JPH10322149A - 高周波可変利得増幅器 - Google Patents
高周波可変利得増幅器Info
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- JPH10322149A JPH10322149A JP12735197A JP12735197A JPH10322149A JP H10322149 A JPH10322149 A JP H10322149A JP 12735197 A JP12735197 A JP 12735197A JP 12735197 A JP12735197 A JP 12735197A JP H10322149 A JPH10322149 A JP H10322149A
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Abstract
周波可変利得増幅器に関し、利得変化時に生じる高周波
信号の通過位相の変化を低減し、例えばアレイアンテナ
のように多数の素子アンテナをそれぞれ所定の振幅で励
振する場合に移相器による微調整作業を不要にする。 【解決手段】 ソース接地の第1FETとゲート接地の
第2FETとをカスコード接続した高周波可変利得増幅
器において、第1FETのゲート端子に印加されるバイ
アス電圧と第2FETのゲート端子に印加されるバイア
ス電圧との一方のバイアス電圧を、他方のバイアス電圧
の変化に連動して同方向へ変化させる電圧制御回路を備
えることを特徴とする
Description
テナのように多数の素子アンテナをそれぞれ所定の振幅
で励振するために必要となるカスコード接続FETを用
いた高周波可変利得増幅器に関し、特に利得変化時に生
じる高周波信号の通過位相の変化を低減した高周波可変
利得増幅器に関するものである。
テナを用いるアンテナでは、素子アンテナの種類・配列
及び励振の仕方により種々の機能が得られる特長があ
り、衛星通信や移動体通信などの需要拡大に伴ってその
用途が拡大している。フェーズドアレイアンテナは、多
数の素子アンテナをそれぞれ所定の振幅位相で励振する
ために、高周波信号の振幅を制御する高周波可変利得増
幅器と高周波信号の通過位相を制御する移相器が必要と
なる。
を用いた送信用フェーズドアレイアンテナの構成を示
す。21は入力端子、22は電力分配器、23,24,
25,26は移相器、27,28,29,30は高周波
可変利得増幅器、31,32,33,34はアンテナで
ある。入力端子21から入力された高周波信号は、電力
分配器22で移相器23,24,25,26にそれぞれ
分配され、所要の出力位相に調整される。次に、高周波
可変利得増幅器27,28,29,30で所要の出力振
幅に調整され、それぞれアンテナ31,32,33,3
4から出力される。
変化させた場合に増幅器内で信号の通過位相も変化する
と、利得を変化させた場合にはその都度移相器による通
過位相の微調整作業が必要となる。図12は、従来のカ
スコード接続FETを用いた高周波可変利得増幅器の構
成を示す。この高周波可変利得増幅器は、入力端子1、
入力整合回路2、カスコード接続されたソース接地のF
ET3及びゲート接地のFET4、出力整合回路5、出
力端子6を備える。
ET3のゲート端子に接続される。FET3は、ソース
端子が接地され、ドレイン端子がFET4のソース端子
に接続される。FET3のゲート端子には、ゲートバイ
アス電圧Vgが入力整合回路2を介して印加される。F
ET4は、ゲート端子がキャパシタ7を介して接地さ
れ、ドレイン端子が出力整合回路5を介して出力端子6
に接続される。FET4では、ゲート端子にゲートバイ
アス電圧Vcが印加され、ドレイン端子にドレインバイ
アス電圧Vdが出力整合回路5を介して印加される。キ
ャパシタ7は、FET4のゲートを高周波帯で接地する
ために十分大きな容量値を有している。
は、それぞれインダクタとキャパシタの組合せ回路であ
る。したがって、入力整合回路2に印加されるゲートバ
イアス電圧Vgは、そのままFET3のゲート端子に加
わり、出力整合回路5に印加されるドレインバイアス電
圧Vdは、そのままFET4のドレイン端子に加わる。
入力端子1から入力された高周波入力信号は、カスコー
ド接続されたFET3及びFET4で順次増幅され、出
力端子6から出力される。このとき、カスコード接続さ
れたFET3及びFET4の両者とも飽和領域で動作す
るバイアス条件に設定した場合に大きな利得が得られ
る。この状態から利得を減少させるには、FET4のゲ
ート端子に印加されるゲートバイアス電圧Vcを小さく
し、ドレインバイアス電圧VdのうちFET3のドレイ
ン端子にかかるドレインバイアス電圧配分Vd1を小さ
くしてFET3の相互コンダクタンスを小さくする動作
を行えば良い。
波可変利得増幅器においてゲートバイアス電圧Vcを変
化させた場合の小信号入力時の利得及び通過位相の変化
の実測値を示す。FET3及びFET4は、両者ともゲ
ート幅が300μmのGaAsMESFETであり、測
定周波数はl.9GHzである。ドレインバイアス電圧
Vdは、4Vであり、ゲートバイアス電圧Vgは、−l
Vで一定である。図13において、ゲートバイアス電圧
Vcが0.75Vのときに利得が最大値(19dB)に
なり、このときの通過位相を基準にすると、ゲートバイ
アス電圧Vcを小さくした場合に利得が減少するととも
に通過位相も遅れることがわかる。
25Vのときに利得が−15dB、通過位相が−65゜
になる。つまり、34dBの利得変化で65゜の位相変
化が生じることになる。これは、ゲートバイアス電圧V
cを小さくした場合にFET3にかかるドレインバイア
ス電圧配分Vd1が小さくなり、FET3の動作点が飽
和領域から線形領域に移動するため、増幅器内で高周波
信号の通過位相の急激な変化が生じるからである。
用いた高周波可変利得増幅器においては、利得を変化さ
せた場合に出力位相も大きく変化するため、利得を変化
させた場合にはその都度移相器による通過位相の微調整
作業が必要となるという問題点があった。本発明の目的
は、利得変化時に生じる高周波信号の通過位相の変化を
低減し、例えばアレイアンテナのように多数の素子アン
テナをそれぞれ所定の振幅で励振する場合に、移相器に
よる微調整作業を不要にできる高周波可変利得増幅器を
提供することにある。
は、ソース接地の第1FETとゲート接地の第2FET
とをカスコード接続した高周波可変利得増幅器におい
て、第1FETのゲート端子に印加されるバイアス電圧
と第2FETのゲート端子に印加されるバイアス電圧と
の一方のバイアス電圧を、他方のバイアス電圧の変化に
連動して同方向へ変化させる電圧制御回路を備えること
を特徴とする。
ト端子に印加されるバイアス電圧と第2FETのゲート
端子に印加されるバイアス電圧との一方のバイアス電圧
が例えば小さくなると、それに連動して他方のバイアス
電圧を減少させる。これにより、利得変化時に生じる高
周波信号の通過位相の変化を低減できる。請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の高周波可変利得増幅器に
おいて、電圧制御回路は、第1FETのゲート端子と第
2FETのゲート端子との間を接続する第1抵抗素子
と、一端が第1FETのゲート端子に接続される第2抵
抗素子とを備え、第2抵抗素子の他端に印加するバイア
ス電圧と第2FETのゲート端子に印加するバイアス電
圧とでもって第1FETのゲート端子に印加するバイア
ス電圧を発生することを特徴とする。
ト端子に印加するバイアス電圧の変化に連動して第1F
ETのゲート端子に印加する適切なバイアス電圧を発生
できる。請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の高
周波可変利得増幅器において、電圧制御回路は、第1F
ETのゲート端子と第2FETのゲート端子との間を接
続する第1抵抗素子と、一端が第2FETのゲート端子
に接続される第2抵抗素子とを備え、第2抵抗素子の他
端に印加するバイアス電圧と第1FETのゲート端子に
印加するバイアス電圧とでもって第2FETのゲート端
子に印加するバイアス電圧を発生することを特徴とす
る。
ト端子に印加するバイアス電圧の変化に連動して第2F
ETのゲート端子に印加する適切なバイアス電圧を発生
できる。請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の高
周波可変利得増幅器において、電圧制御回路は、ドレイ
ン端子が第2FETのゲート端子に接続され、ソース端
子が第1FETのゲート端子に接続され、ゲート端子が
第1抵抗素子を介してドレイン端子に接続されるととも
に、第2抵抗素子及び第3抵抗素子の直列回路を介して
ソース端子に接続される第3FETを備え、第3FET
は、第2FETのゲート端子に印加するバイアス電圧と
第2抵抗素子と第3抵抗素子との接続端に印加するバイ
アス電圧とを第1抵抗素子と第2抵抗素子との電圧分圧
回路で分圧した電圧値を動作点電圧とし、第3抵抗素子
によって第1FETのゲート端子に印加するバイアス電
圧を発生することを特徴とする。
形特性を利用して広い利得可変範囲において第1FET
のゲート端子に印加する適切なバイアス電圧を発生でき
る。請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の高周波
可変利得増幅器において、第3FETのドレイン端子と
第2FETのゲート端子との間を第4抵抗素子で接続
し、第3FETのドレイン端子に第5抵抗素子の一端を
接続し、第3FETの動作点電圧を、第5抵抗素子の他
端に印加するバイアス電圧と第2抵抗素子と第3抵抗素
子との接続端に印加するバイアス電圧とでもって規定す
ることを特徴とする。
点を任意に設定して第1FETのゲート端子に印加する
適切なバイアス電圧を発生できる。
を参照して説明する。
する実施形態の高周波可変利得増幅器の構成を示す。な
お、図12に示す従来例と同一構成部分には、同一符号
名称を付してある。以下の各実施形態において同じであ
る。この第1実施形態の高周波可変利得増幅器は、図1
2に示した従来の高周波可変利得増幅器において、ソー
ス接地のFET3のゲート端子とゲート接地のFET4
のゲート端子との間に、電圧制御回路8を設けたもので
ある。
T4)のゲート端子に印加されるバイアス電圧Vg(ま
たはVc)を変化させた場合にそれと連動して同方向に
変化するバイアス電圧Vc(またはVg)を発生し、そ
れをFET4(またはFET3)のゲート端子に印加す
る動作を行う。入力端子1から入力された高周波入力信
号は、カスコード接続されたFET3及びFET4で順
次増幅され、出力端子6から出力される。このとき、F
ET4のバイアス電圧Vcを小さくして利得を減少させ
た場合に、電圧制御回路8は、図2に示すように、それ
に連動して減少する適切なバイアス電圧Vgを発生し、
それをFET3のゲート端子に印加する。これにより、
図3に示すように、増幅器内で発生する通過位相の変化
を低減することができる。
せた場合に電圧制御回路8で発生すべきゲートバイアス
電圧Vgの変化の実測値を示す。即ち、図2は、ゲート
バイアス電圧Vcを0.75Vから−2.75Vまで
0.25V間隔で変化させ、それぞれの電圧において増
幅器内の遅延位相を最小にするゲートバイアス電圧Vg
を求め、プロットしたものである。したがって、図2に
示すゲートバイアス電圧Vcとゲートバイアス電圧Vg
との関係曲線は、この第1実施形態の電圧制御回路8の
入出力特性を示すことになる。
せた場合の小信号入カ時の利得及び通過位相の変化の実
測値を示す。図3において、ゲートバイアス電圧Vcが
0.75Vのときの利得は19dBである。このときの
通過位相を基準にすると、ゲートバイアス電圧Vcを小
さくした場合でも利得は減少するが通過位相はほとんど
変化しないことがわかる。
75Vのときの利得は−15dBである。したがって、
図2に示す特性の電圧制御回路8を用いれば、この利得
変化の範囲内での通過位相の変化は、3゜以内に改善で
きる。つまり、従来構成と比較して、同じ利得減衰量3
4dBを得るのに通過位相の変化が65゜から3゜に改
善できることがわかる。
する実施形態の高周波可変利得増幅器の構成を示す。こ
の第2実施形態の高周波可変利得増幅器は、第1実施形
態の電圧制御回路8を第1抵抗素子R1と第2抵抗素子
R2との電圧分圧回路で構成し、FET4のゲート端子
に印加するゲートバイアスVcを変化させた場合に、電
圧分圧回路がそれに連動してFET3のゲート端子に印
加するゲートバイアス電圧Vgを発生するようにしたも
のである。
子とFET4のゲート端子との間を接続する。第2抵抗
素子R2は、一端がFET3のゲート端子に接続され、
他端にバイアス電圧Vsが印加される。したがって、第
1抵抗素子R1と第2抵抗素子R2との電圧分圧回路
は、式(1)に示す関係式に従ってゲートバイアス電圧
Vgを発生する。なお、式(1)において、R1は第1
抵抗素子R1の抵抗値、R2は第2抵抗素子R2の抵抗
値である。
線で近似し、所要の利得変化が得られる範囲で、第1抵
抗素子R1の抵抗値、第2抵抗素子R2の抵抗値及びバ
イアス電圧Vsの値を決定することにより、利得変化時
の通過位相の変化を低減することができる。
幅器においてゲートバイアス電圧Vcを変化させた場合
に電圧制御回路である電圧分圧回路で発生するゲートバ
イアス電圧Vgの変化の実測値を示す。ここで、第1抵
抗素子R1の抵抗値は600Ω、第2抵抗素子R2の抵
抗値は150Ω、バイアス電圧Vsは−l.43Vであ
る。なお、バイアス回路に流れる電流値は3mA以下で
あった。
可変利得増幅器においてゲートバイアス電圧Vcを0.
75Vから−2.75Vまで0.25V間隔で変化させ
た場合の小信号入力時の利得と通過位相の変化の実測値
の比較を示す。図6において、ゲートバイアス電圧Vc
が0.75Vのときの利得は19dBである。このとき
の通過位相を基準にすると、ゲートバイアス電圧Vcを
小さくした場合に通過位相の変化を低減することができ
ることがわかる。
25Vのときの利得は−6dBであり、この利得変化の
範囲内での通過位相の変化は6゜以内に改善されてい
る。また、ゲートバイアス電圧Vcが−2.5Vのとき
の利得は−14dBであり、この利得変化の範囲での通
過位相の変化は21゜以内に改善されている。
する実施形態の高周波可変利得増幅器の構成を示す。こ
の第3実施形態の高周波可変利得増幅器は、第1実施形
態の電圧制御回路8を第1抵抗素子R1と第2抵抗素子
R2との電圧分圧回路で構成し、FET3のゲート端子
に印加するゲートバイアスVgを変化させた場合に、電
圧分圧回路がそれに連動してFET4のゲート端子に印
加するゲートバイアス電圧Vcを発生するようにしたも
のである。
子とFET4のゲート端子との間を接続する。第2抵抗
素子R2は、一端がFET4のゲート端子に接続され、
他端にバイアス電圧Vsが印加される。したがって、第
1抵抗素子R1と第2抵抗素子R2との電圧分圧回路
は、式(2)に示す関係式に従ってゲートバイアス電圧
Vcを発生する。なお、式(2)おいて、R1は第1抵
抗素子R1の抵抗値、R2は第2抵抗素子R2の抵抗値
である。
次直線で近似し、所要の利得変化が得られる範囲で、第
1抵抗素子R1の抵抗値、第2抵抗素子R2の抵抗値抵
抗値及びバイアス電圧Vsの値を決定することにより、
利得変化時の通過位相の変化を第2実施形態と同様に低
減することができる。
対応する実施形態の高周波可変利得増幅器の構成を示
す。この第4実施形態の高周波可変利得増幅器は、第1
実施形態の電圧制御回路8をFET9で構成し、FET
4のゲート端子に印加するゲートバイアスVcを変化さ
せた場合に、FET9の非線形特性を利用してFET3
のゲート端子に印加するゲートバイアス電圧Vgを図2
に示した曲線に近い形で発生できるようにしたものであ
る。
素子R1を介してドレイン端子に接続されるとともに、
第2抵抗素子R2及び第3抵抗素子R3の直列回路を介
してソース端子とFET3のゲート端子とに接続され、
ドレイン端子が第4抵抗素子R4を介して第2FETの
ゲート端子に接続される。そして、このドレイン端子に
は第5抵抗素子R5の一端が接続され、第5抵抗素子R
5の他端には、バイアス電圧Vsが印加される。また、
第2抵抗素子R2と第3抵抗素子R3の接続端には、バ
イアス電圧Vbが印加される。
ス電圧Vaは、第4抵抗素子R4と第5抵抗素子R5か
らなる電圧分圧回路が、ゲートバイアス電圧Vcとバイ
アス電圧Vsを分圧して形成する。また、FET9のゲ
ートバイアス電圧は、第1抵抗素子R1と第2抵抗素子
R2からなる電圧分圧回路が、バイアス電圧Vaとバイ
アス電圧Vbを分圧して形成する。そして、第3抵抗素
子R3は、FET9に流れる電流を電圧に変換し、ゲー
トバイアス電圧Vgを取り出す電流−電圧変換素子とし
て機能している。
抵抗値、第2抵抗素子R2の抵抗値、第3抵抗素子R3
の抵抗値、第4抵抗素子R4の抵抗値、第5抵抗素子R
5の抵抗値及びバイアス電圧Vb、Vsの値を適切に設
定することで、FET4のゲート端子に印加するゲート
バイアス電圧Vcを変化させてFET9の動作点を変化
させることができ、FET3のゲート端子に印加するゲ
ートバイアス電圧Vgを非線形に変化させることができ
る。これにより、所要の利得変化が得られる範囲で図2
に示した曲線を図9に示すように近似することにより、
図10に示すように利得変化時の通過位相の変化を低減
することができる。
5Vから−2.75Vまで0.25V間隔で変化させた
場合に電圧制御回路であるFET9が発生するゲートバ
イアス電圧Vgの変化の実測値を示す。ここに、第1抵
抗素子R1の抵抗値は1100Ω、第2抵抗素子R2の
抵抗値は400Ω、第3抵抗素子R3の抵抗値は650
Ω、第4抵抗素子R4の抵抗値は210Ω、第5抵抗素
子R5の抵抗値は750Ω、バイアス電圧Vsは0.7
5V、バイアス電圧Vbは−2.1V、FET9のゲー
ト幅は100μmである。なお、バイアス回路に流れる
電流値は4mA以下であった。
波可変利得増幅器においてゲートバイアス電圧Vcを
0.75Vから−2.75Vまで0.25V間隔で変化
させた場合の小信号入力時の利得と通過位相の変化の実
測値の比較を示す。ゲートバイアス電圧Vcが0.75
Vのときの利得は19dBであり、このときの通過位相
を基準にすると、ゲートバイアス電圧Vcを小さくした
場合に通過位相の変化を低減することができることがわ
かる。
5Vのときに利得は−8dBであり、この利得変化の範
囲での通過位相の変化は7゜以内に改善されている。ま
た、ゲートバイアス電圧Vcが−2.75Vのときの利
得は−18dBであり、この利得変化の範囲での通過位
相の変化は21゜以内に改善されている。ところで、図
8の構成は、請求項5に対応するが、FET4のゲート
バイアス電圧VcとFET9のドレインのバイアス電圧
Vaとを等しくすることが可能であるので、第4抵抗素
子R4と第5抵抗素子R5は省略することができる。即
ち、請求項4に対応する実施形態である。この場合に
は、R4,R5の2つの抵抗素子とバイアス電圧Vsが
不要となる分、回路の簡素化が図れる。
この第4実施形態では、FET9の非線形特性を利用し
た電流・電圧変換回路を適用して曲線近似を行うので、
電圧分圧回路で一次直線近似を行う第2実施形態及び第
3実施形態の場合よりも所要の電圧値を広範囲に亘って
近似することができ、利得変化時の位相変化量を広範囲
に低減することが可能となる利点を有する。
発明は、従来のカスコード接続FETを用いた高周波可
変利得増幅器において、ソース接地の第1FETのゲー
ト端子に印加されるバイアス電圧とゲート接地の第2F
ETのゲート端子に印加されるバイアス電圧との一方の
バイアス電圧を、他方のバイアス電圧の変化に連動して
同方向へ変化させる電圧制御回路を備えるので、第1F
ETのゲート端子に印加されるバイアス電圧と第2FE
Tのゲート端子に印加されるバイアス電圧との一方のバ
イアス電圧が例えば小さくなると、それに連動して他方
のバイアス電圧を減少させることができ、利得変化時に
生じる高周波信号の通過位相の変化を低減できる。した
がって、フェーズドアレイアンテナへの利用のように移
相器と併用する場合に、利得変化時に生じる高周波信号
の通過位相の変化の移相器による微調整作業を不要とし
た高周波可変利得増幅器を実現できる。
記載の高周波可変利得増幅器において、電圧制御回路を
2つの抵抗素子からなる電圧分圧回路で構成でき、本発
明を適用した高周波利得可変増幅器の構成を複雑化させ
ないようにできる。請求項4、5に記載の発明は、請求
項1に記載の高周波可変利得増幅器において、電圧制御
回路を、非線形特性を有するFETで構成してあるの
で、広い利得変化範囲について適切なバイアス電圧を発
生させることが可能となる。
増幅器の構成を示す図である。
1実施形態の電圧制御回路が発生すべきゲートバイアス
電圧Vgの変化の実測値を示す図である。
ゲートバイアス電圧Vcを変化させた場合の小信号入力
時の利得及び通過位相の変化の実測値を示す図である。
増幅器の構成を示す図である。
実施形態の電圧制御回路(電圧分圧回路)が発生するゲ
ートバイアス電圧Vgの変化の実測値を示す図である。
器においてゲートバイアス電圧Vcを変化させた場合の
小信号入力時の利得及び通過位相の変化の実測値の比較
図である。
増幅器の構成を示す図である。
可変増幅器の構成を示す図である。
4実施形態の電圧制御回路(FET)が発生するゲート
バイアス電圧Vgの変化の実測値を示す図である。
幅器においてゲートバイアス電圧Vcを変化させた場合
の小信号入力時の利得及び通過位相の変化の実測値の比
較図である。
用フェーズドアレイアンテナの構成を示す図である。
可変利得増幅器の構成を示す図である。
バイアス電圧Vcを変化させた場合の小信号入力時の利
得及び通過位相の変化の実測値を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ソース接地の第1FETとゲート接地の
第2FETとをカスコード接続した高周波可変利得増幅
器において、 前記第1FETのゲート端子に印加されるバイアス電圧
と前記第2FETのゲート端子に印加されるバイアス電
圧との一方のバイアス電圧を、他方のバイアス電圧の変
化に連動して同方向へ変化させる電圧制御回路を備える
ことを特徴とする高周波可変利得増幅器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の高周波可変利得増幅器
において、 前記電圧制御回路は、 前記第1FETのゲート端子と前記第2FETのゲート
端子との間を接続する第1抵抗素子と、一端が前記第1
FETのゲート端子に接続される第2抵抗素子とを備
え、 前記第2抵抗素子の他端に印加するバイアス電圧と前記
第2FETのゲート端子に印加するバイアス電圧とでも
って前記第1FETのゲート端子に印加するバイアス電
圧を発生することを特徴とする高周波可変利得増幅器。 - 【請求項3】 請求項1に記載の高周波可変利得増幅器
において、 前記電圧制御回路は、 前記第1FETのゲート端子と前記第2FETのゲート
端子との間を接続する第1抵抗素子と、一端が前記第2
FETのゲート端子に接続される第2抵抗素子とを備
え、 前記第2抵抗素子の他端に印加するバイアス電圧と前記
第1FETのゲート端子に印加するバイアス電圧とでも
って前記第2FETのゲート端子に印加するバイアス電
圧を発生することを特徴とする高周波可変利得増幅器。 - 【請求項4】 請求項1に記載の高周波可変利得増幅器
において、 前記電圧制御回路は、 ドレイン端子が前記第2FETのゲート端子に接続さ
れ、ソース端子が前記第1FETのゲート端子に接続さ
れ、ゲート端子が第1抵抗素子を介して前記ドレイン端
子に接続されるとともに、第2抵抗素子及び第3抵抗素
子の直列回路を介して前記ソース端子に接続される第3
FETを備え、 前記第3FETは、前記第2FETのゲート端子に印加
するバイアス電圧と前記第2抵抗素子と第3抵抗素子と
の接続端に印加するバイアス電圧とを第1抵抗素子と第
2抵抗素子との電圧分圧回路で分圧した電圧値を動作点
電圧とし、第3抵抗素子によって前記第1FETのゲー
ト端子に印加するバイアス電圧を発生することを特徴と
する高周波可変利得増幅器。 - 【請求項5】 請求項4に記載の高周波可変利得増幅器
において、 前記第3FETのドレイン端子と前記第2FETのゲー
ト端子との間を第4抵抗素子で接続し、前記第3FET
のドレイン端子に第5抵抗素子の一端を接続し、 前記第3FETの動作点電圧を、前記第5抵抗素子の他
端に印加するバイアス電圧と前記第2抵抗素子と第3抵
抗素子との接続端に印加するバイアス電圧とでもって規
定することを特徴とする高周波可変利得増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12735197A JP3574546B2 (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 高周波可変利得増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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1997
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