JPH10325794A - グルコース濃度の定量方法及びその装置 - Google Patents
グルコース濃度の定量方法及びその装置Info
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- JPH10325794A JPH10325794A JP7736298A JP7736298A JPH10325794A JP H10325794 A JPH10325794 A JP H10325794A JP 7736298 A JP7736298 A JP 7736298A JP 7736298 A JP7736298 A JP 7736298A JP H10325794 A JPH10325794 A JP H10325794A
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Abstract
行う。 【解決手段】 近赤外領域における光の吸収を利用した
生体組織中あるいは体液中のグルコース濃度の定量方法
である。グルコース分子のOH基由来の吸収を測定する
ための第1の波長域と、生体成分のNH基由来の吸収を
測定するための第2の波長域と、生体成分のCH基由来
の吸収を測定するための第3の波長域の少なくとも3つ
の波長域における測定結果に基づいてグルコースの定量
を行う。グルコースによる特異吸収としてもっとも適切
と思われるOH基由来の吸収を用い、外乱としての生体
成分をNH及びCH基由来の吸収の測定で考慮する。
Description
治療のため生体組織中のグルコース濃度、あるいは血
液、血清、血漿、細胞液、唾液、涙、汗、尿などの体液
中のグルコースの濃度を測定する定量方法に関するもの
であり、特に、近赤外領域における分光分析手法を用い
るグルコース濃度の定量方法に関するものである。
行う必要がなく、非破壊で迅速な計測ができることか
ら、近年、農業や食品、石油化学をはじめ様々な分野で
利用されるようになっている。近赤外領域での分光分析
は、中赤外領域における分光分析と比較すると、一般に ・近赤外領域では水の吸収スペクトルが小さいので中赤
外領域では難しい水溶液系の分析が可能である ・生体を透過する能力が高い ・測定に際して特別な試料を調製する必要がない場合が
多い といった長所を有する反面、中赤外領域での分析が分子
の基準振動に由来する吸収をとらえるのに対して、近赤
外領域では分子振動の非調和性に起因して観察される基
準振動の倍音または結合音をとらえることになる上に、
近赤外領域での吸収は水素原子が関与するCH基、OH
基、NH基のような非調和性の大きい分子振動により生
じるものであることから、 ・信号レベルが中赤外領域と比較して100分の1程度
と小さい ・CH基、OH基、NH基は生体において普遍的な存在
であり、この分子結合の信号をとらえることになるの
で、吸収ピークの帰属が明確でないことが多い いった短所がある。この短所のために、近赤外領域での
定量あるいは定性分析を行う場合、中赤外における分析
のようにピーク位置やピーク高さによる分析手法では正
確な分析を行うことが難しい。
ペクトルを統計解析手法、たとえば、線形重回帰分析
(MLR)、主成分回帰分析、PLS回帰分析といった
多変量解析手法を用いて分析する手法、いわゆるケモメ
トリクスと呼ばれる手法が用いられている。この手法は
パーソナルコンピュータの発達とともに急速に普及して
きた分析手法であり、数値解析を利用した統計的手法に
より近赤外領域でのSN比の小さい吸収信号でも、実用
に供する定量・定性分析が可能となる。
た生体中のグルコース濃度の定量が近年非常に注目され
ている。採血を必要としない非侵襲的な定量が可能とな
るためであるが、その中で代表的なものとして以下のよ
うなものがある。米国特許第4,655,225号明細
書:非侵襲的な分光測定方法及び装置この米国特許には
1575,1765,2100,2270±15nmよ
り選択される少なくとも1波長と、グルコースの吸収が
皆無である、あるいは重要でない1000nmから27
00nmより選択される参照波長とからグルコースを定
量する手法が開示されており、実施例において参照波長
として1100nmが選択されている。この参照波長1
100nmは第2倍音の吸収領域に属する波長であり、
1575,1765,2100,2270nmの属する
