JPH10323131A - 高所作業装置 - Google Patents

高所作業装置

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JPH10323131A
JPH10323131A JP9149993A JP14999397A JPH10323131A JP H10323131 A JPH10323131 A JP H10323131A JP 9149993 A JP9149993 A JP 9149993A JP 14999397 A JP14999397 A JP 14999397A JP H10323131 A JPH10323131 A JP H10323131A
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JP
Japan
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column
lifting
opening
fixed
winch
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JP9149993A
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Inventor
Jotaro Yamamori
山森▲丈▼太郎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】立木の枝打ち作業やその他の高所作業を誰でも
安全に能率良く行なえるようにする。 【解決手段】地面への固定支柱(A)と、これに套嵌さ
れた昇降支柱(B)と、その昇降支柱(B)に軸支され
た上下一対のプーリー(17)(20)と、昇降支柱
(B)に沿い転動する作業者立ち乗り用昇降篭(C)
と、その昇降篭(C)に搭載のウインチ(37)とその
回転駆動用エンジン(38)並びにウインチ(37)の
正逆回転方向切替え用クラツチ機構(46)と、固定支
柱(A)の上端部から昇降支柱(B)の両側プーリー
(17)(20)を経てウインチ(37)に捲き付けら
れたワイヤーロープ(39)とを備え、昇降支柱(B)
を立木(T)への抱き付き状態に固定した上、作業者
(M)がクラツチ機構(46)を切替操作して、ウイン
チ(37)を正逆回転させることにより、昇降篭(C)
と昇降支柱(B)とを順次昇降させるように定めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立木の枝打ち作業や
中間切り作業などに有用な足場となる高所作業装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の高所作業装置としては、例えば
特開平6−14653号に記載の林業作業用足場が公知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この公知発
明の構成では使用するに当って、下側の第2足場用ステ
ップ(22)と上側の第1足場用ステップ(13)と
を、何れも最初鎖(7b)(7a)によって立木(1
0)へ捲き付け固定し、その第2足場用ステップ(2
2)又は第1足場用ステップ(13)に立ち乗り作業
中、次いで第1足場用ステップ(13)の鎖(7a)を
解き、固定状態にある第2フレーム部(12)に対して
第1フレーム部(11)を引き上げてから、再び第1足
場用ステップ(13)の鎖(7a)を立木(10)に捲
き付け固定して、その高くなった第1足場用ステップ
(13)に立ち乗り作業するようになっており、所謂尺
取り虫のような使用方法であるため、その枝打ち作業の
終了後、上記と逆な順序に鎖(7a)(7b)を解く必
要があることとも相俟って、非常に煩らわしく、短時間
での軽快に能率良く作業することができない。
【0004】又、上記鎖(7a)(7b)を立木(1
0)の周囲へ2重に捲き付ければ、その足場の不慮に下
降したり、或いは脱落したりすることがないとしても、
言わば垂直姿勢の梯子状態をなすため、そのステップ
(13)(22)の登り降りに危険を伴ない、誰もが恐
怖感を抱かずに安心して使うことは不可能である。
【0005】その意味からも、最初下側の第2足場用ス
テップ(22)を鎖(7b)によって立木(10)へ捲
き付け固定する高さは、作業者の身長程度であり、その
最初の高さから引き上げられる第1足場用ステップ(1
3)の高さは、約3mであるにとどまる。これでは、そ
の枝打ち作業された立木から、一般二階建て住宅の高さ
に相当する有効長さの柱さえも、無節の状態に生育させ
ることができない。
【0006】更に言えば、このような身長の約3倍に相
当する高さ程度での枝打ち作業であるならば、上記面倒
な鎖(7a)(7b)の捲き付けとその解除などを要す
る足場を使うまでもなく、市販されている伸縮式梯子の
使用で足りることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の抜本的な解決を企図しており、そのために役立つ高所
作業装置として、第1に地面への差し込み可能なスタビ
ライザーが付属一体化された固定支柱と、その固定支柱
の開放上端部付近に設置された固定ピンと、上記固定支
柱へ昇降運動のみを行なえるように套嵌された昇降支柱
と、その昇降支柱の上端部と下端部へ各々遊転自在に軸
支された一対のVプーリーと、同じく昇降支柱を挟み乍
ら転動する複数の昇降支持ローラーが軸支された作業者
立ち乗り用昇降篭と、その昇降篭に各々搭載されたワイ
ヤーロープ用ウインチ、そのウインチの回転駆動用エン
ジン並びにウインチを正逆回転方向へ切替え操作し得る
クラツチ機構と、上記固定支柱の固定ピンに係止固定さ
れた一端部から順次に、昇降支柱の下側Vプーリーと上
側Vプーリーを経て、他端部が上記ウインチに捲き付け
られた昇降篭吊り持ち用ワイヤーロープと、上記昇降支
柱の上端部から立木に向かって張り出す左右一対の開閉
フックと、その開閉フックを地面から開閉操作すべく、
同じく昇降支柱の下端部へ回動自在に枢着された開閉レ
バーと、その開閉レバーを上記開閉フックが常時閉合す
る施錠方向へ押圧付勢する蔓巻きバネとから成り、
【0008】上記開閉レバーの回動操作により開閉フッ
クを立木へ抱き付く閉合状態に施錠した上、上記昇降篭
に立ち乗った作業者がクラツチ機構を切替操作して、上
記ウインチをワイヤーロープの捲き取り方向又は繰り出
し方向へ正逆回転させることにより、第1次的に昇降篭
を昇降支柱に沿って、引続く第2次的にその昇降支柱を
固定支柱に沿って、何れも上昇又は逆な順序に下降させ
得るように定めたことを特徴とし、
【0009】又、第2に地面への差し込み可能なスタビ
ライザーが付属一体化された固定支柱と、その固定支柱
の開放上端部付近へ遊転自在に軸支されたVプーリー
と、上記固定支柱へ昇降運動のみを行なえるように套嵌
された昇降支柱と、その昇降支柱の上端部と下端部へ各
々遊転自在に軸支された一対のVプーリーと、同じく昇
降支柱を挟み乍ら転動する複数の昇降支持ローラーが軸
支された作業者立ち乗り用昇降篭と、上記固定支柱の下
端部へ各々設置されたワイヤーロープ用ウインチ並びに
そのウインチの回転駆動用ブレーキ付きモーターと、そ
のモーターへ電気的に接続された受信器付きの発電機
と、上記昇降篭に係止固定された一端部から順次に、昇
降支柱の上側Vプーリーと下側Vプーリー並びに固定支
柱のVプーリーを経て、他端部が上記ウインチに捲き付
けられた昇降篭吊り持ち用ワイヤーロープと、上記昇降
支柱の上端部から立木に向かって張り出す左右一対の開
閉フックと、その開閉フックを地面から開閉操作すべ
く、同じく昇降支柱の下端部へ回動自在に枢着された開
閉レバーと、その開閉レバーを上記開閉フックが常時閉
合する施錠方向へ押圧付勢する蔓巻きバネとから成り、
【0010】上記開閉レバーの回動操作により開閉フッ
クを立木へ抱き付く閉合状態に施錠した上、上記昇降篭
に立ち乗った作業者が受信器と対応する発信器を手元操
作して、上記ウインチをワイヤーロープの捲き取り方向
又は繰り出し方向へ正逆回転させることにより、第1次
的に昇降篭を昇降支柱に沿って、引続く第2次的にその
昇降支柱を固定支柱に沿って、何れも上昇又は逆な順序
に下降させ得るように定めたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の詳細
を説明すると、先ず図1〜15はその本発明に係る高所
作業装置の第1実施形態を示しており、(A)は中空の
断面四角形に押出成形された軽金属材から成る一定長さ
(例えば約3〜4m)の固定支柱であって、その下端部
には地面へ差し込める尖鋭なスタビライザー(11)
が、施蓋状態に付属一体化されている。
【0012】(12)は固定支柱(A)のほぼ全長に沿
って、そのフラットな後壁面に開口形成された昇降ガイ
ド溝レール、(13)は同じく固定支柱(A)の開放上
端部付近に位置しつつ、その後壁面から内向き一体的に
張り出された左右一対の軸受ステー、(14)はその両
軸受ステー(13)に貫通された水平な固定ピンであ
り、これに後述するワイヤーロープの一端部が係止固定
されるようになっている。
【0013】(B)は上記固定支柱(A)へ昇降運動の
みを行なえるように套嵌された昇降支柱であり、その固
定支柱(A)を包囲する断面四角形の中空軽金属材から
成る。しかも、この昇降支柱(B)の長さは上記固定支
柱(A)のそれよりも若干長く、固定支柱(A)の開放
上端部から一定量(h)だけ背高く垂立するようになっ
ているが、その昇降支柱(B)の上端部は施蓋されてい
る。
【0014】(15)は昇降支柱(B)の開放下端部付
近に位置しつつ、その後壁面から上記固定支柱(A)の
昇降ガイド溝レール(12)を通じて、内向き一体的に
張り出された左右一対の軸受ステーであり、これを貫通
する水平な枢支ピン(16)によって、比較的径小な第
1Vプーリー(17)が遊転自在に支持されている。こ
の第1Vプーリー(17)は上記固定支柱(A)の中空
内部に埋没する。
【0015】他方、(18)は上記固定支柱(A)より
も一定量(h)だけ背高く垂立する昇降支柱(B)の上
端部付近において、その両側壁面から内向き一体的に張
り出された左右一対の軸受ボスであり、これを貫通する
水平な枢支ピン(19)によって、比較的径大な第2V
プーリー(20)が遊転自在に支架されている。この第
2Vプーリー(20)の円周面一部は、昇降支柱(B)
の後壁面に切り欠かれた逃しスリット(21)を通じ
て、その外部への露出状態にある。
【0016】又、(22)は上記昇降支柱(B)の上端
部から斜め前向き一体的に張り出し立設された左右一対
の軸受マストであり、これを貫通する水平な枢支ピン
(23)によって、昇降ガイドローラー(24)が遊転
自在に軸架されている。この昇降ガイドローラー(2
4)は立木に沿って転動するものであるため、その全体
又は円周面だけがゴムや合成樹脂などの弾性材から成る
鼓型として造形することが好ましい。
【0017】(25)は同じく昇降支柱(B)の上端部
付近に位置しつつ、その前壁面又は両側壁面に固着一体
化された左右一対の軸受ボス、(26)は昇降支柱
(B)の下端部付近において、やはりその前壁面又は両
側壁面に取付け固定された左右一対の爪板であり、上記
軸受ボス(25)との上下位置関係に正しく対応してい
る。
【0018】(27)は上側の軸受ボス(25)から下
