JPH10325150A - 植生用構築ブロック及び植生用構築ブロックによる擁壁 - Google Patents
植生用構築ブロック及び植生用構築ブロックによる擁壁Info
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- JPH10325150A JPH10325150A JP13471197A JP13471197A JPH10325150A JP H10325150 A JPH10325150 A JP H10325150A JP 13471197 A JP13471197 A JP 13471197A JP 13471197 A JP13471197 A JP 13471197A JP H10325150 A JPH10325150 A JP H10325150A
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Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 法面や河川面等に積み上げられて植生孔に植
物を植え付けることにより、自然環境を維持できて周囲
の自然の景観を損なわないようにした。 【解決手段】 ブロック本体2の表面側と裏面側との間
に、縦鉄筋を挿通する上下方向の鉄筋挿通孔3を左右に
形成し、前記ブロック本体2には、表面側から裏面側に
貫通する植生孔6を、前記鉄筋挿通孔3に接触しないよ
うにして複数開設してなる。
物を植え付けることにより、自然環境を維持できて周囲
の自然の景観を損なわないようにした。 【解決手段】 ブロック本体2の表面側と裏面側との間
に、縦鉄筋を挿通する上下方向の鉄筋挿通孔3を左右に
形成し、前記ブロック本体2には、表面側から裏面側に
貫通する植生孔6を、前記鉄筋挿通孔3に接触しないよ
うにして複数開設してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や宅地の造成
面、河川の護岸面等に積み上げて表面側に植物を繁茂さ
せることにより、自然環境を維持できて周囲での自然の
景観を損なわないようにするとともに、植物を裏面側の
法面に根張りさせることによりきわめて強度を高めるよ
うしたことを特徴とする植生用構築ブロック及び植生用
構築ブロックによる擁壁に関するものである。
面、河川の護岸面等に積み上げて表面側に植物を繁茂さ
せることにより、自然環境を維持できて周囲での自然の
景観を損なわないようにするとともに、植物を裏面側の
法面に根張りさせることによりきわめて強度を高めるよ
うしたことを特徴とする植生用構築ブロック及び植生用
構築ブロックによる擁壁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路用や軌道用等の山岳の造成面、宅地
の造成面等に積み上げて擁壁体を構築したり、川岸の護
岸面に積み上げて護岸用の壁体を構築する場合、これら
壁体の表面に植物を植え付けて景観を損なわないように
した植生用のコンクリートブロックとしては、本特許出
願人がすでに提案した例えば特開平6−346474号
公報に記載のものが知られている。前記従来の植生用の
構築ブロックは、上下方向に貫通部を形成した前方枠部
の前端両側部の外面に切欠部を形成し、前記前方枠部の
貫通部の前端の中央下部に土受け止め部を突設し、前方
枠部の後方に後方部を連設してなる構成である。
の造成面等に積み上げて擁壁体を構築したり、川岸の護
岸面に積み上げて護岸用の壁体を構築する場合、これら
壁体の表面に植物を植え付けて景観を損なわないように
した植生用のコンクリートブロックとしては、本特許出
願人がすでに提案した例えば特開平6−346474号
公報に記載のものが知られている。前記従来の植生用の
構築ブロックは、上下方向に貫通部を形成した前方枠部
の前端両側部の外面に切欠部を形成し、前記前方枠部の
貫通部の前端の中央下部に土受け止め部を突設し、前方
枠部の後方に後方部を連設してなる構成である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の植
生用の構築ブロックでは、未だコンクリート面が表面側
に露呈するので、擁壁体を構築した場合に充分な自然環
境を創り出せないばかりでなく、周囲の自然の景観を損
ねるものである。また、植物の栽培用土を充填する貫通
