JPH10319748A - 誘導加熱定着装置 - Google Patents
誘導加熱定着装置Info
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- JPH10319748A JPH10319748A JP13386497A JP13386497A JPH10319748A JP H10319748 A JPH10319748 A JP H10319748A JP 13386497 A JP13386497 A JP 13386497A JP 13386497 A JP13386497 A JP 13386497A JP H10319748 A JPH10319748 A JP H10319748A
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定着ローラを小型化し得る誘導加熱定着装置
を提供する。 【解決手段】 アルミニウムより大きな電気抵抗を有す
る鉄で形成された中空円筒形の定着ローラ12と、トナ
ー11を保持するシート10を圧接して前記定着ローラ
12との間で挟持する加圧ローラ13と、前記定着ロー
ラ12の中空部に一部が挿通され閉磁路を形成するコア
と、当該コアに巻装され前記定着ローラ12の前記中空
部に配置され前記定着ローラ12を誘導加熱するコイル
14と、を有する。
を提供する。 【解決手段】 アルミニウムより大きな電気抵抗を有す
る鉄で形成された中空円筒形の定着ローラ12と、トナ
ー11を保持するシート10を圧接して前記定着ローラ
12との間で挟持する加圧ローラ13と、前記定着ロー
ラ12の中空部に一部が挿通され閉磁路を形成するコア
と、当該コアに巻装され前記定着ローラ12の前記中空
部に配置され前記定着ローラ12を誘導加熱するコイル
14と、を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、電子写真
式の複写機、プリンタあるいはファクシミリ等に用いら
れる定着装置に関し、さらに詳しくは、低周波による誘
導加熱を利用してトナー像を記録媒体に定着する定着装
置に関する。
式の複写機、プリンタあるいはファクシミリ等に用いら
れる定着装置に関し、さらに詳しくは、低周波による誘
導加熱を利用してトナー像を記録媒体に定着する定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の複写機、プリンタあるいは
ファクシミリ等には、未定着トナーにより形成された像
(トナー像)を、記録媒体である記録紙や転写材などの
用紙シート上に定着させる定着装置が、設けられてい
る。
ファクシミリ等には、未定着トナーにより形成された像
(トナー像)を、記録媒体である記録紙や転写材などの
用紙シート上に定着させる定着装置が、設けられてい
る。
【0003】一般的な定着装置は、シート上のトナー像
を定着させる定着ローラと、当該定着ローラに圧接して
シートを挟持する加圧ローラとを有している。定着ロー
ラは、中空の円筒形からなり、トナーを熱溶融する定着
に必要な温度まで昇温するための熱源が、内部に設けら
れている。
を定着させる定着ローラと、当該定着ローラに圧接して
シートを挟持する加圧ローラとを有している。定着ロー
ラは、中空の円筒形からなり、トナーを熱溶融する定着
に必要な温度まで昇温するための熱源が、内部に設けら
れている。
【0004】定着ローラを昇温させる熱源は、ハロゲン
ランプ等の管状ヒータが、一般的に用いられる。このハ
ロゲンランプは、定着ローラの中心軸上に配置され、輻
射熱により、定着ローラを加熱している。このようなハ
ロゲンランプ加熱方式は、製造コストの面では優位であ
るが、輻射熱による加熱であるため熱変換効率が低く、
エネルギーロスが大きいという欠点を有している。
ランプ等の管状ヒータが、一般的に用いられる。このハ
ロゲンランプは、定着ローラの中心軸上に配置され、輻
射熱により、定着ローラを加熱している。このようなハ
ロゲンランプ加熱方式は、製造コストの面では優位であ
るが、輻射熱による加熱であるため熱変換効率が低く、
エネルギーロスが大きいという欠点を有している。
【0005】このような欠点を解決し、近年の省エネル
ギー化の要請に応えるべく、誘導加熱方式の定着装置、
例えば、導電性部材で形成された定着ローラ内部に、閉
磁路を形成するコアを貫通し、巻線を螺旋状に巻回して
形成したコイルを、同心状に配置する定着装置が提案さ
れている。
ギー化の要請に応えるべく、誘導加熱方式の定着装置、
例えば、導電性部材で形成された定着ローラ内部に、閉
磁路を形成するコアを貫通し、巻線を螺旋状に巻回して
形成したコイルを、同心状に配置する定着装置が提案さ
れている。
【0006】誘導加熱方式における熱源は、コイルに通
電してコア内に生じる磁束によって定着ローラに誘起さ
れる、誘導電流に基づくジュール熱である。つまり、誘
導加熱方式は、被加熱体を、電磁誘導により直接発熱さ
せる形態であるため、ハロゲンランプ加熱方式と比較し
て、熱変換効率に優れている。
電してコア内に生じる磁束によって定着ローラに誘起さ
