚補正板の延在方向
で互いに異なる位置に配列された複数の調整板と、を含
み、前記調整板は、前記膜厚補正手段の前記幅の方向に
移動可能に支持され、前記膜厚補正手段の前記幅は、前
記調整板の、前記膜厚補正板の側辺部からの突出距離を
変えることで変化することを特徴とする。本発明はま
た、前記調整板を前記幅方向に移動させる駆動手段を備
えたことを特徴とする。
【0021】本発明はまた、請求項1ないし3のいずれ
かに記載の膜厚均一化装置を用いた真空蒸着方法であっ
て、前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向にお
ける、基体ホルダ上での異なる複数の箇所にそれぞれ膜
厚センサを配置して、真空蒸着により形成される膜厚を
測定する膜厚測定ステップと、前記膜厚測定ステップで
測定した前記膜厚にもとづいて、膜厚補正手段の前記幅
を、前記膜厚補正手段の延在方向での異なる位置ごとに
制御する膜厚制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明はまた、前記膜厚センサが水晶振動子から成り、
前記膜厚制御ステップでは、各水晶振動子の振動数の差
にもとづいて、前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚
補正手段の延在方向での異なる位置ごとに制御すること
を特徴とする。本発明はまた、請求項2記載の膜厚均一
化装置を用い、前記膜厚制御ステップでは、前記調整板
を移動させることで、前記膜厚補正手段の前記幅を、前
記膜厚補正手段の延在方向での異なる位置ごとに制御す
ることを特徴とする。本発明はまた、請求項3記載の膜
厚均一化装置を用い、前記膜厚制御ステップでは、前記
駆動手段を通じて前記調整板を移動させることで、前記
膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正手段の延在方向
での異なる位置ごとに制御することを特徴とする。
【0022】本発明はまた、請求項1ないし3のいずれ
かに記載の膜厚均一化装置を備えた真空蒸着装置であっ
て、前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向にお
ける、基体ホルダ上での異なる複数の箇所にそれぞれ配
置され、真空蒸着により形成される膜厚を測定する膜厚
センサと、前記膜厚センサにより測定した前記膜厚にも
とづいて、前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正
手段の延在方向での異なる位置ごとに制御する膜厚制御
手段とを含むことを特徴とする。本発明はまた、前記膜
厚センサが水晶振動子から成り、前記膜厚制御手段は、
各水晶振動子の振動数の差にもとづいて、前記膜厚補正
手段の前記幅を、前記膜厚補正手段の延在方向での異な
る位置ごとに制御することを特徴とする。本発明はま
た、請求項2記載の膜厚均一化装置を備え、前記膜厚制
御手段が、前記調整板を移動させることで、前記膜厚補
正手段の前記幅を、前記膜厚補正手段の延在方向での異
なる位置ごとに制御することを特徴とする。本発明はま
た、請求項3記載の膜厚均一化装置を備え、前記膜厚制
御手段が、前記駆動手段を通じて前記調整板を移動させ
ることで、前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正
手段の延在方向での異なる位置ごとに制御することを特
徴とする。本発明はまた、前記真空チャンバの天井を貫
通する回転軸を備え、前記基体ホルダが前記回転軸に固
着されて回転し、膜厚センサのリード線は、前記回転軸
の内側を通じて真空チャンバの外部に導かれていること
を特徴とする。本発明はまた、真空チェンバ内で基体を
移動させつつ蒸着により前記基体上に薄膜を形成する真
空蒸着装置において用いる膜厚均一化装置であって、前
記基体と蒸発源との間に配置された膜厚補正手段を含
み、前記膜厚補正手段は幅が、異なる箇所ごとに可変で
あることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明によ
る膜厚均一化装置の一例を示す平面図、図2は図1の膜
厚均一化装置を備えた本発明の真空蒸着装置の一例を示
す断面側面図である。図2中、図8に示した真空蒸着装
置と同一の要素には同一の符号を付し、それらに関する
詳しい説明はここでは省略する。以下ではこれらの膜厚
均一化装置および真空蒸着装置について説明し、同時に
本発明の真空蒸着方法の一実施例について説明する。
【0024】本実施例の真空蒸着装置3は、膜厚均一化
装置2を備え、膜厚均一化装置2は、膜厚補正手段4、
ギアボックス6、モータ8、10、12を含んで構成さ
れ、膜厚補正手段4は、膜厚補正板14、調整板16、
