JPH10319145A - 腕時計のソーラーセル保持構造 - Google Patents
腕時計のソーラーセル保持構造Info
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- JPH10319145A JPH10319145A JP9124614A JP12461497A JPH10319145A JP H10319145 A JPH10319145 A JP H10319145A JP 9124614 A JP9124614 A JP 9124614A JP 12461497 A JP12461497 A JP 12461497A JP H10319145 A JPH10319145 A JP H10319145A
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Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 基礎ムーブメントの地板厚さを変更すること
なく構成し、ローター性能に影響を与えないで、磁性材
ソーラーセル基板を配設する指針表示式腕時計のソーラ
ーセルの保持構造を提供する。 【解決手段】 ソーラーセル基板3の外周部を断面位置
規制している他に、ムーブメントを構成する中間部材の
巻真スペーサ6から、地板1を貫通して突出させた断面
位置規制部としてのボス形状部6a、6b、6cを一体
に形成して、ローター5近傍のソーラーセル基板3を支
持する。
なく構成し、ローター性能に影響を与えないで、磁性材
ソーラーセル基板を配設する指針表示式腕時計のソーラ
ーセルの保持構造を提供する。 【解決手段】 ソーラーセル基板3の外周部を断面位置
規制している他に、ムーブメントを構成する中間部材の
巻真スペーサ6から、地板1を貫通して突出させた断面
位置規制部としてのボス形状部6a、6b、6cを一体
に形成して、ローター5近傍のソーラーセル基板3を支
持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本考案は磁性材基板に形成さ
れたソーラーセルを用いる指針表示式腕時計のソーラー
セル保持構造に関するものである。
れたソーラーセルを用いる指針表示式腕時計のソーラー
セル保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にソーラーセルを用いるソーラー時
計の構成は低コスト化を図るために、基礎ムーブメント
として既存のムーブメントを転用する場合が多い。指針
表示式腕時計の基礎ムーブメントは、時計基台である地
板と、この地板と受部材とに支持されて指針を駆動する
ローター並びに輪列と、プラスチック部材から形成され
地板と受部材との間に固定される巻真スペーサ等の中間
部材とから構成されている。ソーラーセルは中間部材と
は反対側の地板上に配置されるが、発電量を出来るだけ
多くするため、ソーラーセルの面積を大きくしなければ
ならず、これにより、ムーブメントの外径よりソーラー
セルの外径の方が大きくなってしまうことがある。この
場合には、第1の中間部材としての巻真スペーサの他
に、ムーブメントの外周にプラスチック部材である第2
の中間部材としてのソーラーセル支持台を追加し、地板
等に嵌合させるなどしてムーブメントの外径をソーラー
セルの外径に合わせて大きくし、前記第2の中間部材で
ソーラーセルの外周部を断面位置規制している。
計の構成は低コスト化を図るために、基礎ムーブメント
として既存のムーブメントを転用する場合が多い。指針
表示式腕時計の基礎ムーブメントは、時計基台である地
板と、この地板と受部材とに支持されて指針を駆動する
ローター並びに輪列と、プラスチック部材から形成され
地板と受部材との間に固定される巻真スペーサ等の中間
部材とから構成されている。ソーラーセルは中間部材と
は反対側の地板上に配置されるが、発電量を出来るだけ
多くするため、ソーラーセルの面積を大きくしなければ
ならず、これにより、ムーブメントの外径よりソーラー
セルの外径の方が大きくなってしまうことがある。この
場合には、第1の中間部材としての巻真スペーサの他
に、ムーブメントの外周にプラスチック部材である第2
の中間部材としてのソーラーセル支持台を追加し、地板
等に嵌合させるなどしてムーブメントの外径をソーラー
セルの外径に合わせて大きくし、前記第2の中間部材で
ソーラーセルの外周部を断面位置規制している。
【0003】前記ソーラーセルを挟んで前記ソーラーセ
ル支持台の反対側には、ソーラーセル支持台に係合させ
てムーブメントと固定するためのフックを備えたプラス
チック部材から成るリング状のソーラーセル支持枠を設
けて、これによって前記ソーラーセルの外周部を挟み込
んで保持固定している。最近ではまた、前記ソーラーセ
ル支持枠の代わりに前記ソーラーセル外周に近接して前
記第2の中間部材に圧入されるビョウ等を用い、該ビョ