側の爪板(26)まで貫通する一定長さとして、その昇
降支柱(B)に沿い垂立された左右一対の操作ロッドで
あり、その上端部には立木へ抱き付く開閉フック(2
8)が各々連結一体化されている一方、同じく下端部に
は開閉レバー(29)の基端部が各々取付け固定されて
いる。
【0019】(30)はその各開閉レバー(29)の中
途部へ操作ロッド(27)と平行な垂直の枢支ピン(3
1)を介して、回動自在に付属設置されたラチエット爪
であり、その枢支ピン(31)に捲着された蔓巻きバネ
(32)によって、上記爪板(26)と常時噛合する施
錠方向へ押圧付勢されている。
【0020】作業者が地面から上記開閉レバー(29)
を、そのラチエット爪(30)の施錠方向と逆方向へ回
動操作することにより、上記操作ロッド(27)の上端
部に付属する開閉フック(28)を開放させることがで
き、その開放状態にて立木の周囲へ挿入した後、これを
立木へ抱き付けるべく、上記開閉フック(28)を閉合
状態に施錠し得るようになっているのである。
【0021】これによって、上記昇降支柱(B)は立木
への固定状態に保たれることとなる。固定支柱(A)が
その下端部のスタビライザー(11)により、地面への
差し込み固定状態に維持されることは、先に一言した通
りである。
【0022】更に、(C)は作業者の立ち乗り作業用昇
降篭であり、ゴミの払い落しや軽量化のために、目孔を
有する金網やパンチングメタルなどから作成されてい
る。(33)はその昇降篭(C)の取付ベースとなるシ
ヤーシであり、平面から見て、上記昇降支柱(B)を挟
む後方への細長いコ字型に枠組みされており、その両側
壁面のほぼ前半部からは前後一対づつ合計8個の水平な
枢軸(34)が、内向き一体的に張り出されている。
【0023】(35)は各枢軸(34)へ遊転自在に套
嵌された昇降支持ローラーであって、その前後一対づつ
が上記昇降支柱(B)の前壁面と後壁面を挟むように係
合つつ、その昇降支柱(B)に沿って転動する。(3
6)は昇降支持ローラー(35)を抜け止めするための
上昇位置規制ストッパーであり、上記昇降支柱(B)の
前壁面と後壁面に固定横架されている。(37)は上記
シヤーシ(33)における枠内のほぼ後半部に固定設置
されたワイヤーロープ用ウインチであり、同じくシヤー
シ(33)の搭載エンジン(38)によって回転駆動さ
れる。
【0024】(39)は昇降篭(C)を吊り持つワイヤ
ーロープであって、その一端部が上記固定支柱(A)内
の上端部付近に位置する水平な固定ピン(14)へ係止
固定されていると共に、同じく他端部が上記ウインチ
(37)に捲き付けられている。
【0025】しかも、ワイヤーロープ(39)の中途部
はその一端部から順次に、上記昇降支柱(B)の下側に
存在する径小な第1Vプーリー(17)を経て、同じく
昇降支柱(B)の上側に位置する径大な第2Vプーリー
(20)へ捲き掛けられることにより、外部のウインチ
(37)まで到達している。
【0026】そのため、ウインチ(37)が上記ワイヤ
ーロープ(39)を捲き取る方向に回転駆動されると、
第1次的に昇降篭(C)が昇降支柱(B)に沿って上昇
し、その昇降支柱(B)が第2次的に固定支柱(A)に
沿って上昇することとなり、同じくウインチ(37)が
ワイヤーロープ(39)を繰り出す方向に逆転されれ
ば、上記昇降支柱(B)と引続き昇降篭(C)とが下降
し、その昇降篭(C)は地面まで復帰する。
【0027】図14、15は上記エンジン(38)から
ウインチ(37)への回転動力伝達系統を示しており、
(40)(41)はエンジン(38)の出力軸(42)
上に順次設置された遠心クラツチとベベルギヤ、(4
3)はその出力軸(42)と直交する中間伝動軸(4
4)上へ、向かい合う左右一対として遊嵌されたベベル
ギヤであり、上記出力軸(42)上のベベルギヤ(4
1)と常時噛合状態を保つことによって、その左右一対
の相反方向へ回転する。
【0028】(45)は上記中間伝動軸(44)の中途
部に刻設されたスプライン、(46)はそのスプライン
(45)と一体回転し得るように套嵌されたクラツチ機
構であり、その爪を切替操作レバー(47)によって、
左右一対のベベルギヤ(43)に対応形成された爪と択
一的に係合させることができ、その何れとも係合しない
中立状態に保つこともできるようになっている。
【0029】上記中間伝動軸(44)はウインチ(3
7)の回転軸(48)と平行しており、その中間伝動軸
(44)の一端部にはウオーム(49)が、又これと対
応位置する回転軸(48)の一端部には、ウオームギヤ
(50)が各々固設されている。(51)は上記中間伝
動軸(44)並びに回転軸(48)と直交する連動軸で
あり、その一端部に固設されたウオーム(52)が回転
軸(48)上のウオームギヤ(50)と、同じく他端部
に固設されたウオームギヤ(53)が中間伝動軸(4
4)上のウオーム(49)と、各々噛合状態に保たれて
いる。
【0030】そのため、上記昇降篭(C)に立ち乗った
作業者がクラツチ機構(46)の切替操作レバー(4
7)を操作して、その爪を左右一対のベベルギヤ(4
3)に対応する爪と択一的に係合させることにより、上
記ウインチ(37)をワイヤーロープ(39)の捲き取
り方向と繰り出し方向へ、正逆に回転駆動することがで
きる。
【0031】上記遠心クラツチ(40)はエンジン(4
8)に内蔵させても良く、上記クラツチ機構(46)の
切替操作レバー(47)を左右何れに切替え操作した場
合にも、エンジン(38)の回転数が高くなるように、
そのスロットル操作レバー(図示省略)と上記クラツチ
機構(46)の切替操作レバー(47)とを連動連結す
ることが好ましい。
【0032】蓋し、クラツチ機構(46)の切替操作レ