第1倍音あるいは基準振動の吸収領域に比較すると、信
号の大きさが1/100以下程度であり、このためにグ
ルコースの吸収が皆無である、あるいは重要でない参照
波長と言える。
倍音といった高調波領域以外から参照波長を選択するこ
とが困難であることを示している。図1及び図2は夫々
第1倍音領域および第2倍音領域で測定した蒸留水と固
体(粉体)状態のグルコース、アルブミン、コレステロ
ールの吸収スペクトルを示しているが、分子結合の第1
倍音やその結合音が存在する領域中にはグルコースによ
る吸収が皆無な波長は存在せず、相対的に吸収の少ない
ところが存在するだけである上に、前記の4波長におい
ての吸収がグルコース成分のみによる吸収であることは
ありえず、他の生体成分の吸収が重畳していることを考
えると、他の生体成分の寄与を考慮せずにグルコース濃
度を定量することは実用的には不可能であると考える。
さらに、1575,1765,2100,2270nm
の波長選択の理由として、固体状態のグルコースを測定
したスペクトルのピークが前記の4波長に存在すること
を示しているが、体液に溶解した水溶液状態でのグルコ
ースの吸収ピークが固体状態のままで存在するというこ
とに関しては有りえないと考えるべきである。グルコー
スのようなOH基を多く含む分子は後述するように水中
では水分子による水素結合の影響を受けて、吸収スペク
トルのピークがシフトすると考えられ、このために前記
の4波長の内、グルコースのOH基に関連する157
5,2100nmの2波長の吸収ピークが水溶液中では
波長シフトのために正確な測定が困難となっていると考
えるのが自然である。
血糖の非侵襲的測定 この米国特許には600nmから1100nmの範囲で
グルコースを定量する手法が示され、実施例には980
±Xnmとなる2波長を用いてグルコースを定量する例
が示されている。具体的には945nmと1015nm
(つまりX=35)を利用した手法が示されている。こ
こで重要な意味を持つ980nmは、水の第2倍音の吸
収ピークを示す波長であるので、この実施例では水の吸
収ピークを挟んで選択した2波長を利用してグルコース
の定量を実施していることになる。945nmと101
5nmの選択理由としてグルコース濃度と良い相関が得
られることが示されている。
患者の人体中のグルコース濃度の非侵襲判定 この米国特許には血糖の非侵襲的測定に1660nm付
近の狭い範囲で波長を変化させて得たスペクトルのn次
導関数よりグルコースを定量する手法が開示されてい
る。具体的には1660nm付近で測定した吸光度lo
g1/Tの2次導関数を導き,多変量解析を用いてグル
コースの定量を行っている。詳細は後述するが、我々が
行った実験においても第1倍音領域での2次微分スペク
トルをPLS解析して得た回帰係数が1660nm付近
にピークを有している。しかし、1660nm付近の特
徴的な吸収はグルコースのCH基に由来するもので、こ
のグルコースのCH基に由来する1660nmの吸収に
着目した定量分析は、グルコースのOH基に由来する吸
収に着目する定量分析に比べて測定精度がかなり悪いと
いう結果が出ている。CH基はグルコースだけでなく他
の生体成分に普遍的に存在する分子結合で、その吸収は
図1から明らかなように1700nm付近の領域にピー
クが集中して観察され、グルコース以外の生体成分のC
H基由来の吸収とグルコースのCH基由来の吸収とを分
離することが難しい上に、そもそもグルコースのCH基
由来の吸収が他の生体成分に比べて小さいからと思われ
る。しかし、他の生体成分の寄与を考慮することについ
ては開示されておらず、この点においてもグルコース濃
度の定量は難しい。
グルコースセンサ この米国特許にはグルコースのOH基に由来する吸収ピ
ークがある1600nm付近とその波長から60nm以
内の参照光によってグルコースを定量することが開示さ
れている。具体的には1630nmから1660nmの
範囲で選択された参照波長と1600nmのグルコース
による吸収波長とからグルコースの定量を行う例が示さ
れている。1600nmから60nm以内の参照波長を
利用する理由としては、波長が近接する光同士は屈折率
などの光学的性質がほぼ同じであるから、外乱の影響の
小さい信号が得られるためとしている。また、グルコー
スの吸収波長の選択理由としては米国特許第4,65
5,225号明細書と同じく固体状態のグルコースを測
