JPH10323011A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JPH10323011A
JPH10323011A JP14301697A JP14301697A JPH10323011A JP H10323011 A JPH10323011 A JP H10323011A JP 14301697 A JP14301697 A JP 14301697A JP 14301697 A JP14301697 A JP 14301697A JP H10323011 A JPH10323011 A JP H10323011A
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armatures
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Toru Shikayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱と吸引力による歪みの少ないリニアモー
タを提供する。 【解決手段】2つの平行な界磁ヨーク6aと、該界磁ヨ
ークの内面に対面するよう一定間隔で固着された永久磁
石6bとから構成された固定子5、6と、固定子5、6
とエアギャップを介して設けられた複数の電機子と、そ
の各電機子に巻回された電機子巻線3と、前記複数の電
機子を固定するベースとで構成されて、固定子5、6の
間を移動可能に支持された可動子1と、からなるリニア
モータにおいて、電機子がI字形状をしたI形電機子2
であり、電機子巻線3が該I形電機子2の中央に直に整
列巻され、複数のI形電機子2の両端には相隣るI形電
機子ティース2a間に角柱4が設けられ、角柱4によっ
て前記I形電機子2を前記ベースに固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機送りテーブ
ル等の駆動に用いられるリニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】2個の固定子を対向させ、その間を可動
子が移動するという構造をした従来のリニアモータの一
つが米国特許第4,151,447号に開示されてい
る。図6はその構造を示すものであり、可動子21に電
機子20が備えられており、ガイドレール17、18に
よって移動自在に支持されている。可動子21に備えら
れている電機子20の中央下部には、フラットに形成し
た電機子コイル22、23が所定のピッチで配置されて
いる。固定子10は鉄の界磁バックヨーク12、13が
可動子21の電機子コイル22、23を挟み込むように
配置されており、その内側に界磁永久磁石14が移動方
向に並んで固着されている。以上の構成において、電機
子コイル22、23に流れる電流と界磁永久磁石14の
磁束の相互作用によって力が発生し、可動子が移動でき
るのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の従来
技術では、次のような問題があった。すなわち、電機子
コイルで発生した熱は、可動子上面に取り付けた図示し
ない負荷にダイレクトに伝わるので、負荷が熱変形を引
き起こしてしまい様々な問題が生じていた。また、固定
子の界磁永久磁石へも間接的に伝熱するので、リニアモ
ータとして特性の劣化や熱減磁による推力の低下という
問題も生じていた。そこで本発明は、かかる問題点に鑑
みてなされたものであり、可動子側の電機子の構造や電
機子コイルの巻き方、冷却構造などを工夫し、吸引力に
よる変形を抑えつつ、熱による歪みを小さくして、高精
度の位置決めにも適したリニアモータを提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、2つの平行な界磁ヨークと、該界磁ヨー
クの内面に対面するよう一定間隔で固着された永久磁石
とからなる固定子と、該固定子とエアギャップを介して
設けられた複数の電機子と、該電機子に巻回された電機
子巻線と、前記複数の電機子を固定するベースとで構成
し、前記固定子の間を移動可能に支持された可動子と、
からなるリニアモータにおいて、前記電機子がI字形状
をしたI形電機子であり、前記電機子巻線が該I形電機
子の中央に直に整列巻され、前記複数のI形電機子の両
端には相隣るI形電機子ティース間に角柱が設けられ、
該角柱によって前記I形電機子が前記ベースに固定され
たことを特徴とし、また、前記I形ティースと前記角柱
の当接部にはそれぞれ凹凸が設けられ、該凹凸で互いに
固定されたことを特徴としたのである。さらに、発明
は、前記電機子巻線が樹脂でモールドされ、前記ベース
が冷媒を通すジャケットを備え、あるいは、前記電機子
巻線が樹脂でモールドされ、該樹脂と前記電機子巻線お
よび前記電機子がキャンで覆われ、該キャンと前記電機
子との間に冷媒通路を形成したことを特徴としたのであ
り、冷媒の流れる方向を前記可動子の進行方向としたの
である。上記手段により、モータの効率と冷却能力を向
上することができるので、負荷(テーブル側)と固定子
への伝熱を大幅に抑えることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施例のリニ
アモータを長手方向に切った断面図であり、上から見た
ものである。固定子は、左側固定子5と右側固定子6の
2つからなり、 同じ構造のものが対向するように配置さ
れている。それぞれの固定子5、6は、界磁永久磁石6
bとそれを貼り付けている界磁バックヨーク6aで構成
される。可動子1は、これら2つの固定子5、6間にあ
り、その上面は図示しない負荷に固定され、長手方向、
すなわち図面の上下方向に移動自在に支持されている。
可動子1の構造は、I形電機子ティース2aに電機子巻
線3を巻回して構成した電機子ピース2と、これらの先
端の歯の間に挿入された非磁性材の角柱4と、この角柱
4を固定している図示しないベースから構成される。こ
の角柱4の外形は電機子ピース2先端の形に沿って形成
され、電機子ピース2先端と角柱4は接着固定されてい
る。さらに、この角柱4にはその上下面にタップ穴4d
が加工され、角柱4のすべてがボルトによりベースに取
り付けられる。また、電機子ピース2はこれらに取り付
けられる前に、I形電機子ティース2aに電機子巻線3
を直に整列に巻回される。このとき、導体占積率は非常
に高いものとなっている。界磁永久磁石6aは図1に示
すように、対向するもの同志が異極となるように配置さ
れる。このとき、界磁永久磁石と電機子ピース2とで形
成される磁束ループは図1に示すように電機子巻線3に
鎖交している。よって、図1のように3相で毎極毎相の
スロット数q=3/8において、所定の電機子巻線の結
線を行うことで可動子の駆動が可能となる。
【0006】次に請求項2に係る本発明の第2実施例の
リニアモータを図2に基づいて説明する。図において、
固定子5、6は、第1の実施例と同じ構成をしているの
で説明を省略する。可動子1は、概ね第1の実施例と同
様の構成をしているが、電機子ティース2bの先端部分
両側に凸部2Zを設け、また、角柱4bには凹部4Zを
設け、これら凹凸部2Z、4Zで機械結合させている。
このように構成すれば、電機子ピース2と角柱4bの接
合が接着だけで不十分な場合であってもしっかりしたも
のとなり、可動子の剛性を向上させることができて、可
動子の剛性低下に起因する問題を回避することができ
る。
【0007】次に請求項3に係る本発明の第3実施例の
リニアモータを図3に基づいて説明する。図3は第3実
施例のリニアモータの正断面図である。可動子1の構造
は、ベース7a、7bを電機子ピース2の上下に配置し
て固定してあり、ベース7aの上面とベース7bの下面
を使って負荷を固定できるようになっている。このた
め、可動子1の先端に負荷を取り付けて移動するような
送り機構においては、可動子1の上下面で支持する事が
可能となり、剛性を高く維持することができる。また、
ベース7a、7bの内側には冷媒を通すジャケット7
c、7dが形成されている。このジャケット7c、7d
は、樹脂モールドされた電機子巻線3の丁度上部と下部
に配置され電機子巻線3とジャケット7c、7dの側面
にシールを施している。また、電機子ピース2と角柱4
の間や、電機子ピース2及び角柱4とベース7a、7b
の間も充填材により適宜シールが施されているが当業者
にとって一般的な事項であり詳細については省略する。
これらの構造によって、冷媒が漏れることはなく、電機
子巻線3に発生する熱が冷媒に良く伝えられるので、ベ
ースの取り付け面にはほとんど熱が伝わらないようにな
っている。従って、取付けられた負荷の熱変形が生じる
ことは無く、このリニアモータを用いた工作機械は高精
度の機械加工を行うことができる。
【0008】次に請求項4に係る本発明の第4実施例の
リニアモータを図4に基づいて説明する。図4は、第4
実施例のリニアモータの正断面図である。可動子1の構
造はは,電機子ピース2を包含するように非磁性材のキ
ャン8aで両側面と下面を覆い、キャン8aの内面と電
機子ピース2の間に冷媒通路8bが形成されて冷媒を通
すことができるようになっている。このように構成すれ
ば、電機子ピース2に発生する熱が固定子側に伝わるこ
とはなく、固定子5、6の界磁永久磁石6bの特性劣化
や熱減磁,熱変形等を引き起こすことがないのである。
【0009】次に請求項5に係る本発明の第5実施例の
リニアモータを図5に基づいて説明する。図5は、第5
実施例のリニアモータの正断面図である。可動子1の構
造は、電機子ピース2の両側先端の表面に非磁性材の冷
媒導管9a、9bが設けられており、電機子ピース2の
表面を冷媒が流れるようなものとなっている。このよう
に構成すれば、第4の実施例と同様に,電機子ピース2
に発生する熱が固定子側に伝わることがないのである。
【00010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
機子ティースをつなぐ継鉄を無くし、I形に形成した電
機子ピース2に直に整列巻きすることによって、導体占
積率を上げることができるので電機子巻線3の長さが短
くなり銅損を低減させる効果がある。さらに、電機子巻
線3や電機子ピース2を直接冷却するので、負荷や固定
子側に伝わる熱をほとんど抑えることができ、適用する
工作機械の加工精度を高く維持することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のリニアモータの上側断面
【図2】本発明の第2実施例のリニアモータの上側断面
【図3】本発明の第3実施例のリニアモータの正断面図
【図4】本発明の第4実施例のリニアモータの正断面図
【図5】本発明の第5実施例のリニアモータの正断面図
【図6】従来技術のリニアモータの斜視図
【符号の説明】
1 可動子 2 電機子ピース 2a、2b、2c I形電機子ティース 2Z 電機子ティース凸部 3 電機子巻線 4、4b、4c 角柱 4d タップ穴 4Z 角柱凹部 5 左側固定子 6 右側固定子 6a 界磁バックヨーク 6b 界磁永久磁石 7a、7b ベース 7c、7d ジャケット 8a キャン 8b 冷媒通路 9a、9b 冷媒導管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの平行な界磁ヨークと、該界磁ヨーク
    の内面に対面するよう一定間隔で固着された永久磁石と
    からなる固定子と、 該固定子とエアギャップを介して設けられた複数の電機
    子と、該各電機子に巻回された電機子巻線と、前記複数
    の電機子を固定するベースとで構成し、前記固定子の間
    を移動可能に支持された可動子と、からなるリニアモー
    タにおいて、 前記電機子がI字形状をしたI形電機子であり、 前記電機子巻線が該I形電機子の中央に直に整列巻さ
    れ、 前記複数のI形電機子の両端には相隣るI形電機子ティ
    ース間に角柱が設けられ、 該角柱によって前記I形電機子が前記ベースに固定され
    たことを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】前記I形電機子ティースと前記角柱の当接
    部にはそれぞれ凹凸が設けられ、 該凹凸で互いに固定されたことを特徴とする請求項1記
    載のリニアモータ。
  3. 【請求項3】前記電機子巻線が樹脂でモールドされ、 前記ベースが冷媒を通すジャケットを備えていることを
    特徴とする請求項1または2記載のリニアモータ。
  4. 【請求項4】前記電機子巻線が樹脂でモールドされ、 該樹脂と前記電機子巻線および前記電機子がキャンで覆
    われ、 該キャンと前記電機子との間に冷媒通路を形成したこと
    を特徴とする請求項1または2記載のリニアモータ。
  5. 【請求項5】冷媒の流れる方向を前記可動子の進行方向
    としたことを特徴とする請求項3または4記載のリニア
    モータ。
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