JPH10325261A - 建築物の免震構造 - Google Patents
建築物の免震構造Info
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- JPH10325261A JPH10325261A JP15020697A JP15020697A JPH10325261A JP H10325261 A JPH10325261 A JP H10325261A JP 15020697 A JP15020697 A JP 15020697A JP 15020697 A JP15020697 A JP 15020697A JP H10325261 A JPH10325261 A JP H10325261A
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- laminated rubber
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Links
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 積層ゴム支承を使用した免震構造であっ
て、高層建築物に適用可能である。 【解決手段】 積層ゴム支承の長期面圧を150kg〜
300kg/cm2とすれば、高層建築物に適用しても
水平剛性を低く抑えることができ、建築物の固有周期を
4〜6秒程度まで、長周期化することができる。また、
内部空間を有する建築物は、同じ専有面積で内部空間を
有さない建築物に比べて、建物下部への荷重が周縁部に
多くかかるので、転倒しにくく、積層ゴム支承に引張力
が生じにくい構造となる。
て、高層建築物に適用可能である。 【解決手段】 積層ゴム支承の長期面圧を150kg〜
300kg/cm2とすれば、高層建築物に適用しても
水平剛性を低く抑えることができ、建築物の固有周期を
4〜6秒程度まで、長周期化することができる。また、
内部空間を有する建築物は、同じ専有面積で内部空間を
有さない建築物に比べて、建物下部への荷重が周縁部に
多くかかるので、転倒しにくく、積層ゴム支承に引張力
が生じにくい構造となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
建築物または鉄骨鉄筋コンクリート建築物の免震構造に
関し、特に、高層の鉄筋コンクリート構造または鉄骨鉄
筋コンクリート構造の建築物に適した免震構造に関する
ものである。
建築物または鉄骨鉄筋コンクリート建築物の免震構造に
関し、特に、高層の鉄筋コンクリート構造または鉄骨鉄
筋コンクリート構造の建築物に適した免震構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】1995年1月に起きた兵庫県南部地震
を契機として、免震構法を取り入れた建築物が次第に計
画されるようになってきた。鉄筋コンクリート建築物に
採用される免震装置としては、ゴムシートと鋼板からな
るサンドイッチ構造の積層ゴム支承が一般に知られてお
り、該積層ゴム支承は、水平方向に柔らかく垂直方向に
堅いので、建築物を支持すると共に地震動の衝撃力を和
らげることができる。この結果、免震建築物は地震によ
る激しい揺れを免れて、全体がゆっくりと平行に揺れる
ようになり、建築物本体だけでなく、内部に収容されて
いる家具、機器などの財産を震災から守ることができ
る。
を契機として、免震構法を取り入れた建築物が次第に計
画されるようになってきた。鉄筋コンクリート建築物に
採用される免震装置としては、ゴムシートと鋼板からな
るサンドイッチ構造の積層ゴム支承が一般に知られてお
り、該積層ゴム支承は、水平方向に柔らかく垂直方向に
堅いので、建築物を支持すると共に地震動の衝撃力を和
らげることができる。この結果、免震建築物は地震によ
る激しい揺れを免れて、全体がゆっくりと平行に揺れる
ようになり、建築物本体だけでなく、内部に収容されて
いる家具、機器などの財産を震災から守ることができ
る。
【0003】上記積層ゴム支承の長期面圧は、高減衰ゴ
ム系で120kg/cm2 以下、鉛プラグ入り系で10
0kg/cm2 以下が使用限界とされている。また、天
然ゴム系積層ゴム支承の長期面圧は150kg/cm2
以下であるが、減衰効果がないため、図5に示すよう
に、建築物1と基礎2との間に振動エネルギー吸収用の
ダンパー3を設置し、建築物1の揺れを速やかに停止さ
せる構法が採用されている。
ム系で120kg/cm2 以下、鉛プラグ入り系で10
