JPH10320538A - 視覚センサ装置 - Google Patents

視覚センサ装置

Info

Publication number
JPH10320538A
JPH10320538A JP14297997A JP14297997A JPH10320538A JP H10320538 A JPH10320538 A JP H10320538A JP 14297997 A JP14297997 A JP 14297997A JP 14297997 A JP14297997 A JP 14297997A JP H10320538 A JPH10320538 A JP H10320538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
polarization
camera
polarizing filter
sensor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14297997A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohide Kamiyama
元秀 神山
Takeo Takahashi
建夫 高橋
Toshimichi Masaki
俊道 政木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP14297997A priority Critical patent/JPH10320538A/ja
Publication of JPH10320538A publication Critical patent/JPH10320538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラと光源とを一体化し、各部の調整を不
要にしつつ照明の正反射光がカメラに入射するのを抑制
できる視覚センサ装置を提供すること 【解決手段】 カメラ10(先端に取り付けたレンズ部
14)に、照明ユニット12を一体的に取り付け、照明
ユニット内のLED16から照射された光が、撮像面2
1で反射後カメラ内のCCD13上に結像するようにし
ている。そして、照明ユニット(LED)の前面に第1
偏光フィルタ18を設け、CCDの前面に第1偏光フィ
ルタと偏光面が90度異なる第2偏光フィルタを設け
る。これにより、正反射光は、偏光方向が変わらないの
で第2偏光フィルタを通過できず、乱反射光は照射光と
異なる偏光成分を含むため第2偏光フィルタを通過し、
CCDに結像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚センサ装置に
関するもので、例えば、画像認識して良品/不良品の判
断をするための画像データを取得するのに適した視覚セ
ンサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の視覚センサ装置では、照明装置
と、CCDカメラとをそれぞれ独立して設け、設置位置
にてそれらを適宜の姿勢に調整しながら取り付けるよう
にしている。一例を示すと、CCDカメラを撮像面に正
対するように配置する。そして、照明装置から照射され
た光が、その撮像面を照らし、その撮像面で生じた反射
光が前記CCDカメラに入射するようにする。この時、
撮像面で生じる反射光は、正反射光と乱反射光(散乱
光)がある。
【0003】正反射光は、偏光面が変化せず、照明装置
の発光部そのものの光とほぼ等価のものとなり、明るく
て光強度も強い。逆に、乱反射光は、撮像面の表面の凹
凸で反射され、撮像面の状態に応じた光であり、その反
射の際に偏光面が回転したり、楕円偏光になったりし、
しかも、光強度は弱い。従って、正反射光がCCDカメ
ラに入射し、乱反射光と重畳してしまうと、明るく光強
度の強い正反射光によって、乱反射光が、打ち消されて
しまい、画像認識するために必要な撮像面の情報を得ら
れなくなる。
【0004】そこで、従来は、正反射光がCCDカメラ
に入射しないように照明装置を傾けて設置している。そ
して、その傾ける角度は、照明装置,CCDカメラと撮
像面との距離や、撮像面の状態並びに照明装置,CCD
カメラの性能等により決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の照明装
置とCCDカメラとを別ユニットで構成したシステムの
場合には、各ユニットの設置・調整が煩雑であり、熟練
した技術及び知識が必要とされていた。さらに、別ユニ
ットを組み付けるようにすると、装置全体が大型化して
しまうという問題もある。
【0006】そこで本発明者らは、CCDカメラと照明
装置とを一体化した視覚センサ装置を製造することを試
みた。しかし、一体化すると、照明の正反射光がCCD
カメラに入射してしまい、撮像面である計測対象物体の
画像を適切に得ることができなくなる。なお、あらゆる
設置状態を考慮し、いずれの場合にも正反射光がCCD
カメラに入射しないように照明の傾斜角度を極端に大き
くし、撮像面に対する入射角度を大きくして斜め方向か
