JPH10322702A - 画像復号方法および装置 - Google Patents
画像復号方法および装置Info
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- JPH10322702A JPH10322702A JP12735997A JP12735997A JPH10322702A JP H10322702 A JPH10322702 A JP H10322702A JP 12735997 A JP12735997 A JP 12735997A JP 12735997 A JP12735997 A JP 12735997A JP H10322702 A JPH10322702 A JP H10322702A
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- JP
- Japan
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- quantization
- image signal
- coefficient
- representative value
- transform
- Prior art date
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- Pending
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像信号に含まれるブロック歪みを効率的に
取り除き、同時に信号対雑音比の面から見た画像品質を
改善する。 【解決手段】 符号化データ102から、符号解読部1
03にて符号が解読された後、量子化変換部104で変
換係数の量子化代表値および量子化クリッピング範囲の
算定を行う。量子化代表値は逆直交変換部105で変換
され、復号画像信号を得る。この画像信号を最大事後確
率推定部106で復元し、収束判定部107を経てから
直交変換部108にて変換係数を得る。この変換係数を
係数比較部109で量子化クリッピング範囲と比較し、
量子化クリッピング範囲に収まっていればその変換係数
はそのまま逆直交変換部105へ戻し、量子化範囲に収
まっていなければ、乱数発生器110で量子化範囲に収
まる係数を得て、それを逆直交変換部105へ戻す。
取り除き、同時に信号対雑音比の面から見た画像品質を
改善する。 【解決手段】 符号化データ102から、符号解読部1
03にて符号が解読された後、量子化変換部104で変
換係数の量子化代表値および量子化クリッピング範囲の
算定を行う。量子化代表値は逆直交変換部105で変換
され、復号画像信号を得る。この画像信号を最大事後確
率推定部106で復元し、収束判定部107を経てから
直交変換部108にて変換係数を得る。この変換係数を
係数比較部109で量子化クリッピング範囲と比較し、
量子化クリッピング範囲に収まっていればその変換係数
はそのまま逆直交変換部105へ戻し、量子化範囲に収
まっていなければ、乱数発生器110で量子化範囲に収
まる係数を得て、それを逆直交変換部105へ戻す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小ブロックに基づ
く直交変換を用いた高能率符号化復号方法に関する。
く直交変換を用いた高能率符号化復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブロック歪み除去方法は低域通過
型フィルタを画像信号に適用し、結果としてブロック歪
みの現れている小ブロック間の境界をぼかすことが主た
る作用であった。
型フィルタを画像信号に適用し、結果としてブロック歪
みの現れている小ブロック間の境界をぼかすことが主た
る作用であった。
【0003】また、以下に述べる凸包への射影(POC
S)を用いた繰り返し方法も基本的に低域通過型フィル
タを使った方式しか提案されていない。
S)を用いた繰り返し方法も基本的に低域通過型フィル
タを使った方式しか提案されていない。
【0004】ここでPOCS理論について簡単に説明す
る。画像信号をヒルベルト空間の要素ベクトル
る。画像信号をヒルベルト空間の要素ベクトル
【0005】
【外1】 と考える。この空間におけるm個の凸閉包集合(各々、
自然画像信号が満たすべき要求に対応する集合)をCi
(i=1,2,…,m)、それへの射影をPi とする
と、任意の初期画像信号
自然画像信号が満たすべき要求に対応する集合)をCi
(i=1,2,…,m)、それへの射影をPi とする
と、任意の初期画像信号
【0006】
【外2】 から出発するベクトル列
【0007】
【外3】
【0008】
【数1】 は