部の上下部分が開放しているし、前記貫通部を設けた前
方枠部もブロックの一部を構成しているので、擁壁にし
た場合の強度が不足する。したがって、広大な面積の擁
壁体や川岸用の壁体を構築する場合には、壁体の構築強
度に問題があり、例えば降雨時には裏面側から大きな土
圧が作用するので、崩壊することがある。また、前記従
来の植生用のブロックでは、表面側の貫通部に栽培用土
を充填して植物を植え付けたり、種子を蒔きながら肥料
を与えなければならないので、構築時に著しく手間と期
間とを要する。したがって、表面側からはコンクリート
の地肌が見えなくて体裁がよく、しかも擁壁体として構
築した場合にきわめて強度に富んで作業が簡単な植生用
構築ブロックが要望されている。
生用の構築ブロックでは、未だコンクリート面が表面側
に露呈するので、擁壁体を構築した場合に充分な自然環
境を創り出せないばかりでなく、周囲の自然の景観を損
ねるものである。また、植物の栽培用土を充填する貫通
部の上下部分が開放しているし、前記貫通部を設けた前
方枠部もブロックの一部を構成しているので、擁壁にし
た場合の強度が不足する。したがって、広大な面積の擁
壁体や川岸用の壁体を構築する場合には、壁体の構築強
度に問題があり、例えば降雨時には裏面側から大きな土
圧が作用するので、崩壊することがある。また、前記従
来の植生用のブロックでは、表面側の貫通部に栽培用土
を充填して植物を植え付けたり、種子を蒔きながら肥料
を与えなければならないので、構築時に著しく手間と期
間とを要する。したがって、表面側からはコンクリート
の地肌が見えなくて体裁がよく、しかも擁壁体として構
築した場合にきわめて強度に富んで作業が簡単な植生用
構築ブロックが要望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の欠点
と要望とに鑑み提案されたもので、ブロック本体の表面
側と裏面側との奥行き方向の途中に、縦鉄筋を挿通する
ための上下方向の鉄筋挿通孔を左右に形成し、前記ブロ
ック本体には、表面側から裏面側に貫通する植生孔を、
前記鉄筋挿通孔に接触しないようにして複数開設し、及
びブロック本体の表面側に、各植生孔ごとに雨水の受け
部を設けてなることを特徴とする。
と要望とに鑑み提案されたもので、ブロック本体の表面
側と裏面側との奥行き方向の途中に、縦鉄筋を挿通する
ための上下方向の鉄筋挿通孔を左右に形成し、前記ブロ
ック本体には、表面側から裏面側に貫通する植生孔を、
前記鉄筋挿通孔に接触しないようにして複数開設し、及
びブロック本体の表面側に、各植生孔ごとに雨水の受け
部を設けてなることを特徴とする。
【0005】また本発明によれば、前記植生用構築ブロ
ックを法面に布積みし、各植生用構築ブロックの植生孔
に植物を植生して裏面側の法面に根張りさせるようにし
たことを特徴とする。
ックを法面に布積みし、各植生用構築ブロックの植生孔
に植物を植生して裏面側の法面に根張りさせるようにし
たことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の植生用構築ブロッ
クの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発
明の第1の実施例の植生用構築ブロック1は、図1から
図3で示すように、コンクリートブロック本体2の表面
側と裏面側との奥行き方向の途中に、縦鉄筋を挿通する
ために、上下方向の鉄筋挿通孔3,3を左右に形成す
る。
クの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発
明の第1の実施例の植生用構築ブロック1は、図1から
図3で示すように、コンクリートブロック本体2の表面
側と裏面側との奥行き方向の途中に、縦鉄筋を挿通する
ために、上下方向の鉄筋挿通孔3,3を左右に形成す
る。
【0007】前記ブロック本体2は横長な厚板状で、左
右の側端から4分の1の位置には前記上下方向の鉄筋挿
通孔3が開設され、鉄筋挿通孔3は上方部分及び下方部
分が幅広部分31となって、高さの途中が幅狭部分32
となっている。
右の側端から4分の1の位置には前記上下方向の鉄筋挿
通孔3が開設され、鉄筋挿通孔3は上方部分及び下方部
分が幅広部分31となって、高さの途中が幅狭部分32
となっている。
