JPH10325627A - 往復動式冷凍機 - Google Patents
往復動式冷凍機Info
- Publication number
- JPH10325627A JPH10325627A JP13225097A JP13225097A JPH10325627A JP H10325627 A JPH10325627 A JP H10325627A JP 13225097 A JP13225097 A JP 13225097A JP 13225097 A JP13225097 A JP 13225097A JP H10325627 A JPH10325627 A JP H10325627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- reciprocating
- piston
- leaf springs
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2309/00—Gas cycle refrigeration machines
- F25B2309/001—Gas cycle refrigeration machines with a linear configuration or a linear motor
Landscapes
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機A及び膨張機Bの各可動体22を、各
々、水平方向に離れた2箇所に配置された1対の板ばね
31,31により略水平方向に往復動可能にかつ各可動
体22の往復動方向と垂直な方向に移動不能に弾性支持
するようにした往復動式冷凍機に対して、各可動体22
の往復動方向と垂直な方向のぶれを往復動方向全体に亘
って確実に低減させ、冷凍機全体を低振動化させる。 【解決手段】 各可動体22を、その重心位置が1対の
板ばね31,31間に位置するように構成する。また、
膨張機Bの可動体22にバランスウエイト63を設ける
ことにより、その可動体22の重心位置を板ばね31,
31間に位置付けるようにする。
々、水平方向に離れた2箇所に配置された1対の板ばね
31,31により略水平方向に往復動可能にかつ各可動
体22の往復動方向と垂直な方向に移動不能に弾性支持
するようにした往復動式冷凍機に対して、各可動体22
の往復動方向と垂直な方向のぶれを往復動方向全体に亘
って確実に低減させ、冷凍機全体を低振動化させる。 【解決手段】 各可動体22を、その重心位置が1対の
板ばね31,31間に位置するように構成する。また、
膨張機Bの可動体22にバランスウエイト63を設ける
ことにより、その可動体22の重心位置を板ばね31,
31間に位置付けるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機又は膨張機
においてガスを圧縮又は膨張させる往復動可能な可動体
を備えた往復動式冷凍機に関する技術分野に属する。
においてガスを圧縮又は膨張させる往復動可能な可動体
を備えた往復動式冷凍機に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の往復動式冷凍機として
は、ディスプレーサの往復動により極低温レベルの寒冷
を発生させる膨張機と、この膨張機に供給する冷媒を圧
縮する圧縮機とを備えたスターリング冷凍機等がよく知
られている。このスターリング冷凍機は、その膨張機の
シリンダ内に膨張室を区画形成するディスプレーサや圧
縮機のシリンダ内に圧縮室を区画形成するピストンがそ
の各シリンダ内で往復動するように構成されている。そ
して、この冷凍機では、ディスプレーサやピストンが往
復動する際、その振動を低減させかつディスプレーサや
ピストンの摩耗を減らして冷凍機を高寿命化させるため
に、ディスプレーサやピストンの往復動方向と垂直な方
向のぶれを出来る限り小さくすることが要求されてい
る。
は、ディスプレーサの往復動により極低温レベルの寒冷
を発生させる膨張機と、この膨張機に供給する冷媒を圧
縮する圧縮機とを備えたスターリング冷凍機等がよく知
られている。このスターリング冷凍機は、その膨張機の
シリンダ内に膨張室を区画形成するディスプレーサや圧
縮機のシリンダ内に圧縮室を区画形成するピストンがそ
の各シリンダ内で往復動するように構成されている。そ
して、この冷凍機では、ディスプレーサやピストンが往
復動する際、その振動を低減させかつディスプレーサや
ピストンの摩耗を減らして冷凍機を高寿命化させるため
に、ディスプレーサやピストンの往復動方向と垂直な方
向のぶれを出来る限り小さくすることが要求されてい
る。
【0003】そこで、従来、例えば特開平4−2637
51号公報に示されているように、圧縮機において1つ
のピストンを略水平方向(ピストン軸方向)に往復動可
能にかつそのピストンの往復動方向と垂直な方向(ピス
トン径方向)に移動不能に弾性支持する板ばねを使用す
ることによって、そのピストンの振動を低減させるよう
にすることが知られている。すなわち、この板ばねは、
ピストン径方向の剛性が高くてその方向には殆ど変形し
ないので、ピストンの径方向のぶれを低減させてピスト
ンを低振動化させる一方、ピストン軸方向には大きく弾
性変形するので、ピストンを含む可動体全体をピストン
軸方向に往復動可能に弾性支持するものである。
51号公報に示されているように、圧縮機において1つ
のピストンを略水平方向(ピストン軸方向)に往復動可
能にかつそのピストンの往復動方向と垂直な方向(ピス
トン径方向)に移動不能に弾性支持する板ばねを使用す
ることによって、そのピストンの振動を低減させるよう
にすることが知られている。すなわち、この板ばねは、
ピストン径方向の剛性が高くてその方向には殆ど変形し
ないので、ピストンの径方向のぶれを低減させてピスト
ンを低振動化させる一方、ピストン軸方向には大きく弾
性変形するので、ピストンを含む可動体全体をピストン
軸方向に往復動可能に弾性支持するものである。
【0004】そして、上記板ばねを使用する場合は、通
常、ピストン等を有する可動体のぶれを有効に低減させ
るために、その板ばねを可動体の水平方向に離れた2箇
所に配置してその1対の板ばねで可動体を弾性支持する
ようにしている。
常、ピストン等を有する可動体のぶれを有効に低減させ