ら入射するように構成することも考えられる。しかし、
そのようにすると、撮像面全面に十分な照度でもって照
射するためには、照明ユニットが大型化してしまい、し
かも、肝心の乱反射光も十分にCCDカメラに入射させ
ることができなくなるおそれがある。
【0007】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、カメラと光源とを一体化し、各部の調整を不要にす
ることができ、しかも、照明の正反射光をカメラに入射
するのを抑制することができ、装置に対する知識があま
りなくても、容易に取り扱うことができる視覚センサ装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る視覚センサ装置では、カメラと、
照明ユニットを一体化し、前記照明ユニットから照射さ
れた光が、撮像面で反射後前記カメラ内の撮像素子に入
射するようにした視覚センサ装置であって、前記照明ユ
ニットの発光部から前記撮像面までの光路上に第1偏光
フィルタを設け、前記撮像面から前記撮像素子までの光
路上に、前記第1偏光フィルタと偏光面がほぼ90度異
なる第2偏光フィルタを設けるように構成した(請求項
1)。
【0009】ここで両偏光フィルタの偏光方向のなす角
は、90度とするのが最も好ましいが、ほぼ90度であ
れば第2偏光フィルタを通過する正反射光の量は可及的
に抑制できる。従って、後段における画像処理に支障が
ない程度の正反射光が受光する角度範囲であれば90度
からずれていてもよい。
【0010】第1偏光フィルタを通過することにより、
発光部から出射された光の偏光状態に関係なく、撮像面
に照射される光の偏光状態は、第1偏光フィルタの偏光
面に沿った直線偏光となる。そして、対象物がプラスチ
ックなどの透明・半透明体等の場合に撮像面で正反射さ
れた光の場合には、偏光状態が保持されるので、入射光
と同一の偏光方向の光が第2偏光フィルタに照射され
る。すると、第2偏光フィルタの偏光方向は、第1偏光
フィルタのそれとほぼ90度となっているので、第2偏
光フィルタを通過することができず、遮光される。一
方、粗面からの乱反射光の場合には偏光状態が保持され
ないので、第2偏光フィルタの偏光面に一致する偏光成
分のものも含まれる。従って、係る偏光方向の一致した
乱反射光の一部が第2偏光フィルタを通過し、撮像素子
にて撮像される。
【0011】また、対象物が金属の場合には、撮像面に
対して直線偏光を照射しても正反射光は楕円偏光となる
ため、第2偏光フィルタの偏光面と一致する成分を含ん
でしまう。しかし、照明ユニットとカメラとを一体化す
るということは、通常照明ユニット(発光部)とカメラ
(撮像素子)の距離は、それらと撮像面との距離に比べ
て近くなるので、入射角はほぼ0か小さい値となる。す
ると、後述するように正反射光の偏光状態は、入射光の
それとほぼ同じとなるので、上記と同様に第2偏光フィ
ルタでカットされる。一方、乱反射光の場合には、入射
角が比較的大きくなり、しかも、係る入射角が大きい反
射を所定回数繰り返した後第2偏光フィルタに至る。従
って、各反射の都度大きく偏光状態が変化し、第2偏光
フィルタの偏光面に一致する成分を多分に含む光とな
る。従って、乱反射光は、第2偏光フィルタを通過し、
撮像素子にて撮像される。
【0012】前記照明ユニットは、前記カメラの受光面
の外周を囲むように発光部が配置することができる(請
求項2)。このようにすると、撮像面を全体的に均一に
照射することができるとともに、カメラ内部の撮像素子
と照明ユニット内の発光部との距離を近付けることがで
き、入射角を可及的に小さいものにしやすくなる。
【0013】また、前記照明ユニットの出射面には、透
明体が配置されており、前記第1偏光フィルタは、前記
透明体に近接して配置されるようにしてもよい(請求項
3)。また、前記第1偏光フィルタは、前記透明体の内
側に配置されるようにしてもよい(請求項4)。
【0014】すなわち、照明ユニットの熱により第1偏
光フィルタが撓もうと変形するおそれがある。しかし、
透明体が近接されているので、その撓もうとするのを抑
制する補強板として機能し、第1偏光フィルタの変形を
抑止する。特に、請求項4のように、透明体の内側に配
置した場合には、透明体が第1偏光フィルタの保護部材
として機能するとともに、この種のセンサ装置は、撮像
面の上側或いは横側に設置されることから、上記の熱に
よる変形は、照明ユニットの外側(透明体に近付く方
向)となるので、透明体が直接接触して第1偏光フィル
タの変形を確実に阻止できる。
【0015】さらにまた、前記第1,第2偏光フィルタ
は長方形からなり、偏光方向をその長方形の長辺と平行
或いは直交する方向にしてもよい(請求項5)。さらに
は、カメラの先端に交換可能なレンズ部を設け、前記照
明ユニットは前記レンズ部の周囲に配置するようにし、
かつ、前記第1偏光フィルタを長方形に形成するととも
に、その偏光方向をその長方形の長辺と平行或いは直交
する方向にしてもよい(請求項6)。
【0016】係る構成にすると、偏光フィルタの長辺或
