JPH10318247A - ボールジョイント - Google Patents
ボールジョイントInfo
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- JPH10318247A JPH10318247A JP14320497A JP14320497A JPH10318247A JP H10318247 A JPH10318247 A JP H10318247A JP 14320497 A JP14320497 A JP 14320497A JP 14320497 A JP14320497 A JP 14320497A JP H10318247 A JPH10318247 A JP H10318247A
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- Japan
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- bearing
- housing
- ball
- large opening
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- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 6
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Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】小型で、高い揺動トルクを長期にわたって得る
ことができ、製造が容易であるボールジョイントを提供
する。 【解決手段】球状の球頭部と球頭部とを有するボールス
タッドと、球頭部を揺動自在に包持し、一端に開口を有
するベアリングと、ベアリングを内包し、一端にボール
スタッド柄部を突出させる小開口を、他端に内周に凹部
付き大開口を有するハウジングと、前記大開口より大径
で、ハウジング大開口内周に設けられた凹部に嵌合され
るばね鋼材製の閉止板とから成り、閉止板は中心から外
周に向って複数のスリットが設けられている。
ことができ、製造が容易であるボールジョイントを提供
する。 【解決手段】球状の球頭部と球頭部とを有するボールス
タッドと、球頭部を揺動自在に包持し、一端に開口を有
するベアリングと、ベアリングを内包し、一端にボール
スタッド柄部を突出させる小開口を、他端に内周に凹部
付き大開口を有するハウジングと、前記大開口より大径
で、ハウジング大開口内周に設けられた凹部に嵌合され
るばね鋼材製の閉止板とから成り、閉止板は中心から外
周に向って複数のスリットが設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の懸架装
置等の連結部に使用されるボールジョイントに関する。
置等の連結部に使用されるボールジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の懸架装置等の連結部に使用され
るボールジョイントには、図5に示されるようなものが
ある。このようなボールジョイント101は、球状の球
頭部104と球頭部104から突出する柄部103とを
有するボールスタッド102と、ボールスタッド102
の球頭部104を揺動回動自在に包持し、一端に開口1
12を有するベアリング105と、ベアリング105を
内包し、一端にボールスタッド102の柄部103を突
出させる小開口114、他端に大開口115を有するハ
ウジング113と、ハウジング113の大開口115に
嵌合される閉止板118とから構成されていた。
るボールジョイントには、図5に示されるようなものが
ある。このようなボールジョイント101は、球状の球
頭部104と球頭部104から突出する柄部103とを
有するボールスタッド102と、ボールスタッド102
の球頭部104を揺動回動自在に包持し、一端に開口1
12を有するベアリング105と、ベアリング105を
内包し、一端にボールスタッド102の柄部103を突
出させる小開口114、他端に大開口115を有するハ
ウジング113と、ハウジング113の大開口115に
嵌合される閉止板118とから構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き構成のボー
ルジョイント101においては、閉止板118をハウジ
ング113大開口115内周にかしめ固定するためにハ
ウジング113大開口115側端部にかしめ部127を
設けなければならないため、ボールジョイント101が
大型化していた。
ルジョイント101においては、閉止板118をハウジ
ング113大開口115内周にかしめ固定するためにハ
ウジング113大開口115側端部にかしめ部127を
設けなければならないため、ボールジョイント101が
大型化していた。
【0004】また、ボールスタッド102の球頭部10
4に所定の予圧を与えるために、ハウジング113の大