18、20により構成されている。膜厚補正板14は、
真空チャンバ104内で、基板ホルダ108と蒸発手段
106との間の基板ホルダ108寄りの箇所に配置され
ている。膜厚補正板14は、基板ホルダ108の中心か
ら遠ざかる方向、すなわち本実施例では半径方向に延設
され、膜厚補正板14の基端部は真空チャンバ104の
内壁に固着され、板面は基板ホルダ108と略平行であ
り、先端は基板ホルダ108の略中央に至っている。
【0025】3枚の調整板16、18、20は、この膜
厚補正板14の下に、それぞれの一部が膜厚補正板14
に重なる状態で、板面を膜厚補正板14に略平行にして
配置されている。各調整板16、18、20はそれぞ
れ、主要な部分を成す翼部22と、その支持部24とか
ら成り、各調整板16、18、20は、それぞれの翼部
22が互いに重ならないように、膜厚補正板14の延在
方向(すなわち、基板ホルダ108の半径方向)で互い
に異なる位置に配置されており、真空チャンバ104の
中央側から調整板16、18、20の各翼部22がこの
順番で相互に隣接して配置されている。また、調整板1
6の翼部22は、基板ホルダ108に形成された最も内
側から2番目の開口124のほぼ直下に配置され(図
2)、調整板18の翼部22はその外側に隣接する開口
124のほぼ直下に、調整板20の翼部22はさらに外
側に隣接する開口124のほぼ直下にそれぞれ配置され
ている。各調整板16、18、20の支持部24は、膜
厚補正板14の延在方向と平行に延在し、真空チャンバ
104の側壁内面に取り付けられたギアボックス6内
で、相互に独立して、膜厚補正板14の延在方向に直交
する方向(幅方向)に移動可能に支持されている。各調
整板16、18、20は上記移動が円滑に行えるよう、
上下方向で互いに若干の隙間を形成して配置されてお
り、また、最も上に配置されている調整板16と膜厚補
正板14との間にも、同じ理由で若干の隙間が形成され
ている。
【0026】モータ8、10、12は、真空チャンバ1
04の側壁を挟んでギアボックス6の外側に取り付けら
れ、それぞれの出力軸は側壁を貫通してギアボックス6
内に侵入している。ギアボックス6はラック・ピニオン
機構などを含み、各モータ8、10、12の出力軸の回
転を水平方向の運動に変換して、対応する調整板16、
18、20を膜厚補正板14の幅方向に移動させる構造
となっている。
【0027】真空チャンバ104の天井のほぼ中央に
は、管状の回転軸26が略垂直に天井を貫通して回転可
能に支持され、基板ホルダ108はこの回転軸26の下
端に、基板ホルダ108の中央において固着されてい
る。真空チャンバ104の外側に突出している回転軸2
6の上端には歯車28が装着され、この歯車28には、
モータ128の出力軸に装着された歯車30が係合して
いる。
【0028】基板ホルダ108上には本実施例では膜厚
センサである4つの水晶振動子32、34、36、38
が配置されている。各水晶振動子は、開口124より大
きく、その中央を開口124の中央に一致させて基板ホ
ルダ108上に配置されている。そして、各水晶振動子
32、34、36、38は、基板ホルダ108の回転の
中心から遠ざかる方向に、すなわち半径方向に、隣接す
る4つの開口124上に一列に配列されている。
【0029】管状の回転軸26の上端部の内側には、導
電性材料から成る複数の不図示のリングが、回転軸26
と同心に配設されており、各水晶振動子からのリード線
40は、回転軸26の側部に形成された孔を通じて回転
軸26内に導かれ、内部で上記リングにそれぞれ接続さ
れている。上記リングに対しては導電性材料からなる不
図示のブラシが摺動可能に設けられており、リード線4
2はこれらのブラシにそれぞれ接続されている。
【0030】本実施例の真空蒸着装置3を構成する制御
手段44は例えばパーソナルコンピュータから成り、光
学特性測定手段112により測定されたモニタ基体13
2の光学特性値、具体的には反射率にもとづいて、蒸着
によりガラス基板154に薄膜を形成する際の蒸着時間
を制御し、また、水晶振動子からの信号にもとづいて膜
厚補正手段4の幅を制御する。
【0031】この機能を実現するため、図3のブロック
図に示すように、制御手段44には、シャッタ118を
駆動するモータ122、上記第2の蒸発手段のシャッタ
46(図2には示さず)を駆動するモータ49、電子銃
120、上記第2の蒸発手段の電子銃50(図2には示
さず)が接続されている。制御手段44にはまた、調整
板16、18、20を駆動するためのモータ8、10、
12、モニタ基体132を回転駆動するモータ48、基
板ホルダ108を回転させるモータ128が接続されて
いる。また、制御手段44には、周波数測定回路61、
62、63、64(図2には示さず)が接続され、各周
波数測定回路には、リード線42を介して各水晶振動子
32、34、36、38がそれぞれ接続されている。