いは短辺に基づいて位置決めすることができるので、両
偏光フィルタの偏光方向をほぼ90度に設定するのが容
易に行える。請求項6のようにレンズ部を交換可能にし
た場合には、その交換作業の際に第1偏光フィルタの角
度がずれるおそれがあるが、特別な知識を持たなくても
長方形の辺を基準に角度調整をすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る視覚センサ装
置の好適な一実施の形態を示しており、図2(A)はそ
れに用いられるカメラを示し、同図(B)は照明ユニッ
トを示している。同図に示すように、カメラ10の先端
に照明ユニット12を一体的に取り付けている。カメラ
10は、本体内部に撮像素子たるCCD13を備えてお
り、先端には、円筒状のレンズ部14を装着している。
このレンズ部14に、照明ユニット12を取り付けるよ
うにしている。また、本形態では、レンズ部14は交換
可能となっている。
【0018】照明ユニット12は、後述するように、扁
平な矩形状の筐体から構成され、中央部に形成された貫
通孔12a内にレンズ部14を挿入することにより装着
する。さらに、筐体内に発光部となる多数のLED16
を内蔵している。このLED16の出射面と、レンズ部
14の光軸とは、直交するように配置されている。
【0019】ここで本発明では、照明ユニット12の筐
体のLED16の前方に第1偏光フィルタ18を設けて
いる。また、カメラ10内のCCD13の前方に第2偏
光フィルタ20を設けている。そして、両フィルタ1
8,20の偏光面を90度異ならせている。もちろん、
第1偏光フィルタ18は、筐体内に設置されているた
め、貫通孔12aの部分には配置されていない。つま
り、レンズ部14ひいてはCCD13の前方には第1偏
光フィルタ18は存在しない。
【0020】そして、上記した装置は、例えば図3に示
すようなブロック構成により動作する。つまり、LED
16は、ドライバ22により発光するようになり、その
発光の有無の制御は、点灯制御部23からの制御信号に
基づいて動作するようになっている。また、CCD13
に入射した光信号は、撮像制御部24で所定の電気信号
に変換され、信号出力部25を介して外部装置に画像信
号が出力されるようになっている。なお、係る構成は、
従来の視覚センサ装置のものと基本的に同様であるの
で、その詳細な説明を省略する。
【0021】なおまた、本装置は、例えば製造ラインの
所定位置に設置され、ライン上を搬送される製品を撮像
し、得られた画像データに対して画像認識処理をし、製
品の良否を判断するシステムの一部として用いられるこ
とができる。そして、係る画像認識の場合、撮像した画
像データ(多値)のまま処理をするのではなく、得られ
た画像データを二値化処理して二値画像を生成し、その
二値画像に対して認識処理をすることがある。そこで、
そのように二値化などする画像処理部をカメラ部10内
に内蔵し、カメラからは二値画像を出力するようにして
もよい。その場合には、図3に示す信号出力部25に替
えてA/D変換部を設け、その出力に対して所定の画像
処理を行う処理部を接続することにより実現できる。し
かも、係る処理部としては、外部スイッチからの切り替
え信号により、撮像した画像データに対して「二値化処
理をする/しない」の異なる処理を行えるようにしても
よい。
【0022】上記したように、2つの偏光フィルタ1
8,20を設けた構成にすると、LED16から出射さ
れた光は、第1偏光フィルタ18を通過後撮像面21に
照射される。この時、第1偏光フィルタ18の偏光面と
同一の光のみが通過できるので、撮像面21には直線偏
光が照射されることになる。そして、その撮像面21で
反射された光は、レンズ部14内のレンズ14aを通過
することにより収束され、CCD13上で結像する。但
し、CCD13の前方には、第2偏光フィルタ20が存
在するため、レンズ14aで収束された光のうち、第2
偏光フィルタ20と偏光面が一致する光のみが通過で
き、最終的にCCD13上に結像することができるよう
になる。
【0023】従って、撮像面21からの正反射光は、偏
光方向が回転しないので、第1偏光フィルタ18の偏光
面と同一方向のままとなる。すると、第1偏光フィルタ
20の偏光面と第2偏光フィルタ20の偏光方向は直交
しているので、正反射光の偏光方向も第2偏光フィルタ
20の偏光面と直交することになるため、そこを通過で
きずに遮光される。一方、撮像面21からの乱反射光
は、その反射する際に偏光方向が回転等して、照射され
た光と異なる偏光方向の成分を含む光となるため、その
乱反射光の一部が第2偏光フィルタ20を通過でき、C
CD13に結像される。つまり、CCD13は、乱反射
光のみを受光するので、撮像面21の情報を確実に抽出
することができる。
【0024】上記の動作原理をさらに詳述すると、以下
のようになる。上記した構成の光学系のみを抽出する
と、図4に示すようになる。LED16とCCD13の
距離を、それらと撮像面21との距離に比べて十分に小
さくすると、LED16から発せられた光の撮像面21
