JPH10323284A - 鍋底敷プレート - Google Patents

鍋底敷プレート

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JPH10323284A
JPH10323284A JP15153897A JP15153897A JPH10323284A JP H10323284 A JPH10323284 A JP H10323284A JP 15153897 A JP15153897 A JP 15153897A JP 15153897 A JP15153897 A JP 15153897A JP H10323284 A JPH10323284 A JP H10323284A
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JP
Japan
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pot
plate
bottom plate
temperature
ceramic plate
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Withdrawn
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JP15153897A
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English (en)
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Shinkichi Kobayashi
伸吉 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍋の内底面に敷いて肉厚の土鍋と同じように
柔らかくふっくらおいしく炊き上げることができ、煮
物、茹で物、揚げ物など多用途に使える鍋底敷プレート
を提供する。 【解決手段】 円形のセラミックプレート1の底面の中
心に円形の凹陥部2を設け、この凹陥部2の外周に基端
を接し、先端をセラミックプレート1の外周に接する複
数条の放射溝3をセラミックプレート1の半径方向に沿
って凹陥部2と略同じ深さに刻設する。そして、セラミ
ックプレート1を略同形の鍋の内底面に敷いて煮炊きす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍋の内底面に敷い
て玄米、分搗米、胚芽米などの甘味、旨味、風味を出
し、柔らかくふっくらおいしく炊き上げる鍋底敷プレー
トに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】玄米は、健康・自然食
品の中でもトータルバランスに優れた食物として人気が
高く、白米に比べ栄養価が高いだけでなく、不消化な外
皮の繊維質が腸の蠕動運動を高めるので腸の機能を健全
にし、便秘を防ぎ、健康の原点である赤血球の質を高め
る働きがあるといわれる。ところが、白米に比べ玄米が
これほど優れた食物でありながら外皮が固く火が通りに
くいので、圧力鍋、炊飯器などで炊くと、甘味がなく、
冷めてから固く、ボソボソした飯になってなってしま
い、柔らかくふっくらおいしく炊くことが難しいため、
主食として定着しないのが実状である。
【0003】玄米を柔らかくふっくらおいしく炊くため
には、外皮や胚芽部分を柔らかくして、澱粉質を充分に
アルファ化(消化しやすい状態)し、酵素を活性化させ
て甘味を引き出し、含水率、歩留りを良くする必要があ
る。玄米の澱粉質の酵素が活性しやすい適温は50〜7
0°Cぐらいなので、急激に加熱すると、米の外皮部分
の澱粉質だけが先に糊化して熱や水分が米粒の中に浸透
しにくくなり、酵素の活性を損ない、甘味がなく、含水
率、歩留りが悪く、芯のある炊き上がりになる。玄米を
急激に加熱しないように、熱伝導性が低く、蓄熱力が大
きい肉厚の土鍋などを使って徐々に温度を上げ、おだや
かな加熱を持続させると、米粒の芯部まで火がよく通
り、米粒の外皮、胚芽も柔らかくなり、澱粉質が完全に
アルファ化して柔らかくふっくらおいしく炊き上がる。
【0004】ガス炊飯器などの鍋は、一般に薄手にして
熱効率を良くしている。このため、約1000°Cの温
度(青い火)のガス火で鍋底を加熱すると、図5に示す
ように、鍋底の温度が急激に上がり、直火が当たる所と
当たらない所で温度むらが生じる。また、鍋の側面から
の放熱ロスが大きく、内部の蓄熱力が減少すると共に、
鍋の側面部、上部と底部の温度差が生じて内部温度が不
均一になる。このため薄手の鍋で玄米を炊くと、徐々に
温度を上げてとろ火であっても蓄熱力を有効に利用する
土鍋炊飯のように柔らかくふっくらおいしい炊き上がり
にならない。
【0005】そこで本発明は、ガス炊飯器など薄手の鍋
を使用して玄米などを炊くときに、鍋の内底面に敷いて
肉厚の土鍋と同じように柔らかくふっくらおいしく炊き
上げることができ、煮物、茹で物、揚げ物(フライヤー
に使える)など多用途に使える鍋底敷プレートを提供す
ることを目的になされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
【0007】すなわち、請求項1の発明は、プレートの
底面に基端を中心部に先端を外周に接する複数条の放射
溝を刻設し、このプレートを略同形の鍋の内底面に敷い
て煮炊きすることを特徴とする鍋底敷プレートである。
請求項2の発明は、前記プレートの底面の中心に凹陥部
を設けてなる請求項1記載の鍋底敷プレートである。請
求項3の発明は、前記プレートを遠赤外線を放射するセ
ラミックで形成してなる請求項1記載の鍋底敷プレート
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0009】図1と図2に、本発明を実施した鍋底敷プ
レートの底面図と側面図を示す。鍋底敷プレートは、円
形のセラミックプレート1の底面の中心に円形の凹陥部
2を設け、この凹陥部2の外周に基端を接し、先端をセ
ラミックプレート1の外周に接する複数条の放射溝3を
セラミックプレート1の半径方向に沿って凹陥部2と略
同じ深さに刻設する。図3に示すように、セラミックプ
レート1の底面に、放射溝3と交差する複数条の環状溝
4を同心円状に凹陥部2と略同じ深さに刻設し、セラミ
ックプレート1の底面にさらに多くの溝を設けてもよ
い。また、セラミックプレート1の形状は、図7と図8
に示すように、正方形あるいは長方形の矩形でもよく、
円形に限定するものではない。
【0010】セラミックプレート1は、ペタライト60
〜70%、カオリン10〜20%、珪石10〜15%、
アルミナ少量、石灰石少量、その他少量からなる混合物
を焼成した耐熱陶土に長石50〜70%、ペタライト2
0〜30%、石灰石5〜10%、珪石5〜10%、酸化
鉄少量、亜鉛鉄少量、炭酸マグネサイト少量、その他少
量からなる釉を被覆する。
【0011】本発明を実施した鍋底敷プレートは以上の
ような構成で、玄米を炊くときは、図4に示すように、
セラミックプレート1を略同形の鍋5の内底面に敷き、
そこに玄米と適量の水を入れる。この後、ガス火を中火
か中火の弱にして約20分くらい炊く。このようにし
て、熱伝導性の低いセラミックプレート1を介して鍋5
内に熱を徐々に伝え、内底面の急激な温度上昇と温度む
らを緩和する。また、図6に示すように、セラミックプ
レート1の底面の凹陥部2と放射溝3に蓄積された高温
の熱湯を放射溝3の先端から鍋5の内側面に沿って噴射
させる。セラミックプレート1の底面に環状溝4を設け
ると、熱湯の乱反射的な動きが複雑になり、熱交換が激
しくなって内部温度の蓄熱力を高め、均一化に役立ち、
さらに多くの熱湯が放射溝3の先端から噴射する。
【0012】このとき、鍋5内の湯が対流しながら激し
く泡立つ。この対流により、鍋5内の熱交換が効率よく
行われ、熱が充分に行き渡って鍋5内の温度が均一化す
ると共に、鍋5の内側面の温度が上昇して内側面からの
放熱による温度低下が減少し、鍋5内部の蓄熱力が増大
する。また、鍋5内の泡立ちが良いと、米が立ち、カニ
穴が多くでき、米の炊き上げが良くなる。
【0013】さらに、セラミックプレート1が熱せられ
て遠赤外線を放射し、この遠赤外線が水分に吸収され、
さらに玄米の外皮を貫通し、無理なく内部に浸透して玄
米を芯からおいしく炊き上げる。この遠赤外線は、大切
な栄養分を破壊することなく、玄米の澱粉質を充分アル
ファ化する働きがあり、さらに酵素を活性化させるの
で、柔らかく、まろやかなおいしい旨味、風味をつくり
出す。
【0014】次に、とろ火にして約40〜45分程炊
く。このとき、セラミックプレート1の蓄熱力を利用し
て鍋5内の温度を一定にして安定したまろやかな加熱状
態を保ち、鍋5内に均等に熱を伝える。この後、約30
秒程強火にして残りの水分をとばし、火を引いて約15
分程蒸らすと米粒は充分にアルファ化して柔らかくふっ
くらとして、甘味、旨味、風味のあるおいしい玄米飯が
炊き上がる。
【0015】鍋底敷プレートは、金属、ガラス、ホーロ
ーなどで形成してもよく、これらのプレートの底面に放
射溝を刻設することにより、鍋の中心部より外側に向け
て熱流が放散され、対流と泡立ち効果が増し、鍋の内部
温度を安定させ蓄熱力を高めることができる。これらの
プレートの厚みを2〜10mm程度にして通常の鍋の底
に敷くと、ちょうど二重鍋と同じような鍋底の厚み・構
造になり、ガス火が鍋底に直火で当たる所と当たらない
所の温度むらが解消される。また、金属、ガラスなど素
材毎に特有の加熱時に起きる輻射熱の効用も相乗効果と
してあげられる。
【0016】鍋底敷プレートは、炊飯器だけでなく、通
常の食物を煮炊きする鍋の底に敷いても充分効果があ
る。例えば、玄米に限らず、精米した3分搗、5分搗、
胚芽米、雑穀米なども、このプレートを使えば、通常の
炊飯器より数段おいしくなる。
【0017】野菜に関しては、ごぼう、れんこん、豆類
は芯部も含め外皮が固いので、通常は煮ずらいが、この
プレートを使えば、七輪でコトコト煮たように、とろ火
での加熱で遠赤外線の輻射熱の効果によって、芯部にも
よく火が通るのでふっくらし、外皮も柔らかく、甘味、
旨味が増しておいしく煮える。また、とろ火で比較的低
い温度で煮ることができるので、野菜の酵素が活性化し
やすくなり、通常の煮方よりいっそう甘味、旨味が増
す。
【0018】小松菜、春菊、大根菜、ほうれん草などの
青菜の茹で物は、湯が煮立ってしまえば強火にしなくて
も中火以下の加熱で熱湯の対流と泡立ちが激しくなり、
遠赤外線の輻射熱の効果とも相乗して、通常より低い温
度で短時間のうちに茹で上がるので、青菜の栄養分の損
失を少なくし、青みが鮮やかになり、素材の甘味、旨味
が増す。
【0019】そば、うどん、スパゲティ、マカロニなど
を茹でるとき、このプレートを鍋底に敷いて加熱する
と、湯が煮立ってしまえば中火または中火の弱(通常は
中火以下)でも鍋の内部温度は蓄熱力の効果で安定し、
熱湯の対流と泡立ちが激しくなるので、湯の中でめんと
めんが激しく打ち合うようになり、一段とめんを打った
効果と同様になり、そば・小麦のグルテンが弾力を強
め、コシのあるめんになる。さらに、遠赤外線の効果で
芯までよく火が通るので、ツルツルとした歯応えがよく
なり、低温で加熱できるので、酵素の活性もよくなり甘
味が増す。
【0020】天ぷら、フライなどの揚げ物用のフライヤ
ーの鍋底にこのプレートを敷くと、油の温度を高めにし
なくても、芯部までよく火が通り、ころもの部分もカラ
ッと揚がって、おいしい揚げ物になる。揚げ物の油の温
度は、良質に揚げる効果があれば、できるだけ低い温度
で揚げた方が油の酸化、変質を遅らせることができ、経
済的である。蓄熱力があると揚げ物の具をフライヤーの
中に入れても、急激に油の温度が下がらないので、早く
揚げられ、旨味成分も外に逃がさないので、おいしい揚
げ物になる。
【0021】以上のように鍋底にこのプレートを敷く
と、低温ですべて煮炊き、揚げ物ができるので、ガスな
ど燃料の節約になる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鍋底敷プ
レートは、略同形の鍋の内底面に敷いて炊飯する。従っ
て、本発明によれば、鍋底をガス火などで加熱する際に
生じる急激な温度上昇と温度むらを緩和して鍋内の温度
を穏やかに上昇させる。また、本発明の鍋底敷プレート
は、基端を中心部に先端を外周に接する複数条の放射溝
を刻設し、あるいは底面の中心に凹陥部を設ける。従っ
て、本発明によれば、放射溝あるいは中心の凹陥部に蓄
積された高温の熱湯が鍋の内側面に沿って噴射・放散す
るので放熱による温度低下を減少させ、鍋内部の蓄熱力
を増大させると共に、対流による熱交換と泡立ち効果を
促進して内部温度を均一にする。さらに、本発明の鍋底
敷プレートは、遠赤外線を放射するセラミックで形成す
る。従って、本発明によれば、遠赤外線が水分に吸収さ
れ、さらに玄米の外皮を貫通し、無理なく内部に浸透し
て玄米の外皮、胚芽部分を柔らかくして、芯からおいし
く炊き上げる。以上の相乗効果により、特にガス炊飯器
や一般のステンレス、アルミ、アルマイト、銅、鉄、鋳
物、ホーロー、ガラス鍋のような薄手の鍋を使用して炊
飯する場合、肉厚の土鍋と同じように玄米を柔らかくふ
っくらおいしく炊き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した鍋底敷プレートの底面図であ
る。
【図2】本発明を実施した鍋底敷プレートの側面図であ
る。
【図3】環状溝を刻設した鍋底敷プレートの底面図であ
る。
【図4】本発明を実施した鍋底敷プレートを内底面に敷
いた鍋の断面図である。
【図5】薄手の鍋底をガス火で加熱した状態を説明する
説明図である。
【図6】本発明の鍋底敷プレートを敷いた状態を説明す
る説明図である。
【図7】正方形の鍋底敷プレートの底面図である。
【図9】長方形の鍋底敷プレートの底面図である。
【符号の説明】
1 セラミックプレート 2 凹陥部 3 放射溝 4 環状溝 5 鍋
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年8月6日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した鍋底敷プレートの底面図であ
る。
【図2】本発明を実施した鍋底敷プレートの側面図であ
る。
【図3】環状溝を刻設した鍋底敷プレートの底面図であ
る。
【図4】本発明を実施した鍋底敷プレートを内底面に敷
いた鍋の断面図である。
【図5】薄手の鍋底をガス火で加熱した状態を説明する
説明図である。
【図6】本発明の鍋底敷プレートを敷いた状態を説明す
る説明図である。
【図7】正方形の鍋底敷プレートの底面図である。
【図8】長方形の鍋底敷プレートの底面図である。
【符号の説明】 1 セラミックプレート 2 凹陥部 3 放射溝 4 環状溝 5 鍋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレートの底面に基端を中心部に先端を
    外周に接する複数条の放射溝を刻設し、このプレートを
    略同形の鍋の内底面に敷いて煮炊きすることを特徴とす
    る鍋底敷プレート。
  2. 【請求項2】 前記プレートの底面の中心に凹陥部を設
    けてなる請求項1記載の鍋底敷プレート。
  3. 【請求項3】 前記プレートを遠赤外線を放射するセラ
    ミックで形成してなる請求項1記載の鍋底敷プレート。
JP15153897A 1997-05-26 1997-05-26 鍋底敷プレート Withdrawn JPH10323284A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15153897A JPH10323284A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 鍋底敷プレート

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JP15153897A JPH10323284A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 鍋底敷プレート

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Publication Number Publication Date
JPH10323284A true JPH10323284A (ja) 1998-12-08

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ID=15520710

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15153897A Withdrawn JPH10323284A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 鍋底敷プレート

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JP (1) JPH10323284A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100393262C (zh) * 2004-07-29 2008-06-11 侯军华 明火节能加热装置
JP5462393B1 (ja) * 2013-05-07 2014-04-02 義基 片上 煮沸時渦巻き水流発生板

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803