JPH10318724A - 変位検出装置 - Google Patents
変位検出装置Info
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- JPH10318724A JPH10318724A JP12755197A JP12755197A JPH10318724A JP H10318724 A JPH10318724 A JP H10318724A JP 12755197 A JP12755197 A JP 12755197A JP 12755197 A JP12755197 A JP 12755197A JP H10318724 A JPH10318724 A JP H10318724A
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- slits
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 14
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
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- 101700004678 SLIT3 Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 高精度で信頼性の高い光学式の変位検出装置
を提供する。 【解決手段】 シャフト1に固定されたスリット板2、
3には、外周に沿ってスリット7、9と内周に沿ってス
リット8、10がそれぞれ等間隔で配置されて、それぞ
れの重合部に開口を形成し、開口をはさんで、発光素子
4と受光素子5、6が対向して配置される。それぞれの
開口は、図の矢印A方向に変位が起こると、変位に応じ
て、受光素子5、6で検出する光量が変化する。この光
量をもとに変位量を検出できる。一方、開口の面積の総
和、つまり光量の和も一定に保たれる。したがって、検
出光量を基にして精度の良い変位量の測定が可能とな
る。
を提供する。 【解決手段】 シャフト1に固定されたスリット板2、
3には、外周に沿ってスリット7、9と内周に沿ってス
リット8、10がそれぞれ等間隔で配置されて、それぞ
れの重合部に開口を形成し、開口をはさんで、発光素子
4と受光素子5、6が対向して配置される。それぞれの
開口は、図の矢印A方向に変位が起こると、変位に応じ
て、受光素子5、6で検出する光量が変化する。この光
量をもとに変位量を検出できる。一方、開口の面積の総
和、つまり光量の和も一定に保たれる。したがって、検
出光量を基にして精度の良い変位量の測定が可能とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被測定物体のひず
みやねじれなどの変位量を光学的に検出する変位検出装
置に関する。
みやねじれなどの変位量を光学的に検出する変位検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】被測定物体のひずみやねじれなどの変位
量を光学的に検出する装置として、シャフトのねじれを
測定する特開昭62−267632号公報に開示された
トルクセンサーがある。
量を光学的に検出する装置として、シャフトのねじれを
測定する特開昭62−267632号公報に開示された
トルクセンサーがある。
【0003】このトルクセンサーの構成を図6に示す。
図6(a)はその断面構成図、同図(b)は、その円盤部分の
拡大正面図である。
図6(a)はその断面構成図、同図(b)は、その円盤部分の
拡大正面図である。
【0004】このトルクセンサーは、図6(a)に示され
るように、ねじれを検出する対象となる回転するシャフ
ト1上に、それぞれ周方向に等間隔にスリット7、9を
設けてその一部を重合させて配置した2枚のスリット板
2、3を互いに間隔をおいて固設し、スリット板2、3
をはさんで発光素子4と受光素子5を対向させて配置し
て構成されている。同図(b)に示されるように、シャフ
ト1にねじれのない状態ではスリット7、9はその一部
が重合され、開口部11を有する。
るように、ねじれを検出する対象となる回転するシャフ
ト1上に、それぞれ周方向に等間隔にスリット7、9を
設けてその一部を重合させて配置した2枚のスリット板
2、3を互いに間隔をおいて固設し、スリット板2、3
をはさんで発光素子4と受光素子5を対向させて配置し
て構成されている。同図(b)に示されるように、シャフ
ト1にねじれのない状態ではスリット7、9はその一部
が重合され、開口部11を有する。
【0005】次に、このトルクセンサーの動作を説明す
る。シャフト1が回転しているとき、発光素子4から出
射された光は、開口部11を通過して受光素子5で検出
される。この受光素子5に単位時間内に到達する光量
は、開口部11の面積に比例する。シャフト1がねじれ
ると、スリット板2と3の相対位置が変化するため、ス
リット7と9の位置関係が変化して、ねじれの方向及び
大きさに応じて開口部11の面積が増大あるいは減少す
る。このため、受光素子5に単位時間に到達する光量も
増大あるいは減少する。したがって、受光素子5で検出
した光量を基にしてねじれの方向及び大きさを検出する
ことが可能である。検出したねじれを基にしてシャフト
1にかかるトルクを算出することができる。
る。シャフト1が回転しているとき、発光素子4から出
射された光は、開口部11を通過して受光素子5で検出
される。この受光素子5に単位時間内に到達する光量
は、開口部11の面積に比例する。シャフト1がねじれ
ると、スリット板2と3の相対位置が変化するため、ス
リット7と9の位置関係が変化して、ねじれの方向及び
大きさに応じて開口部11の面積が増大あるいは減少す
る。このため、受光素子5に単位時間に到達する光量も
増大あるいは減少する。したがって、受光素子5で検出
した光量を基にしてねじれの方向及び大きさを検出する
ことが可能である。検出したねじれを基にしてシャフト
1にかかるトルクを算出することができる。
【0006】このようなトルクセンサーは、自動車の電
動パワーステアリングのトルクセンサーなどに用いるこ
とができる。
動パワーステアリングのトルクセンサーなどに用いるこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のトルク
センサーは、光源自体から発せられる光の強度が変化し
た場合には実際に変位がない場合でも、受光量の変化に
より変位があると判定するので、精度が確保できず、信
頼性が保てないという欠点がある。発光量の変化を補償
するためには、発光量を測定してその変化量をもとに補
正するか、発光量が一定となるよう発光量を制御する手
法があるが、このようなトルクセンサーの場合は、発光
量を検出するためには、発光部近傍に光検出器を設置す
る必要があるが、発光部近傍に設置した光検出器では、
開口部11の開口面積変化に伴うスリット板2、3の反
射量の変化の影響を受けやすいため、開口面積の検出精
度が低下する。
センサーは、光源自体から発せられる光の強度が変化し
た場合には実際に変位がない場合でも、受光量の変化に
より変位があると判定するので、精度が確保できず、信
頼性が保てないという欠点がある。発光量の変化を補償
するためには、発光量を測定してその変化量をもとに補
正するか、発光量が一定となるよう発光量を制御する手
法があるが、このようなトルクセンサーの場合は、発光
量を検出するためには、発光部近傍に光検出器を設置す
る必要があるが、発光部近傍に設置した光検出器では、
開口部11の開口面積変化に伴うスリット板2、3の反
射量の変化の影響を受けやすいため、開口面積の検出精
度が低下する。
【0008】本発明は、高精度で信頼性の高い光学式の
変位検出装置を提供することを課題とする。
変位検出装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定物体上
に固定された2枚のスリット板のそれぞれに設けられた
スリットの両方に光を投射させてその透過量により被測
定物体の変位量を測定する変位検出装置において、(1)
被測定物体上に固定され、少なくとも2つのスリットか
らなる第1スリット列を有する第1スリット板と、(2)
被測定物体上に第1スリット板と所定の距離をおいて固
定され、少なくとも2つのスリットからなる第2スリッ
ト列を有する第2スリット板と、(3)第1及び第2スリ
ット列のスリットに対して、光を照射する光源と、(4)
第1及び第2スリット列の所定位置のスリットをはさん
で光源に対向して配置され、受光した光量に応じた電気
信号を出力する少なくとも1つの受光部からなる第1受
光部群と、(5)第1及び第2スリット列の前述の所定位
置と異なる位置のスリットをはさんで光源に対向して配
置され、受光した光量に応じた電気信号を出力する少な
くとも1つの受光部からなる第2受光部群と、(6)第1
及び第2受光部群の出力信号を基にして光源の発光量制
御あるいは出力信号の規格化を行う補償回路と、を備え
ている。
に固定された2枚のスリット板のそれぞれに設けられた
スリットの両方に光を投射させてその透過量により被測
定物体の変位量を測定する変位検出装置において、(1)
被測定物体上に固定され、少なくとも2つのスリットか
らなる第1スリット列を有する第1スリット板と、(2)
被測定物体上に第1スリット板と所定の距離をおいて固
定され、少なくとも2つのスリットからなる第2スリッ
ト列を有する第2スリット板と、(3)第1及び第2スリ
ット列のスリットに対して、光を照射する光源と、(4)
第1及び第2スリット列の所定位置のスリットをはさん
で光源に対向して配置され、受光した光量に応じた電気
信号を出力する少なくとも1つの受光部からなる第1受
光部群と、(5)第1及び第2スリット列の前述の所定位
置と異なる位置のスリットをはさんで光源に対向して配
置され、受光した光量に応じた電気信号を出力する少な
くとも1つの受光部からなる第2受光部群と、(6)第1
及び第2受光部群の出力信号を基にして光源の発光量制
御あるいは出力信号の規格化を行う補償回路と、を備え
ている。
【0010】そして、光源と第1受光部群の各受光部を
結ぶ光路上に配置された第1スリット列のスリットと第
2スリット列のスリットは、両方のスリットを透過する
光の光路に直交する面への投影面積である第1開口面積
が被測定物体の所定方向の変位に応じて拡大するよう配
置されるとともに、光源と第2受光部群の受光部を結ぶ
光路上に配置された第1スリット列のスリットと第2ス
リット列のスリットは、両方のスリットを透過する光の
光路に直交する面への投影面積である第2開口面積が被
測定物体の前記所定方向の変位に応じて縮小するよう配
置されており、第1あるいは第2受光部群の少なくとも
1つの受光部の出力信号に基づいて被測定物体の変位量
を検出することを特徴とする。
結ぶ光路上に配置された第1スリット列のスリットと第
2スリット列のスリットは、両方のスリットを透過する
光の光路に直交する面への投影面積である第1開口面積
が被測定物体の所定方向の変位に応じて拡大するよう配
置されるとともに、光源と第2受光部群の受光部を結ぶ
光路上に配置された第1スリット列のスリットと第2ス
リット列のスリットは、両方のスリットを透過する光の
光路に直交する面への投影面積である第2開口面積が被
測定物体の前記所定方向の変位に応じて縮小するよう配
置されており、第1あるいは第2受光部群の少なくとも
1つの受光部の出力信号に基づいて被測定物体の変位量
を検出することを特徴とする。
【0011】これによれば、被測定物体に固定されたそ
れぞれが複数のスリットを有する2枚のスリット板のス
リットをはさんで、光源と第1及び第2受光部群が配置
されている。そして、光源と第1受光部群のそれぞれの
受光部を結ぶ光路上にある2つのスリットは、スリット
を透過する光の透過面積である第1開口面積が特定の変
位方向に対して拡大するよう配置されている。一方、光
源と第2受光部群のそれぞれの受光部を結ぶ光路上にあ
る2つのスリットは、スリットを透過する光の透過面積
である第2開口面積が前述と同一の特定の変位方向に対
して縮小するよう配置されている。第1受光部群の受光
部には、この第1開口を透過した光が到達する。一方、
第2受光部群の受光部には、第2開口を透過した光が到
達する。それぞれの受光部に到達した光量は、それぞれ
の開口の面積に応じるので、光量から開口面積が算出さ
れる。特定方向の変位に対する第1開口と第2開口の開
口面積の変動はそれぞれ逆になる。したがって、開口面
積の補償を簡単に行える。この開口面積変化は被測定物
体の変位量に対応しているので、変位量が算出される。
れぞれが複数のスリットを有する2枚のスリット板のス
リットをはさんで、光源と第1及び第2受光部群が配置
されている。そして、光源と第1受光部群のそれぞれの
受光部を結ぶ光路上にある2つのスリットは、スリット
を透過する光の透過面積である第1開口面積が特定の変
位方向に対して拡大するよう配置されている。一方、光
源と第2受光部群のそれぞれの受光部を結ぶ光路上にあ
る2つのスリットは、スリットを透過する光の透過面積
である第2開口面積が前述と同一の特定の変位方向に対
して縮小するよう配置されている。第1受光部群の受光
部には、この第1開口を透過した光が到達する。一方、
第2受光部群の受光部には、第2開口を透過した光が到
達する。それぞれの受光部に到達した光量は、それぞれ
の開口の面積に応じるので、光量から開口面積が算出さ
れる。特定方向の変位に対する第1開口と第2開口の開
口面積の変動はそれぞれ逆になる。したがって、開口面
積の補償を簡単に行える。この開口面積変化は被測定物
体の変位量に対応しているので、変位量が算出される。
【0012】さらに、補償回路は、第1及び第2受光部
群の受光部のうち、第1開口面積と第2開口面積の和が
変位量によらずに一定となる受光部を組み合わせて、そ
れらの出力信号の和により光源の発光量制御あるいは出
力信号の規格化を行ってもよい。
群の受光部のうち、第1開口面積と第2開口面積の和が
変位量によらずに一定となる受光部を組み合わせて、そ
れらの出力信号の和により光源の発光量制御あるいは出
力信号の規格化を行ってもよい。
【0013】受光部の出力信号は、到達した光の光量に
対応している。第1開口面積と第1開口面積の和が変位
量によらずに一定となる受光部の組み合わせでは、それ
らの出力信号の和は、基本的に光源の出射光量にのみ依
存する。このため、これを基にすることで、光源の出射
光量の変動が簡単に補償される。
対応している。第1開口面積と第1開口面積の和が変位
量によらずに一定となる受光部の組み合わせでは、それ
らの出力信号の和は、基本的に光源の出射光量にのみ依
存する。このため、これを基にすることで、光源の出射
光量の変動が簡単に補償される。
【0014】また、第1スリット列及び第2スリット列
のスリットは、変位方向に沿って等間隔に配列された複
数の同一形状のスリットを含んでおり、これらのスリッ
トは対応する受光部に対して変位方向に移動可能であっ
てもよい。
のスリットは、変位方向に沿って等間隔に配列された複
数の同一形状のスリットを含んでおり、これらのスリッ
トは対応する受光部に対して変位方向に移動可能であっ
てもよい。
【0015】これによれば、変位方向に沿って同一形状
のスリットが多数並ぶ。これら同一形状のスリットが形
成する光源に対する開口は、変位に対する面積変化も同
一になる。これらのスリットは受光部に対して変位方向
に移動可能である。この移動に伴ってこれらの開口の一
部が受光部の検知範囲の外に出る一方、逆に受光部の検
知範囲内に入ってくる開口も存在する。この結果、受光
部の検知対象となる開口の数が一定に保たれる。
のスリットが多数並ぶ。これら同一形状のスリットが形
成する光源に対する開口は、変位に対する面積変化も同
一になる。これらのスリットは受光部に対して変位方向
に移動可能である。この移動に伴ってこれらの開口の一
部が受光部の検知範囲の外に出る一方、逆に受光部の検
知範囲内に入ってくる開口も存在する。この結果、受光
部の検知対象となる開口の数が一定に保たれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。なお、それぞれの図面に表示された
各構成部分の大きさ、間隔は、実際の寸法とは一致しな
い。
施形態を説明する。なお、それぞれの図面に表示された
各構成部分の大きさ、間隔は、実際の寸法とは一致しな
い。
【0017】ここでは、回転するシャフトのねじれを検
出するねじれ検出装置を例に説明する。図1は、本発明
のねじれ検出装置の斜視図であり、図2は、その縦断面
図であり、図3は、そのスリット部分の拡大図である。
また、図4は、本発明の補償回路の回路図である。
出するねじれ検出装置を例に説明する。図1は、本発明
のねじれ検出装置の斜視図であり、図2は、その縦断面
図であり、図3は、そのスリット部分の拡大図である。
また、図4は、本発明の補償回路の回路図である。
【0018】まず、図1〜図3を参照して、このねじれ
検出装置の構成を説明する。図1に示されるように、ね
じれを検出する対象となる回転するシャフト1に、2枚
の円盤状のスリット板2、3が中心をシャフト1に貫か
れて、互いに所定の距離をおいて固着具等により固定さ
れている。これらのスリット板2、3は、以下の構成と
なっている。
検出装置の構成を説明する。図1に示されるように、ね
じれを検出する対象となる回転するシャフト1に、2枚
の円盤状のスリット板2、3が中心をシャフト1に貫か
れて、互いに所定の距離をおいて固着具等により固定さ
れている。これらのスリット板2、3は、以下の構成と
なっている。
【0019】例えば、図3に示されるように、スリット
板2の外周部には、スリット高さ(スリット板2の径方
向に対する長さ)xで平均スリット幅(スリット板2の
周方向に対する長さの平均)aの第1のスリット7が周
方向に間隔cをおいて並べて配置されている。スリット
板2のこのスリット7の内周側には、スリット高さyで
平均スリット幅bの第2のスリット8が周方向に間隔d
をおいて並べて配置されている。ここで、それぞれのス
リット7、8の中心とスリット板2の中心の距離をそれ
ぞれr1、r2とすると、 a/r1=b/r2 c/r1=c/r2 が成立する。これは、シャフト1のねじれ、つまり周方
向への回転変位が起こったときにそれぞれのスリット
7、8位置での変位量に対する平均スリット幅の比率は
同一であることを意味する。さらに、それぞれのスリッ
ト7、8の面積をS1、S2とすると、 S1=S2=ax=by が成立する。
板2の外周部には、スリット高さ(スリット板2の径方
向に対する長さ)xで平均スリット幅(スリット板2の
周方向に対する長さの平均)aの第1のスリット7が周
方向に間隔cをおいて並べて配置されている。スリット
板2のこのスリット7の内周側には、スリット高さyで
平均スリット幅bの第2のスリット8が周方向に間隔d
をおいて並べて配置されている。ここで、それぞれのス
リット7、8の中心とスリット板2の中心の距離をそれ
ぞれr1、r2とすると、 a/r1=b/r2 c/r1=c/r2 が成立する。これは、シャフト1のねじれ、つまり周方
向への回転変位が起こったときにそれぞれのスリット
7、8位置での変位量に対する平均スリット幅の比率は
同一であることを意味する。さらに、それぞれのスリッ
ト7、8の面積をS1、S2とすると、 S1=S2=ax=by が成立する。
【0020】一方、スリット板3の外周部には、スリッ
ト7と同一の高さx、平均幅aの第3のスリット9がス
リット板3の中心からr1の位置に周方向に間隔cをお
いて配置されている。これらのスリット9は、シャフト
1に変位のない状態では、スリット板2方向からみて例
えば図3のように、スリット7に対して時計回りの方向
にa/2だけずらして配置されている。したがって、ス
リット7とスリット9により形成される第1の開口11
は、シャフト1に変位のない状態では、幅がa/2、高
さがxになる。したがって、この時の面積はスリット
7、9の半分のS1/2になる。
ト7と同一の高さx、平均幅aの第3のスリット9がス
リット板3の中心からr1の位置に周方向に間隔cをお
いて配置されている。これらのスリット9は、シャフト
1に変位のない状態では、スリット板2方向からみて例
えば図3のように、スリット7に対して時計回りの方向
にa/2だけずらして配置されている。したがって、ス
リット7とスリット9により形成される第1の開口11
は、シャフト1に変位のない状態では、幅がa/2、高
さがxになる。したがって、この時の面積はスリット
7、9の半分のS1/2になる。
【0021】スリット9の内周には、スリット8と同一
の高さy、平均幅bの第4のスリット10がスリット板
3の中心からr2の位置に周方向に間隔dをおいて配置
されている。これらのスリット10は、シャフト1に変
位のない状態では、スリット板2方向からみて例えば図
3のように、スリット8に対して反時計回りの方向にb
/2だけずらして配置されている。したがって、スリッ
ト8とスリット10により形成される第2の開口12
は、シャフト1に変位のない状態では、幅がb/2、高
さがyになる。したがって、この時の面積はスリット
8、10の半分のS2/2となり、これは第1の開口1
1の面積に等しい。
の高さy、平均幅bの第4のスリット10がスリット板
3の中心からr2の位置に周方向に間隔dをおいて配置
されている。これらのスリット10は、シャフト1に変
位のない状態では、スリット板2方向からみて例えば図
3のように、スリット8に対して反時計回りの方向にb
/2だけずらして配置されている。したがって、スリッ
ト8とスリット10により形成される第2の開口12
は、シャフト1に変位のない状態では、幅がb/2、高
さがyになる。したがって、この時の面積はスリット
8、10の半分のS2/2となり、これは第1の開口1
1の面積に等しい。
【0022】これらのスリット7〜10の配置は、以上
の説明に限られるものではなく、シャフトに変位のない
状態でそれぞれのスリット9が対応するスリット7に対
して反時計回りの方向にa/2だけずらして配置され、
それぞれのスリット10は対応するスリット8に対して
時計回りの方向にb/2だけずらして配置されていても
よい。また、図3に示されるようにスリット10がスリ
ット9とスリット板3の中心との間に配置されていても
よいし、逆にスリット8がスリット7とスリット板2の
中心との間に配置されていてもよいし、いずれのスリッ
ト8、10もスリット7、9から周方向にずれた位置に
配置されていてもよい。また、ここでは、スリット9、
10の高さ、幅をスリット7、8と同一としたが、スリ
ット7、8とスリット9、10の高さ、幅を異ならせて
もよい。
の説明に限られるものではなく、シャフトに変位のない
状態でそれぞれのスリット9が対応するスリット7に対
して反時計回りの方向にa/2だけずらして配置され、
それぞれのスリット10は対応するスリット8に対して
時計回りの方向にb/2だけずらして配置されていても
よい。また、図3に示されるようにスリット10がスリ
ット9とスリット板3の中心との間に配置されていても
よいし、逆にスリット8がスリット7とスリット板2の
中心との間に配置されていてもよいし、いずれのスリッ
ト8、10もスリット7、9から周方向にずれた位置に
配置されていてもよい。また、ここでは、スリット9、
10の高さ、幅をスリット7、8と同一としたが、スリ
ット7、8とスリット9、10の高さ、幅を異ならせて
もよい。
【0023】図1、図2に示されるようにスリット板
2、3の所定位置の開口11、12に光を投光するLE
D等の発光素子4はシャフト1に対して所定の位置に固
定されている。また、発光素子4から出射して開口11
を透過した光の光路上には受光素子5が、同じく発光素
子4から出射して開口12を透過した光の光路上には受
光素子6がそれぞれ配置されていて、受光した光の光量
に応じた電気信号を出力する。これらの受光素子5、6
にはフォトダイオードなどを用いることができる。した
がって、発光素子4と受光素子5、6は、スリット板
2、3をはさんで対向して配置されている。ここでは、
発光素子4及び受光素子5、6は、シャフト1に対する
所定の位置に固定され、シャフト1が回転してもこれに
伴って移動しない構成としている。
2、3の所定位置の開口11、12に光を投光するLE
D等の発光素子4はシャフト1に対して所定の位置に固
定されている。また、発光素子4から出射して開口11
を透過した光の光路上には受光素子5が、同じく発光素
子4から出射して開口12を透過した光の光路上には受
光素子6がそれぞれ配置されていて、受光した光の光量
に応じた電気信号を出力する。これらの受光素子5、6
にはフォトダイオードなどを用いることができる。した
がって、発光素子4と受光素子5、6は、スリット板
2、3をはさんで対向して配置されている。ここでは、
発光素子4及び受光素子5、6は、シャフト1に対する
所定の位置に固定され、シャフト1が回転してもこれに
伴って移動しない構成としている。
【0024】図4は、本実施形態の補償回路13の回路
図である。図4に示されるように、フォトダイオードで
ある受光素子5、6の出力はそれぞれ、負入力端と出力
端の間に抵抗23、24が接続された演算増幅器20、
21の負入力端に接続されている。演算増幅器20の出
力端は2つに分岐されて一方が補償回路13の出力端2
9に、他の一方が抵抗25を介して演算増幅器22の負
入力端に接続されている。一方、演算増幅器21の出力
端は、抵抗26を介して同じく演算増幅器22の負入力
端に接続されている。演算増幅器22の正入力端には、
電源28が接続されており、演算増幅器22の負入力端
と出力端の間には抵抗27が接続されている。演算増幅
器22の出力端は、抵抗30を介して発光素子4に接続
されている。
図である。図4に示されるように、フォトダイオードで
ある受光素子5、6の出力はそれぞれ、負入力端と出力
端の間に抵抗23、24が接続された演算増幅器20、
21の負入力端に接続されている。演算増幅器20の出
力端は2つに分岐されて一方が補償回路13の出力端2
9に、他の一方が抵抗25を介して演算増幅器22の負
入力端に接続されている。一方、演算増幅器21の出力
端は、抵抗26を介して同じく演算増幅器22の負入力
端に接続されている。演算増幅器22の正入力端には、
電源28が接続されており、演算増幅器22の負入力端
と出力端の間には抵抗27が接続されている。演算増幅
器22の出力端は、抵抗30を介して発光素子4に接続
されている。
【0025】続いて、本実施形態の動作を説明する。発
光素子4からは、スリット板2、3の所定範囲にある開
口11、12に光が照射される。ここで、シャフト1と
スリット板2、3は共に回転運動可能であるので、これ
らが回転運動しているときには、スリット板2、3上に
形成された開口11、12も周方向に移動する。発光素
子4はシャフト1の回転運動からは独立であり、共に移
動することはない。したがって、発光素子4から出射さ
れた光の照射範囲の開口11、12はこのシャフト1の
回転運動に伴い照射範囲外へ移動する。一方、照射範囲
外へ移動するのと同数の開口11、12が照射範囲外か
らこの照射範囲に入ってくる。したがって、照射範囲
は、範囲内に常に一定の数の開口11、12が存在する
ように設定することが好ましい。これらの照射範囲内の
開口11、12を透過した光は、受光素子5、6にそれ
ぞれ到達して光量に応じた電気信号に変換される。受光
素子5、6は、それぞれ照射範囲内の開口11、12の
うち常に一定の数の開口11、12の光を検出すること
が好ましい。検出対象となる開口11、12の数が位置
により変動するときには、ピークホールド回路を利用し
て、検出対象となる開口11、12の個数が最大になっ
たときの電気信号を用いればよい。
光素子4からは、スリット板2、3の所定範囲にある開
口11、12に光が照射される。ここで、シャフト1と
スリット板2、3は共に回転運動可能であるので、これ
らが回転運動しているときには、スリット板2、3上に
形成された開口11、12も周方向に移動する。発光素
子4はシャフト1の回転運動からは独立であり、共に移
動することはない。したがって、発光素子4から出射さ
れた光の照射範囲の開口11、12はこのシャフト1の
回転運動に伴い照射範囲外へ移動する。一方、照射範囲
外へ移動するのと同数の開口11、12が照射範囲外か
らこの照射範囲に入ってくる。したがって、照射範囲
は、範囲内に常に一定の数の開口11、12が存在する
ように設定することが好ましい。これらの照射範囲内の
開口11、12を透過した光は、受光素子5、6にそれ
ぞれ到達して光量に応じた電気信号に変換される。受光
素子5、6は、それぞれ照射範囲内の開口11、12の
うち常に一定の数の開口11、12の光を検出すること
が好ましい。検出対象となる開口11、12の数が位置
により変動するときには、ピークホールド回路を利用し
て、検出対象となる開口11、12の個数が最大になっ
たときの電気信号を用いればよい。
【0026】シャフト1にねじれ、すなわち変位がある
と、スリット板2と3は、互いに逆の周方向に回転移動
する。この時に、互いの移動の方向と大きさによって開
口11、12の開口面積が変化する。具体的にいうと、
本実施形態では、図3に示すようなスリット構造となっ
ているので、スリット板3がスリット板2に対して時計
回り(図3中の矢印Aの方向)に移動するねじれが起こ
った場合は、スリット板3の外周部のスリット9は、ス
リット板2の外周部のスリット7から離れるので、開口
11の幅が縮小して面積も小さくなる。この面積変化は
変位量に比例する。一方、内周部では、スリット板3の
スリット10は、スリット板2のスリット8に接近する
ので、開口12の幅が拡大して面積も大きくなる。逆
に、スリット3がスリット板2に対して反時計回り(同
図中の矢印Bの方向)に移動するねじれが起こった場合
には、開口11の幅が拡大して面積が大きくなり、開口
12の幅が縮小して面積が小さくなる。前述したよう
に、変位量とスリットの幅の比が一定となるように設定
し、スリット面積もそれぞれ同一に設定しているので、
開口11と12の変位量に応じた面積の変化量はそれぞ
れ同一になり、その面積の和は常に一定となる。開口1
1、12の開口面積が大きければ発光素子4から開口1
1、12を経て受光素子5、6に入射する光量も多くな
る。一方、開口面積が少なければ、発光素子4から開口
11、12を経て受光素子5、6に入射する光量も少な
くなる。
と、スリット板2と3は、互いに逆の周方向に回転移動
する。この時に、互いの移動の方向と大きさによって開
口11、12の開口面積が変化する。具体的にいうと、
本実施形態では、図3に示すようなスリット構造となっ
ているので、スリット板3がスリット板2に対して時計
回り(図3中の矢印Aの方向)に移動するねじれが起こ
った場合は、スリット板3の外周部のスリット9は、ス
リット板2の外周部のスリット7から離れるので、開口
11の幅が縮小して面積も小さくなる。この面積変化は
変位量に比例する。一方、内周部では、スリット板3の
スリット10は、スリット板2のスリット8に接近する
ので、開口12の幅が拡大して面積も大きくなる。逆
に、スリット3がスリット板2に対して反時計回り(同
図中の矢印Bの方向)に移動するねじれが起こった場合
には、開口11の幅が拡大して面積が大きくなり、開口
12の幅が縮小して面積が小さくなる。前述したよう
に、変位量とスリットの幅の比が一定となるように設定
し、スリット面積もそれぞれ同一に設定しているので、
開口11と12の変位量に応じた面積の変化量はそれぞ
れ同一になり、その面積の和は常に一定となる。開口1
1、12の開口面積が大きければ発光素子4から開口1
1、12を経て受光素子5、6に入射する光量も多くな
る。一方、開口面積が少なければ、発光素子4から開口
11、12を経て受光素子5、6に入射する光量も少な
くなる。
【0027】受光素子5、6の出力電気信号は、それぞ
れ演算増幅器20、21で電圧信号に変換され、このう
ち受光素子5からの出力信号に対応する電圧信号が外部
に出力される。一方、変換されたそれぞれの受光素子
5、6の出力電圧信号は、演算増幅器22の負入力端に
入力される。演算増幅器22の正入力端には、電源28
が接続されている。したがって、演算増幅器22から
は、電源28の電圧から受光素子5、6で受光した光量
の和に応じた電圧を差し引いた電圧信号が出力されて抵
抗30を介して発光素子4に印加される。このため、発
光素子4の光量が所定の光量より大きくなると、電源2
8の電圧から差し引かれる電圧値が大きくなって印加電
圧が小さくなるので、発光素子4の光量を下げる制御が
行われる。一方、発光素子4の光量が所定の光量より小
さい場合は、電源28の電圧から差し引かれる電圧値が
小さくなって印加電圧は大きくなるので、発光素子4の
光量を上げる制御が行われる。こうして発光素子4の光
量は一定に保たれる。本発明では、受光素子5、6の出
力信号を基に発光素子4の光量を制御するので、発光素
子4の近傍で光量をモニターする場合に比べてスリット
板2、3による反射やモニター位置の影響を受けること
がなく、正確な光量補償が行える。
れ演算増幅器20、21で電圧信号に変換され、このう
ち受光素子5からの出力信号に対応する電圧信号が外部
に出力される。一方、変換されたそれぞれの受光素子
5、6の出力電圧信号は、演算増幅器22の負入力端に
入力される。演算増幅器22の正入力端には、電源28
が接続されている。したがって、演算増幅器22から
は、電源28の電圧から受光素子5、6で受光した光量
の和に応じた電圧を差し引いた電圧信号が出力されて抵
抗30を介して発光素子4に印加される。このため、発
光素子4の光量が所定の光量より大きくなると、電源2
8の電圧から差し引かれる電圧値が大きくなって印加電
圧が小さくなるので、発光素子4の光量を下げる制御が
行われる。一方、発光素子4の光量が所定の光量より小
さい場合は、電源28の電圧から差し引かれる電圧値が
小さくなって印加電圧は大きくなるので、発光素子4の
光量を上げる制御が行われる。こうして発光素子4の光
量は一定に保たれる。本発明では、受光素子5、6の出
力信号を基に発光素子4の光量を制御するので、発光素
子4の近傍で光量をモニターする場合に比べてスリット
板2、3による反射やモニター位置の影響を受けること
がなく、正確な光量補償が行える。
【0028】このように発光素子4の光量は一定に保た
れるので、出力端29からの出力電圧は、図3の矢印A
方向に変位しているときには変位量に応じて小さく、反
対の矢印B方向に変位しているときには変位量に応じて
大きくなり、変位がないときには、常に一定の出力に保
たれる。この出力電圧を測定することによって、変位の
方向と変位の大きさを精度よく検出することができる。
れるので、出力端29からの出力電圧は、図3の矢印A
方向に変位しているときには変位量に応じて小さく、反
対の矢印B方向に変位しているときには変位量に応じて
大きくなり、変位がないときには、常に一定の出力に保
たれる。この出力電圧を測定することによって、変位の
方向と変位の大きさを精度よく検出することができる。
【0029】以上の説明では、発光素子4と受光素子
5、6はシャフト1の回転運動から自由な状態で固定さ
れている形態としたが、発光素子4と受光素子5、6が
シャフト1の所定部分に対して固定されて共に回転運動
可能な形態としてもよい。この場合は、発光素子4と受
光素子5、6はシャフト1のねじれに影響されて位置が
移動しないよう固定する必要がある。この場合は、スリ
ット7〜10は、スリット板2、3の円周全体に配列す
る必要はなく、発光素子4と受光素子5、6に対応する
位置にのみ設ければよい。
5、6はシャフト1の回転運動から自由な状態で固定さ
れている形態としたが、発光素子4と受光素子5、6が
シャフト1の所定部分に対して固定されて共に回転運動
可能な形態としてもよい。この場合は、発光素子4と受
光素子5、6はシャフト1のねじれに影響されて位置が
移動しないよう固定する必要がある。この場合は、スリ
ット7〜10は、スリット板2、3の円周全体に配列す
る必要はなく、発光素子4と受光素子5、6に対応する
位置にのみ設ければよい。
【0030】また、スリット板2、3状のスリットは2
列に限らず、3列以上のスリットを設けてもよい。この
場合は、変位によらず開口面積の和が一定となるスリッ
トの組み合わせを用いてそれらを透過する光量の和を検
出して発光素子4の光量補償を行い、変位に応じて開口
面積が変化するスリットの組み合わせを用いてそれらを
透過する光量を検出してそれをもとに変位量及び大きさ
を検出してもよい。この場合、光量補償と変位検出の精
度を高めることができる。
列に限らず、3列以上のスリットを設けてもよい。この
場合は、変位によらず開口面積の和が一定となるスリッ
トの組み合わせを用いてそれらを透過する光量の和を検
出して発光素子4の光量補償を行い、変位に応じて開口
面積が変化するスリットの組み合わせを用いてそれらを
透過する光量を検出してそれをもとに変位量及び大きさ
を検出してもよい。この場合、光量補償と変位検出の精
度を高めることができる。
【0031】また、受光素子には、それぞれに独立の受
光素子を用いるのではなく、受光面が分割された分割フ
ォトダイオードを用いてもよい。
光素子を用いるのではなく、受光面が分割された分割フ
ォトダイオードを用いてもよい。
【0032】あるいは、光量補償には、発光素子の発光
量を制御するのではなく、出力端からの出力を発光素子
の発光量に応じて補正するものでもよい。
量を制御するのではなく、出力端からの出力を発光素子
の発光量に応じて補正するものでもよい。
【0033】次に、図5を参照して本発明の応用である
他の実施形態を説明する。図5(a)は位置ずれ検出器の
断面構成図、同図(b)は、歪み検出器の斜視図、同図(c)
は、伸び検出器の斜視図である。
他の実施形態を説明する。図5(a)は位置ずれ検出器の
断面構成図、同図(b)は、歪み検出器の斜視図、同図(c)
は、伸び検出器の斜視図である。
【0034】同図(a)の位置ずれ検出器31は、2つの
スリット板2、3のスリット7〜10によって形成され
た開口11、12をはさんで発光素子4と受光素子5、
6を対向させている。この検出器31のスリットは、矢
印C方向の位置ずれ量に応じて、開口11、12のそれ
ぞれの面積が変化し、それらの面積の和は常に一定にな
り、所定の位置でそれぞれの面積が等しくなるよう配置
されている。したがって、前述のねじれ検出器の場合と
同様の方法で、精度よく位置ずれ量を検出することがで
き、それぞれの面積を等しくする、つまり受光素子5、
6の検出光量を等しくすることで正確な位置決めが可能
となる。
スリット板2、3のスリット7〜10によって形成され
た開口11、12をはさんで発光素子4と受光素子5、
6を対向させている。この検出器31のスリットは、矢
印C方向の位置ずれ量に応じて、開口11、12のそれ
ぞれの面積が変化し、それらの面積の和は常に一定にな
り、所定の位置でそれぞれの面積が等しくなるよう配置
されている。したがって、前述のねじれ検出器の場合と
同様の方法で、精度よく位置ずれ量を検出することがで
き、それぞれの面積を等しくする、つまり受光素子5、
6の検出光量を等しくすることで正確な位置決めが可能
となる。
【0035】同図(b)の歪み検出器32と同図(c)の伸び
検出器33は、ほぼ同様の構成をしている。被検出物体
35上に2つのスリット板2、3が固定されている。こ
のスリット板2、3には、それぞれ変位方向に沿って2
段にスリット7〜10が配置されている。これらのスリ
ット7〜10は前述のねじれ検出器の場合と同様の構成
であり、スリットの面積、幅、高さが同一で、配列間隔
も同一である。同図(b)の矢印D方向あるいは同図(c)の
矢印E方向に歪みあるいは伸びが生じたときに、例え
ば、上段のスリット7と9が形成する開口11の面積が
大きくなり、下段のスリット8と10が形成する開口1
2の面積が小さくなるように配置されている。そしてそ
れぞれの開口の面積の和は一定となる。したがって、開
口面積の和を利用して発光素子4の光量を補償し、受光
素子5、6のいずれかの出力を基に変位量を精度よく検
出することができる。
検出器33は、ほぼ同様の構成をしている。被検出物体
35上に2つのスリット板2、3が固定されている。こ
のスリット板2、3には、それぞれ変位方向に沿って2
段にスリット7〜10が配置されている。これらのスリ
ット7〜10は前述のねじれ検出器の場合と同様の構成
であり、スリットの面積、幅、高さが同一で、配列間隔
も同一である。同図(b)の矢印D方向あるいは同図(c)の
矢印E方向に歪みあるいは伸びが生じたときに、例え
ば、上段のスリット7と9が形成する開口11の面積が
大きくなり、下段のスリット8と10が形成する開口1
2の面積が小さくなるように配置されている。そしてそ
れぞれの開口の面積の和は一定となる。したがって、開
口面積の和を利用して発光素子4の光量を補償し、受光
素子5、6のいずれかの出力を基に変位量を精度よく検
出することができる。
【0036】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
所定方向の変位に応じて面積が拡大する開口と面積が縮
小する開口の2種類の開口を形成するスリットを設けた
スリット板を被測定物体上に配置し、それぞれの開口を
透過した光を独立に検出している。したがって、変位に
応じて一方の開口を透過した光の光量は増加し、一方の
開口を透過した光の光量は減少するので、それぞれの開
口の開口面積の変化すなわち被測定物体の変位量を算出
することができる。さらに、光源の光量が同一の場合
は、変位に応じたこれら2種類の開口での光量の変化は
逆の傾向を示すので、これら2種類の開口での光量変化
を基にして光源の光量の変化を補償することができる。
これにより光源の光量変化によらずに精度の良い変位量
の測定が可能である。
所定方向の変位に応じて面積が拡大する開口と面積が縮
小する開口の2種類の開口を形成するスリットを設けた
スリット板を被測定物体上に配置し、それぞれの開口を
透過した光を独立に検出している。したがって、変位に
応じて一方の開口を透過した光の光量は増加し、一方の
開口を透過した光の光量は減少するので、それぞれの開
口の開口面積の変化すなわち被測定物体の変位量を算出
することができる。さらに、光源の光量が同一の場合
は、変位に応じたこれら2種類の開口での光量の変化は
逆の傾向を示すので、これら2種類の開口での光量変化
を基にして光源の光量の変化を補償することができる。
これにより光源の光量変化によらずに精度の良い変位量
の測定が可能である。
【0037】さらに、開口面積の和が同一となる開口を
組み合わせて、これらを透過する光を検出する検出部の
出力電圧の和を補償回路に利用すれば、この出力電圧の
和は光源の投射光量にのみ依存するので、簡単に光源の
光量変化の補償を行うことができる。また、出力電圧の
和を求める回路は演算増幅器により簡単に構成できるの
で、回路構成が簡単で、低コスト化が図れる。
組み合わせて、これらを透過する光を検出する検出部の
出力電圧の和を補償回路に利用すれば、この出力電圧の
和は光源の投射光量にのみ依存するので、簡単に光源の
光量変化の補償を行うことができる。また、出力電圧の
和を求める回路は演算増幅器により簡単に構成できるの
で、回路構成が簡単で、低コスト化が図れる。
【0038】また、同一形状のスリットを変位方向に沿
って等間隔に配列し、これらのスリットは受光部に対し
て変位方向に移動可能とすれば、スリットの移動によら
ずに、受光部の検知対象となる光が透過するスリットの
数が一定に保たれる。したがって、検知範囲にあるスリ
ットの数が変動することにより生ずる受光部に到達する
光量すなわち受光部の出力信号の変動を防止でき、精度
の良いリアルタイムの変位量測定が可能となる。
って等間隔に配列し、これらのスリットは受光部に対し
て変位方向に移動可能とすれば、スリットの移動によら
ずに、受光部の検知対象となる光が透過するスリットの
数が一定に保たれる。したがって、検知範囲にあるスリ
ットの数が変動することにより生ずる受光部に到達する
光量すなわち受光部の出力信号の変動を防止でき、精度
の良いリアルタイムの変位量測定が可能となる。
【図1】本発明の一実施形態のねじれ検出装置の斜視図
である。
である。
【図2】図1の装置の縦断面図である。
【図3】図1の装置のスリット板の拡大正面図である。
【図4】図1の装置の補償回路の回路図である。
【図5】本発明の他の実施形態の変位検出装置の断面図
及び斜視図である。
及び斜視図である。
【図6】従来のねじれ検出によるトルクセンサーの断面
図及び一部拡大図である。
図及び一部拡大図である。
1…シャフト、2、3…スリット板、4…発光素子、
5、6…受光素子、7〜10…スリット、11、12…
開口、13…補償回路、20〜22…演算増幅器、23
〜27、30…抵抗、28…電源、29…出力端、31
…位置ずれ検出器、32…歪み検出器、33…伸び検出
器、35…被測定物体。
5、6…受光素子、7〜10…スリット、11、12…
開口、13…補償回路、20〜22…演算増幅器、23
〜27、30…抵抗、28…電源、29…出力端、31
…位置ずれ検出器、32…歪み検出器、33…伸び検出
器、35…被測定物体。
Claims (3)
- 【請求項1】 被測定物体上に固定された2枚のスリッ
ト板のそれぞれに設けられたスリットの両方に光を投射
させてその透過量により被測定物体の変位量を測定する
変位検出装置において、 被測定物体上に固定され、少なくとも2つのスリットか
らなる第1スリット列を有する第1スリット板と、 被測定物体上に前記第1スリット板と所定の距離をおい
て固定され、少なくとも2つのスリットからなる第2ス
リット列を有する第2スリット板と、 前記第1及び第2スリット列のスリットに対して、光を
照射する光源と、 前記第1及び第2スリット列の所定位置のスリットをは
さんで前記光源に対向して配置され、受光した光量に応
じた電気信号を出力する少なくとも1つの受光部からな
る第1受光部群と、 前記第1及び第2スリット列の前記所定位置と異なる位
置のスリットをはさんで前記光源に対向して配置され、
受光した光量に応じた電気信号を出力する少なくとも1
つの受光部からなる第2受光部群と、 前記第1及び第2受光部群の出力信号を基にして前記光
源の発光量制御あるいは前記出力信号の規格化を行う補
償回路と、 を備えており、 前記光源と前記第1受光部群の各受光部を結ぶ光路上に
配置された前記第1スリット列のスリットと前記第2ス
リット列のスリットは、両方のスリットを透過する光の
光路に直交する面への投影面積である第1開口面積が前
記被測定物体の所定方向の変位に応じて拡大するよう配
置されるとともに、前記光源と前記第2受光部群の受光
部を結ぶ光路上に配置された前記第1スリット列のスリ
ットと前記第2スリット列のスリットは、両方のスリッ
トを透過する光の光路に直交する面への投影面積である
第2開口面積が前記被測定物体の前記所定方向の変位に
応じて縮小するよう配置されており、前記第1あるいは
第2受光部群の少なくとも1つの受光部の出力信号に基
づいて前記被測定物体の変位量を検出することを特徴と
する変位検出装置。 - 【請求項2】 前記補償回路は、前記第1及び第2受光
部群の受光部のうち、前記第1開口面積と第2開口面積
の和が変位量によらずに一定となる受光部を組み合わせ
て、それらの出力信号の和により前記光源の発光量制御
あるいは前記出力信号の規格化を行う請求項1記載の変
位検出装置。 - 【請求項3】 前記第1スリット列及び第2スリット列
のスリットは、変位方向に沿って等間隔に配列された複
数の同一形状のスリットを含んでおり、これらのスリッ
トは対応する受光部に対して変位方向に移動可能である
ことを特徴とする請求項1または2記載の変位検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12755197A JPH10318724A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 変位検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12755197A JPH10318724A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 変位検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318724A true JPH10318724A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14962814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12755197A Pending JPH10318724A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 変位検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318724A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003294491A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-10-15 | Independence Technology Llc | センサ |
| JP2018127315A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12755197A patent/JPH10318724A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003294491A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-10-15 | Independence Technology Llc | センサ |
| JP2018127315A (ja) * | 2017-02-08 | 2018-08-16 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
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