開口115内周に設けられた閉止板118のつきあて部
128の位置及びベアリング105の寸法には非常に高
い寸法精度が求められていた。
4に所定の予圧を与えるために、ハウジング113の大
開口115内周に設けられた閉止板118のつきあて部
128の位置及びベアリング105の寸法には非常に高
い寸法精度が求められていた。
【0005】加えて上記の如きボールジョイント101
は、ボールスタッド102の球頭部104とベアリング
105との間で揺動する。従って長期の使用によりベア
リング105の内球面が摩耗して、ボールジョイント1
01にガタが発生してしまうということがある。またガ
タによりボールジョイント101の揺動トルクが低下し
てしまうということもある。
は、ボールスタッド102の球頭部104とベアリング
105との間で揺動する。従って長期の使用によりベア
リング105の内球面が摩耗して、ボールジョイント1
01にガタが発生してしまうということがある。またガ
タによりボールジョイント101の揺動トルクが低下し
てしまうということもある。
【0006】従って、本発明は上記の如き課題を解決
し、小型で、高い揺動トルクを長期に渡って得ることが
でき、製造が容易であるボールジョイントを提供するこ
とを目的とする。
し、小型で、高い揺動トルクを長期に渡って得ることが
でき、製造が容易であるボールジョイントを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は以下の通
りである。
りである。
【0008】1.球状の球頭部と球頭部から突出する柄
部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭
部を揺動回動自在に包持し、一端に開口を有するベアリ
ングと、ベアリングを内包し、一端にボールスタッドの
柄部を突出させる小開口を、他端に内周に凹部が設けら
れた大開口を有するハウジングと、ハウジングの大開口
より大径で、ハウジングの大開口内周に設けられた凹部
に嵌合されるばね鋼材製の閉止板とから成り、閉止板は
中心から外周に向かって複数のスリットが設けられてい
る。
部とを有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭
部を揺動回動自在に包持し、一端に開口を有するベアリ
ングと、ベアリングを内包し、一端にボールスタッドの
柄部を突出させる小開口を、他端に内周に凹部が設けら
れた大開口を有するハウジングと、ハウジングの大開口
より大径で、ハウジングの大開口内周に設けられた凹部
に嵌合されるばね鋼材製の閉止板とから成り、閉止板は
中心から外周に向かって複数のスリットが設けられてい
る。
【0009】2.ベアリングは、内周面がボールスタッ
ドの球頭部と略同一形状で、内径側に位置する内径側受
部と外径側に位置する外径側受部を有しており、内径側
受部と外径側受部とを連結する薄肉部が設けられてい
る。
ドの球頭部と略同一形状で、内径側に位置する内径側受
部と外径側に位置する外径側受部を有しており、内径側
受部と外径側受部とを連結する薄肉部が設けられてい
る。
【0010】3.閉止板は、中心から外周に向かって延
びる複数のスリットが設けられた中央部を有し、中央部
は外周側からボールスタッドの球頭部に向かって軸線方
向に傾斜する傾斜面となっている。
びる複数のスリットが設けられた中央部を有し、中央部
は外周側からボールスタッドの球頭部に向かって軸線方
向に傾斜する傾斜面となっている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0012】図1に示されるのは本発明の構成によるボ
ールジョイント1である。このボールジョイント1は、
球状の球頭部4と球頭部4から突出する柄部3とを有す
るボールスタッド2と、ボールスタッド2の球頭部4を
揺動回動自在に包持し、一端に開口12を有するベアリ
ング5と、ベアリング5を内包し、一端にボールスタッ
ド2の柄部3を突出させる小開口14、他端に内周に周
状の凹部16が設けられた大開口15を有するハウジン
グ13と、ハウジング13の大開口15より大径で、ハ
ウジング13の大開口15内周に設けられた凹部16に
嵌合されるばね鋼材製の閉止板18と、閉止板18の反
ボールスタッド側に装着された弾性部材製のシール部材
30と、一端小開口23がボールスタッド2の柄部3外
周に嵌着され、他端大開口24がハウジング13の小開
口14側外周に設けられた取付溝17に装着されるダス
トカバー22とから形成される。
ールジョイント1である。このボールジョイント1は、
球状の球頭部4と球頭部4から突出する柄部3とを有す
るボールスタッド2と、ボールスタッド2の球頭部4を
揺動回動自在に包持し、一端に開口12を有するベアリ
ング5と、ベアリング5を内包し、一端にボールスタッ
ド2の柄部3を突出させる小開口14、他端に内周に周
状の凹部16が設けられた大開口15を有するハウジン
