JPH10320952A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH10320952A
JPH10320952A JP13387097A JP13387097A JPH10320952A JP H10320952 A JPH10320952 A JP H10320952A JP 13387097 A JP13387097 A JP 13387097A JP 13387097 A JP13387097 A JP 13387097A JP H10320952 A JPH10320952 A JP H10320952A
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JP
Japan
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shutter
disk
opening
cartridge
disk cartridge
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Pending
Application number
JP13387097A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Nagasaka
満 長坂
Naoki Kamaya
直樹 釜谷
Atsuhiro Kumagai
厚博 熊谷
Akira Shimazu
彰 島津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク状記憶媒体に対して情報の記録及び
/又は再生を行うピックアップ装置の取付位置を、ディ
スクカートリッジの挿入方向に対して同一方向及び直交
する方向のいずれか一方、又はその両方に配置すること
ができるようにする。 【解決手段】 回転シャッタ12をカートリッジ筐体1
0に回動自在に取り付けると共に、開口部11a,11
bを開閉するための回転シャッタ12の開閉板12aを
周方向へ90°又は90°を超える角度範囲を有する略
扇形に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、映像或いは
コンピュータのデータ等の情報の記録及び/又は再生を
行うディスク記録再生装置等の情報記憶媒体として用い
られる光ディスクや磁気ディスク等のディスク状記憶媒
体をカートリッジ筐体内に回転自在に収納したディスク
カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、情報の記録及び/又は再
生が可能なディスク状記憶媒体がカートリッジ筐体内に
回転自在に収納されたディスクカートリッジとしては、
例えば、図16及び図17に示すようなものが知られて
いる。図16に示すディスクカートリッジは、フレキシ
ブルな記憶ディスクを有する3.5インチのフロッピィ
ディスクであり、図17に示すディスクカートリッジ
は、ハードな記憶ディスクを有するいわゆるミニディス
クと呼ばれているものである。
【0003】図16に示すフロッピィディスクFD及び
図17に示すミニディスクMDは、ともに上下のハーフ
1a,1b及び2a,2bを重ね合わせることによって
カートリッジ筐体1,2が形成されており、このカート
リッジ筐体1,2内には、それぞれ記憶ディスクD1,
D2が回転自在に収納されている。このカートリッジ筐
体1,2の一辺の近傍には、記憶ディスクD1,D2の
一部を露出させるための開口部3a,3bがそれぞれ設
けられていて、各開口部3a,3bは、カートリッジ筐
体1,2にそれぞれスライド可能に保持されたスライド
シャッタ4a,4bによって開閉自在とされている。そ
して、これらのスライドシャッタ4a,4bは、図に表
れないスプリングにより付勢されて、常時は開口部3
a,3bを閉じるように構成されている。
【0004】このように、フロッピィディスクFD及び
ミニディスクMDは、構造的には略同様の構成を有して
いるが、スライドシャッタ4a,4bの移動方向が異な
るように構成されている。フロッピィディスクFDのカ
ートリッジ筐体1に設けられた矢印E1は、このフロッ
ピィディスクFDをフロッピィディスク記録再生装置に
挿入する方向を示すもので、ミニディスクMDのカート
リッジ筐体2に設けられた三角矢印E2は、このミニデ
ィスクMDをミニディスク記録再生装置に挿入する方向
を示すものである。
【0005】図16に示すように、フロッピィディスク
FDのスライドシャッタ4aは、フロッピィディスクF
Dの挿入方向に対して直交する方向に移動するように構
成されており、このスライドシャッタ4aの移動により
挿入方向に長い長方形の開口部3aが開閉されるように
なっている。また、図17に示すように、ミニディスク