0kg/cm2 以下が使用限界とされている。また、天
然ゴム系積層ゴム支承の長期面圧は150kg/cm2
以下であるが、減衰効果がないため、図5に示すよう
に、建築物1と基礎2との間に振動エネルギー吸収用の
ダンパー3を設置し、建築物1の揺れを速やかに停止さ
せる構法が採用されている。
【0004】高層建築物に積層ゴム支承を適用しようと
すると、上載荷重が大きくなり、多数の積層ゴム支承ま
たは大径の積層ゴム支承を必要とする。この結果、積層
ゴム支承の水平剛性が高くなり、免震建物の固有周期を
長周期化することが難しくなり、十分な免震効果を期待
することができない。
すると、上載荷重が大きくなり、多数の積層ゴム支承ま
たは大径の積層ゴム支承を必要とする。この結果、積層
ゴム支承の水平剛性が高くなり、免震建物の固有周期を
長周期化することが難しくなり、十分な免震効果を期待
することができない。
【0005】また、高層化により建物のプロポーション
が細長くなると、地震時に側柱位置において転倒モーメ
ントに起因して、積層ゴム支承を上方に引っ張ろうとす
る引張力が発生する。しかしながら、積層ゴム支承は引
張力に対しては弱く、20kg/cm2 程度で破断する
から、塔状比が大きい高層建築物には積層ゴム支承を用
いる免震構造を採用することは困難であった。
が細長くなると、地震時に側柱位置において転倒モーメ
ントに起因して、積層ゴム支承を上方に引っ張ろうとす
る引張力が発生する。しかしながら、積層ゴム支承は引
張力に対しては弱く、20kg/cm2 程度で破断する
から、塔状比が大きい高層建築物には積層ゴム支承を用
いる免震構造を採用することは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、積層ゴム支
承を使用した高層建築物に適用可能な免震構造を提供す
ることを目的とするものである。
承を使用した高層建築物に適用可能な免震構造を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る建築物の免
震構造は、建築物の略中央部に階層を貫く内部空間を有
する鉄筋コンクリート建築物を、長期面圧が150〜3
00kg/cm2 である積層ゴム支承で支持することを
特徴とするものである。更に、本発明に係る建築物の免
震構造は、隅柱の無い鉄筋コンクリート建築物を、長期
面圧が150〜300kg/cm2 である積層ゴム支承
で支持することを特徴とするものである。
震構造は、建築物の略中央部に階層を貫く内部空間を有
する鉄筋コンクリート建築物を、長期面圧が150〜3
00kg/cm2 である積層ゴム支承で支持することを
特徴とするものである。更に、本発明に係る建築物の免
震構造は、隅柱の無い鉄筋コンクリート建築物を、長期
面圧が150〜300kg/cm2 である積層ゴム支承
で支持することを特徴とするものである。
【0008】前記積層ゴム支承を構成するゴムは天然ゴ
ム系とし、さらに、建築物と基礎との間に振動エネルギ
ー吸収用のダンパーを具えることが好ましい。
ム系とし、さらに、建築物と基礎との間に振動エネルギ
ー吸収用のダンパーを具えることが好ましい。
【0009】
【作用】積層ゴム支承の長期面圧を150kg〜300
kg/cm2 とすれば、高層建築物に適用しても水平剛
性を低く抑えることができ、建築物の固有周期を4〜6
秒程度まで、長周期化することができる。
kg/cm2 とすれば、高層建築物に適用しても水平剛
性を低く抑えることができ、建築物の固有周期を4〜6
秒程度まで、長周期化することができる。
【0010】また、前記内部空間を有する建築物は、同
じ専有面積で内部空間を有さない建築物に比べて、建物
下部への荷重が周縁部に多くかかるので、転倒しにく
く、積層ゴム支承に引張力が生じにくい構造となる。前
記隅柱の無い建築物は、地震時に最も引張力がかかる四
隅部に積層ゴム支承を設置しないので、引張力に由来す
る破断とは無縁な免震構造となる。
じ専有面積で内部空間を有さない建築物に比べて、建物
下部への荷重が周縁部に多くかかるので、転倒しにく
く、積層ゴム支承に引張力が生じにくい構造となる。前
記隅柱の無い建築物は、地震時に最も引張力がかかる四
隅部に積層ゴム支承を設置しないので、引張力に由来す
る破断とは無縁な免震構造となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の好適な実施形態を説明する。
明の好適な実施形態を説明する。
【0012】図1は、22階建ての高層マンション(鉄
