JPH10325414A - 直動装置 - Google Patents

直動装置

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JPH10325414A
JPH10325414A JP23713297A JP23713297A JPH10325414A JP H10325414 A JPH10325414 A JP H10325414A JP 23713297 A JP23713297 A JP 23713297A JP 23713297 A JP23713297 A JP 23713297A JP H10325414 A JPH10325414 A JP H10325414A
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JP
Japan
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fluororesin
film
electroless nickel
coating
ball
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Application number
JP23713297A
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English (en)
Inventor
Takeshi Saito
剛 斉藤
Toyohisa Yamamoto
豊寿 山本
Takeshi Namimatsu
健 並松
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/58Raceways; Race rings
    • F16C33/62Selection of substances

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体製造装置や液晶パネル製造装置、食品
加工装置等の清浄な雰囲気を必要とする環境下等におい
て好適に使用でき、また、真空、高温、腐食性雰囲気環
境下においても使用することができ、装置から発生する
塵埃が少ない直動装置を提供する。 【解決手段】 一方の移動部材と他方の移動部材とが、
それぞれの案内面に接する転動体を介して相対的に直線
移動する装置において、前記両移動部材または転動体の
少なくとも一つが、その表面に無電解ニッケル被膜を介
してフッ素樹脂被膜が成膜されている、もしくは更に無
電解ニッケル被膜にフッ素樹脂からなる粒子が含浸され
ている直動装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリニアガイド、ボー
ルスプライン、ボールねじ、クロスローラ軸受等の、一
方の移動部材と他方の移動部材とが、それぞれの案内面
に接する転動体を介して相対的に直線移動する直動装置
に関し、特にクリーンルーム、半導体製造装置、液晶パ
ネル製造装置、食品加工装置等の清浄な雰囲気を必要と
する環境下等において好適に使用でき、また、真空、高
温、腐食性雰囲気環境下でも使用することができる前記
直動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リニアガイド、ボールスプライン、ボー
ルねじ、クロスローラ軸受等の直動装置は、様々な分野
で使用されている。しかしながら、これらの直動装置に
おいて潤滑を潤滑油やグリースで行う方式では、装置の
作動時に潤滑油やグリースが外部に飛散したり、更に高
温や真空環境下においては潤滑油やグリースが蒸発して
ガスを放出する等、外部の環境を汚染してしまう。この
ため、クリーンルーム、半導体製造装置、液晶パネル製
造装置、食品加工装置等のように清浄な環境を必要とす
る用途や真空環境下においては、通常の潤滑油やグリー
スを用いて潤滑を行う構造の直動装置を使用することが
できない。
【0003】そこで、清浄な環境を必要とする用途や真
空環境下においては、保持器に固体潤滑剤等を混合した
自己潤滑性を有する複合材を用いた、あるいは、直動装
置の各構成要素の表面(例えば、移動部材の案内面や転
動体の表面)に予め固体潤滑剤からなる被膜を形成した
固体潤滑直動装置や、蒸気圧が低く、ちょう度が小さい
フッ素系グリースを用いて潤滑する構造の直動装置が使
用されている。自己潤滑性を有する保持器を組み込んだ
直動装置では、装置の作動に伴い保持器と転動体とが摺
動することにより、保持器から移動部材の案内面、並び
に転動体の表面に移着して形成される薄い固体潤滑膜に
より直動装置の潤滑を行う。一方、固体潤滑被膜を施し
た直動装置では、予め直動装置の移動部材の案内面や転
動体の表面に形成された固体潤滑剤からなる被膜が、装
置の作動に伴ってせん断、劈開等をして、母材の直接接
触を防止することにより直動装置の潤滑を行う。この固
体潤滑膜としては、金・銀・鉛のような軟質金属、二硫
化モリブデン、二硫化タングステンのような層状化合
物、黒鉛、あるいはポリテトラフロロエチレン等のフッ
素樹脂が使用されている。しかし、前記軟質金属や層状
化合物は、比較的発塵が多く、高度な清浄環境を必要と
する用途には使用できない。また、固体潤滑剤は使用雰
囲気により潤滑特性が異なり、例えば二硫化モリブデン
は真空中で、また黒鉛は大気中でその真価を発揮するこ
とが知られている。ところが、特に半導体製造装置や液
晶製造装置においては工程間搬送のために大気中と真空
中との往復を繰り返すため、真空・大気中の両方で潤滑
性を発揮する潤滑剤を使用する必要があり、このような
環境下ではフッ素樹脂が潤滑膜として使用されることが
多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体素子をは
じめ、各種電子素子においては、高集積化、微細化等が
進んでいる。これに伴い、製造過程中に半導体素子など
の表面に付着する微小なパーティクルが製品の性能、信
頼性、歩留まり等に及ぼす影響が増大している。このた
め、半導体製造装置等のように清浄な環境を必要とする
箇所で使用される直動装置に対しては、装置外部に飛散
する粒子およびガス等が少ないことが要求され、その要
求はますます高まる傾向にある。また、液晶パネルにお
いても、画素数の増加や画質の向上のために、同様の要
求がある。
【0005】しかしながら、上記固体潤滑直動装置は何
れも、保持器と被膜等との摺動に伴って摺動部から摩耗
粒子等が発生し、脱落することは避けられず、この摩耗