ウの頭で前記ソーラーセルを挟み込んで保持固定してい
るタイプも増えてきている。
ル支持台の反対側には、ソーラーセル支持台に係合させ
てムーブメントと固定するためのフックを備えたプラス
チック部材から成るリング状のソーラーセル支持枠を設
けて、これによって前記ソーラーセルの外周部を挟み込
んで保持固定している。最近ではまた、前記ソーラーセ
ル支持枠の代わりに前記ソーラーセル外周に近接して前
記第2の中間部材に圧入されるビョウ等を用い、該ビョ
ウの頭で前記ソーラーセルを挟み込んで保持固定してい
るタイプも増えてきている。
【0004】ソーラーセル基板の材質としては、比較的
安価であることからガラスを使用したものが多いが、ガ
ラス基板は衝撃を受けた際に割れ易いため、厚いガラス
を使用していることが多い。更には、ソーラーセル基板
とムーブメントとの間に断面的隙間を設けてムーブメン
トとの間に生ずる2次衝撃を防止したり、この隙間にゴ
ム等の弾性部材を介在させるなどして衝撃を吸収する構
造も取られているが、いずれの場合にも時計が厚くなっ
てしまうと言う欠点があった。
安価であることからガラスを使用したものが多いが、ガ
ラス基板は衝撃を受けた際に割れ易いため、厚いガラス
を使用していることが多い。更には、ソーラーセル基板
とムーブメントとの間に断面的隙間を設けてムーブメン
トとの間に生ずる2次衝撃を防止したり、この隙間にゴ
ム等の弾性部材を介在させるなどして衝撃を吸収する構
造も取られているが、いずれの場合にも時計が厚くなっ
てしまうと言う欠点があった。
【0005】これに対して近年、ガラス基板より薄く、
衝撃に対してもガラス基板より優れている、ステンレス
等の金属から成る基板を使用したソーラーセルが増えて
きて、時計の薄型化を図っている。そのような金属基板
の多くは磁性材であるため、時計用輪列を駆動させるロ
ーターとの距離が近い所に配設した場合、ローターを形
成している磁石が磁力によってソーラーセル側に引きつ
けられ、ローターに余分な回転負荷を与えることになっ
て時計性能を悪化させることがあった。
衝撃に対してもガラス基板より優れている、ステンレス
等の金属から成る基板を使用したソーラーセルが増えて
きて、時計の薄型化を図っている。そのような金属基板
の多くは磁性材であるため、時計用輪列を駆動させるロ
ーターとの距離が近い所に配設した場合、ローターを形
成している磁石が磁力によってソーラーセル側に引きつ
けられ、ローターに余分な回転負荷を与えることになっ
て時計性能を悪化させることがあった。
【0006】このような場合、ソーラーセル基板と時計
基台である地板との間に隙間を設けて、ソーラーセル基
板とローターとをある距離以上離すことにより、ロータ
ーを引きつけることが無くなるわけだが、金属基板のソ
ーラーセルはガラス基板より薄いため剛性が低く反り等
も発生し易い。従って、ソーラーセル基板と時計基台で
ある地板との間に隙間を設けて、ソーラーセル基板とロ
ーターとをある一定距離に離そうとしても、反り等によ
ってその一定距離が得られなくなる可能性があった。
基台である地板との間に隙間を設けて、ソーラーセル基
板とローターとをある距離以上離すことにより、ロータ
ーを引きつけることが無くなるわけだが、金属基板のソ
ーラーセルはガラス基板より薄いため剛性が低く反り等
も発生し易い。従って、ソーラーセル基板と時計基台で
ある地板との間に隙間を設けて、ソーラーセル基板とロ
ーターとをある一定距離に離そうとしても、反り等によ
ってその一定距離が得られなくなる可能性があった。
【0007】また、一般にソーラー時計には、透明プラ
スチック部材で形成された文字板を使用することが多
い。この文字板をソーラーセル基板の上に配設するが、
ソーラーセル基板をローターから遠ざけるために地板と
の間に隙間を設けると、市場等での針の着脱分解作業等
で文字板を加圧した場合に、ソーラーセル基板に外力が
加わって変形させてしまう恐れがあった。そこで、必要
な寸法の隙間を設ける代わりにその寸法分厚みを増やし
た地板を採用せざるを得なかった。
スチック部材で形成された文字板を使用することが多
い。この文字板をソーラーセル基板の上に配設するが、
ソーラーセル基板をローターから遠ざけるために地板と
の間に隙間を設けると、市場等での針の着脱分解作業等
で文字板を加圧した場合に、ソーラーセル基板に外力が
加わって変形させてしまう恐れがあった。そこで、必要
な寸法の隙間を設ける代わりにその寸法分厚みを増やし
た地板を採用せざるを得なかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、時計基
台である地板を厚くして対応を図ったのでは、基礎ムー
ブメントの総厚が厚くなってしまうため、ソーラー時計
以外にそのムーブメントを転用しても厚い時計となって
しまうので、転用が限定されるものとなっていた。そこ
で、ムーブメントに汎用性を持たせるため、時計基台で