筋コンクリート造)の3〜9階部分を示す平面図であ
り、このマンションのほぼ中央部には、地上から屋上ま
で吹抜が設けられている。このように、本発明において
内部空間は全フロアに設けてもよいし、あるいは部分的
に設けてもよい。
筋コンクリート造)の3〜9階部分を示す平面図であ
り、このマンションのほぼ中央部には、地上から屋上ま
で吹抜が設けられている。このように、本発明において
内部空間は全フロアに設けてもよいし、あるいは部分的
に設けてもよい。
【0013】本実施形態では、免震装置として天然ゴム
系の積層ゴム支承を用い、その長期面圧を200kg/
cm2 に設定して、表1に示す条件で短期許容応力度で
設計するときに用いるレベル2(入力地震動の最大速度
50cm/s)で振動解析を行い、各階の最大応答剪断
力係数を求めた。図2に、EL CENTORO NS 50kineの地震
波(記号△)とHACHINOHE NS 50kine の地震波(記号
×)を入力した場合の最大応答剪断力係数分布図を示
す。
系の積層ゴム支承を用い、その長期面圧を200kg/
cm2 に設定して、表1に示す条件で短期許容応力度で
設計するときに用いるレベル2(入力地震動の最大速度
50cm/s)で振動解析を行い、各階の最大応答剪断
力係数を求めた。図2に、EL CENTORO NS 50kineの地震
波(記号△)とHACHINOHE NS 50kine の地震波(記号
×)を入力した場合の最大応答剪断力係数分布図を示
す。
【0014】
【表1】地震時重量の総計We=28000ton 積層ゴム支承の水平剛性の総計Kh=59t/cm 上部構造の1次固有周期Ts=1.24秒 免震構造にしたときの固有周期Tf=4.4秒
【0015】また、比較のため、この高層マンションの
基礎を固定して、短期許容応力度で設計するときに用い
るレベル1(入力地震動の最大速度25cm/s)で振
動解析を行ったところ、記号◆(EL CENTORO NS 25kin
e)および記号□(HACHINOHENS 25kine)で示す最大応答
剪断力係数が得られた。図2のグラフより、本実施形態
の免震装置を採用した高層マンションは、基礎を固定し
た場合の比較例に対して、最大応答剪断力係数が各階で
半減していることが分かる。
基礎を固定して、短期許容応力度で設計するときに用い
るレベル1(入力地震動の最大速度25cm/s)で振
動解析を行ったところ、記号◆(EL CENTORO NS 25kin
e)および記号□(HACHINOHENS 25kine)で示す最大応答
剪断力係数が得られた。図2のグラフより、本実施形態
の免震装置を採用した高層マンションは、基礎を固定し
た場合の比較例に対して、最大応答剪断力係数が各階で
半減していることが分かる。
【0016】また、この高層マンションの固有周期Tf
は4.4秒となるから、固有周期が長周期化して優れた
免震効果が得られることになる。このように、積層ゴム
支承の長期面圧を150kg〜300kg/cm2 とす
れば、水平剛性はそれほど高くならないから、建築物の
固有周期を4〜6秒程度まで、長周期化することができ
る。
は4.4秒となるから、固有周期が長周期化して優れた
免震効果が得られることになる。このように、積層ゴム
支承の長期面圧を150kg〜300kg/cm2 とす
れば、水平剛性はそれほど高くならないから、建築物の
固有周期を4〜6秒程度まで、長周期化することができ
る。
【0017】また、このような内部空間を有する建築物
は、入力地震動による上部構造への作用力も激減するこ
とから、転倒しにくく、従って、積層ゴム支承に引張力
が生じにくい構造となっている。
は、入力地震動による上部構造への作用力も激減するこ
とから、転倒しにくく、従って、積層ゴム支承に引張力
が生じにくい構造となっている。
【0018】なお、上記天然ゴム系の積層ゴム支承を用
いた場合には、図5に示すような振動エネルギー吸収用
のダンパー3を併設し、これに減衰効果を負担させるこ
とが必要となる。ダンパーとしては、鋼製、鉛製など、
公知のものを使用することができ、風荷重に対してもト
リガー(鋼材を降伏させない)により揺れを抑えること
ができる。
いた場合には、図5に示すような振動エネルギー吸収用
のダンパー3を併設し、これに減衰効果を負担させるこ
とが必要となる。ダンパーとしては、鋼製、鉛製など、
公知のものを使用することができ、風荷重に対してもト
リガー(鋼材を降伏させない)により揺れを抑えること
ができる。
【0019】次に、本発明に係る他の好適な実施形態を