【0008】前記ブロック本体2の上面には、鉄筋挿通
孔3を有する位置に横方向の係合凸部4を突設するとと
もに、下面には前記係合凸部4が嵌入する横方向の嵌合
凹部5を横溝状に形成する。
孔3を有する位置に横方向の係合凸部4を突設するとと
もに、下面には前記係合凸部4が嵌入する横方向の嵌合
凹部5を横溝状に形成する。
【0009】そして、前記ブロック本体2には、表面側
から裏面側に向かって貫通する植生孔6を、前記鉄筋挿
通孔3に接触しないようにして複数開設する。
から裏面側に向かって貫通する植生孔6を、前記鉄筋挿
通孔3に接触しないようにして複数開設する。
【0010】前記各植生孔6は、ほぼ水平方向若しくは
表面側から裏面側に向って緩く傾斜し、内部には植物を
挿通したり、植生土等を充填することができる。
表面側から裏面側に向って緩く傾斜し、内部には植物を
挿通したり、植生土等を充填することができる。
【0011】前記ブロック本体2は、横幅が1.5メー
トル、高さが70センチメートル、奥行きが30センチ
メートル程度であって、前記植生孔6は、直径が10セ
ンチメートル程度で、6〜9個程度を適当に分布させて
開設することができる。
トル、高さが70センチメートル、奥行きが30センチ
メートル程度であって、前記植生孔6は、直径が10セ
ンチメートル程度で、6〜9個程度を適当に分布させて
開設することができる。
【0012】前記植生用構築ブロック1を使用して道路
や宅地の造成面、河川の護岸面等に擁壁を構築するに
は、構築現場に運搬した植生用構築ブロック1をクレー
ン等で持ち上げて、下側から上側に順に積み上げるので
あるが、下側に位置する植生用構築ブロック1に対し、
上側に位置させる植生用構築ブロック1を、ブロック本
体2の横幅の2分の1だけ位置をずらせ、千鳥状に積み
上げることにより布積みにして上下に積層する。この布
積み構築作業においては、下側に位置する植生用構築ブ
ロック1の係合凸部4が、上側に位置する植生用構築ブ
ロック1の嵌合凹部5に嵌合して係合するので、上下に
重なる構築ブロック1の位置決めが正確になるばかりで
なく、背面からの土圧に対して強度が高まり、構築され
る擁壁の強度を著しく高めることができる。
や宅地の造成面、河川の護岸面等に擁壁を構築するに
は、構築現場に運搬した植生用構築ブロック1をクレー
ン等で持ち上げて、下側から上側に順に積み上げるので
あるが、下側に位置する植生用構築ブロック1に対し、
上側に位置させる植生用構築ブロック1を、ブロック本
体2の横幅の2分の1だけ位置をずらせ、千鳥状に積み
上げることにより布積みにして上下に積層する。この布
積み構築作業においては、下側に位置する植生用構築ブ
ロック1の係合凸部4が、上側に位置する植生用構築ブ
ロック1の嵌合凹部5に嵌合して係合するので、上下に
重なる構築ブロック1の位置決めが正確になるばかりで
なく、背面からの土圧に対して強度が高まり、構築され
る擁壁の強度を著しく高めることができる。
【0013】そして、植生用構築ブロック1を法面に沿
って必要な高さまで布積みしたら、各植生用構築ブロッ
ク1の上下に連通する鉄筋挿通孔3に縦鉄筋33を一連
に挿通するとともに、間詰めコンクリートを充填して養
生硬化させ、上下左右に隣り合う各植生用構築ブロック
1を一体化させ、擁壁Aを構築する。したがって、前記
の様にして構築された擁壁Aは、上下、左右に隣り合う
各植生用構築ブロック1のブロック本体2が、縦鉄筋3
3や間詰めコンクリート等によって一体的に固定し、著
しく強固な保護擁壁賭して構築することができる。
って必要な高さまで布積みしたら、各植生用構築ブロッ
ク1の上下に連通する鉄筋挿通孔3に縦鉄筋33を一連
に挿通するとともに、間詰めコンクリートを充填して養
生硬化させ、上下左右に隣り合う各植生用構築ブロック
1を一体化させ、擁壁Aを構築する。したがって、前記
の様にして構築された擁壁Aは、上下、左右に隣り合う
各植生用構築ブロック1のブロック本体2が、縦鉄筋3
3や間詰めコンクリート等によって一体的に固定し、著
しく強固な保護擁壁賭して構築することができる。
【0014】しかも、鉄筋挿通孔3の上下に幅広部分3
1を形成することにより、上下に隣り合う植生用構築ブ
ロック1の接合部分は、幅広部分31に充填する間詰め
コンクリートによって連結されるので、連結部分が太く
なってきわめて強固なものとなる。