【0032】制御手段44にはまた、光源144と分光
器148が接続され、そして光検出器146の出力信号
がA/D変換器54を通じて入力されている。さらに制
御手段44には、真空チェンバ104の制御に関連して
真空ポンプ56、真空メータ58、排気バルブ60(い
ずれも図2では省略)が接続されている。なお、図2で
は制御手段44と各部との接続は、図面が必要以上に複
雑になることを避けるため省略されている。
【0033】次に、このように構成された真空蒸着装置
2によりいかに真空蒸着を行って薄膜を形成するかを説
明する。図4ないし図6は、ガラス基板154に対して
真空蒸着を行って表面に多層膜を形成する手順を示すフ
ローチャートであり、以下では適宜このフローチャート
を参照する。本実施例では、具体例としてロングパスフ
ィルタとするガラス基板154(本発明に係わる基体)
に23層の多層膜を形成し、そして、酸化チタン(Ti
2)と酸化シリコン(SiO2 )の層を交互に形成す
るものとする。そのため、第1の蒸発手段106のルツ
ボ116には蒸発源として酸化チタンが充填され、一
方、第2の蒸発手段のルツボ(図示せず)には蒸発源と
して酸化シリコンが充填されている。
【0034】制御手段44には、上記23層の各層の厚
さのデータを予め入力し、制御手段44内部のメモリに
記憶させておく。また、基板ホルダ108に支持された
ガラス基板154とモニタ基体132とは、真空チェン
バ104内での高さが異なるため、蒸着時間が同じでも
形成される膜厚は異なったものとなる。そのため、同じ
蒸着時間で形成される膜厚の比Sを予め求め、その値も
制御手段44に入力して上記メモリに記憶させておく。
膜厚の比Sは具体的には、ガラス基板154に形成され
る膜厚をQa、モニタ基体132に形成される膜厚をQ
bとしたとき、S=Qb/Qaである。蒸着対象のガラ
ス基板154は、従来と同様に、中心を基板ホルダ10
8(本発明に係わる基体ホルダ)の開口124の中心に
ほぼ一致させた状態で基板ホルダ108上に載置してお
く。
【0035】制御手段44はまず真空ポンプ56を起動
し、排気口114を通じて真空チェンバ104内の空気
を排出する(ステップS1)。そして、真空メータ58
(図3)からの信号により真空チェンバ104内の真空
度をチェックし(ステップS2)、真空度が8×10-4
Paとなったところで次のステップに進む。制御手段4
4は、ステップS3で、内部のカウンタ手段のカウント
値Lを1に設定し、そして、モータ128に給電する。
上記カウント値Lはガラス基板154に形成する層の番
号に対応しており、Lが1のとき、第1層を形成するこ
とになる。モータ128に給電したことで、モータ12
8が回転し、したがって基板ホルダ108も回転する。
【0036】制御手段44は次に、ガラス基板154に
形成する第L層(この場合には第1層)の膜厚Q(L)
を上記メモリから読み出し(ステップS4)、同じく上
記メモリから読み出した膜厚の比Sを用いて、第1のモ
ニタ基体4の目標の反射率R(L)を計算する(ステッ
プS5)。この反射率R(L)は次の(1)式にもとづ
いて算出する。
【0037】
【数1】
【0038】ただし、(1)式中、Nmは第1のモニタ
基体4の屈折率、Lmは分光器148を通過する単色光
の波長、Neは蒸着材料(酸化チタンまたは酸化シリコ
ン)の屈折率である。また、Qdは第1のモニタ基体4
に形成すべき薄膜の厚さであり、Ddは位相膜厚であ
る。
【0039】つづいて制御手段44は、モータ48に給
電し、モニタ基体132をそれぞれ一定の角度だけ回転
させる(ステップS6)。これにより、開口136を通
じて露出するモニタ基体132上の領域が更新され、蒸
着による薄膜がまだ形成されていない領域が開口136
より露出する。ただし、この段階ではL=1であり、蒸
着は一切行われていないので、回転前に露出していた領
域にも膜は形成されていない。
【0040】次に制御手段44は、分光器148を制御
して通過させる単色光の波長を、モニタ基体132(開
口136を通じた露出箇所)での反射率の変化が大きく
なるような波長に設定し、さらに、光検出器146の感
度を調整して、光検出器146のこのときの出力信号が
表す反射率が、薄膜が形成されていないモニタ基体13
2の反射率に一致するように設定する(ステップS
7)。その後、制御手段44はカウント値Lが奇数か否
かを判定し(ステップS8)、この場合にはLは奇数で
あるため、ステップS9に進む。ステップS9で、制御
手段44は電子銃120を動作させて電子ビームをルツ
ボ116に入射させ、ルツボ116内の酸化チタンを溶
解させる。つづいて制御手段44は、不図示の酸素ボン
ベと真空チェンバ104とを連結する不図示の弁を開放
し、真空メータ58をチェックすることで真空チェンバ
104内の真空度を8×10-3Paに設定する(ステッ