ある地板の厚みは変えずに非磁性材等の別部材を隙間に
介在させて、ソーラーセル基板が反っていても一定の距
離を得られるようにした構造をとることは可能である
が、部品点数が増えてしまうという欠点があった。又、
部材を増やさずに第2の中間部材の一部をソーラーセル
基板と時計基台である地板との間に形成して隙間に詰め
る手段も考えられるが、隙間の寸法が小さいと極めて薄
い部材を形成することが出来ないため、結局、薄い別部
材を介在させる以外手段は無かった。
台である地板を厚くして対応を図ったのでは、基礎ムー
ブメントの総厚が厚くなってしまうため、ソーラー時計
以外にそのムーブメントを転用しても厚い時計となって
しまうので、転用が限定されるものとなっていた。そこ
で、ムーブメントに汎用性を持たせるため、時計基台で
ある地板の厚みは変えずに非磁性材等の別部材を隙間に
介在させて、ソーラーセル基板が反っていても一定の距
離を得られるようにした構造をとることは可能である
が、部品点数が増えてしまうという欠点があった。又、
部材を増やさずに第2の中間部材の一部をソーラーセル
基板と時計基台である地板との間に形成して隙間に詰め
る手段も考えられるが、隙間の寸法が小さいと極めて薄
い部材を形成することが出来ないため、結局、薄い別部
材を介在させる以外手段は無かった。
【0009】本発明は以上のような従来の問題点を解消
し、基礎ムーブメントとなる薄型のムーブメントを変更
することなく磁性材からなるソーラーセル基板を使用で
きるようにし、更には時計性能に影響がなく薄型化が可
能な指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造を提供す
ることを目的としている。
し、基礎ムーブメントとなる薄型のムーブメントを変更
することなく磁性材からなるソーラーセル基板を使用で
きるようにし、更には時計性能に影響がなく薄型化が可
能な指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、時計基台であ
る地板と、前記地板と受部材とに支持されて指針を駆動
するローター並びに輪列と、プラスチック部材から形成
され前記地板と前記受部材との間に固定される中間部材
とから構成されるムーブメントの前記地板の上方に、磁
性材であるソーラーセル基板に形成されたソーラーセル
を配置した指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造に
おいて、前記中間部材から前記地板を貫通して突出した
断面位置規制部を一体に形成し、前記ローター近傍の前
記ソーラーセル基板を前記断面位置規制部で支持したこ
とを特徴とする。
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、時計基台であ
る地板と、前記地板と受部材とに支持されて指針を駆動
するローター並びに輪列と、プラスチック部材から形成
され前記地板と前記受部材との間に固定される中間部材
とから構成されるムーブメントの前記地板の上方に、磁
性材であるソーラーセル基板に形成されたソーラーセル
を配置した指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造に
おいて、前記中間部材から前記地板を貫通して突出した
断面位置規制部を一体に形成し、前記ローター近傍の前
記ソーラーセル基板を前記断面位置規制部で支持したこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
のうち、前記断面位置規制部はボス形状部であることを
特徴とする。
のうち、前記断面位置規制部はボス形状部であることを
特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明のうち、前記中間部材は前記ソーラーセ
ル基板の外周部をも支持することを特徴とする。
請求項2の発明のうち、前記中間部材は前記ソーラーセ
ル基板の外周部をも支持することを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項3の発明
のうち、前記ソーラーセル基板の外周部を支持する前記
中間部材は、前記ローター近傍の前記ソーラーセル基板
を支持する中間部材とは別部材としたことを特徴とす
る。
のうち、前記ソーラーセル基板の外周部を支持する前記
中間部材は、前記ローター近傍の前記ソーラーセル基板
を支持する中間部材とは別部材としたことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態である
指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造を示す文字板
側から見た平面図である。図2、図3は本発明の実施形
態である指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造を示