図3により説明する。図3は、31階建ての高層マンシ
ョン(鉄筋コンクリート造)の7〜27階部分を示す平
面図であり、記号■は、柱の設置位置を示している。こ
の高層マンションの平面形状は四隅が切り取られた形と
なっており、図3に記号□で示す位置には柱がなく、隅
柱のない平面プランとなっている。従って、地震時に最
も引張力がかかる四隅部に積層ゴム支承を設置する必要
がなく、引張力に由来する破断とは無縁な免震構造とす
ることができる。
図3により説明する。図3は、31階建ての高層マンシ
ョン(鉄筋コンクリート造)の7〜27階部分を示す平
面図であり、記号■は、柱の設置位置を示している。こ
の高層マンションの平面形状は四隅が切り取られた形と
なっており、図3に記号□で示す位置には柱がなく、隅
柱のない平面プランとなっている。従って、地震時に最
も引張力がかかる四隅部に積層ゴム支承を設置する必要
がなく、引張力に由来する破断とは無縁な免震構造とす
ることができる。
【0020】また、この高層マンションでは図3に記号
◎で示す位置にも柱がなく、◎位置に柱を設けた建築物
と比べて、側柱OCに加わる鉛直力が大きくなるので、
積層ゴム支承にかかる引張力を小さくすることができ
る。
◎で示す位置にも柱がなく、◎位置に柱を設けた建築物
と比べて、側柱OCに加わる鉛直力が大きくなるので、
積層ゴム支承にかかる引張力を小さくすることができ
る。
【0021】本実施形態も図1に示す前記実施形態と同
様に、免震装置として天然ゴム系の積層ゴム支承を用
い、その長期面圧を200kg/cm2 に設定して、表
2に示す条件でレベル2で振動解析を行い、各階の最大
応答剪断力係数を求めた。図4に、EL CENTORO NS 50ki
neの地震波(記号△)とHACHINOHE NS 50kine の地震波
(記号×)を入力した場合の最大応答剪断力係数分布図
を示す。
様に、免震装置として天然ゴム系の積層ゴム支承を用
い、その長期面圧を200kg/cm2 に設定して、表
2に示す条件でレベル2で振動解析を行い、各階の最大
応答剪断力係数を求めた。図4に、EL CENTORO NS 50ki
neの地震波(記号△)とHACHINOHE NS 50kine の地震波
(記号×)を入力した場合の最大応答剪断力係数分布図
を示す。
【0022】なお、記号◆(EL CENTORO NS 25kine)お
よび記号□(HACHINOHE NS 25kine)で示す最大応答剪断
力係数は、前記実施形態と同様に、この高層マンション
の基礎を固定して、レベル1で振動解析を行った比較例
である。
よび記号□(HACHINOHE NS 25kine)で示す最大応答剪断
力係数は、前記実施形態と同様に、この高層マンション
の基礎を固定して、レベル1で振動解析を行った比較例
である。
【0023】
【表2】地震時重量の総計We=40000ton 積層ゴム支承の水平剛性の総計Kh=63t/cm 上部構造の1次固有周期Ts=1.69秒 免震構造にしたときの固有周期Tf=5.0秒
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、所定の長期面圧を有す
る積層ゴム支承を用い、かつ、建築物のプランを工夫す
ることにより、高層鉄筋コンクリート建築物(30階建
て程度)を免震化することができる。即ち、従来の基礎
を固定した高層鉄筋コンクリート建築物のレベル1(入
力地震動の最大速度25cm/s)での最大応答剪断力
に対して、免震構造を採用することにより、レベル2
(入力地震動の最大速度50cm/s)で、従来の建築
物の約1/2の応答に低減することができる。
る積層ゴム支承を用い、かつ、建築物のプランを工夫す
ることにより、高層鉄筋コンクリート建築物(30階建
て程度)を免震化することができる。即ち、従来の基礎
を固定した高層鉄筋コンクリート建築物のレベル1(入
力地震動の最大速度25cm/s)での最大応答剪断力
に対して、免震構造を採用することにより、レベル2
(入力地震動の最大速度50cm/s)で、従来の建築
物の約1/2の応答に低減することができる。
【0025】このため、従来の高層鉄筋コンクリート建
築物では、圧縮強度400kg/cm2 以上の高強度コ
ンクリートと、SD390、D41等の高強度太径鉄筋
を使用しているが、免震建築物にすることにより、コン
クリート強度300kg/cm2 級とし、鉄筋の減少を
図ることが可能になる。従って、免震化費用が多少増加
しても、トータルの建築費用は却って低減することがで
きるという顕著な効果を奏するものである。
築物では、圧縮強度400kg/cm2 以上の高強度コ
ンクリートと、SD390、D41等の高強度太径鉄筋
を使用しているが、免震建築物にすることにより、コン
クリート強度300kg/cm2 級とし、鉄筋の減少を
図ることが可能になる。従って、免震化費用が多少増加
しても、トータルの建築費用は却って低減することがで
きるという顕著な効果を奏するものである。
【図1】本発明を適用した高層建築物の3〜9階部分の
平面図である。
平面図である。
【図2】図1の実施形態について振動解析を行って得ら
れた最大応答剪断力係数の分布を、比較例と共に示すグ
ラフである。
れた最大応答剪断力係数の分布を、比較例と共に示すグ
ラフである。
【図3】本発明を適用した別の高層建築物の7〜27階
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図4】図3の実施形態について振動解析を行って得ら
れた最大応答剪断力係数の分布を、比較例と共に示すグ
ラフである。
れた最大応答剪断力係数の分布を、比較例と共に示すグ
ラフである。
【図5】積層ゴム支承とダンパーとからなる免震装置の
概要図である。
概要図である。
1 建築物 2 基礎 3 ダンパー 5 積層ゴム支承
Claims (3)
- 【請求項1】 建築物の略中央部に階層を貫く内部空間
を有する鉄筋コンクリート建築物を、長期面圧が150
〜300kg/cm2 である積層ゴム支承で支持してな
ることを特徴とする建築物の免震構造。 - 【請求項2】 隅柱の無い鉄筋コンクリート建築物を、
長期面圧が150〜300kg/cm2 である積層ゴム
支承で支持してなることを特徴とする建築物の免震構
造。 - 【請求項3】 前記積層ゴム支承を構成するゴムが天然
ゴム系であり、建築物と基礎との間に振動エネルギー吸
収用のダンパーを具えてなる請求項1または請求項2記
載の建築物の免震構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15020697A JPH10325261A (ja) | 1997-05-24 | 1997-05-24 | 建築物の免震構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15020697A JPH10325261A (ja) | 1997-05-24 | 1997-05-24 | 建築物の免震構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325261A true JPH10325261A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15491854
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15020697A Withdrawn JPH10325261A (ja) | 1997-05-24 | 1997-05-24 | 建築物の免震構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325261A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI623674B (zh) * | 2014-11-25 | 2018-05-11 | Mitsubishi Hitachi Power Sys | Support structure |
-
1997
- 1997-05-24 JP JP15020697A patent/JPH10325261A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI623674B (zh) * | 2014-11-25 | 2018-05-11 | Mitsubishi Hitachi Power Sys | Support structure |
| US10100546B2 (en) | 2014-11-25 | 2018-10-16 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Support structure |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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