JPH10322980A - ステータ用積層板の成形方法 - Google Patents
ステータ用積層板の成形方法Info
- Publication number
- JPH10322980A JPH10322980A JP9141038A JP14103897A JPH10322980A JP H10322980 A JPH10322980 A JP H10322980A JP 9141038 A JP9141038 A JP 9141038A JP 14103897 A JP14103897 A JP 14103897A JP H10322980 A JPH10322980 A JP H10322980A
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- Japan
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステータ用積層板をロール巻き方式により低
材料費で成形する。 【解決手段】 帯板10を櫛歯状に打ち抜いて異形リボ
ン11,11′を形成する際、歯部12,12′の幅W
と歯部を連接するブリッジ部13,13′の長さSとを
同じ寸法に設定して、異形リボンを2個取りし、この異
形リボン11,11′をロール巻きする前に、前記ブリ
ッジ部13,13′を薄肉化すると共に屈曲させて該ブ
リッジ部の長さを目標長さに縮め、そのブリッジ部1
3,13′が内側となるように異形リボン11,11′
をロール巻きして、歯部12,12′を放射状に展開さ
せる。
材料費で成形する。 【解決手段】 帯板10を櫛歯状に打ち抜いて異形リボ
ン11,11′を形成する際、歯部12,12′の幅W
と歯部を連接するブリッジ部13,13′の長さSとを
同じ寸法に設定して、異形リボンを2個取りし、この異
形リボン11,11′をロール巻きする前に、前記ブリ
ッジ部13,13′を薄肉化すると共に屈曲させて該ブ
リッジ部の長さを目標長さに縮め、そのブリッジ部1
3,13′が内側となるように異形リボン11,11′
をロール巻きして、歯部12,12′を放射状に展開さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ、発電機等
のステータ用積層板の成形方法に係り、より詳しくは積
層型および内・外分割型として構成されるステータコア
の、内側積層板(インナ積層板)を成形する方法に関す
る。
のステータ用積層板の成形方法に係り、より詳しくは積
層型および内・外分割型として構成されるステータコア
の、内側積層板(インナ積層板)を成形する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のステータコアは、図7に示すよ
うに、リング状のアウタ積層板1を積層したアウタコア
2と、放射状に配した歯3の元部間を狭幅のブリッジ4
にて連結してなるインナ積層板5を積層したインナコア
6とから構成されており、そのインナコア6を形成する
インナ積層板5の歯3の積層部分にコイル7が巻かれる
ようになっている。このような積層および分割型のステ
ータコアによれば、インナコア6の歯にコイル7を直接
巻付けた後、あるいは予めボビンに巻付けて形成したコ
イル7を歯3に嵌め込んだ後、このインナコア6をアウ
タコア2に嵌合固定することでステータが完成するの
で、コイル巻付けの作業性が著しく向上するようにな
る。
うに、リング状のアウタ積層板1を積層したアウタコア
2と、放射状に配した歯3の元部間を狭幅のブリッジ4
にて連結してなるインナ積層板5を積層したインナコア
6とから構成されており、そのインナコア6を形成する
インナ積層板5の歯3の積層部分にコイル7が巻かれる
ようになっている。このような積層および分割型のステ
ータコアによれば、インナコア6の歯にコイル7を直接
巻付けた後、あるいは予めボビンに巻付けて形成したコ
イル7を歯3に嵌め込んだ後、このインナコア6をアウ
タコア2に嵌合固定することでステータが完成するの
で、コイル巻付けの作業性が著しく向上するようにな
る。
【0003】そして、上記インナ積層板5は、従来一般
