JPH1031802A - 磁気ディスク欠陥検査方法及びその装置 - Google Patents
磁気ディスク欠陥検査方法及びその装置Info
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- JPH1031802A JPH1031802A JP20780396A JP20780396A JPH1031802A JP H1031802 A JPH1031802 A JP H1031802A JP 20780396 A JP20780396 A JP 20780396A JP 20780396 A JP20780396 A JP 20780396A JP H1031802 A JPH1031802 A JP H1031802A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成であって安価な磁気ディスク欠陥
検査方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】 磁気ヘッド11の磁気ディスク30にお
ける径方向への移動を制御するヘッド制御部12と、前
記磁気ヘッドからの再生検査用信号に基づいて、前記磁
気ディスクの偏心を測定する偏心測定部14と、前記磁
気ディスクの偏心に基づいて、欠陥判定可能領域を示す
タイミング信号を生成するタイミング制御部15と、前
記タイミング信号に基づいて、前記磁気ディスクの欠陥
の有無を判定する欠陥判定部16とを備える。そして、
前記磁気ヘッドの1トラックピッチ以下の移動毎に前記
判定を繰り返して、前記磁気ディスクの欠陥を検査す
る。
検査方法及びその装置を提供すること。 【解決手段】 磁気ヘッド11の磁気ディスク30にお
ける径方向への移動を制御するヘッド制御部12と、前
記磁気ヘッドからの再生検査用信号に基づいて、前記磁
気ディスクの偏心を測定する偏心測定部14と、前記磁
気ディスクの偏心に基づいて、欠陥判定可能領域を示す
タイミング信号を生成するタイミング制御部15と、前
記タイミング信号に基づいて、前記磁気ディスクの欠陥
の有無を判定する欠陥判定部16とを備える。そして、
前記磁気ヘッドの1トラックピッチ以下の移動毎に前記
判定を繰り返して、前記磁気ディスクの欠陥を検査す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、磁気ヘッドによ
り信号が記録再生される磁気ディスクの欠陥を検査する
方法及びその装置に関するものである。
り信号が記録再生される磁気ディスクの欠陥を検査する
方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピュータシステムに用いられ
ている磁気ディスク装置としてはハードディスク装置等
がある。このハードディスク装置に内蔵されている磁気
ディスクの両表面には磁性膜が成膜されており、磁気デ
ィスクの表面上を浮上するヘッドスライダに搭載されて
いる磁気ヘッドにより、磁性膜に信号がトラック状に記
録され、また磁性膜にトラック状に記録された信号が再
生されるようになっている。
ている磁気ディスク装置としてはハードディスク装置等
がある。このハードディスク装置に内蔵されている磁気
ディスクの両表面には磁性膜が成膜されており、磁気デ
ィスクの表面上を浮上するヘッドスライダに搭載されて
いる磁気ヘッドにより、磁性膜に信号がトラック状に記
録され、また磁性膜にトラック状に記録された信号が再
生されるようになっている。
【0003】図7は、一般的なハードディスク装置の構
成例を示す斜視図である。このハードディスク装置1
は、アルミニウム合金等により形成された筐体2の平面
部の裏側にスピンドルモータ9が配設されていると共
に、このスピンドルモータ9によって角速度一定で回転
駆動される磁気ディスク3が備えられている。
成例を示す斜視図である。このハードディスク装置1
は、アルミニウム合金等により形成された筐体2の平面
部の裏側にスピンドルモータ9が配設されていると共
に、このスピンドルモータ9によって角速度一定で回転
駆動される磁気ディスク3が備えられている。
【0004】さらに、この筐体2には、アーム4が垂直
軸4aの周りに揺動可能に取り付けられている。このア
ーム4の一端には、ボイスコイル5が取り付けられ、ま
たこのアーム4の他端には、ヘッドスライダ6及び磁気
ヘッド8が取り付けられている。筐体2上には、ボイス
コイル5を挟持するように、マグネット7a、7bが取
り付けられている。ボイスコイル5及びマグネット7
a、7bにより、ボイスコイルモータ7が形成されてい
る。
軸4aの周りに揺動可能に取り付けられている。このア
ーム4の一端には、ボイスコイル5が取り付けられ、ま
たこのアーム4の他端には、ヘッドスライダ6及び磁気
ヘッド8が取り付けられている。筐体2上には、ボイス
コイル5を挟持するように、マグネット7a、7bが取
り付けられている。ボイスコイル5及びマグネット7
a、7bにより、ボイスコイルモータ7が形成されてい
る。
【0005】このような構成において、ヘッドスライダ
6が、回転する磁気ディスク3の表面に接近したとき、
磁気ディスク3の回転に伴ってレールと磁気ディスク3
の表面との間に流入する空気流により浮揚力を受ける。
この浮揚力によって、ヘッドスライダ6及び磁気ヘッド
8は、磁気ディスク3の表面から微小間隔(浮上量)を
もって浮上走行する。
6が、回転する磁気ディスク3の表面に接近したとき、
磁気ディスク3の回転に伴ってレールと磁気ディスク3
の表面との間に流入する空気流により浮揚力を受ける。
この浮揚力によって、ヘッドスライダ6及び磁気ヘッド
8は、磁気ディスク3の表面から微小間隔(浮上量)を
もって浮上走行する。
【0006】さらに、ボイスコイル5に外部から電流が
供給されると、アーム4は、マグネット7a、7bの磁
界と、このボイスコイル5に流れる電流とによって生ず
る力に基づいて、垂直軸4aの周りを回動する。これに
より、アーム4の他端に取り付けられたヘッドスライダ
6は、磁気ディスク3の実質的に半径方向に移動する。
従って、このヘッドスライダ6に搭載された磁気ヘッド
8は、磁気ディスク3に対してシーク動作し、磁気ディ
スク3に対して信号の記録再生を行なう。
供給されると、アーム4は、マグネット7a、7bの磁
界と、このボイスコイル5に流れる電流とによって生ず
る力に基づいて、垂直軸4aの周りを回動する。これに
より、アーム4の他端に取り付けられたヘッドスライダ
6は、磁気ディスク3の実質的に半径方向に移動する。
従って、このヘッドスライダ6に搭載された磁気ヘッド
8は、磁気ディスク3に対してシーク動作し、磁気ディ
スク3に対して信号の記録再生を行なう。
【0007】このようなハードディスク装置1に用いら
れる一般的な磁気ディスク3の表面は平坦な磁性膜で覆
われており、磁気ヘッド8の磁気ディスク3に対する半
径方向の移動により、一定のトラックピッチで信号が記
録され、同様の磁気ヘッド8の磁気ディスク3に対する
半径方向の移動により、一定のトラックピッチで記録さ
れた信号が再生されるようになっている。従って、例え
ば磁気ディスク3の回転中心が磁気ディスク3の外径を
基準とした中心に対して偏心していても、信号再生時に
は磁気ヘッド8は常にデータトラック上を浮上走行する
ことになる。
れる一般的な磁気ディスク3の表面は平坦な磁性膜で覆
われており、磁気ヘッド8の磁気ディスク3に対する半
径方向の移動により、一定のトラックピッチで信号が記
録され、同様の磁気ヘッド8の磁気ディスク3に対する
半径方向の移動により、一定のトラックピッチで記録さ
れた信号が再生されるようになっている。従って、例え
ば磁気ディスク3の回転中心が磁気ディスク3の外径を
基準とした中心に対して偏心していても、信号再生時に
は磁気ヘッド8は常にデータトラック上を浮上走行する
ことになる。
【0008】そこで、従来の磁気ディスク欠陥検査装置
では、検査用磁気ヘッドを磁気ディスク3に対して半径
方向に移動させ、一定のトラックピッチで検査用信号を
記録し、その後に同様に検査用磁気ヘッドを磁気ディス
ク3に対して半径方向に移動させて各データトラックに
追従させ、記録した検査用信号を再生する。
では、検査用磁気ヘッドを磁気ディスク3に対して半径
方向に移動させ、一定のトラックピッチで検査用信号を
記録し、その後に同様に検査用磁気ヘッドを磁気ディス
ク3に対して半径方向に移動させて各データトラックに
追従させ、記録した検査用信号を再生する。
【0009】そして、データトラック単位の平均振幅
(TAA;Track Average Amplit
ude)を基準として記録最小単位毎に再生電圧の大小
を評価することにより、磁気ディスク3の欠陥を検査し
ている。即ち、図8に示す再生信号Aのように波形が常
に一定の正弦波のときは、磁気ディスク3に欠陥は無い
と判定し、再生信号Bのように波形が一部乱れたとき
は、その乱れた再生信号が得られる磁気ディスク3の部
分に例えば磁性膜が抜けたような欠陥が有ると判定して
いる。
(TAA;Track Average Amplit
ude)を基準として記録最小単位毎に再生電圧の大小
を評価することにより、磁気ディスク3の欠陥を検査し
ている。即ち、図8に示す再生信号Aのように波形が常
に一定の正弦波のときは、磁気ディスク3に欠陥は無い
と判定し、再生信号Bのように波形が一部乱れたとき
は、その乱れた再生信号が得られる磁気ディスク3の部
分に例えば磁性膜が抜けたような欠陥が有ると判定して
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】近年、ハードディスク
装置の小型化及び大記録容量化が望まれており、これを
実現するために、磁気ディスクの両表面に凹凸部で成る
データ記録領域(以下、データゾーンという)と制御信
号記録領域(以下、サーボゾーンという)とをそれぞれ
放射状に形成した、いわゆるプリエンボス型の磁気ディ
スクが提案されている。
装置の小型化及び大記録容量化が望まれており、これを
実現するために、磁気ディスクの両表面に凹凸部で成る
データ記録領域(以下、データゾーンという)と制御信
号記録領域(以下、サーボゾーンという)とをそれぞれ
放射状に形成した、いわゆるプリエンボス型の磁気ディ
スクが提案されている。
【0011】図10は、プリエンボス型の磁気ディスク
の一例を示す平面図である。この磁気ディスク30のデ
ータゾーンとサーボゾーンは、リング状の基板を射出成
形する際に、成形用金型に取り付けられているスタンパ
により、基板の外周縁と内周縁との間の表面に1周当た
り60個から300個ほど転写形成される。
の一例を示す平面図である。この磁気ディスク30のデ
ータゾーンとサーボゾーンは、リング状の基板を射出成
形する際に、成形用金型に取り付けられているスタンパ
により、基板の外周縁と内周縁との間の表面に1周当た
り60個から300個ほど転写形成される。
【0012】データゾーンには、同心円状であって、信
号を記録するためのデータトラックDTが凸部となるよ
うに形成され、隣接するデータトラックDTを区分する
ためのガードバンドGBが凹部となるように形成されて
いる。また、サーボゾーンには、データトラックDTを
特定するためのグレイコード、サーボクロックを生成す
る際の基準となるクロックマーク及び磁気ヘッド8をト
ラッキング制御するためのバーストパターン等(以下、
サーボパターンSPという)が凸部もしくは凹部となる
ように形成されている。
号を記録するためのデータトラックDTが凸部となるよ
うに形成され、隣接するデータトラックDTを区分する
ためのガードバンドGBが凹部となるように形成されて
いる。また、サーボゾーンには、データトラックDTを
特定するためのグレイコード、サーボクロックを生成す
る際の基準となるクロックマーク及び磁気ヘッド8をト
ラッキング制御するためのバーストパターン等(以下、
サーボパターンSPという)が凸部もしくは凹部となる
ように形成されている。
【0013】このような構成のプリエンボス型の磁気デ
ィスク30の表面には凸部のデータトラックDTが予め
形成されているので、磁気ヘッド8の各データトラック
DT上に沿った磁気ディスク30に対する半径方向の移
動により信号が記録され、同様の磁気ヘッド8の各デー
タトラックDT上に沿った磁気ディスク30に対する半
径方向の移動により、記録された信号が再生されるよう
になっている。しかしながら、このような磁気ディスク
30においては、成形用のスタンパを作製する際やスタ
ンパを成形用金型に取り付ける際等に、リング状のデー
トラックDTの中心が回転中心に対して偏心している場
合がある。
ィスク30の表面には凸部のデータトラックDTが予め
形成されているので、磁気ヘッド8の各データトラック
DT上に沿った磁気ディスク30に対する半径方向の移
動により信号が記録され、同様の磁気ヘッド8の各デー
タトラックDT上に沿った磁気ディスク30に対する半
径方向の移動により、記録された信号が再生されるよう
になっている。しかしながら、このような磁気ディスク
30においては、成形用のスタンパを作製する際やスタ
ンパを成形用金型に取り付ける際等に、リング状のデー
トラックDTの中心が回転中心に対して偏心している場
合がある。
【0014】このように偏心している磁気ディスク30
を従来の磁気ディスク欠陥検査装置で検査すると、図9
に示すように、再生時には検査用磁気ヘッドはデータト
ラックDTを正確にトレースせずに、ガードバンドGB
を一部通過する。その結果、再生信号は偏心に基づいた
振幅の変動成分を有することになる。従って、この再生
信号では、検査用磁気ヘッドのガードバンドGB通過時
に欠陥が有ると判定してしまうことになる。
を従来の磁気ディスク欠陥検査装置で検査すると、図9
に示すように、再生時には検査用磁気ヘッドはデータト
ラックDTを正確にトレースせずに、ガードバンドGB
を一部通過する。その結果、再生信号は偏心に基づいた
振幅の変動成分を有することになる。従って、この再生
信号では、検査用磁気ヘッドのガードバンドGB通過時
に欠陥が有ると判定してしまうことになる。
【0015】このような誤判定を防止するには、検査用
磁気ヘッドをデータトラックDTに正確に追従させるた
めの制御手段を設ける必要がある。ところが、近年、ト
ラック幅をより狭くし、トラック本数をより増やすこと
により、更なる高密度記録化が進められているなか、よ
り高精度の検査用磁気ヘッドのトラッキングが要求され
るので、磁気ディスク欠陥検査装置が複雑化し、コスト
アップの要因となるという問題があった。
磁気ヘッドをデータトラックDTに正確に追従させるた
めの制御手段を設ける必要がある。ところが、近年、ト
ラック幅をより狭くし、トラック本数をより増やすこと
により、更なる高密度記録化が進められているなか、よ
り高精度の検査用磁気ヘッドのトラッキングが要求され
るので、磁気ディスク欠陥検査装置が複雑化し、コスト
アップの要因となるという問題があった。
【0016】この発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成
であって安価な磁気ディスク欠陥検査方法及びその装置
を提供することを目的としている。
であって安価な磁気ディスク欠陥検査方法及びその装置
を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は、この発明に
よれば、磁気ヘッドにより信号が記録再生される磁気デ
ィスクの欠陥を検査する方法において、前記磁気ディス
クから検査用信号を再生し、前記再生検査用信号に基づ
いて、前記磁気ディスクの偏心を測定し、前記磁気ディ
スクの偏心に基づいて、欠陥判定可能領域を示すタイミ
ング信号を生成し、前記タイミング信号に基づいて、前
記磁気ディスクの欠陥の有無を判定する一連の処理を、
前記磁気ヘッドの前記磁気ディスクにおける径方向への
1トラックピッチ以下の移動毎に繰り返して、前記磁気
ディスクの欠陥を検査することにより達成される。
よれば、磁気ヘッドにより信号が記録再生される磁気デ
ィスクの欠陥を検査する方法において、前記磁気ディス
クから検査用信号を再生し、前記再生検査用信号に基づ
いて、前記磁気ディスクの偏心を測定し、前記磁気ディ
スクの偏心に基づいて、欠陥判定可能領域を示すタイミ
ング信号を生成し、前記タイミング信号に基づいて、前
記磁気ディスクの欠陥の有無を判定する一連の処理を、
前記磁気ヘッドの前記磁気ディスクにおける径方向への
1トラックピッチ以下の移動毎に繰り返して、前記磁気
ディスクの欠陥を検査することにより達成される。
【0018】上記構成によれば、磁気ヘッドがデータト
ラックを正確に追従することができなくても、データト
ラック上で再生した信号のみで磁気ディスクの欠陥を検
査するようにしているので、欠陥有無の誤判定を防止す
ることができる。
ラックを正確に追従することができなくても、データト
ラック上で再生した信号のみで磁気ディスクの欠陥を検
査するようにしているので、欠陥有無の誤判定を防止す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を添付図を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施の形態は、この発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、こ
の発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限
定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるも
のではない。
を添付図を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に述
べる実施の形態は、この発明の好適な具体例であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、こ
の発明の範囲は、以下の説明において特にこの発明を限
定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるも
のではない。
【0020】図1は、この発明の磁気ディスク欠陥検査
装置の実施形態を示すブロック図である。この磁気ディ
スク欠陥検査装置10の検査用磁気ヘッド11に対する
磁気ディスク30の径方向への移動がヘッド制御部12
により制御され、また、検査用磁気ヘッド11による磁
気ディスク30への検査用信号の記録及び磁気ディスク
30からの検査用信号の再生がR/W(Read/Wr
ite)部13により制御されるようになっている。
装置の実施形態を示すブロック図である。この磁気ディ
スク欠陥検査装置10の検査用磁気ヘッド11に対する
磁気ディスク30の径方向への移動がヘッド制御部12
により制御され、また、検査用磁気ヘッド11による磁
気ディスク30への検査用信号の記録及び磁気ディスク
30からの検査用信号の再生がR/W(Read/Wr
ite)部13により制御されるようになっている。
【0021】磁気ディスク30の偏心は偏心測定部14
により測定され、磁気ディスク30への信号記録のタイ
ミングや磁気ディスク30に対する欠陥判定のタイミン
グ等がタイミング制御部15により制御されるようにな
っている。そして、磁気ディスク30の欠陥の有無が欠
陥判定部16により判定されるようになっている。
により測定され、磁気ディスク30への信号記録のタイ
ミングや磁気ディスク30に対する欠陥判定のタイミン
グ等がタイミング制御部15により制御されるようにな
っている。そして、磁気ディスク30の欠陥の有無が欠
陥判定部16により判定されるようになっている。
【0022】ここで、検査用磁気ヘッド11が装着され
るヘッドスライダ17は、例えば図2に示すような形状
のものであり、その下面の両側にエアベアリングサーフ
ェイスとして作用するレール17a、17bが形成され
ていると共に、このレール17a、17bの空気流入端
側にはテーパ部17c、17dが形成されている。この
ような構成のヘッドスライダ17が、回転する磁気ディ
スク30の表面に接近したとき、磁気ディスク30の回
転に伴ってレール17a、17 bと磁気ディスク30の
表面との間に流入する空気流により浮揚力を受ける。
るヘッドスライダ17は、例えば図2に示すような形状
のものであり、その下面の両側にエアベアリングサーフ
ェイスとして作用するレール17a、17bが形成され
ていると共に、このレール17a、17bの空気流入端
側にはテーパ部17c、17dが形成されている。この
ような構成のヘッドスライダ17が、回転する磁気ディ
スク30の表面に接近したとき、磁気ディスク30の回
転に伴ってレール17a、17 bと磁気ディスク30の
表面との間に流入する空気流により浮揚力を受ける。
【0023】この浮揚力によって、ヘッドスライダ17
は、磁気ディスク30の表面から微小間隔(浮上量)を
もって浮上走行するようになっている。尚、ヘッドスラ
イダ17の寸法は、例えば長さ(磁気ディスク30の円
周方向)は2000μm、幅(磁気ディスク30の半径
方向)は1600μm、厚さは400μm、レール17
a、17bの高さは100μm、レール17a、17b
の幅は200μm〜250μmのものが使用される。
は、磁気ディスク30の表面から微小間隔(浮上量)を
もって浮上走行するようになっている。尚、ヘッドスラ
イダ17の寸法は、例えば長さ(磁気ディスク30の円
周方向)は2000μm、幅(磁気ディスク30の半径
方向)は1600μm、厚さは400μm、レール17
a、17bの高さは100μm、レール17a、17b
の幅は200μm〜250μmのものが使用される。
【0024】このような構成において、その動作例を図
3のフローチャートで説明する。先ず、磁気ディスク欠
陥検査装置10に磁気ディスク30をセットして回転さ
せる(ステップSTP1)。そして、ヘッド制御部12
は、検査用磁気ヘッド11を磁気ディスク30の径方向
の任意の位置、例えば最内径のデータトラックDT上の
位置まで移動させる(ステップSTP2)。R/W部1
3は、検査用磁気ヘッド11からのサーボパターンSP
によるサーボ信号SSをタイミング制御部15に送出す
る。
3のフローチャートで説明する。先ず、磁気ディスク欠
陥検査装置10に磁気ディスク30をセットして回転さ
せる(ステップSTP1)。そして、ヘッド制御部12
は、検査用磁気ヘッド11を磁気ディスク30の径方向
の任意の位置、例えば最内径のデータトラックDT上の
位置まで移動させる(ステップSTP2)。R/W部1
3は、検査用磁気ヘッド11からのサーボパターンSP
によるサーボ信号SSをタイミング制御部15に送出す
る。
【0025】タイミング制御部15は、R/W部13か
らのサーボ信号SSによりサーボゾーンのタイミングを
取り出し、サーボゾーンへの信号記録を禁止した検査用
信号の記録制御信号SWCをR/W部13へ送出する。
R/W部13は、タイミング制御部15からの検査用信
号の記録制御信号SWCに従って、検査用磁気ヘッド1
1により検査用信号を記録させる(ステップSTP
3)。
らのサーボ信号SSによりサーボゾーンのタイミングを
取り出し、サーボゾーンへの信号記録を禁止した検査用
信号の記録制御信号SWCをR/W部13へ送出する。
R/W部13は、タイミング制御部15からの検査用信
号の記録制御信号SWCに従って、検査用磁気ヘッド1
1により検査用信号を記録させる(ステップSTP
3)。
【0026】そして、1周分の検査用信号の記録が完了
したら(ステップSTP4)、R/W部13は、検査用
磁気ヘッド11からの再生検査用信号SRDを偏心測定
部14及び欠陥判定部16に送出する(ステップSTP
5)。ここで、磁気ディスク30のデータトラックDT
は偏心しているにもかかわらず、ヘッド制御部12によ
る検査用磁気ヘッド11のサーボ制御は行われないた
め、図4に示すように、検査用磁気ヘッド11はデータ
トラックDTを正確にトレースせずに、一部ガードバン
ドGBを通過する。その結果、検査用磁気ヘッド11か
らの再生検査用信号SRDは、偏心に基づいて振幅の変
動成分を有することになる。
したら(ステップSTP4)、R/W部13は、検査用
磁気ヘッド11からの再生検査用信号SRDを偏心測定
部14及び欠陥判定部16に送出する(ステップSTP
5)。ここで、磁気ディスク30のデータトラックDT
は偏心しているにもかかわらず、ヘッド制御部12によ
る検査用磁気ヘッド11のサーボ制御は行われないた
め、図4に示すように、検査用磁気ヘッド11はデータ
トラックDTを正確にトレースせずに、一部ガードバン
ドGBを通過する。その結果、検査用磁気ヘッド11か
らの再生検査用信号SRDは、偏心に基づいて振幅の変
動成分を有することになる。
【0027】偏心測定部14は、R/W部13からの再
生検査用信号SRDにより磁気ディスク30の偏心SC
を測定してタイミング制御部15に送出する(ステップ
STP6)。タイミング制御部15は、偏心測定部14
からの磁気ディスク30の偏心SCにより磁気ディスク
30に対する欠陥判定可能領域を示すタイミング信号S
Tを生成して欠陥判定部16に送出する(ステップST
P7)。ここで、欠陥判定可能領域とは、検査用磁気ヘ
ッド11が磁気ディスク30のデータトラックDT上に
位置している領域、即ち図3の黒塗り部に示すオントラ
ック領域のことをいう。
生検査用信号SRDにより磁気ディスク30の偏心SC
を測定してタイミング制御部15に送出する(ステップ
STP6)。タイミング制御部15は、偏心測定部14
からの磁気ディスク30の偏心SCにより磁気ディスク
30に対する欠陥判定可能領域を示すタイミング信号S
Tを生成して欠陥判定部16に送出する(ステップST
P7)。ここで、欠陥判定可能領域とは、検査用磁気ヘ
ッド11が磁気ディスク30のデータトラックDT上に
位置している領域、即ち図3の黒塗り部に示すオントラ
ック領域のことをいう。
【0028】欠陥判定部16は、R/W部13からの再
生検査用信号SRDとタイミング制御部15からの欠陥
判定可能領域を示すタイミング信号STに基づいて、欠
陥判定可能領域のデータトラックDT単位の平均振幅を
基準として、記録最小単位毎に再生電圧の大小を評価す
ることにより磁気ディスク30の欠陥の有無を判定する
(ステップSTP8)。
生検査用信号SRDとタイミング制御部15からの欠陥
判定可能領域を示すタイミング信号STに基づいて、欠
陥判定可能領域のデータトラックDT単位の平均振幅を
基準として、記録最小単位毎に再生電圧の大小を評価す
ることにより磁気ディスク30の欠陥の有無を判定する
(ステップSTP8)。
【0029】そして、1周分の検査を完了したら(ステ
ップSTP9)、ヘッド制御部12は、図5に示すよう
に、検査用磁気ヘッド11を磁気ディスク30の例えば
外径方向に1トラックピッチ以下の移動量で移動させ
(ステップSTP10、11)、ステップSTP3に戻
って上述した処理を繰り返す。これにより、磁気ディス
ク30のガードバンドGBにおける再生信号により欠陥
有りと誤判定することを防止することができ、図6に示
すように、磁気ディスク30の全面の欠陥の有無を判定
することができる。
ップSTP9)、ヘッド制御部12は、図5に示すよう
に、検査用磁気ヘッド11を磁気ディスク30の例えば
外径方向に1トラックピッチ以下の移動量で移動させ
(ステップSTP10、11)、ステップSTP3に戻
って上述した処理を繰り返す。これにより、磁気ディス
ク30のガードバンドGBにおける再生信号により欠陥
有りと誤判定することを防止することができ、図6に示
すように、磁気ディスク30の全面の欠陥の有無を判定
することができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
磁気ディスクに偏心が生じていても、欠陥検査を正確に
行えるので、磁気ディスクの品質を向上させることが可
能となる。
磁気ディスクに偏心が生じていても、欠陥検査を正確に
行えるので、磁気ディスクの品質を向上させることが可
能となる。
【図1】この発明の磁気ディスク欠陥検査装置の実施形
態を示す構成図。
態を示す構成図。
【図2】図1に示す磁気ディスク欠陥検査装置に用いら
れるヘッドスライダの一例を示す斜視図。
れるヘッドスライダの一例を示す斜視図。
【図3】図1に示す磁気ディスク欠陥検査装置の動作例
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図4】図1に示す磁気ディスク欠陥検査装置による測
定の概念を示す第1の図。
定の概念を示す第1の図。
【図5】図1に示す磁気ディスク欠陥検査装置による測
定の概念を示す第2の図。
定の概念を示す第2の図。
【図6】図1に示す磁気ディスク欠陥検査装置による測
定の概念を示す第3の図。
定の概念を示す第3の図。
【図7】一般的な磁気ディスク装置の一例を示す斜視
図。
図。
【図8】従来の磁気ディスク欠陥検査装置による測定の
概念を示す第1の図。
概念を示す第1の図。
【図9】従来の磁気ディスク欠陥検査装置による測定の
概念を示す第2の図。
概念を示す第2の図。
【図10】一般的なプリエンボス型の磁気ディスクの一
例を示す平面図。
例を示す平面図。
1・・・ハードディスク装置、2・・・筐体、3、30
・・・磁気ディスク、4・・・アーム、4a・・・垂直
軸、5・・・ボイスコイル、6・・・ヘッドスライダ、
7・・・ボイスコイルモータ、7a・・・マグネット、
7b・・・マグネット、8・・・磁気ヘッド、9・・・
モータ、10・・・磁気ディスク欠陥検査装置、11・
・・検査用磁気ヘッド、12・・・ヘッド制御部、13
・・・R/W部、14・・・偏心測定部、15・・・タ
イミング制御部、16・・・欠陥判定部、17・・・ヘ
ッドスライダ、17a・・・レール、17b・・・レー
ル、17c・・・テーパ部、17d・・・テーパ部
・・・磁気ディスク、4・・・アーム、4a・・・垂直
軸、5・・・ボイスコイル、6・・・ヘッドスライダ、
7・・・ボイスコイルモータ、7a・・・マグネット、
7b・・・マグネット、8・・・磁気ヘッド、9・・・
モータ、10・・・磁気ディスク欠陥検査装置、11・
・・検査用磁気ヘッド、12・・・ヘッド制御部、13
・・・R/W部、14・・・偏心測定部、15・・・タ
イミング制御部、16・・・欠陥判定部、17・・・ヘ
ッドスライダ、17a・・・レール、17b・・・レー
ル、17c・・・テーパ部、17d・・・テーパ部
Claims (4)
- 【請求項1】 磁気ヘッドにより信号が記録再生される
磁気ディスクの欠陥を検査する方法において、 前記磁気ディスクから検査用信号を再生し、 前記再生検査用信号に基づいて、前記磁気ディスクの偏
心を測定し、 前記磁気ディスクの偏心に基づいて、欠陥判定可能領域
を示すタイミング信号を生成し、 前記タイミング信号に基づいて、前記磁気ディスクの欠
陥の有無を判定する一連の処理を、前記磁気ヘッドの前
記磁気ディスクにおける径方向への1トラックピッチ以
下の移動毎に繰り返して、前記磁気ディスクの欠陥を検
査することを特徴とする磁気ディスク欠陥検査方法。 - 【請求項2】 前記欠陥判定可能領域を示すタイミング
は、前記磁気ヘッドがオントラック状態のタイミングで
ある請求項1に記載の磁気ディスク欠陥検査方法。 - 【請求項3】 磁気ヘッドにより信号が記録再生される
磁気ディスクの欠陥を検査する装置において、 前記磁気ヘッドの前記磁気ディスクにおける径方向への
移動を制御するヘッド制御部と、 前記磁気ヘッドからの再生検査用信号に基づいて、前記
磁気ディスクの偏心を測定する偏心測定部と、 前記磁気ディスクの偏心に基づいて、欠陥判定可能領域
を示すタイミング信号を生成するタイミング制御部と、 前記タイミング信号に基づいて、前記磁気ディスクの欠
陥の有無を判定する欠陥判定部とを備え、 前記磁気ヘッドの1トラックピッチ以下の移動毎に前記
判定を繰り返して、前記磁気ディスクの欠陥を検査する
ことを特徴とする磁気ディスク欠陥検査装置。 - 【請求項4】 前記タイミング制御部は、前記磁気ヘッ
ドがオントラック状態のときを、前記欠陥判定可能領域
を示すタイミングであるとする請求項3に記載の磁気デ
ィスク欠陥検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20780396A JPH1031802A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 磁気ディスク欠陥検査方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20780396A JPH1031802A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 磁気ディスク欠陥検査方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1031802A true JPH1031802A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16545763
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20780396A Pending JPH1031802A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 磁気ディスク欠陥検査方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1031802A (ja) |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP20780396A patent/JPH1031802A/ja active Pending
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