バー(47)により切替え操作されたウインチ(37)
の正転中又は逆転中において、スロットル操作レバーに
よりエンジン(38)の回転数を低下させれば、そのエ
ンジン(38)からの回転動力が遠心クラツチ(40)
により切断され、ウインチ(37)が何時でも停止する
ことになるからである。
【0033】又、図14、15の構成では2組のウオー
ムギヤ機構を用いて、エンジン(38)の回転動力をウ
インチ(37)へ伝達するようになっているため、エン
ジン(38)を軽量な空冷2サイクル式として、その回
転数を高めつつも、ウインチ(37)の回転減速比を極
力大きく確保することができ、そのウインチ(37)の
空転する危険を防止し得るほか、エンジン(38)とウ
インチ(37)とを相互の離隔状態として、その配置の
自由にレイアウトできる利点もある。
【0034】尚、その配置レイアウトを示した図8、1
4、15の符号(54)(55)は上記2組のウオーム
ギヤケース、(56)は中間伝動軸(44)上のベベル
ギヤケースであり、これらの上面全体を被覆する断面倒
立U字型の防塵カバー(57)が、上記昇降篭(C)又
はそのシヤーシ(33)から一体的に張り出されてい
る。
【0035】上記第1実施形態の高所作業装置を使用し
て、例えば立木(T)の枝打ち作業を行なう場合には、
先ず図16のように固定支柱(A)のスタビライザー
(11)を地面に差し込んで、その固定支柱(A)を目
的の立木(T)に沿って据え立てると共に、昇降支柱
(B)の上端部から前向きに張り出す開閉フック(2
8)を、同じく立木(T)の周囲に挿入した上、地面か
ら開閉レバー(29)の回動操作により、その立木
(T)への抱き付け状態に固定維持する。
【0036】このような準備を終えたならば、作業者
(M)が昇降篭(C)に立ち乗って、上記クラツチ機構
(46)の切替操作レバー(47)を操作することによ
り、ウインチ(37)をワイヤーロープ(39)の捲き
取り方向へ回転駆動する。
【0037】そうすれば、上記昇降篭(C)が昇降支柱
(B)に沿って、図17のように上昇するため、その上
昇過程での枝打ち作業と、上昇停止位置での枝打ち作業
を順次に実行することができる。尚、上記切替操作レバ
ー(47)を中立状態に保つか、又はエンジン(38)
の回転数をスロットル操作レバーにより低下させて、そ
の昇降篭(C)を希望位置へ随時停止し得ることは言う
までもない。
【0038】又、上記ウインチ(37)を更にワイヤー
ロープ(39)の捲き取り方向へ回転駆動すれば、昇降
支柱(B)が図18のように固定支柱(A)に沿って上
昇するため、その上昇過程での枝打ち作業と、上昇停止
位置での枝打ち作業も引続き実行することができ、その
過程での停止も自由自在に行なえる。
【0039】上記枝打ち作業中、固定支柱(A)は梯子
のような2本脚でなく、その1本脚として地面に差し込
み固定されているため、却ってグラツキを起生せず、又
上昇停止位置での昇降篭(C)が立木(T)に対する開
閉フック(28)の抱き付き位置と接近しているので、
安定裡に枝打ち作業を行なえることとなる。
【0040】更に、上記開閉フック(28)は立木
(T)へ閉合状態に抱き付くようになっているため、そ
の立木(T)の太さ変化に対応でき、立木(T)との間
隙が融通性を発揮して、適当に揺れ動くことも、却って
枝打ち作業の容易化に役立つのである。
【0041】他方、枝打ち作業後には上記クラツチ機構
(46)の切替操作レバー(47)を回動操作して、ウ
インチ(37)をワイヤーロープ(39)の繰り出し方
向へ逆転駆動するのであり、そうすれば上記昇降支柱
(B)が固定支柱(A)に沿って下降し、引続き昇降篭
(C)が昇降支柱(B)に沿い下降復帰するため、作業
者(M)はその昇降篭(C)から地面へ降りることがで
きる。
【0042】そして、その後地面から開閉レバー(2
9)を操作し、上記開閉フック(28)を開放させるこ
とにより、立木(T)から取りはずして、次の目的とす
る立木(T)へ持ち運び、その立木(T)の枝打ち作業
を上記と同様に繰り返せば良い。その補助作業者との持
ち運びに資する把手は図示省略してあるが、例えば固定
支柱(A)の下端部に付属設置することが望ましい。
【0043】図19は本発明の第2実施形態を示してお
り、これではワイヤーロープ(39)の他端部をブレー
キ付きのモーター(58)によって回転駆動されるウイ
ンチ(37)へ捲き付けると共に、同じくワイヤーロー
プ(39)の一端部を昇降篭(C)へ係止固定してい
る。
【0044】そして、上記ウインチ(37)をワイヤー
ロープ(39)の捲き取り方向へ回転させれば、昇降篭
(C)が昇降支柱(B)に沿って上昇し、その昇降支柱
(B)が固定支柱(A)に沿って上昇する一方、同じく
ウインチ(37)をワイヤーロープ(39)の繰り出し
方向へ逆転させれば、上記昇降篭(C)が地面まで下降
するようになっている。
【0045】そのために、上記ウインチ(37)は固定
支柱(A)の下端部に内蔵設置されており、そのモータ
ー(58)が地面に据え置かれる発電機(59)と電気
的に接続されている。(60)はその発電機(59)に
付属の受信器であって、昇降篭(C)に立ち乗った作業
者(M)が携帯する発信器(61)と対応し、その発信
器(61)の手元操作により遠隔的にモーター(58)
を正逆回転させることができるようになっている。
【0046】又、昇降支柱(B)の下側に存在する径小
な第1Vプーリー(17)と、同じく上側に存在する径
大な第2Vプーリー(20)のほか、固定支柱(A)の
開放上端部付近にも径小な第3Vプーリー(62)が、
枢支ピン(63)を介して遊転自在に内蔵設置されてい
る。
【0047】そして、上記ワイヤーロープ(39)の他
端部がその昇降篭(C)に係止固定された一端部から順
次に、第2Vプーリー(20)と第1Vプーリー(1
7)並びに第3Vプーリー(62)を経て、上記ウイン
チ(37)に捲き付けられているのである。
【0048】その他の構成は図1〜15の上記第1実施
形態と実質的に同一であるため、その図19に図1〜1
5との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明
を省略するが、この第2実施形態のブレーキ付きモータ
ー(58)に代えて、上記第1実施形態のエンジン(3
8)を使用することも可能である。
【0049】更に、図20〜23は本発明の第3実施形
態に係り、これでは上記第1実施形態のワイヤーロープ
(39)に代るチェン(39a)と、同じく第1、2V
プーリー(17)(20)に代る第1、2スプロケット
ホイール(17a)(20a)を使用している。
【0050】そして、そのチェン(39a)の一端部が
固定支柱(A)の開放上端部付近に位置する固定ピン
(14)へ、係止固定されていることは上記第1実施形
態と同じであるが、残る昇降支柱(B)の第2スプロケ
ットホイール(20a)を経て外部に露出された他端部
は、上記固定支柱(A)におけるスタビライザー(1
1)の外部に係止固定されている点で相違する。
【0051】(49a)(53a)は上記第1実施形態
における中間伝動軸(44)上のウオーム(49)と連
動軸(51)上のウオームギヤ(53)に代えて、その
中間伝動軸(44)上に固設された駆動スプロケットホ
イールと駆動ギヤ、(52a)(50a)は同じく第1
実施形態における連動軸(51)上のウオーム(52)
と回転軸(48)上のウオームギヤ(50)に代えて、
そのウインチ(37)の回転軸(48)上に固設された
従動スプロケットホイールと従動ギヤであり、そのギヤ
(50a)(53a)同志が常時噛合する状態に保たれ
ていると共に、そのスプロケットホイール(49a)
(52a)の相互間に亘って、上記チェン(39a)の
第2スプロケットホイール(20a)から他端部に至る
中途部が捲き掛けられている。上記両ギヤ(50a)
(53a)の回転比は互いに同一である。
【0052】そして、このような第3実施形態の構成に
よれば、ウインチ(37)がチェン(39a)の捲き取
り方向へ回転駆動された場合、そのチェン(39a)は
上記ワイヤーロープ(39)と異なって、昇降篭(C)
から垂れ下がり露出することになるが、地面への積み重
なり状態に団塊化することはない。
【0053】尚、第3実施形態におけるその他の構成
も、図1〜15の上記第1実施形態と実質的に同一であ
るため、その図20〜23に図1〜15との対応符号を
記入するにとどめて、その詳細な説明を割愛する。
【0054】本発明の上記第1〜3実施形態について
は、次の各種部分変形例に示すような構成を採用するこ
とも可能である。
【0055】即ち、図1〜15の第1実施形態では開閉
フック(28)の左右一対を、何れも地面から開閉レバ
ー(29)により回動させるようになっているが、図2
4の第1部分変形例に示す通り、その何れか一方を立木
(T)に抱き付く固定フック(28f)として、上記昇
降支柱(B)の上端部から前向き一体的に張り出すと共
に、残る他方のみを回動フック(28r)として、その
操作ロッド(27)と開閉レバー(29)との対応する
1個づつにより、上記固定フック(28f)に対して開
閉自在に回動させるように設定しても良い。
【0056】又、図1〜15の第1実施形態では開閉フ
ック(28)を閉合状態に施錠するための手段として、
爪板(26)とラチエット爪(30)などから成る所謂
ラチエット機構又はワンウエイ・クラッチ機構を示した
が、図25〜29の第2部分変形例から明白なように、
両開閉フック(28)の一方を固定フック(28f)と
して、昇降支柱(B)の上端部から前向き一体的に張り
出すと共に、残る他方の回動フック(28r)から後向
き一体的に張り出した水平な取付軸(64)を、昇降支
柱(B)の片側壁面に付属する軸受ボス(65)によっ
て、回動自在に枢支し、しかもその取付軸(64)の中
途部から昇降支柱(B)の前方に向かって、回動アーム
(66)を一体的に張り出す。
【0057】他方、上記昇降支柱(B)の下端部付近に
位置しつつ、その前壁面からレバー支持ベース(67)
を一体的に突設して、これに開閉レバー(29)の基端
部を水平な枢支ピン(68)によって取付け、その開閉
レバー(29)の中途部と上記回動アーム(66)の張
り出し先端部とを、操作ロッド(27)によって枢支連
結すると共に、その回動アーム(66)には回動フック
(28r)を固定フック(28f)に対して、常時開放
させるための押圧付勢用蔓巻きバネ(69)を捲き付け
ても良い。
【0058】このような第2部分変形例の構成によれ
ば、上記開閉レバー(29)を図25、26のように、
蔓巻きバネ(69)の押圧付勢力に抗しつつ、操作ロッ
ド(27)の引き下げ方向へ伏倒させることにより、上
記回動フック(28r)を固定フック(28f)と閉合
して立木(T)へ抱き付く回動状態に施錠することがで
きる。その開閉レバー(29)が言わば思案点を乗り越
えるように回動操作され、その操作状態には上記蔓巻き
バネ(69)の押圧付勢力が働くからである。
【0059】そして、逆に開閉レバー(29)を図27
〜29のように、操作ロッド(27)の押し上げ方向へ
伏倒させれば、上記回動フック(28r)が蔓巻きバネ
(69)の押圧付勢力によって、瞬時に固定フック(2
8f)との開放状態に復帰されることとなる。
【0060】更に、図1〜15に説示した第1実施形態
の場合、上記固定支柱(A)と昇降支柱(B)とを何れ
も断面四角形に造形し、その固定支柱(A)に対して昇
降支柱(B)を套嵌させているが、図30〜32の第3
部分変形例から示唆されるように、固定支柱(A)のみ
を断面ほぼH字型に造形して、その片側壁面の深く陥没
する凹所内へ、ワイヤーロープ(39)の一端部を係止
する固定ピン(14)と、同じくワイヤーロープ(3
9)の中途部を捲き掛ける径小な第1Vプーリー(1
7)を各々臨ませるように、昇降支柱(B)へ取付けて
も良い。
【0061】このような第3部分変形例の構成によれ
ば、上記第1実施形態の昇降ガイド溝レール(12)を
その固定支柱(A)に開口させる加工が不要となり、固
定支柱(A)自身の強度アップも図れる利点があると言
える。
【0062】又、図33〜37の第4部分変形例から明
白なように、固定支柱(A)と昇降支柱(B)とを相互
の向かい合う断面チヤンネル型として、その昇降支柱
(B)を固定支柱(A)の包囲状態に套嵌させることも
可能である。
【0063】その場合、ワイヤーロープ(39)の一端
部を係止する固定ピン(14)と、同じくワイヤーロー
プ(39)の中途部を捲き掛ける径小な第1Vプーリー
(17)は、同図のように固定支柱(A)から露出する
状態に取付けてもさしつかえないが、上記第1実施形態
の構成に準じて、その固定支柱(A)の内部に臨む状態
として取付けることが望ましい。
【0064】尚、第1〜4部分変形例におけるその他の
構成も、図1〜15の上記第1実施形態と実質的に同一
であるため、その図33〜37に図1〜15との対応符
号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明の高所作業装置で
は地面への差し込み可能なスタビライザー(11)が付
属一体化された固定支柱(A)と、その固定支柱(A)
の開放上端部付近に設置された固定ピン(14)と、上
記固定支柱(A)へ昇降運動のみを行なえるように套嵌
された昇降支柱(B)と、その昇降支柱(B)の上端部
と下端部へ各々遊転自在に軸支された一対のVプーリー
(17)(20)と、同じく昇降支柱(B)を挟み乍ら
転動する複数の昇降支持ローラー(35)が軸支された
作業者立ち乗り用昇降篭(C)と、その昇降篭(C)に
各々搭載されたワイヤーロープ用ウインチ(37)、そ
のウインチ(37)の回転駆動用エンジン(38)並び
にウインチ(37)を正逆回転方向へ切替え操作し得る
クラツチ機構(46)と、上記固定支柱(A)の固定ピ
ン(14)に係止固定された一端部から順次に、昇降支
柱(B)の下側Vプーリー(17)と上側Vプーリー
(20)を経て、他端部が上記ウインチ(37)に捲き
付けられた昇降篭吊り持ち用ワイヤーロープ(39)
と、上記昇降支柱(B)の上端部から立木(T)に向か
って張り出す左右一対の開閉フック(28)と、その開
閉フック(28)を地面から開閉操作すべく、同じく昇
降支柱(B)の下端部へ回動自在に枢着された開閉レバ
ー(29)と、その開閉レバー(29)を上記開閉フッ
ク(28)が常時閉合する施錠方向へ押圧付勢する蔓巻
きバネ(32)とから成り、
【0066】上記開閉レバー(29)の回動操作により
開閉フック(28)を立木(T)へ抱き付く閉合状態に
施錠した上、上記昇降篭(C)に立ち乗った作業者
(M)がクラツチ機構(46)を切替操作して、上記ウ
インチ(37)をワイヤーロープ(39)の捲き取り方
向又は繰り出し方向へ正逆回転させることにより、第1
次的に昇降篭(C)を昇降支柱(B)に沿って、引続く
第2次的にその昇降支柱(B)を固定支柱(A)に沿っ
て、何れも上昇又は逆な順序に下降させ得るように定め
てあるため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に解決
することができ、短時間での能率良く且つ安全に立木の
枝打ち作業や中間切り作業、その他の高所作業を行なえ
る効果がある。
【0067】即ち、本発明の上記構成によれば、地面へ
の固定支柱(A)に対して昇降運動のみを行なえるよう
に套嵌された昇降支柱(B)の上端部には、立木(T)
に向かって張り出す左右一対の開閉フック(28)が、
同じく昇降支柱(B)の下端部にはその開閉フック(2
8)の開閉レバー(29)が、各々対応的に設置されて
いるため、その開閉レバー(29)を地面から回動操作
することにより、上記開閉フック(28)を立木(T)
へ抱き付く閉合状態に施錠することができ、その立木
(T)に対する固定支柱(A)と昇降支柱(B)との据
え立て準備作業を、地面からのすばやく行なえ、安定な
固定状態に保てるのである。
【0068】そして、作業者(M)の立ち乗り用昇降篭
(C)はその複数の昇降支持ローラー(35)により、
上記昇降支柱(B)自身をガイドレールとして昇降する
ようになっていると共に、上記昇降篭(C)を吊り持つ
ワイヤーロープ(39)が、その固定支柱(A)の固定
ピン(14)に係止固定された一端部から順次に、上記
昇降支柱(B)の下側Vプーリー(17)と上側Vプー
リー(20)を経て、昇降篭(C)自身に搭載のウイン
チ(37)へ捲き付けられているため、作業者(M)と
しては昇降篭(C)に立ち乗り乍ら、上記ウインチ(3
7)とその回転駆動用エンジン(38)との伝動系統に
介在するクラツチ機構(46)を切替操作して、そのウ
インチ(37)をワイヤーロープ(39)の捲き取り方
向へ回転駆動することにより、立木(T)の高所まで上
昇することができ、その上昇過程と希望する停止位置で
の枝打ち作業や中間切り作業などを軽快に、且つ危険な
く行なえる。
【0069】又、高所からの下降も昇降篭(C)に立ち
乗り乍ら、上記ウインチ(37)をワイヤーロープ(3
9)の繰り出し方向へ逆転駆動することによって、やは
りすばやく安全に行なえ、そのための切替操作に熟練を
要することもないので、老若男女を問わず、誰でも便利
良く使用できるのである。
【0070】このような諸効果は請求項2の構成によっ
ても達成されるが、その請求項2の構成を採用するなら
ば、上記昇降篭(C)からの切替操作を、その立ち乗り
作業者(M)が携帯する発信器(61)によって、ます
ます軽快に便利良く行なえると共に、そのための必要機
構としても簡素化できる特有の効果がある。
【0071】更に、請求項3の構成を採用するならば、
昇降篭(C)の上昇限度がそのストッパー(36)によ
って自づと規定されるため、使用上の安全性をますます
昂めることができ、上記切替操作も気遣いなく行なえる
ことになる。
【0072】請求項4の構成を採用するならば、その昇
降ガイドローラー(24)が立木(T)に沿って転動す
るため、固定支柱(A)に対する昇降支柱(B)の昇降
運動を一層円滑に正しく営なませ得る効果がある。
【0073】又、請求項5の構成を採用するならば、昇
降篭(C)の吊り持ち用ワイヤーロープ(39)を昇降
支柱(B)により包囲された状態として、安全に捲き掛
け配線することができ、しかもその他端部だけを昇降支
柱(B)の上端部付近に露出するVプーリー(20)か
ら昇降篭(C)の搭載ウインチ(37)へ、極めて円滑
に導出配線し得るのである。
【0074】請求項6の構成を採用するならば、立木
(T)に対する開閉フック(28)の抱き付け操作を、
その回動フック(28r)に対応する1個の開閉レバー
(29)のみによって、一層安楽に行なうことができ、
利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高所作業装置の第1実施形態を示
す斜面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】固定支柱を抽出して示す断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿う拡大断面図である。
【図7】昇降支柱を抽出して示す断面図である。
【図8】昇降篭を抽出して示す斜面図である。
【図9】図1の拡大平面図である。
【図10】図9の10−10線に沿う拡大断面図であ
る。
【図11】開閉フックの開閉操作機構を示す断面図であ
る。
【図12】図2の12−12線に沿う拡大断面図であ
る。
【図13】図2の13−13線に沿う拡大断面図であ
る。
【図14】ウインチへの回転動力伝達系統を示す平面図
である。
【図15】図14の立面図である。
【図16】本発明に係る高所作業装置の据え立て使用状
態を示す側面図である。
【図17】図16に続く昇降篭の上昇状態を示す側面図
である。
【図18】図17に続く昇降支柱の上昇状態を示す側面
図である。
【図19】本発明の第2実施形態を示す図4に対応する
断面図である。
【図20】本発明の第3実施形態を示す図16に対応す
る側面図である。
【図21】図20に続く昇降篭の上昇状態を示す側面図
である。
【図22】図21に続く昇降支柱の上昇状態を示す側面
図である。
【図23】本発明の第3実施形態を示す側面図である。
【図24】開閉フックの第1部分変形例に示す平面図で
ある。
【図25】同じく開閉フックの第2部分変形例における
閉合状態を示す正面図である。
【図26】図25の一部を破断して示す拡大平面図であ
る。
【図27】図25の開閉フックにおける開放状態を示す
正面図である。
【図28】図27の開閉レバーの操作状態を示す側面図
である。
【図29】図27の一部を破断して示す拡大平面図であ
る。
【図30】固定支柱の部分変形例を示す図1に対応する
斜面図である。
【図31】図30のワイヤーロープ用固定ピンを抽出し
て示す斜面図である。
【図32】図30の32−32線に沿う拡大断面図であ
る。
【図33】固定支柱と昇降支柱の部分変形例を示す図2
に対応する側面図である。
【図34】図33の正面図である。
【図35】図33の35−35線に沿う拡大断面図であ
る。
【図36】図33の36−36線に沿う拡大断面図であ
る。
【図37】図33の37−37線に沿う拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
(11)・スタビライザー (14)・固定ピン (17)・下側Vプーリー (20)・上側Vプーリー (22)・軸受マスト (24)・昇降ガイドローラー (28)・開閉フック (28f)・固定フック (28r)・回動フック (29)・開閉レバー (32)・蔓巻きバネ (35)・昇降支持ローラー (36)・上昇位置決めストッパー (37)・ウインチ (38)・エンジン (39)・ワイヤーロープ (46)・クラツチ機構 (58)・モーター (59)・発電機 (60)・受信器 (61)・発信器 (62)・Vプーリー (A)・固定支柱 (B)・昇降支柱 (C)・昇降篭 (M)・作業者 (T)・立木 (h)・一定量

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面への差し込み可能なスタビライザー
    (11)が付属一体化された固定支柱(A)と、 その固定支柱(A)の開放上端部付近に設置された固定
    ピン(14)と、 上記固定支柱(A)へ昇降運動のみを行なえるように套
    嵌された昇降支柱(B)と、 その昇降支柱(B)の上端部と下端部へ各々遊転自在に
    軸支された一対のVプーリー(17)(20)と、 同じく昇降支柱(B)を挟み乍ら転動する複数の昇降支
    持ローラー(35)が軸支された作業者立ち乗り用昇降
    篭(C)と、 その昇降篭(C)に各々搭載されたワイヤーロープ用ウ
    インチ(37)、そのウインチ(37)の回転駆動用エ
    ンジン(38)並びにウインチ(37)を正逆回転方向
    へ切替え操作し得るクラツチ機構(46)と、 上記固定支柱(A)の固定ピン(14)に係止固定され
    た一端部から順次に、昇降支柱(B)の下側Vプーリー
    (17)と上側Vプーリー(20)を経て、他端部が上
    記ウインチ(37)に捲き付けられた昇降篭吊り持ち用
    ワイヤーロープ(39)と、 上記昇降支柱(B)の上端部から立木(T)に向かって
    張り出す左右一対の開閉フック(28)と、 その開閉フック(28)を地面から開閉操作すべく、同
    じく昇降支柱(B)の下端部へ回動自在に枢着された開
    閉レバー(29)と、 その開閉レバー(29)を上記開閉フック(28)が常
    時閉合する施錠方向へ押圧付勢する蔓巻きバネ(32)
    とから成り、 上記開閉レバー(29)の回動操作により開閉フック
    (28)を立木(T)へ抱き付く閉合状態に施錠した
    上、上記昇降篭(C)に立ち乗った作業者(M)がクラ
    ツチ機構(46)を切替操作して、上記ウインチ(3
    7)をワイヤーロープ(39)の捲き取り方向又は繰り
    出し方向へ正逆回転させることにより、第1次的に昇降
    篭(C)を昇降支柱(B)に沿って、引続く第2次的に
    その昇降支柱(B)を固定支柱(A)に沿って、何れも
    上昇又は逆な順序に下降させ得るように定めたことを特
    徴とする高所作業装置。
  2. 【請求項2】地面への差し込み可能なスタビライザー
    (11)が付属一体化された固定支柱(A)と、 その固定支柱(A)の開放上端部付近へ遊転自在に軸支
    されたVプーリー(62)と、 上記固定支柱(A)へ昇降運動のみを行なえるように套
    嵌された昇降支柱(B)と、 その昇降支柱(B)の上端部と下端部へ各々遊転自在に
    軸支された一対のVプーリー(17)(20)と、 同じく昇降支柱(B)を挟み乍ら転動する複数の昇降支
    持ローラー(35)が軸支された作業者立ち乗り用昇降
    篭(C)と、 上記固定支柱(A)の下端部へ各々設置されたワイヤー
    ロープ用ウインチ(37)並びにそのウインチ(37)
    の回転駆動用ブレーキ付きモーター(58)と、 そのモーター(58)へ電気的に接続された受信器(6
    0)付きの発電機(59)と、 上記昇降篭(C)に係止固定された一端部から順次に、
    昇降支柱(B)の上側Vプーリー(20)と下側Vプー
    リー(17)並びに固定支柱(A)のVプーリー(6
    2)を経て、他端部が上記ウインチ(37)に捲き付け
    られた昇降篭吊り持ち用ワイヤーロープ(39)と、 上記昇降支柱(B)の上端部から立木(T)に向かって
    張り出す左右一対の開閉フック(28)と、 その開閉フック(28)を地面から開閉操作すべく、同
    じく昇降支柱(B)の下端部へ回動自在に枢着された開
    閉レバー(29)と、 その開閉レバー(29)を上記開閉フック(28)が常
    時閉合する施錠方向へ押圧付勢する蔓巻きバネ(32)
    とから成り、 上記開閉レバー(29)の回動操作により開閉フック
    (28)を立木(T)へ抱き付く閉合状態に施錠した
    上、上記昇降篭(C)に立ち乗った作業者(M)が受信
    器(60)と対応する発信器(61)を手元操作して、
    上記ウインチ(37)をワイヤーロープ(39)の捲き
    取り方向又は繰り出し方向へ正逆回転させることによ
    り、第1次的に昇降篭(C)を昇降支柱(B)に沿っ
    て、引続く第2次的にその昇降支柱(B)を固定支柱
    (A)に沿って、何れも上昇又は逆な順序に下降させ得
    るように定めたことを特徴とする高所作業装置。
  3. 【請求項3】昇降篭(C)の昇降支持ローラー(35)
    を抜け止めするための上昇位置決めストッパー(36)
    を、昇降支柱(B)に固定設置したことを特徴とする請
    求項1又は2記載の高所作業装置。
  4. 【請求項4】昇降支柱(B)の上端部から斜め前向き一
    体的に左右一対の軸受マスト(22)を張り出すと共
    に、立木(T)に沿って転動する昇降ガイドローラー
    (24)を、その軸受マスト(22)へ遊転自在に枢着
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の高所作業装
    置。
  5. 【請求項5】昇降支柱(B)を固定支柱(A)の包囲可
    能な中空の断面四角形として、その長さを固定支柱
    (A)の開放上端部から一定量(h)だけ背高く垂立す
    るように寸法化すると共に、 その一定量(h)だけ背高く垂立する昇降支柱(B)の
    上端部付近にワイヤーロープ(39)の捲き掛け用Vプ
    ーリー(20)を、その円周面一部が外部へ露出する状
    態に軸架させたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    高所作業装置。
  6. 【請求項6】開閉フック(28)の何れか一方を立木
    (T)に抱き付く固定フック(28f)として、昇降支
    柱(B)の上端部から一体的に張り出すと共に、 残る他方を回動フック(28r)として、その1個の開
    閉レバー(29)により上記固定フック(28f)に対
    する開閉自在に回動操作するように定めたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の高所作業装置。
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