JPH10321359A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH10321359A
JPH10321359A JP12973597A JP12973597A JPH10321359A JP H10321359 A JPH10321359 A JP H10321359A JP 12973597 A JP12973597 A JP 12973597A JP 12973597 A JP12973597 A JP 12973597A JP H10321359 A JPH10321359 A JP H10321359A
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Yoshio Kaneko
精夫 金子
Hiroyuki Koide
宏之 小出
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Hitachi Hometec Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体背面縦壁より水や油等が機体内に侵入し
て電装部品等に付着することを防止する。 【解決手段】 機体の背面縦壁の上部排気口16には防
水板17、下部排気口11にはこれを大きく覆うコの字
形の防水カバー12を設けた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ホテル、レストラン、飲食店
等の厨房で業務用として使用される電磁調理器と呼ばれ
ているインダクション加熱方式の加熱調理器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭で使用されている出力1kW強
のインダクションヒータでは、能力も小さいため内部発
熱が少なく、長時間の連続使用も少ない。また設置状態
も台やテーブル上に置かれるため、排気の出口は、機体
の側面あるいは下部に設けても問題はなかった。
【0003】しかし、業務用で使用されるものは、出力
2〜5kWあるいはそれ以上と大きくなっている。ま
た、長時間の連続使用も多く、内部の発熱も一般家庭用
の小形機に比べ高温になる。また、設置状態も狭いとこ
ろに複数台並べて設置されることも多く且つ環境条件も
温度、湿度共高い場合が多い。よって機体の冷風路は冷
却効率を向上させるため通風抵抗が少ないものが要求さ
れる。従って加熱コイルやスイッチング素子等の電子部
品の被冷却体を冷却した冷却風は機体に設けられた排気
口から速やかに排出させたい。よって、排気通路は単純
で通風抵抗を出来るだけ小さくしている。
【0004】電磁調理器は煮物、茹で物等水を多く使う
調理が行われるので、調理中に電磁調理器のトッププレ
ート上に水をこぼしたりする事がある。また、調理の際
汚れた電磁調理器を清掃する時に水が使用される。この
ような時、まれにではあるが排気口の上部から水が滴下
される事がある。
【0005】業務用に使用されている電磁調理器の排気
通路形態は、機体背面の縦壁面にスリットが設けられて
ここから排気が機体の外に排出される。この形態では機
体の排気口を厨房の壁面に押しつけて設置することは不
可能であるため、通常後方に大きく張り出したテンバン
を設けこのテンバンの後方にスリットを設けている。こ
れにより機体の回りが壁面あるいは他の機体と接する状
態で設置されても、機体の背面に設けられた排気口から
排出された冷却風は、テンバン後部のスリットから外部
に排出されるものである。テンバン面に排気口を形成す
ることにより、複数台の機体をIランド型に設置しても
排気筒の突起が無く使い勝手が良い構造である。
【0006】このように各種設置条件に対応する構造と
しているため、テンバンに排気口を設けている。よって
テンバン上で水をこぼした場合これが機体内に侵入し
て、電装部品や配線の充電部に付着し漏電や短絡事故を
起こすことがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の通り、業務用の
厨房機器の使用条件は一般家庭用機器に比べ非常に厳し
い中で使用されている。厳しい使用条件下に於いても実
用上支障無く使用出来るものを提供するために、排気通
路の通風抵抗は増加することなく従来品と同レベルに保
ち且つ排気口からの水の侵入で電装部品や充電部に水が
付着して、電子回路等に損傷を与える事の無い構造にす
るものである。
【0008】排気口から機体内への水侵入の防止策とし
ては、排気口の開口部を被加熱物設置面より上部に設け
るような排気筒を接続することが有効な手段であるが、
このような方法はすでに商品化されており、また機体の
後部に排気筒が接続されていると、大きな被加熱体
(鍋)を乗せる場合にこれに当たる等の支障が出るもの
である。また、複数台の機器を並べて使用する際、後部
同士を合わせて対面式(Iランド式設置)で使用するよ
うに設置したとき排気筒があると作業しにくい等の問題
点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するために、排気筒等の突起物を設けることなく
排気口は、被加熱体設置面と同等面に設けておきなが
ら、機体内に水等の流れ込みがあっても被冷却体までこ
れが達することなく防御する構造で且つ通風抵抗は増加
させない構造の通風経路を構成するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の冷却風の排気通路は、最
終出口部(排気口)は機体の被加熱物設置面と同等面で
あるテンバンに設けるが、テンバンの下側にある機体背
面縦壁に設けられた上部排気口(主として加熱コイルの
冷却風の出口)及び下部排気口(電子部品の冷却風出
口)にそれぞれ防水板、防水カバーを設け、且つ冷却風
排気通路面積は十分確保することにより、冷却性能は低
下させることなく、且つ外部から機体内部に侵入した水
が電装部品および配線の充電部等に達し無い構造とした
インダクション方式の加熱調理器を提供するものであ
る。
【0011】上記のような構成により排気筒を設けるこ
となく排気口は、被加熱体設置面と同等面に保ち径の大
きな被加熱体に於いても支障なく使用出来ると共に、排
気通路の通風抵抗は増加することなく従来品と同レベル
に保ち、且つ排気口から水が侵入することもなく、内蔵
の電装部品に損傷を与えない構造にするものである。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面によって説明す
る。図1は、本発明の加熱調理器の構造概略を示すもの
で側面方向からの断面図である。図2は排気口部分の詳
細を示すもので後方斜視図である。
【0013】図において、1はインダクションヒータに
より加熱される被加熱体の金属容器(例えば鍋等)であ
る。2は高周波電流を流して磁力線を発生する加熱コイ
ルである。3は加熱コイル2の上の被加熱体1との間に
設置した結晶化ガラス製のセラミックプレートであり、
加熱コイル2等の電装部品に水や油、調理中の食材、ゴ
ミ等が侵入するのを防止すると共に、前記の磁力線を通
過させるものである。
【0014】セラミックプレート3上に被加熱体である
金属容器1を乗せている。3′はセラミックプレート3
を組み込んだテンバンである。4は制御回路であり、5
は運転スイッチ6や火力調整スイッチ7等を配備したコ
ントロールパネル部である。
【0015】8は加熱コイル2および制御回路4内の電
装部品を冷却するための冷却ファンである。冷却用の空
気は外部から機体前面下側のフィルター9を通り冷却フ
ァン8よって送り出され1部の空気は、制御回路4部を
覆うダクト10内を通り制御回路4部の電装部品の冷却
を行う。この冷却風は機体の背面の縦壁に設けられた下
部排気口11より排出されるが、この部分に防水カバー
12が設置されている。防水カバー12は、下部排気口
11を大きく覆い外部から水の飛びはねや侵入があって
もここで内部に入るのを防止している。
【0016】防水カバー12は図2に示すように断面コ
の字形をしたカバーであり、機体背面の下部の排気口1
1を覆っているため背面の下部排気口11から排出され
た冷却風は左右方向に分割され防水カバー12の端部1
3の排気口14から排出される。防水カバー12の目的
は機体の周りでの飛び跳ね水や機体のテンバン3′の排
気スリット15部から滴下する水等が機体内部に侵入し
て制御回路4等の電装部品に損傷を与えないために設け
たものであり、背面の下部排気口11は大きく覆われて
いる。
【0017】一方、加熱コイル2への冷却風は背面の上
部排気口16から排出される。上部排気口16はこの上
部からひさし状の大きな防水板17により覆われてい
る。機体内に侵入する水はこの防水板17により防止さ
れている。排出された加熱コイル冷却風は、防水板17
の下側を通り排気される。
【0018】機体の回りに障害物が無い場合は上部排気
口16、及び下部排気口11から排出された冷却風はそ
のまま機体外へ放出される。機体の回りに障害物があっ
て上下排気口16、11から排出されても外部へ放出出
来ない場合は、テンバン3′後方の排気スリット15か
ら上部へ排気される。
【0019】次に上記構成からなる本実施例の作用につ
いて説明する。
【0020】調理中にテンバン3′上にこぼされた水や
油等は、テンバン3′の排気スリット15から機体内部
に滴下するが、上部排気口16は防水板17で覆われて
おり、下部排気口11は防水カバー12で覆われている
ため滴下する水や油が機体内に浸入することはない。
【0021】また、床面に落下した水が飛び跳ねても下
部排気口11は、防水カバー12により大きく覆われて
いるため、これが飛び込む事はない。上部排気口16は
位置的に高いためここまで飛び跳ねたものが来ることは
ない。万一はね上がっても防水カバー12に遮断されて
上部排気口16まで水滴等が達することはない。
【0022】機体の設置場所も図3に示す通り背面側に
シンクの場合もあるがこの場合は、シンクへの物の出し
入れを行う際に、機体の上に水が滴下することもある
が、防水カバーの無い従来のタイプではテンバン3′の
排気スリット15から滴下した水が排気口から浸入し制
御部4のキバンに付着して機体に損傷を与えたが本発明
のものはこのようなトラブルを皆無にできるものであ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、被冷却体の電装部品を
冷却した排気の出口となる部分に防水板、防水カバーを
配備し排気通路を横方向に振ることにより外部から侵入
した水や油等が電装部品に達しない構造にし、水や油侵
入によるトラブルを解消したものである。
【0024】厳しい使用条件下に於いても実用上支障無
く使用出来るものを提供するために、防水カバーで覆わ
れ形成された排気通路の断面積は背面下部排気口の開口
面積より大きくすることで通風抵抗は増加することなく
従来品と同レベルに保ち且つ排気口からの水の侵入で内
蔵の電装部品に損傷を与える事の無い構造にするもので
ある。
【0025】また機体の後部に排気筒を接続することは
なく大きな被加熱体(鍋)を乗せる場合にこれに当たる
等の支障はない。また、複数台の機器を並べて使用する
際、後部同士を合わせて対面式で使用しても問題は無い
ものである。さらに水を多く使用するシンクの近傍に設
置してここからの水はね等があっても実用上支障無く使
用出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので加熱調理器の構
造概略であり側面断面図である。
【図2】同防水カバーの詳細を示したものであり機体の
背面から見た斜視図である。
【図3】同機体の設置例図である。
【符号の説明】
1 金属容器 2 加熱コイル 3 セラミックプレート 4 制御回路 8 冷却ファン 11 下部排気口 12 防水カバー 15 排気スリット 16 上部排気口 17 防水板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱コイルに高周波電流を通電し被加熱
    物内に渦電流を発生し被加熱物自体を発熱させるインダ
    クションヒータを有し、内装電装部品を強制冷却する冷
    却風排気通路を有する加熱調理器において、機体背面縦
    壁に設けられた上部排気口(16)の上方にひさし状の防
    水板(17)を設けるとともに、下部排気口(11)には断
    面コの字状の防水カバー(12)を設け、この防水カバー
    (12)により床面に落下した水等が飛び跳ねても遮断し
    下部排気口(11)及び上部排気口(16)から水滴等が侵
    入しないようにした加熱調理器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006322645A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 組み込み式加熱調理器
JP2008310962A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Hitachi Appliances Inc 誘導加熱調理器
WO2009137989A1 (zh) * 2008-05-14 2009-11-19 Wang Youhong 一种不会脏的电磁炉
JP2009277612A (ja) * 2008-05-19 2009-11-26 Ebara Ballard Corp 排気口カバー及び燃料電池ユニット
JP2011187359A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Panasonic Corp 誘導加熱調理器

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