には板材を最終形状に打抜いて形成されていたが、この
インナ積層板5には、その歯3の相互間に歯数分の溝
(歯溝)5aが存在することに加え、その中心にロータ
嵌挿用の比較的大きな孔5bが存在するため、前記打抜
きにより多量のスクラップが発生し、材料費の負担が大
きいという問題があった。
には板材を最終形状に打抜いて形成されていたが、この
インナ積層板5には、その歯3の相互間に歯数分の溝
(歯溝)5aが存在することに加え、その中心にロータ
嵌挿用の比較的大きな孔5bが存在するため、前記打抜
きにより多量のスクラップが発生し、材料費の負担が大
きいという問題があった。
【0004】そこで最近、図8に示すように、帯板10
を櫛歯状に打抜いて形成した異形リボン11を一方向F
へ送りながら、適宜の治工具を用いてその歯部12と歯
部12の間のブリッジ部13が内側になるようにロール
巻きし、各歯部12を放射状に展開させてインナ積層板
5とする成形方法が実用化されている。この成形方法に
よれば、上記したロータ嵌挿用の孔5b(図7)の打抜
きが不要になるため、打抜きにより発生するスクラップ
量は少なくなり、材料費が低減するようになる。
を櫛歯状に打抜いて形成した異形リボン11を一方向F
へ送りながら、適宜の治工具を用いてその歯部12と歯
部12の間のブリッジ部13が内側になるようにロール
巻きし、各歯部12を放射状に展開させてインナ積層板
5とする成形方法が実用化されている。この成形方法に
よれば、上記したロータ嵌挿用の孔5b(図7)の打抜
きが不要になるため、打抜きにより発生するスクラップ
量は少なくなり、材料費が低減するようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ロール
巻きを利用した成形方法においては、多少広幅の帯板1
0を用意して異形リボン7を反転状態で2個取りすれ
ば、スクラップは全く発生せず、材料費の面できわめて
有利になる。しかしながら、異形リボン11の歯部12
の幅Wおよびブリッジ部13の長さLは、それぞれ最終
形状(インナ積層板5)の歯3の幅、歯溝5aの底(溝
底)の幅に合せて設定されるため、このWとLは設計的
に同一寸法とならず(通常、W>L)、2個取りは断念
せざるを得ないこととなっていた。
巻きを利用した成形方法においては、多少広幅の帯板1
0を用意して異形リボン7を反転状態で2個取りすれ
ば、スクラップは全く発生せず、材料費の面できわめて
有利になる。しかしながら、異形リボン11の歯部12
の幅Wおよびブリッジ部13の長さLは、それぞれ最終
形状(インナ積層板5)の歯3の幅、歯溝5aの底(溝
底)の幅に合せて設定されるため、このWとLは設計的
に同一寸法とならず(通常、W>L)、2個取りは断念
せざるを得ないこととなっていた。
【0006】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その課題とするところは、ロール巻き方式を採
用する中で、異形リボンの2個取りを可能にする積層板
の成形方法を実現し、もって材料費の大幅な低減を達成
することにある。
もので、その課題とするところは、ロール巻き方式を採
用する中で、異形リボンの2個取りを可能にする積層板
の成形方法を実現し、もって材料費の大幅な低減を達成
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、帯板を櫛歯状に打抜いて形成した異形リボ
ンを、歯部と歯部の間のブリッジ部が内側になるように
ロール巻きして、各歯部を放射状に展開させるステータ
用インナ積層板の成形方法において、前記異形リボンの
形成に際し、前記ブリッジ部の長さを各歯部の幅と同一
寸法に設定し、前記異形リボンに対して各ブリッジ部を
薄肉化した後、各ブリッジ部を一定形状に屈曲させて歯
部と歯部の間隔を縮め、続いてロール巻きするようにし
たことを特徴とする。
決するため、帯板を櫛歯状に打抜いて形成した異形リボ
ンを、歯部と歯部の間のブリッジ部が内側になるように
ロール巻きして、各歯部を放射状に展開させるステータ
用インナ積層板の成形方法において、前記異形リボンの
形成に際し、前記ブリッジ部の長さを各歯部の幅と同一
寸法に設定し、前記異形リボンに対して各ブリッジ部を
薄肉化した後、各ブリッジ部を一定形状に屈曲させて歯
部と歯部の間隔を縮め、続いてロール巻きするようにし
たことを特徴とする。
【0008】このように構成したステータ用積層板の成
形方法においては、異形リボンの形成に際し、そのブリ
ッジ部の長さを各歯部の幅と同一寸法に設定しているの
で、1つの帯板から異形リボンを2個取りすることがで
きる。そして、この異形リボンのブリッジ部を一定形状
に屈曲させて、歯部と歯部の間隔を最終形状の溝底の幅
に相当する寸法まで縮めることで、ロール巻きした後の
歯ピッチに狂いが生じることはない。しかも、異形リボ
ンのブリッジ部は、屈曲に先行して薄肉化しているの
で、成形後のインナ積層板を積層しても屈曲部分が相互
に干渉することはなく、インナ積層板を密に積層できる
ようになる。
形方法においては、異形リボンの形成に際し、そのブリ
ッジ部の長さを各歯部の幅と同一寸法に設定しているの
で、1つの帯板から異形リボンを2個取りすることがで
きる。そして、この異形リボンのブリッジ部を一定形状
に屈曲させて、歯部と歯部の間隔を最終形状の溝底の幅
に相当する寸法まで縮めることで、ロール巻きした後の
歯ピッチに狂いが生じることはない。しかも、異形リボ
ンのブリッジ部は、屈曲に先行して薄肉化しているの
で、成形後のインナ積層板を積層しても屈曲部分が相互
に干渉することはなく、インナ積層板を密に積層できる
ようになる。
【0009】本発明は、上記ブリッジ部を屈曲させる
際、ロール巻きの内側に位置する部位の屈曲量をその外
側に位置する部位に対して次第に増大させるようにして
もよいものである。このように屈曲させることにより、
ロール巻きの内側の縮み量が外側に対して大きくなるの
で、ブリッジ部の屈曲に応じて異形リボンがロール巻き
状に変形し、別途、ロール巻き工程を設定する必要はな
くなる。
際、ロール巻きの内側に位置する部位の屈曲量をその外
側に位置する部位に対して次第に増大させるようにして
もよいものである。このように屈曲させることにより、
ロール巻きの内側の縮み量が外側に対して大きくなるの
で、ブリッジ部の屈曲に応じて異形リボンがロール巻き
状に変形し、別途、ロール巻き工程を設定する必要はな
くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
図面に基いて説明する。
【0011】図1乃至3は、本発明の方法により成形さ
れたインナ積層板5を示したものである。なお、インナ
積層板5の全体形状は、前出図7に示したものと同じで
あるので、ここでは、図7に示した部分と同一部分には
同一符号を付すこととする。本実施の形態においてイン
ナ積層板5のブリッジ4には、V字形の屈曲部15が設
けられている。このV字形の屈曲部15は、内径側に位
置する部位の屈曲量がその外径側に位置する部位に対し
て次第に増大するように設けられている。また、このブ
リッジ4は、インナ積層板5の平板部(一般部)の面法
線方向に沿う厚さt2 が、該平板部の厚さt0 よりもわ
ずか小さくなるように(t0 >t2 )、その板厚t1 が
調整されている(図3)。
れたインナ積層板5を示したものである。なお、インナ
積層板5の全体形状は、前出図7に示したものと同じで
あるので、ここでは、図7に示した部分と同一部分には
同一符号を付すこととする。本実施の形態においてイン
ナ積層板5のブリッジ4には、V字形の屈曲部15が設
けられている。このV字形の屈曲部15は、内径側に位
置する部位の屈曲量がその外径側に位置する部位に対し
て次第に増大するように設けられている。また、このブ
リッジ4は、インナ積層板5の平板部(一般部)の面法
線方向に沿う厚さt2 が、該平板部の厚さt0 よりもわ
ずか小さくなるように(t0 >t2 )、その板厚t1 が
調整されている(図3)。
【0012】上記したインナ積層板5は、前出図8に示
したように、帯板10を櫛歯状に打抜いて形成した異形
リボン11をロール巻きして成形されたものであるが、
ここでは、その異形リボン11の形成に際し、図4に示
すように、1つの帯板10から2つの異形リボン11,
11′を反転状態で2個取りするようにしている。この
場合、各異形リボン11,11′の歯部12,12′の
幅Wとそのブリッジ部13,13′の長さSとは同じ寸
法(W=S)となっており、したがって、ブリッジ部1
3,13′の長さSは、前記最終形状のインナ積層板5
のブリッジ4の長さL(図1)よりも長い寸法となって
いる。なお、歯部12の幅Wは、最終形状のインナ積層
板5の歯3の幅(目標幅)と同じ寸法となっている。
したように、帯板10を櫛歯状に打抜いて形成した異形
リボン11をロール巻きして成形されたものであるが、
ここでは、その異形リボン11の形成に際し、図4に示
すように、1つの帯板10から2つの異形リボン11,
11′を反転状態で2個取りするようにしている。この
場合、各異形リボン11,11′の歯部12,12′の
幅Wとそのブリッジ部13,13′の長さSとは同じ寸
法(W=S)となっており、したがって、ブリッジ部1
3,13′の長さSは、前記最終形状のインナ積層板5
のブリッジ4の長さL(図1)よりも長い寸法となって
いる。なお、歯部12の幅Wは、最終形状のインナ積層
板5の歯3の幅(目標幅)と同じ寸法となっている。
【0013】次に、上記のように2個取りした異形リボ
ン11,11′について、図5および6に示すように、
そのブリッジ部13,13′をt0 からt1 (図3)ま
で薄肉化する。この薄肉化に際しては、図6に示すよう
に、1つのブリッジ部13,13′の両側の歯部12,
12′を上型20と下型21とで挟持し、この状態でブ
リッジ部13,13′を上ポンチ22と下ポンチ23と
で押し潰すようにする。この場合、ブリッジ部13,1
3′両側が上型20と下型21とで拘束されているの
で、前記上ポンチ22と下ポンチ23とで押し潰した
際、ブリッジ部13,13′の材料は幅方向へ逃げ、図
5に示すようにブリッジ部13,13′は目標の幅より
拡大する。そこで、この薄肉化により拡大した各ブリッ
ジ部13,13′の拡大部分を、打抜き加工、機械加工
等により除去し、各ブリッジ部13,13′を目標幅に
仕上げる。
ン11,11′について、図5および6に示すように、
そのブリッジ部13,13′をt0 からt1 (図3)ま
で薄肉化する。この薄肉化に際しては、図6に示すよう
に、1つのブリッジ部13,13′の両側の歯部12,
12′を上型20と下型21とで挟持し、この状態でブ
リッジ部13,13′を上ポンチ22と下ポンチ23と
で押し潰すようにする。この場合、ブリッジ部13,1
3′両側が上型20と下型21とで拘束されているの
で、前記上ポンチ22と下ポンチ23とで押し潰した
際、ブリッジ部13,13′の材料は幅方向へ逃げ、図
5に示すようにブリッジ部13,13′は目標の幅より
拡大する。そこで、この薄肉化により拡大した各ブリッ
ジ部13,13′の拡大部分を、打抜き加工、機械加工
等により除去し、各ブリッジ部13,13′を目標幅に
仕上げる。
【0014】その後、工程を移して異形リボン11,1
1′を、前出図8に示したように一方向Fへ送りなが
ら、その先端側から順にブリッジ部13,13′をV字
ブロック(図示略)を用いて屈曲させ、前出図3に示し
たV字形の屈曲部15を成形する。このV字形の屈曲部
15は、前記したようにロール巻きの内側(内径側)に
位置する部位の屈曲量がその外側(外径側)に位置する
部位に対して次第に増大する形状となっているので、そ
の屈曲に応じて異形リボン11,11′がロール巻きと
同様に湾曲する。しかして、この屈曲に際しては、図2
に示すように、ロール巻きの内側で所定の曲率半径Rが
得られ、かつロール巻きの外側で所定の溝底幅Lが得ら
れるように、屈曲部15の内・外部の幅δ1 ,δ2 すな
わち縮み量を設定する。これにより、異形リボン11,
11′の所定数のブリッジ部13,13′に対して屈曲
部15を順に成形すれば、図1に示すように所定数(こ
こでは6つ)の歯3を有するインナ積層板5と同形状の
成形体が得られ、適宜異形リボン11,11′を切断し
て、その成形体の両端を接合し、または連続に螺旋状に
巻けば、インナ積層板5が完成する。
1′を、前出図8に示したように一方向Fへ送りなが
ら、その先端側から順にブリッジ部13,13′をV字
ブロック(図示略)を用いて屈曲させ、前出図3に示し
たV字形の屈曲部15を成形する。このV字形の屈曲部
15は、前記したようにロール巻きの内側(内径側)に
位置する部位の屈曲量がその外側(外径側)に位置する
部位に対して次第に増大する形状となっているので、そ
の屈曲に応じて異形リボン11,11′がロール巻きと
同様に湾曲する。しかして、この屈曲に際しては、図2
に示すように、ロール巻きの内側で所定の曲率半径Rが
得られ、かつロール巻きの外側で所定の溝底幅Lが得ら
れるように、屈曲部15の内・外部の幅δ1 ,δ2 すな
わち縮み量を設定する。これにより、異形リボン11,
11′の所定数のブリッジ部13,13′に対して屈曲
部15を順に成形すれば、図1に示すように所定数(こ
こでは6つ)の歯3を有するインナ積層板5と同形状の
成形体が得られ、適宜異形リボン11,11′を切断し
て、その成形体の両端を接合し、または連続に螺旋状に
巻けば、インナ積層板5が完成する。
【0015】このように成形されたインナ積層板5は、
屈曲部15を含むブリッジ部13,13′が薄肉化され
ているので、インナ積層板5を積層してインナコア6
(図7)を組立てる際、その屈曲部15が相互に干渉せ
ず、したがって、インナ積層板5の一般部は密に積層さ
れるようになる。また、完成したインナ積層板5のブリ
ッジ4は、屈曲部15の存在により強度が増しているの
で、その幅を狭く設定することができ、前記した薄肉化
と相まってこのブリッジ4の透磁率は可及的に低下す
る。この結果、ステータとしての使用時にこのブリッジ
4を通過する漏れ磁束が減少し、効率が高まってモータ
性能が向上するようになる。
屈曲部15を含むブリッジ部13,13′が薄肉化され
ているので、インナ積層板5を積層してインナコア6
(図7)を組立てる際、その屈曲部15が相互に干渉せ
ず、したがって、インナ積層板5の一般部は密に積層さ
れるようになる。また、完成したインナ積層板5のブリ
ッジ4は、屈曲部15の存在により強度が増しているの
で、その幅を狭く設定することができ、前記した薄肉化
と相まってこのブリッジ4の透磁率は可及的に低下す
る。この結果、ステータとしての使用時にこのブリッジ
4を通過する漏れ磁束が減少し、効率が高まってモータ
性能が向上するようになる。
【0016】上記実施の形態において、屈曲部15の変
形量を内側と外側で変えて、ロール巻きの内側と外側と
で縮み量に差を持たせ、屈曲に応じて自動的にロール巻
きされるようにしたが、この屈曲部は一様の変形量を有
する形状としてもよいものである。この場合は、ブリッ
ジ部13,13′を屈曲させても異形リボン11,1
1′は直線状を維持するので、別途、ロール巻き工程を
設定してロール巻きを行うようにする。なお、この屈曲
部の形状は任意であり、上記実施の形態におけるV字形
に代えてU字形、波形等とすることができる。
形量を内側と外側で変えて、ロール巻きの内側と外側と
で縮み量に差を持たせ、屈曲に応じて自動的にロール巻
きされるようにしたが、この屈曲部は一様の変形量を有
する形状としてもよいものである。この場合は、ブリッ
ジ部13,13′を屈曲させても異形リボン11,1
1′は直線状を維持するので、別途、ロール巻き工程を
設定してロール巻きを行うようにする。なお、この屈曲
部の形状は任意であり、上記実施の形態におけるV字形
に代えてU字形、波形等とすることができる。
【0017】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係るス
テータ用積層板の成形方法によれば、ロール巻き方式を
採用する中で、異形リボンの2個取りを可能にしている
ので、材料費の大幅な低減を達成できる。また、異形リ
ボンのブリッジ部は、屈曲に先行して薄肉化しているの
で、成形後の積層板を積層しても屈曲部分が相互に干渉
することはなく、積層板を密に積層できるので、ステー
タとしての性能が損なわれることはない。しかも、成形
された積層板のブリッジは、屈曲部の存在により強度が
