JPH10320947A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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Publication number
JPH10320947A
JPH10320947A JP12749697A JP12749697A JPH10320947A JP H10320947 A JPH10320947 A JP H10320947A JP 12749697 A JP12749697 A JP 12749697A JP 12749697 A JP12749697 A JP 12749697A JP H10320947 A JPH10320947 A JP H10320947A
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JP
Japan
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lid
cartridge
upper half
disk
spring
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JP12749697A
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Inventor
Koji Funato
孝次 船渡
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リッドを閉方向に付勢するリッドスプリング
の組み込みを容易にし、組み立て作業性を良好にして生
産性を向上させたディスクカートリッジを提供する。 【解決手段】 リッド4を閉方向に付勢するリッドスプ
リング18の一端側をリッド4に係止し、このリッドス
プリング18の他端側をリッド4が取り付けられるカー
トリッジ3の上ハーフ9に係止するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の記録
媒体を収納したディスクカートリッジに関し、詳しく
は、一側面に開口部を有するとともに、この開口部を開
閉する回動扉を有するディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、磁気ディスクや光ディスク等
のディスク状記録媒体(以下、単にディスクという。)
を、情報処理装置等の記録再生装置(以下、ドライブ装
置という。)のスピンドルモータに直接固定せずに、カ
ートリッジに収納して可搬化したディスクカートリッジ
が知られている。
【0003】このディスクカートリッジは、一側面に開
口部を有しており、ディスクカートリッジがドライブ装
置に装着されたときにドライブ装置の磁気ヘッド装置等
がこの開口部を通してディスクカートリッジ内に進入で
きるようになされている。また、ディスクカートリッジ
は、シャッタ部材を有し、ドライブ装置に装着されたと
きはシャッタ部材が開状態とされて開口部が開放され、
ドライブ装置から脱去したときは、開口部がシャッタ部
材によって閉塞されるようになされている。
【0004】ディスクカートリッジに用いられるシャッ
タ部材としては、図13に示すように、ディスクカート
リッジ100がドライブ装置に装着されたときに、カー
トリッジ101の内方へ回動して開口部101aを開放
する回動扉102や、図14に示すように、ディスクカ
ートリッジ103がドライブ装置に装着されたときに、
カートリッジ104の側方にスライドして開口部104
aを開放するスライドシャッタ105等が知られてい
る。
【0005】しかしながら、カートリッジ101内を回
動する回動扉102を備えたディスクカートリッジ10
0は、シャッタ部材の回動軌跡内にはディスクを配置す
ることができず、その分大型化してしまう。
【0006】また、カートリッジ104の側方にスライ
ドするスライドシャッタ105を備えたディスクカート
リッジ103は、構造が複雑であり、また、スライドシ
ャッタ105をスライドさせる際に摩耗粉が発生してデ
ィスクに付着し、ディスクに悪影響を及ぼすとの問題点
を有していた。
【0007】そこで、図15に示すように、カートリッ
ジ111の外方に回動するシャッタ部材(以下、リッド
107という。)を備えたディスクカートリッジ106
が提案されている。このディスクカートリッジ106
は、記録媒体であるディスク108と、上ハーフ109
と下ハーフ110とからなりディスク108を回転自在
に収容するカートリッジ111と、このカートリッジ1
11の一側面に形成された開口部を開閉するためのリッ