定したスペクトルのピークが1600nmに存在するこ
とを示している。しかし、本従来例にあるような160
0nm付近においては、グルコース成分の吸収は吸収ピ
ークというよりブロードな吸収帯を形成しており、場合
によっては30nm以内より選択する参照光ではグルコ
ース信号が明確に分離しにくいと考えられる。また、こ
の従来例においても他の生体成分の寄与を考慮すること
については開示されておらず、この点においてもグルコ
ース濃度の定量は難しい。
術は、おおむね参照光に対するグルコースの吸収で生体
中のグルコース濃度の定量を行おうというものである。
しかしながら、近赤外領域での吸収スペクトルは、上述
のようにOH基、NH基、CH基のような生体成分が基
本的に持っている分子によって生じること、またピーク
が不明瞭なブロード状態で吸収が観察されることから、
ある波長における吸収信号は程度の差はあるものの様々
な生体成分の吸収が重畳していると考えるべきである。
たとえば、NH基に由来する吸収領域は、グルコースの
OH基に由来するブロードな吸収領域の中に存在してい
るし、そのグルコースのOH基に由来する吸収も他の生
体成分の吸収に重畳して存在する。そのためグルコース
の定量はグルコース以外の生体成分の影響や温度、散
乱、光路長等の外乱成分の影響を考えなければ成立し得
ないといえる。生体中の溶解したグルコースの状態と近
赤外スペクトルを関連づけて現象を理解するとともに、
大きな外乱要因となる生体組織あるいは体液中の蛋白成
分や脂肪成分の影響を近赤外スペクトルと関連づけて理
解しなくてはならない。
組織や体液のような刻々と変動する生体成分中のグルコ
ース濃度の定量に際して、上記のような外乱要因の考慮
を行うことで精度よくグルコース濃度の定量分析を行う
ことができる定量方法及びその装置を提供するものであ
る。
ルコース濃度の定量方法は、近赤外領域における光の吸
収を利用した生体組織中あるいは体液中のグルコース濃
度の定量方法であり、グルコース分子のOH基由来の吸
収を測定するための第1の波長域と、生体成分のNH基
由来の吸収を測定するための第2の波長域と、生体成分
のCH基由来の吸収を測定するための第3の波長域の少
なくとも3つの波長域における測定結果に基づいてグル
コースの定量を行うことに特徴を有している。
由来する水分子の吸収の影響が比較的小さい範囲に設定
することが生体水分の影響を排除する点で好ましく、ま
た上記3つの波長域は、相互に隣接した波長域とするこ
とが光源や検出手段の構成の点で好ましい。上記3つの
波長域は、分子の第1倍音が観察できる波長領域で且つ
水の吸収の影響が比較的小さい1480nmから188
0nmの波長領域内で選択する場合、グルコース分子の
OH基由来の吸収を測定するための第1の波長域を15
50nmから1650nm、生体成分のNH基由来の吸
収を測定するための波長域を1480nmから1550
nm、CH基由来の吸収を測定するための波長域を16
50nmから1880nmとするとよく、分子の第2倍
音が観察できる波長領域で且つ水の吸収の影響が比較的
小さい1000nmから1300nmの波長領域内で選
択する場合は、グルコース分子のOH基由来の吸収を測
定するための波長域を1050nmから1130nm、
生体成分のNH基由来の吸収を測定するための波長域を
1000nmから1050nm、CH基由来の吸収を測
定するための波長域を1130nmから1300nmと
するとよい。
隣接域内の各波長を連続的に測定して得られるスペクト
ル信号を多変量解析することによりグルコースの定量を
行う。前記3波長域の各々から少なくとも1波長を選択
するほか、所定の範囲の波長帯を選択してグルコース濃
度の定量を行ってもよい。この時、上記波長あるいは波
長帯のうちの少なくとも1つは、複数試料の定量分析で
測定した連続スペクトルを主成分回帰分析あるいはPL
S回帰分析して得た回帰係数がとる正または負のピーク
周辺の波長とすると、好適な結果を得ることができる。
長帯または該波長帯内の少なくとも1波長を用い、第2
の波長域から1530±20nmの波長帯または該波長
帯内の少なくとも1波長を用い、第3の波長域から16
85±20nmまたは1715±20nmまたは174
0±20nmのいずれか一つの波長帯または該波長帯内
の少なくとも1波長を用いることも、好適な結果を得る
ことができるものとなる。
