JPH10318950A - パターン検査方法およびその装置 - Google Patents
パターン検査方法およびその装置Info
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- JPH10318950A JPH10318950A JP9131460A JP13146097A JPH10318950A JP H10318950 A JPH10318950 A JP H10318950A JP 9131460 A JP9131460 A JP 9131460A JP 13146097 A JP13146097 A JP 13146097A JP H10318950 A JPH10318950 A JP H10318950A
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Abstract
形状の微小な差異、階調値の差異、パターンの歪み、位
置ずれといった不一致が引き起こす虚報を低減し、より
微細な欠陥の検出が可能な欠陥検出方法および装置並び
に電子顕微鏡を提供する。 【解決手段】比較する二つの画像の画素以下の位置ずれ
量、画像の局所的な階調値の変化率、および、局所的な
階調値の代表値から、差画像の階調値に対する許容範囲
を画素ごとに求め、差画像の階調値と画素ごとに算出し
た許容範囲とを比較し、差画像の階調値が許容範囲内に
ある画素は非欠陥候補、許容範囲外にある画素は欠陥候
補と判定することを特徴とする。
Description
どを用いて半導体ウエハ、TFT、ホトマスクなどの対
象物の物理的性質を現した画像を得、その画像と別途得
られた画像とを比較することにより欠陥または欠陥候補
を検査するパターン検査方法およびその装置に係り、特
に微細な欠陥または欠陥候補を検査するパターン検査方
法およびその装置に関する。
6377号公報に記載されているように、繰り返しのあ
るパターンを含む半導体ウエハなどの被検査対象のパタ
ーンを検出し、検出したパターンを記憶するようにし、
検出したパターンと一つ前に記憶しておいたパターンと
を画素単位に位置合わせし、位置合わせした2つのパタ
ーンの不一致を抽出することにより欠陥を認識する検査
について知られている。また、従来技術2としては、特
開平3ー177040公報に記載されているように、正
常部における両画像間の不一致の問題のうち、二つの画
像の検出位置の狂いに起因する部分を改善する技術が知
られている。即ち、従来技術2には、対象パターンを画
像信号として検出し、検出したパターンの画像信号と予
め記憶しておいたパターンの画像信号または別途検出し
たパターンの画像信号とを画素単位に位置合わせをし、
該画素単位に位置合わせした画像信号同士を更に画素以
下の精度で位置合わせをし、該画素以下の精度で位置合
わせされた2つのパターンの画像信号の誤差を抽出・比
較してパターンの欠陥を認識する技術が記載されてい
る。
には、正常部といえども、被検査対象物および画像検出
系に起因するパターン形状の微小な差異、階調値の差
異、パターンの歪み、位置ずれ等が存在する。即ち、正
常部での不一致には、対象物に起因する不一致と、画像
検出系に起因する不一致とがある。被検査対象物に起因
する不一致とは、露光、現像、エッチング等のウエハ製
作過程を通して生じる繰り返しパターン同士の微妙な差
異による。これは、検出画像上では、パターン形状の微
小な差異、階調値の差異となって現れる。画像検出系に
起因する不一致とは、照明光量の変動、ステージの振
動、種々の電気的なノイズ、二つの画像の検出位置の狂
いなどによる。これらは、検出画像上では、部分画像の
階調値の差異、パターンの歪み、画像の位置ずれとなっ
て現れる。
要因により正常部においても不一致が発生するため、不
一致部を逐一欠陥と判定とすれば虚報が多発することに
なり、それを防ぐために欠陥判定の基準をゆるめれば微
細な欠陥の検出ができなくなるという課題を有してい
た。また上記従来技術2においては、被検査対象物およ
び画像検出系に起因するパターン形状の微小な差異、階
調値の差異、パターンの歪み、位置ずれのうち、画像間
の位置ずれによる影響を軽減する効果はあるが、その他
については考慮されていなかった。
決すべく、被検査対象物および画像検出系に起因した不
一致が引き起こす虚報をさらに低減し、より微細な欠陥
または欠陥候補の検出を可能にしたパターン検査方法お
よびその装置を提供することにある。また本発明の他の
目的は、電子顕微鏡による被検査対象物上に形成された
パターンの検査において、被検査対象物および画像検出
系に起因した不一致が引き起こす虚報をさらに低減し、
より微細な欠陥または欠陥候補の検出を可能にしたパタ
ーン検査方法およびその装置を提供することにある。ま
た本発明の他の目的は、電子顕微鏡による被検査対象物
上に形成されたパターンから安定した階調値(濃淡値)
を有する画像信号を得て、安定してより微細な欠陥また
は欠陥候補の検出を可能にしたパターン検査方法および
その装置を提供することにある。
に、本発明は、被検査対象物上の検査すべきある領域に
おける各点での物理量のサンプリング値が各画素につい
て階調値である第1の2次元画像と、前記同一の物理量
を持つはずである他の領域における各点でのサンプリン
グ値が各画素について階調値である第2の2次元画像と
を比較して被検査対象物の欠陥または欠陥候補を検出す
る際、次に示す構成を特徴とする。即ち、本発明は、第
1の2次元画像と第2の2次元画像を画素単位に位置合
わせする過程と、画素単位に位置合わせされた第1の2
次元画像f1(x,y)と、第2の2次元画像g1(x,y)
の対応する部分の1画素以下の位置ずれ量を算出する過
程と、1画素以下の位置ずれ量を有した第1の2次元画
像における部分画像(小領域の画像)と第2の2次元画
像における部分画像(小領域の画像)との距離(差)su
b(x,y)を画素ごとに求める過程と、算出した1画素
以下の位置ずれ量および第1の2次元画像と第2の2次
元画像の階調値から画素ごとに距離(差)の許容範囲
(上限および下限のしちい値thH(x,y),thL(x,
y))を求める過程と、前記部分画像の距離(差)が、
前記許容範囲内にあるかどうかを画素ごとに調べ、部分
画像の距離が許容範囲内にある画素は非欠陥候補、部分
画像の距離が許容範囲外にある画素は欠陥候補と判定す
る過程とを備えることを特徴とする。
の2次元画像を画素単位に位置合わせする過程と、前記
画素単位に位置合わせされた第1の2次元画像と、第2
の2次元画像との対応する部分における1画素以下の位
置ずれ量を算出する過程と、第1の2次元画像と第2の
2次元画像との位置関係が、前記1画素以下の位置ずれ
量を補正した状態から種々の方向にα、βによって決ま
る所定量だけずれた複数の状態のそれぞれにおける第1
の2次元画像と第2の2次元画像との距離(差)を求め
る過程と、前記各位置関係ごとに求められた両画像間の
部分画像の距離(差)を比較して、画素ごとに部分画像
の距離の最大値と最小値を求める過程と、前記画素単位
に位置合わせされた第1の2次元画像の階調値と第2の
2次元画像の階調値から、部分画像の距離の許容値(上
限および下限のしきい値)を画素ごとに求める過程と、
前記最大値に前記許容値を加えた値と、前記最小値から
許容値を減じた値とを比較して、これらの符号が逆であ
る(極性が異なる)画素は非欠陥候補、符号が同じ(極
性が同じ)画素は欠陥候補と判定する過程とを備えるこ
とを特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第2の
2次元画像における所定領域の画像とにおける位置ずれ
量に応じて許容範囲を算出し、前記第1の2次元画像と
前記第2の2次元画像との間における階調値による距離
または差を求め、この求められた階調値による距離また
は差が前記算出された許容範囲に入っているか否かに応
じて欠陥または欠陥候補を判定することを特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第2の
2次元画像における所定領域の画像とにおける位置ずれ
量と、許容値として設定されるパターンの微小な位置ず
れ量とに応じて許容範囲を算出し、前記第1の2次元画
像と第2の2次元画像との間における階調値による距離
または差を求め、この求められた階調値による距離また
は差が前記算出された許容範囲に入っているか否かに応
じて欠陥または欠陥候補を判定することを特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第2の
2次元画像における所定領域の画像とにおける位置ずれ
量と、許容値として設定される第1の2次元画像におけ
るパターンの微小な位置ずれ量と、許容値として設定さ
れる各位置座標における階調値の変動とに応じて許容範
囲を算出し、前記第1の2次元画像と第2の2次元画像
との間における階調値による距離または差を求め、この
求められた階調値による距離または差が前記算出された
許容範囲に入っているか否かに応じて欠陥または欠陥候
補を判定することを特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像と第2の2次元画像との間において抽
出された階調値による距離または差に対して欠陥または
欠陥候補が存在するか否かについて判定する許容範囲
に、前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前
記第2の2次元画像における所定領域の画像とにおける
位置ずれ量に応じた階調値の変動成分を組み入れたこと
を特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像と第2の2次元画像との間において抽
出された階調値による距離または差に対して欠陥または
欠陥候補が存在するか否かについて判定する許容範囲
に、前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前
記第2の2次元画像における所定領域の画像とにおける
位置ずれ量に応じた階調値の変動成分と、許容値として
設定されるパターンの微小な位置ずれ量に応じた階調値
の変動成分とを組み入れたことを特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像と第2の2次元画像との間において抽
出された階調値による距離または差に対して欠陥または
欠陥候補が存在するか否かについて判定する許容範囲
に、前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前
記第2の2次元画像における所定領域の画像とにおける
位置ずれ量に応じた階調値の変動成分と、許容値として
設定されるパターンの微小な位置ずれ量に応じた階調値
の変動成分と、許容値として設定される各位置座標にお
ける階調値の変動成分とを組み入れたことを特徴とす
る。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像と前記第2の2次元画像とを画素精度
で位置合わせする第1の過程と、前記第1の過程で位置
合わせされた第1の2次元画像と第2の2次元画像とに
おける位置ずれ量を算出する第2の過程と、前記第1の
過程で位置合わせされた第1の2次元画像と第2の2次
元画像との間における階調値の距離または差を求める第
3の過程と、前記第2の過程で算出した位置ずれ量に応
じて画素ごとまたは複数画素ごとに距離または差の許容
範囲を求める第4の過程と、前記第3の過程で求めた距
離または差が、前記第4の過程で求めた許容範囲内であ
るか否かを画素ごとまたは複数画素ごとに判定する第5
の過程と、を有することを特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値が各画素について階調
値で検出される第1の2次元画像と、該第1の2次元画
像の比較対象として各画素について階調値で表される第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物上の欠陥ま
たは欠陥候補を検査する方法および装置であって、前記
第1の2次元画像と第2の2次元画像とを画素単位の精
度で位置合わせする第1の過程と、前記第1の過程で位
置合わせされた第1の2次元画像と第2の2次元画像と
の間の1画素以下の位置ずれ量を算出する第2の過程
と、前記第1の過程で位置合わせされた第1の2次元画
像と第2の2次元画像とを、第2の過程で算出された位
置ずれ量を補正した状態から相対的に複数方向に所定量
ずらして各々の位置関係における第1の2次元画像と第
2の2次元画像との間における階調値の距離または差を
画素ごとまたは複数画素ごとに求める第3の過程と、前
記第1の過程で位置合わせされた第1の2次元画像の階
調値と第2の2次元画像の階調値から、距離の許容範囲
を画素ごとまたは複数画素ごとに求める第4の過程と、
前記第3の過程で画素ごとまたは複数画素ごとに求めら
れた各々の位置関係における距離と前記第4の過程で画
素ごとまたは複数画素ごとに求められた距離の許容範囲
とに基いて欠陥または欠陥候補について判定する第5の
過程と、を有することを特徴とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
一定領域と同一の物理量を持つはずである他の領域の各
点でのサンプリング値が各画素について階調値である第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検
出する方法および装置であって、(a0)第1の2次元画
像と第2の2次元画像を画素単位に位置合わせする過程
と、(a1)前記画素単位に位置合わせされた第1の2次
元画像と、第2の2次元画像の対応する部分の1画素以
下の位置ずれ量を算出する過程と、(a2)1画素以下の
位置ずれ量を有した前記第1の2次元画像における部分
画像と第2の2次元画像における部分画像との間の距離
を画素ごとに求める過程と、(a3)前記(a1)で算出し
た位置ずれ量と1画素以下の位置ずれ量を有した前記第
1の2次元画像と第2の2次元画像の階調値から画素ご
とに部分画像における距離の許容範囲(上限および下限
のしきい値)を求める過程と、(a4)前記(a2)で求め
た部分画像の距離が、前記(a3)で求めた許容範囲内で
あるかどうかを画素ごとに調べ、部分画像の距離が許容
範囲内にある画素は非欠陥候補、部分画像の距離が許容
範囲外にある画素は欠陥候補と判定する過程と、を備え
ることを特徴とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
同一の物理量を持つはずである他の領域の各点でのサン
プリング値が各画素について階調値である第2の2次元
画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検出する方法
および装置であって、(b1)第1の2次元画像と第2の
2次元画像の1画素以下の位置ずれ量を算出する過程
と、(b2)1画素以下の位置ずれを有した第1の2次元
画像における部分画像と第2の2次元画像における部分
画像との間の距離を画素ごとに求める過程と、(b3)第
1の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階調値、