MDのスライドシャッタ4bは、ミニディスクMDの挿
入方向と同一の方向に移動するように構成されており、
このスライドシャッタ4bの移動により挿入方向に直交
する方向に長い長方形の開口部3bが開閉されるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスクカートリッジにおいては、フロッピ
ィディスクFDである前者の場合には、スライドシャッ
タ4aによって開閉される開口部3aが挿入方向に長い
長方形となっているため、このフロッピィディスクFD
が使用されるドライブ装置の構造としては、必然的にカ
ートリッジ挿入口とディスク回転駆動機構とピックアッ
プ装置とを一列に並べたような構造になっていた。その
ため、このドライブ装置を、例えば、パーソナルコンピ
ュータに組み込むようにするには、幅をあまり取らずに
奥行が長くなるため好都合であるが、このドライブ装置
を単独で用いて携帯用フロッピィディスク記録再生装置
として使用する場合には、奥行方向の長さが長くなると
いう不具合がある。
【0007】一方、ミニディスクMDである後者の場合
には、スライドシャッタ4bによって開閉される開口部
3bが挿入方向に直交する方向に長い長方形となってい
るため、このミニディスクMDが使用されるドライブ装
置の構造としては、ピックアップ装置を挿入方向に直交
する方向に配置することができ、従って、ドライブ装置
全体を正方形の形にまとめることができる。そのため、
このドライブ装置を単独で用いて携帯用ミニディスク記
録再生装置として使用する場合には、奥行方向の長さが
短くなるため好都合であるが、パーソナルコンピュータ
に組み込むようにするには、幅方向の長さが広くなると
いう不具合がある。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ディスク状記憶媒体に対して情報
の記録及び/又は再生を行うピックアップ装置の取付位
置を、ディスクカートリッジの挿入方向に対して同一方
向及び直交する方向のいずれか一方、又はその両方に配
置することができ、そのようなドライブ装置の使用に好
適なディスクカートリッジを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、シャッ
タをカートリッジ筐体に回動自在に取り付けると共に、
開口部を開閉するためのシャッタの開閉部を周方向へ9
0°又は90°を超える角度範囲を有する略扇形に形成
したことを特徴としている。
【0010】本発明は、上述のように構成したことによ
り、ピックアップ装置の位置を、ディスクカートリッジ
の挿入方向に対して同一方向及び直交する方向のいずれ
にも、また、同時に2つの方向に配置することもでき
る。そのため、パーソナルコンピュータに組み込んで使
用するドライブ装置に用いて好適であると共に、単独で
用いて携帯用ディスク記録再生装置として用いるにも好
適なディスクカートリッジが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1〜図10は本発明の第1
の例を示すもので、図1は下面側から見たディスクカー
トリッジの斜視図、図2は上面側から見たディスクカー
トリッジの斜視図、図3は底面図、図4は図3の要部を
拡大して一部を断面した説明図、図5は図1の要部を拡
大して一部を断面した説明図、図6は図1の状態からシ
ャッタを時計方向に回動させた状態を示す説明図、図7
は図6の要部を拡大して一部を断面した説明図、図8は
図1の状態からシャッタを反時計方向に回動させた状態
を示す説明図、図9は図3のA−A線断面図、図10は
図3のB−B線断面図である。
【0012】また、図11〜図14は本発明の第2の例
を示すもので、図11は下面側から見たディスクカート
リッジの斜視図、図12は上面側から見たディスクカー
トリッジの斜視図、図13は図11の状態からシャッタ
を反時計方向に回動させた状態を示す説明図、図14は
図11の要部を拡大して断面した説明図である。また、
図15は第1の例に係るディスクカートリッジが使用さ
れるディスク記録再生装置を示す斜視図である。
【0013】図1〜図3に示す第1の例に係るディスク
カートリッジKDは、ディスク状記憶媒体の一具体例と
して記録再生両用の光ディスクDを使用したディスクカ
ートリッジである。このディスクカートリッジKDは、
一対の上シェル及び下シェルを重ね合わせることによっ
て形成されるカートリッジ筐体10と、このカートリッ
ジ筐体10内に形成されたディスク収納室内に回転自在
に収納される光ディスクDと、カートリッジ筐体10に
設けられたヘッド部アクセス用の開口部11を開閉でき
る回転シャッタ12等を備えている。
【0014】カートリッジ筐体10は、平面形状が略四
角形をなす薄い匣体からなり、図2に示すように、この
カートリッジ筐体10の上面の前側中央部には、ディス
ク記録再生装置に装着する際のディスクカートリッジK
Dの挿入方向Xを表す挿入方向指示矢印13が設けられ
ている。このカートリッジ筐体10の挿入方向Xと直交
する方向Yの前側両側部には比較的大きな円弧部10a
が設けられており、この円弧部10aの有無によっても
カートリッジ筐体10の前後が判別できるようになされ
ている。そして、カートリッジ筐体10の一方の側面部
には、ディスク記録再生装置に装着する際の誤挿入を防
止するためのガイド溝14が挿入方向Xである前後方向
に延在させて設けられている。
【0015】更に、カートリッジ筐体10の後側中央部
には、上面から背面を経て下面に達する所定幅のラベル
貼付部15が設けられている。そして、ラベル貼付部1
5の一側には、光ディスクDに記録された情報の誤消去
を防止するための誤消去防止部16が設けられている。
この誤消去防止部16は、カートリッジ筐体10の上下
面を貫通する貫通穴17と、この貫通穴17内に前後方
向へスライド可能に嵌合保持された可動片18とを有
し、この可動片18を前後方向へ移動することにより、
光ディスクDへの書き込みが可能な状態と、その書き込
みを不可とする状態とに選択的に切り換えることができ
る。
【0016】また、図1に示すように、このカートリッ
ジ筐体10の下面の略中央部には、略扇形をなす開口窓
20が設けられている。この開口窓20は180°より
もやや大きめの扇形をなしており、その扇の要となる部
分はカートリッジ筐体10の略中央部に設定されてい
て、扇の両端縁20aは、挿入方向Xと略45°の角度
で交差するように設定されている。この開口窓20に関
連させて、カートリッジ筐体10の前面の略中央部及び
ガイド溝14のある側面の略中央部には、開口窓20の
外周側周縁から前面及び側面の中途部まで達する所定幅
の前切欠き部10b及び横切欠き部10cが設けられて
いる。従って、2つの切欠き部10b,10cは、開口
窓20の扇の要となる中央部を中心にして略90°の角
度を隔てて設置されている。
【0017】このカートリッジ筐体10の開口窓20内
には、当該開口窓20よりもやや小型であって同程度の
展開角度を有する略半円形の内装カバー21が設けられ
ている。この内装カバー21は、略半円形をなす下面板
21aと、この下面板21aの外周縁に連続させて立ち
上げられた外周面板21bとを有している。この内装カ
バー21の下面板21aにおける扇の要となる部分に
は、回転シャッタ12を回転自在に支持するための軸受
穴21cが設けられている。そして、外周面板21bの
端縁を、例えば接着剤等の固着手段(その他、接触面を
溶着させて固着してもよい。)で上ハーフの内面に接着
することにより、この内装カバー21がカートリッジ筐
体10と一体的に構成されている。
【0018】この内装カバー21の内面とカートリッジ
筐体10の内面との間には上述したディスク収納室が形
成され、このディスク収納室内に光ディスクDが、その
上下方向及び直径方向に所定の隙間をあけて回転自在に
収納されている。この内装カバー21の、カートリッジ
筐体10に設けられた2つの切欠き部10b,10cと
対応する位置には、図3〜図8に示すように、ディスク
収納室内に収容された光ディスクDの一部を露出させる
ための前開口部11a及び横開口部11bが設けられて
いる。これら前開口部11a及び横開口部11bは、そ
れぞれの切欠き部10b,10cと略同一の幅で半径方
向内側に延在された幅広の切欠き穴からなり、これらの
開口部11a,11bには、必要に応じてどちらか一方
又は両方に、光ディスクDに対して新たな情報を書き込
む記録、及び予め記録されている情報を読み出す再生を
行うためのピックアップ装置(図示せず)のヘッド部と
しての光ヘッドが臨まれる。
【0019】即ち、このディスクカートリッジKDが使
用されるディスク記録再生装置において、ピックアップ
装置を1個使用する場合には、ディスクカートリッジK
Dが装着される所定位置の前開口部11a又は横開口部
11bと対応する任意の一方の位置にピックアップ装置
を設置することができ、この場合には対応する一方の開
口部11a又は11b内に光ヘッドが臨むことになる。
また、ピックアップ装置を2個使用する場合には、ディ
スクカートリッジKDが装着される所定位置の前開口部
11a及び横開口部11bと対応する双方の位置にピッ
クアップ装置が設置され、この場合には両方の開口部1
1a及び11b内にそれぞれ光ヘッドが個別に臨むこと
になる。
【0020】このような内装カバー21の外側には、前
開口部11a及び横開口部11bを開閉するためのシャ
ッタの一具体例を示す回転シャッタ12が回転自在に設
けられている。この回転シャッタ12は、略90°の展
