JPH10325641A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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Publication number
JPH10325641A
JPH10325641A JP13187397A JP13187397A JPH10325641A JP H10325641 A JPH10325641 A JP H10325641A JP 13187397 A JP13187397 A JP 13187397A JP 13187397 A JP13187397 A JP 13187397A JP H10325641 A JPH10325641 A JP H10325641A
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JP
Japan
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circuit
refrigerant
heat exchanger
indoor
bypass
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Withdrawn
Application number
JP13187397A
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English (en)
Inventor
Katsumi Mochizuki
克己 望月
Kazuhiko Kadowaki
一彦 門脇
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な冷凍回路により、個別の冷暖房運転を
可能にする。 【解決手段】 室外ユニット(17)と第1及び第2室内ユ
ニット(26a,26b) とをぞれぞれ直列に接続して主冷媒回
路(2) を構成する。第1室内ユニット(26a) は、冷房運
転と暖房運転とを切り換えて行う一方、熱回収をも行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置に関し、
特に、冷凍装置における冷媒回路の改良に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷凍装置には、特開平6−2
57875号公報に開示されているように、圧縮機と熱
源側熱交換器とが接続されてなる熱源側回路と、利用側
熱交換器が接続されてなる複数の利用側回路とを備え、
複数の該利用側回路がそれぞれ並列に接続されたものが
ある。
【0003】そして、上記冷凍装置を空気調和装置とし
て用いる場合、複数の利用側回路において冷暖房運転を
同時に行えるよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置においては、熱源側回路と利用側回路と
を液ライン、高圧ガスライン及び低圧ガスラインの3つ
の冷媒配管により接続する必要があり、これによって冷
媒配管系統が複雑になるため製造工数の増加や設置工事
の工数増加を招くという問題があった。
【0005】特に、能力の比較的小さい空気調和装置に
おいては、配管スペースの問題などにより、個別冷暖房
運転が可能な装置を実現するのは困難であった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、従来より単純な冷媒
回路により、個別冷暖房運転が可能な冷媒回路を構成す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上記熱源側回路(10)と複数の上記利用側
回路(20a,20b,....)とをそれぞれ直列に接続して冷媒回
路を構成するようにしたものである。
【0008】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、圧縮機(11)と熱源側熱交換器
(12)とが接続されてなる熱源側回路(10)と、少なくとも
1つの膨張弁(21a,21b) 及び少なくとも1つの利用側熱
交換器(22a,22b) が接続されてなる複数の利用側回路(2
0a,20b) とが冷媒配管を介して直列に接続されて冷媒が
循環する閉回路の主冷媒回路(2) が構成される一方、上
記各利用側回路(20a,20b) の膨張弁(21a,21b) は、開度
調整可能に構成されると共に、熱源側回路(10)と利
用側回路(20a) の熱交換器との間及び各利用側回
路(20a,20b) の熱交換器の間に配置された構成としてい
る。
【0009】これらの発明特定事項により、熱源側回路
(10)と利用側回路(20a) との間の膨張弁(21a) において
冷媒の減圧を行うと共に各利用側回路(20a,20b) の間の
膨張弁(21b) を開放するときには、両方の利用側回路(2
0a,20b) で冷房運転となる。このとき、圧縮機(11)より
吐出した冷媒が熱源側熱交換器(12)で凝縮し、各利用側
熱交換器(22a,22b) で蒸発する。一方、熱源側回路(10)
と利用側回路(20a) との間の膨張弁(21a) を開放すると
共に各利用側回路(20a,20b) の間の膨張弁(21b) におい
て冷媒の減圧を行うときには、一方の利用側回路(20a)
では暖房運転と、また他方の利用側回路(20b) において
は冷房運転となる。このとき、圧縮機(11)より吐出した
冷媒が熱源側熱交換器(12)と一方の利用側熱交換器(22
a) とで凝縮し、他方の利用側熱交換器(22b) で蒸発す
る。つまり、一の利用側回路(20b)では冷房運転を行う
一方、他の利用側回路(20a) では冷暖房運転の切換が可
能となる。
【0010】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、図2に示すように、上記請求項1記載の冷凍装置に
おいて、主冷媒回路(2) には、冷媒が熱源側熱交換器(1
2)をバイパスして循環するように熱源側バイパス路(13)
が設けられる一方、主冷媒回路(2) 及び熱源側バイパス
路(13)には、熱源側バイパス路(13)のバイパス量を調整
する流量制御手段(14)が設けられた構成としている。
【0011】これらの発明特定事項により、請求項1記
載の発明の運転状態に加え、熱源側熱交換器(12)をバイ
パスさせることにより利用側回路(20a,20b) だけを用い