グ13と、ハウジング13の大開口15より大径で、ハ
ウジング13の大開口15内周に設けられた凹部16に
嵌合されるばね鋼材製の閉止板18と、閉止板18の反
ボールスタッド側に装着された弾性部材製のシール部材
30と、一端小開口23がボールスタッド2の柄部3外
周に嵌着され、他端大開口24がハウジング13の小開
口14側外周に設けられた取付溝17に装着されるダス
トカバー22とから形成される。
【0013】上記ベアリング5は、ハウジング13の小
開口14側に位置する柄部側ベアリング6と、ハウジン
グ13の大開口15側に位置する球頭部側ベアリング7
とから成る軸線方向2分割ベアリング5である。柄部側
ベアリング6は合成樹脂製であり、ハウジング13大開
口15側端部に外周側に周状に突出し軸線方向に延びる
フランジ部6aを有している。また球頭部側ベアリング
7は合成樹脂製でハウジング13小開口14側端部に外
周側に周状に突出し軸線方向に延びる肩部7aを有して
おり、この肩部7aに柄部側ベアリング6のフランジ部
6aが着座している。また、この球頭部側ベアリング7
の内周面はボールスタッド2の球頭部4と略同一形状
で、内径側に位置する内径側受部8と外径側に位置する
外径側受部29を有しており、内径側受部8と外径側受
部29とを連結する薄肉部9が設けられている。加えて
球頭部側ベアリング7のハウジング13大開口15側端
面には中央に凸部11が設けられている。
開口14側に位置する柄部側ベアリング6と、ハウジン
グ13の大開口15側に位置する球頭部側ベアリング7
とから成る軸線方向2分割ベアリング5である。柄部側
ベアリング6は合成樹脂製であり、ハウジング13大開
口15側端部に外周側に周状に突出し軸線方向に延びる
フランジ部6aを有している。また球頭部側ベアリング
7は合成樹脂製でハウジング13小開口14側端部に外
周側に周状に突出し軸線方向に延びる肩部7aを有して
おり、この肩部7aに柄部側ベアリング6のフランジ部
6aが着座している。また、この球頭部側ベアリング7
の内周面はボールスタッド2の球頭部4と略同一形状
で、内径側に位置する内径側受部8と外径側に位置する
外径側受部29を有しており、内径側受部8と外径側受
部29とを連結する薄肉部9が設けられている。加えて
球頭部側ベアリング7のハウジング13大開口15側端
面には中央に凸部11が設けられている。
【0014】ダストカバー22は釣鐘形状を有し、小開
口23には金属製の補強環25が埋設されている。また
大開口24外周にはサークリップ26が装着される。
口23には金属製の補強環25が埋設されている。また
大開口24外周にはサークリップ26が装着される。
【0015】閉止板18は図2に示される如く中心に穴
部21と、この穴部21から外周方向に向かって放射状
に延びる複数のスリット19aが設けられる中央部19
を有しており、この中央部19は中心に向かって軸線方
向に傾斜する傾斜面となっている。また外周には、外周
側端部からボールスタッド2の球頭部4側に向かって延
びる複数の外周スリット20aが設けられる外周部20
を有しており、この外周部20は中央部19に向かって
軸線方向に傾斜する傾斜面となっている。
部21と、この穴部21から外周方向に向かって放射状
に延びる複数のスリット19aが設けられる中央部19
を有しており、この中央部19は中心に向かって軸線方
向に傾斜する傾斜面となっている。また外周には、外周
側端部からボールスタッド2の球頭部4側に向かって延
びる複数の外周スリット20aが設けられる外周部20
を有しており、この外周部20は中央部19に向かって
軸線方向に傾斜する傾斜面となっている。
【0016】シール部材30は、閉止板18の反ボール
スタッド側面と略同一形状で、閉止板18の反ボールス
タッド側面を覆うように閉止板18に装着されている。
スタッド側面と略同一形状で、閉止板18の反ボールス
タッド側面を覆うように閉止板18に装着されている。
【0017】続いて、上記ボールジョイント1の製造方
法について図3を基に説明する。
法について図3を基に説明する。
【0018】まず、ハウジング13の大開口15側から
ハウジング13の内側に柄部側ベアリング6を嵌装し、
続いてボールスタッド2を柄部3側から、柄部3が小開
口14から突出するように挿嵌する。次いで球頭部側ベ
アリング7をハウジング13内側に嵌装し、その後予め
シール部材30が焼き付けられた閉止板18を、球頭部
側ベアリング7の凸部11に閉止板18の穴部21を係
合させながら圧入し、閉止板18の外周部20がハウジ
ング13の大開口15の内周に設けられた凹部16に嵌
装されるまで圧入する。このときシール部材30の中心
付近は、球頭部側ベアリング7の凸部11に押圧され、
図1に示す如く凸部11を覆うように反球頭部側に延出
される。
ハウジング13の内側に柄部側ベアリング6を嵌装し、
続いてボールスタッド2を柄部3側から、柄部3が小開
口14から突出するように挿嵌する。次いで球頭部側ベ
アリング7をハウジング13内側に嵌装し、その後予め
シール部材30が焼き付けられた閉止板18を、球頭部
側ベアリング7の凸部11に閉止板18の穴部21を係
合させながら圧入し、閉止板18の外周部20がハウジ
ング13の大開口15の内周に設けられた凹部16に嵌
装されるまで圧入する。このときシール部材30の中心
付近は、球頭部側ベアリング7の凸部11に押圧され、
図1に示す如く凸部11を覆うように反球頭部側に延出
される。
【0019】そして最後に、ダストカバー22を、外周
にサークリップ26が装着された大開口24をハウジン
グ13の取付溝17に装着し、小開口23をボールスタ
ッド2の柄部3に装着して、ボールジョイント1が完成
する。
にサークリップ26が装着された大開口24をハウジン
グ13の取付溝17に装着し、小開口23をボールスタ
ッド2の柄部3に装着して、ボールジョイント1が完成
する。
【0020】よって上記ボールジョイント1は、ハウジ
ング13の大開口15内周に形成された凹部16に閉止
板18の外周部20を嵌装させることにより製造される
ので、ハウジング13の大開口15側端部をかしめ加工
しなくてもよく、かしめ部も不用である。
ング13の大開口15内周に形成された凹部16に閉止
板18の外周部20を嵌装させることにより製造される
ので、ハウジング13の大開口15側端部をかしめ加工
しなくてもよく、かしめ部も不用である。
【0021】また、閉止板18が中央部19に複数のス
リット19aを設けているので、ハウジング13及び柄
部側ベアリング6、球頭部側ベアリング7の寸法に多少
の誤差が発生しても閉止板18の中央部19のばね効果
により、柄部側ベアリング6及び球頭部側ベアリング7
が押圧され、所定の位置に設置される。加えて、柄部側
ベアリング6及び球頭部側ベアリング7の内球面が摩耗
しても、同様に閉止板18の中央部19のばね効果によ
り柄部側ベアリング6及び球頭部側ベアリング7は押圧
される。
リット19aを設けているので、ハウジング13及び柄
部側ベアリング6、球頭部側ベアリング7の寸法に多少
の誤差が発生しても閉止板18の中央部19のばね効果
により、柄部側ベアリング6及び球頭部側ベアリング7
が押圧され、所定の位置に設置される。加えて、柄部側
ベアリング6及び球頭部側ベアリング7の内球面が摩耗
しても、同様に閉止板18の中央部19のばね効果によ
り柄部側ベアリング6及び球頭部側ベアリング7は押圧
される。
【0022】更に、球頭部側ベアリング7は薄肉部9が
設けられているので従来と比較して変形しやすく、閉止
板18の中央部19のばね効果による押圧力が伝わりや
すくなる。尚、何れの場合においても、ベアリング5は
二分割に限定されるものではなく、図4に示される如く
一体のベアリング5でもよい。また、本実施例において
は薄肉部は2箇所に設けられているが、薄肉部が設けら
れる数は限定されない。
設けられているので従来と比較して変形しやすく、閉止
板18の中央部19のばね効果による押圧力が伝わりや
すくなる。尚、何れの場合においても、ベアリング5は
二分割に限定されるものではなく、図4に示される如く
一体のベアリング5でもよい。また、本実施例において
は薄肉部は2箇所に設けられているが、薄肉部が設けら
れる数は限定されない。
【0023】また、閉止板18は、中心から外周に向か
って延びる複数のスリット19aが設けられた中央部1
9を有し、中央部19は外周側からボールスタッド2の
球頭部4に向かって軸線方向に傾斜する傾斜面となって
いるので、閉止板18がハウジング13大開口15内周
に圧入されて、ベアリング5に当接し反球頭部側への圧
力を受けて中央部19の傾斜面が変形すると、圧入前の
状態に復帰しようとして反力が働き、水平面から復帰し
ようとする場合よりも強い力でベアリング5を押圧す
る。
って延びる複数のスリット19aが設けられた中央部1
9を有し、中央部19は外周側からボールスタッド2の
球頭部4に向かって軸線方向に傾斜する傾斜面となって
いるので、閉止板18がハウジング13大開口15内周
に圧入されて、ベアリング5に当接し反球頭部側への圧
力を受けて中央部19の傾斜面が変形すると、圧入前の
状態に復帰しようとして反力が働き、水平面から復帰し
ようとする場合よりも強い力でベアリング5を押圧す
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、球状の球
頭部と球頭部から突出する柄部とを有するボールスタッ
ドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持
し、一端に開口を有するベアリングと、ベアリングを内
包し、一端にボールスタッドの柄部を突出させる小開口
を、他端に内周に凹部が設けられた大開口を有するハウ
ジングと、ハウジングの大開口より大径で、ハウジング
の大開口内周に設けられた凹部に嵌合されるばね鋼材製
の閉止板とから成り、閉止板は中心から外周に向かって
複数のスリットが設けられているので、ハウジングの大
開口内周に形成された凹部に閉止板の外周部を嵌装させ
ることにより製造されるので、ハウジングの大開口側端
部をかしめ加工しなくてもよいので、加工工数が削減で
き、加えてかしめ部も不用となるので、ハウジングを小
型化することができる。また、閉止板が中央部に複数の
スリットを設けているので、ハウジング及び柄部側ベア
リング、球頭部側ベアリングの寸法に多少の誤差が発生
しても閉止板の中央部のばね効果により、柄部側ベアリ
ング及び球頭部側ベアリングが押圧され、所定の位置に
設置されるので、ハウジング及びベアリングの寸法にバ
ラツキが発生しても、所望の予圧をボールスタッドの球
頭部に与えることができる。更に、ベアリングの内球面
が摩耗しても、同様に閉止板の中央部のばね効果により
柄部側ベアリング及び球頭部側ベアリングは押圧される
ので、長期に渡って使用してもボールジョイントにガタ
は発生しない。また、揺動トルクも低下しない。
頭部と球頭部から突出する柄部とを有するボールスタッ
ドと、ボールスタッドの球頭部を揺動回動自在に包持
し、一端に開口を有するベアリングと、ベアリングを内
包し、一端にボールスタッドの柄部を突出させる小開口
を、他端に内周に凹部が設けられた大開口を有するハウ
ジングと、ハウジングの大開口より大径で、ハウジング
の大開口内周に設けられた凹部に嵌合されるばね鋼材製
の閉止板とから成り、閉止板は中心から外周に向かって
複数のスリットが設けられているので、ハウジングの大
開口内周に形成された凹部に閉止板の外周部を嵌装させ
ることにより製造されるので、ハウジングの大開口側端
部をかしめ加工しなくてもよいので、加工工数が削減で
き、加えてかしめ部も不用となるので、ハウジングを小
型化することができる。また、閉止板が中央部に複数の
スリットを設けているので、ハウジング及び柄部側ベア
リング、球頭部側ベアリングの寸法に多少の誤差が発生
しても閉止板の中央部のばね効果により、柄部側ベアリ
ング及び球頭部側ベアリングが押圧され、所定の位置に
設置されるので、ハウジング及びベアリングの寸法にバ
ラツキが発生しても、所望の予圧をボールスタッドの球
頭部に与えることができる。更に、ベアリングの内球面
が摩耗しても、同様に閉止板の中央部のばね効果により
柄部側ベアリング及び球頭部側ベアリングは押圧される
ので、長期に渡って使用してもボールジョイントにガタ
は発生しない。また、揺動トルクも低下しない。
【0025】また、ベアリングは、内周面がボールスタ
ッドの球頭部と略同一形状で、内径側に位置する内径側
受部と外径側に位置する外径側受部を有しており、内径
側受部と外径側受部とを連結する薄肉部が設けられてい
るため閉止板の中央部のばね効果による押圧力が伝わり
やすくなるので、長期に渡って使用してもボールジョイ
ントにガタは発生しない。また、揺動トルクも低下しな
い。
ッドの球頭部と略同一形状で、内径側に位置する内径側
受部と外径側に位置する外径側受部を有しており、内径
側受部と外径側受部とを連結する薄肉部が設けられてい
るため閉止板の中央部のばね効果による押圧力が伝わり
やすくなるので、長期に渡って使用してもボールジョイ
ントにガタは発生しない。また、揺動トルクも低下しな
い。
【0026】加えて、閉止板は、中心から外周に向かっ
て延びる複数のスリットが設けられた中央部を有し、中
央部は外周側からボールスタッドの球頭部に向かって軸
線方向に傾斜する傾斜面となっているので、ハウジング
大開口内周に圧入されて、ベアリングに当接し反球頭部
側への圧力を受けて中央部の傾斜面が変形すると、圧入
前の状態に復帰しようとして反力が働き、水平面から復
帰しようとする場合よりも強い力でベアリングを押圧す
るので、傾斜面の傾斜角度により予圧を調整することが
できる。
て延びる複数のスリットが設けられた中央部を有し、中
央部は外周側からボールスタッドの球頭部に向かって軸
線方向に傾斜する傾斜面となっているので、ハウジング
大開口内周に圧入されて、ベアリングに当接し反球頭部
側への圧力を受けて中央部の傾斜面が変形すると、圧入
前の状態に復帰しようとして反力が働き、水平面から復
帰しようとする場合よりも強い力でベアリングを押圧す
るので、傾斜面の傾斜角度により予圧を調整することが
できる。
【図1】本発明の実施例によるボールジョイントを表す
断面平面図である。
断面平面図である。
【図2】本発明の実施例による閉止板を表し、(ア)は
平面図、(イ)はA−A断面図である。
平面図、(イ)はA−A断面図である。
【図3】本発明の実施例によるボールジョイントを製造
する工程を表す断面平面図である。
する工程を表す断面平面図である。
【図4】その他の実施例によるボールジョイントを表す
断面平面図である。
断面平面図である。
【図5】従来のボールジョイントを表す断面平面図であ
る。
る。
2 ボールスタッド 3 柄 部 4 球頭部 5 ベアリング 12 (ベアリング)開口 13 ハウジング 14 (ハウジング)小開口 15 (ハウジング)大開口 16 凹 部 18 閉止板 19a スリット
Claims (3)