るために、その板ばねを可動体の水平方向に離れた2箇
所に配置してその1対の板ばねで可動体を弾性支持する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように1
対の板ばねで可動体を弾性支持するようにしても、その
可動体の重心位置が全く考慮されていなければ、その重
心位置によっては可動体が水平状態から鉛直方向に傾く
場合があり、特に可動体の往復動方向両端部における鉛
直方向のぶれが大きくなって1対の板ばねによるぶれの
低減効果が殆ど得られないという問題がある。
対の板ばねで可動体を弾性支持するようにしても、その
可動体の重心位置が全く考慮されていなければ、その重
心位置によっては可動体が水平状態から鉛直方向に傾く
場合があり、特に可動体の往復動方向両端部における鉛
直方向のぶれが大きくなって1対の板ばねによるぶれの
低減効果が殆ど得られないという問題がある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上述の如く2箇所に配
置した1対の板ばねにより可動体を略水平方向に往復動
可能に弾性支持するようにした往復動式冷凍機におい
て、その可動体の重心位置を工夫することによって、可
動体の往復動方向と垂直な方向のぶれを往復動方向全体
に亘って確実に低減させ、冷凍機を低振動化させようと
することにある。
あり、その目的とするところは、上述の如く2箇所に配
置した1対の板ばねにより可動体を略水平方向に往復動
可能に弾性支持するようにした往復動式冷凍機におい
て、その可動体の重心位置を工夫することによって、可
動体の往復動方向と垂直な方向のぶれを往復動方向全体
に亘って確実に低減させ、冷凍機を低振動化させようと
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、可動体の重心位置を1対の板ばね
間に位置するようにした。
めに、この発明では、可動体の重心位置を1対の板ばね
間に位置するようにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、図1〜
図3に示すように、可動体(22)と、水平方向に離れ
た2箇所に配置され、上記可動体(22)を略水平方向
に往復動可能にかつ該可動体(22)の往復動方向と垂
直な方向に移動不能に弾性支持する1対の板ばね(3
1),(31)とを備え、可動体(22)の往復動によ
りガスを圧縮又は膨張させるようにした往復動式冷凍機
を対象とする。
図3に示すように、可動体(22)と、水平方向に離れ
た2箇所に配置され、上記可動体(22)を略水平方向
に往復動可能にかつ該可動体(22)の往復動方向と垂
直な方向に移動不能に弾性支持する1対の板ばね(3
1),(31)とを備え、可動体(22)の往復動によ
りガスを圧縮又は膨張させるようにした往復動式冷凍機
を対象とする。
【0009】そして、上記可動体(22)の重心位置が
上記板ばね(31),(31)間に位置しているものと
する。
上記板ばね(31),(31)間に位置しているものと
する。
【0010】このことにより、可動体(22)全体を鉛
直方向に2箇所の板ばね(31),(31)でバランス
良く支持することができるので、可動体(22)を鉛直
方向に傾けることなく常に略水平状態に維持したまま往
復動させることができ、可動体(22)の往復動方向と
垂直ないずれの方向のぶれをも往復動方向全体に亘って
確実に低減させることができる。よって、冷凍機の振動
を最大限に低減させることができ、延いてはその冷凍機
を高寿命にすることができる。
直方向に2箇所の板ばね(31),(31)でバランス
良く支持することができるので、可動体(22)を鉛直
方向に傾けることなく常に略水平状態に維持したまま往
復動させることができ、可動体(22)の往復動方向と
垂直ないずれの方向のぶれをも往復動方向全体に亘って
確実に低減させることができる。よって、冷凍機の振動
を最大限に低減させることができ、延いてはその冷凍機
を高寿命にすることができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、図1及び図3に示すように、可動体(22)は、
該可動体(22)の重心位置を板ばね(31),(3
1)間に位置付けるバランスウエイト(63)を有する
ものとする。
いて、図1及び図3に示すように、可動体(22)は、
該可動体(22)の重心位置を板ばね(31),(3
1)間に位置付けるバランスウエイト(63)を有する
ものとする。
【0012】この発明により、バランスウエイト(6
3)を設けるだけで容易に可動体(22)の重心位置を
板ばね(31),(31)間に変更することができ、各
板ばね(31)の配置や可動体(22)の形状等の自由
度を増大させることができる。よって、簡単な構成で請
求項1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
3)を設けるだけで容易に可動体(22)の重心位置を
板ばね(31),(31)間に変更することができ、各
板ばね(31)の配置や可動体(22)の形状等の自由
度を増大させることができる。よって、簡単な構成で請
求項1の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0013】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、図3に示すように、バランスウエイト(63)
は、ガスばね室(71)の圧力変化により可動体(2
2)を往復動方向に弾性支持するガスばね(70)用の
ピストン(73)を構成しているものとする。
いて、図3に示すように、バランスウエイト(63)
は、ガスばね室(71)の圧力変化により可動体(2
2)を往復動方向に弾性支持するガスばね(70)用の
ピストン(73)を構成しているものとする。
【0014】このことで、バランスウエイト(63)を
ガスばね(70)用のピストン(73)と兼用させるこ
とができるので、ガスばね(70)が設けられている場
合には、別個にバランスウエイト(63)を設ける必要
がない。一方、ガスばね(70)を設けることによって
可動体(22)に作用するばね全体のばね定数や力量を
簡単に調整することができるようになる。よって、可動
体(22)を弾性支持するばね全体のばね定数や力量の
調整を容易にしつつ、低コストで請求項1の発明と同様
の作用効果が得られる。
ガスばね(70)用のピストン(73)と兼用させるこ
とができるので、ガスばね(70)が設けられている場
合には、別個にバランスウエイト(63)を設ける必要
がない。一方、ガスばね(70)を設けることによって
可動体(22)に作用するばね全体のばね定数や力量を
簡単に調整することができるようになる。よって、可動
体(22)を弾性支持するばね全体のばね定数や力量の
調整を容易にしつつ、低コストで請求項1の発明と同様
の作用効果が得られる。
【0015】請求項4の発明では、請求項1、2又は3
の発明において、図1及び図3に示すように、可動体
(22)は、圧縮機(A)においてシリンダ(5)内に
圧縮室(11)を区画形成するピストン(9)を有する
ものとする。
の発明において、図1及び図3に示すように、可動体
(22)は、圧縮機(A)においてシリンダ(5)内に
圧縮室(11)を区画形成するピストン(9)を有する
ものとする。
【0016】すなわち、圧縮機(A)のピストン(9)
の径方向のぶれは振動発生及びピストン(9)の摩耗の
大きな要因となるので、そのぶれを出来る限り小さくす
ることが要求されている。よって、請求項1、2又は3
の発明の有効な利用を図ることができる。
の径方向のぶれは振動発生及びピストン(9)の摩耗の
大きな要因となるので、そのぶれを出来る限り小さくす
ることが要求されている。よって、請求項1、2又は3
の発明の有効な利用を図ることができる。
【0017】請求項5の発明では、請求項1、2又は3
の発明において、図1及び図3に示すように、可動体
(22)は、膨張機(B)においてシリンダ(35)内
に膨張室(36)を区画形成するディスプレーサ(4
0)を有するものとする。このようにすることで、請求
項4の発明と同様の作用効果が得られる。
の発明において、図1及び図3に示すように、可動体
(22)は、膨張機(B)においてシリンダ(35)内
に膨張室(36)を区画形成するディスプレーサ(4
0)を有するものとする。このようにすることで、請求
項4の発明と同様の作用効果が得られる。
【0018】
(実施形態1)図1は、本発明の実施形態1に係る往復
動式冷凍機としてのスターリング冷凍機を概略的に示
し、この冷凍機は、冷媒ガスを圧縮する圧縮機(A)
と、この圧縮機(A)から吐出された冷媒ガスを膨張さ
せる膨張機(B)とを組み合わせたものである。
動式冷凍機としてのスターリング冷凍機を概略的に示
し、この冷凍機は、冷媒ガスを圧縮する圧縮機(A)
と、この圧縮機(A)から吐出された冷媒ガスを膨張さ
せる膨張機(B)とを組み合わせたものである。
【0019】上記圧縮機(A)は図で左右方向(水平方
向)に延びる密閉円筒状のケーシング(1)を有し、こ
のケーシング(1)は、円筒壁部(1a)と、この円筒
壁部(1a)の両端開口部を気密状に閉塞する円板壁部
(1b),(1b)とからなる。上記ケーシング(1)
の左側の円板壁部(1b)には、両端が開放された左右
方向に延びる円筒状のシリンダ(5)が円筒壁部(1
a)と同心状に取付固定されている。
向)に延びる密閉円筒状のケーシング(1)を有し、こ
のケーシング(1)は、円筒壁部(1a)と、この円筒
壁部(1a)の両端開口部を気密状に閉塞する円板壁部
(1b),(1b)とからなる。上記ケーシング(1)
の左側の円板壁部(1b)には、両端が開放された左右
方向に延びる円筒状のシリンダ(5)が円筒壁部(1
a)と同心状に取付固定されている。
【0020】上記シリンダ(5)内には円筒状のピスト
ン(9)が摺動可能に嵌装されており、このピストン
(9)によりシリンダ(5)内に圧縮室(11)が区画
形成されている。上記ケーシング(1)における左側の
円板壁部(1b)の略中心部には、上記圧縮室(11)
に連通する貫通孔(13)が形成され、この貫通孔(1
3)には結合配管(14)の一端部が連結されている。
ン(9)が摺動可能に嵌装されており、このピストン
(9)によりシリンダ(5)内に圧縮室(11)が区画
形成されている。上記ケーシング(1)における左側の
円板壁部(1b)の略中心部には、上記圧縮室(11)
に連通する貫通孔(13)が形成され、この貫通孔(1
3)には結合配管(14)の一端部が連結されている。
【0021】上記ピストン(9)は、ケーシング(1)
の円筒壁部(1a)と同心状に左右方向に延びる支持軸
(15)を介してこのピストン(9)を左右方向に往復
駆動する駆動源としてのリニアモータ(16)に駆動連
結されている。すなわち、このリニアモータ(16)
は、上記ケーシング(1)の円筒壁部(1a)の内周面
に取付固定された純鉄からなる円筒状のヨーク(17)
を有し、このヨーク(17)の右側端面に設けたリング
状凹陥部(17a)内の外周側の側面には環状の永久磁
石(18)が固定されており、この磁石(18)により
純鉄からなるヨーク(17)を継鉄として上記凹陥部
(17a)内に所定強度の磁界を発生させるようにして
いる。
の円筒壁部(1a)と同心状に左右方向に延びる支持軸
(15)を介してこのピストン(9)を左右方向に往復
駆動する駆動源としてのリニアモータ(16)に駆動連
結されている。すなわち、このリニアモータ(16)
は、上記ケーシング(1)の円筒壁部(1a)の内周面
に取付固定された純鉄からなる円筒状のヨーク(17)
を有し、このヨーク(17)の右側端面に設けたリング
状凹陥部(17a)内の外周側の側面には環状の永久磁
石(18)が固定されており、この磁石(18)により
純鉄からなるヨーク(17)を継鉄として上記凹陥部
(17a)内に所定強度の磁界を発生させるようにして
いる。
【0022】そして、上記支持軸(15)の右側端部に
は有底筒状のボビン(19)が一体に連結され、このボ
ビン(19)の円筒部(19a)は上記凹陥部(17
a)内で左右方向に往復動可能に配置されている。上記
ボビン(19)の円筒部(19a)の外周面には、上記
磁石(18)と対向した位置に電磁コイル(20)が巻
回されている。このリニアモータ(16)の電磁コイル
(20)に所定周波数の交流を通電することにより、ピ
ストン(9)を後述の板ばね(31),(31)のばね
定数等で決まる周期で往復動させて、圧縮室(11)で
所定周期のガス圧を発生させるように構成されている。
このことで、上記ピストン(9)、支持軸(15)、ボ
ビン(19)及び電磁コイル(20)は、圧縮機(A)
内において一体で略水平方向に往復動する圧縮機(A)
の可動体(22)を構成していることになる。
は有底筒状のボビン(19)が一体に連結され、このボ
ビン(19)の円筒部(19a)は上記凹陥部(17
a)内で左右方向に往復動可能に配置されている。上記
ボビン(19)の円筒部(19a)の外周面には、上記
磁石(18)と対向した位置に電磁コイル(20)が巻
回されている。このリニアモータ(16)の電磁コイル
(20)に所定周波数の交流を通電することにより、ピ
ストン(9)を後述の板ばね(31),(31)のばね
定数等で決まる周期で往復動させて、圧縮室(11)で
所定周期のガス圧を発生させるように構成されている。
このことで、上記ピストン(9)、支持軸(15)、ボ
ビン(19)及び電磁コイル(20)は、圧縮機(A)
内において一体で略水平方向に往復動する圧縮機(A)
の可動体(22)を構成していることになる。
【0023】上記支持軸(15)においてその左右両端
部つまり上記リニアモータ(16)を挟んで水平方向に
離れた2箇所には、1対の円板状の板ばね(31),
(31)が配置固定されている。この各板ばね(31)
は、その外周部において上記ケーシング(1)の円筒壁
部(1a)内周面にも固定されている。上記各板ばね
(31)は、2枚の薄板が重ね合わされたもので、図2
に示すように、3つの略渦巻状のスリット孔(31
a),(31a)…が円周方向に略等間隔に形成されて
いる。このことで、この各板ばね(31)は、その各板
ばね(31)の径方向の剛性が高くてその方向の変形が
殆どない一方、その各板ばね(31)の中心部における
中心軸方向の変形が大きくなるようになされており、上
記可動体(22)を略水平方向に往復動可能にかつ該可
動体(22)の往復動方向と垂直な方向に移動不能に弾
性支持するようになっている。そして、上記圧縮機
(A)の可動体(22)の重心位置(図1において+印
で示す)は、上記1対の板ばね(31),(31)の間
に位置するように構成されている。尚、上記各板ばね
(31)の各スリット孔(31a)の両端部は、応力集
中を緩和させるためにそれぞれ円形状とされている。ま
た、図2中、(31b)は、上記支持軸(15)に嵌合
させて固定するための貫通孔である。
部つまり上記リニアモータ(16)を挟んで水平方向に
離れた2箇所には、1対の円板状の板ばね(31),
(31)が配置固定されている。この各板ばね(31)
は、その外周部において上記ケーシング(1)の円筒壁
部(1a)内周面にも固定されている。上記各板ばね
(31)は、2枚の薄板が重ね合わされたもので、図2
に示すように、3つの略渦巻状のスリット孔(31
a),(31a)…が円周方向に略等間隔に形成されて
いる。このことで、この各板ばね(31)は、その各板
ばね(31)の径方向の剛性が高くてその方向の変形が
殆どない一方、その各板ばね(31)の中心部における
中心軸方向の変形が大きくなるようになされており、上
記可動体(22)を略水平方向に往復動可能にかつ該可
動体(22)の往復動方向と垂直な方向に移動不能に弾
性支持するようになっている。そして、上記圧縮機
(A)の可動体(22)の重心位置(図1において+印
で示す)は、上記1対の板ばね(31),(31)の間
に位置するように構成されている。尚、上記各板ばね
(31)の各スリット孔(31a)の両端部は、応力集
中を緩和させるためにそれぞれ円形状とされている。ま
た、図2中、(31b)は、上記支持軸(15)に嵌合
させて固定するための貫通孔である。
【0024】一方、上記膨張機(B)は、円筒状シリン
ダ(35)を有し、このシリンダ(35)内には、この
シリンダ(35)内空間を膨張室(36)と作動室(3
7)とに区画形成するディスプレーサ(40)が左右方
向に往復動自在に嵌装されている。このディスプレーサ
(40)は、内部に金属製蓄冷材(再生式熱交換器)を
充填したものであり、この蓄冷材が充填された空間は、
上記膨張室(36)及び作動室(37)にそれぞれ連通
されている。そして、膨張室(36)で膨張した低温の
冷媒ガスが作動室(37)に向かうときには、該冷媒ガ
スにより上記蓄冷材を冷却してその蓄冷材に冷熱を蓄
え、逆に常温の冷媒ガスが作動室(37)から膨張室
(36)に向かうときには、その蓄冷材により冷媒ガス
を冷却するようになっている。
ダ(35)を有し、このシリンダ(35)内には、この
シリンダ(35)内空間を膨張室(36)と作動室(3
7)とに区画形成するディスプレーサ(40)が左右方
向に往復動自在に嵌装されている。このディスプレーサ
(40)は、内部に金属製蓄冷材(再生式熱交換器)を
充填したものであり、この蓄冷材が充填された空間は、
上記膨張室(36)及び作動室(37)にそれぞれ連通
されている。そして、膨張室(36)で膨張した低温の
冷媒ガスが作動室(37)に向かうときには、該冷媒ガ
スにより上記蓄冷材を冷却してその蓄冷材に冷熱を蓄
え、逆に常温の冷媒ガスが作動室(37)から膨張室
(36)に向かうときには、その蓄冷材により冷媒ガス
を冷却するようになっている。
【0025】上記シリンダ(35)の基端部近傍には、
上記作動室(37)に連通する貫通孔(43)が形成さ
れ、この貫通孔(43)に上記結合配管(14)の他端
部が連結されている。このことで、上記作動室(37)
は、結合配管(14)を介して圧縮機(A)の圧縮室
(11)と接続され、圧縮機(A)からの冷媒ガス圧に
より上記ディスプレーサ(40)を往復動させて冷媒ガ
スを膨張室(36)で膨張させることにより、シリンダ
(35)先端のコールドヘッド(44)に寒冷を発生さ
せるようになされている。
上記作動室(37)に連通する貫通孔(43)が形成さ
れ、この貫通孔(43)に上記結合配管(14)の他端
部が連結されている。このことで、上記作動室(37)
は、結合配管(14)を介して圧縮機(A)の圧縮室
(11)と接続され、圧縮機(A)からの冷媒ガス圧に
より上記ディスプレーサ(40)を往復動させて冷媒ガ
スを膨張室(36)で膨張させることにより、シリンダ
(35)先端のコールドヘッド(44)に寒冷を発生さ
せるようになされている。
