JPH10322937A - 電力系統事故診断装置 - Google Patents

電力系統事故診断装置

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JPH10322937A
JPH10322937A JP9132537A JP13253797A JPH10322937A JP H10322937 A JPH10322937 A JP H10322937A JP 9132537 A JP9132537 A JP 9132537A JP 13253797 A JP13253797 A JP 13253797A JP H10322937 A JPH10322937 A JP H10322937A
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JP
Japan
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power system
accident
failure
protection device
content
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JP9132537A
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English (en)
Inventor
Kenji Iijima
健滋 飯島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
    • Y04S10/52Outage or fault management, e.g. fault detection or location

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力系統の事故内容と電力系統保護装置の故
障内容に関する診断結果が多岐に渡らず、限定された診
断結果を得られるようにする。 【解決手段】 オペレータからの操作により電力系統1
の事故内容の一部が電力系統事故内容指定手段34で指
定されると、事故・故障診断手段32aは、状態入力手
段31より入力された状態情報に基づいて推定された事
故内容及び故障内容を、上記事故内容の一部により更に
限定推定し、表示手段33に限定推定された診断結果を
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電力系統の事故
発生時に、事故内容を診断する電力系統事故診断装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力系統における電力供給の信頼度の確
保のためには、事故発生時における迅速な対応が重要で
あり、高速かつ正確に、電力系統の事故内容と電力系統
保護装置の故障内容を判定し、判定結果を出力する電力
系統事故診断装置が必要である。
【0003】図8は、例えば1990年人工知能学会知
識ベースシステム研究会資料Vol.14(81〜90
ページ)に記載されたシステム構成に基づく従来の電力
系統事故診断装置の構成を示すブロック図である。図8
において、1は電力系統、2は電力系統1を保護する電
力系統保護装置、3は電力系統事故診断装置である。電
力系統事故診断装置3において、31は電力系統1の状
態情報と電力系統保護装置2の動作状態情報を入力する
状態入力手段、32は状態入力手段31で入力された状
態情報に基づいて電力系統1の事故内容及び電力系統保
護装置2の故障内容を推定する事故・故障診断手段、3
3は事故・故障診断手段32による診断結果として得ら
れる事故内容の内の事故部位及び故障内容の内の故障部
位などを表示する表示手段である。一般に、電力系統事
故診断装置3は計算機システムとして構築され、状態入
力手段31は計算機システムの入出力装置で構成され、
事故・故障診断手段32は計算機システムの演算部で構
成され、また、表示手段33は計算機によって制御され
るCRTや系統表示盤等の表示装置とその制御プログラ
ムで構成される。
【0004】次に、動作について説明する。図8におい
て、電力系統1で事故が発生すると、電力系統保護装置
2が動作する。電力系統1での事故発生から、電力系統
保護装置2が動作して事故除去に至るまでの間に、電力
系統保護装置2の複数の構成要素が動作し、これによっ
て、電力系統1の複数の構成要素に状態の変化が生じ
る。ここで、電力系統保護装置2の構成要素とは、例え
ば地絡保護用の継電器や短絡保護用の継電器などのこと
を言う。また、電力系統1の構成要素とは、例えば地絡
保護用の遮断器や短絡保護用の遮断器などのことを言
う。電力系統事故診断装置3は、この時の電力系統1の
状態情報と電力系統保護装置2の動作状態情報を状態入
力手段31によって入力し、事故・故障診断手段32に
よって電力系統1の事故内容と電力系統保護装置2の故
障内容を推定し、診断結果として得られる事故内容の内
の事故部位及び故障内容の内の故障部位を表示手段33
に表示する。そして、電力系統運転員などのオペレータ
が表示手段33に表示された事故部位や故障部位を認識
することにより、事故部位や故障部位を再充電しないよ
うに、その後の電力系統1の運用を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力系統事故診
断装置は以上のように構成されているので、電力系統の
事故内容と電力系統保護装置の故障内容について、可能
性の低い内容まであり得るとして診断してしまうため、
診断結果が多岐にわたり、どの診断結果が妥当なのかを
判断することが難しい場合があった。即ち、電力系統の
事故内容と電力系統保護装置の故障内容とに関連する全
ての構成要素が表示されるので、直接の事故原因や故障
原因となる構成要素の特定が難しくなる場合があった。
また、誤った状態情報の入力により正しい診断結果が得
られない場合や、診断想定外の電力系統の事故内容また
は電力系統保護装置の故障内容により正しい診断結果が
得られない場合があった。
【0006】第1の発明は上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、電力系統の事故診断の前提
として電力系統の事故内容の一部をオペレータが指定し
て、電力系統の事故内容と電力系統保護装置の故障内容
を限定推定できるようにすることにより、診断結果が多
岐に渡らず、正しくて、限定された診断結果を得ること
ができる電力系統事故診断装置を提供することを目的と
する。
【0007】第2の発明は上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、電力系統保護装置の故障診
断の前提として電力系統保護装置の故障内容の一部をオ
ペレータが指定して、電力系統の事故内容と電力系統保
護装置の故障内容を限定推定できるようにすることによ
り、診断結果が多岐に渡らず、正しくて、限定された診
断結果を得ることができる電力系統事故診断装置を提供
することを目的とする。
【0008】第3の発明は上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、電力系統の事故診断の前提
として、又は/及び電力系統保護装置の故障診断の前提
として電力系統保護装置の故障内容の一部、又は/及び
電力系統保護装置の故障内容の一部をオペレータが指定
して、電力系統の事故内容と電力系統保護装置の故障内
容を限定推定できるようにすることにより、診断結果が
多岐に渡らず、正しくて、限定された診断結果を得るこ
とができる電力系統事故診断装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、電力系統
1の状態情報及び電力系統保護装置2の動作状態情報を
入力する状態入力手段31と、オペレータからの操作に
より上記電力系統1の事故内容の一部を指定する電力系
統事故内容指定手段34と、上記状態入力手段31によ
り入力された状態情報に基づいて、上記電力系統1の事
故内容及び上記電力系統保護装置2の故障内容を推定す
ると共に、上記電力系統事故内容指定手段34により上
記電力系統1の事故内容の一部が指定されたときに該事
故内容の一部に基づいて、上記事故内容及び上記故障内
容を限定推定する事故・故障診断手段32aと、この事
故・故障診断手段32aによる診断結果として得られる
事故内容及び故障内容などを表示する表示手段33とを
備えたことを特徴とするものである。
【0010】第2の発明は、電力系統1の状態情報及び
電力系統保護装置2の動作状態情報を入力する状態入力
手段31と、オペレータからの操作により上記電力系統
保護装置2の故障内容の一部を指定する電力系統保護装
置故障内容指定手段35と、上記状態入力手段31によ
り入力された状態情報に基づいて、上記電力系統1の事
故内容及び上記電力系統保護装置2の故障内容を推定す
ると共に、上記電力系統保護装置故障内容指定手段35
により上記電力系統保護装置2の故障内容の一部が指定
されたときに該故障内容の一部に基づいて、上記事故内
容及び上記故障内容を限定推定する事故・故障診断手段
32bと、この事故・故障診断手段32bによる診断結
果として得られる事故内容及び故障内容などを表示する
表示手段33とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】第3の発明は、電力系統1の状態情報及び
電力系統保護装置2の動作状態情報を入力する状態入力
手段31と、オペレータからの操作により上記電力系統
1の事故内容の一部を指定する電力系統事故内容指定手
段34と、オペレータからの操作により上記電力系統保
護装置2の故障内容の一部を指定する電力系統保護装置
故障内容指定手段35と、上記状態入力手段31により
入力された状態情報に基づいて、上記電力系統1の事故
内容及び上記電力系統保護装置2の故障内容を推定する
と共に、上記電力系統事故内容指定手段34により上記
電力系統1の事故内容の一部が指定されたときに該事故
内容の一部に基づいて、又は/及び上記電力系統保護装
置故障内容指定手段35により上記電力系統保護装置2
の故障内容の一部が指定されたときに該故障内容の一部
に基づいて、上記事故内容及び上記故障内容を限定推定
する事故・故障診断手段32cと、この事故・故障診断
手段32cによる診断結果として得られる事故内容及び
故障内容などを表示する表示手段33とを備えたことを
特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1は本実施の形態1に係る電力系統
事故診断装置の構成を示すブロック図である。本実施の
形態1の電力系統事故診断装置3は、電力系統1の状態
情報及び電力系統保護装置2の動作状態情報を入力する
状態入力手段31と、オペレータからの操作により上記
電力系統1の事故内容の一部を指定する電力系統事故内
容指定手段34と、上記状態入力手段31により入力さ
れた状態情報に基づいて、上記電力系統1の事故内容及
び上記電力系統保護装置2の故障内容を推定すると共
に、上記電力系統事故内容指定手段34により上記電力
系統1の事故内容の一部が指定されたときに該事故内容
の一部に基づいて、上記事故内容及び上記故障内容を限
定推定する事故・故障診断手段32aと、この事故・故
障診断手段32aによる診断結果として得られる事故内
容及び故障内容などを表示する表示手段33とを備えて
いる。一般に、上記電力系統事故内容指定手段34は、
計算機システムのプログラムとマンマシンインターフェ
イス装置等とで構成される。
【0013】図2と図3は、本実施の形態1の説明に用
いる電力系統及び電力系統保護装置の構成要素等を示す
電気回路図である。図2と図3において、41〜69は
地絡保護用の継電器、70〜77は短絡保護用の継電
器、78〜92は地絡保護用の遮断器、93,94は短
絡保護用の遮断器である。また、95,96は変圧器で
ある。
【0014】次に図1〜図3を参照して本実施の形態1
の動作について説明する。電力系統1で事故が発生する
と、電力系統保護装置2が動作する。電力系統1での事
故発生から、電力系統保護装置2が動作して事故除去に
至るまでの間に、電力系統保護装置2の複数の構成要素
(継電器41〜69,70〜77などの内のいずれかの
継電器)が動作し、これによって電力系統1の複数の構
成要素(遮断器78〜92,93,94などの内のいず
れかの遮断器)に状態の変化が生じる。電力系統事故診
断装置3は、この時の電力系統1の状態情報と電力系統
保護装置2の動作状態情報を状態入力手段31によって
入力し、事故・故障診断手段32aによって電力系統1
の事故内容と電力系統保護装置2の故障内容を推定し、
診断結果として得られる事故内容の内の事故部位及び故
障内容の内の故障部位を表示手段33に表示する。そし
て、オペレータが表示手段33に表示された事故部位や
故障部位を認識する。
【0015】ところが、この時に表示される事故部位や
故障部位は、事故内容や故障内容に関連する全てのもの
が表示されるので、直接の事故原因や故障原因となる事
故部位や故障部位を特定するのが難しい場合がある。そ
こで、オペレータは電力系統事故内容指定手段34を操
作して電力系統1の事故内容の一部を指定する。この事
故内容の一部とは、例えば運転員の部分的な現場巡視に
よって確認された事故内容のことを言う。
【0016】図2に示すように、例えば母線Lに事故が
発生し、遮断器87が誤不動作である時、遮断器86及
び遮断器92へトリップして遮断器86及び遮断器92
が動作した状態と、図3に示すように、例えば変圧器9
6に事故が発生し、遮断器87が誤不動作である時、遮
断器86及び遮断器92へトリップして遮断器86及び
遮断器92が動作した状態とは同じであるため、事故の
診断結果としては両方あり得ることになる。そこで、運
転員の部分的な現場巡視によって母線事故ではないと確
認された場合、オペレータは電力系統事故内容指定手段
34に対して「母線事故ではない」という事故内容の一
部指定を行なう。これにより、事故・故障診断手段32
aは、その事故内容の一部指定に基づいて事故内容及び
故障内容を限定推定し、この限定推定された事故内容の
内の事故部位及び故障内容の内の故障部位を表示手段3
3に表示する。なお、事故内容の一部の指定は、その
他、「地絡事故であって、短絡事故ではない」や「事故
点は1つである」などの指定がある。
【0017】このように本実施の形態1によれば、電力
系統の事故内容の一部をオペレータが指定して、電力系
統の事故内容と電力系統保護装置の故障内容を限定推定
できるようにすることにより、診断結果が多岐に渡ら
ず、正しくて、限定された診断結果を得ることができ
る。
【0018】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。図4は本実施の形態2に
係る電力系統事故診断装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態2の電力系統事故診断装置3は、電力
系統1の状態情報及び電力系統保護装置2の動作状態情
報を入力する状態入力手段31と、オペレータからの操
作により上記電力系統保護装置2の故障内容の一部を指
定する電力系統保護装置故障内容指定手段35と、上記
状態入力手段31により入力された状態情報に基づい
て、上記電力系統1の事故内容及び上記電力系統保護装
置2の故障内容を推定すると共に、上記電力系統保護装
置故障内容指定手段35により上記電力系統保護装置2
の故障内容の一部が指定されたときに該故障内容の一部
に基づいて、上記事故内容及び上記故障内容を限定推定
する事故・故障診断手段32bと、この事故・故障診断
手段32bによる診断結果として得られる事故内容及び
故障内容を表示する表示手段33とを備えている。
【0019】図5と図6は本実施の形態2の説明に用い
る電力系統及び電力系統保護装置の構成要素等を示す電
気回路図である。図5と図6において、図2と図3に示
す構成要素に対応するものには同一の符号を付し、その
説明を省略する。図5と図6において、97は送電線側
の地絡保護用の継電器、98は同じく送電線側の地絡保
護用の遮断器である。
【0020】次に図4〜図6を参照して本実施の形態2
の動作について説明する。電力系統保護装置2で故障が
発生すると、電力系統保護装置2が動作する。電力系統
保護装置2での故障発生から、電力系統保護装置2が動
作して故障除去に至るまでの間に、電力系統保護装置2
の複数の構成要素(継電器41〜69,70〜77など
の内のいずれかの継電器)が動作し、これによって電力
系統1の複数の構成要素(遮断器78〜92,93,9
4などの内のいずれかの遮断器)に状態の変化が生じ
る。電力系統事故診断装置3は、この時の電力系統1の
状態情報と電力系統保護装置2の動作状態情報を状態入
力手段31によって入力し、事故・故障診断手段32b
によって電力系統1の事故内容と電力系統保護装置2の
故障内容を推定し、診断結果として得られる事故内容の
内の事故部位及び故障内容の内の故障部位を表示手段3
3に表示する。そして、オペレータが表示手段33に表
示された事故部位や故障部位を認識する。
【0021】ところが、この時に表示される事故部位や
故障部位は、事故内容や故障内容に関連する全てのもの
が表示されるので、直接の事故原因や故障原因となる事
故部位や故障部位を特定するのが難しい場合がある。そ
こで、オペレータは電力系統保護装置故障内容指定手段
35を操作して電力系統保護装置2の故障内容の一部を
指定する。この故障内容の一部とは、例えば運転員の部
分的な現場点検によって確認された故障内容のことを言
う。
【0022】図5に示すように、例えば母線Lの盲点事
故が発生し、遮断器82が誤不動作である時、遮断器8
0及び遮断器83へトリップして遮断器80及び遮断器
83が動作した状態と、図6に示すように、例えば母線
Lの事故で遮断器82が遮断失敗した時、遮断器86及
び遮断器92へトリップして遮断器80及び遮断器83
が動作した状態とは同じであるため、事故の診断結果と
しては両方あり得ることになる。そこで、運転員の部分
的な現場点検によって遮断器82の遮断失敗はないと確
認された場合、オペレータは電力系統保護装置故障内容
指定手段35に対して「遮断失敗はない」という故障内
容の一部指定を行なう。これにより、事故・故障診断手
段32bは、その故障内容の一部指定に基づいて事故内
容及び故障内容を限定推定し、この限定推定された事故
内容の内の事故部位及び故障内容の内の故障部位を表示
手段33に表示する。
【0023】このように本実施の形態2によれば、電力
系統保護装置の故障内容の一部をオペレータが指定し
て、電力系統の事故内容と電力系統保護装置の故障内容
を限定推定できるようにすることにより、診断結果が多
岐に渡らず、正しくて、限定された診断結果を得ること
ができる。
【0024】実施の形態3.以下、この発明の実施の形
態3を図に基づいて説明する。図7は本実施の形態3に
係る電力系統事故診断装置の構成を示すブロック図であ
る。本実施の形態3の電力系統事故診断装置3は、電力
系統1の状態情報及び電力系統保護装置2の動作状態情
報を入力する状態入力手段31と、オペレータからの操
作により上記電力系統1の事故内容の一部を指定する電
力系統事故内容指定手段34と、オペレータからの操作
により上記電力系統保護装置2の故障内容の一部を指定
する電力系統保護装置故障内容指定手段35と、上記状
態入力手段31により入力された状態情報に基づいて、
上記電力系統1の事故内容及び上記電力系統保護装置2
の故障内容を推定すると共に、上記電力系統事故内容指
定手段34により上記電力系統1の事故内容の一部が指
定されたときに該事故内容の一部に基づいて、又は/及
び上記電力系統保護装置故障内容指定手段35により上
記電力系統保護装置2の故障内容の一部が指定されたと
きに該故障内容の一部に基づいて、上記事故内容及び上
記故障内容を限定推定する事故・故障診断手段32c
と、この事故・故障診断手段32cによる診断結果とし
て得られる事故内容及び故障内容などを表示する表示手
段33とを備えている。
【0025】次に図7を参照して本実施の形態3の動作
について説明する。電力系統1で事故が発生すると、電
力系統保護装置2が動作する。電力系統1での事故発生
から、電力系統保護装置2が動作して事故除去に至るま
での間に、電力系統保護装置2の複数の構成要素が動作
し、これによって電力系統1の複数の構成要素に状態の
変化が生じる。電力系統事故診断装置3は、この時の電
力系統1の状態情報と電力系統保護装置2の動作状態情
報を状態入力手段31によって入力し、事故・故障診断
手段32cによって電力系統1の事故内容と電力系統保
護装置2の故障内容を推定し、診断結果として得られる
事故内容の内の事故部位及び故障内容の内の故障部位を
表示手段33に表示する。そして、オペレータが表示手
段33に表示された事故部位や故障部位を認識する。
【0026】ところが、この時に表示される事故部位や
故障部位は、事故内容や故障内容に関連する全てのもの
が表示されるので、直接の事故原因や故障原因となる事
故部位や故障部位を特定するのが難しい場合がある。そ
こで、オペレータは電力系統事故内容指定手段34と電
力系統保護装置故障内容指定手段35を操作して電力系
統1の事故内容の一部と電力系統保護装置2の故障内容
の一部を指定する。この事故内容の一部とは、例えば運
転員の部分的な現場巡視によって確認された事故内容の
ことを言う。また、この故障内容の一部とは、例えば運
転員の部分的な現場点検によって確認された故障内容の
ことを言う。
【0027】事故・故障診断手段32cは、電力系統事
故内容指定手段34で指定された事故内容の一部と、電
力系統保護装置故障内容指定手段35で指定された故障
内容の一部とに基づいて事故内容及び故障内容を限定推
定し、この限定推定された事故内容の内の事故部位及び
故障内容の内の故障部位を表示手段33に表示する。
【0028】このように本実施の形態3によれば、電力
系統の事故内容の一部と電力系統保護装置の故障内容の
一部とをオペレータが指定して、電力系統の事故内容と
電力系統保護装置の故障内容とを限定推定できるように
することにより、実施の形態1,2よりも更に事故内容
と故障内容が限定され、診断結果が多岐に渡らず、正し
くて、更に限定された診断結果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、電力
系統の事故内容の一部をオペレータが指定して、電力系
統の事故内容と電力系統保護装置の故障内容を限定推定
できるように構成したので、診断結果が多岐に渡らず、
正しくて、限定された診断結果を得ることができるとい
う効果がある。
【0030】第2の発明によれば、電力系統保護装置の
故障内容の一部をオペレータが指定して、電力系統の事
故内容と電力系統保護装置の故障内容を限定推定できる
ように構成したので、診断結果が多岐に渡らず、正しく
て、限定された診断結果を得ることができるという効果
がある。
【0031】第3の発明によれば、電力系統の事故内容
の一部、又は/及び電力系統保護装置の故障内容の一部
をオペレータが指定して、電力系統の事故内容と電力系
統保護装置の故障内容を限定推定できるように構成した
ので、診断結果が多岐に渡らず、正しくて、限定された
診断結果を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電力系統事故
診断装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1の説明に用いる電力系統及び電
力系統保護装置の構成要素等を示す電気回路図である。
【図3】 実施の形態1の説明に用いる電力系統及び電
力系統保護装置の構成要素等を示す電気回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る電力系統事故
診断装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 実施の形態2の説明に用いる電力系統及び電
力系統保護装置の構成要素等を示す電気回路図である。
【図6】 実施の形態2の説明に用いる電力系統及び電
力系統保護装置の構成要素等を示す電気回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る電力系統事故
診断装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 従来の電力系統事故診断装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 電力系統、2 電力系統保護装置、3 電力系統事
故診断装置、31 状態入力手段、 32,32a,3
2b,32c 事故・故障診断手段、33 表示手段、
34 電力系統事故内容指定手段、35 電力系統保護
装置故障内容指定手段、41〜77,97 継電器、7
8〜94,98 遮断器、95,96 変圧器、L 母
線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統で事故が発生した時に、測定さ
    れる上記電力系統の状態と上記電力系統を保護する電力
    系統保護装置の動作状態を基に、上記電力系統の事故内
    容と上記電力系統保護装置の故障内容を推定する電力系
    統事故診断装置において、上記電力系統の状態情報及び
    上記電力系統保護装置の動作状態情報を入力する状態入
    力手段と、オペレータからの操作により上記電力系統の
    事故内容の一部を指定する電力系統事故内容指定手段
    と、上記状態入力手段により入力された状態情報に基づ
    いて、上記電力系統の事故内容及び上記電力系統保護装
    置の故障内容を推定すると共に、上記電力系統事故内容
    指定手段により上記電力系統の事故内容の一部が指定さ
    れたときに該事故内容の一部に基づいて、上記事故内容
    及び上記故障内容を限定推定する事故・故障診断手段
    と、この事故・故障診断手段による診断結果として得ら
    れる事故内容及び故障内容などを表示する表示手段とを
    備えたことを特徴とする電力系統事故診断装置。
  2. 【請求項2】 電力系統で事故が発生した時に、測定さ
    れる上記電力系統の状態と上記電力系統を保護する電力
    系統保護装置の動作状態を基に、上記電力系統の事故内
    容と上記電力系統保護装置の故障内容を推定する電力系
    統事故診断装置において、上記電力系統の状態情報及び
    上記電力系統保護装置の動作状態情報を入力する状態入
    力手段と、オペレータからの操作により上記電力系統保
    護装置の故障内容の一部を指定する電力系統保護装置故
    障内容指定手段と、上記状態入力手段により入力された
    状態情報に基づいて、上記電力系統の事故内容及び上記
    電力系統保護装置の故障内容を推定すると共に、上記電
    力系統保護装置故障内容指定手段により上記電力系統保
    護装置の故障内容の一部が指定されたときに該故障内容
    の一部に基づいて、上記事故内容及び上記故障内容を限
    定推定する事故・故障診断手段と、この事故・故障診断
    手段による診断結果として得られる事故内容及び故障内
    容などを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
    電力系統事故診断装置。
  3. 【請求項3】 電力系統で事故が発生した時に、測定さ
    れる上記電力系統の状態と上記電力系統を保護する電力
    系統保護装置の動作状態を基に、上記電力系統の事故内
    容と上記電力系統保護装置の故障内容を推定する電力系
    統事故診断装置において、上記電力系統の状態情報及び
    上記電力系統保護装置の動作状態情報を入力する状態入
    力手段と、オペレータからの操作により上記電力系統の
    事故内容の一部を指定する電力系統事故内容指定手段
    と、オペレータからの操作により上記電力系統保護装置
    の故障内容の一部を指定する電力系統保護装置故障内容
    指定手段と、上記状態入力手段により入力された状態情
    報に基づいて、上記電力系統の事故内容及び上記電力系
    統保護装置の故障内容を推定すると共に、上記電力系統
    事故内容指定手段により上記電力系統の事故内容の一部
    が指定されたときに該事故内容の一部に基づいて、又は
    /及び上記電力系統保護装置故障内容指定手段により上
    記電力系統保護装置の故障内容の一部が指定されたとき
    に該故障内容の一部に基づいて、上記事故内容及び上記
    故障内容を限定推定する事故・故障診断手段と、この事
    故・故障診断手段による診断結果として得られる事故内
    容及び故障内容などを表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする電力系統事故診断装置。
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