JPH10322878A - 過電流保護用開閉装置 - Google Patents

過電流保護用開閉装置

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JPH10322878A
JPH10322878A JP9124050A JP12405097A JPH10322878A JP H10322878 A JPH10322878 A JP H10322878A JP 9124050 A JP9124050 A JP 9124050A JP 12405097 A JP12405097 A JP 12405097A JP H10322878 A JPH10322878 A JP H10322878A
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昌義 山田
Koji Yoshino
浩次 吉野
Chikashi Okabayashi
親志 岡林
Hidetoshi Ito
秀敏 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大電流で遮断されたときには再投入を行わ
ず、過負荷によって遮断されたときには所定回数だけ自
動再投入を行う過電流保護用開閉装置を提供する。 【解決手段】 電源ラインL1,l2に過電流が流れて
ブレーカ21がトリップすると、トリップ検出部22か
らトリップ信号TRが出力され、遅延部23で遅延され
て遅延トリップ信号DTが生成される。カウント部26
でトリップの回数がカウントされる。ブレーカ21の遮
断で、遮断検出部28から遮断信号OFが出力される。
遮断速度検出部29で遅延トリップ信号DTと遮断信号
OFとの発生順序からブレーカ21の遮断速度が検出さ
れ、大電流による遮断のときには高速遮断信号HSが出
力される。設定時間経過後に遅延部24から復旧信号R
Cが出力されると、再投入判定部24において、高速遮
断信号HSとカウント部26からのオーバーフロー信号
OVとに基づいて再投入の可否が判定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、短絡事故等により
回路に過電流が流れたときに、電源からその回路を切離
すための過電流保護用開閉装置(以下、単に「開閉装
置」という)、特に一度切離された回路を一定時間後に
再投入する自動再投入機能を有する開閉装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の自動再投入機能を有する
開閉装置の一例を示す構成図である。この開閉装置は、
電源ラインL1,L2の電源側POWERから負荷側L
OADに流れる電流の大きさを検知して、一定値以上の
電流が流れると負荷側LOADへの電源供給を遮断する
ためのブレーカ1を備えている。ブレーカ1は、電源ラ
インL1,L2を開閉するための主接点1a,1bと、
このブレーカ1が作動したことを外部に出力するための
警報接点1cを有している。また、図示しないが、一度
遮断された主接点1a,1bを投入するための開閉レバ
ーを有している。警報接点1cには、ブレーカ1の動作
を監視するためのトリップ検出部2が接続されている。
トリップ検出部2は、ブレーカ1が作動して、例えば警
報接点1cが“閉”から“開”に変化したときに、トリ
ップ信号TRを出力するものであり、このトリップ検出
部2の出力側に、遅延部3の入力側が接続されている。
遅延部3は、トリップ信号TRが入力された後、例えば
5秒後に遅延トリップ信号DTを出力するものであり、
この遅延部3の出力側がカウント部4と遅延部5の入力
側に接続されている。カウント部4は、遅延トリップ信
号DTの発生回数をカウントするものであり、例えばカ
ウント値CNが5になると、オーバーフロー信号OVを
出力する機能を有している。また、カウント部4は、リ
セット信号RSによってそのカウント値CNを0に戻す
機能を有している。
【0003】遅延部5には、遅延時間設定部6が接続さ
れており、遅延トリップ信号DTが入力された後、この
遅延時間設定部6で設定された時間の経過後、復旧信号
RCを出力するものである。カウント部4と遅延部5の
出力側には、再投入判定部7が接続されている。再投入
判定部7は、復旧信号RCが与えられたときに、オーバ
ーフロー信号OVが出力されているか否かによって、ブ
レーカ1の再投入の可否を判定するものである。復旧信
号RCが与えられたときに、オーバーフロー信号OVが
出力されていなければ、再投入判定部7からブレーカ1
の投入を指示する投入信号COが出力される。再投入判
定部7の出力側には、投入制御部8の入力側が接続され
ている。投入制御部8の出力側には、投入機構部9が接
続されており、この投入制御部8から投入機構部9に対
する駆動信号DRが出力されるようになっている。投入
機構部9は、作動したブレーカ1の開閉レバーを“開”
位置から“閉”位置へ機械的に戻すための機構であり、
例えば、駆動用のモータ、減速用の歯車機構、及び復旧
位置検出のためのリミットスイッチ等で構成されてい
る。また、この開閉装置は、各部の動作用の直流電源P
Oを供給するための電源部10を有しており、この電源
部10には電源ラインL1,L2から保護用のヒューズ
11を介して交流電源が与えられている。電源部10の
出力側には、充電可能な電池12が接続されており、電
源ラインL1,L2の電源側POWERが停電の時に
も、電池12から直流電源を供給することにより、カウ
ント部4のカウント値CNを保持するようになってい
る。
【0004】このような開閉装置において、電源ライン
L1,L2の負荷側LOADに過電流が流れると、ブレ
ーカ1が作動して主接点1a,1bが開き、負荷側LO
ADへの電源供給が停止される。また、同時に警報接点
1cが開くことにより、トリップ検出部2からトリップ
信号TRが遅延部3へ出力される。遅延部3から、例え
ば5秒後に遅延トリップ信号DTが出力され、カウント
部4と遅延部5とに与えられる。カウント部4は、遅延
トリップ信号DTに従って、そのカウント値CNを1だ
け増加させる。例えば、ブレーカ1が作動する前のカウ
ント部4のカウント値CNが0であれば、遅延トリップ
信号DTによってそのカウント値CNは1に更新され
る。この場合は、カウント部4からのオーバーフロー信
号OVは出力されない。遅延部5では、遅延トリップ信
号DTが与えられた後、遅延時間設定部6で設定された
遅延時間(例えば、25秒)が経過すると、復旧信号R
Cが出力されて再投入判定部7へ与えられる。この時、
再投入判定部7にはオーバーフロー信号OVが与えられ
ていないので、この再投入判定部7から投入信号COが
出力され、投入制御部8に与えられる。更に、投入制御
部8から投入機構部9へ駆動信号DRが与えられる。そ
して、投入機構部9によってブレーカ1が機械的に
“閉”位置に戻され、再び電源ラインL1,L2から負
荷側LOADへの電源供給が開始される。
【0005】例えば、ブレーカ1の動作の原因が、誘導
雷によるサージ電流等の一過性のものであれば、遅延部
3,5による遅延時間30秒後の再投入時には、その原
因が除去されているので、再び電源供給を続けることが
できる。しかし、再投入時点で負荷側LOADの過電流
の原因が除去されていなければ、再びブレーカ1が作動
する。そして、前回と同様に遅延部3,5による遅延時
間の後、再度ブレーカ1が投入される。このような自動
再投入は、カウント部4からオーバーフロー信号OVが
出力されるまで繰り返される。そして、例えば5回目の
ブレーカ1の動作によってオーバーフロー信号OVが出
力されると、再投入判定部7から投入信号COが出力さ
れず、ブレーカ1の自動再投入が停止される。このよう
な状態は、負荷側LOADに永久的な障害の原因がある
場合であり、その原因を取り除いた後、カウント部4を
リセットするとともに、ブレーカ1を手動で投入する必
要がある。このように、ブレーカ1が作動した後、所定
時間の経過後に、自動的にブレーカ1を投入して電源供
給を行い、これを所定の回数だけ繰り返してもなおブレ
ーカ1が作動するようであれば、永久的な障害とみなし
て、自動再投入を停止するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
開閉装置では、次の(1),(2)のような課題があっ
た。 (1) 過電流の大きさには無関係に、ブレーカ1の自
動再投入を行うので、例えば、負荷側LOADの電源ラ
インL1,L2が完全に短絡したような重大事故の場合
にも、所定の回数だけ自動再投入を繰り返す。このた
め、自動再投入によって、事故の影響を更に拡大してし
まうというおそれがあった。 (2) カウント部4におけるカウント値を保持するた
めに、充電可能な電池12を設けている。このような電
池12は、通常、数年毎に交換しなければならず、保守
に手間がかかっていた。本発明は、前記従来技術が持っ
ていた課題を解決し、過電流の大きさに応じて自動再投
入の可否を判断するとともに、電池12等の消耗品を使
わずに保守の省力化を可能とする開閉装置を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の内の第1の発明は、開閉装置において、回
路開閉用の主接点、該主接点開閉用の開閉機構、及び警
報信号出力用の警報接点を有し、該主接点に流れる定格
値以上の過電流を検出して該主接点を遮断するととも
に、該警報接点の開閉を行う回路遮断器と、次のような
遅延手段、自己保持形のカウント手段、再投入判定手
段、及び遮断器投入手段とを備えている。遅延手段は、
前記回路遮断器の警報信号を検出し、該警報信号を一定
時間遅延させて遅延警報信号を出力するものである。自
己保持形のカウント手段は、前記回路遮断器の遮断回数
をカウントし、そのカウント結果を出力するとともに、
供給される電源の有無にかかわらず該カウント結果を保
持し、かつ電気的または機械的にリセット可能なもので
ある。再投入判定手段は、前記遅延手段及び前記カウン
ト手段の出力側に接続され、該遅延手段から前記遅延警
報信号が与えられたときに、該カウント手段のカウント
結果によって前記遮断回数が所定回数に達していないと
判定された場合にのみ再投入信号を出力するものであ
る。そして、遮断器投入手段は、前記再投入信号によっ
て起動され、前記回路遮断器の開閉機構を駆動して該回
路遮断器を投入するものである。
【0008】第2の発明は、開閉装置において、回路開
閉用の主接点、該主接点開閉用の開閉機構、及び警報信
号出力用の警報接点を有し、該主接点に流れる定格値以
上の過電流を検出して該過電流の値に応じた遮断速度で
該主接点を遮断するとともに、該遮断速度に比例する時
間で該警報接点の開閉を行う回路遮断器と、次のような
遮断速度検出手段、遅延手段、カウント手段、再投入判
定手段、及び遮断器投入手段を備えている。遮断速度検
出手段は、前記回路遮断器の警報接点の開閉を検出し、
該開閉の時間から該回路遮断器の遮断速度が一定値以上
のときに高速遮断信号を出力するものであり、遅延手段
は、前記回路遮断器の警報信号を検出し、該警報信号を
一定時間遅延させて遅延警報信号を出力するものであ
り、カウント手段は、前記回路遮断器の遮断回数をカウ
ントし、そのカウント結果を出力するものである。再投
入判定手段は、前記遮断速度検出手段、遅延手段、及び
カウント手段の出力側に接続され、該遅延手段から前記
遅延警報信号が与えられたときに、該遮断速度検出手段
からの前記高速遮断信号が与えられておらず、かつ該カ
ウント手段のカウント結果によって前記遮断回数が所定
回数に達していないと判定された場合にのみ、再投入信
号を出力するものである。そして、遮断器投入手段は、
前記再投入信号によって起動され、前記回路遮断器の開
閉機構を駆動して該回路遮断器を投入するものである。
【0009】第3の発明は、第2の発明におけるカウン
ト手段を、供給される電源の有無にかかわらず前記カウ
ント結果を保持するとともに、電気的または機械的にリ
セット可能な自己保持型のカウンタで構成している。第
1の発明によれば、以上のように開閉装置を構成したの
で、次のような作用が行われる。過電流によって回路遮
断器が遮断されると、その回路遮断器の警報接点からの
警報信号によって遮断回数が自己保持型のカウント手段
でカウントされる。そして、そのカウント値が所定回数
に達していなければ、警報信号発生後、一定時間後に遅
延手段から出力される遅延警報信号に基づいて遮断器投
入手段が駆動されて、回路遮断器が投入される。もし、
カウント値が所定回数に達していれば、回路遮断器の投
入は行われない。第2及び第3の発明によれば、次のよ
うな作用が行われる。過電流によって回路遮断器が遮断
されると、その過電流に応じた遮断速度の警報信号が警
報接点から出力され、遮断速度検出手段によって遮断速
度が判定される。一方、遮断回数がカウント手段でカウ
ントされる。そして、そのカウント値が所定回数に達し
ておらず、かつ遮断速度が一定値以下であれば、警報信
号発生後、一定時間後に遅延手段から出力される遅延警
報信号に基づいて遮断器投入手段が駆動されて、回路遮
断器が投入される。もし、カウント値が所定回数に達し
ていたり、遮断速度が一定値を越えていれば、回路遮断
器の投入は行われない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
自動再投入機能を有する開閉装置の構成図である。この
開閉装置は、電源ラインL1,L2の電源側POWER
から負荷側LOADへの電源の遮断、投入を行うための
回路遮断器(例えば、ブレーカ)21を備えている。ブ
レーカ21は、負荷側LOADへ流れる電流の大きさを
検知して、一定値以上の電流値になると、電源ラインL
1,L2を遮断するための主接点21a,21bを有し
ている。このブレーカ21は、流れる電流の大きさによ
って遮断時間が異なり、例えば、定格電流5Aに対して
6Aの電流が流れると、動作開始後5秒以上してから主
接点21a,21bが遮断される。また、定格電流の4
倍、例えば20Aの電流が流れると、動作開始後0.1
〜3.0秒以内に、主接点21a,21bが遮断される
ような遮断特性を有している。ブレーカ21は、更に動
作開始と同時に接点が開く警報接点21c、及び主接点
21a,21bが完全に遮断された時に接点が閉じる警
報接点21dを有している。
【0011】このように、ブレーカ21は、過電流が流
れたときに自動的に回路を遮断する機能を有している
が、一旦作動した後は、自動的には復旧しない。このた
め、外部からの力で機械的に復旧させるための、図示し
ない開閉機構(例えば、開閉レバー)を備えている。開
閉レバーは、主接点21a,21b、及び警報接点21
c,21dに機械的に連動しており、この開閉レバーを
操作することにより、ブレーカ21の投入及び遮断をす
ることができるようになっている。
【0012】警報接点21cには、ブレーカ21の動作
開始を監視するためのトリップ検出部22が接続されて
いる。トリップ検出部22は、ブレーカ21が動作を開
始して、警報接点21cが開いたときに、トリップ信号
TRを出力するものである。トリップ検出部22の出力
側には、遅延部23の入力側が接続されている。遅延部
23は、トリップ信号TRが入力された後、遅延時間T
1(例えば、5秒)後に遅延トリップ信号DTを出力す
るものであり、この遅延部23の出力側が遅延手段(例
えば、遅延部)24の入力側に接続されている。遅延部
24には、遅延時間設定部25が接続されており、遅延
トリップ信号DTが入力された後、この遅延時間設定部
25で設定された遅延時間T2(例えば、25秒)の
後、復旧信号RCを出力するものである。更に、遅延部
23の出力側には、カウント手段(例えば、カウント
部)26の入力側が接続されている。カウント部26
は、例えば磁気的または機械的なラッチ機構を有し、一
旦接点が閉じるとリセット信号RSを与えない限り、供
給される電源の有無にかかわらず、その状態を保持する
ような自己保持型のリレーを有している。このようなリ
レーを、例えば5個用い、復旧信号RCが与えられる度
に、1個ずつ順次これらのリレーを自己保持させること
により、復旧信号RCの発生回数をそのリレーの数まで
カウントするものである。そして、それらのすべてのリ
レーが保持されると、オーバーフロー信号OVが出力さ
れるようになっている。カウント部26には、そのカウ
ント値CNを表示するための表示部27が接続されてい
る。
【0013】ブレーカ21の警報接点21dには、この
ブレーカ21が遮断された時点を検出するための遮断検
出部28が接続されている。遮断検出部28は、ブレー
カ21が完全に遮断した時点で、遮断信号OFを出力す
るものである。遮断検出部28の出力側、及び遅延部2
3の出力側は、遮断速度検出手段(例えば、遮断速度検
出部)29の入力側に接続されている。遮断速度検出部
29は、入力された遅延トリップ信号DTと遮断信号O
Fの入力順序を比較することにより、ブレーカ21の遮
断速度を検出し、その結果を保持して出力するものであ
る。遅延トリップ信号DTよりも遮断信号OFの方が先
に検出されたときに、遮断速度検出部29から高速遮断
信号HSが出力されるようになっている。遅延部24、
カウント部26、及び遮断速度検出部29の出力側に
は、再投入判定手段(例えば、再投入判定部)30が接
続されている。再投入判定部30は、入力された復旧信
号RC、オーバーフロー信号OV、及び高速遮断信号H
Sの条件によって、ブレーカ21の再投入を行うか否か
を判定するものである。そして、再投入を行うと判定さ
れたときに、その結果が投入信号COとして出力され
る。即ち、復旧信号RCが入力された時点で、オーバー
フロー信号OV及び高速遮断信号HSが入力されていな
い場合に限り、投入信号COが出力されるようになって
いる。
【0014】再投入判定部30の出力側には、遮断器投
入手段(例えば、投入制御部31及び投入機構部32)
における投入制御部31の入力側が接続されている。投
入制御部31の出力側には、投入機構部32が接続され
ており、この投入制御部31から投入機構部32に対す
る駆動信号DRが出力される。投入機構部32は、作動
したブレーカ21の開閉レバーを“開”位置から“閉”
位置へ機械的に戻すための機構であり、例えば、駆動用
のモータ、減速用の歯車機構、及び復旧位置検出のため
のリミットスイッチ等で構成されている。また、この開
閉装置は、各部の動作用の直流電源POを供給するため
の電源部33を有しており、この電源部33には電源ラ
インL1,L2から保護用のヒューズ34を介して交流
電源が与えられている。図3は、図1の動作を示す信号
波形図である。以下、図3を参照しつつ、図1の動作
を、(I)過負荷遮断時、(II)大電流遮断時、に分け
て説明する。
【0015】(I) 過負荷遮断時 図3の時刻t1において、図1の電源ラインL1,L2
に、例えば6Aの過電流が流れると、ブレーカ21の警
報接点21cが開き、トリップ検出部22から出力され
るトリップ信号TRが論理値“1”になる。トリップ信
号TRが“1”になると、遅延部23が動作を開始し、
遅延時間T1(例えば,5秒)後の時刻t2に、遅延ト
リップ信号DTが“1”になる。時刻t2において遅延
トリップ信号DTが“1”になると、この遅延トリップ
信号DTによって、遅延部24が起動され、遅延時間設
定部25で設定された遅延時間T2(例えば、25秒)
の計測が開始される。一方、遅延トリップ信号DTはカ
ウント部26に与えられており、この遅延トリップ信号
DTの立上がりによって、カウント部26のカウント値
CNは、例えば3から4へ増加する。カウント値CN
(=4)は、表示部27に表示される。この時点ではカ
ウント部26はオーバーフローしていないので、オーバ
ーフロー信号OVは論理値“0”のままである。
【0016】時刻t3において、電源ラインL1,L2
に流れる6Aの過電流が、5秒以上(例えば、8秒間)
継続すると、ブレーカ21の主接点21a,21bは遮
断される。これに伴って、警報接点21dが閉じられ、
遮断検出部28から出力される遮断信号OFが“1”に
なる。遮断速度検出部29において、遅延トリップ信号
DTと遮断信号OFの立上がりの順序が比較される。こ
の場合、遅延トリップ信号DTの方が先に立上がってい
るので、高速遮断信号HSは“0”のままの状態とな
る。時刻t4において、遅延部24における時間計測が
完了して、復旧信号RCが“1”になると、再投入判定
部30において再投入の判定が行われる。この場合、オ
ーバーフロー信号OV、及び高速遮断信号HSがともに
“0”であるので、再投入判定部30から出力される投
入信号COは“1”となる。投入信号COは投入制御部
31へ与えられ、この投入制御部31から駆動信号DR
が出力されて投入機構部32が起動される。
【0017】投入機構部32の起動により、ブレーカ2
1の開閉レバーが、“開”位置から“閉”位置へ移動を
開始すると、その移動開始直後の時刻t5において、警
報接点21dが開き、遮断検出部28から出力される遮
断信号OFが“0”に戻る。時刻t6において、投入機
構部32によるブレーカ21の投入が完了すると、警報
接点21cが閉じ、トリップ検出部22から出力される
トリップ信号TRも“0”に戻る。これに伴い、遅延ト
リップ信号DT、復旧信号RC、及び投入信号COも
“0”に復旧する。ブレーカ21が復旧した時に、負荷
側LOADでの過負荷状態が解消していない場合や、再
び過負荷状態が発生した場合、時刻t7において、この
ブレーカ21の警報接点21cが開く。そして、トリッ
プ検出部22から出力されるトリップ信号TRが“1”
になり、遅延部23が動作を開始し、時刻t8におい
て、遅延トリップ信号DTが“1”になる。
【0018】時刻t8において遅延トリップ信号DTが
“1”になると、遅延部24が起動されて、遅延時間T
2の計測が開始されるとともに、カウント部26のカウ
ント値CNが、4から5へ増加する。これにより、カウ
ント部26はオーバーフローし、オーバーフロー信号O
Vが“1”となる。また、表示部27には、カウント値
CN(=5)の表示が行われる。時刻t9において、ブ
レーカ21の主接点21a,21bが遮断され、これに
伴って警報接点21dが閉じらて、遮断検出部28から
出力される遮断信号OFが“1”になる。また、遮断速
度検出部29で、遅延トリップ信号DTと遮断信号OF
の立上がりの順序が比較される。この場合、遅延トリッ
プ信号DTの方が先に立上がっているので、高速遮断信
号HSは“0”のままの状態となる。時刻t10におい
て、遅延部24における時間計測が完了して、復旧信号
RCが“1”になると、再投入判定部30において再投
入の判定が行われる。この場合、オーバーフロー信号O
Vが“1”であるので、再投入判定部30から出力され
る投入信号COは“0”のままの状態となる。このた
め、投入制御部31から駆動信号DRは出力されず、投
入機構部32は起動されないので、ブレーカ21は、遮
断状態のままとなる。この状態は、負荷側LOADに永
久的な障害の原因がある場合であり、その原因を取り除
いた後、例えばリセットスイッチ等によってカウント部
26と遮断速度検出部29をリセットするとともに、開
閉レバーを操作して手動でブレーカ21を復旧する必要
がある。
【0019】(II) 大電流遮断時 時刻t21において、例えば負荷側LOADが短絡し
て,電源ラインL1,L2に、20A以上の大電流が流
れると、ブレーカ21の警報接点21cが開き、トリッ
プ検出部22から出力されるトリップ信号TRが“1”
になるとともに、遅延部23が遅延時間T1(例えば、
5秒)の計測を開始する。一方、ブレーカ21には、定
格電流の4倍以上の電流が流れるので、このブレーカ2
1は、短時間(例えば、5秒以内)に遮断されて、警報
接点21dが閉じる。時刻t22において警報接点21
dが閉じると、遮断検出部28から出力される遮断信号
OFは“1”となる。時刻t22において、遮断信号O
Fが“1”になった時点では、遅延部23の遅延トリッ
プ信号DTは、まだ“1”になっていないので、遮断速
度検出部29から出力される高速遮断信号HSは“1”
となる。
【0020】時刻t23において、遅延トリップ信号D
Tが“1”になると、遅延部24が起動されて、遅延時
間T2の計測が開始されるとともに、カウント部26の
カウント値CNが、0から1へ増加する。これにより、
表示部27には、カウント値CN(=1)の表示が行わ
れる。時刻t24において、遅延部24における遅延時
間T2の計測が完了して、復旧信号RCが“1”になる
と、再投入判定部30において再投入の判定が行われ
る。この場合、高速遮断信号HSが“1”となっている
ので、再投入判定部30から出力される投入信号COは
“0”のままの状態となる。このため、投入制御部31
から駆動信号DRは出力されず、投入機構部32は起動
されないので、ブレーカ21は、遮断状態のままとな
る。ブレーカ21の復旧方法は、前記(I)の場合と同
様である。以上のように、本実施形態の開閉装置は、過
電流の大きさによって動作時間が異なる遮断特性を有す
るブレーカ21を用いて、遮断時の電流の大きさを検出
する遮断速度検出部29と、高速遮断時には再投入を行
わないようにする再投入判定部30を有している。これ
により、大電流によって遮断されたときには再投入が阻
止され、事故が波及するおそれをなくすことができる。
更に、自己保持型リレーで構成されたカウント部26を
有するため、停電に対応するための電池を備える必要が
なく、保守の省力化が可能になる。また、カウント部2
6のカウント値CNを表示する表示部27を有している
ので、ブレーカ21のトリップがどの程度生じているの
かを容易にチェックすることができる。
【0021】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次の(a)〜(h)のようなものがある。 (a) ブレーカ21における遮断速度の検出は、2つ
の警報接点21a,21bの開閉動作時間の相違を検出
することによって行っているが、ブレーカ21の構造に
よっては、他の方法を使用することもできる。 (b) 遅延部23における遅延時間T1は5秒に限定
されず、任意に設定することができる。また、遅延時間
T1を設定するための遅延時間設定部を設けても良い。 (c) 遅延部23で遅延トリップ信号DTを生成し
て、遮断速度検出部29でこの遅延トリップ信号DTと
遮断信号OFとの前後比較を行っているが、遅延部23
を設けずに、トリップ信号TRと遮断信号OFとの時間
差を測定して遮断速度を検出するようにしてもよい。
【0022】(d) 遅延部24に対する遅延時間設定
部25による遅延時間T2の設定範囲は、自由に決める
ことができる。また、遅延時間設定部25を省略して固
定の遅延時間T2を用いても良い。 (e) カウント部26のカウント数は5に限定され
ず、どのような数でも良い。また、カウント数を任意に
設定するためのカウント数設定部を設けても良い。 (f) カウント部26は、必ずしも自己保持型である
必要はない。その場合に、電源側POWERの停電時に
もカウント値CNを保持する必要があれば、電池を用い
れば良い。 (g) 開閉装置の遮断された状態が分かるようになっ
ていれば、表示部27は必ずしも必要ではない。 (h) カウント部26は、カウント値CNが所定の数
に達した時にオーバーフロー信号OVを出力している
が、カウント値CNをそのまま出力し、再投入判定部3
0でそのカウント値CNが所定の回数を越えているか否
かを判定するようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、供給される電源の有無にかかわらずに、カウ
ント値を保持する自己保持形のカウント手段を有してい
るので、カウント値を保持するための電源が不要にな
り、停電時に備えて電池を用いる必要が無く、保守の省
力化が可能になる。第2の発明によれば、回路遮断器の
遮断速度を検出する速度検出手段と、遮断速度が一定値
以上のときには、再投入を停止するための再投入判定手
段とを有しているので、完全短絡等の重大事故時の再投
入を阻止することが出来、事故の波及を防止することが
できる。第3の発明によれば、第2の発明のカウント手
段を自己保持形のカウンタで構成しているので、第1及
び第2の発明の両方の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す開閉装置の構成図であ
る。
【図2】従来の開閉装置の構成図である。
【図3】図1の動作を示す信号波形図である。
【符号の説明】
21 ブレーカ 22 トリップ検出部 23,24 遅延部 25 遅延時間設定部 26 カウント部 27 表示部 28 遮断検出部 29 遮断速度検出部 30 再投入判定部 31 投入制御部 32 投入機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡林 親志 東京都品川区大崎4丁目3番8号 株式会 社サンコーシヤ内 (72)発明者 伊藤 秀敏 東京都品川区大崎4丁目3番8号 株式会 社サンコーシヤ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路開閉用の主接点、該主接点開閉用の
    開閉機構、及び警報信号出力用の警報接点を有し、該主
    接点に流れる定格値以上の過電流を検出して該主接点を
    遮断するとともに、該警報接点の開閉を行う回路遮断器
    と、 前記回路遮断器の警報信号を検出し、該警報信号を一定
    時間遅延させて遅延警報信号を出力する遅延手段と、 前記回路遮断器の遮断回数をカウントし、そのカウント
    結果を出力するとともに、供給される電源の有無にかか
    わらず該カウント結果を保持し、かつ電気的または機械
    的にリセット可能な自己保持型のカウント手段と、 前記遅延手段、及び前記カウント手段の出力側に接続さ
    れ、該遅延手段から前記遅延警報信号が与えられたとき
    に、該カウント手段のカウント結果によって前記遮断回
    数が所定回数に達していないと判定された場合にのみ、
    再投入信号を出力する再投入判定手段と、 前記再投入信号によって起動され、前記回路遮断器の開
    閉機構を駆動して該回路遮断器を投入する遮断器投入手
    段とを、 備えたことを特徴とする過電流保護用開閉装置。
  2. 【請求項2】 回路開閉用の主接点、該主接点開閉用の
    開閉機構、及び警報信号出力用の警報接点を有し、該主
    接点に流れる定格値以上の過電流を検出して該過電流の
    値に応じた遮断速度で該主接点を遮断するとともに、該
    遮断速度に比例する時間で該警報接点の開閉を行う回路
    遮断器と、 前記回路遮断器の警報接点の開閉を検出し、該開閉の時
    間から該回路遮断器の遮断速度が一定値以上のときに高
    速遮断信号を出力する遮断速度検出手段と、 前記回路遮断器の警報信号を検出し、該警報信号を一定
    時間遅延させて遅延警報信号を出力する遅延手段と、 前記回路遮断器の遮断回数をカウントし、そのカウント
    結果を出力するカウント手段と、 前記遮断速度検出手段、遅延手段、及びカウント手段の
    出力側に接続され、該遅延手段から前記遅延警報信号が
    与えられたときに、該遮断速度検出手段からの前記高速
    遮断信号が与えられておらず、かつ該カウント手段のカ
    ウント結果によって前記遮断回数が所定回数に達してい
    ないと判定された場合にのみ、再投入信号を出力する再
    投入判定手段と、 前記再投入信号によって起動され、前記回路遮断器の開
    閉機構を駆動して該回路遮断器を投入する遮断器投入手
    段とを、 備えたことを特徴とする過電流保護用開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記カウント手段は、供給される電源の
    有無にかかわらず前記カウント結果を保持するととも
    に、電気的または機械的にリセット可能な自己保持型の
    カウンタであることを特徴とする請求項2記載の過電流
    保護用開閉装置。
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