JPH10318357A - 変速機の潤滑構造 - Google Patents
変速機の潤滑構造Info
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- JPH10318357A JPH10318357A JP9127439A JP12743997A JPH10318357A JP H10318357 A JPH10318357 A JP H10318357A JP 9127439 A JP9127439 A JP 9127439A JP 12743997 A JP12743997 A JP 12743997A JP H10318357 A JPH10318357 A JP H10318357A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
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- F16H57/043—Guidance of lubricant within rotary parts, e.g. axial channels or radial openings in shafts
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- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/042—Guidance of lubricant
- F16H57/0421—Guidance of lubricant on or within the casing, e.g. shields or baffles for collecting lubricant, tubes, pipes, grooves, channels or the like
- F16H57/0426—Means for guiding lubricant into an axial channel of a shaft
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0487—Friction gearings
- F16H57/049—Friction gearings of the toroid type
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カウンタシャフト内の供給路に導入される油
の量を多くして各部に十分な油を供給する。 【解決手段】 変速機構の出力軸3と一体回転する出力
ギヤ22と、カウンタシャフト27と一体に回転してギ
ヤ22に噛合するギヤ25と、ギヤ25から軸方向に離
間配置されてシャフト27と一体回転するギヤ60と、
ギヤ25及びギヤ60側でそれぞれシャフト27を軸受
26及び軸受28bと、ギヤ60の上方位置で中間ギヤ
を介してギヤ60に噛合するギヤ65と、軸受28b、
中間ギヤの側の軸受及びギヤ65側の軸受67とをそれ
ぞれ隔壁を介して個別に収納するケース1aと、シャフ
ト27内に形成され、ケース1aの軸受28bの収納部
70に進入した油をギヤ25側に導いて所定箇所に供給
する供給路62,64とを備え、収納部70と中間ギヤ
側の収納部との間の隔壁69に切欠溝76を設ける。
の量を多くして各部に十分な油を供給する。 【解決手段】 変速機構の出力軸3と一体回転する出力
ギヤ22と、カウンタシャフト27と一体に回転してギ
ヤ22に噛合するギヤ25と、ギヤ25から軸方向に離
間配置されてシャフト27と一体回転するギヤ60と、
ギヤ25及びギヤ60側でそれぞれシャフト27を軸受
26及び軸受28bと、ギヤ60の上方位置で中間ギヤ
を介してギヤ60に噛合するギヤ65と、軸受28b、
中間ギヤの側の軸受及びギヤ65側の軸受67とをそれ
ぞれ隔壁を介して個別に収納するケース1aと、シャフ
ト27内に形成され、ケース1aの軸受28bの収納部
70に進入した油をギヤ25側に導いて所定箇所に供給
する供給路62,64とを備え、収納部70と中間ギヤ
側の収納部との間の隔壁69に切欠溝76を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変速機の潤滑構造
に関し、特に、トロイダル型無段自動変速機に好適な潤
滑構造に関する。
に関し、特に、トロイダル型無段自動変速機に好適な潤
滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の変速機の潤滑構造として
は、特開平3−92655号公報に記載のものが知られ
ている。この潤滑構造はトロイダル型無段自動変速機に
適用してものであり、図5に示すように、トロイダル変
速機構aの回転軸bと同軸上に設けられて出力ディスク
rの動力を伝える出力軸qと一体に回転する出力ギヤc
と、回転軸bに平行配置されたカウンターシャフトdと
一体に回転して出力ギヤcに噛合する第1のカウンター
ギヤeと、該第1のカウンターギヤeから軸方向に離間
配置されてカウンターシャフトdと一体に回転する第2
のカウンターギヤfと、第1のカウンターギヤe側でカ
ウンターシャフトdを回転可能に支持する軸受gと、第
2のカウンターギヤfの第1のカウンターギヤeから離
間する側でカウンターシャフトdを回転可能に支持する
軸受hと、第2のカウンターギヤfの上方に配置されて
中間ギヤ(図示せず。)を介して該第2のカウンターギ
ヤfに噛合する駆動ギヤiと、軸受g、前記中間ギヤの
回転軸を回転可能に支持する軸受(図示せず。)及び駆
動ギヤiの回転軸jを回転可能に支持する軸受kとをそ
れぞれ隔壁mを介して個別に収納するケースnと、カウ
ンターシャフトdの内部に軸線に沿って形成され、該カ
ウンターシャフトdの第2のカウンターギヤf側の端部
から導入された油を前記第1のカウンターギヤe側に導
いて該油を各部に供給する供給路oとを備える。
は、特開平3−92655号公報に記載のものが知られ
ている。この潤滑構造はトロイダル型無段自動変速機に
適用してものであり、図5に示すように、トロイダル変
速機構aの回転軸bと同軸上に設けられて出力ディスク
rの動力を伝える出力軸qと一体に回転する出力ギヤc
と、回転軸bに平行配置されたカウンターシャフトdと
