JPH1032418A - 平板状アンテナ - Google Patents
平板状アンテナInfo
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Abstract
性雨の影響を受けないアンテナを提供する。 【解決手段】 平板状の基板2の一表面上に、導電箔層
によってフィッシュボーン型のUHF帯受信用アンテナ
4、4が形成されている。UHF帯受信用アンテナ4、
4に接して被覆するように、基板2の一表面に被覆層6
が形成されている。
Description
成された平板状アンテナに関し、特にUHF帯の電波を
受信するものに関する。
アンテナとして、八木アンテナが使用されている。八木
アンテナは、アーム上に反射器、導波器及び放射器を取
り付けたものである。この八木アンテナでは、アームを
マストに取り付け、このマストを屋根馬等を用いて、屋
根の上に取り付けられる。
木アンテナでは、その形状が大型であり、住宅景観が悪
化しやすい。また、八木アンテナは、台風等のように風
が強い場合には倒れやすく、いわゆる風害の影響を受け
やすい。また、海辺の近傍の家屋で八木アンテナを使用
した場合には、塩分が反射器、導波器及び放射器に付着
して、受信性能を劣化させる、いわゆる塩害を受けやす
い。また、酸性雨に八木アンテナがうたれて、受信性能
が劣化することもある。風害、塩害及び酸性雨の影響を
除去しようとした場合、屋根裏に八木アンテナを配置す
ることも考えられる。この場合、八木アンテナに大きな
利得低下が生じ、実用的でない。
アンテナを提供することを目的とする。また、本発明
は、風害や塩害の影響を受けにくい平板状アンテナを提
供することを目的とする。
めに、請求項1記載の発明は、平板状の基板と、この基
板の一表面上に導電箔層によって形成された少なくとも
1つのUHF帯受信用アンテナと、このUHF帯受信用
アンテナに接して被覆するように上記基板の一表面に形
成された被覆層とを、具備している。UHF帯受信用の
アンテナとして種々のものを使用することができる。例
えば、後述するフィッシュボーン型のものやダイポール
型のものを使用することができる。
平板状アンテナにおいて、上記UHF帯受信用アンテナ
が、フィッシュボーン型である。
平板状アンテナにおいて、上記フィッシュボーン型アン
テナが、間隔を隔てて設けられた1対の伝送路と、これ
ら1対の伝送路からこれら伝送路とそれぞれほぼ垂直に
かつ互いに反対方向に伸延したダイポール素子とを、有
している。ダイポール素子は、上記伝送線路に沿って所
定の間隔を隔てて複数設けられている。上記各ダイポー
ル素子の先端間の距離が、それぞれの受信中心周波信号
の約0.5乃至1波長に設定されている。上記各受信中
心周波信号の周波数は、上記平板状アンテナの受信帯域
内のそれぞれ異なる周波数に選択されている。
板状アンテナにおいて、上記UHF帯受信用アンテナ
が、上記基板の一表面に所定の間隔を隔てて、複数基配
列されたものである。
は、図1(a)に示すように基板、例えばプリント基板
からなる誘電体基板2を有している。この誘電体基板2
は、例えば五角形に形成されている。この形状は、任意
の形状にすることができる。
縁が、受信方向(受信電波の到来方向)にほぼ直角にな
るように配置される。この誘電体基板2の一方の面上
に、2基のUHF帯の受信アンテナ4が、誘電体基板2
の長手縁に沿って配置されている。これら2基のUHF
帯の受信アンテナ4は、誘電体基板2の上に被着させた
誘電体基板2の厚さと比較して薄い導電箔、例えば金属
箔をエッチングすることによって形成されている。これ
ら2基のUHF帯の受信アンテナ4は、例えばフィッシ
ュボーン型のものである。
の受信アンテナ4を被覆するように、被覆層6が誘電体
基板2上に被着されている。この被覆層6は、UHF帯
の受信アンテナ4、4への電波の到来を阻害しない材質
の層、例えばポリエステル等の樹脂フィルムによって構
成されている。この被覆層6は、UHF帯の受信アンテ
ナ4、4の全面に接触すると共に、誘電体基板2上にお
けるUHF帯の受信アンテナ4、4が設けられていない
部分にも接触している。即ち、UHF帯の受信アンテナ
4、4は、密閉されている。なお、図1(b)では、誘
電体基板2、UHF帯の受信アンテナ4、被覆層6の厚
さをかなり誇張して描いてある。
信アンテナ4、4が設けられているので、この平板状ア
ンテナ1の高さ寸法は非常に小さい。この平板状アンテ
ナ1は、例えば図2に示すように屋根の野地板8の上に
多数配置された各瓦10の一部の裏面に配置することが
可能である。従って、住宅景観が悪化することがなく、