プS10)。制御手段44はさらに、モータ122に給
電してシャッタ118を所定の角度だけ回転させ、シャ
ッタ118を開放状態にして、ルツボ116の上方を開
放する(ステップS11)。これにより、蒸発源からの
蒸気は真空チェンバ104内を上昇し、基板ホルダ10
8に保持された各ガラス基板154および水晶振動子3
2、34、36、38、ならびにモニタ基体132の表
面に、それぞれ開口124、136を通じて付着し、薄
膜を形成する。
【0041】次に制御手段44は、ステップS12にお
いてモニタ基体132の反射率を測定する。光源144
を出た光は窓152を通過して上方に向い、開口136
を通じてモニタ基体132に入射し、そしてモニタ基体
132で反射して窓152を通じて分光器148に入射
する。この反射光は分光器148を通過して単色光とな
り光検出器146に入射する。その結果、光検出器14
6はモニタ基体132の反射率を表す電気信号を出力す
る。この信号はA/D変換器54(図3)によりデジタ
ル信号に変換され、制御手段44に入力される。制御手
段44は入力された信号が表すモニタ基体132の反射
率Rdを一旦、メモリに格納する。
【0042】次に、制御手段44は、ステップS13に
進んで膜厚を補正するための処理を行う。図6のフロー
チャートはこの処理内容を詳しく示している。制御手段
44はまず、水晶振動子32、34の振動数f1、f2
をそれぞれ周波数測定回路61、62より読み込む(ス
テップS101、S102)。各周波数測定回路には、
リード線40、上記リングおよびブラシ、ならびにリー
ド線42を通じて対応する水晶振動子がそれぞれ接続さ
れており、周波数測定回路内には、水晶振動子を含む不
図示の発振回路が形成されている。各周波数測定回路
は、単位時間内で、上記発振回路の出力信号の周期を計
数することで各水晶振動子の振動数を測定し、結果をデ
ジタル信号で制御手段44に出力している。
【0043】制御手段44は周波数測定回路61、62
より読み込んだ水晶振動子32、34の振動数f1、f
2を比較し、f2の方が大きいか否かを判定する(ステ
ップS103)。判定結果がイエスの場合は、制御手段
44はモータ8を制御し、ギアボックス6を介して調整
板16を駆動し、1mmだけ膜厚補正板14の内側の方
向、すなわち、膜厚補正板14と重なる部分が大きくな
る方向に移動させる(ステップS104)。
【0044】水晶振動子34の振動数が水晶振動子32
の振動数より高いということは、水晶振動子34の方が
重量が小さく、したがって、水晶振動子34に形成され
た薄膜の厚さの方が、水晶振動子32に形成された薄膜
の厚さより薄いことを表している。そのため、上述のよ
うに調整板16を移動させることで、水晶振動子34の
位置では、基板ホルダ108の回転方向における膜厚補
正手段4の幅が狭くなり、膜厚補正手段4により遮られ
る時間が短くなって、より厚い薄膜が形成されるように
なる。
【0045】一方、判定結果がノーの場合は、同様に制
御手段44はモータ8を制御し、ギアボックス6を介し
て調整板16を駆動し、1mmだけ膜厚補正板14の外
側の方向、すなわち、膜厚補正板14との重なりが小さ
くなる方向に移動させる(ステップS105)。この場
合には、上述の場合とは逆に、水晶振動子34の方が厚
い薄膜が形成されているので、調整板16を外側に移動
させることで、水晶振動子34の位置で基板ホルダ10
8の回転方向における膜厚補正手段4の幅が広くなり、
膜厚補正手段4により遮られる時間が長くなって、より
薄い薄膜が形成されるようになる。
【0046】次に、制御手段44は、水晶振動子36の
振動数f3を周波数測定回路63より読み込み(ステッ
プS106)、周波数測定回路61、63より読み込ん
だ水晶振動子32、36の振動数f1、f3を比較し、
f3の方が大きいか否かを判定する(ステップS10
7)。判定結果がイエスの場合は、制御手段44はモー
タ10を制御し、ギアボックス6を介して調整板18を
駆動し、1mmだけ膜厚補正板14の内側の方向に移動
させる(ステップS108)。これにより、水晶振動子
36の位置では、蒸気が遮られる時間が短くなり、より
厚い薄膜が形成されるようになる。
【0047】一方、判定結果がノーの場合は、同様に制
御手段44はモータ10を制御し、ギアボックス6を介
して調整板18を駆動し、1mmだけ膜厚補正板14の
外側の方向に移動させる(ステップS109)。これに
より、水晶振動子36の位置では、蒸気が遮られる時間
が長くなり、より薄い薄膜が形成されるようになる。
【0048】つづいて、制御手段44は、水晶振動子3
8の振動数f4を周波数測定回路64より読み込み(ス
テップS110)、周波数測定回路61、64より読み
込んだ水晶振動子32、38の振動数f1、f4を比較
