JPH1032499A - 超小型軽量電子機器 - Google Patents
超小型軽量電子機器Info
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- JPH1032499A JPH1032499A JP18603896A JP18603896A JPH1032499A JP H1032499 A JPH1032499 A JP H1032499A JP 18603896 A JP18603896 A JP 18603896A JP 18603896 A JP18603896 A JP 18603896A JP H1032499 A JPH1032499 A JP H1032499A
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- Japan
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- antenna
- protective cover
- ground wire
- base
- electronic
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
- H05K3/284—Applying non-metallic protective coatings for encapsulating mounted components
Landscapes
- Structure Of Receivers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】軽量小型で、防水構造と電磁波遮蔽構造と所要
の外装強度とを有し、製造が簡単・容易で、安価であっ
て、中型の渡り鳥に装着して発信機として使用すること
も可能な、超小型軽量電子機器を提供する。 【解決手段】基板1と該基板1上に搭載した電子部品2
と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定
した保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接
続したアース線7と、電子部材4と保護カバー6付きア
ンテナ5の1部とアース線7とを内部に封入する発泡部
材8と、該発泡部材8の周囲に設けた金属導電層9と該
金属導電層9の周囲に設けた絶縁層10とからなる被覆
層11とを含んで構成され、保護カバー6付きアンテナ
5は被覆層11の外側に突出し、アース線7は発泡部材
8を貫通して金属導電層9と接続していることを特徴と
する。
の外装強度とを有し、製造が簡単・容易で、安価であっ
て、中型の渡り鳥に装着して発信機として使用すること
も可能な、超小型軽量電子機器を提供する。 【解決手段】基板1と該基板1上に搭載した電子部品2
と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定
した保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接
続したアース線7と、電子部材4と保護カバー6付きア
ンテナ5の1部とアース線7とを内部に封入する発泡部
材8と、該発泡部材8の周囲に設けた金属導電層9と該
金属導電層9の周囲に設けた絶縁層10とからなる被覆
層11とを含んで構成され、保護カバー6付きアンテナ
5は被覆層11の外側に突出し、アース線7は発泡部材
8を貫通して金属導電層9と接続していることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超小型軽量電子機
器に関し、特に、強度、防水性、電磁波遮蔽性に優れ、
中型の渡り鳥用の発信機としても使用可能な超小型軽量
電子機器に関する。
器に関し、特に、強度、防水性、電磁波遮蔽性に優れ、
中型の渡り鳥用の発信機としても使用可能な超小型軽量
電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナル・コンピュータ(以下
パソコンと記す)、カセット・テープレコーダ、電話機
等の電子機器の分野においては、従来の重厚長大型から
軽薄短小型への移行が急速に進められてきている。それ
につれて、ノートブック型パソコンや携帯電話のような
小型軽量の電子機器の開発が行われてきている。
パソコンと記す)、カセット・テープレコーダ、電話機
等の電子機器の分野においては、従来の重厚長大型から
軽薄短小型への移行が急速に進められてきている。それ
につれて、ノートブック型パソコンや携帯電話のような
小型軽量の電子機器の開発が行われてきている。
【0003】通常、これらの電子機器は、電子部品、電
池等の構成部品の周囲をプラスチックや金属等の筐体カ
バーで覆って構成されている。この構成によって、例え
ば携帯電話においては、人間が携帯機として重さを感じ
ない限界であるとされている重量100gが達成されて
いる。
池等の構成部品の周囲をプラスチックや金属等の筐体カ
バーで覆って構成されている。この構成によって、例え
ば携帯電話においては、人間が携帯機として重さを感じ
ない限界であるとされている重量100gが達成されて
いる。
【0004】一方、近年、絶滅の危機に瀕している渡り
鳥保護活動の一環として、渡り鳥の背中に小型の発信機
を取り付け、通信衛星により渡り鳥のルートを追跡し、
途中の休息地や営巣地を調査しようとする試みが国際的
に実施されている。
鳥保護活動の一環として、渡り鳥の背中に小型の発信機
を取り付け、通信衛星により渡り鳥のルートを追跡し、
途中の休息地や営巣地を調査しようとする試みが国際的
に実施されている。
【0005】このような発信機は、以下のような要求条
件を充たす必要がある。
件を充たす必要がある。
【0006】(1)鳥に与える重量的負荷を軽減するた
め、重量を数十g程度に超軽量化する。
め、重量を数十g程度に超軽量化する。
【0007】(2)内部電子部品に水が侵入しないよう
な防水構造とする。
な防水構造とする。
【0008】(3)鳥の嘴による打撃で破壊しないよ
う、外装に強度を持たせる。
う、外装に強度を持たせる。
【0009】(4)発信機能を維持するため、電磁波遮
蔽構造とする。
蔽構造とする。
【0010】(5)発信機を鳥の体に固定するため、十
分な接着機能を有する外装とする。
分な接着機能を有する外装とする。
【0011】これらの要求条件の内、(1)の超軽量化
は、達成すべき最重要課題である。
は、達成すべき最重要課題である。
【0012】従来の渡り鳥用の発信機の構成例を図22
に示す。この例に示す発信機は、基盤101と基盤10
1上に搭載した種々の電子部品102と電池103とか
らなる電子部材104と、基盤101に1端を固定した
アンテナ105と、基盤101に1端を接続したアース
線106と、これらの部材を内部に封入した保護カバー
110とから構成されている。また、保護カバー110
からのアンテナ突出部には遮蔽部材111が設けられて
いる。
に示す。この例に示す発信機は、基盤101と基盤10
1上に搭載した種々の電子部品102と電池103とか
らなる電子部材104と、基盤101に1端を固定した
アンテナ105と、基盤101に1端を接続したアース
線106と、これらの部材を内部に封入した保護カバー
110とから構成されている。また、保護カバー110
からのアンテナ突出部には遮蔽部材111が設けられて
いる。
【0013】保護カバー110は、プラスチック製の上
部筐体ケース108と下部筐体ケース107とからな
り、接着剤112によって接着して一体化されている。
保護カバー110用のプラスチックとしては、ポリカー
ボネート、ポリエチレンテレフタレート等が使用され
る。また、保護カバー110の内側には、電子部材10
4を電磁的に遮蔽するための金属導電層109が設けら
れている。金属導電層109は、例えば銅箔付きアルミ
テープ等からなり、上部筐体ケース108の内面に接着
剤等で固定するか、電子部材104を金属導電層109
で直接包むことによって電子部材104を電磁的に遮蔽
する。
部筐体ケース108と下部筐体ケース107とからな
り、接着剤112によって接着して一体化されている。
保護カバー110用のプラスチックとしては、ポリカー
ボネート、ポリエチレンテレフタレート等が使用され
る。また、保護カバー110の内側には、電子部材10
4を電磁的に遮蔽するための金属導電層109が設けら
れている。金属導電層109は、例えば銅箔付きアルミ
テープ等からなり、上部筐体ケース108の内面に接着
剤等で固定するか、電子部材104を金属導電層109
で直接包むことによって電子部材104を電磁的に遮蔽
する。
【0014】このような従来の渡り鳥用の発信機は、保
護カバー110の板厚は強度上の要求から3〜4mmと
する必要があり、また電子部材104も充分には小型化
されていなかったので、全体的に大型で、その重量も4
0〜50gとなり、マナツル、ハクツル等の比較的大型
の渡り鳥に適用されてきた。
護カバー110の板厚は強度上の要求から3〜4mmと
する必要があり、また電子部材104も充分には小型化
されていなかったので、全体的に大型で、その重量も4
0〜50gとなり、マナツル、ハクツル等の比較的大型
の渡り鳥に適用されてきた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、渡り鳥
用の発信機の重量限度は、鳥の体重の5%以内とされて
いるので、上記従来のセンサーでは、サギ、ワシ、タ
カ、カモ、シギ等、渡り鳥の多くを占める中型の鳥につ
いては、大きさ、重量の面で適用することが不可能であ
るという問題があった。
用の発信機の重量限度は、鳥の体重の5%以内とされて
いるので、上記従来のセンサーでは、サギ、ワシ、タ
カ、カモ、シギ等、渡り鳥の多くを占める中型の鳥につ
いては、大きさ、重量の面で適用することが不可能であ
るという問題があった。
【0016】一般に、電子機器を小型軽量化する場合に
は、以下の手法がとられている。
は、以下の手法がとられている。
【0017】(1)電子部品及び電池の小型軽量化 (2)アンテナの小型軽量化 (3)筐体材料の低密度化 (4)筐体カバーの薄肉化 このような従来の小型軽量化手法を渡り鳥用の発信機に
適用した場合には、次のような問題がある。
適用した場合には、次のような問題がある。
【0018】すなわち、電子部品、電池、アンテナ等の
小型軽量化は限界にきており、これ以上の大幅な軽量化
は期待できない。
小型軽量化は限界にきており、これ以上の大幅な軽量化
は期待できない。
【0019】また、鳥の嘴による打撃で筐体カバーが破
壊して水が侵入する危険性を防止するためには、筐体カ
バーを極端に薄肉化することはできない。
壊して水が侵入する危険性を防止するためには、筐体カ
バーを極端に薄肉化することはできない。
【0020】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消して、中型の渡り鳥の背中にも取り付け可能な形状
と、鳥に過大な負荷を与えない重量と、内部に水が侵入
しない防水構造と、送信機能を維持させるための電磁波
遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐え得る外装強度とを
有し、かつ成形法が簡単・容易で安価な、超小型軽量電
子機器を提供することにある。
解消して、中型の渡り鳥の背中にも取り付け可能な形状
と、鳥に過大な負荷を与えない重量と、内部に水が侵入
しない防水構造と、送信機能を維持させるための電磁波
遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐え得る外装強度とを
有し、かつ成形法が簡単・容易で安価な、超小型軽量電
子機器を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明の超小型軽量電子機器は、基板と該基板上
に搭載した電子部品と電池とからなる電子部材と、上記
基盤に1端を固定した保護カバー付きアンテナと、上記
基盤に1端を接続したアース線と、上記電子部材と上記
保護カバー付き上記アンテナの1部と上記アース線とを
内部に封入する発泡部材と、該発泡部材の周囲に設けた
金属導電層と該金属導電層の周囲に設けた絶縁層とから
なる被覆層とを含んで構成され、上記保護カバー付き上
記アンテナは上記被覆層の外側に突出し、上記アース線
は上記発泡部材を貫通して上記金属導電層と接続してい
ることを特徴とする。
に、本願発明の超小型軽量電子機器は、基板と該基板上
に搭載した電子部品と電池とからなる電子部材と、上記
基盤に1端を固定した保護カバー付きアンテナと、上記
基盤に1端を接続したアース線と、上記電子部材と上記
保護カバー付き上記アンテナの1部と上記アース線とを
内部に封入する発泡部材と、該発泡部材の周囲に設けた
金属導電層と該金属導電層の周囲に設けた絶縁層とから
なる被覆層とを含んで構成され、上記保護カバー付き上
記アンテナは上記被覆層の外側に突出し、上記アース線
は上記発泡部材を貫通して上記金属導電層と接続してい
ることを特徴とする。
【0022】また、上記目的を達成するために、本願発
明の超小型軽量電子機器は、基板と該基板上に搭載した
電子部品と電池とからなる電子部材と、上記基盤に1端
を固定した保護カバー付きアンテナと、上記基盤に1端
を接続したアース線と、上記電子部材と上記保護カバー
付き上記アンテナの1部と上記アース線とを内部に封入
する上部発泡部材と下部発泡部材とからなる封入ケース
と、該封入ケースの周囲に設けた金属導電層と該金属導
電層の周囲に設けた絶縁層とからなる被覆層とを含んで
構成され、上記基盤の両端部は上記封入ケースに差し込
まれて固定され、上記保護カバー付き上記アンテナは上
記被覆層の外側に突出し、上記アース線は上記封入ケー
スを貫通して上記金属導電層と接続していることを特徴
とする。
明の超小型軽量電子機器は、基板と該基板上に搭載した
電子部品と電池とからなる電子部材と、上記基盤に1端
を固定した保護カバー付きアンテナと、上記基盤に1端
を接続したアース線と、上記電子部材と上記保護カバー
付き上記アンテナの1部と上記アース線とを内部に封入
する上部発泡部材と下部発泡部材とからなる封入ケース
と、該封入ケースの周囲に設けた金属導電層と該金属導
電層の周囲に設けた絶縁層とからなる被覆層とを含んで
構成され、上記基盤の両端部は上記封入ケースに差し込
まれて固定され、上記保護カバー付き上記アンテナは上
記被覆層の外側に突出し、上記アース線は上記封入ケー
スを貫通して上記金属導電層と接続していることを特徴
とする。
【0023】更に、上記目的を達成するために、本願発
明の超小型軽量電子機器は、基盤と該基盤上に搭載した
電子部品と電池とからなる電子部材と、上記基盤に1端
を固定した保護カバー付きアンテナと、上記基盤に1端
を接続したアース線と、上記基盤の両端部が差し込まれ
て固定されている発泡固定部材と、上記電子部材と上記
保護カバー付き上記アンテナの1部と上記アース線と上
記発泡固定部材とを内部に封入する上部保護ケースと下
部保護ケースとからなる筐体ケースと、該筐体ケースの
内側に設けた金属導電層とを含んで構成され、上記アン
テナは上記筐体ケースの外側に突出し、上記アース線は
上記金属導電層と接続していることを特徴とする。
明の超小型軽量電子機器は、基盤と該基盤上に搭載した
電子部品と電池とからなる電子部材と、上記基盤に1端
を固定した保護カバー付きアンテナと、上記基盤に1端
を接続したアース線と、上記基盤の両端部が差し込まれ
て固定されている発泡固定部材と、上記電子部材と上記
保護カバー付き上記アンテナの1部と上記アース線と上
記発泡固定部材とを内部に封入する上部保護ケースと下
部保護ケースとからなる筐体ケースと、該筐体ケースの
内側に設けた金属導電層とを含んで構成され、上記アン
テナは上記筐体ケースの外側に突出し、上記アース線は
上記金属導電層と接続していることを特徴とする。
【0024】これらの場合、上記電子部材の表面に防湿
層が形成され、上記保護カバー付き上記アンテナ突出部
に水遮蔽層が形成されていることを特徴とする。
層が形成され、上記保護カバー付き上記アンテナ突出部
に水遮蔽層が形成されていることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0026】本発明の第1の実施の形態である超小型軽
量電子機器を図1に示す。この超小型軽量電子機器は、
基板1と基板1上に搭載した種々の電子部品2と電池3
とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定した保護
カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接続したア
ース線7と、電子部材4と保護カバー6付きアンテナ5
の1部とアース線7とを内部に封入する発泡部材8と、
該発泡部材8の周囲に設けた金属導電層9と該金属導電
層9の周囲に設けた絶縁層10とからなる被覆層11と
を含んで構成されている。
量電子機器を図1に示す。この超小型軽量電子機器は、
基板1と基板1上に搭載した種々の電子部品2と電池3
とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定した保護
カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接続したア
ース線7と、電子部材4と保護カバー6付きアンテナ5
の1部とアース線7とを内部に封入する発泡部材8と、
該発泡部材8の周囲に設けた金属導電層9と該金属導電
層9の周囲に設けた絶縁層10とからなる被覆層11と
を含んで構成されている。
【0027】保護カバー6付きアンテナ5は、被覆層1
1の外側に突出していて送信機能を満足するに十分な長
さを有している。
1の外側に突出していて送信機能を満足するに十分な長
さを有している。
【0028】基板1に1端を接続されたアース線7は、
発泡部材8を貫通して、その他端を金属導電層9と接続
されている。
発泡部材8を貫通して、その他端を金属導電層9と接続
されている。
【0029】保護カバー6付きアンテナ5が被覆層11
を貫通する部分には、水遮蔽部19が設けられている。
を貫通する部分には、水遮蔽部19が設けられている。
【0030】アンテナ5の保護カバー6は、アンテナ5
と金属導電層9とを絶縁すると共に、保護カバー6と被
覆層11、及び、保護カバー6と発泡部材8との密着を
完全にして外部からの水の侵入を防止する機能を果たし
ている。
と金属導電層9とを絶縁すると共に、保護カバー6と被
覆層11、及び、保護カバー6と発泡部材8との密着を
完全にして外部からの水の侵入を防止する機能を果たし
ている。
【0031】上記構成の超小型軽量電子機器の製造方法
を図2〜6を参照して説明する。
を図2〜6を参照して説明する。
【0032】先ず、工程(1)においては、図2に示す
ように、基板1と基板1上に搭載した種々の電子部品2
と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定
した保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接
続したアース線7とを、上型12と下型13とからなる
型枠内にセットする。
ように、基板1と基板1上に搭載した種々の電子部品2