に対する入射角はほぼ0度となる。また、第1偏光フィ
ルタ18をP偏光のみを通過させるP偏光板とし、第2
偏光フィルタ20をS偏光のみを通過させるS偏光板と
する。
【0025】*撮像面が透明体(半透明体を含む)の場
合 撮像面21がプラスチック,ガラス等の透明体とする
と、図5に示すように表面の法線に対して角度φで入射
した光は、同一角度φで反射(正反射)する一方、
【0026】
【数1】 で規定される角度で屈折して透明体の内部に進入する。
この時、凹凸のある表面に比較的幅の広い光ビームが入
射することを想定すると、表面上の各部で上記の法線を
たてて入射角φを求め、上記した式により求めればよ
い。但し、凹凸があると、微視的に見ると実際の入射角
はばらつくので、反射光,屈折光も平行光とはならず、
凹凸の程度に応じて拡散(乱反射)する。
【0027】一方、P波とS波の反射率Rp とRs は、
下記式で定義される。
【0028】
【数2】 したがって、入射角φがほぼ0とすると、屈折角xもほ
ぼ0となるので、上記式(2)にφ=x=0を代入する
と、 R=(n−1)/(n+1) R=−(n−1)/(n+1) が得られ、 R=−R となる。
【0029】したがって、P波とS波の反射率の絶対値
が等しいので、偏光方向は回転しない。つまり、P偏光
で入射した光の反射光は、P偏光のままとなる。従っ
て、係る反射光は、S偏光板からなる第2偏光フィルタ
20の偏光方向と直交するので、第2偏光フィルタ20
を透過できず、CCD13に到達しない。
【0030】一方、粗面に光を照射させると、よく知ら
れているように偏光状態が保持されない。従って、P偏
光を照射した場合の反射光の偏光成分はバラバラとなり
S偏光も多分に含んだものとなる。従って、係る反射光
のうちS偏光成分の光が第2偏光フィルタを通過できる
ので、その後段に配置されたCCD13に受光される。
これにより、表面からの乱反射光のみをCCD13にて
撮像することができるようになる。
【0031】*撮像面が金属の場合金属からの正反射
は、上記した透明体の場合と異なり、以下のように定義
される。撮像面(金属)への入射光の偏光成分をAp
s とすると、反射光の振幅Bp ,Bs は、下記のよう
に定義される。
【0032】
【数3】 上記式から明らかなように、一般的には、金属表面に直
線偏光を入射しても、反射光は楕円偏光となる。これ
は、xが複素数であるため、Bp ,Bs も複素数となる
からである。しかし本形態では、入射角がほぼ0となる
ので、複素数成分xもほぼ0とみなせる。従って、上記
した式(3)は、 Bp =Aps =−As と近似でき、 Bp /Ap =1 Bs /(−As )=−1 と近似できる。
【0033】よって、P波とS波の反射率は、絶対値が
等しいので、上記した透明体の場合と同様に、正反射光
の偏光方向は回転しない。従って、入射角がほぼ0とな
る正反射光の場合には、P偏光はそのままの偏光状態で
反射されるので、上記した絶縁体の場合と同様に第2偏
光フィルタ20で遮光される。そして、係る正反射は、
凹凸のない鏡面になっている表面で起こり、当該部分
(鏡面)は黒く写ることになる(光が当たっている部分
は白く(明るく)なる)。
【0034】一方、乱反射の場合には、入射角がほぼ0
ではない所定の角度φ′での反射を所定回数行った後に
レンズ14aを介してCCD13に入射しようとする
(図4(B)参照)。そして、各反射では、複素数成分
が現れて楕円偏光になるので、その楕円偏光のうちS偏
光成分が第2偏光フィルタ20を透過し、CCD13に
撮像される。
【0035】つまり、本形態のように入射角がほぼ0に
なるように配置すると、撮像対象物の種類に関係なく、
所望の状態の画像データを取得することができる。ま
た、透明体の場合には、入射角を問わずに正反射光をカ
ットし乱反射光のみを受光することができるので、撮像
対象物をそれに限定する場合には、各部品を入射角がほ
ぼ0にならないような位置関係に配置してもよい。
【0036】次に、より具体的な構造について説明す
る。図6は、照明ユニット12の正面図を示している。
そして、同図中A−A断面が図7であり、B−B断面が
図8である。照明ユニット12は、前面が開放した略矩
形状の筐体25の内部所定位置に、図3に示した多数の
LED16,第1偏光フィルタ18,ドライバ22並び
に点灯制御部23等を実装している。具体的には、筺体
25の内部に2枚のボード26,27を所定の間隔をお
いて重ねるように配置している。そして、奥側のボード
26には、ドライバ22や点灯制御部23等の回路が実
装されている。また、手前(開口)側のボード27に
は、多数のLED16が配置されている。そして、上記
したように照明ユニット12の中央にはレンズ部14に
装着するための貫通孔12aが形成されているので、上
記した筺体25の底面はもちろんのこと、各ボード2
6,27の中央部にも貫通孔を設けている。これによ
り、発光部たるLED16は、カメラ10の受光面とな
るレンズ部14の周囲を囲むようにして外周に配置され
ることになる。
【0037】さらに、筺体25の前面の開口部位には、
透明のアクリル板28をはめ込んで閉塞している。これ
により、LED16並びに内部回路を保護している。そ
して、その固定方法としては、ボード27の四隅に起立
配置した円柱状のネジ受け部材(内部に雌ネジが切られ
ている)29に対し、ネジ30を用いてアクリル板28
を固定するようにしている。
【0038】さらにまた、第1偏光フィルタ18は、ア
クリル板28と略同一の平面形状からなるシート状から
なり、アクリル板28の裏面側(筺体内部側)に沿うよ
うに配置している。そして、上記したネジ30を用いて
アクリル板28を固定する際に、第1偏光フィルタ18
も併せて挟み込んでネジを締結するようにしている。こ
れにより、第1偏光フィルタ18は、ネジ受け部材29
とアクリル板28との間で挟持され、しかも、四隅で保
持されることから通常状態では、アクリル板28と第1
偏光フィルタ18とはほぼ接触した状態を保つようにな
る。
【0039】上記した装置を使用すべくLED16を点
灯すると、LED16の直前方にアクリル板28が存在
することも相俟って、周囲の温度が40℃〜60℃にま
で上昇する。すると、本形態では、第1偏光フィルタ1
8をシート状のものを用いたため、熱によりシートが軟
化し重力により撓もうとする。そして、通常の使用態様
では、カメラを下向き或いは水平に設置することから第
1偏光フィルタ18は筺体25の開口側(外側)、つま
り、アクリル板28側に膨らむように撓もうとする。し
かし、第1偏光フィルタ18に近接してアクリル板28
が配置されていることから、アクリル板28が補強板と
して機能し、第1偏光フィルタ18が湾曲しようとする
のを抑制する。
【0040】なお、第1偏光フィルタ18の固定方法と
しては、上記した例ではネジ30を用いて四隅の4点で
保持する方法を採ったが、本発明はこれに限ることはな
く、例えばアクリル板28等に対して接着剤(光学的に
透明なもの)を用いて固定するようにしてもよく、各種
の方法を採ることができる。そして、湾曲を防止する機
能を発揮させるためには、接着剤を用いたものの方が効
果的であるが、LED16から出射される光路上に接着
剤が存在するとたとえ光学的に透明であっても、いくら
かのロスを招くおそれがあるので、光学的な性能からい
うと上記した実施の形態などのように、四隅などで保持
するのがよい。
【0041】また、カメラを上向きに設置するような場
合には、第1偏光フィルタ18は加熱されるとLED1
6側に湾曲するようになる。係る場合でも四隅でアクリ
ル板28とネジ受け部材29で挟持されてピンと張った
状態となっているので撓みにくい。そして、より確実に
撓みを防止するためには、例えばアクリル板28の前面
側に第1偏光フィルタ18を設置することにより対応で
きる。また、そのように第1偏光フィルタ18が露出す
るのが好ましくない場合には、例えば第1偏光フィルタ
18を2枚の透明なアクリル板で挟み込むようにするこ
ともできる。その場合に、前面側に位置するアクリル板
は、保護膜として機能すればよいので、肉厚を薄くする
ことができる。
【0042】また、上記した実施の形態では、偏光フィ
ルタを正方形状のものを用いたが、本発明はこれに限る
ことはなく、例えば長方形その他の形状を採ることがで
きる。そして、長方形にした場合には、偏光方向と長辺
(或いは短辺)とを一致させておくと、取り付けの際に
長辺同士が直交するように配置することにより、自動的
に第1,第2偏光フィルタの偏光方向が90度異なるよ
うに設置できるので、組立が容易に行える。そして、カ
メラ10内に組み込んだ第2偏光フィルタ20の方向が
わかっているので、第1偏光フィルタ18を備えた照明
ユニット12をレンズ部14に取り付ける場合には、第
1偏光フィルタの長辺(短辺)をカメラ10に対して所
定の方向に向くように取り付けることにより、簡単に両
偏光フィルタ18,20の偏光面を90度異ならせるこ
とができる。従って、例えば照明ユニットの組付けをユ
ーザー側で行うようにすることもできる。
【0043】さらに、本形態では、レンズ部14を交換
可能としている。従って、レンズ部14の交換の際に両
偏光フィルタ18,20の偏光面が直交しなくなるおそ
れがある。しかし、第1の偏光フィルタ18の形状を長
方形にしておくことにより、ユーザー側で簡単に角度合
わせを行うことができるので、たとえレンズ部14を交
換しても性能に問題はない。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る視覚センサ
装置では、カメラと光源とを一体化し、各部の調整を不
要にすることができ、しかも、第1,第2フィルタを所
定の位置関係に設置したことにより、照明ユニットから
出射される光の正反射光を遮光することができる。そし
て、このようにカメラと光源との位置関係の調整が不要
となることから、装置に対する知識があまりなくても、
容易に取り扱うことができる。さらに、請求項3,4の
ように構成すると、第1偏光板が熱により変形しようと
してもそれが透明体により阻止されるので、熱的に安定
なものとなる。また、請求項5,6のように構成する
