JPH10318018A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置Info
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- JPH10318018A JPH10318018A JP13234897A JP13234897A JPH10318018A JP H10318018 A JPH10318018 A JP H10318018A JP 13234897 A JP13234897 A JP 13234897A JP 13234897 A JP13234897 A JP 13234897A JP H10318018 A JPH10318018 A JP H10318018A
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Abstract
装置を提供する。 【解決手段】エンジン1は4つの気筒♯1,♯2,♯
3,♯4を有する。シリンダヘッド4には各燃焼室7に
連通する吸気ポート9が設けられ、各気筒毎の吸気ポー
ト9の近傍には燃料供給用のインジェクタ17が設けら
れる。電子制御装置(ECU)51は、クランキング継
続時間が所定時間以上となっている場合には、クランキ
ングが比較的長期間実行されているにもかかわらず、エ
ンジン1が始動していないものと判断し、気筒♯1,♯
2についてのみ掃気、すなわち燃料噴射量の減量を実施
する。このため、掃気が必要であると判断された場合に
おいて、掃気の要求の度合いは諸条件によって異なる
が、掃気の要求の度合いが大きい場合には、噴射量が減
量された気筒♯1,♯2において燃焼が起こり、掃気の
要求の度合いが小さい場合には、噴射量が減量されてな
い気筒♯3,♯4において燃焼が起こりうる。
Description
射制御装置に係り、詳しくは、内燃機関のクランキング
時において燃料噴射手段からの燃料の噴射を制御するた
めの内燃機関の燃料噴射制御装置に関するものである。
しては、燃料の霧化が悪いことから、インジェクタから
噴射される燃料の量を増大させることが一般的に行われ
ている。このようなエンジンの始動時において、バッテ
リ電圧の低下によるクランキング回転数が不足していた
り、クランキング時間が不十分であったりすると、その
ことによって、エンジンの始動に失敗することがある。
された場合、インジェクタよりも下流の吸気管の内壁
や、燃焼室の内壁には、増量分の燃料が付着することが
ある。そのため、もしもエンジンの始動に失敗した場合
には、付着した燃料によって燃焼室内の混合気が過濃
(オーバーリッチ)になったり、点火プラグに液状燃料
が付着して火花が発生不能になったりするおそれがあ
る。そして、このような場合には、再度クランキングを
行っても、エンジンを始動させることができなくなって
しまうおそれがある。
技術が提案されている。例えば、特開昭53−9924
号公報においては、クランキング時間が所定時間を超え
た場合には、上述した燃料の増量を停止するか、又は燃
料を減量する旨が開示されている。また、特開昭53−
29422号公報においては、クランキング時間が所定
時間を超えた場合には、上述した燃料の噴射を停止(カ
ット)する旨が開示されている。このように、所定時間
クランキングを継続してもエンジンの始動ができない場
合に、通常の始動時よりも燃料噴射量を減量等すること
により、吸気管内や燃焼室内の過剰燃料が排出されるこ
ととなる。そのため、このような掃気が行われること
で、エンジンの始動に一度失敗したとしても、多くの場
合、再始動ができるようになる。
術では、次に記すような問題があった。すなわち、上記
技術では、所定時間クランキングを継続してもエンジン
の始動ができない場合には、一律に燃料噴射量の減量又
はカットがなされていた。このため、そのときどきのエ
ンジンにとって、掃気が不適正なものとなってしまう場
合があった。
の温度、バッテリ電圧の不足の程度、クランキング継続
時間等の種々の要因によって、必要とされる掃気の程度
は異なるものである。従って、全ての要因に適合するよ
うな掃気条件を一義的に設定することは、非常に困難と
なる。これにもかかわらず、従来では、一律に燃料噴射
量の減量又はカットが実施されていたため、そのときど
きのエンジンの状態によっては、充分な掃気が行われな
かったり、逆に過剰な掃気が行われてしまい、始動に必
要な適正な空燃比が得られないといった事態が生じてい
た。その結果、掃気を実施したとしても、再始動が不可
能となってしまうおそれがあった。
のであって、その目的は、始動性の向上を図ることので
きる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することにあ
る。
に、請求項1に記載の発明においては、複数の燃焼室を
有する内燃機関の各燃焼室に燃料を供給するための燃料
噴射手段と、前記内燃機関のクランキングが行われてい
る場合に、前記燃料噴射手段から噴射される燃料量を決
定するとともに、その決定された燃料量に基づいて前記
燃料噴射手段からの噴射を制御する第1の燃料噴射量制
御手段と、前記内燃機関のクランキングが行われている
場合に、前記燃料噴射手段よりも下流側の吸気通路及び
燃焼室の掃気が必要であるか否かを判断する掃気判断手
段と、前記掃気判断手段により掃気が必要であると判断
された場合には、前記複数の燃料噴射手段の一部から噴
射される燃料量を、前記第1の燃料噴射量制御手段によ
り決定された燃料量よりも減量するか、又は、ゼロとす
る第2の燃料噴射量制御手段とを備えた内燃機関の燃料
噴射制御装置をその要旨としている。
1に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記
掃気判断手段は、前記内燃機関のクランキングが開始さ
れてから所定時間経過しても前記内燃機関が完爆状態に
ならない場合に掃気が必要であると判断するものである
ことをその要旨としている。
項1又は2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、さらに、前記内燃機関の状態を検出する状態検出手
段と、前記状態検出手段の検出結果に基づいて、前記第
2の燃料噴射量制御手段により減量される燃料量を調整
する減量量調整手段とを設けたことをその要旨としてい
る。
項1又は2に記載の内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、さらに、前記内燃機関の状態を検出する状態検出手
段と、前記状態検出手段の検出結果に基づいて、噴射量
減量(燃料量ゼロの場合も含む)の対象となる燃料噴射
手段を可変とする減量対象可変手段とを設けたことをそ
の要旨としている。
ば、燃料噴射手段によって、複数の燃焼室を有する内燃
機関の各燃焼室に燃料が供給される。また、内燃機関の
クランキングが行われている場合に、第1の燃料噴射量
制御手段によって、燃料噴射手段から噴射される燃料量
が決定されるとともに、その決定された燃料量に基づい
て燃料噴射手段からの噴射が制御される。
ている場合に、掃気判断手段により、燃料噴射手段より
も下流側の吸気通路及び燃焼室の掃気が必要であるか否
かが判断される。そして、その掃気判断手段により掃気
が必要であると判断された場合には、複数の燃料噴射手
段の一部から噴射される燃料量が、第2の燃料噴射量制
御手段によって、前記第1の燃料噴射量制御手段により
決定された燃料量よりも減量させられるか、又は、ゼロ
とされる。
場合において、掃気の要求の度合いは、諸々の条件によ
って異なるが、掃気の要求の度合いが大きい場合には、
噴射量が減量等された燃料噴射手段に対応する燃焼室内
において燃焼が起こり、掃気の要求の度合いが小さい場
合には、噴射量が減量されてない燃料噴射手段に対応す
る燃焼室内において燃焼が起こりうる。
求項1に記載の発明の作用に加えて、内燃機関のクラン
キングが開始されてから所定時間経過しても、内燃機関
が完爆状態にならない場合に、上記制御が実施される。
請求項1及び2に記載の発明の作用に加えて、さらに、
状態検出手段により内燃機関の状態が検出され、その検
出結果に基づいて、減量量調整手段により、第2の燃料
噴射量制御手段により減量される燃料量が調整される。
このため、掃気が行われうる燃焼室等においては、その
ときどきの内燃機関の状態、ひいては掃気の要求の度合
いに応じた掃気が行われることとなる。
請求項1及び2に記載の発明の作用に加えて、さらに、
状態検出手段により内燃機関の状態が検出され、その検
出結果に基づいて、減量対象可変手段により、噴射量減
量の対象となる燃料噴射手段が可変とされる。このた
め、掃気の要求の度合いに応じて、掃気が行われる燃焼
室の数が適宜変更されることとなり、ひいてはいずれか
の燃焼室において、燃焼がより確実に起こりうる。
燃料噴射制御装置を具体化した一実施の形態を図面に基
づいて詳細に説明する。