度の測定に際しては、上記3つの波長域より選択した所
定の半値幅を有する少なくとも3つの中心波長の光を基
にグルコース濃度の定量を行うとよい。この場合の半値
幅は、複数試料の分析で測定した連続スペクトルを主成
分回帰分析あるいはPLS回帰分析を行い、前記分析手
法により算出された各波長に対する回帰係数がとるピー
ク値の70%程度以下の値を示す波長幅を用いるのが好
ましい。また、少なくとも1波長の中心波長を1560
nmから1640nmの範囲内に設定するとともに半値
幅を60nm以下とすることも好ましい。
収信号あるいは吸収信号を吸光度や透過度に変換した値
から近赤外領域内の波長で差あるいは商をとる前処理を
行ったデータを基に定量を行うようにしてもよく、この
場合の前処理としては、複数の試料の分析で測定した連
続スペクトルを主成分回帰分析あるいはPLS回帰分析
して算出された複数の主成分因子に対する回帰係数同士
の交点付近の波長での差あるいは商をとると好ましい結
果を得ることができ、更に前処理のための波長として、
第1倍音領域では1550±10nmあるいは1650
±10nmから選択した波長、第2倍音領域では106
0±10nmあるいは1130±10nmから選択した
波長を用いるとよい。
装置は、近赤外光源と、近赤外光を検出する検出手段
と、前記近赤外光源から発する近赤外光を生体組織ある
いは体液に導入し、前記生体組織あるいは体液を透過あ
るいは拡散反射した近赤外光を前記検出手段に誘導する
誘導手投と、前記検出手段で得られる信号を演算してグ
ルコース濃度に変換する演算手投とからなり、上記検出
手段はグルコース分子のOH基由来の吸収を測定するた
めの波長域と、生体成分のNH基由来の吸収を測定する
ための波長域と、生体成分のCH基由来の吸収を測定す
るための波長域の少なくとも3つの波長域の近赤外光を
検出するものであることに特徴を有している。
由来の吸収を測定するための第1の波長域と、生体成分
のNH基由来の吸収を測定するための第2の波長域と、
生体成分のCH基由来の吸収を測定するための第3の波
長域の少なくとも3つの波長域をカバーする発光特性を
有するとともに、各波長域に分光する分光手段を備えた
ものを用いても、あるいはグルコース分子のOH基由来
の吸収を測定するための第1の波長域と、生体成分のN
H基由来の吸収を測定するための第2の波長域と、生体
成分のCH基由来の吸収を測定するための第3の波長域
の少なくとも3つの波長域内に発光特性を有する複数の
光源からなるものを用いてもよい。
体液中のグルコース成分の定量を行うにあたっては、生
体組織中あるいは体液中における生体成分の状態および
それに起因する近赤外光の吸収変化を把握する必要があ
る。生体中のグルコース定量を行うにあたっての現象認
識を以下に述べる。近赤外領域での吸収は主に、CH
基、OH基、NH基によるもので、その他にC−N,C
−O,C=O基あるいはSH,PH基が観測されるが、
生体中においてもOH,CH,NH基の吸収を中心に考
えればよい。もっとも毛髪に関してはSH基も重要な意
味を持ってくる。
るいは定量についてどの波長を用いるかについては、被
測定物の特性、目的とする定量物質のシグナルの大き
さ、光源の光の強さ、受光素子の特性などを考慮して総
合的に判断することになるが、グルコースの定量に際し
ては、生体に存在する蛋白質、脂質、水等の物質と比較
して特異的な吸収を有する波長の吸収信号を用いて行え
ばよいことは自明であり、前述した従来技術もその考え
に立脚しているが、グルコース(C6 H12O6 )の分子
構造および固体状態で計測したグルコース吸収スペクト
ルから考えて、その特異的な吸収信号としてグルコース
のOH基に由来する吸収を捉えることが最善と考える。
固体状態でのグルコースのOH基由来の吸収ピークは、
図1に示すように第1倍音領域(1350〜1880n
m)では1525nから1640mm付近のブロードな
ピークとして存在し、第2倍音領域(900〜1350
nm)では図2に示すように1000nmから1140
nm付近のブロードなピークとして存在している。この
領域で観察できるグルコースのOH基の吸収が水のOH
基のピーク(第1倍音では1450nm、第2倍音では
980nm)に比べて長波長側に存在するのは、固体状
態でのOH基の分子振動状態と水溶液中でのOH基の分
子振動状態とが異なるためで、特に水溶液中では水分子
の非常に大きな水素結合の影響を受ける。水溶液中にお
いてグルコースのOH基に由来する吸収は分子間の相互
作用変化と水分子による水素結合の影響を受けてシフト
していると考えるべきである。
来する吸収スペクトルが、固体状態の時のように153
0nmから1600nm付近にピークを持たず、シフト
により平坦な吸収となるということは、グルコースのO
H基に着目した定量方法が近赤外領域での定量分析に通
常用いている微分操作(1次微分、2次微分)によるデ
ータの前処理が適していない可能性があることを意味す
る。つまり、1530nmから1600mm付近にもグ
ルコースのOH基に由来する吸収は存在するが、波長に
対する変化としては小さいため、微分操作つまり波長に
対する変化量を求める操作ではその吸収信号をとらえる
ことが難しいためである。
て、 ・近赤外領域における生体中の微量物質の吸収スペクト
ルは水の大きな吸収に隠れているが、その吸収に重畳し
て確実に存在している。このことはPLS回帰分析で得
られる回帰係数あるいは主成分に特徴的に現れている ・近赤外領域で観察される吸収は主にCH,OH,NH
基であるので、水溶液中では水素結合の影響を受ける。
影響の大きさは分子の特性に応じて異なり、グルコース
のように低分子でOH基を多く持つものは大きな影響を
受けるが、アルブミンのような高分子タンパクヘの影響
は比較的小さい ということがいえる。
には、生体中の他の成分のスペクトルが重畳したスペク
トル情報(測定した通常の生体成分スペクトル)より、
グルコースの吸収が他の生体成分と異なった挙動を示す
特異吸収帯を見い出すことが重要であることがわかる。
また、その特異吸収帯においても他の生体成分(以下外
乱成分と呼ぶ)の信号が重畳されているので、外乱成分
の寄与分を取り除くための情報を得ることが信頼性の高
い計測手法を確立するために重要であると考える。
のグルコース、アルブミン、水の3成分を人為的に変動
させた系での実験を第1倍音および第2倍音で行った。
つまり、アルブミンを外乱成分としてグルコース濃度の
定量実験を行った。 −実験A−(グルコースーアルブミン−水変動系 第1
倍音) 牛血清80mlに対してグルコースを蒸留水に溶解させ
た水溶液を5ml、アルブミンを蒸留水に溶解させた水
溶液を15ml添加して試料とするとともに、試料中の
グルコース濃度が30mg/dl,93mg/dl,1
55mg/dl,280mg/dl,530mg/d
l,1030mg/dlの6水準、アルブミン濃度が
2.24g/dl,2.84g/dl,3.44g/d
l,4.64g/dl,5.84g/dlの5水準の計
6×5=30種類の組合せから、15種類の組合せをピ
ックアップして試料を作成した。試料はその調製方法か
らもわかるように、グルコースとアルブミンと水の3成
分のみが変動するように調整されている。
両方の濃度変動が存在するため、単純にグルコースと水
あるいはアルブミンと水の関係だけではグルコースの定
量ができない。スペクトル測定及び回帰分析は1mm厚
のガラス製セルに試料を入れ、ニコレー社製マグナ85
0を用い、加算平均128回、レゾルーション16、検
出器DTGS KBr、白色光光源の条件で行った。リ
ファレンス信号の測定は試料のスペクトル測定に先立
ち、分光分析機(FT−IR)内のメモリに保存された
リファレンス信号で測定した吸収信号を吸光度に変換し
て得たスペクトルデータを市販の多変量解析ソフトウェ
アを用いてPLS回帰分析で行った。PLS回帰分析に
用いた波長範囲は、第1倍音の高調波が観察される12
50nmから1800nmである。
は、血液中に存在するもっとも一般的なタンパク成分で
あることに加え、生体を構成するタンパク成分の特性を
推定する情報が得られると考えられるからである。実験
Aでのグルコース定量の結果は主成分数7での推定で、
検量線作成の相関係数0.996、標準誤差SEP2
8.1mg/dl、検量線検定の相関係数0.992、
標準誤差SEP38.1mg/dlであった。
を示す。図1に示した各単体成分のスペクトルと比較し
て、アルブミン分子のNH基に由来する15l0nm付
近の負のピーク、グルコース分子のOH基に由来する1
580nm付近の正のピーク、アルブミン分子のCH基
に由来する1700nm付近の負のピークからグルコー
ス濃度の定量が行われている様子がうかがえる。
由来する1580nm付近の正のピークの存在は、水溶
