JPH10319370A - 液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents
液晶表示装置の駆動方法Info
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- JPH10319370A JPH10319370A JP13016697A JP13016697A JPH10319370A JP H10319370 A JPH10319370 A JP H10319370A JP 13016697 A JP13016697 A JP 13016697A JP 13016697 A JP13016697 A JP 13016697A JP H10319370 A JPH10319370 A JP H10319370A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 16
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ビートの発生しない液晶表示装置の駆動方法
を提供する。 【解決手段】 互いに平行な複数のゲート配線および該
ゲート配線に直交する複数のソース配線を含んでなるア
レイ基板と、対向電極を含んでなる対向基板と、前記ア
レイ基板および対向基板のあいだに設けられた液晶層と
からなり、前記ゲート配線およびソース配線を互いの境
界線として、マトリクス状に設けられた複数の画素が構
成されている液晶パネルと、前記複数のゲート配線にゲ
ート選択信号を供給するゲート配線用駆動回路と、前記
複数のソース配線にソース信号を供給するソース配線用
駆動回路と、液晶パネルの背面に設けられる光源として
のバックライトと、該バックライトを駆動する高電圧交
流信号を出力するインバータとを含んでなる液晶表示装
置の駆動方法であって、インバータ出力信号の周波数が
ゲート選択信号の周波数の整数倍であるかまたはほぼ整
数倍である。
を提供する。 【解決手段】 互いに平行な複数のゲート配線および該
ゲート配線に直交する複数のソース配線を含んでなるア
レイ基板と、対向電極を含んでなる対向基板と、前記ア
レイ基板および対向基板のあいだに設けられた液晶層と
からなり、前記ゲート配線およびソース配線を互いの境
界線として、マトリクス状に設けられた複数の画素が構
成されている液晶パネルと、前記複数のゲート配線にゲ
ート選択信号を供給するゲート配線用駆動回路と、前記
複数のソース配線にソース信号を供給するソース配線用
駆動回路と、液晶パネルの背面に設けられる光源として
のバックライトと、該バックライトを駆動する高電圧交
流信号を出力するインバータとを含んでなる液晶表示装
置の駆動方法であって、インバータ出力信号の周波数が
ゲート選択信号の周波数の整数倍であるかまたはほぼ整
数倍である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲート配線用駆動
回路から複数のゲート配線にゲート選択信号を入力し、
ソース配線用駆動回路から複数のソース配線にソース信
号を入力し、かつ、インバータからバックライトに高電
圧交流信号(インバータ出力信号)を入力することによ
り所望の表示を行う液晶表示装置の駆動方法に関する。
回路から複数のゲート配線にゲート選択信号を入力し、
ソース配線用駆動回路から複数のソース配線にソース信
号を入力し、かつ、インバータからバックライトに高電
圧交流信号(インバータ出力信号)を入力することによ
り所望の表示を行う液晶表示装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、液晶パネルと、ゲート
配線用駆動回路と、ソース配線用駆動回路と、インバー
タと、バックライトとを含んでなる。前記液晶パネル
は、互いに平行な複数のゲート配線および該ゲート配線
に直交する複数のソース配線を含んでなるアレイ基板
と、対向電極を含んでなる対向基板と、前記アレイ基板
および対向基板のあいだに設けられ、液晶を含んでなる
液晶層とからなり、前記ゲート配線およびソース配線を
互いの境界線として、マトリクス状に設けられた複数の
画素が構成されている。前記ゲート配線用駆動回路は、
複数のゲート配線にゲート選択信号を供給し、前記ソー
ス配線用駆動回路は、複数のソース配線にソース信号を
供給する。また、インバータは、DC電圧を入力して、
