JPH10318906A - シースフロー式粒子分析装置 - Google Patents
シースフロー式粒子分析装置Info
- Publication number
- JPH10318906A JPH10318906A JP9125700A JP12570097A JPH10318906A JP H10318906 A JPH10318906 A JP H10318906A JP 9125700 A JP9125700 A JP 9125700A JP 12570097 A JP12570097 A JP 12570097A JP H10318906 A JPH10318906 A JP H10318906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- sample
- nozzles
- flow cell
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002245 particle Substances 0.000 title claims abstract description 39
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims abstract description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 6
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 23
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 21
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 8
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 6
- 210000003743 erythrocyte Anatomy 0.000 description 4
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 3
- 239000006285 cell suspension Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000000265 leukocyte Anatomy 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000003921 particle size analysis Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定時間の短縮化を図ることができ、しかも
フローセルの大型化を招くことのないシースフロー式粒
子分析装置を提供する。 【解決手段】 シースフロー式粒子分析装置は、2つの
室を有するフローセル2と、このフローセル2の内部に
配された一対の電極6・6とを備えている。フローセル
2の2つの室は1つの検出用細孔4によって連通してい
る。フローセル2の一方の室には、2本のノズル10・
11がそれらの先端部を細孔4の方へ向けて配設されて
いる。これらのノズル10・11は、同一径で同一長さ
を有しており、互いに平行に配されて、それらの基端部
がフローセル2の外部におけるノズル取付体12に埋め
込み状に固定されている。
フローセルの大型化を招くことのないシースフロー式粒
子分析装置を提供する。 【解決手段】 シースフロー式粒子分析装置は、2つの
室を有するフローセル2と、このフローセル2の内部に
配された一対の電極6・6とを備えている。フローセル
2の2つの室は1つの検出用細孔4によって連通してい
る。フローセル2の一方の室には、2本のノズル10・
11がそれらの先端部を細孔4の方へ向けて配設されて
いる。これらのノズル10・11は、同一径で同一長さ
を有しており、互いに平行に配されて、それらの基端部
がフローセル2の外部におけるノズル取付体12に埋め
込み状に固定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シースフロー式粒
子分析装置に関するものであり、さらに詳しくは、シー
スフローセルを用いて、血液試料などの粒子含有試料に
おける粒子の分析を行うためのシースフロー抵抗式粒子
分析装置に関するものである。
子分析装置に関するものであり、さらに詳しくは、シー
スフローセルを用いて、血液試料などの粒子含有試料に
おける粒子の分析を行うためのシースフロー抵抗式粒子
分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の粒子分析装置を図9に示す。この