増大しているので、その幅を狭くすることが可能にな
り、その薄肉化と相まって磁束漏れを低減させることが
でき、性能向上に寄与するものとなる。
テータ用積層板の成形方法によれば、ロール巻き方式を
採用する中で、異形リボンの2個取りを可能にしている
ので、材料費の大幅な低減を達成できる。また、異形リ
ボンのブリッジ部は、屈曲に先行して薄肉化しているの
で、成形後の積層板を積層しても屈曲部分が相互に干渉
することはなく、積層板を密に積層できるので、ステー
タとしての性能が損なわれることはない。しかも、成形
された積層板のブリッジは、屈曲部の存在により強度が
増大しているので、その幅を狭くすることが可能にな
り、その薄肉化と相まって磁束漏れを低減させることが
でき、性能向上に寄与するものとなる。
【図1】本発明の方法により成形したステータ用インナ
積層板の形状を示す平面図である。
積層板の形状を示す平面図である。
【図2】図1のA部を拡大して示す平面図である。
【図3】図2のB矢視線に沿う側面図である。
【図4】本発明における材料取りの状態を示す平面図で
ある。
ある。
【図5】ブリッジ部を薄肉化した後の異形リボンの形状
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図6】ブリッジ部の薄肉化に用いる型の構成を示す断
面図である。
面図である。
【図7】ステータの全体的構造を示す平面図である。
【図8】従来のロール巻き方式によるインナ積層板の成
形方法を示す模式図である。
形方法を示す模式図である。
2 アウタコア 3 歯 4 ブリッジ 5 インナ積層板 6 インナコア 10 帯板 11,11′ 異形リボン 12,12′ 歯部 13,13′ ブリッジ部 15 屈曲部
Claims (2)
- 【請求項1】 帯板を櫛歯状に打抜いて形成した異形リ
ボンを、歯部と歯部の間のブリッジ部が内側になるよう
にロール巻きして、各歯部を放射状に展開させるステー
タ用積層板の成形方法において、前記異形リボンの形成
に際し、前記ブリッジ部の長さを各歯部の幅と同一寸法
に設定し、前記異形リボンに対して各ブリッジ部を薄肉
化した後、各ブリッジ部を一定形状に屈曲させて歯部と
歯部の間隔を縮め、続いてロール巻きすることを特徴と
するステータ用積層板の成形方法。 - 【請求項2】 ブリッジ部を屈曲させる際、ロール巻き
の内側に位置する部位の屈曲量をその外側に位置する部
位に対して次第に増大させることを特徴とする請求項1
に記載のステータ用積層板の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141038A JPH10322980A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | ステータ用積層板の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9141038A JPH10322980A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | ステータ用積層板の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10322980A true JPH10322980A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15282800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9141038A Pending JPH10322980A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | ステータ用積層板の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10322980A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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