し、f4の方が大きいか否かを判定する(ステップS1
11)。判定結果がイエスの場合は、制御手段44はモ
ータ12を制御し、ギアボックス6を介して調整板20
を駆動し、1mmだけ膜厚補正板14の内側の方向に移
動させる(ステップS112)。これにより、水晶振動
子38の位置では、蒸気が遮られる時間が短くなり、よ
り厚い薄膜が形成されるようになる。
【0049】一方、判定結果がノーの場合は、同様に制
御手段44はモータ12を制御し、ギアボックス6を介
して調整板20を駆動し、1mmだけ膜厚補正板14の
外側の方向に移動させる(ステップS113)。これに
より、水晶振動子38の位置では、蒸気が遮られる時間
が長くなり、より薄い薄膜が形成されるようになる。
【0050】以上により制御手段44はステップS13
の処理を終り、ステップS14(図5)に進む。なお、
ステップS13が本発明に係わる膜厚制御ステップであ
り、ここで制御手段44は本発明に係わる膜厚制御手段
として機能している。制御手段44は、ステップS14
において、メモリから第1のモニタ基体4の上記反射率
Rdを読み出し、上記目標とする反射率R(L)に等し
いか否かを判定する。そして、判定結果がイエスとなる
まで、ステップS12〜S14を繰り返す。ステップS
14での判定結果がイエスとなると、制御手段44は、
モータ122を制御してシャッタ118を閉じ(ステッ
プS15)、蒸発源から蒸気が上方に飛ぶことを阻止
し、さらに、上述した酸素ボンベと真空チェンバ104
とを連結する弁を閉鎖して、真空チェンバ104への酸
素の導入を停止する(ステップS16)。つづいて制御
手段44は電子銃120をオフにして電子ビームの蒸発
源(酸化チタン)への入射を停止させる(ステップS1
7)。
【0051】その後、制御手段44は、上記カウンタ手
段のカウント値Lを1だけインクリメントした後(ステ
ップS19)、カウント値Lが24に等しいか否かを判
定する(ステップS20)。この場合L=2であるか
ら、この判定結果はノーとなり、制御手段44は、次の
層をガラス基板154に形成すべくステップS4に戻
り、最初の層を形成したときと同様に、膜厚Q(L)を
メモリから読み出し(ステップS4)、その膜厚を用い
て目標の反射率R(L)を算出する(ステップS5)。
【0052】次に、制御手段44は、モータ48に給電
し、モニタ基体132を一定の角度だけ回転させる。こ
れにより、開口136を通じて露出するモニタ基体13
2上の領域が更新され、蒸着による薄膜がまだ形成され
ていない領域が開口136より露出する(ステップS
6)。次に制御手段44は、分光器148を制御して通
過させる単色光の波長を、モニタ基体132(開口13
6を通じた露出箇所)での反射率の変化が大きくなるよ
うな波長に設定し、さらに、光検出器146の感度を調
整して、光検出器146のこのときの出力信号が表す反
射率が、薄膜が形成されていないモニタ基体132の反
射率に一致するように設定する(ステップS7)。その
後、制御手段44はLが奇数か否かを判定し(ステップ
S8)、この場合にはLは偶数(L=2)であるため、
ステップS21に進む。ステップS21で、制御手段4
4は電子銃50を動作させて電子ビームを第2の蒸発手
段のルツボに入射させ、ルツボ内の酸化シリコンを溶解
させる。制御手段44はさらに、モータ49に給電して
シャッタ46(図3)を所定の角度だけ回転させ、シャ
ッタ46を開放状態にして、第2の蒸発手段のルツボの
上方を開放する(ステップS22)。これにより、蒸発
源からの蒸気は真空チェンバ104内を上昇し、基板ホ
ルダ108に保持された各ガラス基板154および水晶
振動子32、34、36、38、ならびにモニタ基体1
32の表面に、それぞれ開口124、136を通じて付
着し、薄膜を形成する。
【0053】次に、制御手段44は、モニタ基体132
の反射率を測定する(ステップS23)。第1層の場合
と同様、光源144を出た光は上述のように窓152を
通過して上方に向い、開口136を通じてモニタ基体1
32に入射しており、この光はモニタ基体132で反射
して窓152を通じて分光器148に入射し、分光器1
48を通過して単色光となって光検出器146に受光さ
れ、光検出器146はモニタ基体132の反射率を表す
電気信号を出力する。この信号はA/D変換器54(図
3)によりデジタル信号に変換され、制御手段44に入
力される。制御手段44は入力された信号が表すモニタ
基体132の反射率Rdを一旦、メモリに格納する。
【0054】次に、制御手段44は、ステップS24に
進んで膜厚を補正するための処理を行う。この処理内容
は図6を参照して説明したステップS13の処理内容と
同じであるため、ここでは説明を省略する。なお、ステ
ップS24は本発明に係わる膜厚制御ステップであり、
ここで制御手段44は本発明に係わる膜厚制御手段とし
