JPH10323673A - 脱イオン水製造方法 - Google Patents
脱イオン水製造方法Info
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- JPH10323673A JPH10323673A JP10100485A JP10048598A JPH10323673A JP H10323673 A JPH10323673 A JP H10323673A JP 10100485 A JP10100485 A JP 10100485A JP 10048598 A JP10048598 A JP 10048598A JP H10323673 A JPH10323673 A JP H10323673A
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Abstract
において、電力原単位を低減させ生産水量当りのコスト
をさらに低減させる。 【解決手段】自己再生型電気透析による脱イオン水製造
方法において、脱塩室への流入被処理水と濃縮室への流
入濃縮水の流量比を2:1〜5.5:1とし、且つ脱塩
室での被処理水の線速度を0.5〜7.0cm/sec
とし、濃縮室における濃縮水の線速度を脱塩室内線速度
に対して1.2〜20倍とする。
Description
析脱イオン法により、医薬品製造工業、半導体製造工
業、食料工業、或いはボイラー水や研究施設などで用い
られる純水もしくは超純水を効率的に製造する方法に関
する。
オン交換樹脂の充填床に被処理水を流し、不純物イオン
をイオン交換樹脂に吸着させて除去することにより脱イ
オン水を得る方法が一般的である。そしてこの方法で
は、交換・吸着能力の低下したイオン交換樹脂の再生
は、通常、酸やアルカリを用いて行われる。しかしこの
方法においては、そのような再生が必要であることか
ら、面倒な再生操作とともに、それら酸やアルカリに起
因する廃液が排出されるという問題がある。
方法が望まれており、近年、薬液による再生操作の必要
のない自己再生型電気透析脱イオン法が開発され、実用
化されてきている。この方法は、陰イオン交換膜と陽イ
オン交換膜とを交互に配置した電気透析槽の脱塩室に陰
イオン交換樹脂と陽イオン交換樹脂の混合物を入れ、該
脱塩室に被処理水を流すとともに、脱塩室と交互に形
成、配置された濃縮室に濃縮水を流しながら電圧を印加
して電気透析を行うことにより脱イオン水を製造する方
法である。
オン水製造方法においては、陽極を備える陽極室と、陰
極を備える陰極室との間に陽イオン交換膜と陰イオン交
換膜を交互に配列させ陽極側がアニオン交換膜で区画さ
れ陰極側がカチオン交換膜で区画された脱塩室と陽極側
がカチオン交換膜で区画され陰極側がアニオン交換膜で
区画された濃縮室とを形成させた電気透析槽の脱塩室に
陰イオン交換樹脂及び陽イオン交換樹脂を収容してなる
脱イオン水製造装置を使用し、電圧を印加しながら脱塩
室に被処理水を流入させるとともに、濃縮室に被処理水
又は処理水の一部を濃縮水として流入させることによ
り、被処理水中の不純物イオンを除去するものである。
に再生されるため、酸やアルカリ等の薬液による再生が
不要であるという利点を有する。ところが、一般的に高
い電圧を印加するため、電力原単位や付属整流器による
コスト上昇といった問題がある。このため如何にして電
圧を低減させるかが重要な課題であり、また排水の量は
イオン交換樹脂の充填床による場合に比べて大幅に低減
したが、昨今の環境問題などの観点から濃縮液等の排水
量をさらに低減させるため、積極的に原水利用率をあげ
ることが強く望まれている。
うことは、すなわち脱塩室及び/又は濃縮室の電気抵抗
をいかに低減させるかということであるが、このうち脱
塩室については、その中に収容される陰及び陽イオン交
換樹脂が既に電導体であることから、電気抵抗の低減を
図る上での重要な因子はむしろ濃縮室にあると考えられ
る。
として考えられるのは、濃縮室の厚みを薄くし低減させ
る方法である。ところが電気透析槽は通常複数の対から
なるため、濃縮室の厚みを極端に薄くすると、各対間に
おける流動液についてその流量分布の差異が著しくな
り、ひいては局部的な電圧上昇を招くおそれがあり、ま
た濃縮室を製作する上での精度の観点からも制約があっ
て、実際に許容される濃縮室の厚みは制限される。
式でない場合についてみると、従来の電気透析槽におけ
る実用的な被処理水と濃縮水との流量比は3:1〜5:
1であり、被処理水が純水にまで脱塩された場合、濃縮
水中の不純物イオンの濃縮倍率は4〜6倍となってい
た。しかし、この程度の濃縮倍率では、たとえ室枠の厚
みを極力薄くしても、満足な電気抵抗の低減には至ら
ず、逆に液流動の分布等に問題を生じて印加電圧の上昇
を招くこともあり得る。
て考えられるのは、濃縮液の濃度を高める方法である。
この方法としては濃縮水の流量を減少させる態様が考え
られる。すなわち濃縮水の流量減少により濃縮倍率を高
め、それにより導電率を高めて印加電圧を低減させると
いう方法である。ところが、濃縮室においてイオンの濃
度勾配の発生を抑制し、CaイオンやMgイオン等の硬
度成分によるスケール析出を防止するためには、濃縮水
をある程度以上の流量で流して乱流を起こさせる必要が
ある。このため上記のように濃縮水の流量を低減させる
ことは、必要な乱流の発生を減らし、或いは不可能にす
るという問題が残る。
理水/濃縮水比)を上げ且つ濃縮室における液の線速度
を高くすることが考えられる。ところが、濃縮室側の液
流動システムが循環方式でない場合には、前述のとお
り、枠厚みの問題があるのに加え、濃縮液として供給す
る被処理水或いは処理水の量が増加して被処理水の利用
率が低減し、廃液量が増えるという欠点がある。
して、濃縮室にもイオン交換樹脂を充填する手法も考え
られる。しかし濃縮室の厚みはもともと薄いため、そこ
にイオン交換樹脂を充填することは困難であり、現状で
は実現性に乏しい。また仮りに室枠を厚くして充填した
としても圧力損失が高くなり、濃縮室と脱塩室の圧力バ
ランスをとることが困難になるのに加え、その厚みに対
応して電気透析槽の寸法も大きくなる。以上のように濃
縮室の電気抵抗を低減させる手法としては幾つか考えら
れるが、濃縮室側の液流動システムが循環方式でない場
合には、上述のようにそれぞれ欠点を内包し、これまで
根本的な解決には至っていない。
題点を解決すべくなされたものであり、陰極と陽極の間
に陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に配列させて
脱塩室と濃縮室とを形成してなる電気透析槽における該
脱塩室にイオン交換体を収容してなる脱イオン水製造装
置において、その操作条件に細密な工夫を加えることに
より、従来技術が有する上述の諸欠点を解消してなる自
己再生型電気透析脱イオン法による脱イオン水製造方法
を提供することを目的とする。
陽極室と、陰極を備える陰極室との間に陽イオン交換膜
と陰イオン交換膜を交互に配列させ、陽極側がアニオン
交換膜で区画され陰極側がカチオン交換膜で区画された
脱塩室と陽極側がカチオン交換膜で区画され陰極側がア
ニオン交換膜で区画された濃縮室とを形成させた電気透
析槽の脱塩室にイオン交換体を収容してなる脱イオン水
製造装置を使用し、電圧を印加しながら脱塩室に被処理
水を流入するとともに、被処理水又は処理水の少なくと
も一部を濃縮水として循環することによって被処理水中
の不純物イオンを除去する自己再生型電気透析脱イオン
水製造方法において、脱塩室に流入する被処理水と濃縮
室に流入する濃縮水の流量比を2:1〜5.5:1と
し、且つ脱塩室における被処理水の線速度を0.5〜
7.0cm/secとし、濃縮室における濃縮水の線速
度を脱塩室内線速度に対して1.2〜20倍とすること
を特徴とする自己再生型電気透析脱イオン法による脱イ
オン水製造方法である。
陽極室と、陰極を備える陰極室との間にカチオン交換膜
とアニオン交換膜を交互に配列させ、陽極側がアニオン
交換膜で区画され陰極側がカチオン交換膜で区画された
脱塩室と陽極側がカチオン交換膜で区画され陰極側がア
ニオン交換膜で区画された濃縮室とを形成させた電気透
析槽の脱塩室にイオン交換体を収容してなる脱イオン水
製造装置を使用する。そして濃縮室に流入する濃縮液
は、好ましくは濃縮室とは別のタンクとの間で循環再利
用し、一定量の被処理水又処理水の一部を循環系に添加
することによって濃縮液の濃度が一定に保たれる。こう
して添加する被処理水又処理水の量には、特に制限はな
いが、実用的には全被処理水に対して好ましくは0.2
〜9.5重量%の範囲として運転する。ここで処理水と
は、脱塩水から流出する水である。
気透析脱イオン装置の一態様例を模式的に示す図であ
る。図1中Aはアニオン交換膜、Kはカチオン交換膜で
あり、図示のとおり、これらアニオン交換膜A及びカチ
オン交換膜Kは電気透析槽1中に脱塩室枠D1、D2、D
3・・・Dn及び濃縮室枠C1、C2、C3・・・Cn+1を
介して所定間隔を置いて配置され、これにより陽極室
2、濃縮室S1、S2・・・Sn+1、脱塩室R1、R2・・
・Rn及び陰極室3が構成される。そして脱塩室R1、
R2・・・Rnには陰陽のイオン交換樹脂が収容、充填
される。濃縮室にはメッシュ状等の構造体すなわちスペ
ーサーが挿入配置される。
作中両極間に所定の電圧がかけられる。これにより導管
6から脱塩室R1、R2・・・Rnへ導入される被処理液
中の陰イオン成分はアニオン交換膜Aを通して陽極側の
濃縮室へ透過移行する一方、被処理液中の陽イオン成分
はカチオン交換膜Kを通して陰極側の濃縮室へ透過移行
し、被処理液自体は脱イオン化され、導管7を通して排
出される。また濃縮液は導入管8を通して各濃縮室
S1、S2・・・Sn+1及び陽極室2、陰極室3へ導入さ
れ、ここで上記のように透過移行した陰陽両イオンが集
められ濃縮液として導管8から排出される。陽極室2お
よび陰極室3からは、それぞれ陽極液導出管13および
陰極液導出管14を通して、極液が排出される。なお、
図1には被処理液流の方向と濃縮液流の方向とが同方向
(並流)の場合を示しているが、両者を逆方向(逆流)
としてもよいことは勿論である。
イオン交換体に捕捉された被処理水中の陽イオンは、電
場により駆動力が与えられ、捕捉した陽イオン交換体に
接触している陽イオン交換体を経由してカチオン交換膜
に達し、さらに膜を通過して各濃縮室S1、S2・・・S
n+1に移動する。同様に、陰イオン交換体に捕捉された
被処理水中の陰イオンは陰イオン交換体、これに接触し
ているアニオン交換膜を経由して各濃縮室S1、S2・・
・Sn+1に移動する。
室から流出する濃縮液は好ましくは各濃縮室とは別のタ
ンクとの間で循環再利用され、またその循環系に一定量
の被処理水又処理水の一部を添加することにより濃度が
一定に保たれる。図1中10はタンクであり、各濃縮室
S1、S2・・・Sn+1からの濃縮液は導出管8からタン
ク10へ導入された後、導管9を経て循環再利用され
る。P1 はその循環用のポンプであり、その吐出口は濃
縮液導入管9へ連なっている。本発明では、濃縮液循環
系に新たに加える被処理水をコントロールすることで被
処理水と濃縮水を所定の液流量比とするが、必要量の被
処理水は導管6から分流導管12で分流されて調整弁
(図示せず)を経てタンク10へ導入され、循環濃縮液へ
添加される。本発明においては被処理水に代えて処理水
を用いてもよいが、この場合には処理水導管7から分流
される。
対する濃縮水の流量比(=被処理水/濃縮水)を2:1
〜5.5:1の範囲とする。この理由は被処理水の流量
が濃縮水の流量の2倍を下回ると濃縮液を循環再利用し
ても充分な電気伝導度を得ることが難しく、逆に被処理
水の流量が濃縮水の流量の5.5倍を超えると脱イオン
の効率が低下して脱イオン水の水質を低下させることと
なるからである。なかでも、その範囲は3:1〜5:1
であるのが好ましい。
流量比だけを満たしていても、脱塩室と濃縮室における
各流動液の線速度について所定の条件を満足していない
と充分な成果を得ることはできない。脱塩を目的とした
場合においては、仮りに内部リークが発生しても被処理
水が濃縮液に汚染されることのないよう脱塩室側を過圧
にした運転をするのが普通であるが、被処理水について
は、その線速度が0.5cm/secよりも低いと適正
な圧力損失を得ることが難しく、濃縮室の絶対圧力の方
が高くなる。これとは逆に被処理液の線速度が7.0c
m/secより高いと圧力損失が高くなり過ぎ、また樹
脂との接触時間も短くなるため、脱イオンの効率が低下
して脱イオン水の水質が低下する可能性がある。このた
め脱塩室における被処理水の線速度は0.5〜7.0c
m/sec、好ましくは1.0〜5.5cm/secの
範囲に設定される。
液の線速度は脱塩室の液の線速度より少なくとも1.2
倍より高い値をとる必要がある。濃縮室内では変形防止
及び流路確保のために通常構造体が用いられ、メッシュ
状のものが多いが、この構造体は脱塩室内のイオン交換
充填物よりも圧力損失が小さい。このため、濃縮室の流
液の線速度が脱塩室の流液の線速度の1.2倍を下回る
と、脱塩室に対する濃縮室の圧力が低すぎて、該構造
体、例えばメッシュの開口部にイオン交換膜が食い込
み、適正な流量の確保が困難になる。
での効果的な乱流を発生させることが著しく困難であ
り、さらにはCaイオンやMgイオン等の硬度成分によ
るスケール発生の可能性も高くなる。一方、濃縮室の流
液の線速度が脱塩室の流液の線速度の20倍を越える
と、脱塩室を濃縮室より過圧とする運転の条件がくずれ
て処理水の水質が低下する。このため濃縮室における濃
縮水の線速度を脱塩室内線速度に対して1.2〜20
倍、好ましくは1.5〜15倍とする必要がある。
速度を与えるためには、脱塩室の厚みを0.3〜30c
m、また濃縮室の厚みを0.01〜3.7cmの範囲と
することが好ましい。すなわち、脱塩室の厚みが0.3
cmを下回ると、一定負荷量に対する構成部品の数が多
くなり、コストが高くなる。また、30cmを超えると
陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂が、脱塩室を隔て
るカチオン交換膜とアニオン交換膜の間で連続してつな
がる確率が極端に低くなり、そのため脱塩効率が低くな
るので望ましくない。一方、濃縮室の厚みが0.01c
mを下回ると、各室枠への液分散を抑制することが非常
に困難となるため望ましくなく、逆に脱塩室の厚みが
3.7cmを超えると電気透析槽がそれ自体大きくな
り、コスト的にも不利となる。なかでも、脱塩室の厚み
は0.7〜15cm、濃縮室の厚みは0.04〜2cm
が特に好ましい。
濃縮液に対し塩又は酸を添加して高めることも可能であ
る。特に該循環系での塩又は酸の添加は、別に供給され
る被処理水や処理水の添加量と組み合わせることによっ
て、濃縮水の濃度とpHを任意にコントロールでき、電
圧を低減させ得るのに加えて、濃縮室内の硬度成分、特
にCaの塩が析出するのを防止する上で効果がある。実
際に運転する場合は、被処理水や処理水及び塩又は酸の
原単位を考えると、濃縮水の電気伝導度は50〜300
0μS/cmの範囲であるのが望ましい。
説明するが、本発明がこれら実施例に限定されないこと
は勿論である。使用装置としては図1に示すような自己
再生型電気透析装置を使用したが、被処理水と濃縮水と
は上方向の並流として使用した。また比較例1は濃縮室
側の液流を循環せず、ワンパスとした場合である。図1
で云えば導管8をカットし、被処理水を導管9から導入
して導管8から排出する態様としたものである。さらに
比較例2では濃縮室厚みを、他の例とは変えて、0.3
8cmとし、また実施例2と比較例2では濃縮室にスケ
ール発生の加速因子として1ppm相当のMg2+イオン
を添加した。
ン交換膜(強酸性不均一膜、厚み500μm、イオン交
換容量4.5ミリ当量/グラム乾燥樹脂)及び陰イオン
交換膜(強塩基性不均一膜、厚み500μm、イオン交
換容量3.5ミリ当量/グラム乾燥樹脂)を脱塩室枠
(ポリプロピレン製)及び濃縮室枠(ポリプロピレン
製)を介して配列して締め付けたフィルタープレス型透
析槽(濃縮室にはポリプロピレン製ネットを挿入)から
なる有効面積507cm2 〔横(=室枠幅)13cm、
縦(=脱塩長)39cm〕×3対の電気透析槽を構成し
た。ここで実施例1〜2及び比較例1の場合には脱塩室
厚みを0.8cm、濃縮室厚みを0.19cmとした
が、比較例2では濃縮室厚みを0.38cmとした。
ン交換樹脂及びバインダーを混合して板状に成型加工し
たものを乾燥状態で充填し、濃縮室には流路を確保する
ための合成樹脂製のスペーサーを充填した。上記両イオ
ン交換樹脂は、粒径が400〜600μm、イオン交換
容量が4.5ミリ当量/g乾燥樹脂のスルホン酸酸型
(H型)陽イオン交換樹脂(三菱化学社製、商品名:ダ
イヤイオンSKー1B)及び粒径が400〜600μ
m、イオン交換容量が3.5ミリ当量/g乾燥樹脂の4
級アンモニウム塩型(OH型)陰イオン交換樹脂(三菱
化学社製、商品名:ダイヤイオンSAー10A)を用
い、イオン交換容量比が50/50となるようにしたも
のである。
脱イオン水の製造試験を行った。工業用水を濾過し、逆
浸透膜装置で処理して被処理水としたが、これら工業用
水及び被処理水の電気伝導度、pH値、含有成分の組成
は表1に示すとおりである。この被処理水を被処理液及
び濃縮液として、ともに上昇流で通水し、所定の電気再
生条件で再生した後、表2に示す流量条件で実施した。
3に示している。表3に示す印加電圧は、脱イオン水の
比抵抗値が少なくとも10MΩ・cm以上の良好な脱イ
オン水を得るのに必要な電圧である。比較例1は濃縮室
側の液流を循環せず、ワンパスとした場合である。各実
施例1〜2及び比較例1〜2においては、表2及び表3
に示す条件で連続750時間運転した。また運転終了
後、使用電気透析槽を解体し、濃縮室側のスケール発生
状況を確認した。表2〜表3にこれらの結果を示してい
る。
すなわち濃縮室側の液流をワンパスとした場合は、流量
比及び流速が同じ条件である実施例1に比べて濃縮水伝
導率が格段に低く(すなわち濃度が低い)、しかも印加
電圧が高い。また原水利用率についても、比較例1は実
施例1に比べて20%も低い値にとどまっている。さら
に濃縮室にスケール発生の加速因子として1ppm相当
のMg2+イオンを添加した実施例2と比較例2を比べる
と、実施例2ではスケールの発生がないのに対し、比較
例2では明白なスケール発生が認められた。被処理液と
濃縮液の流量比が同じであるのに、濃縮室側の液線速度
が低いと硬度成分のスケールが発生することが分かる。
加える被処理水又は処理水量をコントロールすることで
被処理水と濃縮水を所定の液流量比とし、かつ各々の液
線速度を所定の範囲とすることにより、高い濃縮室伝導
度を確保するとともに、高い線速度による効果的な乱流
を発生させることにより、濃縮室内のスケールの発生を
抑えつつ低い印加電圧で運転できる。このため電力原単
位を低減させることができる。また簡単に高い原水利用
率を得ることができるため、系外への廃液量が低減して
処理費低減を図ることができ、生産水量当りのコストを
さらに低減することができる。
ン装置の一態様例を模式的に示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】陽極を備える陽極室と、陰極を備える陰極
室との間に陽イオン交換膜と陰イオン交換膜を交互に配
列させ、陽極側がアニオン交換膜で区画され陰極側がカ
チオン交換膜で区画された脱塩室と陽極側がカチオン交
換膜で区画され陰極側がアニオン交換膜で区画された濃
縮室とを形成させた電気透析槽の脱塩室にイオン交換体
を収容してなる脱イオン水製造装置を使用し、電圧を印
加しながら脱塩室に被処理水を流入するとともに、被処
理水又は処理水の少なくとも一部を濃縮水として循環す
ることによって被処理水中の不純物イオンを除去する自
己再生型電気透析脱イオン水製造方法において、脱塩室
に流入する被処理水と濃縮室に流入する濃縮水の流量比
を2:1〜5.5:1とし、且つ脱塩室における被処理
水の線速度を0.5〜7.0cm/secとし、濃縮室
における濃縮水の線速度を脱塩室内線速度に対して1.
2〜20倍とすることを特徴とする自己再生型電気透析
脱イオン法による脱イオン水製造方法。 - 【請求項2】上記脱塩室の厚みが0.3〜30cmであ
り、上記濃縮室の厚みが0.01〜3.7cmである請
求項1記載の自己再生型電気透析脱イオン法による脱イ
オン水製造方法。 - 【請求項3】上記流量比、線速度及び線速度比を循環再
生利用される濃縮液に対して塩又は酸を添加することに
より調整する請求項1又は2記載の自己再生型電気透析
脱イオン法による脱イオン水製造方法。
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|---|---|---|---|
| JP10048598A JP3900666B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-03-28 | 脱イオン水製造方法 |
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|---|---|---|---|
| JP9-94907 | 1997-03-28 | ||
| JP9490797 | 1997-03-28 | ||
| JP10048598A JP3900666B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-03-28 | 脱イオン水製造方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH10323673A5 JPH10323673A5 (ja) | 2005-06-09 |
| JP3900666B2 JP3900666B2 (ja) | 2007-04-04 |
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| JP10048598A Expired - Fee Related JP3900666B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-03-28 | 脱イオン水製造方法 |
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