JPH10322359A - データ多重化通信システム - Google Patents

データ多重化通信システム

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JPH10322359A
JPH10322359A JP14340397A JP14340397A JPH10322359A JP H10322359 A JPH10322359 A JP H10322359A JP 14340397 A JP14340397 A JP 14340397A JP 14340397 A JP14340397 A JP 14340397A JP H10322359 A JPH10322359 A JP H10322359A
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JP
Japan
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data
multiplexing
packet
packets
types
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Application number
JP14340397A
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English (en)
Inventor
Eiji Yokogawa
英二 横川
Hirotsugu Sato
博世 佐藤
Hisataka Nakajima
久貴 中嶋
Takeya Kamito
健也 上戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Kokusai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のデータをパケット化して、これら
パケットを混合多重化して送信するに際して、即時性を
要するデータを遅延させることなく送信させる。 【解決手段】 例えば、データ多重化送信装置では、判
定手段がDPRAM21に格納される送信対象となる各
データが即時性を要するデータであるか否かを判定し、
即時性を要するデータであると判定されたデータについ
て、パケット長制御手段がパケット化手段22にデータ
長が短いショートパケットを生成させることにより、当
該データに生じるパケット化遅延の値を低く抑える。そ
して、生成されたショートパケットとパケット化手段2
3により生成された他の種類のデータのパケットとを多
重化手段26が混合配列させ、送信手段27が混合配列
により生成されたパケット列を送信する。なお、上記し
た判定手段やパケット長制御手段は、制御部28、2
9、30により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のデータ
をパケット化して、これらパケットを混合多重化して通
信する技術に関し、特に、即時性を要するデータの伝送
を遅延させることなく複数種類のデータを送信するデー
タ多重化送信装置及びデータ多重化通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、非同期伝送モード(ATM:As
ynchronous Transfer Mode)を用いたデータ通信におい
て、音声データや画像データといった複数種類のデータ
をパケット化して通信することが行われる場合がある。
ここで、「ATM 新世代ネットワーキング」(I.
J.”Duffy”Hines著 株式会社ディー・ア
ート)に記載されるように、ATMでは、パケットとし
て53バイトのデータ長から成る固定長のパケットが用
いられており、また、このATM網で用いられる固定長
パケットは、一般に用いられているパケットと区別する
ために、特に、セルと呼ばれている。すなわち、このA
TMにおけるセルはパケットの一形態であり、このセル
は、セルの識別情報等から成る5バイトのヘッダフィー
ルド(ヘッダ部)や伝送対象となる48バイトの情報フ
ィールド(ユーザデータ部)から構成される。
【0003】また、例えば、上記のようなATMを移動
通信に適用したシステムでは、携帯通信端末等といった
移動機との間で無線通信を行う無線基地局と、ISDN
網等のネットワークに接続された無線交換局とを備え、
無線基地局と無線交換局との間で有線の伝送路を介して
ATMセルを送受信することにより、前記移動機と前記
ネットワークとの間のデータ伝送を中継することが行わ
れる。すなわち、例えば移動機からネットワークを介し
て外部の送信先へデータを送信する場合には、まず、移
動機から無線基地局へ無線データを送信し、次に、無線
基地局が移動機から受信したデータをATMセルとして
無線交換局へ中継送信することにより、移動機から送信
されたデータが無線交換局に接続されたネットワークを
介して外部の送信先へ伝送される。
【0004】ここで、上記のような移動通信システムで
は、一般に、1つの無線基地局に複数の移動機が収容さ
れるため、無線基地局と無線交換局との間では、これら
複数の移動機により通信される複数種類のデータを多重
化したATMセル列として伝送することが行われる。す
なわち、例えば、無線基地局では、これら複数の移動機
から音声データや画像データといった複数種類のデータ
を受信し、受信した複数種類のデータを上記した53バ
イトのATMセルに生成して、これら生成されたATM
セルを混合多重化して無線交換局へ送信することが行わ
れる。
【0005】また、上記した「ATM 新世代ネットワ
ーキング」(I.J.”Duffy”Hines著 株
式会社ディー・アート)に記載されるように、データを
ATMセル等といったパケットに生成する場合に、送信
元のトラヒックをパケット伝送のためにコード化された
ヘッダを有するパケット(例えばATMセル)のユーザ
データ部に入れるに際して、パケット化遅延と呼ばれる
遅延が生じることが知られている。ここで、このパケッ
ト化遅延の大きさは、送信側の装置により提供されるデ
ータのビット速度や、パケット化により生成されるパケ
ットの大きさ(パケットサイズ)に依存することが知ら
れており、例えばパケットサイズについては、パケット
長を短くすることによりパケット化遅延の値を低く抑え
ることができることが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たシステムでは、例えば音声データや画像データといっ
た複数種類のデータを無線基地局と無線交換局との間で
伝送するに際して、各種類毎のデータが即時性を要する
データであるか否かにかかわらず、いずれの種類のデー
タについても53バイトの固定長パケット(すなわち、
ATMセル)を生成して混合多重化するため、各種類毎
のデータに要求される即時性の程度に応じたデータ通信
を行うことができないといった不具合があった。特に、
例えばセルラーシステムで通信されるような低速音声を
ATMで伝送する場合には、上記したパケットサイズに
起因したパケット化遅延のために、即時性が要求される
音声データの伝送処理に大きな遅延時間が生じてしまう
といった不具合があり、このように、音声データ等に要
求される即時性を担保しつつ複数種類のデータを多重化
して伝送することができないといった不具合があった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、複数種類のデータをパケット
化して、これらパケットを混合多重化して送信するに際
して、即時性を要するデータを遅延させることなく、当
該データの即時性を担保して、これら複数種類のデータ
を効率的に送信することができるデータ多重化送信装置
及びデータ多重化通信システムを提供することを目的と
する。更に具体的には、生成するパケット長を短くする
ことにより上記したパケット化遅延の値を低く抑えるこ
とができるということを利用して、即時性を要するデー
タに生じるパケット化遅延の値を低く抑えることによ
り、当該データの即時性を担保する。
【0008】また、具体的には、複数種類のデータを混
合配列させるに際して、各データの種類毎の優先度を制
御することにより、即時性を要するデータを遅延させる
ことなく混合配列させて、当該データの即時性を担保す
る。また、具体的には、例えば上記した移動機といった
送信機から送信された複数種類のデータを受信して、受
信したこれらのデータを多重化した混合パケット列とし
て中継送信するに際して、即時性を要するデータをパケ
ット化するタイミングを制御することにより、即時性を
要するデータを遅延させることなく複数種類のデータを
中継送信する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るデータ多重化送信装置では、次のよう
にして、複数種類のデータをパケット化して、これらパ
ケットを混合多重化して送信する。まず、例えばパケッ
ト化手段が送信対象となる複数種類のデータをパケット
化するに際して、判定手段が各データの種類に応じてこ
れら各データが即時性を要するデータであるか否かを判
定し、この判定の結果、即時性を要するデータであると
判定されたデータについてパケット長制御手段がパケッ
ト化手段に生成するパケットのデータ長を短くさせる。
【0010】次に、多重化手段がパケット化手段により
生成されたパケットを混合配列させ、送信手段が混合配
列により生成されたパケット列を送信する。従って、例
えば即時性を要するデータと当該データに比べて即時性
を要しないデータとを混合多重化したパケット列として
送信するに際して、即時性を要するデータについてのパ
ケットが他の種類のデータについてのパケットよりも短
いデータ長で生成されるため、上記したように即時性を
要するデータについて生じるパケット化遅延の値を低く
抑えることができ、これにより、即時性を要するデータ
を遅延させることなく複数種類のデータを効率的に送信
することができる。
【0011】また、本発明に係るデータ多重化送信装置
では、次のようにして、複数種類のデータをパケット化
して、これらパケットを混合多重化して送信する。ま
ず、パケット化手段が送信対象となる複数種類のデータ
をパケット化する。また、判定手段が送信対象となる各
データの種類に応じてこれら各データが即時性を要する
データであるか否かを判定する。次に、多重化手段が生
成されたパケットを混合配列させ、この際、多重化制御
手段が上記の判定により即時性を要するデータであると
判定されたデータのパケットを他の種類のデータに優先
させて多重化手段に混合配列させる。
【0012】次いで、送信手段が混合配列により生成さ
れたパケット列を送信する。従って、例えば即時性を要
するデータと当該データに比べて即時性を要しないデー
タとを混合多重化したパケット列として送信するに際し
て、即時性を要するデータのパケットが他の種類のデー
タに優先されて混合配列されて送信されるため、即時性
を要するデータを遅延させることなく複数種類のデータ
を効率的に送信することができる。
【0013】また、本発明に係るデータ多重化送信装置
では、データを受信する受信手段と、受信したデータを
格納するバッファ手段とを備え、複数種類のデータを受
信手段により受信してバッファ手段に格納し、次のよう
にして、これら格納されたデータを多重化したパケット
列として中継送信する。まず、例えばパケット化手段が
バッファ手段に格納されたデータをパケット化するに際
して、判定手段が各データの種類に応じてこれら各デー
タが即時性を要するデータであるか否かを判定し、この
判定の結果、即時性を要するデータであると判定された
データについて、パケット化タイミング制御手段が当該
データを受信手段により受信する速度に応じたタイミン
グでパケット化手段にパケットを生成させる。
【0014】次に、多重化手段がパケット化手段により
生成されたパケットを混合配列させ、送信手段が混合配
列により生成されたパケット列を送信する。従って、即
時性を要するデータの受信速度に応じて、例えば、当該
データから生成するパケットに含ませるデータ長のデー
タがバッファ手段に格納されるタイミングでパケット化
処理を行うことにより、当該データがバッファ手段に格
納されている時間を短くすることができ、これにより、
即時性を要するデータを遅延させることなく複数種類の
データを効率的に中継送信することができる。
【0015】また、以上に示したデータ多重化送信装置
では、例えば音声データと画像データとを多重化して送
信し、この際、音声データは画像データに比べて即時性
を要するデータであるとして、これらのデータを混合多
重化したパケット列として送信する。従って、音声デー
タと画像データとを多重化して送信するに際して、一般
に画像データに比べて即時性を要するデータであるとさ
れる音声データについて、例えばパケット化処理や多重
化処理といった伝送処理の際に生じる遅延を低く抑える
ことができ、これにより、音声データに要求される即時
性を担保して、これら複数種類のデータを効率的に送信
することができる。
【0016】また、本発明に係るデータ多重化通信シス
テムでは、データを受信する中継受信手段と、受信した
データを格納するバッファ手段とを備えた中継装置によ
り、複数種類のデータを受信してバッファ手段に格納
し、次のようにして、これら格納されたデータを多重化
したパケット列として送信する。また、次のようにし
て、受信側装置によりパケット列を受信して各データを
再生する。中継装置では、例えば、まず、判定手段が中
継受信手段により受信された各データの種類に応じてこ
れら各データが即時性を要するデータであるか否かを判
定する。
【0017】次に、パケット化手段がバッファ手段に格
納されたデータをパケット化し、この際、上記判定によ
り即時性を要するデータであると判定されたデータにつ
いて、パケット化制御手段が当該データを中継受信手段
により受信する速度に応じたタイミングでパケット化手
段にパケットを生成させるとともにパケット化手段に生
成するパケットのデータ長を短くさせる。次いで、多重
化手段が生成されたパケットを混合配列させ、この際、
多重化制御手段が上記判定により即時性を要するデータ
であると判定されたデータのパケットを他の種類のデー
タに優先させて多重化手段に混合配列させる。
【0018】そして、中継送信手段が混合配列により生
成されたパケット列を送信する。一方、受信側装置で
は、受信側受信手段が送信されたパケット列を受信し、
分離手段が受信されたパケット列を各種類毎のデータの
パケットに分離して、再生手段が分離されたパケットか
ら各データを再生する。従って、例えば移動機といった
送信側装置から送信された複数種類のデータを中継装置
により受信し、受信したこれらのデータを混合多重化し
たパケット列として中継装置から受信側装置へ送信する
に際して、即時性を要するデータについて、上記と同様
に、パケットのデータ長やパケット化するタイミングや
混合多重化する際の優先度といった点から当該データの
伝送処理に際して生じる遅延を低く抑えることができ、
これにより、即時性を要するデータを遅延させることな
く、送信側装置から受信側装置へ伝送される複数種類の
データを効率的に中継することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る一実施例を図面を参
照して説明する。図1には、本発明に係るデータ多重化
送信装置を中継装置として、ATMを用いた移動通信シ
ステムに適用した場合のシステムの一例を示してあり、
このシステムには、例えば携帯通信端末といった複数の
移動機T1〜Tnと、これら複数の移動機T1〜Tnを
収容し、これら移動機T1〜Tnと無線データを送受信
する中継装置である無線基地局1と、例えばISDN
(Integrated Service Digital Network)網といったネ
ットワーク3に接続された無線交換局2とが備えられて
おり、無線基地局1と無線交換局2とが例えば1.5M
bpsのSTM(Synchronous Transfer Mode)回線と
いった有線の伝送路4を介して接続されている。
【0020】移動機T1〜Tnは、無線基地局1との間
で無線データの送受信を行い、本例では、これらの間で
CDMA(Code Division Multiple Access)方式によ
り2GHz帯を用いて無線通信を行う。なお、移動機T
1〜Tnと無線基地局1との間で行われる無線通信に用
いられるアクセス方式や使用される周波数帯域として
は、上記したものに限られず、任意のものが用いられて
よい。また、移動機T1〜Tnと無線基地局1との間で
は、例えば音声データや画像データやテキストデータと
いった種々のデータが送受信される。ここで、例えば、
画像データや、テキストデータから構成されるテキスト
ファイルや、これら種々のデータから構成されるメール
といったデータは、データ端末PnをアダプタAnを介
して移動機Tnに接続することにより、当該データ端末
Pnから移動機Tnを介して無線基地局1との間で送受
信される。
【0021】また、本例では、移動機T1〜Tnにより
上記したネットワーク3にデータを伝送するためのコネ
クションが設定される際に、これら移動機T1〜Tnに
より当該移動機が送信するデータのメディアの種類が無
線基地局1に通知されるとし、後述するように、無線基
地局1では、移動機T1〜Tnから通知されたデータの
メディアの種類に応じて当該データが即時性を要するデ
ータであるか否かを判定する。なお、一般に、音声デー
タの方が画像データやテキストデータに比べて即時性を
要するデータであるとされ、本例においても同様に、音
声データは即時性を要するリアルタイム系のデータであ
るとし、画像データやテキストデータは音声データに比
べて即時性を要しない非リアルタイム系のデータである
とする。
【0022】無線基地局1には、移動機T1〜Tnとの
間で無線通信を行う無線部5と、無線データと当該デー
タを表すデジタル信号との間の変換を行うベースバンド
処理部6と、データをデジタル信号として伝送路4を介
して無線交換局2との間で送受信する伝送路I/F(イ
ンタフェース)部7と、これら各部5、6、7を統括制
御する制御部8とが備えられている。この無線基地局1
では、無線部5により移動機T1〜Tnからの無線デー
タを受信し、受信した無線データをベースバンド処理部
6によりデジタル信号データに変換等して、変換等され
たデジタル信号データを伝送路I/F部7により伝送路
4へ送信出力する。また、同様に、無線基地局1では、
デジタル信号データを伝送路I/F部7により伝送路4
を介して受信し、受信したデジタル信号データをベース
バンド処理部6により無線データに変換等して、変換等
された無線データを無線部5により移動機T1〜Tnへ
無線送信する。
【0023】無線交換局2には、データをデジタル信号
として伝送路4を介して無線基地局1との間で送受信す
る伝送路I/F部9と、標準のATMセルを交換するA
TMスイッチ部10と、ネットワーク3を介して標準の
ATMセルを送受信するネットワーク対応部11と、こ
れら各部9、10、11を統括制御する制御部12とが
備えられている。この無線交換局2では、伝送路I/F
部9により伝送路4を介してデジタル信号データを受信
して標準のATMセルを形成し、形成したATMセルを
ATMスイッチ10により交換して、ネットワーク対応
部11によりネットワーク3へ送信出力する。また、同
様に、無線交換局2では、ネットワーク対応部11によ
りネットワーク3を介して標準のATMセルを受信し、
受信したATMセルをATMスイッチ部10により交換
して、伝送路I/F部9によりデジタル信号データとし
て伝送路4へ送信出力する。ここで、ATMセルとは、
上記従来例で示したように、53バイトから成るパケッ
トのことである。
【0024】以上の構成により、移動機T1〜Tnで
は、無線基地局1を中継装置として、無線交換局2に接
続されたネットワーク3を介して外部にある移動機等と
の間で複数種類のメディアデータを送受信する。なお、
本例では、上記した無線基地局1と無線交換局2とから
本発明に係るデータ多重化通信システムが構成され、上
記したように無線基地局1は中継装置として用いられる
データ多重化送信装置であり、また、無線交換局2は受
信側装置である。以下では、これら無線基地局1と無線
交換局2との間で行われるデータの送受信処理について
更に詳しく説明する。
【0025】図2には、上記した無線基地局1に備えら
れた伝送路I/F部7及び制御部8の一構成例を示して
あり、この伝送路I/F部7には、データを入出力する
DPRAM(デュアルポートRAM)21と、パケット
生成及び分解処理を行うAAL−CU(ATM Adaptation
Layer-Composite User)コントローラ22及びAAL
(ATM Adaptation Layer)5コントローラ23と、AT
Mセルの組立て及び分解処理を行うATMレイヤ終端コ
ントローラ24及び25と、ATMセルを多重化及び分
離するインタフェースコントローラ26と、伝送路4を
介してATMセル列を送受信する物理レイヤ終端コント
ローラ27とが備えられている。
【0026】また、制御部8には、各種演算等といった
処理を行うMPU28と、制御プログラムを格納したR
OM29と、MPU28が行う演算等の処理領域やデー
タの記憶領域となるRAM30とが備えられている。ま
た、これらMPU28、ROM29、RAM30は上記
した各装置21〜27に接続されており、MPU28が
ROM29に格納された制御プログラムをRAM30に
展開して実行することにより、これら接続された各装置
21〜27により行われる処理を統括制御する。なお、
上記したMPU28は、時刻を計時するタイマを有して
おり、また、RAM30には、後述する図5及び図6に
示すコネクション管理テーブル51、52が格納されて
いる。
【0027】DPRAM21は、データを一時格納する
バッファ41から構成されるバッファ手段を有してお
り、上記したベースバンド処理部6との間でデータの受
け渡しを行い、例えばベースバンド処理部6から入力さ
れたデータをバッファ41に一時格納する。なお、本例
では、上記した無線部5が移動機T1〜Tnから無線デ
ータを受信して、受信したデータを復調器等により復調
することにより無線基地局1における受信手段が構成さ
れ、この無線部5により受信されたデータがベースバン
ド処理部6を介してDPRAM21へ入力される。ま
た、制御部8には、データの種類に応じて当該データが
即時性を要するデータであるか否かを判定する判定手段
が備えられており、この判定手段により、DPRAM2
1のバッファ41に格納されるデータが即時性を要する
データであるか否かが判定される。
【0028】また、本例では、データが即時性を要する
ものであるか否かということを移動機T1〜Tnから通
知された当該データのメディアの種類に応じて判定し、
上記したように、音声データについては即時性を要する
ものと判定し、画像データやテキストデータについては
即時性を要しないものと判定する。そして、DPRAM
21のバッファ41に格納されたデータの内、即時性を
要するデータについてはAAL−CUコントローラ22
へ出力し、また、これに比べて即時性を要しないデータ
についてはAAL5コントローラ23へ出力する。
【0029】AAL−CUコントローラ22は、データ
ストリームからパケットを生成する手段を有しており、
DPRAM21から入力されたデータストリームを例え
ば5バイトといったデータ長が短いパケット(ショート
パケット)に生成してATMレイヤ終端コントローラ2
4へ出力する。また、AAL−CUコントローラ22
は、ATMレイヤ終端コントローラ24から入力された
ショートパケットをヘッダ部やユーザデータ部に分解し
て、分解されたユーザデータ部をデータストリームとし
てDPRAM21へ出力する。AAL5コントローラ2
3は、データストリームからパケットを生成する手段を
有しており、DPRAM21から入力されたデータスト
リームを上記したショートパケットよりもデータ長が長
いパケット(ロングパケット)に生成してATMレイヤ
終端コントローラ25へ出力する。また、AAL5コン
トローラ23は、ATMレイヤ終端コントローラ25か
ら入力されたロングパケットをヘッダ部やユーザデータ
部に分解して、分解されたユーザデータ部をデータスト
リームとしてDPRAM21へ出力する。
【0030】ここで、上記したショートパケット及びロ
ングパケットのデータ長としては、ショートパケットの
データ長の方がロングパケットのデータ長よりも短けれ
ば、データの通信状況等に応じて任意に設定されてよ
く、本例では、ロングパケットとして標準のATMセル
(53バイト)と同一のデータ長から構成されるパケッ
トを用い、また、ショートパケットとして5バイトのデ
ータ長から構成されるパケットを用いる。なお、上記し
たように、ショートパケットのサイズは任意でよいが、
本発明をATMに適用した場合には、ショートパケット
のサイズを標準のATMセルのサイズ(53バイト)よ
りも小さくするのが好ましい。また、本例では、上記し
たAAL−CUコントローラ22とAAL5コントロー
ラ23とから複数種類のデータをパケット化するパケッ
ト化手段が構成される。
【0031】また、制御部8には、上記判定手段により
即時性を要するデータであると判定されたデータについ
て、当該データをDPRAM21からAAL−CUコン
トローラ22へ出力させて、当該コントローラ22にデ
ータ長が短いパケットを生成させるパケット長制御手段
が備えられている。なお、本例では、ショートパケット
を生成するコントローラ22とロングパケットを生成す
るコントローラ23とを独立した装置として構成した
が、1つのコントローラでこれら2種類のパケット化処
理が行われてもよく、要は、即時性を要するデータにつ
いてはショートパケットが生成され、他の種類のデータ
についてはロングパケットが生成されればよい。また、
制御部8には、即時性を要するデータであると判定され
たデータについて、当該データを無線部5により受信す
る速度に応じたタイミングで上記したAAL−CUコン
トローラ22にショートパケットを生成させるパケット
化タイミング制御手段が備えられており、この手段によ
り行われる処理の詳細については後述する。
【0032】ATMレイヤ終端コントローラ24は、A
AL−CUコントローラ22から入力された例えば複数
の移動機(すなわち、複数のユーザ)からのショートパ
ケットを混合して標準のATMセルに組み立て、組み立
てたATMセルをインタフェースコントローラ26へ出
力する。また、ATMレイヤ終端コントローラ24は、
インタフェースコントローラ26から入力されたATM
セルを例えば複数の移動機(すなわち、複数のユーザ)
へのショートパケットに分解して、分解したショートパ
ケットをAAL−CUコントローラ22へ出力する。
【0033】同様に、ATMレイヤ終端コントローラ2
5は、AAL5コントローラ23から入力されたロング
パケットをATMセルに組み立ててインタフェースコン
トローラ26へ出力し、また、インタフェースコントロ
ーラ26から入力されたATMセルをロングパケットに
分解してAAL5コントローラ23へ出力する。なお、
本例では、上記したように、ATMセルと同一のデータ
長から成るパケットをロングパケットとして用いている
ため、1つのロングパケットが1つのATMセルに対応
している。
【0034】インタフェースコントローラ26は、パケ
ットを混合配列させる多重化手段を有しており、本例で
は、ATMレイヤ終端コントローラ24から入力された
ATMセルとATM終端コントローラ25から入力され
たATMセルとを混合配列させることにより、これらそ
れぞれのATMセルに含まれるショートパケットとロン
グパケットとを混合多重化させ、これにより生成された
ATMセル列(すなわち、ショートパケットとロングパ
ケットとが混合配列されたパケット列)を物理レイヤ終
端コントローラ27へ出力する。また、制御部8には、
上記判定手段により即時性を要するデータであると判定
されたデータについて、当該データから生成されたショ
ートパケットを他の種類のデータから生成されたロング
パケットに優先させて多重化手段に混合配列させる多重
化制御手段が備えられている。
【0035】このため、本例では、上記したインタフェ
ースコントローラ26は、ATMレイヤ終端コントロー
ラ24から入力されたショートパケットから成るATM
セルをATMレイヤ終端コントローラ25から入力され
たロングパケットから成るATMセルに優先させて多重
化処理を行う。また、インタフェースコントローラ26
は、物理レイヤ終端コントローラ27から入力されたA
TMセル列をショートパケットから成るATMセルとロ
ングパケットから成るATMセルとに分離して、前者の
ATMセルについてはATMレイヤ終端コントローラ2
4へ出力し、後者のATMセルについてはATM終端コ
ントローラ25へ出力する。なお、分離されたATMセ
ルがショートパケットから構成されているか或いはロン
グパケットから構成されているかということの判定は、
例えば無線交換局2によりATMセルのヘッダ中にこれ
らを識別するデータを含ませておき、この識別データを
インタフェースコントローラ26において検出すること
により判定する。
【0036】物理レイヤ終端コントローラ27は、伝送
路4を介して無線交換局2へパケット列を送信する送信
手段を有しており、本例では、インタフェースコントロ
ーラ26から入力されたATMセル列、すなわちショー
トパケットとロングパケットとが混合配列されたパケッ
ト列を無線交換局2へ送信する。なお、送信手段として
は、例えばデータを変調する変調器から構成されてい
る。また、同様に、物理レイヤ終端コントローラ27
は、例えばデータを復調する復調器を有しており、これ
により無線交換局2から伝送路4を介してATMセルを
受信し、受信したATMセル列をインタフェースコント
ローラ26へ出力する。
【0037】以上の構成により、中継装置である無線基
地局1の伝送路I/F部7では、無線部5により移動機
T1〜Tnから受信された複数種類のデータを入力し、
入力したこれらのデータの内、即時性を要するデータに
ついてはデータ長が短いパケットに生成するとともに、
これら即時性を要するデータについてのパケットを他の
種類のデータに優先させて混合配列して無線交換局2へ
中継送信する。また、無線交換局2から受信したパケッ
ト列(本例では、ATMセル列)については、上記と逆
の処理により、ショートパケットとロングパケットとに
分離して、それぞれのデータの宛先に対応した移動機T
1〜Tnへ中継送信する。なお、上記したように、制御
部8のパケット化タイミング制御手段により行われるシ
ョートパケットの生成タイミングの制御については後述
する。
【0038】従って、無線基地局1では、移動機T1〜
Tnから受信した複数種類のデータを多重化したパケッ
ト列として無線交換局2へ送信するに際して、例えば音
声データといった即時性を要するデータについて短いデ
ータ長から成るショートパケットが生成されるため、上
記従来例で示したように、当該データをパケット化する
際に生じるパケット化遅延の値を低く抑えることがで
き、これにより、即時性を要するデータを遅延させるこ
となく、当該データの即時性を担保して複数種類のデー
タを例えば中継送信することができる。また、無線基地
局1では、即時性を要するデータのパケットが他の種類
のデータに優先されて混合配列されるため、即時性を要
するデータを他の種類のデータに優先して無線交換局2
へ送信することができ、これにより、即時性を要するデ
ータを遅延させることなく、当該データの即時性を担保
して複数種類のデータを例えば中継送信することができ
る。
【0039】なお、本例では上記のように、ATMレイ
ヤ終端コントローラ24、25においてショートパケッ
ト或いはロングパケットのそれぞれからATMセルを組
み立て、これら2種類のパケットから組み立てられたA
TMセルをインタフェースコントローラ26により混合
多重化する構成としたが、例えば、ショートパケットや
ロングパケットからATMセルを組み立てることなく、
生成されたショートパケットとロングパケットとを混合
配列し、この混合配列により生成されたパケット列を伝
送路4を介して無線交換局2へ送信するという構成が用
いられてもよい。要は、即時性を要するデータから生成
されたショートパケットが他の種類のデータから生成さ
れたロングパケットに優先されて混合配列され、この混
合配列されたパケット列が無線交換局2へ送信されれば
よい。
【0040】図3には、無線交換局2に備えられた伝送
路I/F部9及び制御部12の一構成例を示してあり、
これらの構成は、上記した無線基地局1の伝送路I/F
部7及び制御部8と同様である。すなわち、この伝送路
I/F部9には、伝送路4を介してATMセルを送受信
する物理レイヤ終端コントローラ31と、ATMセルを
多重化及び分離するインタフェースコントローラ32
と、ATMセルの組立て及び分解処理を行うATMレイ
ヤ終端コントローラ33及び34と、パケット生成及び
分解処理を行うAAL−CUコントローラ35及びAA
L5コントローラ36と、データを入出力するDPRA
M(デュアルポートRAM)37とが備えられている。
【0041】また、制御部12には、タイマを備えたM
PU38と、制御プログラムを格納したROM39と、
MPU38が行う演算の処理領域等として用いられるR
AM40とが備えられている。また、これらは上記した
各装置31〜37に接続されており、MPU38がRO
M39に格納された制御プログラムをRAM40に展開
して実行することにより、接続された各装置31〜37
により行われる処理を統括制御する。
【0042】本例では上記したように、無線交換局2
は、中継装置である無線基地局1から送信されたパケッ
ト列を受信する受信側装置であり、上記した物理レイヤ
終端コントローラ31に備えられた例えば復調器によ
り、伝送路4を介して無線基地局1からパケット列(本
例では、ATMセル列)を受信する受信側受信手段が構
成される。また、インタフェースコントローラ32に
は、上記したように、物理レイヤ終端コントローラ31
から入力されたATMセル列をショートパケット或いは
ロングパケットから構成されるATMセルに分離する手
段が備えられており、また、ATMレイヤ終端コントロ
ーラ33、34には、ショートパケット或いはロングパ
ケットから構成されるATMセルを各種類毎のデータの
パケットに分解する手段が備えられている。本例では、
これらの処理部32、33、34に備えられた上記手段
により、無線基地局1から受信されたパケット列を各種
類毎のデータのパケットに分離する分離手段が構成され
る。
【0043】また、本例では、上記した分離手段により
分離されたショートパケット或いはロングパケットを分
解してデータストリームを生成するAAL−CUコント
ローラ35とAAL5コントローラ36とから各種類毎
のデータを再生する再生手段が構成される。また、無線
交換局2のDPRAM37は、データを一時格納するバ
ッファ45を有しており、AAL−CUコントローラ3
5及びAAL5コントローラ36から入力された各種類
毎のデータストリームを例えば各種類毎に標準のATM
セル(53バイト)に形成し、形成したATMセルをA
TMスイッチ部10へ出力する。同様に、DPRAM3
7は、ATMスイッチ部10から標準のATMセルを入
力し、入力したATMセルに含まれるデータが即時性を
有するデータであるか否かを判定して、この判定結果に
応じて当該ATMセルをAAL−CUコントローラ35
或いはAAL5コントローラ36へ出力する。なお、上
記した無線基地局1の伝送路I/F部7及び制御部8と
同様の構成から成る部分についての説明は省略する。
【0044】以上の構成により、受信側装置である無線
交換局2は、無線基地局1からパケット列(本例では、
ATMセル列)を受信し、受信したパケット列を各種類
毎のデータのパケットに分離して各データを再生する。
なお、本例では、無線基地局1の伝送路I/F部7及び
制御部8と無線交換局2の伝送路I/F部9及び制御部
12とを同様な装置構成としたため、例えば、上記した
例とは逆に、無線交換局2を中継装置として用い、無線
基地局1を受信側装置として用いることもできる。すな
わち、ネットワーク3を介して移動機T1〜Tnへ伝送
されてきたデータを無線交換局2が中継受信し、中継受
信したデータを無線交換局2が無線基地局1を介して移
動機T1〜Tnへ中継送信することもできる。
【0045】また、本例では、上記した無線基地局1に
備えられた制御部8の判定手段、パケット長制御手段と
パケット化タイミング制御手段とから成るパケット化制
御手段、多重化制御手段、AAL−CUコントローラ2
2及びAAL5コントローラ23のパケット化手段、イ
ンタフェースコントローラ26の多重化手段といった各
機能手段は、制御部8のMPU28がROM29に格納
された制御プログラムをRAM30に展開して実行する
ことにより構成される。また、同様に、本例では、上記
した無線交換局2に備えられたインタフェースコントロ
ーラ32及びATMレイヤ終端コントローラ33、34
の分離手段、AAL−CUコントローラ35及びAAL
5コントローラ36の再生手段といった各機能手段は、
制御部12のMPU38がROM39に格納された制御
プログラムをRAM40に展開して実行することにより
構成される。
【0046】このように、本実施形態では、上記した各
機能手段は、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハー
ドウェア資源において、プロセッサが制御プログラムを
実行することにより構成されるが、本発明ではこれら機
能手段を独立したハードウェア回路として構成してもよ
い。また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフ
ロッピーディスクやCD−ROM等のコンピュータによ
り読み取り可能な記憶媒体として把握することもでき、
当該制御プログラムを記憶媒体からコンピュータに入力
してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る
処理を遂行させることができる。
【0047】次に、上記した無線基地局1の制御部8に
備えられたパケット化タイミング制御手段により行われ
るパケット化タイミングの制御処理について図4を用い
て更に詳しく説明する。同図には、上記図2に示した無
線基地局1の伝送路I/F部7に備えられたDPRAM
21と、AAL−CUコントローラ22と、AAL5コ
ントローラ23と、ATMレイヤ終端コントローラ24
及び25と、インタフェースコントローラ26とを示し
てある。なお、他の装置構成については、図4では図示
を省略した。
【0048】ここで、図4では、上記したDPRAM2
1の構成例が詳しく示されており、このDPRAM21
には、上記したバッファ41と、即時性を要するデータ
のバッファ41内でのアドレスを記憶するリアルタイム
系メディアアドレスキュー42と、その他の種類のデー
タのバッファ41内でのアドレスを記憶する非リアルタ
イム系メディアアドレスキュー43と、バッファ41か
らデータを取り出す処理を行う取り出し処理部44とが
備えられている。バッファ41は、上記したベースバン
ド処理部6とAAL−CUコントローラ22とAAL5
コントローラ23とに接続されており、上記したよう
に、ベースバンド処理部6から入力されたデータ本体を
一時格納する。
【0049】また、この際、上記した制御部8の判定手
段によりバッファ41に格納されるデータのメディアの
種類が判定され、判定されたメディアの種類に応じて、
当該データが格納されたバッファ41内のアドレスが上
記したアドレスキュー42或いは43に格納される。す
なわち、即時性を要するデータ(リアルタイム系デー
タ)については、当該データが格納されたバッファ41
内のアドレス番号がリアルタイム系メディアアドレスキ
ュー42に格納され、また、他の種類のデータ(非リア
ルタイム系データ)については、当該データが格納され
たバッファ41内のアドレス番号が非リアルタイム系メ
ディアアドレスキュー43に格納される。なお、これら
のアドレスキュー42、43に格納されたアドレス番号
は、例えばベースバンド処理部6からデータを入力する
際に参照される。
【0050】また、上記した制御部8のRAM30に
は、バッファ41に格納されたデータを取り出す際に参
照される図5に示すリアルタイム系メディアコネクショ
ン管理テーブル51と図6に示す非リアルタイム系メデ
ィアコネクション管理テーブル52とが格納されてい
る。ここで、本例では、リアルタイム系メディアコネク
ション管理テーブル51には、例えば音声データといっ
た即時性を要するデータを伝送するコネクションについ
ての情報が格納され、また、非リアルタイム系メディア
コネクション管理テーブル52には、その他の種類の例
えば画像データやテキストデータといった比較的即時性
を要しないデータを伝送するコネクションについての情
報が格納される。
【0051】また、本例では、即時性を要するデータ及
びその他の種類のデータを伝送する各コネクションに
は、それぞれ固有の(ユニークな)識別番号を割り当
て、また、これら各コネクションの識別番号と当該コネ
クションで伝送されるデータが格納されるバッファ41
内でのアドレス番号とを同一の番号を用いて識別する。
すなわち、本例では、即時性を要するデータが伝送され
る各コネクションには、”0”〜”n”の識別番号が割
り当てられ、また、その他の種類のデータが伝送される
各コネクションには”n+1”〜”m”の識別番号が割
り当てられ、これらと同一の識別番号が各コネクション
についてのバッファ41内のアドレスに割り当てられ
る。
【0052】図5及び図6に示した管理テーブル51、
52中で、識別番号とは上記した各コネクションに割り
当てられた識別番号のことであり、また、アドレスキュ
ー番号とは上記したアドレスキューに格納されたアドレ
ス番号のことであり、本例では、これらの番号として同
一の番号が用いられている。また、伝送速度とは、無線
基地局1の無線部5が各コネクション毎に移動機T1〜
Tnからデータを受信する速度のことであり、本例で
は、この受信速度と受信されたデータがベースバンド処
理部6を介してバッファ41に入力される速度とが同一
であると擬制して後述するデータ取り出し処理を行う。
【0053】なお、伝送速度としては、例えば図5に示
したリアルタイム系メディアコネクション管理テーブル
51では、識別番号”0”のコネクションのデータ受信
速度が32Kbps(キロビット毎秒)であり、また、
識別番号”1”のコネクションのデータ受信速度が8K
bpsであるというように各コネクション毎の受信速度
が格納されており、図6に示した非リアルタイム系メデ
ィアコネクション管理テーブル52についても同様であ
る。
【0054】また、図5に示したリアルタイム系メディ
アコネクション管理テーブル51には、各コネクション
毎のデータの伝送速度(すなわち受信速度)に応じて、
各コネクション毎にデータをパケット化するタイミング
の時間間隔である起動タイマが設定される。ここで、こ
の起動タイマは、上記したショートパケットを生成する
ために必要なデータ長のデータがバッファ41に蓄積さ
れるまでに要する時間であり、当該データの受信速度に
基づいて次のようにして算出される。すなわち、例えば
5バイト(40ビット)のデータ毎にショートパケット
を生成する場合には、受信速度が32Kbpsのコネク
ション(識別番号”0”)については、40ビットを3
2キロビット毎秒で割った商である1.25mS(ミリ
秒)が起動タイマとして設定される。つまり、このコネ
クションを伝送するデータについては、1.25mS毎
にバッファ41に5バイトのデータ長のデータが蓄積さ
れる。
【0055】なお、本例では、起動タイマの値をmS単
位で小数点以下1桁まで設定することとし、図5に示し
たコネクション管理テーブル51には、1.25mSの
近似値として1.2mSが設定されている。同様に、受
信速度が8Kbpsのコネクション(識別番号”1”)
については5.0mSの起動タイマ値が設定され、ま
た、受信速度が64Kbpsのコネクション(識別番
号”2”)については0.6mSの起動タイマ値が設定
される。また、図5に示したコネクション管理テーブル
51中のタイマカウンタとは、制御部8のMPU28に
備えられたタイマによるカウンタの値であり、このカウ
ンタの値は、後述するように、起動タイマとして設定さ
れている値に達する度毎に0.0mSに初期化される。
なお、本例では、図6に示した非リアルタイム系メディ
アコネクション管理テーブル52については、上記した
起動タイマ値やタイマカウンタは設定していない。
【0056】取り出し処理部44は、バッファ41から
即時性を要するデータを取り出してAAL−CUコント
ローラ22へ出力させる処理を行うリアルタイム系デー
タ取り出し処理部44aと、バッファ41からその他の
種類のデータを取り出してAAL5コントローラ23へ
出力させる処理を行う非リアルタイム系データ取り出し
処理部44bとから構成されており、これらの取り出し
処理部44a及び44bは、上記した制御部8に備えら
れたパケット化タイミング制御手段により制御されて、
上記したデータ取り出し処理を行う。ここで、前者の取
り出し処理部44aは、上記図5に示したリアルタイム
系メディアコネクション管理テーブル51を参照し、例
えば、タイマ割り込みで起動される制御プログラムによ
り、タイマ割り込み処理でタイマカウンタを更新して、
タイマカウンタの値が起動タイマ値に達する度毎に即時
性を要するデータの取り出し処理を行う。また、後者の
取り出し処理部44bは、上記図6に示した非リアルタ
イム系メディアコネクション管理テーブル52を参照
し、例えば、ベースレベルで常時起動されている制御プ
ログラムにより、前者の取り出し処理部44aにより行
われるデータ取り出し処理の空き時間を用いて、比較的
即時性を要しないデータの取り出し処理を行う。
【0057】次に、上記図5及び図6に示したコネクシ
ョン管理テーブル51及び52へのコネクションの設定
及び解放を行うコネクション管理処理の手順を図7を用
いて説明する。なお、この処理は、上記した制御部8の
MPU28がROM29に格納された制御プログラムを
RAM30に展開して実行することにより行われる。コ
ネクション管理処理では、まず、新規に設定されるコネ
クションや解放されるコネクションがあるか否かという
コネクション動作を判定する(ステップS1)。 ここ
で、コネクションの設定は、例えば移動機T1〜Tnか
ら新規にデータ伝送を開始するための要求が無線基地局
1に通知されることにより判定され、また、コネクショ
ンの解放は、例えばデータ伝送を行っていた移動機T1
〜Tnから当該データ伝送を終了するための要求が無線
基地局1に通知されることにより判定される。
【0058】上記判定によりコネクションの設定要求が
判定された場合には、当該コネクションで伝送されるデ
ータの種類から当該データが即時性を要するデータ(リ
アルタイム系データ)であるか、或いはその他の種類の
データ(非リアルタイム系データ)であるかというコネ
クションタイプが判定される(ステップS2)。ここ
で、データがリアルタイム系データであると判定された
場合には、この判定結果が無線基地局1の制御部8に通
知され(ステップS3)、当該データを伝送するための
コネクションに上記したアドレスキュー42やバッファ
41のメモリが割り当てられる(ステップS4)。次
に、図5に示したリアルタイム系メディアコネクション
管理テーブル51中の識別番号やアドレスキュー番号や
伝送速度に当該コネクションの情報が登録され、この伝
送速度に応じて起動タイマの値が設定される(ステップ
S5)。
【0059】そして、タイマカウンタによるタイマのカ
ウンタが開始されて(ステップS6)、コネクションの
設定処理が終了される(ステップS7)。また、設定さ
れるコネクションを伝送するデータが非リアルタイム系
データであると判定された場合には、当該判定結果が無
線基地局1の制御部8に通知され(ステップS8)、当
該データを伝送するためのコネクションに上記したアド
レスキュー43やバッファ41のメモリが割り当てられ
る(ステップS9)。そして、図6に示した非リアルタ
イム系メディアコネクション管理テーブル52に当該コ
ネクションの情報が登録されて(ステップS10)、コ
ネクションの設定処理が終了される(ステップS7)。
【0060】また、上記したコネクション動作の判定処
理によりコネクションの解放要求が判定された場合に
は、コネクションタイプが判定され(ステップS1
1)、この判定の結果、データがリアルタイム系データ
であると判定された場合には、当該判定結果が無線基地
局1の制御部8に通知され(ステップS12)、当該コ
ネクションのアドレスキュー42やバッファ41のメモ
リが解放される(ステップS13)。そして、図5に示
したリアルタイム系メディアコネクション管理テーブル
51から識別番号や起動タイマといった当該コネクショ
ンの情報が削除されて(ステップS14)、コネクショ
ン解放処理が終了される(ステップS7)。
【0061】また、上記したコネクションタイプの判定
の結果、非リアルタイム系データのコネクションを解放
することが判定された場合には、当該判定結果が無線基
地局1の制御部8に通知され(ステップS15)、当該
コネクションのアドレスキュー43やバッファ41のメ
モリが解放される(ステップS16)。そして、図6に
示した非リアルタイム系メディアコネクション管理テー
ブル52から当該コネクションの情報が削除されて(ス
テップS17)、コネクション解放処理が終了される
(ステップS7)。
【0062】次に、リアルタイム系データをバッファ4
1から取り出す処理の手順を図8を用いて説明する。な
お、上記したように、この取り出し処理は、制御部8の
パケット化タイミング制御手段により制御されて、リア
ルタイム系データ取り出し処理部44aによりタイマ割
り込みで行われる。また、本例では、このタイマ割り込
みの起動周期、すなわちタイマカウンタを更新させる時
間間隔の周期として0.1mSを用いる。なお、この起
動周期は、好ましくは、バッファ41からデータを取り
出す時間間隔の周期である起動タイマの値よりも十分小
さい値であるのがよい。この取り出し処理では、まず、
0.1mSの時間がMPU28のタイマによりカウント
される度毎に、図5に示したリアルタイム系メディアコ
ネクション管理テーブル51のタイマカウンタの値に
0.1mSを加えて当該タイマカウンタの値を更新させ
(ステップS21)、更新されたタイマカウンタの値と
設定されている起動タイマの値とが一致したコネクショ
ンがあるか否かを検出する(ステップS22)。
【0063】ここで、例えば図5に示した管理テーブル
51では、識別番号”0”のコネクションの起動タイマ
の値とタイマカウンタの値とが共に1.2mSとなって
一致しており、このように起動タイマの値とタイマカウ
ンタの値とが一致した場合には、当該コネクションのデ
ータからショートパケットを生成するために必要となる
データ長のデータがバッファ41に蓄積されたことにな
り、当該コネクションのタイマカウンタを初期化(クリ
ア)して0.0mSとし、再びこのタイマカウンタの値
をカウントさせる(ステップS23)。これとともに、
アドレスキュー42に格納されている当該コネクション
に対応したバッファ41内でのアドレス番号を特定し
(ステップS24)、特定されたアドレスにショートパ
ケットを生成するための例えば5バイトのデータが蓄積
されているか否かを確認する(ステップS25)。この
確認により、特定されたアドレスにショートパケットを
生成するために十分なデータ長のデータが蓄積されてい
た場合には、当該データを取りだして(ステップS2
6)、取りだしたデータをAAL−CUコントローラへ
出力(転送)する(ステップS27)。
【0064】そして、他のコネクションについてタイマ
カウンタの値と起動タイマの値とが一致したものがあれ
ば、上記と同様に、データの取り出し及び出力処理を行
う(ステップS22〜S27)。また、上記確認処理に
おいて(ステップS25)、ショートパケットを生成す
るために要するデータ長のデータがバッファ41に蓄積
されていなかった場合にも(ステップS25)、同様
に、他のコネクションについてタイマカウンタの値と起
動タイマの値とが一致したものがあれば、上記と同様の
処理を行う(ステップS22〜S27)。
【0065】また、更新されたタイマカウンタの値と起
動タイマの値とが一致するすべてのコネクションについ
て上記したデータの取り出し処理が行われた場合や、ま
た、これらタイマカウンタと起動タイマとの値が一致す
るコネクションが1つも検出されなかった場合には(ス
テップS22)、この時刻(タイマカウンタの値)での
データ取り出し処理を終了させ(ステップS28)、再
び0.1mSの時間が経過してタイマカウンタを更新す
るまで待機する。なお、本例では、起動タイマの値がm
S単位で小数点以下1桁で設定され、タイマカウンタの
値が0.1mS毎に更新されるようにしたため、これら
の値が一致したときにデータの取り出し処理を行うよう
にしたが、例えば起動タイマの値が1.1mSであり、
タイマカウンタの値が0.2mS毎に更新されるような
設定とした場合には、これらの値が一致することがない
ため、このような場合には、タイマカウンタの値が起動
タイマの値を超えたときにデータの取り出し処理を行う
ようにすればよい。
【0066】次に、非リアルタイム系データをバッファ
41から取り出す処理の手順を図9を用いて説明する。
なお、この処理は、制御部8のMPU28によりROM
29に格納された制御プログラムがベースレベルで常時
起動されて、この制御に従って非リアルタイム系データ
取り出し処理部44bにより行われる。この取り出し処
理では、まず、上記図6に示した非リアルタイム系メデ
ィアコネクション管理テーブル52に登録されている各
コネクションのバッファ41内でのアドレスキュー(ア
ドレス番号)を例えば当該テーブル52の上から下へと
行った順序で特定し(ステップS31)、特定されたア
ドレスにロングパケットを生成するために十分なデータ
があるか否かを検出する(ステップS32)。
【0067】ここで、十分なデータがあれば、このデー
タをバッファ41から取り出して(ステップS33)、
取りだしたデータをAAL5コントローラ23へ出力
(転送)する(ステップS34)。また、十分なデータ
がなかった場合には、再び上記したアドレスキューの特
定処理により、例えば他のコネクションについて十分な
データが蓄積されているか否かを検出して(ステップS
31〜S32)、十分なデータがあれば当該データの取
り出し及び出力処理を行う(ステップS33〜S3
4)。なお、上記したアドレスキューの特定処理は、取
り出し対象となるすべてのデータについて例えば同一の
時間間隔毎に常時行われており、また、上記したよう
に、この非リアルタイム系データの取り出し処理は、リ
アルタイム系データの取り出し処理の空き時間を用いて
行われる。また、本例では、リアルタイム系データの取
り出し処理と非リアルタイム系データの取り出し処理と
が同時刻に重なってしまい、これら両処理を同時に行え
ないような場合には、上記した制御部8のパケット化タ
イミング制御手段により、リアルタイム系データの取り
出し処理が優先されて行われる。
【0068】従って、即時性を要するデータについて、
当該データからパケットを生成するために用いられるデ
ータ長のデータがバッファに蓄積される度毎に、この蓄
積されたデータを取りだしてパケット化処理が行われる
ため、即時性を要するデータをバッファ内に蓄積してお
く時間、すなわち、パケット化処理に際して当該データ
に生じる遅延時間を短くすることができ、これにより、
即時性を要するデータを遅延させることなく、当該デー
タの即時性を担保して複数種類のデータを中継送信する
ことができる。また、上記したように、即時性を要する
データ(リアルタイム系データ)の取り出し処理を他の
種類のデータ(非リアルタイム系データ)の取り出し処
理に優先させて行うことにより、リアルタイム系データ
の処理を遮ることなく、且つ、このリアルタイム系デー
タの処理の空き時間を用いて非リアルタイム系データの
処理を行うことができ、これにより、即時性を要するリ
アルタイム系データの伝送処理に生じる遅延の防止を更
に確実に担保することができる。
【0069】以上のように、無線基地局1では、複数種
類のデータをパケット化して、これらパケットを混合多
重化して送信するに際して、例えば音声データといった
即時性を要するデータについてデータ長が短いショート
パケットを生成することや、混合多重化処理に際して即
時性を要するデータのパケットを他の種類のデータに優
先させて混合配列させることにより、これらパケット化
処理や多重化処理といった伝送処理に際して即時性を要
するデータに生じる遅延を低く抑えることができ、これ
により、当該データの即時性(リアルタイム性)を保証
して複数種類のデータを効率的に送信することができ
る。
【0070】また、上記実施例のように、例えば複数の
移動機から受信したデータを一時格納するバッファを備
えた無線基地局1を中継装置として用い、この中継装置
により、バッファに格納された複数種類のデータを多重
化したパケット列として中継送信するに際して、バッフ
ァに格納された即時性を要するデータを取りだしてパケ
ット化するタイミングを当該データの受信速度に応じて
制御することにより、即時性を要するデータを遅延させ
ることなく、当該データの即時性を担保して複数種類の
データを効率的に中継送信することができる。なお、以
上に示したパケットを生成するデータ長の制御や、多重
化処理の優先度の制御や、バッファに格納されたデータ
をパケット化するタイミングの制御は、単独で用いられ
てもよく、また、上記実施例のように、これらの制御が
組み合わされて、データの即時性をより確実に担保する
ようにされてもよい。
【0071】また、データをショートパケットに生成す
るとパケット化遅延の値を低く抑えることができる代わ
りにヘッダ等によるデータ量が増加してしまうが、本例
では、伝送対象となる複数種類のデータのすべてをショ
ートパケットに生成することなく、即時性を要するデー
タのみをショートパケットに生成しているため、このよ
うなデータ量の増加を低く抑えることができ、総じて当
該データの即時性を担保することができる。また、すべ
ての種類のデータをショートセルに生成して混合配列さ
せると、即時性を要するデータのショートパケットの間
に他の種類のデータのショートパケットが混在すること
となり、これにより処理の遅延が生じてしまうが、本例
では、同様に、即時性を要するデータのみをショートパ
ケット化しているため、こうした遅延を防止することが
できる。
【0072】また、複数種類のデータを送信するに際し
て、例えばデータの各種類毎に伝送路を設けた場合に
は、伝送路の数が多くなって経済性が悪い等といった不
具合があるが、本例のように、即時性を要するデータを
他のデータに優先させて多重化して送信することによ
り、即時性を要するデータを遅延させることなく、例え
ば複数のユーザにより通信される複数種類のデータを多
重化して1本の伝送路で送信することもできる。
【0073】また、上記実施例では、即時性を要するデ
ータとして音声データを用い、その他の種類の比較的即
時性を要しないデータとして画像データやテキストデー
タを用いたが、これら即時性を要するデータやその他の
種類のデータとしては、このような分類の仕方に限られ
ない。すなわち、例えば音声データであっても受信側の
装置でメモリ等に蓄積しておくために伝送される音声デ
ータであれば、比較的即時性を要しないものとみなすこ
ともでき、また、例えば画像データやテキストデータで
あっても受信側の装置で受信して直ちにディスプレイ画
面等に再生出力するような場合には、これらのデータを
即時性を要するデータであるとみなすこともできる。
【0074】また、上記実施例では、例えば音声や画像
といったデータのメディアの種類に応じて当該データが
即時性を要するデータであるか否かを判定したが、この
判定としては、例えば、データを通信する移動機の種類
やユーザの種類に応じて行われてもよく、また、通信さ
れるデータの緊急度等に応じて行われてもよい。また、
上記実施例では、無線基地局1が移動機T1〜Tnから
通知されたメディアの情報に応じて、通信されるデータ
が即時性を要するデータであるか否かということを判定
したが、例えば即時性を要するデータのメディアの種類
やユーザの種類や緊急度等といった情報を無線基地局1
に予め設定しておき、これにより、通信されるデータが
即時性を要するデータであるか否かということが判定さ
れてもよい。
【0075】また、例えば、2種類以上のデータが即時
性を要するデータであるとされる場合には、これら各種
類のデータから異なったサイズのショートパケットを生
成することもできる。すなわち、即時性を要するデータ
であると判定されるすべての種類のデータについて同一
のサイズのショートパケットを生成してもよく、また、
例えば、これら各種類毎のデータの即時性の要求度等に
応じて、各種類毎のデータから生成されるショートパケ
ットのサイズを異ならせることもできる。また、上記実
施例では、本発明を適用した無線基地局と無線交換局と
の間で有線の伝送路を用いて多重化したパケット列を伝
送したが、伝送路としては例えば無線伝送路であっても
よく、要は、複数種類のデータを多重化して送信するこ
とができる伝送路が用いられればよい。
【0076】また、上記実施例では、本発明を移動通信
システムにおける無線基地局と無線交換局に適用した場
合の例を示したが、本発明が適用されるシステムや装置
としてはこれに限られず、要は、複数種類のデータをパ
ケット化して、これらパケットを混合多重化して送信す
るデータ多重化送信装置やデータ多重化通信システムに
本発明を適用することができ、本発明により、即時性を
要するデータを遅延させることなく複数種類のデータを
送信することができる。また、上記実施例では、本発明
をバッファを備えた無線基地局(中継装置)に適用した
場合の例を示したが、例えば生成するパケット長の制御
や多重化の際の優先度の制御といった制御は、中継装置
ばかりでなく、上記したようなデータ多重化送信装置に
も広く適用され得るものである。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデー
タ多重化送信装置によると、複数種類のデータをパケッ
ト化して、これらパケットを混合多重化して送信するに
際して、即時性を要するデータについてデータ長の短い
ショートパケットを生成させるようにしたため、当該デ
ータに生じるパケット化遅延の値を低く抑えることがで
き、これにより、即時性を要するデータを遅延させるこ
となく、当該データの即時性を担保して複数種類のデー
タを効率的に送信することができる。また、本発明に係
るデータ多重化送信装置によると、複数種類のデータを
パケット化して、これらパケットを混合多重化して送信
するに際して、即時性を要するデータのパケットを他の
種類のデータに優先させて混合配列させるようにしたた
め、即時性を要するデータを他の種類のデータに優先さ
せて送信することができ、これにより、即時性を要する
データを遅延させることなく、当該データの即時性を担
保して複数種類のデータを効率的に送信することができ
る。
【0078】また、本発明に係るデータ多重化送信装置
によると、例えば複数種類のデータを受信してバッファ
に格納し、これら格納されたデータを多重化したパケッ
ト列として中継送信するに際して、即時性を要するデー
タについて、当該データを受信する速度に応じたタイミ
ングでバッファから取り出してパケット化処理するよう
にしたため、例えば当該データがバッファ内に格納され
ている時間を短くすることができ、これにより、即時性
を要するデータを遅延させることなく、当該データの即
時性を担保して複数種類のデータを効率的に中継送信す
ることができる。また、以上に示した本発明に係るデー
タ多重化送信装置によると、例えば音声データと画像デ
ータとの多重化を行い、音声データは画像データに比べ
て即時性を要するデータであるとしてデータの送信を効
率的に行うことができる。
【0079】また、本発明に係るデータ多重化通信シス
テムによると、中継装置により複数種類のデータを受信
してバッファに格納し、これら格納されたデータを多重
化したパケット列として送信する一方、受信側装置によ
りパケット列を受信して各データを再生するに際して、
中継装置では、即時性を要するデータについて、上記し
たパケット長の制御や、多重化の優先度の制御や、パケ
ット化のタイミングの制御を行うようにしたため、即時
性を要するデータを遅延させることなく、当該データの
即時性を担保して複数種類のデータを中継送信すること
ができ、一方、受信側装置では、これら送信されたデー
タを受信して各データを再生することができ、これによ
り、例えば移動通信システムといったシステムにおいて
データ通信の中継処理を即時性を要するデータを遅延さ
せることなく効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ多重化送信装置
を中継装置として移動通信システムに適用した場合のシ
ステムの構成例である。
【図2】無線基地局の伝送路I/F部の一構成例であ
る。
【図3】無線交換局の伝送路I/F部の一構成例であ
る。
【図4】無線基地局の伝送路I/F部の構成例を更に詳
しく説明するための図である。
【図5】リアルタイム系メディアコネクション管理テー
ブルの一例である。
【図6】非リアルタイム系メディアコネクション管理テ
ーブルの一例である。
【図7】コネクション管理処理の一例を説明するための
図である。
【図8】リアルタイム系データの取り出し処理の一例を
説明するための図である。
【図9】非リアルタイム系データの取り出し処理の一例
を説明するための図である。
【符号の説明】
T1〜Tn・・移動機、 An・・アダプタ、 Pn・
・データ端末、1・・無線基地局、 2・・無線交換
局、 3・・ネットワーク、4・・伝送路、 5・・無
線部、 6・・ベースバンド処理部、7・・伝送路I/
F部、 8・・制御部、 9・・伝送路I/F部、10
・・ATMスイッチ部、 11・・ネットワーク対応
部、12・・制御部、 21、37・・DPRAM、2
2、35・・AAL−CUコントローラ、23、36・
・AAL5コントローラ、24、25、33、34・・
ATMレイヤ終端コントローラ、26、32・・インタ
フェースコントローラ、27、31・・物理レイヤ終端
コントローラ、 28、38・・MPU、29、39・
・ROM、 30、40・・RAM、 41、45・・
バッファ、42・・リアルタイム系メディアアドレスキ
ュー、43・・非リアルタイム系メディアアドレスキュ
ー、44・・取り出し処理部、 44a・・リアルタイ
ム系データ取り出し処理部、44b・・非リアルタイム
系データ取り出し処理部、51・・リアルタイム系メデ
ィアコネクション管理テーブル、52・・非リアルタイ
ム系メディアコネクション管理テーブル、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上戸 健也 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のデータをパケット化して、こ
    れらパケットを混合多重化して送信するデータ多重化送
    信装置において、 送信対象となる複数種類のデータをパケット化するパケ
    ット化手段と、 前記データの種類に応じて当該データが即時性を要する
    データであるか否かを判定する判定手段と、 即時性を要するデータであると判定されたデータについ
    てパケット化手段に生成するパケットのデータ長を短く
    させるパケット長制御手段と、 生成されたパケットを混合配列させる多重化手段と、 混合配列により生成されたパケット列を送信する送信手
    段と、 を備えたことを特徴とするデータ多重化送信装置。
  2. 【請求項2】 複数種類のデータをパケット化して、こ
    れらパケットを混合多重化して送信するデータ多重化送
    信装置において、 送信対象となる複数種類のデータをパケット化するパケ
    ット化手段と、 生成されたパケットを混合配列させる多重化手段と、 前記データの種類に応じて当該データが即時性を要する
    データであるか否かを判定する判定手段と、 即時性を要するデータであると判定されたデータのパケ
    ットを他の種類のデータに優先させて多重化手段に混合
    配列させる多重化制御手段と、 混合配列により生成されたパケット列を送信する送信手
    段と、 を備えたことを特徴とするデータ多重化送信装置。
  3. 【請求項3】 データを受信する受信手段と、受信した
    データを格納するバッファ手段とを備え、複数種類のデ
    ータを受信手段により受信してバッファ手段に格納し、
    これら格納されたデータを多重化したパケット列として
    中継送信するデータ多重化送信装置において、 バッファ手段に格納されたデータをパケット化するパケ
    ット化手段と、 前記データの種類に応じて当該データが即時性を要する
    データであるか否かを判定する判定手段と、 即時性を要するデータであると判定されたデータについ
    て、当該データを受信手段により受信する速度に応じた
    タイミングでパケット化手段にパケットを生成させるパ
    ケット化タイミング制御手段と、 生成されたパケットを混合配列させる多重化手段と、 混合配列により生成されたパケット列を送信する送信手
    段と、 を備えたことを特徴とするデータ多重化送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載のデータ多重化送信装置において、 音声データと画像データとの多重化を行い、音声データ
    は画像データに比べて即時性を要するデータであること
    を特徴とするデータ多重化送信装置。
  5. 【請求項5】 データを受信する中継受信手段と、受信
    したデータを格納するバッファ手段とを備えた中継装置
    により、複数種類のデータを受信してバッファ手段に格
    納し、これら格納されたデータを多重化したパケット列
    として送信する一方、受信側装置によりパケット列を受
    信して各データを再生するデータ多重化通信システムに
    おいて、 中継装置には、前記データの種類に応じて当該データが
    即時性を要するデータであるか否かを判定する判定手段
    と、 バッファ手段に格納されたデータをパケット化するパケ
    ット化手段と、 即時性を要するデータであると判定されたデータについ
    て、当該データを中継受信手段により受信する速度に応
    じたタイミングでパケット化手段にパケットを生成させ
    るとともにパケット化手段に生成するパケットのデータ
    長を短くさせるパケット化制御手段と、 生成されたパケットを混合配列させる多重化手段と、 即時性を要するデータであると判定されたデータのパケ
    ットを他の種類のデータに優先させて多重化手段に混合
    配列させる多重化制御手段と、 混合配列により生成されたパケット列を送信する中継送
    信手段と、を備え、 受信側装置には、送信されたパケット列を受信する受信
    側受信手段と、 受信されたパケット列を各種類毎のデータのパケットに
    分離する分離手段と、分離されたパケットから各データ
    を再生する再生手段と、 を備えたことを特徴とするデータ多重化通信システム。
JP14340397A 1997-05-16 1997-05-16 データ多重化通信システム Pending JPH10322359A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008506322A (ja) * 2004-07-13 2008-02-28 ユーティー スダカン トンシュン ヨウシェンゴンス 無線基地局システムにおける無線信号のパケット伝送方式
JP2010041227A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Fujitsu Telecom Networks Ltd パケット集配信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008506322A (ja) * 2004-07-13 2008-02-28 ユーティー スダカン トンシュン ヨウシェンゴンス 無線基地局システムにおける無線信号のパケット伝送方式
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