て機能している。
【0055】その後、制御手段44は、メモリからモニ
タ基体132の上記反射率Rdを読み出し、上記目標と
する反射率R(L)に等しいか否かを判定する(ステッ
プS25)。そして、判定結果がイエスとなるまで、ス
テップS23〜S25を繰り返す。ステップS25での
判定結果がイエスとなると、制御手段44は、モータ4
9を制御してシャッタ46を閉じ(ステップS26)、
蒸発源(酸化シリコン)から蒸気が上方に飛ぶことを阻
止し、つづいて制御手段44は電子銃50をオフにして
電子ビームの蒸発源(酸化シリコン)への入射を停止さ
せる(ステップS27)。つづいて、制御手段44は、
上記カウンタ手段のカウント値Lを1だけインクリメン
トした後(ステップS19)、カウント値Lが24に等
しいか否かを判定する(ステップS20)。この場合L
=3であるから、この判定結果はノーとなり、制御手段
44はステップS4に戻る。
【0056】制御手段44は、以降、カウント値Lが2
4になるまでこのような処理を繰り返した後、L=24
になったところでステップS20からステップS28に
進み、モータ128への給電を停止して基板ホルダ10
8の回転を止め、さらに真空ポンプ56を停止させる。
また、不図示の大気導入弁を開放して、真空チェンバ1
04内に大気を導入し(ステップS29)、ガラス基板
154に対する多層膜の形成を終了する。
【0057】図7は実施例の真空蒸着装置3によりガラ
ス基板154に23層の多層膜を形成して、ガラス基板
154の透過率を測定した結果を示すグラフである。図
中、横軸は波長を表し、縦軸は透過率を表している。図
7には、基板ホルダ108の半径方向で隣接する4つの
開口124の箇所に配置して多層膜を形成した4枚のガ
ラス基板154の透過率がそれぞれ曲線で示されてい
る。図7から分るように、これらの4本の曲線はほとん
ど重なっており、どの位置に配置したガラス基板154
でも必要とする光学特性(透過率)が得られている。
【0058】このように、本実施例では、蒸発源が消耗
し、真空チェンバ104内の周辺部で蒸気濃度が低下し
た状態でも、基板ホルダ108上の位置によらずほぼ目
標どうりの厚さで薄膜を形成でき、必要とする光学特性
を確保することができる。したがって、面積の広い基板
ホルダ108上に一度に多数のガラス基板154を配置
して真空蒸着を行うことができ、製造効率の向上を実現
できる。また、ガラス基板154に形成する多層膜の層
数が多くなるほど、膜厚のずれが光学特性に与える影響
は大きくなるので、層数の多い多層膜を形成する場合ほ
ど上記効果は顕著となる。
【0059】以上、本発明の実施例について説明した
が、これはあくまでも一例であり、本発明はこの例に限
定されず種々の形態で実施することができる。例えば、
本実施例では、調整板16、18、20は膜厚補正板1
4の幅方向に移動する構成としたが、各調整板の翼部2
2を、膜厚補正板14の延在方向に平行な仮想軸のまわ
りに揺動可能な構造としても、揺動角を変化させること
で、蒸発源から見た膜厚補正手段4の幅を調整できるの
で、同様の機能を実現できる。また、調整板の数は実施
例のように3とする以外にも、さらに数を多くしてより
精密な膜厚補正が行えるように図ることも可能である。
そして、薄膜を形成する基体の材料や、多層膜の層数、
あるいは蒸着材料などは、上記以外のものであっても本
発明は無論有効である。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の膜厚均一化
装置は、真空チェンバ内に複数の基体を基体ホルダで支
持し、前記基体ホルダを回転させつつ蒸着により前記基
体上に薄膜を形成する真空蒸着装置において用いる膜厚
均一化装置であって、前記基体ホルダと蒸発源との間の
前記基体ホルダ寄りの箇所に配置されて、前記蒸発源か
らの蒸気を遮る膜厚補正手段を含み、前記膜厚補正手段
は、前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向に延
設され、前記蒸発源から見て、前記膜厚補正手段の延在
方向に直交する方向における前記膜厚補正手段の幅が、
前記膜厚補正手段の延在方向での異なる位置ごとに可変
である構成とした。したがって、膜厚補正手段の幅を、
膜厚補正手段の延在方向で異なる位置ごとに調整するこ
とで、基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向に配列
された複数の基体間で、形成される膜厚のバラツキを無
くし、均一化を図ることができる。
【0061】また、本発明の真空蒸着方法では、膜厚測
定ステップにおいて、基体ホルダの回転の中心から遠ざ
かる方向における、基体ホルダ上での異なる複数の箇所
にそれぞれ膜厚センサを配置して、真空蒸着により形成
される膜厚を測定し、膜厚制御ステップでは、膜厚測定