【0009】
【数2】 に収束する。ここで、Iは単位行列、λi は0<λi <
2を満たす実数である。明らかに画像信号
2を満たす実数である。明らかに画像信号
【0010】
【外4】 はCi に対応するm種類の要求を全て満たしたものであ
り、原画像に近い性質をもっている事が期待できる。
り、原画像に近い性質をもっている事が期待できる。
【0011】POCSの反復において、低域通過型フィ
ルタを繰り返し施すだけでは画像信号は次第にぼやけ、
原画像からかけ離れたものになってしまう可能性があ
る。これを避けるために、復号器が受信する量子化・符
号化された直交変換係数を、復元画像信号が原画像信号
から次第にかけ離れていってしまっていないかを監視す
るのに利用する。
ルタを繰り返し施すだけでは画像信号は次第にぼやけ、
原画像からかけ離れたものになってしまう可能性があ
る。これを避けるために、復号器が受信する量子化・符
号化された直交変換係数を、復元画像信号が原画像信号
から次第にかけ離れていってしまっていないかを監視す
るのに利用する。
【0012】すなわち、復元中の画像に直交変換を施し
た係数が対応する量子化区間に収まっていない場合、収
まるように係数を修正(クリッピング)する。従来は復
元中の画像に直交変換を施した係数を、区間の境界のう
ち近い方へ修正した。この操作により、復元処理を反復
しても処理画像が原画像から無制限に離れていくことは
なくなる。こうした手法の一つにZakhorの手法がある
(A.Zakhor: "Iterativeprocedures for reduction of
blocking effects in transform image coding", IEEE
Trans. CSVT., vol.2, No.1, pp.91-95, Mar. 1992
)。
た係数が対応する量子化区間に収まっていない場合、収
まるように係数を修正(クリッピング)する。従来は復
元中の画像に直交変換を施した係数を、区間の境界のう
ち近い方へ修正した。この操作により、復元処理を反復
しても処理画像が原画像から無制限に離れていくことは
なくなる。こうした手法の一つにZakhorの手法がある
(A.Zakhor: "Iterativeprocedures for reduction of
blocking effects in transform image coding", IEEE
Trans. CSVT., vol.2, No.1, pp.91-95, Mar. 1992
)。
【0013】また、このクリッピング区間を狭めること
により復元画像の信号対雑音比を向上させる、Kim らの
方法が提案されている(D.S.Kim et al.: "Projection
ontothe narrow quantization constraint set for pos
tprocessing of scalar quantized images" SPIE Vol.2
727, pp.1473-1483, 1996)。
により復元画像の信号対雑音比を向上させる、Kim らの
方法が提案されている(D.S.Kim et al.: "Projection
ontothe narrow quantization constraint set for pos
tprocessing of scalar quantized images" SPIE Vol.2
727, pp.1473-1483, 1996)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】低域通過型フィルタを
そのまま画像信号に適用した場合、ブロック歪みを除去
すると同時に、本来ボケてはいけない、画像の詳細部分
やブロック境界近傍のエッジ信号までがぼかされてしま
うという好ましくない特性があった。
そのまま画像信号に適用した場合、ブロック歪みを除去
すると同時に、本来ボケてはいけない、画像の詳細部分
やブロック境界近傍のエッジ信号までがぼかされてしま
うという好ましくない特性があった。
【0015】また、テクスチャ解析を行って局所適応的
に処理を切り替える方法にすると処理が複雑化するとい
う問題もあった。
に処理を切り替える方法にすると処理が複雑化するとい
う問題もあった。
【0016】また、直交変換係数を単純に量子化区間で
クリッピングするZakhorの方法では、統計的に原画像と
復元画像の自乗誤差の期待値を最小にはできない。Kim
らの方式のようにクリッピング区間を狭めるのも最適な
処理とは言えない。
クリッピングするZakhorの方法では、統計的に原画像と
復元画像の自乗誤差の期待値を最小にはできない。Kim
らの方式のようにクリッピング区間を狭めるのも最適な