- 【請求項1】 球状の球頭部(4)と該球頭部(4)か
ら突出する柄部(3)とを有するボールスタッド(2)
と、該ボールスタッド(2)の球頭部(4)を揺動回動
自在に包持し、一端に開口(12)を有するベアリング
(5)と、該ベアリング(5)を内包し、一端に前記ボ
ールスタッド(2)の柄部(3)を突出させる小開口
(14)を、他端に内周に凹部(16)が設けられた大
開口(15)を有するハウジング(13)と、該ハウジ
ング(13)の前記大開口(15)より大径で、前記ハ
ウジング(13)の大開口(15)内周に設けられた凹
部(16)に嵌合されるばね鋼材製の閉止板(18)と
から成り、該閉止板(18)は中心から外周に向かって
複数のスリット(19a)が設けられていることを特徴
とするボールジョイント。 - 【請求項2】 前記ベアリング(5)は、内周面がボー
ルスタッド(2)の球頭部(4)と略同一形状で、内径
側に位置する内径側受部(8)と外径側に位置する外径
側受部(29)を有しており、前記内径側受部(8)と
前記外径側受部(29)とを連結する薄肉部(9)が設
けられていることを特徴とする請求項1記載のボールジ
ョイント。 - 【請求項3】 前記閉止板(18)は、中心から外周に
向かって延びる複数のスリット(19a)が設けられた
中央部(19)を有し、該中央部(19)は外周側から
ボールスタッド(2)の球頭部(4)に向かって軸線方
向に傾斜する傾斜面となっていることを特徴とする請求
項1または請求項2記載のボールジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14320497A JPH10318247A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | ボールジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14320497A JPH10318247A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | ボールジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318247A true JPH10318247A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15333310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14320497A Pending JPH10318247A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | ボールジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318247A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002181029A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-26 | Saitama Kiki Kk | 軸継手装置 |
| DE102008003463A1 (de) * | 2008-01-08 | 2009-07-09 | Trw Automotive Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Lagerschalenbaugruppe, sowie Lagerschalenbaugruppe für ein Kugelgelenk |
| JP2009299725A (ja) * | 2008-06-11 | 2009-12-24 | Somic Ishikawa Inc | ボールジョイントの製造方法 |
| WO2011088998A1 (de) * | 2010-01-19 | 2011-07-28 | Trw Automotive Gmbh | Kugelgelenk |
| JP2012017751A (ja) * | 2010-06-11 | 2012-01-26 | Honda Motor Co Ltd | ボールジョイントおよびボールジョイントの組立方法 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP14320497A patent/JPH10318247A/ja active Pending
Cited By (10)
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| US9518602B2 (en) | 2010-01-19 | 2016-12-13 | THK RHYTHM AUTOMOTIVE GmbH | Ball joint |
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