JPH10325625A - 音響冷凍装置 - Google Patents
音響冷凍装置Info
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- JPH10325625A JPH10325625A JP13499397A JP13499397A JPH10325625A JP H10325625 A JPH10325625 A JP H10325625A JP 13499397 A JP13499397 A JP 13499397A JP 13499397 A JP13499397 A JP 13499397A JP H10325625 A JPH10325625 A JP H10325625A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 理論効率がカルノー効率を有する冷凍システ
ムが可能な音響冷凍装置を提供する。 【解決手段】 周長が音波の波長の整数倍である共鳴管
1と、この共鳴管1内において、音波の波長の1/4波
長の奇数倍の間隔をもって配置されるスピーカ2および
スピーカ3と、このスピーカ2およびスピーカ3から発
せられる音波の位相が1/4周期の奇数倍異なるように
するための音波発生制御手段50と、パイプ1内の所定
位置に配設される蓄冷部材20とを有している。
ムが可能な音響冷凍装置を提供する。 【解決手段】 周長が音波の波長の整数倍である共鳴管
1と、この共鳴管1内において、音波の波長の1/4波
長の奇数倍の間隔をもって配置されるスピーカ2および
スピーカ3と、このスピーカ2およびスピーカ3から発
せられる音波の位相が1/4周期の奇数倍異なるように
するための音波発生制御手段50と、パイプ1内の所定
位置に配設される蓄冷部材20とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音響冷凍装置に
関し、より特定的にはカルノーサイクルに近似する理想
的なガスサイクルを実現することのできる音響冷凍装置
に関する。
関し、より特定的にはカルノーサイクルに近似する理想
的なガスサイクルを実現することのできる音響冷凍装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】音響冷凍装置の1つとして、共鳴管冷凍
装置の構造およびその原理について、図9〜図11を参
照して説明する。まず、図9を参照して、この共鳴管冷
凍装置200の基本的な構造について説明する。一方端
が閉端202Aで他方端が開口端202Bとなったパイ
プ202を有し、音響発生用のスピーカ201および平
板が複数層状に配列されたスタック203とを有してい
る。
装置の構造およびその原理について、図9〜図11を参
照して説明する。まず、図9を参照して、この共鳴管冷
凍装置200の基本的な構造について説明する。一方端
が閉端202Aで他方端が開口端202Bとなったパイ
プ202を有し、音響発生用のスピーカ201および平
板が複数層状に配列されたスタック203とを有してい
る。
【0003】スピーカ201は、パイプの開口端202
bから閉端202Aへ向けて音波を放射するために設置
され、この共鳴管冷凍装置200の駆動部である。スタ
ック203は、パイプ202内で音波進行方向と平行に
配設され、平板がすべて等間隔となるように並べられて
いる。
bから閉端202Aへ向けて音波を放射するために設置
され、この共鳴管冷凍装置200の駆動部である。スタ
ック203は、パイプ202内で音波進行方向と平行に
配設され、平板がすべて等間隔となるように並べられて
いる。
【0004】スピーカ201から音波が発生されると、
スタック203の両端に温度差が発生し、このスタック
203の低温端と高温端とがそれぞれ熱交換機を介して
対象物の冷却および外界への放熱を行なう。このため、
スタック203には、ナイロン、ポリエステル、その他
熱伝導性の低いものが使われている。
スタック203の両端に温度差が発生し、このスタック
203の低温端と高温端とがそれぞれ熱交換機を介して
対象物の冷却および外界への放熱を行なう。このため、
スタック203には、ナイロン、ポリエステル、その他
熱伝導性の低いものが使われている。
【0005】スピーカ201への印加電流の周波数は、
音波がパイプ202内で共鳴すように選択され、このと
き、パイプ202内には、圧力変動の大きい圧力の腹の
部分と、圧力変動のない圧力の節の部分が交互に発生
し、同様にガスの変位の腹と節も生じている。なお、図
9中のPは圧力の変動を示し、Wで示す矢印はガスの変
位の振幅を示している。
音波がパイプ202内で共鳴すように選択され、このと
き、パイプ202内には、圧力変動の大きい圧力の腹の
部分と、圧力変動のない圧力の節の部分が交互に発生
し、同様にガスの変位の腹と節も生じている。なお、図
9中のPは圧力の変動を示し、Wで示す矢印はガスの変
位の振幅を示している。
【0006】上記構造によりなる共鳴管冷凍装置200
は、微小なガス塊によるガスサイクルで説明することが
できる。このガスサイクルについて、図10および図1
1を参照して説明する。
は、微小なガス塊によるガスサイクルで説明することが
できる。このガスサイクルについて、図10および図1
1を参照して説明する。
【0007】共鳴管冷凍装置200におけるガスサイク
ルは、ブレイトンサイクルとして説明することができ