一体に回転して出力ギヤcに噛合する第1のカウンター
ギヤeと、該第1のカウンターギヤeから軸方向に離間
配置されてカウンターシャフトdと一体に回転する第2
のカウンターギヤfと、第1のカウンターギヤe側でカ
ウンターシャフトdを回転可能に支持する軸受gと、第
2のカウンターギヤfの第1のカウンターギヤeから離
間する側でカウンターシャフトdを回転可能に支持する
軸受hと、第2のカウンターギヤfの上方に配置されて
中間ギヤ(図示せず。)を介して該第2のカウンターギ
ヤfに噛合する駆動ギヤiと、軸受g、前記中間ギヤの
回転軸を回転可能に支持する軸受(図示せず。)及び駆
動ギヤiの回転軸jを回転可能に支持する軸受kとをそ
れぞれ隔壁mを介して個別に収納するケースnと、カウ
ンターシャフトdの内部に軸線に沿って形成され、該カ
ウンターシャフトdの第2のカウンターギヤf側の端部
から導入された油を前記第1のカウンターギヤe側に導
いて該油を各部に供給する供給路oとを備える。
【0003】供給路oには、ケースnに設けられた油路
pを介してカウンターシャフトdの第2のカウンターギ
ヤf側の端部からオイルポンプ(図示せず。)の強制潤
滑により油が導入されるようになっている。
pを介してカウンターシャフトdの第2のカウンターギ
ヤf側の端部からオイルポンプ(図示せず。)の強制潤
滑により油が導入されるようになっている。
【0004】しかしながら、かかる変速機の潤滑構造に
おいては、ケースnへの油路pの加工が面倒であり、し
かも、けん引時にはオイルポンプが駆動しないため、供
給路oひいては各部に油を供給することができないとい
う不都合がある。
おいては、ケースnへの油路pの加工が面倒であり、し
かも、けん引時にはオイルポンプが駆動しないため、供
給路oひいては各部に油を供給することができないとい
う不都合がある。
【0005】そこで、かかる不都合を解消すべく、第2
のカウンターギヤf部分に溜まった油を該第2のカウン
ターギヤf(けん引時にも回転する。)の回転によりか
き上げてケースnの軸受hを収納する部分に進入させ、
該収納部分に進入した油をカウンターシャフトdの第2
のカウンターギヤf側の端部開口から供給路oに導入す
るようにしたいわゆるかき上げ潤滑方式が提案されてい
る。
のカウンターギヤf部分に溜まった油を該第2のカウン
ターギヤf(けん引時にも回転する。)の回転によりか
き上げてケースnの軸受hを収納する部分に進入させ、
該収納部分に進入した油をカウンターシャフトdの第2
のカウンターギヤf側の端部開口から供給路oに導入す
るようにしたいわゆるかき上げ潤滑方式が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
かき上げ潤滑方式においては、供給路oに導入される油
の量を多くして各部に十分な油を供給することが望まれ
ている。特に、図5に示すようなトロイダル変速機構に
あっては、背面部が互いに対向する一対の出力ディスク
rの間の狭い空間に出力ギヤc、第1のカウンターギヤ
e及び軸受gが配置されているためこれらの部分に油を
十分に供給しにくく、したがって、出力ギヤc、第1の
カウンターギヤe及び軸受gなどにも十分な油を供給す
べく供給路oに導入される油の量を多くすることが望ま
れる。
かき上げ潤滑方式においては、供給路oに導入される油
の量を多くして各部に十分な油を供給することが望まれ
ている。特に、図5に示すようなトロイダル変速機構に
あっては、背面部が互いに対向する一対の出力ディスク
rの間の狭い空間に出力ギヤc、第1のカウンターギヤ
e及び軸受gが配置されているためこれらの部分に油を
十分に供給しにくく、したがって、出力ギヤc、第1の
カウンターギヤe及び軸受gなどにも十分な油を供給す
べく供給路oに導入される油の量を多くすることが望ま
れる。
【0007】本発明はかかる要請に応えてなされたもの
であり、カウンターシャフト内の供給路に導入される油
の量を多くして各部に十分な油を供給することができる
変速機の潤滑構造を提供することを目的とする。
であり、カウンターシャフト内の供給路に導入される油
の量を多くして各部に十分な油を供給することができる
変速機の潤滑構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る変速機の潤滑構造は、変速機構の
出力軸と一体に回転する出力ギヤと、前記出力軸に平行
配置されたカウンターシャフトと一体に回転して前記出
力ギヤに噛合する第1のカウンターギヤと、該第1のカ
ウンターギヤから軸方向に離間配置されて前記カウンタ
ーシャフトと一体に回転する第2のカウンターギヤと、
前記第1のカウンターギヤ側で前記カウンターシャフト
を回転可能に支持する第1の軸受と、前記第2のカウン
ターギヤの前記第1のカウンターギヤから離間する側で
前記カウンターシャフトを回転可能に支持する第2の軸
受と、前記第2のカウンターギヤの上方に配置されて中
間ギヤを介して該第2のカウンターギヤに噛合する駆動
ギヤと、前記第2の軸受、前記中間ギヤの回転軸を回転
可能に支持する第3の軸受及び前記駆動ギヤの回転軸を
回転可能に支持する第4の軸受とをそれぞれ隔壁を介し
て個別に収納するケースと、前記カウンターシャフト内
に形成され、前記ケースの前記第2の軸受の収納部内に
進入した油を前記第1のカウンターギヤ側に導いて所定
箇所に供給する供給路とを備えた変速機の潤滑機構にお
いて、前記ケースの前記第2の軸受の収納部と前記第3
の軸受の収納部との間の前記隔壁に切欠部を設け、該切
欠部を通して該第3の軸受の収納部内の油を前記第2の
軸受の収納部内に導くようにしたことを特徴とする。
めに、請求項1に係る変速機の潤滑構造は、変速機構の
出力軸と一体に回転する出力ギヤと、前記出力軸に平行
配置されたカウンターシャフトと一体に回転して前記出
力ギヤに噛合する第1のカウンターギヤと、該第1のカ
ウンターギヤから軸方向に離間配置されて前記カウンタ
ーシャフトと一体に回転する第2のカウンターギヤと、
前記第1のカウンターギヤ側で前記カウンターシャフト
を回転可能に支持する第1の軸受と、前記第2のカウン
ターギヤの前記第1のカウンターギヤから離間する側で
前記カウンターシャフトを回転可能に支持する第2の軸