および前記(b1)で算出した位置ずれ量から、画素ごとに
部分画像の距離の許容範囲を求める過程と、(b4)前記
(b2)で求めた部分画像における距離が、前記(b3)で
求めた許容範囲内であるかどうかを画素ごとに調べ、部
分画像における距離が許容範囲内にある画素は非欠陥候
補、部分画像における距離が許容範囲外にある画素は欠
陥候補と判定する過程と、を備えることを特徴とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
同一の物理量を持つはずである他の領域の各点でのサン
プリング値が各画素について階調値である第2の2次元
画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検出する方法
および装置であって、(c2)第1の2次元画像における
部分画像と第2の2次元画像における部分画像との間の
距離を画素ごとに求める過程と、(c3)第1の2次元画
像の階調値と第2の2次元画像の階調値、および既知の
位置ずれ量から、画素ごとに部分画像における距離の許
容範囲を求める過程と、(c4)前記(c2)で求めた部分
画像における距離が、前記(c3)で求めた許容範囲内で
あるかどうかを画素ごとに調べ、部分画像における距離
が許容範囲内にある画素は非欠陥候補、部分画像におけ
る距離が許容範囲外にある画素は欠陥候補と判定する過
程と、を備えることを特徴とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
一定領域と同一の物理量を持つはずである他の領域の各
点でのサンプリング値が各画素について階調値である第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検
出する方法および装置であって、(d0)第1の2次元画
像と第2の2次元画像を画素単位に位置合わせする過程
と、(d1)前記画素単位に位置合わせされた第1の2次
元画像と、第2の2次元画像の対応する部分の、1画素
以下の位置ずれ量を算出する過程と、(d2)第1の2次
元画像と第2の2次元画像が種々の方向に1画素以下の
所定量ずれている状態、すなわち、両画像の位置関係
が、前記1画素以下の位置ずれ量を補正した状態から種
々の方向に所定量だけずれている状態、における第1の
2次元画像における部分画像と第2の2次元画像におけ
る部分画像との間の距離を位置関係ごとに求める過程
と、(d3)前記各位置関係ごとに求められた両画像間の
部分画像における距離を比較して、画素ごとに部分画像
における距離の最大値と最小値を求める過程と(d4)前
記画素単位に位置合わせされた第1の2次元画像の階調
値と第2の2次元画像の階調値から、部分画像における
距離の許容値を画素ごとに求める過程と、(d5)前記
(d3)で求めた最大値に前記(d4)で求めた許容値を加
えた値と、前記(d3)で求めた最小値から前記(d4)で
求めた許容値を減じた値とを比較して、これらの符号が
逆である(極性が異なる)画素は非欠陥候補、符号が同
じ(極性が同じ)画素は欠陥候補と判定する過程と、を
備えることを特徴とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
同一の物理量を持つはずである他の領域の各点でのサン
プリング値が各画素について階調値である第2の2次元
画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検出する方法
および装置であって、(e1)第1の2次元画像と、第2
の2次元画像の対応する部分の、1画素以下の位置ずれ
量を算出する過程と、(e2)第1の2次元画像と第2の
2次元画像が種々の方向に1画素以下の所定量ずれてい
る状態、すなわち、両画像の位置関係が、前記1画素以
下の位置ずれ量を補正した状態から種々の方向に所定量
だけずれている状態、における第1の2次元画像におけ
る部分画像と第2の2次元画像における部分画像との間
の距離を位置関係ごとに求める過程と、(e3)前記各位
置関係ごとに求められた両画像間の部分画像における距
離を比較して、画素ごとに部分画像における距離の最大
値と最小値を求める過程と、(e4)前記画素単位に位置
合わせされた第1の2次元画像の階調値と第2の2次元
画像の階調値から、部分画像における距離の許容値を画
素ごとに求める過程と、(e5)前記(e3)で求めた最大
値に前記(e4)で求めた許容値を加えた値と、前記(e
3)で求めた最小値から前記(e4)で求めた許容値を減
じた値とを比較して、これらの符号が逆である画素は非
欠陥候補、符号が同じ画素は欠陥候補と判定する過程
と、を備えることを特徴とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
同一の物理量を持つはずである他の領域の各点でのサン
プリング値が各画素について階調値である第2の2次元
画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検出する方法
および装置であって、(f2)第1の2次元画像と第2の
2次元画像が種々の方向に1画素以下の所定量ずれてい
る状態、すなわち、両画像の位置関係が、前記1画素以
下の位置ずれ量を補正した状態から種々の方向に所定量
だけずれている状態、における第1の2次元画像におけ
る部分画像と第2の2次元画像における部分画像との間
の距離を位置関係ごとに求める過程と、(f3)前記各位
置関係ごとに求められた両画像間の部分画像における距
離を比較して、画素ごとに部分画像における距離の最大
値と最小値を求める過程と、(f4)前記画素単位に位置
合わせされた第1の2次元画像の階調値と第2の2次元
画像の階調値から、部分画像における距離の許容値を画
素ごとに求める過程と、(f5)前記(f3)で求めた最大
値に前記(f4)で求めた許容値を加えた値と、前記(f
3)で求めた最小値から前記(f4)で求めた許容値を減
じた値とを比較して、これらの符号が逆である画素は非
欠陥候補、符号が同じ画素は欠陥候補と判定する過程
と、を備えることを特徴とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
同一の物理量を持つはずである他の領域の各点でのサン
プリング値が各画素について階調値である第2の2次元
画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検出する方法
および装置であって、(g0)第1の2次元画像と第2の
2次元画像を画素単位に位置合わせする過程と、(g1)
前記画素単位に位置合わせされた第1の2次元画像と、
第2の2次元画像の対応する部分の、1画素以下の位置
ずれ量を算出する過程と、(g2)第1の2次元画像と第
2の2次元画像が種々の方向に1画素以下の所定量ずれ
ている状態、すなわち、両画像の位置関係が、前記1画
素以下の位置ずれ量を補正した状態から種々の方向に所
定量だけずれている状態、における第1の2次元画像に
おける部分画像と第2の2次元画像における部分画像と
の間の距離を位置関係ごとに求める過程と、(g3)前記
各位置関係ごとに求められた両画像間の部分画像におけ
る距離を比較して、画素ごとに部分画像における距離の
最大値と最小値を求める過程と(g4)前記(g3)で求め
た最大値と、前記(g3)で求めた最小値とを比較して、
これらの符号が逆である画素は非欠陥候補、符号が同じ
画素は欠陥候補と判定する過程と、を備えることを特徴
とする。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
同一の物理量を持つはずである他の領域の各点でのサン
プリング値が各画素について階調値である第2の2次元
画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検出する方法
および装置であって、(h1)第1の2次元画像と、第2
の2次元画像の対応する部分の、1画素以下の位置ずれ
量を算出する過程と、(h2)第1の2次元画像と第2の
2次元画像が種々の方向に1画素以下の所定量ずれてい
る状態、すなわち、両画像の位置関係が、前記1画素以
下の位置ずれ量を補正した状態から種々の方向に所定量
だけずれている状態、における第1の2次元画像におけ
る部分画像と第2の2次元画像における部分画像との間
の距離を位置関係ごとに求める過程と、(h3)前記各位
置関係ごとに求められた両画像間の部分画像における距
離を比較して、画素ごとに部分画像における距離の最大
値と最小値を求める過程と、(h4)前記(h3)で求めた
最大値と、前記(h3)で求めた最小値とを比較して、こ
れらの符号が逆である画素は非欠陥候補、符号が同じ画
素は欠陥候補と判定する過程と、を備えることを特徴と
する。
きある領域における各点での物理量のサンプリング値が
各画素について階調値である第1の2次元画像と、前記
一定領域と同一の物理量を持つはずである他の領域の各
点でのサンプリング値が各画素について階調値である第
2の2次元画像とを比較して、被検査対象物の欠陥を検
出する方法および装置であって、(i2)第1の2次元画
像と第2の2次元画像が種々の方向に1画素以下の所定
量ずれている状態、すなわち、両画像の位置関係が、既
知の1画素以下の位置ずれ量を補正した状態から種々の
方向に所定量だけずれている状態、における第1の2次
元画像における部分画像と第2の2次元画像における部
分画像との間の距離を位置関係ごとに求める過程と、
(i3)前記各位置関係ごとに求められた両画像間の部分
画像における距離を比較して、画素ごとに部分画像にお
ける距離の最大値と最小値を求める過程と、(i4)前記
(i3)で求めた最大値と、前記(i3)で求めた最小値と
を比較して、これらの符号が逆である画素は非欠陥候
補、符号が同じ画素は欠陥候補と判定する過程と、を備
えることを特徴とする。
び装置において、前記第1の2次元画像と第2の2次元
画像の画素以下の位置ずれ量を算出する過程、すなわ
ち、(a1)過程、(b1)過程、(d1)過程、(e1)過
程、(g1)過程、(h1)過程は、第1の2次元画像と第
2の2次元画像を小領域に分割し、小領域ごとに位置ず
れ量を計算することを特徴とすることを特徴とする。ま
た本発明は、前記パターン検査方法および装置におい
て、前記第1の2次元画像と第2の2次元画像の画素以
下の位置ずれ量を算出する過程、すなわち、(a1)過
程、(b1)過程、(d1)過程、(e1)過程、(g1)過
程、(h1)過程は、画素と画素の間の任意の位置におけ
る階調値を複数の画素の階調値の補間により定義し、第
1の2次元画像と第2の2次元画像の整合度を前記任意
の位置をパラメータとする計算式で表し、計算式から整
合度が最も高くなる位置を算出して、その位置を第1の
2次元画像と第2の2次元画像の画素以下のずれ量とす
ることを特徴とする。また本発明は、前記パターン検査
方法および装置において、前記第1の2次元画像と第2
の2次元画像の画素以下の位置ずれ量を算出する過程、
すなわち、(a1)過程、(b1)過程、(d1)過程、(e
1)過程、(g1)過程、(h1)過程は、第1の2次元画
像と第2の2次元画像が画素単位に位置が合った状態で
の部分画像の差の2乗和あるいは差の絶対値の和、およ
び、一方の2次元画像を他方に対して種々の方向に画素
の整数倍ずらした時の差の2乗和あるいは差の絶対値の
和を求め、これらの値の補間により、一方の2次元画像
を他方に対して1画素以下の任意の量だけずらした時の
差の2乗和あるいは差の絶対値の和を定義し、これが最
小値をとるずらし量を、算出すべき位置ずれ量とするこ
とを特徴とする。
び装置において、前記画素ごとに部分画像の距離の許容
範囲を求める過程、すなわち、(a3)過程、(b3)過
程、(c3)過程は、(1)着目画素近傍の複数画素の階調
値から算出した局所的な階調値の変化率と、前記(a1)あ
るいは(b1)で算出した、あるいは既知の1画素以下の位
置ずれ量との積、(2)着目画素近傍の複数画素の階調値
から算出した局所的な階調値の変化率の関数として求め
る階調値の変動許容範囲、(3)着目画素近傍の複数画素
の階調値から算出した代表階調値の関数として求める階
調値の変動許容範囲、を画素ごとに求め、これらのうち
の複数個を合成したものを、着目画素における部分画像
の距離の許容範囲とすることを特徴とする。
び装置において、局所的な階調値の変化率を、以下の14
-1、14-2、14-3のうちのいずれか、あるいは、14-1、14
-2、14-3を着目画素の近傍n*n画素に拡張して算出す
ることを特徴とする。
y方向の階調値の局所的な変化率をそれぞれ、dx(x,
y)、dy(x,y)とすると、 14-1 dx(x,y)=f(x+1,y)−f(x,y) dy(x,y)=f(x,y+1)−f(x,y) 14-2 dx(x,y)=[{f(x+1,y)+f(x+1,y
+1)}−{f(x,y)+f(x,y+1)}]/2 dy(x,y)=[{f(x,y+1)+f(x+1,y+1)}
−{f(x,y)+f(x+1,y)}]/2 14-3 dx(x,y)=dy(x,y)=max{f(x,y),f
(x+1,y),f(x,y+1),f(x+1,y+1)}
−min{f(x,y),f(x+1,y),f(x,y+1),
f(x+1,y+1)} また本発明は、前記パターン検査方法および装置におい
て、局所的な階調値の変化率の関数として求める階調値
の変動許容範囲を、以下の15-1、15-2のいずれかにより
算出することを特徴とする方法。
した、x方向、y方向の階調値の局所的な変化率をそれ
ぞれ、dx(x,y)、dy(x,y)とする。α、βを0以
上の実数として、 15-1 座標(x,y)での階調値の変動許容範囲の上限=
|dx(x,y)*α|+|dy(x,y)*β| 座標(x,y)での階調値の変動許容範囲の下限=−|d
x(x,y)*α|−|dy(x,y)*β| 15-2 座標(x,y)での階調値の変動許容範囲の上限=
√{(dx(x,y)*α)2+(dy(x,y)*β)2} 座標(x,y)での階調値の変動許容範囲の下限=−√
{(dx(x,y)*α)2+(dy(x,y)*β)2} また本発明は、前記パターン検査方法および装置におい
て、代表階調値の関数として求める階調値の変動許容範
囲を、以下の16-1、16-2、16-3のいずれかのようにする
ことを特徴とする方法。
素の範囲での階調値の最大値を代表階調値として、その
関数として求める。
素の範囲での階調値の平均値を代表階調値として、その
関数として求める。
ーブルをあらかじめ作成しておき、それに従う。
び装置において、前記(1)、(2)、(3)のうちの複数個
の合成方法は、(1)、(2)、(3)のうちの複数個の値の
和、あるいは、(1)、(2)、(3)のうちの複数個の値を
2乗したものの和の平方根、あるいは、(1)、(2)、
(3)のうちの複数個の値の和を2乗したものと他の複数
個の値の和を2乗したもの和の平方根とすることを特徴
とする。
び装置において、一部の過程あるいは全部の過程を複数
画素を一画素として実施することを特徴とする。
び装置において、複数画素を一画素として記載の内容を
実施することを特徴とする。
各点での物理量のサンプリング値を各画素の階調値とし
て持つ第1の2次元画像を生成する手段と、前記一定領
域と同一の物理量を持つはずである他の領域の各点での
サンプリング値が各画素の階調値である第2の2次元画
像を生成する手段と、第1の2次元画像と第2の2次元
画像を画素単位に位置合わせする手段と、前記画素単位
に位置合わせされた第1の2次元画像と、第2の2次元
画像の対応する部分の1画素以下の位置ずれ量を算出す
る手段と、1画素以下の位置ずれ量を有した前記第1の
2次元画像と第2の2次元画像の部分画像の距離を画素
ごとに求める手段と、前記算出した位置ずれ量と1画素
以下の位置ずれ量を有した前記第1の2次元画像と第2
の2次元画像の階調値から画素ごとに部分画像の距離の
許容範囲を求める手段と、前記部分画像の距離が、前記
許容範囲内であるかどうかを画素ごとに調べ、部分画像
の距離が許容範囲内にある画素は非欠陥候補、部分画像
の距離が許容範囲外にある画素は欠陥候補と判定する手
段を備えることを特徴とするパターン検査装置である。
各点での物理量のサンプリング値を各画素の階調値とし
て持つ第1の2次元画像を生成する手段と、前記一定領
域と同一の物理量を持つはずである他の領域の各点での
サンプリング値が各画素の階調値である第2の2次元画
像を生成する手段と、第1の2次元画像と第2の2次元
画像を画素単位に位置合わせする手段と、前記画素単位
に位置合わせされた第1の2次元画像と、第2の2次元
画像の対応する部分の、1画素以下の位置ずれ量を算出
する手段と、第1の2次元画像と第2の2次元画像が種
々の方向に1画素以下の所定量ずれている状態、すなわ
ち、両画像の位置関係が、前記1画素以下の位置ずれ量
を補正した状態から種々の方向に所定量だけずれている
状態、における第1の2次元画像と第2の2次元画像の
部分画像の距離を位置関係ごとに求める手段と、前記各
位置関係ごとに求められた両画像間の部分画像の距離を
比較して、画素ごとに部分画像の距離の最大値と最小値
を求める手段と、前記画素単位に位置合わせされた第1
の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階調値か
ら、部分画像の距離の許容値を画素ごとに求める手段
と、前記最大値に前記許容値を加えた値と、前記最小値
から前記許容値を減じた値とを比較して、これらの符号
が逆である画素は非欠陥候補、符号が同じ画素は欠陥候
補と判定する手段を備えることを特徴とするパターン検
査装置である。
いて、第1の2次元画像と第2の2次元画像を画素単位
に位置合わせする手段を持たないことを特徴とする。
いて、第1の2次元画像と第2の2次元画像を画素単位
に位置合わせする手段、および、第1の2次元画像と、
第2の2次元画像の対応する部分の1画素以下の位置ず
れ量を算出する手段を持たないことを特徴とする。
いて、画素単位に位置合わせされた第1の2次元画像の
階調値と第2の2次元画像の階調値から、部分画像の距
離の許容値を画素ごとに求める手段を持たないことを特
徴とする。
いて、第1の2次元画像と第2の2次元画像を画素単位
に位置合わせする手段、および、画素単位に位置合わせ
された第1の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の
階調値から、部分画像の距離の許容値を画素ごとに求め
る手段を持たないことを特徴とする。
いて、第1の2次元画像と第2の2次元画像を画素単位
に位置合わせする手段、および、第1の2次元画像と、
第2の2次元画像の対応する部分の1画素以下の位置ず
れ量を算出する手段、および、画素単位に位置合わせさ
れた第1の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階
調値から、部分画像の距離の許容値を画素ごとに求める
手段を持たないことを特徴とする。
いて、前記第1の2次元画像と第2の2次元画像の画素
以下の位置ずれ量を算出する手段は、第1の2次元画像
と第2の2次元画像を小領域に分割し、小領域ごとに位
置ずれ量を計算する手段を含むことを特徴とすることを
特徴とする。
いて、前記第1の2次元画像と第2の2次元画像の画素
以下の位置ずれ量を算出する手段は、画素と画素の間の
任意の位置における階調値を複数の画素の階調値の補間
により定義し、第1の2次元画像と第2の2次元画像の
整合度を前記任意の位置をパラメータとする計算式で表
し、整合度が最も高くなる位置を計算式から算出する手
段を含むことを特徴とする。
いて、前記第1の2次元画像と第2の2次元画像の画素
以下の位置ずれ量を算出する手段は、第1の2次元画像
と第2の2次元画像が画素単位に位置が合った状態での
部分画像の差の2乗和あるいは差の絶対値の和、およ
び、一方の2次元画像を他方に対して種々の方向に画素
の整数倍ずらした時の差の2乗和あるいは差の絶対値の
和を求め、これらの値の補間により、一方の2次元画像
を他方に対して1画素以下の任意の量だけずらした時の
差の2乗和あるいは差の絶対値の和を定義し、これが最
小値をとるずらし量を算出する手段を含むことを特徴と
する。
いて、前記画素ごとに部分画像の距離の許容範囲を求め
る手段は、(1’)着目画素近傍の複数画素の階調値から
算出した局所的な階調値の変化率と、前記a1)あるい
はb1)で算出した、あるいは既知の1画素以下の位置
ずれ量との積、(2’)着目画素近傍の複数画素の階調値
から算出した局所的な階調値の変化率の関数として求め
る階調値の変動許容範囲、(3’)着目画素近傍の複数画
素の階調値から求めた代表階調値の関数として求める階
調値の変動許容範囲、を画素ごとに求め、これらのうち
の複数個を合成したものを着目画素における部分画像の
距離の許容範囲とする手段を含むことを特徴とする。
いて、前記階調値の変化率を、前記14-1、14-2、14-3の
いずれかのようにして算出することを特徴とする。
いて、前記局所的な階調値の変化率の関数として求める
階調値の変動許容範囲を、前記15-1、15-2のいずれかの
ようにして算出することを特徴とする。
いて、前記代表階調値の関数として求める階調値の変動
許容範囲を、前記16-1、16-2、16-3のいずれかのように
して算出することを特徴とする。
いて、前記(1’)、(2’)、(3’)のうちの複数個の合
成方法は、(1’)、(2’)、(3’)のうちの複数個の値
の和、あるいは、(1’)、(2’)、(3’)のうちの複数
個の値を2乗したものの和の平方根、あるいは、
(1’)、(2’)、(3’)のうちの複数個の値の和を2乗
したものと他の複数個の値の和を2乗したもの和の平方
根とすることを特徴とする。
いて、一部あるいは全部の処理を複数画素を一画素とし
て実施する手段を有することを特徴とする。
いて、複数画素を一画素として記載内容の処理を実施す
る手段を有することを特徴とすることを特徴とする。
いて、前記被検査対象物上の検査すべきある領域におけ
る各点での物理量のサンプリング値を各画素について階
調値として持つ2次元画像を生成する手段は、被検査対
象物を固定し移動させるステージと、電子線を前記ステ
ージの移動方向と直交する方向に走査する手段と、前記
ステージに固定された被検査対象物に対して前記電子線
を走査した時に被検査対象物から発生する電子を検知す
る手段を含むことを特徴とする。
いて、前記被検査対象物上の検査すべきある領域におけ
る各点での物理量のサンプリング値を各画素について階
調値として持つ2次元画像を生成する手段は、被検査対
象物を固定し移動させるステージと、被検査対象物を照
明する手段と、前記ステージに固定された被検査対象物
に対して前記照明光を照射した時に被検査対象物から発
生する反射光を検知する手段を含むことを特徴とする。
いて、被検査対象物上の検査すべきある領域における各
点での物理量のサンプリング値が各画素について階調値
である第1の2次元画像を他の領域の各点でのサンプリ
ング値が各画素の階調値である第2の2次元画像と比較
する代わりに、被検査対象物上のある領域における各点
での物理量のサンプリング値が各画素について階調値で
ある2次元画像を、別の被検査対象物で検出してあらか
じめ格納しておいた2次元画像、あるいは設計データか
ら生成した2次元画像と比較することを特徴とする。
を照射し、被検査対象物から得られる2次電子または反
射電子を検出器で検出して画像信号に変換する手段を有
し、画像信号により被検査対象物を検査するパターン検
査装置において、該画像信号を階調値で示されるデジタ
ル画像信号に変換するA/D変換器と、該A/D変換器
から得られる階調値で示されるデジタル画像信号を前記
電子顕微鏡から得られる電子ビーム電流に基いて正規化
して電子ビームの振らぎ補正をする前処理回路とを備え
たことを特徴とするパターン検査装置である。
を照射し、被検査対象物から得られる2次電子または反
射電子を検出器で検出して画像信号に変換する手段を有
し、画像信号により被検査対象物を検査するパターン検
査装置において、該画像信号を階調値で示されるデジタ
ル画像信号に変換するA/D変換器と、該A/D変換器
から得られる階調値で示されるデジタル画像信号に対し
てシェーディング補正と前記電子顕微鏡から得られる電
子ビーム電流に基いて正規化して電子ビームの振らぎ補
正と暗レベル補正とを行う前処理回路とを備えたことを
特徴とするパターン検査装置である。
を照射し、被検査対象物から得られる2次電子または反
射電子を検出器で検出して画像信号に変換する手段を有
し、画像信号により被検査対象物を検査するパターン検
査装置において、該画像信号を階調値で示されるデジタ
ル画像信号に変換するA/D変換器と、該A/D変換器
から得られるデジタル画像信号を光信号に変換する発光
素子と、該発光素子から得られる光信号を伝送する伝送
手段と、該伝送手段で伝送された光信号を電気信号に変
換する受光素子とを備えたことを特徴とするパターン検
査装置である。
よび装置の実施の形態について、図を用いて説明する。
ン検査方法および装置の第一の実施の形態を図1に示
す。ここでは、電子線30によりウエハ等の被検査対象
物100を走査して、電子線の照射によって被検査対象
物100から発生する電子を検知し、その強度変化に基
づいて走査部位の電子線像を得、電子線像を用いてパタ
ーン検査を行う。
に示す如く半導体ウエハ1がある。この半導体ウエハ1
には最終的に同一の製品となるチップ1aが多数配列さ
れている。チップ1aの内部のパターンレイアウトは、
同図の拡大図に示すように、メモリセルが2次元的に同
一ピッチで規則的に配列しているメモリマット部1c
と、周辺回路部1bとからなる。この半導体ウエハ1の
パターンの検査に適用する場合には、あるチップ(例え
ばチップ1d)での検出画像を記憶しておき、別のチッ
プ(例えばチップ1e)での検出画像とを比較する(以
下「チップ比較」と呼ぶ)、あるいは、あるメモリセル
(例えばメモリセル1f)での検出画像を記憶してお
き、別のセル(例えばセル1g)での検出画像とを比較
する(以下「セル比較」と呼ぶ)ことにより、欠陥を認
識する。仮に、被検査対象物100の繰り返しパターン
同士(半導体ウエハを例に取れば、チップ同士あるいは
セル同士)が厳密に等しく、また、等しい検出画像が得
られるのであれば、画像同士を比較した時に不一致とな
るのは欠陥のみなので、欠陥の認識は可能である。しか
し、実際には、正常部においても両画像間の不一致は存
在する。正常部での不一致には、被検査対象物に起因す
る不一致と、画像検出系に起因する不一致とがある。被
検査対象物に起因する不一致とは、露光、現像、エッチ
ング等のウエハ製作過程を通して生ずる、繰り返しパタ
ーン同士の微妙な差異による。これは、検出画像上で
は、パターン形状の微小な差異、階調値の差異となって
現れる。画像検出系に起因する不一致とは、照明光量の
変動、ステージの振動、種々の電気的なノイズ、二つの
画像の検出位置の狂いなどによる。これらは、検出画像
上では、部分画像の階調値の差異、パターンの歪み、画
像の位置ずれとなって現れる。
単位に位置合わせされた座標(x,y)の階調値がf1
(x,y)である検出画像(第1の2次元画像)と座標
(x,y)の階調値がg1(x,y)である比較画像(第
2の2次元画像)とを比較して欠陥判定する際のしきい
値(許容値)を、パターンの位置ずれ、階調値の差異な
どを考慮して画素ごとに設定し、この画素ごとに設定さ
れたしきい値(許容値)に基いて欠陥を判定する。本パ
ターン検査システムは、図1および図11に示す如く、
検出部101、画像取り出し部102、画像処理部10
3、システム全体を制御する全体制御部104からな
る。なお、本パターン検査システムは、室内が真空排気
される検査室105と、該検査室105内に被検査対象
物100を搬入、搬出するための予備室(図示せず)を
備えており、この予備室は検査室105とは独立して真
空排気できるように構成されている。
11を用いて説明する。即ち、検出部101における検
査室105内は、大別して、電子光学系106、電子検
出部107、試料室109、および光学顕微鏡部108
から構成される。電子光学系106は、電子銃31、電
子線引き出し電極111、コンデンサレンズ32、ブラ
ンキング用偏向器113、走査偏向器34、絞り11
4、対物レンズ33、反射板117、ExB偏向器11
5、およびビーム電流を検出するファラデーカップ(図
示せず)から構成される。反射板117は、円錐形状に
して二次電子増倍効果を持たせた。電子検出部107の
うち、例えば二次電子、反射電子等の電子を検出する電
子検出器35が検査室105内の例えば対物レンズ33
の上方に設置されている。電子検出器35の出力信号
は、検査室105の外に設置されたアンプ36で増幅さ
れる。試料室109は、試料台130、Xステージ13
1、Yステージ132、位置モニタ用測長器134、被
検査基板高さ測定器135から構成されている。なお、
ステージには、回転ステージを設けても良い。
31、132等の位置をモニタし、その結果を全体制御
部104に転送するものである。またステージ131、
132の駆動系も全体制御部104によって制御され
る。この結果、全体制御部104は、これらのデータに
基いて電子線30が照射されている領域や位置が正確に
把握できるようになっている。被検査基板高さ測定器1
35は、光学式測定器が使用されてステージ131、1
32上に載置された被検査対象物100の高さを測定す
るものである。そして、被検査基板高さ測定器135で
測定された測定データに基いて、電子線30を細く絞る
ための対物レンズ33の焦点距離がダイナミックに補正
され、常に被検査領域に焦点があった状態で電子線を照
射できるように構成されている。なお、図11では、高
さ測定器135は、検査室105の内部に設置されてい
るが、検査室105の外部に設置し、ガラス窓等を通し
て検査室105の内部に光を投影するなどする方式でも
よい。
内における電子光学系106の近傍であって、互いに影
響を及ぼさない程度離れた位置に設置されており、電子
光学系106と光電顕微鏡部108との間の距離は当然
既知の値となって構成されている。そして、Xステージ
131またはYステージ132が電子光学系106と光
学顕微鏡部108との間の既知の距離を往復移動するよ
うに構成されている。光学顕微鏡部108は、光源14
2、光学レンズ141、CCDカメラ140により構成
されている。光学顕微鏡部108は、被検査対象物10
