JPH10317714A - 免震構造 - Google Patents
免震構造Info
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- JPH10317714A JPH10317714A JP13149597A JP13149597A JPH10317714A JP H10317714 A JPH10317714 A JP H10317714A JP 13149597 A JP13149597 A JP 13149597A JP 13149597 A JP13149597 A JP 13149597A JP H10317714 A JPH10317714 A JP H10317714A
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- laminated rubber
- rubber
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Abstract
造を提供することを課題とする。 【解決手段】 構造物本体1と基礎2との間に、上下2
段の積層ゴム11からなる免震層3を配置し、上下2段
の積層ゴム11,11の間にはスペーサ12を設け、か
つ互いに隣接するスペーサ12,12,…間にはつなぎ
梁13を設ける構成とした。
Description
造物を免震効果を有する構造とするときに用いて好適な
免震構造に関するものである。
動や各種振動源からの振動、およびそれによる被害を最
小限に抑えるため、例えば粘弾性体と鋼板とを上下方向
に交互に積層した構造の積層ゴムや、オイルダンパー等
の各種ダンパー等、種々の免震装置が開発されている。
このような各種免震装置のうち、積層ゴムは、構造物の
基礎と構造物本体との間に介装され、地震によって基礎
から構造物本体側に伝達される震動を、積層ゴムで減衰
することによって免震効果を得るようになっている。
は、構造物全体としての周期を長くするほど免震効果を
大きく発揮することができる。特に軟弱地盤などで、建
設地に長周期成分の卓越する地震動の発生が予測される
敷地では、免震周期をより長く設定する必要がある。
たような従来の免震構造には、以下のような問題が存在
する。前記したように、免震効果を高めるために、免震
構造の構造物全体としての固有振動周期を長くするに
は、免震装置として積層ゴムを用いる場合、ゴムの剛
性を低くする、ゴムの直径を小さくする、等の方法が
ある。
いう手段をとる場合、クリープが大きくなるために、積
層ゴムのせん断剛性としては4kg/cm2程度が限界
となり、十分に周期を正すことができない場合がある。
また、のゴムの直径を小さくするという手段をとる場
合、直径を小さくしすぎる(例えばゴム厚さの3倍程度
以下)と座屈を生じる可能性があり、変形能力が著しく
低下する。
いて免震効果を高めるために構造物全体の固有振動周期
を長くするにも自ずと限界があり、免震効果を現状以上
に高めるのは困難であるのが実状である。本発明は、以
上のような点を考慮してなされたもので、免震効果を有
効に高めることのできる免震構造を提供することを課題
とする。
構造物と、該構造物の基礎との間に、免震装置が上下に
複数段に配置されてなることを特徴としている。
震構造において、前記免震装置が、鋼板と粘弾性体とを
上下方向に交互に積層してなる積層ゴムであることを特
徴としている。
記載の免震装置において、互いに上下に位置する二つの
免震装置の間にはスペーサが設けられ、かつ互いに隣接
するスペーサ間には、これらを互いに連結するつなぎ梁
が架設されていることを特徴としている。
施の形態の一例を、図1を参照して説明する。図1に示
すものは、本発明に係る免震構造を適用した構造物の基
礎部を示すもので、この図において、符号1はビル等の
例えば鉄筋コンクリート造からなる構造物本体(構造
物)、2は構造物本体1を支持するため地盤中に構築さ
れた例えば鉄筋コンクリート造の基礎、3は構造物本体
1と基礎2との間に設けられた免震層、4は構造物本体
1を構成する柱、5は構造物本体1を構成する梁、をそ
れぞれ示している。
の下端部にはフーチング6が形成されており、水平面内
で互いに隣接するフーチング6,6間には水平梁7が架
設されている。
鉛直下方位置に例えば鉄筋コンクリート造の基台8,
8,…が形成され、水平面内で互いに隣接する基台8,
8間に基礎梁9が架設されている。
設けられており、各フーチング6と、その鉛直下方の基
台8との間に、積層ゴム(免震装置)11が上下二段に
配設されている。さらに互いに上下に位置する積層ゴム
11,11間には、所定厚さの例えば鉄筋コンクリート
造のスペーサ12が介装されている。そして、水平面内
で互いに隣接するスペーサ12,12間にはつなぎ梁1
3が架設されており、これによって全てのスペーサ1
2,12,…は、つなぎ梁13,13,…で一体化され
て、全体として平面視略格子状をなしている。
11Bとが上下方向に複数層にわたって交互に積層され
た構成のものである。この鋼板11Aには、通常の鉄鋼
材の他、例えば制振鋼板等を採用しても良い。また、粘
弾性体11Bには、例えばゴムアスファルト系のゴム,
高減衰ゴム,超塑性ゴム(エネルギーを吸収して熱に変
換する塑性的性質と、大変形への追随性を与えるゴム弾
性をともに備えている特殊配合のポリマー複合材;例え
ば株式会社ブリヂストン製)等、高い減衰性能を有した
ものが用いられている。各積層ゴム11は、互いに上下
に位置する鋼板11A,11Aの相対移動を、それらの
間に挟み込まれた粘弾性体11Bが変形して減衰するこ
とによってダンパー効果を発揮するようになっている。
ては、地震発生時には、通常の積層ゴムを備えた免震構
造と同様に、地震が発生すると構造物本体1と基礎2と
の間で水平方向の相対変位が生じる。そして、この相対
変位によるエネルギーは、各積層ゴム11によって減衰
され、これによって地震動の基礎2から構造物本体1へ
の伝達が防止され、免震効果が発揮される。
ム11が上下2段に配置されている。同等のダンパー効
果を1段のみの積層ゴムで得ようとした場合に比較し
て、積層ゴム11一台あたり高さが約1/2となり、大
地震時においても構造物1をゴムが座屈することなく支
持できるゴム径を確保したとしても、そのせん断剛性を
約1/2とすることが可能となる。したがって、上下2
段に配置した積層ゴム11を2台合わせたせん断剛性
も、従来の一段のみの積層ゴムに比較して約1/2とな
る。
と基礎2との間に、上下2段の積層ゴム11からなる免
震層3が配置された構成となっている。これにより、従
来のような1段のみの免震装置に比較して、免震層3と
しての剛性を約1/2に低減することができ、この結
果、構造物全体としての固有周期を約1.4倍に設定す
ることが可能となる。したがって、従来よりも高い免震
効果を得ることが可能となり、超高層ビルや、軟弱地盤
上に構築する構造物、軽量な建物などにも有効に適用す
ることが可能となる。
にはスペーサ12が設けられ、かつ互いに隣接するスペ
ーサ12,12,…間には、つなぎ梁13が設けられた
構成となっている。これにより、各段の積層ゴム11が