れる、誘導電流に基づくジュール熱である。つまり、誘
導加熱方式は、被加熱体を、電磁誘導により直接発熱さ
せる形態であるため、ハロゲンランプ加熱方式と比較し
て、熱変換効率に優れている。
【0007】したがって、より少ない電力で、定着ロー
ラを、所定の定着温度まで迅速に昇温させることがで
き、省エネルギーを、達成することが可能である。特
に、上述の閉磁路を形成するコアを有するタイプは、磁
束の漏れがほとんどなく、定着ローラに、効率よく誘導
電流を生じるため、省エネルギー効果が高く、大型の高
速複写機や高速プリンタなどに、適している。
ラを、所定の定着温度まで迅速に昇温させることがで
き、省エネルギーを、達成することが可能である。特
に、上述の閉磁路を形成するコアを有するタイプは、磁
束の漏れがほとんどなく、定着ローラに、効率よく誘導
電流を生じるため、省エネルギー効果が高く、大型の高
速複写機や高速プリンタなどに、適している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】また、定着ローラを形
成する導電性部材は、装置の軽量化や温度分布の均一性
の面を考慮し、比重が小さく熱伝導度に優れるアルミニ
ウムが、使用されている。
成する導電性部材は、装置の軽量化や温度分布の均一性
の面を考慮し、比重が小さく熱伝導度に優れるアルミニ
ウムが、使用されている。
【0009】しかし、アルミニウムは、電気抵抗が小さ
いため、誘導電流が増加し、ジュール熱の発生量が大き
くなってしまう。これでは、定着性能を確保する必要最
小限の熱量をはるかに越えてしまう。そのため、適正な
熱量とするのに、コイルの巻数を増加させて、2次側の
誘起電圧を小さくしている。つまり、誘導電流を減少さ
せ、ジュール熱損を小さくすることで、必要最小限の適
正熱量を得ている。しかし、巻数が増加することによ
り、コイルの巻径が大型化するという問題を誘発してい
る。
いため、誘導電流が増加し、ジュール熱の発生量が大き
くなってしまう。これでは、定着性能を確保する必要最
小限の熱量をはるかに越えてしまう。そのため、適正な
熱量とするのに、コイルの巻数を増加させて、2次側の
誘起電圧を小さくしている。つまり、誘導電流を減少さ
せ、ジュール熱損を小さくすることで、必要最小限の適
正熱量を得ている。しかし、巻数が増加することによ
り、コイルの巻径が大型化するという問題を誘発してい
る。
【0010】さらに、コイルは、定着ローラの内部に配
置されるため、内部空間に十分な余裕がなければ、温度
勾配の均一化という所定の効果を発揮できない。したが
って、コイルの巻径を大型化して、コイルの巻数を増加
させる場合、内部空間に十分な余裕を持たせるために、
定着ローラ自体も大径化する必要が生じる。その結果、
定着装置の小型化を阻害し、装置全体の専有面積の増加
および製造コストの上昇を引き起こしている。
置されるため、内部空間に十分な余裕がなければ、温度
勾配の均一化という所定の効果を発揮できない。したが
って、コイルの巻径を大型化して、コイルの巻数を増加
させる場合、内部空間に十分な余裕を持たせるために、
定着ローラ自体も大径化する必要が生じる。その結果、
定着装置の小型化を阻害し、装置全体の専有面積の増加
および製造コストの上昇を引き起こしている。
【0011】本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決
するためになされたものであり、定着ローラを小型化し
得る誘導加熱定着装置を提供することを目的とする。
するためになされたものであり、定着ローラを小型化し
得る誘導加熱定着装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る誘導加熱定着装置は、導電性部材で形成
された中空円筒形の加熱回転体と、トナーを保持した記
録媒体を圧接して前記加熱回転体との間で挟持する加圧
回転体と、前記加熱回転体の中空部に一部が挿通され閉
磁路を形成するコアと、当該コアに巻装され前記加熱回
転体の前記中空部に配置され前記加熱回転体を誘導加熱
するコイルと、を有する誘導加熱定着装置において、前
記導電性部材は、アルミニウムより大きな電気抵抗を有
することを特徴とする。
の本発明に係る誘導加熱定着装置は、導電性部材で形成
された中空円筒形の加熱回転体と、トナーを保持した記
録媒体を圧接して前記加熱回転体との間で挟持する加圧
回転体と、前記加熱回転体の中空部に一部が挿通され閉
磁路を形成するコアと、当該コアに巻装され前記加熱回
転体の前記中空部に配置され前記加熱回転体を誘導加熱
するコイルと、を有する誘導加熱定着装置において、前
記導電性部材は、アルミニウムより大きな電気抵抗を有
することを特徴とする。
【0013】このように特定された発明にあっては、定
着性能を確保する必要最小限の熱量を得るために、アル
ミニウムを使用する場合に比べてコイルの巻数を削減さ
せ、2次側での誘起電圧を上昇させて誘導電流を増すこ
とで、ジュール熱損(消費電力)を同一としている。つ
まり、アルミニウムを使用する場合に比べてコイルの巻
数を削減しても、定着不良を招くことのない充分な熱量
をジュール熱により得ることができ、かつ、加熱回転体
の小型化が可能となる。
着性能を確保する必要最小限の熱量を得るために、アル
ミニウムを使用する場合に比べてコイルの巻数を削減さ
せ、2次側での誘起電圧を上昇させて誘導電流を増すこ
とで、ジュール熱損(消費電力)を同一としている。つ
まり、アルミニウムを使用する場合に比べてコイルの巻
数を削減しても、定着不良を招くことのない充分な熱量
をジュール熱により得ることができ、かつ、加熱回転体
の小型化が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。
面を参照しつつ説明する。
【0015】図1は、本発明の実施の形態に係る誘導加
熱定着装置を示す概略構成図、図2は、図1に示す定着
ローラの断面図である。
熱定着装置を示す概略構成図、図2は、図1に示す定着
ローラの断面図である。
【0016】本発明の実施の形態に係る誘導加熱定着装
置は、図1および図2に示すように、複写用の用紙シー
ト(記録媒体)10上に保持されたトナー11を、加熱
溶融して、当該シート10に定着させるものである。ま
た、この誘導加熱定着装置は、誘導加熱される定着ロー
ラ(加熱回転体)12と、トナー11を保持したシート
10を圧接して定着ローラ12との間で挟持する加圧ロ
ーラ(加圧回転体)13と、定着ローラ12を誘導加熱
するコイル14とを有する。
置は、図1および図2に示すように、複写用の用紙シー
ト(記録媒体)10上に保持されたトナー11を、加熱
溶融して、当該シート10に定着させるものである。ま
た、この誘導加熱定着装置は、誘導加熱される定着ロー
ラ(加熱回転体)12と、トナー11を保持したシート
10を圧接して定着ローラ12との間で挟持する加圧ロ
ーラ(加圧回転体)13と、定着ローラ12を誘導加熱
するコイル14とを有する。
【0017】定着ローラ12は、中空円筒のパイプから
なり、アルミニウムより大きな電気抵抗を有する導電性
部材から構成される。定着ローラ12の肉厚は、加圧ロ
ーラ13からの圧接力に対して十分な機械的強度を確保
すると共に、充分な熱容量、例えば、大部数の複写を行
っても定着不良を招くことのない熱容量を有するよう
に、設定されている。さらに、定着ローラ12の外周面
は、フッ素樹脂被覆層が形成されている。フッ素樹脂被
覆層は、シート10およびトナー11に対する良好な離
型性を有すると共に、耐熱性を有する。
なり、アルミニウムより大きな電気抵抗を有する導電性
部材から構成される。定着ローラ12の肉厚は、加圧ロ
ーラ13からの圧接力に対して十分な機械的強度を確保
すると共に、充分な熱容量、例えば、大部数の複写を行
っても定着不良を招くことのない熱容量を有するよう
に、設定されている。さらに、定着ローラ12の外周面
は、フッ素樹脂被覆層が形成されている。フッ素樹脂被
覆層は、シート10およびトナー11に対する良好な離
型性を有すると共に、耐熱性を有する。
【0018】また、定着ローラ12の両端は、図示しな
いスベリ軸受部が形成され、定着ユニットのフレーム
に、回転自在に取り付けられている(図示せず)。さら
に、定着ローラ12の片端は、モータなどの駆動源に接
続された駆動ギアが固定されている(図示せず)。な
お、駆動ギアは、定着ローラ12を、図1の矢印a方向
に、回転駆動するためのものである。
いスベリ軸受部が形成され、定着ユニットのフレーム
に、回転自在に取り付けられている(図示せず)。さら
に、定着ローラ12の片端は、モータなどの駆動源に接
続された駆動ギアが固定されている(図示せず)。な
お、駆動ギアは、定着ローラ12を、図1の矢印a方向
に、回転駆動するためのものである。
【0019】加圧ローラ13は、軸芯15と、当該軸芯
15の周囲に形成されたシリコンゴム層16とから構成
されている。シリコンゴム層16は、シート10に対す
る離型性を有すると共に、耐熱性を有する。また、加圧
ローラ13は、図示しないばね材により、定着ローラ1
2に向かう方向に押圧されている。なお、加圧ローラ1
3は、定着ローラ12の回転に伴って、従動回転する。
15の周囲に形成されたシリコンゴム層16とから構成
されている。シリコンゴム層16は、シート10に対す
る離型性を有すると共に、耐熱性を有する。また、加圧
ローラ13は、図示しないばね材により、定着ローラ1
2に向かう方向に押圧されている。なお、加圧ローラ1
3は、定着ローラ12の回転に伴って、従動回転する。
【0020】コイル14は、巻線18を螺旋状に巻回し
て形成され、閉磁路を形成する矩形状のコア17に挿通
され、定着ローラ12の内部に、同心状に配置されてい
る。つまり、コア17の一部は、定着ローラ12の中空
部を貫通している。また、コア17は、通常のトランス
などに用いられる、いわゆる鉄心であり、例えば、珪素
鋼板積層鉄心のように高透磁率のものが好ましい。もち
ろん積層鉄心にかかわらず柱状鉄心でもよい。なお、コ
イル14の巻線18としては、表面に融着層と絶縁層を
持つ通常の単一導線が用いられる。
て形成され、閉磁路を形成する矩形状のコア17に挿通
され、定着ローラ12の内部に、同心状に配置されてい
る。つまり、コア17の一部は、定着ローラ12の中空
部を貫通している。また、コア17は、通常のトランス
などに用いられる、いわゆる鉄心であり、例えば、珪素
鋼板積層鉄心のように高透磁率のものが好ましい。もち
ろん積層鉄心にかかわらず柱状鉄心でもよい。なお、コ
イル14の巻線18としては、表面に融着層と絶縁層を
持つ通常の単一導線が用いられる。
【0021】次に、誘導加熱定着装置の定着動作につい
て説明する。
て説明する。
【0022】まず、図示しない電源回路から、低周波
(50〜60Hz)の交流電圧を、コイル14に印加す
ると、コア17内に磁束が生じ、定着ローラ12に誘起
電圧が発生し、誘導電流が流れる。その結果、誘導電流
に基づくジュール熱(誘導加熱)により、定着ローラ1
2は直接発熱し、定着に適した所定温度、例えば、15
0〜200℃になるまで昇温する。
(50〜60Hz)の交流電圧を、コイル14に印加す
ると、コア17内に磁束が生じ、定着ローラ12に誘起
電圧が発生し、誘導電流が流れる。その結果、誘導電流
に基づくジュール熱(誘導加熱)により、定着ローラ1
2は直接発熱し、定着に適した所定温度、例えば、15
0〜200℃になるまで昇温する。
【0023】未定着のトナー11を保持したシート10
は、図1の矢印bで示すように、左方向から搬送され、
定着ローラ12と加圧ローラ13との接触部であるニッ
プ部19に向けて、送り込まれる。
は、図1の矢印bで示すように、左方向から搬送され、
定着ローラ12と加圧ローラ13との接触部であるニッ
プ部19に向けて、送り込まれる。
【0024】そして、シート10は、高温の定着ローラ
12から伝達される熱と、加圧ローラ13から作用する
圧力とが加えられながら、ニップ部19で挟持されつつ
搬送される。これにより、トナー11により構成される
像が、シート10上に定着される。なお、トナー11
は、定着ローラ12と接触する側のシート10の面に、
保持されている。
12から伝達される熱と、加圧ローラ13から作用する
圧力とが加えられながら、ニップ部19で挟持されつつ
搬送される。これにより、トナー11により構成される
像が、シート10上に定着される。なお、トナー11
は、定着ローラ12と接触する側のシート10の面に、
保持されている。
【0025】ニップ部19を通過したシート10は、シ
ート自体のコシの強さにより、定着ローラ12から、自
然に曲率分離し、図1の右方向に搬送される。このシー
ト10は、図示しない排紙ローラによって搬送され、排
紙トレイ上に排出される。
ート自体のコシの強さにより、定着ローラ12から、自
然に曲率分離し、図1の右方向に搬送される。このシー
ト10は、図示しない排紙ローラによって搬送され、排
紙トレイ上に排出される。
【0026】次に、誘導加熱定着装置の動作原理につい
て説明する。
て説明する。
【0027】誘導加熱定着装置の動作原理は、基本的に
はトランスと同様である。つまり、コイル14は、入力
側の1次側コイル(巻数N1)に相当し、定着ローラ1
2は、出力側の2次側コイル(巻数N2)に相当する
(図2参照)。
はトランスと同様である。つまり、コイル14は、入力
側の1次側コイル(巻数N1)に相当し、定着ローラ1
2は、出力側の2次側コイル(巻数N2)に相当する
(図2参照)。
【0028】したがって、1次側コイル(コイル14)
に、低周波(50〜60Hz)の交流電圧V1を印加す
ると、1次側コイルに、電流I1が流れる。これにより
発生する磁束φは、閉磁路を形成するコア(17)を流
れ、2次側コイル(定着ローラ12)に、誘導起電力V
2を生じさせる。その結果、定着ローラ12の円周方向
に沿って電流I2が流れる。なお、コア(17)によっ
て閉磁路が形成されているため、原理的には漏れ磁束が
なく、1次側エネルギー[V1×I1]と、2次側エネ
ルギー[V2×I2]とが、ほぼ等しくなる。
に、低周波(50〜60Hz)の交流電圧V1を印加す
ると、1次側コイルに、電流I1が流れる。これにより
発生する磁束φは、閉磁路を形成するコア(17)を流
れ、2次側コイル(定着ローラ12)に、誘導起電力V
2を生じさせる。その結果、定着ローラ12の円周方向
に沿って電流I2が流れる。なお、コア(17)によっ
て閉磁路が形成されているため、原理的には漏れ磁束が
なく、1次側エネルギー[V1×I1]と、2次側エネ
ルギー[V2×I2]とが、ほぼ等しくなる。
【0029】そのため、この系においては、(1) 1次側
コイル(コイル14)の銅線内の銅損による発熱、(2)
2次側コイル(定着ローラ12)の銅線内の銅損による
発熱、および(3) コア(17)の内部に生じるジュール
熱損とヒステリシス損とによる発熱、が存在する。つま
り、誘導加熱定着装置は、エネルギーロスとなる(1)お
よび(3) の発熱を極力抑える一方、(2) の銅損を利用し
て定着ローラ12を発熱させるようにしたものである。
コイル(コイル14)の銅線内の銅損による発熱、(2)
2次側コイル(定着ローラ12)の銅線内の銅損による
発熱、および(3) コア(17)の内部に生じるジュール
熱損とヒステリシス損とによる発熱、が存在する。つま
り、誘導加熱定着装置は、エネルギーロスとなる(1)お
よび(3) の発熱を極力抑える一方、(2) の銅損を利用し
て定着ローラ12を発熱させるようにしたものである。
【0030】特に、本発明は、定着ローラを、アルミニ
ウムより大きな電気抵抗を有する導電性部材から、構成
している。また、熱量を同一とするために、コイルの巻
数を削減して、2次側コイル(定着ローラ12)に誘起
する起電圧を大きくし、誘導電流を増加させ、ジュール
熱損(消費電力)を同一としている。つまり、アルミニ
ウムを使用する場合に比べ、コイルの巻数を削減して
も、定着不良を招くことのない充分な熱量を、ジュール
熱により得ることができる。したがって、コイルの巻径
を削減して小型化することができる。
ウムより大きな電気抵抗を有する導電性部材から、構成
している。また、熱量を同一とするために、コイルの巻
数を削減して、2次側コイル(定着ローラ12)に誘起
する起電圧を大きくし、誘導電流を増加させ、ジュール
熱損(消費電力)を同一としている。つまり、アルミニ
ウムを使用する場合に比べ、コイルの巻数を削減して
も、定着不良を招くことのない充分な熱量を、ジュール
熱により得ることができる。したがって、コイルの巻径
を削減して小型化することができる。
【0031】つまり、コイルを小型化することにより、
内部空間に十分な余裕を確保できるため、定着ローラを
小型化しても、温度勾配の均一化に悪影響を及ぼすこと
はない。そのため、アルミニウムを使用する場合に比
べ、定着ローラを小型化することが可能であり、その結
果、装置全体としての専有面積を削減すると共に製造コ
ストを低減することができる。
内部空間に十分な余裕を確保できるため、定着ローラを
小型化しても、温度勾配の均一化に悪影響を及ぼすこと
はない。そのため、アルミニウムを使用する場合に比
べ、定着ローラを小型化することが可能であり、その結
果、装置全体としての専有面積を削減すると共に製造コ
ストを低減することができる。
【0032】次に、本発明の実施の形態に係る誘導加熱
定着装置のさらに具体的な構成について、アルミニウム
より大きな電気抵抗を有する導電性部材である鉄を、一
例として説明する。
定着装置のさらに具体的な構成について、アルミニウム
より大きな電気抵抗を有する導電性部材である鉄を、一
例として説明する。
【0033】図3は、アルミニウムおよび鉄に関連する
物性値を示す図表、図4は、誘導加熱定着装置の具体的
な構成を示す図表である。
物性値を示す図表、図4は、誘導加熱定着装置の具体的
な構成を示す図表である。
【0034】まず、コイルの巻数に関して、定着ローラ
の加熱(昇温)に使用されるジュール熱損(消費電力)
を同一とする場合において、鉄製とアルミニウム製とを
比較する。
の加熱(昇温)に使用されるジュール熱損(消費電力)
を同一とする場合において、鉄製とアルミニウム製とを
比較する。
【0035】誘導加熱定着装置の動作原理は、上述のよ
うに(図2参照)、基本的にはトランスと同様である。
したがって、1次側コイルの巻数をN1、2次側コイル
の巻数をN2、1次側コイルに印加される交流電圧をV
1、2次側コイルの誘導起電力をV2で表すと、数式
(1)、 (N1/N2)=(V1/V2) が成立し、さらに、消費電力をP、2次側コイルの抵抗
をRで表すと、数式(2)、 N12 =V12 /(R×P) として表すことができる。
うに(図2参照)、基本的にはトランスと同様である。
したがって、1次側コイルの巻数をN1、2次側コイル
の巻数をN2、1次側コイルに印加される交流電圧をV
1、2次側コイルの誘導起電力をV2で表すと、数式
(1)、 (N1/N2)=(V1/V2) が成立し、さらに、消費電力をP、2次側コイルの抵抗
をRで表すと、数式(2)、 N12 =V12 /(R×P) として表すことができる。
【0036】したがって、具体的なディメンションを図
4に示しているように、1次側コイルに印加される交流
電圧V1を100[V]、消費電力Pを750[W]、
1次側コイルの巻数N1を451T、2次側コイルを鉄
製、2次側コイルの巻数N2を1T、2次側コイルの抵
抗をRFeとする場合、数式(1)および(2)により、
数式(3)、 (451)2 =(100)2 /(RFe×750) が成立する。
4に示しているように、1次側コイルに印加される交流
電圧V1を100[V]、消費電力Pを750[W]、
1次側コイルの巻数N1を451T、2次側コイルを鉄
製、2次側コイルの巻数N2を1T、2次側コイルの抵
抗をRFeとする場合、数式(1)および(2)により、
数式(3)、 (451)2 =(100)2 /(RFe×750) が成立する。
【0037】一方、1次側コイルに印加される交流電圧
V1を100[V]、消費電力Pを750[W]、1次
側コイルの巻数N1をXT、2次側コイルをアルミニウ
ム製、2次側コイルの巻数N2を1T、2次側コイルの
抵抗をRAlとする場合、数式(3)と同様に、数式
(1)および(2)より、数式(4)、 X2 =(100)2 /(RAl×750) が成立する。
V1を100[V]、消費電力Pを750[W]、1次
側コイルの巻数N1をXT、2次側コイルをアルミニウ
ム製、2次側コイルの巻数N2を1T、2次側コイルの
抵抗をRAlとする場合、数式(3)と同様に、数式
(1)および(2)より、数式(4)、 X2 =(100)2 /(RAl×750) が成立する。
【0038】また、電気抵抗[μΩcm3 ]は、図3に示
すように、アルミニウムは「2.655」であり、鉄は
「9.71」であり、数式(5)、 RAl=0.27RFe が成立する。
すように、アルミニウムは「2.655」であり、鉄は
「9.71」であり、数式(5)、 RAl=0.27RFe が成立する。
【0039】したがって、数式(3)を数式(4)で割
ると、 (451)2 /X2 =RAl/RFe となり、数式(5)の関係より、 X2 =(451)2 ×(RFe/RAl) =(451)2 /0.27=(868)2 となる。つまり、コイルの巻数は、「868」となる。
ると、 (451)2 /X2 =RAl/RFe となり、数式(5)の関係より、 X2 =(451)2 ×(RFe/RAl) =(451)2 /0.27=(868)2 となる。つまり、コイルの巻数は、「868」となる。
【0040】以上のように、定着ローラの加熱(昇温)
に使用されるジュール熱損(消費電力)を同一とする場
合、コイルの巻数が451Tである鉄製の定着ローラ
は、コイルの巻数が868Tであるアルミニウム製の定
着ローラに対応している。つまり、上述のように、定着
ローラを、アルミニウムより大きな電気抵抗を有する導
電性部材から構成することにより、アルミニウムを使用
する場合に比べ、コイルの巻径を削減できる。
に使用されるジュール熱損(消費電力)を同一とする場
合、コイルの巻数が451Tである鉄製の定着ローラ
は、コイルの巻数が868Tであるアルミニウム製の定
着ローラに対応している。つまり、上述のように、定着
ローラを、アルミニウムより大きな電気抵抗を有する導
電性部材から構成することにより、アルミニウムを使用
する場合に比べ、コイルの巻径を削減できる。
【0041】次に、定着ローラの外径サイズに関して、
熱容量を同一とする場合において、鉄製とアルミニウム
製とを、さらに比較する。
熱容量を同一とする場合において、鉄製とアルミニウム
製とを、さらに比較する。
【0042】2次側コイルがアルミニウム製の場合での
鉄心断面積SAlは、電源電圧をV、電源周波数をf、コ
イルの巻数をN、磁束密度をBmとすると、数式
(6)、 Bm=V/(4.44×f×N×S) の関係を満たす。
鉄心断面積SAlは、電源電圧をV、電源周波数をf、コ
イルの巻数をN、磁束密度をBmとすると、数式
(6)、 Bm=V/(4.44×f×N×S) の関係を満たす。
【0043】一方、コイルの巻数が451Tである鉄製
の定着ローラは、コイルの巻数が868Tであるアルミ
ニウム製の定着ローラに対応しており、また、図4に示
すように、電源電圧Vは100[V]、電源周波数fは
60[Hz]、定着ローラが鉄製の場合での鉄心断面積
SFeは6.25[cm2 ]であるため、数式(6)より、
数式(7)、 100/(4.44×60×451×6.25)=10
0/(4.44×60×868×SAl) の関係、つまり、 1/(451×6.25)=1/(868×SAl) の関係を満たす。
の定着ローラは、コイルの巻数が868Tであるアルミ
ニウム製の定着ローラに対応しており、また、図4に示
すように、電源電圧Vは100[V]、電源周波数fは
60[Hz]、定着ローラが鉄製の場合での鉄心断面積
SFeは6.25[cm2 ]であるため、数式(6)より、
数式(7)、 100/(4.44×60×451×6.25)=10
0/(4.44×60×868×SAl) の関係、つまり、 1/(451×6.25)=1/(868×SAl) の関係を満たす。
【0044】したがって、アルミニウム製の場合での鉄
心断面積SAlは、数式(7)より、 SAl=(451×6.25)/868=3.25(1.
8×1.8[cm□]) となる。つまり、鉄心の対角線距離Lは、 L=18×(2)1/2 =25.5[mm]=2.55[c
m] となる。また、鉄心の周囲は、具体的なディメンション
を図4に示しているように、2.3[mmφ](0.23
[cmφ])の電線の7層巻であり、クリアランスは4
[mm](0.4[cm])であるため、アルミニウム製ロ
ーラの内径Dinは、対角線距離Lを使用し、数式
(8)、 Din=((L/2)+(2.3×7)+4)×2 =65.7[mm]=6.57[cm] で表せることとなる。
心断面積SAlは、数式(7)より、 SAl=(451×6.25)/868=3.25(1.
8×1.8[cm□]) となる。つまり、鉄心の対角線距離Lは、 L=18×(2)1/2 =25.5[mm]=2.55[c
m] となる。また、鉄心の周囲は、具体的なディメンション
を図4に示しているように、2.3[mmφ](0.23
[cmφ])の電線の7層巻であり、クリアランスは4
[mm](0.4[cm])であるため、アルミニウム製ロ
