JPH10319001A - 試料成分同定用データ処理装置 - Google Patents
試料成分同定用データ処理装置Info
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- JPH10319001A JPH10319001A JP9131498A JP13149897A JPH10319001A JP H10319001 A JPH10319001 A JP H10319001A JP 9131498 A JP9131498 A JP 9131498A JP 13149897 A JP13149897 A JP 13149897A JP H10319001 A JPH10319001 A JP H10319001A
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Landscapes
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロマトグラフ分析によって得られた複数の
測定データから試料中の成分を自動的に同定することを
可能とし、人為的な作業による労力の軽減及びデータ処
理時間の短縮等を図る。 【解決手段】 ガスクロマトグラフ装置10において同
一の試料についての測定を特性の異なる2種類のカラム
A及びBを用いて行い、その測定信号をインテグレータ
20により所定形態の測定データとしてレコーダ21及
びマイクロコンピュータ30へ供給する。そして、マイ
クロコンピュータ30にて、供給された測定データと外
部記憶装置31からメインメモリへ読み込んだ既知成分
データベースとを用い、測定データに含まれる測定ピー
クが既知成分Kiによるものであるか否かを判定し、各
既知成分についての候補データとして記録すると共に、
プリンタ32によって印刷する。
測定データから試料中の成分を自動的に同定することを
可能とし、人為的な作業による労力の軽減及びデータ処
理時間の短縮等を図る。 【解決手段】 ガスクロマトグラフ装置10において同
一の試料についての測定を特性の異なる2種類のカラム
A及びBを用いて行い、その測定信号をインテグレータ
20により所定形態の測定データとしてレコーダ21及
びマイクロコンピュータ30へ供給する。そして、マイ
クロコンピュータ30にて、供給された測定データと外
部記憶装置31からメインメモリへ読み込んだ既知成分
データベースとを用い、測定データに含まれる測定ピー
クが既知成分Kiによるものであるか否かを判定し、各
既知成分についての候補データとして記録すると共に、
プリンタ32によって印刷する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料の成分組成分
析において、複数の異なる測定データを組み合わせて、
試料に含まれる成分を同定する試料成分同定用データ処
理装置に関する。
析において、複数の異なる測定データを組み合わせて、
試料に含まれる成分を同定する試料成分同定用データ処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の試料の組成分析においては、単一
の分析手法,分析条件による成分の同定が困難な場合、
複数の手法,条件による分析結果を用いて成分の同定が
行われていた。例えば、ガスクロマトグラフィーを始め
とするクロマトグラフ分析などにおいては、単一条件で
試料中の全成分のピークが分離しない場合に、温度など
の溶出条件を変えて再測定を行うことによって最終的な
成分の同定が行われてきた。このようなことから、従来
においては、組成分析における自動化処理の進展が妨げ
られていた。そして、この問題を解決する為に、測定後
に再測定を行う代わりに、同一試料を用いて特性の異な
る複数のカラムを用いて一度に測定を行う技術が提案さ
れている(特開昭61−90055号公報)。
の分析手法,分析条件による成分の同定が困難な場合、
複数の手法,条件による分析結果を用いて成分の同定が
行われていた。例えば、ガスクロマトグラフィーを始め
とするクロマトグラフ分析などにおいては、単一条件で
試料中の全成分のピークが分離しない場合に、温度など
の溶出条件を変えて再測定を行うことによって最終的な
成分の同定が行われてきた。このようなことから、従来
においては、組成分析における自動化処理の進展が妨げ
られていた。そして、この問題を解決する為に、測定後
に再測定を行う代わりに、同一試料を用いて特性の異な
る複数のカラムを用いて一度に測定を行う技術が提案さ
れている(特開昭61−90055号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる技術に
おいても、データの測定間の再現性の問題、複数のデー
タ中の測定ピークの対応付けを行うデータ処理の方法が
考案されていなかったことなどから、従来、複数のカラ
ムを用いた測定結果からの成分の同定は自動では行われ
ておらず、人手を介して為されていた。このため、組成
分析における成分の同定に分析技術者の熟練を要すると
いう問題があった。又、成分の同定に続く定量計算で
は、成分の同定から定量計算までの自動化が不可能なた
め、成分の同定結果に基づいて定量計算データを再入力
するなどの手間と時間を要していた。
おいても、データの測定間の再現性の問題、複数のデー
タ中の測定ピークの対応付けを行うデータ処理の方法が
考案されていなかったことなどから、従来、複数のカラ
ムを用いた測定結果からの成分の同定は自動では行われ
ておらず、人手を介して為されていた。このため、組成
分析における成分の同定に分析技術者の熟練を要すると
いう問題があった。又、成分の同定に続く定量計算で
は、成分の同定から定量計算までの自動化が不可能なた
め、成分の同定結果に基づいて定量計算データを再入力
するなどの手間と時間を要していた。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、クロマトグラフ分析によって得られた複数の測