0である例えば半導体ウエハ1に形成された回路パター
ンの光学画像を検出し、この検出された光学画像に基い
て回路パターンの回転ずれ量を算出し、この算出された
回転ずれ量を全体制御部104に送信する。すると全体
制御部104は、この回転ずれ量分を例えば回転ステー
ジを回転させることによって補正をすることが可能とな
る。また全体制御部104は、この回転ずれ量を補正制
御回路143に送り、補正制御回路143によりこの回
転ずれ量に基いて例えば走査偏向器34による電子線の
走査偏向位置を補正することによって回転ずれの補正が
可能となる。また光学顕微鏡部108は、被検査対象物
100である例えば半導体ウエハ1に形成された回路パ
ターンの光学画像を検出し、例えばこの光学画像をモニ
タ150に表示して観察し、この観察された光学画像に
基いて検査領域の座標を入力手段を用いて全体制御部1
04に入力することによって、検査領域を全体制御部1
04に対して設定することもできる。また例えば半導体
ウエハ1に形成された回路パターンにおけるチップ間の
ピッチ、或いはメモリセルのような繰り返しパターンの
繰り返しピッチを予め測定して、全体制御部104に入
力させることも可能となる。なお、光学顕微鏡部108
は、図11では検査室105の内部にあるが、検査室1
05の外部に配置して、ガラス窓等を通して半導体ウエ
ハ1の光学画像を検出するのでも良い。
を出た電子ビームは、コンデンサレンズ32、対物レン
ズ33を経て、試料面では画素サイズ程度のビーム径に
絞られる。この際、グランド電極38、リターディング
電極37によって、試料に負電位を引加し、対物レンズ
33と被検査対象物(試料)100間で電子ビームを減
速することで低加速電圧領域での高分解能化を図る。電
子線が照射されると、被検査対象物(ウエハ1)100
からは電子が発生する。走査偏向器34による電子線の
X方向の繰り返し走査と、ステージ2による被検査対象
物(試料)100のY方向の連続的な移動に同期して被
検査対象物100から発生する電子を検出することで、
被検査対象物の2次元の電子線像が得られる。被検査対
象物から発生した電子は検出器35で捕らえられ、アン
プ36で増幅される。ここで、高速検査を可能にするた
めに、電子ビームをX方向に繰り返し走査させる偏向器
34としては、偏向速度の速い静電偏向器を用いること
が、また、電子銃31としては、電子ビーム電流を大き
くできるので照射時間が短くできる熱電界放射型電子銃
を用いることが、また、検出器35には高速駆動が可能
な半導体検出器を用いることが望ましい。
1、図11および図12を用いて説明する。即ち、電子
検出部107における電子検出器35で検出された電子
検出信号は、アンプ36で増幅され、A/D変換器39
によりデジタル画像データ(階調画像データ)に変換さ
れる。そして、A/D変換器39の出力を、光変換手段
(発光素子)123、伝送手段(光ファイバケーブル)
124、および電気変換手段(受光素子)125により
伝送するように構成した。この構成によれば、伝送手段
124はA/D変換器39のクロック周波数と同じ伝送
速度であれば良い。A/D変換器39の出力は、光変換
手段(発光素子)123において光デジタル信号に変換
され、伝送手段(光ファイバケーブル)124によって
光伝送されて電気変換手段(受光素子)125によりデ
ジタル画像データ(階調画像データ)に変換される。こ
のように光信号に変換して伝送するのは、反射板117
からの電子52を半導体検出器35に導くために、半導
体検出器35から光変換手段123までの構成要素(半
導体検出器35、アンプ36、A/D変換器39、およ
び光変換手段(発光素子)123)を高電圧電源(図示
せず)により正の高電位にフローティングする必要があ
るからである。正確には、半導体検出器35のみを正の
高電圧にすればよい。しかしアンプ36とA/D変換器
39は、ノイズの混入と信号の劣化を防ぐため、半導体
検出器の直近にある方が望ましく、半導体検出器35の
みを正の高電圧に保つことは困難で、上記構成要素全体
を高電圧にする。すなわち、伝送手段(光ファイバケー
ブル)124は高絶縁材料で形成されているため、光変
換手段(発光素子)123においては正の高電位レベル
にあった画像信号が、伝送手段(光ファイバケーブル)
124を通過後、電気変換手段(受光素子)125から
はアースレベルの画像信号の出力が得られる。
ベル補正回路72、電子源の揺らぎ補正回路73、シェ
ーディング補正回路74等によって構成される。電気変
換手段(受光素子)125から得られるデジタル画像デ
ータ(階調画像データ)71は、前処理回路(画像補正
回路)40において、暗レベル補正、電子源の揺らぎ補
正、シェーディング補正等の画像補正が行われる。暗レ
ベル補正回路72における暗レベル補正は、図13に示
すように、全体制御部104から得られる走査ライン同
期信号75に基いて抽出されるビーム・ブランキング期
間中における検出信号71を基準に暗レベルを補正す
る。即ち暗レベルを補正する基準信号は、ビーム・ブラ
ンキング期間中の例えば特定位置における特定数画素の
階調値の平均を暗レベルとし、走査ライン毎に更新す
る。このように暗レベル補正回路72において、ビーム
・ブランキング期間中に検出される検出信号が、ライン
毎に更新される基準信号に暗レベル補正が行われる。電
子源の揺らぎ補正回路73における電子源の揺らぎ補正
は、図13に示すように、暗レベル補正がなされた検出
信号76を、補正周期(例えば100kHzのライン単
位)で上記ビーム電流を検出するファラデーカップ(図
示せず)でモニタされたビーム電流77で正規化して行
う。電子源の揺らぎには、急激な変動がないので、1〜
数ライン前に検出されたビーム電流を用いてもよい。シ
ェーディング補正回路74におけるシェーディング補正
は、図13に示すように、電子源の揺らぎ補正された検
出信号78に対して、全体制御部104から得られるビ
ーム走査位置79による光量変動を補正するものであ
る。即ち、シェーディング補正は、予め検出した基準明
るさデータ83をもとに画素毎に補正(正規化)を行う
ものである。シェーディング補正用基準データ83は、
予め検出して、検出された画像データを一旦画像メモリ
(例えば147)に格納し、この格納された画像データ
を、全体制御部104内に設けられた計算機または全体
制御部104にネットワークで接続された上位の計算機
に送信し、全体制御部104内に設けられた計算機また
は全体制御部104にネットワークで接続された上位の
計算機においてソフトウエアで処理して作成する。また
シェーディング補正用基準データ83は、全体制御部1
04にネットワークで接続された上位の計算機において
予め算出して保持しておき、検査開始時にダウンロード
し、このダウンロードしたデータをシェーディング補正
回路74におけるCPUが取り込めるようにしても良
い。全視野幅対応については、シェーディング補正回路
74内に、通常の電子ビームの振り幅の画素数(例えば
1024画素)の補正メモリを2面持ち、検査領域外の
時間(1視野検査終了から次の1視野検査開始までの時
間)にメモリを切り換えることにより対応する。補正デ
ータとしては、電子ビームの最大の振り幅の画素数(例
えば5000画素)分持ち、各補正メモリに次の1視野
検査終了までにCPUが書き替えればよい。
ら得られるデジタル画像データ(階調画像データ)71
に対して、暗レベル補正(ビーム・ブランキング期間中
における検出信号71を基準に暗レベルを補正す
る。)、電子ビーム電流の揺らぎ補正(ビーム電流強度
をモニターし、信号をビーム電流で正規化する)、シェ
ーディング補正(ビーム走査位置による光量変動を補
正)を行った後、補正されたデジタル画像データ(階調
画像データ)80に対して、フィルタリング処理回路8
1において、ガウシアンフィルタ、平均値フィルタ、あ
るいはエッジ強調フィルタなどによるフィルタリング処
理を行って、画質を改善する。また、必要に応じて、画
像の歪みの補正も行なう。これらの前処理は、後の欠陥
判定処理において有利なように検出画像を変換するため
のものである。
1は、前処理回路40から画質が改善されたデジタル画
像信号(階調画像信号)82を一定時間だけ遅延させる
が、遅延時間を、全体制御部104から得て、例えばス
テージ2がチップピッチ分(図2でのd1)移動する時
間にすれば、遅延された信号g0と遅延されていない信
号f0とは隣り合うチップの同じ箇所での画像信号とな
り、前述したチップ比較検査となる。あるいは遅延時間
を、全体制御部104から得て、ステージ2がメモリセ
ルのピッチ分(図2でのd2)移動する時間にすれば、
遅延された信号g0と遅延されていない信号f0とは隣り
合うメモリセルの同じ箇所での画像信号となり、前述し
たセル比較検査となるわけである。このように遅延回路
41は、全体制御部104から得られる情報に基いて、
読み出す画素位置を制御することによって任意の遅延時
間を選択できるように構成されている。以上のようにし
て、画像取り出し部102から、比較すべきデジタル画
像信号(階調画像信号)f0とg0とが取り出される。以
下、f0を検出画像、g0を比較画像と呼ぶことにする。
なお、図11に示すように、比較画像信号g0をシフト
レジスタや画像メモリ等で構成された第1画像記憶部1
46に記憶し、検出画像信号f0をシフトレジスタや画
像メモリ等で構成された第2画像記憶部147に記憶し
ても良い。上述したごとく、第1画像記憶部146は遅
延回路41を構成してもよく、また第2画像記憶部14
7は必ずしも必要としない。また、前処理回路40内、
および第2画像記憶部147等に取り込まれた電子線画
像あるいは光学顕微鏡部108で検出した光学画像はモ
ニタ150に表示され、観察することが可能である。
用いて説明する。前処理部40からは被検査対象物10
0上のある検査領域についての階調値(濃淡値)で表わ
される検出画像f0(x,y)が得られ、遅延回路41か
らは比較される基準となる被検査対象物100上のある
検査領域についての階調値(濃淡値)で現わされる比較
画像(基準画像:参照画像)g0(x,y)が得られる。
出画像f0(x,y)に対する比較画像g0(x,y)の位置
ずれ量が0〜1画素の間になるように、いいかえれば、
f0(x,y)とg0(x,y)との「整合度」が最大となる
位置が0〜1画素の間になるように、例えば比較画像の
位置をずらす。その結果、例えば図3に示すように検出
画像f0(x,y)と比較画像g0(x,y)とが1画素単位
以下で位置合わせされることになる。図3に鎖線で示す
四角な目が画素を示す。この画素は、電子検出器35で
検出されてA/D変換器39でサンプリングされてデジ
タル値(階調値:濃淡値)に変換される単位である。即
ち、画素単位は、電子検出器35で検出される最小単位
を示す。なお、上記「整合度」としては、次に示す(数
1)式などが考えられる。 max|f0−g0|, ΣΣ|f0−g0|, ΣΣ(f0−g0)2 (数1) max|f0−g0|は、検出画像f0(x,y)と比較画像g0
(x,y)との差の絶対値の最大値を示す。ΣΣ|f0−g
0|は、検出画像f0(x,y)と比較画像g0(x,y)との
差の絶対値の画像内の合計である。ΣΣ(f0−g0)
2は、検出画像f0(x,y)と比較画像g0(x,y)との
差を2乗してx方向およびy方向に積分した値を示す。
って処理内容が変わってくるが、ここではΣΣ|f0−g
0|を採用した場合について示す。比較画像g0(x,y)
のx方向のずらし量をmx,y方向のずらし量をmy(た
だしmx,myは整数)とし、e1(mx,my)、s1(mx,
my)の各々を次に示す(数2)式および(数3)式のよ
うに定義する。 e1(mx,my)=ΣΣ|f0(x,y)−g0(x+mx,y+my)| (数2) s1(mx,my)=e1(mx,my)+e1(mx+1,my)+e1(mx,my+1)+e 1(mx+1,my+1) (数3) (数2)式においてΣΣは画像内の合計を表す。ここで
求めたいのはs1(mx,my)が最小となるx方向のずら
し量をmx,y方向のずらし量をmyの値なので、mx,
およびmyの各々を±0,1,2,3,4・・・・・nと変化
させて、いいかえれば、比較画像g0(x,y)を画素ピ
ッチでずらして、その時々のs1(mx,my)を算出す
る。そして、それが最小となるmxの値mx0と、myの値
my0とを求める。なお、比較画像の最大ずらし量である
nは、検出部101の位置精度に応じて、位置精度が悪
いほど大きな値にする必要がある。画素単位の位置合わ
せ部42からは、検出画像f0(x,y)はもとのまま、
比較画像g0(x,y)は(mx0,my0)だけずらして出
力する。すなわち、f1(x,y)=f0(x,y)、g1
(x,y)=g0(x+mx0,y+my0)である。
単位に位置合わせされた画像f1(x,y)、g1(x,y)
を小領域(例えば128*256画素からなる部分画
像)に分割して、分割した領域(部分画像)ごとに画素
以下の位置ずれ量(位置ずれ量は0〜1の実数とな
る。)を算出する。小領域に分割するのは、画像の歪み
に対応するためであり、歪みが無視できる程度の領域に
設定する必要がある。整合度の測度としては、やはり
(数1)式で示すような選択肢があるが、ここでは、三
番目の「差の2乗和」(ΣΣ(f0−g0)2)を採用した
例を示す。f1(x,y)とg1(x,y)との中間位置を位
置ずれ量0とし、図3に示すように、f1はx方向に−
δx、y方向に−δy、g1はx方向に+δx、y方向に+
δyだけずれていると仮定する。つまり、f1とg1との
ずれ量は、x方向が2*δx、y方向が2*δyと考え
る。δx、δyは整数ではないため、δx、δyだけずらす
には、画素と画素の間の値を定義する必要がある。f1
をx方向に+δx、y方向に+δyだけずらした画像f
2、g1をx方向に−δx、y方向に−δyだけずらした画
像g2を、次に示す(数4)式および(数5)式のよう
に定義する。
g2との整合度e2(δx,δy)は「差の2乗和」を採用す
ると次に示す(数6)式のようになる。 e2(δx,δy)=ΣΣ(f2(x,y)−g2(x,y))2 (数6) ΣΣは小領域(部分画像)内の合計である。画素以下の
位置ずれ検出部43の目的は、e2(δx,δy)が最小値
をとるδxの値δx0、δyの値δy0を求めることである。
それには、上記(数6)式をδx,δyで偏微分した式を
0とおいて、それをδx,δyについて解けばよい。結果
は次に示す(数7)式および(数8)式のようになる。 δx={(ΣΣC0*Cy)*(ΣΣCx*Cy)−(ΣΣC0*Cx)*(ΣΣCy*Cy)}/ {(ΣΣCx*Cx)*(ΣΣCy*Cy)−(ΣΣCx*Cy)*(ΣΣCx*Cy)} (数7) δx={(ΣΣC0*Cx)*(ΣΣCx*Cy)−(ΣΣC0*Cy)*(ΣΣCx*Cx)}/ {(ΣΣCx*Cx)*(ΣΣCy*Cy)−(ΣΣCx*Cy)*(ΣΣCx*Cy)} (数8) ただし、C0、Cx、Cyの各々は、次に示す(数9)式、
(数10)式、(数11)式の関係になる。
8)式に示すように、上記種々の統計量ΣΣCk*Ck
(但しCk=C0、Cx、Cy)を求める必要がある。統
計量算出部44は、画素単位の位置合わせ部42から得
られる画素単位で位置合わせされた階調値(濃淡値)か
らなる検出画像f1(x,y)と比較画像g1(x,y)に基
いて、上記種々の統計量ΣΣCk*Ckの算出を行う。
いて計算されたΣΣCk*Ckを用いて、上記(数7)
式、(数8)式の演算を行ってδx0、δy0を求める。シフ
トレジスタ等で構成された遅延回路46、47は、画素
以下の位置ずれ検出部43でδx0、δy0を求めるのに要
する時間分だけ画像信号f1とg1を遅延させるためのも
のである。差画像抽出回路(差分抽出回路:距離抽出
部)49では、計算上2*δx0、2*δy0の位置ずれを
有するf1とg1との差画像(距離画像)sub(x,y)を
求める。この差画像(距離画像)sub(x,y)は、(数
12)式で表すと、次のようになる。 sub(x,y)=g1(x,y)−f1(x,y) (数12) しきい値演算回路(許容範囲演算部)48は、遅延回路
46、47を経た画像信号f1、g1および、画素以下の
位置ずれ検出部43から得られる画素以下の位置ずれ量
δx0、δy0を用いて、欠陥判定回路(欠陥判定部)50
において差画像抽出回路(差分抽出回路:距離抽出部)
49から得られる差画像(距離画像)sub(x,y)の値
に応じて欠陥候補か否かを判定するための二つのしきい
値(許容範囲を示す許容値)thH(x,y)とthL(x,y)
とを算出するものである。thH(x,y)は、差画像(距
離画像)sub(x,y)の上限を規定するしきい値(許容
範囲を示す許容値)であり、thL(x,y)は、差画像
(距離画像)sub(x,y)の下限を規定するしきい値
(許容範囲を示す許容値)である。しきい値演算回路4
8の構成を図5に示す。しきい値演算回路48における
演算の内容を(数13)式および(数14)式で表すと
次のようになる。 thH(x,y)=A(x,y)+B(x,y)+C(x,y) (数13) thL(x,y)=A(x,y)−B(x,y)−C(x,y) (数14) ただし、A(x,y)は、(数15)式の関係で示され、画
素以下の位置ずれ量δx0、δy0を用いて、実質的に差画
像(距離画像)sub(x,y)の値に応じてしきい値を補
正するための項である。
され、検出画像f1と比較画像g1との間において、パタ
ーンエッジの微小な位置ずれ(パターン形状の微小な差
異、パターン歪みも局所的に見ればパターンエッジの微
小な位置ずれに帰着する)を許容するための項である。
またC(x,y)は、(数17)式の関係で示され、検出画
像f1と比較画像g1との間において、階調値(濃淡値)
の微小な差異を許容するための項である。 A(x,y)={dx1(x,y)*δx0−dx2(x,y)*(−δx0)}+{dy1(x,y )*δy0−dy2(x,y)*(−δy0)}={dx1(x,y)+dx2(x,y)}*δx0+{ dy1(x,y)+dy2(x,y)}*δy0 (数1 5) B(x,y)=|{dx1(x,y)*α−dx2(x,y)*(−α)}|+|{dy1(x, y)*β−dy2(x,y)*(−β)}|=|{dx1(x,y)+dx2(x,y)}*α|+ |{dy1(x,y)+dy2(x,y)}*β| (数16) C(x,y)=((max1+max2)/2)*γ+ε (数17) ここで、α、βは0〜0.5の実数、γは0以上の実
数、εは0以上の整数である。
れ、検出画像f1(x,y)におけるx方向+1隣りの画
像との階調値(濃淡値)の変化分を示す。またdx2
(x,y)は、(数19)式の関係で示され、比較画像g1
(x,y)におけるx方向−1隣りの画像との階調値(濃
淡値)の変化分を示す。またdy1(x,y)は、(数20)
式の関係で示され、検出画像f1(x,y)におけるy方
向+1隣りの画像との階調値(濃淡値)の変化分を示
す。またdy2(x,y)は、(数21)式の関係で示され、
比較画像g1(x,y)におけるy方向−1隣りの画像と
の階調値(濃淡値)の変化分を示す。 dx1(x,y)=f1(x+1,y)−f1(x,y) (数18) dx2(x,y)=g1(x,y)−g1(x−1,y) (数19) dy1(x,y)=f1(x,y+1)−f1(x,y) (数20) dy2(x,y)=g1(x,y)−g1(x,y−1) (数21) max1は、(数22)式の関係で示され、検出画像f1(x,
y)における自身も含め、x方向+1隣りの画像、y方
向+1隣りの画像の最大階調値(濃淡値)を示す。また
max2は、(数23)式の関係で示され、比較画像g1(x,
y)における自身も含め、x方向−1隣りの画像、y方
向−1隣りの画像の最大階調値(濃淡値)を示す。
(数13)式および(数14)式における第1項A(x,y)
について説明する。即ち、しきい値thH(x,y)、thL
(x,y)を算出する(数13)式および(数14)式におけ
る第1項A(x,y)は、位置ずれ検出部43で求めた画
素以下の位置ずれ量δx0、δy0に対応してしきい値を補
正するための項である。例えば(数18)式で表されるd
x1は、f1の階調値のx方向の局所的な変化率だから、
(数15)式に示されるdx1(x,y)*δx0は、位置がδ
x0ずれた時のf1の階調値(濃淡値)の変化の予測値と
いうことができる。よって、(数15)式に示される第1
項{dx1(x,y)*δx0−dx2(x,y)*(−δx0)}は、
x方向にf1の位置をδx0、g1の位置を−δx0ずらした
時に、f1とg1の差画像(距離画像)の階調値(濃淡
値)がどのぐらい変化するかを画素ごとに予測した値と
いうことができる。同様に第2項はy方向について予測
した値ということができる。即ち、{dx1(x,y)+dx
2(x,y)}*δx0は、検出画像f1と比較画像g1との差
画像(距離画像)におけるx方向の局所的変化率{dx1
(x,y)+dx2(x,y)}に対して位置ずれδx0を掛け
算してf1とg1の差画像(距離画像)の階調値(濃淡
値)がx方向にどのぐらい変化するかを画素ごとに予測
した値であり、{dy1(x,y)+dy2(x,y)}*δy0
は、検出画像f1と比較画像g1との差画像(距離画像)
におけるy方向の局所的変化率{dy1(x,y)+dy2
(x,y)}に対して位置ずれδy0を掛け算してf1とg1
の差画像(距離画像)の階調値(濃淡値)がy方向にど
のぐらい変化するかを画素ごとに予測した値である。
y)、thL(x,y)における第1項A(x,y)は、既知の
位置ずれδx0、δy0をキャンセルするための項である。
を算出する(数13)式および(数14)式における第2項
B(x,y)について説明する。即ち、しきい値thH(x,
y)、thL(x,y)を算出する(数13)式および(数14)
式における第2項B(x,y)は、パターンエッジの微小
な位置ずれ(パターン形状の微小な差異、パターン歪み
も局所的に見ればパターンエッジの微小な位置ずれに帰
着する)を許容するための項である。A(x,y)を求め
る(数15)式とB(x,y)を求める(数16)式を対比さ
せれば明らかなように、B(x,y)は位置ずれα、βに
よる差画像(距離画像)の階調値(濃淡値)の変化予測
の絶対値である。A(x,y)によって位置ずれがキャン
セルされるとするならば、A(x,y)にB(x,y)を加
算するのは、位置の合った状態から、さらにパターン形
状やパターンの歪みに基づく微小な差異によるパターン
エッジの微小な位置ずれを考慮してx方向にα、y方向
にβだけ位置をずらすことを意味している。つまり、パ
ターン形状やパターンの歪みに基づく微小な差異による
パターンエッジの微小な位置ずれとして、x方向に+
α、y方向に+βを許容するのが、上記(数13)式で
示す+B(x,y)である。また、上記(数14)式で示
す如くA(x,y)からB(x,y)を減ずるのは、位置の
合った状態からさらにx方向に−α、y方向に−βだけ
位置をずらすことを意味している。x方向に−α、y方
向に−βの位置ずれを許容するのが、上記(数14)式
で示す−B(x,y)である。上記(数13)式および
(数14)式で示すごとく、しきい値に上限thH(x,
y)、下限thL(x,y)を設けることによって、±α、±
βの位置ずれを許容することになるわけである。そし
て、しきい値演算回路48において、入力されるパラメ
ータα、βの値を適切な値に設定することによって、パ
ターン形状やパターンの歪みに基づく微小な差異による
許容する位置ずれ量(パターンエッジの微小な位置ずれ
量)を自由にコントロールすることが可能となる。
を算出する(数13)式および(数14)式における第3項
C(x,y)について説明する。しきい値thH(x,y)、t
hL(x,y)を算出する(数13)式および(数14)式にお
ける第3項C(x,y)は、検出画像f1と比較画像g1と
の間において、階調値(濃淡値)の微小な差異を許容す
るための項である。(数13)式で示すようにC(x,
y)の加算は、比較画像g1の階調値(濃淡値)が検出画
像f1の階調値(濃淡値)よりもC(x,y)だけ大きい
のを許容することを意味し、(数14)式で示すように
C(x,y)の減算は、比較画像g1の階調値(濃淡値)
が検出画像f1の階調値(濃淡値)よりもC(x,y)だ
け小さいのを許容することを意味する。ここでは、C
(x,y)を、(数17)式で示すように、局所領域での
階調値の代表値(ここではmax値)に比例定数γを掛け
た値と、定数εとの和としたが、この関数にこだわる必
要はなく、階調値の変動の仕方が既知であれば、それに
合った関数するのがよい。例えば、階調値の平方根に変
動幅が比例すると分かっていれば、(数17)式の代わり
に、C(x,y)=((max1+max2)の平方根)*γ+εと
すべきである。しきい値演算回路48において、B
(x,y)と同様、入力されるパラメータγ、εによっ
て、許容する階調値(濃淡値)の差異を自由にコントロ
ールすることが可能となる。
部)48は、図5に示すように、遅延回路46から入力
される階調値(濃淡値)からなる検出画像f1(x,y)
と遅延回路47から入力される階調値(濃淡値)からな
る比較画像g1(x,y)とに基いて、(数18)式および
(数19)式により{dx1(x,y)+dx2(x,y)}なる演
算を施す演算回路91と、(数20)式および(数21)式
により{dy1(x,y)+dy2(x,y)}なる演算を施す演
算回路92と、(数22)式および(数23)式により(ma
x1+max2)なる演算を施す演算回路93とを有する。更
に、しきい値演算回路48は、演算回路91から得られ
る{dx1(x,y)+dx2(x,y)}と画素以下のずれ検出
部43から得られるδx0と入力されるαパラメータとに
基いて、(数15)式の一部と(数16)式の一部である
({dx1(x,y)+dx2(x,y)}*δx0±|{dx1(x,
y)+dx2(x,y)}|*α)なる演算を施す演算回路9
4と、演算回路92から得られる{dy1(x,y)+dy2
(x,y)}と画素以下のずれ検出部43から得られるδy
0と入力されるβパラメータとに基いて、(数15)式の
一部と(数16)式の一部である({dy1(x,y)+dy2
(x,y)}*δy0±|{dy1(x,y)+dy2(x,y)}|
*β)なる演算を施す演算回路95と、演算回路93か
ら得られる(max1+max2)と入力されるγ、εパラメー
タとに基いて、例えば(数17)式に従って(((max1+m
ax2)/2)*γ+ε)なる演算を施す演算回路96とを
有する。更に、しきい値演算回路48は、演算回路94
から得られる({dx1(x,y)+dx2(x,y)}*δx0+
|{dx1(x,y)+dx2(x,y)}|*α)と演算回路9
5から得られる({dy1(x,y)+dy2(x,y)}*δy0
+|{dy1(x,y)+dy2(x,y)}|*β)と演算回路
96から得られる(((max1+max2)/2)*γ+ε)と
を+演算して上限のしきい値thH(x,y)を出力する加
算回路98と、演算回路96から得られる(((max1+m
ax2)/2)*γ+ε)を−演算する減算回路97と、演
算回路94から得られる({dx1(x,y)+dx2(x,
y)}*δx0−|{dx1(x,y)+dx2(x,y)}|*α)
と演算回路95から得られる({dy1(x,y)+dy2
(x,y)}*δy0−|{dy1(x,y)+dy2(x,y)}|
*β)と減算回路97から得られる−(((max1+max
2)/2)*γ+ε)とを+演算して下限のしきい値ちth
L(x,y)を出力する加算回路99とを有している。な
お、しきい値演算回路48は、CPUがソフト処理によ
っても実現することができる。またしきい値演算回路4
8に入力されるパラメータα、β、γ、εは、全体制御
部104に備えられた入力手段(例えば、キーボード、
記録媒体、ネットワーク等からなる。)を用いて入力さ
せても良い。
画像抽出回路(差分抽出回路)49から得られる差画像
(距離画像)sub(x,y)、並びにしきい値演算回路4
8から得られる下限のしきい値(下限の許容範囲を示す
許容値)thL(x,y)、および上限のしきい値(上限の
許容範囲を示す許容値)thH(x,y)を用いて、次に示
す(数24)式の関係を満たせば、位置(x,y)の画素は
非欠陥候補、満たさなければ位置(x,y)の画素は欠陥
候補と判定する。欠陥判定回路50は、非欠陥候補画素
は例えば0、欠陥候補画素は不一致量を示す例えば1以
上の値を持つdef(x,y)を出力する。 thL(x,y)≦sub(x,y)≦thH(x,y) (数24) 特徴抽出回路50aでは、ノイズ除去処理(例えば、de
f(x,y)に対して縮小・膨張の処理を行う。例えば3
×3画素の全てに亘って同時に欠陥候補画素ではないと
きには、その中心の画素として例えば0(非欠陥候補画
素)にして縮小処理を行って消去し、それを膨張処理し
て元に戻すことを行う。)によってノイズ的(例えば3
×3画素の全てに亘って同時に欠陥候補画素ではな
い。)な出力を削除したあと、近隣の欠陥候補部を一つ
にまとめる欠陥候補部のマージ処理を行う。その後、一
まとまりごとに、重心座標、XY投影長(x方向および
y方向における最大長さを示す。なお、(X投影長の2
乗+Y投影長の2乗)の平方根は最大長さとなる。)、
面積などの特徴量88を算出して出力する。以上説明し
たように、全体制御部104によって制御される画像処
理部103aからは、電子ビームが照射されて電子検出
器35で検出させる被検査対象物(試料)100上の座
標に応じて欠陥候補部の特徴量(例えば、重心座標、X
Y投影長、面積など)88が得られることになる。
陥候補部の位置座標を被検査対象物(試料)100上の
座標系に変換し、疑似欠陥の削除を行い、最終的に、被
検査対象物(試料)100上での位置と画像処理部10
3aの特徴抽出回路50aから算出された特徴量とから
なる欠陥データをまとめる。本実施の形態によれば、小
領域(部分画像)全体としての位置ずれや、個々のパタ
ーンエッジの微小な位置ずれや、階調値(濃淡値)の微
小な差異が許容されるため、正常部を欠陥と誤認識する
ことがなくなる。また、パラメータα、β、γ、εを適
切な値に設定することによって、位置ずれ、階調値の変
動の許容量のコントロールを容易に行うことが可能とな
る。また、本実施の形態では、前述の従来技術(特開平
3ー177040号公報)と異なり、補間によって擬似
的に位置の合った画像を生成することを行っていないた
め、補間では避けがたい画像の平滑化効果を受けないの
で、微細な欠陥部の検出に有利という利点もある。実
際、発明者等の実験によれば、画素以下の位置ずれ検出
の結果を用いて、補間によって擬似的に位置の合った画
像を生成した後、本実施の形態と同様に位置ずれ、階調
値の変動を許容するしきい値を算出して欠陥判定を行っ
た結果と、本実施の形態によって欠陥判定を行った結果
とを比較すると、本実施の形態では5%以上の欠陥検出
性能の向上が見られた。
の第1の変形は、図6に示すように、画素単位の位置合
わせを行わない。検出部101で画像を検出する位置精
度が高く、検出された画像の検出位置誤差が1画素未満
である場合は、画素単位の位置合わせは不要であり、直
に画素以下の位置ずれ検出を行うようにする。即ち、図
6に示す第1の変形が、図1に示す実施の形態と相違す
る構成は、検出部101で画像を検出する位置精度が高
く、検出された画像の検出位置誤差が1画素未満である
ために、画素単位の位置合わせ部42をなくした画像処
理部103bを備えたことにある。この第1の変形にお
いても、しきい値演算回路48からは、(数13)式に基
づく上限のしきい値(上限の許容範囲を示す許容値)th
H(x,y)と(数14)式に基づく下限のしきい値(下限
の許容範囲を示す許容値)thL(x,y)とが出力され
る。欠陥判定回路50では、差画像抽出回路(差分抽出
回路)49から得られる差画像(距離画像)sub(x,
y)、並びにしきい値演算回路48から得られる下限の
しきい値(下限の許容範囲を示す許容値)thL(x,
y)、および上限のしきい値(上限の許容範囲を示す許
容値)thH(x,y)を用いて、上記(数24)式の関係を
満たせば、位置(x,y)の画素は非欠陥候補、満たさな
ければ位置(x,y)の画素は欠陥候補と判定する。欠陥
判定回路50は、非欠陥候補画素は例えば0、欠陥候補
画素は不一致量を示す例えば1以上の値を持つdef(x,
y)を出力する。そして、特徴抽出回路50aでは、ノ
イズ除去処理(例えば、def(x,y)に対して縮小・膨
張の処理を行う。)によってノイズ的な出力を削除した
あと、近隣の欠陥候補部を一つにまとめる欠陥候補部の
マージ処理を行う。その後、一まとまりごとに、重心座
標、XY投影長、面積などの特徴量88を算出して出力
することになる。
ように、画素単位の位置合わせ及び、画素以下の位置ず
れ検出を行わない。検出部101で画像を検出する位置
精度がさらに高く、検出された画像の検出位置の誤差が
無視できる程度である場合には、画素以下の位置ずれ検
出も不要となる。即ち、図7に示す第2の変形が、図1
に示す実施の形態と相違する構成は、検出部101で画
像を検出する位置精度が高く、検出された画像の検出位
置の誤差が無視できる程度であるために、画素単位の位
置合わせ部42および画素以下のずれ検出部43をなく
し、全体制御部140から入力される比較間隔Pを画素
サイズeで割った値の小数点以下の値ωを出力するサブ
CPU45を備えた画像処理部103cを備えたことに
ある。画像の比較間隔をP(チップ比較の場合には、比
較するチップ間の間隔、セル比較の場合には比較するメ
モリセル間の間隔)、画素サイズをe、比較間隔Pを画
素サイズeで割った値の小数点以下の値ωx,ωyとす
る。この時は画素以下の位置ずれ検出の結果として得ら
れるδx、δyのかわりに、ωx/2,ωy/2を用い
る。すなわち、次に示す(数15’)式によりA(x,y)
を求めることが必要となる。
は、(数13)式に基づく上限のしきい値(上限の許容範
囲を示す許容値)thH(x,y)と(数14)式に基づく下
限のしきい値(下限の許容範囲を示す許容値)thL(x,
y)とが出力される。欠陥判定回路50では、差画像抽
出回路(差分抽出回路)49から得られる差画像(距離
画像)sub(x,y)、並びにしきい値演算回路48から
得られる下限のしきい値(下限の許容範囲を示す許容
値)thL(x,y)、および上限のしきい値(上限の許容
範囲を示す許容値)thH(x,y)を用いて、上記(数2
4)式の関係を満たせば、位置(x,y)の画素は非欠陥
候補、満たさなければ位置(x,y)の画素は欠陥候補と
判定する。欠陥判定回路50は、非欠陥候補画素は例え
ば0、欠陥候補画素は不一致量を示す例えば1以上の値
を持つdef(x,y)を出力する。そして、特徴抽出回路
50aでは、ノイズ除去処理(例えば、def(x,y)に
対して縮小・膨張の処理を行う。)によってノイズ的な
出力を削除したあと、近隣の欠陥候補部を一つにまとめ
る欠陥候補部のマージ処理を行う。その後、一まとまり
ごとに、重心座標、XY投影長、面積などの特徴量88
を算出して出力することになる。
位置ずれ量を、式(数4)〜(数11)式のようにして求
める代わりに、画像f1とg1が画素単位に位置が合っ
た状態でのf1とg1の階調値(濃淡値)の差の2乗和
(和をとる範囲は小領域ごと)、および、g1をf1に対
して種々の方向に画素の整数倍ずらした時の差の2乗和
(和をとる範囲は小領域ごと)を求め、これらの値の補
間により、g1をf1に対して1画素以下の任意の量だけ
ずらした時の差の2乗和を定義し、これが最小値をとる
ずらし量を、算出すべき位置ずれ量として用いるように
する。または、差の2乗和の代わりに、差の絶対値の和
を用いるようにする。または、差の2乗和の代わりに正
規化相関を用いるようにする。本実施の形態の第4の変
形は、(数13)〜(数23)式の計算方法に関わる変形で
ある。
(数25)〜(数28)式を用いる。
(数29)〜(数30)式を用いる。
る。 B(x,y)=[{(dx1(x,y)+dx2(x,y))*α)}2+{(dy1(x,y)+d y2(x,y)}*β)}2]の平方根 (数31) x方向のパターンエッジの位置ずれとy方向のパターン
エッジの位置ずれが独立事象とすれば、(数16)式より
も(数31)式の方が高い性能が得られるはずである。し
かし、(数31)式は(数16)式に比べてハードウエアの
規模が大きくなるという問題があるため、ハードウエア
の規模が大きくなっても、より高性能を得たい時にだけ
(数31)式を採用するのがよいであろう。あるいは、
(数17)式のかわりに、次に示す(数32)〜(数34)式
を用いる。 C(x,y)=((ave1+ave2)/2)*γ+ε (数32) ここで ave1={f1(x,y)+f1(x+1,y)+f1(x,y+1)+f1(x+1,y+ 1)}/4 (数33) ave2={g1(x,y)+g1(x−1,y)+g1(x,y−1)+g1(x−1,y− 1)}/4 (数34) あるいは、(数17)式のかわりに、max1((数22)式参
照)、max2((数23)式参照)、ave1((数33)式参
照)、ave2((数34)式参照)等の代表階調値に対する
ルックアップテーブルをサブCPU45によってあらか
じめ作成しておき、それに従って、しきい値演算回路4
8はC(x,y)を求めるようにする。画像検出の系によ
っては、階調値の変動の仕方が関数で表しづらい場合も
あり得る。そういう場合はこのようにルックアップテー
ブルを用いる法が好都合である。
りに、次に示す(数35)式、(数36)式を用いる。 thH(x,y)=A(x,y)+{B(x,y)2+C(x,y)2}の平方根 (数35) thL(x,y)=A(x,y)−{B(x,y)2+C(x,y)2}の平方根 (数36) 個々のパターンエッジの微小な位置ずれと階調値の変動
が独立事象とすれば、(数13)式、(数14)式よりも
(数35)式、(数36)式の方が高い性能が得られるはず
である。しかし、後者は全社に比べてハードウエアの規
模が大きくなるという問題があるため、ハードウエアの
規模が大きくなっても、より高性能を得たい時にだけ後
者を採用するのがよいであろう。
ン検査方法および装置の第二の実施の形態を図8を用い
て説明する。本実施の形態も図1に示した第一の実施の
形態と同様、検出部101、画像取り出し部102、画
像処理部103d、システム全体を制御する全体制御部
104からなる。検出部101、画像取り出し部10
2、全体制御部104は第一の実施の形態と同様であ
る。画像処理部103dについても、画素以下の位置ず
れ検出部43において画素以下のずれ量δx0、δy0を算
出するまでは第一の実施の形態と同様である。位置ずれ
画像生成部A51、位置ずれ画像生成部B52、位置ず
れ画像生成部C53、位置ずれ画像生成部D54では、
比較する検出画像f1と比較画像g1が計算上最もよく一
致する関係、すなわち、検出画像f1を+δx0、+δy0
ずらし、比較画像g1を−δx0、−δy0ずらした位置関
係を中心に、更に種々の方向に互いをずらした画像を生
成する。x方向のずらし量をα、y方向のずらし量をβ
とする(α、βは0〜0.5の実数)。即ち、f2A(f
1をx方向に+αずらした画像)、g2A(g1をx方向に
−αずらした画像)、f2B(f1をx方向に−αずらし
た画像)、g2B(g1をx方向に+αずらした画像)、
f2C(f1をy方向に+βずらした画像)、g2C(g1を
y方向に−βずらした画像)、f2D(f1をy方向に−
βずらした画像)、g2D(g1をy方向に+βずらした
画像)を生成する。この際、δx0、δy0、α、βはいず
れも非整数であるため、ずらした画像を何らかの方法で
作り出す必要がある。画像の生成には様々な方法が知ら
れているが、ここでは線形補間により画像を生成する場
合について示す。
素ずれ画像生成部A51から出力されるg2A(x,y)と
f2A(x,y)との差画像subAを求め、差分抽出部B5
6では、次に示す(数46)式に基いて画素ずれ画像生成
部B52から出力されるg2B(x,y)とf2B(x,y)と
の差画像subBを求め、差分抽出部C57では、次に示
す(数47)式に基いて画素ずれ画像生成部C53から出
力されるg2C(x,y)とf2C(x,y)との差画像subC
を求め、差分抽出部D58では、次に示す(数48)式に
基いて画素ずれ画像生成部D54から出力されるg2D
(x,y)とf2D(x,y)との差画像subDを求める。す
なわち、 subA(x,y)=g2A(x,y)−f2A(x,y) (数45) subB(x,y)=g2B(x,y)−f2B(x,y) (数46) subC(x,y)=g2C(x,y)−f2C(x,y) (数47) subD(x,y)=g2D(x,y)−f2D(x,y) (数48) 最大値最小値抽出部59では、差分抽出部A55からの
出力subA、差分抽出部B56からの出力subB、差分抽
出部C57からの出力subC、差分抽出部D58からの
出力subDを比較して、画素ごとに次の(数49)式で示
す最大値submax(x,y)と次の(数50)式で示す最小値
submin(x,y)を求める。すなわち、 submax(x,y)=max{subA(x,y),subB(x,y),subC(x,y),subD (x,y)} (数49) submin(x,y)=min{subA(x,y),subB(x,y),subC(x,y),subD (x,y)} (数50) 一方、階調値変動の許容値演算部60では、検出画像f
1、および比較画像g1のそれぞれにおいて、局所領域で
の階調値(濃淡値)の代表値(ここではmax値)を求
め、次に(数17)式と同様に(数51)式で示す如くその
代表値の関数として、次の階調値の変動の許容値d
(x,y)を画素ごとに求める。
たsubmax(x,y)、submin(x,y)に、先に求めた階調
値の変動の許容値d(x,y)を、それぞれ加算、減算し
て、その結果両者の符号が逆であれば、非欠陥候補、両
者の符号が等しければ欠陥候補と判定する。すなわち、
次に示す(数54)式の関係を満たせば、位置(x,y)の
画素は非欠陥候補、満たさなければ位置(x,y)の画素
は欠陥候補と判定する。そして、非欠陥候補画素は例え
ば0、欠陥候補画素は例えば1以上の値を持つdef(x,
y)を出力する。(数54)式は、{submax(x,y)+d
(x,y)}と{submin(x,y)−d(x,y)}との間にお
いて、互いに極性が異なる関係であることを意味する。
施の形態におけるα、βと同様の意味を持つ。第一の実
施の形態では、個々のパターンエッジの微小な位置ずれ
を許容するために、α、βにより前記(数13)式および
(数14)式で示すしきい値thH(x,y)、thL(x,y)の
第2項B(x,y)を調整したのに対し、本第二の実施の
形態では、検出画像f1(x,y)と比較画像g1(x,y)
との間において実際に±α、±βだけ位置をずらしてい
る。このことが、パターンエッジの微小な位置ずれ(パ
ターン形状やパターン歪等による微小な差異に基づく微
小な位置ずれ)を許容することになる意味を図9及び図
10を用いて説明する。
のある特定のパターンエッジに着目したものであり、画
像fのエッジを実線で、画像gのエッジを点線で示して
いる。ここでは、簡単のため画像fと画像gの階調値は
等しいとし、また、x方向にだけ位置をずらすことにす
る。図9は、(a)に示すように画像fと画像gとの間
においてパターンエッジの微小な位置ずれがない場合を
示す。この時に図9(b)に示すように画像gを右にシ
フトさせると、差画像(g−f)はエッジ部で最小値
((数50)式で示されるsubmin(x,y)に相当する。)
として負の値をとる。逆に、図9(c)に示すように画
像gを左にシフトさせると、差画像(g−f)はエッジ
部で最大値((数49)式で示されるsubmax(x,y)に相
当する。)として正の値をとる。もともと画像fと画像
gとの間において位置ずれがない場合には、画像fに対
して画像gをシフトさせる量がいかに小さくても差画像
(g−f)のエッジ部における最小値と最大値の極性
(符号)は、(b)に示す最小値では負の極性、(c)
に示す最大値では正の極性である。
ーンエッジに微小な位置ずれがある場合を示す。この時
は、画像fに対して上記微小な位置ずれに比べて画像g
をシフトさせる量が少ないと、(b)および(c)に示
すように、画像gを右にシフトしても、左にシフトして
も、差画像(g−f)のエッジ部における最小値((数
50)式で示されるsubmin(x,y)に相当する。)およ
び最大値((数49)式で示されるsubmax(x,y)に相当
する。)の極性(符号)は負の極性である。従って、両
方向にシフトさせて最小値と最大値との極性(符号)が
変わったら、即ち{submax(x,y)}*{submin(x,y)}
≦0を満足したならば非欠陥候補、最小値と最大値との
極性(符号)が同じならば、即ち{submax(x,y)}*{s
ubmin(x,y)}≦0を満足しないならば欠陥候補とする
場合において、図10(a)に示すようなパターンエッ
ジの微小な位置ずれがあっても欠陥候補と判定されない
ためには、シフト量をある程度以上にしなければならな
い。言い換えれば、シフト量によって、どの程度のパタ
ーンエッジを許容するか調整することができるのであ
る。第二の実施の形態におけるパラメータα、βは、こ
のシフト量にあたる。すなわち、α、βは、パターンエ
ッジの位置ずれの許容量をコントロールするパラメータ
である。
式で表されるd(x,y)は、第一の実施の形態における
C(x,y)((数17)式参照)と同様、階調値(濃淡
値)の微小な差異を許容するためのものである。図9、
および図10の説明では画像fと画像gの階調値が等し
いとしたが、両画像の階調値に差があると、シフト後の
差画像の符号に誤差が生じてくる。そこで、(数54)
式に基いて極性(符号)を比較する前に階調値の変動許
容値d(x,y)を加算{submax(x,y)+d(x,y)}あ
るいは減算{submin(x,y)−d(x,y)}をしておくこ
とによって、階調値の差が差画像の極性(符号)に影響
を及ばさないようにするわけである。d(x,y)は局所
領域での階調値の代表値(ここではmax値)に比例定数
γを掛けた値と、定数εとの和としたが、第1の実施の
形態の説明においても述べたように、階調値の変動の仕
方が既知であれば、それに合った関数にすべきである。
本実施の形態では、画素以下の位置ずれ検出の結果得ら
れた小領域全体としての位置ずれ量が、位置ずれ画像を
生成する際の原点座標として生かされ、種々の方向に位
置をずらした画像を生成することによって個々のパター
ンエッジの微小な位置ずれが許容され、また、局所領域
ごとに階調値の変動許容値を算出することによって階調
値の微小な差異が許容されるようになっている。また、
第1の実施の形態と同様、パラメータα、β、γ、εに
よって、位置ずれ、階調値の変動の許容量のコントロー
ルを自由に行うことが可能である。
の形態においても、第1の実施の形態と同様、検出部1
01で画像を検出する位置精度が高く、検出された画像
の検出位置誤差が1画素未満である場合は、画素単位の
位置合わせを省略することが可能である。また、検出部
101で画像を検出する位置精度がさらに高く、検出さ
れた画像の検出位置の誤差が無視できる程度である場合
には、画素単位の位置合わせ及び、画素以下の位置ずれ
検出の両方を省略することが可能である。また、(数3
7)〜(数44)式の線形補間を用いたが、より精密な双
線形補間を用いるという変形がありえる。この場合は
(数37)〜(数44)式の代わりに、次に示す(数55)〜
(数62)式のようにする。
4方向でなく、斜め方向も加えた8方向にするという変
形がありえる。4方向よりも8方向の方が、許容される
位置ずれ量が等方的になるという利点がある。この場合
は、図8では4個だった位置ずれ画像生成部51〜5
4、および差分抽出部55〜58が8個必要である。斜
め方向のずらし量は、上下左右と等しいずらし量にすべ
きであるため、(数63)〜(数70)式のようにする。 f2E(x,y)=f1(x+δx0+α/√2,y+δy0+β/√2) (数63) g2E(x,y)=g1(x−δx0−α/√2,y−δy0−β/√2) (数64) f2F(x,y)=f1(x+δx0+α/√2,y+δy0−β/√2) (数65) g2F(x,y)=g1(x−δx0−α/√2,y−δy0+β/√2) (数66) f2G(x,y)=f1(x+δx0−α/√2,y+δy0+β/√2) (数67) g2G(x,y)=g1(x−δx0+α/√2,y−δy0−β/√2) (数68) f2H(x,y)=f1(x+δx0−α/√2,y+δy0−β/√2) (数69) g2H(x,y)=g1(x−δx0+α/√2,y−δy0+β/√2) (数70) 斜め方向の補間の方法についても、線形補間、双線形補
間その他が可能である。
様、(数51)式のかわりに、(数71)〜(数73)式を用
いるという変形もありえる。
照)、max2((数53)式参照)、ave1((数72)式参
照)、ave2((数73)式参照)等の代表階調値に対する
ルックアップテーブルをサブCPU45等においてあら
かじめ作成しておき、許容値演算部60において、それ
に従って、d(x,y)を求めるようにするという変形も
ありえる。
通の変形>以上説明した第一、第二の実施の形態では、
同一の対象物から得た二つの画像を比較する方法を示し
たが、別の対象物で検出してあらかじめ格納しておいた
画像、あるいは設計データから生成した画像と比較する
場合でも画像処理部における内容は同様に実施できるこ
とは明らかである。また、以上説明した第一、第二の実
施の形態では、電子光学的検出手段を用いる装置の場合
について説明したが、図4に示すような光学的検出手段
等、いかなる検出手段を用いる方式でも同様に実施でき
ることは言うまでもない。即ち、図4には、光学的検出
手段(検出部)101’を用いるパターン検査装置の概
略構成を示す。検出部101’は、半導体ウエハ等の被
検査対象物100を載置してx,y方向に移動するステ
ージ2と、光源3と、該光源3から出射した光を集光す
る照明光学系4と、該照明光学系4で集光された照明光
を被検査対象物100に照明し、被検査対象物100か
ら反射して得られる光学像を結像させる対物レンズ5
と、該対物レンズ5を含めた検出光学系で結像された光
学像を受光して明るさに応じた画像信号に変換する光電
変換素子の一実施例である1次元イメージセンサ6とか
ら構成される。そして、検出部101’の1次元イメー
ジセンサ6で検出された画像信号は、画像入力部10
2’に入力される。画像入力部102’は、A/D変換
器39と、A/D変換器39から得られる階調値(濃淡
値)を有するデジタル画像信号から比較画像g0を作成
するために該デジタル画像信号を記憶する画像メモリ部
41’とを有している。当然、画像入力部102’に
は、シェーディング補正、暗レベル補正、フィルタリン
グ処理等の前処理回路40を備えても良い。画像処理部
103aは、図1に示す構成と同様であり、同じ画像処
理に基づく欠陥候補と非欠陥候補との判定と、欠陥候補
についての特徴量の算出を行うことができる。ただし、
画像処理部103aには、画像メモリ部41から比較画
像を取り出す比較画像取出部78を備えている。このよ
うに、図1に示す遅延回路41の代わりに、画像メモリ
部41’と比較画像取出部78とで構成してもよい。
像検出系に起因した、パターン形状の微小な差異、階調
値の差異、パターンの歪み、位置ずれといった不一致が
引き起こす虚報を低減し、より微細な欠陥または欠陥候
補の検出が可能となる効果を奏する。また本発明によれ
ば、電子顕微鏡による被検査対象物上に形成されたパタ
ーンの検査において、被検査対象物および画像検出系に
起因した、パターン形状の微小な差異、階調値の差異、
パターンの歪み、位置ずれといった不一致が引き起こす
虚報を低減し、より微細な欠陥または欠陥候補の検出が
可能となる効果を奏する。また本発明によれば、電子顕
微鏡による被検査対象物上に形成されたパターンから安
定した階調値(濃淡値)を有する画像信号を得ることが
でき、その結果安定してより微細な欠陥または欠陥候補
の検査を実現することができる効果を奏する。
方法及び装置の第一の実施の形態を示す概略構成図であ
る。
半導体ウエハのレイアウト図である。
の図である。
方法及び装置の第一の実施の形態を示す概略構成図であ
る。
回路の具体的構成を示す図である。
形を説明するための図である。
形を説明するための図である。
方法及び装置の第二の実施の形態を示す概略構成図であ
る。
像生成の意味を説明するための図である。
明するための図である。
略構成図である。
図である。
明するための図である。
ズ、6…1次元イメージセンサ、31…電子銃、32…
コンデンサレンズ、33…対物レンズ、34…走査偏向
器、35…電子検出器、36…アンプ、37…グランド
電極、38…リターディング電極、39…A/D変換
器、40…前処理回路、41…遅延回路、42…画素単
位の位置合わせ部、43…画素以下の位置ずれ検出部、
44…統計量算出部、45…サブCPU、46…遅延回
路、47…遅延回路、48…しきい値演算回路(許容範
囲演算部)、49…差分抽出回路(距離抽出部)、50
…欠陥判定回路(欠陥判定部)、50a…特徴抽出回
路、101、101’…検出部、102…画像取り出し
部、103、103a〜103d…画像処理部、104
…全体制御部、51…位置ずれ画像生成部A、52…位
置ずれ画像生成部B、53…位置ずれ画像生成部C、5
4…位置ずれ画像生成部D、55…差分抽出部(距離抽
出部)A、56…差分抽出部(距離抽出部)B、57…
差分抽出部(距離抽出部)C、58…差分抽出部(距離
抽出部)D、59…最大値最小値抽出部、60…階調値
変動の許容値演算部(階調値変動の許容範囲演算部)、
61…欠陥判定回路(欠陥判定部)
Claims (29)
- 【請求項1】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像とにおける位置
ずれ量に応じて許容範囲を算出し、前記第1の2次元画
像と前記第2の2次元画像との間における階調値による
距離または差を求め、この求められた階調値による距離
または差が前記算出された許容範囲に入っているか否か
に応じて欠陥または欠陥候補を判定することを特徴とす
るパターン検査方法。 - 【請求項2】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像とにおける位置
ずれ量と、許容値として設定されるパターンの微小な位
置ずれ量とに応じて許容範囲を算出し、前記第1の2次
元画像と第2の2次元画像との間における階調値による
距離または差を求め、この求められた階調値による距離
または差が前記算出された許容範囲に入っているか否か
に応じて欠陥または欠陥候補を判定することを特徴とす
るパターン検査方法。 - 【請求項3】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像とにおける位置
ずれ量と、許容値として設定される第1の2次元画像に
おけるパターンの微小な位置ずれ量と、許容値として設
定される各位置座標における階調値の変動とに応じて許
容範囲を算出し、前記第1の2次元画像と第2の2次元
画像との間における階調値による距離または差を求め、
この求められた階調値による距離または差が前記算出さ
れた許容範囲に入っているか否かに応じて欠陥または欠
陥候補を判定することを特徴とするパターン検査方法。 - 【請求項4】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間におい
て抽出された階調値による距離または差に対して欠陥ま
たは欠陥候補が存在するか否かについて判定する許容範
囲に、前記第1の2次元画像における所定領域の画像と
前記第2の2次元画像における所定領域の画像とにおけ
る位置ずれ量に応じた階調値の変動成分を組み入れたこ
とを特徴とするパターン検査方法。 - 【請求項5】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間におい
て抽出された階調値による距離または差に対して欠陥ま
たは欠陥候補が存在するか否かについて判定する許容範
囲に、前記第1の2次元画像における所定領域の画像と
前記第2の2次元画像における所定領域の画像とにおけ
る位置ずれ量に応じた階調値の変動成分と、許容値とし
て設定されるパターンの微小な位置ずれ量に応じた階調
値の変動成分とを組み入れたことを特徴とするパターン
検査方法。 - 【請求項6】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間におい
て抽出された階調値による距離または差に対して欠陥ま
たは欠陥候補が存在するか否かについて判定する許容範
囲に、前記第1の2次元画像における所定領域の画像と
前記第2の2次元画像における所定領域の画像とにおけ
る位置ずれ量に応じた階調値の変動成分と、許容値とし
て設定されるパターンの微小な位置ずれ量に応じた階調
値の変動成分と、許容値として設定される各位置座標に
おける階調値の変動成分とを組み入れたことを特徴とす
るパターン検査方法。 - 【請求項7】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間におけ
る階調値の距離または差を求める第1の過程と、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間の位置
ずれ量から、画素ごとまたは複数画素ごとに距離または
差の許容範囲を求める第2の過程と、 前記第1の過程で求めた距離または差が、前記第2の過
程で求めた許容範囲内であるか否かを画素ごとまたは複
数画素毎に判定する第3の過程と、を有することを特徴
とするパターン検査方法。 - 【請求項8】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とにおける位
置ずれ量を算出する第1の過程と、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間におけ
る階調値の距離または差を求める第2の過程と、 前記第1の過程で算出した位置ずれ量に応じて画素ごと
または複数画素ごとに距離または差の許容範囲を求める
第3の過程と、 前記第2の過程で求めた距離または差が、前記第3の過
程で求めた許容範囲内であるか否かを画素ごとまたは複
数画素ごとに判定する第4の過程と、を有することを特
徴とするパターン検査方法。 - 【請求項9】被検査対象物上における各点での物理量の
サンプリング値が各画素について階調値で検出される第
1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象とし
て各画素について階調値で表される第2の2次元画像と
を比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を検
査する方法であって、 前記第1の2次元画像と前記第2の2次元画像とを画素
精度で位置合わせする第1の過程と、 前記第1の過程で位置合わせされた第1の2次元画像と
第2の2次元画像とにおける位置ずれ量を算出する第2
の過程と、 前記第1の過程で位置合わせされた第1の2次元画像と
第2の2次元画像との間における階調値の距離または差
を求める第3の過程と、 前記第2の過程で算出した位置ずれ量に応じて画素ごと
または複数画素ごとに距離または差の許容範囲を求める
第4の過程と、 前記第3の過程で求めた距離または差が、前記第4の過
程で求めた許容範囲内であるか否かを画素ごとまたは複
数画素ごとに判定する第5の過程と、を有することを特
徴とするパターン検査方法。 - 【請求項10】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを、位置ず
れ量補正した状態から相対的に複数方向に所定量ずらし
て各々の位置関係における第1の2次元画像と第2の2
次元画像との間の階調値の距離または差を求める第1の
過程と、 該第1の過程で求められた各々の位置関係における階調
値の距離または差に基いて欠陥または欠陥候補について
判定する第2の過程と、を有することを特徴とするパタ
ーン検査方法。 - 【請求項11】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを、位置ず
れ量補正した状態から相対的に複数方向に所定量ずらし
て各々の位置関係における第1の2次元画像と第2の2
次元画像との間の階調値の距離または差を求める第1の
過程と、 前記第1の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階
調値から、距離または差の許容範囲を画素ごとまたは複
数画素ごとに求める第2の過程と、 前記第1の過程で求められた各々の位置関係における階
調値の距離または差と前記第2の過程で画素ごとまたは
複数画素ごとに求められた距離または差の許容範囲とに