ーラの内径Dinは、対角線距離Lを使用し、数式
(8)、 Din=((L/2)+(2.3×7)+4)×2 =65.7[mm]=6.57[cm] で表せることとなる。
【0045】さらに、肉厚が0.5[cm]で外径が6.
04[cmφ](つまり内径は5.04[cmφ])である
鉄製ローラの熱容量QFeと、アルミニウム製の場合の熱
容量QFeとを等しくする場合、アルミニウム製ローラの
外径をDexで表すと、物性は図3に示すように、鉄は、
比重が7.87[g/cm3 ]、比熱が0.11[ cal/
g・℃]であり、アルミニウムは、比重が2.669
[g/cm3 ]、比熱が0.215[ cal/g・℃]であ
るため、数式(9)、 QFe=QAl =π((6.04/2)2 −(5.04/2)2 )×7.87×0.11 =π((Dex/2)2 −(6.57/2)2 )×2.699×0.215 の関係を満たす。
04[cmφ](つまり内径は5.04[cmφ])である
鉄製ローラの熱容量QFeと、アルミニウム製の場合の熱
容量QFeとを等しくする場合、アルミニウム製ローラの
外径をDexで表すと、物性は図3に示すように、鉄は、
比重が7.87[g/cm3 ]、比熱が0.11[ cal/
g・℃]であり、アルミニウムは、比重が2.669
[g/cm3 ]、比熱が0.215[ cal/g・℃]であ
るため、数式(9)、 QFe=QAl =π((6.04/2)2 −(5.04/2)2 )×7.87×0.11 =π((Dex/2)2 −(6.57/2)2 )×2.699×0.215 の関係を満たす。
【0046】したがって、数式(9)は、 QFe=QAl=3.89=0.58((Dex/2)2 −1
0.8) で表せることとなり、 (Dex/2)2 =17.51=(8.4)2 となる。つまり、アルミニウム製ローラの外径Dex
は、8.4[cm]となる。
0.8) で表せることとなり、 (Dex/2)2 =17.51=(8.4)2 となる。つまり、アルミニウム製ローラの外径Dex
は、8.4[cm]となる。
【0047】したがって、熱容量を同一とする場合は、
定着ローラ12が鉄製で、外径が6.04[cmφ]であ
ることは、アルミニウム製では、8.4[cmφ]である
ことに対応している。つまり、上述のように、定着ロー
ラを、アルミニウムより大きな電気抵抗を有する導電性
部材から構成することにより、アルミニウムを使用する
場合に比べ、定着ローラを小型化することが可能であ
る。
定着ローラ12が鉄製で、外径が6.04[cmφ]であ
ることは、アルミニウム製では、8.4[cmφ]である
ことに対応している。つまり、上述のように、定着ロー
ラを、アルミニウムより大きな電気抵抗を有する導電性
部材から構成することにより、アルミニウムを使用する
場合に比べ、定着ローラを小型化することが可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ルミニウムより大きな電気抵抗を有する導電性部材によ
り加熱回転体(定着ローラ)を形成しても、熱量を同一
としている。つまり、アルミニウムを使用する場合に比
べ、コイルの巻数を削減し、2次側コイル(定着ロー
ラ)の誘起電圧を大きくし、誘導電流を増加させること
で、ジュール熱損(消費電力)を同一としている。した
がって、アルミニウムを使用する場合に比べ、コイルの
巻数を削減しても、定着不良を招くことのない充分な熱
量を、ジュール熱により得ることができ、かつ、コイル
の巻径を削減して小型化することができる。
ルミニウムより大きな電気抵抗を有する導電性部材によ
り加熱回転体(定着ローラ)を形成しても、熱量を同一
としている。つまり、アルミニウムを使用する場合に比
べ、コイルの巻数を削減し、2次側コイル(定着ロー
ラ)の誘起電圧を大きくし、誘導電流を増加させること
で、ジュール熱損(消費電力)を同一としている。した
がって、アルミニウムを使用する場合に比べ、コイルの
巻数を削減しても、定着不良を招くことのない充分な熱
量を、ジュール熱により得ることができ、かつ、コイル
の巻径を削減して小型化することができる。
【0049】さらに、コイルを小型化することにより、
内部空間に十分な余裕を確保できるため、定着ローラ
(加熱回転体)を小型化しても、温度勾配の均一化に悪
影響を及ぼすことはない。したがって、アルミニウムを
使用する場合に比べ、加熱回転体(定着ローラ)を小型
化することが可能であり、その結果、装置全体としての
専有面積を削減すると共に製造コストを低減することが
できる。
内部空間に十分な余裕を確保できるため、定着ローラ
(加熱回転体)を小型化しても、温度勾配の均一化に悪
影響を及ぼすことはない。したがって、アルミニウムを
使用する場合に比べ、加熱回転体(定着ローラ)を小型
化することが可能であり、その結果、装置全体としての
専有面積を削減すると共に製造コストを低減することが
できる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る誘導加熱定着装置
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図2】 図1に示す定着ローラの断面図である。
【図3】 アルミニウムおよび鉄に関連する物性値を示
す図表である。
す図表である。
【図4】 誘導加熱定着装置の具体的な構成を示す図表
である。
である。
10…用紙シート(記録媒体)、 11…トナー、 12…定着ローラ(加熱回転体)、 13…加圧ローラ(加圧回転体)、 14…コイル、 17…コア、 18…巻線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高須 亮 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 外村 徹 京都市山科区西野離宮町40番地 トクデン 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 導電性部材で形成された中空円筒形の加
熱回転体と、 トナーを保持した記録媒体を圧接して前記加熱回転体と
の間で挟持する加圧回転体と、 前記加熱回転体の中空部に一部が挿通され閉磁路を形成
するコアと、 当該コアに巻装され前記加熱回転体の前記中空部に配置
され前記加熱回転体を誘導加熱するコイルと、を有する
誘導加熱定着装置において、 前記導電性部材は、アルミニウムより大きな電気抵抗を
有することを特徴とする誘導加熱定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13386497A JPH10319748A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 誘導加熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13386497A JPH10319748A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 誘導加熱定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10319748A true JPH10319748A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15114843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13386497A Pending JPH10319748A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 誘導加熱定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10319748A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150132035A1 (en) * | 2012-06-19 | 2015-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing device |
| JP2015118260A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | キヤノン株式会社 | 加熱装置 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP13386497A patent/JPH10319748A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150132035A1 (en) * | 2012-06-19 | 2015-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing device |
| US9377733B2 (en) | 2012-06-19 | 2016-06-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image fixing device |
| US20160231679A1 (en) * | 2012-06-19 | 2016-08-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing device |
| US9618889B2 (en) * | 2012-06-19 | 2017-04-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image fixing device |
| JP2015118260A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | キヤノン株式会社 | 加熱装置 |
| US9618884B2 (en) | 2013-12-18 | 2017-04-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |