JPH10322828A - 既設架空送電線における圧縮接続部の補修方法およびこれに用いる圧縮形接続管 - Google Patents
既設架空送電線における圧縮接続部の補修方法およびこれに用いる圧縮形接続管Info
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- JPH10322828A JPH10322828A JP14332797A JP14332797A JPH10322828A JP H10322828 A JPH10322828 A JP H10322828A JP 14332797 A JP14332797 A JP 14332797A JP 14332797 A JP14332797 A JP 14332797A JP H10322828 A JPH10322828 A JP H10322828A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設の架空送電線の圧縮接続部の補修作業を
容易にする。 【解決手段】 既設の架空送電線において,圧縮形ジャ
ンパスリーブや圧縮形直線スリーブや,圧縮形引留クラ
ンプ等による圧縮接続部を補修する際,圧縮形ジャンパ
スリーブや,圧縮形直線スリーブのアルミスリーブや,
圧縮形引留クランプのアルミクランプ等の圧縮形接続管
25の内径D1 を,接続しようとする電線(鋼心アルミ
撚線20)の標準外径dより2mm〜5mm太径にし,
外径D2 を圧縮率5〜8%を確保できる外径とする。既
設の圧縮形接続管を新しい圧縮形接続管と交換する際,
古線(既設電線)のアルミ素線の撚りを戻し研磨して酸
化アルミ被膜を除去し再度撚り合わせるが,その際太径
となってしまった古線(既設電線)を容易にかつ確実に
圧縮形接続管に挿入できる。また,圧縮接続部の電気的
性能および引張強度性能も確保できる。
容易にする。 【解決手段】 既設の架空送電線において,圧縮形ジャ
ンパスリーブや圧縮形直線スリーブや,圧縮形引留クラ
ンプ等による圧縮接続部を補修する際,圧縮形ジャンパ
スリーブや,圧縮形直線スリーブのアルミスリーブや,
圧縮形引留クランプのアルミクランプ等の圧縮形接続管
25の内径D1 を,接続しようとする電線(鋼心アルミ
撚線20)の標準外径dより2mm〜5mm太径にし,
外径D2 を圧縮率5〜8%を確保できる外径とする。既
設の圧縮形接続管を新しい圧縮形接続管と交換する際,
古線(既設電線)のアルミ素線の撚りを戻し研磨して酸
化アルミ被膜を除去し再度撚り合わせるが,その際太径
となってしまった古線(既設電線)を容易にかつ確実に
圧縮形接続管に挿入できる。また,圧縮接続部の電気的
性能および引張強度性能も確保できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,既設の架空送電
線における圧縮形ジャンパスリーブや圧縮形直線スリー
ブや圧縮形引留クランプ等による圧縮接続部を補修する
補修方法,およびこれに用いるアルミスリーブやアルミ
クランプ等の圧縮形接続管に関する。
線における圧縮形ジャンパスリーブや圧縮形直線スリー
ブや圧縮形引留クランプ等による圧縮接続部を補修する
補修方法,およびこれに用いるアルミスリーブやアルミ
クランプ等の圧縮形接続管に関する。
【0002】
【従来の技術】架空送電線には一般に鋼心アルミ撚線
(ACSR)が使用されているが,その接続のために,
図1に示す圧縮形ジャンパスリーブや,図2に示す圧縮
形直線スリーブや,図3に示す圧縮形引留クランプ等の
各種の接続装置がそれぞれの使用目的に対応して用いら
れている。これらの接続装置は,以下に説明するよう
に,アルミスリーブやアルミクランプ等のアルミまたは
アルミ合金製の圧縮形接続管を用いる。
(ACSR)が使用されているが,その接続のために,
図1に示す圧縮形ジャンパスリーブや,図2に示す圧縮
形直線スリーブや,図3に示す圧縮形引留クランプ等の
各種の接続装置がそれぞれの使用目的に対応して用いら
れている。これらの接続装置は,以下に説明するよう
に,アルミスリーブやアルミクランプ等のアルミまたは
アルミ合金製の圧縮形接続管を用いる。
【0003】図5に示すように,鋼心アルミ撚線20
は,複数の鋼素線21aを撚り合わせてなるテンション
メンバとしての鋼心部21の外周に,複数のアルミ素線
22aを撚り合わせたアルミ線部22を備えた構造であ
る。
は,複数の鋼素線21aを撚り合わせてなるテンション
メンバとしての鋼心部21の外周に,複数のアルミ素線
22aを撚り合わせたアルミ線部22を備えた構造であ
る。
【0004】図1に示す接続装置は,前記鋼心アルミ撚
線20を用いたジャンパ線の接続に用いる圧縮形ジャン
パスリーブ1である。この場合はアルミまたはアルミ合
金製の筒状の圧縮形ジャンパスリーブ1自体が圧縮形接
続管である。この圧縮形ジャンパスリーブ1は,主とし
て電流経路を確保するためのもので,圧縮形ジャンパス
リーブ1の左右に設けた電線挿入穴1aに接続しようと
する電線(鋼心アルミ撚線)を挿入した後,六角形状の
圧縮用ダイスにより圧縮形ジャンパスリーブ1の外周か
ら図1(ハ)のように六角形断面に圧縮接続する構造で
ある。図1(ニ)は耐張鉄塔において前記圧縮形ジャン
パスリーブ1でジャンパ線(鋼心アルミ撚線)2の接続
を行った吊架式ジャンパ装置を示す。図1(ニ)におい
て,3は径間の送電線,4は碍子連である。この場合に
おける電気的接続の有効長さは,電流密度を0.116
A/mm2として当該電線の電流容量および等価表面積
により決められている。また,接続強度は,アルミ線の
把持力密度を0.4Kgf/mm2 として当該電線の等
価表面積により決められている。
線20を用いたジャンパ線の接続に用いる圧縮形ジャン
パスリーブ1である。この場合はアルミまたはアルミ合
金製の筒状の圧縮形ジャンパスリーブ1自体が圧縮形接
続管である。この圧縮形ジャンパスリーブ1は,主とし
て電流経路を確保するためのもので,圧縮形ジャンパス
リーブ1の左右に設けた電線挿入穴1aに接続しようと
する電線(鋼心アルミ撚線)を挿入した後,六角形状の
圧縮用ダイスにより圧縮形ジャンパスリーブ1の外周か
ら図1(ハ)のように六角形断面に圧縮接続する構造で
ある。図1(ニ)は耐張鉄塔において前記圧縮形ジャン
パスリーブ1でジャンパ線(鋼心アルミ撚線)2の接続
を行った吊架式ジャンパ装置を示す。図1(ニ)におい
て,3は径間の送電線,4は碍子連である。この場合に
おける電気的接続の有効長さは,電流密度を0.116
A/mm2として当該電線の電流容量および等価表面積
により決められている。また,接続強度は,アルミ線の
把持力密度を0.4Kgf/mm2 として当該電線の等
価表面積により決められている。
【0005】図2に示す接続装置は,同図(ホ)のよう
に前記鋼心アルミ撚線20を用いた送電線5の径間途中
に設置される圧縮形直線スリーブ6であり,この圧縮形
直線スリーブ6は,図2(イ)に示すように中空部7a
を持つアルミまたはアルミ合金製のアルミスリーブ7
と,図2(ハ)に示すように鋼心挿入穴8aを持つ鋼製
の鋼スリーブ8とからなる。この場合はアルミスリーブ
7が上述の圧縮形接続管に相当する。この圧縮形直線ス
リーブ6は,送電線の径間途中に設置されることから,
電流経路の確保のほか,引っ張り強度を当該電線の強度
の95%以上を確保する必要があり,鋼心アルミ撚線の
テンションメンバである鋼心部と電流通路であるアルミ
線部との両方の機能を満足させるため,前述の通りアル
ミスリーブ7および鋼スリーブ8の二分割形となってい
る。この圧縮形直線スリーブ6で鋼心アルミ撚線の接続
を行う場合,接続しようとする電線(鋼心アルミ撚線)
5の外周に事前にアルミスリーブ7を被せた後,当該電
線を段剥きして鋼心部を露出させ,鋼スリーブ8の鋼心
挿入穴8aに当該電線の鋼心部を挿入した後,六角形状
の圧縮用ダイスにより鋼スリーブ8の外周から図2
(ニ)のように六角形断面に圧縮することにより,テン
ションメンバである鋼心部どうしの接続を行う。その
後,事前に電線外周に被せているアルミスリーブ7を圧
縮接続部におけるアルミ線部に移動させた後,アルミス
リーブ7の外周から六角形状の圧縮用ダイスにより図
(ロ)のように六角形断面に圧縮して接続することによ
り,電流経路を確保する。この場合の圧縮接続による電
流密度およびアルミ線の把持力密度は前述の圧縮形ジャ
ンパスリーブ1の場合と同一であるが,鋼線の把持力密
度として2.0kgf/mm2 という値が使用されてい
る。
に前記鋼心アルミ撚線20を用いた送電線5の径間途中
に設置される圧縮形直線スリーブ6であり,この圧縮形
直線スリーブ6は,図2(イ)に示すように中空部7a
を持つアルミまたはアルミ合金製のアルミスリーブ7
と,図2(ハ)に示すように鋼心挿入穴8aを持つ鋼製
の鋼スリーブ8とからなる。この場合はアルミスリーブ
7が上述の圧縮形接続管に相当する。この圧縮形直線ス
リーブ6は,送電線の径間途中に設置されることから,
電流経路の確保のほか,引っ張り強度を当該電線の強度
の95%以上を確保する必要があり,鋼心アルミ撚線の
テンションメンバである鋼心部と電流通路であるアルミ
線部との両方の機能を満足させるため,前述の通りアル
ミスリーブ7および鋼スリーブ8の二分割形となってい
る。この圧縮形直線スリーブ6で鋼心アルミ撚線の接続
を行う場合,接続しようとする電線(鋼心アルミ撚線)
5の外周に事前にアルミスリーブ7を被せた後,当該電
線を段剥きして鋼心部を露出させ,鋼スリーブ8の鋼心
挿入穴8aに当該電線の鋼心部を挿入した後,六角形状
の圧縮用ダイスにより鋼スリーブ8の外周から図2
(ニ)のように六角形断面に圧縮することにより,テン
ションメンバである鋼心部どうしの接続を行う。その
後,事前に電線外周に被せているアルミスリーブ7を圧
縮接続部におけるアルミ線部に移動させた後,アルミス
リーブ7の外周から六角形状の圧縮用ダイスにより図
(ロ)のように六角形断面に圧縮して接続することによ
り,電流経路を確保する。この場合の圧縮接続による電
流密度およびアルミ線の把持力密度は前述の圧縮形ジャ
ンパスリーブ1の場合と同一であるが,鋼線の把持力密
度として2.0kgf/mm2 という値が使用されてい
る。
【0006】図3に示す接続装置は,前記鋼心アルミ撚
線20を用いた送電線の引き留めに使用する圧縮形引留
クランプ10であり,アルミクランプ11と鋼クランプ
12とからなる。この場合はアルミクランプ11が上述
の圧縮形接続管に相当する。この圧縮形引留クランプ1
0は,前述の圧縮形直線スリーブ6と同様に電流経路の
確保および当該電線の強度の95%以上を確保する必要
があり,鋼心アルミ撚線のテンションメンバである鋼心
部と電流通路であるアルミ線部との両方の機能を満足さ
せるため,アルミクランプ11および鋼クランプ12の
二分割形となっている。この圧縮形引留クランプ10
は,鋼心アルミ撚線を段剥きし,露出させた鋼心部を鋼
クランプ12のスリーブ部の鋼心挿入穴12aに挿入し
圧縮接続した上,鋼クランプ12にアルミクランプ11
を被せ,次いで,アルミ線の張力の引き留めおよび電流
通路を確保するためにアルミクランプ11のスリーブ部
11aを圧縮するとともに,鋼クランプ12の波部12
bをアルミクランプ11と圧縮により一体化することに
より,鋼心アルミ撚線の引き留めが達成される構造とな
っている。図3(ハ)にアルミクランプ11の圧縮前の
断面形状,同図(ニ)に同圧縮後の断面形状を示す。ま
た,同図(ホ)に鋼クランプ12の圧縮前の断面形状,
同図(ヘ)に同圧縮後の断面形状を示す。なお,13は
ジャンパソケットである。この場合の圧縮接続による電
流密度,アルミ線および鋼線の把持力密度は,圧縮形直
線スリーブの場合と同一となっている。
線20を用いた送電線の引き留めに使用する圧縮形引留
クランプ10であり,アルミクランプ11と鋼クランプ
12とからなる。この場合はアルミクランプ11が上述
の圧縮形接続管に相当する。この圧縮形引留クランプ1
0は,前述の圧縮形直線スリーブ6と同様に電流経路の
確保および当該電線の強度の95%以上を確保する必要
があり,鋼心アルミ撚線のテンションメンバである鋼心
部と電流通路であるアルミ線部との両方の機能を満足さ
せるため,アルミクランプ11および鋼クランプ12の
二分割形となっている。この圧縮形引留クランプ10
は,鋼心アルミ撚線を段剥きし,露出させた鋼心部を鋼
クランプ12のスリーブ部の鋼心挿入穴12aに挿入し
圧縮接続した上,鋼クランプ12にアルミクランプ11
を被せ,次いで,アルミ線の張力の引き留めおよび電流
通路を確保するためにアルミクランプ11のスリーブ部
11aを圧縮するとともに,鋼クランプ12の波部12
bをアルミクランプ11と圧縮により一体化することに
より,鋼心アルミ撚線の引き留めが達成される構造とな
っている。図3(ハ)にアルミクランプ11の圧縮前の
断面形状,同図(ニ)に同圧縮後の断面形状を示す。ま
た,同図(ホ)に鋼クランプ12の圧縮前の断面形状,
同図(ヘ)に同圧縮後の断面形状を示す。なお,13は
ジャンパソケットである。この場合の圧縮接続による電
流密度,アルミ線および鋼線の把持力密度は,圧縮形直
線スリーブの場合と同一となっている。
【0007】これらの接続装置の設計において,圧縮さ
れる圧縮形ジャンパスリーブ1やアルミスリーブ7やア
ルミクランプ11等の圧縮形接続管の外形,内径は,接
続しようとする当該電線(鋼心アルミ撚線)に対して一
定の圧縮率を確保できることが前提となっており,圧縮
率を5〜8%とすることにより,圧縮した後の圧縮接続
部の電流経路の確保および引っ張り強度の確保を実現し
ている。前記圧縮率は,次の通り表される。 Cp={((Aa+Aw)−C)/(Aa+Aw)}×100(%) … ただし,Cp:圧縮率(%) Aa:圧縮形接続管の計算断面積(mm2 ) Aw:当該電線の計算断面積(mm2 ) C :圧縮後の計算断面積(mm2 ) なお,六角形状の圧縮用ダイスの対角寸法は一般に,圧
縮後のバリを少なくするため,圧縮形接続管の外形と合
致させている。また,従来の圧縮形接続管の内径は,施
工時の電線挿入が容易であるように,挿入される当該電
線の標準外径に対し1mm〜2mm太径にしてあり,こ
の状態において圧縮接続した場合に,所定の上記圧縮率
が確保される構造となっている。
れる圧縮形ジャンパスリーブ1やアルミスリーブ7やア
ルミクランプ11等の圧縮形接続管の外形,内径は,接
続しようとする当該電線(鋼心アルミ撚線)に対して一
定の圧縮率を確保できることが前提となっており,圧縮
率を5〜8%とすることにより,圧縮した後の圧縮接続
部の電流経路の確保および引っ張り強度の確保を実現し
ている。前記圧縮率は,次の通り表される。 Cp={((Aa+Aw)−C)/(Aa+Aw)}×100(%) … ただし,Cp:圧縮率(%) Aa:圧縮形接続管の計算断面積(mm2 ) Aw:当該電線の計算断面積(mm2 ) C :圧縮後の計算断面積(mm2 ) なお,六角形状の圧縮用ダイスの対角寸法は一般に,圧
縮後のバリを少なくするため,圧縮形接続管の外形と合
致させている。また,従来の圧縮形接続管の内径は,施
工時の電線挿入が容易であるように,挿入される当該電
線の標準外径に対し1mm〜2mm太径にしてあり,こ
の状態において圧縮接続した場合に,所定の上記圧縮率
が確保される構造となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで,長年にわた
り運用されてきた架空送電線における圧縮接続部におい
て,所定の電流を通電させた場合に圧縮接続部が設計値
を越えて過熱している事態が近年発生している。この過
熱した不具合な圧縮形接続管を新しいものと交換する場
合,現場において当該圧縮形接続管の口元先端で既設電
線を切断した上,新しい圧縮形接続管を長年運用してき
た既設電線(古線)に圧縮接続することになるが,古線
は外層・内層ともアルミ素線の表面が電気絶縁物である
強固な酸化アルミ被膜により覆われており,この状態で
圧縮形接続管を圧縮接続した場合には,所定の電流通路
を確保できず,再度過熱することは明白である。したが
って,古線を圧縮接続する場合は,当該電線のアルミ線
の全表面を必要圧縮長さまで研磨しすべての酸化アルミ
被膜を除去した上で,新しい圧縮形接続管により圧縮接
続を行うことが必要条件となる。
り運用されてきた架空送電線における圧縮接続部におい
て,所定の電流を通電させた場合に圧縮接続部が設計値
を越えて過熱している事態が近年発生している。この過
熱した不具合な圧縮形接続管を新しいものと交換する場
合,現場において当該圧縮形接続管の口元先端で既設電
線を切断した上,新しい圧縮形接続管を長年運用してき
た既設電線(古線)に圧縮接続することになるが,古線
は外層・内層ともアルミ素線の表面が電気絶縁物である
強固な酸化アルミ被膜により覆われており,この状態で
圧縮形接続管を圧縮接続した場合には,所定の電流通路
を確保できず,再度過熱することは明白である。したが
って,古線を圧縮接続する場合は,当該電線のアルミ線
の全表面を必要圧縮長さまで研磨しすべての酸化アルミ
被膜を除去した上で,新しい圧縮形接続管により圧縮接
続を行うことが必要条件となる。
【0009】当該電線のアルミ線の全表面を研磨するた
めには,構成するアルミ素線を1本ずつ研磨する必要が
あるが,そのためには,当該電線の切断部の近傍におけ
るアルミ素線の撚りを,研磨作業をできる程度まで外層
および内層にわたって戻し,その後ワイヤブラシまたは
ショットブラストによりアルミ素線を1本づつ研磨する
ことが必要である。そして,このような酸化アルミ被膜
除去作業を,架空送電線が架設されている碍子連先端近
傍または径間途中で実施する場合は,室内で丹念に作業
できる場合と異なり足場等の作業環境が悪いことから,
アルミ素線に過度の変形が発生し易くなり,研磨後に再
度アルミ素線を撚り合わせた時には,当該電線の撚り合
わせ後の外径が撚り戻し前に比べて1mm〜3mm程度
大きくなることは避けられない。
めには,構成するアルミ素線を1本ずつ研磨する必要が
あるが,そのためには,当該電線の切断部の近傍におけ
るアルミ素線の撚りを,研磨作業をできる程度まで外層
および内層にわたって戻し,その後ワイヤブラシまたは
ショットブラストによりアルミ素線を1本づつ研磨する
ことが必要である。そして,このような酸化アルミ被膜
除去作業を,架空送電線が架設されている碍子連先端近
傍または径間途中で実施する場合は,室内で丹念に作業
できる場合と異なり足場等の作業環境が悪いことから,
アルミ素線に過度の変形が発生し易くなり,研磨後に再
度アルミ素線を撚り合わせた時には,当該電線の撚り合
わせ後の外径が撚り戻し前に比べて1mm〜3mm程度
大きくなることは避けられない。
【0010】このような太径となった当該電線に通常通
りの設計の新しい圧縮形接続管を圧縮接続しようとする
場合,最初から当該電線を圧縮形接続管内に挿入できる
ことはあまりなく,通常は,アルミ素線の撚り合わせの
やり直しや,変形したアルミ素線の矯正等の作業が必要
となり,場合によっては,当該電線の挿入不足のまま圧
縮接続されることになる。このような事情は,特に送電
線路の停電を伴う作業の場合,作業時間の制約があるこ
とから重大な欠点となる。
りの設計の新しい圧縮形接続管を圧縮接続しようとする
場合,最初から当該電線を圧縮形接続管内に挿入できる
ことはあまりなく,通常は,アルミ素線の撚り合わせの
やり直しや,変形したアルミ素線の矯正等の作業が必要
となり,場合によっては,当該電線の挿入不足のまま圧
縮接続されることになる。このような事情は,特に送電
線路の停電を伴う作業の場合,作業時間の制約があるこ
とから重大な欠点となる。
【0011】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので,既設の架空送電線の圧縮形接続管を新
しい圧縮形接続管と交換する圧縮接続部補修を行う場合
に,酸化アルミ被膜の除去処理に伴って太径となった古
線(既設電線)を新しい圧縮形接続管に容易にかつ確実
に圧縮接続できるとともに,圧縮接続部の電気的性能お
よび引張強度性能も確保できる架空送電線における圧縮
接続部の補修方法,およびこの補修方法に用いる圧縮形
接続管を提供することを目的とする。
なされたもので,既設の架空送電線の圧縮形接続管を新
しい圧縮形接続管と交換する圧縮接続部補修を行う場合
に,酸化アルミ被膜の除去処理に伴って太径となった古
線(既設電線)を新しい圧縮形接続管に容易にかつ確実
に圧縮接続できるとともに,圧縮接続部の電気的性能お
よび引張強度性能も確保できる架空送電線における圧縮
接続部の補修方法,およびこの補修方法に用いる圧縮形
接続管を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は,アルミまたはアルミ合金からなる圧縮形
接続管を電線の外周に被せ圧縮接続してなる圧縮接続部
を補修する既設架空送電線における圧縮接続部の補修方
法であって,既設の架空送電線における前記圧縮形接続
管の口元先端で当該電線を切断し,当該電線の切断部近
傍のアルミ素線の撚りを戻し,各アルミ素線を研磨した
後再度撚り合わせ,この撚り合わせた電線端部を,当該
電線の標準外径より2mm〜5mm太径の内径と圧縮率
5〜8%を確保できる外径とを持つ新しい圧縮形接続管
に挿入し圧縮接続することを特徴とする。
項1の発明は,アルミまたはアルミ合金からなる圧縮形
接続管を電線の外周に被せ圧縮接続してなる圧縮接続部
を補修する既設架空送電線における圧縮接続部の補修方
法であって,既設の架空送電線における前記圧縮形接続
管の口元先端で当該電線を切断し,当該電線の切断部近
傍のアルミ素線の撚りを戻し,各アルミ素線を研磨した
後再度撚り合わせ,この撚り合わせた電線端部を,当該
電線の標準外径より2mm〜5mm太径の内径と圧縮率
5〜8%を確保できる外径とを持つ新しい圧縮形接続管
に挿入し圧縮接続することを特徴とする。
【0013】請求項2は,請求項1の既設架空送電線に
おける圧縮接続部の補修方法に用いる圧縮形接続管であ
って,接続しようとする電線の標準外径より2mm〜5
mm太径の内径と,圧縮率5〜8%を確保できる外径と
を持つことを特徴とする。
おける圧縮接続部の補修方法に用いる圧縮形接続管であ
って,接続しようとする電線の標準外径より2mm〜5
mm太径の内径と,圧縮率5〜8%を確保できる外径と
を持つことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本発明の既設架空送電線における
圧縮接続部の補修方法は,既設の架空送電線における図
1に示した圧縮形ジャンパスリーブ1,図2に示した圧
縮形直線スリーブ6,図3に示した圧縮形引留クランプ
10等の接続装置による圧縮接続部に適用される。前述
の通り,図1の圧縮形ジャンパスリーブ1はそれ自体が
圧縮形接続管であり,図2の圧縮形直線スリーブ6にお
いてはジャンパスリーブ7が圧縮形接続管であり,図3
の圧縮形引留クランプ10においてはアルミクランプ1
1が圧縮形接続管である。
を参照して説明する。本発明の既設架空送電線における
圧縮接続部の補修方法は,既設の架空送電線における図
1に示した圧縮形ジャンパスリーブ1,図2に示した圧
縮形直線スリーブ6,図3に示した圧縮形引留クランプ
10等の接続装置による圧縮接続部に適用される。前述
の通り,図1の圧縮形ジャンパスリーブ1はそれ自体が
圧縮形接続管であり,図2の圧縮形直線スリーブ6にお
いてはジャンパスリーブ7が圧縮形接続管であり,図3
の圧縮形引留クランプ10においてはアルミクランプ1
1が圧縮形接続管である。
【0015】本発明では,これらの圧縮形接続管の内径
を,接続しようとする当該電線の標準外径より2mm〜
5mm太径とし,外径を圧縮率5〜8%を確保できる外
径とする。すなわち,図4において,接続しようとする
電線20(図2のジャンパ線2,図3の径間の架空送電
線5等の鋼心アルミ撚線)の標準外径をd,圧縮形接続
管25(前述の圧縮形ジャンパスリーブ1,アルミスリ
ーブ7,アルミクランプ11等)の内径をD1 ,外径を
D2 とすると,圧縮形接続管25の内径D1 を D1 =d+α(α=2〜5)mm とする。そして,圧縮形接続管25の外径D2 は,圧縮
率5〜8%を確保できる外径とする。すなわち,図4
(イ)の円形断面の圧縮形接続管25を圧縮用ダイスに
より図4(ロ)の六角形断面に圧縮した時,前述の式
で計算される圧縮率Cpが Cp=5〜8% となるような寸法とする。
を,接続しようとする当該電線の標準外径より2mm〜
5mm太径とし,外径を圧縮率5〜8%を確保できる外
径とする。すなわち,図4において,接続しようとする
電線20(図2のジャンパ線2,図3の径間の架空送電
線5等の鋼心アルミ撚線)の標準外径をd,圧縮形接続
管25(前述の圧縮形ジャンパスリーブ1,アルミスリ
ーブ7,アルミクランプ11等)の内径をD1 ,外径を
D2 とすると,圧縮形接続管25の内径D1 を D1 =d+α(α=2〜5)mm とする。そして,圧縮形接続管25の外径D2 は,圧縮
率5〜8%を確保できる外径とする。すなわち,図4
(イ)の円形断面の圧縮形接続管25を圧縮用ダイスに
より図4(ロ)の六角形断面に圧縮した時,前述の式
で計算される圧縮率Cpが Cp=5〜8% となるような寸法とする。
【0016】なお,圧縮形接続管25を圧縮する圧縮用
ダイスは,当該圧縮形接続管25の外径D2 と同等な正
六角形とするが,圧縮形接続管25の外径を抑制すると
同時に5〜8%という所定の圧縮率を確保するために,
当該圧縮形接続管25の外径D2 と同一対角寸法を有し
かつ対辺寸法を縮めた扁平六角形ダイスを使用すること
も有効である。
ダイスは,当該圧縮形接続管25の外径D2 と同等な正
六角形とするが,圧縮形接続管25の外径を抑制すると
同時に5〜8%という所定の圧縮率を確保するために,
当該圧縮形接続管25の外径D2 と同一対角寸法を有し
かつ対辺寸法を縮めた扁平六角形ダイスを使用すること
も有効である。
【0017】補修に用いる圧縮形接続管25の材質は従
来と同様であり,圧縮形ジャンパスリーブ1の場合はア
ルミ管またはアルミ棒,圧縮形直線スリーブ6のアルミ
スリーブ7の場合はアルミまたはアルミ合金の管または
棒,圧縮形引留クランプ10のアルミクランプ11の場
合はアルミまたはアルミ合金の管または棒もしくは電気
用アルミ鋳物が好ましい。なお,圧縮形直線スリーブ6
の鋼スリーブ8,および圧縮形引留クランプ10の鋼ク
ランプ12は通常軟鋼を用いる。
来と同様であり,圧縮形ジャンパスリーブ1の場合はア
ルミ管またはアルミ棒,圧縮形直線スリーブ6のアルミ
スリーブ7の場合はアルミまたはアルミ合金の管または
棒,圧縮形引留クランプ10のアルミクランプ11の場
合はアルミまたはアルミ合金の管または棒もしくは電気
用アルミ鋳物が好ましい。なお,圧縮形直線スリーブ6
の鋼スリーブ8,および圧縮形引留クランプ10の鋼ク
ランプ12は通常軟鋼を用いる。
【0018】上記の圧縮形接続管25を用いて,既設の
架空送電線における過熱した不具合な圧縮接続部を補修
する場合,まず,既設の架空送電線における圧縮形接続
管(圧縮形ジャンパスリーブ1,圧縮形直線スリーブ
7,圧縮形引留クランプ11等)の口元先端で当該電線
を切断し,当該電線の切断部近傍のアルミ素線の撚りを
戻し,各アルミ素線を研磨して酸化アルミ被膜を除去し
た後再度撚り合わせ,この撚り合わせた電線端部を,前
述のように電線の標準外径dより2mm〜5mm太径の
内径D1 と,圧縮率5〜8%を確保できる外径D2 とを
持つ新しい圧縮形接続管25に挿入し圧縮接続する。な
お,本発明の補修方法の手順自体は,前述した従来の手
順と同様であり,詳細手順の再度の説明は省略するが,
上記の通り,使用する圧縮形接続管25が従来の圧縮形
接続管とは異なる。
架空送電線における過熱した不具合な圧縮接続部を補修
する場合,まず,既設の架空送電線における圧縮形接続
管(圧縮形ジャンパスリーブ1,圧縮形直線スリーブ
7,圧縮形引留クランプ11等)の口元先端で当該電線
を切断し,当該電線の切断部近傍のアルミ素線の撚りを
戻し,各アルミ素線を研磨して酸化アルミ被膜を除去し
た後再度撚り合わせ,この撚り合わせた電線端部を,前
述のように電線の標準外径dより2mm〜5mm太径の
内径D1 と,圧縮率5〜8%を確保できる外径D2 とを
持つ新しい圧縮形接続管25に挿入し圧縮接続する。な
お,本発明の補修方法の手順自体は,前述した従来の手
順と同様であり,詳細手順の再度の説明は省略するが,
上記の通り,使用する圧縮形接続管25が従来の圧縮形
接続管とは異なる。
【0019】上記のようにアルミ素線の撚りを戻し研磨
した後再度撚り合わせた時には,通常,当該電線の撚り
合わせの外径が撚り戻し前に比べて1mm〜3mm程度
大きくなっているが,新しい圧縮形接続管25の内径D
1 は電線の標準外径dより2mm〜5mm太径であるか
ら,若干太径になった古線でも容易に挿入することがで
き,アルミ素線の撚り合わせのやり直しや,変形したア
ルミ素線の矯正等の作業等が必要となることはない。し
たがって,特に作業時間に制約のある,送電線路の停電
を伴う作業の場合にきわめて有効である。また,当該電
線の圧縮形接続管への挿入長さが不足した状態のまま圧
縮接続される恐れもなく,確実な圧縮接続が行われる。
そして,圧縮形接続管25の外径D2 は圧縮率5〜8%
を確保できる外径であるから,圧縮接続部の電気的性能
および引張強度性能を損なうおそれもない。
した後再度撚り合わせた時には,通常,当該電線の撚り
合わせの外径が撚り戻し前に比べて1mm〜3mm程度
大きくなっているが,新しい圧縮形接続管25の内径D
1 は電線の標準外径dより2mm〜5mm太径であるか
ら,若干太径になった古線でも容易に挿入することがで
き,アルミ素線の撚り合わせのやり直しや,変形したア
ルミ素線の矯正等の作業等が必要となることはない。し
たがって,特に作業時間に制約のある,送電線路の停電
を伴う作業の場合にきわめて有効である。また,当該電
線の圧縮形接続管への挿入長さが不足した状態のまま圧
縮接続される恐れもなく,確実な圧縮接続が行われる。
そして,圧縮形接続管25の外径D2 は圧縮率5〜8%
を確保できる外径であるから,圧縮接続部の電気的性能
および引張強度性能を損なうおそれもない。
【0020】なお,本発明の圧縮形接続管は,圧縮形ジ
ャンパスリーブ,圧縮形直線スリーブ,圧縮形引留クラ
ンプに限らず,架空送電線路において,電線の外周に被
せ圧縮接続されるアルミまたはアルミ合金製の種々の圧
縮形接続管に適用できる。また,本発明の圧縮形接続管
は,少なくともアルミ撚線部を持つ電線を対象とする
が,必ずしも鋼心アルミ撚線に限定されない。
ャンパスリーブ,圧縮形直線スリーブ,圧縮形引留クラ
ンプに限らず,架空送電線路において,電線の外周に被
せ圧縮接続されるアルミまたはアルミ合金製の種々の圧
縮形接続管に適用できる。また,本発明の圧縮形接続管
は,少なくともアルミ撚線部を持つ電線を対象とする
が,必ずしも鋼心アルミ撚線に限定されない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば,既設の架空送電線の圧
縮形接続管を新しい圧縮形接続管と交換する圧縮接続部
の補修を行う際,圧縮形接続管の内径D1 が接続しよう
とする当該電線の標準外径dより2mm〜5mm太径で
あるから,酸化アルミ被膜の除去処理に伴って太径とな
った古線(既設電線)を新しい圧縮形接続管に容易に挿
入することができ,したがって,圧縮接続作業が著しく
容易になる。また,太径となった古線を圧縮形接続管に
挿入不足のまま圧縮接続する等の不確実な圧縮接続作業
をなくすことができる。しかも,圧縮形接続管の外径D
2 は圧縮率5〜8%を確保できる外径であるから,圧縮
接続部の電気的性能および引張強度性能も確保すること
ができる。
縮形接続管を新しい圧縮形接続管と交換する圧縮接続部
の補修を行う際,圧縮形接続管の内径D1 が接続しよう
とする当該電線の標準外径dより2mm〜5mm太径で
あるから,酸化アルミ被膜の除去処理に伴って太径とな
った古線(既設電線)を新しい圧縮形接続管に容易に挿
入することができ,したがって,圧縮接続作業が著しく
容易になる。また,太径となった古線を圧縮形接続管に
挿入不足のまま圧縮接続する等の不確実な圧縮接続作業
をなくすことができる。しかも,圧縮形接続管の外径D
2 は圧縮率5〜8%を確保できる外径であるから,圧縮
接続部の電気的性能および引張強度性能も確保すること
ができる。
【図1】本発明の一つの実施の形態を示すもので,
(イ)は圧縮形ジャンパスリーブの正面図,(ロ)は同
右側面図,(ハ)は同圧縮後の断面形状を示す図,
(ニ)はこの圧縮形ジャンパスリーブでジャンパ線の接
続を行ったジャンパ装置の図である。
(イ)は圧縮形ジャンパスリーブの正面図,(ロ)は同
右側面図,(ハ)は同圧縮後の断面形状を示す図,
(ニ)はこの圧縮形ジャンパスリーブでジャンパ線の接
続を行ったジャンパ装置の図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示すもので,(イ)
は圧縮形直線スリーブにおけるアルミスリーブの正面
図,(ロ)は(イ)のアルミスリーブの圧縮後の断面形
状を示す図,(ハ)は圧縮形直線スリーブにおける鋼ク
ランプの正面図,(ニ)は(ハ)の鋼クランプの圧縮後
の断面形状を示す図,(ホ)は径間途中に上記の圧縮形
直線スリーブが配置された架空送電線を説明する図であ
る。
は圧縮形直線スリーブにおけるアルミスリーブの正面
図,(ロ)は(イ)のアルミスリーブの圧縮後の断面形
状を示す図,(ハ)は圧縮形直線スリーブにおける鋼ク
ランプの正面図,(ニ)は(ハ)の鋼クランプの圧縮後
の断面形状を示す図,(ホ)は径間途中に上記の圧縮形
直線スリーブが配置された架空送電線を説明する図であ
る。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態を示すもので,
(イ)は圧縮形引留クランプの正面図,(ロ)は右側面
図,(ハ)は(イ)の圧縮形引留クランプにおけるアル
ミクランプの圧縮前の断面形状を示す図,(ニ)は同圧
縮後の断面形状を示す図,(ホ)は(イ)の圧縮形引留
クランプにおける鋼クランプの圧縮前の断面形状を示す
図,(ヘ)は同圧縮後の断面形状を示す図である。
(イ)は圧縮形引留クランプの正面図,(ロ)は右側面
図,(ハ)は(イ)の圧縮形引留クランプにおけるアル
ミクランプの圧縮前の断面形状を示す図,(ニ)は同圧
縮後の断面形状を示す図,(ホ)は(イ)の圧縮形引留
クランプにおける鋼クランプの圧縮前の断面形状を示す
図,(ヘ)は同圧縮後の断面形状を示す図である。
【図4】本発明の圧縮形接続管の断面についての寸法関
係を説明するための図であり,(イ)は圧縮前の断面形
状,(ロ)は圧縮後の断面形状の図である。
係を説明するための図であり,(イ)は圧縮前の断面形
状,(ロ)は圧縮後の断面形状の図である。
【図5】本発明が対象とする鋼心アルミ撚線の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
1 圧縮形ジャンパスリーブ(圧縮形接続管) 2 ジャンパ線(鋼心アルミ撚線) 5 送電線(鋼心アルミ撚線) 6 圧縮形直線スリーブ 7 アルミスリーブ(圧縮形接続管) 7a 中空部 8 鋼スリーブ 8a 鋼心挿入穴 10 圧縮形引留クランプ 11 アルミクランプ(圧縮形接続管) 12 鋼クランプ 20 鋼心アルミ撚線 21 鋼心部 21a 鋼素線 22 アルミ線部 22a アルミ素線 25 圧縮形接続管 d 電線の標準外径 D1 圧縮形接続管の内径 D2 圧縮形接続管の外径
Claims (2)
- 【請求項1】 アルミまたはアルミ合金からなる圧縮形
接続管を電線の外周に被せ圧縮接続してなる圧縮接続部
を補修する既設架空送電線における圧縮接続部の補修方
法であって,既設の架空送電線における前記圧縮形接続
管の口元先端で当該電線を切断し,当該電線の切断部近
傍のアルミ素線の撚りを戻し,各アルミ素線を研磨した
後再度撚り合わせ,この撚り合わせた電線端部を,当該
電線の標準外径より2mm〜5mm太径の内径と圧縮率
5〜8%を確保できる外径とを持つ新しい圧縮形接続管
に挿入し圧縮接続することを特徴とする既設架空送電線
における圧縮接続部の補修方法。 - 【請求項2】 請求項1の既設架空送電線における圧縮
接続部の補修方法に用いる圧縮形接続管であって,接続
しようとする電線の標準外径より2mm〜5mm太径の
内径と,圧縮率5〜8%を確保できる外径とを持つこと
を特徴とする圧縮形接続管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14332797A JPH10322828A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 既設架空送電線における圧縮接続部の補修方法およびこれに用いる圧縮形接続管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14332797A JPH10322828A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 既設架空送電線における圧縮接続部の補修方法およびこれに用いる圧縮形接続管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322828A true JPH10322828A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15336214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14332797A Pending JPH10322828A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 既設架空送電線における圧縮接続部の補修方法およびこれに用いる圧縮形接続管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10322828A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006286385A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Asahi Electric Works Ltd | 端子金具と撚り線との圧着接続構造 |
| US8202131B2 (en) | 2009-10-21 | 2012-06-19 | Sicame Australia Pty Ltd | Power line coupler |
| JP2014147185A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 補修スリーブ |
| KR101531012B1 (ko) * | 2014-03-06 | 2015-06-24 | 한국전기연구원 | 가공송전선의 표면강화처리방법 및 이에 의해 제조된 가공송전선 |
| KR101531013B1 (ko) * | 2014-03-06 | 2015-06-24 | 한국전기연구원 | 표면강화처리된 연알루미늄 선재를 적용한 가공송전선 제조방법 및 이에 의해 제조된 가공송전선 |
| JP2015195661A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 株式会社ビスキャス | 架空送電線の支持構造、及び、クランプ |
| US9240649B2 (en) | 2009-10-21 | 2016-01-19 | Sicame Austrailia Pty Ltd | Power line coupler |
| CN109861132A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-06-07 | 国网福建省电力有限公司宁德供电公司 | 架空线路修复工具及工作方法 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP14332797A patent/JPH10322828A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006286385A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Asahi Electric Works Ltd | 端子金具と撚り線との圧着接続構造 |
| US8202131B2 (en) | 2009-10-21 | 2012-06-19 | Sicame Australia Pty Ltd | Power line coupler |
| US9240649B2 (en) | 2009-10-21 | 2016-01-19 | Sicame Austrailia Pty Ltd | Power line coupler |
| JP2014147185A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 補修スリーブ |
| KR101531012B1 (ko) * | 2014-03-06 | 2015-06-24 | 한국전기연구원 | 가공송전선의 표면강화처리방법 및 이에 의해 제조된 가공송전선 |
| KR101531013B1 (ko) * | 2014-03-06 | 2015-06-24 | 한국전기연구원 | 표면강화처리된 연알루미늄 선재를 적용한 가공송전선 제조방법 및 이에 의해 제조된 가공송전선 |
| JP2015195661A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 株式会社ビスキャス | 架空送電線の支持構造、及び、クランプ |
| CN109861132A (zh) * | 2018-12-26 | 2019-06-07 | 国网福建省电力有限公司宁德供电公司 | 架空线路修复工具及工作方法 |
| CN109861132B (zh) * | 2018-12-26 | 2024-03-08 | 国网福建省电力有限公司宁德供电公司 | 架空线路修复工具及工作方法 |
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