開角度を有する扇形をなす開閉板12aと、この開閉板
12aの半径方向内側に連続して設けられたリング状を
なす回転支持部12bと、開閉板12aの半径方向外側
に連続して設けられた段部12cと、この段部12cに
連続して半径方向外側へ展開された外周平面部12d
と、この外周平面部12dに連続して垂直に折り曲げる
ように形成されたスカート部としての外周垂直部12e
とを備えている。
【0021】この回転シャッタ12の回転支持部12b
の内周縁は、図9及び図10に断面して示すように内側
に折り返すように曲げられて内装カバー21の軸受穴2
1cに係合されており、これにより回転シャッタ12が
軸受穴21cにガイドされて回転するようになってい
る。回転シャッタ12の開閉板12aは、前開口部11
aと横開口部11bとを一度に閉じることができると共
に、時計方向及び反時計方向のどちらに回転させたとき
にも、その周方向の端縁が開口窓20の端縁20aに当
接する状態においては、その反対側に位置する開口部1
1a又は11bの略全体を開放できるように構成されて
いる。
【0022】この回転シャッタ12の段部12cは、内
装カバー21の外周面板21bの半径方向外側に位置す
るように設けられ、その外側に位置する外周平面部12
dは、カートリッジ筐体10のオーバラップ部10dの
内側に入り込むように設けられている。このオーバーラ
ップ部10dで外周平面部12dの浮き上がりを防止す
ることにより、回転シャッタ12の外周部がカートリッ
ジ筐体10から外れないようにしている。
【0023】更に、前開口部11a及び横開口部11b
の各正面を閉じるように設けられた回転シャッタ12の
外周垂直面12eの外周面には、多数の凸部22が周方
向に略等間隔に設けられている。これらの凸部22は、
横方向から加えられる外力を受けて回転シャッタ12を
回転させるための滑り止めをなすものであり、挿入方向
Xと直交する垂直方向に延びる突条として形成されてい
る。この凸部22は、半球形の凸起として形成してもよ
く、これとは逆に長溝若しくは半球形の穴として形成し
てもよい。
【0024】また、図5及び図9等に示すように、内装
カバー21の前開口部11aと横開口部11bとの間に
設定された扇形部の外周部両端には、半径方向外側に突
出する停止板23,24がそれぞれ設けられている。こ
れら停止板23,24には、上方に開口するスリット2
3a,24aがそれぞれ設けられている。そして、各停
止板23,24の各スリット23a,24aには、回転
シャッタ12の外周平面部12dに立設されたバネ圧縮
ピン25,26がそれぞれ周方向へ通過可能に挿入され
ている。
【0025】これら停止板23,24間で内装カバー2
1の外周面板21bの外側には、回転シャッタ12を初
期位置に設定するための弾性体の一具体例を示すコイル
バネ27が若干圧縮された状態で装着されている。従っ
て、このコイルバネ27は、図10に示すように、内装
カバー21の外周面板21bと、これの反対側に位置す
る回転シャッタ12の外周垂直部12e及び外周水平部
12dとカートリッジ筐体10の上ハーフとで囲まれた
空間部分に収納されている。そして、回転シャッタ12
の回転により、その回転方向の後方に位置するバネ圧縮
ピン25又は26でコイルバネ27が押圧されて、両端
の停止板23,24間を圧縮されつつ移動するようにな
っている。
【0026】また、光ディスクDは、図9及び図10に
示すように、中央部に設けられたハブ部6と、このハブ
部6から半径方向外側に展開されたディスク部7とを有
する円盤体からなり、ディスク部7の一面である下面に
は、光学ヘッドの対物レンズが対向される情報記録の可
能な情報記録面が設けられている。この光ディスクDの
ハブ部6にはハブ穴6aが設けられていて、このハブ穴
6aには、ディスク記録再生装置に設けられたターンテ
ーブルに装着するための鉄板等の磁性体からなるチャッ
キングプレート8が嵌合固定されている。この光ディス
クDの材質としては、例えば、ポリカーボネート(P
C)やポリオレフィン等の合成樹脂が好適であるが、他
の合成樹脂を用いることができることは勿論のこと、合
成樹脂以外であっても、例えば、ガラス材やアルミニウ
ム合金等の各種の材質のものを用いることができる。
【0027】尚、上述したカートリッジ筐体10、内装
カバー21及び可動片18の材質としては、例えば、A
BS樹脂(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹
脂)、HIPS(高衝撃性ポリスチレン)、PP(ポリ
プロピレン)等の合成樹脂が好適であるが、その他の合
成樹脂を適用することもできる。また、回転シャッタ1
2の材質としては、例えば、耐食性の高いステンレス
鋼、アルミニウム合金等の金属が好適であるが、各種の
合成樹脂を使用することもできる。この場合、回転シャ
ッタ12をステンレス鋼等の折曲加工の容易な材料で形
成することにより、この回転シャッタ12の回転支持部
12bを内装カバー21の軸受穴21cに回転自在に嵌
合させるための手段として、例えばカシメやバーリング
等の加工を施して容易に取り付けることができる。
【0028】このような構成を有するディスクカートリ
ッジKDは、例えば、図15に示すような外観構成を有
するディスク記録再生装置30に使用される。このディ
スク記録再生装置30は、ディスクカートリッジKDが
挿入されるカートリッジ挿入口31を有する装置本体3
2を備えている。この装置本体32の内部には、挿入さ
れたディスクカートリッジKDを所定位置に搬送して位
置決め保持するカートリッジ装填機構を備えており、こ
のカートリッジ装填機構には、回転シャッタ12を回転
させるためのシャッタ回転ローラ33又は34が設けら
れている。
【0029】これらのシャッタ回転ローラ33,34
は、使用されるピックアップ装置が1個のときには、ど
ちらか一方があればよいもので、前開口部11aを使用
する場合には、ディスクカートリッジKDの正面に配置
されて用いられ、横開口部11bを使用する場合には、
ディスクカートリッジKDの側面に配置されて用いられ
る。一方、ディスク記録再生装置30がピックアップ装
置を2個使用するものである場合には、両シャッタ回転
ローラ33,34が使用されることになる。
【0030】そして、このシャッタ回転ローラ33又は
34には、ディスクカートリッジKDが所定位置に搬送
されて位置決め保持された状態で、カートリッジ筐体1
0の前切欠き部10bにはシャッタ回転ローラ33が、
また、カートリッジ筐体10の横切欠き部10cにはシ
ャッタ回転ローラ34が入り込み、それぞれ回転シャッ
タ12の外周垂直部12eと接触する。このディスクカ
ートリッジKDの装着後、図示しない駆動機構によって
シャッタ回転ローラ33又は34を回転駆動することに
より、後述するように回転シャッタ12が回転され、そ
の回転方向に応じて前開口部11a及び横開口部11b
が選択的に開閉される。
【0031】このディスク記録再生装置30に装着され
る前のディスクカートリッジKDは、図1〜図4に示す
ように、コイルバネ27の働きによって回転シャッタ1
2が中央部の中立位置に位置しており、このとき前開口
部11a及び横開口部11bは共に閉じられた状態にあ
る。
【0032】この状態から、ディスクカートリッジKD
の正面に位置するシャッタ回転ローラ33を回転駆動
し、図6及び図7に示すように、回転シャッタ12を時
計方向に回転させると、この回転シャッタ12に一体的
に設けられた2個のバネ圧縮ピン25,26が同様に時
計方向に回動される。これにより、前側のバネ圧縮ピン
25が前開口部11a側の停止板23のスリット23a
から抜け出し、同時に横側のバネ圧縮ピン26が横開口
部11b側の停止板24のスリット24aからコイルバ
ネ27側に入り込む。
【0033】このとき、回転シャッタ12を中立位置に
保持しているコイルバネ27の一端を支持している前側
の停止板23が移動しないため、コイルバネ27は、そ
の一端を固定された状態で他端側がバネ圧縮ピン26に
よって圧縮される。このバネ圧縮ピン26の回動によ
り、コイルバネ27が図7のように圧縮されて縮めら
れ、横開口部11bが開口される。この回転シャッタ1
2を回す力が取り除かれると、コイルバネ27の付勢力
によってバネ圧縮ピン26が押し戻される。そして、コ
イルバネ27の他端が横側の停止板24に突き当たるま
で回転シャッタ12が反時計方向に回転され、これによ
り、横開口部11bが閉じられて元の位置に戻される。
【0034】このような回転シャッタ12の回転による
開口部の開閉動作は、ディスクカートリッジKDの側面
に位置するシャッタ回転ローラ34を回転駆動して行う
場合も同様である。このとき、シャッタ回転ローラ34
で回転シャッタ12を回転させると、図8に示すよう
に、前開口部11aが開かれることになる。
【0035】本発明の第2の例は、図11〜図14に示
すように、回転シャッタ42を1/4回転あまり回転さ
せて開口部41を90°又は90°以上の角度を開口さ
せるようにしたものである。この第2の例が第1の例と
異なる点は、内装カバー44の展開角度を大きくして開
口部41を広くする一方、回転シャッタ42を自動的に
閉じるためのコイルバネを無くしたことであり、その他
の構成は同様である。そのため、重複する構成について
は、第1の例と同様の符号を付してその説明を省略し、
カートリッジ筐体40と回転シャッタ42と内装カバー
44の変更部分について説明する。
【0036】図11及び図13に示すように、このカー
トリッジ筐体10の下面の略中央部に設けられた開口窓