基いて欠陥または欠陥候補について判定する第3の過程
と、を有することを特徴とするパターン検査方法。 - 【請求項12】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間の位置
ずれ量を算出する第1の過程と、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを、第1の
過程で算出された位置ずれ量を補正した状態から相対的
に複数方向に所定量ずらして各々の位置関係における第
1の2次元画像と第2の2次元画像との間の階調値の距
離または差を画素ごとまたは複数画素ごとに求める第2
の過程と、 前記第1の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階
調値とから、距離または差の許容範囲を画素ごとまたは
複数画素ごとに求める第3の過程と、 前記第2の過程で画素ごとまたは複数画素ごとに求めら
れた各々の位置関係における距離と前記第3の過程で画
素ごとまたは複数画素ごとに求められた距離の許容範囲
とに基いて欠陥または欠陥候補について判定する第4の
過程と、を有することを特徴とするパターン検査方法。 - 【請求項13】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する方法であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを画素単位
の精度で位置合わせする第1の過程と、 前記第1の過程で位置合わせされた第1の2次元画像と
第2の2次元画像との間の1画素以下の位置ずれ量を算
出する第2の過程と、 前記第1の過程で位置合わせされた第1の2次元画像と
第2の2次元画像とを、第2の過程で算出された位置ず
れ量を補正した状態から相対的に複数方向に所定量ずら
して各々の位置関係における第1の2次元画像と第2の
2次元画像との間における階調値の距離または差を画素
ごとまたは複数画素ごとに求める第3の過程と、 前記第1の過程で位置合わせされた第1の2次元画像の
階調値と第2の2次元画像の階調値から、距離の許容範
囲を画素ごとまたは複数画素ごとに求める第4の過程
と、 前記第3の過程で画素ごとまたは複数画素ごとに求めら
れた各々の位置関係における距離と前記第4の過程で画
素ごとまたは複数画素ごとに求められた距離の許容範囲
とに基いて欠陥または欠陥候補について判定する第5の
過程と、を有することを特徴とするパターン検査方法。 - 【請求項14】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像との間における
位置ずれ量に応じて許容範囲を算出し、前記第1の2次
元画像と第2の2次元画像との間で画素単位(複数の画
素からなる場合も含む)で階調値による距離または差を
求め、この求められた画素単位での階調値による距離ま
たは差が前記算出された許容範囲に入っているか否かに
応じて欠陥または欠陥候補を判定する画像処理部を備え
たことを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項15】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像とにおける位置
ずれ量と、許容値として設定されるパターンの微小な位
置ずれ量とに応じて許容範囲を算出し、前記第1の2次
元画像と第2の2次元画像との間における階調値による
距離または差を求め、この求められた階調値による距離
または差が前記算出された許容範囲に入っているか否か
に応じて欠陥または欠陥候補を判定する画像処理部を備
えたことを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項16】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像とにおける位置
ずれ量と、許容値として設定されるパターンの微小な位
置ずれ量と、許容値として設定される各位置座標におけ
る階調値の変動とに応じて許容範囲を算出し、前記第1
の2次元画像と第2の2次元画像との間における階調値
による距離または差を求め、この求められた階調値によ
る距離または差が前記算出された許容範囲に入っている
か否かに応じて欠陥または欠陥候補を判定する画像処理
部を備えたことを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項17】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間で抽出
された階調値による距離または差に対して欠陥または欠
陥候補が存在するか否かについて判定する許容範囲に、
前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像とにおける位置
ずれ量に応じた階調値の変動成分を組み入れた画像処理
部を備えたことを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項18】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間で抽出
された階調値による距離または差に対して欠陥または欠
陥候補が存在するか否かについて判定する許容範囲に、
前記第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第
2の2次元画像における所定領域の画像との間における
位置ずれ量に応じた階調値の変動成分と、許容値として
設定されるパターンの微小な位置ずれ量に応じた階調値
の変動成分とを組み入れた画像処理部を備えたことを特
徴とするパターン検査装置。 - 【請求項19】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間で抽出
された階調値の距離または差に対して欠陥または欠陥候
補が存在するか否かについて判定する許容範囲に、前記
第1の2次元画像における所定領域の画像と前記第2の
2次元画像における所定領域の画像との間における位置
ずれ量に応じた階調値の変動成分と、許容値として設定
されるパターンの微小な位置ずれ量に応じた階調値の変
動成分と、許容値として設定される各位置座標における
階調値の変動成分とを組み入れた画像処理部を備えたこ
とを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項20】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間におけ
る階調値の距離または差を求める距離抽出部と、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とにおける位
置ずれ量から、画素ごとまたは複数画素ごとに距離また
は差の許容範囲を求める許容範囲演算部と、 前記距離抽出部で求めた距離または差が、前記許容範囲
演算部で求めた許容範囲内であるか否かを画素ごとまた
は複数画素ごとに判定する欠陥判定部と、を有する演算
処理部を備えたことを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項21】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とにおける位
置ずれ量を算出するずれ検出部と、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像との間におけ
る階調値の距離または差を求める距離抽出部と、 前記ずれ検出部で算出した位置ずれ量に応じて画素ごと
または複数画素ごとに距離または差の許容範囲を求める
許容範囲演算部と、 前記距離抽出部で求めた階調値の距離または差が、前記
許容範囲演算部で求めた許容範囲内であるか否かを画素
ごとまたは複数画素ごとに判定する欠陥判定部と、を有
す画像処理部を備えたことを特徴とするパターン検査装
置。 - 【請求項22】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と前記第2の2次元画像とを画素
精度で位置合わせする画素単位の位置合わせ部と、 前記画素単位の位置合わせ部で位置合わせされた第1の
2次元画像と第2の2次元画像とにおける位置ずれ量を
算出するずれ検出部と、 前記画素単位の位置合わせ部で位置合わせされた第1の
2次元画像と第2の2次元画像との間における階調値の
距離または差を求める距離抽出部と、 前記ずれ検出部で算出した位置ずれ量に応じて画素ごと
または複数画素ごとに距離または差の許容範囲を求める
許容範囲演算部と、 前記距離抽出回路で求めた階調値の距離または差が、前
記許容範囲演算部で求めた許容範囲内であるか否かを画
素ごとまたは複数画素ごとに判定する欠陥判定部と、を
有する演算処理部を備えたことを特徴とするパターン検
査装置。 - 【請求項23】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを、位置ず
れ量を補正した状態から相対的に複数方向に所定量ずら
して各々の位置関係における第1の2次元画像と第2の
2次元画像との間の階調値で示される距離または差を画
素ごとまたは複数画素ごとに求める位置ずれ画像生成・
距離抽出部と、 該位置ずれ画像生成・距離抽出部で求められた各々の位
置関係における距離または差に基いて欠陥または欠陥候
補について判定する欠陥判定部と、を有する画像処理部
を備えたことを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項24】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを、位置ず
れ量を補正した状態から相対的に複数方向に所定量ずら
して各々の位置関係における第1の2次元画像と第2の
2次元画像との間の階調値で示される距離または差を画
素ごとまたは複数画素ごとに求める位置ずれ画像生成・
距離抽出部と、 前記第1の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階
調値から、距離の許容範囲を画素ごとまたは複数画素ご
とに求める許容範囲演算部と、 前記位置ずれ画像生成・距離抽出部で求められた各々の
位置関係における距離または差と前記許容範囲演算部で
画素ごとまたは複数画素ごとに求められた距離または差
の許容範囲とに基いて欠陥または欠陥候補について判定
する欠陥判定部と、を有する演算処理部を備えたことを
特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項25】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とにおける位
置ずれ量を算出する位置ずれ検出部と、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを、位置ず
れ検出部で算出された位置ずれ量を補正した状態から相
対的に複数方向に所定量ずらして各々の位置関係におけ
る第1の2次元画像と第2の2次元画像との間における
階調値で示される距離または差を画素ごとまたは複数画
素ごとに求める位置ずれ画像生成・距離抽出部と、 前記第1の2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階
調値から、距離の許容範囲を画素ごとまたは複数画素ご
とに求める許容範囲演算部と、 前記位置ずれ画像生成・距離抽出部で画素ごとまたは複
数画素ごとに求められた各々の位置関係における距離ま
たは差と前記許容範囲演算部で画素ごとまたは複数画素
ごとに求められた距離の許容範囲とに基いて欠陥または
欠陥候補について判定する欠陥判定部と、を有する演算
処理部を備えたことを特徴とするパターン検査装置。 - 【請求項26】被検査対象物上における各点での物理量
のサンプリング値が各画素について階調値で検出される
第1の2次元画像と、該第1の2次元画像の比較対象と
して各画素について階調値で表される第2の2次元画像
とを比較して、被検査対象物上の欠陥または欠陥候補を
検査する装置であって、 前記第1の2次元画像と第2の2次元画像とを画素精度
で位置合わせする画素単位の位置合わせ部と、 前記画素単位の位置合わせ部で位置合わせされた第1の
2次元画像と第2の2次元画像との間の位置ずれ量を算
出する位置ずれ検出部と、 前記画素単位の位置合わせ部で位置合わせされた第1の
2次元画像と第2の2次元画像とを、位置ずれ検出部で
算出された位置ずれ量を補正した状態から相対的に複数
方向に所定量ずらして各々の位置関係における第1の2
次元画像と第2の2次元画像との間における階調値の距
離または差を画素ごとまたは複数画素ごとに求める位置
ずれ画像生成・距離抽出部と、 前記画素単位の位置合わせ部で位置合わせされた第1の
2次元画像の階調値と第2の2次元画像の階調値から、
距離または差の許容範囲を画素ごとまたは複数画素ごと
に求める許容範囲演算部と、 前記画像生成・距離抽出部で画素ごとまたは複数画素ご
とに求められた各々の位置関係における階調値の距離ま
たは差と前記許容範囲演算部で画素ごとまたは複数画素
ごとに求められた距離または差の許容範囲とに基いて欠
陥または欠陥候補について判定する欠陥判定部と、を有
する画像処理部を備えたことを特徴とするパターン検査
装置。 - 【請求項27】被検査対象物に電子ビームを照射し、被
検査対象物から得られる2次電子または反射電子を検出
器で検出して画像信号に変換する手段を有し、画像信号
により被検査対象物を検査するパターン検査装置におい
て、該画像信号を階調値で示されるデジタル画像信号に
変換するA/D変換器と、該A/D変換器から得られる
階調値で示されるデジタル画像信号を前記電子顕微鏡か
ら得られる電子ビーム電流に基いて正規化して電子ビー
ムの振らぎ補正をする前処理回路とを備えたことを特徴
とするパターン検査装置。 - 【請求項28】被検査対象物に電子ビームを照射し、被
検査対象物から得られる2次電子または反射電子を検出
器で検出して画像信号に変換する手段を有し、画像信号
により被検査対象物を検査するパターン検査装置におい
て、該画像信号を階調値で示されるデジタル画像信号に
変換するA/D変換器と、該A/D変換器から得られる
階調値で示されるデジタル画像信号に対してシェーディ
ング補正と前記電子顕微鏡から得られる電子ビーム電流
に基いて正規化して電子ビームの振らぎ補正と暗レベル
補正とを行う前処理回路とを備えたことを特徴とするパ
ターン検査装置。 - 【請求項29】被検査対象物に電子ビームを照射し、被
検査対象物から得られる2次電子または反射電子を検出
器で検出して画像信号に変換する手段を有し、画像信号
により被検査対象物を検査するパターン検査装置におい
て、該画像信号を階調値で示されるデジタル画像信号に
変換するA/D変換器と、該A/D変換器から得られる
デジタル画像信号を光信号に変換する発光素子と、該発
光素子から得られる光信号を伝送する伝送手段と、該伝
送手段で伝送された光信号を電気信号に変換する受光素
子とを備えたことを特徴とするパターン検査装置。
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