す要部断面図である。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態である
指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造を示す文字板
側から見た平面図である。図2、図3は本発明の実施形
態である指針表示式腕時計のソーラーセル保持構造を示
す要部断面図である。
【0015】図において、1は時計基台である地板、7
は地板1とともに輪列を支持する輪列受である。2はプ
ラスチック部材から成り地板1と輪列受7との間に固定
される第2の中間部材であるソーラーセル受け台であ
る。ソーラーセル受け台2のボス2aが地板1のガイド
穴1aと嵌合して固定されている。3は磁性材であるス
テンレスから成るソーラーセル基板で、ソーラーセル基
板の外周部3a、3b、3c、3dがソーラーセル受け
台2によって断面位置規制されている。15はソーラー
セル基板3と反対側のソーラーセル受け台2を支持して
いる押さえ板であり、押さえ板15は地板1にネジチュ
ーブ(図示せず)を介してネジ締め固定されている。1
6はソーラーセルと充電回路とを接続するための導通部
材であり、ソーラーセル基板3に熱圧着固定されてい
る。
は地板1とともに輪列を支持する輪列受である。2はプ
ラスチック部材から成り地板1と輪列受7との間に固定
される第2の中間部材であるソーラーセル受け台であ
る。ソーラーセル受け台2のボス2aが地板1のガイド
穴1aと嵌合して固定されている。3は磁性材であるス
テンレスから成るソーラーセル基板で、ソーラーセル基
板の外周部3a、3b、3c、3dがソーラーセル受け
台2によって断面位置規制されている。15はソーラー
セル基板3と反対側のソーラーセル受け台2を支持して
いる押さえ板であり、押さえ板15は地板1にネジチュ
ーブ(図示せず)を介してネジ締め固定されている。1
6はソーラーセルと充電回路とを接続するための導通部
材であり、ソーラーセル基板3に熱圧着固定されてい
る。
【0016】4は指針を駆動するモーターを構成するス
テーター、5は同じくモーターを構成するローターで、
ステーター4の中に配置されている。10は指針車で、
ローター5から中間車9を経て減速輪列により回転が伝
達され、文字板(図示せず)を介して装着された針(図
示せず)によって時刻を表示している。6は地板1と輪
列受7との間に固定されるプラスチック等から成る第1
の中間部材としての巻真スペーサであり、巻真スペーサ
6と一体に形成された第2の断面位置規制部であるボス
形状部6a、6b、6cが地板1のガイド穴1bに嵌合
し、該地板1を貫通して反対側まで突出して配設され、
ローター5と指針車10の近傍においてソーラーセル基
板3を支持し断面位置規制している。
テーター、5は同じくモーターを構成するローターで、
ステーター4の中に配置されている。10は指針車で、
ローター5から中間車9を経て減速輪列により回転が伝
達され、文字板(図示せず)を介して装着された針(図
示せず)によって時刻を表示している。6は地板1と輪
列受7との間に固定されるプラスチック等から成る第1
の中間部材としての巻真スペーサであり、巻真スペーサ
6と一体に形成された第2の断面位置規制部であるボス
形状部6a、6b、6cが地板1のガイド穴1bに嵌合
し、該地板1を貫通して反対側まで突出して配設され、
ローター5と指針車10の近傍においてソーラーセル基
板3を支持し断面位置規制している。
【0017】第2の断面位置規制部の断面形状は任意で
よいが、円柱ボス形状部とすることにより巻真スペーサ
6の成形金型のボス形状部6a、6b、6cを形成する
ためのピンの高さを調整するだけで、ボスの高さを容易
に変更して生産することが可能であり好都合である。ソ
ーラー時計以外に基礎ムーブメントを転用するときに
は、ボス形状部を地板1から突出しない高さに調整し
て、地板1に対する巻真スペーサ6の位置決め及び固定
用のボスとして使用される。11、12、13、14は
ビョウであり、それぞれ前記ソーラーセル受け台2に圧
入され、頭部で前記ソーラーセル基板3の外周部を挟み
込んで固定している。
よいが、円柱ボス形状部とすることにより巻真スペーサ
6の成形金型のボス形状部6a、6b、6cを形成する
ためのピンの高さを調整するだけで、ボスの高さを容易
に変更して生産することが可能であり好都合である。ソ
ーラー時計以外に基礎ムーブメントを転用するときに
は、ボス形状部を地板1から突出しない高さに調整し
て、地板1に対する巻真スペーサ6の位置決め及び固定
用のボスとして使用される。11、12、13、14は
ビョウであり、それぞれ前記ソーラーセル受け台2に圧
入され、頭部で前記ソーラーセル基板3の外周部を挟み
込んで固定している。
【0018】地板1と輪列受7との間には磁石5aを有
したローター5が軸支されている。地板1を介してロー
ター5との反対側には、隙間8を介してソーラーセル基
板3が配設されており、ソーラーセル基板3と磁石5a
とは距離Aを離している。地板1から突出した巻真スペ
ーサ6のボス形状部6aがローター5近傍のソーラーセ
ル基板3を支持しているため、隙間8の寸法が確保され
る。この実施の形態で例えば、直径1.10mmで最大
磁気エネルギー積が30MGOeの磁石5aと、厚み
0.18mmのステンレス製ソーラー基板3とを用いた
場合には、距離Aの寸法を0.65mmに設定すれば問
題が生じないことを確認した。
したローター5が軸支されている。地板1を介してロー
ター5との反対側には、隙間8を介してソーラーセル基
板3が配設されており、ソーラーセル基板3と磁石5a
とは距離Aを離している。地板1から突出した巻真スペ
ーサ6のボス形状部6aがローター5近傍のソーラーセ
ル基板3を支持しているため、隙間8の寸法が確保され
る。この実施の形態で例えば、直径1.10mmで最大
磁気エネルギー積が30MGOeの磁石5aと、厚み
0.18mmのステンレス製ソーラー基板3とを用いた
場合には、距離Aの寸法を0.65mmに設定すれば問
題が生じないことを確認した。
【0019】以上の実施の形態では、第1の中間部材で
ある巻真スペーサと第2の中間部材であるソーラーセル
受け台とでソーラーセル基板を受けているが、他の実施
の形態として、二つの中間部材を一体に構成してソーラ
ーセル基板を受けることにより、部品点数の削減を図る
ことができる。
ある巻真スペーサと第2の中間部材であるソーラーセル
受け台とでソーラーセル基板を受けているが、他の実施
の形態として、二つの中間部材を一体に構成してソーラ
ーセル基板を受けることにより、部品点数の削減を図る
ことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、巻真スペ
ーサから地板を貫通して突出した断面位置規制部がロー
ター近傍のソーラーセル基板を支持しているため、ソー
ラーセル基板とローターとの距離を離すためにソーラー
セル基板とムーブメントの基台である地板とに隙間がで
きても、ソーラーセル基板の反りの有無に拘らずロータ
ーとの距離を一定に保つことができ、更には、ソーラー
セル基板に外力が加わってもソーラーセル基板が変形し
ないからソーラーセル基板の変形防止も図れる。また、
基礎ムーブメントをソーラー時計に転用する場合に、基
台である地板の厚みを変更せずに、プラスチックより成
る巻真スペーサのボス形状部の高さを変更するだけで良
いため、成形金型の調整だけで生産することが可能とな
り、薄型ムーブメントを変更することなく使用すること
ができる。このためムーブメントの汎用性が広がる。更
には、別部材を必要としなくなるため部品点数が増えな
いで済むなどの効果が得られる。
ーサから地板を貫通して突出した断面位置規制部がロー
ター近傍のソーラーセル基板を支持しているため、ソー
ラーセル基板とローターとの距離を離すためにソーラー
セル基板とムーブメントの基台である地板とに隙間がで
きても、ソーラーセル基板の反りの有無に拘らずロータ
ーとの距離を一定に保つことができ、更には、ソーラー
セル基板に外力が加わってもソーラーセル基板が変形し
ないからソーラーセル基板の変形防止も図れる。また、
基礎ムーブメントをソーラー時計に転用する場合に、基
台である地板の厚みを変更せずに、プラスチックより成
る巻真スペーサのボス形状部の高さを変更するだけで良
いため、成形金型の調整だけで生産することが可能とな
り、薄型ムーブメントを変更することなく使用すること
ができる。このためムーブメントの汎用性が広がる。更
には、別部材を必要としなくなるため部品点数が増えな
いで済むなどの効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態である指針表示式腕時計の
ソーラーセル保持構造を示す要部平面図である。
ソーラーセル保持構造を示す要部平面図である。
【図2】本発明の実施の形態である指針表示式腕時計の
ソーラーセル保持構造を示す要部断面図である。
ソーラーセル保持構造を示す要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態である指針表示式腕時計の
ソーラーセル保持構造を示す要部断面図である。
ソーラーセル保持構造を示す要部断面図である。
1 地板 1a、1b ガイド穴 2 ソーラーセル受け台 2a ボス 3 ソーラーセル基板 3a、3b、3c、3d 外周部 4 ステーター 5 ローター 5a 磁石 6 巻真スペーサ 6a、6b、6c ボス形状部 7 輪列受 8 隙間 9 中間車 10 指針車 11、12、13、14 ビョウ 15 押さえ板 16 導通部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北嶋 泰夫 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内 (72)発明者 八木 道子 東京都田無市本町6丁目1番12号 シチズ ン時計株式会社田無製造所内