40は、180°よりも十分に大きな扇形をなしてお
り、ガイド溝14が設けられた側に扇の中心側が位置す
るように設けられている。この開口窓40の扇の一方の
端縁40aは挿入方向Xと略平行に設定されていて、そ
の外周側には、回転シャッタ12の先導部42が嵌まり
込む収納部40bが設けられている。
【0037】このカートリッジ筐体10の開口窓40内
には、当該開口窓40よりもやや小型であって同程度の
展開角度を有する略半円形の内装カバー21が設けられ
ており、この内装カバー21の下面板21aには、略9
0°の展開角度を有する扇形をなす開口部41が設けら
れている。この開口部41の周方向の一方の端縁は挿入
方向Xと略平行に設定されていると共に、他方の端縁は
挿入方向Xと直交する方向Yに設定されている。そし
て、この開口部41の他方の端縁には、カートリッジ筐
体10の側面に設けられた横切欠き部10cが連通され
ている。
【0038】回転シャッタ12の開閉板12aは、上述
した第1の例の回転シャッタ12に先導部42を付け加
えたような形状をなしている。そして、外周垂直部12
eを無くする一方、外周水平部12dの外周縁全体に鋸
歯状の凸部43を設け、この凸部43にシャッタ回転ロ
ーラ34を接触させて、回転シャッタ12を略1/4回
転あまり回動できるように構成されている。この回転シ
ャッタ12が完全に開いた状態では、図13及び図14
に示すように、回転シャッタ12の先導部42の先端部
まで設定された凸部43は、横切欠き部10c内に露出
されてシャッタ回転ローラ34と接触するようになされ
ている。
【0039】このような構成を有する本願発明の第2の
例によれば、シャッタ回転ローラ34を駆動して回転シ
ャッタ12を回転させることにより、その回転方向に応
じて、図11に示す開口部41を開いた状態と、図13
に示す開口部41を閉じた状態とを選択的に取ることが
できる。特に、この第2の例によれば、開口部41が9
0°又はそれ以上の大きさに開口されるため、2つの光
学ピックアップ装置の2つの光学ヘッドを同時に開口部
41に臨ませ、複数の方向から2つの光学ヘッドで情報
信号の読取り及び/又は書込み動作を同時に行うことが
できる。
【0040】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、上記実施の例におい
ては、本発明に係るディスクカートリッジKDのディス
ク状記憶媒体として、書込みと消去が可能な書換形光デ
ィスクを適用した例について説明したが、1度記録する
と永久的な記録となる追記形光ディスクでも良く、更に
読出しのみが可能な再生専用の光ディスクに適用できる
ことは勿論である。更に又、光ディスクのみならず、光
磁気ディスクや磁気ディスク等のように他の記録方式の
ディスク状記憶媒体を使用することもできる。
【0041】また、上記実施の例においては、弾性体と
してコイルバネ27を適用した例について説明したが、
ゴム或いはこれに類似した合成樹脂等のゴム状弾性体を
使用することもできる。更に、ディスク状記憶媒体をタ
ーンテーブルに圧着させる方法として、マグネットの磁
力でチャッキングプレート8をターンテーブルに吸引す
るマグネット吸着方式を適用した例について説明した
が、例えば、スプリングを用いるスプリング圧着方式、
情報記録ディスクの自重によるディスク自重方式等各種
の圧着方式を適用することができる。このように、本発
明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるもの
である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シャッタをカートリッジ筐体に回転自在に取り付けると
共に、その開閉部を周方向へ90°又は90°を超える
角度範囲の略扇形に形成したため、ピックアップ装置の
位置をディスクカートリッジの挿入方向に対して同一の
方向及び直交する方向のいずれにも配置することがで
き、また、同時に2つの方向に配置することもできる。
そのため、パーソナルコンピュータに組み込んで使用す
るドライブ装置に用いて好適であると共に、このドライ
ブ装置を単独で用いて携帯用ディスク記録再生装置とし
て使用する場合にも好適なディスクカートリッジを提供
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジの第1の例
を下面側から見た状態を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るディスクカートリッジの第1の例
を上面側から見た状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るディスクカートリッジの第1の例
を示す底面図である。
【図4】図3に示すディスクカートリッジの要部を拡大
して一部を断面した状態の説明図である。
【図5】図1に示すディスクカートリッジのA−A線部
分を拡大して断面した状態の斜視図である。
【図6】図1に示すディスクカートリッジの回転シャッ
タを時計方向に回転して横開口部を開口した状態を示す
斜視図である。
【図7】図6に示すディスクカートリッジの要部を拡大
して一部を断面した状態の説明図である。
【図8】図1に示すディスクカートリッジの回転シャッ
タを反時計方向に回転して前開口部を開口した状態を示
す斜視図である。
【図9】図3に示すディスクカートリッジのB−B線部
分の拡大断面図である。
【図10】図3に示すディスクカートリッジのC−C線
部分の拡大断面図である。
【図11】本発明に係るディスクカートリッジの第2の
例を下面側から見た状態を示す斜視図である。
【図12】本発明に係るディスクカートリッジの第2の
例を上面側から見た状態を示す斜視図である。
【図13】図11に示すディスクカートリッジの回転シ
ャッタを時計方向に回転して開口部を開口した状態を示
す斜視図である。
【図14】図11に示すディスクカートリッジの要部を
拡大した状態の断面図である。
【図15】本発明に係るディスクカートリッジが使用さ
れるディスク記録再生装置を示す斜視図である。
【図16】従来のディスクカートリッジの第1の例を示
す斜視図である。
【図17】従来のディスクカートリッジの第2の例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 カートリッジ筐体、 10a,10b 切欠き
部、 11a 前開口部、 11b 横開口部、 12
回転シャッタ、 20,40 開口窓、 21 内
装カバー、 22,43 凸部、 23,24 停止
板、 25,26バネ圧縮ピン、 27 コイルバネ
(弾性体)、 30 ディスク記録再生装置、 33,
34 シャッタ回転ローラ、 41 開口部、 42
先導部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島津 彰 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ筐体内にディスク状記憶媒
    体を回転自在に収納し、上記ディスク状記憶媒体に対し
    て情報の記録及び/又は再生を行うためのピックアップ
    装置のヘッド部が臨む上記カートリッジ筐体に設けた開
    口部をシャッタにより開閉自在に構成したディスクカー
    トリッジにおいて、 上記シャッタを上記カートリッジ筐体に回動自在に取り
    付けると共に、上記開口部を開閉するためのシャッタの
    開閉部を周方向へ90°又は90°を超える角度範囲を
    有する略扇形に形成したことを特徴とするディスクカー
    トリッジ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記カートリッジ筐体の開口部は、上記ピックアップ装
    置に対して接近する方向とこれに直交する方向との2箇
    所に設け、上記シャッタを正転又は逆転させることによ
    り2箇所の上記開口部のいずれか一方を選択的に開口さ
    せるようにしたことを特徴とするディスクカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記シャッタは、自由状態では弾性体のバネ力によって
    2箇所の上記開口部が共に閉じられ、当該シャッタがい
    ずれかの方向に回転したときには開口された開口部を閉
    じる方向へシャッタを付勢するようにしたことを特徴と
    するディスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記カートリッジ筐体の開口部は、上記ピックアップ装
    置に対して接近する方向とこれに直交する方向との二方
    向から接近する上記ヘッド部が上記ディスク状記憶媒体
    に臨み得る大きさの略扇形の形状を有し、上記シャッタ
    の回動により上記開口部の略全体を開閉可能としたこと
    を特徴とするディスクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のディスクカートリッジに
    おいて、 上記シャッタの外周縁には、当該シャッタに回転力を伝
    えるための凸部又は凹部を周方向に所定間隔隔てて多数
    設けたことを特徴とするディスクカートリッジ。
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Cited By (8)

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