ド107と、このリッド107に閉方向の付勢力を与え
るリッドスプリング112とからなる。
【0008】そして、このディスクカートリッジ106
は、リッドスプリング112の一端をリッド107に形
成された係止片に掛け止めし、他端側を上ハーフ109
と下ハーフ110との間に形成される空間内に収容する
ようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このディス
クカートリッジ106の組み立ては、以下のように行っ
ていた。すなわち、図16に示すように、まず、リッド
107の係止片にリッドスプリング112の一端を掛け
止めする。次に、リッドスプリング112が掛け止めさ
れたリッド107をカートリッジ111の上ハーフ10
9に取り付ける。そして、リッドスプリング112の他
端側を弾性力に抗して上ハーフ109側に押さえつけ、
リッドスプリング112の位置を安定させて、上ハーフ
109と下ハーフ110とを連結させる。このとき、リ
ッドスプリング112の他端側が上ハーフ109と下ハ
ーフ110との間に形成される空間内に収容されるよう
にする。
【0010】このように、ディスクカートリッジ106
を組み立てる際は、リッドスプリング112を上ハーフ
109側に押さえつけながら上ハーフ109と下ハーフ
110とを連結させる作業を行う必要がある。そして、
リッドスプリング112の位置を規制しながら、リッド
スプリング112の他端側を上ハーフ109と下ハーフ
110との間に形成される空間内に収容させなければな
らない。
【0011】したがって、このディスクカートリッジ1
06は、組み立て作業が困難で、生産性が低いとの問題
点を有していた。
【0012】そこで、本発明は、リッドを閉方向に付勢
するリッドスプリングの組み込みを容易にし、組み立て
作業性を良好にして生産性を向上させたディスクカート
リッジを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスクカ
ートリッジは、上述した目的を達成するために、回動扉
を閉方向に付勢するバネ部材の一端を回動扉に係止し、
このバネ部材の他端を回動扉が取り付けられるカートリ
ッジの上ハーフに係止するようにしている。
【0014】すなわち、このディスクカートリッジは、
ディスク状の記録媒体と、上ハーフと下ハーフとからな
り、記録媒体を回転自在に収容するとともに、一側面に
開口部が形成されたカートリッジと、このカートリッジ
の上ハーフに回動可能に取り付けられ、開口部を開閉す
る回動扉と、この回動扉を閉方向に付勢するバネ部材と
を備えて構成される。
【0015】そして、このディスクカートリッジは、バ
ネ部材の一端が回動扉に形成された係止部に係止され、
その他端が上ハーフの開口部が形成された側面と直交す
る側面に形成された凹部に挿入されることを特徴として
いる。
【0016】このディスクカートリッジは、バネ部材が
カートリッジの上ハーフと、この上ハーフに取り付けら
れる回動扉とによって支持されることになる。したがっ
て、このディスクカートリッジは、上ハーフと下ハーフ
とを組み合わせる際にバネ部材が上ハーフ側に仮組みさ
れた状態となっているので、バネ部材をその弾性力に抗
して上ハーフ側へ押さえつける必要がなく、組立が容易
となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】このディスクカートリッジ1は、図1及び
図2に示すように、ディスク状の記録媒体(以下、ディ
スク2という。)と、このディスク2を回動可能に収容
するカートリッジ3と、このカートリッジ3に回動可能
に取り付けられ、カートリッジ3の図1中矢印Aで示す
記録再生装置への挿入方向の前面3a側に設けられた開
口部3bを開閉するためのリッド4とを備えている。
【0019】そして、このディスクカートリッジ1は、
図1に示すように、リッド4を後述するリッドスプリン
グの付勢力によってカートリッジ3の前面3a側に位置
させることにより、開口部3bが閉塞される。そして、
図2に示すように、リッド4をリッドスプリングの弾性
力に抗してカートリッジ3の上面3c側に所定の角度回
動させることにより、開口部3bが開放される。
【0020】ディスク2は、例えば円盤上に成形された
アルミ等の基板に磁性膜が成膜されてなるものであり、
中心にこのディスク2の外径と同心円とされる開口穴2
aが形成されている。
【0021】そして、このディスク2は、図3に示すよ
うに、上ハブ5と下ハブ6とによって開口穴2aを介し
て上下方向から挟持されてカートリッジ3内に収容され
ている。なお、本実施の形態においては、ディスク2と
して磁気ディスクを用いた例について説明するが、本発
明はこの例に限定されるものではなく、ディスク2とし
