JPH10319068A - 電界センサおよび電界検出方法 - Google Patents

電界センサおよび電界検出方法

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JPH10319068A
JPH10319068A JP12890097A JP12890097A JPH10319068A JP H10319068 A JPH10319068 A JP H10319068A JP 12890097 A JP12890097 A JP 12890097A JP 12890097 A JP12890097 A JP 12890097A JP H10319068 A JPH10319068 A JP H10319068A
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JP
Japan
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electric field
light
characteristic curve
sensor head
light intensity
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Application number
JP12890097A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Toba
良和 鳥羽
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 検出時のノイズレベルを低下せしめ、相対的
感度の上昇を実現した電界センサを提供する。 【解決手段】 光源11と、検出すべき電界を受信する
アンテナ12と、光源11の出射光をアンテナ12の出
力電圧に応じた光強度の光に変調して出射するセンサヘ
ッド13と、センサヘッド13の出射光を電気的に検出
する光検出器14と、光源11とセンサヘッド13との
間およびセンサヘッド13と光検出器14との間をそれ
ぞれ光学的に接続する光ファイバとしてのシングルモー
ドファイバ15および16とを有している。センサヘッ
ド13は、印加電圧と出射光強度との関係を表す特性曲
線として、第1の入射光強度によって規定される第1の
特性曲線と、第1の入射光強度よりも強い第2の入射光
強度によって規定され、第1の特性曲線よりも振幅が大
きい第2の特性曲線とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、EMC分野に関
し、空間を伝搬する電磁波の電界を検出する電界センサ
および電界検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】EMC分野にて、電磁ノイズの測定や、
放送電波等の特定周波数の信号電波の受信に際しては、
電磁ノイズや信号電波の電界強度を検出する。
【0003】電界強度を検出するために用いられる電界
センサとして、最近は、光を用いた電界センサが用いら
れることが多い。この種の電界センサの一例を図4に示
す。図4を参照して、電界センサ20は、光源21と、
検出すべき電界を受信するアンテナ12と、光源21の
出射光である入射光をアンテナ12の出力電圧(電界の
電圧)に応じた光強度の光に変調して出射するセンサヘ
ッド23と、センサヘッド23の出射光を電気的に検出
する光検出器14と、光源21とセンサヘッド23との
間およびセンサヘッド23と光検出器14との間をそれ
ぞれ光学的に接続するシングルモードファイバ(光ファ
イバ)15および16とを有している。この電界センサ
は、検出すべき電界強度を光の形態で光検出器14まで
伝送し、光検出器14内で初めて電気信号とし、後続の
測定装置や受信装置等に入力する構成であるため、伝送
路線系とその周囲環境との間でノイズの授受がないなど
の好ましい特徴がある。
【0004】センサヘッド23の電界強度に対する出射
光強度を決定する特性曲線は、図5に示すように、周期
的に変化する曲線である。この特性曲線に応じて、印加
される電圧は光強度に変調して出力される。特性曲線の
振幅は、光源21からの入射光強度に依存する。特性曲
線は正弦曲線で表され、その周期は波長電圧と呼ばれ
る。従来、電界検出において、センサヘッドは、多くの
場合、特性曲線上で出射光強度の最大値と最小値の中点
(以後、一部を除いて、単に中点と呼ぶ)を動作点と
し、動作点を中心にしてその近傍で作動するようにして
いる。これは、中点における勾配が最も大きく、最も高
い感度が得られ、また、中点近傍で最も直線性が高く、
検出された電界の波形歪みが小さいからである。
【0005】尚、特性曲線の中点を動作点とする上記従
来のセンサヘッドでは、仮に検出される電界強度が小さ
くても、出射光強度のレベルは低くはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電界検出において、こ
れの弊害となるノイズのレベルは、センサヘッドの出射
光強度に応じている。このため、特性曲線の中点を動作
点とする上記従来のセンサヘッドでは、検出される電界
強度が小さくても、センサヘッドの出射光強度のレベル
は低くはないので、ノイズレベルを低下させることが困
難である。
【0007】本発明の課題は、主に、比較的弱い電界の
検出や、放送波の受信等を検出対象とし、検出時のノイ
ズレベルを低下せしめ、相対的感度の上昇を実現できる
電界センサおよび電界検出方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光源
と、検出すべき電界を受信するアンテナと、前記光源の
出射光を前記アンテナの出力電圧に応じた光強度の光に
変調して出射するセンサヘッドと、前記センサヘッドの
出射光を電気的に検出する光検出器と、前記光源と前記
センサヘッドとの間および前記センサヘッドと前記光検
出器との間をそれぞれ光学的に接続する光ファイバとを
有する電界センサにおいて、前記センサヘッドは、印加
電圧と出射光強度との関係を表す特性曲線として、第1
の入射光強度によって規定される第1の特性曲線と、該
第1の入射光強度よりも強い第2の入射光強度によって
規定され、該第1の特性曲線よりも振幅が大きい第2の
特性曲線とを有し、前記センサヘッドはさらに、前記第
1の特性曲線上の最大と最小の出射光強度の中点に対応
する印加電圧よりも低い電圧値を動作点とし、前記光源
は、前記第2の入射光強度の光を出射することを特徴と
する電界センサが得られる。
【0009】本発明によればまた、前記動作点は、前記
中点以下で、かつ該中点から1/4波長電圧以内である
前記電界センサが得られる。
【0010】本発明によればさらに、センサヘッドを用
いて光源からの入射光を検出すべき電界強度である印加
電圧に応じた光強度の光に変調して出射し、光検出器に
よって前記出射光を電気的に検出することで電界を検出
する電界検出方法において、前記センサヘッドは、印加
電圧と出射光強度との関係を表す特性曲線として、第1
の入射光強度によって規定される第1の特性曲線と、該
第1の入射光強度よりも強い第2の入射光強度によって
規定され、該第1の特性曲線よりも振幅が大きい第2の
特性曲線とを有し、前記センサヘッドはさらに、前記第
1の特性曲線上の最大と最小の出射光強度の中点に対応
する印加電圧よりも低い電圧値を動作点とし、前記光源
は、前記第2の入射光強度の光を出射することを特徴と
する電界検出方法が得られる。
【0011】本発明によればまた、前記動作点は、前記
中点以下で、かつ該中点から1/4波長電圧以内である
前記電界検出方法が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による電界センサおよび電界検出方法を説明
する。
【0013】[実施の形態1]実施の形態1では、本発
明による電界検出方法を説明する。
【0014】図1は、本電界検出方法を行う電界センサ
の構成を示す図である。尚、同図において、従来例と同
一部には、図4と同符号を付している。図1を参照し
て、電界センサ10は、光源11と、検出すべき電界を
受信するアンテナ12と、光源11の出射光である入射
光をアンテナ12の出力電圧(電界の電圧)に応じた光
強度の光に変調して出射するセンサヘッド13と、セン
サヘッド13の出射光を電気的に検出する光検出器14
と、光源11とセンサヘッド13との間およびセンサヘ
ッド13と光検出器14との間をそれぞれ光学的に接続
するシングルモードファイバ15および16とを有して
いる。
【0015】図3は、本電界検出方法を説明するための
図である。
【0016】図3を参照して、図中破線で示す特性曲線
Bは、比較例としての図4に示した従来の電界センサ2
0におけるセンサヘッド23の特性曲線である。接線B
1は、特性曲線Bの最大と最小の出射光強度の中点Q1
に接する接線である。接線B1の勾配は、特性曲線Bが
規定される入射光強度におけるセンサヘッド23の検出
感度に対応する。本来、それぞれの動作点における印加
電圧は0であるが、以下の説明では、便宜上、特性曲線
Bの中点Q1を動作点とした場合を基準とする。
【0017】一方、図中実線で示す特性曲線Aは、図1
に示した本発明による電界センサ10におけるセンサヘ
ッド13の特性曲線である。特性曲線Aは、比較例のセ
ンサヘッド23(特性曲線B)の入射光強度を高めるこ
とにより振幅が増加した状態の特性ともいえる。
【0018】ここで、特性曲線A、Bが単調増加にある
領域において、特性曲線B上の中点Q1における接線B
1、中点Q1と等しい出射光強度である特性曲線A上の
点P1における接線A1、ならびに点P1と等しい印加
電圧である特性曲線B上の点Q2における接線B2の3
接線を対比する。
【0019】これら3接線は、勾配の大きい順に、接線
A1、接線B2、接線B1である。したがって、勾配が
最も大きい接線A1の接点である点P1を動作点にする
と、検出感度が最も高い。さらに、接線A1の接点であ
る点P1と接線B1の接点である中点Q1とを比べる
と、出射光強度が同じであるのでノイズレベルも同じで
あるが、接線A1と接線B1との勾配差により、点P1
を動作点にした方が、中点Q1を動作点にするよりも高
い感度が得られる。
【0020】このことから、動作点の印加電圧を特性曲
線Bの中点Q1以下に移動しても、点Q2では、感度の
低下よりも、ノイズの低下の方が顕著であり、好まし
い。さらに、点Q2から点P1に入射光強度を高める
と、ノイズレベルの増加よりも、感度の増加の方が顕著
であり、好ましい。
【0021】尚、動作点が、中点から1/4波長電圧よ
りも低いと、動作自体は可能であるものの、その効果が
小さくなると共に、非直線性の問題が大きくなる。この
ため、動作点(印加電圧)は、中点とそれ以下1/4波
長電圧との間が、より好ましい範囲である。
【0022】[実施の形態2]本発明の実施の形態2
は、図1に示した本発明による電界センサ10の具体的
な構成例である。図1を参照して、電界センサ10は、
光源11と、アンテナ12と、センサヘッド13と、光
検出器14と、シングルモードファイバ15および16
とを有し、実施の形態1で説明した電界検出方法が適用
された構成である。即ち、図3に示した従来の電界セン
サ20の構成と基本的には同じであるが、光源11およ
びセンサヘッド13が異なる。
【0023】光源11は、センサヘッド13の出射光強
度を従来のものよりも高くできる出射能力を有してい
る。
【0024】図2は、センサヘッド13の具体的な構造
を示す斜視図である。図1および図2を参照して、セン
サヘッド13は、光源11の出射光である入射光をアン
テナ12の出力電圧(電界の電圧)に応じた光強度の光
に変調して出射する構成である。センサヘッド13は、
c軸に垂直に切り出したニオブ酸リチウム単結晶からな
る基板131と、基板131上に形成された、入射光導
波路132、入射光導波路132に対して連続する2本
に分岐して再び合流する形態の位相シフト光導波路13
3、位相シフト光導波路133に対して連続する出射光
導波路134と、位相シフト光導波路133の一部の上
に形成された変調電極135とを有している。センサヘ
ッド13の動作点は、位相シフト光導波路133をトリ
ミング加工を施すなどして所定の印加電圧に設定され
る。変調電極135には、アンテナ12が電気的に接続
される。入射光導波路132の入射端および出射光導波
路134の出射端にはそれぞれ、シングルモードファイ
バ15および16を通して、光源11および光検出器1
4が光学的に接続される。尚、図2のセンサヘッド13
は透過型であるが、本発明においては、反射型を用いて
もよい。
【0025】以上説明した電界センサ10は、ノイズレ
ベルに対して検出感度が高い。光検出器の入力レベルが
低く、これに用いられる光検出器の種類が限定されてい
た従来例に対し、本発明は、この制約を緩和する。そし
て、本発明による電界センサは、波形歪みの影響が小さ
い弱い電界の検出や、放送波の受信の用途に好適であ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明による電界センサおよび電界検出
方法は、出射光強度が実用上差し支えない程度に低く、
かつその程度以上にノイズレベルが低い。このため、弱
い電界強度の検出においても、従来例のごとく、出射光
強度と共にノイズレベルも高いといったことがない。し
たがって、相対的検出感度が高い電界検出が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電界センサの構成を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す電界センサのセンサヘッドの構造を
示す斜視図である。
【図3】本発明による電界検出方法を説明するための図
である。
【図4】従来例による電界センサの構成を示すブロック
図である。
【図5】図4に示す電界センサのセンサヘッドの特性曲
線ならびに動作説明図である。
【符号の説明】
10、20 電界センサ 11、21 光源 12 アンテナ 13、23 センサヘッド 14 光検出器 15、16 シングルモードファイバ 131 基板 132 入射光導波路 133 位相シフト光導波路 134 出射光導波路 135 変調電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、検出すべき電界を受信するアン
    テナと、前記光源の出射光を前記アンテナの出力電圧に
    応じた光強度の光に変調して出射するセンサヘッドと、
    前記センサヘッドの出射光を電気的に検出する光検出器
    と、前記光源と前記センサヘッドとの間および前記セン
    サヘッドと前記光検出器との間をそれぞれ光学的に接続
    する光ファイバとを有する電界センサにおいて、前記セ
    ンサヘッドは、印加電圧と出射光強度との関係を表す特
    性曲線として、第1の入射光強度によって規定される第
    1の特性曲線と、該第1の入射光強度よりも強い第2の
    入射光強度によって規定され、該第1の特性曲線よりも
    振幅が大きい第2の特性曲線とを有し、前記センサヘッ
    ドはさらに、前記第1の特性曲線上の最大と最小の出射
    光強度の中点に対応する印加電圧よりも低い電圧値を動
    作点とし、前記光源は、前記第2の入射光強度の光を出
    射することを特徴とする電界センサ。
  2. 【請求項2】 前記動作点は、前記中点以下で、かつ該
    中点から1/4波長電圧以内である請求項1に記載の電
    界センサ。
  3. 【請求項3】 センサヘッドを用いて光源からの入射光
    を検出すべき電界強度である印加電圧に応じた光強度の
    光に変調して出射し、光検出器によって前記出射光を電
    気的に検出することで電界を検出する電界検出方法にお
    いて、 前記センサヘッドは、印加電圧と出射光強度との関係を
    表す特性曲線として、第1の入射光強度によって規定さ
    れる第1の特性曲線と、該第1の入射光強度よりも強い
    第2の入射光強度によって規定され、該第1の特性曲線
    よりも振幅が大きい第2の特性曲線とを有し、 前記センサヘッドはさらに、前記第1の特性曲線上の最
    大と最小の出射光強度の中点に対応する印加電圧よりも
    低い電圧値を動作点とし、 前記光源は、前記第2の入射光強度の光を出射すること
    を特徴とする電界検出方法。
  4. 【請求項4】 前記動作点は、前記中点以下で、かつ該
    中点から1/4波長電圧以内である請求項3に記載の電
    界検出方法。
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