図9において、2はフローセル、4は検出用細孔、6は
電極、8は試料吸引管、10は試料ノズル、14は電源
を、それぞれ示している。また、16は信号検出装置、
18は粒径解析装置、20は流体制御装置、24はフロ
ントシース液流入口、26はバックシース液流出口を、
それぞれ示している。
図9において、2はフローセル、4は検出用細孔、6は
電極、8は試料吸引管、10は試料ノズル、14は電源
を、それぞれ示している。また、16は信号検出装置、
18は粒径解析装置、20は流体制御装置、24はフロ
ントシース液流入口、26はバックシース液流出口を、
それぞれ示している。
【0003】このような粒子分析装置にあっては、フロ
ーセル2内における試料流形成部は、図示するように1
つであるため、一度に1種類の試料流のみしか測定する
ことができない。
ーセル2内における試料流形成部は、図示するように1
つであるため、一度に1種類の試料流のみしか測定する
ことができない。
【0004】この結果、2種類以上の性状の異なる試薬
で処理した試料を使用する場合には1.第1の試料を測
定した後に試料流と吐出用の流路を一度洗浄し、その後
に第2以降の試料を測定するか、2.使用する試薬ごと
に別々のフローセル2を準備するかのいずれかで測定し
なければならない。
で処理した試料を使用する場合には1.第1の試料を測
定した後に試料流と吐出用の流路を一度洗浄し、その後
に第2以降の試料を測定するか、2.使用する試薬ごと
に別々のフローセル2を準備するかのいずれかで測定し
なければならない。
【0005】このため、測定に時間がかかったり、また
はフローセル2が大型化するという問題があった。
はフローセル2が大型化するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる実情
に鑑みてなされたものであり、従来のものに比べて、測
定時間の短縮化を図ることができ、しかもフローセルの
大型化を招くことのないシースフロー式粒子分析装置を
提供することをその課題とする。
に鑑みてなされたものであり、従来のものに比べて、測
定時間の短縮化を図ることができ、しかもフローセルの
大型化を招くことのないシースフロー式粒子分析装置を
提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、細孔を
有するフローセルと、このフローセルの細孔に向けてそ
れぞれ複数の粒子含有試料を同時に導入することができ
る複数のノズルとを備え、さらに、ノズルの途中におい
てノズル内の主流路から側方に分岐された側方流路を備
えてなるシースフロー式粒子分析装置が提供される。
有するフローセルと、このフローセルの細孔に向けてそ
れぞれ複数の粒子含有試料を同時に導入することができ
る複数のノズルとを備え、さらに、ノズルの途中におい
てノズル内の主流路から側方に分岐された側方流路を備
えてなるシースフロー式粒子分析装置が提供される。
【0008】複数のノズルは、例えば2〜6本の中から
目的に応じて適宜本数が選択される。複数のノズルは、
フローセルの細孔に向けてそれぞれ複数の粒子含有試料
を、所望により同時にまたは時間差をつけて導入する。
このような複数のノズルにより、混合することのできな
い試料懸濁液を1つのフローセルで測定できるうえ、1
のノズルで試料を測定している際に他のノズルの流路内
を洗浄して次検体を充填することができるため測定の高
速化が可能になる。また、同じ試料を連続して測定する
場合においても複数のノズルを交互に使用することで高
速化が可能になる。
目的に応じて適宜本数が選択される。複数のノズルは、
フローセルの細孔に向けてそれぞれ複数の粒子含有試料
を、所望により同時にまたは時間差をつけて導入する。
このような複数のノズルにより、混合することのできな
い試料懸濁液を1つのフローセルで測定できるうえ、1
のノズルで試料を測定している際に他のノズルの流路内
を洗浄して次検体を充填することができるため測定の高
速化が可能になる。また、同じ試料を連続して測定する
場合においても複数のノズルを交互に使用することで高
速化が可能になる。
【0009】複数のノズルの配設状態としては、フロー
セルの一方の室のスペースの状態などに応じて、同一平
面上に、例えば、これらが互いに平行にかつ同一円周上
に設けられたり、互いに平行にかつ同一直線上に設けら
れたりする。
セルの一方の室のスペースの状態などに応じて、同一平
面上に、例えば、これらが互いに平行にかつ同一円周上
に設けられたり、互いに平行にかつ同一直線上に設けら
れたりする。
【0010】ノズルの途中にノズル内の主流路から側方
に分岐した状態に設けられる側方流路はノズル内へ試料
を充填したときの試料流出口になる。この側方流路は、
ノズルにのみ設けられてもよく、ノズル及びノズル取付
体(ノズルホルダやノズル支持具など)にわたって設け