と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定
した保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接
続したアース線7とを、上型12と下型13とからなる
型枠内にセットする。
【0033】この場合、保護カバー6付きアンテナ5と
アース線7は、それぞれ上型12に設けられたアンテナ
突き出し孔14またはアース線突き出し孔15から型枠
の外部に突き出すようにしてセットする。
アース線7は、それぞれ上型12に設けられたアンテナ
突き出し孔14またはアース線突き出し孔15から型枠
の外部に突き出すようにしてセットする。
【0034】型枠としては、望ましくはシリコン製の型
枠が、価格および成形性の面で適しているが、簡単な方
法で安価にできるものであればシリコン製以外のもので
もよく、特に限定しない。
枠が、価格および成形性の面で適しているが、簡単な方
法で安価にできるものであればシリコン製以外のもので
もよく、特に限定しない。
【0035】保護カバー6付きアンテナ5は、アンテナ
5のうちの概ね型枠内に位置する部分を保護カバー6で
覆うように構成する。
5のうちの概ね型枠内に位置する部分を保護カバー6で
覆うように構成する。
【0036】アンテナには、通常は、TiNiを使用す
るが、TiNi以外の材料を使用してもよい。保護カバ
ー6としては、接着剤入りの熱収縮チューブが好適であ
り、型枠内に封入前に、熱処理を施してアンテナと一体
化させておく。
るが、TiNi以外の材料を使用してもよい。保護カバ
ー6としては、接着剤入りの熱収縮チューブが好適であ
り、型枠内に封入前に、熱処理を施してアンテナと一体
化させておく。
【0037】保護カバー6は、アンテナ5と金属導電層
9とを絶縁すると共に、保護カバー6と被覆層11、及
び、保護カバー6と発泡部材8との密着を完全にして、
外部からの水の侵入を防ぐ機能を果たしている。
9とを絶縁すると共に、保護カバー6と被覆層11、及
び、保護カバー6と発泡部材8との密着を完全にして、
外部からの水の侵入を防ぐ機能を果たしている。
【0038】なお、上型12の概略中心部には、発泡原
料を注入するための注入孔16が設けられている。
料を注入するための注入孔16が設けられている。
【0039】次ぎに、工程(2)においては、図3に示
すように、あらかじめ調合済の液状発泡原料17を注入
孔16から型枠内に注入して完全充填した後、十分に発
泡固化させる。
すように、あらかじめ調合済の液状発泡原料17を注入
孔16から型枠内に注入して完全充填した後、十分に発
泡固化させる。
【0040】この場合、発泡原料17としては、ウレタ
ン、スチレン、エチレン等の主剤に発泡剤や発泡助剤を
適量混合したものを用いることができるが、発泡性能を
有しているものであればこれら以外の材料を使用しても
よく、特に限定するものではない。
ン、スチレン、エチレン等の主剤に発泡剤や発泡助剤を
適量混合したものを用いることができるが、発泡性能を
有しているものであればこれら以外の材料を使用しても
よく、特に限定するものではない。
【0041】しかしながら、電子部品2や電池3等に熱
的制約がある場合には、ポリイソシアネートとポリオー
ルから成る2液性の常温発泡ウレタンが好適である。ま
た、防水性のためには、独立気泡を形成しうる硬質ポリ
ウレタンが好適である。
的制約がある場合には、ポリイソシアネートとポリオー
ルから成る2液性の常温発泡ウレタンが好適である。ま
た、防水性のためには、独立気泡を形成しうる硬質ポリ
ウレタンが好適である。
【0042】次ぎに、工程(3)においては、図4に示
すように、上型12と下型13とを開いて取外し、電子
部材4と保護カバー6付きアンテナ5の1部とアース線
7とを内部に含有した、発泡の完了した発泡部材8を取
り出す。
すように、上型12と下型13とを開いて取外し、電子
部材4と保護カバー6付きアンテナ5の1部とアース線
7とを内部に含有した、発泡の完了した発泡部材8を取
り出す。
【0043】型枠として金属を使用する場合には、発泡
部材8は一般的に金属との接着性がよいので、金型内面
にあらかじめ良好な離型剤を塗布しておく必要がある。
部材8は一般的に金属との接着性がよいので、金型内面
にあらかじめ良好な離型剤を塗布しておく必要がある。
【0044】発泡部材8のみかけ密度は0.1g/cm
3程度であるので、重量を大幅に軽減することができ
る。
3程度であるので、重量を大幅に軽減することができ
る。
【0045】また、発泡部材8は、気泡が独立気泡であ
れば十分に防水機能を果たすことができ、また、鳥の嘴
で破壊されない程度の強度を有している。
れば十分に防水機能を果たすことができ、また、鳥の嘴
で破壊されない程度の強度を有している。
【0046】次ぎに、工程(4)においては、図5に示
すように、発泡部材8の周囲に電磁波遮蔽用の金属導電
層9を形成する。
すように、発泡部材8の周囲に電磁波遮蔽用の金属導電
層9を形成する。
【0047】この場合、アース線7の先端部と金属導電
層9とを接続するようにしておく。
層9とを接続するようにしておく。
【0048】金属導電層9の材料としては、銅とニッケ
ルの両面無電解メッキあるいはアルミ等のシートメタル
が好適である。
ルの両面無電解メッキあるいはアルミ等のシートメタル
が好適である。
【0049】また、マザーボード等の特に電磁波の発生
源になる電子部品の一部を、あらかじめアルミなどのシ
ートメタルで覆うことにより、電磁波シールド性を持た
せておくのもよい。
源になる電子部品の一部を、あらかじめアルミなどのシ
ートメタルで覆うことにより、電磁波シールド性を持た
せておくのもよい。
【0050】最後に、工程(5)においては、図6に示
すように、金属導電層9の周囲に樹脂からなる絶縁層1
0を化粧塗装として塗布して金属導電層9と絶縁層10
とからなる被覆層11を形成すると共に、保護カバー6
付きアンテナ5が被覆層11を貫通する部分に水遮蔽部
19を施す。
すように、金属導電層9の周囲に樹脂からなる絶縁層1
0を化粧塗装として塗布して金属導電層9と絶縁層10
とからなる被覆層11を形成すると共に、保護カバー6
付きアンテナ5が被覆層11を貫通する部分に水遮蔽部
19を施す。
【0051】絶縁層10用の材料としては、エポキシ系
2液常温乾燥型塗料が好適であり、スプレー等の手法に
より形成するとよい。
2液常温乾燥型塗料が好適であり、スプレー等の手法に
より形成するとよい。
【0052】水遮蔽部19用の材料としては、エポキシ
樹脂系の常温硬化型接着剤が好適である。
樹脂系の常温硬化型接着剤が好適である。
【0053】また、図7に示すように、電子部材4を水
分から保護するために、電子部材4の表面に防湿層18
を形成してもよい。
分から保護するために、電子部材4の表面に防湿層18
を形成してもよい。
【0054】防湿層18用の材料としては、電子部品用
のシリコン系コーティング剤が適しており、これをスプ
レー等の方法によりコーティングする。
のシリコン系コーティング剤が適しており、これをスプ
レー等の方法によりコーティングする。
【0055】以上述べたように、本発明の第1の実施の
形態の超小型軽量電子機器は、中型の渡り鳥の背中にも
取り付け可能な形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量
と、内部に水が侵入しない防水構造と、送信機能を維持
させるための電磁波遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐
え得る外装強度とを有し、かつ成形法が簡単・容易で安
価であるという特徴を有している。
形態の超小型軽量電子機器は、中型の渡り鳥の背中にも
取り付け可能な形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量
と、内部に水が侵入しない防水構造と、送信機能を維持
させるための電磁波遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐
え得る外装強度とを有し、かつ成形法が簡単・容易で安
価であるという特徴を有している。
【0056】また、電子部材4、保護カバー6付きアン
テナ5、アース線7等の発信機能の中枢を占める部材は
発泡部材8中に封入・固定されているので、渡り鳥の飛
行中にこれら部材が被覆層11内を動くことがない。
テナ5、アース線7等の発信機能の中枢を占める部材は
発泡部材8中に封入・固定されているので、渡り鳥の飛
行中にこれら部材が被覆層11内を動くことがない。
【0057】本発明の第2の実施の形態である超小型軽
量電子機器を図8に示す。この超小型軽量電子機器は、
基板1と基板1上に搭載した種々の電子部品2と電池3
とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定した保護
カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接続したア
ース線7と、電子部材4と保護カバー6付きアンテナ5
の1部とアース線7とを内部に封入する上部発泡部材2
0と下部発泡部材21とから成る封入ケース22と、該
封入ケース22の周囲に設けた金属導電層9と該金属導
電層9の周囲に設けた絶縁層10とからなる被覆層11
とを含んで構成されている。
量電子機器を図8に示す。この超小型軽量電子機器は、
基板1と基板1上に搭載した種々の電子部品2と電池3
とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定した保護
カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接続したア
ース線7と、電子部材4と保護カバー6付きアンテナ5
の1部とアース線7とを内部に封入する上部発泡部材2
0と下部発泡部材21とから成る封入ケース22と、該
封入ケース22の周囲に設けた金属導電層9と該金属導
電層9の周囲に設けた絶縁層10とからなる被覆層11
とを含んで構成されている。
【0058】上部発泡部材20と下部発泡部材21と
は、接着剤層25を介して接着されて封入ケース22を
構成している。
は、接着剤層25を介して接着されて封入ケース22を
構成している。
【0059】また、基盤1の両端部は、封入ケース22
の側壁に差し込まれて固定されている。
の側壁に差し込まれて固定されている。
【0060】保護カバー6付きアンテナ5は、封入ケー
ス22の外側に突出していて送信機能を満足するに十分
な長さを有している。
ス22の外側に突出していて送信機能を満足するに十分
な長さを有している。
【0061】基板1に1端を接続されたアース線7は、
封入ケース22を貫通して、その他端を金属導電層9と
接続されている。
封入ケース22を貫通して、その他端を金属導電層9と
接続されている。
【0062】更に、アース線7が封入ケース22を貫通
する部分には、封止部材23が形成されており、また、
保護カバー6付きアンテナ5が封入ケース22を貫通す
る部分にも、封止部材24が形成されている。
する部分には、封止部材23が形成されており、また、
保護カバー6付きアンテナ5が封入ケース22を貫通す
る部分にも、封止部材24が形成されている。
【0063】保護カバー6付きアンテナ5が被覆層11
を貫通する部分には、水遮蔽部19が設けられている。
を貫通する部分には、水遮蔽部19が設けられている。
【0064】アンテナ5の保護カバー6は、アンテナ5
と金属導電層9とを絶縁すると共に、保護カバー6と封
止部材24、及び、保護カバー6と被覆層11との密着
を完全にして外部からの水の侵入を防止する機能を果た
している。
と金属導電層9とを絶縁すると共に、保護カバー6と封
止部材24、及び、保護カバー6と被覆層11との密着
を完全にして外部からの水の侵入を防止する機能を果た
している。
【0065】上記構成の超小型軽量電子機器の製造方法
を図9〜13を参照して説明する。
を図9〜13を参照して説明する。
【0066】先ず、工程(1)においては、図9に示す
ように、アンテナ突出し孔26とアース線突出し孔27
とを有する上部発泡部材20と、下部発泡部材21とを
準備する。
ように、アンテナ突出し孔26とアース線突出し孔27
とを有する上部発泡部材20と、下部発泡部材21とを
準備する。
【0067】上部発泡部材20と下部発泡部材21は、
例えば、成形型の内部へウレタンを注入して容易に得る
事が可能である。
例えば、成形型の内部へウレタンを注入して容易に得る
事が可能である。
【0068】次ぎに、工程(2)においては、図10に
示すように、基板1と基板1上に搭載した種々の電子部
品2と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を
固定した保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端
を接続したアース線7とを、上部発泡部材20と下部発
泡部材21とからなる封入ケース22内にセットする。
示すように、基板1と基板1上に搭載した種々の電子部
品2と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を
固定した保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端
を接続したアース線7とを、上部発泡部材20と下部発
泡部材21とからなる封入ケース22内にセットする。
【0069】この場合、基盤1の両端部は、それぞれ封
入ケース22の側壁に差し込んで固定しておく。また、
保護カバー6付きアンテナ5とアース線7とは、それぞ
れ上部発泡部材20に設けられたアンテナ突き出し孔2
6またはアース線突き出し孔27から封入ケース22の
外部に突き出すようにしてセットする。
入ケース22の側壁に差し込んで固定しておく。また、
保護カバー6付きアンテナ5とアース線7とは、それぞ
れ上部発泡部材20に設けられたアンテナ突き出し孔2
6またはアース線突き出し孔27から封入ケース22の
外部に突き出すようにしてセットする。
【0070】上部発泡部材20と下部発泡部材21は、
接着剤層25を介して接着する。
接着剤層25を介して接着する。
【0071】次ぎに、工程(3)においては、図11に
示すように、アンテナ突き出し孔26とアース線突き出
し孔27とを、それぞれ封止部材23と封止部材24と
によって封止する。
示すように、アンテナ突き出し孔26とアース線突き出
し孔27とを、それぞれ封止部材23と封止部材24と
によって封止する。
【0072】封止部材23、24の材料としては、常温
硬化性のウレタン樹脂あるいはエポキシ樹脂等が好適で
ある。
硬化性のウレタン樹脂あるいはエポキシ樹脂等が好適で
ある。
【0073】次ぎに、工程(4)においては、図12に
示すように、封入ケース22の周囲に電磁波遮蔽用の金
属導電層9を形成する。
示すように、封入ケース22の周囲に電磁波遮蔽用の金
属導電層9を形成する。
【0074】この場合、アース線7の先端部と金属導電
層9とを接続するようにしておく。
層9とを接続するようにしておく。
【0075】金属導電層9の材料としては、銅とニッケ
ルの両面無電解メッキあるいはアルミ等のシートメタル
が好適である。
ルの両面無電解メッキあるいはアルミ等のシートメタル
が好適である。
【0076】また、マザーボードなど特に電磁波の発生
源になる電子部品の一部を、あらかじめアルミなどのシ
ートメタルで覆うことにより電磁波シールド性を持たせ
てもよい。
源になる電子部品の一部を、あらかじめアルミなどのシ
ートメタルで覆うことにより電磁波シールド性を持たせ
てもよい。
【0077】最後に、工程(5)においては、図13に
示すように、金属導電層9の周囲に樹脂からなる絶縁層
10を化粧塗装として塗布して金属導電層9と絶縁層1
0とからなる被覆層11を形成すると共に、保護カバー
6付きアンテナ5が被覆層11を貫通する部分に水遮蔽
部19を施す。
示すように、金属導電層9の周囲に樹脂からなる絶縁層
10を化粧塗装として塗布して金属導電層9と絶縁層1
0とからなる被覆層11を形成すると共に、保護カバー
6付きアンテナ5が被覆層11を貫通する部分に水遮蔽
部19を施す。
【0078】絶縁層10の材料としては、エポキシ系2
液常温乾燥形塗料が好適であり、スプレー等の手法によ
り形成するとよい。
液常温乾燥形塗料が好適であり、スプレー等の手法によ
り形成するとよい。
【0079】水遮蔽部19用の材料としては、エポキシ
樹脂系の常温硬化型接着剤が好適である。
樹脂系の常温硬化型接着剤が好適である。
【0080】また、図14に示すように、電子部材4を
水分から保護するために、電子部材4の表面に防湿層1
8を形成してもよい。
水分から保護するために、電子部材4の表面に防湿層1
8を形成してもよい。
【0081】防湿層18用の材料としては、電子部品用
のシリコン系コーティング剤が適しており、これをスプ
レー等の方法によりコーティングする。
のシリコン系コーティング剤が適しており、これをスプ
レー等の方法によりコーティングする。
【0082】以上述べたように、本発明の第2の実施の
形態の超小型軽量電子機器は、中型の渡り鳥の背中にも
取り付け可能な形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量
と、内部に水が侵入しない防水構造と、送信機能を維持
させるための電磁波遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐
え得る外装強度とを有し、かつ成形法が簡単・容易で安
価であるという特徴を有している。
形態の超小型軽量電子機器は、中型の渡り鳥の背中にも
取り付け可能な形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量
と、内部に水が侵入しない防水構造と、送信機能を維持
させるための電磁波遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐
え得る外装強度とを有し、かつ成形法が簡単・容易で安
価であるという特徴を有している。
【0083】また、電子部材4を搭載した基盤1の両端
部は封入ケース22の側壁に差し込まれ固定されている
ので、渡り鳥の飛行中等にこれら部材が封入ケース22
内を動くことがない。
部は封入ケース22の側壁に差し込まれ固定されている
ので、渡り鳥の飛行中等にこれら部材が封入ケース22
内を動くことがない。
【0084】本発明の第3の実施の形態である超小型軽
量電子機器を図15に示す。この超小型軽量電子機器
は、基盤1と基盤1上に搭載した種々の電子部品2と電
池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定した
保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接続し
たアース線7と、基盤1の両端部がそれぞれ差し込まれ
て固定されている1対の発泡固定部材30と、電子部材
4と保護カバー6付きアンテナ5の1部とアース線7と
発泡固定部材30とを内部に封入する上部保護ケース3
1と下部保護ケース32とからなる筐体ケース33と、
該筐体ケース33の内側に設けた金属導電層9とを含ん
で構成されている。
量電子機器を図15に示す。この超小型軽量電子機器
は、基盤1と基盤1上に搭載した種々の電子部品2と電
池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固定した
保護カバー6付きアンテナ5と、基盤1に1端を接続し
たアース線7と、基盤1の両端部がそれぞれ差し込まれ
て固定されている1対の発泡固定部材30と、電子部材
4と保護カバー6付きアンテナ5の1部とアース線7と
発泡固定部材30とを内部に封入する上部保護ケース3
1と下部保護ケース32とからなる筐体ケース33と、
該筐体ケース33の内側に設けた金属導電層9とを含ん
で構成されている。
【0085】上部保護ケース31と下部保護ケース32
とは、接着剤層35を介して接着されて筐体ケース33
を構成している。
とは、接着剤層35を介して接着されて筐体ケース33
を構成している。
【0086】筐体ケース33の材料としては、強度、耐
久性、加工性に優れたプラスチックフィルム、例えば、
PC、PET、PI等のフィルムを用いるとよい。
久性、加工性に優れたプラスチックフィルム、例えば、
PC、PET、PI等のフィルムを用いるとよい。
【0087】基板1に1端を固定した保護カバー6付き
アンテナ5は、筐体ケース33の外側に突出していて送
信機能を満足するに十分な長さを有している。
アンテナ5は、筐体ケース33の外側に突出していて送
信機能を満足するに十分な長さを有している。
【0088】基板1に1端を接続されたアース線7は、
その他端を金属導電層9と接続されている。
その他端を金属導電層9と接続されている。
【0089】保護カバー6付きアンテナ5が上部保護ケ
ース31を貫通する部分には、封止部材34と水遮蔽部
38とが形成されている。
ース31を貫通する部分には、封止部材34と水遮蔽部
38とが形成されている。
【0090】アンテナ5の保護カバー6は、アンテナ5
と金属導電層9とを絶縁すると共に、保護カバー6と封
止部材34と上部保護ケース31の密着を完全にして外
部からの水の侵入を防止する機能を果たしている。
と金属導電層9とを絶縁すると共に、保護カバー6と封
止部材34と上部保護ケース31の密着を完全にして外
部からの水の侵入を防止する機能を果たしている。
【0091】上記構成の超小型軽量電子機器の製造方法
を図16〜20を参照して説明する。
を図16〜20を参照して説明する。
【0092】先ず、工程(1)においては、図16に示
すように、熱プレス成形法あるいは真空成形法等のプラ
スチック成形法により、プラスチックフィルムを用いて
アンテナ突出し孔36を有する所定の形状の上部保護ケ
ース31を成形する。
すように、熱プレス成形法あるいは真空成形法等のプラ
スチック成形法により、プラスチックフィルムを用いて
アンテナ突出し孔36を有する所定の形状の上部保護ケ
ース31を成形する。
【0093】また別に、プラスチックフィルムから切り
出して下部保護ケース32を作成する。
出して下部保護ケース32を作成する。
【0094】次ぎに、工程(2)においては、図17に
示すように、上部保護ケース31の内面と下部保護ケー
ス32の上面とに電磁波遮蔽用の金属導電層9を形成す
る。
示すように、上部保護ケース31の内面と下部保護ケー
ス32の上面とに電磁波遮蔽用の金属導電層9を形成す
る。
【0095】金属導電層9の材料としては、銅とニッケ
ルの両面無電解メッキあるいはアルミ等のシートメタル
が好適である。
ルの両面無電解メッキあるいはアルミ等のシートメタル
が好適である。
【0096】また、マザーボードなど特に電磁波の発生
源になる電子部品の一部を、あらかじめアルミ等のシー
トメタルで覆うことにより電磁波シールド性を持たせて
もよい。
源になる電子部品の一部を、あらかじめアルミ等のシー
トメタルで覆うことにより電磁波シールド性を持たせて
もよい。
【0097】次ぎに、工程(3)においては、図18に
示すように、種々の電子部品2と電池3と保護カバー6
付きアンテナ5とアース線7等とを搭載した基盤1の両
端部を発泡固定部材30に差し込んで固定する。
示すように、種々の電子部品2と電池3と保護カバー6
付きアンテナ5とアース線7等とを搭載した基盤1の両
端部を発泡固定部材30に差し込んで固定する。
【0098】次ぎに、工程(4)においては、図19に
示すように、基盤1の両端部が差し込まれた発泡固定部
材30を、上部保護ケース31と下部保護ケース32の
内部にセットし、上部保護ケース31と下部保護ケース
32とを接着剤層35を介して接着する。
示すように、基盤1の両端部が差し込まれた発泡固定部
材30を、上部保護ケース31と下部保護ケース32の
内部にセットし、上部保護ケース31と下部保護ケース
32とを接着剤層35を介して接着する。
【0099】この場合、保護カバー6付きアンテナ5
は、上部保護ケース31に設けたアンテナ突出し孔36
から上部保護ケース31の外部に突き出すようにしてセ
ットする。
は、上部保護ケース31に設けたアンテナ突出し孔36
から上部保護ケース31の外部に突き出すようにしてセ
ットする。
【0100】また、1端を基盤1に接続したアース線7
の他端を金属導電層9に接続するようにしておく。
の他端を金属導電層9に接続するようにしておく。
【0101】次ぎに、工程(5)においては、図20に
示すように、アンテナ突き出し孔36を封止部材34に
よって封止すると共に、保護カバー6付きアンテナ5が
上部保護ケース31を貫通する部分に水遮蔽部38を形
成する。
示すように、アンテナ突き出し孔36を封止部材34に
よって封止すると共に、保護カバー6付きアンテナ5が
上部保護ケース31を貫通する部分に水遮蔽部38を形
成する。
【0102】封止部材34の材料としては、常温硬化性
のウレタン樹脂あるいはエポキシ樹脂等が好適である。
のウレタン樹脂あるいはエポキシ樹脂等が好適である。
【0103】水遮蔽部38用の材料としては、エポキシ
樹脂系の常温硬化型接着剤が好適である。
樹脂系の常温硬化型接着剤が好適である。
【0104】また、図21に示すように、電子部材4を
水分から保護するために、電子部材4の表面に防湿層3
7を形成してもよい。
水分から保護するために、電子部材4の表面に防湿層3
7を形成してもよい。
【0105】防湿層37の材料としては、電子部品用の
シリコン系コーティング剤が適しており、これをスプレ
ー等の方法によりコーティングする。
シリコン系コーティング剤が適しており、これをスプレ
ー等の方法によりコーティングする。
【0106】以上述べたように、本発明の第3の実施の
形態の超小型軽量電子機器は、中型の渡り鳥の背中にも
取り付け可能な形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量
と、内部に水が侵入しない防水構造と、送信機能を維持
させるための電磁波遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐
え得る外装強度とを有し、かつ成形法が簡単・容易で安
価であるという特徴を有している。
形態の超小型軽量電子機器は、中型の渡り鳥の背中にも
取り付け可能な形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量
と、内部に水が侵入しない防水構造と、送信機能を維持
させるための電磁波遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐
え得る外装強度とを有し、かつ成形法が簡単・容易で安
価であるという特徴を有している。
【0107】また、電子部材4等を搭載した基盤1の両
端部は発泡固定部材30に差し込まれ固定されているの
で、渡り鳥の飛行中等に電子部材4、保護カバー6付き
アンテナ5、アース線7等の発信機の主要部品が筐体ケ
ース33内を動くことがない。
端部は発泡固定部材30に差し込まれ固定されているの
で、渡り鳥の飛行中等に電子部材4、保護カバー6付き
アンテナ5、アース線7等の発信機の主要部品が筐体ケ
ース33内を動くことがない。
【0108】上記本願発明の実施の形態においては、本
発明の超小型軽量電子機器を渡り鳥に装着する発信機と
して用いる場合を例として説明したが、本発明の超小型
軽量電子機器は、渡り鳥用の発信機に限定されるもので
はない。例えば、渡り鳥以外の動物等に装着する発信機
として使用することも可能であり、更に、超小型軽量を
要する携帯電話等の各種の通信機、センサー等を含むあ
らゆる電子機器として用いることも可能である。
発明の超小型軽量電子機器を渡り鳥に装着する発信機と
して用いる場合を例として説明したが、本発明の超小型
軽量電子機器は、渡り鳥用の発信機に限定されるもので
はない。例えば、渡り鳥以外の動物等に装着する発信機
として使用することも可能であり、更に、超小型軽量を
要する携帯電話等の各種の通信機、センサー等を含むあ
らゆる電子機器として用いることも可能である。
【0109】
(実施例1)図2に示す断面形状を有するシリコン樹脂
製の上型12と下型13とからなる型枠と、基盤1と基
盤1上に搭載した種々の電子部品2と電池3とからなる
電子部材4と、基盤1に1端を固定したTiNi製で太
さ0.7mm、長さ220mmのアンテナ5と、基盤1
に1端を固定したアース線7とを準備した。
製の上型12と下型13とからなる型枠と、基盤1と基
盤1上に搭載した種々の電子部品2と電池3とからなる
電子部材4と、基盤1に1端を固定したTiNi製で太
さ0.7mm、長さ220mmのアンテナ5と、基盤1
に1端を固定したアース線7とを準備した。
【0110】この場合、電子部材4とアース線7とを併
せた重量は、11.4gであった。電子部材4とアース
線7の表面には、防湿層18として、電子部品用のシリ
コン系コーティング剤を20μmの厚さに、スプレー法
によりコーティングした。防湿層18の重量は、約0.
2gであった。
せた重量は、11.4gであった。電子部材4とアース
線7の表面には、防湿層18として、電子部品用のシリ
コン系コーティング剤を20μmの厚さに、スプレー法
によりコーティングした。防湿層18の重量は、約0.
2gであった。
【0111】なお、アンテナ5の1部分に、予め、エポ
シキ樹脂系接着剤入りのナイロン熱収縮チューブを被
せ、熱処理を施してアンテナ5と一体化させ、保護カバ
ー6を形成した。
シキ樹脂系接着剤入りのナイロン熱収縮チューブを被
せ、熱処理を施してアンテナ5と一体化させ、保護カバ
ー6を形成した。
【0112】アンテナ5の重量は0.5g、保護カバー
6の重量は0.2gであった。
6の重量は0.2gであった。
【0113】次いで、電子部材4と、1端を基盤1に固
定した保護カバー6付きアンテナ5と、1端を基盤1に
接続したアース線7とを、アンテナ5とアース線7と
が、それぞれ上型12に設けられたアンテナ突き出し孔
14またはアース線突き出し孔15から型枠の外部に突
き出すようにしてセットした。
定した保護カバー6付きアンテナ5と、1端を基盤1に
接続したアース線7とを、アンテナ5とアース線7と
が、それぞれ上型12に設けられたアンテナ突き出し孔
14またはアース線突き出し孔15から型枠の外部に突
き出すようにしてセットした。
【0114】次ぎに、上型12の注入孔16から、予め
調合済のウレタン発泡原液を型枠内を完全に充填するま
で注入し、常温で発泡硬化させた。
調合済のウレタン発泡原液を型枠内を完全に充填するま
で注入し、常温で発泡硬化させた。
【0115】ウレタン発泡樹脂の重量は0.8gであっ
た。
た。
【0116】発泡が完了した後、型枠を取外し、電子部
材4等を内封したウレタン発泡樹脂を取り出して、該ウ
レタン発泡樹脂の表面に無電界メッキ法によって電磁波
シールド用のNi−Cuメッキを施した。
材4等を内封したウレタン発泡樹脂を取り出して、該ウ
レタン発泡樹脂の表面に無電界メッキ法によって電磁波
シールド用のNi−Cuメッキを施した。
【0117】電磁波シールド層(金属導電層9)の厚さ
は約10μmであり、重量約0.5gに相当する。
は約10μmであり、重量約0.5gに相当する。
【0118】この場合、1端を基板1に接続したアース
線7の他端と電磁波シールド層とが接続されるようにし
た。
線7の他端と電磁波シールド層とが接続されるようにし
た。
【0119】最後に、電磁波シールド層の表面に、エポ
キシ系2液常温乾燥型塗料をスプレーしてコーティング
して、厚さ約100μmの絶縁層10を形成すると共
に、アンテナ5の突出部に、エポキシ樹脂系の常温硬化
型接着剤によって水遮蔽部19を形成した。
キシ系2液常温乾燥型塗料をスプレーしてコーティング
して、厚さ約100μmの絶縁層10を形成すると共
に、アンテナ5の突出部に、エポキシ樹脂系の常温硬化
型接着剤によって水遮蔽部19を形成した。
【0120】絶縁層10と水遮蔽部19との重量は合計
約0.8gであった。
約0.8gであった。
【0121】このようにして作製した発信機の外形寸法
は、幅25mm、長さ60mm、高さ17mm、重量は
14.4gと、超小型軽量であった。また、その発信機
能も長期間に亘って充分であることが確認できた。
は、幅25mm、長さ60mm、高さ17mm、重量は
14.4gと、超小型軽量であった。また、その発信機
能も長期間に亘って充分であることが確認できた。
【0122】この発信機を、渡り鳥の背に約0.8gの
接着剤で固定すれば、発信機と接着剤との合計重量は約
15.2gとなり、中型の渡り鳥の重量500gの5%
以内に充分収まり、渡り鳥に過大な重量的負荷を負わせ
ることはない。
接着剤で固定すれば、発信機と接着剤との合計重量は約
15.2gとなり、中型の渡り鳥の重量500gの5%
以内に充分収まり、渡り鳥に過大な重量的負荷を負わせ
ることはない。
【0123】(実施例2)図9に示す断面形状を有する
発泡ウレタン樹脂製の上部発泡部材20及び下部発泡部
材21と、基盤1と基盤1上に搭載した種々の電子部品
2と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固
定したTiNi製で太さ0.7mm、長さ220mmの
アンテナ5と、基盤1に1端を接続したアース線7とを
準備した。
発泡ウレタン樹脂製の上部発泡部材20及び下部発泡部
材21と、基盤1と基盤1上に搭載した種々の電子部品
2と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に1端を固
定したTiNi製で太さ0.7mm、長さ220mmの
アンテナ5と、基盤1に1端を接続したアース線7とを
準備した。
【0124】この場合、上部発泡部材20と下部発泡部
材21との重量は合計0.8gであった。
材21との重量は合計0.8gであった。
【0125】また、電子部材4とアース線7との重量
は、合計11.4gであった。
は、合計11.4gであった。
【0126】電子部材4とアース線7の表面には、防湿
層18として、電子部品用のシリコン系コーティング剤
を20μmの厚さに、スプレー法によりコーティングし
た。防湿層18の重量は、約0.2gであった。
層18として、電子部品用のシリコン系コーティング剤
を20μmの厚さに、スプレー法によりコーティングし
た。防湿層18の重量は、約0.2gであった。
【0127】なお、アンテナ5の1部分に、予め、エポ
シキ樹脂系接着剤入りのナイロン熱収縮チューブを被
せ、熱処理を施してアンテナ5と一体化させ、保護カバ
ー6を形成した。
シキ樹脂系接着剤入りのナイロン熱収縮チューブを被
せ、熱処理を施してアンテナ5と一体化させ、保護カバ
ー6を形成した。
【0128】アンテナ5の重量は0.5g、保護カバー
6の重量は0.2gであった。
6の重量は0.2gであった。
【0129】次いで、電子部材4と、1端を基盤1に固
定した保護カバー6付きアンテナ5と、1端を基盤1に
結合したアース線7とを、上部発泡部材20及び下部発
泡部材21内に、基板1の両端部をそれぞれ下部発泡部
材21の各側壁に差し込んでセットし、上部発泡部材2
0と下部発泡部材21とを接着剤25によって接着して
封入ケース22を構成した。
定した保護カバー6付きアンテナ5と、1端を基盤1に
結合したアース線7とを、上部発泡部材20及び下部発
泡部材21内に、基板1の両端部をそれぞれ下部発泡部
材21の各側壁に差し込んでセットし、上部発泡部材2
0と下部発泡部材21とを接着剤25によって接着して
封入ケース22を構成した。
【0130】この場合、アンテナ5とアース線7とが、
それぞれ上部発泡部材20に設けられたアンテナ突き出
し孔26またはアース線突き出し孔27から上部発泡部
材20の外部に突き出すようにしてセットした。
それぞれ上部発泡部材20に設けられたアンテナ突き出
し孔26またはアース線突き出し孔27から上部発泡部
材20の外部に突き出すようにしてセットした。
【0131】次ぎに、アンテナ突き出し孔26とアース
線突き出し孔27とを封止部材23、24によって封止
した。
線突き出し孔27とを封止部材23、24によって封止
した。
【0132】次ぎに、封入ケース22の周囲に、無電界
メッキ法によって電磁波シールド用のNi−Cuメッキ
を施した。
メッキ法によって電磁波シールド用のNi−Cuメッキ
を施した。
【0133】電磁波シールド層(金属導電層9)の厚さ
は約10μmであり、重量約0.5gに相当する。
は約10μmであり、重量約0.5gに相当する。
【0134】この場合、1端を基板1に接続したアース
線7の他端と電磁波シールド層とが接続されるようにし
た。
線7の他端と電磁波シールド層とが接続されるようにし
た。
【0135】最後に、電磁波シールド層の表面に、エポ
キシ系2液常温乾燥型塗料をスプレーしてコーティング
して、厚さ約100μmの絶縁層10を形成すると共
に、アンテナ5の突出部に、エポキシ樹脂系の常温硬化
型接着剤によって水遮蔽部19を形成した。
キシ系2液常温乾燥型塗料をスプレーしてコーティング
して、厚さ約100μmの絶縁層10を形成すると共
に、アンテナ5の突出部に、エポキシ樹脂系の常温硬化
型接着剤によって水遮蔽部19を形成した。
【0136】絶縁層10と水遮蔽部19用との重量は合
計約0.8gであった。
計約0.8gであった。
【0137】このようにして作製した発信機の外形寸法
は、幅25mm、長さ60mm、高さ17mm、重量は
14.4gと、超小型軽量であった。また、その発信機
能も長期間に亘って充分であることが確認できた。
は、幅25mm、長さ60mm、高さ17mm、重量は
14.4gと、超小型軽量であった。また、その発信機
能も長期間に亘って充分であることが確認できた。
【0138】この発信機を、渡り鳥の背に約0.8gの
接着剤で固定すれば、発信機と接着剤との合計重量は約
15.2gとなり、中型の渡り鳥の重量500gの5%
以内に充分収まり、渡り鳥に過大な重量的負荷を負わせ
ることはない。
接着剤で固定すれば、発信機と接着剤との合計重量は約
15.2gとなり、中型の渡り鳥の重量500gの5%
以内に充分収まり、渡り鳥に過大な重量的負荷を負わせ
ることはない。
【0139】(実施例3)図16に示す断面形状を有す
るPC製の上部保護ケース31を真空成形法によって成
形すると共に、PCフィルムから所定の形状に切り出し
て下部保護ケース32を形成した。
るPC製の上部保護ケース31を真空成形法によって成
形すると共に、PCフィルムから所定の形状に切り出し
て下部保護ケース32を形成した。
【0140】上部保護ケース31と下部保護ケース32
との重量は合計0.8gであった。
との重量は合計0.8gであった。
【0141】次ぎに、上部保護ケース31の内面と下部
保護ケース32の上面とに、無電界メッキ法によって電
磁波シールド用のNi−Cuメッキを施した。
保護ケース32の上面とに、無電界メッキ法によって電
磁波シールド用のNi−Cuメッキを施した。
【0142】電磁波シールド層(金属導電層9)の厚さ
は約10μmであり、重量約0.5gに相当する。
は約10μmであり、重量約0.5gに相当する。
【0143】また、基盤1と基盤1上に搭載した種々の
電子部品2と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に
1端を固定したTiNi製で太さ0.7mm、長さ22
0mmのアンテナ5と、基盤1に1端を接続したアース
線7とを準備した。
電子部品2と電池3とからなる電子部材4と、基盤1に
1端を固定したTiNi製で太さ0.7mm、長さ22
0mmのアンテナ5と、基盤1に1端を接続したアース
線7とを準備した。
【0144】電子部材4とアース線7との重量は、合計
11.4gであった。
11.4gであった。
【0145】電子部材4とアース線7の表面には、防湿
層18として、電子部品用のシリコン系コーティング剤
を20μmの厚さに、スプレー法によりコーティングし
た。防湿層18の重量は、約0.2gであった。
層18として、電子部品用のシリコン系コーティング剤
を20μmの厚さに、スプレー法によりコーティングし
た。防湿層18の重量は、約0.2gであった。
【0146】なお、アンテナ5の1部分に、予め、エポ
シキ樹脂系接着剤入りのナイロン熱収縮チューブを被
せ、熱処理を施してアンテナ5と一体化させ、保護カバ
ー6を形成した。
シキ樹脂系接着剤入りのナイロン熱収縮チューブを被
せ、熱処理を施してアンテナ5と一体化させ、保護カバ
ー6を形成した。
【0147】アンテナ5の重量は0.5g、保護カバー
6の重量は0.2gであった。
6の重量は0.2gであった。
【0148】次いで、基板1の両端部を、ウレタン樹脂
製の1対の発泡固定部材30に差し込んで固定した。
製の1対の発泡固定部材30に差し込んで固定した。
【0149】発泡固定部材30の重量は0.5gであっ
た。
た。
【0150】次ぎに、基盤1の両端部が差し込まれた発
泡固定部材30を、上部保護ケース31と下部保護ケー
ス32の内部にセットし、上部保護ケース31と下部保
護ケース32とを接着剤層35によって接合して、筐体
ケース33を構成した。
泡固定部材30を、上部保護ケース31と下部保護ケー
ス32の内部にセットし、上部保護ケース31と下部保
護ケース32とを接着剤層35によって接合して、筐体
ケース33を構成した。
【0151】この場合、アンテナ5が上部保護ケース3
1に設けられたアンテナ突き出し孔36から上部保護ケ
ース31の外部に突き出すようにしてセットし、また、
1端を基板1に接続したアース線7の他端と電磁波シー
ルド層とが接続されるようにした。
1に設けられたアンテナ突き出し孔36から上部保護ケ
ース31の外部に突き出すようにしてセットし、また、
1端を基板1に接続したアース線7の他端と電磁波シー
ルド層とが接続されるようにした。
【0152】次ぎに、アンテナ突き出し孔36をエポキ
シ樹脂の封止部材34によって封止した。
シ樹脂の封止部材34によって封止した。
【0153】最後に、アンテナ突き出し部にエポキシ樹
脂系の常温硬化型接着剤によって水遮蔽部38を形成し
た。
脂系の常温硬化型接着剤によって水遮蔽部38を形成し
た。
【0154】封止部材34の重量は約0.3g、水遮蔽
部38の重量は0.2gであった。
部38の重量は0.2gであった。
【0155】このようにして作製した発信機の外形寸法
は、幅25mm、長さ60mm、高さ17mm、重量は
14.6gで、超小型軽量であった。また、その発信機
能も長期間に亘って充分であることが確認できた。
は、幅25mm、長さ60mm、高さ17mm、重量は
14.6gで、超小型軽量であった。また、その発信機
能も長期間に亘って充分であることが確認できた。
【0156】この発信機を、渡り鳥の背に約0.8gの
接着剤で固定すれば、発信機と接着剤との合計重量は約
15.4gとなり、中型の渡り鳥の重量500gの5%
以内に充分収まり、渡り鳥に過大な重量的負荷を負わせ
ることはない。
接着剤で固定すれば、発信機と接着剤との合計重量は約
15.4gとなり、中型の渡り鳥の重量500gの5%
以内に充分収まり、渡り鳥に過大な重量的負荷を負わせ
ることはない。
【0157】
【発明の効果】上記説明した本願発明の超小型軽量電子
機器によれば、中型の渡り鳥の背中にも取り付け可能な
形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量と、内部に水が
侵入しない防水構造と、送信機能の維持に必要な電磁波
遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐え得る外装強度とを
有する超小型軽量電子機器が、簡単・容易な工程によっ
て、安価に実現可能となるという効果がある。
機器によれば、中型の渡り鳥の背中にも取り付け可能な
形状と、鳥に過大な負荷を与えない重量と、内部に水が
侵入しない防水構造と、送信機能の維持に必要な電磁波
遮蔽構造と、鳥の嘴による打撃に耐え得る外装強度とを
有する超小型軽量電子機器が、簡単・容易な工程によっ
て、安価に実現可能となるという効果がある。
【図1】本発明による超小型軽量電子機器の第1の実施
の形態を示す正面断面図である。
の形態を示す正面断面図である。
【図2】本発明による超小型軽量電子機器の第1の実施
の形態の製造工程(1)を示す正面断面図である。
の形態の製造工程(1)を示す正面断面図である。
【図3】本発明による超小型軽量電子機器の第1の実施
の形態の製造工程(2)を示す正面断面図である。
の形態の製造工程(2)を示す正面断面図である。
【図4】本発明による超小型軽量電子機器の第1の実施
の形態の製造工程(3)を示す正面断面図である。
の形態の製造工程(3)を示す正面断面図である。
【図5】本発明による超小型軽量電子機器の第1の実施
の形態の製造工程(4)を示す正面断面図である。
の形態の製造工程(4)を示す正面断面図である。
【図6】本発明による超小型軽量電子機器の第1の実施
の形態の製造工程(5)を示す正面断面図である。
の形態の製造工程(5)を示す正面断面図である。
【図7】本発明による超小型軽量電子機器の第1の実施
の形態の変更例を示す正面断面図である。
の形態の変更例を示す正面断面図である。
【図8】本発明による超小型軽量電子機器の第2の実施
の形態を示す正面断面図である。
の形態を示す正面断面図である。
【図9】本発明による超小型軽量電子機器の第2の実施
の形態の製造工程(1)を示す正面断面図である。
の形態の製造工程(1)を示す正面断面図である。
【図10】本発明による超小型軽量電子機器の第2の実
施の形態の製造工程(2)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(2)を示す正面断面図である。
【図11】本発明による超小型軽量電子機器の第2の実
施の形態の製造工程(3)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(3)を示す正面断面図である。
【図12】本発明による超小型軽量電子機器の第2の実
施の形態の製造工程(4)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(4)を示す正面断面図である。
【図13】本発明による超小型軽量電子機器の第2の実
施の形態の製造工程(5)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(5)を示す正面断面図である。
【図14】本発明による超小型軽量電子機器の第2の実
施の形態の変更例を示す正面断面図である。
施の形態の変更例を示す正面断面図である。
【図15】本発明による超小型軽量電子機器の第3の実
施の形態を示す正面断面図である。
施の形態を示す正面断面図である。
【図16】本発明による超小型軽量電子機器の第3の実
施の形態の製造工程(1)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(1)を示す正面断面図である。
【図17】本発明による超小型軽量電子機器の第3の実
施の形態の製造工程(2)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(2)を示す正面断面図である。
【図18】本発明による超小型軽量電子機器の第3の実
施の形態の製造工程(3)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(3)を示す正面断面図である。
【図19】本発明による超小型軽量電子機器の第3の実
施の形態の製造工程(4)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(4)を示す正面断面図である。
【図20】本発明による超小型軽量電子機器の第3の実
施の形態の製造工程(5)を示す正面断面図である。
施の形態の製造工程(5)を示す正面断面図である。
【図21】本発明による超小型軽量電子機器の第3の実
施の形態の変更例を示す正面断面図である。
施の形態の変更例を示す正面断面図である。
【図22】従来の小型軽量電子機器の構成例を示す正面
断面図である。
断面図である。
1…基盤 2…電子部品 3…電池 4…電子部材 5…アンテナ 6…保護カバー 7…アース線 8…発泡部材 9…金属導電層 10…絶縁層 11…被覆層 12…上型 13…下型 14、26、36…アンテナ突き出し孔 15、27…アース線突き出し孔 16…注入孔 17…発泡原料 18、37…防湿層 19、38…水遮蔽部 20…上部発泡部材 21…下部発泡部材 22…封入ケース 23、24、34…封止部材 25、35…接着剤層 30…発泡固定部材 31…上部保護ケース 32…下部保護ケース 33…筐体ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津留 信二 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 星野 肇夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】基板と該基板上に搭載した電子部品と電池
とからなる電子部材と、上記基盤に1端を固定した保護
カバー付きアンテナと、上記基盤に1端を接続したアー
ス線と、上記電子部材と上記保護カバー付き上記アンテ
ナの1部と上記アース線とを内部に封入する発泡部材
と、該発泡部材の周囲に設けた金属導電層と該金属導電
層の周囲に設けた絶縁層とからなる被覆層とを含んで構
成され、上記保護カバー付き上記アンテナは上記被覆層
の外側に突出し、上記アース線は上記発泡部材を貫通し
て上記金属導電層と接続していることを特徴とする超小
型軽量電子機器。 - 【請求項2】基板と該基板上に搭載した電子部品と電池
とからなる電子部材と、上記基盤に1端を固定した保護
カバー付きアンテナと、上記基盤に1端を接続したアー
ス線と、上記電子部材と上記保護カバー付き上記アンテ
ナの1部と上記アース線とを内部に封入する上部発泡部
材と下部発泡部材とからなる封入ケースと、該封入ケー
スの周囲に設けた金属導電層と該金属導電層の周囲に設
けた絶縁層とからなる被覆層とを含んで構成され、上記
基盤の両端部は上記封入ケースに差し込まれて固定さ
れ、上記保護カバー付き上記アンテナは上記被覆層の外
側に突出し、上記アース線は上記封入ケースを貫通して
上記金属導電層と接続していることを特徴とする超小型
軽量電子機器。 - 【請求項3】基盤と該基盤上に搭載した電子部品と電池
とからなる電子部材と、上記基盤に1端を固定した保護
カバー付きアンテナと、上記基盤に1端を接続したアー
ス線と、上記基盤の両端部が差し込まれて固定されてい
る発泡固定部材と、上記電子部材と上記保護カバー付き
上記アンテナの1部と上記アース線と上記発泡固定部材
とを内部に封入する上部保護ケースと下部保護ケースと
からなる筐体ケースと、該筐体ケースの内側に設けた金
属導電層とを含んで構成され、上記アンテナは上記筐体
ケースの外側に突出し、上記アース線は上記金属導電層
と接続していることを特徴とする超小型軽量電子機器。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載する超小型
軽量電子機器において、上記電子部材の表面に防湿層が
形成され、上記保護カバー付き上記アンテナ突出部に水
遮蔽層が形成されていることを特徴とする超小型軽量電
子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18603896A JPH1032499A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 超小型軽量電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18603896A JPH1032499A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 超小型軽量電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1032499A true JPH1032499A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16181319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18603896A Pending JPH1032499A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 超小型軽量電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1032499A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001059941A1 (en) * | 2000-02-09 | 2001-08-16 | Universal Resource, Inc. | Urgent signal transmitting small-sized transmitter and early distress locating system |
| CN113453430A (zh) * | 2018-03-08 | 2021-09-28 | 绿点高新科技股份有限公司 | 电子模组及其制造方法 |
| CN115279090A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-11-01 | 深圳市时代信创新技术有限公司 | 一种金属外壳移动终端 |
| KR20240082301A (ko) * | 2021-02-02 | 2024-06-10 | 시스그레이션 엘티디. | 타이어 공기압 감지기 패키징 방법 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP18603896A patent/JPH1032499A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001059941A1 (en) * | 2000-02-09 | 2001-08-16 | Universal Resource, Inc. | Urgent signal transmitting small-sized transmitter and early distress locating system |
| CN113453430A (zh) * | 2018-03-08 | 2021-09-28 | 绿点高新科技股份有限公司 | 电子模组及其制造方法 |
| KR20240082301A (ko) * | 2021-02-02 | 2024-06-10 | 시스그레이션 엘티디. | 타이어 공기압 감지기 패키징 방법 |
| CN115279090A (zh) * | 2022-08-10 | 2022-11-01 | 深圳市时代信创新技术有限公司 | 一种金属外壳移动终端 |
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