て冷凍サイクルが構成され、一方の利用側回路(20a) で
は暖房運転が、また他方の利用側回路(20b) では冷房運
転が行われる。つまり、圧縮機(11)から吐出した冷媒
は、熱源側熱交換器(12)をバイパスして一方の利用側熱
交換器(22a) で凝縮し、他方の利用側熱交換器(22b) で
蒸発する。これにより、一方の利用側回路(20a)におい
て請求項1記載の発明の場合よりも大きな暖房能力が得
られるため、広い範囲の負荷変動に対応することが可能
となる。
【0012】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1又は2記載の冷凍装置において、主冷
媒回路(2) には、冷媒が少なくとも利用側回路(20a) の
利用側熱交換器(22a) をバイパスして循環するように利
用側回路(20a) に対応する1つ以上の利用側バイパス路
(23a) が設けられる一方、利用側バイパス路(23a) に
は、利用側バイパス路(23a) のバイパス量を調整する流
量制御手段(24a) が設けられた構成としている。
【0013】この発明特定事項により、請求項1及び2
記載の発明の運転状態に加え、利用側バイパス路が設け
られていない利用側回路(20b) においてのみ冷房運転が
行われる。つまり、圧縮機(11)から吐出した冷媒は、熱
源側熱交換器(12)で凝縮した後、バイパス路(23a) を流
れて一の利用側熱交換器(22a) をバイパスし、他の利用
側回路(20b) の利用側熱交換器(22b) で蒸発する。
【0014】また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、上記請求項3記載の冷凍装置において、利用側バイ
パス路(23a,23b) は、冷媒が利用側回路(20a,20b) をそ
れぞれ個別にバイパスして循環するように全利用側回路
(20a,20b) に対応して設けられた構成としている。
【0015】この発明特定事項により、請求項1及び2
記載の発明の運転状態に加え、何れの利用側回路(20a,2
0b) においても個別に冷房運転を停止できる。つまり、
圧縮機(11)から吐出した冷媒は、熱源側熱交換器(12)で
凝縮した後、停止した利用側回路(20a) に設けられた利
用側バイパス路(23a) を流れ、冷房運転を行う利用側回
路(20b) の利用側熱交換器(22b) で蒸発する。
【0016】また、請求項5に係る発明が講じた手段
は、請求項1乃至4の何れか1記載の冷凍装置におい
て、主冷媒回路(2) には、冷媒の循環方向が可逆になる
ように切換機構(15)が設けられた構成としている。
【0017】この発明特定事項により、請求項1乃至4
記載の発明の運転状態に加え、全ての利用側回路(20a,2
0b) において冷暖房運転の切換が可能となる。つまり、
圧縮機(11)から吐出した冷媒は、暖房運転を行う利用側
回路(20b) の利用側熱交換器(22b) で凝縮した後、冷房
運転を行う利用側回路(20a) の利用側熱交換器(22a)及
び熱源側熱交換器(12)で蒸発する。
【0018】また、請求項6に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1、2又は5の何れか1記載の冷凍装置
において、主冷媒回路(2) には、熱源側回路(10)と利用
側回路(20a) の利用側熱交換器(22a) とを接続すると共
に、各利用側回路(20a,20b) の利用側熱交換器(22a,22
b) とを接続する配管ユニット(30)が構成され、該配管
ユニット(30)には、各膨張弁(21a,21b) が一体に収納さ
れた構成としている。
【0019】この発明特定事項により、熱源側回路(10)
及び利用側回路(20a,20b) を配管ユニット(30)に接続す
ることによって、簡単に設置工事を行うことができる。
【0020】また、請求項7に係る発明が講じた手段
は、上記請求項3乃至5の何れか1記載の冷凍装置にお
いて、主冷媒回路(2) には、熱源側回路(10)と利用側回
路(20a) の利用側熱交換器(23a) とを接続すると共に、
各利用側回路(20a,20b) の利用側熱交換器(22a,22b) と
を接続する配管ユニット(30)が構成され、該配管ユニッ
ト(30)には、各膨張弁(21a,21b) と利用側バイパス路(2
3a,23b) と利用側バイパス路(23a,23b) に設けられた流
量制御手段(24a,24b) とが一体に収納された構成として
いる。
【0021】この発明特定事項により、熱源側回路(10)
及び利用側回路(20a,20b) を配管ユニット(30)に接続す
ることによって、上記利用側バイパス路及び流量制御手
段の接続も可能となり、設置工事がより簡単になる。
【0022】
【発明の効果】したがって、請求項1記載の発明によれ
ば、熱源側回路(10)に複数の利用側回路(20a,20b) を直
列に接続するようにしたために、一方の利用側回路(20
b) で冷房運転を、他方の利用側回路(20a) で暖房運転
を行うことができるので、一方の利用側回路(20b) で回
収した熱を他方の利用回路(20a) に利用することができ
熱の有効利用を図ることができる。
【0023】更には、従来のように3つの冷媒配管を要
することなく熱回収を行うことができるので冷媒配管系
統の簡素化を図ることができ、部品点数の低減及び配管
工程の簡略化を図ることができる。
【0024】また、請求項2記載の発明では、熱源側熱
交換器(12)に熱源側バイパス路(13)を設けるようにした
ために、1つの利用側熱交換器(22a) のみで冷媒を凝縮
させることができ、この暖房運転を行う利用側回路(20
a) の暖房能力範囲を大きくすることができるので、大
きな負荷変動にも確実に対応することができる。
【0025】また、請求項3記載の発明では、少なくと
も1つの利用側回路(20a) に利用側バイパス路(23a) を
設けたために、該利用側回路(20a) の運転を個別に停止
することができ、より多くの運転状態を実現できる。
【0026】また、請求項4記載の発明では、全ての利
用側回路(20a,20b) に利用側バイパス路(23a,23b) を設
けたために、全ての利用側回路(20a,20b) において運転
を個別に停止することができる。
【0027】また、請求項5記載の発明では、冷媒の循
環方向が可逆となるよう切換機構(15)を設けたため、全
ての利用側回路(20a,20b) において冷暖房運転を切り換
えることができる。
【0028】更には、冬季においても冷房が必要な部屋
の熱を利用することができるので、従来のように熱源側
熱交換器(12)において外気と熱交換させて冷媒を蒸発さ
せているのに対し、より高い温度で冷媒を蒸発させるこ
とができる。このため圧縮機(11)の吸入圧力を高めるこ
とが可能となり、圧縮機(11)への入力を低減させること
ができる。
【0029】また、冬季の冷房時においては、外気温よ
りも高い温度の室内空気との熱交換により冷媒を蒸発さ
せているため、熱源側熱交換器(12)において着霜が発生
せず、除霜運転が不要となる。
【0030】また、請求項6記載の発明では、上述の配
管ユニット(30)を用いて熱源側回路(10)と利用側回路(2
0a,20b) とを接続するようにしたため、配管施工の簡略
化が図れる。
【0031】また、請求項7記載の発明では、配管ユニ
ット(30)に利用側バイパス路(23a,23b) 及び流量制御手
段(24a,24b) を設け、該配管ユニット(30)と熱源側回路
(10)及び利用側回路(20a,20b) との接続のみにより配管
工事が完了するようにしたため、配管施工のより一層の
簡略化が図れる。
【0032】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の実施形態1を示してい
る。本実施形態において、(1) は、冷凍装置としての空
気調和装置における冷媒回路であって、1台の室外ユニ
ット(17)と第1室内ユニット(26a) 及び第2室内ユニッ
ト(26b) の2台の室内ユニットとを備えて熱回収運転が
可能に構成されている。
【0034】上記空気調和装置は、例えば、図11に示
すように、飲食店に設置され、室外ユニット(17)が室外
に設置される一方、第1室内ユニット(26a) は客室(52)
に設置され、第2室内ユニット(26b) が厨房(51)に設置
されている。
【0035】上記室外ユニット(17)は室外側回路(10)を
備え、該室外側回路(10)は、圧縮機(11)の吐出側に熱源
側熱交換器(12)である室外熱交換器(12)が冷媒配管によ
って接続されて成る熱源側回路を構成している。
【0036】上記第1室内ユニット(26a) 及び第2室内
ユニット(26b) は同一構成であって第1室内側回路(20
a) 及び第2室内側回路(20b) を備え、該両室内側回路
(20a,20b) は、膨脹機構である電動膨張弁(21a,21b) の
下流側に利用側熱交換器である室内熱交換器(22a,22b)
が冷媒配管によって接続されて利用側回路を構成してい
る。
【0037】上記冷媒回路(1) は、室外側回路(10)と第
1室内側回路(26a) と第2室内側回路(26b) とが順に直
列に接続されて成る閉回路の主冷媒回路(2) のみで構成
されている。具体的に、上記圧縮機(11)と室外熱交換器
(12)と第1電動膨張弁(21a)と第1室内熱交換器(22a)
と第2電動膨張弁(21b) と第2室内熱交換器(22b) とが
順に接続されている。
【0038】そして、上記空気調和装置は、通常冷房運
転1と熱回収運転2とが切換可能に構成されている。該
通常冷房運転1は、室外熱交換器(12)が凝縮器に、第1
室内熱交換器(22a) 及び第2室内熱交換器(22b) が共に
蒸発器となり、熱回収運転2は室外熱交換器(12)及び第
1室内熱交換器(22a) が凝縮器に、第2室内熱交換器(2
2b) が蒸発器となる。
【0039】尚、上記室外熱交換器(12)は室外ファン(1
6)を備え、該室外ファン(16)には図示しないファンモー
タが連結されている。また、上記室内熱交換器(22a,22
b) は室内ファン(25a,25b) を備え、該室内ファン(25a,
25b) にはそれぞれ図示しないファンモータが連結され
ている。
【0040】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表1に
基づき説明する。
【0041】先ず、通常冷房運転1について説明する
と、この運転時は、表1の運転状態1に示すように、第
1電動膨張弁(21a) の開度が過熱度制御される一方、第
2電動膨張弁(21b) が全開に制御される。
【0042】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、室外熱交換器(12)に流れ、外気と熱交換して
凝縮する。この凝縮した液冷媒は、第1電動膨張弁(21
a) で減圧されて低圧の液冷媒になる。この低圧の液冷
媒は、第1室内熱交換器(22a)でその一部が蒸発し、そ
の後、第2室内熱交換器(22b) に流れて残りの液冷媒が
蒸発し、それぞれ客室(52)及び厨房(51)をそれぞれ冷房
する。このガス冷媒が圧縮機(11)に戻り、この循環を繰
り返す。
【0043】次に、熱回収運転2について説明すると、
この運転時は、表1の運転状態2に示すように、第1電
動膨張弁(21a) が開放される一方、第2電動膨張弁(21
b) が過熱度制御される。
【0044】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、室外熱交換器(12)に流れ、外気と熱交換して
その一部が凝縮する。続いて、第1室内熱交換器(22a)
に流れて該第1室内熱交換器(22a) で全冷媒が凝縮し、
客室(52)を暖房する。その後、この凝縮した液冷媒は、
第2電動膨張弁(21b) で減圧されて低圧の液冷媒にな
り、この低圧の液冷媒は、第2室内熱交換器(22b) で蒸
発し、厨房(51)を冷房する。このガス冷媒が圧縮機(11)
に戻り、この循環を繰り返す。
【0045】
【表1】
【0046】−実施形態1の効果− 本発明の実施形態1によれば、以下のような効果が発揮
される。
【0047】先ず、従来は室内ユニットを並列接続して
いたのに比べて、2台の室内ユニット(26a,26b)の単純
な直列接続により構成された冷媒回路(1) によって冷暖
房運転の切換が可能に構成することができ、配管系統の
簡略化を図ることができることから、低コストで個別冷
暖房運転が可能な装置を実現できる。
【0048】また、熱回収を行うことができるので、従
来は、屋外に捨てられるのみであった熱を第2室内ユニ
ット(26b) で回収し、回収した熱を第1室内ユニット(2
6a)で利用することができることから、エネルギーを有
効に利用できる。
【0049】
【発明の実施の形態2】図2は、本発明の実施形態2を
示している。本実施形態の冷媒回路(1) は、上記実施形