と、両偏光フィルタの角度調整が、視覚により確認容易
な長方形の辺を用いて行えるので、簡単かつ正確に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る視覚センサ装置の好適な一実施の
形態を示す概略図である。
【図2】(A)はカメラの一例を示す図である。(B)
は照明ユニットの一例を示す正面図である。
【図3】本発明に係る視覚センサ装置の好適な一実施の
形態を示すブロック図である。
【図4】動作原理を説明する図である。
【図5】動作原理を説明する図である。
【図6】具体的な構造を示す照明ユニットの正面図であ
る。
【図7】図6のA−A線矢視断面図である。
【図8】図6のB−B線矢視断面図である。
【符号の説明】
10 カメラ 12 照明ユニット 13 CCD 14 レンズ 16 LED 18 第1偏光フィルタ 20 第2偏光フィルタ 28 アクリル板(透明体)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラと、照明ユニットを一体化し、前
    記照明ユニットから照射された光が、撮像面で反射後前
    記カメラ内の撮像素子に入射するようにした視覚センサ
    装置であって、 前記照明ユニットの発光部から前記撮像面までの光路上
    に第1偏光フィルタを設け、 前記撮像面から前記撮像素子までの光路上に、前記第1
    偏光フィルタと偏光面がほぼ90度異なる第2偏光フィ
    ルタを設けたことを特徴とする視覚センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記照明ユニットは、前記カメラの受光
    面の外周を囲むように発光部が配置されたことを特徴と
    する請求項1に記載の視覚センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記照明ユニットの出射面には、透明体
    が配置されており、 前記第1偏光フィルタは、前記透明体に近接して配置さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の視覚センサ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1偏光フィルタは、前記透明体の
    内側に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の視
    覚センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1,第2偏光フィルタは長方形か
    らなり、偏光方向をその長方形の長辺と平行或いは直交
    する方向にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の視覚センサ装置。
  6. 【請求項6】 カメラの先端に交換可能なレンズ部を設
    け、 前記照明ユニットは前記レンズ部の周囲に配置するよう
    にし、 かつ、前記第1偏光フィルタを長方形に形成するととも
    に、その偏光方向をその長方形の長辺と平行或いは直交
    する方向にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の視覚センサ装置。
JP14297997A 1997-05-19 1997-05-19 視覚センサ装置 Pending JPH10320538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14297997A JPH10320538A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 視覚センサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14297997A JPH10320538A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 視覚センサ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10320538A true JPH10320538A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15328115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14297997A Pending JPH10320538A (ja) 1997-05-19 1997-05-19 視覚センサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10320538A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141511A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Pfu Ltd 画像読取装置