【0026】上記シリンダ(35)の基端には、上記圧
縮機(A)のケーシング(1)と同様に、円筒壁部(5
1a)と2つの円板壁部(51b),(51b)とから
なる左右方向に延びる密閉円筒状のケーシング(51)
が取付固定されている。このケーシング(51)内に
は、上記ディスプレーサ(40)に一体に取付固定した
支持軸(55)が上記円筒壁部(51a)と同心状に左
右方向に延びるように設けられている。つまり、上記デ
ィスプレーサ(40)及び支持軸(55)は、膨張機
(B)内において一体で略水平方向に往復動する膨張機
(B)の可動体(22)を構成している。この支持軸
(55)は、上記ケーシング(51)の左側の円板壁部
(51b)を貫通しており、この円板壁部(51b)の
支持軸(55)が貫通する箇所にはシール部材(57)
が設けられ、このシール部材(57)により上記作動室
(37)から冷媒がケーシング(51)内に漏れないよ
うにシールがなされている。
縮機(A)のケーシング(1)と同様に、円筒壁部(5
1a)と2つの円板壁部(51b),(51b)とから
なる左右方向に延びる密閉円筒状のケーシング(51)
が取付固定されている。このケーシング(51)内に
は、上記ディスプレーサ(40)に一体に取付固定した
支持軸(55)が上記円筒壁部(51a)と同心状に左
右方向に延びるように設けられている。つまり、上記デ
ィスプレーサ(40)及び支持軸(55)は、膨張機
(B)内において一体で略水平方向に往復動する膨張機
(B)の可動体(22)を構成している。この支持軸
(55)は、上記ケーシング(51)の左側の円板壁部
(51b)を貫通しており、この円板壁部(51b)の
支持軸(55)が貫通する箇所にはシール部材(57)
が設けられ、このシール部材(57)により上記作動室
(37)から冷媒がケーシング(51)内に漏れないよ
うにシールがなされている。
【0027】上記支持軸(55)においてケーシング
(51)内における水平方向に離れた2箇所には、上記
圧縮機(A)の可動体(22)と同様に、1対の板ばね
(31),(31)が配置固定され、この各板ばね(3
1)により膨張機(B)の可動体(22)が略水平方向
に往復動可能にかつ該可動体(22)の往復動方向と垂
直な方向に移動不能に弾性支持されている。
(51)内における水平方向に離れた2箇所には、上記
圧縮機(A)の可動体(22)と同様に、1対の板ばね
(31),(31)が配置固定され、この各板ばね(3
1)により膨張機(B)の可動体(22)が略水平方向
に往復動可能にかつ該可動体(22)の往復動方向と垂
直な方向に移動不能に弾性支持されている。
【0028】上記支持軸(55)の右側端にはバランス
ウエイト(63)が設けられ、このバランスウエイト
(63)は膨張機(B)の可動体(22)の一部を構成
している。上記バランスウエイト(63)は、この膨張
機(B)の可動体(22)の重心位置を上記1対の板ば
ね(31),(31)間に位置付けるものである。すな
わち、このバランスウエイト(63)がない状態では、
膨張機(B)の可動体(22)の重心位置は、左側の板
ばね(31)よりも左側(図1において黒丸印で示す)
に存在するが、バランスウエイト(63)を設けること
によりその重心位置を1対の板ばね(31),(31)
間(図1において+印で示す)に位置付けるようになっ
ている。
ウエイト(63)が設けられ、このバランスウエイト
(63)は膨張機(B)の可動体(22)の一部を構成
している。上記バランスウエイト(63)は、この膨張
機(B)の可動体(22)の重心位置を上記1対の板ば
ね(31),(31)間に位置付けるものである。すな
わち、このバランスウエイト(63)がない状態では、
膨張機(B)の可動体(22)の重心位置は、左側の板
ばね(31)よりも左側(図1において黒丸印で示す)
に存在するが、バランスウエイト(63)を設けること
によりその重心位置を1対の板ばね(31),(31)
間(図1において+印で示す)に位置付けるようになっ
ている。
【0029】以上の構成からなるスターリング冷凍機の
作動について説明する。先ず、冷凍機の運転開始に伴
い、圧縮機(A)におけるリニアモータ(16)の電磁
コイル(20)に所定周波数の交流電源が通電される。
この通電に伴い、磁石(18)により発生する磁界との
作用により圧縮機(A)の可動体(22)が圧縮機
(A)の各板ばね(31)の中心部を左右方向に変形さ
せながら中立位置から往復動し、そのピストン(9)の
往復動により圧縮室(11)の容積が増減変化し、圧縮
室(11)内に所定周期の圧力波が生じる。この圧縮室
(11)は結合配管(14)を介して膨張機(B)に連
通しているため、圧縮室(11)の圧力が高くなったと
きには、加圧された冷媒ガスが作動室(37)に供給さ
れて該作動室(37)内の圧力が高くなる。この圧力の
上昇により作動室(37)と膨張室(36)との間に差
が生じ、この圧力差によってディスプレーサ(40)が
膨張機(B)の各板ばね(31)の中心部を左側に変形
させながらシリンダ(35)先端側に移動する。この作
動室(37)はディスプレーサ(40)内の空間を介し
て膨張室(36)に連通しているので、次の段階では作
動室(37)のガスがディスプレーサ(40)内を通っ
て蓄冷材により冷却されながら膨張室(36)に流れ、
両室(36),(37)の差圧がなくなり、ディスプレ
ーサ(40)は膨張機(B)の各板ばね(31)の復元
力によりシリンダ(35)基端側に移動して元の位置に
戻る。
作動について説明する。先ず、冷凍機の運転開始に伴
い、圧縮機(A)におけるリニアモータ(16)の電磁
コイル(20)に所定周波数の交流電源が通電される。
この通電に伴い、磁石(18)により発生する磁界との
作用により圧縮機(A)の可動体(22)が圧縮機
(A)の各板ばね(31)の中心部を左右方向に変形さ
せながら中立位置から往復動し、そのピストン(9)の
往復動により圧縮室(11)の容積が増減変化し、圧縮
室(11)内に所定周期の圧力波が生じる。この圧縮室
(11)は結合配管(14)を介して膨張機(B)に連
通しているため、圧縮室(11)の圧力が高くなったと
きには、加圧された冷媒ガスが作動室(37)に供給さ
れて該作動室(37)内の圧力が高くなる。この圧力の
上昇により作動室(37)と膨張室(36)との間に差
が生じ、この圧力差によってディスプレーサ(40)が
膨張機(B)の各板ばね(31)の中心部を左側に変形
させながらシリンダ(35)先端側に移動する。この作
動室(37)はディスプレーサ(40)内の空間を介し
て膨張室(36)に連通しているので、次の段階では作
動室(37)のガスがディスプレーサ(40)内を通っ
て蓄冷材により冷却されながら膨張室(36)に流れ、
両室(36),(37)の差圧がなくなり、ディスプレ
ーサ(40)は膨張機(B)の各板ばね(31)の復元
力によりシリンダ(35)基端側に移動して元の位置に
戻る。
【0030】この後、直ちに、圧縮機(A)のピストン
(9)が後退して圧縮室(11)の圧力が低下する。こ
のため、作動室(37)内の冷媒ガスが結合配管(1
4)を介して圧縮室(11)に戻り、作動室(37)内
の圧力が膨張室(36)よりも低下する。この作動室
(37)と膨張室(36)との圧力差によってディスプ
レーサ(40)が今度は膨張機(B)の各板ばね(3
1)の中心部を右側に変形させながらシリンダ(35)
基端側に移動し、膨張室(36)内の冷媒ガスが断熱膨
張して寒冷が発生する。次の段階では上記膨張後のガス
が膨張室(36)からディスプレーサ(40)内を蓄冷
材に冷熱を与えながら作動室(37)に流れ、両室(3
6),(37)の差圧がなくなり、ディスプレーサ(4
0)は膨張機(B)の各板ばね(31)の復元力により
シリンダ(35)先端側に移動して元の位置に戻る。以
上により1サイクルが終了し、以後、同様のサイクルを
繰り返すことで、シリンダ(35)先端のコールドヘッ
ド(44)が徐々に極低温レベルまで冷却される。
(9)が後退して圧縮室(11)の圧力が低下する。こ
のため、作動室(37)内の冷媒ガスが結合配管(1
4)を介して圧縮室(11)に戻り、作動室(37)内
の圧力が膨張室(36)よりも低下する。この作動室
(37)と膨張室(36)との圧力差によってディスプ
レーサ(40)が今度は膨張機(B)の各板ばね(3
1)の中心部を右側に変形させながらシリンダ(35)
基端側に移動し、膨張室(36)内の冷媒ガスが断熱膨
張して寒冷が発生する。次の段階では上記膨張後のガス
が膨張室(36)からディスプレーサ(40)内を蓄冷
材に冷熱を与えながら作動室(37)に流れ、両室(3
6),(37)の差圧がなくなり、ディスプレーサ(4
0)は膨張機(B)の各板ばね(31)の復元力により
シリンダ(35)先端側に移動して元の位置に戻る。以
上により1サイクルが終了し、以後、同様のサイクルを
繰り返すことで、シリンダ(35)先端のコールドヘッ
ド(44)が徐々に極低温レベルまで冷却される。
【0031】この実施形態では、圧縮機(A)及び膨張
機(B)の各可動体(22)の重心位置が1対の板ばね
(31),(31)間に位置するようにそれぞれ構成さ
れているので、各可動体(22)全体を鉛直方向に1対
の板ばね(31),(31)でバランス良くそれぞれ支
持することができ、各可動体(22)を鉛直方向に傾け
ることなく常に略水平状態に維持したまま往復動させる
ことができる。このため、各可動体(22)の鉛直方向
のぶれを含めて往復動方向と垂直ないずれの方向のぶれ
をも往復動方向全体に亘って確実に低減させることがで
き、上記各板ばね(31)によるぶれ低減効果を最大限
に得ることができる。また、ピストン(9)及びディス
プレーサ(40)の摩耗を確実に低減させることができ
る。よって、冷凍機の振動を可及的に低減させることが
でき、延いてはこの冷凍機を高寿命にすることができ
る。
機(B)の各可動体(22)の重心位置が1対の板ばね
(31),(31)間に位置するようにそれぞれ構成さ
れているので、各可動体(22)全体を鉛直方向に1対
の板ばね(31),(31)でバランス良くそれぞれ支
持することができ、各可動体(22)を鉛直方向に傾け
ることなく常に略水平状態に維持したまま往復動させる
ことができる。このため、各可動体(22)の鉛直方向
のぶれを含めて往復動方向と垂直ないずれの方向のぶれ
をも往復動方向全体に亘って確実に低減させることがで
き、上記各板ばね(31)によるぶれ低減効果を最大限
に得ることができる。また、ピストン(9)及びディス
プレーサ(40)の摩耗を確実に低減させることができ
る。よって、冷凍機の振動を可及的に低減させることが
でき、延いてはこの冷凍機を高寿命にすることができ
る。
【0032】また、膨張機(B)の可動体(22)は、
その可動体(22)の重心位置を1対の板ばね(3
1),(31)間に位置付けるバランスウエイト(6
3)を有するので、バランスウエイト(63)を設ける
という簡単な構成で容易に可動体(22)の重心位置を
板ばね(31),(31)間に変更することができ、各
板ばね(31)の配置や可動体(22)を構成するディ
スプレーサ(40)及び支持軸(55)の形状等の自由
度を増大させることができる。
その可動体(22)の重心位置を1対の板ばね(3
1),(31)間に位置付けるバランスウエイト(6
3)を有するので、バランスウエイト(63)を設ける
という簡単な構成で容易に可動体(22)の重心位置を
板ばね(31),(31)間に変更することができ、各
板ばね(31)の配置や可動体(22)を構成するディ
スプレーサ(40)及び支持軸(55)の形状等の自由
度を増大させることができる。
【0033】(実施形態2)図3は本発明の実施形態2
を示し(尚、図1と同じ部分については同じ符号を付し
てその詳細な説明は省略する)、圧縮機(A)及び膨張
機(B)内に、各々、ガスばね室(71)の圧力変化に
より各可動体(22)を往復動方向に弾性支持するガス
ばね(70)をそれぞれ設けたものである。
を示し(尚、図1と同じ部分については同じ符号を付し
てその詳細な説明は省略する)、圧縮機(A)及び膨張
機(B)内に、各々、ガスばね室(71)の圧力変化に
より各可動体(22)を往復動方向に弾性支持するガス
ばね(70)をそれぞれ設けたものである。
【0034】すなわち、この実施形態では、両ケーシン
グ(1),(51)の右側の円板壁部(1b),(51
b)に、各々、左右方向に延びる円筒状のガスばね用シ
リンダ(72)が設けられ、この両シリンダ(72),
(72)内に円筒状のガスばね用ピストン(73),
(73)がそれぞれ摺動可能に嵌装されている。この各
ピストン(73)により各シリンダ(72)内にガスば
ね室(71)が区画形成され、各ガスばね室(71)、
各シリンダ(72)及び各ピストン(73)により上記
各ガスばね(70)が構成されている。
グ(1),(51)の右側の円板壁部(1b),(51
b)に、各々、左右方向に延びる円筒状のガスばね用シ
リンダ(72)が設けられ、この両シリンダ(72),
(72)内に円筒状のガスばね用ピストン(73),
(73)がそれぞれ摺動可能に嵌装されている。この各
ピストン(73)により各シリンダ(72)内にガスば
ね室(71)が区画形成され、各ガスばね室(71)、
各シリンダ(72)及び各ピストン(73)により上記
各ガスばね(70)が構成されている。
【0035】上記各ピストン(73)は、各支持軸(1
5),(55)の右側端に設けられて圧縮機(A)及び
膨張機(B)の各可動体(22)の一部をそれぞれ構成
している。そして、この各ピストン(73)により、上
記実施形態1における膨張機(B)の可動体(22)と
同様に、バランスウエイト(63)が構成されている。
つまり、圧縮機(A)においては、リニアモータ(1
6)がケーシング(1)の左側端部におけるシリンダ
(5)の外周側に設けられ、このことで、ピストン(7
3)がない状態では、圧縮機(A)の可動体(22)の
重心位置は、左側の板ばね(31)よりも左側に寄って
いる(図3において黒丸印で示す)が、上記ガスばね用
ピストン(73)を支持軸(15)の右側端に設けるこ
とで、その重心位置が1対の板ばね(31),(31)
間(図3において+印で示す)に位置するようになって
いる。また、膨張機(B)においては、ピストン(7
3)は、上記実施形態1のバランスウエイト(63)を
そのままガスばね用ピストン(73)に変更したもので
ある。
5),(55)の右側端に設けられて圧縮機(A)及び
膨張機(B)の各可動体(22)の一部をそれぞれ構成
している。そして、この各ピストン(73)により、上
記実施形態1における膨張機(B)の可動体(22)と
同様に、バランスウエイト(63)が構成されている。
つまり、圧縮機(A)においては、リニアモータ(1
6)がケーシング(1)の左側端部におけるシリンダ
(5)の外周側に設けられ、このことで、ピストン(7
3)がない状態では、圧縮機(A)の可動体(22)の
重心位置は、左側の板ばね(31)よりも左側に寄って
いる(図3において黒丸印で示す)が、上記ガスばね用
ピストン(73)を支持軸(15)の右側端に設けるこ
とで、その重心位置が1対の板ばね(31),(31)
間(図3において+印で示す)に位置するようになって
いる。また、膨張機(B)においては、ピストン(7
3)は、上記実施形態1のバランスウエイト(63)を
そのままガスばね用ピストン(73)に変更したもので
ある。
【0036】したがって、上記実施形態2では、このよ
うに各ガスばね(70)が設けられている場合に、別個
にバランスウエイト(63)を設けなくても済む。一
方、各ガスばね(70)を設けることによって各可動体
(22)に作用するばね全体のばね定数や力量を簡単に
調整することができるようになる。よって、各可動体
(22)を弾性支持するばね全体のばね定数や力量の調
整を容易にしつつ、低コストで上記実施形態1と同様の
作用効果を得ることができる。
うに各ガスばね(70)が設けられている場合に、別個
にバランスウエイト(63)を設けなくても済む。一
方、各ガスばね(70)を設けることによって各可動体
(22)に作用するばね全体のばね定数や力量を簡単に
調整することができるようになる。よって、各可動体
(22)を弾性支持するばね全体のばね定数や力量の調
整を容易にしつつ、低コストで上記実施形態1と同様の
作用効果を得ることができる。
【0037】尚、上記各実施形態では、膨張機(B)に
圧縮機(A)のようなリニアモータを設けていないが、
膨張機(B)にそのようなリニアモータを設けて膨張機
(B)の可動体(22)を駆動するようにしてもよく、
その場合には、上記実施形態1における圧縮機(A)と
同様に、そのリニアモータを1対の板ばね(31),
(31)間に配置すれば、バランスウエイト(63)を
設けることなく、膨張機(B)の可動体(22)の重心
位置を板ばね(31),(31)間に位置付けることが
できる。
圧縮機(A)のようなリニアモータを設けていないが、
膨張機(B)にそのようなリニアモータを設けて膨張機
(B)の可動体(22)を駆動するようにしてもよく、
その場合には、上記実施形態1における圧縮機(A)と
同様に、そのリニアモータを1対の板ばね(31),
(31)間に配置すれば、バランスウエイト(63)を
設けることなく、膨張機(B)の可動体(22)の重心
位置を板ばね(31),(31)間に位置付けることが
できる。
【0038】また、上記各実施形態では、各板ばね(3
1)を2枚の薄板でそれぞれ構成したが、薄板の枚数は
何枚でもよく、圧縮機(A)と膨張機(B)とで薄板の
枚数や板厚等が互いに異なっていてもよい。
1)を2枚の薄板でそれぞれ構成したが、薄板の枚数は
何枚でもよく、圧縮機(A)と膨張機(B)とで薄板の
枚数や板厚等が互いに異なっていてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、水平方向に離れた2箇所に配置され、可動体を
略水平方向に往復動可能にかつ該可動体の往復動方向と
垂直な方向に移動不能に弾性支持する1対の板ばねを備
えた往復動式冷凍機に対して、上記可動体の重心位置を
上記板ばね間に位置するようにしたので、冷凍機の振動
を有効に低減させることができ、延いてはその冷凍機の
高寿命化を図ることができる。
よると、水平方向に離れた2箇所に配置され、可動体を
略水平方向に往復動可能にかつ該可動体の往復動方向と
垂直な方向に移動不能に弾性支持する1対の板ばねを備
えた往復動式冷凍機に対して、上記可動体の重心位置を
上記板ばね間に位置するようにしたので、冷凍機の振動
を有効に低減させることができ、延いてはその冷凍機の
高寿命化を図ることができる。
【0040】請求項2の発明によると、可動体は、その
可動体の重心位置を板ばね間に位置付けるバランスウエ
イトを有するようにしたので、構成の簡略化を図ること
ができる。
可動体の重心位置を板ばね間に位置付けるバランスウエ
イトを有するようにしたので、構成の簡略化を図ること
ができる。
【0041】請求項3の発明によると、バランスウエイ
トは、ガスばね室の圧力変化により可動体を往復動方向
に弾性支持するガスばね用のピストンを構成しているよ
うにしたので、可動体を弾性支持するばね全体のばね定
数や力量の調整を容易にしつつ、冷凍機全体のコストの
低減化を図ることができる。
トは、ガスばね室の圧力変化により可動体を往復動方向
に弾性支持するガスばね用のピストンを構成しているよ
うにしたので、可動体を弾性支持するばね全体のばね定
数や力量の調整を容易にしつつ、冷凍機全体のコストの
低減化を図ることができる。
【0042】請求項4の発明では、可動体は、圧縮機に
おいてシリンダ内に圧縮室を区画形成するピストンを有
するようにした。また、請求項5の発明では、可動体
は、膨張機においてシリンダ内に膨張室を区画形成する
ディスプレーサを有するようにした。したがって、これ
らの発明によると、請求項1、2又は3の発明の有効な
利用を図ることができる。
おいてシリンダ内に圧縮室を区画形成するピストンを有
するようにした。また、請求項5の発明では、可動体
は、膨張機においてシリンダ内に膨張室を区画形成する
ディスプレーサを有するようにした。したがって、これ
らの発明によると、請求項1、2又は3の発明の有効な
利用を図ることができる。
【図1】本発明の実施形態1に係る往復動式冷凍機とし
てのスターリング冷凍機の全体構成を示す概略断面図で
ある。
てのスターリング冷凍機の全体構成を示す概略断面図で
ある。
【図2】板ばねを示す平面図である。
【図3】実施形態2における図1相当図である。
(A) 圧縮機 (B) 膨張機 (9) ピストン (11) 圧縮室 (22) 可動体 (31) 板ばね (36) 膨張室 (40) ディスプレーサ (63) バランスウエイト (70) ガスばね (71) ガスばね室 (73) ガスばね用ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外島 隆造 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 栗原 利行 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 可動体(22)と、水平方向に離れた2
箇所に配置され、上記可動体(22)を略水平方向に往
復動可能にかつ該可動体(22)の往復動方向と垂直な
方向に移動不能に弾性支持する1対の板ばね(31),
(31)とを備え、可動体(22)の往復動によりガス
を圧縮又は膨張させるようにした往復動式冷凍機であっ
て、 上記可動体(22)の重心位置が上記板ばね(31),
(31)間に位置していることを特徴とする往復動式冷
凍機。 - 【請求項2】 請求項1記載の往復動式冷凍機におい
て、 可動体(22)は、該可動体(22)の重心位置を板ば
ね(31),(31)間に位置付けるバランスウエイト
(63)を有することを特徴とする往復動式冷凍機。 - 【請求項3】 請求項2記載の往復動式冷凍機におい
て、 バランスウエイト(63)は、ガスばね室(71)の圧
力変化により可動体(22)を往復動方向に弾性支持す
るガスばね(70)用のピストン(73)を構成してい
ることを特徴とする往復動式冷凍機。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の往復動式冷凍
機において、 可動体(22)は、圧縮機(A)においてシリンダ
(5)内に圧縮室(11)を区画形成するピストン
(9)を有することを特徴とする往復動式冷凍機。 - 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の往復動式冷凍
機において、 可動体(22)は、膨張機(B)においてシリンダ(3
5)内に膨張室(36)を区画形成するディスプレーサ
(40)を有することを特徴とする往復動式冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13225097A JPH10325627A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 往復動式冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13225097A JPH10325627A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 往復動式冷凍機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325627A true JPH10325627A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15076890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13225097A Pending JPH10325627A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 往復動式冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325627A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015075254A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 住友重機械工業株式会社 | スターリング型の冷凍機、及び膨張機 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP13225097A patent/JPH10325627A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015075254A (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-20 | 住友重機械工業株式会社 | スターリング型の冷凍機、及び膨張機 |
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