受と、前記第2のカウンターギヤの上方に配置されて中
間ギヤを介して該第2のカウンターギヤに噛合する駆動
ギヤと、前記第2の軸受、前記中間ギヤの回転軸を回転
可能に支持する第3の軸受及び前記駆動ギヤの回転軸を
回転可能に支持する第4の軸受とをそれぞれ隔壁を介し
て個別に収納するケースと、前記カウンターシャフト内
に形成され、前記ケースの前記第2の軸受の収納部内に
進入した油を前記第1のカウンターギヤ側に導いて所定
箇所に供給する供給路とを備えた変速機の潤滑機構にお
いて、前記ケースの前記第2の軸受の収納部と前記第3
の軸受の収納部との間の前記隔壁に切欠部を設け、該切
欠部を通して該第3の軸受の収納部内の油を前記第2の
軸受の収納部内に導くようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項2に係る変速機の潤滑構造は、請求
項1において、前記変速機構は、背面部が互いに対向す
る一対の出力ディスクを有するとともに、該一対の出力
ディスクの間に前記出力ギヤ、前記第1のカウンターギ
ヤ及び前記第1の軸受が配置されたトロイダル変速機構
であることを特徴とする。
項1において、前記変速機構は、背面部が互いに対向す
る一対の出力ディスクを有するとともに、該一対の出力
ディスクの間に前記出力ギヤ、前記第1のカウンターギ
ヤ及び前記第1の軸受が配置されたトロイダル変速機構
であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の実施
の形態の一例であるトロイダル型無段自動変速機の潤滑
構造を説明するための説明的断面図、図2は図1の部分
拡大図、図3はケースの内部構造を説明するための説明
的平面図、図4は図3のIV−IV線断面図である。
を図1〜図4を参照して説明する。図1は本発明の実施
の形態の一例であるトロイダル型無段自動変速機の潤滑
構造を説明するための説明的断面図、図2は図1の部分
拡大図、図3はケースの内部構造を説明するための説明
的平面図、図4は図3のIV−IV線断面図である。
【0011】図1及び図2に示すように、トランスミッ
ションケース1内には、回転駆動源に連結された入力軸
2と、該入力軸2の右側に同心に連結される出力軸3と
が配置され、入力軸2側には、トランスミッションケー
ス1の端部にボルト4を介して取り付けられたオイルポ
ンプ5と、該オイルポンプ5の右側に隣接配置されて前
進クラッチ6及び後進クラッチ7の操作により遊星歯車
機構8を介して第1及び第2トロイダル変速機構10,
11に対する前後進の切換えを行う前後進切換機構9と
が配設され、出力軸3側には、第1及び第2トロイダル
変速機構10,11が互いに軸方向に離間して配設され
ている。
ションケース1内には、回転駆動源に連結された入力軸
2と、該入力軸2の右側に同心に連結される出力軸3と
が配置され、入力軸2側には、トランスミッションケー
ス1の端部にボルト4を介して取り付けられたオイルポ
ンプ5と、該オイルポンプ5の右側に隣接配置されて前
進クラッチ6及び後進クラッチ7の操作により遊星歯車
機構8を介して第1及び第2トロイダル変速機構10,
11に対する前後進の切換えを行う前後進切換機構9と
が配設され、出力軸3側には、第1及び第2トロイダル
変速機構10,11が互いに軸方向に離間して配設され
ている。
【0012】両軸2,3間には、入力軸2にニードルベ
アリング12を介して回転自在に支持されて前後進切換
機構9の遊星歯車機構8を構成するサンギヤ13と、こ
のサンギヤ13に設けられた爪部13aに係合し且つ出
力軸3に回転自在に支持されたローディングカム14
と、このローディングカム14に係合ローラ15を介し
て連結され且つ出力軸3にボールスプライン16を介し
て支持された入力ディスク17とが介在されている。入
力軸2からの回転力は前後進切換機構9を介してサンギ
ヤ13の爪部13aからローディングカム14、係合ロ
ーラ15、入力ディスク17及びボールスプライン16
を順次経由して出力軸3に伝達されるようになってい
る。
アリング12を介して回転自在に支持されて前後進切換
機構9の遊星歯車機構8を構成するサンギヤ13と、こ
のサンギヤ13に設けられた爪部13aに係合し且つ出
力軸3に回転自在に支持されたローディングカム14
と、このローディングカム14に係合ローラ15を介し
て連結され且つ出力軸3にボールスプライン16を介し
て支持された入力ディスク17とが介在されている。入
力軸2からの回転力は前後進切換機構9を介してサンギ
ヤ13の爪部13aからローディングカム14、係合ロ
ーラ15、入力ディスク17及びボールスプライン16
を順次経由して出力軸3に伝達されるようになってい
る。
【0013】ローディングカム14及び入力ディスク1
7の対向面には係合ローラ15が係合する波状のカム面
がそれぞれ形成されており、ローディングカム14と入
力ディスク17との間に供給された油圧により、係合ロ
ーラ15によるカム面のリードによるトルクに比例した
推力に加えて、油圧に比例した出力軸3ひいては第1及
び第2トロイダル変速機構10,11の入力軸2側への
推力(移動力)を調整可能にしている。
7の対向面には係合ローラ15が係合する波状のカム面
がそれぞれ形成されており、ローディングカム14と入
力ディスク17との間に供給された油圧により、係合ロ
ーラ15によるカム面のリードによるトルクに比例した
推力に加えて、油圧に比例した出力軸3ひいては第1及
び第2トロイダル変速機構10,11の入力軸2側への
推力(移動力)を調整可能にしている。
【0014】説明の便宜上、第1及び第2トロイダル変
速機構10,11から先に説明すると、第1トロイダル
変速機構10は、係合ローラ15から離間する側の面に
トロイド面17aが形成される上述した入力ディスク1
7と、この入力ディスク17の対向面にトロイド面18
aが形成されて出力軸3に回転自在に支持された出力デ
ィスク18と両ディスク17,18のトロイド面17
a,18aにより形成されるトロイド状の溝内に両ディ
スクに対して傾動可能に接触する摩擦ローラ(図示せ
ず。)とを有する。摩擦ローラは、ローラ支持機構(図
示せず。)によって傾動可能に支持されており、駆動機
構(図示せず。)でローラ支持機構を操作して摩擦ロー
ラの入力ディスク17及び出力ディスク18に対する径
方向の接触位置を変えることにより、入力ディスク17
と出力ディスク18との間の回転速度比、すなわち変速
比を連続的に変化させることができるようになってい
る。
速機構10,11から先に説明すると、第1トロイダル
変速機構10は、係合ローラ15から離間する側の面に
トロイド面17aが形成される上述した入力ディスク1
7と、この入力ディスク17の対向面にトロイド面18
aが形成されて出力軸3に回転自在に支持された出力デ
ィスク18と両ディスク17,18のトロイド面17
a,18aにより形成されるトロイド状の溝内に両ディ
スクに対して傾動可能に接触する摩擦ローラ(図示せ
ず。)とを有する。摩擦ローラは、ローラ支持機構(図
示せず。)によって傾動可能に支持されており、駆動機
構(図示せず。)でローラ支持機構を操作して摩擦ロー
ラの入力ディスク17及び出力ディスク18に対する径
方向の接触位置を変えることにより、入力ディスク17
と出力ディスク18との間の回転速度比、すなわち変速
比を連続的に変化させることができるようになってい
る。
【0015】第2トロイダル変速機構11は、第1トロ
イダル変速機構10と同様に入力ディスク19、出力デ
ィスク20、摩擦ローラ、ローラ支持機構及び駆動機構
を有するが、出力軸3にボールスプライン21を介して
外嵌されている入力ディスク19が第1トロイダル変速
機構10から遠い側に配置されるとともに、出力ディス
ク20が第1トロイダル変速機構10に近い側に配置さ
れている。
イダル変速機構10と同様に入力ディスク19、出力デ
ィスク20、摩擦ローラ、ローラ支持機構及び駆動機構
を有するが、出力軸3にボールスプライン21を介して
外嵌されている入力ディスク19が第1トロイダル変速
機構10から遠い側に配置されるとともに、出力ディス
ク20が第1トロイダル変速機構10に近い側に配置さ
れている。
【0016】互いに対向する出力ディスク18,20の
背面には前記第1及び第2トロイダル変速機構10,1
1の出力軸を形成する筒軸部18b,20bが設けられ
ており、筒軸部18b,20bには出力ギヤ22がスプ
ライン結合されている。出力ギヤ22は、トランスミッ
ションケース1の内周壁に固着されたギヤハウジング2
3に軸受24を介して支持されている。出力ギヤ22は
第1のカウンターギヤ25に噛合しており、この第1の
カウンターギヤ25の中心部にはカウンターシャフト2
7が一端においてスプライン結合されて第1のカウンタ
ーギヤ25と一体に回転するようになっている。第1の
カウンターギヤ25のボス部25aは出力ディスク1
8,20間でギヤハウジング23に取り付けられた円筒
ころ軸受(第1の軸受)26によって回転可能に支持さ
れており、これにより、カウンターシャフト27の第1
のカウンターギヤ25側の端部がボス部25aを介して
円筒ころ軸受26によって回動可能に支持されている。
背面には前記第1及び第2トロイダル変速機構10,1
1の出力軸を形成する筒軸部18b,20bが設けられ
ており、筒軸部18b,20bには出力ギヤ22がスプ
ライン結合されている。出力ギヤ22は、トランスミッ
ションケース1の内周壁に固着されたギヤハウジング2
3に軸受24を介して支持されている。出力ギヤ22は
第1のカウンターギヤ25に噛合しており、この第1の
カウンターギヤ25の中心部にはカウンターシャフト2
7が一端においてスプライン結合されて第1のカウンタ
ーギヤ25と一体に回転するようになっている。第1の
カウンターギヤ25のボス部25aは出力ディスク1
8,20間でギヤハウジング23に取り付けられた円筒
ころ軸受(第1の軸受)26によって回転可能に支持さ
れており、これにより、カウンターシャフト27の第1
のカウンターギヤ25側の端部がボス部25aを介して
円筒ころ軸受26によって回動可能に支持されている。
【0017】カウンターシャフト27の第1のカウンタ
ーギヤ25から軸方向右方に離間した位置には該カウン
ターシャフト27と一体に回転する第2のカウンターギ
ヤ60が設けられている。カウンターシャフト27の第
2のカウンターギヤ60側の端部は、該第2のカウンタ
ーギヤ60の軸方向の両端側に配置された一対の円すい
ころ軸受28a,28bによって回動可能に支持されて
いる。一対の円すいころ軸受28a,28bの内で第2
のカウンターギヤ60を境にして第1のカウンターギヤ
25側に配置された円すいころ軸受28aはトランスミ
ッションケース1に取り付けられ、第1のカウンターギ
ヤ25から離間する側に配置された円すいころ軸受28
bはトランスミッションケース1の後端部に取り付けら
れた後部ケース1aに取り付けられている。
ーギヤ25から軸方向右方に離間した位置には該カウン
ターシャフト27と一体に回転する第2のカウンターギ
ヤ60が設けられている。カウンターシャフト27の第
2のカウンターギヤ60側の端部は、該第2のカウンタ
ーギヤ60の軸方向の両端側に配置された一対の円すい
ころ軸受28a,28bによって回動可能に支持されて
いる。一対の円すいころ軸受28a,28bの内で第2
のカウンターギヤ60を境にして第1のカウンターギヤ
25側に配置された円すいころ軸受28aはトランスミ
ッションケース1に取り付けられ、第1のカウンターギ
ヤ25から離間する側に配置された円すいころ軸受28
bはトランスミッションケース1の後端部に取り付けら
れた後部ケース1aに取り付けられている。
【0018】カウンターシャフト27の内部には主供給
路62が該カウンターシャフト27の第1のカウンター
ギヤ25側の端面から第2のカウンターギヤ60側の端
面まで貫通して形成されており、第1のカウンターギヤ
25側の端部開口には一方向クラッチ63が取り付けら
れている。一対の出力ディスク18,20間で円筒ころ
軸受26の側部に位置するカウンターシャフト27の外
周部には、径方向内方に延びて主供給路62に連通する
副供給路64が周方向に所定間隔で複数形成されてい
る。
路62が該カウンターシャフト27の第1のカウンター
ギヤ25側の端面から第2のカウンターギヤ60側の端
面まで貫通して形成されており、第1のカウンターギヤ
25側の端部開口には一方向クラッチ63が取り付けら
れている。一対の出力ディスク18,20間で円筒ころ
軸受26の側部に位置するカウンターシャフト27の外
周部には、径方向内方に延びて主供給路62に連通する
副供給路64が周方向に所定間隔で複数形成されてい
る。
【0019】第2のカウンターギヤ60は、該第2のカ
ウンターギヤ60の上方に配置された駆動ギヤ65に中
間ギヤ66を介して噛合している。駆動ギヤ65のボス
部(回転軸)65a及び中間ギヤ66(図3参照)の図
示しないボス部(回転軸)は第1のカウンターギヤ25
から離間する側に突出しており、中間ギヤ66のボス部
は後部ケース1aに取り付けられた図示しない円すいこ
ろ軸受(第3の軸受)によって回動可能に支持され、駆
動ギヤ65のボス部65aは後部ケース1aに取り付け
られた円すいころ軸受(第4の軸受)67によって回動
可能に支持されている。
ウンターギヤ60の上方に配置された駆動ギヤ65に中
間ギヤ66を介して噛合している。駆動ギヤ65のボス
部(回転軸)65a及び中間ギヤ66(図3参照)の図
示しないボス部(回転軸)は第1のカウンターギヤ25
から離間する側に突出しており、中間ギヤ66のボス部
は後部ケース1aに取り付けられた図示しない円すいこ
ろ軸受(第3の軸受)によって回動可能に支持され、駆
動ギヤ65のボス部65aは後部ケース1aに取り付け
られた円すいころ軸受(第4の軸受)67によって回動
可能に支持されている。
【0020】そして、上述した摩擦ローラの傾動操作に
より所定の変速比となった出力は、出力ギヤ22で合わ
され、第1のカウンターギヤ25、カウンターシャフト
27、第2のカウンターギヤ60、中間ギヤ66及び駆
動ギヤ65を順次経由して出力軸(図示せず。)に伝達
される。
より所定の変速比となった出力は、出力ギヤ22で合わ
され、第1のカウンターギヤ25、カウンターシャフト
27、第2のカウンターギヤ60、中間ギヤ66及び駆
動ギヤ65を順次経由して出力軸(図示せず。)に伝達
される。
【0021】ここで、後部ケース1aは、第2のカウン
ターギヤ60の第1のカウンターギヤ25から離間する
側の円すいころ軸受28b、中間ギヤ66側の円すいこ
ろ軸受及び駆動ギヤ65側の円すいころ軸受67を個別
に収納すべく、図3に示すように、隔壁68,69を介
して第2のカウンターギヤ60側の円すいころ軸受28
bの収納部70、中間ギヤ66側の円すいころ軸受の収
納部71及び駆動ギヤ65側の円すいころ軸受67の収
納部72に仕切られている。収納部70の底部と該収納
部70に収納された円すいころ軸受28bとの間には、
筒部73の端部にフランジ部74が設けられたオイルガ
ーター75が、そのフランジ部74を収納部70に内挿
した状態で配設されており、該オイルガーター75の筒
部73はカウンターシャフト27の端部開口から主供給
路62に挿入されている。
ターギヤ60の第1のカウンターギヤ25から離間する
側の円すいころ軸受28b、中間ギヤ66側の円すいこ
ろ軸受及び駆動ギヤ65側の円すいころ軸受67を個別
に収納すべく、図3に示すように、隔壁68,69を介
して第2のカウンターギヤ60側の円すいころ軸受28
bの収納部70、中間ギヤ66側の円すいころ軸受の収
納部71及び駆動ギヤ65側の円すいころ軸受67の収
納部72に仕切られている。収納部70の底部と該収納
部70に収納された円すいころ軸受28bとの間には、
筒部73の端部にフランジ部74が設けられたオイルガ
ーター75が、そのフランジ部74を収納部70に内挿
した状態で配設されており、該オイルガーター75の筒
部73はカウンターシャフト27の端部開口から主供給
路62に挿入されている。
【0022】また、図3及び図4に示すように、第2の
カウンターギヤ60側の円すいころ軸受28bの収納部
70と中間ギヤ66側の円すいころ軸受の収納部71と
を仕切る隔壁69には、収納部71に溜まった油を収納
部70側に導く切欠き溝76が収納部71から斜め下方
に延びて形成されている。
カウンターギヤ60側の円すいころ軸受28bの収納部
70と中間ギヤ66側の円すいころ軸受の収納部71と
を仕切る隔壁69には、収納部71に溜まった油を収納
部70側に導く切欠き溝76が収納部71から斜め下方
に延びて形成されている。
【0023】そして、オイルポンプ5が駆動しているド
ライブ時又はオイルポンプ5が駆動していないけん引時
においては、駆動ギヤ65側から落下して第2のカウン
ターギヤ60部分に溜まった油は該第2のカウンターギ
ヤ60の回転によりかき上げられて円すいころ軸受28
bを通って収納部70の底部側に導かれ、該底部側に導
かれた油はオイルガーター75のフランジ部74及び筒
部73に案内されつつ主供給路62に導入されるととも
に、駆動ギヤ65側から落下して中間ギヤ66側の円す
いころ軸受の収納部71に溜まった油は該収納部71か
ら切欠き溝76を通って収納部70の底部に流入し、該
底部に流入した油はオイルガーター75のフランジ部7
4及び筒部73に案内されつつ主供給路62に導入され
る。
ライブ時又はオイルポンプ5が駆動していないけん引時
においては、駆動ギヤ65側から落下して第2のカウン
ターギヤ60部分に溜まった油は該第2のカウンターギ
ヤ60の回転によりかき上げられて円すいころ軸受28
bを通って収納部70の底部側に導かれ、該底部側に導
かれた油はオイルガーター75のフランジ部74及び筒
部73に案内されつつ主供給路62に導入されるととも
に、駆動ギヤ65側から落下して中間ギヤ66側の円す
いころ軸受の収納部71に溜まった油は該収納部71か
ら切欠き溝76を通って収納部70の底部に流入し、該
底部に流入した油はオイルガーター75のフランジ部7
4及び筒部73に案内されつつ主供給路62に導入され
る。
【0024】主供給路62に導入された油は主供給路6
2を第1のカウンターギヤ25側に流れてカウンターシ
ャフト27の第1のカウンターギヤ25側の端部開口に
取り付けられた一方向クラッチ63に供給されるととも
に、副供給路64を通って円筒ころ軸受26の側部に流
出して該円筒ころ軸受26及び出力ギヤ22と第1のカ
ウンターギヤ25との噛合部などに供給される。なお、
収納部70の底部から主供給路62に導入されなかった
油は再度第2のカウンターギヤ60部分に溜まって同様
のかき上げ潤滑がなされる。
2を第1のカウンターギヤ25側に流れてカウンターシ
ャフト27の第1のカウンターギヤ25側の端部開口に
取り付けられた一方向クラッチ63に供給されるととも
に、副供給路64を通って円筒ころ軸受26の側部に流
出して該円筒ころ軸受26及び出力ギヤ22と第1のカ
ウンターギヤ25との噛合部などに供給される。なお、
収納部70の底部から主供給路62に導入されなかった
油は再度第2のカウンターギヤ60部分に溜まって同様
のかき上げ潤滑がなされる。
【0025】次に、図1を参照して前後進切換機構9を
説明すると、前後進切換機構9は、第1及び第2トロイ
ダル変速機構10,11ひいては駆動軸に対する前後進
の切換えを行うためのものであり、前進クラッチ6、後
進クラッチ7及び遊星歯車機構8により構成されてい
る。
説明すると、前後進切換機構9は、第1及び第2トロイ
ダル変速機構10,11ひいては駆動軸に対する前後進
の切換えを行うためのものであり、前進クラッチ6、後
進クラッチ7及び遊星歯車機構8により構成されてい
る。
【0026】前進クラッチ7は、オイルポンプ5とサン
ギヤ13との間に位置して入力軸2に外嵌されたクラッ
チドラム29を備える。クラッチドラム29は入力軸2
と一体的に回転するようになっており、該クラッチドラ
ム29の径方向内側には遊星歯車機構8のサンギヤ13
に支持されたクラッチハブ30が配設されている。クラ
ッチドラム29とクラッチハブ30とは交互に配置され
たクラッチディスク31を支持するようになっている。
ギヤ13との間に位置して入力軸2に外嵌されたクラッ
チドラム29を備える。クラッチドラム29は入力軸2
と一体的に回転するようになっており、該クラッチドラ
ム29の径方向内側には遊星歯車機構8のサンギヤ13
に支持されたクラッチハブ30が配設されている。クラ
ッチドラム29とクラッチハブ30とは交互に配置され
たクラッチディスク31を支持するようになっている。
【0027】クラッチドラム29の基端部(オイルポン
プ5側の端部)内はシリンダ室32とされており、該シ
リンダ室32にはピストン33が収容されている。ピス
トン33とシリンダ室32との間には油圧室34が形成
されており、該油圧室34への作動油の供給を制御して
ピストン33を進退させることにより、クラッチディス
ク31を押圧するか又は該押圧を解除して前進クラッチ
6の係合・離脱を行うようになっている。なお、図にお
いて符号35は、クラッチディスク31の押圧解除時
に、ピストン33を元の位置に復帰させるリターンスプ
リングである。
プ5側の端部)内はシリンダ室32とされており、該シ
リンダ室32にはピストン33が収容されている。ピス
トン33とシリンダ室32との間には油圧室34が形成
されており、該油圧室34への作動油の供給を制御して
ピストン33を進退させることにより、クラッチディス
ク31を押圧するか又は該押圧を解除して前進クラッチ
6の係合・離脱を行うようになっている。なお、図にお
いて符号35は、クラッチディスク31の押圧解除時
に、ピストン33を元の位置に復帰させるリターンスプ
リングである。
【0028】また、クラッチドラム29の先端側内周部
にはリングギヤ36が取り付けられており、該リングギ
ヤ36はピニオン37を介して上述したサンギヤ13に
噛合している。
にはリングギヤ36が取り付けられており、該リングギ
ヤ36はピニオン37を介して上述したサンギヤ13に
噛合している。
【0029】後進クラッチ7は、クラッチドラム29の
径方向外方に配置されたクラッチドラム42を備える。
クラッチドラム42は、オイルポンプ5の右側部から第
1トロイダル変速機構10側に向けて延びるドラム状の
延設部材よって構成されてオイルポンプ5と一体化され
ている。クラッチドラム42と前進クラッチ6のクラッ
チドラム29との間にはクラッチハブ43が配設されて
おり、該クラッチハブ43はキャリアの第1トロイダル
変速機構10側のキャリアプレート38に支持されてい
る。クラッチドラム42とクラッチハブ43とは交互に
配置されたクラッチディスク44を支持するようになっ
ている。
径方向外方に配置されたクラッチドラム42を備える。
クラッチドラム42は、オイルポンプ5の右側部から第
1トロイダル変速機構10側に向けて延びるドラム状の
延設部材よって構成されてオイルポンプ5と一体化され
ている。クラッチドラム42と前進クラッチ6のクラッ
チドラム29との間にはクラッチハブ43が配設されて
おり、該クラッチハブ43はキャリアの第1トロイダル
変速機構10側のキャリアプレート38に支持されてい
る。クラッチドラム42とクラッチハブ43とは交互に
配置されたクラッチディスク44を支持するようになっ
ている。
【0030】なお、図1において符号44aは、クラッ
チドラム42の後進クラッチ7よりトロイダル変速機構
側の内周壁にスナップリングなどを介して取り付けられ
た支持壁である。この支持壁44aは、前後進切換機構
9側で発生するキャリアからのスラスト力を受け止める
べくキャリアプレート38に対向配置されており、これ
により、前記スラスト力が第1及び第2のトロイダル変
速機構10,11側に伝わらないようにしている。
チドラム42の後進クラッチ7よりトロイダル変速機構
側の内周壁にスナップリングなどを介して取り付けられ
た支持壁である。この支持壁44aは、前後進切換機構
9側で発生するキャリアからのスラスト力を受け止める
べくキャリアプレート38に対向配置されており、これ
により、前記スラスト力が第1及び第2のトロイダル変
速機構10,11側に伝わらないようにしている。
【0031】クラッチドラム42の径方向内方に位置す
るオイルポンプ5の右側部には、周方向全周に沿って延
びる二条の周壁部45a,45bが径方向に互いに離間
して形成されており、周壁部45a,45b間にはシリ
ンダ室46が形成されている。シリンダ室46にはピス
トン47が収納されており、ピストン47とシリンダ室
46との間には油圧室48が形成されている。油圧室4
8への作動油の供給を制御してピストン47を進退させ
ることにより、クラッチディスク44を押圧するか又は
該押圧を解除して後進クラッチ7の係合・離脱を行うよ
うになっている。なお、図1において符号49は、クラ
ッチディスク44の押圧解除時に、ピストン47を元の
位置に復帰させるリターンスプリングである。
るオイルポンプ5の右側部には、周方向全周に沿って延
びる二条の周壁部45a,45bが径方向に互いに離間
して形成されており、周壁部45a,45b間にはシリ
ンダ室46が形成されている。シリンダ室46にはピス
トン47が収納されており、ピストン47とシリンダ室
46との間には油圧室48が形成されている。油圧室4
8への作動油の供給を制御してピストン47を進退させ
ることにより、クラッチディスク44を押圧するか又は
該押圧を解除して後進クラッチ7の係合・離脱を行うよ
うになっている。なお、図1において符号49は、クラ
ッチディスク44の押圧解除時に、ピストン47を元の
位置に復帰させるリターンスプリングである。
【0032】そして、前進時には、前進クラッチ6のク
ラッチディスク31がピストン33により押圧されて該
前進クラッチ6が係合状態とされ、後進クラッチ7のク
ラッチディスク44はピストン47による押圧が解除さ
れて該後進クラッチ7が離脱状態とされている。かかる
状態においては、入力軸2、クラッチドラム29、リン
グギヤ36、キャリア38及びサンギヤ13が一体とな
って同一方向に回転すし、これにより、該回転力がサン
ギヤ13の爪部13aに係合するローディングカム14
を経て第1トロイダル変速機構10に伝達される。
ラッチディスク31がピストン33により押圧されて該
前進クラッチ6が係合状態とされ、後進クラッチ7のク
ラッチディスク44はピストン47による押圧が解除さ
れて該後進クラッチ7が離脱状態とされている。かかる
状態においては、入力軸2、クラッチドラム29、リン
グギヤ36、キャリア38及びサンギヤ13が一体とな
って同一方向に回転すし、これにより、該回転力がサン
ギヤ13の爪部13aに係合するローディングカム14
を経て第1トロイダル変速機構10に伝達される。
【0033】一方、後進時には、前進クラッチ6のクラ
ッチディスク31はピストン33による押圧が解除され
て該前進クラッチ6が離脱状態とされ、後進クラッチ7
のクラッチディスク44がピストン47により押圧され
て該後進クラッチ7が係合状態とされ、ピニオン37の
公転がクラッチハブ43及びキャリア38を介して阻止
されている。かかる状態においては、入力軸2及びクラ
ッチドラム29の一体的な回転力はリングギヤ36から
ピニオン37を介してサンギヤ13に伝達されるが、上
述したようにピニオン38の公転が阻止されているた
め、サンギヤ13は入力軸2に対して反対方向に回転
し、該回転力がサンギヤ13の爪部13aに係合するロ
ーディングカム14を経て第1トロイダル変速機構10
に伝達される。
ッチディスク31はピストン33による押圧が解除され
て該前進クラッチ6が離脱状態とされ、後進クラッチ7
のクラッチディスク44がピストン47により押圧され
て該後進クラッチ7が係合状態とされ、ピニオン37の
公転がクラッチハブ43及びキャリア38を介して阻止
されている。かかる状態においては、入力軸2及びクラ
ッチドラム29の一体的な回転力はリングギヤ36から
ピニオン37を介してサンギヤ13に伝達されるが、上
述したようにピニオン38の公転が阻止されているた
め、サンギヤ13は入力軸2に対して反対方向に回転
し、該回転力がサンギヤ13の爪部13aに係合するロ
ーディングカム14を経て第1トロイダル変速機構10
に伝達される。
【0034】上記の説明から明らかなように、かかる構
成のトロイダル型無段自動変速機の潤滑構造では、オイ
ルポンプ5が駆動しない車両けん引時であっても、第2
のカウンターギヤ60によってかき上げられた油が後部
ケース1aの収納部70の底部からオイルガーター75
を介して主供給路62に導入されるとともに、中間ギヤ
66側の収納部71に溜まった油も切欠き溝74を通っ
て収納部70の底部に流入して該収納部70の底部から
オイルガーター75を介して主供給路62に導かれるた
め、従来に比べて、収納部71から収納部70に流入し
た油の分だけ主供給路62に導入される油の量を多くす
ることができ、この結果、第1のカウンターギヤ25側
に配置された一方向クラッチ63、円筒ころ軸受26、
出力ギヤ22と第1のカウンターギヤ25との噛合部な
どに十分な油を供給することができ、特に、この実施の
形態のように、一対の出力ディスク18,20間の狭く
て油が供給しにくい空間に出力ギヤ22、第1のカウン
ターギヤ25及び円筒ころ軸受26が配置されたトロイ
ダル型無段自動変速機に好適な潤滑構造とすることがで
きる。
成のトロイダル型無段自動変速機の潤滑構造では、オイ
ルポンプ5が駆動しない車両けん引時であっても、第2
のカウンターギヤ60によってかき上げられた油が後部
ケース1aの収納部70の底部からオイルガーター75
を介して主供給路62に導入されるとともに、中間ギヤ
66側の収納部71に溜まった油も切欠き溝74を通っ
て収納部70の底部に流入して該収納部70の底部から
オイルガーター75を介して主供給路62に導かれるた
め、従来に比べて、収納部71から収納部70に流入し
た油の分だけ主供給路62に導入される油の量を多くす
ることができ、この結果、第1のカウンターギヤ25側
に配置された一方向クラッチ63、円筒ころ軸受26、
出力ギヤ22と第1のカウンターギヤ25との噛合部な
どに十分な油を供給することができ、特に、この実施の
形態のように、一対の出力ディスク18,20間の狭く
て油が供給しにくい空間に出力ギヤ22、第1のカウン
ターギヤ25及び円筒ころ軸受26が配置されたトロイ
ダル型無段自動変速機に好適な潤滑構造とすることがで
きる。
【0035】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、オイルポンプが駆動しない車両けん
引時であっても、第2のカウンターギヤによってかき上
げられた油がケースの第2の軸受の収納部から供給路に
導入されるとともに、中間ギヤ側の第3の軸受の収納部
に溜まった油も切欠き部を通って第2の軸受の収納部に
流入して該収納部からカウンターシャフト内の供給路に
導入されるため、従来に比べて、第3の軸受の収納部か
ら第2の軸受の収納部に流入した油の分だけ供給路に導
入される油の量を多くするとができ、この結果、第1の
カウンターギヤ側の各部材に十分な油を供給することが
できるという効果が得られる。
1の発明によれば、オイルポンプが駆動しない車両けん
引時であっても、第2のカウンターギヤによってかき上
げられた油がケースの第2の軸受の収納部から供給路に
導入されるとともに、中間ギヤ側の第3の軸受の収納部
に溜まった油も切欠き部を通って第2の軸受の収納部に
流入して該収納部からカウンターシャフト内の供給路に
導入されるため、従来に比べて、第3の軸受の収納部か
ら第2の軸受の収納部に流入した油の分だけ供給路に導
入される油の量を多くするとができ、この結果、第1の
カウンターギヤ側の各部材に十分な油を供給することが
できるという効果が得られる。
【0036】請求項2の発明によれば、請求項1に加え
て、一対の出力ディスクの間の狭くて油が供給しにくい
空間に出力ギヤ、第1のカウンターギヤ及び第1の軸受
が配置されたトロイダル型無段自動変速機に好適な潤滑
構造とすることができるという効果が得られる。
て、一対の出力ディスクの間の狭くて油が供給しにくい
空間に出力ギヤ、第1のカウンターギヤ及び第1の軸受
が配置されたトロイダル型無段自動変速機に好適な潤滑
構造とすることができるという効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態の一例であるトロイダル型
無段自動変速機の潤滑構造を説明するための説明的断面
図である。
無段自動変速機の潤滑構造を説明するための説明的断面
図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】ケースの内部構造を説明するための説明的平面
図である。
図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】従来の変速機の潤滑構造を説明するための説明
的断面図である。
的断面図である。
1a…後部ケース 3…出力軸 10…第1トロイダル変速機構 11…第2トロイダル変速機構 18,20…一対の出力ディスク 22…出力ギヤ 25…第1のカウンタギヤ 26…円筒こと軸受(第1の軸受) 27…カウンタシャフト 28b…円すいころ軸受(第2の軸受) 60…第2のカウンタギヤ 62…主供給路 64…副供給路 65…駆動ギヤ 66…中間ギヤ 67…円すいころ軸受(第4の軸受) 68,69…隔壁 76…切欠き溝(切欠部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 正樹 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 変速機構の出力軸と一体に回転する出力
ギヤと、前記出力軸に平行配置されたカウンターシャフ
トと一体に回転して前記出力ギヤに噛合する第1のカウ
ンターギヤと、該第1のカウンターギヤから軸方向に離
間配置されて前記カウンターシャフトと一体に回転する
第2のカウンターギヤと、前記第1のカウンターギヤ側
で前記カウンターシャフトを回転可能に支持する第1の
軸受と、前記第2のカウンターギヤの前記第1のカウン
ターギヤから離間する側で前記カウンターシャフトを回
転可能に支持する第2の軸受と、前記第2のカウンター
ギヤの上方に配置されて中間ギヤを介して該第2のカウ
ンターギヤに噛合する駆動ギヤと、前記第2の軸受、前
記中間ギヤの回転軸を回転可能に支持する第3の軸受及
び前記駆動ギヤの回転軸を回転可能に支持する第4の軸
受とをそれぞれ隔壁を介して個別に収納するケースと、
前記カウンターシャフト内に形成され、前記ケースの前
記第2の軸受の収納部内に進入した油を前記第1のカウ
ンターギヤ側に導いて所定箇所に供給する供給路とを備
えた変速機の潤滑機構において、前記ケースの前記第2
の軸受の収納部と前記第3の軸受の収納部との間の前記
隔壁に切欠部を設け、該切欠部を通して該第3の軸受の
収納部内の油を前記第2の軸受の収納部内に導くように
したことを特徴とする変速機の潤滑構造。 - 【請求項2】 前記変速機構は、背面部が互いに対向す
る一対の出力ディスクを有するとともに、該一対の出力
ディスクの間に前記出力ギヤ、前記第1のカウンターギ
ヤ及び前記第1の軸受が配置されたトロイダル変速機構
であることを特徴とする請求項1記載の変速機の潤滑構
造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127439A JPH10318357A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 変速機の潤滑構造 |
| DE19819386A DE19819386A1 (de) | 1997-05-16 | 1998-04-30 | Automatikgetriebe |
| GB9809975A GB2325966B (en) | 1997-05-16 | 1998-05-08 | Lubricating structure of transmission |
| US09/078,326 US6110070A (en) | 1997-05-16 | 1998-05-14 | Lubricating structure of transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9127439A JPH10318357A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 変速機の潤滑構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318357A true JPH10318357A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14959983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9127439A Pending JPH10318357A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 変速機の潤滑構造 |
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