Claims (4)
- 【請求項1】 時計基台である地板と、前記地板と受部
材とに支持されて指針を駆動するローター並びに輪列
と、プラスチック部材から形成され前記地板と前記受部
材との間に固定される中間部材とから構成されるムーブ
メントの前記地板の上方に、磁性材であるソーラーセル
基板に形成されたソーラーセルを配置した指針表示式腕
時計のソーラーセル保持構造において、前記中間部材か
ら前記地板を貫通して突出した断面位置規制部を一体に
形成し、前記ローター近傍の前記ソーラーセル基板を前
記断面位置規制部で支持したことを特徴とする腕時計の
ソーラーセル保持構造。 - 【請求項2】 前記断面位置規制部はボス形状部である
ことを特徴とする請求項1記載の腕時計のソーラーセル
保持構造。 - 【請求項3】 前記中間部材は前記ソーラーセル基板の
外周部をも支持することを特徴とする請求項1記載の腕
時計のソーラーセル保持構造。 - 【請求項4】 前記ソーラーセル基板の外周部を支持す
る前記中間部材は、前記ローター近傍の前記ソーラーセ
ル基板を支持する中間部材とは別部材としたことを特徴
とする請求項3記載の腕時計のソーラーセル保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9124614A JPH10319145A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 腕時計のソーラーセル保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9124614A JPH10319145A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 腕時計のソーラーセル保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10319145A true JPH10319145A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14889787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9124614A Pending JPH10319145A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 腕時計のソーラーセル保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10319145A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106712672A (zh) * | 2015-11-13 | 2017-05-24 | 深圳市安泰科建筑技术有限公司 | 太阳能电池支撑装置 |
| JP2017146216A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | シチズン時計株式会社 | 太陽電池付き時計 |
| JP2020095059A (ja) * | 2020-03-24 | 2020-06-18 | シチズン時計株式会社 | 太陽電池付き時計 |
| JP2020126054A (ja) * | 2016-02-18 | 2020-08-20 | シチズン時計株式会社 | 太陽電池付き時計 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP9124614A patent/JPH10319145A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106712672A (zh) * | 2015-11-13 | 2017-05-24 | 深圳市安泰科建筑技术有限公司 | 太阳能电池支撑装置 |
| CN106712672B (zh) * | 2015-11-13 | 2019-07-02 | 深圳市安泰科能源环保有限公司 | 太阳能电池支撑装置 |
| JP2017146216A (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-24 | シチズン時計株式会社 | 太陽電池付き時計 |
| JP2020126054A (ja) * | 2016-02-18 | 2020-08-20 | シチズン時計株式会社 | 太陽電池付き時計 |
| JP2020095059A (ja) * | 2020-03-24 | 2020-06-18 | シチズン時計株式会社 | 太陽電池付き時計 |
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