水平方向に座屈するのを防止することができる。
いては、本発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば、そ
の構成を限定するものではない。例えば、積層ゴム11
の構造や材質については、高いダンパー効果が得られる
のであれば、適宜最適なものを採用すればよい。また、
免震装置としては、積層ゴム11と同様の効果を得るこ
とができるのであれば、他の免震装置を採用しても良
い。
構成としたが、上段の積層ゴム11と下段の積層ゴム1
1とで、鋼板11Aと粘弾性体11Bの積層段数を違え
ても良いし、また同じとしても良い。またこのような積
層ゴム11を3段以上に配置する構成としても良い。こ
の場合も、各積層ゴム11の座屈を防止するため、互い
に上下に位置する積層ゴム11,11間には、スペーサ
12、つなぎ梁13を設けるのが好ましい。さらに、こ
れらスペーサ12、つなぎ梁13によって床スラブを形
成し、その上下を地下階空間としても良い。もちろん、
このような場合、スペーサ12については柱状としても
よい。
は何ら限定するものではなく、例えば基礎2を杭基礎
等、他の基礎構造としても良いし、また構造物1、基礎
2、免震層3等を鉄筋コンクリート造ではなく、鉄骨造
や鉄骨鉄筋コンクリート造、鋼管充填コンクリート造、
プレキャストコンクリート造等としても良い。
く強風に対しても同様の効果を挙げることができる。
る免震構造によれば、構造物と基礎との間に、例えば積
層ゴム等の免震装置が上下に複数段に配置された構成と
なっている。これにより、従来のように免震装置を一段
のみ配置する構成に比較して、これら上下複数段の免震
装置全体としての剛性を低減することができ、構造物全
体の固有周期を長く設定することが可能となる。したが
って、従来よりも高い免震効果を得ることが可能とな
り、超高層ビルや、軟弱地盤上に構築する構造物、軽量
な建物などにも有効に適用することが可能となる。
互いに上下に位置する二つの免震装置の間にはスペーサ
が設けられ、かつ互いに隣接するスペーサ間にはつなぎ
梁が架設された構成となっている。これにより、各段の
免震装置が水平方向に座屈するのを防止することができ
る。
例を示す図であって、前記構造物の基礎部を示す立断面
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 構造物と、該構造物の基礎との間に、免
震装置が上下に複数段に配置されてなることを特徴とす
る免震構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の免震構造において、前記
免震装置が、鋼板と粘弾性体とを上下方向に交互に積層
してなる積層ゴムであることを特徴とする免震構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の免震装置におい
て、互いに上下に位置する二つの免震装置の間にはスペ
ーサが設けられ、かつ互いに隣接するスペーサ間には、
これらを互いに連結するつなぎ梁が架設されていること
を特徴とする免震構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13149597A JP3713646B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 免震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13149597A JP3713646B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 免震構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317714A true JPH10317714A (ja) | 1998-12-02 |
| JP3713646B2 JP3713646B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=15059346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13149597A Expired - Fee Related JP3713646B2 (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 免震構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3713646B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010007793A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Ohbayashi Corp | 免震構造 |
| JP5621101B1 (ja) * | 2014-03-07 | 2014-11-05 | 明義 西野 | 建造物の防震基礎構造 |
| CN104594392A (zh) * | 2015-01-06 | 2015-05-06 | 北京工业大学 | 自补给式玻璃珠-石墨基础滑移隔震系统及作法 |
| CN113931215A (zh) * | 2021-08-31 | 2022-01-14 | 大连民族大学 | 一种大型立式石油储罐复合隔震耗能基础装置 |
| KR102842239B1 (ko) * | 2024-04-01 | 2025-08-05 | 주식회사 아시아피씨이 | Pc 라멘 구조물 및 그 시공 방법 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP13149597A patent/JP3713646B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010007793A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Ohbayashi Corp | 免震構造 |
| JP5621101B1 (ja) * | 2014-03-07 | 2014-11-05 | 明義 西野 | 建造物の防震基礎構造 |
| CN104594392A (zh) * | 2015-01-06 | 2015-05-06 | 北京工业大学 | 自补给式玻璃珠-石墨基础滑移隔震系统及作法 |
| CN113931215A (zh) * | 2021-08-31 | 2022-01-14 | 大连民族大学 | 一种大型立式石油储罐复合隔震耗能基础装置 |
| KR102842239B1 (ko) * | 2024-04-01 | 2025-08-05 | 주식회사 아시아피씨이 | Pc 라멘 구조물 및 그 시공 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3713646B2 (ja) | 2005-11-09 |
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