定データから試料中の成分を自動的に同定することを可
能とし、人為的な作業による労力の軽減及びデータ処理
時間の短縮等を図ることができる試料成分同定用データ
処理装置を提供することを目的とする。
もので、クロマトグラフ分析によって得られた複数の測
定データから試料中の成分を自動的に同定することを可
能とし、人為的な作業による労力の軽減及びデータ処理
時間の短縮等を図ることができる試料成分同定用データ
処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
同一試料についての特性の異なる複数の系によるクロマ
トグラフ測定データを組み合わせ、当該試料に含まれる
成分についての同定処理をする試料成分同定用データ処
理装置において、既知の成分からなる試料を用いた測定
によって得られる当該既知の成分に対しての前記複数の
系それぞれの溶出特性及び前記複数の系の相互間特性を
記憶した記憶手段と、前記複数の系それぞれによるクロ
マトグラフ測定データと、前記記憶手段に記憶された前
記溶出特性とにより、当該既知の成分の当該試料におけ
る存在確率を求める第1の演算手段と、前記複数の系に
よるクロマトグラフ測定データ相互間の比率と、前記記
憶手段に記憶された前記相互間特性とにより、当該既知
の成分の当該試料における存在を判定する第2の演算手
段とを有し、前記第1及び第2の演算手段による演算結
果を組み合わせ、当該既知の成分と当該試料に含まれる
成分との同定処理をすることを特徴としている。
同一試料についての特性の異なる複数の系によるクロマ
トグラフ測定データを組み合わせ、当該試料に含まれる
成分についての同定処理をする試料成分同定用データ処
理装置において、既知の成分からなる試料を用いた測定
によって得られる当該既知の成分に対しての前記複数の
系それぞれの溶出特性及び前記複数の系の相互間特性を
記憶した記憶手段と、前記複数の系それぞれによるクロ
マトグラフ測定データと、前記記憶手段に記憶された前
記溶出特性とにより、当該既知の成分の当該試料におけ
る存在確率を求める第1の演算手段と、前記複数の系に
よるクロマトグラフ測定データ相互間の比率と、前記記
憶手段に記憶された前記相互間特性とにより、当該既知
の成分の当該試料における存在を判定する第2の演算手
段とを有し、前記第1及び第2の演算手段による演算結
果を組み合わせ、当該既知の成分と当該試料に含まれる
成分との同定処理をすることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の試
料成分同定用データ処理装置において、前記溶出特性
は、当該既知の成分のクロマトグラフ測定データにおけ
るピーク保持時間の平均値及び標準偏差であり、前記相
互間特性は、前記複数の系によるクロマトグラフ測定デ
ータにおけるピークの面積比であることを特徴としてい
る。
料成分同定用データ処理装置において、前記溶出特性
は、当該既知の成分のクロマトグラフ測定データにおけ
るピーク保持時間の平均値及び標準偏差であり、前記相
互間特性は、前記複数の系によるクロマトグラフ測定デ
ータにおけるピークの面積比であることを特徴としてい
る。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の試料成分同定用データ処理装置において、前記複数
の系は、特性の異なる複数のカラムであることを特徴と
している。
載の試料成分同定用データ処理装置において、前記複数
の系は、特性の異なる複数のカラムであることを特徴と
している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、特性の異なる2種
類のカラムを用いたガスクロマトグラフ分析装置に本発
明による試料成分同定用のデータ処理装置を接続した例
を概略的に示したものである。この図において、本デー
タ処理装置は、成分の同定処理をするマイクロコンピュ
ータ30と外部記憶装置31および処理結果を印刷する
プリンタ32とによって構成されている。
施の形態について説明する。図1は、特性の異なる2種
類のカラムを用いたガスクロマトグラフ分析装置に本発
明による試料成分同定用のデータ処理装置を接続した例
を概略的に示したものである。この図において、本デー
タ処理装置は、成分の同定処理をするマイクロコンピュ
ータ30と外部記憶装置31および処理結果を印刷する
プリンタ32とによって構成されている。
【0009】ガスクロマトグラフ装置10は、図中符号
11a、11bで示す異なる特性を持つ2種類のカラム
(カラムA及びカラムB)を有しており、このガスクロ
マトグラフ装置10において、同一の試料についての測
定がカラムA及びカラムBを用いて同時に行われ、これ
らによって測定された時系列の測定信号(濃度若しくは
その尺度となる他の量を表す信号)がそれぞれインテグ
レータ20へ出力される。
11a、11bで示す異なる特性を持つ2種類のカラム
(カラムA及びカラムB)を有しており、このガスクロ
マトグラフ装置10において、同一の試料についての測
定がカラムA及びカラムBを用いて同時に行われ、これ
らによって測定された時系列の測定信号(濃度若しくは
その尺度となる他の量を表す信号)がそれぞれインテグ
レータ20へ出力される。
【0010】インテグレータ20は、上記測定信号をそ
れぞれ受け、これらをそれぞれ所定形態の測定データに
変換してレコーダ21とマイクロコンピュータ30へ供
給する。これにより、各々の測定データは、図2に示す
チャートのように、ガスクロマトグラフ分析結果として
レコーダー21より印刷されると同時に、マイクロコン
ピュータ30へ供給される。そして、マイクロコンピュ
ータ30にて両測定データを用いた成分の同定処理(後
述)が行われた後、図3に示すように処理結果がプリン
タ32より印刷される。尚、これら一連の処理は、各試
料の測定終了毎に自動的に行われる。
れぞれ受け、これらをそれぞれ所定形態の測定データに
変換してレコーダ21とマイクロコンピュータ30へ供
給する。これにより、各々の測定データは、図2に示す