KR100989903B1 (ko) 2010-06-10 2010-10-26 이창일 광센서 오작동 방지를 위한 차폐수단을 구비한 카메라용 조명장치
EP2341280A2 (en) 2009-12-29 2011-07-06 Omron Corporation Illumination device and producing method thereof
EP2373000A2 (en) 2010-03-12 2011-10-05 Omron Corporation Imaging device
US12177550B2 (en) 2020-06-30 2024-12-24 Fujifilm Corporation Lens device for forming image, and imaging apparatus and imaging method with lens device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141511A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Pfu Ltd 画像読取装置
EP2341280A2 (en) 2009-12-29 2011-07-06 Omron Corporation Illumination device and producing method thereof
CN102121580A (zh) * 2009-12-29 2011-07-13 欧姆龙株式会社 照明装置及照明装置的制造方法
US8348463B2 (en) 2009-12-29 2013-01-08 Omron Corporation Illumination device and producing method thereof
EP2373000A2 (en) 2010-03-12 2011-10-05 Omron Corporation Imaging device
US8482662B2 (en) 2010-03-12 2013-07-09 Omron Corporation Imaging device with a heat dissipating member
KR100989903B1 (ko) 2010-06-10 2010-10-26 이창일 광센서 오작동 방지를 위한 차폐수단을 구비한 카메라용 조명장치
US12177550B2 (en) 2020-06-30 2024-12-24 Fujifilm Corporation Lens device for forming image, and imaging apparatus and imaging method with lens device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5585615A (en) Image reading apparatus
US5187611A (en) Diffuse on-axis light source
JP5508712B2 (ja) 平面的に配列された光源により放出される収束光線の実現
JP3593950B2 (ja) 二次元コード読取装置
CN101271246A (zh) 图像拍摄设备
JP2008519257A (ja) 板ガラスの表面及び内部の欠陥を識別するための検査装置及び方法
JPH10320538A (ja) 視覚センサ装置
JP2001522997A (ja) 構成素子の位置を検出しかつ/または構成素子の接続部の位置を検出する装置および方法ならびに構成素子の位置を検出しかつ/または構成素子の接続部の位置を検出する装置を備えた装着ヘッド
JP2001155160A (ja) 電子部品の外観検査装置
TWI307436B (en) Apparatus for inspecting backlight unit
CN113610755A (zh) 拍摄装置、检测系统及方法
JP2003124700A (ja) 撮像装置
KR20030093996A (ko) 코드 판독 장치
KR100490455B1 (ko) 외관검사장치
JP2000333047A (ja) 光学的撮像装置および光学的撮像方法
KR20010002816A (ko) 지문 입력 장치
JP2946890B2 (ja) 基板の観察装置
JPH0466849A (ja) 外観検査装置
JP4712284B2 (ja) 表面検査装置
JP2966729B2 (ja) 光ガイド素子およびその使用方法
JP2001249083A (ja) 外観検査装置用照明装置及び外観検査装置
JP2605662B2 (ja) 部品認識方法
JP3427625B2 (ja) 複合偏光フィルタおよびicリード検査システム
CN117855098A (zh) 晶圆边缘检测装置
JPH10319297A (ja) 照明用光学系付撮像用レンズ及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991026