また風害の影響も殆ど受けない。また、被覆層6によっ
てUHF帯の受信アンテナ4、4が被覆されているの
で、塩害や酸性雨によって受信性能が劣化することもな
い。なお、瓦10は、いずれも電波を透過する材質のも
のである。
Hzから770MHzの電波を受信するためのものであ
る。これらは、同一形状であるので、その一方の構成に
ついてのみ説明する。UHF帯の受信アンテナ4は、1
対の伝送線路12、12を有している。これら伝送線路
12、12は、誘電体基板2の長手縁にほぼ直角に、即
ち電波の到来方向(正面方向)にほぼ平行に誘電体基板
2上に設けられている。これら伝送線路12、12は、
誘電体基板2の長手縁に沿って所定の間隔を隔てて配置
されている。
定の間隔を隔てて4本のダイポール素子14、16、1
8、20が設けられている。ダイポール素子14は、1
対の伝送路12における、誘電体基板2の長手縁と最も
離れた位置、即ち奥側の位置から、それぞれ両側に誘電
体基板2の長手縁に平行にそれぞれ伸延している。この
ダイポール素子14の先端間の距離は、UHF帯の受信
アンテナ4の受信周波数帯470MHzから770MH
z中に含まれる周波数500MHzの波長λ1の0.5
乃至1倍の長さを有し、例えば約0.72λ1である4
30mmに設定されている。
4よりも誘電体基板2の長手縁に近い伝送線路12、1
2からそれぞれ両側に誘電体基板2の長手縁に平行に伸
延している。このダイポール素子16の先端間の距離
は、上記受信周波数帯内に含まれる660MHzの波長
λ2の0.5乃至1倍の長さを有し、例えば0.95λ
2である410mmに設定されている。
6よりも誘電体基板2の長手縁に近い伝送線路12、1
2からそれぞれ両側に誘電体基板2の長手縁に平行に伸
延している。このダイポール素子18の先端間の距離
は、上記受信周波数帯内に含まれる700MHzの波長
λ3の0.5乃至1倍の長さを有し、例えば0.93λ
3に相当する390mmに設定されている。
8よりも誘電体基板2の長手縁に近い伝送線路12、1
2からそれぞれ両側に誘電体基板2の長手縁に平行に伸
延している。このダイポール素子20の先端間の距離
は、上記受信周波数帯内に含まれる770MHzの波長
λ4の0.5乃至1倍の長さを有し、例えば0.9λ4
に相当する370mmに設定されている。
各ダイポール素子の長さは、同じ長さとされている。し
かし、この平板状アンテナ1では、比較的広帯域である
470MHzから770MHzの電波を良好に受信する
ために、この受信帯域内にあるそれぞれ異なる離れた周
波数500MHz、660MHz、700MHz及び7
70MHzに共振するように、ダイポール素子14、1
6、18、20の長さが選択されている。また、これら
ダイポール素子14、16、18、20は、それらの共
振周波数に近い周波数では、極端に利得が低下すること
はない。従って、このようにダイポール素子14、1
6、18、20の長さを選択することによって比較的広
帯域のUHF帯の電波を良好に受信することができる。
8、20間の伝送線路12、12に沿った間隔は、各ダ
イポール素子の中心から中心までが、例えば45mmと
されている。これは、UHF帯の受信帯域の波長λ1の
約0.075倍、λ2の約0.1倍、λ3、λ4の約
0.11倍に相当し、概ね0.1倍に相当する。さら
に、各伝送線路12、12の中心間の距離は、82m
m、即ち、λ1の約0.14倍、λ2の約0.18倍、
λ3、λ4の約0.2倍とされている。
ィッシュボーン型であるので、一種のエンドファイアア
レーアンテナとして機能し、図3に示すようにUHF帯
の受信アンテナ4、4と同一平面上で正面方向に最大利
得を得ることができ、F/B比の良好なアンテナとな
る。また、フィッシュボーン型としたので、UHF帯の
受信アンテナ4、4に対して垂直方向、即ち誘電体基板
2に対して垂直方向の指向性が、図4に示すようにブロ
ードとなる。なお、図4は、図2に示すような屋根にお
いて、屋根の角度θを30度とした場合の垂直面の指向
性を表している。このような水平面指向性及び垂直面指
向性を有しているので、図2に示すように屋根に、平板
状アンテナ1を配置しても、電波到来方向の利得低下は
少ない。
波数特性、及びVSWR対周波数特性を示す。この平板
状アンテナ1によれば、受信帯域内において、最低でも
約3dBの利得が得られ、最高約7dBの利得が得られ
る。また、この平板状アンテナ1によれば、受信帯域内
において最低でも3.5のVSWRが得られ、最高約
1.4のVSWRが得られる。
それぞれ給電部22が形成されている。これら給電部2
2は、ほぼU字状に形成され、それらの一方の脚部が、
ダイポール素子14、16、18、20に平行に配置さ
れ、伝送線路12、12に接続されている。他方の脚部
が、静電結合によって同軸接栓に接続されている。この
ように給電部22をU字状に形成することによってイン
ダクタンス成分を設け、インピーダンスの不整合を防止
している。さらに、U字状の給電部の間隔dを10m
m、即ちλ1乃至λ4の約0.01倍の長さとして、イ
ンピーダンス整合をとっている。この同軸接栓から同軸
ケーブルを介してテレビジョン受信機に給電部22が接
続されている。無論、この給電部も被覆層6によって被
覆されているので、給電部22の周辺からUHF帯の受
信アンテナ4に浸水することもない。
帯の受信アンテナ4を誘電体基板2上に設けている。こ
れは、2つのUHF帯の受信アンテナ4、4に位相差給
電を行うことにより、両受信アンテナ4、4の合成指向
性を可変することができるからである。そのため、図6
に示すような回路を使用する。
信アンテナ4の受信出力は、そのまま合成器24に供給
される。他方のUHF帯の受信アンテナ4の受信出力
は、移相器26によって位相調整が行われた後に、合成
器24に供給される。合成器24によって両信号が合成
される。UHF帯の受信アンテナ4、4から合成器26
まで同じ長さの給電線路L1、L2によって信号が供給
され、移相器26によって位相調整が行われていないと
すると、両信号が合成器24に供給された場合、指向性
は正面方向で最大となる。
電線路の長さを異ならせたのと等価となる。従って、例
えば正面方向に対してθの角度の方向に、アンテナ4、
4の合成指向性を向ける場合、両アンテナ4、4間の距
離(誘電体基板2の長手縁に沿う方向の距離)をdとす
ると、移相器26によって給電線路L2側のアンテナ4
の受信信号の位相をdsinθだけ遅らせると、合成器
24にはそれぞれ同相の受信信号が供給され、θの方向
に指向性を持つ。従って、例えば図2に示すように平板
状アンテナ1を設置した場合に、電波が図2の右側から
真っ直ぐに平板状アンテナ1に向かうのではなく、図2
の紙面よりも奥側または手前側から平板状アンテナ1に
向かうときでも、移相器26の調整によって良好に、そ
の電波を受信することができる。
型のUHF帯の受信アンテナ4を誘電体基板2に設けた
が、導電箔によって構成可能なアンテナなら他のアンテ
ナ、例えばダイポールアンテナも使用することができ
る。また、上記の実施の形態では、2基のUHF帯の受
信アンテナ4を誘電体基板2に設けたが、1基だけ設け
ることもできるし、3基以上のUHF帯の受信アンテナ
4を設けることもできる。
使用する場合、図7に示すように2基ずつ2列に各受信
アンテナ4a乃至4dを1つの誘電体基板2に配置する
こともできるし、図8に示すように、4基の受信アンテ
ナ4a乃至4dを1列に誘電体基板2に配置することも
できる。なお、これら受信アンテナ4a乃至4dは、図
8及び図9では簡略化して示したが、それぞれ図1に示
した受信アンテナ4と同一のものである。無論、図1に
示すような1つの誘電体基板に2基の受信アンテナを設
けた平板状アンテナを2つ使用することもできる。いず
れの場合でも、図9または図10に示すように、位相差
給電を行うことができる。
出力は、そのまま合成器24a、24cに供給される。
受信アンテナ4b、4dの受信出力は、移相器26a、
26bによって位相調整が行われた後、合成器24a、
24bに供給される。受信アンテナ4aの受信出力と、
移相器26aによって位相調整された受信アンテナ4b
の出力とが、合成器24aによって合成される。同様
に、受信アンテナ4cの受信出力と、移相器26bによ
って位相調整された受信アンテナ4dの出力とが、合成
器24bによって合成される。合成器24aの出力は、
そのまま合成器24cに供給される。合成器24bの出
力は、移相器26cによって位相調整された後、合成器
24cに供給され、合成器24aの出力と合成される。
は、そのまま合成器24dに供給される。受信アンテナ
4b、4c、4dの受信出力は、移相器26d乃至26
fによってそれぞれ位相調整され、合成器24dに供給
される。合成器24dに供給された各信号は、この合成
器24dによって合成される。
れば、平板状の基板との基板の一表面上に導電箔層によ
って少なくとも1つのUHF帯受信用アンテナを形成し
てあるので、UHF帯受信用アンテナの高さ寸法は非常
に小さい。従って、請求項1記載のアンテナを住宅の屋
根等に取り付けても、住宅の景観を損なうことがない
し、風が強い場合でも、破損することがなく、風害の影
響を殆ど受けない。しかも、UHF帯受信用アンテナに
接して被覆するように基板の一表面に被覆層を形成して
あるので、例えば海岸の近くの住宅に、請求項1記載の
アンテナを設置しても、塩害の影響を受けることがな
い。また、請求項1記載のアンテナが酸性雨に晒され
て、腐食するようなこともない。
信用アンテナが、フィッシュボーン型であるので、水平
面指向性のF/B比が良好で、かつ垂直面指向性がブロ
ードになり、傾斜している屋根等に使用した場合にも、
良好にUHF帯の電波を受信することができる。
ボーン型アンテナの複数のダイポール素子の先端間の距
離が、それぞれの受信中心信号の約0.5乃至1波長に
設定され、上記各受信中心信号の周波数は、上記平板状
アンテナの受信帯域内のそれぞれ異なる周波数であるの
で、比較的広帯域であるUHF帯の全域において良好に
電波を受信することができる。
F帯受信用アンテナが、基板の一表面に所定の間隔を隔
てて配列されているので、これら複数のUHF帯受信用
アンテナを位相差給電することによって、これら複数の
UHF帯受信用アンテナの合成指向性を可変することが
できる。従って、例えば住宅の屋根の向きの関係上、こ
の平板状アンテナの正面方向を電波の到来方向に向ける
ことができないような場合にも、良好に電波を受信する
ことができる。
ンテナの平面図、(b)は(a)のA−A線に沿う端面
図である。
る。
る。
WR対周波数特性を示す図である。
る回路の回路図である。
図である。
図である。
差給電に使用する回路の1例の回路図である。
相差給電に使用する回路の他の例の回路図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 平板状の基板と、 この基板の一表面上に導電箔層によって形成された少な
くとも1つのUHF帯受信用アンテナと、 このUHF帯受信用アンテナに接して被覆するように上
記基板の一表面に形成された被覆層とを、具備する平板
状アンテナ。 - 【請求項2】 請求項1記載の平板状アンテナにおい
て、上記UHF帯受信用アンテナが、フィッシュボーン
型であることを特徴とする平板状アンテナ。 - 【請求項3】 請求項2記載の平板状アンテナにおい
て、 上記フィッシュボーン型アンテナは、間隔を隔てて設け
られた1対の伝送路と、これら1対の伝送路からこれら
伝送路とそれぞれほぼ垂直にかつ互いに反対方向に伸延
したダイポール素子とを、有し、ダイポール素子は、上
記伝送線路に沿って所定の間隔を隔てて複数設けられ、
上記各ダイポール素子の先端間の距離が、それぞれの受
信中心周波信号の約0.5乃至1波長に設定され、上記
各受信中心周波信号の周波数は、上記平板状アンテナの
受信帯域内のそれぞれ異なる周波数である平板状アンテ
ナ。 - 【請求項4】 請求項1記載の平板状アンテナにおい
て、上記UHF帯受信用アンテナが、上記基板の一表面
に所定の間隔を隔てて、複数基配列されたことを特徴と
する平板状アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20899696A JPH1032418A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 平板状アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20899696A JPH1032418A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 平板状アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032418A true JPH1032418A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16565597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20899696A Pending JPH1032418A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 平板状アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032418A (ja) |
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-
1996
- 1996-07-18 JP JP20899696A patent/JPH1032418A/ja active Pending
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