チャートのように、ガスクロマトグラフ分析結果として
レコーダー21より印刷されると同時に、マイクロコン
ピュータ30へ供給される。そして、マイクロコンピュ
ータ30にて両測定データを用いた成分の同定処理(後
述)が行われた後、図3に示すように処理結果がプリン
タ32より印刷される。尚、これら一連の処理は、各試
料の測定終了毎に自動的に行われる。
【0011】マイクロコンピュータ30は、CPU、R
OM、RAM等を備えて成る。ここで、ROMは図4〜
6に示す手順に従った処理を実行するためのコンピュー
タプログラムを記憶した記憶手段であり、CPUはRO
Mに記憶されたコンピュータプログラムを実行する演算
手段であり、RAMはCPUによるプログラム実行中に
おける各種変数を一時的に記憶する記憶手段である。
OM、RAM等を備えて成る。ここで、ROMは図4〜
6に示す手順に従った処理を実行するためのコンピュー
タプログラムを記憶した記憶手段であり、CPUはRO
Mに記憶されたコンピュータプログラムを実行する演算
手段であり、RAMはCPUによるプログラム実行中に
おける各種変数を一時的に記憶する記憶手段である。
【0012】また、マイクロコンピュータ30には外部
記憶装置31が接続されている。この外部記憶装置31
には、予め多くの測定データから求めた既知成分の溶出
時間(クロマトグラフ分析データのピーク保持時間)の
統計データや、各カラムからの測定データにおけるピー
クの面積比の判定パラメータがデータベースとして記憶
されている。すなわち、ガスクロマトグラフ装置10に
より予め多くの測定データを取得し、それらを用いた統
計処理により、既知成分のクロマトグラフ分析データに
おけるピーク保持時間の平均値や標準偏差、各カラム間
のピーク面積比(カラムA、B相互間特性を示す量)等
を求めて外部記憶装置31に記憶しておくのである。
記憶装置31が接続されている。この外部記憶装置31
には、予め多くの測定データから求めた既知成分の溶出
時間(クロマトグラフ分析データのピーク保持時間)の
統計データや、各カラムからの測定データにおけるピー
クの面積比の判定パラメータがデータベースとして記憶
されている。すなわち、ガスクロマトグラフ装置10に
より予め多くの測定データを取得し、それらを用いた統
計処理により、既知成分のクロマトグラフ分析データに
おけるピーク保持時間の平均値や標準偏差、各カラム間
のピーク面積比(カラムA、B相互間特性を示す量)等
を求めて外部記憶装置31に記憶しておくのである。
【0013】次に、上記構成による動作について説明す
る。まず、本データ処理装置によりデータを自動的に処
理する際の主たる処理の流れについて説明する。データ
処理装置の電源を投入し処理可能にすると、図4に示す
「メイン処理」ルーチンをステップ40にて開始し、ス
テップ41にて外部記憶装置31から既知成分データベ
ースをRAMの一種であるメインメモリへ読み込み、次
いでステップ42にて各種変数の初期化処理を行う。
る。まず、本データ処理装置によりデータを自動的に処
理する際の主たる処理の流れについて説明する。データ
処理装置の電源を投入し処理可能にすると、図4に示す
「メイン処理」ルーチンをステップ40にて開始し、ス
テップ41にて外部記憶装置31から既知成分データベ
ースをRAMの一種であるメインメモリへ読み込み、次
いでステップ42にて各種変数の初期化処理を行う。
【0014】その後、測定データがインテグレーター2
0から供給されると、マイクロコンピュータ30ではR
AMの一種である受信バッファにてこれが受信される。
これにより、ステップ43におけるCPUの判断結果が
「YES」となり、CPUは処理をステップ44に移行
させ、測定データを受信バッファからメインメモリに転
送してステップ50の処理へと進む。
0から供給されると、マイクロコンピュータ30ではR
AMの一種である受信バッファにてこれが受信される。
これにより、ステップ43におけるCPUの判断結果が
「YES」となり、CPUは処理をステップ44に移行
させ、測定データを受信バッファからメインメモリに転
送してステップ50の処理へと進む。
【0015】ステップ50では、メインメモリに転送さ
れた測定データを用い、図5に示す「成分の同定処理」
が行われる(詳細は後述)。そして、このステップ50
における処理結果は、ステップ45にて図3に示すよう
にプリンタ32によって印刷される。尚、図3において
は、「ピークNo.」が各ピークのナンバー、「RT」
が“RT存在確率”、「AREA」が各ピークの占める
面積値、「第1候補、第2候補」が各ピークに対して処
理結果によって第1候補、第2候補として挙げられる既
知成分を示すが、これらそれぞれの具体的な意味内容に
ついては後の説明によって明らかにする。
れた測定データを用い、図5に示す「成分の同定処理」
が行われる(詳細は後述)。そして、このステップ50
における処理結果は、ステップ45にて図3に示すよう
にプリンタ32によって印刷される。尚、図3において
は、「ピークNo.」が各ピークのナンバー、「RT」
が“RT存在確率”、「AREA」が各ピークの占める
面積値、「第1候補、第2候補」が各ピークに対して処
理結果によって第1候補、第2候補として挙げられる既
知成分を示すが、これらそれぞれの具体的な意味内容に
ついては後の説明によって明らかにする。
【0016】このような流れで測定データを用いた自動
的なデータ処理が行われた後、ステップ46にてメイン
メモリからの測定データが破棄され、ステップ47へ進
む。ステップ47では、「メイン処理」ルーチン、即
ち、データ自動処理を終了するか否かが判断される。
的なデータ処理が行われた後、ステップ46にてメイン
メモリからの測定データが破棄され、ステップ47へ進
む。ステップ47では、「メイン処理」ルーチン、即
ち、データ自動処理を終了するか否かが判断される。
【0017】ここで、次の試料のガスクロマトグラフ分
析が継続して実行されるときは、CPUはステップ47
にて「NO」との判断の下にプログラムをステップ42