バックライトを駆動する高電圧交流信号を出力する回路
装置である。
配線用駆動回路と、ソース配線用駆動回路と、インバー
タと、バックライトとを含んでなる。前記液晶パネル
は、互いに平行な複数のゲート配線および該ゲート配線
に直交する複数のソース配線を含んでなるアレイ基板
と、対向電極を含んでなる対向基板と、前記アレイ基板
および対向基板のあいだに設けられ、液晶を含んでなる
液晶層とからなり、前記ゲート配線およびソース配線を
互いの境界線として、マトリクス状に設けられた複数の
画素が構成されている。前記ゲート配線用駆動回路は、
複数のゲート配線にゲート選択信号を供給し、前記ソー
ス配線用駆動回路は、複数のソース配線にソース信号を
供給する。また、インバータは、DC電圧を入力して、
バックライトを駆動する高電圧交流信号を出力する回路
装置である。
【0003】つぎに、液晶表示装置の駆動方法の一例と
して、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(以
下、「TFT」という)を含んでなる液晶表示装置(以
下、「TFT−LCD」という)の駆動方法について説
明する。TFT−LCDは、アレイ基板中に、前記ゲー
ト配線およびソース配線を互いの境界線とし、各画素に
1つずつ設けられた画素電極を有する。各画素電極は1
つのTFTに接続される。該TFTは、1つのゲート配
線および1つのソース配線に接続され、当該ゲート配線
にTFTをオン状態にする電圧を有するゲート選択信号
が入力されたときのみ、ソース配線に入力されたソース
信号が画素電極に入力される。したがって、複数のゲー
ト配線に、TFTをオン状態にする電圧を有するゲート
選択信号を順次入力しつつ、各ソース配線に接続された
複数のTFTのうちのオン状態になったTFTに印加す
べき電圧を有するソース信号をソース配線に入力する。
各画素の輝度は、画素電極に印加されるソース信号の電
圧値を変化させて、画素電極と対向電極との電位差を変
化させることにより制御される。
して、スイッチング素子として薄膜トランジスタ(以
下、「TFT」という)を含んでなる液晶表示装置(以
下、「TFT−LCD」という)の駆動方法について説
明する。TFT−LCDは、アレイ基板中に、前記ゲー
ト配線およびソース配線を互いの境界線とし、各画素に
1つずつ設けられた画素電極を有する。各画素電極は1
つのTFTに接続される。該TFTは、1つのゲート配
線および1つのソース配線に接続され、当該ゲート配線
にTFTをオン状態にする電圧を有するゲート選択信号
が入力されたときのみ、ソース配線に入力されたソース
信号が画素電極に入力される。したがって、複数のゲー
ト配線に、TFTをオン状態にする電圧を有するゲート
選択信号を順次入力しつつ、各ソース配線に接続された
複数のTFTのうちのオン状態になったTFTに印加す
べき電圧を有するソース信号をソース配線に入力する。
各画素の輝度は、画素電極に印加されるソース信号の電
圧値を変化させて、画素電極と対向電極との電位差を変
化させることにより制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インバータ出力信号の
ノイズはまず、電極の表面積が大きく、インピーダンス
が高い対向電極に重畳する。実際に対向電極の電位をモ
ニタすると数10〜100mV程度のノイズが観測され
る。つぎに、TFT−LCDでは、ゲート選択信号にし
たがってソース電圧を画素に順次書き込むことによって
液晶を駆動している。したがって、ゲート選択時の対向
電極上のインバータ出力信号のノイズは実効電圧(対向
電極−ドレイン電極間の電圧差)として画素に印加され
る。前記実効電圧はゲート選択信号のタイミングとイン
バータ出力信号のタイミングとのずれの程度によって変
化し、さらに、ある周波数関係において(ゲート選択信
号とインバータ出力信号との周波数が所定の関係になる
ばあいに)、ゲート選択信号およびインバータ出力信号
間で干渉が発生する。これが、インバータ出力信号のノ
イズにより発生した干渉によって、液晶表示発生の表示
不良である、表示上ビート(さざ波)が発生するメカニ
ズムである。
ノイズはまず、電極の表面積が大きく、インピーダンス
が高い対向電極に重畳する。実際に対向電極の電位をモ
ニタすると数10〜100mV程度のノイズが観測され
る。つぎに、TFT−LCDでは、ゲート選択信号にし
たがってソース電圧を画素に順次書き込むことによって
液晶を駆動している。したがって、ゲート選択時の対向
電極上のインバータ出力信号のノイズは実効電圧(対向
電極−ドレイン電極間の電圧差)として画素に印加され
る。前記実効電圧はゲート選択信号のタイミングとイン
バータ出力信号のタイミングとのずれの程度によって変
化し、さらに、ある周波数関係において(ゲート選択信
号とインバータ出力信号との周波数が所定の関係になる
ばあいに)、ゲート選択信号およびインバータ出力信号
間で干渉が発生する。これが、インバータ出力信号のノ
イズにより発生した干渉によって、液晶表示発生の表示
不良である、表示上ビート(さざ波)が発生するメカニ
ズムである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置の
駆動方法は、互いに平行な複数のゲート配線および該ゲ
ート配線に直交する複数のソース配線を含んでなるアレ
イ基板と、対向電極を含んでなる対向基板と、前記アレ
イ基板および対向基板のあいだに設けられた液晶層とか
らなり、前記ゲート配線およびソース配線を互いの境界
線として、マトリクス状に設けられた複数の画素が構成
されている液晶パネルと、前記複数のゲート配線にゲー
ト選択信号を供給するゲート配線用駆動回路と、前記複
数のソース配線にソース信号を供給するソース配線用駆
動回路と、液晶パネルの背面に設けられる光源としての
バックライトと、該バックライトを駆動する高電圧交流
信号を出力するインバータとを含んでなる液晶表示装置
の駆動方法であって、インバータ出力信号の周波数がゲ
ート選択信号の周波数の整数倍であるかまたはほぼ整数
倍である。
駆動方法は、互いに平行な複数のゲート配線および該ゲ
ート配線に直交する複数のソース配線を含んでなるアレ
イ基板と、対向電極を含んでなる対向基板と、前記アレ
イ基板および対向基板のあいだに設けられた液晶層とか
らなり、前記ゲート配線およびソース配線を互いの境界
線として、マトリクス状に設けられた複数の画素が構成
されている液晶パネルと、前記複数のゲート配線にゲー
ト選択信号を供給するゲート配線用駆動回路と、前記複
数のソース配線にソース信号を供給するソース配線用駆
動回路と、液晶パネルの背面に設けられる光源としての
バックライトと、該バックライトを駆動する高電圧交流
信号を出力するインバータとを含んでなる液晶表示装置
の駆動方法であって、インバータ出力信号の周波数がゲ
ート選択信号の周波数の整数倍であるかまたはほぼ整数
倍である。
【0006】また、前記インバータ出力信号の周波数が
ゲート選択信号の周波数に等しいものである。
ゲート選択信号の周波数に等しいものである。
【0007】また、前記インバータ出力信号の周波数が
ゲート選択信号の周波数の2倍である。
ゲート選択信号の周波数の2倍である。
【0008】さらに、前記インバータが、インバータ出
力信号の周波数がゲート選択信号の周波数の整数倍とな
るように、自動的にインバータ出力信号の周波数を調整
する手段を有するものである。
力信号の周波数がゲート選択信号の周波数の整数倍とな
るように、自動的にインバータ出力信号の周波数を調整
する手段を有するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の液晶表示装置の駆
動方法の実施の形態を説明する。
動方法の実施の形態を説明する。
【0010】実施の形態1.本発明の液晶表示装置の駆
動方法の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
動方法の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0011】実際の12.1″型SVGA(super
video graphicsarray)パネルに
おける、インバータ出力信号の周波数およびゲート選択
信号(水平同期信号)の周波数を変化させたばあいのビ
ートの発生状況を表1にまとめる。なお、インバータ
は、INV−113(製品番号、東大無線(株)製)、
INV−104(製品番号、東大無線(株)製)、IN
V−113改(INV−113の改良製品)および他社
のインバータ(表1において「C社のインバータ」と示
される。)を用いた。なお、INV−113のインバー
タ出力信号の周波数は38kHz、INV−104のイ