られてもよく、ノズル取付体にのみ設けられてもよい。
に分岐した状態に設けられる側方流路はノズル内へ試料
を充填したときの試料流出口になる。この側方流路は、
ノズルにのみ設けられてもよく、ノズル及びノズル取付
体(ノズルホルダやノズル支持具など)にわたって設け
られてもよく、ノズル取付体にのみ設けられてもよい。
【0011】このような側方流路が設けられているた
め、ノズル内へ試料を充填したときに、ノズル内の残留
試料は、従来のようにノズルの先端部から押し出される
ことなく側方流路から押し出される。これにより、ノズ
ル内の試料の置換を効率よく行うことができるため、ノ
ズル内の洗浄を効率よく行うことが可能になり、洗浄液
量を減らすことができるとともに洗浄時間も短くてすむ
ので、結果的に粒子分析時間の短縮化を図ることができ
る。また、ノズル内の主流路の径をノズルの先端部方向
へ向けて徐々に細くするとともに、その細くした箇所に
側方流路を設けることにより、同箇所に気泡が付着する
おそれを防止することが可能になる。
め、ノズル内へ試料を充填したときに、ノズル内の残留
試料は、従来のようにノズルの先端部から押し出される
ことなく側方流路から押し出される。これにより、ノズ
ル内の試料の置換を効率よく行うことができるため、ノ
ズル内の洗浄を効率よく行うことが可能になり、洗浄液
量を減らすことができるとともに洗浄時間も短くてすむ
ので、結果的に粒子分析時間の短縮化を図ることができ
る。また、ノズル内の主流路の径をノズルの先端部方向
へ向けて徐々に細くするとともに、その細くした箇所に
側方流路を設けることにより、同箇所に気泡が付着する
おそれを防止することが可能になる。
【0012】本発明における粒子分析装置は、複数のノ
ズルの少なくとも先端部どうしが一体化された状態に挿
入された外套管をさらに備えていてもよい。このような
外套管により、複数のノズルは、それぞれの全体どうし
または少なくとも先端部どうしが一体化されて固定され
るため、配設作業が容易になりあるいはノズルの固定が
確実になる。
ズルの少なくとも先端部どうしが一体化された状態に挿
入された外套管をさらに備えていてもよい。このような
外套管により、複数のノズルは、それぞれの全体どうし
または少なくとも先端部どうしが一体化されて固定され
るため、配設作業が容易になりあるいはノズルの固定が
確実になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。なお、これによって本発明
が限定されるものではない。
に基づいて詳しく説明する。なお、これによって本発明
が限定されるものではない。
【0014】図1において、本発明に係るシースフロー
式粒子分析装置は、2つの室を有するフローセル2と、
このフローセル2の内部に配された一対の電極6・6と
を備えている。フローセル2の2つの室は1つの検出用
細孔4によって互いに連通している。
式粒子分析装置は、2つの室を有するフローセル2と、
このフローセル2の内部に配された一対の電極6・6と
を備えている。フローセル2の2つの室は1つの検出用
細孔4によって互いに連通している。
【0015】フローセル2の一方の室には、2本のノズ
ル10・11がそれらの先端部を細孔4の方へ向けて配
設されている。これらのノズル10・11は、同一径で
同一長さを有しており、互いに平行に配されて、それら
の基端部がフローセル2の外部におけるノズル取付体1
2に埋め込み状に固定されている。フローセル2の一方
の室へは、フロントシース液流入口24からフロントシ
ース液が流入するようになっている。フローセル2の他
方の室には、1本の試料回収管8がその先端部を細孔4
の方へ向けて配設されている。フローセル2の他方の室
へは、バックシース液流入口26からバックシース液が
流入するようになっている。なお、図1において、14
は電源、16は信号検出装置、18は粒径解析装置、2
0は流体制御装置をそれぞれ示している。
ル10・11がそれらの先端部を細孔4の方へ向けて配
設されている。これらのノズル10・11は、同一径で
同一長さを有しており、互いに平行に配されて、それら
の基端部がフローセル2の外部におけるノズル取付体1
2に埋め込み状に固定されている。フローセル2の一方
の室へは、フロントシース液流入口24からフロントシ
ース液が流入するようになっている。フローセル2の他
方の室には、1本の試料回収管8がその先端部を細孔4
の方へ向けて配設されている。フローセル2の他方の室
へは、バックシース液流入口26からバックシース液が
流入するようになっている。なお、図1において、14
は電源、16は信号検出装置、18は粒径解析装置、2
0は流体制御装置をそれぞれ示している。
【0016】図2に示すように、一方のノズル10は、
その主流路10aの径がノズル10の先端部方向へ向け
