JPH10322256A - ダイバーシチ受信装置 - Google Patents
ダイバーシチ受信装置Info
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- JPH10322256A JPH10322256A JP9128725A JP12872597A JPH10322256A JP H10322256 A JPH10322256 A JP H10322256A JP 9128725 A JP9128725 A JP 9128725A JP 12872597 A JP12872597 A JP 12872597A JP H10322256 A JPH10322256 A JP H10322256A
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- circuit
- phase
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フェージングにより片側のブランチの受信レ
ベルが低下した場合には、当該ブランチの復調出力の符
号判定の誤り率は劣化し、符号判定誤りに起因する搬送
波のサイクルスリップの発生率が高くなる。 【解決手段】 重み付け合成後の信号を判定して得られ
る同一の符号判定結果にしたがって各ブランチの基準搬
送波を抽出する。
ベルが低下した場合には、当該ブランチの復調出力の符
号判定の誤り率は劣化し、符号判定誤りに起因する搬送
波のサイクルスリップの発生率が高くなる。 【解決手段】 重み付け合成後の信号を判定して得られ
る同一の符号判定結果にしたがって各ブランチの基準搬
送波を抽出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル移動通信
に利用する。特に、同期検波によるダイバーシチ受信に
関する。
に利用する。特に、同期検波によるダイバーシチ受信に
関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動通信では、マルチパスフ
ェージングによる信号伝送特性の劣化を改善するため、
このフェージングに対して互いに独立な複数の受信回路
からなるブランチを用いて受信するダイバーシチ受信が
広く適用されている。
ェージングによる信号伝送特性の劣化を改善するため、
このフェージングに対して互いに独立な複数の受信回路
からなるブランチを用いて受信するダイバーシチ受信が
広く適用されている。
【0003】ディジタル変調信号のダイバーシチ受信に
おける信号合成方法は、検波後選択ダイバーシチ受信が
比較的容易に実現できるために一般的である。その一方
で、シンボル周波数に比較してフェージング周波数が極
めて低い通信回線では、検波方法に同期検波を用いるこ
とにより遅延検波に比較して特性が改善されることが知
られている(例えば「Matsumoto,他:"A New Burst Cohe
rent Demodulator forMicrocellular TDMA/TDD System
s,"IEICE Trans.Commn.,Vol.E77-B,No.7,pp.927-933,Ju
ly 1994 」) 。
おける信号合成方法は、検波後選択ダイバーシチ受信が
比較的容易に実現できるために一般的である。その一方
で、シンボル周波数に比較してフェージング周波数が極
めて低い通信回線では、検波方法に同期検波を用いるこ
とにより遅延検波に比較して特性が改善されることが知
られている(例えば「Matsumoto,他:"A New Burst Cohe
rent Demodulator forMicrocellular TDMA/TDD System
s,"IEICE Trans.Commn.,Vol.E77-B,No.7,pp.927-933,Ju
ly 1994 」) 。
【0004】このような同期検波を適用するダイバーシ
チ受信装置においては、各ブランチ毎に復調を行うこと
が必要であり、復調のための搬送波同期を行う基準搬送
波の抽出は従来各ブランチ毎に独立に行われている。
チ受信装置においては、各ブランチ毎に復調を行うこと
が必要であり、復調のための搬送波同期を行う基準搬送
波の抽出は従来各ブランチ毎に独立に行われている。
【0005】二ブランチの検波後最大比合成ダイバーシ
チを用いる従来のダイバーシチ受信装置の構成例を図2
を参照して説明する。図2に示した回路は位相値演算に
よるベースバンド検波方式を用いる場合の回路構成であ
り、差動符号化QPSK信号に対応している。
チを用いる従来のダイバーシチ受信装置の構成例を図2
を参照して説明する。図2に示した回路は位相値演算に
よるベースバンド検波方式を用いる場合の回路構成であ
り、差動符号化QPSK信号に対応している。
【0006】ディジタル変調された受信信号に含まれる
フェージングに対して互いに独立な受信回路R1および
R2を備え、第一ブランチとしての受信回路R1の受信
信号a1は、局部発振回路1の出力信号により直交検波
回路100で直交検波され、複素ベースバンド信号b1
になり、さらに位相検出回路101によって位相信号c
1に変換される。
フェージングに対して互いに独立な受信回路R1および
R2を備え、第一ブランチとしての受信回路R1の受信
信号a1は、局部発振回路1の出力信号により直交検波
回路100で直交検波され、複素ベースバンド信号b1
になり、さらに位相検出回路101によって位相信号c
1に変換される。
【0007】位相信号c1は減算回路102に入力され
るとともに、減算回路103に入力される。減算回路1
02は位相信号c1と基準搬送波信号e1を(c1−e
1)なる演算により位相比較し、搬送波位相に対する受
信信号位相の位相差信号f1を出力する。
るとともに、減算回路103に入力される。減算回路1
02は位相信号c1と基準搬送波信号e1を(c1−e
1)なる演算により位相比較し、搬送波位相に対する受
信信号位相の位相差信号f1を出力する。
【0008】位相差信号f1は、符号硬判定回路106
と符号軟判定回路107に入力される。符号硬判定回路
106は位相差信号f1を4値に硬判定し、硬判定信号
m1は減算回路103に入力される。
と符号軟判定回路107に入力される。符号硬判定回路
106は位相差信号f1を4値に硬判定し、硬判定信号
m1は減算回路103に入力される。
【0009】減算回路103では(c1−m1)なる演
算が行われ、位相信号c1の変調成分は硬判定信号m1
によって逆変調されて無変調の搬送波成分d1が抽出さ
れる。抽出された搬送波成分d1はフィルタ104によ
って平滑化されて基準搬送波信号e1となり、減算回路
102に帰還される。
算が行われ、位相信号c1の変調成分は硬判定信号m1
によって逆変調されて無変調の搬送波成分d1が抽出さ
れる。抽出された搬送波成分d1はフィルタ104によ
って平滑化されて基準搬送波信号e1となり、減算回路
102に帰還される。
【0010】一方、軟判定信号n1は軟判定差動復号回
路108によって軟判定復号信号p1となる。軟判定復
号信号p1は位相・ベクトル変換回路105によって軟
判定復号信号p1を位相角とする等振幅の複素ベクトル
q1に変換され、重み付け回路109へと出力される。
路108によって軟判定復号信号p1となる。軟判定復
号信号p1は位相・ベクトル変換回路105によって軟
判定復号信号p1を位相角とする等振幅の複素ベクトル
q1に変換され、重み付け回路109へと出力される。
【0011】同様に、第二ブランチとしての受信回路R
2の受信信号a2は局部発振回路1の出力信号により直
交検波回路110で直交検波され複素ベースバンド信号
b2になり、さらに位相検出回路111によって位相信
号c2に変換される。位相信号c2は減算回路112に
入力されるとともに、減算回路113に入力される。減
算回路112は位相信号c2と基準搬送波信号e2 を
(c2−e2)なる演算により位相比較し、搬送波位相
に対する受信信号位相の位相差信号f2を出力する。
2の受信信号a2は局部発振回路1の出力信号により直
交検波回路110で直交検波され複素ベースバンド信号
b2になり、さらに位相検出回路111によって位相信
号c2に変換される。位相信号c2は減算回路112に
入力されるとともに、減算回路113に入力される。減
算回路112は位相信号c2と基準搬送波信号e2 を
(c2−e2)なる演算により位相比較し、搬送波位相
に対する受信信号位相の位相差信号f2を出力する。
【0012】位相差信号f2は、符号硬判定回路116
と符号軟判定回路117に入力される。符号硬判定回路
116は位相差信号f2を4値に硬判定し、硬判定信号
m2は減算回路113に入力される。減算回路113で
は(c2−m2)なる演算が行われ、無変調の搬送波成
分d2が抽出される。
と符号軟判定回路117に入力される。符号硬判定回路
116は位相差信号f2を4値に硬判定し、硬判定信号
m2は減算回路113に入力される。減算回路113で
は(c2−m2)なる演算が行われ、無変調の搬送波成
分d2が抽出される。
【0013】抽出された搬送波成分d2はフィルタ11
4によって平滑化されて基準搬送波信号e2となり、減
算回路112に帰還される。
4によって平滑化されて基準搬送波信号e2となり、減
算回路112に帰還される。
【0014】一方、軟判定信号n2は軟判定差動復号回
路118によって軟判定復号信号p2となる。軟判定復
号信号p2は位相・ベクトル変換回路115によって軟
判定復号信号p2を位相角とする等振幅の複素ベクトル
q2に変換され、重み付け回路119へと出力される。
路118によって軟判定復号信号p2となる。軟判定復
号信号p2は位相・ベクトル変換回路115によって軟
判定復号信号p2を位相角とする等振幅の複素ベクトル
q2に変換され、重み付け回路119へと出力される。
【0015】受信レベル検出回路2および3は、第一お
よび第二ブランチの受信レベルh1およびh2をそれぞ
れ検出する。これらの検出結果によって重み付け回路1
09および119は、それぞれ、(q1・h12 )およ
び(q2・h22 )なる重み付け処理を行い、さらに、
合成回路4により、 r=q1・h12 +q2・h22 なる合成処理を行い、合成信号rを出力する。この合成
信号rは符号硬判定回路5によって判定され、受信ディ
ジタル信号kとして出力される。
よび第二ブランチの受信レベルh1およびh2をそれぞ
れ検出する。これらの検出結果によって重み付け回路1
09および119は、それぞれ、(q1・h12 )およ
び(q2・h22 )なる重み付け処理を行い、さらに、
合成回路4により、 r=q1・h12 +q2・h22 なる合成処理を行い、合成信号rを出力する。この合成
信号rは符号硬判定回路5によって判定され、受信ディ
ジタル信号kとして出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダイ
バーシチ受信装置では、各ブランチでの復調は全く独立
して行われる。したがって、フェージングにより片側の
ブランチの受信レベルが低下した場合には、当該ブラン
チの復調出力の符号判定の誤り率は劣化し、符号判定誤
りに起因する搬送波のサイクルスリップの発生率が高く
なる。
バーシチ受信装置では、各ブランチでの復調は全く独立
して行われる。したがって、フェージングにより片側の
ブランチの受信レベルが低下した場合には、当該ブラン
チの復調出力の符号判定の誤り率は劣化し、符号判定誤
りに起因する搬送波のサイクルスリップの発生率が高く
なる。
【0017】サイクルスリップによって搬送波の引き込
み位相が遷移していく過程では、当該復調出力の符号誤
り率は受信レベル低下による劣化によりさらに大きく
(0.5付近まで)劣化するため、図2の回路では復調
出力の合成後に十分なダイバーシチ利得が得られない。
み位相が遷移していく過程では、当該復調出力の符号誤
り率は受信レベル低下による劣化によりさらに大きく
(0.5付近まで)劣化するため、図2の回路では復調
出力の合成後に十分なダイバーシチ利得が得られない。
【0018】また、図2に示した受信回路R1およびR
2では、各受信回路R1およびR2の基準搬送波は位相
不確定性により4つの位相安定点のいずれかに独立に引
き込まれる。位相不確定性の影響を除くため、図2の装
置では差動復号出力を合成する必要があるが、一般に差
動復号出力には連続誤りが発生する性質が知られてお
り、この連続誤りによってもダイバーシチ利得が劣化す
る問題がある。
2では、各受信回路R1およびR2の基準搬送波は位相
不確定性により4つの位相安定点のいずれかに独立に引
き込まれる。位相不確定性の影響を除くため、図2の装
置では差動復号出力を合成する必要があるが、一般に差
動復号出力には連続誤りが発生する性質が知られてお
り、この連続誤りによってもダイバーシチ利得が劣化す
る問題がある。
【0019】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、同期検波を適用しながら符号誤り率を低減さ
せ高いダイバーシチ利得を得ることができるダイバーシ
チ受信装置を提供することを目的とする。
であって、同期検波を適用しながら符号誤り率を低減さ
せ高いダイバーシチ利得を得ることができるダイバーシ
チ受信装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】各受信回路毎に受信信号
から基準搬送波を抽出し、この基準搬送波により、受信
回路毎にそれぞれの受信信号を検波する。また、各受信
回路の受信信号品質を検出し、検出された受信信号品質
に応じて各受信回路の検波出力を重み付けして合成す
る。この重み付けして合成された信号は受信ディジタル
信号に判定される。
から基準搬送波を抽出し、この基準搬送波により、受信
回路毎にそれぞれの受信信号を検波する。また、各受信
回路の受信信号品質を検出し、検出された受信信号品質
に応じて各受信回路の検波出力を重み付けして合成す
る。この重み付けして合成された信号は受信ディジタル
信号に判定される。
【0021】本発明装置では、重み付けして合成された
後に符号判定された受信ディジタル信号により各受信回
路の受信信号からそれぞれ基準搬送波を抽出することを
特徴とする。
後に符号判定された受信ディジタル信号により各受信回
路の受信信号からそれぞれ基準搬送波を抽出することを
特徴とする。
【0022】すなわち、従来の装置が各ブランチ毎に独
立に復調回路を動作させ、各ブランチでの符号判定結果
によって独立に基準搬送波を抽出するのに対し、本発明
装置では、重み付け合成後の信号を判定して得られる同
一の符号判定結果にしたがって各ブランチの基準搬送波
を抽出することを特徴とする。
立に復調回路を動作させ、各ブランチでの符号判定結果
によって独立に基準搬送波を抽出するのに対し、本発明
装置では、重み付け合成後の信号を判定して得られる同
一の符号判定結果にしたがって各ブランチの基準搬送波
を抽出することを特徴とする。
【0023】これにより、ダイバーシチ合成後の誤り率
の低い符号判定結果を基準搬送波の抽出に使用すること
ができるため、全ブランチのサイクルスリップ率が大き
く改善される。
の低い符号判定結果を基準搬送波の抽出に使用すること
ができるため、全ブランチのサイクルスリップ率が大き
く改善される。
【0024】また、全ブランチで同一の符号判定結果を
用いて基準搬送波を抽出するため、ブランチ間では位相
不確定性がなくなり、差動復号前に信号合成を行うこと
が可能になる。したがって、本発明装置では、サイクル
スリップおよび連続誤りの影響を受けずにダイバーシチ
合成がなされ、十分なダイバーシチ利得を得ることがで
きる。なお、本発明装置は差動符号化を用いない変調信
号に対しても適用可能である。
用いて基準搬送波を抽出するため、ブランチ間では位相
不確定性がなくなり、差動復号前に信号合成を行うこと
が可能になる。したがって、本発明装置では、サイクル
スリップおよび連続誤りの影響を受けずにダイバーシチ
合成がなされ、十分なダイバーシチ利得を得ることがで
きる。なお、本発明装置は差動符号化を用いない変調信
号に対しても適用可能である。
【0025】基準搬送波の抽出には、コスタス法あるい
は再変調法などが従来より用いられており、本発明装置
においても、それらの方法を適用することができるが、
本発明装置では、基準搬送波の抽出に逆変調を用いるこ
とが望ましい。例えば、文献「Kato, 他:"Onboard Digi
tal Signal Processing Technologies for Present and
Future TDMA and SCPC System,"IEEE J.Select.Areas
Commun.,Vol.SAC-5,No.4 pp.658-700,May.1987」に示さ
れるように、逆変調を用いる搬送波抽出法はサイクルス
リップなどの特性が優れることが知られており、良好な
受信特性を実現することができる。
は再変調法などが従来より用いられており、本発明装置
においても、それらの方法を適用することができるが、
本発明装置では、基準搬送波の抽出に逆変調を用いるこ
とが望ましい。例えば、文献「Kato, 他:"Onboard Digi
tal Signal Processing Technologies for Present and
Future TDMA and SCPC System,"IEEE J.Select.Areas
Commun.,Vol.SAC-5,No.4 pp.658-700,May.1987」に示さ
れるように、逆変調を用いる搬送波抽出法はサイクルス
リップなどの特性が優れることが知られており、良好な
受信特性を実現することができる。
【0026】なお、本発明装置における重み付け加算
は、1対0の加算、すなわち、どちらかを選択し出力す
る場合を含む。
は、1対0の加算、すなわち、どちらかを選択し出力す
る場合を含む。
【0027】すなわち、本発明はダイバーシチ受信装置
であって、ディジタル変調された受信信号のフェージン
グに対して互いに独立な複数の受信回路を備え、この複
数の受信回路はそれぞれ、前記受信信号から搬送波信号
を抽出し基準搬送波信号とする抽出手段と、この抽出手
段の出力信号により前記受信信号を検波する検波手段
と、前記受信信号の受信品質を検出する信号品質検出手
段と、この信号品質検出手段の出力信号にしたがって前
記検波手段の出力信号に重み付けを行う重み付け手段と
を備え、この複数の重み付け手段の出力信号を合成する
手段と、この合成する手段の出力信号により受信ディジ
タル信号を判定する符号判定手段とを備えたダイバーシ
チ受信装置である。本発明の特徴とするところは、前記
抽出手段は、前記受信ディジタル信号を用いて前記受信
信号から前記基準搬送波信号を抽出する手段を含むとこ
ろにある。
であって、ディジタル変調された受信信号のフェージン
グに対して互いに独立な複数の受信回路を備え、この複
数の受信回路はそれぞれ、前記受信信号から搬送波信号
を抽出し基準搬送波信号とする抽出手段と、この抽出手
段の出力信号により前記受信信号を検波する検波手段
と、前記受信信号の受信品質を検出する信号品質検出手
段と、この信号品質検出手段の出力信号にしたがって前
記検波手段の出力信号に重み付けを行う重み付け手段と
を備え、この複数の重み付け手段の出力信号を合成する
手段と、この合成する手段の出力信号により受信ディジ
タル信号を判定する符号判定手段とを備えたダイバーシ
チ受信装置である。本発明の特徴とするところは、前記
抽出手段は、前記受信ディジタル信号を用いて前記受信
信号から前記基準搬送波信号を抽出する手段を含むとこ
ろにある。
【0028】前記基準搬送波信号を抽出する手段は、前
記受信信号を前記受信ディジタル信号により逆変調する
手段を含むことが望ましい。
記受信信号を前記受信ディジタル信号により逆変調する
手段を含むことが望ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明実施例のダイバーシチ受信
装置の構成を図1を参照して説明する。図1は本発明実
施例のダイバーシチ受信装置のブロック構成図である。
装置の構成を図1を参照して説明する。図1は本発明実
施例のダイバーシチ受信装置のブロック構成図である。
【0030】本発明はダイバーシチ受信装置であって、
ディジタル変調された受信信号のフェージングに対して
互いに独立な受信回路R1およびR2を備え、この受信
回路R1およびR2はそれぞれ、前記受信信号から搬送
波信号を抽出し基準搬送波信号とする減算回路103、
113およびフィルタ104、114と、このフィルタ
104および114の出力信号により前記受信信号を検
波する減算回路102および112と、前記受信信号の
受信品質を検出する受信レベル検出回路2および3と、
この受信レベル検出回路2および3の出力信号にしたが
って減算回路102および112の位相・ベクトル変換
回路105および115を通過した出力信号に重み付け
を行う重み付け回路109および119とを備え、この
重み付け回路109および119の出力信号を合成する
合成回路4と、この合成回路4の出力信号により受信デ
ィジタル信号を判定する符号硬判定回路5とを備えたダ
イバーシチ受信装置である。
ディジタル変調された受信信号のフェージングに対して
互いに独立な受信回路R1およびR2を備え、この受信
回路R1およびR2はそれぞれ、前記受信信号から搬送
波信号を抽出し基準搬送波信号とする減算回路103、
113およびフィルタ104、114と、このフィルタ
104および114の出力信号により前記受信信号を検
波する減算回路102および112と、前記受信信号の
受信品質を検出する受信レベル検出回路2および3と、
この受信レベル検出回路2および3の出力信号にしたが
って減算回路102および112の位相・ベクトル変換
回路105および115を通過した出力信号に重み付け
を行う重み付け回路109および119とを備え、この
重み付け回路109および119の出力信号を合成する
合成回路4と、この合成回路4の出力信号により受信デ
ィジタル信号を判定する符号硬判定回路5とを備えたダ
イバーシチ受信装置である。
【0031】ここで、本発明の特徴とするところは、減
算回路103および113は、前記受信ディジタル信号
を用いて前記受信信号から前記基準搬送波信号を抽出す
るところにある。減算回路103および113は、前記
受信信号を前記受信ディジタル信号により逆変調するこ
とにより前記基準搬送波信号を抽出する。
算回路103および113は、前記受信ディジタル信号
を用いて前記受信信号から前記基準搬送波信号を抽出す
るところにある。減算回路103および113は、前記
受信信号を前記受信ディジタル信号により逆変調するこ
とにより前記基準搬送波信号を抽出する。
【0032】
【実施例】本発明実施例のダイバーシチ受信装置の動作
を説明する。本発明実施例のダイバーシチ受信装置は位
相値演算によるベースバンド検波方式を用いる場合の回
路構成であり、差動符号化QPSK信号に対応してい
る。
を説明する。本発明実施例のダイバーシチ受信装置は位
相値演算によるベースバンド検波方式を用いる場合の回
路構成であり、差動符号化QPSK信号に対応してい
る。
【0033】第一ブランチとしての受信回路R1の受信
信号a1は局部発振回路1の出力信号により直交検波回
路100で直交検波され複素ベースバンド信号b1にな
り、さらに位相検出回路101によって位相信号c1に
変換される。位相信号c1は検波手段にあたる減算回路
102に入力されるとともに、逆変調手段にあたる減算
回路103に入力される。
信号a1は局部発振回路1の出力信号により直交検波回
路100で直交検波され複素ベースバンド信号b1にな
り、さらに位相検出回路101によって位相信号c1に
変換される。位相信号c1は検波手段にあたる減算回路
102に入力されるとともに、逆変調手段にあたる減算
回路103に入力される。
【0034】減算回路102は位相信号c1と基準搬送
波信号e1を(c1−e1)なる演算により位相比較
し、搬送波位相に対する受信信号位相の位相差信号f1
を出力する。位相差信号f1は位相・ベクトル変換回路
105によってf1を位相角とする等振幅の複素ベクト
ルg1に変換され、重み付け回路109へと出力され
る。
波信号e1を(c1−e1)なる演算により位相比較
し、搬送波位相に対する受信信号位相の位相差信号f1
を出力する。位相差信号f1は位相・ベクトル変換回路
105によってf1を位相角とする等振幅の複素ベクト
ルg1に変換され、重み付け回路109へと出力され
る。
【0035】一方、減算回路103には位相信号c1
と、後段からの合成後の硬判定信号jが入力される。減
算回路103では(c1−j)なる演算が行われ、位相
信号c1の変調成分は合成後の硬判定信号jによって逆
変調されて無変調の搬送波成分d1が抽出される。抽出
された搬送波成分d1はフィルタ104によって平滑化
されて基準搬送波信号e1となり、減算回路102に帰
還される。
と、後段からの合成後の硬判定信号jが入力される。減
算回路103では(c1−j)なる演算が行われ、位相
信号c1の変調成分は合成後の硬判定信号jによって逆
変調されて無変調の搬送波成分d1が抽出される。抽出
された搬送波成分d1はフィルタ104によって平滑化
されて基準搬送波信号e1となり、減算回路102に帰
還される。
【0036】同様に、第二ブランチとしての受信回路R
2の受信信号a2は局部発振回路1の出力信号により直
交検波回路110で直交検波され複素ベースバンド信号
b2になり、さらに位相検出回路111によって位相信
号c2に変換される。位相信号c2は減算回路112に
入力されるとともに、減算回路113に入力される。減
算回路112は位相信号c2と基準搬送波信号e2を
(c2−e2)なる演算により位相比較し、搬送波位相
に対する受信信号位相の位相差信号f2を出力する。位
相差信号f2は位相・ベクトル変換回路115によって
f2を位相角とする等振幅の複素ベクトルg2に変換さ
れ、重み付け回路119へと出力される。
2の受信信号a2は局部発振回路1の出力信号により直
交検波回路110で直交検波され複素ベースバンド信号
b2になり、さらに位相検出回路111によって位相信
号c2に変換される。位相信号c2は減算回路112に
入力されるとともに、減算回路113に入力される。減
算回路112は位相信号c2と基準搬送波信号e2を
(c2−e2)なる演算により位相比較し、搬送波位相
に対する受信信号位相の位相差信号f2を出力する。位
相差信号f2は位相・ベクトル変換回路115によって
f2を位相角とする等振幅の複素ベクトルg2に変換さ
れ、重み付け回路119へと出力される。
【0037】一方、減算回路113には位相信号c2
と、後段からの合成後の硬判定信号jが入力される。減
算回路112では(c2−j)なる演算が行われ、無変
調の搬送波成分d2が抽出される。抽出された搬送波成
分d2はフィルタ114によって平滑化されて基準搬送
波信号e2となり、減算回路112に帰還される。
と、後段からの合成後の硬判定信号jが入力される。減
算回路112では(c2−j)なる演算が行われ、無変
調の搬送波成分d2が抽出される。抽出された搬送波成
分d2はフィルタ114によって平滑化されて基準搬送
波信号e2となり、減算回路112に帰還される。
【0038】受信信号品質を検出する受信レベル検出回
路2および3は、受信回路R1およびR2の受信レベル
h1およびh2をそれぞれ検出する。これらの検出結果
によって、重み付け回路109および119は、それぞ
れ、(g1・h12 )および(g1・h22 )なる重み
付けを行う。さらに、合成回路4により、 i=g1・h12 +g2・h22 なる合成処理を行い、合成信号iを出力する。
路2および3は、受信回路R1およびR2の受信レベル
h1およびh2をそれぞれ検出する。これらの検出結果
によって、重み付け回路109および119は、それぞ
れ、(g1・h12 )および(g1・h22 )なる重み
付けを行う。さらに、合成回路4により、 i=g1・h12 +g2・h22 なる合成処理を行い、合成信号iを出力する。
【0039】合成信号iは符号硬判定回路5によって硬
判定され、合成後の硬判定信号jとなる。合成後の硬判
定信号jは減算回路103および113に帰還されると
ともに、硬判定差動復号回路6に入力される。硬判定差
動復号回路6は合成後の硬判定信号jを差動復号し、受
信ディジタル信号kとして出力する。
判定され、合成後の硬判定信号jとなる。合成後の硬判
定信号jは減算回路103および113に帰還されると
ともに、硬判定差動復号回路6に入力される。硬判定差
動復号回路6は合成後の硬判定信号jを差動復号し、受
信ディジタル信号kとして出力する。
【0040】本発明実施例のダイバーシチ受信装置の符
号誤り率特性を計算機シミュレーションにより評価した
結果を図3に示す。横軸にEb/No(1ビットあたり
のエネルギー対雑音電力密度比)をとり、縦軸に符号誤
り率をとる。なお、本シミュレーションでは、通信路は
AWGN(加法的白色ガウス雑音)およびフラットレイ
リーフェージングを仮定した。
号誤り率特性を計算機シミュレーションにより評価した
結果を図3に示す。横軸にEb/No(1ビットあたり
のエネルギー対雑音電力密度比)をとり、縦軸に符号誤
り率をとる。なお、本シミュレーションでは、通信路は
AWGN(加法的白色ガウス雑音)およびフラットレイ
リーフェージングを仮定した。
【0041】比較のために、図2に示した従来のダイバ
ーシチ受信装置の特性を併記してある。図3から明らか
なように、本発明実施例のダイバーシチ受信装置によれ
ば、所要Eb/NoをAWGN条件では約1.5dB、
フェージング条件では約2dB改善することができる。
いずれも符号誤り率10-2を得るために必要なEb/N
oで比較した。
ーシチ受信装置の特性を併記してある。図3から明らか
なように、本発明実施例のダイバーシチ受信装置によれ
ば、所要Eb/NoをAWGN条件では約1.5dB、
フェージング条件では約2dB改善することができる。
いずれも符号誤り率10-2を得るために必要なEb/N
oで比較した。
【0042】本発明実施例では、2ブランチのダイバー
シチの場合を示したが、本発明はNブランチ(Nは自然
数)を用いるダイバーシチ受信装置に適用することがで
きる。また、本発明実施例では、受信信号品質検出とし
て受信レベルを用いる場合の構成を示したが、例えば
「熊谷、他:“検波後ダイバーシチ受信回路”,特開平
9−18399号公報」に示されるような、復調信号の
尤度情報等によって重み付けする場合にも適用可能であ
る。
シチの場合を示したが、本発明はNブランチ(Nは自然
数)を用いるダイバーシチ受信装置に適用することがで
きる。また、本発明実施例では、受信信号品質検出とし
て受信レベルを用いる場合の構成を示したが、例えば
「熊谷、他:“検波後ダイバーシチ受信回路”,特開平
9−18399号公報」に示されるような、復調信号の
尤度情報等によって重み付けする場合にも適用可能であ
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期検波を適用しながら符号誤り率を低減させ高いダイ
バーシチ利得を得ることができる。
同期検波を適用しながら符号誤り率を低減させ高いダイ
バーシチ利得を得ることができる。
【図1】本発明実施例のダイバーシチ受信装置のブロッ
ク構成図。
ク構成図。
【図2】従来のダイバーシチ従来装置のブロック構成
図。
図。
【図3】本発明実施例のダイバーシチ受信装置の符号誤
り率特性を計算機シミュレーションにより評価した結果
を示す図。
り率特性を計算機シミュレーションにより評価した結果
を示す図。
1 局部発振回路 2、3 受信レベル検出回路 4 合成回路 5、106、116 符号硬判定回路 6 硬判定差動復号回路 100、110 直交検波回路 101、111 位相検出回路 102、112、103、113 減算回路 104、114 フィルタ 105、115 位相・ベクトル変換回路 107、117 符号軟判定回路 108、118 軟判定差動復号回路 109、119 重み付け回路 a1、a2 受信信号 b1、b2 複素ベースバンド信号 c1、c2 位相信号 d1、d2 搬送波成分 e1、e2 基準搬送波信号 f1、f2 位相差信号 g1、g2、q1、q2 複素ベクトル h1、h2 受信レベル i、r 合成信号 j 合成後の硬判定信号 k 受信ディジタル信号 m1、m2 硬判定信号 n1、n2 軟判定信号 p1、p2 軟判定復号信号 R1、R2 受信回路
Claims (2)
- 【請求項1】 ディジタル変調された受信信号のフェー
ジングに対して互いに独立な複数の受信回路を備え、 この複数の受信回路はそれぞれ、前記受信信号から搬送
波信号を抽出し基準搬送波信号とする抽出手段と、この
抽出手段の出力信号により前記受信信号を検波する検波
手段と、前記受信信号の受信品質を検出する信号品質検
出手段と、この信号品質検出手段の出力信号にしたがっ
て前記検波手段の出力信号に重み付けを行う重み付け手
段とを備え、 この複数の重み付け手段の出力信号を合成する手段と、
この合成する手段の出力信号により受信ディジタル信号
を判定する符号判定手段とを備えたダイバーシチ受信装
置であって、 前記抽出手段は、前記受信ディジタル信号を用いて前記
受信信号から前記基準搬送波信号を抽出する手段を含む
ことを特徴とするダイバーシチ受信装置。 - 【請求項2】 前記基準搬送波信号を抽出する手段は、
前記受信信号を前記受信ディジタル信号により逆変調す
る手段を含む請求項1記載のダイバーシチ受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9128725A JPH10322256A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | ダイバーシチ受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9128725A JPH10322256A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | ダイバーシチ受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322256A true JPH10322256A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14991908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9128725A Pending JPH10322256A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | ダイバーシチ受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10322256A (ja) |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP9128725A patent/JPH10322256A/ja active Pending
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