る。微小なガス塊が変位の節方向へ最も移動するとき、
ガス塊は断熱的に変化して圧力が最大となり、このとき
ガス温が最高となる。この行程は、図10および図11
において、G→Eで示す断熱圧縮行程となる。
ルは、ブレイトンサイクルとして説明することができ
る。微小なガス塊が変位の節方向へ最も移動するとき、
ガス塊は断熱的に変化して圧力が最大となり、このとき
ガス温が最高となる。この行程は、図10および図11
において、G→Eで示す断熱圧縮行程となる。
【0008】次に、高温となったガス塊は、スタック2
03における温度差を保持するプレートに放熱しガス塊
は冷却される。このとき、ガス圧の変化はゆっくりして
いる。この行程は、図10および図11において、E→
Aで示す等圧変化行程である。
03における温度差を保持するプレートに放熱しガス塊
は冷却される。このとき、ガス圧の変化はゆっくりして
いる。この行程は、図10および図11において、E→
Aで示す等圧変化行程である。
【0009】次に、ガス塊が変位の腹の方向へ最も移動
するとき、断熱的に膨張され圧力が最小となり、このと
きガス温度が最も低温となる。この行程は、図10およ
び図11において、A→Fで示す断熱膨張行程となる。
するとき、断熱的に膨張され圧力が最小となり、このと
きガス温度が最も低温となる。この行程は、図10およ
び図11において、A→Fで示す断熱膨張行程となる。
【0010】その後、低温となったガス塊は、スタック
203から吸熱する。この際も、ガス塊の圧力変化はゆ
るやかである。この行程は、図10および図11に示す
F→Gで示す等圧変化行程である。以上のガスサイクル
により、熱を変位の節方向から腹方向へ運ぶことができ
る。
203から吸熱する。この際も、ガス塊の圧力変化はゆ
るやかである。この行程は、図10および図11に示す
F→Gで示す等圧変化行程である。以上のガスサイクル
により、熱を変位の節方向から腹方向へ運ぶことができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記共鳴管冷
凍装置のガスサイクルにおける冷凍能力となる吸熱量
は、図10における温度−エントロピ線図において、F
・G・Sh・Scで囲まれる面積である。したがって、
図10中に示すカルノーサイクルの冷凍能力となる吸熱
量H・G・Sh・Scで囲まれる面積よりもH・G・F
で囲まれる面積だけ小さくなる。さらに、入力仕事を表
わすA・E・G・Fも、カルノーサイクルよりもH・G
・F+A・D・Eの面積分大きくなっており、効率はか
なり小さくなることがわかる。この原因は、ガス塊が膨
張されたときの温度Tc′とスタック203の温度Tc
との温度差により熱を吸収させたり、ガス塊が圧縮され
たときの温度Th′とスタック203の温度Thとの温
度差で熱を放熱しているため、熱的移動過程が不可逆的
となっているためである。
凍装置のガスサイクルにおける冷凍能力となる吸熱量
は、図10における温度−エントロピ線図において、F
・G・Sh・Scで囲まれる面積である。したがって、
図10中に示すカルノーサイクルの冷凍能力となる吸熱
量H・G・Sh・Scで囲まれる面積よりもH・G・F
で囲まれる面積だけ小さくなる。さらに、入力仕事を表
わすA・E・G・Fも、カルノーサイクルよりもH・G
・F+A・D・Eの面積分大きくなっており、効率はか
なり小さくなることがわかる。この原因は、ガス塊が膨
張されたときの温度Tc′とスタック203の温度Tc
との温度差により熱を吸収させたり、ガス塊が圧縮され
たときの温度Th′とスタック203の温度Thとの温
度差で熱を放熱しているため、熱的移動過程が不可逆的
となっているためである。
【0012】したがって、この発明は、上記問題点を解
決するためになされたもので、熱的移動行程が可逆的と
なり、そのガスサイクルが理想的なガスサイクルである
カルノーサイクルに近似する音響冷凍装置を提供するこ
とにある。
決するためになされたもので、熱的移動行程が可逆的と
なり、そのガスサイクルが理想的なガスサイクルである
カルノーサイクルに近似する音響冷凍装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に基づいた音響
冷凍装置においては、中空の環状の管路を有し、周長が
音波の波長の整数倍である共鳴管と、上記共鳴管の管内
において、上記音波の波長の1/4波長の奇数倍の間隔
をもって配置される第1音波を発生させるための第1音
波発生装置および第2音波を発生させるための第2音波
発生装置を有する音波発生装置と、上記共鳴管内の所定
位置に配設される蓄冷部材と、上記第1音波と上記第2
音波との位相が1/4周期の奇数倍異なるように発生さ
せるため、上記第1音波発生装置および上記第2音波発
生装置を制御する音波発生制御装置とを備えている。
冷凍装置においては、中空の環状の管路を有し、周長が
音波の波長の整数倍である共鳴管と、上記共鳴管の管内
において、上記音波の波長の1/4波長の奇数倍の間隔
をもって配置される第1音波を発生させるための第1音
波発生装置および第2音波を発生させるための第2音波
発生装置を有する音波発生装置と、上記共鳴管内の所定
位置に配設される蓄冷部材と、上記第1音波と上記第2
音波との位相が1/4周期の奇数倍異なるように発生さ
せるため、上記第1音波発生装置および上記第2音波発
生装置を制御する音波発生制御装置とを備えている。
【0014】上記構造よりなる音響冷凍装置において、
第1音波発生装置および第2音波発生装置から共鳴管内
に音波を放射した場合、音波は、共鳴管内において2方
向に進行する。その後、第1音波発生装置および第2音
波発生装置から発生された音波の位相は、第1音波発生
装置と第2音波発生装置との配置間隔および発生される
音波の位相から、1方向へ進行する音波は重ね合わされ
増幅し、他方向へ進行する音波は打消されることにな
る。このため、音波は1方向にのみ進行する音波だけ
が、共鳴管内において残り、さらに、1回転した後同じ
位相の音波が重ね合わされるため、共鳴と同じように音
波の振幅が常に増幅されることになる。
第1音波発生装置および第2音波発生装置から共鳴管内
に音波を放射した場合、音波は、共鳴管内において2方
向に進行する。その後、第1音波発生装置および第2音
波発生装置から発生された音波の位相は、第1音波発生
装置と第2音波発生装置との配置間隔および発生される
音波の位相から、1方向へ進行する音波は重ね合わされ
増幅し、他方向へ進行する音波は打消されることにな
る。このため、音波は1方向にのみ進行する音波だけ
が、共鳴管内において残り、さらに、1回転した後同じ
位相の音波が重ね合わされるため、共鳴と同じように音
波の振幅が常に増幅されることになる。
【0015】このようにして形成された1方向のみに進
行する音波が蓄冷部材を通過する場合、各場所に位置す
る微小なガス塊の圧力および変位は、その位置により位
相のずれが生じる。これにより、各場所に位置する微小
なガス塊は、その変位の中心位置を境に、音波の進行方
向に位置するときは膨張が起こり、その反対方向に位置
するときは圧縮が起こる。その膨張行程および圧縮行程
において、熱吸収および熱放出が行なわれるため、熱が
音波の進行方向からその反対方向へ順次運ばれることに
なる。その結果、冷凍サイクルにおける熱の伝達行程を
可逆的に行なうことが可能となる。
行する音波が蓄冷部材を通過する場合、各場所に位置す
る微小なガス塊の圧力および変位は、その位置により位
相のずれが生じる。これにより、各場所に位置する微小
なガス塊は、その変位の中心位置を境に、音波の進行方
向に位置するときは膨張が起こり、その反対方向に位置
するときは圧縮が起こる。その膨張行程および圧縮行程
において、熱吸収および熱放出が行なわれるため、熱が
音波の進行方向からその反対方向へ順次運ばれることに
なる。その結果、冷凍サイクルにおける熱の伝達行程を
可逆的に行なうことが可能となる。
【0016】また、上記音響冷凍装置において、好まし
くは、上記音波発生装置を、音波の1/4波長の奇数倍
ずらして複数配設することにより、1つ1つの音波発生
装置に加わる負荷を小さくすることが可能となり、音響
冷凍装置の長寿命化を図ることが可能となる。また、複
数配設することにより、たとえば1つが故障した場合に
おいても、他の音波発生装置の出力を少しずつ上げるこ
とにより補間することが可能となり、信頼性の高い音響
冷凍装置を提供することが可能となる。
くは、上記音波発生装置を、音波の1/4波長の奇数倍
ずらして複数配設することにより、1つ1つの音波発生
装置に加わる負荷を小さくすることが可能となり、音響
冷凍装置の長寿命化を図ることが可能となる。また、複
数配設することにより、たとえば1つが故障した場合に
おいても、他の音波発生装置の出力を少しずつ上げるこ
とにより補間することが可能となり、信頼性の高い音響
冷凍装置を提供することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に基づいた音響冷
凍装置の実施の形態について、図を参照して説明する。
まず、この音響冷凍装置の基本構造およびその原理につ
いて、図1および図2を参照して説明する。
凍装置の実施の形態について、図を参照して説明する。
まず、この音響冷凍装置の基本構造およびその原理につ
いて、図1および図2を参照して説明する。
【0018】音波が進行するパイプ1は、中空の環状の
管路を有し閉ループとなっている。このパイプ1の周長
は、音波の波長の整数倍となるように設定する。なお、
実施の形態において、パイプ1の中心線の長さを周長と
する。音波発生装置としてのスピーカ2,3は、相対的
に音波の1/4波長の奇数倍に等しい距離だけ離して、
パイプ1内に音波を放射するようにパイプ1に取付けら
れる。
管路を有し閉ループとなっている。このパイプ1の周長
は、音波の波長の整数倍となるように設定する。なお、
実施の形態において、パイプ1の中心線の長さを周長と
する。音波発生装置としてのスピーカ2,3は、相対的
に音波の1/4波長の奇数倍に等しい距離だけ離して、
パイプ1内に音波を放射するようにパイプ1に取付けら
れる。
【0019】また、スピーカ2,3から放射される音波
は、スピーカ2,3から発生されるお互いの位相が音波
の1/4周期の奇数倍だけずれるように、音波発生制御
装置50を用いて制御される。
は、スピーカ2,3から発生されるお互いの位相が音波
の1/4周期の奇数倍だけずれるように、音波発生制御
装置50を用いて制御される。
【0020】次に、上記基本構造よりなる音響冷凍装置
の動作原理について図2を参照して説明する。スピーカ
2,3からそれぞれ放射された音波は、パイプ1内に入
ってから2方向に進行する。その後、パイプ1内におい
て、スピーカ2,3から放射された音波が、それぞれパ
イプ1内を進行し重なり合う。音波の位相は、スピーカ
2,3の配置間隔と音波の位相差の関係から、図2に示
すように、1方向へ進行する音波2Lと3Lとは、同位
相となり重ね合わされて増幅し、他方へ進行する音波2
Rと3Rとは逆位相となり打消合う。その結果、音波
は、1方向にのみ進行する音波だけが残る。さらに、パ
イプ1を1回転した後、同じ位相の音波が重ね合わされ
るため、共鳴と同じように音波の振幅が常に増幅される
ことになる。
の動作原理について図2を参照して説明する。スピーカ
2,3からそれぞれ放射された音波は、パイプ1内に入
ってから2方向に進行する。その後、パイプ1内におい
て、スピーカ2,3から放射された音波が、それぞれパ
イプ1内を進行し重なり合う。音波の位相は、スピーカ
2,3の配置間隔と音波の位相差の関係から、図2に示
すように、1方向へ進行する音波2Lと3Lとは、同位
相となり重ね合わされて増幅し、他方へ進行する音波2
Rと3Rとは逆位相となり打消合う。その結果、音波
は、1方向にのみ進行する音波だけが残る。さらに、パ
イプ1を1回転した後、同じ位相の音波が重ね合わされ
るため、共鳴と同じように音波の振幅が常に増幅される
ことになる。
【0021】次に、図3に示すように、上記構造よりな
る音響冷凍装置のパイプ1内に、熱交換性がよく、圧力
損失の小さい蓄冷部材20を挿入した場合における冷凍
原理について図4を参照して説明する。蓄冷部材20を
通過する進行音波は、その位置により位相のずれがあ
り、ある場所に位置する微小なガス塊に着目すると、そ
の中心位置を境に、音波の進行方向では膨張行程が生
じ、その反対方向では圧縮行程が生じている。この膨張
行程および圧縮行程において蓄冷部材20を用いて熱吸
収および熱放出が行なわれれば、熱が音波の進行方向か
らその反対方向へ図4に示すように、順次運ばれること
になる。この伝熱行程は、可逆的であるため、従来の共
鳴管冷凍装置よりも効率が高くなる。
る音響冷凍装置のパイプ1内に、熱交換性がよく、圧力
損失の小さい蓄冷部材20を挿入した場合における冷凍
原理について図4を参照して説明する。蓄冷部材20を
通過する進行音波は、その位置により位相のずれがあ
り、ある場所に位置する微小なガス塊に着目すると、そ
の中心位置を境に、音波の進行方向では膨張行程が生
じ、その反対方向では圧縮行程が生じている。この膨張
行程および圧縮行程において蓄冷部材20を用いて熱吸
収および熱放出が行なわれれば、熱が音波の進行方向か
らその反対方向へ図4に示すように、順次運ばれること
になる。この伝熱行程は、可逆的であるため、従来の共
鳴管冷凍装置よりも効率が高くなる。
【0022】ここで、さらに、本実施の形態における音
響冷凍装置のガスサイクルについて、図5および図6を
参照して説明する。まず、図5を参照して、最も理想的
なガスサイクルであるカルノーサイクルについて簡単に
説明する。このカルノーサイクルは、等温行程と断熱行
程で構成されたもので、図5に示すように、T−S線図
では、A・H・G・Dの長方形のサイクル線図として示
される。A→Hは、断熱膨張行程(エントロピ一定)を
示し、H→Gは、等温膨張行程を示し、G→Dは断熱圧
縮行程を示し、D→Aは等温膨張行程を示している。
響冷凍装置のガスサイクルについて、図5および図6を
参照して説明する。まず、図5を参照して、最も理想的
なガスサイクルであるカルノーサイクルについて簡単に
説明する。このカルノーサイクルは、等温行程と断熱行
程で構成されたもので、図5に示すように、T−S線図
では、A・H・G・Dの長方形のサイクル線図として示
される。A→Hは、断熱膨張行程(エントロピ一定)を
示し、H→Gは、等温膨張行程を示し、G→Dは断熱圧
縮行程を示し、D→Aは等温膨張行程を示している。
【0023】冷凍能力を示す吸熱量は、等温膨張行程H
→Gとエントロピ線図で囲まれる長方形H・G・Sh・
Scの面積で表わされる。また、外部への放熱量は同様
に、長方形D・A・Sc・Shの面積で表わされる。こ
のカルノーサイクル中に外部から加えた入力仕事はこの
差となる長方形A・H・G・Dの面積で表わされる。し
たがって、効率は、このA・H・G・Dに対するH・G
・Sh・Scの割合で表わされる。
→Gとエントロピ線図で囲まれる長方形H・G・Sh・
Scの面積で表わされる。また、外部への放熱量は同様
に、長方形D・A・Sc・Shの面積で表わされる。こ
のカルノーサイクル中に外部から加えた入力仕事はこの
差となる長方形A・H・G・Dの面積で表わされる。し
たがって、効率は、このA・H・G・Dに対するH・G
・Sh・Scの割合で表わされる。
【0024】次に、本実施の形態における音響冷凍装置
のガスサイクルについて説明する。ガス塊と伝熱性のよ
い蓄冷部材20に1方向に進行する音波が通過する場
合、それぞれ微小なガスの塊は往復運動をすると同時に
圧力変化を生じる。圧力変化は、ガスが音波進行方向に
最も移動したときに、圧力上昇が速く、強く圧縮され
る。このとき、蓄冷部材20が極めて伝熱性がよいた
め、等温圧縮行程となる。この行程は、図5および図6
において、D→Aの行程で示される。
のガスサイクルについて説明する。ガス塊と伝熱性のよ
い蓄冷部材20に1方向に進行する音波が通過する場
合、それぞれ微小なガスの塊は往復運動をすると同時に
圧力変化を生じる。圧力変化は、ガスが音波進行方向に
最も移動したときに、圧力上昇が速く、強く圧縮され
る。このとき、蓄冷部材20が極めて伝熱性がよいた
め、等温圧縮行程となる。この行程は、図5および図6
において、D→Aの行程で示される。
【0025】次に、ガス塊が音波進行方向と反対方向へ
移動するときに、蓄冷部材20の温度勾配に沿って熱を
放熱し、ほぼ等積変化で冷却される。この行程は、図5
および図6のA→Bで示される。
移動するときに、蓄冷部材20の温度勾配に沿って熱を
放熱し、ほぼ等積変化で冷却される。この行程は、図5
および図6のA→Bで示される。
【0026】その後、音波進行方向の反対方向の端部に
おいては、圧力の低下が速く、強く膨張する。このと
き、蓄冷部材20から熱を吸収する等温膨張行程とな
る。この行程は、図5および図6において、B→Cで示
す行程となる。
おいては、圧力の低下が速く、強く膨張する。このと
き、蓄冷部材20から熱を吸収する等温膨張行程とな
る。この行程は、図5および図6において、B→Cで示
す行程となる。
【0027】ガスが、音波進行方向へ移動するときに
も、蓄冷部材20の温度勾配に沿って熱を吸収する等積
変化となる。この行程は、図5および図6において、C
→Dに示す行程となる。
も、蓄冷部材20の温度勾配に沿って熱を吸収する等積
変化となる。この行程は、図5および図6において、C
→Dに示す行程となる。
【0028】以上により、図5に示すD→A→B→C→
Dの1サイクルで熱を音波進行と逆方向へ運ぶことが可
能となる。このように、等温行程と等積行程により構成
されるサイクルは、スターリングサイクルと呼ばれ、カ
ルノーサイクルの断熱行程が等積行程となったものであ
る。また、スターリングサイクルでの冷凍能力を表わす
吸熱量は、B・Sc′・Sh′・Cとなり、カルノーサ
イクルでの吸熱量H・Sc・Sh・Gと等しくなる。同
様に、入力仕事を表わすA・B・C・Dもカルノーサイ
クルの値A・H・G・Dと等しくなり、効率も等しくな
る。したがって、本実施の形態における音波冷凍装置に
おいては、カルノーサイクルと同等の効率を有すること
がわかる。
Dの1サイクルで熱を音波進行と逆方向へ運ぶことが可
能となる。このように、等温行程と等積行程により構成
されるサイクルは、スターリングサイクルと呼ばれ、カ
ルノーサイクルの断熱行程が等積行程となったものであ
る。また、スターリングサイクルでの冷凍能力を表わす
吸熱量は、B・Sc′・Sh′・Cとなり、カルノーサ
イクルでの吸熱量H・Sc・Sh・Gと等しくなる。同
様に、入力仕事を表わすA・B・C・Dもカルノーサイ
クルの値A・H・G・Dと等しくなり、効率も等しくな
る。したがって、本実施の形態における音波冷凍装置に
おいては、カルノーサイクルと同等の効率を有すること
がわかる。
【0029】また、理論効率を表わす式は、以下に示す
ようになる。カルノーサイクル(スターリングサイク
ル)の冷凍効率は、 ηst=1/(Th/Tc−1) 従来技術の共鳴管冷凍装置(ブレイトンサイクル)の理
論効率は、 ηbr=1/(Th/Tc′−1) したがって両者を比較した場合、ηst>ηbr(Tc
>Tc′)となる。
ようになる。カルノーサイクル(スターリングサイク
ル)の冷凍効率は、 ηst=1/(Th/Tc−1) 従来技術の共鳴管冷凍装置(ブレイトンサイクル)の理
論効率は、 ηbr=1/(Th/Tc′−1) したがって両者を比較した場合、ηst>ηbr(Tc
>Tc′)となる。
【0030】ここで、冷媒と蓄冷部材との間で可逆的な
熱交換を行なうためには、その間の熱伝達が非常に音波
の周期に比べ速く行なわれる必要がある。周期を長くす
るためには、音速は一定と考えた場合、波長を長くする
必要がある。それに伴い、音響冷凍装置のパイプの周長
も長くなる必要がある(実現できる最小のパイプ周長は
1波長)。
熱交換を行なうためには、その間の熱伝達が非常に音波
の周期に比べ速く行なわれる必要がある。周期を長くす
るためには、音速は一定と考えた場合、波長を長くする
必要がある。それに伴い、音響冷凍装置のパイプの周長
も長くなる必要がある(実現できる最小のパイプ周長は
1波長)。
【0031】パイプ内で強い音波を進行させる場合、管
壁や蓄冷部材の摩擦のため強い減衰を生じる。そこで、
音波として非常に安定に伝わる孤立波を発生させこの音
波を伝播させることにより、急激な減衰を起こすことな
く大きな冷凍能力を実現することが可能となる。この孤
立波は、音波の振幅の影響が大きく非線型性の影響を受
ける場合でも、分散性を受ける状態にすることで波形が
変わることなく安定に伝播する性質を持つ波である。孤
立波の発生方法としては、音波が伝播するパイプ側壁に
複数個の比較的容積の小さい空間を枝状に設置して分散
性を加えることが考えられるが、具体的には枝状に設置
されるスピーカの容積を適切に選択することや、適切な
容積を持つ小さなタンクをパイプに枝状に設置すること
などが考えられる(参考文献:N.Sugimoto,
J.Fluid Mech.Vol.244,pp55
−78,1992)。
壁や蓄冷部材の摩擦のため強い減衰を生じる。そこで、
音波として非常に安定に伝わる孤立波を発生させこの音
波を伝播させることにより、急激な減衰を起こすことな
く大きな冷凍能力を実現することが可能となる。この孤
立波は、音波の振幅の影響が大きく非線型性の影響を受
ける場合でも、分散性を受ける状態にすることで波形が
変わることなく安定に伝播する性質を持つ波である。孤
立波の発生方法としては、音波が伝播するパイプ側壁に
複数個の比較的容積の小さい空間を枝状に設置して分散
性を加えることが考えられるが、具体的には枝状に設置
されるスピーカの容積を適切に選択することや、適切な
容積を持つ小さなタンクをパイプに枝状に設置すること
などが考えられる(参考文献:N.Sugimoto,
J.Fluid Mech.Vol.244,pp55
−78,1992)。
【0032】(具体例)次に、上述した構成および原理
からなる音響冷凍装置の具体例について、図7を参照し
て説明する。この音響冷凍装置100は、中空の環状の
パイプ1を有している。このパイプ1には、ビニール製
のフレキシブルホースが用いられ、その周長は、約3.
4mである。このパイプ1には、接合部ジョイント6,
7を介在して、スピーカ2,3が設けられている。スピ
ーカ2,3には、それぞれ背面カバー4,5が取付けら
れている。
からなる音響冷凍装置の具体例について、図7を参照し
て説明する。この音響冷凍装置100は、中空の環状の
パイプ1を有している。このパイプ1には、ビニール製
のフレキシブルホースが用いられ、その周長は、約3.
4mである。このパイプ1には、接合部ジョイント6,
7を介在して、スピーカ2,3が設けられている。スピ
ーカ2,3には、それぞれ背面カバー4,5が取付けら
れている。
【0033】また、スピーカ2,3には、スピーカ2,
3からそれぞれ所定の音波を発生させるためのアンプ1
1、位相調整器12および信号発生器13が接続されて
いる。
3からそれぞれ所定の音波を発生させるためのアンプ1
1、位相調整器12および信号発生器13が接続されて
いる。
【0034】一方、パイプ1には、マイクロフォン8,
9が所定の位置に設けられ、マイクロフォン8,9から
得られる信号を観測するためのオシロスコープ10が接
続されている。また、パイプ1には、蓄冷部材14が設
けられ、この蓄冷部材14には、熱電対15,16が取
付けられ、熱電対15,16には、熱電対から得られる
温度差を確認するためのオシログラフィックレコーダ1
7が接続されている。
9が所定の位置に設けられ、マイクロフォン8,9から
得られる信号を観測するためのオシロスコープ10が接
続されている。また、パイプ1には、蓄冷部材14が設
けられ、この蓄冷部材14には、熱電対15,16が取
付けられ、熱電対15,16には、熱電対から得られる
温度差を確認するためのオシログラフィックレコーダ1
7が接続されている。
【0035】上記構成よりなる音響冷凍装置100にお
いて、駆動周波数100Hz、マイクロフォンの設置位
置としては、マイクロフォン9を、スピーカ3近傍、マ
イクロフォン8を、スピーカ3から見た場合、スピーカ
2とは反対方向へ1/4波長離れた場所に取付けてい
る。
いて、駆動周波数100Hz、マイクロフォンの設置位
置としては、マイクロフォン9を、スピーカ3近傍、マ
イクロフォン8を、スピーカ3から見た場合、スピーカ
2とは反対方向へ1/4波長離れた場所に取付けてい
る。
【0036】また、熱電対については、蓄冷部材14の
両端に取付け、スピーカ2とスピーカ3との間隔は、約
0.85mとした。上記構成よりなる音響冷凍装置にお
いて、能力測定は以下の手順で行なった。
両端に取付け、スピーカ2とスピーカ3との間隔は、約
0.85mとした。上記構成よりなる音響冷凍装置にお
いて、能力測定は以下の手順で行なった。
【0037】(1) 信号発生器13の正弦波信号から
位相調整器12により位相をずらした信号を発生させ
て、もとの信号と位相のずれた信号とをそれぞれアンプ
11により増幅し、それぞれスピーカ2および3に入力
する。
位相調整器12により位相をずらした信号を発生させ
て、もとの信号と位相のずれた信号とをそれぞれアンプ
11により増幅し、それぞれスピーカ2および3に入力
する。
【0038】(2) マイクロフォン8,9からの信号
をオシロスコープ10により観察しながら、スピーカ2
とスピーカ3とから放射される音波の位相が1/4周期
だけずれるように調節する。このとき、アンプ11の出
力は、マイクロフォン8,9の信号出力が正弦波的な範
囲に設定する。
をオシロスコープ10により観察しながら、スピーカ2
とスピーカ3とから放射される音波の位相が1/4周期
だけずれるように調節する。このとき、アンプ11の出
力は、マイクロフォン8,9の信号出力が正弦波的な範
囲に設定する。
【0039】(3) 蓄冷部材14の両端温度を、オシ
ログラフィックレコーダ17でモニタする。ここで、温
度差が生じていることを確認する。
ログラフィックレコーダ17でモニタする。ここで、温
度差が生じていることを確認する。
【0040】(4) アンプ11の出力を徐々に上げ、
温度差が大きくなることをオシログラフィックレコーダ
17で確認する。その結果、上述した音響冷凍装置にお
いては、以下に示す結果が得られた。
温度差が大きくなることをオシログラフィックレコーダ
17で確認する。その結果、上述した音響冷凍装置にお
いては、以下に示す結果が得られた。
【0041】高温部温度42℃ 低温部温度34℃ 温度差8℃ 室温26℃ 上記結果から、冷凍能力を確認することはできなかった
が、蓄冷部材において温度差が生じることが確認するこ
とができた。
が、蓄冷部材において温度差が生じることが確認するこ
とができた。
【0042】また、上記構成において、スピーカを2台
用いた場合について説明したが、たとえば、図8に示す
音響冷凍装置に示すように、スピーカ10A,10B、
スピーカ20A,20B、スピーカ30A,30B、ス
ピーカ40A,40B、スピーカ50A,50Bおよび
スピーカ60A,60Bをそれぞれ音波の1/4波長の
奇数倍ずらして配設することにより、各組のスピーカの
負担を小さくすることが可能となり、音響冷凍装置の寿
命を長くすることが可能となる。また、いずれかの組の
スピーカが故障した場合においても、他の組のスピーカ
の出力を少しずつ上げることで補間することが可能とな
り、信頼性の高いシステムを実現することが可能とな
る。
用いた場合について説明したが、たとえば、図8に示す
音響冷凍装置に示すように、スピーカ10A,10B、
スピーカ20A,20B、スピーカ30A,30B、ス
ピーカ40A,40B、スピーカ50A,50Bおよび
スピーカ60A,60Bをそれぞれ音波の1/4波長の
奇数倍ずらして配設することにより、各組のスピーカの
負担を小さくすることが可能となり、音響冷凍装置の寿
命を長くすることが可能となる。また、いずれかの組の
スピーカが故障した場合においても、他の組のスピーカ
の出力を少しずつ上げることで補間することが可能とな
り、信頼性の高いシステムを実現することが可能とな
る。
【0043】なお、今回開示した実施の形態はすべての
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【0044】
【発明の効果】この発明に基づいた音響冷凍装置によれ
ば、第1音波発生装置および第2音波発生装置から共鳴
管内に音波を放射した場合、音波は、共鳴管内において
2方向に進行する。その後、第1音波発生装置および第
2音波発生装置から発生された音波の位相は、第1音波
発生装置と第2音波発生装置との配置間隔および発生さ
れる音波の位相から、1方向へ進行する音波は重ね合わ
され増幅し、他方向へ進行する音波は打消されることに
なる。
ば、第1音波発生装置および第2音波発生装置から共鳴
管内に音波を放射した場合、音波は、共鳴管内において
2方向に進行する。その後、第1音波発生装置および第
2音波発生装置から発生された音波の位相は、第1音波
発生装置と第2音波発生装置との配置間隔および発生さ
れる音波の位相から、1方向へ進行する音波は重ね合わ
され増幅し、他方向へ進行する音波は打消されることに
なる。
【0045】このため、音波は1方向にのみ進行する音
波だけが、共鳴管内において残り、さらに、1回転した
後同じ位相の音波が重ね合わされるため、共鳴と同じよ
うに音波の振幅が常に増幅されることになる。
波だけが、共鳴管内において残り、さらに、1回転した
後同じ位相の音波が重ね合わされるため、共鳴と同じよ
うに音波の振幅が常に増幅されることになる。
【0046】このようにして形成された1方向にのみ進
行する音波が、蓄冷部材を通過する場合、その音波は、
その位置により位相のずれがあり、ある場所に位置する
微小なガス塊に着目した場合、その中心位置を境に音波
の進行方向では膨張が起こり、その反対方向では圧縮が
起こっている。その膨張行程および圧縮行程において、
熱吸収および熱放出を行なうことにより、熱が音波の進
行方向からその反対方向へ順次運ばれることになる。そ
の結果、熱の伝達行程を可逆的に行なうことが可能とな
る。
行する音波が、蓄冷部材を通過する場合、その音波は、
その位置により位相のずれがあり、ある場所に位置する
微小なガス塊に着目した場合、その中心位置を境に音波
の進行方向では膨張が起こり、その反対方向では圧縮が
起こっている。その膨張行程および圧縮行程において、
熱吸収および熱放出を行なうことにより、熱が音波の進
行方向からその反対方向へ順次運ばれることになる。そ
の結果、熱の伝達行程を可逆的に行なうことが可能とな
る。
【0047】また、上記音響冷凍装置において、好まし
くは、上記音波発生装置を、音波の1/4波長の奇数倍
ずらして複数配設することにより、1つ1つの音波発生
装置に加わる負荷を小さくすることが可能となり、音響
冷凍装置の長寿命化を図ることが可能となる。また、複
数配設することにより、たとえば1つが故障した場合に
おいても、他の音波発生装置の出力を少しずつ上げるこ
とにより補完することが可能となり、信頼性の高い音響
冷凍装置を提供することが可能となる。
くは、上記音波発生装置を、音波の1/4波長の奇数倍
ずらして複数配設することにより、1つ1つの音波発生
装置に加わる負荷を小さくすることが可能となり、音響
冷凍装置の長寿命化を図ることが可能となる。また、複
数配設することにより、たとえば1つが故障した場合に
おいても、他の音波発生装置の出力を少しずつ上げるこ
とにより補完することが可能となり、信頼性の高い音響
冷凍装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明に基づく音響冷凍装置の1方向に進行す
る音波を発生させるための原理を説明するための第1の
図である。
る音波を発生させるための原理を説明するための第1の
図である。
【図2】本発明に基づく音響冷凍装置の1方向に進行す
る音波を発生させるための原理を説明するための第2の
図である。
る音波を発生させるための原理を説明するための第2の
図である。
【図3】この発明に基づいた音響冷凍装置の基本構造を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図4】本発明における音響冷凍装置の伝熱行程を説明
するための模式図である。
するための模式図である。
【図5】本発明における音響冷凍装置の冷凍サイクルの
T−S線図である。
T−S線図である。
【図6】図5に示す冷凍サイクルを説明するための模式
図である。
図である。
【図7】本発明における音響冷凍装置の具体的構成を示
す図である。
す図である。
【図8】本発明における音響冷凍装置の他の具体例を説
明するための模式図である。
明するための模式図である。
【図9】共鳴管冷凍装置の構成および動作原理を説明す
るための図である。
るための図である。
【図10】共鳴管冷凍装置の冷凍サイクルを説明するた
めのT−S線図である。
めのT−S線図である。
【図11】図10に示す冷凍サイクルを説明するための
模式図である。
模式図である。
1 パイプ 2,3 スピーカ 14,20 蓄冷部材
Claims (2)
- 【請求項1】 中空の環状の管路を有し、周長が音波の
波長の整数倍である共鳴管と、 前記共鳴管の管内において、前記音波の波長の1/4波
長の奇数倍の間隔をもって配置される第1音波を発生さ
せるための第1音波発生装置および第2音波を発生させ
るための第2音波発生装置を有する音波発生手段と、 前記共鳴管内の所定位置に配置される蓄冷部材と、 前記第1音波と前記第2音波との位相が1/4周期の奇
数倍異なるように発生させるため、前記第1音波発生装
置および前記第2音波発生装置を制御する音波発生制御
手段と、を備える音響冷凍装置。 - 【請求項2】 前記音波発生装置を、それぞれ前記音波
の1/4波長の奇数倍ずらして、複数個配設された、請
求項1に記載の音響冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13499397A JPH10325625A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 音響冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13499397A JPH10325625A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 音響冷凍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325625A true JPH10325625A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15141438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13499397A Withdrawn JPH10325625A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 音響冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325625A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004258543A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Nagoya Industrial Science Research Inst | 熱音響効果を利用した音波増幅・減衰器を備えた配管装置 |
| JP2006189219A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Doshisha | 熱音響装置 |
| KR101150933B1 (ko) | 2005-08-24 | 2012-06-08 | 한라공조주식회사 | 차량용 열음향 공조장치 |
| JP2017180920A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 大阪瓦斯株式会社 | 熱音響機関 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP13499397A patent/JPH10325625A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004258543A (ja) * | 2003-02-27 | 2004-09-16 | Nagoya Industrial Science Research Inst | 熱音響効果を利用した音波増幅・減衰器を備えた配管装置 |
| JP2006189219A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Doshisha | 熱音響装置 |
| KR101150933B1 (ko) | 2005-08-24 | 2012-06-08 | 한라공조주식회사 | 차량용 열음향 공조장치 |
| JP2017180920A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 大阪瓦斯株式会社 | 熱音響機関 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |