JPH10324220A - ガス発生器 - Google Patents
ガス発生器Info
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- JPH10324220A JPH10324220A JP9188354A JP18835497A JPH10324220A JP H10324220 A JPH10324220 A JP H10324220A JP 9188354 A JP9188354 A JP 9188354A JP 18835497 A JP18835497 A JP 18835497A JP H10324220 A JPH10324220 A JP H10324220A
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- filter
- filter units
- gas generator
- filter unit
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 助手席用エアバッグに用いられる長尺円筒状
のガス発生器に適した安価なフィルタ製造の方法を提供
し、且つこれによりガス発生器のコスト低減を図るこ
と。 【解決手段】 フィルタ部材3を金網又は線材の集合体
を圧縮成形して筒状に成形した複数個のフィルタユニッ
ト3Aから構成し、これらを外筒5と内筒8間の環状空
間A内で軸方向に介挿した。
のガス発生器に適した安価なフィルタ製造の方法を提供
し、且つこれによりガス発生器のコスト低減を図るこ
と。 【解決手段】 フィルタ部材3を金網又は線材の集合体
を圧縮成形して筒状に成形した複数個のフィルタユニッ
ト3Aから構成し、これらを外筒5と内筒8間の環状空
間A内で軸方向に介挿した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に装備され
るエアバッグのガス発生器に係り、特に助手席用エアバ
ッグ等に用いられる長尺円筒形状のガス発生器に関する
ものである。
るエアバッグのガス発生器に係り、特に助手席用エアバ
ッグ等に用いられる長尺円筒形状のガス発生器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、助手席用エアバッグのガス発
生器としては、自動車のインストルメントパネル内の狭
いスペースに配置される事,大量のガスを発生させてエ
アバッグを大きく膨らませる事、等の要因を満たすため
に、長尺筒形状のものが採用されている。
生器としては、自動車のインストルメントパネル内の狭
いスペースに配置される事,大量のガスを発生させてエ
アバッグを大きく膨らませる事、等の要因を満たすため
に、長尺筒形状のものが採用されている。
【0003】この種のガス発生器は、図8に示す様に、
長尺の外筒51と蓋部材52とで密閉空間を形成された
長尺筒状のハウジング50を有し、該ハウジング50内
には外筒51との間に環状空間Sを画成する長尺の内筒
54が収納されており、この環状空間S内に長尺筒状の
フィルタ55が収納され、又、内筒54内にはガス発生
剤53が収納されている。蓋部材52には衝突センサの
衝突検知により点火される点火具56と、該点火具56
の点火により着火されて火炎を広げる伝火剤57と、該
伝火剤57によって着火されて多量の高温ガスを発生す
るガス発生剤53とが配置されている。そして、ガス発
生器に用いられるフィルタ部材55は、ガス発生剤53
の燃焼により発生して内筒54の多数の開孔54aから
供給される高温ガス中のスラグ等を捕集しつつ冷却する
ものであり、スラグ等を捕集した後の清浄ガスを、外筒
51の多数の開孔51aを通して助手席用エアバッグに
放出し、膨張させる様になっている。この様に、ガス発
生器に用いられるフフィルタ部材55は、高温ガスから
スラグを十分に捕集する性能の他に、高温ガスに耐え得
る耐熱性が要求される事から、従来から小径の耐熱金属
線(ステンレス材等)で網目を細かくした平織状の金網
を単独で、或いはこの金網と焼結フィルタを一緒に巻回
して終端部をスポット溶接等で固定して製作したものが
用いられている。
長尺の外筒51と蓋部材52とで密閉空間を形成された
長尺筒状のハウジング50を有し、該ハウジング50内
には外筒51との間に環状空間Sを画成する長尺の内筒
54が収納されており、この環状空間S内に長尺筒状の
フィルタ55が収納され、又、内筒54内にはガス発生
剤53が収納されている。蓋部材52には衝突センサの
衝突検知により点火される点火具56と、該点火具56
の点火により着火されて火炎を広げる伝火剤57と、該
伝火剤57によって着火されて多量の高温ガスを発生す
るガス発生剤53とが配置されている。そして、ガス発
生器に用いられるフィルタ部材55は、ガス発生剤53
の燃焼により発生して内筒54の多数の開孔54aから
供給される高温ガス中のスラグ等を捕集しつつ冷却する
ものであり、スラグ等を捕集した後の清浄ガスを、外筒
51の多数の開孔51aを通して助手席用エアバッグに
放出し、膨張させる様になっている。この様に、ガス発
生器に用いられるフフィルタ部材55は、高温ガスから
スラグを十分に捕集する性能の他に、高温ガスに耐え得
る耐熱性が要求される事から、従来から小径の耐熱金属
線(ステンレス材等)で網目を細かくした平織状の金網
を単独で、或いはこの金網と焼結フィルタを一緒に巻回
して終端部をスポット溶接等で固定して製作したものが
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ガス発生器に用いられるフィルタ部材は、高温ガスから
スラグ等を捕集する性能や耐熱性においては十分なもの
であるが、網目の細かい(網目の密度が高い)金網を巻
回しているので、金網の加工コストが大きくなる事から
コスト高になり、特に長尺筒形状のガス発生器にフィル
タ部材を適用するには、フィルタ部材自体もガス発生器
に比例して長尺になり、コスト高の傾向が著しくなる。
従って、このフィルタ部材のコスト低減は、近年の運転
席用のみならず助手席用エアバッグの普及に伴うガス発
生器の製造上における1つの課題となっていた。
ガス発生器に用いられるフィルタ部材は、高温ガスから
スラグ等を捕集する性能や耐熱性においては十分なもの
であるが、網目の細かい(網目の密度が高い)金網を巻
回しているので、金網の加工コストが大きくなる事から
コスト高になり、特に長尺筒形状のガス発生器にフィル
タ部材を適用するには、フィルタ部材自体もガス発生器
に比例して長尺になり、コスト高の傾向が著しくなる。
従って、このフィルタ部材のコスト低減は、近年の運転
席用のみならず助手席用エアバッグの普及に伴うガス発
生器の製造上における1つの課題となっていた。
【0005】ガス発生器の製造コストを抑えるために、
例えば、特開平7−285412号公報に記載されるよ
うに、円筒状のメリヤス編み金網の端部を円筒外周面上
に折り返す折込みを多数回繰り返して円筒状の多重折り
込み成形金網とし、この成形金網を長さ方向に圧縮する
ことで所望長さのフィルタを圧縮成形するもの等が知ら
れているが、このフィルタは、主として運転席用エアバ
ッグのガス発生器に適用することを意図しており、この
ままでは助手席用エアバッグのガス発生器のフィルタと
して使えないものであった。
例えば、特開平7−285412号公報に記載されるよ
うに、円筒状のメリヤス編み金網の端部を円筒外周面上
に折り返す折込みを多数回繰り返して円筒状の多重折り
込み成形金網とし、この成形金網を長さ方向に圧縮する
ことで所望長さのフィルタを圧縮成形するもの等が知ら
れているが、このフィルタは、主として運転席用エアバ
ッグのガス発生器に適用することを意図しており、この
ままでは助手席用エアバッグのガス発生器のフィルタと
して使えないものであった。
【0006】本発明は、斯る問題を解決するためになさ
れたもので、主として助手席用エアバッグに用いられる
長尺筒形状のガス発生器に適した安価なフィルタ構造を
提供し、且つこれによりガス発生器のコスト低減を図る
事を目的とするものである。
れたもので、主として助手席用エアバッグに用いられる
長尺筒形状のガス発生器に適した安価なフィルタ構造を
提供し、且つこれによりガス発生器のコスト低減を図る
事を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のガス発生器は、
多数のガス放出用開孔を有する外筒と多数のガス流入用
開孔を有する内筒とで区画される長尺の環状空間内にフ
ィルタ部材を収納し、前記内筒内にガス発生剤を収納し
てなる長尺筒状のガス発生器である。ここで、前記フィ
ルタ部材は、金網又は線材の集合体を圧縮成形して筒状
に成形した複数個のフィルタユニットからなり、各フィ
ルタユニットが、前記外筒と内筒間の環状空間内に軸方
向に積層して介挿されてなるものである。
多数のガス放出用開孔を有する外筒と多数のガス流入用
開孔を有する内筒とで区画される長尺の環状空間内にフ
ィルタ部材を収納し、前記内筒内にガス発生剤を収納し
てなる長尺筒状のガス発生器である。ここで、前記フィ
ルタ部材は、金網又は線材の集合体を圧縮成形して筒状
に成形した複数個のフィルタユニットからなり、各フィ
ルタユニットが、前記外筒と内筒間の環状空間内に軸方
向に積層して介挿されてなるものである。
【0008】この様に、安価な材料を用いて製作できる
フィルタユニットを積層する事によりフィルタ部材を構
成しているので、ガス発生器が長尺のものとなっても複
数のフィルタユニットを積層するだけで、容易に対応可
能となる。
フィルタユニットを積層する事によりフィルタ部材を構
成しているので、ガス発生器が長尺のものとなっても複
数のフィルタユニットを積層するだけで、容易に対応可
能となる。
【0009】前記軸方向に積層された各フィルタユニッ
ト同士の積層境界面の位置と、前記内外筒の開孔の位置
とが一致しない様に前記内外筒の開孔を位置決めしてお
くのが好ましい。これにより、ガスが、内筒から直接積
層境界面を通過して外部(エアバッグ)に漏洩する事が
なく、必ず各フィルタ部材内を通過させる事が可能とな
り、フィルタ部材の使用効率を高める事が可能となる。
ト同士の積層境界面の位置と、前記内外筒の開孔の位置
とが一致しない様に前記内外筒の開孔を位置決めしてお
くのが好ましい。これにより、ガスが、内筒から直接積
層境界面を通過して外部(エアバッグ)に漏洩する事が
なく、必ず各フィルタ部材内を通過させる事が可能とな
り、フィルタ部材の使用効率を高める事が可能となる。
【0010】又、前記各フィルタユニットの積層境界面
には、各フィルタユニットの相互間の高温高圧ガスの流
れを遮断するシール材を配置してもよい。これにより、
内筒の開孔から各フィルタユニットを通過するガスの相
互間の流通がシール材で遮断されるので、各フィルタユ
ニットを軸方向に亘って有効利用し、ガスに含有される
スラグを確実に捕集しつつ冷却できる事になる。
には、各フィルタユニットの相互間の高温高圧ガスの流
れを遮断するシール材を配置してもよい。これにより、
内筒の開孔から各フィルタユニットを通過するガスの相
互間の流通がシール材で遮断されるので、各フィルタユ
ニットを軸方向に亘って有効利用し、ガスに含有される
スラグを確実に捕集しつつ冷却できる事になる。
【0011】又、フィルタユニットは、メリヤス金網又
はクリンプ成形した線材の集合体を圧縮成形して筒状に
成形したものが好ましく、これにより、安価にフィルタ
ユニットを製作する事が可能となる。
はクリンプ成形した線材の集合体を圧縮成形して筒状に
成形したものが好ましく、これにより、安価にフィルタ
ユニットを製作する事が可能となる。
【0012】更に、前記内外筒の開孔を夫々複数列配置
し、該外筒の開孔の中心を通る中心線と前記内筒の開孔
の中心を通る中心線とが、互いに直交する様に前記内外
筒の各開孔の位置決めしたものもある。これにより、ガ
スが、内筒の開孔を通して各フィルタユニットに供給さ
れ、フィルタユニット内を周方向に通過して外筒の開孔
から外部に放出でき、フィルタユニットの周方向の有効
利用を図る事ができる。
し、該外筒の開孔の中心を通る中心線と前記内筒の開孔
の中心を通る中心線とが、互いに直交する様に前記内外
筒の各開孔の位置決めしたものもある。これにより、ガ
スが、内筒の開孔を通して各フィルタユニットに供給さ
れ、フィルタユニット内を周方向に通過して外筒の開孔
から外部に放出でき、フィルタユニットの周方向の有効
利用を図る事ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1乃至図7に基づいて説明する。先ず、図1は、
本発明に係るガス発生器の断面図を示しており、ガス発
生器Xは、長尺で筒形状をなすハウジング1と、該ハウ
ジング1内に収納されるガス発生剤2及び長尺筒形状の
フィルタ3と、点火装置4とを主要部として構成されて
いる。ガス発生器Xのハウジング1は、長尺で一端が開
口された有底の外筒5と、この外筒5の開口を覆う蓋部
材6とで構成されており、該蓋部材6の外周端部に形成
された環状リブ6aと外筒5の開口先端とを突き合わせ
て摩擦溶接する事で密閉空間を形成する構造となってい
る。ハウジング1内には、外筒5との間で長尺の環状空
間Sを区画する長尺の内筒8が収納されており、この環
状空間S内に防湿と内圧調整の役目を果たす薄板円筒状
のバーストプレート7及び長尺筒形状のフィルタ部材3
が収納されている。又、内筒8内には多数のガス発生剤
ペレット2が収納されている。15は外筒5の底部に配
置された、ガス発生剤2,内筒8及びフィルタ部材3に
対するクッション材である。
て、図1乃至図7に基づいて説明する。先ず、図1は、
本発明に係るガス発生器の断面図を示しており、ガス発
生器Xは、長尺で筒形状をなすハウジング1と、該ハウ
ジング1内に収納されるガス発生剤2及び長尺筒形状の
フィルタ3と、点火装置4とを主要部として構成されて
いる。ガス発生器Xのハウジング1は、長尺で一端が開
口された有底の外筒5と、この外筒5の開口を覆う蓋部
材6とで構成されており、該蓋部材6の外周端部に形成
された環状リブ6aと外筒5の開口先端とを突き合わせ
て摩擦溶接する事で密閉空間を形成する構造となってい
る。ハウジング1内には、外筒5との間で長尺の環状空
間Sを区画する長尺の内筒8が収納されており、この環
状空間S内に防湿と内圧調整の役目を果たす薄板円筒状
のバーストプレート7及び長尺筒形状のフィルタ部材3
が収納されている。又、内筒8内には多数のガス発生剤
ペレット2が収納されている。15は外筒5の底部に配
置された、ガス発生剤2,内筒8及びフィルタ部材3に
対するクッション材である。
【0014】前記外筒5の周面には、エアバッグ(図示
せず)に通じる多数のガス放出孔5a(開孔)が形成さ
れ、内筒8の周面にはガス発生剤2側とフィルタ部材3
側とを連通する多数のガス流入孔(開孔)8aが形成さ
れている。各ガス放出孔5aと各ガス流入孔8aとは、
夫々複数列形成され、且つ内外筒の各開孔5a,8a
は、図2に示す様に、ガス放出孔列の中心線aとガス流
入孔列の中心線bとが直交する様な位置関係に夫々形成
されている。つまり、ガス放出孔5aとガス流入孔8a
とは、ハウジング1の周方向に角度90度の位相を有し
つつ外筒5と内筒8とに交互に形成されている。
せず)に通じる多数のガス放出孔5a(開孔)が形成さ
れ、内筒8の周面にはガス発生剤2側とフィルタ部材3
側とを連通する多数のガス流入孔(開孔)8aが形成さ
れている。各ガス放出孔5aと各ガス流入孔8aとは、
夫々複数列形成され、且つ内外筒の各開孔5a,8a
は、図2に示す様に、ガス放出孔列の中心線aとガス流
入孔列の中心線bとが直交する様な位置関係に夫々形成
されている。つまり、ガス放出孔5aとガス流入孔8a
とは、ハウジング1の周方向に角度90度の位相を有し
つつ外筒5と内筒8とに交互に形成されている。
【0015】又、ガス放出孔5aとガス流入孔8aの各
列は、図1に示している様に、ハウジング1の軸方向に
対して、ガス放出孔5a又はガス流入孔8aが形成され
た有孔部分αと、該開孔が形成されていない無孔部分β
とが交互に現れるように各筒5又は8に形成されてい
る。そして、点火装置4によりガス発生剤2を燃焼させ
ると、この燃焼により発生する高温ガスは、図2に示す
様に、内筒の各ガス流入孔8aを通してフィルタ部材3
内に供給され、フィルタ部材3内を周方向に通過して各
外筒のガス放出孔5aからエアバッグ内に放出される。
これにより、フィルタ部材3を全周に亘って有効に利用
して高温ガスに含有されるスラグ等を確実に捕集しつつ
冷却できる事になる。
列は、図1に示している様に、ハウジング1の軸方向に
対して、ガス放出孔5a又はガス流入孔8aが形成され
た有孔部分αと、該開孔が形成されていない無孔部分β
とが交互に現れるように各筒5又は8に形成されてい
る。そして、点火装置4によりガス発生剤2を燃焼させ
ると、この燃焼により発生する高温ガスは、図2に示す
様に、内筒の各ガス流入孔8aを通してフィルタ部材3
内に供給され、フィルタ部材3内を周方向に通過して各
外筒のガス放出孔5aからエアバッグ内に放出される。
これにより、フィルタ部材3を全周に亘って有効に利用
して高温ガスに含有されるスラグ等を確実に捕集しつつ
冷却できる事になる。
【0016】ハウジング1の蓋部材6には、伝火剤9と
点火具10(電気雷管)とからなる点火装置4が備えら
れている。点火装置4の伝火剤9は、内筒8に挿入され
る蓋部材6の凸部6bと隙間hを隔てる様に配置され、
且つ蓋部材6に嵌め込まれる鍔付きキャップ部材11に
よってガス発生剤2から区画されている。キャップ部材
11の鍔部11aは、内筒8の蓋部材6側からフィルタ
部材3を閉塞するクッション材12に延びており、この
先端11bが外筒5と蓋部材6の突合せ溶接時に形成さ
れる外筒5のバリ5bに当接して固定されている。クッ
ション材12としては、シリコン発泡体やセラミックフ
ァイバ等の成形物が好適である。キャップ部材11の凸
部11cには、着火炎をガス発生剤2に伝える貫通孔1
1dが形成されている。点火装置4の点火具10は、蓋
部材6に嵌め込まれてキャップ部材11の凸部11c内
の着火剤9に隙間hを有して相対している。そして、点
火装置4は衝突センサ(図示せず)の衝撃の検知によっ
て点火具10を発火させ、伝火剤9を着火してキャップ
部材11の貫通孔11dから火炎を内筒8内に噴出させ
ることで、ガス発生剤2を燃焼して高温ガスを発生させ
る。
点火具10(電気雷管)とからなる点火装置4が備えら
れている。点火装置4の伝火剤9は、内筒8に挿入され
る蓋部材6の凸部6bと隙間hを隔てる様に配置され、
且つ蓋部材6に嵌め込まれる鍔付きキャップ部材11に
よってガス発生剤2から区画されている。キャップ部材
11の鍔部11aは、内筒8の蓋部材6側からフィルタ
部材3を閉塞するクッション材12に延びており、この
先端11bが外筒5と蓋部材6の突合せ溶接時に形成さ
れる外筒5のバリ5bに当接して固定されている。クッ
ション材12としては、シリコン発泡体やセラミックフ
ァイバ等の成形物が好適である。キャップ部材11の凸
部11cには、着火炎をガス発生剤2に伝える貫通孔1
1dが形成されている。点火装置4の点火具10は、蓋
部材6に嵌め込まれてキャップ部材11の凸部11c内
の着火剤9に隙間hを有して相対している。そして、点
火装置4は衝突センサ(図示せず)の衝撃の検知によっ
て点火具10を発火させ、伝火剤9を着火してキャップ
部材11の貫通孔11dから火炎を内筒8内に噴出させ
ることで、ガス発生剤2を燃焼して高温ガスを発生させ
る。
【0017】次に、ガス発生器Xに用いられる長尺筒形
状のフィルタ部材3について説明する。図4は、本発明
で使用するフィルタユニットの一例を示すもので、フィ
ルタユニット3Aは、複数層の金網層22a〜22cを
焼結して一体化された焼結体22の端部を突き合せて円
筒形状に曲げた後に、この突き合わせ部を溶接,ろう付
け等で接合して成形されたものであって、フィルタ部材
3は、複数(例えば、2つ)の円筒状のフィルタユニッ
ト3Aから構成され、これらのフィルタユニット3A
は、ハウジング1の軸方向に積層した状態で外筒5と内
筒8間の環状空間S内に介挿されている。
状のフィルタ部材3について説明する。図4は、本発明
で使用するフィルタユニットの一例を示すもので、フィ
ルタユニット3Aは、複数層の金網層22a〜22cを
焼結して一体化された焼結体22の端部を突き合せて円
筒形状に曲げた後に、この突き合わせ部を溶接,ろう付
け等で接合して成形されたものであって、フィルタ部材
3は、複数(例えば、2つ)の円筒状のフィルタユニッ
ト3Aから構成され、これらのフィルタユニット3A
は、ハウジング1の軸方向に積層した状態で外筒5と内
筒8間の環状空間S内に介挿されている。
【0018】各フィルタユニット3Aの長さ寸法Lは、
ガス発生器のフィルタ部材配置部となる前記環状空間S
の標準的な長さに対して二分の一又は三分の一等とな
し、フィルタユニット3Aが、該環状空間S内に複数個
配置される様にする。又、該フィルタユニット3Aの積
層境界面Zが、内筒8と外筒5の無孔部分βに位置する
様に、内筒8のガス流入孔8a及び外筒5のガス放出孔
5aの位置決めを行うのが好ましい。これにより複数の
フィルタユニット3Aを積層してフィルタ部材3を構成
しても、ガス発生剤2の燃焼による高温ガスが、内筒8
のガス流入孔8aから積層境界面Zを通過して外筒5の
ガス放出孔5aを経て直接エアバッグに放出される事が
なく、必ず各フィルタユニット3A内を通過させる事が
でき、各フィルタユニット3Aで高温ガスのスラグ等を
確実に捕集しつつ冷却して、清浄ガスをエアバッグに放
出する事ができる。
ガス発生器のフィルタ部材配置部となる前記環状空間S
の標準的な長さに対して二分の一又は三分の一等とな
し、フィルタユニット3Aが、該環状空間S内に複数個
配置される様にする。又、該フィルタユニット3Aの積
層境界面Zが、内筒8と外筒5の無孔部分βに位置する
様に、内筒8のガス流入孔8a及び外筒5のガス放出孔
5aの位置決めを行うのが好ましい。これにより複数の
フィルタユニット3Aを積層してフィルタ部材3を構成
しても、ガス発生剤2の燃焼による高温ガスが、内筒8
のガス流入孔8aから積層境界面Zを通過して外筒5の
ガス放出孔5aを経て直接エアバッグに放出される事が
なく、必ず各フィルタユニット3A内を通過させる事が
でき、各フィルタユニット3Aで高温ガスのスラグ等を
確実に捕集しつつ冷却して、清浄ガスをエアバッグに放
出する事ができる。
【0019】又、フィルタ部材3の各フィルタユニット
3Aのスラグ捕集等の性能を十分に発揮させるために
は、図3に示す様に、積層される複数(2つ)のフィル
タユニット3Aの間(積層境界面Z)に環状のシール材
16を介挿させる事が好ましい。シール材16として
は、耐熱性のセラミックファイバの成形物或いはグラフ
ァイトシートが好適である。そして、各フィルタユニッ
ト3Aの間にシール材16を介挿させると、各ガス流入
孔8aから2つのフィルタユニット3Aを通過する高温
ガスの相互間の流通がシール材16で遮断されるので、
各フィルタユニット3Aが軸方向に亘って有効利用さ
れ、高温ガスに含有されるスラグ等を確実に捕集しつつ
冷却できる。
3Aのスラグ捕集等の性能を十分に発揮させるために
は、図3に示す様に、積層される複数(2つ)のフィル
タユニット3Aの間(積層境界面Z)に環状のシール材
16を介挿させる事が好ましい。シール材16として
は、耐熱性のセラミックファイバの成形物或いはグラフ
ァイトシートが好適である。そして、各フィルタユニッ
ト3Aの間にシール材16を介挿させると、各ガス流入
孔8aから2つのフィルタユニット3Aを通過する高温
ガスの相互間の流通がシール材16で遮断されるので、
各フィルタユニット3Aが軸方向に亘って有効利用さ
れ、高温ガスに含有されるスラグ等を確実に捕集しつつ
冷却できる。
【0020】フィルタ部材3を構成するフィルタユニッ
ト3Aは、先ず図5(a)に示す様に、金網層22a〜
22cを3層(積層数は限定されない)に積層してシー
ト状の金網とする。尚、各金網層22a〜22cは、複
数枚のステンレス等の材料を用いたシート状の金網から
なり、この金網は網目の粗い平織り又はメリヤス編等
〔図5(b)参照〕のものが用いられる。そして、金網
層22a〜22cをシート状の金網とした後に、これら
積層された金網を焼結炉で約1000℃に加熱しながら
軟化状態で圧縮(プレス)する事によって、主として線
が絡み合って一体化し、機械的な結合力を生じた焼結体
22を成形する。この一体化されたシート状の焼結体2
2を、所定長さと幅に切断後、図4に示す様に、両端を
突き合わせて円筒形状に成形し、その突き合わせ部を溶
接,ろう付け等で接合23する事により、各内外筒間の
環状空間S内に介挿できる外内径寸法と長さ寸法Lを有
する所望のフィルタユニット3Aが形成される。尚、シ
ート状の焼結体22を先に円筒形状とした後、所定の幅
寸法Hに切断してフィルタユニット3Aを形成する様に
しても良い。この様に、シート状の焼結体22は一体化
により定型性を賦与されるので、精度良く切断する事が
でき、両端を突き合わせて円筒状とする事ができる。従
って、得られたフィルタユニット3Aの寸法精度が向上
し、製造工程も簡略化されて安価に製作できる。
ト3Aは、先ず図5(a)に示す様に、金網層22a〜
22cを3層(積層数は限定されない)に積層してシー
ト状の金網とする。尚、各金網層22a〜22cは、複
数枚のステンレス等の材料を用いたシート状の金網から
なり、この金網は網目の粗い平織り又はメリヤス編等
〔図5(b)参照〕のものが用いられる。そして、金網
層22a〜22cをシート状の金網とした後に、これら
積層された金網を焼結炉で約1000℃に加熱しながら
軟化状態で圧縮(プレス)する事によって、主として線
が絡み合って一体化し、機械的な結合力を生じた焼結体
22を成形する。この一体化されたシート状の焼結体2
2を、所定長さと幅に切断後、図4に示す様に、両端を
突き合わせて円筒形状に成形し、その突き合わせ部を溶
接,ろう付け等で接合23する事により、各内外筒間の
環状空間S内に介挿できる外内径寸法と長さ寸法Lを有
する所望のフィルタユニット3Aが形成される。尚、シ
ート状の焼結体22を先に円筒形状とした後、所定の幅
寸法Hに切断してフィルタユニット3Aを形成する様に
しても良い。この様に、シート状の焼結体22は一体化
により定型性を賦与されるので、精度良く切断する事が
でき、両端を突き合わせて円筒状とする事ができる。従
って、得られたフィルタユニット3Aの寸法精度が向上
し、製造工程も簡略化されて安価に製作できる。
【0021】又、フィルタユニット3Aの構造として
は、図4に示したものの他、別のタイプのものを図6
(a)に示している。このフィルタユニット3Aは、図
4のフィルタユニットに比べて円筒端部の接合方法が異
なっている。即ち、図4のフィルタユニットでは、シー
ト状の焼結体22を円筒状に成形し、その端部を溶接し
て接合しているが、図6(a)のものは、図6(b)に
その端部の接合手順を示している様に、外層22a,中
間層22b,内層22cの3層構造からなる焼結体22
を円筒状に成形し、その端部34,35を重ね合わせた
後、プレス加工によって、該重ね合わせ部を圧縮し、そ
の厚さt1が、他の部分の厚さt2と同一になる様にな
し、しかる後に、スポット溶接33によって両端部を接
合するものである。この方式によれば、突合せ溶接工程
が不要となり、圧縮とスポット溶接を1つの工程で行え
るので、生産性が向上し量産化が容易となり、且つ安価
となる。尚、この場合のフィルタユニット3Aの各層の
構成は、図4の場合と同様である。
は、図4に示したものの他、別のタイプのものを図6
(a)に示している。このフィルタユニット3Aは、図
4のフィルタユニットに比べて円筒端部の接合方法が異
なっている。即ち、図4のフィルタユニットでは、シー
ト状の焼結体22を円筒状に成形し、その端部を溶接し
て接合しているが、図6(a)のものは、図6(b)に
その端部の接合手順を示している様に、外層22a,中
間層22b,内層22cの3層構造からなる焼結体22
を円筒状に成形し、その端部34,35を重ね合わせた
後、プレス加工によって、該重ね合わせ部を圧縮し、そ
の厚さt1が、他の部分の厚さt2と同一になる様にな
し、しかる後に、スポット溶接33によって両端部を接
合するものである。この方式によれば、突合せ溶接工程
が不要となり、圧縮とスポット溶接を1つの工程で行え
るので、生産性が向上し量産化が容易となり、且つ安価
となる。尚、この場合のフィルタユニット3Aの各層の
構成は、図4の場合と同様である。
【0022】尚、フィルタユニット3Aの構造及び成形
方法としては、上記したものに限定されるのでなく、例
えば、円筒状のメリヤス編み金網〔図5(b)に示す〕
の端部を、円筒外周面上に折り返す折込みを多数回繰り
返して円筒状の多重折り込み成形金網とし、この成形金
網を長さ方向に圧縮する事で所望長さLのフィルタユニ
ット3Aを圧縮成形する様にしても良く、或いは、メリ
ヤス編み金網を円筒状に巻き上げたものを単に圧縮成形
したものでもよく、更には、図7に示す様に、ステンレ
ス線材を互いに異なる方向に屈曲させるクリンプ成形し
た線材を、円筒状に巻き上げて、これを圧縮して緻密な
円筒体となしたものでも良い。この様に本発明で使用す
るフィルタユニット3Aとしては、通常ガス発生器用フ
ィルタ部材として使用されるものであれば、如何なるも
のでも使用可能であるが、前記環状空間S内に密に装着
し且つ安定的に保持させる観点からは、メリヤス編み金
網を用いて円筒体に圧縮成形したもの、或いは、クリン
プ成形した線材を円筒状に成形して圧縮したものの如
く、軸方向に多少の弾性力を有するものの方が好まし
い。
方法としては、上記したものに限定されるのでなく、例
えば、円筒状のメリヤス編み金網〔図5(b)に示す〕
の端部を、円筒外周面上に折り返す折込みを多数回繰り
返して円筒状の多重折り込み成形金網とし、この成形金
網を長さ方向に圧縮する事で所望長さLのフィルタユニ
ット3Aを圧縮成形する様にしても良く、或いは、メリ
ヤス編み金網を円筒状に巻き上げたものを単に圧縮成形
したものでもよく、更には、図7に示す様に、ステンレ
ス線材を互いに異なる方向に屈曲させるクリンプ成形し
た線材を、円筒状に巻き上げて、これを圧縮して緻密な
円筒体となしたものでも良い。この様に本発明で使用す
るフィルタユニット3Aとしては、通常ガス発生器用フ
ィルタ部材として使用されるものであれば、如何なるも
のでも使用可能であるが、前記環状空間S内に密に装着
し且つ安定的に保持させる観点からは、メリヤス編み金
網を用いて円筒体に圧縮成形したもの、或いは、クリン
プ成形した線材を円筒状に成形して圧縮したものの如
く、軸方向に多少の弾性力を有するものの方が好まし
い。
【0023】この様に、本実施形態におけるガス発生器
によれば、安価に製作できるフィルタユニット3Aを積
層する事によってフィルタ部材3を構成しているので、
ガス発生器Xが長尺のものとなっても複数のフィルタユ
ニット3Aを積層するだけで容易に且つ安価に対応する
事ができる。
によれば、安価に製作できるフィルタユニット3Aを積
層する事によってフィルタ部材3を構成しているので、
ガス発生器Xが長尺のものとなっても複数のフィルタユ
ニット3Aを積層するだけで容易に且つ安価に対応する
事ができる。
【0024】又、各フィルタユニット3A同士が接触す
る積層境界面Zが、各筒5、8の無孔部分βに位置する
様に、前記各筒5、8の開孔5a、8aを形成し、且
つ、両開孔5a、8aとを、各開孔の中心線a、bが直
交する様に各筒5、8に形成すると、ガス発生剤2の燃
焼による高温ガスが、フィルタユニット3Aの積層境界
面Zから直接エアバッグに放出されることなく、必ず内
筒8のガス流入孔8aから各フィルタユニット3Aに供
給され、各フィルタユニット3Aの周方向を通過した後
に外筒5のガス放出孔5aからエアバッグに放出され
る。このとき、高温ガスは内筒8の各ガス流入孔8aか
ら軸方向に均等分散される状態で各フィルタユニット3
A内に流入し、フィルタユニット3Aの軸方向及び周方
向に亘って通過するので、各フィルタユニット3Aは、
略全長,全周に亘って利用され、フィルタ部材の効率が
向上し、高温ガスに含有されるスラグを効率的に捕集し
且つガスを冷却する事ができる。更に、積層された各フ
ィルタユニット3A間の積層境界面Zにシール材16を
介挿すると、供給される高温ガスが各フィルタユニット
3Aの相互間で流通しない様に遮断される事から、更な
るフィルタユニット3Aの利用度向上が期待できる。
る積層境界面Zが、各筒5、8の無孔部分βに位置する
様に、前記各筒5、8の開孔5a、8aを形成し、且
つ、両開孔5a、8aとを、各開孔の中心線a、bが直
交する様に各筒5、8に形成すると、ガス発生剤2の燃
焼による高温ガスが、フィルタユニット3Aの積層境界
面Zから直接エアバッグに放出されることなく、必ず内
筒8のガス流入孔8aから各フィルタユニット3Aに供
給され、各フィルタユニット3Aの周方向を通過した後
に外筒5のガス放出孔5aからエアバッグに放出され
る。このとき、高温ガスは内筒8の各ガス流入孔8aか
ら軸方向に均等分散される状態で各フィルタユニット3
A内に流入し、フィルタユニット3Aの軸方向及び周方
向に亘って通過するので、各フィルタユニット3Aは、
略全長,全周に亘って利用され、フィルタ部材の効率が
向上し、高温ガスに含有されるスラグを効率的に捕集し
且つガスを冷却する事ができる。更に、積層された各フ
ィルタユニット3A間の積層境界面Zにシール材16を
介挿すると、供給される高温ガスが各フィルタユニット
3Aの相互間で流通しない様に遮断される事から、更な
るフィルタユニット3Aの利用度向上が期待できる。
【0025】本実施形態におけるガス発生器は、自動車
の助手席用エアバッグ装置について説明したが、本発明
はこれに限定されるのでなく、ガス発生器が円筒形状の
ものであれば如何なるものに適用しても良く、例えば側
突用エアバッグ装置の長尺筒状ガス発生器への適用等も
考えられる。
の助手席用エアバッグ装置について説明したが、本発明
はこれに限定されるのでなく、ガス発生器が円筒形状の
ものであれば如何なるものに適用しても良く、例えば側
突用エアバッグ装置の長尺筒状ガス発生器への適用等も
考えられる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に本発明のガス発生器に
よれば、長尺円筒状のガス発生器に使用するフィルタ部
材3として、短尺のフィルタユニット3Aを採用し、こ
れを複数個挿入配置する様にしているので、フィルタ部
材をガス発生器の寸法に応じてその都度設計、製作する
必要がなくなり、結果としてフィルタ部材の製作が安価
となる。そして、安価に製作されたフィルタユニットを
積層するのみでフィルタ部材を構成しているので、ガス
発生器が長尺のものとなっても、複数のフィルタユニッ
トを積層数を変えるだけで容易に対応する事ができ、ガ
ス発生器自体の低価格化に寄与する。
よれば、長尺円筒状のガス発生器に使用するフィルタ部
材3として、短尺のフィルタユニット3Aを採用し、こ
れを複数個挿入配置する様にしているので、フィルタ部
材をガス発生器の寸法に応じてその都度設計、製作する
必要がなくなり、結果としてフィルタ部材の製作が安価
となる。そして、安価に製作されたフィルタユニットを
積層するのみでフィルタ部材を構成しているので、ガス
発生器が長尺のものとなっても、複数のフィルタユニッ
トを積層数を変えるだけで容易に対応する事ができ、ガ
ス発生器自体の低価格化に寄与する。
【0027】又、各フィルタユニットの積層境界面Zが
各筒の開孔と一致しない様に、各筒の開孔をずらして配
置する様にしているので、複数のフィルタユニットを積
層してフィルタを構成しても、ガスが内筒から直接積層
境界面を通過して外部(エアバッグ内)に放出される事
がなく、必ず各フィルタ部を通過させる事ができるの
で、各フィルタユニットにおけるガスのスラグ捕集効率
の向上と共に、ガスの冷却効率も向上し、適温の清浄ガ
スとしてエアバッグに放出する事が容易となる。
各筒の開孔と一致しない様に、各筒の開孔をずらして配
置する様にしているので、複数のフィルタユニットを積
層してフィルタを構成しても、ガスが内筒から直接積層
境界面を通過して外部(エアバッグ内)に放出される事
がなく、必ず各フィルタ部を通過させる事ができるの
で、各フィルタユニットにおけるガスのスラグ捕集効率
の向上と共に、ガスの冷却効率も向上し、適温の清浄ガ
スとしてエアバッグに放出する事が容易となる。
【0028】又、各フィルタ部材ユニットの積層境界面
Zにシール材を配置する事により、内筒の開孔から各フ
ィルタユニットを通過するガスの相互間の流通が、該シ
ール材で遮断されるので、各フィルタユニットを軸方向
及び周方向の全体に亘って有効に利用でき、ガス中に含
有されるスラグの捕集効率を一層向上させる事が期待で
きる。
Zにシール材を配置する事により、内筒の開孔から各フ
ィルタユニットを通過するガスの相互間の流通が、該シ
ール材で遮断されるので、各フィルタユニットを軸方向
及び周方向の全体に亘って有効に利用でき、ガス中に含
有されるスラグの捕集効率を一層向上させる事が期待で
きる。
【0029】又、フィルタユニットとして、メリヤス編
み金網或いはクリンプ成形した線材の集合体を圧縮成形
したものを使用すれば、軸方向の弾性力を有しているの
で、安価に製作できるのみならず、挿入が容易となり且
つ挿入後もその位置が安定して保持される効果がある。
更に、フィルタ端面からのスラグの漏出が抑制される効
果がある。
み金網或いはクリンプ成形した線材の集合体を圧縮成形
したものを使用すれば、軸方向の弾性力を有しているの
で、安価に製作できるのみならず、挿入が容易となり且
つ挿入後もその位置が安定して保持される効果がある。
更に、フィルタ端面からのスラグの漏出が抑制される効
果がある。
【0030】更に、内筒の開孔列と外筒の開孔列とを互
いに直交する位置に配置する事により、内筒の開孔から
フィルタ部材内に流入したガスは、フィルタ部材の厚さ
方向に直流するのではなく、その軸方向及び円周方向に
流通して外筒の開孔に至るので、フィルタ部材を全周,
全長に亘って一層有効に利用でき、スラグの捕集効率及
びガスの冷却効率を更に向上させる事が可能となる。
いに直交する位置に配置する事により、内筒の開孔から
フィルタ部材内に流入したガスは、フィルタ部材の厚さ
方向に直流するのではなく、その軸方向及び円周方向に
流通して外筒の開孔に至るので、フィルタ部材を全周,
全長に亘って一層有効に利用でき、スラグの捕集効率及
びガスの冷却効率を更に向上させる事が可能となる。
【図1】本発明に係る長尺筒状ガス発生器の断面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A断面拡大図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】本発明で使用するフィルタユニットの一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図5】(a)は、図4のフィルタユニットの一部断面
図,(b)はフィルタユニットに用いられる金網の一例
を示す図である。
図,(b)はフィルタユニットに用いられる金網の一例
を示す図である。
【図6】(a)は、本発明で使用するフィルタユニット
の他の例を示す斜視図,(b)は、その製作工程の一部
を示す概念図である。
の他の例を示す斜視図,(b)は、その製作工程の一部
を示す概念図である。
【図7】本発明で使用するフィルタユニットを形成する
線材の一例を示す製作概念図である。
線材の一例を示す製作概念図である。
【図8】従来の長尺円筒状ガス発生器を示す断面図であ
る。
る。
3 フィルタ部材 3A フィルタユニット 5 外筒 5a ガス放出孔(開孔) 8 内筒 8a ガス流入孔(開孔) 16 シール材 a,b 中心線 S 環状空間 Z 積層境界面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長橋 賢一 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内 (72)発明者 菊地 大 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内 (72)発明者 岸野 善行 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内 (72)発明者 田口 征吾 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内センサー・テクノロ ジー株式会社姫路テクニカルセンター内
Claims (5)
- 【請求項1】 多数のガス放出用開孔(5a)を有する
外筒(5)と多数のガス流入用開孔(8a)を有する内
筒(8)とで区画される長尺の環状空間(S)内にフィ
ルタ部材(3)を収納し、前記内筒(8)内にガス発生
剤(2)を収納してなる長尺筒状のガス発生器であっ
て、 前記フィルタ部材(3)が、金網又は線材の集合体を圧
縮成形して筒状に成形した複数個のフィルタユニット
(3A)からなり、各フィルタユニット(3A)は、前
記外筒(5)と内筒(8)間の環状空間(S)内で軸方
向に積層して介挿されてなる事を特徴とするガス発生器 - 【請求項2】 前記軸方向に積層された各フィルタユニ
ット(3A)同士の積層境界面(Z)の位置と、前記内
外筒の開孔(5a,8a)の位置とが一致しない様に、
前記内外筒の開孔(5a,8a)が、位置決めされてな
る請求項1に記載のガス発生器 - 【請求項3】 前記各フィルタユニット(3A)の積層
境界面(Z)には、各フィルタユニット(3A)相互間
のガスの流通を遮断するシール材(16)が介挿されて
なる請求項1又は2に記載のガス発生器 - 【請求項4】 前記各フィルタユニット(3A)は、メ
リヤス編金網又はクリンプ成形した線材の集合体を圧縮
成形して筒状に成形したものである請求項1乃至3のい
ずれかに記載のガス発生器 - 【請求項5】 前記内外筒(5,8)の開孔(5a,8
a)は、夫々複数列配置されており、前記外筒(5)の
開孔列の中心を通る中心線(a)と、前記内筒(8)の
開孔列の中心を通る中心線(b)とが互いに直交する様
に、前記内外筒の各開孔(5a,8a)が位置決めされ
てなる請求項1乃至4のいずれかに記載のガス発生器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9188354A JPH10324220A (ja) | 1997-03-26 | 1997-07-14 | ガス発生器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-72984 | 1997-03-26 | ||
| JP7298497 | 1997-03-26 | ||
| JP9188354A JPH10324220A (ja) | 1997-03-26 | 1997-07-14 | ガス発生器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10324220A true JPH10324220A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=26414121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9188354A Pending JPH10324220A (ja) | 1997-03-26 | 1997-07-14 | ガス発生器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10324220A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008272746A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 排気ガス用フィルタの製造方法及びフィルタ |
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| WO2019176249A1 (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 富士フィルター工業株式会社 | フィルタエレメント、フィルタエレメントの製造方法、及び管継手部材 |
| JPWO2022239790A1 (ja) * | 2021-05-11 | 2022-11-17 | ||
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| JP2023552216A (ja) * | 2020-12-02 | 2023-12-14 | シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲー | 遊星キャリアアセンブリ |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP9188354A patent/JPH10324220A/ja active Pending
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