粒子等が装置外部に飛散してしまう。また、フッ素系グ
リースで潤滑する構造の直動装置においても、装置の作
動に伴ってグリースがせん断され、装置外部に飛散して
しまう。更に、半導体製造装置や液晶パネル製造装置に
使用される直動装置は、酸やアルカリ等の腐食性雰囲気
下で使用される場合があり、また食品加工装置は水と接
触する場合が多いため、発生した錆が塵埃となって外部
環境を汚染してしまう。このため、前記の要求に対して
十分に対応できていない状況にある。
【0006】そこで、本発明は、半導体製造装置や液晶
パネル製造装置、食品加工装置等の清浄な雰囲気を必要
とする環境下等において好適に使用でき、また、真空、
高温、腐食性雰囲気環境下においても使用することがで
き、装置から発生する塵埃が少ない直動装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の直動装置は、一方の移動部材と他方の移
動部材とが、それぞれの案内面に接する転動体を介して
相対的に直線移動する装置において、前記両移動部材ま
たは転動体の少なくとも一つが、その表面に無電解ニッ
ケル被膜を介してフッ素樹脂被膜が成膜されていること
を特徴とする。
【0008】同様の問題を解決するために、本発明の直
動装置は、一方の移動部材と他方の移動部材とが、それ
ぞれの案内面に接する転動体を介して相対的に直線移動
する装置において、前記両移動部材または転動体の少な
くとも一つが、その表面に無電解ニッケル被膜を介して
フッ素樹脂からなる被膜が成膜され、かつ、該フッ素樹
脂からなる粒子が前記無電解ニッケル被膜内に含浸され
ていることを特徴とする。
【0009】更に、上記各直動装置において、前記両移
動部材の案内面または全体、もしくは転動体の表面また
は全体の少なくとも1つがセラミックスからなることを
特徴とする。
【0010】本発明の直動装置は、転がり摩擦またはす
べり摩擦が生じる移動部材の案内面または転動体のうち
少なくとも一つの表面に、無電解ニッケル被膜を介して
フッ素樹脂からなる被膜を被覆したため、無電解ニッケ
ルの投錨効果によりフッ素樹脂被膜と被覆面との密着性
が向上する。それにより、フッ素樹脂の移動部材の案内
面や転動体等からの脱落や、案内面や転動体等への過度
の移着が防止され、発塵が抑制されるとともに、長期に
わたり優れた潤滑性が維持される。ここで、無電解ニッ
ケル被膜は、無電解ニッケル(Ni−)被膜、無電解ニ
ッケル−リン(Ni−P)被膜、無電解ニッケル−ボロ
ン(Ni−B)被膜であり、これらの被膜は公知の成膜
技術を利用して成膜することができる。例えば、無電解
ニッケル(Ni−)被膜はヒドラジン等を還元剤として
成膜し、無電解ニッケル−リン(Ni−P)被膜は次亜
リン酸塩等を還元剤として成膜し、無電解ニッケル−ボ
ロン(Ni−B)被膜は水素化ホウ素ナトリウムやアル
ミボラン等を還元剤として成膜する。
【0011】また、無電解ニッケル被膜には、通常、微
細なクラックや空孔が存在しており、フッ素樹脂被膜の
成膜と同時に、含浸によりフッ素樹脂粒子が前記の微細
なクラックや空孔に入り込み、フッ素樹脂被膜と無電解
ニッケル被膜との密着性がより向上する。更に、フッ素
樹脂被膜が摩耗により消失した後にも、含浸されたフッ
素樹脂粒子が潤滑剤として機能するため、フッ素樹脂被
膜単独の場合と比較して潤滑寿命が延長される。しか
も、無電解ニッケル被膜のクラックや空孔がフッ素樹脂
粒子により閉塞されているため、これらクラックや空孔
を通じて腐食性のガスや水等の侵入が防止されて耐食性
が向上し、錆による発塵を防止することができる。
【0012】また、移動部材の案内面または全体、もし
くは転動体の表面または全体の少なくとも一つをセラミ
ックスから構成することにより、直動装置の酸やアルカ
リに対する耐食性が一段と向上し、錆による塵埃の発生
が更に防止され、腐食性が強い環境下においても使用す
ることができる。
【0013】更に、無電解ニッケル被膜を備える場合、
膜自体に防錆作用があり、耐食性が更に向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の直動装置に関して
図面を参照して詳細に説明する。 (第1の実施態様:直線案内軸受)先ず、直線案内軸受
に適用した場合を以下に説明する。直線案内軸受の構成
に関しては特に制限されるものではなく、例えば図1に
示す直線案内軸受とすることができる。図示されるよう
に、直線案内軸受1は、一方の移動部材である案内軸2
と、他方の移動部材であるスライダ3との間に、転動体
である複数のボール4を配して構成される。
【0015】本発明においては、更に、案内軸2および
スライダ3は、軸受鋼やステンレス鋼の全表面にセラミ
ックス被膜20を成膜して構成することができる。その
際、セラミックス材料としては、窒化チタン、炭窒化チ
タン、窒化クロム等が密着性に優れており、特に、好適
に使用できる。このセラミックス被膜20の膜厚は、1
〜10μmであることが望ましい。成膜方法は、真空蒸
着法やスパッタリング、イオンプレーティング、イオン
ミキシング、CVD法等公知の成膜技術を採用すること
ができる。また、特に、腐食性の高い環境下において使
用する場合には、案内軸2およびスライダ3の全体を、
窒化ケイ素、炭化ケイ素、サイアロン、部分安定化ジル
コニア、アルミナ等のセラミックス製とすることもでき
る。また、ボール4は、ステンレス鋼からなり、その全
表面に無電解ニッケル被膜21を介してフッ素樹脂被膜
22が被覆されている。
【0016】無電解ニッケル被膜21の膜厚は特に限定
しないが、実用上1〜10μm程度であるが、好ましく
は2〜7μmである。また、無電解ニッケル被膜21は
後述されるフッ素樹脂被膜22とボール4との密着性を
向上させるためのものであるから、被膜表面に凹凸が形
成されていることが望ましい。この無電解ニッケル被膜
21は、例えば、ボール4を有機溶剤洗浄、酸処理、電
解洗浄を施した後、電解ニッケルメッキによりサブミク
ロン程度のニッケル膜を形成し、次いでニッケルメッキ
浴に浸漬して無電解メッキすることにより成膜される。
メッキ条件は、通常の無電解ニッケルメッキと同様の条
件で構わず、例えば、pH4.5〜5.5に調整され、
液温90℃程度の酸性硫酸ニッケル浴で還元剤として次
亜リン酸ナトリウムを用いて行われる。
【0017】また、フッ素樹脂も特に限定はなく、ポリ
テトラフルオロエチレン(以下、PTFEと略す)、ポ
リトリフロロエチレン、ポリトリフロロクロロエチレ
ン、ヘキサフロロプロピレン、ポリビニルフロライド、
ポリビニリデンフロライドの単独重合体または共重合体
等の周知のフッ素樹脂が使用可能であるが、中でもPT
FEの単独重合体が好ましく、例えば、テフロン(米国
デュポン社)やポリフロン(ダイキン工業(株))の登
録商標名で販売されているフッ素樹脂を好適に使用でき
る。フッ素樹脂被膜22は、上記フッ素樹脂からなる粒
子と適当なバインダおよび界面活性剤とを適当な溶剤に
分散した溶液中(水溶液、アルコール等)に浸漬するこ
とにより成膜される。また、フッ素樹脂被膜22の膜厚
は特に限定されるものではないが、実用上0.1μm以
上であることが望ましい。このようにして成膜されたフ
ッ素樹脂被膜22は、無電解ニッケル被膜21が介在す
ることにより、ボールを構成するステンレス鋼の表面に
直接成膜される場合と比較して、より強固にボール4に
密着する。
【0018】ところで、無電解ニッケル被膜21には、
通常、図2に上記ボール4の表面拡大断面図として示さ
れるように、微細なクラック23や空孔(図示省略)が
存在する。このようなクラック23や空孔は、無電解ニ
ッケル被膜21との付着性を低下させたり、腐食性雰囲
気等が通過してボール4の母材(ステンレス鋼)が腐食
する原因となる。そこで、上記フッ素樹脂被膜22に加
えて、無電解ニッケル被膜21のクラック23や空孔に
フッ素樹脂被膜22を形成するフッ素樹脂の粒子を含浸
させ、クラック23や空孔を閉塞することがより好まし
い。
【0019】この含浸は、フッ素樹脂粒子、界面活性剤
およびバインダを溶媒に分散させた溶液中(水溶液、ア
ルコール等)にボール4を浸漬することで実現される。
浸漬時間は、約10〜20分の範囲である。ここで、バ
インダおよび溶媒は、上述したフッ素樹脂被膜22の成
膜時に使用されるものと同一である。フッ素樹脂粒子の
粒径は、無電解ニッケル被膜21のクラック23や空孔
の大きさを考慮して選択される。例えば、上述した本発
明で好ましいとされる無電解ニッケル被膜21の場合に
は、クラック23の大きさは幅2〜3μm、深さ2〜3
μm程度であり、これらのデータからフッ素樹脂粒子の
好ましい粒径は、0.1〜1μmの範囲である。また、
フッ素樹脂粒子分散溶液の浸漬時の液温は30〜80℃
が好ましく、ボール4の浸漬時間は10〜20分である
ことが好ましい。上記条件により、フッ素樹脂粒子の含
浸と同時にフッ素樹脂被膜22が成膜される。尚、含浸
の有無はXPSによる深さ方向分析、具体的には、アル
ゴンイオンエッチングにより表面を物理的に削り取りな
がらXPS分析を行うことにより判定される。
【0020】含浸処理を施すことで、フッ素樹脂粒子が
無電解ニッケル被膜21のクラック23や空孔に入り込
み、フッ素樹脂被膜22と無電解ニッケル被膜21との
密着性がより向上する。更に、フッ素樹脂被膜22が摩
耗により消失した後でも、フッ素樹脂粒子が新たな潤滑
剤の供給源となり、フッ素樹脂被膜22単独の場合と比
較して潤滑寿命が延長される。しかも、無電解ニッケル
被膜21のクラック23や空孔がフッ素樹脂の粒子によ
り閉塞されているため、腐食性雰囲気等がクラック23
や空孔を通過してボール4の母材(ステンレス鋼)が腐
食することを抑制することができる。このように、含浸
処理することにより、潤滑性に加えて、防食性も向上す
るため、直線案内軸受1を構成する案内軸2、スライダ
3、ボール4は、上述したフッ素樹脂被膜22単独の直
線案内軸受と異なり、必ずしも前記各軸受構成部材全て
がセラミックス製(その表面または全体)である必要は
なく、少なくとも一つがセラミックス製であれば優れた
耐久性が得られる。このことは、材料コスト的に有利で
ある。
【0021】更に、浸漬後、必要に応じて、200〜3
00℃の温度において2〜5時間の熱処理を行うことに
より、無電解ニッケル被膜21の硬さが増加して、耐摩
耗性を向上させたり、含浸により、表面に吸着または結
合したフッ素樹脂粒子の密着性を向上させたりすること
ができる。
【0022】なお、上記直線案内軸受1は、従来の直線
案内軸受と同様に、スライダ3の両端部にシールやジャ
バラを設置することもできる。
【0023】図3は、直線案内軸受における他の実施態
様を示す一部破断した斜視図である。この直線案内軸受
1は、ボールを、セラミックスからなるボール41と、
表面に無電解ニッケル被膜21を介してフッ素樹脂被膜
22が成膜されている、あるいは、更に該フッ素樹脂か
らなる粒子が前記無電解ニッケル被膜21内に含浸され
ているボール42とを交互に配置して構成している。セ
ラミックスとしては、窒化ケイ素、炭化ケイ素、サイア
ロン、部分安定化ジルコニア、アルミナ等を使用するこ
とができる。これにより、無電解ニッケル被膜21を介
してフッ素樹脂被膜22、あるいは、更に該フッ素樹脂
からなる粒子が前記無電解ニッケル被膜21内に含浸さ
れている被膜を表面に被覆することにより得られる前記
効果に加え、互いにすべり接触、あるいは、転がり接触
する箇所の材料を各々異種材料で構成することができ、
同種の材料で構成した場合よりも凝着摩耗が低減される
ため、これに起因する摩耗、焼き付きおよび発塵を防止
することができる。
【0024】図4は、直線案内軸受における更に他の実
施態様を示す一部破断した斜視図である。この直線案内
軸受1は、ボール4を、ポリイミドあるいはフッ素樹脂
系の高分子材料で形成されるボール43と、表面に無電
解ニッケル被膜21を介してフッ素樹脂被膜22が成膜
されている、あるいは、更に該フッ素樹脂からなる粒子
が前記無電解ニッケル被膜21内に含浸されているボー
ル44とを、交互に配置して構成している。これによ
り、無電解ニッケル被膜21を介してフッ素樹脂被膜2
2、あるいは、更に該フッ素樹脂からなる粒子が前記無
電解ニッケル被膜21内に含浸されている被膜表面に被
覆することにより得られる前記効果に加え、ボール43
の表面に形成されたフッ素樹脂被膜22やフッ素樹脂粒
子が消失した後も、ポリイミドあるいはフッ素樹脂系の
高分子材料からなるボール43が潤滑剤の供給源とな
り、更に、潤滑寿命を延長することができる。
【0025】上記図1,図3および図4は、外面に軸方
向のボール転動溝を有して延長された案内軸2と、前記
案内軸2に遊嵌されると共に前記ボール転動溝に対向す
るボール転動溝を内面に有するスライダ3と、前記両方
の転動溝に転動自在に嵌合し前記案内軸2とスライダ3
の相対直線運動時に転動移動する多数のボール4とを備
えた、通常リニアガイドと呼ばれるタイプの直線案内軸
受である。直線案内軸受はその他にも図5および図6に
示されるタイプのものがあり、これらにも上記と同様の
被膜を形成することができる。即ち、図5は、ボール4
がスライダ3に形成された循環溝を循環する、通常、リ
ニアボールベアリングと呼ばれる直線案内軸受を示すも
のである。この直線案内軸受において、ボール4に上記
と同様に無電解ニッケル被膜を介してフッ素樹脂被膜を
成膜したり、あるいは更にフッ素樹脂からなる粒子を無
電解ニッケル被膜内に含浸させることができる。また、
図6は、円形断面の軌道部材の外周面に転動体の転動溝
が複数本直線状に形成された、いわゆるスプライン軸を
備える直線案内軸受を示すものである。この直線案内軸
受は、転動溝に対して、転動体は軌道部材に自転のみ可
能に保持器などを介して保持され、循環しないタイプで
ある。この直線案内軸受においても、ボール4に上記と
同様に無電解ニッケル被膜を介してフッ素樹脂被膜を成
膜したり、あるいは更にフッ素樹脂からなる粒子を無電
解ニッケル被膜内に含浸させることができる。
【0026】以上の説明において、転動体であるボール
にのみ、無電解ニッケル被膜を介してフッ素樹脂被膜を
形成したり、あるいは更にフッ素樹脂からなる粒子を無
電解ニッケル被膜内に含浸させた構成を示したが、移動
部材である案内軸やスライダにも同様の被膜を形成する
構成とすることもできる。
【0027】(第2の実施態様:クロスローラ軸受)次
に、クロスローラ軸受に適用した場合を説明する。クロ
スローラ軸受の構成に関しては特に制限されるものでは
なく、例えば図7に示すクロスローラ軸受とすることが
できる。図示されるように、クロスローラ軸受10は、
一方の移動部材である内輪11と、他方の移動部材であ
る外輪12との間に、保持器13に案内保持された、転
動体である複数のローラ14を配して構成される。
【0028】ローラ14は、軸受鋼やステンレス鋼から
なり、その全表面に無電解ニッケル被膜21を介してフ
ッ素樹脂被膜22が被覆されている。無電解ニッケル被
膜21の膜厚は特に限定しないが、実用上1〜10μm
程度であるが、好ましくは2〜7μmが良い。また、無
電解ニッケル被膜21は後述されるフッ素樹脂被膜22
とローラ14との密着性を向上させるためのものである
から、被膜表面に凹凸が形成されていることが望まし
い。この無電解ニッケル被膜21は、上記した直線案内
軸受と同様の方法により成膜できる。フッ素樹脂も特に
限定はなく、上記した直線案内軸受と同様の樹脂を使用
することができる。また、その成膜方法も上記した直線
案内軸受と同様である。このフッ素樹脂被膜22の膜厚
は、実用上0.1μm以上であることが好ましい。
【0029】尚、腐食雰囲気下で使用する場合には、内
輪11および外輪12は、軸受鋼やステンレス鋼の全表
面にセラミックス被膜を成膜して構成することができ
る。その際、セラミックス材料としては、窒化チタン、
炭窒化チタン、窒化クロム等が密着性に優れており、特
に、好適に使用できる。このセラミックス被膜の膜厚
は、1〜10μmで有ることが望ましい。成膜方法は、
真空蒸着法やスパッタリング、イオンプレーティング、
イオンミキシング、CVD法等公知の成膜技術を採用す
ることができる。また、特に、腐食性の高い環境下にお
いて使用する場合には、内輪11および外輪12の全体
を、窒化ケイ素、炭化ケイ素、サイアロン、部分安定化
ジルコニア、アルミナ等のセラミックス製とすることも
できる。また、保持器13は、ステンレス鋼からなり、
その全表面に無電解ニッケル被膜21を介してフッ素樹
脂被膜22を被覆してもよい。
【0030】直線案内軸受において図2を参照して説明
したように、無電解ニッケル被膜21には微細なクラッ
ク23や空孔が存在する。そこで、フッ素樹脂被膜22
に加えて、無電解ニッケル被膜21のクラック23や空
孔にフッ素樹脂被膜22を形成するフッ素樹脂の粒子を
含浸させ、クラック23や空孔を閉塞することがより好
ましい。この含浸は、直線案内軸受の場合と同様に行う
ことができる。含浸処理を施すことにより、フッ素樹脂
被膜22と無電解ニッケル被膜21との密着性がより向
上したり、フッ素樹脂粒子が新たな潤滑剤の供給源とな
って潤滑寿命が延長されたり、ローラ14の母材の腐食
を抑制することができる。また、含浸処理することによ
り、クロスローラ軸受10を構成する内輪11および外
輪12は、フッ素樹脂被膜22単独のクロスローラ軸受
と異なり、必ずしも前記各軸受構成部材全てがセラミッ
クス製(その表面または全体)である必要はなく、少な
くとも一つがセラミックス製であれば優れた耐久性が得
られる。このことは材料コスト的に有利である。
【0031】更に、浸漬後、必要に応じて、200〜3
00℃の温度において2〜5時間の熱処理を行うことに
より、無電解ニッケル被膜21の硬さが増加して、耐摩
耗性を向上させたり、含浸により、表面に吸着または結
合したフッ素樹脂粒子の密着性を向上させたりすること
ができる。
【0032】尚、図7では、保持器13によりローラ1
4を案内保持した形式のクロスローラ軸受であるが、保
持器の無い、総ローラ形式のクロスローラ軸受でもよ
い。
【0033】図8は、クロスローラ軸受の他の実施態様
を示す斜視図である。このクロスローラ軸受10は、ロ
ーラを、セラミックスからなるローラ51と、表面に無
電解ニッケル被膜21を介してフッ素樹脂被膜22が成
膜されている、あるいは、更に該フッ素樹脂からなる粒
子が前記無電解ニッケル被膜21内に含浸されているロ
ーラ52とを交互に配置して構成している。セラミック
スとしては、窒化ケイ素、炭化ケイ素、サイアロン、部
分安定化ジルコニア、アルミナ等を使用することができ
る。これにより、無電解ニッケル被膜21を介してフッ
素樹脂被膜22、あるいは、更に該フッ素樹脂からなる
粒子が前記無電解ニッケル被膜21内に含浸されている
被膜を表面に被覆することにより得られる前記効果に加
え、互いにすべり接触、あるいは、転がり接触する箇所
の材料を各々異種材料で構成することができ、同種の材
料で構成した場合よりも凝着摩耗が低減されるため、こ
れに起因する摩耗、焼き付きおよび発塵を防止すること
ができる。
【0034】図9は、クロスローラ軸受の更に他の実施
態様を示す斜視図である。このクロスローラ軸受10
は、ローラを、ポリイミドあるいはフッ素樹脂系の高分
子材料で形成されるローラ53と、表面に無電解ニッケ
ル被膜21を介してフッ素樹脂被膜22が成膜されてい
る、あるいは、更に該フッ素樹脂からなる粒子が前記無
電解ニッケル被膜21内に含浸されているローラ54と
を、交互に配置して構成している。これにより、無電解
ニッケル被膜21を介してフッ素樹脂被膜22、あるい
は、更に該フッ素樹脂からなる粒子が前記無電解ニッケ
ル被膜21内に含浸されている被膜表面に被覆すること
により得られる前記効果に加え、ローラ54の表面に形
成されたフッ素樹脂被膜22やフッ素樹脂粒子が消失し
た後も、ポリイミドあるいはフッ素樹脂系の高分子材料
からなるローラ53が潤滑剤の供給源となり、更に、潤
滑寿命を延長することができる。
【0035】図10は、クロスローラ軸受の更に他の実
施態様を示す斜視図である。このクロスローラ軸受10
は、内輪11および外輪12のV形転走溝以外の互いに
対向する表面に、外輪12の作動方向と平行になるよう
に溝15を形成している。このように、内輪11および
外輪12におけるV形転走溝以外の互いに対向する表面
に溝15を有することにより、内輪11と外輪12と保
持器13とローラ14との間の空間を通過する際に、塵
埃がこの溝により捕獲され、保持されるため、発塵を効
果的に防止することができる。尚、溝15の加工法は、
特に限定はなく、切削、研削等の機械加工やエッチング
等の化学的加工等の公知の加工技術を採用することがで
きる。また、図10では内輪11と外輪12のV形転走
溝以外の互いに対向する表面の両方に溝15が形成され
ているが、どちらか一方の表面だけでもよい。更に、溝
の形成方向は、図10では外輪12の作動方向と平行に
なるようにしているが、図11に示されるように外輪1
2の作動方向とある角度を有するようにしてもよいし、
図12に示されるように外輪12の作動方向に対して互
いに異なる角度を有するようにしてもよい。
【0036】図13は、クロスローラ軸受の更に他の実
施態様を示す斜視図である。このクロスローラ軸受10
は、保持器13における内輪11および外輪12と互い
に対向する表面に、外輪12の作動方向と平行になるよ
うに溝15を形成している。このように、保持器13に
おける内輪11および外輪12と互いに対向する表面に
溝15を有することにより、内輪11と外輪12と保持
器13とローラ14との間の空間を通過する際に、塵埃
がこの溝により捕獲され、保持されるため、発塵を効果
的に防止することができる。尚、前記溝15の形成方法
は、図13では外輪12の作動方向と平行になるように
しているが、図11に示されるように外輪12の作動方
向とある角度を有するようにしてもよいし、図12に示
されるように外輪12の作動方向に対して互いに異なる
角度を有するようにしてもよい。
【0037】図10〜図13に示したクロスローラ軸受
10においても、ローラ14には無電解ニッケル被膜2
1を介してフッ素樹脂被膜22が成膜され、あるいは更
にフッ素樹脂からなる粒子が無電解ニッケル被膜21に
含浸されている。
【0038】以上の説明において、転動体であるローラ
にのみ、無電解ニッケル被膜を介してフッ素樹脂被膜を
形成したり、あるいは更にフッ素樹脂からなる粒子を無
電解ニッケル被膜内に含浸させた構成を示したが、移動
部材である内輪や外輪にも同様の被膜を形成する構成と
することもできる。
【0039】(第3の実施態様:ボールねじ)次に、ボ
ールねじに適用した場合を説明する。但し、ボールねじ
に関してその構造上の制限は無く、例えば図14に示さ
れるボールねじの構造を採ることができる。図示される
ように、ボールねじ60は、一方の移動部材であり、か
つその案内面となる外周面にらせん状のねじ溝61が形
成されたねじ軸62と、他方の移動部材であり、かつそ
の案内面となる内周面63に前記ねじ溝61に対向する
らせん状のねじ溝64が形成されたナット65と、対向
する両ねじ溝間に転動自在に介装された転動体である多
数のボール66と、それらのボール66を循環させるチ
ューブ式循環路70とを備えている。
【0040】尚、ねじ軸62、ナット65およびボール
66の少なくとも1つは、その表面もしくは全部がセラ
ミック製であることが、耐食性の面で好ましい。その
際、セラミックス材料としては、窒化チタン、炭窒化チ
タン、窒化クロム等が密着性に優れており、特に、好適
に使用できる。セラミックス被膜の場合、その膜厚は1
〜10μmで有ることが望ましい。成膜方法は、真空蒸
着法やスパッタリング、イオンプレーティング、イオン
ミキシング、CVD法等公知の成膜技術を採用すること
ができる。また、特に、腐食性の高い環境下において使
用する場合には、これらの部材全体を、窒化ケイ素、炭
化ケイ素、サイアロン、部分安定化ジルコニア、アルミ
ナ等のセラミックス製とすることもできる。
【0041】また、チューブ式循環路70は外形略コ字
状のチューブからなり、その両端部71をそれぞれナッ
ト65を両ねじ溝61,64の接線方向に貫通するチュ
ーブ取付け孔72からナット65内のボール転動空間に
差し込み、止め金73でナット65の外面に固定されて
いる。らせん状のボール転動空間を転動するボール66
は、ねじ溝61,64を複数回回って移動してから、チ
ューブ式循環路70の一方の端部71ですくい上げられ
てチューブ式循環路70の中を通り、他方の端部(図示
せず)からナット65内のボール転動空間に戻る循環を
繰り返すようになっている。
【0042】本発明において、このボールねじ60は、
ねじ軸62、ナット65、ボール66の少なくとも一つ
が、その表面に順に無電解ニッケルからなる被膜及びフ
ッ素樹脂からなる被膜が形成されていることを特徴とす
る。図15はその膜構成を示す断面図であるが、図示さ
れるように、ねじ軸62及びナット65の表面に無電解
ニッケル被膜80が成膜され、その上にフッ素樹脂被膜
81成膜されている。フッ素樹脂は特に限定はなく、上
記した直線案内軸受やクロスローラ軸受に使用されるフ
ッ素樹脂と同様である。また、成膜方法も、直線案内軸
受やクロスローラ軸受の場合に従うことができる。尚、
フッ素樹脂被膜5は0.1μmより薄い場合、潤滑寿命
に問題が生じる。
【0043】また、ボール66の表面にも同様の膜が成
膜されていてもよい。但し、ボール66を窒化珪素、炭
化珪素、部分安定化ジルコニア、アルミナ等のセラミッ
クス製とすることにより、無電解ニッケル被膜80及び
フッ素樹脂被膜81を成膜しなくとも必要な耐焼付性が
得られる。また、セラミック製球は鋼球に比べて耐食性
に優れるという利点も有する。
【0044】更に、チューブ式循環路70を鋼製とし、
その内壁面にも同様の被膜が成膜されていてもよく、ま
たチューブ式循環路70をフッ素樹脂製としてもよい。
【0045】上記の無電解ニッケル被膜80は、無電解
メッキにより形成される。この無電解メッキにより、そ
の表面に微細なクラックや空孔(図2参照)が自然形成
され、フッ素樹脂被膜81との密着性が高まる。また、
無電解ニッケル被膜80は1μmより薄い場合、フッ素
樹脂被膜81との密着性やこの無電解ニッケル−燐被膜
80自身が備える防錆性が不十分となる。
【0046】尚、無電解ニッケル被膜80及びフッ素樹
脂被膜81ともに、その膜厚の上限はボール66とのク
リアランスを考慮して適宜設定されるが、一般的なボー
ルねじでは無電解ニッケル被膜80の膜厚は1〜10μ
m程度、好ましくは2〜7μm程度であり、フッ素樹脂
被膜81の膜厚は0.1μm以上である。
【0047】無電解ニッケル被膜80には上記したよう
にクラックや空孔が存在する。この無電解ニッケル被膜
80は膜自体に防錆作用を有するものの、クラックや空
孔を通じて腐食性雰囲気等が通過してねじ軸62やナッ
ト65、ボール66の母材(ステンレス鋼)を腐食させ
ることもある。そこで、フッ素樹脂被膜81に加えて、
無電解ニッケル被膜80のクラックや空孔にフッ素樹脂
被膜81を形成するフッ素樹脂の粒子を含浸させ、クラ
ックや空孔を閉塞することがより好ましい。この含浸
は、上記した直線案内軸受やクロスローラ軸受の場合と
同様に行うことができる。
【0048】上記したボールねじ60において、図16
に示されるように、更に、ボール66間にスペーサボー
ル90を介在させることも好ましい形態である。このス
ペーサボール90は、ボール66よりもサイズが若干小
さく設定されている。また、スペーサボール90はフッ
素樹脂製あるいはポリイミド樹脂製であることが好まし
く、また表面に順に無電解ニッケル被膜及びフッ素樹脂
被膜を成膜した鋼球も好適に使用できる。このスペーサ
ボール90を使用することにより、隣接するボール66
同士が互いの回転を妨げられることがなく、特にスペー
サボール90をフッ素樹脂製やポリイミド樹脂製、ある
いは無電解ニッケル被膜及びフッ素樹脂被膜を成膜した
鋼球とする構成では、これらスペーサボール90からの
潤滑剤(フッ素樹脂やポリイミド樹脂)の転移が期待で
きるため、長寿命化が期待できる。
【0049】
【実施例】以下に、本発明を実施例によって更に具体的
に説明するが、勿論本発明の範囲は、これらによって限
定されるものではない。 (実施例1〜7並びに比較例1〜3) 〔直線案内軸受の作製〕図1に示される構造の直線案内
軸受1を、案内軸2、スライダ3、ボール4を各々表1
に示す材料として作製した。ここで、無電解ニッケル被
膜21は10μmの膜厚で被膜した。実施例1および2
では、PTFE被膜22は、PTFE粒子を分散した溶
液に浸積し、その後300℃で3時間熱処理することに
より1μmの膜厚で形成した。一方、実施例3〜7にお
いては、PTFE被膜22は、平均粒径0.4μmのP
TFE粒子をバインダとともに分散した液温40℃の溶
液に20分間浸積し、その後300℃で3時間熱処理し
て膜厚1μmのPTFE被膜を成膜すると共にPTFE
粒子を含浸して形成した。実施例5〜7では、ボール4
を各々窒化ケイ素(Si3 4)、部分安定化ジルコニア
(PSZ)、PTFEからなるボール41および、表面
に無電解ニッケル被膜21を介してPTFE被膜22が
成膜され、かつ、PTFE粒子を含浸したボール42を
交互に配置した(図3参照)。但し、実施例7におい
て、PTFEからなるボール42の直径は僅かに小さく
した。また、比較例1では、ボール4にPTFE焼成膜
を被膜し、比較例2および3では、ボール4に銀被膜を
施した。
【0050】
【表1】
【0051】〔発塵試験〕発塵試験は、図17に示す装
置を用いて行った。試験直線案内軸受100は、モータ
110により、磁性流体シール付き回転導入機111、
シャフト112および金属製帯113を介して、往復運
動される。往復運動に伴い、前記試験直線案内軸受10
0から発生した塵埃は、レーザー光散乱式のパーティク
ルカウンタ114に送られ、発塵粒子の個数が計測され
る。尚、この発塵試験装置は、クラス100レベルのク
リーンベンチ内に設置されている。この発塵試験装置を
用いて、各直線案内軸受から外部に飛散する粒子数を計
測した。尚、試験条件は、次の通りである。 ・雰囲気 :大気、常温 ・試験直線案内軸受:型番LU09(案内軸幅;9m
m、案内軸長さ;70mm、スライダ幅;20mm、ス
ライダ長さ;27mm) ・予圧 :19.6N ・平均速度 :10mm/sec ・ストローク :10mm
【0052】試験結果を表1に併記する。表1におい
て、各軸受からの発塵量は、比較例1の発塵量を100
とし、相対値で表す。本発明に係る実施例の直線案内軸
受は、無電解ニッケル被膜を介さないPTFE焼成膜や
銀被膜を成膜した比較例の直線案内軸受と比較して、発
塵量が極めて少ないことがわかる。
【0053】〔耐食性試験〕各試験軸受の耐食性の評価
を、図18に示す試験装置を用いて行った。耐食性評価
試験は、0.5N塩酸水溶液200が注入された密封容
器201中に、試験軸受100を収容し、上部が開放さ
れたビーカー202を収納して恒温槽203により温度
55℃で100時間保持した後、目視により外観を観察
した。評価結果を表1に併記する。本発明に係る実施例
の直線案内軸受は、無電解ニッケル被膜を介さないPT
FE焼成膜や銀被膜を処理した比較例の直線案内軸受と
比較して、耐食性に優れることがわかる。但し、実施例
3では、案内軸2およびスライダ3には、セラミックス
被膜が形成されていないので、案内軸とスライダの表面
に錆が発生しているのが認められ、軸受全体としては耐
食性に若干劣ることが判明した。
【0054】(実施例8〜15並びに比較例4〜6) 〔クロスローラ軸受の作製〕図7に示される構造のクロ
スローラ軸受10を、内輪11、外輪12、ローラ14
を各々表2に示す材料として作製した。ここで、無電解
ニッケル被膜21は10μmの膜厚で被膜した。実施例
8および9では、PTFE被膜22は、PTFE粒子を
分散した溶液に浸積し、その後300℃で3時間熱処理
することにより1μmの膜厚で形成した。一方、実施例
11〜15では、PTFE被膜22は、平均粒径0.4
μmのPTFE粒子をバインダとともに分散した液温4
0℃の溶液に20分間浸積し、その後300℃で3時間
熱処理して膜厚1μmのPTFE被膜を成膜すると共に
PTFE粒子を含浸して形成した。また、実施例12で
は、内輪11および外輪12のV形転走溝以外の互いに
対向する表面に、外輪12の作動方向と平行になるよう
に複数の溝を切削加工で形成した。実施例13〜15で
は、ローラを各々窒化ケイ素(Si3 4)、部分安定化
ジルコニア(PSZ)、PTFEからなるローラ51お
よび、表面に無電解ニッケル被膜21を介してPTFE
被膜22が成膜され、かつ、PTFE粒子を含浸したロ
ーラ52を交互に配置した(図8参照)。但し、実施例
14において、PTFEからなるローラ52の直径は僅
かに小さくした。また、比較例4では、ローラ14にP
TFE焼成膜を被膜し、比較例5および6では、ローラ
14に銀被膜を施した。
【0055】
【表2】
【0056】〔発塵試験〕発塵試験は、図19に示す装
置を用いて行った。試験クロスローラ軸受101および
102は各々の外輪にテーブル130が固定され、モー
タ131により磁性流体シール付き回転導入機132、
シャフト133、金属製帯134およびテーブル130
を介して往復運動される。往復運動に伴い、前記試験ク
ロスローラ軸受101および102から発生した塵埃
は、レーザー光散乱式のパーティクルカウンタ135に
送られ、発塵粒子の個数が計測される。この発塵試験装
置は、クラス100レベルのクリーンベンチ内に設置さ
れている。この発塵試験装置を用いて、各クロスローラ
軸受から外部に飛散する粒子数を計測した。尚、試験条
件は、次の通りである。 ・雰囲気 :大気、常温 ・試験軸受 :型番CRG04(幅;24mm、
高さ:12mm、長さ;50mm) ・荷重 :19.6N ・平均速度 :10mm/sec ・ストローク :25mm
【0057】試験結果を表2に併記する。表2におい
て、各軸受からの発塵量は、比較例4の発塵量を100
とし、相対値で表す。本発明に係る実施例の固体潤滑ク
ロスローラ軸受は、無電解ニッケル被膜を介さないPT
FE焼成膜や銀被膜を成膜した比較例のクロスローラ軸
受と比較して、発塵量が極めて少ないことがわかる。
【0058】〔耐食性試験〕各試験軸受の耐食性の評価
を、図20に示す試験装置を用いて行った。耐食性評価
試験は、0.5N塩酸水溶液200が注入された密封容
器201中に、試験軸受101(102)を収容し、上
部が開放されたビーカー202を収納して恒温槽203
により温度55℃で100時間保持した後、目視により
外観を観察した。評価結果を表2に併記する。本発明に
係る実施例のクロスローラ軸受は、無電解ニッケル被膜
を介さないPTFE焼成膜や銀被膜を処理した比較例の
クロスローラ軸受と比較して、耐食性に優れることがわ
かる。但し、実施例10では、内輪11および外輪12
には、セラミックス被膜が形成されていないので、内輪
と外輪の表面に錆が発生しているのが認められ、軸受全
体としては耐食性に若干劣ることが判明した。
【0059】(実施例16〜20並びに比較例7〜8) 〔ボールねじの作製〕図14に示すボールねじ60を、
ねじ軸62、ナット65、ボール66、チューブ(循環
路)70の各部品に表3に示す如くそれぞれの被膜処理
を施した。表中、無電解ニッケル被膜とPTFE被膜と
を施したものを「○」で示し、その他の被膜に関しては
その材質を記した。膜厚は、実施例の無電解ニッケル被
膜は10μm、PTFE被膜は0.3μmであり、比較
例の銀被膜は0.5μmであり、PTFE被膜は2〜3
μmである。ボール66に関しては実施例16にのみ無
電解ニッケル被膜とPTFE被膜とを成膜し、その他の
実施例では何の被膜も成膜せず、また実施例17、18
及び20ではセラミック製ボールを使用した。比較例7
及び比較例8では、銀またはPTFEの単一膜を成膜し
たボールを使用した。スペーサボール90(図16参
照)は、実施例18、19及び20ではフッ素樹脂製の
ものを使用し、更に実施例20において無電解ニッケル
被膜とPTFE被膜とを成膜したものを使用した。そし
て、各試験ボールねじの真空中での発塵量並びに軸受寿
命を測定した。
【0060】
【表3】
【0061】〔発塵試験〕真空中での発塵量の測定に
は、図21に示される試験装置を使用した。ボールねじ
の発塵評価は、垂直方向に設置されたねじ軸62の回転
によりナット65が上下に往復する時の発塵量を、ボー
ルねじ下部に設置した光散乱式の真空ダストセンサー1
40により測定した。この時のボールねじの回転は、磁
性流体シールユニット141を介して大気中にあるAC
サーボモータ142により行った。また、荷重はナット
65に固定した錘144により付与した。測定は、真空
に維持された真空チャンバ143内で行った。尚、試験
条件は、以下の通りである。 ・試験ボールねじ :軸径15mm、リード10mm、
ストローク300mm ・負荷荷重 :29.4N ・回転速度 :300rpm ・真空度 :1×10-3Pa以下
【0062】〔軸受寿命試験〕真空中での寿命の測定に
は、図22に示される試験装置を使用した。ボールねじ
の寿命評価は、コイルばねによってねじ軸62の軸線方
向に荷重をかけた2個のナット65を往復させ、トルク
が急上昇するまでのねじ軸62の総回転数(正逆回転の
合計)で評価した。ボールねじのトルクは、ひずみゲー
ジ150を貼り付けた板バネ151によって試験の間中
連続して測定した。回転の導入は、磁性流体シールユニ
ット152を介して、ACサーボモータ153により行
った。測定は、真空に維持された真空チャンバ154内
で行った。試験条件は、以下の通りである。 ・試験ボールねじ :軸径12mm、リード4mm、ス
トローク160mm ・負荷荷重 :29.4N ・回転速度 :600rpm ・真空度 :1×10-3Pa以下
【0063】上記の真空中での発塵試験結果および寿命
試験結果を表3に示す。なお、発塵試験結果は、比較例
7を100とした相対発塵量で示した。表3から明らか
なように、本発明に係る各実施例のボールねじは、比較
例のボールねじに比べて発塵量及びトルク寿命ともに優
れていることが判る。具体的には、従来の代表的な固体
潤滑膜である銀を成膜した比較例7のボールねじは発塵
量が実施例の10倍であり、またPTFE被膜のみを成
膜した比較例8のボールねじは発塵量が実施例の100
0倍であり、しかもトルク寿命も1桁短い。特に比較例
8のボールねじは、無電解ニッケル被膜が無いためにね
じ軸等の成膜部品とPTFE被膜との密着性が低く、P
TFE被膜が早期に成膜部品から剥離する結果、発塵量
及びトルク寿命ともに劣るものと考えられる。これに対
して実施例のボールねじは、無電解ニッケル被膜の存在
によりPTFE被膜と成膜部材との密着性が高まり、発
塵量が少なく、トルク寿命の長寿命化が実現できる。ま
た、スペーサボールを用いることにより、トルク寿命が
延びることが確認された。
【0064】
【発明の効果】本発明の直動装置は、以上に述べた通
り、転がり摩擦またはすべり摩擦が生じる移動部材の案
内面または転動体のうち少なくとも一つの表面に、無電
解ニッケル被膜を介してフッ素樹脂からなる被膜を被覆
したため、無電解ニッケル被膜の投錨効果によりフッ素
樹脂被膜と被覆面との密着性が向上する。それにより、
フッ素樹脂の移動部材の案内面や転動体等からの脱落
や、案内面や転動体等への過度の移着が防止され、発塵
が抑制されるとともに、長期にわたり優れた潤滑性が維
持される。また、無電解ニッケル被膜には、通常、微細
なクラックや空孔が存在しており、フッ素樹脂被膜の成
膜と同時に、含浸によりフッ素樹脂粒子が前記の微細な
クラックや空孔に入り込み、フッ素樹脂被膜と無電解ニ
ッケル被膜との密着性がより向上する。更に、フッ素樹
脂被膜が摩耗により消失した後にも、含浸されたフッ素
樹脂粒子が潤滑剤として機能するため、フッ素樹脂被膜
単独の場合と比較して潤滑寿命が延長される。しかも、
無電解ニッケル被膜のクラックや空孔がフッ素樹脂粒子
により閉塞されているため、これらクラックや空孔を通
じて腐食性のガスや水等の侵入が防止されて耐食性が向
上し、錆による発塵を防止することができる。また、移
動部材の案内面または全体、もしくは転動体の表面また
は全体の少なくとも一つをセラミックスから構成するこ
とにより、直動装置の酸やアルカリに対する耐食性が一
段と向上し、錆による塵埃の発生が更に防止され、腐食
性が強い環境下においても使用することができる。尚、
無電解ニッケル−燐被膜を備える場合、膜自体に防錆作
用があり、耐食性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直動装置の一種である直線案内軸受の
一例を示す一部破断した斜視図である。
【図2】図1に示した直線案内軸受のボールの拡大断面
図である。
【図3】本発明の直動装置の一種である直線案内軸受の
他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図4】本発明の直動装置の一種である直線案内軸受の
更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図5】本発明の直動装置の一種である直線案内軸受の
更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図6】本発明の直動装置の一種である直線案内軸受の
更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図7】本発明の直動装置の一種であるクロスローラ軸
受の一例を示す一部破断した斜視図である。
【図8】本発明の直動装置の一種であるクロスローラ軸
受の他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図9】本発明の直動装置の一種であるクロスローラ軸
受の更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図10】本発明の直動装置の一種であるクロスローラ
軸受の更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図11】本発明の直動装置の一種であるクロスローラ
軸受の更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図12】本発明の直動装置の一種であるクロスローラ
軸受の更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図13】本発明の直動装置の一種であるクロスローラ
軸受の更に他の例を示す一部破断した斜視図である。
【図14】本発明の直動装置の一種であるボールねじの
一例を示す一部断面図である。
【図15】図14に示すボールねじの一部断面図であ
る。
【図16】本発明の直動装置の一種であるボールねじの
他の例を示す部分断面図である。
【図17】実施例1〜7において発塵試験に使用した装
置の概略構成図である。
【図18】実施例1〜7において腐食性試験に使用した
装置の概略構成図である。
【図19】実施例8〜15において発塵試験に使用した
装置の概略構成図である。
【図20】実施例8〜15において腐食性試験に使用し
た装置の概略構成図である。
【図21】実施例16〜20において発塵試験に使用し
た装置の概略構成図である。
【図22】実施例16〜20において軸受寿命試験に使
用した装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 直線案内軸受 2 案内軸 3 スライダ 4 ボール 10 クロスローラ軸受 11 内輪 12 外輪 13 保持器 14 ローラ 15 溝 21 無電解ニッケル被膜 22 フッ素樹脂被膜 60 ボールねじ装置 61 ねじ溝 62 ねじ軸 64 ねじ溝 65 ナット 66 ボール 80 無電解ニッケル被膜 81 PTFE被膜 90 スペーサボール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の移動部材と他方の移動部材とが、
    それぞれの案内面に接する転動体を介して相対的に直線
    移動する装置において、前記両移動部材または転動体の
    少なくとも一つが、その表面に無電解ニッケル被膜を介
    してフッ素樹脂被膜が成膜されていることを特徴とする
    直動装置。
  2. 【請求項2】 一方の移動部材と他方の移動部材とが、
    それぞれの案内面に接する転動体を介して相対的に直線
    移動する装置において、前記両移動部材または転動体の
    少なくとも一つが、その表面に無電解ニッケル被膜を介
    してフッ素樹脂からなる被膜が成膜され、かつ、該フッ
    素樹脂からなる粒子が前記無電解ニッケル被膜内に含浸
    されていることを特徴とする直動装置。
  3. 【請求項3】 前記両移動部材の案内面または全体、も
    しくは転動体の表面または全体の少なくとも1つがセラ
    ミックスからなることを特徴とする請求項1または2に
    記載の直動装置。
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