ステップで測定した前記膜厚にもとづいて、膜厚補正手
段の前記幅を、膜厚補正手段の延在方向での異なる位置
ごとに制御する。したがって、基体基板ホルダの回転の
中心から遠ざかる方向に配列された複数の基体間で、形
成される膜厚のバラツキを無くし、均一化を図ることが
できる。
【0062】そして、本発明の真空蒸着装置では、基体
ホルダの回転の中心から遠ざかる方向における、基体ホ
ルダ上での異なる複数の箇所にそれぞれ配置された膜厚
センサが、真空蒸着により形成される膜厚を測定し、膜
厚制御手段は、膜厚センサにより測定した前記膜厚にも
とづいて、膜厚補正手段の幅を、膜厚補正手段の延在方
向での異なる位置ごとに制御する。したがって、基体基
板ホルダの回転の中心から遠ざかる方向に配列された複
数の基体間で、形成される膜厚のバラツキを無くし、均
一化を図ることができる。
【0063】その結果、本発明により、基体ホルダによ
って一度に多数のガラス基板を支持して真空蒸着を行う
ことが可能となり、製造効率の向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による膜厚均一化装置の一例を示す平面
図である。
【図2】図1の膜厚均一化装置を備えた本発明の真空蒸
着装置の一例を示す断面側面図である。
【図3】図1の真空蒸着装置を構成する制御手段および
その関連要素を示すブロック図である。
【図4】ガラス基板に対して真空蒸着を行って表面に多
層膜を形成する手順を示すフローチャートである。
【図5】ガラス基板に対して真空蒸着を行って表面に多
層膜を形成する手順を示すフローチャートである。
【図6】ガラス基板に対して真空蒸着を行って表面に多
層膜を形成する手順を示すフローチャートである。
【図7】実施例の真空蒸着装置によりガラス基板に23
層の多層膜を形成して、ガラス基板の透過率を測定した
結果を示すグラフである。
【図8】従来の真空蒸着装置の一例を示す断面側面図で
ある。
【図9】従来の真空蒸着装置によりガラス基板に23層
の多層膜を形成して、ガラス基板の透過率を測定した結
果を示すグラフである。
【符号の説明】
2 膜厚均一化装置 3 真空蒸着装置 4 膜厚補正手段 6 ギアボックス 8、10、12、48、49、122、128 モータ 14 膜厚補正板 16、18、20 調整板 26 回転軸 32、34、36、38 水晶振動子 44 制御手段 46、118 シャッタ 61、62、63、64 周波数測定回路 104 真空チェンバ 106 第1の蒸発手段 108 基板ホルダ 112 光学特性測定手段 132 モニタ基体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チェンバ内に複数の基体を基体ホル
    ダで支持し、前記基体ホルダを回転させつつ蒸着により
    前記基体上に薄膜を形成する真空蒸着装置において用い
    る膜厚均一化装置であって、 前記基体ホルダと蒸発源との間の前記基体ホルダ寄りの
    箇所に配置されて、前記蒸発源からの蒸気を遮る膜厚補
    正手段を含み、 前記膜厚補正手段は、 前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向に延設さ
    れ、 前記蒸発源から見て、前記膜厚補正手段の延在方向に直
    交する方向における前記膜厚補正手段の幅が、前記膜厚
    補正手段の延在方向での異なる位置ごとに可変である、 ことを特徴とする膜厚均一化装置。
  2. 【請求項2】 前記膜厚補正手段は、板面を前記蒸発源
    に向け、前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向
    に延設された膜厚補正板と、一部が前記膜厚補正板に重
    ねて配設され、前記膜厚補正板の延在方向で互いに異な
    る位置に配列された複数の調整板とを含み、前記調整板
    は、前記膜厚補正手段の前記幅の方向に移動可能に支持
    され、前記膜厚補正手段の前記幅は、前記調整板の、前
    記膜厚補正板の側辺部からの突出距離を変えることで変
    化する請求項1記載の膜厚均一化装置。
  3. 【請求項3】 前記調整板を前記幅方向に移動させる駆
    動手段を備えた請求項2記載の膜厚均一化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の膜
    厚均一化装置を用いた真空蒸着方法であって、 前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向におけ
    る、基体ホルダ上での異なる複数の箇所にそれぞれ膜厚
    センサを配置して、真空蒸着により形成される膜厚を測
    定する膜厚測定ステップと、 前記膜厚測定ステップで測定した前記膜厚にもとづい