ンバータ出力信号の周波数は50kHz、INV−11
3改のインバータ出力信号の周波数は58kHz、他社
のインバータのインバータ出力信号の周波数は78kH
zである。
video graphicsarray)パネルに
おける、インバータ出力信号の周波数およびゲート選択
信号(水平同期信号)の周波数を変化させたばあいのビ
ートの発生状況を表1にまとめる。なお、インバータ
は、INV−113(製品番号、東大無線(株)製)、
INV−104(製品番号、東大無線(株)製)、IN
V−113改(INV−113の改良製品)および他社
のインバータ(表1において「C社のインバータ」と示
される。)を用いた。なお、INV−113のインバー
タ出力信号の周波数は38kHz、INV−104のイ
ンバータ出力信号の周波数は50kHz、INV−11
3改のインバータ出力信号の周波数は58kHz、他社
のインバータのインバータ出力信号の周波数は78kH
zである。
【0012】ここで、インバータ出力信号の周波数はf
INV、インバータ出力信号の周期はTINV=1/fINV、
ゲート選択信号の周波数はfH、ゲート選択信号の周期
はTH=1/fHと表わす。
INV、インバータ出力信号の周期はTINV=1/fINV、
ゲート選択信号の周波数はfH、ゲート選択信号の周期
はTH=1/fHと表わす。
【0013】
【表1】
【0014】このように、fINVがfHにほぼ等しい、ま
たはfINVが2fHにほぼ等しいばあいにビートが発生し
にくく、この中間であるfINVが(3/2)fHにほぼ等
しいばあいに顕著に発生することがわかる。ビート本数
については顕著に発生する付近で少なくなり、その周波
数から離れるにしたがって増加する傾向がある。なお、
ビート本数とは、液晶表示装置上に表れる複数の白黒の
横方向帯状の輝度ムラの1つの白黒を1組としたばあい
のその組数。図3は、液晶表示装置上に表れる輝度ムラ
の一例を示す説明図である。1は白表示部、2は黒表示
部を示す。図3には、それぞれ7本の白表示部1および
黒表示部2が示されている。すなわち、ビート本数が7
本となっている。
たはfINVが2fHにほぼ等しいばあいにビートが発生し
にくく、この中間であるfINVが(3/2)fHにほぼ等
しいばあいに顕著に発生することがわかる。ビート本数
については顕著に発生する付近で少なくなり、その周波
数から離れるにしたがって増加する傾向がある。なお、
ビート本数とは、液晶表示装置上に表れる複数の白黒の
横方向帯状の輝度ムラの1つの白黒を1組としたばあい
のその組数。図3は、液晶表示装置上に表れる輝度ムラ
の一例を示す説明図である。1は白表示部、2は黒表示
部を示す。図3には、それぞれ7本の白表示部1および
黒表示部2が示されている。すなわち、ビート本数が7
本となっている。
【0015】前述のように、ビートが特定の周波数関係
において顕著に発生したり、見えなくなったりする理由
をつぎに模式図を用いて説明する。
において顕著に発生したり、見えなくなったりする理由
をつぎに模式図を用いて説明する。
【0016】図1、図2は、fH、fINVがある周波数関
係となっているときに、対向電極に重畳したインバータ
ノイズ(インバータ出力信号のノイズ)とゲート選択信
号との関係、およびその結果えられる垂直表示ライン
(垂直な方向において隣接する画素により形成される線
状の表示一本分)の輝度変化を示す模式図である。な
お、インバータノイズは、縦軸を電圧、横軸を時間とし
て示され、ゲート選択信号は縦軸を電圧、横軸を時間と
して示され、輝度変化は縦軸を輝度、横軸を垂直表示ラ
インとして示されている。ここで、インバータノイズ波
形上にはゲート選択信号のターンオフ時に選択される電
圧レベルが○印で示されている。ゲート選択信号および
垂直表示ラインの輝度変化を示す図中のn、n+1、n
+2、・・・・・・は、任意の連続するゲート選択期間、およ
び表示ラインを意味する。また、ゲート選択信号に示し
た+、−は各ラインのソース信号の極性を示す。(ライ
ンコモン反転方式を採用。) まず、顕著に発生するfINVが(3/2)fHにほぼ等し
いばあいについて説明する。このばあい、THが(3/
2)TINVより若干小さいばあいを想定している。その
結果、ゲート選択信号によってサンプルされる点は、図
1に示すようにインバータノイズ波形上を順次移動す
る。また、ノイズ振幅は隣接するゲート選択期間におい
て逆極性になっている。その結果、n〜n+4期間中で
は、ノイズ成分は、負極性ソース信号時には正方向、正
極性ソース信号時には負方向と一定の関係を維持する。
このため、液晶に加わる実効電圧は絶えず上昇する方向
となり、その絶対値はn〜n+4期間までは単調に増加
する。したがって、図1に示すように、輝度はn〜n+
4期間にかけて順次増加する。その後時間の経過にとも
なって、つぎの5期間(5期間のうちの1期間、n+5
期間のみ図示されている)のあいだに輝度は減少し、や
がて図中のLo(n−1期間の輝度)をとり、さらにつ
ぎの5期間(図示せず)のあいだに減少し輝度の最小点
をとった後もう一度Loにもどることが推察できる。し
たがって、このばあい、波長(うねりの一周期を垂直表
示ラインの数で示したもの)が20ラインとなっている
輝度のうねりが表示に現われる。このうねりの繰り返し
がビートとして観測される。
係となっているときに、対向電極に重畳したインバータ
ノイズ(インバータ出力信号のノイズ)とゲート選択信
号との関係、およびその結果えられる垂直表示ライン
(垂直な方向において隣接する画素により形成される線
状の表示一本分)の輝度変化を示す模式図である。な
お、インバータノイズは、縦軸を電圧、横軸を時間とし
て示され、ゲート選択信号は縦軸を電圧、横軸を時間と
して示され、輝度変化は縦軸を輝度、横軸を垂直表示ラ
インとして示されている。ここで、インバータノイズ波
形上にはゲート選択信号のターンオフ時に選択される電
圧レベルが○印で示されている。ゲート選択信号および
垂直表示ラインの輝度変化を示す図中のn、n+1、n
+2、・・・・・・は、任意の連続するゲート選択期間、およ
び表示ラインを意味する。また、ゲート選択信号に示し
た+、−は各ラインのソース信号の極性を示す。(ライ
ンコモン反転方式を採用。) まず、顕著に発生するfINVが(3/2)fHにほぼ等し
いばあいについて説明する。このばあい、THが(3/
2)TINVより若干小さいばあいを想定している。その
結果、ゲート選択信号によってサンプルされる点は、図
1に示すようにインバータノイズ波形上を順次移動す
る。また、ノイズ振幅は隣接するゲート選択期間におい
て逆極性になっている。その結果、n〜n+4期間中で
は、ノイズ成分は、負極性ソース信号時には正方向、正
極性ソース信号時には負方向と一定の関係を維持する。
このため、液晶に加わる実効電圧は絶えず上昇する方向
となり、その絶対値はn〜n+4期間までは単調に増加
する。したがって、図1に示すように、輝度はn〜n+
4期間にかけて順次増加する。その後時間の経過にとも
なって、つぎの5期間(5期間のうちの1期間、n+5
期間のみ図示されている)のあいだに輝度は減少し、や
がて図中のLo(n−1期間の輝度)をとり、さらにつ
ぎの5期間(図示せず)のあいだに減少し輝度の最小点
をとった後もう一度Loにもどることが推察できる。し
たがって、このばあい、波長(うねりの一周期を垂直表
示ラインの数で示したもの)が20ラインとなっている
輝度のうねりが表示に現われる。このうねりの繰り返し
がビートとして観測される。
【0017】つぎにビートの波長λg(表示上のビート
の波長を垂直ライン数で表わしたもの)を求める。図1
に示すように第n番ゲート選択期間のはじめをt=0と
すると、第n番ゲート選択期間のインバータノイズサン
プル点とt=(3/2)TINVの時間差をΔt1とする。
すなわち、Δt1=|(3/2)TINV−TH|である。
つぎに、第n+1番ゲート選択期間のインバータノイズ
サンプル点とt=2TINVの時間差はΔt2=|2TINV
−2TH|=2Δt1になる。その後、同様にして決めた
Δt3、Δt4、・・・・・・については、Δt3=3Δt1、Δ
t4=4Δt1・・・・・・の関係をもつ。したがって、サンプ
ル点がもう一度t=0の条件にもどるのに要するゲート
選択期間数は下式でもとまる。
の波長を垂直ライン数で表わしたもの)を求める。図1
に示すように第n番ゲート選択期間のはじめをt=0と
すると、第n番ゲート選択期間のインバータノイズサン
プル点とt=(3/2)TINVの時間差をΔt1とする。
すなわち、Δt1=|(3/2)TINV−TH|である。
つぎに、第n+1番ゲート選択期間のインバータノイズ
サンプル点とt=2TINVの時間差はΔt2=|2TINV
−2TH|=2Δt1になる。その後、同様にして決めた
Δt3、Δt4、・・・・・・については、Δt3=3Δt1、Δ
t4=4Δt1・・・・・・の関係をもつ。したがって、サンプ
ル点がもう一度t=0の条件にもどるのに要するゲート
選択期間数は下式でもとまる。
【0018】 λg=TINV/Δt1=TINV|(3/2)TINV−TH| (1) すなわち、図1ではΔt1=(1/20)TINVであり、
(1)式よりλg=20になる。さらに、1画面に表示
されるビートの波数LbはSVGAの垂直ライン数が6
00本であることより、下式でもとまる。
(1)式よりλg=20になる。さらに、1画面に表示
されるビートの波数LbはSVGAの垂直ライン数が6
00本であることより、下式でもとまる。
【0019】 Lb=600/Lb=600|3/2−TH/TINV| =600|3/2−fINV/fH| (2) したがって、fINV=(3/2)fHでは、インバータノ
イズとゲート選択信号が同期しビートの波数は0本にな
る。しかし、この周波数から少しでもfINV、fHがずれ
ると顕著なビートが発生することになる。
イズとゲート選択信号が同期しビートの波数は0本にな
る。しかし、この周波数から少しでもfINV、fHがずれ
ると顕著なビートが発生することになる。
【0020】ただし、fINVが(3/2)fHにほぼ等し
い関係から大きくはずれると別の干渉関係が支配的にな
る。たとえば、fINVがfHより小さくなると、fINVと
(1/2)fHの干渉によるビートが支配的になる。ま
た、fINVが2fHより大きくなると、fINVと(5/
2)fHの干渉によるビートが支配的になる。したがっ
て、(2)式によってビートの波数が記述できるのは以
下の条件に制限される。
い関係から大きくはずれると別の干渉関係が支配的にな
る。たとえば、fINVがfHより小さくなると、fINVと
(1/2)fHの干渉によるビートが支配的になる。ま
た、fINVが2fHより大きくなると、fINVと(5/
2)fHの干渉によるビートが支配的になる。したがっ
て、(2)式によってビートの波数が記述できるのは以
下の条件に制限される。
【0021】 fH<fINV<2fH (3) つぎに、ビートが見られない、fINVがfHにほぼ等しい
ばあいについて図2を用いて説明する。このばあい、T
HがTINVより若干小さいばあいを想定している。その結
果、ゲート選択信号によってサンプルされる点は、図1
に示すようにインバータノイズ波形上を順次移動する。
図1を用いて説明したばあいと大きく異なるのは、イン
バータノイズとゲート選択信号の位相がほぼ一致してい
るために、ノイズ振幅は隣接するゲート選択期間におい
て同極性になっている点である。その結果、n〜n+3
期間中ではノイズ成分は負方向を取り続けるため、液晶
に加わる実効電圧はソース信号が負極性では減少し、正
極性では増加する。したがって、図2に示すように輝度
は1垂直表示ラインおきに増加減少しながら、その振幅
は増加することになる。
ばあいについて図2を用いて説明する。このばあい、T
HがTINVより若干小さいばあいを想定している。その結
果、ゲート選択信号によってサンプルされる点は、図1
に示すようにインバータノイズ波形上を順次移動する。
図1を用いて説明したばあいと大きく異なるのは、イン
バータノイズとゲート選択信号の位相がほぼ一致してい
るために、ノイズ振幅は隣接するゲート選択期間におい
て同極性になっている点である。その結果、n〜n+3
期間中ではノイズ成分は負方向を取り続けるため、液晶
に加わる実効電圧はソース信号が負極性では減少し、正
極性では増加する。したがって、図2に示すように輝度
は1垂直表示ラインおきに増加減少しながら、その振幅
は増加することになる。
【0022】しかしながら、実際の表示上は隣接垂直表
示ライン間の積分効果によりこの輝度変動は視認されな
くなる。また、別の見方をするとλg=2、Lb=30
0のビートも存在することになる。これは、(2)式に
fINV/fH=1を入れた時のLb=300に一致する。
すなわち、fINVがfHにほぼ等しいばあいにおいてLb
=300と最も大きくなり、実質的にビートが見えにく
くなると言える。fINVがfHより小さくなり、(1/
2)fHに近づくと図1を用いて説明した原理と同様に
してビートの波数が再び減少しビートが顕著に見えるよ
うになる。
示ライン間の積分効果によりこの輝度変動は視認されな
くなる。また、別の見方をするとλg=2、Lb=30
0のビートも存在することになる。これは、(2)式に
fINV/fH=1を入れた時のLb=300に一致する。
すなわち、fINVがfHにほぼ等しいばあいにおいてLb
=300と最も大きくなり、実質的にビートが見えにく
くなると言える。fINVがfHより小さくなり、(1/
2)fHに近づくと図1を用いて説明した原理と同様に
してビートの波数が再び減少しビートが顕著に見えるよ
うになる。
【0023】また、fINVが2fHにほぼ等しいばあいに
おいては、図2を用いて説明したばあいと同様に、ノイ
ズ振幅は隣接するゲート選択期間において同極性になっ
ているため、輝度変動は視認されなくなる。(λg=
2、Lb=300のビートが存在し、これは(2)式に
fINV/fH=2を入れた時のLb=300に一致す
る。)したがって、fINVが2fHにも等しいばあいもビ
ートが見えにくい条件になる。
おいては、図2を用いて説明したばあいと同様に、ノイ
ズ振幅は隣接するゲート選択期間において同極性になっ
ているため、輝度変動は視認されなくなる。(λg=
2、Lb=300のビートが存在し、これは(2)式に
fINV/fH=2を入れた時のLb=300に一致す
る。)したがって、fINVが2fHにも等しいばあいもビ
ートが見えにくい条件になる。
【0024】前述の説明と同様にして繰り返しビートの
条件を求めることにより、一般的なインバータノイズに
よるビート波数Lbの法則を求めた。また、各条件
(i、iiおよびiii)におけるビートが最も顕著に見え
る最悪点fINV/fHwも示した。
条件を求めることにより、一般的なインバータノイズに
よるビート波数Lbの法則を求めた。また、各条件
(i、iiおよびiii)におけるビートが最も顕著に見え
る最悪点fINV/fHwも示した。
【0025】 i)0<fINV<fH Lb=600|1/2−fINV/fH| fINV/fHw=1/2 ii)fH<fINV<2fH Lb=600|3/2−fINV/fH| fINV/fHw=3/2 iii)2fH<fINV<3fH Lb=600|5/2−fINV/fH| fINV/fHw=5/2 また、ビートが最も見えにくくなる最良点fINV/fHb
は各領域の境界点に相当し、以下のとおりになる。
は各領域の境界点に相当し、以下のとおりになる。
【0026】fINV/fHb=1、2、3、4・・・・・・ なお、fHwは最悪点におけるfHを示し、fHbは最良点
におけるfHを示す。
におけるfHを示す。
【0027】前記法則を用いて、表1の測定条件におけ
るビート波数を計算により求めた結果を表2に示す。な
お、表2は破線を用いて3つの領域に区分けされてお
り、領域Aは、Lb=600|5/2−fINV/fH|、
すなわち2fH<fINV<3fHの領域、領域Bは、Lb=
600|3/2−fINV/fH|、すなわちfH<fINV<
2fHの領域、領域Cは、Lb=600|1/2−fINV
/fH|、すなわち0<fINV<fHの領域を示す。さら
に、太い実線で囲まれた「0」は最悪点のLbを示す。
計算結果と測定結果は良く一致しており、この法則の妥
当性を示している。
るビート波数を計算により求めた結果を表2に示す。な
お、表2は破線を用いて3つの領域に区分けされてお
り、領域Aは、Lb=600|5/2−fINV/fH|、
すなわち2fH<fINV<3fHの領域、領域Bは、Lb=
600|3/2−fINV/fH|、すなわちfH<fINV<
2fHの領域、領域Cは、Lb=600|1/2−fINV
/fH|、すなわち0<fINV<fHの領域を示す。さら
に、太い実線で囲まれた「0」は最悪点のLbを示す。
計算結果と測定結果は良く一致しており、この法則の妥
当性を示している。
【0028】
【表2】
【0029】TFT−LCDにおいて、インバータノイ
ズによるビートが発生しにくいインバータ信号周波数
(fINV)とゲート選択信号周波数(fH)の関係は以下
の条件である。
ズによるビートが発生しにくいインバータ信号周波数
(fINV)とゲート選択信号周波数(fH)の関係は以下
の条件である。
【0030】fINV/fH=1、2、3、4・・・・・・ したがって、SVGA(fH=37.9KHz)におい
ては実際のバックライトの性能を考えてfINV=37.
9KHz付近またはfINV=75.8KHz付近が最適
になる。
ては実際のバックライトの性能を考えてfINV=37.
9KHz付近またはfINV=75.8KHz付近が最適
になる。
【0031】実施の形態2.つぎに、図面を参照しなが
ら本発明の液晶表示装置の駆動方法の他の実施の形態を
説明する。
ら本発明の液晶表示装置の駆動方法の他の実施の形態を
説明する。
【0032】本実施の形態においては、インバータに自
動的にインバータ出力信号の周波数を調整する手段を設
け、実施の形態1と同様に液晶表示装置を駆動する。
動的にインバータ出力信号の周波数を調整する手段を設
け、実施の形態1と同様に液晶表示装置を駆動する。
【0033】その結果、インバータノイズの変化にあわ
せて自動的にビートの発生をおさえることができる。
せて自動的にビートの発生をおさえることができる。
【0034】なお、本明細書においては、垂直ライン数
が600本であるばあいについてのべたが、垂直ライン
数が変化したばあいにおいても、同様に最適なインバー
タ出力信号周波数を求めることができる。
が600本であるばあいについてのべたが、垂直ライン
数が変化したばあいにおいても、同様に最適なインバー
タ出力信号周波数を求めることができる。
【0035】また、設計誤差より、fHのほぼ整数倍と
なっていてもよい。
なっていてもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、インバータノイズによ
るビートが発生しにくい液晶表示装置の駆動方法をうる
ことができる。
るビートが発生しにくい液晶表示装置の駆動方法をうる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示装置におけるインバータノイズとゲー
ト選択信号との関係、および輝度変化を示す模式図であ
る。
ト選択信号との関係、および輝度変化を示す模式図であ
る。
【図2】液晶表示装置におけるインバータノイズとゲー
ト選択信号との関係、および輝度変化を示す模式図であ
る。
ト選択信号との関係、および輝度変化を示す模式図であ
る。
【図3】液晶表示装置上に表れる輝度ムラの一例を示す
説明図である。
説明図である。
TINV インバータ出力信号の周期 TH ゲート選択信号の周期
Claims (4)
- 【請求項1】 互いに平行な複数のゲート配線および該
ゲート配線に直交する複数のソース配線を含んでなるア
レイ基板と、対向電極を含んでなる対向基板と、前記ア
レイ基板および対向基板のあいだに設けられた液晶層と
からなり、前記ゲート配線およびソース配線を互いの境
界線として、マトリクス状に設けられた複数の画素が構
成されている液晶パネルと、前記複数のゲート配線にゲ
ート選択信号を供給するゲート配線用駆動回路と、前記
複数のソース配線にソース信号を供給するソース配線用
駆動回路と、液晶パネルの背面に設けられる光源として
のバックライトと、該バックライトを駆動する高電圧交
流信号を出力するインバータとを含んでなる液晶表示装
置の駆動方法であって、インバータ出力信号の周波数が
ゲート選択信号の周波数の整数倍であるかまたはほぼ整
数倍である液晶表示装置の駆動方法。 - 【請求項2】 前記インバータ出力信号の周波数がゲー
ト選択信号の周波数に等しい請求項1記載の液晶表示装
置の駆動方法。 - 【請求項3】 前記インバータ出力信号の周波数がゲー
ト選択信号の周波数の2倍である請求項1記載の液晶表
示装置の駆動方法。 - 【請求項4】 前記インバータが、インバータ出力信号
の周波数がゲート選択信号の周波数の整数倍となるよう
に、自動的にインバータ出力信号の周波数を調整する手
段を有する請求項1記載の液晶表示装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13016697A JPH10319370A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13016697A JPH10319370A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10319370A true JPH10319370A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15027602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13016697A Pending JPH10319370A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 液晶表示装置の駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10319370A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001057836A1 (en) * | 2000-02-04 | 2001-08-09 | Hitachi, Ltd. | Image display method, image display apparatus and control circuit for use therein |
| JP2005274742A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 映像表示機器用電源装置 |
| JP2006047376A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Optrex Corp | 液晶表示装置およびバックライト装置 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP13016697A patent/JPH10319370A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001057836A1 (en) * | 2000-02-04 | 2001-08-09 | Hitachi, Ltd. | Image display method, image display apparatus and control circuit for use therein |
| JP2005274742A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 映像表示機器用電源装置 |
| JP2006047376A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Optrex Corp | 液晶表示装置およびバックライト装置 |
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