て磁気ディスクの他に光ディスクや光磁気ディスク等の
各種のディスク状記録媒体を用いることができる。
【0022】上ハブ5は、ステンレス等の金属薄板やポ
リオキシメチレン(以下、POMと略称する。)等の熱
可塑性樹脂等が円盤状に成形されてなるものである。一
方、下ハブ6は、ドライブ装置のターンテーブルにマグ
ネットチャッキングされるために、ステンレススチール
等の磁性金属を材料として円盤状に成形され、中心にス
ピンドルモータの回転軸が挿入される中心穴6aが形成
されている。
【0023】また、カートリッジ3の後述する下ハーフ
10のスピンドルモータ挿入用の開口穴19を通ってカ
ートリッジ3内にダストが侵入しないように、上ハブ5
とカートリッジ3の内壁間にはキャップスプリング7が
設けられており、このキャップスプリング7により上ハ
ブ5と下ハブ6とにより挟持されたディスク2を下ハー
フ10側に付勢して、非使用時には、下ハブ6により下
ハーフ10の開口穴19が閉塞されるようになされてい
る。このキャップスプリング7は、板バネの材料として
通常用いられるステンレス、りん青銅等の金属材料やP
OM等の熱可塑性樹脂等を用いて、弾性変位可能な形状
に形成される。
【0024】また、下ハブ6に形成された中心穴6aを
通ってカートリッジ3内にダストが侵入しないように、
下ハブ6の中心穴6aをキャップ8で閉塞し、このキャ
ップ8を上ハブ5で押さえつけるようにしている。キャ
ップ8は、常にキャップスプリング7により下ハーフ1
0側に付勢された状態で回転することになるので、PO
M等の摺動性の良好な樹脂等で形成されることが望まし
い。
【0025】カートリッジ3は、合成樹脂製の上ハーフ
9と下ハーフ10とからなり、これら上ハーフ9と下ハ
ーフ10とが組み合わされたときに、上ハーフ9と下ハ
ーフ10間に形成される空間にディスク2を収容するよ
うになされている。
【0026】上ハーフ9には、図4(A)に示すよう
に、カートリッジ3の前面3aとなる側の両端部に、リ
ッド4を回動可能に取り付けるための一対の軸部11
a,11bが設けられている。この一対の軸部11a,
11bのうち一方の軸部11aは、後述するリッドスプ
リング18のコイル部の巻芯としても機能する。
【0027】また、上ハーフ9には、カートリッジ3の
前面3aに直交する側面の一方の軸部11aが設けられ
た側、すなわちリッドスプリング18が取り付けられる
側に、後述する下ハーフ10の壁部が噛み合わされる切
欠部12が形成され、この切欠部12の壁面から、カー
トリッジ3の前面3aと平行な方向に、後述するリッド
スプリング18の第2のフック部が挿入される凹部13
が形成されている。
【0028】この凹部13は、図4(B)に示すよう
に、上ハーフ9の側面の長辺と平行な方向(長手方向)
の寸法wが上ハーフ9の側面の短辺と平行な方向(厚み
方向)の寸法dよりも大とされ、その断面形状が略長方
形または楕円形とされていることが望ましい。すなわ
ち、この凹部13は、厚み方向の寸法dは、リッドスプ
リング18の線径分だけあればよいが、長手方向の寸法
wは、リッドスプリング18の線径よりも大とし、余裕
をもたせることが好ましい。
【0029】このように、凹部13の長手方向の寸法w
をリッドスプリング18の線径よりも大とすることによ
り、図5(A)に示すように、リッド4がリッドスプリ
ング18の付勢力によりカートリッジ3の開口部3bを
閉塞している状態から、図5(B)に示すように、リッ
ド4を開動作してカートリッジ3の開口部3bを開放す
る際に、リッドスプリング18が変位して第2のフック
部18bがリッド4側に引っ張られても、この第2のフ
ック部が凹部13の内壁に接触してバネ力が急激に変化
するといった不都合が回避され、リッド4をスムーズに
開閉することができる。
【0030】リッド4は、金属板にプレス加工等を施す
ことによって形成され、図6に示すように、カートリッ
ジ3の前面3aと重ね合わされたときに開口部3bを閉
塞する前面部4aと、この前面部4aの両側に設けられ
た左右一対の側面部4b,4cとを有してなる。そし
て、この左右一対の側面部4b,4cには、それぞれ、
カートリッジ3の上ハーフ9に設けられた軸部11a,
11bに対応した軸受け穴14a,14bが形成されて
いる。
【0031】また、リッド4には、前面部4aから一方
の側面部4bにかけて、後述するドライブ装置に設けら
れているリッド開放ピンを導入するための、ピン導入口
15が形成されている。そしてこのピン導入口15の下
端縁の中央部には、後述するリッドロック部材が突き当
てられる折曲片16が、カートリッジ3の内方に突出す
るように形成されている。
【0032】さらに、このリッド4には、一方の側面部