て徐々に細くされているとともに、その細くされた箇所
に側方に分岐された側方流路10bを備えている。主流
路10aはノズル取付体12に設けられた同径の試料流
入口12aに連通しており、側方流路10bはノズル取
付体12に設けられた同径の試料流出口12bに連通し
ている。主流路10aと試料流入口12aとの境界及び
側方流路10bと試料流出口12bとの境界には、シー
ル材としてのOリング13・13が配されている。他方
のノズル11も同様に、主流路及び側方流路が設けられ
ている。
その主流路10aの径がノズル10の先端部方向へ向け
て徐々に細くされているとともに、その細くされた箇所
に側方に分岐された側方流路10bを備えている。主流
路10aはノズル取付体12に設けられた同径の試料流
入口12aに連通しており、側方流路10bはノズル取
付体12に設けられた同径の試料流出口12bに連通し
ている。主流路10aと試料流入口12aとの境界及び
側方流路10bと試料流出口12bとの境界には、シー
ル材としてのOリング13・13が配されている。他方
のノズル11も同様に、主流路及び側方流路が設けられ
ている。
【0017】このような側方流路10bが設けられてい
るため、ノズル10・11内へ試料を充填したときに、
ノズル10・11内の残留試料は、従来のようにノズル
の先端部から押し出されることなく側方流路10bから
押し出される。これにより、ノズル10・11内の試料
の置換を効率よく行うことができるため、ノズル10・
11内の洗浄を効率よく行うことが可能になり、洗浄液
量を減らすことができるとともに洗浄時間も短くてすむ
ので、結果的に粒子分析時間の短縮化を図ることができ
る。また、ノズル10・11内の主流路10aの径がノ
ズルの先端部方向へ向けて徐々に細くされているととも
に、その細くされた箇所に側方流路10bが設けられて
いるので、同箇所に気泡が付着するおそれを防止するこ
とが可能になる。
るため、ノズル10・11内へ試料を充填したときに、
ノズル10・11内の残留試料は、従来のようにノズル
の先端部から押し出されることなく側方流路10bから
押し出される。これにより、ノズル10・11内の試料
の置換を効率よく行うことができるため、ノズル10・
11内の洗浄を効率よく行うことが可能になり、洗浄液
量を減らすことができるとともに洗浄時間も短くてすむ
ので、結果的に粒子分析時間の短縮化を図ることができ
る。また、ノズル10・11内の主流路10aの径がノ
ズルの先端部方向へ向けて徐々に細くされているととも
に、その細くされた箇所に側方流路10bが設けられて
いるので、同箇所に気泡が付着するおそれを防止するこ
とが可能になる。
【0018】本発明に係るシースフロー式粒子分析装置
では、測定対象となる試料に対して「希釈する」、「特
定の試薬で処理する」等の操作を流体制御装置20で行
う。試薬で処理/調製された試料懸濁液は、流体制御装
置20から試料ノズル10・11へと移送される。
では、測定対象となる試料に対して「希釈する」、「特
定の試薬で処理する」等の操作を流体制御装置20で行
う。試薬で処理/調製された試料懸濁液は、流体制御装
置20から試料ノズル10・11へと移送される。
【0019】一方、フロントシース/バックシース液は
流体制御装置20によって制御されており、フロントシ
ース液はフロントシース液流入口24から、バックシー
ス液はバックシース液流入口26から流入する。フロン
トシース液はシース液流入口24から流入して細孔4に
流入する。
流体制御装置20によって制御されており、フロントシ
ース液はフロントシース液流入口24から、バックシー
ス液はバックシース液流入口26から流入する。フロン
トシース液はシース液流入口24から流入して細孔4に
流入する。
【0020】フロントシース液が流れている状態でノズ
ル10・11の先端から一定の流量で試料懸濁液を吐出
すると、ノズル10・11から吐出された粒子懸濁液は
フロントシース液に包まれながら徐々に収束され、細孔
4を通過するまでに粒子が1列に並んだ状態になる。そ
して、被検粒子が細孔4を通過する際の抵抗値の変化か
ら粒子数を測定し、抵抗値変化の大きさを検出すること
によって粒子の大きさを測定する。
ル10・11の先端から一定の流量で試料懸濁液を吐出
すると、ノズル10・11から吐出された粒子懸濁液は
フロントシース液に包まれながら徐々に収束され、細孔
4を通過するまでに粒子が1列に並んだ状態になる。そ
して、被検粒子が細孔4を通過する際の抵抗値の変化か
ら粒子数を測定し、抵抗値変化の大きさを検出すること
によって粒子の大きさを測定する。
【0021】一方、バックシース液流入口26から流入
したバックシース液は試料回収管8の周囲を包み込むよ
うにして細孔4の裏側に回り込んで試料回収管8に流入
する。フロントシースによって整列した粒子は細孔4を
通過した後に再び、バックシース液に包まれて試料回収
管8に流入する。このバックシースは、細孔4の通過後
に流速が急激に低下するという構造状の問題から、細孔
4を通過した粒子が細孔4の周辺に滞留してノイズの原
因になるのを防ぐ効果がある。
したバックシース液は試料回収管8の周囲を包み込むよ
うにして細孔4の裏側に回り込んで試料回収管8に流入
する。フロントシースによって整列した粒子は細孔4を
通過した後に再び、バックシース液に包まれて試料回収
管8に流入する。このバックシースは、細孔4の通過後
に流速が急激に低下するという構造状の問題から、細孔
4を通過した粒子が細孔4の周辺に滞留してノイズの原
因になるのを防ぐ効果がある。
【0022】この粒子分析装置では、2つのノズル10
・11を配置しているので、白血球懸濁液と赤血球懸濁
液とのように、混合すると問題の生じる(白血球測定用
の試薬が赤血球懸濁液に影響を及ぼし、赤血球が溶血し
または赤血球の大きさが変化するという問題が生じる)
試料懸濁液に対して、1つのフローセル2で測定できる
だけでなく、一方のノズル10側で試料を測定している
際に他方のノズル11の流路内を洗浄し、次検体を充填
することができるため、試料を連続して測定することが
可能となる。また、同種の試料を連続して測定する場合
においても、2本のノズル10・11を交互に使用する
ことで高速化が可能になる。
・11を配置しているので、白血球懸濁液と赤血球懸濁
液とのように、混合すると問題の生じる(白血球測定用
の試薬が赤血球懸濁液に影響を及ぼし、赤血球が溶血し
または赤血球の大きさが変化するという問題が生じる)
試料懸濁液に対して、1つのフローセル2で測定できる
だけでなく、一方のノズル10側で試料を測定している
際に他方のノズル11の流路内を洗浄し、次検体を充填
することができるため、試料を連続して測定することが
可能となる。また、同種の試料を連続して測定する場合
においても、2本のノズル10・11を交互に使用する
ことで高速化が可能になる。
【0023】同様にして、3本以上のノズルを配置する
ことで、さらに多くの試料を測定することが可能であ
る。図3及び図4に、4本のノズル31・32・33・
34を配した試料ノズル部の例を示す。これらのノズル
31・32・33・34は、互いに平行にかつ同一円周
上に設けられている。この試料ノズル部では、充填する
試料を各ノズル31・32・33・34の下部の流入口
31a・32a・33a・34aから側面の流出口31
b・32b・33b・34bに向かって充填すること
で、試料チューブ中に気泡が残留しないように配慮して
いる。
ことで、さらに多くの試料を測定することが可能であ
る。図3及び図4に、4本のノズル31・32・33・
34を配した試料ノズル部の例を示す。これらのノズル
31・32・33・34は、互いに平行にかつ同一円周
上に設けられている。この試料ノズル部では、充填する
試料を各ノズル31・32・33・34の下部の流入口
31a・32a・33a・34aから側面の流出口31
b・32b・33b・34bに向かって充填すること
で、試料チューブ中に気泡が残留しないように配慮して
いる。
【0024】また、図5及び図6に、3本のノズル41
・42・43を配した試料ノズル部の例を示す。これら
のノズル41・42・43は、互いに平行にかつ同一直
線上に設けられている。ここで、41a・42a・43
aはそれぞれ、ノズル41・42・43に対する試料充
填時の流入口を示し、41b・42b・43bはそれぞ
れ、ノズル41・42・43に対する試料充填時の流出
口を示している。
・42・43を配した試料ノズル部の例を示す。これら
のノズル41・42・43は、互いに平行にかつ同一直
線上に設けられている。ここで、41a・42a・43
aはそれぞれ、ノズル41・42・43に対する試料充
填時の流入口を示し、41b・42b・43bはそれぞ
れ、ノズル41・42・43に対する試料充填時の流出
口を示している。
【0025】図7及び図8には、3本のノズル51・5
2・53の先端部側が一体化されて、1本の外套管55
に挿入された例を示している。ここで、51a・52a
・53aはそれぞれ、ノズル51・52・53に対する
試料充填時の流入口を示し、51b・52b・53bは
それぞれ、ノズル51・52・53に対する試料充填時
の流出口を示している。各ノズル51・52・53と外
套管55とは、蝋付けまたは接着によって接合されてい
る。
2・53の先端部側が一体化されて、1本の外套管55
に挿入された例を示している。ここで、51a・52a
・53aはそれぞれ、ノズル51・52・53に対する
試料充填時の流入口を示し、51b・52b・53bは
それぞれ、ノズル51・52・53に対する試料充填時
の流出口を示している。各ノズル51・52・53と外
套管55とは、蝋付けまたは接着によって接合されてい
る。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、1つの
フローセル中に複数の試料流を形成することによって、
異なる試薬で処理した試料を1つの検出器で同時に測定
できるようになるため、複数の試薬間の相互作用の問題
がなくなり、処理試薬ごとにフローセルを設ける必要が
なくなるので、装置の簡略化・小型化を図ることができ
る。また、それぞれの試料に対応するノズルを使用する
ことによって、1つの試料を測定している最中に他の試
料ラインの洗浄・試料充填が可能となるので、連続して
測定する場合に比べて測定時間を短縮することができ
る。さらに、ノズルの途中においてノズル内の主流路か
ら側方に分岐された側方流路が設けられているため、ノ
ズル内へ試料を充填したときに、ノズル内の残留試料
は、従来のようにノズルの先端部から押し出されること
なく側方流路から押し出される。これにより、ノズル内
の試料の置換を効率よく行うことができるため、ノズル
内の洗浄を効率よく行うことが可能になり、洗浄液量を
減らすことができるとともに洗浄時間も短くてすむの
で、結果的に粒子分析時間の短縮化を図ることができ
る。
フローセル中に複数の試料流を形成することによって、
異なる試薬で処理した試料を1つの検出器で同時に測定
できるようになるため、複数の試薬間の相互作用の問題
がなくなり、処理試薬ごとにフローセルを設ける必要が
なくなるので、装置の簡略化・小型化を図ることができ
る。また、それぞれの試料に対応するノズルを使用する
ことによって、1つの試料を測定している最中に他の試
料ラインの洗浄・試料充填が可能となるので、連続して
測定する場合に比べて測定時間を短縮することができ
る。さらに、ノズルの途中においてノズル内の主流路か
ら側方に分岐された側方流路が設けられているため、ノ
ズル内へ試料を充填したときに、ノズル内の残留試料
は、従来のようにノズルの先端部から押し出されること
なく側方流路から押し出される。これにより、ノズル内
の試料の置換を効率よく行うことができるため、ノズル
内の洗浄を効率よく行うことが可能になり、洗浄液量を
減らすことができるとともに洗浄時間も短くてすむの
で、結果的に粒子分析時間の短縮化を図ることができ
る。
【0027】請求項2記載の発明にあっては、複数のノ
ズルの少なくとも先端部どうしが束ねられた状態に挿入
された外套管により、複数のノズルは、その全体または
少なくとも先端部どうしが一体化されて固定されるた
め、請求項1記載の発明が奏する前記効果に加えて、配
設作業が容易になりあるいはノズルの固定が確実にな
る。
ズルの少なくとも先端部どうしが束ねられた状態に挿入
された外套管により、複数のノズルは、その全体または
少なくとも先端部どうしが一体化されて固定されるた
め、請求項1記載の発明が奏する前記効果に加えて、配
設作業が容易になりあるいはノズルの固定が確実にな
る。
【図1】本発明の1つの実施の形態に係るシースフロー
式粒子分析装置の概略構成説明図である。
式粒子分析装置の概略構成説明図である。
【図2】図1の粒子分析装置における試料ノズル部の部
分拡大断面図である。
分拡大断面図である。
【図3】図1の粒子分析装置における試料ノズル部の1
つの変形例を示す斜視図である。
つの変形例を示す斜視図である。
【図4】図3の試料ノズル部の平面図である。
【図5】図1の粒子分析装置における試料ノズル部の他
の1つの変形例を示す斜視図である。
の1つの変形例を示す斜視図である。
【図6】図5の試料ノズル部の平面図である。
【図7】図1の粒子分析装置における試料ノズル部のさ
らに他の1つの変形例を示す斜視図である。
らに他の1つの変形例を示す斜視図である。
【図8】図7の試料ノズル部の平面図である。
【図9】従来のシースフロー式粒子分析装置の概略構成
説明図である。
説明図である。
2 フローセル 4 検出用細孔 6 電極 8 試料回収管 10 ノズル 11 ノズル 14 電源 16 信号検出装置 18 粒径解析装置 20 流体制御装置 31 ノズル 32 ノズル 33 ノズル 34 ノズル 41 ノズル 42 ノズル 43 ノズル 51 ノズル 52 ノズル 53 ノズル 55 外套管
Claims (2)
- 【請求項1】 細孔を有するフローセルと、このフロー
セルの細孔に向けてそれぞれ複数の粒子含有試料を導入
することのできる複数のノズルとを備え、さらに、ノズ
ルの途中においてノズル内の主流路から側方に分岐され
た側方流路を備えてなるシースフロー式粒子分析装置。 - 【請求項2】 複数のノズルの少なくとも先端部どうし
が一体化された状態に挿入された外套管をさらに備えて
いる請求項1記載の粒子分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125700A JPH10318906A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | シースフロー式粒子分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9125700A JPH10318906A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | シースフロー式粒子分析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10318906A true JPH10318906A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14916559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9125700A Pending JPH10318906A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | シースフロー式粒子分析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10318906A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162339A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-06-07 | Sysmex Corp | 血球検出器及びそれを備えた血液分析装置 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP9125700A patent/JPH10318906A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002162339A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-06-07 | Sysmex Corp | 血球検出器及びそれを備えた血液分析装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4587298B2 (ja) | マイクロ流体デバイス内での粒子分離方法及び装置 | |
| JPH0738838Y2 (ja) | 粒子分析装置及び該装置に用いるフローセル | |
| WO2009099512A2 (en) | Centrifugal fluid analyzer rotor | |
| EP0977032A4 (en) | ANALYSIS INSTRUMENT FOR TESTING LIQUID SAMPLES | |
| WO2010032804A1 (ja) | 分析装置および分析方法 | |
| US5160420A (en) | Analyzing apparatus | |
| JP3888804B2 (ja) | 粒子測定装置 | |
| JPS5829463B2 (ja) | ブンセキホウ オヨビ ブンセキソウチ | |
| JP3115641B2 (ja) | 粒子計数方法 | |
| US6716633B2 (en) | Blood cell detector, blood analyzer and blood analyzing method using the detector | |
| JPH10318906A (ja) | シースフロー式粒子分析装置 | |
| JPS63305233A (ja) | 分流型フロ−セル | |
| JP3880181B2 (ja) | 血液分析装置 | |
| JPH04221764A (ja) | 連続的貫流−分析装置及びこのような分析装置の運転方法 | |
| JP4803064B2 (ja) | フィールドフローフラクショネーション装置 | |
| JPH02176562A (ja) | 分析装置 | |
| JP2007047031A (ja) | 分析方法および分析用具 | |
| JPS6140541A (ja) | 担持媒体内の懸濁粒子の一定の特性の測定装置 | |
| JP2001264233A (ja) | 粒子測定装置 | |
| US3763873A (en) | Method and apparatus for mixing liquids | |
| JP3885095B2 (ja) | 試料希釈装置及び方法 | |
| JPH10318907A (ja) | 粒子分析装置 | |
| JP3884562B2 (ja) | 流体試料用フローセル | |
| JP2564336Y2 (ja) | 粒子検出装置 | |
| JPH11183359A (ja) | 粒子分析装置 |