態1における冷媒回路(1) である主冷媒回路(2) に室外
バイパス路(13)を設けて構成されている。
【0050】該室外バイパス路(13)は、室外ユニット(1
7)に設けられ、その一端が圧縮機(11)と室外熱交換器(1
2)との間に、他端が室外熱交換器(12)と第1電動膨張弁
(21a) との間にそれぞれ接続されている。さらに、該室
外バイパス路(13)の圧縮機(11)と室外熱交換器(12)との
間の一端は三方比例弁(14)を介して主冷媒回路(2) に接
続され、該三方比例弁(14)はバイパス量を制御するよう
に構成されている。
【0051】そして、本実施形態の冷媒回路(1) は、上
記実施形態1の運転態様に加えて、熱回収運転3が切換
可能に構成されている。この熱回収運転3は、室外熱交
換器(12)を使用せず、第1室内熱交換器(22a) が凝縮
器、第2室内熱交換器(22b) が蒸発器となる。
【0052】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表2に
基づき説明する。
【0053】尚、表2において、運転状態1は通常冷房
運転1を、運転状態2は熱回収運転2をそれぞれ示して
おり、三方比例弁(14)を主冷媒回路(2) 側へ切り換えて
冷媒が室外熱交換器(12)を流れるようにして実施形態1
と同様である。
【0054】熱回収運転3は、表2の運転状態3に示す
ように、三方比例弁(14)がバイパス側へ切り換えられて
冷媒が室外熱交換器(12)をバイパスして循環する一方、
第1電動膨張弁(21a) が全開に制御され、第2電動膨張
弁(21b) の開度が過熱度制御される。
【0055】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、室外熱交換器(12)をバイパスし、第1室内熱
交換器(22a) に流れて該第1室内熱交換器(22a) で凝縮
し、客室(52)を暖房する。続いて、この凝縮した液冷媒
は、第2電動膨張弁(21b) で減圧されて低圧の液冷媒に
なり、この低圧の液冷媒は、第2室内熱交換器(22b)で
蒸発し、厨房(51)を冷房する。その後、このガス冷媒が
圧縮機(11)に戻り、この循環を繰り返す。
【0056】
【表2】
【0057】−実施形態2の効果− 本実施形態2によれば、上記実施形態1の効果に加え
て、以下のような効果が発揮される。
【0058】つまり、上記実施形態1においては冷媒の
一部が室外熱交換器(12)で凝縮していたのに対し、本実
施形態においては第1室内熱交換器(22a) で全冷媒を凝
縮させることができる。このため、第1室内ユニット(2
6a) において、上記実施形態1の場合よりも大きな暖房
能力を発揮させることができる。
【0059】
【発明の実施の形態3】図3は、本発明の実施形態3を
示している。本実施形態は、上記実施形態2の空気調和
装置における主冷媒回路(2) に第1室内ユニット(26a)
をバイパスする第1室内バイパス路(23a) を設けたもの
である。
【0060】該第1室内バイパス路(23a) は、その一端
が室外ユニット(17)と第1電動膨張弁(21a) との間に、
他端が第1室内熱交換器(22a) と第2電動膨張弁(21b)
との間にそれぞれ接続され、また、該第1室内バイパス
路(23a) には第1室内バイパス弁(24a) が設けられ、該
室内バイパス弁(24a) はバイパス量を制御するように構
成されている。
【0061】そして、本実施形態の冷媒回路(1) は、上
記実施形態2の運転態様に加えて、通常冷房運転4が切
換可能に構成されている。この通常冷房運転4は、第1
室内ユニット(26a) を使用せず、室外熱交換器(12)が凝
縮器、第2室内熱交換器(22b) が蒸発器となる。
【0062】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表3に
基づき説明する。
【0063】尚、表3において、運転状態1は通常冷房
運転1を、運転状態2は熱回収運転2を、また運転状態
3は熱回収運転3をそれぞれ示しており、第1室内バイ
パス弁(24a) を全閉に制御して実施形態2と同様であ
る。
【0064】通常冷房運転4は、表3の運転状態4に示
すように、三方比例弁(14)が主冷媒回路(2) 側へ切り換
えられ、第1電動膨張弁(21a) が全閉に制御されると共
に第1室内バイパス弁(24a) が全開に制御され冷媒が第
1室内ユニット(26a) をバイパスして循環するようにさ
れる一方、第2電動膨張弁(21b) が過熱度制御される。
【0065】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、室外熱交換器(12)に流れて外気と熱交換し凝
縮する。続いて、第1室内ユニット(26a) をバイパス
し、第2電動膨張弁(21b) で減圧されて低圧の液冷媒に
なり、この低圧の液冷媒は、第2室内熱交換器(22b) で
蒸発し、厨房(51)を冷房する。その後、このガス冷媒が
圧縮機(11)に戻り、この循環を繰り返す。
【0066】
【表3】
【0067】−実施形態3の効果− 本実施形態3によれば、上記実施形態1及び実施形態2
の効果に加えて、以下のような効果が発揮される。
【0068】つまり、上記実施形態2においては第2室
内ユニット(26b) において冷房運転を行うと同時に第1
室内ユニット(26a) において冷暖房運転の切り換えのみ
が可能なのに対して、本実施形態においては第2室内ユ
ニット(26b) において冷房運転を行うと同時に第1室内
ユニット(26a) の運転を停止ができる。このため、上記
実施形態1及び実施形態2よりも多様な運転要求に対応
することができる。
【0069】
【発明の実施の形態4】図4は、本発明の実施形態4を
示している。本実施形態は、上記実施形態3の空気調和
装置における主冷媒回路(2) に第2室内ユニット(26b)
をバイパスする第2室内バイパス路(23b) を設けたもの
である。つまり、室外熱交換器(12)及び全室内ユニット
(26a,26b) にバイパス路(23a,23b) が設けられている。
【0070】該第2室内バイパス路(23b) は、その一端
が第1室内バイパス路(23a) の第2室内ユニット(26b)
側の一端と第2電動膨張弁(21b) との間に、他端が第2
室内熱交換器(22b) と室外ユニット(17)との間にそれぞ
れ接続され、また、該第2室内バイパス路(23b) には第
2室内バイパス弁(24b) が設けられており、該第2室内