    て、膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正手段の延在
    方向での異なる位置ごとに制御する膜厚制御ステップ
    と、 を含むことを特徴とする真空蒸着方法。
  5. 【請求項5】 前記膜厚センサは水晶振動子から成り、
    前記膜厚制御ステップでは、各水晶振動子の振動数の差
    にもとづいて、前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚
    補正手段の延在方向での異なる位置ごとに制御する請求
    項4記載の真空蒸着方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の膜厚均一化装置を用い、
    前記膜厚制御ステップでは、前記調整板を移動させるこ
    とで、前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正手段
    の延在方向での異なる位置ごとに制御する請求項4記載
    の真空蒸着方法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の膜厚均一化装置を用い、
    前記膜厚制御ステップでは、前記駆動手段を通じて前記
    調整板を移動させることで、前記膜厚補正手段の前記幅
    を、前記膜厚補正手段の延在方向での異なる位置ごとに
    制御する請求項4記載の真空蒸着方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし3のいずれかに記載の膜
    厚均一化装置を備えた真空蒸着装置であって、 前記基体ホルダの回転の中心から遠ざかる方向におけ
    る、基体ホルダ上での異なる複数の箇所にそれぞれ配置
    され、真空蒸着により形成される膜厚を測定する膜厚セ
    ンサと、 前記膜厚センサにより測定した前記膜厚にもとづいて、
    前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正手段の延在
    方向での異なる位置ごとに制御する膜厚制御手段と、 を含むことを特徴とする真空蒸着装置。
  9. 【請求項9】 前記膜厚センサは水晶振動子から成り、
    前記膜厚制御手段は、各水晶振動子の振動数の差にもと
    づいて、前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正手
    段の延在方向での異なる位置ごとに制御する請求項8記
    載の真空蒸着装置。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の膜厚均一化装置を備
    え、前記膜厚制御手段は、前記調整板を移動させること
    で、前記膜厚補正手段の前記幅を、前記膜厚補正手段の
    延在方向での異なる位置ごとに制御する請求項8記載の
    真空蒸着装置。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の膜厚均一化装置を備
    え、前記膜厚制御手段は、前記駆動手段を通じて前記調
    整板を移動させることで、前記膜厚補正手段の前記幅
    を、前記膜厚補正手段の延在方向での異なる位置ごとに
    制御する請求項8記載の真空蒸着装置。
  12. 【請求項12】 前記真空チャンバの天井を貫通する回
    転軸を備え、前記基体ホルダは前記回転軸に固着されて
    回転し、膜厚センサのリード線は、前記回転軸の内側を
    通じて真空チャンバの外部に導かれている請求項8記載
    の真空蒸着装置。
  13. 【請求項13】 真空チェンバ内で基体を移動させつつ
    蒸着により前記基体上に薄膜を形成する真空蒸着装置に
    おいて用いる膜厚均一化装置であって、 前記基体と蒸発源との間に配置された膜厚補正手段を含
    み、 前記膜厚補正手段は幅が、異なる箇所ごとに可変であ
    る、 ことを特徴とする膜厚均一化装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003166055A (ja) * 2001-12-03 2003-06-13 Ulvac Japan Ltd 薄膜の成膜装置及び成膜方法
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KR20190079886A (ko) * 2017-12-28 2019-07-08 주식회사 선익시스템 증착막 두께 측정 모듈에서 qcm센서의 신호전달 구조

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