処理とは言えない。
【0017】本発明の目的は、ブロック歪みを除き、さ
らに復元画像よりも信号対雑音比の面で画質を向上させ
る画像復号方法および装置を提供することにある。
らに復元画像よりも信号対雑音比の面で画質を向上させ
る画像復号方法および装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の画像復号方法
は、画像信号を小ブロックに分割して、小ブロック毎に
直交変換を行って得られた直交変換係数を定められた量
子化ステップ幅で量子化して量子化代表値を得、該量子
化代表値に割り当てられて記録された符号を解読して量
子化代表値を再生し、再生された量子化代表値を逆直交
変換して復号画像信号を得る画像復号方法において、得
られた画像信号に対して、最大事後確率推定法による画
像信号の復元を行い、それに続いてその復元画像信号に
直交変換を行って再び直交変換係数を得て、前記量子化
代表値に対応する符号から直交変換係数の範囲を特定
し、得られた直交変換係数をその区間に収めるよう係数
を修正することを、画像に応じた適切な回数だけ繰り返
す。
は、画像信号を小ブロックに分割して、小ブロック毎に
直交変換を行って得られた直交変換係数を定められた量
子化ステップ幅で量子化して量子化代表値を得、該量子
化代表値に割り当てられて記録された符号を解読して量
子化代表値を再生し、再生された量子化代表値を逆直交
変換して復号画像信号を得る画像復号方法において、得
られた画像信号に対して、最大事後確率推定法による画
像信号の復元を行い、それに続いてその復元画像信号に
直交変換を行って再び直交変換係数を得て、前記量子化
代表値に対応する符号から直交変換係数の範囲を特定
し、得られた直交変換係数をその区間に収めるよう係数
を修正することを、画像に応じた適切な回数だけ繰り返
す。
【0019】本発明の他の画像復号方法は、画像信号を
小ブロックに分割して、小ブロック毎に直交変換を行っ
て得られた直交変換係数を定められた量子化ステップ幅
で量子化して量子化代表値を得、該量子化代表値に割り
当てられて記録された符号を解読する符号解読段階と、
前記符号解読段階の解読結果から量子化代表値と量子化
クリッピング範囲を算定する量子化変換段階と、前記量
子化代表値を逆直交変換し、復号画像信号を得る逆直交
変換段階と、前記復号画像に対して最大事後確定推定法
による画像信号の復元を行う最大事後確定推定段階と、
前記復元画像信号を直交変換し、変換係数を得る直交変
換段階と、前記変換係数を前記量子化クリッピング範囲
と比較し、前記量子化クリッピング範囲に収まっていれ
ば前記変換係数を前記逆直交変換段階に戻す係数比較段
階と、前記係数比較段階において、前記変換係数が前記
量子化クリッピング範囲に収まっていないとき、前記量
子化クリッピング範囲に収まる変換係数を得て、前記逆
直交変換段階に戻す段階と、以上の処理を予め決められ
た回数を繰り返したか、原画像信号の最大事後確率推定
値の減少が止ったか、増加傾向にあると判断すると、復
元画像信号を出力する収束判定段階を有する。
小ブロックに分割して、小ブロック毎に直交変換を行っ
て得られた直交変換係数を定められた量子化ステップ幅
で量子化して量子化代表値を得、該量子化代表値に割り
当てられて記録された符号を解読する符号解読段階と、
前記符号解読段階の解読結果から量子化代表値と量子化
クリッピング範囲を算定する量子化変換段階と、前記量
子化代表値を逆直交変換し、復号画像信号を得る逆直交
変換段階と、前記復号画像に対して最大事後確定推定法
による画像信号の復元を行う最大事後確定推定段階と、
前記復元画像信号を直交変換し、変換係数を得る直交変
換段階と、前記変換係数を前記量子化クリッピング範囲
と比較し、前記量子化クリッピング範囲に収まっていれ
ば前記変換係数を前記逆直交変換段階に戻す係数比較段
階と、前記係数比較段階において、前記変換係数が前記
量子化クリッピング範囲に収まっていないとき、前記量
子化クリッピング範囲に収まる変換係数を得て、前記逆
直交変換段階に戻す段階と、以上の処理を予め決められ
た回数を繰り返したか、原画像信号の最大事後確率推定
値の減少が止ったか、増加傾向にあると判断すると、復
元画像信号を出力する収束判定段階を有する。
【0020】本発明の画像復号装置は、画像信号を小ブ
ロックに分割して、小ブロック毎に直交変換を行って得
られた直交変換係数を定められた量子化ステップ幅で量
子化して量子化代表値を得、該量子化代表値に割り当て
られて記録された符号を解読する符号解読手段と、前記
符号解読手段の解読結果から量子化代表値と量子化クリ
ッピング範囲を算定する量子化変換手段と、前記量子化
代表値を逆直交変換し、復号画像信号を得る逆直交変換
手段と、前記復号画像に対して最大事後確定推定法によ
る画像信号の復元を行う最大事後確定推定手段と、前記
復元画像信号を直交変換し、変換係数を得る直交変換手
段と、前記変換係数を前記量子化クリッピング範囲と比
較し、前記量子化クリッピング範囲に収まっていれば前
記変換係数を前記逆直交変換段階に戻す係数比較手段
と、前記係数比較手段において、前記変換係数が前記量
子化クリッピング範囲に収まっていないとき、前記量子
化クリッピング範囲に収まる変換係数を得て、前記逆直
交変換手段に戻す手段と、以上の処理を予め決められた
回数を繰り返したか、原画像信号の最大事後確率推定値
の減少が止ったか、増加傾向にあると判断すると、復元
画像信号を出力する収束判定手段を有する。
ロックに分割して、小ブロック毎に直交変換を行って得
られた直交変換係数を定められた量子化ステップ幅で量
子化して量子化代表値を得、該量子化代表値に割り当て
られて記録された符号を解読する符号解読手段と、前記
符号解読手段の解読結果から量子化代表値と量子化クリ
ッピング範囲を算定する量子化変換手段と、前記量子化
代表値を逆直交変換し、復号画像信号を得る逆直交変換
手段と、前記復号画像に対して最大事後確定推定法によ
る画像信号の復元を行う最大事後確定推定手段と、前記
復元画像信号を直交変換し、変換係数を得る直交変換手
段と、前記変換係数を前記量子化クリッピング範囲と比
較し、前記量子化クリッピング範囲に収まっていれば前
記変換係数を前記逆直交変換段階に戻す係数比較手段
と、前記係数比較手段において、前記変換係数が前記量
子化クリッピング範囲に収まっていないとき、前記量子
化クリッピング範囲に収まる変換係数を得て、前記逆直
交変換手段に戻す手段と、以上の処理を予め決められた
回数を繰り返したか、原画像信号の最大事後確率推定値
の減少が止ったか、増加傾向にあると判断すると、復元
画像信号を出力する収束判定手段を有する。
【0021】本発明は、最大事後確率推定による画像復
元と、直交変換係数の量子化範囲の監視による画像復元
を反復して行うことにより、画像信号に含まれるブロッ
ク歪み等を効率的に取り除き、同時に信号対雑音比の面
から見た画像品質を改善するものである。
元と、直交変換係数の量子化範囲の監視による画像復元
を反復して行うことにより、画像信号に含まれるブロッ
ク歪み等を効率的に取り除き、同時に信号対雑音比の面
から見た画像品質を改善するものである。
【0022】繰り返し処理において、除くことが好まし
くないようなエッジ部分についてはなるべく残し、ブロ
ック歪みは除去するような画像信号処理が望ましい。ま
た、その際、画像局所分類を行い各局所に適応的な処理
を行うことは処理が複雑になり処理時間が増大してしま
うため、画像全体を統一的に処理できることが望まれ
る。
くないようなエッジ部分についてはなるべく残し、ブロ
ック歪みは除去するような画像信号処理が望ましい。ま
た、その際、画像局所分類を行い各局所に適応的な処理
を行うことは処理が複雑になり処理時間が増大してしま
うため、画像全体を統一的に処理できることが望まれ
る。
【0023】また、直交変換係数のクリッピングも実際
の画像信号の変換分布に鑑み、従来の方法よりさらに自
乗誤差を減らす意味で最適なクリッピングを行う。
の画像信号の変換分布に鑑み、従来の方法よりさらに自
乗誤差を減らす意味で最適なクリッピングを行う。
【0024】本発明では、POCSにおける反復画像射
影として、最大事後確率推定と改良型量子化区間制限の
二つを用いている。
影として、最大事後確率推定と改良型量子化区間制限の
二つを用いている。
【0025】まず、最大事後確率推定について説明す
る。この方法は、雑音が重畳された信号を、確率が最も
高くなる方向へ射影する復元手法であり、画像信号に適
用した場合、低域通過型フィルタとは異なり、画像モデ
ルのパラメータを適切に設定することによりエッジを適
当な量だけ残すことが可能である。
る。この方法は、雑音が重畳された信号を、確率が最も
高くなる方向へ射影する復元手法であり、画像信号に適
用した場合、低域通過型フィルタとは異なり、画像モデ
ルのパラメータを適切に設定することによりエッジを適
当な量だけ残すことが可能である。
【0026】原画像信号を
【0027】
【外5】 復元画像信号を
【0028】
【外6】 とする。
【0029】
【外7】 の最大事後確率推定
【0030】
【外8】 は対数尤度関数
【0031】
【外9】 を用い
【0032】
【数3】 となる。ベイズ則によりこれを変形し、
【0033】
【外10】 は最大化に無関係なので除くと
【0034】
【数4】 を得る。ここで、画像信号
【0035】
【外11】 が等方的一般化ガウスマルコフ確率場であると仮定する
と、
と、
【0036】
【外12】 は
【0037】
【数5】 となる。ただし、α,bs,r は定数、Cは画素近傍の集
合、sは任意の着目画素、rはその近傍画素である。
合、sは任意の着目画素、rはその近傍画素である。
【0038】式(7)において、p,qは確率場のパラ
メータであり、ともに1以上のときこの式の目的関数は
凸となる。p,qは小さい程画像のエッジ信号をよく保
存し、大きいほどエッジを抑制する。また、αが小さい
と、画素値は開始画像から大きく離れない範囲で探索さ
れる。本発明では量子化区間制限も利用し、画像が無制
限に原画像から離れていかないよう監視されているの
で、これは任意に大きくしてもよい。また、ブロック歪
みを除去するためにはエッジ部分のペナルティをある程
度大きくする必要がある。そのためp,qは本発明では
ともに2とする。こうするとエッジは適度に抑制され、
また式(7)の勾配は
メータであり、ともに1以上のときこの式の目的関数は
凸となる。p,qは小さい程画像のエッジ信号をよく保
存し、大きいほどエッジを抑制する。また、αが小さい
と、画素値は開始画像から大きく離れない範囲で探索さ
れる。本発明では量子化区間制限も利用し、画像が無制
限に原画像から離れていかないよう監視されているの
で、これは任意に大きくしてもよい。また、ブロック歪
みを除去するためにはエッジ部分のペナルティをある程
度大きくする必要がある。そのためp,qは本発明では
ともに2とする。こうするとエッジは適度に抑制され、
また式(7)の勾配は
【0039】
【数6】 と単純な形になり、演算の高速化にも貢献する。
【0040】次に、本発明の改良型量子化区間制限方法
について説明する。実際の復元中画像信号の直交変換係
数と真の直交変換係数とを観察してみると、量子化区間
に収まっていない係数でも区間中にほぼ偏りなく乱雑に
分布している。そこで本発明では従来の直交変換係数の
単純クリッピングの代りに、区間から外れた変換係数は
乱数発生器により区間内へ戻す。その場合の乱数は単純
な一様分布でも十分良い結果が得られる。
について説明する。実際の復元中画像信号の直交変換係
数と真の直交変換係数とを観察してみると、量子化区間
に収まっていない係数でも区間中にほぼ偏りなく乱雑に
分布している。そこで本発明では従来の直交変換係数の
単純クリッピングの代りに、区間から外れた変換係数は
乱数発生器により区間内へ戻す。その場合の乱数は単純
な一様分布でも十分良い結果が得られる。
【0041】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0042】本実施形態の画像復号器は受信端子101
と符号解読部103と量子化変換部104と逆直交変換
部105と最大事後確率推定部106と収束判定部10
7と直交変換部108と係数比較部109と乱数発生器
110と出力端子112で構成されている。
と符号解読部103と量子化変換部104と逆直交変換
部105と最大事後確率推定部106と収束判定部10
7と直交変換部108と係数比較部109と乱数発生器
110と出力端子112で構成されている。
【0043】受信端子101にて受信された符号化デー
タ102から、符号解読部103にて符号が解読された
後、量子化変換部104で変換係数の量子化代表値およ
び量子化クリッピング範囲の算定を行う。量子化代表値
は逆直交変換部105で変換され、ここでブロック歪み
等の雑音が重畳している復号画像信号を得る。この復号
画像信号を最大事後確率推定部106で復元し、収束判
定部107を経てから直交変換部108にて再度直交変
換を施し、変換係数を得る。この変換係数を係数比較部
109で、量子化変換部104からの量子化クリッピン
グ範囲と比較する。変換係数が量子化クリッピング範囲
に収まっていればその変換係数はそのまま逆直交変換部
105へ戻される。もし量子化範囲に収まっていなけれ
ば、乱数発生器110で量子化範囲に収まる係数を得
て、それを逆直交変換部105へ戻す。量子化クリッピ
ング範囲が例えば8.5〜11.5であれば、0〜1の
一様乱数rを使って(8.5+3r)を出力する。これ
は8.5〜11.5の一様乱数になる。
タ102から、符号解読部103にて符号が解読された
後、量子化変換部104で変換係数の量子化代表値およ
び量子化クリッピング範囲の算定を行う。量子化代表値
は逆直交変換部105で変換され、ここでブロック歪み
等の雑音が重畳している復号画像信号を得る。この復号
画像信号を最大事後確率推定部106で復元し、収束判
定部107を経てから直交変換部108にて再度直交変
換を施し、変換係数を得る。この変換係数を係数比較部
109で、量子化変換部104からの量子化クリッピン
グ範囲と比較する。変換係数が量子化クリッピング範囲
に収まっていればその変換係数はそのまま逆直交変換部
105へ戻される。もし量子化範囲に収まっていなけれ
ば、乱数発生器110で量子化範囲に収まる係数を得
て、それを逆直交変換部105へ戻す。量子化クリッピ
ング範囲が例えば8.5〜11.5であれば、0〜1の
一様乱数rを使って(8.5+3r)を出力する。これ
は8.5〜11.5の一様乱数になる。
【0044】この処理を繰り返していく中で、収束判定
部107において、反復回数が予め決められた回数を超
えるか、式(7)の値の減少が止まったか、あるいは増
加傾向にあると判断された場合には終了し、復元画像信
号111が最終的に出力端子112に出力される。式
(7)は、画像が等方的一般化ガウスマルコフ確率場で
あるという仮定の下で、いわゆる画像の自然さを測る尺
度であり、これが小さい程自然であると言えるからであ
る。
部107において、反復回数が予め決められた回数を超
えるか、式(7)の値の減少が止まったか、あるいは増
加傾向にあると判断された場合には終了し、復元画像信
号111が最終的に出力端子112に出力される。式
(7)は、画像が等方的一般化ガウスマルコフ確率場で
あるという仮定の下で、いわゆる画像の自然さを測る尺
度であり、これが小さい程自然であると言えるからであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最大事後確率推定による画像復元と、直交変換係数の量
子化範囲の監視による画像復元を反復して行うことによ
り、画像信号に含まれるブロック歪み等を効率的に取り
除き、同時に信号対雑音比の面から見た画像品質を改善
し、最終的に復号側では単なる逆直交変換による復号画
像よりも原画像に近い高品質な画像を得ることが可能と
なる。
最大事後確率推定による画像復元と、直交変換係数の量
子化範囲の監視による画像復元を反復して行うことによ
り、画像信号に含まれるブロック歪み等を効率的に取り
除き、同時に信号対雑音比の面から見た画像品質を改善
し、最終的に復号側では単なる逆直交変換による復号画
像よりも原画像に近い高品質な画像を得ることが可能と
なる。
【図1】本発明の一実施形態の画像復号装置のブロック
図である。
図である。
101 受信端子 102 受信された符号化データ 103 符号解読部 104 量子化変換部 105 逆直交変換部 106 最大事後確率推定部 107 収束判定部 108 直交変換部 109 係数比較部 110 乱数発生器 111 最終的な復元画像信号 112 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小寺 博 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 画像信号を小ブロックに分割して、小ブ
ロック毎に直交変換を行って得られた直交変換係数を定
められた量子化ステップ幅で量子化して量子化代表値を
得、該量子化代表値に割り当てられて記録された符号を
解読して量子化代表値を再生し、再生された量子化代表
値を逆直交変換して復号画像信号を得る画像復号方法に
おいて、 得られた画像信号に対して、最大事後確率推定法による
画像信号の復元を行い、それに続いてその復元画像信号
に直交変換を行って再び直交変換係数を得て、前記量子
化代表値に対応する符号から直交変換係数の範囲を特定
し、得られた直交変換係数をその区間に収めるよう係数
を修正することを、画像に応じた適切な回数だけ繰り返
すことを特徴とする画像復号方法。 - 【請求項2】 画像信号を小ブロックに分割して、小ブ
ロック毎に直交変換を行って得られた直交変換係数を定
められた量子化ステップ幅で量子化して量子化代表値を
得、該量子化代表値に割り当てられて記録された符号を
解読する符号解読段階と、 前記符号解読段階の解読結果から量子化代表値と量子化
クリッピング範囲を算定する量子化変換段階と、 前記量子化代表値を逆直交変換し、復号画像信号を得る
逆直交変換段階と、 前記復号画像に対して最大事後確定推定法による画像信
号の復元を行う最大事後確定推定段階と、 前記復元画像信号を直交変換し、変換係数を得る直交変
換段階と、 前記変換係数を前記量子化クリッピング範囲と比較し、
前記量子化クリッピング範囲に収まっていれば前記変換
係数を前記逆直交変換段階に戻す係数比較段階と、 前記係数比較段階において、前記変換係数が前記量子化
クリッピング範囲に収まっていないとき、前記量子化ク
リッピング範囲に収まる変換係数を得て、前記逆直交変
換段階に戻す段階と、 以上の処理を予め決められた回数を繰り返したか、原画
像信号の最大事後確率推定値の減少が止ったか、増加傾
向にあると判断すると、復元画像信号を出力する収束判
定段階を有する画像復号方法。 - 【請求項3】 画像信号を小ブロックに分割して、小ブ
ロック毎に直交変換を行って得られた直交変換係数を定
められた量子化ステップ幅で量子化して量子化代表値を
得、該量子化代表値に割り当てられて記録された符号を
解読する符号解読手段と、 前記符号解読手段の解読結果から量子化代表値と量子化
クリッピング範囲を算定する量子化変換手段と、 前記量子化代表値を逆直交変換し、復号画像信号を得る
逆直交変換手段と、 前記復号画像に対して最大事後確定推定法による画像信
号の復元を行う最大事後確定推定手段と、 前記復元画像信号を直交変換し、変換係数を得る直交変
換手段と、 前記変換係数を前記量子化クリッピング範囲と比較し、
前記量子化クリッピング範囲に収まっていれば前記変換
係数を前記逆直交変換段階に戻す係数比較手段と、 前記係数比較手段において、前記変換係数が前記量子化
クリッピング範囲に収まっていないとき、前記量子化ク
リッピング範囲に収まる変換係数を得て、前記逆直交変
換手段に戻す手段と、 以上の処理を予め決められた回数を繰り返したか、原画
像信号の最大事後確率推定値の減少が止ったか、増加傾
向にあると判断すると、復元画像信号を出力する収束判
定手段を有する画像復号装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12735997A JPH10322702A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 画像復号方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12735997A JPH10322702A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 画像復号方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322702A true JPH10322702A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=14958007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12735997A Pending JPH10322702A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 画像復号方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10322702A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008022428A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 復号化装置、復号化方法及びプログラム |
| JP2008134710A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Univ Of Electro-Communications | 光学的情報読取装置及び光学的情報読取方法 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP12735997A patent/JPH10322702A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008022428A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Fuji Xerox Co Ltd | 復号化装置、復号化方法及びプログラム |
| US8005307B2 (en) | 2006-07-14 | 2011-08-23 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Decoding apparatus, decoding method, computer readable medium storing program thereof, and computer data signal |
| JP2008134710A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Univ Of Electro-Communications | 光学的情報読取装置及び光学的情報読取方法 |
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