された内燃機関としてのエンジンの燃料噴射制御装置を
示す概略構成図である。車両に搭載されたエンジン1は
複数気筒(本実施の形態では♯1,♯2,♯3,♯4の
4つの気筒)よりなり、エンジン1を構成するシリンダ
ブロック2には気筒数分のシリンダボア3が形成されて
いる。シリンダブロック2の上側には各シリンダボア3
を閉塞するようにシリンダヘッド4が組み付けられてい
る。各シリンダボア3にはピストン5が上下動可能に設
けられ、そのピストン5がコンロッド6を介して図示し
ないクランクシャフトに連結されている。そして、シリ
ンダボア3の内部において、ピストン5とシリンダヘッ
ド4とで囲まれた空間が燃焼室7となっている。
ぞれに対応して点火プラグ8が設けられている。また、
シリンダヘッド4には、各燃焼室7に連通する吸気ポー
ト9及び排気ポート10がそれぞれ設けられ、これら各
ポート9,10には吸気通路11及び排気通路12がそ
れぞれ連通して接続されている。さらに、吸気ポート9
及び排気ポート10の燃焼室7に連通する各開口端に
は、開閉用の吸気バルブ13及び排気バルブ14がそれ
ぞれ設けられている。これら吸気バルブ13及び排気バ
ルブ14は、図示しないカムシャフトを含む動弁装置に
よりクランクシャフトの回転に連動して開閉されるよう
になっている。また、これら各バルブ13,14の開閉
タイミングは、クランクシャフトの回転に同期して開閉
される。
5が設けられている。また、吸気通路11の途中には、
同通路11を通過する空気の脈動を平滑化させるための
サージタンク16が設けられている。さらに、このサー
ジタンク16の下流側にて、各気筒毎の吸気ポート9の
近傍には、燃料噴射手段としてのインジェクタ17がそ
れぞれ設けられている。これらインジェクタ17には図
示しない燃料タンクから、燃料ポンプによって所定圧力
の燃料が供給されるようになっている。一方、排気通路
12の出口側には、排気を浄化するための三元触媒を内
蔵してなる触媒コンバータ18が設けられている。
から取り込まれた外気が、サージタンク16を含む吸気
通路11を通じて導入される。また、その外気の導入と
同時に各インジェクタ17から燃料が噴射されることに
より、その外気と燃料との混合気が吸入行程における吸
気バルブ13の開きに同期して燃焼室7に取り込まれ
る。さらに、燃焼室7に取り込まれた混合気が点火プラ
グ8によって点火されることにより、その混合気が爆発
・燃焼してエンジン1に駆動力が得られる。そして、爆
発・燃焼後の排気ガスは、排気行程における排気バルブ
14の開きに同期して排気通路12へと導かれ、その排
気通路12から触媒コンバータ18等を通じて外部へ排
出される。
いアクセルペダルの操作に連動して開閉されるスロット
ルバルブ19が設けられている。そして、このスロット
ルバルブ19が開閉されることにより、吸気通路11へ
の外気の取り込み量、即ち吸入空気量Qが調節される。
スロットルバルブ19の近傍には、同バルブ19の開
度、即ちスロットル開度TAを検出するスロットルセン
サ31が設けられている。このスロットルセンサ31は
スロットル開度TAの信号を出力する。また、そのスロ
ットルセンサ31に隣接するようにして、全閉スイッチ
42が設けられている。全閉スイッチ42は、スロット
ルバルブ19が全閉位置にあるときのみオンの信号を出
力するようになっている。また、エアクリーナ15の下
流側には、吸気通路11への吸入空気量Qを検出するエ
アフローメータ32が設けられている。エアクリーナ1
5とエアフローメータ32との間には、吸気通路11に
取り込まれる空気の温度、即ち吸気温THAを検出する
吸気温センサ33が設けられている。
の酸素濃度を検出する、すなわち排気通路における排気
空燃比を検出する酸素センサ34が設けられている。ま
た、シリンダブロック2には、エンジン1の冷却水の温
度、即ち冷却水温THWを検出する水温センサ35が設
けられている。
ビュータ20にて分配された点火信号が印加される。デ
ィストリビュータ20はイグナイタ21から出力される
高電圧をクランクシャフトの回転、即ちクランク角に同
期して各点火プラグ8に分配するためのものである。そ
して、各点火プラグ8の点火タイミングは、イグナイタ
21からの高電圧出力タイミングによって決定される。
フトの回転に連動して回転される図示しないロータが内
蔵されている。そして、ディストリビュータ20には、
そのロータの回転からエンジン1の回転数、即ちエンジ
ン回転数NEを検出する回転数センサ36が設けられて
いる。同じくディストリビュータ20には、そのロータ
の回転に応じてエンジン1のクランク角基準信号GPを
所定の割合で検出する気筒判別センサ37が設けられて
いる。この実施の形態では、エンジン1における一連の
行程に対してクランクシャフトが2回転するものとし、
回転数センサ36は1パルス当たり30°CAの割合で
クランク角を検出する。また、気筒判別センサ37は1
パルス当たり360°(720°CA)の割合でクラン
ク角を検出する。
されうる図示しないオートマチックトランスミッション
が設けられており、かかるオートマチックトランスミッ
ションには、自動車の速度、即ち車速SPDを検出する
車速センサ38が設けられている。また、同じくオート
マチックトランスミッションには、そのときどきのシフ
ト位置(Dレンジ、Rレンジ、Nレンジ等)を検出する
ためのシフト位置センサ40が設けられている。
ルバルブ19を迂回して同バルブ19の上流側と下流側
とを互いに連通させるバイパス通路22が設けられてい
る。このバイパス通路22の途中には、周知のリニアソ
レノイド式のアイドルスピードコントロールバルブ(I
SCV)23が設けられている。そして、ISCV23
が所定の制御信号に基づいて駆動制御されることによ
り、バイパス通路22が開閉されるようになっている。
このISCV23はスロットルバルブ19が全閉となる
エンジン1のアイドル時に、そのアイドルを安定させる
ために作動させるものである。従って、エンジン1のア
イドル時に、ISCV23の開度及びその開弁時間が制
御されることにより、すなわちISC制御が行われるこ
とによって、バイパス通路22を流れる空気量が調節さ
れ、燃焼室7への吸入空気量Q、ひいてはエンジン回転
数NEが調節される。
グによってエンジン1に回転力を付与するためのスター
タ24が設けられている。また、このスタータ24に
は、その作動・非作動を検知するスタータスイッチ39
が設けられている。スタータスイッチ39は図示しない
イグニッションスイッチの操作によってオン・オフされ
るものであり、イグニッションスイッチが操作されてい
る間はスタータ24が作動されていることから、スター
タスイッチ39からは「オン」のスタータ信号が出力さ
れる。
キセンサ41が設けられている。該ブレーキセンサ41
は、ブレーキペダル25が踏み込まれた場合、或いはサ
イドブレーキが操作された場合に、オンの信号を出力す
る。
21、ISCV23は電子制御装置(以下単に「EC
U」という)51に電気的に接続され、同ECU51の
作動によってそれらの駆動タイミングが制御される。こ
のECU51は第1の燃料噴射量制御手段、掃気判断手
段、及び第2の燃料噴射量制御手段を構成しており、同
ECU51には前述したスロットルセンサ31、エアフ
ローメータ32、吸気温センサ33、酸素センサ34、
水温センサ35、回転数センサ36、気筒判別センサ3
7、車速センサ38、スタータスイッチ39、シフト位
置センサ40、ブレーキセンサ41及び全閉スイッチ4
2等(これらは状態検出手段を構成しうる)がそれぞれ
接続されている。そして、ECU51はエンジン1の点
火時期制御、燃料噴射量制御及びISC制御等を司るた
めに、各センサ31〜42等からの出力信号に基づき、
各インジェクタ17、イグナイタ21及びISCV23
を好適に駆動制御するようになっている。
ロック図に従って説明する。ECU51は中央処理装置
(CPU)52、所定の制御プログラム等を予め記憶し
た読み出し専用メモリ(ROM)53、CPU52の演
算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)54、記憶されたデータを保存するバックアップR
AM55、タイマカウンタ56等と、これら各部と外部
入力回路57及び外部出力回路58等とをバス59によ
って接続してなる論理演算回路として構成されている。
本実施の形態において、ROM53には、後述する「噴
射量算出ルーチン」等の制御プログラムや点火時期、噴
射時期制御のマップ等が予め記憶されている。また、タ
イマカウンタ56は所定時間毎の割り込み信号を出力す
ると共に、同時に複数のカウント動作を行うようになっ
ている。
ルセンサ31、エアフローメータ32、吸気温センサ3
3、酸素センサ34、水温センサ35、回転数センサ3
6、気筒判別センサ37、車速センサ38、スタータス
イッチ39、シフト位置センサ40、ブレーキセンサ4
1及び全閉スイッチ42等がそれぞれ接続されている。
また、外部出力回路58には、各インジェクタ17、イ
グナイタ21及びISCV23等がそれぞれ接続されて
いる。
介して入力される各センサ31〜42等からの各信号を
入力値として読み込む。また、CPU51はそれら読み
込んだ入力値に基づき、各インジェクタ17、イグナイ
タ21及びISCV23等を好適に駆動制御する。
御装置における制御内容について、図3から図8に示す
フローチャート及び図9のタイミングチャートを用いて
説明する。
ECU51により実行される「クランキング継続時間算
出ルーチン」を示すものであって、所定時間毎(本実施
の形態では「1秒毎」)の割り込みで実行される。な
お、ECU51は、そのタイマカウンタ56から所定時
間毎に出力される割り込み信号のタイミングで、各種セ
ンサ31〜42等からの信号をそれぞれ繰り返し読み込
む。
51は、まずステップ101において、スタータスイッ
チ39からの出力に基づき、スタータ信号が「オン」で
あるか否かを判断する。すなわち、クランキングが実行
されているか否かを判断する。そして、スタータ信号が
「オン」の場合には、ステップ102において、クラン
キング継続時間TCRNKを「1」ずつインクリメント
し、次のステップ103へ移行する。これに対し、スタ
ータ信号が「オフ」の場合には、クランキングが実行さ
れていないものとして、クランキング継続時間TCRN
Kを「0」に保持したまま、ステップ103へ移行す
る。
始動したか否かを判断する。かかる始動の有無の判断に
際しては、エンジン回転数NEが所定回転数以上である
か否か等が参酌される。そして、エンジン1が始動した
場合(始動している場合も含む)には、クランキング継
続時間TCRNKを「0」にクリヤし、その後の処理を
一旦終了する。一方、未だエンジン1が始動していない
場合には、何らの処理をも行うことなく、その後の処理
を一旦終了する。
ルーチン」においては、クランキングが実行されている
場合であって、かつ、エンジン1が始動しない場合に
は、クランキング継続時間TCRNKがインクリメント
され続けることとなる。
明する。すなわち、図4に示すフローチャートは、EC
U51により実行される「クランク位置算出ルーチン」
を示すものであって、所定クランク角毎(本実施の形態
では「30°CA毎」)の割り込みで実行される。
51は、まずステップ201において、気筒判別センサ
37から、クランク角基準信号GPが入力されたか否か
を判断する。そして、クランク角基準信号GPが入力さ
れていない場合には、ステップ202において、クラン
ク位置カウンタCCRNKを「1」ずつインクリメント
する。
在のクランク位置カウンタCCRNKが「24」以上と
なっているか否かを判断する。なお、この「24」とい
う数値は、「720°CA」分に相当するものである。
そして、クランク位置カウンタCCRNKが「24」以
上となっていない場合には、その後の処理を一旦終了す
る。また、クランク位置カウンタCCRNKが「24」
以上となった場合には、ステップ204へ移行する。ス
テップ204においては、エンジン1における一連の行
程が終了したものとしてクランク位置カウンタCCRN
Kを「0」にクリヤするとともに、その後の処理を一旦
終了する。
ンク角基準信号GPが入力された場合にも、ステップ2
04に移行してクランク位置カウンタCCRNKを
「0」にクリヤするとともに、その後の処理を一旦終了
する。
チン」においては、該ルーチンが所定クランク角毎(本
実施の形態では「30°CA毎」)の割り込みで実行さ
れる毎に、クランク位置カウンタCCRNKが「0」か
ら「23」の範囲内でインクリメントされ、設定され
る。
る。すなわち、図5に示すフローチャートは、ECU5
1により実行される「噴射気筒算出ルーチン」を示すも
のであって、該ルーチンも所定クランク角毎(本実施の
形態では「30°CA毎」)の割り込みで実行される。
51は、まずステップ301において、上記「クランク
位置算出ルーチン」において設定されているクランク位
置カウンタCCRNKが「0」であるか否かを判断す
る。そして、クランク位置カウンタCCRNKが「0」
の場合には、噴射気筒を気筒♯1に設定するべく、ステ
ップ302において、噴射気筒番号CYLNDを「1」
に設定し、その後の処理を一旦終了する。
「0」でない場合には、ステップ303へ移行する。ス
テップ303においては、クランク位置カウンタCCR
NKが「6」であるか否かを判断する。そして、クラン
ク位置カウンタCCRNKが「6」の場合には、噴射気
筒を気筒♯3に設定するべく、ステップ304におい
て、噴射気筒番号CYLNDを「3」に設定し、その後
の処理を一旦終了する。
が「6」でない場合には、ステップ305へ移行する。
ステップ305においては、クランク位置カウンタCC
RNKが「12」であるか否かを判断する。そして、ク
ランク位置カウンタCCRNKが「12」の場合には、
噴射気筒を気筒♯2に設定するべく、ステップ306に
おいて、噴射気筒番号CYLNDを「2」に設定し、そ
の後の処理を一旦終了する。
が「12」でない場合には、ステップ307へ移行す
る。ステップ307においては、クランク位置カウンタ
CCRNKが「18」であるか否かを判断する。そし
て、クランク位置カウンタCCRNKが「18」の場合
には、噴射気筒を気筒♯4に設定するべく、ステップ3
08において、噴射気筒番号CYLNDを「4」に設定
し、その後の処理を一旦終了する。
「18」でない場合には、ステップ309へ移行する。
ステップ309においては、現在は噴射のタイミングで
はなく、対応する噴射気筒がないものとして、噴射気筒
番号CYLNDを「0」に設定し、その後の処理を一旦
終了する。
ン」においては、クランク位置カウンタCCRNKに基
づいて現在が噴射タイミングにあるのかどうかを判別す
るとともに、噴射タイミングにある場合には、その噴射
気筒を設定するべく噴射気筒番号CYLNDを設定す
る。
する。すなわち、図6に示すフローチャートは、ECU
51により実行される「掃気フラグ設定ルーチン」を示
すものであって、該ルーチンも所定クランク角毎(本実
施の形態では「30°CA毎」)の割り込みで実行され
る。
51は、まずステップ401において、上記「クランキ
ング継続時間算出ルーチン」において設定されているク
ランキング継続時間TCRNKが、予め定められた所定
時間T1以上となっているか否かを判断する。そして、
クランキング継続時間TCRNKが所定時間T1以上と
なっていない場合には、未だ掃気の必要はないものとし
て、ステップ404へ移行する。
SKを「0」に設定し、その後の処理を一旦終了する。
これに対し、クランキング継続時間TCRNKが所定時
間T1以上となっている場合には、クランキングが比較
的長期間実行されているにもかかわらず、エンジン1が
始動していないものと判断し、ステップ402へ移行す
る。
筒算出ルーチン」において設定された噴射気筒番号CY
LNDが「1」又は「2」であるか否かを判断する。す
なわち、現在噴射タイミングにある気筒が気筒♯1又は
♯2であるか否かを判断する。そして、噴射気筒番号C
YLNDが「1」又は「2」のいずれかの場合には、掃
気を行うものとして、ステップ403へ移行する。
SKを「1」に設定し、その後の処理を一旦終了する。
また、噴射気筒番号CYLNDが「1」又は「2」のい
ずれでもない場合には、ステップ404に移行し、掃気
フラグFSKを「0」に設定し、その後の処理を一旦終
了する。
ン」においては、クランキング継続時間TCRNKが所
定時間T1以上で、かつ、噴射気筒番号CYLNDが
「1」又は「2」である場合にのみ掃気フラグFSKが
「1」に設定され、それ以外の場合には掃気フラグFS
Kが「0」に設定される。
する。すなわち、図7に示すフローチャートは、ECU
51により実行される「噴射量算出ルーチン」を示すも
のであって、該ルーチンも所定クランク角毎(本実施の
形態では「30°CA毎」)の割り込みで実行される。
51は、まずステップ501において、上記「掃気フラ
グ設定ルーチン」において設定されている掃気フラグF
SKが「1」であるか否かを判断する。そして、掃気フ
ラグFSKが「1」でない場合には、掃気を行う必要が
ないものとして、基準始動時噴射量α(所定値であって
もよいし、別途のルーチンにおいて算出されるものであ
ってもよい)を最終的な始動時噴射量TINJとして設
定し、その後の処理を一旦終了する。
場合には、掃気を行う必要があるものとして、基準始動
時噴射量αに対し、所定の係数K(0≦K<1.0)を
乗算した値を最終的な始動時噴射量TINJとして設定
し、その後の処理を一旦終了する。
は、掃気フラグFSKが「0」の場合には、基準始動時
噴射量αが始動時噴射量TINJとして設定され、掃気
フラグFSKが「1」の場合には、それよりも小さな値
(K・α)が始動時噴射量TINJとして設定される。
る。すなわち、図8に示すフローチャートは、ECU5
1により実行される「噴射実行ルーチン」を示すもので
あって、該ルーチンも所定クランク角毎(本実施の形態
では「30°CA毎」)の割り込みで実行される。
51は、まずステップ601において、現在の噴射気筒
番号CYLNDが「0」であるか否かを判断する。そし
て、現在の噴射気筒番号CYLNDが「0」の場合に
は、現在は噴射タイミングにないものとして、噴射を実
行することなく、その後の処理を一旦終了する。
Dが「0」でない場合には、現在の噴射気筒番号CYL
NDが「1」,「2」,「3」,「4」のいずれかであ
り、噴射を実行する必要があるものとしてステップ60
2へ移行する。ステップ602においては、そのときど
きの噴射気筒番号CYLND及び上記「噴射量算出ルー
チン」にて設定された始動時噴射量TINJに基づいて
燃料噴射を実行し、その後の処理を一旦終了する。
は、現在が噴射タイミングにある場合には、燃料噴射が
実行される。そして、この噴射に際しては、掃気フラグ
FSKにかかわらず、気筒♯3,♯4については通常の
始動時噴射量TINJ(=α)だけ噴射が実行される。
また、気筒♯1,♯2については、掃気フラグFSKが
「0」に設定されている場合には、通常の始動時噴射量
TINJ(=α)だけ噴射が実行され、掃気フラグFS
Kが「1」に設定されている場合にのみ、それよりも少
ない始動時噴射量TINJ(=K・α)だけ噴射が実行
される。
て説明する。・本実施の形態によれば、クランキング継
続時間TCRNKが、予め定められた所定時間T1以上
となっている場合には、クランキングが比較的長期間実
行されているにもかかわらず、エンジン1が始動してい
ないものと判断され、かつ、噴射気筒番号CYLNDが
「1」又は「2」である場合についてのみ、掃気フラグ
FSKが「1」に設定される。
示すように、掃気フラグFSKにかかわらず、気筒♯
3,♯4については通常の始動時噴射量TINJ(=
α)だけ噴射が実行される。また、気筒♯1,♯2につ
いては、掃気フラグFSKが「1」に設定されること
で、それよりも少ない始動時噴射量TINJ(=K・
α)だけ噴射が実行される。
た場合において、掃気の要求の度合いは、諸々の条件に
よって異なるが、掃気の要求の度合いが大きい場合に
は、噴射量が減量された気筒♯1,♯2において燃焼が
起こり、掃気の要求の度合いが小さい場合には、噴射量
が減量されてない気筒♯3,♯4において燃焼が起こり
うる。そして、いずれかの気筒(燃焼室7)において燃
焼が起これば、それ以降は完爆状態となり、エンジン1
は始動する。従って、所定時間T1の間クランキングを
継続してもエンジン1の始動ができない場合には、本制
御を実行することで、いずれかの気筒♯1〜♯4にとっ
て、掃気状態(空燃比)が適正なもの、或いはそれに近
いものとなりうることから、より一層の始動性の向上を
図ることができる。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記実施の形態では、クランキングが比較的長期
間実行されているにもかかわらず、エンジン1が始動し
ていないものと判断され、かつ、噴射気筒番号CYLN
Dが「1」又は「2」である場合についてのみ、掃気フ
ラグFSKが「1」に設定され、その場合には、気筒♯
1,♯2について燃料噴射量が減量される構成とした
が、完全に燃料をカットする(始動時噴射量TINJを
ゼロにする)ようにしてもよい。
2について噴射量減量の対象としたが、一部が減量の対
象となっていればよく、例えば気筒♯1のみについて、
或いは気筒♯1〜♯3について減量の対象としてもよ
い。
応じて、減量の対象を変更するようにしてもよい。この
場合には、そのときどきのエンジン1の状態、ひいては
掃気の要求の度合いに応じた掃気がより適切に行われる
こととなる。
に具体化したが、複数気筒を有しているエンジンであれ
ばよく、例えば、6気筒、8気筒の場合に具体化するこ
ともできる。
が、そのときどきのエンジン1の状態に応じて減量され
る燃料量を調整するようにしてもよい。また、減量の程
度を気筒毎に変えることも可能である。この場合には、
そのときどきのエンジン1の状態、ひいては掃気の要求
の度合いに応じて掃気の程度を可変とすることができ、
より一層の始動性の向上を図ることができる。
の燃料噴射制御装置によれば、始動性の飛躍的な向上を
図ることができるという優れた効果を奏する。
である。
「クランキング継続時間算出ルーチン」を示すフローチ
ャートである。
ーチン」を示すフローチャートである。
ン」を示すフローチャートである。
チン」を示すフローチャートである。
ン」を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
すタイミングチャートである。
ポート、11…吸気通路、17…燃料噴射手段としての
インジェクタ、31…スロットルセンサ、32…エアフ
ローメータ、33…吸気温センサ、34…酸素センサ3
4、35…水温センサ、36…回転数センサ、37…気
筒判別センサ、38…車速センサ、39…スタータスイ
ッチ、40…シフト位置センサ、41…ブレーキセン
サ、42…全閉スイッチ、51…ECU。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の燃焼室を有する内燃機関の各燃焼
室に燃料を供給するための燃料噴射手段と、前記内燃機
関のクランキングが行われている場合に、前記燃料噴射
手段から噴射される燃料量を決定するとともに、その決
定された燃料量に基づいて前記燃料噴射手段からの噴射
を制御する第1の燃料噴射量制御手段と、 前記内燃機関のクランキングが行われている場合に、前
記燃料噴射手段よりも下流側の吸気通路及び燃焼室の掃
気が必要であるか否かを判断する掃気判断手段と、 前記掃気判断手段により掃気が必要であると判断された
場合には、前記複数の燃料噴射手段の一部から噴射され
る燃料量を、前記第1の燃料噴射量制御手段により決定
された燃料量よりも減量するか、又は、ゼロとする第2
の燃料噴射量制御手段とを備えたことを特徴とする内燃
機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項2】 前記掃気判断手段は、前記内燃機関のク
ランキングが開始されてから所定時間経過しても前記内
燃機関が完爆状態にならない場合に掃気が必要であると
判断するものであることを特徴とする請求項1に記載の
内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料
噴射制御装置において、さらに、 前記内燃機関の状態を検出する状態検出手段と、 前記状態検出手段の検出結果に基づいて、前記第2の燃
料噴射量制御手段により減量される燃料量を調整する減
量量調整手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の燃
料噴射制御装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料
噴射制御装置において、さらに、 前記内燃機関の状態を検出する状態検出手段と、 前記状態検出手段の検出結果に基づいて、噴射量減量の
対象となる燃料噴射手段を可変とする減量対象可変手段
とを設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13234897A JPH10318018A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13234897A JPH10318018A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318018A true JPH10318018A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15079259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13234897A Pending JPH10318018A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318018A (ja) |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13234897A patent/JPH10318018A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040908 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20040915 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20041015 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 |