バイパス弁(24b) はバイパス量を制御するよう構成され
ている。
【0071】そして、本実施形態4の冷媒回路(1) は、
上記実施形態3の運転態様に加えて、通常冷房運転5が
切換可能に構成されている。この通常冷房運転5は、第
2室内ユニット(26b) を使用せず、室外熱交換器(12)が
凝縮器、第1室内熱交換器(22a) が蒸発器となる。
【0072】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表4に
基づき説明する。
【0073】尚、表4において、運転状態1は通常冷房
運転1を、運転状態2は熱回収運転2を、運転状態3は
熱回収運転3を、また運転状態4は通常冷房運転4をそ
れぞれ示しており、第2室内バイパス弁(24b) を全閉に
制御して実施形態3と同様である。
【0074】通常冷房運転5は、表4の運転状態5に示
すように、三方比例弁(14)が主冷媒回路(2) 側へ切り換
えられ、第1電動膨張弁(21a) が過熱度制御されると共
に第1室内バイパス弁(24a) が全閉に制御される一方、
第2電動膨張弁(21b) が全閉に制御されると共に第2室
内バイパス弁(24b) が全開に制御され冷媒が第2室内ユ
ニット(26b) をバイパスして循環するように制御され
る。
【0075】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、室外熱交換器(12)に流れて外気と熱交換し凝
縮し、第1電動膨張弁(21a) で減圧されて低圧の液冷媒
になる。続いて、この低圧の液冷媒は、第1室内熱交換
器(22a) で蒸発し、客室(52)を冷房する。その後、その
ガス冷媒は、第2室内ユニット(26b) をバイパスして圧
縮機(11)に戻り、この循環を繰り返す。
【0076】
【表4】
【0077】−実施形態4の効果− 本実施形態4によれば、上記実施形態3の効果に加え
て、以下のような効果が発揮される。
【0078】つまり、上記実施形態3においては第2室
内ユニット(26b) においては冷房運転を行うと同時に第
1室内ユニット(26a) において冷暖房運転の切り換え及
び運転の発停制御のみが可能なのに対して、本実施形態
においては両室内ユニット(26a,26b) のどちらか一方で
冷房運転を行うと同時に他方の運転を停止することがで
きる。このため、上記実施形態3よりも多様な運転要求
に対応することができる。
【0079】
【発明の実施の形態5】図5は、本発明の実施形態5を
示している。本実施形態は、上記実施形態1の空気調和
装置の主冷媒回路(2) において、圧縮機(11)と室外熱交
換器(12)との間に四路切換弁(15)を設けたものである。
これによって、冷媒の循環方向が可逆となる。
【0080】そして、本実施形態5の冷媒回路(1) は、
上記実施形態1の運転態様に加えて、通常暖房運転6と
熱回収運転7とが切換可能に構成されている。この通常
暖房運転6は第1室内熱交換器(22a) と第2室内熱交換
器(22b) とが凝縮器となり、また熱回収運転7は第1室
内熱交換器(22a) が蒸発器、第2室内熱交換器(22b)が
凝縮器となる。
【0081】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表5に
基づき説明する。
【0082】尚、表5において、運転状態1は通常冷房
運転1を、運転状態2は熱回収運転2をそれぞれ示して
おり、四路切換弁(15)を図5の破線で示すように切り換
えて実施形態1と同様である。
【0083】先ず、通常暖房運転6は、表5の運転状態
6に示すように、四路切換弁(15)が図5の実線で示すよ
うに切り換えられる一方、第1電動膨張弁(21a) の開度
が過冷却度制御され、第2電動膨張弁(21b) が全開に制
御される。
【0084】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、第2室内熱交換器(22b)に流れてその一部が
凝縮し、続いて、第1室内熱交換器(22a) で全冷媒が凝
縮し、それぞれ客室(52)及び厨房(51)を暖房する。この
凝縮した液冷媒は、第1電動膨張弁(21a) で減圧されて
低圧の液冷媒になる。この低圧の液冷媒は、室外熱交換
器(12)で外気と熱交換して蒸発し、その後、このガス冷
媒が圧縮機(11)に戻り、この循環を繰り返す。
【0085】次に、熱回収運転7は、表5の運転状態7
に示すように、四路切換弁(15)が図5の実線で示すよう
に切り換えられ、第1電動膨張弁(21a) が開放される一
方、第2電動膨張弁(21b) が過冷却度制御される。
【0086】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、第2室内熱交換器(22b)に流れて該第2室内
熱交換器(22b) で全冷媒が凝縮して客室(52)を暖房し、
その後、この凝縮した液冷媒は、第2電動膨張弁(21b)
で減圧されて低圧の液冷媒になる。この低圧の液冷媒
は、第1室内熱交換器(22a) でその一部が蒸発して厨房
(51)を冷房し、その後、室外熱交換器(12)に流れて外気
と熱交換し残りの液冷媒が蒸発する。このガス冷媒が圧
縮機(11)に戻り、この循環を繰り返す。
【0087】
【表5】
【0088】−実施形態5の効果− 本実施形態5によれば、実施形態1の効果に加えて、以
下のような効果が発揮される。
【0089】つまり、実施形態1においては冷房運転の
み可能であった第2室内ユニット(26b) においても冷暖
房運転の切換を行うことができる。このため、両方の室
内ユニット(26a,26b) において、個別に冷暖房運転の切
換が可能となり、より多様な運転要求に対応することが
できる。
【0090】
【発明の実施の形態6】図6は、本発明の実施形態6を
示している。本実施形態は、上記実施形態2の空気調和
装置の主冷媒回路(2) において、圧縮機(11)と三方比例
弁(14)との間に四路切換弁(15)を設けたものである。こ
れによって、冷媒の循環方向が可逆となる。
【0091】そして、本実施形態の冷媒回路(1) は、上
記実施形態2及び5の運転態様に加えて、熱回収運転8
が切換可能に構成されている。この熱回収運転8は、室
外熱交換器(12)を使用せず、第1室内熱交換器(22a) が
蒸発器、第2室内熱交換器(22b) が凝縮器となる。
【0092】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表6に
基づき説明する。
【0093】尚、表6において、運転状態1は通常冷房
運転1を、運転状態2は熱回収運転2を、運転状態3は
熱回収運転3を、運転状態6は通常暖房運転6を、運転
状態7は熱回収運転7をそれぞれ示している。このう
ち、通常冷房運転1、熱回収運転2及び熱回収運転3に
ついては、四路切換弁(15)を図6の破線で示すように切
り換えて実施形態2と同様であり、また、通常暖房運転
6及び熱回収運転7については、三方比例弁(14)を主冷
媒回路側へ切り換えて冷媒が室外熱交換器(12)を流れる
ようにして実施形態5と同様である。
【0094】熱回収運転8は、表6の運転状態8に示す
ように、四路切換弁(15)が図6の実線で示すように切り
換えられ、三方比例弁(14)が室外バイパス路(13)側へ切
り換えられて冷媒が室外熱交換器(12)をバイパスして循
環するようにされる一方、第1電動膨張弁(21a) が全開
に制御され、第2電動膨張弁(21b) の開度が過冷却度制
御される。
【0095】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、第2室内熱交換器(22b)に流れて該第2室内
熱交換器(22b) で全冷媒が凝縮して客室(52)を暖房し、
続いて、この凝縮した液冷媒は、第2電動膨張弁(21b)
で減圧されて低圧の液冷媒になる。この低圧の液冷媒
は、第1室内熱交換器(22a) で蒸発して厨房(51)を冷房
し、その後、このガス冷媒は室外熱交換器(12)をバイパ
スして圧縮機(11)に戻り、この循環を繰り返す。
【0096】
【表6】
【0097】−実施形態6の効果− 本実施形態6によれば、実施形態2及び5の効果に加え
て、以下のような効果が発揮される。
【0098】つまり、上記実施形態2においては冷房運
転のみ可能であった第2室内ユニット(26b) においても
冷暖房運転の切り換えを行うことができる。この結果、
上記実施形態5においては冷媒の一部が室外熱交換器(1
2)で蒸発又は凝縮していたのに対し、本実施形態におい
ては第1室内熱交換器(22a) で全冷媒を蒸発又は凝縮さ
せることができる。このため、上記実施形態2及び5よ
りも多様な運転要求に対応することができると共に、第
1室内ユニット(26a) において、上記実施形態5の場合
よりも大きな冷房能力を発揮させることができる。
【0099】また、本実施形態において、冬季に熱回収
運転8を行っている場合を考えると、冬季においても冷
房が必要な部屋の空気温度は外気温よりも高いと考えら
れるため、通常は室外熱交換器(12)において外気と熱交
換させ冷媒を蒸発させているのに対して、より高い温度
で冷媒を蒸発させることができる。このため圧縮機(11)
の吸入圧力を高めることが可能となり、圧縮機(11)への
入力を低減させることができる。
【0100】また、上記のような状態において、外気温
よりも高い温度の室内空気との熱交換により冷媒を蒸発
させているため、除霜運転が不要となる。
【0101】
【発明の実施の形態7】図7は、本発明の実施形態7を
示している。本実施形態は、上記実施形態3の空気調和
装置の主冷媒回路(2) において、圧縮機(11)と三方比例
弁(14)との間に四路切換弁(15)を設けたものである。こ
れによって、冷媒の循環方向が可逆となる。
【0102】そして、本実施形態の冷媒回路(1) は、上
記実施形態3及び6の運転態様に加えて、通常暖房運転
9が切換可能に構成されている。この通常暖房運転9
は、第1室内熱交換器(22a) を使用せず、室外熱交換器
(12)が蒸発器、第2室内熱交換器(22b) が凝縮器とな
る。
【0103】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表7に
基づき説明する。
【0104】尚、表7において、運転状態1は通常冷房
運転1を、運転状態2は熱回収運転2を、運転状態3は
熱回収運転3を、運転状態4は通常冷房運転4を、運転
状態6は通常暖房運転6を、運転状態7は熱回収運転7
を、運転状態8は熱回収運転8をそれぞれ示している。
このうち、通常冷房運転1、熱回収運転2、熱回収運転
3及び通常冷房運転4については、四路切換弁(15)を図
7の破線で示すように切り換えて実施形態3と同様であ
り、また、通常暖房運転6、熱回収運転7及び熱回収運
転8については第1室内バイパス弁(24a) を全閉に制御
して実施形態6と同様である。
【0105】熱回収運転9について説明すると、この運
転時は、表7の運転状態9に示すように、四路切換弁(1
5)が図7の実線で示すように切り換えられ、三方比例弁
(14)が主冷媒回路側へ切り換えられ、第1電動膨張
弁(21a) が全閉に制御されると共に第1室内バイ
パス弁(24a) が全開に制御され冷媒が第1室内ユニット
(26a) をバイパスして循環するようにされる一方、第2
電動膨張弁(21b) が過熱度制御される。
【0106】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、第2室内熱交換器(22b)に流れて該第2室内
熱交換器(22b) で全冷媒が凝縮して客室(52)を暖房し、
続いて、この凝縮した液冷媒は、第2電動膨張弁(21b)
で減圧されて低圧の液冷媒になる。この低圧の液冷媒
は、第1室内ユニット(26a) をバイパスし、室外熱交換
器(12)に流れて外気と熱交換し蒸発する。このガス冷媒
は室外熱交換器(12)をバイパスして圧縮機(11)に戻り、
この循環を繰り返す。
【0107】
【表7】
【0108】−実施形態7の効果− 本実施形態7によれば、実施形態3及び6の効果に加え
て、以下のような効果が発揮される。
【0109】つまり、上記実施形態3においては冷房運
転のみ可能であった第2室内ユニット(26b) においても
冷暖房運転の切換ができるようになり、この結果、上記
実施形態5においては不可能であった第1室内ユニット
(26a) のみの停止ができる。このため、上記実施形態3
及び6よりも多様な運転要求に対応することができる。
【0110】
【発明の実施の形態8】図8は、本発明の実施形態8を
示している。本実施形態は、上記実施形態4の空気調和
装置の主冷媒回路(2) において、圧縮機(11)と三方比例
弁(14)との間に四路切換弁(15)を設けたものである。こ
れによって、冷媒の循環方向が可逆となる。
【0111】そして、本実施形態の冷媒回路(1) は、上
記実施形態4及び7の運転態様に加えて、通常暖房運転
10が切換可能に構成されている。この通常暖房運転1
0は、第2室内熱交換器(22b) を使用せず、室外熱交換
器(12)が蒸発器、第1室内熱交換器(22a) が凝縮器とな
る。
【0112】−空調動作− 次に、上述した空気調和装置の空調動作について表7に
基づき説明する。
【0113】尚、表8において、運転状態1は通常冷房
運転1を、運転状態2は熱回収運転2を、運転状態3は
熱回収運転3を、運転状態4は通常冷房運転4を、運転
状態5は通常冷房運転5を、運転状態6は通常暖房運転
6を、運転状態7は熱回収運転7を、運転状態8は熱回
収運転8を、運転状態9は通常暖房運転9を示してい
る。このうち、通常冷房運転1、熱回収運転2、熱回収
運転3、通常冷房運転4及び通常冷房運転5について
は、四路切換弁(15)を図8の破線で示すように切り換え
て実施形態4と同様であり、また、通常暖房運転6、熱
回収運転7、熱回収運転8及び通常暖房運転9について
は第2室内バイパス弁(24b) を全閉に制御して実施形態
7と同様である。
【0114】熱回収運転10は、表8の運転状態10に
示すように、四路切換弁(15)が図8の実線で示すように
切り換えられると共に、三方比例弁(14)が主冷媒回路側
へ切り換えられ、第1電動膨張弁(21a) が過熱度制御さ
れる一方、第2電動膨張弁(21b) が全閉に制御されると
共に第2室内バイパス弁(24b) が全開に制御され冷媒が
第2室内ユニット(26b) をバイパスして循環するように
される。
【0115】そして、圧縮機(11)から吐出した高温高圧
の冷媒は、第2室内バイパス路(23b) を流れて第2室内
ユニット(26b) をバイパスし、第1室内熱交換器(22a)
に流れて該第1室内熱交換器(22a) で全冷媒が凝縮し、
厨房(51)を暖房する。続いて、この凝縮した液冷媒は、
第1電動膨張弁(21a) で減圧されて低圧の液冷媒にな
り、この低圧の液冷媒は、室外熱交換器(12)に流れて外
気と熱交換し蒸発する。このガス冷媒が圧縮機(11)に戻
り、この循環を繰り返す。
【0116】
【表8】
【0117】−実施形態8の効果− 本実施形態8によれば、実施形態4及び7の効果に加え
て、以下のような効果が発揮される。
【0118】つまり、上記実施形態4においては冷房運
転及び運転停止のみ可能であった第2室内ユニット(26
b) においても暖房運転ができ、この結果、上記実施形
態7においては不可能であった第2室内ユニット(26b)
のみの停止ができる。このため、上記実施形態4及び7
よりも多様な運転要求に対応することができる。
【0119】
【発明の実施の形態9】図9及び図10は、本発明の実
施形態9を示している。
【0120】本実施形態は、上記実施形態8における冷
媒回路(1) の一部を配管ユニット(30)に構成したもので
ある。
【0121】つまり、上記配管ユニット(30)は、第1冷
媒通路(31)と第2冷媒通路(32)と第3冷媒通路(33)とが
一体に形成されると共に、第1室内バイパス路(23a) 及
び第2室内バイパス路(23b) が一体に形成されて1つの
ユニットに形成されている。
【0122】上記第1冷媒通路(31)は、一端が室外ユニ
ット(17)に、他端が第1室内熱交換器(22a) にそれぞれ
継手(34)を介して接続され、途中に第1電動膨張弁(21
a) が設けられている。
【0123】上記第2冷媒通路(32)は、一端が第1室内
熱交換器(22a) に、他端が第2室内熱交換器(22b) にそ
れぞれ継手(34)を介して接続され、途中に第2電動膨張
弁(21b) が設けられている。
【0124】上記第3冷媒通路(33)は、一端が第2室内
熱交換器(22b) に、他端が室外ユニット(17)にそれぞれ
継手(34)を介して接続されている。
【0125】上記第1室内バイパス路(23a) は、一端が
第1冷媒通路(31)における室外ユニット(17)側の端部と
第1電動膨張弁(21a) との間に、他端が第2冷媒通路(3
2)における第1室内ユニット(26a) 側の端部と第2電動
膨張弁(21b) との間にそれぞれ接続され、該第1室内バ
イパス路(23a) の途中に第1室内バイパス弁(24a) が設
けられている。
【0126】上記第2室内バイパス路(23b) は、一端が
第2冷媒通路(32)における第1室内ユニット(26a) 側の
端部と第2電動膨張弁(21b) との間に、他端が第3冷媒
通路(33)の途中にそれぞれ接続され、該第2室内バイパ
ス路(23b) の途中に第2室内バイパス弁(24b) が設けら
れている。
【0127】これにより、室外ユニット(17)と該配管ユ
ニット(30)との間の配管及び両室内ユニット(26a,26b)
と該配管ユニット(30)との間の配管を行うことにより実
施形態8に示すような冷媒回路(1) を構成することがで
き、空気調和装置の設置工事が容易になる。
【0128】
【発明のその他の実施形態】上記実施形態1乃至4にお
いて、圧縮機(11)の吐出側と吸入側を逆に接続してもよ
い。この場合、上記実施形態1乃至4において冷房運転
を行っていた室内ユニットにおいては暖房運転を、暖房
運転を行っていた室内ユニットにおいては冷房運転を行
うことになる。
【0129】この場合は、室外熱交換器(12)が蒸発器と
なるため、以下のような効果が期待できる。 つまり、
冬季においても冷房が必要な部屋の熱を利用することが
できるので、従来のように室外熱交換器(12)において外
気と熱交換させて冷媒を蒸発させているのに対し、より
高い温度で冷媒を蒸発させることができる。このため圧
縮機(11)の吸入圧力を高めることが可能となり、圧縮機
(11)への入力を低減させることができる。さらには、上
記のような状態において、外気温よりも高い温度の室内
空気との熱交換により冷媒を蒸発させているため、通常
は室外熱交換器(12)において発生する着霜が発生せず、
除霜運転が不要となる。
【0130】また、例えば実施形態8において、三方比
例弁(14)及び室内バイパス弁(24a,24b) の開度を連続的
又は他段階に制御可能な構成とし、室外熱交換器(12)及
び室内熱交換器(22a,22b) における冷媒流量を制御する
ことにより、上記室内外熱交換器の熱交換能力を制御可
能としてもよい。
【0131】また、上記実施形態9における配管ユニッ
ト(30)は、第1室内バイパス弁(23a) 及び第2室内バイ
パス弁(23b) を一体化したが、請求項6記載の発明で
は、両室内バイパス弁(23a,23b) は必ずしも一体化する
必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図3】本発明の実施形態3に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図4】本発明の実施形態4に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図5】本発明の実施形態5に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図6】本発明の実施形態6に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図7】本発明の実施形態7に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図8】本発明の実施形態8に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図9】本発明の実施形態9に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図10】本発明の実施形態9に係る空気調和装置の配
管ユニットである。
【図11】本発明の空気調和装置の設置事例である。
【符号の説明】
(2) 主冷媒回路 (10) 室外側回路 (熱源側回路) (11) 圧縮機 (12) 室外熱交換器 (熱源側熱交換器) (13) 室外バイパス路(熱源側バイパス路) (14) 三方比例弁 (流量制御手段) (20a) 第1室内側回路(利用側回路) (20b) 第2室内側回路(利用側回路) (21a) 第1電動膨張弁(膨張弁) (21b) 第2電動膨張弁(膨張弁) (22a) 第1室内熱交換器 (利用側熱交換器) (22b) 第2室内熱交換器 (利用側熱交換器) (23a) 第1室内バイパス路(利用側バイパス路) (23b) 第2室内バイパス路(利用側バイパス路) (24a) 第1室内バイパス弁(流量制御手段) (24b) 第2室内バイパス弁(流量制御手段) (30) 配管ユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(11)と熱源側熱交換器(12)とが接
    続されてなる熱源側回路(10)と、少なくとも1つの膨張
    弁(21a,21b,....)及び少なくとも1つの利用側熱交換器
    (22a,22b,....)が接続されてなる複数の利用側回路(20
    a,20b,....)とが冷媒配管を介して直列に接続されて冷
    媒が循環する閉回路の主冷媒回路(2) が構成される一
    方、 上記各利用側回路(20a,20b,....)の膨張弁(21a,21
    b,....)は、開度調整可能に構成されると共に、熱源側
    回路(10)と利用側回路(20a) の熱交換器との間及び各利
    用側回路(20a,20b,....)の熱交換器の間に配置されてい
    ることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷凍装置において、 主冷媒回路(2) には、冷媒が熱源側熱交換器(12)をバイ
    パスして循環するように熱源側バイパス路(13)が設けら
    れる一方、 主冷媒回路(2) 及び熱源側バイパス路(13)には、熱源側
    バイパス路(13)のバイパス量を調整する流量制御手段(1
    4)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の冷凍装置におい
    て、 主冷媒回路(2) には、冷媒が少なくとも利用側回路(20
    a,....)の利用側熱交換器(22a,....)をバイパスして循
    環するように利用側回路(20a,....)に対応する1つ以上
    の利用側バイパス路(23a,....)が設けられる一方、 利用側バイパス路(23a,....)には、利用側バイパス路(2
    3a,....)のバイパス量を調整する流量制御手段(24
    a,....)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の冷凍装置において、 利用側バイパス路(23a,23b,....)は、冷媒が利用側回路
    (20a,20b,....)をそれぞれ個別にバイパスして循環する
    ように全利用側回路(20a,20b,....)に対応して設けられ
    ていることを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか1記載の冷凍装
    置において、 主冷媒回路(2) には、冷媒の循環方向が可逆になるよう
    に切換機構(15)が設けられていることを特徴とする冷凍
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2又は5の何れか1記載の冷
    凍装置において、 主冷媒回路(2) には、熱源側回路(10)と利用側回路(20
    a,20b,....)の利用側熱交換器(22a,22b,....)とを接続
    すると共に、各利用側回路(20a,20b,....)の利用側熱交
    換器(22a,22b,....)とを接続する配管ユニット(30)が構
    成されており、 該配管ユニット(30)には、各膨張弁(21a,21b,....)が一
    体に収納されていることを特徴とする冷凍装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至5の何れか1記載の冷凍装
    置において、 主冷媒回路(2) には、熱源側回路(10)と利用側回路(20
    a,20b,....)の利用側熱交換器(22a,22b,....)とを接続
    すると共に、各利用側回路(20a,20b,....)の利用側熱交
    換器(22a,22b,....)とを接続する配管ユニット(30)が構
    成されており、 該配管ユニット(30)には、各膨張弁(21a,21b,....)と利
    用側バイパス路(23a,23b,....)と利用側バイパス路(23
    a,23b,....)に設けられた流量制御手段(24a,24b,....)
    とが一体に収納されていることを特徴とする冷凍装置。
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