JPH10323568A - 多孔性ゲル光触媒 - Google Patents
多孔性ゲル光触媒Info
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- JPH10323568A JPH10323568A JP9150246A JP15024697A JPH10323568A JP H10323568 A JPH10323568 A JP H10323568A JP 9150246 A JP9150246 A JP 9150246A JP 15024697 A JP15024697 A JP 15024697A JP H10323568 A JPH10323568 A JP H10323568A
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- Japan
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- photocatalyst
- gel
- porous gel
- porous
- surface area
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取り扱いやすく、比表面積が大きく、有機物
であるプラスチックや塗料にも練り込むことができ、さ
らに空気中の悪臭や有害物質の分解除去、廃水処理、浄
水処理あるいは水中の微生物の殺菌などを行うことがで
きる多孔性ゲル光触媒を提供することを目的とする。 【構成】 比表面積が1m2/g〜1000m2/gの多
孔性ゲルに、光触媒を0.05〜90重量%含ませたこ
とを特徴とする多孔性ゲル光触媒。
であるプラスチックや塗料にも練り込むことができ、さ
らに空気中の悪臭や有害物質の分解除去、廃水処理、浄
水処理あるいは水中の微生物の殺菌などを行うことがで
きる多孔性ゲル光触媒を提供することを目的とする。 【構成】 比表面積が1m2/g〜1000m2/gの多
孔性ゲルに、光触媒を0.05〜90重量%含ませたこ
とを特徴とする多孔性ゲル光触媒。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中の悪臭や有
害物質の分解除去、廃水処理、浄水処理あるいは水中の
微生物の殺菌などを行うことができる多孔性ゲル光触媒
に関する。
害物質の分解除去、廃水処理、浄水処理あるいは水中の
微生物の殺菌などを行うことができる多孔性ゲル光触媒
に関する。
【0002】
【従来の技術】水溶液に半導体の粉末を分散し、その物
質のバンドギャツプ以上のエネルギーを持つ光を照射す
ると、光励起により生成した電子と正孔が半導体粒子表
面に移動し、水溶液中のイオン種や分子種に作用して、
水の分解など様々な反応を引き起こすことは、半導体光
触媒反応としてよく知られている。二酸化チタン、酸化
亜鉛などが代表的な光触媒として挙げられる。これらに
太陽光、蛍光灯、白熱灯、ブラックライト、紫外線ラン
プ、水銀灯、キセノンランプ、ハロゲンランプ、メタル
ハライドランプなどの光を照射することにより、空気中
の悪臭や有害物質の分解除去、廃水処理、浄水処理ある
いは水中の微生物、微生物によるぬめりなどを分解する
ことができる。これら用途には微粉末では取り扱いが困
難であるため、特開平6ー65012号公報には、チタ
ンのアルコキシドから二酸化チタンのゾルを作り、ディ
ップコーティング法によってガラス基板上にコーティン
グした後、乾燥、焼成し、透明で耐水性、耐熱性、耐久
性にすぐれた二酸化チタン膜光触媒が提案されている。
これはガラス、セラミックスなど無機物質にしか利用で
きない上に、光触媒の表面でしか分解が生じないため大
きな表面積を必要とするなどの問題があった。また光触
媒を有機材料であるプラスチック、塗料、紙、活性炭な
どに混ぜると、それらを分解してしまうので利用できな
かった。
質のバンドギャツプ以上のエネルギーを持つ光を照射す
ると、光励起により生成した電子と正孔が半導体粒子表
面に移動し、水溶液中のイオン種や分子種に作用して、
水の分解など様々な反応を引き起こすことは、半導体光
触媒反応としてよく知られている。二酸化チタン、酸化
亜鉛などが代表的な光触媒として挙げられる。これらに
太陽光、蛍光灯、白熱灯、ブラックライト、紫外線ラン
プ、水銀灯、キセノンランプ、ハロゲンランプ、メタル
ハライドランプなどの光を照射することにより、空気中
の悪臭や有害物質の分解除去、廃水処理、浄水処理ある
いは水中の微生物、微生物によるぬめりなどを分解する
ことができる。これら用途には微粉末では取り扱いが困
難であるため、特開平6ー65012号公報には、チタ
ンのアルコキシドから二酸化チタンのゾルを作り、ディ
ップコーティング法によってガラス基板上にコーティン
グした後、乾燥、焼成し、透明で耐水性、耐熱性、耐久
性にすぐれた二酸化チタン膜光触媒が提案されている。
これはガラス、セラミックスなど無機物質にしか利用で
きない上に、光触媒の表面でしか分解が生じないため大
きな表面積を必要とするなどの問題があった。また光触
媒を有機材料であるプラスチック、塗料、紙、活性炭な
どに混ぜると、それらを分解してしまうので利用できな
かった。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は上記の問題に
鑑みて成されたものであって、取り扱いやすく、比表面
積が大きく、有機物であるプラスチックや塗料にも練り
込むことができ、さらに空気中の悪臭や有害物質の分解
除去、廃水処理、浄水処理あるいは水中の微生物の殺菌
などを行うことができる多孔性ゲル光触媒を提供するこ
とを目的とする。
鑑みて成されたものであって、取り扱いやすく、比表面
積が大きく、有機物であるプラスチックや塗料にも練り
込むことができ、さらに空気中の悪臭や有害物質の分解
除去、廃水処理、浄水処理あるいは水中の微生物の殺菌
などを行うことができる多孔性ゲル光触媒を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明における多孔性ゲル光触媒は、比表面積が
1m2/g〜1000m2/gの多孔性ゲルに、光触媒を
0.05〜90重量%含ませたことを特徴とするもので
ある。本発明に関する多孔性ゲルは、光透過性のあるシ
リカゲル、シリカアルミナゲル、アルミナゲルの中から
選ばれた少なくとも一種を用いることができる。シリカ
ゲルは、非晶質の二酸化ケイ素であり、一般的に次のよ
うにして製造することができる。まず可溶性ケイ酸を水
酸化ナトリウム等で溶解してケイ酸アルカリを調製し、
これの水溶液と硫酸のような鉱酸とでシリカゾルを調製
する。次に温度、pH等を調節しながらゾルをゲル化さ
せる。得られたヒドロゲルを水洗し、硫酸ナトリウムな
どの水溶性の塩類を除去した後、乾燥により脱水し、賦
活処理を行い多孔質構造のシリカゲルを得る。またシリ
カゲルの比表面積、細孔分布、シラノール基密度、粒度
分布などの物理性状は製法により大きく変化するが、比
表面積が1m2/g〜1000m2/g程度の多孔体であ
れば特に制限なく使用することができる。
めに、本発明における多孔性ゲル光触媒は、比表面積が
1m2/g〜1000m2/gの多孔性ゲルに、光触媒を
0.05〜90重量%含ませたことを特徴とするもので
ある。本発明に関する多孔性ゲルは、光透過性のあるシ
リカゲル、シリカアルミナゲル、アルミナゲルの中から
選ばれた少なくとも一種を用いることができる。シリカ
ゲルは、非晶質の二酸化ケイ素であり、一般的に次のよ
うにして製造することができる。まず可溶性ケイ酸を水
酸化ナトリウム等で溶解してケイ酸アルカリを調製し、
これの水溶液と硫酸のような鉱酸とでシリカゾルを調製
する。次に温度、pH等を調節しながらゾルをゲル化さ
せる。得られたヒドロゲルを水洗し、硫酸ナトリウムな
どの水溶性の塩類を除去した後、乾燥により脱水し、賦
活処理を行い多孔質構造のシリカゲルを得る。またシリ
カゲルの比表面積、細孔分布、シラノール基密度、粒度
分布などの物理性状は製法により大きく変化するが、比
表面積が1m2/g〜1000m2/g程度の多孔体であ
れば特に制限なく使用することができる。
【0005】アルミナゲルは、一般的に水酸化アルミニ
ウムを含むスラリーに硝酸、塩酸、過塩素酸、酢酸等を
加えて加熱することによりゾルを調製し、これをゲル化
した後、乾燥・焼成することにより得られるが製法が異
なっても比表面積が1m2/g〜1000m2/g程度の
多孔体であれば特に制限なく使用することができる。
シリカアルミナゲルは、シリカとアルミナの割合によっ
て製法が異なるが、上述のようなシリカゲルまたはアル
ミナゲルの製法により得られる。製法が異なっても比表
面積が1m2/g〜1000m2/g程度の多孔体であれ
ば特に制限なく使用することができる。
ウムを含むスラリーに硝酸、塩酸、過塩素酸、酢酸等を
加えて加熱することによりゾルを調製し、これをゲル化
した後、乾燥・焼成することにより得られるが製法が異
なっても比表面積が1m2/g〜1000m2/g程度の
多孔体であれば特に制限なく使用することができる。
シリカアルミナゲルは、シリカとアルミナの割合によっ
て製法が異なるが、上述のようなシリカゲルまたはアル
ミナゲルの製法により得られる。製法が異なっても比表
面積が1m2/g〜1000m2/g程度の多孔体であれ
ば特に制限なく使用することができる。
【0006】本発明に用いる光触媒は、二酸化チタンに
おいては光触媒活性を持ち結晶形がアナターゼ、ルチル
の内の少なくとも一種を用いることができ、酸化亜鉛に
おいては光触媒活性を持った平均粒子径が0.05μm
以下の超微粒子酸化亜鉛を用いることができる。本発明
に係わる多孔性ゲル光触媒に含まれる光触媒の割合は、
0.05〜90重量%が望ましい。0.05重量%未満
ではほとんど光触媒活性が得られず、90重量%を越え
るとゲルが壊れやすくなり光触媒を保持することができ
なくなるので用いることができない。本発明に係わる多
孔性ゲル光触媒の粒径および形状は用途に応じて使い分
けることから特に制限はない。例えば繊維やプラスチッ
クに練り込んだり、塗料に混ぜる場合は、微粉末とする
ことが望ましく、空気または水処理用では数mmの球
状、破砕状またはハニカム形状とした方が使い勝手がよ
い場合もある。本発明に係わる多孔性ゲル光触媒は、ゲ
ル化する前またはゲル化する過程で光触媒微粒子を添加
するほかは、公知の方法により得ることができる。なお
光触媒微粒子はそのままでは混ざりにくいので公知の分
散剤で表面処理を行っても差し支えない。
おいては光触媒活性を持ち結晶形がアナターゼ、ルチル
の内の少なくとも一種を用いることができ、酸化亜鉛に
おいては光触媒活性を持った平均粒子径が0.05μm
以下の超微粒子酸化亜鉛を用いることができる。本発明
に係わる多孔性ゲル光触媒に含まれる光触媒の割合は、
0.05〜90重量%が望ましい。0.05重量%未満
ではほとんど光触媒活性が得られず、90重量%を越え
るとゲルが壊れやすくなり光触媒を保持することができ
なくなるので用いることができない。本発明に係わる多
孔性ゲル光触媒の粒径および形状は用途に応じて使い分
けることから特に制限はない。例えば繊維やプラスチッ
クに練り込んだり、塗料に混ぜる場合は、微粉末とする
ことが望ましく、空気または水処理用では数mmの球
状、破砕状またはハニカム形状とした方が使い勝手がよ
い場合もある。本発明に係わる多孔性ゲル光触媒は、ゲ
ル化する前またはゲル化する過程で光触媒微粒子を添加
するほかは、公知の方法により得ることができる。なお
光触媒微粒子はそのままでは混ざりにくいので公知の分
散剤で表面処理を行っても差し支えない。
【0007】本発明による多孔性ゲル光触媒は、光を透
過し、多孔質で比表面積が大きいため空気中の悪臭や有
害物質、あるいは水中に含まれている有機溶剤、農薬な
どを多量に吸着でき太陽光、蛍光灯、白熱灯、ブラック
ライト、紫外線ランプ、水銀灯、キセノンランプ、ハロ
ゲンランプ、メタルハライドランプなどの光を照射する
ことにより、効率よく分解除去することができる。さら
に有機物であるプラスチック、塗料、紙などにも練り込
むことができ、繊維、樹脂、塗料、紙などに抗菌・消臭
・汚れ分解の機能などを持たせることができる。
過し、多孔質で比表面積が大きいため空気中の悪臭や有
害物質、あるいは水中に含まれている有機溶剤、農薬な
どを多量に吸着でき太陽光、蛍光灯、白熱灯、ブラック
ライト、紫外線ランプ、水銀灯、キセノンランプ、ハロ
ゲンランプ、メタルハライドランプなどの光を照射する
ことにより、効率よく分解除去することができる。さら
に有機物であるプラスチック、塗料、紙などにも練り込
むことができ、繊維、樹脂、塗料、紙などに抗菌・消臭
・汚れ分解の機能などを持たせることができる。
【0008】
(実施例1) 1)シリカゲルに二酸化チタンを含ませた多孔性ゲル光
触媒の調製 1lのステンレス製ビーカに3号ケイ酸ソーダ(22.
3%のSiO2を含む)220gを入れたものに、予め
蒸留水235gに光触媒(デグサ社製:P25、平均一
次粒子径21nm)0.5gを分散しておいた液を撹拌
しながら、5重量%硫酸を徐々に加えてpHを10.5
に調節した後、恒温槽で5℃に保ち15時間静置した。
15時間静置後沈殿物をろ過し、得られたケーキを蒸留
水中に再分散し、撹拌しながら5重量%硫酸を加えてp
Hを3.0に調製した後、ろ過・水洗を行った。それを
110℃で12時間乾燥してから破砕(5〜10メッシ
ュ)または粉砕(平均粒子径7μm)したものを200
℃で12時間賦活処理して破砕状多孔性ゲル光触媒(以
下「光触媒TSーB」という)または粉末状多孔性ゲル
光触媒(以下「光触媒TSーP」という)を得た。
触媒の調製 1lのステンレス製ビーカに3号ケイ酸ソーダ(22.
3%のSiO2を含む)220gを入れたものに、予め
蒸留水235gに光触媒(デグサ社製:P25、平均一
次粒子径21nm)0.5gを分散しておいた液を撹拌
しながら、5重量%硫酸を徐々に加えてpHを10.5
に調節した後、恒温槽で5℃に保ち15時間静置した。
15時間静置後沈殿物をろ過し、得られたケーキを蒸留
水中に再分散し、撹拌しながら5重量%硫酸を加えてp
Hを3.0に調製した後、ろ過・水洗を行った。それを
110℃で12時間乾燥してから破砕(5〜10メッシ
ュ)または粉砕(平均粒子径7μm)したものを200
℃で12時間賦活処理して破砕状多孔性ゲル光触媒(以
下「光触媒TSーB」という)または粉末状多孔性ゲル
光触媒(以下「光触媒TSーP」という)を得た。
【0009】(実施例2) 2)シリカアルミナゲルに二酸化チタンを含ませた多孔
性ゲル光触媒の調製 予め蒸留水450gに水酸化アルミニウムの微粉末(平
均粒子径約5μm)10gと光触媒(石原産業製:ST
01、X線粒径7nm)0.6gを混ぜて、スラリー状
としてから撹拌しながら徐々に75%硫酸を20gを加
えた。更に3号ケイ酸ソーダ(22.3%のSiO2を
含む)220gを撹拌しながら徐々に加えた後、恒温槽
で5℃に保ち15時間静置した。15時間静置後沈殿物
をろ過し、得られたケーキを蒸留水中に再分散し、撹拌
しながら5重量%硫酸を加えてpHを3.0に調製した
後、ろ過・水洗を行った。それを110℃で12時間乾
燥してから破砕(5〜10メッシュ)または粉砕(平均
粒子径7μm)したものを500℃で2時間賦活処理し
て破砕状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒TSAーB」
という)または粉末状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒
TSAーP」という)を得た。
性ゲル光触媒の調製 予め蒸留水450gに水酸化アルミニウムの微粉末(平
均粒子径約5μm)10gと光触媒(石原産業製:ST
01、X線粒径7nm)0.6gを混ぜて、スラリー状
としてから撹拌しながら徐々に75%硫酸を20gを加
えた。更に3号ケイ酸ソーダ(22.3%のSiO2を
含む)220gを撹拌しながら徐々に加えた後、恒温槽
で5℃に保ち15時間静置した。15時間静置後沈殿物
をろ過し、得られたケーキを蒸留水中に再分散し、撹拌
しながら5重量%硫酸を加えてpHを3.0に調製した
後、ろ過・水洗を行った。それを110℃で12時間乾
燥してから破砕(5〜10メッシュ)または粉砕(平均
粒子径7μm)したものを500℃で2時間賦活処理し
て破砕状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒TSAーB」
という)または粉末状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒
TSAーP」という)を得た。
【0010】(実施例3) 3)アルミナゾルに二酸化チタンを含ませた多孔性ゲル
光触媒の調製 予め蒸留水450gに水酸化アルミニウムの微粉末(平
均粒子径約5μm)10gと光触媒(テイカ製:AMT
ー100、平均一次粒子径6nm)0.1gを混ぜて、
スラリー状としてから撹拌しながら徐々に75%硫酸を
20gを加えた後、85℃に加熱してゾル化させる。こ
れを室温に放置してから恒温槽で5℃に保ち15時間静
置した。15時間静置後沈殿物をろ過し、得られたケー
キを蒸留水中に再分散し、ろ過・水洗を行った。それを
110℃で12時間乾燥してから破砕(5〜10メッシ
ュ)または粉砕(平均粒子径7μm)したものを800
℃で1時間賦活処理して破砕状多孔性ゲル光触媒(以下
「光触媒TAーB」という)または粉末状多孔性ゲル光
触媒(以下「光触媒TAーP」という)を得た。
光触媒の調製 予め蒸留水450gに水酸化アルミニウムの微粉末(平
均粒子径約5μm)10gと光触媒(テイカ製:AMT
ー100、平均一次粒子径6nm)0.1gを混ぜて、
スラリー状としてから撹拌しながら徐々に75%硫酸を
20gを加えた後、85℃に加熱してゾル化させる。こ
れを室温に放置してから恒温槽で5℃に保ち15時間静
置した。15時間静置後沈殿物をろ過し、得られたケー
キを蒸留水中に再分散し、ろ過・水洗を行った。それを
110℃で12時間乾燥してから破砕(5〜10メッシ
ュ)または粉砕(平均粒子径7μm)したものを800
℃で1時間賦活処理して破砕状多孔性ゲル光触媒(以下
「光触媒TAーB」という)または粉末状多孔性ゲル光
触媒(以下「光触媒TAーP」という)を得た。
【0011】(実施例4) 4)シリカゲルに酸化亜鉛を含ませた多孔性ゲル光触媒
の調製 1lのステンレス製ビーカーに3号ケイ酸ソーダ(2
2.3%のSiO2を含む)220gを入れたものに、
予め蒸留水235gに光触媒(堺化学工業製:FINE
Xー75、平均粒子径10nm)0.49gを分散して
おいた液を撹拌しながら、5重量%硫酸200gを徐々
に加えてpHを10.5に調節した後、恒温槽で5℃に
保ち15時間静置した。15時間静置後沈殿物をろ過
し、得られたケーキを蒸留水中に再分散し、ろ過・水洗
を行った。それを110℃で12時間乾燥してから破砕
(5〜10メッシュ)または粉砕(平均粒子径約7μ
m)したものを、200℃で12時間賦活処理して破砕
状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒ZSーB」という)
または粉末状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒ZSー
P」という)を得た。
の調製 1lのステンレス製ビーカーに3号ケイ酸ソーダ(2
2.3%のSiO2を含む)220gを入れたものに、
予め蒸留水235gに光触媒(堺化学工業製:FINE
Xー75、平均粒子径10nm)0.49gを分散して
おいた液を撹拌しながら、5重量%硫酸200gを徐々
に加えてpHを10.5に調節した後、恒温槽で5℃に
保ち15時間静置した。15時間静置後沈殿物をろ過
し、得られたケーキを蒸留水中に再分散し、ろ過・水洗
を行った。それを110℃で12時間乾燥してから破砕
(5〜10メッシュ)または粉砕(平均粒子径約7μ
m)したものを、200℃で12時間賦活処理して破砕
状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒ZSーB」という)
または粉末状多孔性ゲル光触媒(以下「光触媒ZSー
P」という)を得た。
【0012】(実施例5) 5)光触媒による染色液の脱色試験 実施例1、2、3および4で得た破砕状多孔性ゲル光触
媒(「光触媒TSーB」「光触媒TSAーB」「光触媒
TAーB」および「光触媒ZSーB」)および市販シリ
カゲル(水澤化学製、シルビードN、4〜8メッシュ
品)1.5gをそれぞれ、分光光度計用石英セル(外寸
12.5角×45高さmm)に入れた。それらに予め調
製した染色液(メチルオレンジ7000ppmを含む
水)を各4ml入れた後、キセノンランプ(300w)
でセルより30cm離れた位置から光を照射し、1時間
後、2時間後および3時間後に染色液の色の変化を観察
した。その結果を表1に示す。本発明による多孔性ゲル
光触媒は染色液の分解性能が顕著に認められた。
媒(「光触媒TSーB」「光触媒TSAーB」「光触媒
TAーB」および「光触媒ZSーB」)および市販シリ
カゲル(水澤化学製、シルビードN、4〜8メッシュ
品)1.5gをそれぞれ、分光光度計用石英セル(外寸
12.5角×45高さmm)に入れた。それらに予め調
製した染色液(メチルオレンジ7000ppmを含む
水)を各4ml入れた後、キセノンランプ(300w)
でセルより30cm離れた位置から光を照射し、1時間
後、2時間後および3時間後に染色液の色の変化を観察
した。その結果を表1に示す。本発明による多孔性ゲル
光触媒は染色液の分解性能が顕著に認められた。
【0013】
【表1】
【0014】(実施例6) 6)光触媒によるアセトアルデヒドガスの分解消臭試験 実施例1、2、3および4で得た粉末状多孔性ゲル光触
媒(「TSーP」「光触媒TSAーP」「光触媒TAー
P」および「光触媒ZSーP」)および市販シリカゲル
の粉砕品(水澤化学製、シルビードNを粉砕したもの)
100g(乾燥品)をそれぞれ、アクリルエマルジョン
(関西ペイント製、ビニデラックス)1kgに混ぜたも
のに、ろ紙(10cm角)を浸してから引き上げ、室温
で風乾した(以下「ろ紙TSーP」「ろ紙TSAーP」
「ろ紙TAーP」「ろ紙ZSーP」という)。これらを
各々500mlビーカーに入れ、アセトアルデヒド(臭
いの閾値は0.21ppm)の1重量%液0.1mlを
ろ紙に直接触れないように入れてから、ラップフイルム
でビーカーの口を塞ぎ、暗室に一晩放置した。翌日これ
らビーカーからろ紙を取り出し、新しいビーカーに入れ
直すと共にアセトアルデヒドを上述と同様にして入れ、
ラップフイルムでビーカーの口を塞いだ。このビーカー
の直近からキセノンランプ(300w)で光を照射し、
3時間後および5時間後に注射器でビーカーの中の空気
10ml採取し、鼻で臭いを嗅いだ。その結果を表2に
示す。本発明による多孔性ゲル光触媒はアセトアルデヒ
ドの消臭性能が顕著に認められた。
媒(「TSーP」「光触媒TSAーP」「光触媒TAー
P」および「光触媒ZSーP」)および市販シリカゲル
の粉砕品(水澤化学製、シルビードNを粉砕したもの)
100g(乾燥品)をそれぞれ、アクリルエマルジョン
(関西ペイント製、ビニデラックス)1kgに混ぜたも
のに、ろ紙(10cm角)を浸してから引き上げ、室温
で風乾した(以下「ろ紙TSーP」「ろ紙TSAーP」
「ろ紙TAーP」「ろ紙ZSーP」という)。これらを
各々500mlビーカーに入れ、アセトアルデヒド(臭
いの閾値は0.21ppm)の1重量%液0.1mlを
ろ紙に直接触れないように入れてから、ラップフイルム
でビーカーの口を塞ぎ、暗室に一晩放置した。翌日これ
らビーカーからろ紙を取り出し、新しいビーカーに入れ
直すと共にアセトアルデヒドを上述と同様にして入れ、
ラップフイルムでビーカーの口を塞いだ。このビーカー
の直近からキセノンランプ(300w)で光を照射し、
3時間後および5時間後に注射器でビーカーの中の空気
10ml採取し、鼻で臭いを嗅いだ。その結果を表2に
示す。本発明による多孔性ゲル光触媒はアセトアルデヒ
ドの消臭性能が顕著に認められた。
【0015】
【表2】
【0016】
【発明の効果】本発明による多孔性ゲル光触媒は、空気
中の悪臭や有害物質、あるいは水中に含まれている有機
溶剤、農薬などを多量に吸着でき太陽光、蛍光灯、白熱
灯、ブラックライト、紫外線ランプ、水銀灯、キセノン
ランプ、ハロゲンランプ、メタルハイライドランプなど
の光を照射することにより、効率よく分解除去すること
ができる。さらに有機物であるプラスチック、塗料、紙
などにも練り込むことができ、繊維、樹脂、塗料、紙な
どに抗菌・消臭・汚れ分解の機能などを持たせることが
でき、生活環境の浄化に資すること大である。
中の悪臭や有害物質、あるいは水中に含まれている有機
溶剤、農薬などを多量に吸着でき太陽光、蛍光灯、白熱
灯、ブラックライト、紫外線ランプ、水銀灯、キセノン
ランプ、ハロゲンランプ、メタルハイライドランプなど
の光を照射することにより、効率よく分解除去すること
ができる。さらに有機物であるプラスチック、塗料、紙
などにも練り込むことができ、繊維、樹脂、塗料、紙な
どに抗菌・消臭・汚れ分解の機能などを持たせることが
でき、生活環境の浄化に資すること大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 35/10 301 B01J 35/10 301J
Claims (3)
- 【請求項1】 比表面積が1m2/g〜1000m2/g
の多孔性ゲルに、光触媒を0.05〜90重量%含ませ
たことを特徴とする多孔性ゲル光触媒。 - 【請求項2】 前記多孔性ゲルが、シリカゲル、シリカ
アルミナゲル、アルミナゲルの群の中から選ばれた少な
くとも一種であることを特徴とする請求項1記載の多孔
性ゲル光触媒。 - 【請求項3】 前記光触媒が、二酸化チタン、酸化亜鉛
の中から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の多孔性ゲル光触媒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9150246A JPH10323568A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 多孔性ゲル光触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9150246A JPH10323568A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 多孔性ゲル光触媒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10323568A true JPH10323568A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15492762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9150246A Pending JPH10323568A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 多孔性ゲル光触媒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10323568A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005199241A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 光触媒体及びその製造方法 |
| RU2482912C1 (ru) * | 2011-09-30 | 2013-05-27 | Российская Федерация, От Имени Которой Выступает Министерство Промышленности И Торговли Российской Федерации | Способ получения фильтрующе-сорбирующего материала с фотокаталитическими свойствами |
| CN114946879A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-08-30 | 江苏美百加电器科技有限公司 | 一种氧化钛气凝胶负载氧化锌抗菌材料的制备方法 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9150246A patent/JPH10323568A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005199241A (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 光触媒体及びその製造方法 |
| RU2482912C1 (ru) * | 2011-09-30 | 2013-05-27 | Российская Федерация, От Имени Которой Выступает Министерство Промышленности И Торговли Российской Федерации | Способ получения фильтрующе-сорбирующего материала с фотокаталитическими свойствами |
| CN114946879A (zh) * | 2022-06-02 | 2022-08-30 | 江苏美百加电器科技有限公司 | 一种氧化钛气凝胶负载氧化锌抗菌材料的制备方法 |
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