1を形成することにより、上下に隣り合う植生用構築ブ
ロック1の接合部分は、幅広部分31に充填する間詰め
コンクリートによって連結されるので、連結部分が太く
なってきわめて強固なものとなる。
【0015】そして本発明によれば、前記各植生用構築
ブロック1の植生孔6には、擁壁の構築時にブロック本
体2の支えとして例えば樹木aの幹を挿通し、先端部を
構築用ブロック1の表面から突出させるとともに根の部
分を法面Bに埋設する。したがって、前記樹木aが生長
すると法面Bに差し込まれている根の部分が根張りする
とともに、植生孔6から表面に突出する部分が繁茂する
ので、擁壁Aの表面が植生され、周辺の自然環境に対応
することになる。特に、樹木aとして柳、アカシヤ等の
幹を利用すると、幹の基端部が法面に根張りすると、法
面の深くまで侵入するので、擁壁を強固に支えることに
なる。なお、各ブロックの植生孔に樹木を挿通するの
は、ブロックで擁壁を構築する前でもよいし、構築した
後でもよい。
ブロック1の植生孔6には、擁壁の構築時にブロック本
体2の支えとして例えば樹木aの幹を挿通し、先端部を
構築用ブロック1の表面から突出させるとともに根の部
分を法面Bに埋設する。したがって、前記樹木aが生長
すると法面Bに差し込まれている根の部分が根張りする
とともに、植生孔6から表面に突出する部分が繁茂する
ので、擁壁Aの表面が植生され、周辺の自然環境に対応
することになる。特に、樹木aとして柳、アカシヤ等の
幹を利用すると、幹の基端部が法面に根張りすると、法
面の深くまで侵入するので、擁壁を強固に支えることに
なる。なお、各ブロックの植生孔に樹木を挿通するの
は、ブロックで擁壁を構築する前でもよいし、構築した
後でもよい。
【0016】また、図5に示す本発明の擁壁Aの他の実
施例では、擁壁の構築時にブロック本体を支えるため、
若しくは構築後に、前記各植生孔6の内部に樹木aを挿
通するとともに植生土bを充填し、樹木aの根の部分を
法面Bに差し込む。したがって、この実施例において
も、樹木aの根の部分が法面Bに差し込まれているし、
先端が擁壁Aの表面に突出しているので、樹木は枯れる
ことなく期間の経過により擁壁Aの表面を植生すること
ができる。また、樹木aの根の部分が法面に差し込まれ
て根張りしているので、ブロックの積み上げ強度が高ま
ることになり、ずれ動いたり崩壊することがない。な
お、ブロック本体に植生孔6に植生土を充填する場合、
前記のとおり樹木aを挿通してもよいが、草花の種子を
蒔いて発芽させ、擁壁の表面に繁茂させるようにしても
よい。
施例では、擁壁の構築時にブロック本体を支えるため、
若しくは構築後に、前記各植生孔6の内部に樹木aを挿
通するとともに植生土bを充填し、樹木aの根の部分を
法面Bに差し込む。したがって、この実施例において
も、樹木aの根の部分が法面Bに差し込まれているし、
先端が擁壁Aの表面に突出しているので、樹木は枯れる
ことなく期間の経過により擁壁Aの表面を植生すること
ができる。また、樹木aの根の部分が法面に差し込まれ
て根張りしているので、ブロックの積み上げ強度が高ま
ることになり、ずれ動いたり崩壊することがない。な
お、ブロック本体に植生孔6に植生土を充填する場合、
前記のとおり樹木aを挿通してもよいが、草花の種子を
蒔いて発芽させ、擁壁の表面に繁茂させるようにしても
よい。
【0017】図6から図9に示す本発明の第2の実施例
は、前記ブロック本体2の表面側に、各植生孔6ごとに
雨水の受け部7を設けた構成で、その他の構成は前記第
1の実施例のブロック本体と同一である。
は、前記ブロック本体2の表面側に、各植生孔6ごとに
雨水の受け部7を設けた構成で、その他の構成は前記第
1の実施例のブロック本体と同一である。
【0018】前記雨水の受け部7は、各植生孔6の開口
部分から上方に向って横方向に広がるV字状で、底部8
が植生孔6の下面の高さに一致して連通しているととも
に、底部8の奥行き幅が最も広く、上方に向い次第に奥
行き幅が狭くなっている。
部分から上方に向って横方向に広がるV字状で、底部8
が植生孔6の下面の高さに一致して連通しているととも
に、底部8の奥行き幅が最も広く、上方に向い次第に奥
行き幅が狭くなっている。
【0019】図6から図9において、ブロック本体2の
その他の構成は、前記本発明の実施例の構成と変わらな
いので、同一符号を付して説明を省略する。
その他の構成は、前記本発明の実施例の構成と変わらな
いので、同一符号を付して説明を省略する。
【0020】本発明の前記第2の実施例によって擁壁を
構築すると、図10で示すように各ブロック本体2の各
受け部7が上方に向くので、降雨時の雨水が受け部7で
受け止められて植生孔6に導かれる。したがって、降雨
時に擁壁の表面を流れる雨水はほとんどが各受け部7に
受け止められ、植生孔6を通過して法面に貯溜すること
になり、このため植物の生長に充分に寄与できるのであ
る。
構築すると、図10で示すように各ブロック本体2の各
受け部7が上方に向くので、降雨時の雨水が受け部7で
受け止められて植生孔6に導かれる。したがって、降雨
時に擁壁の表面を流れる雨水はほとんどが各受け部7に
受け止められ、植生孔6を通過して法面に貯溜すること
になり、このため植物の生長に充分に寄与できるのであ
る。
【0021】以上本発明を図面の実施例に基づいて説明
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどの
ようにでも実施することができる。
【0022】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ブロック
本体の表面側と裏面側との間に、縦鉄筋を挿通する上下
方向の鉄筋挿通孔を左右に形成し、前記ブロック本体に
は、表面側から裏面側に貫通する植生孔を、前記鉄筋挿
通孔に接触しないようにして複数開設してなる植生用構
築ブロック、及びブロック本体の表面側に、各植生孔ご
とに雨水の受け部を設けてなる請求項1に記載の植生用
構築ブロックに関するものである。
本体の表面側と裏面側との間に、縦鉄筋を挿通する上下
方向の鉄筋挿通孔を左右に形成し、前記ブロック本体に
は、表面側から裏面側に貫通する植生孔を、前記鉄筋挿
通孔に接触しないようにして複数開設してなる植生用構
築ブロック、及びブロック本体の表面側に、各植生孔ご
とに雨水の受け部を設けてなる請求項1に記載の植生用
構築ブロックに関するものである。
【0023】したがって、山岳地帯等の道路用、軌道用
の法面、宅地造成面、若しくは川岸等の表面には、各植
生用構築ブロックのブロック本体によって強固な保護壁
をきわめて簡単に、短期間で構築できるので、法面等を
確実に保護することができるばかりでなく、特に、植生
孔に挿通する植物が背面の法面に根張りするので、法面
とブロックとが一体化することにより著しく高い強度で
あり、大規模で大面積の擁壁や護岸壁を構築する場合に
効果的である。そして、植生用のコンクリートブロック
で構築される擁擁壁の表面は、植生孔に挿通する植物に
よって覆われるので、自然環境がそのまま生かされて、
周囲の景観を損なわせることがない。
の法面、宅地造成面、若しくは川岸等の表面には、各植
生用構築ブロックのブロック本体によって強固な保護壁
をきわめて簡単に、短期間で構築できるので、法面等を
確実に保護することができるばかりでなく、特に、植生
孔に挿通する植物が背面の法面に根張りするので、法面
とブロックとが一体化することにより著しく高い強度で
あり、大規模で大面積の擁壁や護岸壁を構築する場合に
効果的である。そして、植生用のコンクリートブロック
で構築される擁擁壁の表面は、植生孔に挿通する植物に
よって覆われるので、自然環境がそのまま生かされて、
周囲の景観を損なわせることがない。
【0024】また、ブロック本体の表面側に、各植生孔
毎に雨水の受け部を設けると、降雨時に表面側を流れる
雨水を各受け部でほとんど受け止めて各植生孔に導くの
で、植物に対する冠水として雨水を利用することができ
る。しかも、植生孔に導かれる雨水は、法面側の土壌中
に貯溜するので、長期間において植物に水分を供給する
ことができ、擁壁表面に繁茂する植物を効果的に生長さ
せることができ、実用的価値の高いものとなる。
毎に雨水の受け部を設けると、降雨時に表面側を流れる
雨水を各受け部でほとんど受け止めて各植生孔に導くの
で、植物に対する冠水として雨水を利用することができ
る。しかも、植生孔に導かれる雨水は、法面側の土壌中
に貯溜するので、長期間において植物に水分を供給する
ことができ、擁壁表面に繁茂する植物を効果的に生長さ
せることができ、実用的価値の高いものとなる。
【図1】本発明の植生用構築ブロックの第1実施例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の一部を欠截した平面図で
ある。
ある。
【図3】同上の一部を欠截した正面図である。
【図4】第1実施例のブロックを使用した擁壁の一部を
欠截した側面図である。
欠截した側面図である。
【図5】第1実施例のブロックを使用した擁壁の他の実
施例の一部を欠截した側面図である。
施例の一部を欠截した側面図である。
【図6】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図7】本発明の第2施例の一部を欠截した正面図であ
る。
る。
【図8】図7のA〜A線の断面図である。
【図9】図7のB〜B線の断面図である。
【図10】第2実施例のブロックを使用した擁壁の一部
を欠截した側面図である。
を欠截した側面図である。
1 植生用構築ブロック 2 ブロック本体 3 鉄筋挿通孔 4 係合凸部 5 嵌合凹部 6 植生孔 7 受け部 8 底部
Claims (3)
- 【請求項1】 ブロック本体の表面側と裏面側との間
に、縦鉄筋を挿通する上下方向の鉄筋挿通孔を左右に形
成し、前記ブロック本体には、表面側から裏面側に貫通
する植生孔を、前記鉄筋挿通孔に接触しないようにして
複数開設してなる植生用構築ブロック。 - 【請求項2】 ブロック本体の表面側に、各植生孔ごと
に雨水の受け部を設けてなる請求項1に記載の植生用構
築ブロック。 - 【請求項3】 ブロック本体の表面側と裏面側との間
に、縦鉄筋を挿通するための上下方向の鉄筋挿通孔を左
右に形成し、前記ブロック本体には、表面側から裏面側
に貫通する植生孔を、前記鉄筋挿通孔に接触しないよう
にして複数開設してなる植生用構築ブロックを法面に布
積みし、各植生用構築ブロックの植生孔に植物を植生し
て裏面側の法面に根張りさせるようにしたことを特徴と
する植生用構築ブロックによる擁壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13471197A JPH10325150A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 植生用構築ブロック及び植生用構築ブロックによる擁壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13471197A JPH10325150A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 植生用構築ブロック及び植生用構築ブロックによる擁壁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325150A true JPH10325150A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15134821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13471197A Pending JPH10325150A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 植生用構築ブロック及び植生用構築ブロックによる擁壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325150A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006054353A1 (ja) * | 2004-11-19 | 2006-05-26 | Seinan Industry Corporation | 擁壁構造 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP13471197A patent/JPH10325150A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006054353A1 (ja) * | 2004-11-19 | 2006-05-26 | Seinan Industry Corporation | 擁壁構造 |
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