4bに、後述するリッドスプリング18の第1のフック
部を係止するための係止片17が、カートリッジ3の内
方に突出するように形成されている。
【0033】このリッド4は、図7に示すように、左右
一対の側面部4b,4cに形成された軸受け穴14a,
14bに、上ハーフ9に設けられた軸部11a,11b
を嵌合することにより、上ハーフ9に回動可能に取り付
けられるとともに、リッドスプリング18によってカー
トリッジ3の下ハーフ10側へ付勢され、開口部3bを
閉塞するようになされている。
【0034】リッドスプリング18は、図8に示すよう
に、金属線材の両端部を折り曲げて第1及び第2のフッ
ク部18a,18bを形成し、中途部の第1のフック部
18aよりにこの金属線材を複数回巻回したコイル部1
8cを形成してなる。このリッドスプリング18は、中
途部にコイル部18cが形成されたことにより、回転方
向の弾性力が付与されている。
【0035】また、このリッドスプリング18は、第1
のフック部18aと第2のフック部18bとが同一方向
に折れ曲がっており、かつ、第2のフック部18bの長
さt2 が第1のフック部18aの長さt1 よりも大とさ
れている。
【0036】このリッドスプリング18は、コイル部1
8cが上ハーフ9に設けられた一方の軸部11aに装着
され、第1のフック部18aがリッド4に形成された係
止片17に係止される。そして、このリッドスプリング
18は、第2のフック部18bが、上ハーフ9に形成さ
れた凹部13内に挿入される。
【0037】このように上ハーフ9とリッド4とにわた
って取り付けられるリッドスプリング18は、リッド4
に対し、カートリッジ3の開口部3bを閉塞する方向へ
の付勢力を与える。
【0038】このリッドスプリング18は、リッド4が
上ハーフ9に取り付けられたときに、コイル部18cが
一方の側面部4bによりカートリッジ3の内方に押さえ
込まれるとともに、第2のフック部18bの長さt2
第1のフック部18aの長さt1 よりも大とされ、上ハ
ーフ9に形成された凹部13に対する第2のフック部1
8bの挿入量が十分に確保されていることから、上ハー
フ9と下ハーフ10とを組み合わせる際の振動等による
抜け落ちが防止される。
【0039】下ハーフ10には、図9に示すように、そ
の中央部に、スピンドルモータ挿入用の開口部19が形
成されており、この開口部19から上述した下ハブ6が
臨むようになされている。また、下ハーフ10には、誤
った書き込みを防止するためのライトプロテクタ20
が、スライド可能に取り付けられている。
【0040】さらに、下ハーフ10には、リッド4のピ
ン導入口15の下端部に形成された折曲片16に当接し
てリッド4を閉状態でロックするリッドロック部材21
が取り付けられている。このリッドロック部材21は、
後述するドライブ装置に設けられているリッド開放ピン
がリッド4のピン導入口15に導入されると、このリッ
ド開放ピンにより押圧されてリッド4の折曲片16との
係合が外れ、リッド4のロックが解除されるようになさ
れている。
【0041】また、下ハーフ10には、上ハーフ9に設
けられた切欠部12と噛み合わされ、上ハーフ9と下ハ
ーフ10とが組み合わされたときに、上ハーフ9に形成
された凹部13を閉塞するための壁部22が形成されて
いる。そして、この壁部22の内側には、図10に示す
ように、リッド4が回動操作されリッドスプリング18
が弾性変位したときに、リッドスプリング18の一部が
下ハーフ9と接触することを防止するための溝部23が
形成されている。
【0042】この溝部23は、カートリッジ3の厚み方
向に対して傾斜する傾斜面23aを有する。この傾斜面
23aは、リッド4が取り付けられるカートリッジ3の
前面側に向かうに従い、次第にカートリッジ3の底面側
に近接するように傾斜している。
【0043】このように、溝部23が傾斜面23aを有
することにより、先に図5(B)に示したように、リッ
ド4が回動操作され、リッドスプリング18が弾性変位
しても、リッドスプリング18と下ハーフ9との接触が
避けられ、バネ力が急激に変化することがないので、リ
ッド4のスムーズな回動が確保できる。
【0044】本発明に係るディスクカートリッジ1は、
上述した上ハーフ9と下ハーフ10とを重ね合わせ、こ
れら上ハーフ9と下ハーフ10間に形成される空間に、
上ハブ5と下ハブ6とにより挟持されたディスク2を収
容して固定用ビスでビス止めし、または超音波溶着する
ことにより完成する。
【0045】以上のように構成されるディスクカートリ
ッジ1は、図11に示すようなドライブ装置30に装着
されて使用される。
【0046】このドライブ装置30は、ディスクカート
リッジ1を装填するカートリッジ装填部31と、このカ
ートリッジ装填部31に装填されたディスクカートリッ
ジ1のディスク2を回転させるスピンドルモータ32
と、ディスク2への情報の記録・再生を行う回動操作部
材33と、この回動操作部材33の待機場所であるラン
プ34と、ディスクカートリッジのリッド4を開放させ
るリッド開放ピン35とを備えている。
【0047】そして、ディスクカートリッジ1が挿入さ
れると、リッド開放ピン35がディスクカートリッジ1
の上ハーフ9に形成されたピン導入口15内に侵入し、
リッドロック部材21を押圧してロック状態を解除する
とともに、リッド4を回動操作して開口部3bを開放す
る。
【0048】そして、ランプ34とこのランプ34に支
持されている回動操作部材33の一端側が、開口部3b
を通してディスクカートリッジ1内に侵入する。
【0049】ディスクカートリッジ1が、装填部31の
所定の位置に装填されると、スピンドルモータ32が上
方に移動してディスク2をチャッキングする。これと同
時に回動操作部材33がディスクカートリッジ1内に向
け回動し、この回動操作部材33の一端側に設けたディ
ンプルプレート36がランプ34から滑り降りて浮上ス
ライダ37をディスク2に接触させる。
【0050】そして、スピンドルモータ32を回転させ
るとともに、浮上スライダ37をディスク2の半径方向
に移動させて、この浮上スライダ37に設けた磁気ヘッ
ドによりディスク2に情報の記録・再生を行う。
【0051】ディスクカートリッジ1は、ドライブ装置
30に装着される前は、リッド4がリッドスプリング1
8により付勢され、開口部3bを閉塞した状態とされて
いる。そして、リッドロック部材21がリッド4に設け
られた折曲片16に当接することにより、リッド4は開
口部3bを開放する方向へ回動しないように、ロックさ
れた状態となっている。
【0052】ディスクカートリッジ1がドライブ装置3
0内に挿入されると、ドライブ装置30に設けられたリ
ッド開放ピン35がリッド4に形成されたピン導入口1
5内に侵入し、リッドロック部材21を押圧してロック
を解除するとともに、リッド4をリッドスプリング18
の付勢力に抗して回動させ、開口部3bを開放する。
【0053】そして、記録・再生終了後に、ディスクカ
ートリッジ1がドライブ装置30から排出されると、リ
ッド4はリッドスプリング18の弾性復帰力により回動
し、開口部3bを閉塞する。
【0054】以下、このディスクカートリッジ1を組み
立てる工程について、図12を参照しながら説明する。
【0055】このディスクカートリッジ1を組み立てる
際は、まず、リッド4の係止片17にリッドスプリング
18の第1のフック部18aを係止する。次に、リッド
スプリング18のコイル部18cとリッド4の軸受け穴
14a,14bとをそれぞれ上ハーフ9の軸部11a,
11bに嵌合させる。
【0056】次に、リッドスプリング18を弾性変位さ
せ、リッドスプリング18の第2のフック部18bを上
ハーフ9の凹部13に挿入し、リッドスプリング18を
上ハーフ9とリッド4間に固定する。これにより、リッ
ド4は、リッドスプリング18により閉方向への付勢力
が付与される。
【0057】次に、ディスク2等を載置した下ハーフ1
0を上ハーフ9に重ね合わせる。このとき、下ハーフ1
0に形成された壁部22が上ハーフに形成された切欠部
12に噛み合わされ、この壁部22により、リッドスプ
リング18の第2のフック部18bが挿入された上ハー
フ9の凹部13が閉塞され、リッドスプリング18の脱
落が防止される。
【0058】最後に、ビス止めまたは超音波溶着によっ
て上ハーフ9と下ハーフ10とを固定することにより、
ディスクカートリッジ1が完成する。
【0059】このディスクカートリッジ1は、リッドス
プリング18の第1のフック部18aがリッド4に形成
された係止片17に係止され、第2のフック部18bが
上ハーフ9に形成された凹部13に挿入されることによ
り、リッドスプリング18が上ハーフ9とリッド4間に
固定されるので、上ハーフ9と下ハーフ10とを重ね合
わせる際に、リッドスプリング18の位置が安定しない
といった不都合が回避され、組立が容易となる。
【0060】
【発明の効果】本発明に係るディスクカートリッジは、
回動扉を閉方向に付勢するバネ部材の一端が回動扉に形
成された係止部に係止され、他端が上ハーフに形成され
た凹部に挿入されることにより、バネ部材が回転扉と上
ハーフとによって支持されるので、上ハーフと下ハーフ
とを組み合わせる際にバネ部材の位置が安定しないとい
った不都合が回避され、組立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクカートリッジのリッド閉状態
を示す斜視図である。
【図2】同ディスクカートリッジのリッド開状態を示す
斜視図である。
【図3】同ディスクカートリッジを示す分解斜視図であ
る。
【図4】上ハーフを示す図であり、(A)は上ハーフの
全体斜視図であり、(B)は上ハーフの要部側面図であ
る。
【図5】ディスクカートリッジを示す図であり、(A)
はリッド閉状態を示すディスクカートリッジの要部側面
図であり、(B)はリッド開状態を示すディスクカート
リッジの要部側面図である。
【図6】リッドを示す斜視図である。
【図7】リッドを取り付けた上ハーフを示す斜視図であ
る。
【図8】リッドスプリングを示す斜視図である。
【図9】下ハーフを示す斜視図である。
【図10】下ハーフを示す要部斜視図である。
【図11】ドライブ装置を示す斜視図である。
【図12】ディスクカートリッジを組み立てる工程を説
明する図である。
【図13】従来のディスクカートリッジを示す斜視図で
ある。
【図14】従来のディスクカートリッジの他例を示す斜
視図である。
【図15】従来のディスクカートリッジのさらに他例を
示す斜視図である。
【図16】従来のディスクカートリッジを組み立てる工
程を説明する図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、2 ディスク、3 カート
リッジ、3b 開口部、4 リッド、9 上ハーフ、1
0 下ハーフ、13 凹部、17 係止片、18 リッ
ドスプリング、22 壁部、23 溝部、23a 傾斜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の記録媒体と、 上ハーフと下ハーフとからなり、上記記録媒体を回転自
    在に収容するとともに、一側面に開口部が形成されたカ
    ートリッジと、 上記カートリッジの上ハーフに回動可能に取り付けら
    れ、上記開口部を開閉する回動扉と、 上記回動扉を閉方向に付勢するバネ部材とを備え、 上記バネ部材は一端が上記回動扉に形成された係止部に
    係止され、他端が上記上ハーフの開口部が形成された側
    面と直交する側面に形成された凹部に挿入されることを
    特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 上記バネ部材は、両端部に折れ曲がった
    フック部を有し、中途部がコイル状に複数回巻回された
    線材からなり、一端側のフック部と他端側のフック部と
    が同じ方向に折れ曲がっており、かつ、他端側のフック
    部の長さが一端側のフック部の長さよりも大とされてい
    ることを特徴とする請求項1記載のディスクカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 上記上ハーフに形成された凹部は、その
    断面形状がカートリッジの厚み方向に短い略長方形また
    は楕円形とされていることを特徴とする請求項1記載の
    ディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 上記下ハーフには、上記上ハーフに形成
    された凹部を閉塞するための壁部が形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 上記下ハーフは、上記回動扉が開動作し
    たときに上記バネ部材との接触を防止するための溝部を
    有し、この溝部は、上記カートリッジの厚み方向に対し
    て傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする請求項
    1記載のディスクカートリッジ。
JP12749697A 1997-05-16 1997-05-16 ディスクカートリッジ Withdrawn JPH10320947A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421204B1 (en) * 1997-02-28 2002-07-16 Sony Corporation Disk cartridge, door opening and closing mechanism and disk drive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421204B1 (en) * 1997-02-28 2002-07-16 Sony Corporation Disk cartridge, door opening and closing mechanism and disk drive

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