に移行させる。そして、上記同様に変数の初期化を行っ
た後、インテグレーター20からの測定データを受信す
るまでステップ43の判断を繰り返して待機し、測定デ
ータを受信した後に再びステップ44、50、45及び
46の処理を実施する。
析が継続して実行されるときは、CPUはステップ47
にて「NO」との判断の下にプログラムをステップ42
に移行させる。そして、上記同様に変数の初期化を行っ
た後、インテグレーター20からの測定データを受信す
るまでステップ43の判断を繰り返して待機し、測定デ
ータを受信した後に再びステップ44、50、45及び
46の処理を実施する。
【0018】一方、ガスクロマトグラフ分析が終了し、
終了スイッチ(図示しない)がオンされると、CPUは
ステップ47にて「YES」との判断の下に、プログラ
ムをステップ48に移行させ、データ自動処理の実行を
終了する。
終了スイッチ(図示しない)がオンされると、CPUは
ステップ47にて「YES」との判断の下に、プログラ
ムをステップ48に移行させ、データ自動処理の実行を
終了する。
【0019】次に、図5に示す「成分の同定処理」につ
いて説明する。これは、上記図4の「メイン処理」ルー
チンにおいてステップ44の実行後に行われる処理(ス
テップ50)に相当する。
いて説明する。これは、上記図4の「メイン処理」ルー
チンにおいてステップ44の実行後に行われる処理(ス
テップ50)に相当する。
【0020】図5において、成分の同定処理が開始され
ると、以下のようにしてステップ51から52までの処
理が既知成分の数だけ繰り返し実行される。まず、ステ
ップ51にてCPUが外部記憶装置31から既知成分K
i(i=1,2,・・,n:nは既知成分の数)のデー
タを読み出す(当初はi=1)。
ると、以下のようにしてステップ51から52までの処
理が既知成分の数だけ繰り返し実行される。まず、ステ
ップ51にてCPUが外部記憶装置31から既知成分K
i(i=1,2,・・,n:nは既知成分の数)のデー
タを読み出す(当初はi=1)。
【0021】そして、それを元にカラムAからの測定デ
ータから、図6に示す「候補選択処理」(後述)によっ
て、読み出した既知成分Kiに該当する候補の測定ピー
クを5本選択する(ステップ60A)。次いで、ステッ
プ60Bへ進み、ステップ60A同様の「候補選択処
理」によってカラムBからの測定データからの候補を選
択した後、ステップ70へ進む。
ータから、図6に示す「候補選択処理」(後述)によっ
て、読み出した既知成分Kiに該当する候補の測定ピー
クを5本選択する(ステップ60A)。次いで、ステッ
プ60Bへ進み、ステップ60A同様の「候補選択処
理」によってカラムBからの測定データからの候補を選
択した後、ステップ70へ進む。
【0022】ステップ70では、図7に示す「判定処
理」(後述)によって、既知成分Kiに該当する測定ピ
ークの候補を、A,B両カラムの対として第2候補まで
求め、メインメモリに記録する。
理」(後述)によって、既知成分Kiに該当する測定ピ
ークの候補を、A,B両カラムの対として第2候補まで
求め、メインメモリに記録する。
【0023】その後、ステップ52へ進み、i=1〜n
のすべての既知成分Kiについて上記ステップ60A、
60B及び70の処理を終了したか否かをカウンタiの
値によって判断する。そして、未だ処理を行っていない
ものがある(i≠n)限り、ステップ52での判断結果
が「NO」となり、iの値をインクリメントしてステッ
プ51へ戻る。これにより、既知成分K1、K2、…、K
nのデータが順次読み出され、上記ステップ60A、6
0B及び70の処理が繰り返し実行されることになる。
のすべての既知成分Kiについて上記ステップ60A、
60B及び70の処理を終了したか否かをカウンタiの
値によって判断する。そして、未だ処理を行っていない
ものがある(i≠n)限り、ステップ52での判断結果
が「NO」となり、iの値をインクリメントしてステッ
プ51へ戻る。これにより、既知成分K1、K2、…、K
nのデータが順次読み出され、上記ステップ60A、6
0B及び70の処理が繰り返し実行されることになる。
【0024】このようにしてステップ51からステップ
52の繰り返し処理を既知成分の数だけ実施した後、ス
テップ52での判断結果が「YES」となり、CPUは
プログラムをステップ53に移行させて「成分の同定処
理」ルーチンを終了し、上述のように図4の「メイン処
理」ルーチンのステップ45以下の処理を実行する。
52の繰り返し処理を既知成分の数だけ実施した後、ス
テップ52での判断結果が「YES」となり、CPUは
プログラムをステップ53に移行させて「成分の同定処
理」ルーチンを終了し、上述のように図4の「メイン処
理」ルーチンのステップ45以下の処理を実行する。
【0025】次に、図6に示す「候補選択処理」につい
て説明する。上述のように、CPUは図5のステップ6
0Aおよびステップ60Bにおいて、この「候補選択処
理」をそれぞれ実行する。尚、ステップ60Aとステッ
プ60Bとの違いは、図6中のステップ61にて取り込
む測定データの由来の違いであり、ステップ60Aにお
いては、ステップ61にてカラムAからの測定データを
取り込み、ステップ60Bにおいては、ステップ61に
てカラムBからの測定データを取り込む処理を実行す
る。
て説明する。上述のように、CPUは図5のステップ6
0Aおよびステップ60Bにおいて、この「候補選択処
理」をそれぞれ実行する。尚、ステップ60Aとステッ
プ60Bとの違いは、図6中のステップ61にて取り込
む測定データの由来の違いであり、ステップ60Aにお
いては、ステップ61にてカラムAからの測定データを
取り込み、ステップ60Bにおいては、ステップ61に
てカラムBからの測定データを取り込む処理を実行す
る。
【0026】「候補選択処理」が開始されると、CPU
は、以下のようにしてステップ61からステップ64ま
での処理を測定データに含まれる測定ピークの数だけ繰
り返し行う。まず、ステップ61にて上述のようにカラ
ムAまたはカラムB由来の測定データから、それぞれ測
定ピークUAjまたはUBj(j=1,2,・・,m:m
は測定データ中のピークの数)の溶出時間データUAj
RTまたはUBjRTを抽出する(当初はj=1)。
は、以下のようにしてステップ61からステップ64ま
での処理を測定データに含まれる測定ピークの数だけ繰
り返し行う。まず、ステップ61にて上述のようにカラ
ムAまたはカラムB由来の測定データから、それぞれ測
定ピークUAjまたはUBj(j=1,2,・・,m:m
は測定データ中のピークの数)の溶出時間データUAj
RTまたはUBjRTを抽出する(当初はj=1)。
【0027】次に、ステップ62へ進み、抽出した測定
ピークが図5のステップ51にて読み出した既知成分K
iによるものである確率(“RT存在確率”)CAjPo
sまたはCBjPosを下記数1の如く計算する。
ピークが図5のステップ51にて読み出した既知成分K
iによるものである確率(“RT存在確率”)CAjPo
sまたはCBjPosを下記数1の如く計算する。
【数1】 数1での各変数記号の意味は、x:溶出時間データUA
jRT,a及びs:既知成分Kiの溶出時間についての統
計値(a:平均値,s:標準偏差)である。また、積分
演算の区間は、x≦aの場合はa−5sからxまでであ
り、a<xの場合はxからa+5sである。なお、数1
はCAjPosを求める計算式であるが、CBjPosに
ついては、変数xに溶出時間データUAjRTの代わり
にUBjRTを用いて同様に計算する。
jRT,a及びs:既知成分Kiの溶出時間についての統
計値(a:平均値,s:標準偏差)である。また、積分
演算の区間は、x≦aの場合はa−5sからxまでであ
り、a<xの場合はxからa+5sである。なお、数1
はCAjPosを求める計算式であるが、CBjPosに
ついては、変数xに溶出時間データUAjRTの代わり
にUBjRTを用いて同様に計算する。
【0028】ステップ62の後、CPUはステップ63
において、ステップ62にて計算した“RT存在確率”
およびそのピークのナンバーjと面積値Wjを候補デー
タとしてメインメモリに記録する。尚、この候補データ
の記録形態については後に具体的に説明する。
において、ステップ62にて計算した“RT存在確率”
およびそのピークのナンバーjと面積値Wjを候補デー
タとしてメインメモリに記録する。尚、この候補データ
の記録形態については後に具体的に説明する。
【0029】次いで、ステップ64へ進み、すべての測
定ピークについて上記ステップ62及び63の処理を実
行したか否か、すなわち、j=1〜mのすべての測定ピ
ークについて上述の処理を実行したか否かを判断する。
定ピークについて上記ステップ62及び63の処理を実
行したか否か、すなわち、j=1〜mのすべての測定ピ
ークについて上述の処理を実行したか否かを判断する。
【0030】そして、未だ処理を行っていない測定ピー
クがある限り、ステップ64での判断結果が「NO」と
なり、jの値をインクリメントしてステップ61へ戻
る。これにより、測定ピークUA1、UA2、…、UAm
(又はUB1、UB2、UBm)の溶出時間データUA1R
T、UA2RT、…、UAmRT(又はUB1RT、UB2
RT、…、UBmRT)が順次抽出され、その都度上記
ステップ62及び63の処理が繰り返し実行されること
になる。
クがある限り、ステップ64での判断結果が「NO」と
なり、jの値をインクリメントしてステップ61へ戻
る。これにより、測定ピークUA1、UA2、…、UAm
(又はUB1、UB2、UBm)の溶出時間データUA1R
T、UA2RT、…、UAmRT(又はUB1RT、UB2
RT、…、UBmRT)が順次抽出され、その都度上記
ステップ62及び63の処理が繰り返し実行されること
になる。
【0031】ここで、CPUは、上述したように行われ
るステップ61からステップ64までの繰り返し処理に
おいて、既知成分Kiに対する“RT存在確率”の値の
高い測定ピークから順に5ピーク分が並ぶように、上記
ステップ63における候補データの記録を行う。これに
より、例えば、既知成分K1に対する“RT存在確率”
が測定ピークU1からU10の順に高い場合、最終的には
測定ピークU1からU5までのデータがこの順で候補デー
タとしてメインメモリに記録されることになる。
るステップ61からステップ64までの繰り返し処理に
おいて、既知成分Kiに対する“RT存在確率”の値の
高い測定ピークから順に5ピーク分が並ぶように、上記
ステップ63における候補データの記録を行う。これに
より、例えば、既知成分K1に対する“RT存在確率”
が測定ピークU1からU10の順に高い場合、最終的には
測定ピークU1からU5までのデータがこの順で候補デー
タとしてメインメモリに記録されることになる。
【0032】又、“RT存在確率”が0を越える測定ピ
ークの数が5本に満たない場合には、候補データの数は
“RT存在確率”が0を越える測定ピークの本数分だけ
記録することとする。尚、このようなことから、ある既
知成分Kxに対して候補データが無い場合もあり得る。
ークの数が5本に満たない場合には、候補データの数は
“RT存在確率”が0を越える測定ピークの本数分だけ
記録することとする。尚、このようなことから、ある既
知成分Kxに対して候補データが無い場合もあり得る。
【0033】このようにしてステップ61からステップ
64までの繰り返し処理を全測定データに亙って測定ピ
ークの数だけ実施した後、CPUはプログラムをステッ
プ65に移行させて「候補選択処理」ルーチンを終了
し、上述のように図5の「成分の同定処理」に戻り、次
のステップ(終了したルーチンがステップ60Aの場合
はステップ60B、ステップ60Bの場合はステップ7
0)を実行する。
64までの繰り返し処理を全測定データに亙って測定ピ
ークの数だけ実施した後、CPUはプログラムをステッ
プ65に移行させて「候補選択処理」ルーチンを終了
し、上述のように図5の「成分の同定処理」に戻り、次
のステップ(終了したルーチンがステップ60Aの場合
はステップ60B、ステップ60Bの場合はステップ7
0)を実行する。
【0034】次に、図7に示す「判定処理」について説
明する。これは、上述したように、図5の「成分の同定
処理」においてステップ60Bの実行後に行われる処理
(ステップ70)に相当する。尚、この「判定処理」
は、図中のステップ71からステップ76までの処理の
中にステップ72からステップ75までの処理が“入れ
子”になった形態をしており、外側の繰り返し処理、内
側の繰り返し処理のそれぞれを、図5のステップ60A
およびステップ60Bにてメインメモリに記録した候補
データ(以下、CAk、CBlとする(k,l≦5))の
数だけ繰り返すものである。
明する。これは、上述したように、図5の「成分の同定
処理」においてステップ60Bの実行後に行われる処理
(ステップ70)に相当する。尚、この「判定処理」
は、図中のステップ71からステップ76までの処理の
中にステップ72からステップ75までの処理が“入れ
子”になった形態をしており、外側の繰り返し処理、内
側の繰り返し処理のそれぞれを、図5のステップ60A
およびステップ60Bにてメインメモリに記録した候補
データ(以下、CAk、CBlとする(k,l≦5))の
数だけ繰り返すものである。
【0035】図7において、判定処理が開始されると、
まずステップ71にて図5のステップ60Aの最初の候
補データCA1を読み出し、次いでステップ72にてス
テップ60Bの最初の候補データCB1を読み出す。
まずステップ71にて図5のステップ60Aの最初の候
補データCA1を読み出し、次いでステップ72にてス
テップ60Bの最初の候補データCB1を読み出す。
【0036】次に、CPUは、ステップ73にてこれら
の候補データの面積値CA1A,CB1Aの比CRati
o1Aを下記数2により計算する。
の候補データの面積値CA1A,CB1Aの比CRati
o1Aを下記数2により計算する。
【数2】
【0037】続いて、ステップ74にて候補データの
“RT存在確率”CA1Pos,CB1Posの積CPr
oduct1Posを下記数3により計算する。
“RT存在確率”CA1Pos,CB1Posの積CPr
oduct1Posを下記数3により計算する。
【数3】
【0038】次いでステップ75にて既知成分Kiに対
する測定ピークの有無の最終判定を実施する。この最終
判定においては、まず、ステップ73にて計算した候補
データの面積値の比CRatio1Aが規格内となるか
否かを判定し、規格内の場合に候補データCA1および
CB1を対としてメインメモリに記録する。ここに、前
記規格は、カラムAとカラムBとの特性の違いを考慮し
つつ、候補データの対から数2によって生成される面積
値の比に応じて当該候補データの対を候補データとして
存置するか否かを判断する際の基準とするものであり、
外部記憶装置31に記憶された上述の判定パラメータに
相当する。
する測定ピークの有無の最終判定を実施する。この最終
判定においては、まず、ステップ73にて計算した候補
データの面積値の比CRatio1Aが規格内となるか
否かを判定し、規格内の場合に候補データCA1および
CB1を対としてメインメモリに記録する。ここに、前
記規格は、カラムAとカラムBとの特性の違いを考慮し
つつ、候補データの対から数2によって生成される面積
値の比に応じて当該候補データの対を候補データとして
存置するか否かを判断する際の基準とするものであり、
外部記憶装置31に記憶された上述の判定パラメータに
相当する。
【0039】その後、ステップ76へ進み、図5のステ
ップ60Bにてメインメモリに記録したすべての候補デ
ータCBlについてステップ73から75の処理を行っ
たか否かを判断し、この判断結果が「NO」である限
り、lの値をインクリメントしてステップ72へ戻り、
次の候補データを読み出して上記同様にステップ73か
ら75の処理を行う。
ップ60Bにてメインメモリに記録したすべての候補デ
ータCBlについてステップ73から75の処理を行っ
たか否かを判断し、この判断結果が「NO」である限
り、lの値をインクリメントしてステップ72へ戻り、
次の候補データを読み出して上記同様にステップ73か
ら75の処理を行う。
【0040】そして、メインメモリに記録したすべての
候補データCBlについてステップ73から75の処理
が終了すると、ステップ76における判断結果が「YE
S」となり、ステップ77へ進む。
候補データCBlについてステップ73から75の処理
が終了すると、ステップ76における判断結果が「YE
S」となり、ステップ77へ進む。
【0041】ステップ77では、図5のステップ60A
にてメインメモリに記録したすべての候補データCAk
についてステップ72から76の処理を行ったか否かを
判断し、この判断結果が「NO」である限り、kの値を
インクリメントしてステップ71へ戻り、次の候補デー
タを読み出して上記同様にステップ72から76の処理
を行う。
にてメインメモリに記録したすべての候補データCAk
についてステップ72から76の処理を行ったか否かを
判断し、この判断結果が「NO」である限り、kの値を
インクリメントしてステップ71へ戻り、次の候補デー
タを読み出して上記同様にステップ72から76の処理
を行う。
【0042】このようにして、CPUは、同様の計算お
よび判定をステップ71およびステップ72からの“入
れ子”構造の繰り返し処理においてメインメモリから候
補データを順次読み出しながら実施する。ここで、この
繰り返し処理におけるステップ75では、数2による面
積値の比が上記規格内となる候補データの対が2以上と
なった場合、数3によって計算される“RT存在確率”
の積が最も大きい対および2番目に大きい対の候補デー
タを第1,第2候補として記録することとし、メインメ
モリの記録データを更新する。
よび判定をステップ71およびステップ72からの“入
れ子”構造の繰り返し処理においてメインメモリから候
補データを順次読み出しながら実施する。ここで、この
繰り返し処理におけるステップ75では、数2による面
積値の比が上記規格内となる候補データの対が2以上と
なった場合、数3によって計算される“RT存在確率”
の積が最も大きい対および2番目に大きい対の候補デー
タを第1,第2候補として記録することとし、メインメ
モリの記録データを更新する。
【0043】これにより、面積値の比が規格内となる組
み合わせのうち、“RT存在確率”の積が最も大きい対
および2番目に大きい対の候補データが、既知成分Ki
に対する各測定ピークの最終的な第1,第2候補として
メインメモリに記録されることになる。但し、ステップ
75の最終判定の結果によっては、既知成分Kiに対す
る測定ピークの最終的な候補が第1候補のみの場合ある
いは最終候補が無い場合もあり得る。
み合わせのうち、“RT存在確率”の積が最も大きい対
および2番目に大きい対の候補データが、既知成分Ki
に対する各測定ピークの最終的な第1,第2候補として
メインメモリに記録されることになる。但し、ステップ
75の最終判定の結果によっては、既知成分Kiに対す
る測定ピークの最終的な候補が第1候補のみの場合ある
いは最終候補が無い場合もあり得る。
【0044】以上のようにステップ71およびステップ
72からの“入れ子”構造の繰り返し処理を実施後、C
PUはプログラムをステップ78に移行させて「判定処
理」ルーチンを終了し、上述のように図5に示す「成分
の同定処理」のステップ52へ戻る。この時、上述した
ように、既知成分Kiのカウンタiがnでない場合(既
知成分リストの最終ではない場合)は、次の既知成分で
あるKi+1に対してのステップ51からの繰り返し処理
に移行し、i=nの場合はステップ53に移行して図5
に示す「成分の同定処理」ルーチンを終了する。
72からの“入れ子”構造の繰り返し処理を実施後、C
PUはプログラムをステップ78に移行させて「判定処
理」ルーチンを終了し、上述のように図5に示す「成分
の同定処理」のステップ52へ戻る。この時、上述した
ように、既知成分Kiのカウンタiがnでない場合(既
知成分リストの最終ではない場合)は、次の既知成分で
あるKi+1に対してのステップ51からの繰り返し処理
に移行し、i=nの場合はステップ53に移行して図5
に示す「成分の同定処理」ルーチンを終了する。
【0045】これにより、すべての既知成分について、
該当する可能性が高い測定ピークが候補データとして記
録され、それら各既知成分と測定ピークとの対応関係に
より、試料中の成分を同定することができる。このよう
な処理結果の出力例である図3は、かかる対応関係に基
づき、各測定ピークに対して候補となる成分(sol.
A、sol.B等)を挙げたものとなっている。
該当する可能性が高い測定ピークが候補データとして記
録され、それら各既知成分と測定ピークとの対応関係に
より、試料中の成分を同定することができる。このよう
な処理結果の出力例である図3は、かかる対応関係に基
づき、各測定ピークに対して候補となる成分(sol.
A、sol.B等)を挙げたものとなっている。
【0046】なお、上記実施形態においては、異なる特
性を持つ2種類のカラムを用いたガスクロマトグラフ分
析装置に本発明によるデータ処理装置を接続した例を説
明したが、このような形態に限らず、異なる特性を持つ
3種類以上の複数のカラムを用いたガスクロマトグラフ
分析や、複数のカラムを用いた液体クロマトグラフ分析
などからの複数の異なる測定データに本発明によるデー
タ処理装置を用いることとしてもよい。
性を持つ2種類のカラムを用いたガスクロマトグラフ分
析装置に本発明によるデータ処理装置を接続した例を説
明したが、このような形態に限らず、異なる特性を持つ
3種類以上の複数のカラムを用いたガスクロマトグラフ
分析や、複数のカラムを用いた液体クロマトグラフ分析
などからの複数の異なる測定データに本発明によるデー
タ処理装置を用いることとしてもよい。
【0047】また、上記処理手順を示すコンピュータプ
ログラムを記憶する場所も上記実施形態におけるROM
に限らず、上記外部記憶装置31のような他の汎用の記
憶手段に記憶しておき、電源を投入した後にデータ処理
装置内のRAMに読み込むこととしてもよい。このこと
は、本発明によるデータ処理装置の全ての機能を汎用の
コンピュータを用いて実現することが可能であることを
示している。
ログラムを記憶する場所も上記実施形態におけるROM
に限らず、上記外部記憶装置31のような他の汎用の記
憶手段に記憶しておき、電源を投入した後にデータ処理
装置内のRAMに読み込むこととしてもよい。このこと
は、本発明によるデータ処理装置の全ての機能を汎用の
コンピュータを用いて実現することが可能であることを
示している。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
憶手段に既知の成分に対しての複数の系それぞれの溶出
特性及び複数の系の相互間特性を記憶しておき、複数の
系それぞれによるクロマトグラフ測定データと溶出特性
とにより当該既知の成分の当該試料における存在確率を
求めると共に、複数の系によるクロマトグラフ測定デー
タ相互間の比率と相互間特性とにより当該既知の成分の
当該試料における存在を判定し、これらの演算結果を組
み合わせて同定処理をすることとしたので、複数の異な
るクロマトグラフ測定データを用いる試料の成分組成分
析を短時間に自動的かつ精度よく実施することができ
る。又、分析技術者の熟練も必要ないので、人為的な作
業による労力が大幅に軽減され、分析業務に寄与するこ
と大である。
憶手段に既知の成分に対しての複数の系それぞれの溶出
特性及び複数の系の相互間特性を記憶しておき、複数の
系それぞれによるクロマトグラフ測定データと溶出特性
とにより当該既知の成分の当該試料における存在確率を
求めると共に、複数の系によるクロマトグラフ測定デー
タ相互間の比率と相互間特性とにより当該既知の成分の
当該試料における存在を判定し、これらの演算結果を組
み合わせて同定処理をすることとしたので、複数の異な
るクロマトグラフ測定データを用いる試料の成分組成分
析を短時間に自動的かつ精度よく実施することができ
る。又、分析技術者の熟練も必要ないので、人為的な作
業による労力が大幅に軽減され、分析業務に寄与するこ
と大である。
【図1】 特性の異なる2種類のカラムを用いたガスク
ロマトグラフ分析装置10に本発明による試料成分同定
用のデータ処理装置を接続した例を示す概略図である。
ロマトグラフ分析装置10に本発明による試料成分同定
用のデータ処理装置を接続した例を示す概略図である。
【図2】 ガスクロマトグラフ分析装置10により得ら
れたカラムA、カラムBに由来の分析結果のチャート例
である。
れたカラムA、カラムBに由来の分析結果のチャート例
である。
【図3】 同データ処理装置により得られる図2の測定
データについての処理結果の出力例である。
データについての処理結果の出力例である。
【図4】 同データ処理装置によるデータ処理の主たる
流れである「メイン処理」ルーチンを示す図である。
流れである「メイン処理」ルーチンを示す図である。
【図5】 図4の「成分の同定処理」を実行するサブル
ーチンの手順を示す図である。
ーチンの手順を示す図である。
【図6】 図5の「候補選択処理」を実行するサブルー
チンの手順を示す図である。
チンの手順を示す図である。
【図7】 図5の「判定処理」を実行するサブルーチン
の手順を示す図である。
の手順を示す図である。
10 ガスクロマトグラフ装置 11a カラムA 11b カラムB 20 インテグレーター 21 レコーダー 30 マイクロコンピュータ 31 外部記憶装置 32 プリンタ
Claims (3)
- 【請求項1】 同一試料についての特性の異なる複数の
系によるクロマトグラフ測定データを組み合わせ、当該
試料に含まれる成分についての同定処理をする試料成分
同定用データ処理装置において、 既知の成分からなる試料を用いた測定によって得られる
当該既知の成分に対しての前記複数の系それぞれの溶出
特性及び前記複数の系の相互間特性を記憶した記憶手段
と、 前記複数の系それぞれによるクロマトグラフ測定データ
と、前記記憶手段に記憶された前記溶出特性とにより、
当該既知の成分の当該試料における存在確率を求める第
1の演算手段と、 前記複数の系によるクロマトグラフ測定データ相互間の
比率と、前記記憶手段に記憶された前記相互間特性とに
より、当該既知の成分の当該試料における存在を判定す
る第2の演算手段とを有し、 前記第1及び第2の演算手段による演算結果を組み合わ
せ、当該既知の成分と当該試料に含まれる成分との同定
処理をすることを特徴とする試料成分同定用データ処理
装置。 - 【請求項2】 前記溶出特性は、当該既知の成分のクロ
マトグラフ測定データにおけるピーク保持時間の平均値
及び標準偏差であり、 前記相互間特性は、前記複数の系によるクロマトグラフ
測定データにおけるピークの面積比であることを特徴と
する請求項1記載の試料成分同定用データ処理装置。 - 【請求項3】 前記複数の系は、特性の異なる複数のカ
ラムであることを特徴とする請求項1又は2記載の試料
成分同定用データ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9131498A JPH10319001A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 試料成分同定用データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9131498A JPH10319001A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 試料成分同定用データ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10319001A true JPH10319001A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15059425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9131498A Withdrawn JPH10319001A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | 試料成分同定用データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10319001A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109085313A (zh) * | 2018-11-01 | 2018-12-25 | 福建省博凯科技有限公司 | 一种气体检测方法及气体检测仪 |
| CN109085312A (zh) * | 2018-11-01 | 2018-12-25 | 福建省博凯科技有限公司 | 一种气体检测方法 |
| CN109085310A (zh) * | 2018-11-01 | 2018-12-25 | 福建省博凯科技有限公司 | 一种气体检测方法及气体检测仪 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP9131498A patent/JPH10319001A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109085313A (zh) * | 2018-11-01 | 2018-12-25 | 福建省博凯科技有限公司 | 一种气体检测方法及气体检测仪 |
| CN109085312A (zh) * | 2018-11-01 | 2018-12-25 | 福建省博凯科技有限公司 | 一种气体检测方法 |
| CN109085310A (zh) * | 2018-11-01 | 2018-12-25 | 福建省博凯科技有限公司 | 一种气体检测方法及气体检测仪 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |