JPH10317472A - 二次構造物の接続装置 - Google Patents
二次構造物の接続装置Info
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- JPH10317472A JPH10317472A JP14088997A JP14088997A JPH10317472A JP H10317472 A JPH10317472 A JP H10317472A JP 14088997 A JP14088997 A JP 14088997A JP 14088997 A JP14088997 A JP 14088997A JP H10317472 A JPH10317472 A JP H10317472A
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Abstract
等、対向する二次構造物同士を付き合わせて接続する接
続装置の小型化を図る。 【解決手段】 接続用の嵌合筒孔2の外周に第一及び第
二凹溝4,5を形成すると共に、嵌合筒孔2の内周に垂
直方向と水平方向に略直交する位置において、各凹溝
4,5内に開口する一対ずつの爪孔6,7を穿設し、各
爪孔6,7にそれぞれ係合爪8を嵌め込み、その外側か
ら各凹溝4,5内に弾性体17を介装した後、その外側
に外筒20を巻装して成る雌型接続体1と、この雌型接
続体1に構成した係合爪6,7位置に対応して嵌合軸体
11の外周に第一及び第二爪受段溝13,14を形成す
ると共に、その挿入案内端16及び各爪受段溝13,1
4の挿入方向後部外周縁に案内テーパー19,15を形
成し、雌型接続体1側から係合爪8が自在に係合し得る
ように構成した雄型接続体10とから成る。
Description
地下に埋設する筐体や橋梁桁などのコンクリート構造物
等の二次製品(以下「二次構造物」という)同士を付き
合わせて接続するための二次構造物の接続装置に関する
ものである。
ンクリート製品等の、所謂二次構造物同士を、その端面
同士を付き合わせて接続する接続装置として、例えば所
定長さの軸棒の両端に外方に広がる弾性を持たせた切り
込み溝を設けたピン型結着具を形成し、この両端部を単
にそれぞれ対向する二次構造物の端面に形設した雌孔部
に嵌入して結着する構造のもの(実開昭59−1944
11号参照)や、対向する二次構造物の端面に、それぞ
れ内部に膨出した段差部を形成し、一端側が閉塞された
筒条受部材を埋設し、一方の筒条受部材に先端に係合頭
部を形成した軸型連結部材の基部を螺合し、この連結部
材の先端部を対向する筒条受部材に差し込んで係合頭部
を上記段差部に係合させる構造のもの(特公昭63−1
2984号参照)等が提案されている。
結着具のように、先端を二つ割りとし、少し広げて弾性
を持たせたピン構造のものでは、受け穴に対する雌雄嵌
合が面倒であり、かつ嵌挿後の係止を切り込み溝で広げ
た弾撥力によって圧接するだけでは、緩み易く、また抜
け出る恐れがある。また、後者の接続具にあっては、係
合手段が軸先端に形成した係合頭部で筒条受部材の段差
部に係止する一種の爪係合を採用しているが、この係合
爪付きタイプでも基本的には前者同様に先端部にすり割
りを入れて弾撥を持たせるだけの構成であるため、どう
しても突出する爪先が小さくなり、抜け外れる恐れがあ
る。しかも、連結部自体は細軸構成となっているため、
破断し易く、大型のコンクリート製品等、大型の二次構
造物の接続具に適さないばかりでなく、二次構造物の形
状によっては、連結部の外径の小型化と共に、強度の向
上が要求されるものであるが、従来の構造によっては逆
に外径が大きく成ってしまうという欠点があった。更
に、前記両者の態様の欠点は、対向する接続面に配設す
る雌固定具、筒条受部材に対して差し込む接続軸部は、
溝割りで広げた構造であるため、ピン接合にかなり大き
な押圧力を掛けねば差し込むことができず、極めて面倒
な作業を必要とし、接続具自体の大型化を余儀なくさ
れ、特に大型のコンクリート製品等、大型の二次構造物
態様のものでは容易でなかった。また、接続軸部は先端
に二つ割り又は四つ割りを形成して少し広げ弾性を持た
せただけの構造では引っ張り力に弱く、抜け易いもので
あった。
記問題に鑑みて創案されたものであり、双方の接合面に
埋設する筒状の雌型接続体と、雄型接続体にそれぞれ別
々のアンカー部材を連結してコンクリート製品に埋設す
るようにし、且つ雌,雄型接続体の係止をする雄型接続
体の爪孔に対する係合爪の嵌合係止によって行うように
して、上記課題を解決する二次構造物の接続装置を提供
することを目的としたものである。
に、本発明に係る二次構造物の接続装置は、対向するコ
ンクリート製品等の二次構造物同士を面接触で接続する
二次構造物に埋設する接続装置において、前部に接続用
の略等径の嵌合筒孔を形成すると共に、後部にアンカー
用ネジ孔を設け、外周には円周方向へ廻り、かつ前後方
向へ所定間隔をおいて位置をずらせた2条の第一及び第
二凹溝を形成すると共に、上記嵌合筒孔の内周に垂直方
向、及びこれと略直交する水平方向位置において対向す
る一対ずつの爪孔をそれぞれ上記各凹溝内に開口するよ
うに穿設し、この爪孔にそれぞれ係合爪を嵌め込んだ
後、それぞれの外側から上記各凹溝内に弾性体を介装
し、かつ少なくとも上記弾性体の外側には外筒を巻装し
て成る筒状の雌型接続体と、上記雌型接続体に構成した
係合爪位置に対応して嵌合軸体の外周にリング状に2条
の第一及び第二爪受段溝を形成し、上記嵌合筒軸の挿入
側先端及び各爪受段溝の挿入方向後部周縁に案内テーパ
ーを形成し、かつ後部にアンカー用ネジ孔を設けて成る
ことを要旨とするものである。このような構成により、
雄型接続体を単に雌型接続体に小さな押圧力で挿入嵌合
させるだけで強固に一体化することができ、完全抜け止
め作用を奏する。
段溝と第二爪受段溝との各形成間隔は、各凹溝又は爪受
段溝の形成幅と略等しく形成して成るものであり、雌型
接続体の嵌合筒孔に対する雄型接続体の嵌合軸体の雌雄
結合動作が、第一側と第二側とで同時に動作するように
構成してあり、結合動作を最小限、少なくとも2ストロ
ークの動作で完了するように構成してある。
力を軽減するため、雄型接続体側に形成した案内テーパ
ーに対向する案内テーパーが形成してあり、上記爪受段
溝の挿入方向後部に形成した案内テーパーとの間で案内
テーパー同士が傾斜係合するようになるため、挿入方
向、即ち雄型接続体の嵌合軸体の進入方向に対して小さ
な押入力で雌型接続体に嵌合させることが可能になる。
ング状に条設した第一及び第二凹溝にそれぞれ充填した
ウレタンタール系軟質充填材等の耐蝕性合成樹脂又は耐
蝕性ゴム等の耐蝕性クッションによって構成してあるた
め耐水性に優れ、腐食や耐蝕性がよく、かつ爪孔内部雌
型接続体内への浸水防止効果が大きい。
した板状部材で形成することも可能であり、雌型接続体
側から雄型接続体側への押圧力をより強大に構成するこ
ともできる。
してなるボルト体で構成することもできる。
次構造物同士を接続する接続装置は、二次構造物自体の
形成時に、その一側端面には、後部にアンカー部材を一
体化した雌型接続体を、また同他側端面には、アンカー
部材を後部に一体化した雄型接続体を埋設する構造と
し、対向する二次構造物同士の接続作業時に、各端面に
臨む上記雌型接続体と雄型接続体の位置決めをし、一方
の二次構造物を他方の二次構造物側へ移動すれば、雄型
接続体を対向する雌型接続体に雌雄結合させることがで
きると共に、雌型接続体側の第一及び第二凹溝にれそれ
ぞれ構成した一対ずつの係合爪が、雄型接続体の嵌合軸
体の先端部が通過するときは、一旦弾性体の押圧力に抗
して該嵌合軸体の外径部を通過させる程度に雌型接続体
の爪孔内へ没入後退し、更に嵌合軸体が雌型接続体の嵌
合筒孔内へ侵入し、係合爪が嵌合軸体の外周に形成した
第一及び第二の爪受段溝の形成部に達すると各係合爪が
各爪受段溝内に弾性体の復帰押圧力で進出嵌合し、両者
の完全な雌雄結合状態を完了させる。
へ一対となる二組の係合爪を雌型接続体の内周に位置を
かえて雄型接続体の嵌合軸体を侵入嵌合させるに際して
順次雌雄係合を生じさせ、雄型接続体の外周を上下及び
左右方向から同時に支持する構造に成っているため、雌
型接続体と雄型接続体の軸線が完全に一致し、偏心荷重
が発生し難い構造に成っている。
臨む雌型接続体と雄型接続体は、それぞれ後端に所定長
さのアンカー部材を一体に連結しているため、引っ張り
力に耐え得る構造に成っている。また、二次構造物の片
側端面に対し突起物となる雄型接続体は、必要によって
接続作業前までアンカー部材に対し逆螺合で離反した状
態としておけば、二次構造物の周囲には何等の突起物も
なく、運搬、格納等の取扱いも容易となる。
二次構造物の接続装置の実施の形態を説明する。
構成する係合爪を押圧支持する弾性体として弾力性を有
する耐蝕性合成樹脂又は耐蝕性ゴム等の耐蝕性クッショ
ン材で構成した二次構造物の接続装置に関する第一の実
施の形態を説明する。
に形成されており、軸心部Cに前方へ開口し、外開口部
が略同径に内側へ穿設された嵌合筒孔2を具備し、かつ
この嵌合筒孔2に連通して後方へ開口するアンカー用ネ
ジ孔3を螺設し、上記雌型接続体1の外周には、その円
周方向に並列する2条の第一凹溝4と第二凹溝5を形成
する。これら第一及び第二凹溝4,5は、各凹溝4,5
の溝幅W1と同幅の間隔W2(W1=W2)を置いて形
成したものであり、一方の第一凹溝4(嵌合筒孔の奥
側)内には図中水平方向に垂直方向に対置する一対の爪
孔6,6が嵌合筒孔2から外周に向かって貫通してお
り、また他方の第二凹溝5(嵌合筒孔2の入口側)内に
は図中垂直方向に対置する一対の爪孔7,7を同じく嵌
合筒孔2から外周に向かって貫通させてある。上記各爪
孔6,7には、それぞれ係合爪8を嵌め込んで固定する
ものであり、後述する係合爪8の爪部9の形状に対応し
て円形又は角形等適宜形状に形成されている。これらの
係合爪8,8…は、前後方向かち視認した場合、雌型接
続体1の外周から略45°の開角を形成しながら四方か
ら嵌合筒孔2内に進出する構造になっており、各爪部
9,9…が後述する雄型接続体10に係合して、雌型接
続体1に対する雄型接続体10の軸心を安定させ、荷重
方向を常時軸心部C方向に一致させて安定した雌雄結合
作用を奏することができるように構成してある。
に、雌型接続体1の嵌合筒孔2内に固定される略円柱状
の嵌合軸体11とその外側方に形成された鍔部12を具
備している。上記嵌合軸体11の外周には、上記雌型接
続体1の外周に形成した2条の第一及び第二凹溝4,5
の形成位置に対応する2条の第一爪受段溝13と第二爪
受段溝14が形設してある。上記第一及び第二爪受段溝
13,14の雌型接続体1の嵌合筒孔2に対する挿入方
向へ向かう後部内縁には、円周方向に廻り、略45°程
度傾斜した案内テーパー15を形成すると共に、先端部
にも上記案内テーパー15と同形となる挿入案内端16
が形成してある。
16は、雄型接続体10の嵌合軸体11を雌型接続体1
の嵌合筒孔2内に挿入させる場合、これに当接する係合
爪8を爪孔6,7に添って上方、即ち雌型接続体1の外
周方向へ押し上げる押圧力を発生させるためのものであ
る。本発明の実施の形態においては、雌型接続体1の嵌
合筒孔2に対して雄型接続体9の嵌合軸体11を挿入さ
せる場合、先ずその先端に形成した挿入案内端16が雌
型接続体1の入口側に構成した第二凹溝5内の係合爪8
を嵌合軸体11が通過し得る程度に、その外径部まで弾
性体17の押圧力に抗して爪孔6,7内上方へ没入後退
させ、更に嵌合軸体11が侵入して先端側に形成した第
一爪受段溝13内に弾性体17の復帰押圧力で進出嵌合
させた後、再びこの第一爪受段溝13の後部内周縁に形
成した案内テーパー15によって係合爪8を上方へ押し
上げて嵌合軸体11を通過させる。このとき嵌合軸体1
1の挿入案内端16が雌型接続体1の内側に構成した係
合爪8を弾性体17の押圧力に抗して嵌合筒軸11を通
過させ得る程度に上方へ押し上げると同時に、雄型接続
体1の先端側に構成した上記第一爪受段溝に形成した案
内テーパー15によって雌型接続体の入口側に構成した
係合爪8も弾性体の押圧力に抗して上方へ押し上げられ
ており、嵌合軸体11が更に侵入すると、対応する第一
及び第二凹溝と第一及び第二爪受段溝とが一致した位置
で各係合爪8,8…が同時に爪孔6,7内に進出し、そ
の爪部9を各第一及び第二爪受段溝13,14に係合さ
せる。即ち、本発明に係る二次構造物の接続装置に構成
した各係合爪8,8…は、2ストロークの動作によって
完全な雌雄結合が可能に成っている。
した上記爪孔6,7に嵌合する爪部9と、その上部に雄
型接続体10への雌雄結合前に、雌型接続体1の嵌合筒
孔2内への抜け落ちを防止する鍔部18によって形成し
たものであり、上記爪部9は、爪孔6,7の形成孔形状
に対応して円柱状(図5参照)、又は角柱状(図6参
照)に形成されている。また、この係合爪8には、上記
の如く、雌型接続体1の嵌合筒孔2内に雄型接続体10
の嵌合軸体11を挿入させる場合に、各係合爪8,8…
を爪孔6,7上部へ没入後退に際して雄型接続体10側
の挿入案内端16や案内テーパー15を当接させる案内
テーパー19が形成してある。各係合爪8,8…の没入
後退作用は、上記雄型接続体10側の挿入案内端16や
案内テーパー15と、係合爪8側に形成した上記案内テ
ーパー19の傾斜した当接姿勢によってよりスムーズに
行われるように成る。なお、上記係合爪8は、その爪部
9が爪孔6,7内で回転したり、外れたりしないように
するため、楕円柱状又は四角柱状に形成することが望ま
しい。
装置に使用する弾性体17は、図2に示すように、第一
及び第二凹溝内4,5内に形成した爪孔6,7内に、そ
の上部から係合爪8を挿入し、各凹溝4,5内の外縁に
鍔18を係止させた後、その上部から充填したものであ
り、一般的には、ウレタンタール系軟質充填材等の耐蝕
性合成樹脂又は耐蝕性ゴム等の耐蝕性クッションによっ
て構成されている。この弾性体17の外周には雌型接続
体1から各部材が離脱することを防止する外筒20が巻
装してあり、少なくとも、弾性体17を構成した部位の
外周にはこの外筒20の外装が必要である。
の形態を示すものであり、弾性体17として、単なる充
填材の使用に代えて、耐蝕性バネ鋼で形成した板状部材
21を係合爪8の頭部に構成した例を示している。即
ち、本実施の形態に使用する板状部材21は各係合爪8
の頭部を押さえる基部22と、この基部22から上記外
筒20との間で係合爪8に弾力性を付与するための一対
のバネ脚23を形成したものである。このような板状部
材21は、耐蝕合金製のバネ鋼によって構成することが
望ましい。上記板状部材21は、常時バネ脚23,23
によって係合爪を軸心部C側へ付勢しており、雄型接続
体10の嵌合軸対11の挿入によってその付勢力に抗し
て係合爪8を雌型接続体1の外周方向へ押し上げるよう
に成っている。
接続体10とは、前者の嵌合筒孔2内に後者の嵌合軸体
11を挿入した場合、両者の内周及び外周面間に若干の
隙間を生ずるように構成してある。上記隙間は、接続装
置の円周方向(図中垂直方向)と軸方向(図中水平方
向)へ形成してあり、本発明に係る二次構造物の接続装
置を二次構造物に装着した場合、軸方向への隙間S1
は、二次構造物の温度差による伸縮や母体コンクリート
公差を調整し、また円周方向への隙間S2は、雌型接続
体1及び雄型接続体10を二次構造物X内に装着した場
合の設置公差やアンカー部材24のネジ部24aの曲が
りを吸収し、両者の軸心部Cの偏心の発生を防止するた
めのものである。一般に転造ボルトの製造に際しては、
ネジ部に多少の曲がりを生ずることが多く、これをアン
カー部材24として使用した場合、上記のような隙間S
2によるネジ部24aの曲がりの吸収をすることもでき
る。なお、上記隙間S1,S2には二次構造物Xに対す
る装着時にアイガス等の耐蝕性ゴム材を充填することに
より雌型接続体1と雄型接続体10の内部を密封状態と
し、内部の金具各部の隙間を完全に被覆してしまうこと
になるため、耐蝕性を損なうことはない。
作用を、図8乃至図11に基いて説明する。先ずこの接
続装置の組み込みに当たっては、コンクリート二次製品
等、二次構造物Xと成るコンクリートの打設時にその一
側端面の所定個所に、図8及び図9に示すようなアンカ
ー部材24を連結一体化した雌型接続体1を、また他側
端面にアンカー部材24を連結一体化した雄型接続体1
0をセットすれば全体として埋設状態と成る。
群の接続は、一方の二次構造物Xの片側端面に位置した
雌型接続体1の嵌合筒孔2と他方の二次構造物Xの他側
端面に臨む雄型接続体10の嵌合軸体11を軸心部C上
と成るように配置する。
よって対向する他方の二次構造物X側に移動させて付き
合わせれば、片側に突出した雄型接続体10の嵌合軸体
11が対向する雌型接続体1の嵌合筒孔2内に挿入嵌合
すると共に、嵌合軸体11の周囲に垂直及び水平方向か
ら突設させた一対ずつの(図示例では4個)の係合爪
8,8…が、先ず嵌合軸体11の挿入案内端16や各第
一及び第二爪受段溝13,14に形成した案内テーパー
15によって外形規制を受け、雌型接続体1側に構成し
た弾性体の弾性力に抗して各爪孔9内に没入後退させな
がら通過し、雄型接続体10の鍔18が雌型接続体1の
嵌合筒孔2を塞ぐ位置まで達すると、全ての係合爪8,
8…が弾性体17の復帰弾性力によって嵌合筒孔2内へ
押し出し、雄型接続体10の第一及び第二爪受段溝1
3,14にそれぞれ雌雄結合させる。
なる方形筐体型コンクリートブロック等の複数の二次構
造物X,X…群の接続に際しては、一の二次構造物Xの
片側端面に埋設して臨む雌型接続体1の嵌合筒孔2に他
の二次構造物Xの他側端面の雄型接続体12の嵌合軸体
11を対向させる。
次構造物Xを押圧すれば、雌型接続体1の嵌合筒孔2内
に雄型接続体10の突起状態の嵌合軸体11が差し込ま
れて雌雄結合する。この雌雄結合と同時に雌型接続体1
の第一及び第二凹溝4,5側から係合爪8,8…が雄型
接続体10側の第一及び第二爪受段溝13,14内に各
係合爪8,8…が爪係合する。この場合係合爪8は、上
記の如く侵入方向後部側に内周縁部に上昇動作を容易に
する案内テーパー19が形成してあるため、該案内テー
パー19に掛かる雄型接続体10の嵌合軸体11側の第
一及び第二爪受段溝13,14の案内テーパー15との
傾斜押圧力が上方への押圧力に変換され、係合爪8,8
…自体を弾性体17(板状部材21)の弾性力に抗して
爪孔9内へ少し没入後退させる。かく係合爪8,8…が
対応する第一及び第二爪受段溝13,14に爪係合した
状態で隣接する二次構造物X,X同士の結合が完了し、
順次二次構造物Xを配列して行けばトンネル路等を構築
することができる(図10参照)。
の片側に配設した雄型接続体10を、非使用時には奥部
に埋設したアンカー部材24に対し逆螺挿し、ネジ部2
4aに対し抜き去っておけば、二次構造物Xに対し突起
物がなくなり、格納や運搬作業等の取り扱いが容易とな
る。このときは、必要に応じてアンカー部材24のネジ
部に雄型接続体10を螺合して使用状態に準備すればよ
い。
24が異形鉄筋を使用する場合には、二次構造物Xの埋
設中央部で所定長さ分だけラップさせた態様で使用して
もよい。また、図12(b)に示すように、アンカー部
材24の先端部が二次構造物Xの埋設中央部に達する所
定長尺物とし、そのU状屈曲部24b部分をラップさせ
た態様で使用してもよい。
は、鉄鋼製のみならず、硬質プラスチックやセラミック
素材等を用いて構成することができるものであることは
勿論であり、所望により適宜材料変更によって対応する
ことかできるものである。また、二次構造物Xの形状
を、図示にあたって方形について述べたが、丸形、三角
形状等の各種形状に対応し得ることは勿論である。
上述の如く、前部に接続用の略等径の嵌合筒孔を形成す
ると共に、後部にアンカー用ネジ孔を設け、外周には円
周方向へ廻り、かつ前後方向へ所定間隔をおいて位置を
ずらせた2条の第一及び第二凹溝を形成すると共に、上
記嵌合筒孔の内周に垂直方向、及びこれと略直交する水
平方向位置において対向する一対ずつの爪孔をそれぞれ
上記各凹溝内に開口するように穿設し、この爪孔にそれ
ぞれ係合爪を嵌め込んだ後、それぞれの外側から前記各
凹溝内に弾性体を介装し、かつ少なくとも前記弾性体の
外側には外筒を巻装して成る筒状の雌型接続体と、上記
雌型接続体に構成した係合爪位置に対応して嵌合軸体の
外周にリング状に2条の第一及び第二爪受段溝を形成
し、上記嵌合筒軸の挿入側先端及び各爪受段溝の挿入方
向後部周縁に案内テーパーを形成し、かつ後部にアンカ
ー用ネジ孔を設けて成る略栓状円柱形状の雄型接続体と
によって構成したものであるから、雌雄結合後に簡単に
は離脱することがない。
ンカー部材を取り付けることで、二次構造物の成形時に
各端面に雌型接続体と雄型接続体をアンカー部材と共に
埋設する構造とし、係合爪の爪係止と相俟って抜けを招
かない接続を可能にする。しかも接続作業は、雌型接続
体の嵌合筒孔に対する雄型接続体嵌合軸体の2ストロー
クの挿入動作のみで行うことができ、小さな押入力を与
えるだけで簡単に大型の二次構造物の接続ができる。
続体の第一及び第二凹溝内に構成した構成方向の異なる
対向する一対ずつ、合計4個の係合爪による爪係合作用
を生じるため、雌型接続体と雄型接続体の接続後の軸心
に偏心荷重を生ずることがなく、安定した雌雄結合が得
られる。加えて上記のような係合爪の配置、即ち垂直及
び水平の4方向から雌型接続体の第一及び第二凹溝側か
ら雄型接続体の第一及び第二爪受段溝側への進退動作に
よって爪係合を得る構造に成っているため、雄型接続体
及び雌型接続体を小径化することが可能であり、二次構
造物の接続装置の小型化を図ることができる。
第一及び第二凹溝側から係合爪を挿入すると共に、各弾
性体をその外側に装着組み立てる構造になっているた
め、製造が容易である。したがって、従来の接続装置に
あっては、一旦雌雄結合を生じた後に接続装置を分解す
ることは容易ではなく、液体密閉材を使用した接続装置
にあっては復活までに長時間を必要としていたが、本発
明に係る二次構造物の接続装置によれば、外筒を外すだ
けで容易に分解し、かつ再使用も容易である等、本発明
の実施により得られる効果は極めて大きい。
を示す雌型接続体と筒状の雄型接続体を雌雄結合した状
態を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は背面図である。
状態を示すものであり、(a)は側断面図、(b)は
(a)におけるA−A線断面図、(c)は同じくB−B
線断面図である。
説明図であり、(a)は平面図、(a)は側面図、
(c)は正面図である。
説明図であり、(a)は平面図、(a)は側面図、
(c)は正面図である。
示すものであり、(a)は部分側断面図、(b)は
(a)のD−D線断面図、(c)はE−E線断面図であ
る。
合接続して、雌雄結合させた状態を示す部分側断面図で
ある。
図である。
カー部材を二次構造物との関係で示す他の実施形態に係
る説明図である。
するアンカー部材を二次構造物との関係で示す更に他の
実施形態に係る説明図である。
を示す雌型接続体と筒状の雄型接続体を雌雄結合した状
態を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は背面図である。
状態を示すものであり、(a)は側断面図、(b)は
(a)におけるA−A線断面図、(c)は同じくB−B
線断面図である。
説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は正面図である。
説明図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は正面図である。
示すものであり、(a)は部分側断面図、(b)は
(a)のD−D線断面図、(c)はE−E線断面図であ
る。
合接続して、雌雄結合させた状態を示す部分側断面図で
ある。
図である。
カー部材を二次構造物との関係で示すものであり、
(a)は他の実施形態に係る説明図、(b)は更に他の
実施形態に係る説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 対向するコンクリート製品等の二次構造
物同士を面接触で接続する二次構造物に埋設する接続装
置において、 前部に接続用の略等径の嵌合筒孔を形成すると共に、後
部にアンカー用ネジ孔を設け、外周には円周方向へ廻
り、かつ前後方向へ所定間隔をおいて位置をずらせた2
条の第一及び第二凹溝を形成すると共に、前記嵌合筒孔
の内周に垂直方向、及びこれと略直交する水平方向位置
において対向する一対ずつの爪孔をそれぞれ前記各凹溝
内に開口するように穿設し、この爪孔にそれぞれ係合爪
を嵌め込んだ後、それぞれの外側から前記各凹溝内に弾
性体を介装し、かつ少なくとも前記弾性体の外側には外
筒を巻装して成る筒状の雌型接続体と、 前記雌型接続体に構成した係合爪位置に対応して嵌合軸
体の外周にリング状に2条の第一及び第二爪受段溝を形
成し、前記嵌合筒軸の挿入側先端及び各爪受段溝の挿入
方向後部周縁に案内テーパーを形成し、かつ後部にアン
カー用ネジ孔を設けて成る略栓状円柱形状の雄型接続体
とから成ることを特徴とする二次構造物の接続装置。 - 【請求項2】 第一凹溝と第二凹溝、及び第一爪受段溝
と第二爪受段溝との各形成間隔が各凹溝又は爪受段溝の
形成幅と略等しく形成したことを特徴とする請求項1の
二次構造物の接続装置。 - 【請求項3】 前記係合爪の頭部に前記雄型接続体側の
案内テーパーに対向して挿入時における押入力を軽減す
る案内テーパーを形成したことを特徴とする請求項1の
二次構造物の接続装置。 - 【請求項4】 前記弾性体が前記爪孔の外周にリング状
に条設した第一及び第二凹溝に充填したウレタンタール
系軟質充填材等の耐蝕性合成樹脂又は耐蝕性ゴム等の耐
蝕性クッションであることを特徴とする二次構造物の接
続装置。 - 【請求項5】 前記弾性体が耐食性バネ鋼で形成した板
状部材であることを特徴とする請求項1の二次構造物の
接続装置。 - 【請求項6】 アンカー部材が、後端部にフック部を形
成してなるボルト体であることを特徴とする請求項1記
載の二次構造物の接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14088997A JP3573594B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 二次構造物の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14088997A JP3573594B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 二次構造物の接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317472A true JPH10317472A (ja) | 1998-12-02 |
| JP3573594B2 JP3573594B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=15279150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14088997A Expired - Fee Related JP3573594B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 二次構造物の接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3573594B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111894148A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-11-06 | 中铁第一勘察设计院集团有限公司 | 基于弹力圈承插的装配式预制墙板拼接件 |
| CN117266428A (zh) * | 2023-11-20 | 2023-12-22 | 西南石油大学 | 一种装配式减振楼板及装配方法 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP14088997A patent/JP3573594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111894148A (zh) * | 2020-06-23 | 2020-11-06 | 中铁第一勘察设计院集团有限公司 | 基于弹力圈承插的装配式预制墙板拼接件 |
| CN117266428A (zh) * | 2023-11-20 | 2023-12-22 | 西南石油大学 | 一种装配式减振楼板及装配方法 |
| CN117266428B (zh) * | 2023-11-20 | 2024-02-06 | 西南石油大学 | 一种装配式减振楼板及装配方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3573594B2 (ja) | 2004-10-06 |
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