液中におけるグルコースのOH基スペクトルは固体での
スペクトルがシフトしたブロードな吸収をもつことに一
見矛盾した結論に思える。しかしながら、同一スペクト
ルデータを2次微分処理して解析を行った図4の結果を
見ると、1580nm付近より1550nmから157
0mmにかけて回帰係数の大きなピークが観察され、吸
収が1580nmにあるならば当然そこに観察されるべ
き吸収ピークがシフトしていることになる。このことか
らもグルコースの1580nm付近の吸収はピークがシ
フトした比較的平坦な吸収特性を示していると考えら
れ、上記の結果と矛盾しない解釈が成立する。
で1580nmにピークを有する回帰係数が算出される
理由は、この付近のグルコースのOH基由来の吸収がブ
ロードで隣接するNH基由来の吸収とCH基由来の吸収
との影響を受けているためである。つまり両者の影響を
一番受けにくい波長が1580nm付近に存在すると解
釈できる。
変動系 第2倍音) 牛血清80mlに対してグルコースを蒸留水に溶解させ
た水溶液を5ml、アルブミンを蒸留水に溶解させた水
溶液を15ml添加して試料とするとともに試料中のグ
ルコース濃度が35mg/dl,136mg/dl,2
20mg/dl,412mg/dl,750mg/dl
の5水準、アルブミン濃度が2.6g/dl,3.0g
/dl,3.3g/dl,4.0g/dl、5.4g/
dlの5水準の計5×5=25種類の組合せから、13
種類の組合せをピックアップし試料を作成した。なお、
検出器は液体窒素で冷却して測定した。また、PLS回
帰分析は17点の移動平均により平滑化した吸収スペク
トルに対して行った。PLS回帰分析に用いた波長範囲
は、第2倍音の高調波が観察される900nmから13
50nmである。
数7での推定で、検量線作成の相関係数0.981、標
準誤差SEP53.1mg/dl、検量線検定の相関係
数0.959、標準誤差SEP77.2mg/dlであ
った。図5に第7主成分までを利用した回帰係数を示
す。図2に示した3成分各単体のスペクトルと比較し
て、アルブミン分子のNH基に由来する1020nm付
近の負のピーク、グルコース分子のOH基に由来する1
070nmから1120nm付近の正のピーク、アルブ
ミン分子のCH基に由来する1150nm付近の負のピ
ークからグルコース濃度の定量が行われている様子がう
かがえる。つまり、第2倍音領域での結果は第1倍音領
域で得られた結果と相似性の強い結果となっている。
を付与した上記のグルコース定量実験結果より、生体中
でのグルコース濃度は、外乱成分とグルコース吸収スペ
クトル、特にグルコースのOH基由来の吸収スペクトル
の関係から求めることが信頼性が高く、精度のよい計測
手法を確立できることがわかる。定量分析に利用するグ
ルコースの特異吸収帯としては前述のように水のOH基
の吸収とは異なった位置に出現するグルコースのOH基
の吸収が有効であり、外乱の把握として生体成分に多く
含まれるNH基、CH基の吸収を把握すればよいわけで
ある。
する大きな吸収の部分を除いた領域で、NH基、OH基
(グルコースの)、CH基の吸収を含む波長域を設定す
るにあたっては、第1倍音領域では1480nmから1
880nmの範囲において、OH基由来の吸収範囲は1
550nmから1650nm、NH基由来の吸収範囲は
1480nmから1550nm、CH基由来の吸収範囲
は1650nmから1880nmとするのがよく、第2
倍音領域では1000nmから1300nmの範囲にお
いて、OH基由来の吸収範囲は1050nmから113
0nm、NH基由来の吸収範囲は1000nmから10
50nm、CH基由来の吸収範囲は1130nmから1
300nmとすればよい。
あるいは測定試料の温度変化がある。温度変化について
は人間が恒温動物であるから適切な環境下で測定を行え
ば大きな問題とならないが、温度をグルコース濃度定量
のための説明変数とすることもできる。また、生体組織
あるいは体液において温度変化を最も受けるのは水分子
であることから水分子の吸収の影響が小さい領域で定量
することにより温度変化の影響を小さくすることができ
る。
行うようにする方が良いが、利用する波長での最大、最
小値を利用した変動の規格化を行えば複数の高調波領域
にまたがる吸収信号も同列に利用できる。また多波長成
分を含む光あるいは単色光を被測定物に照射し、その反
射光あるいは透過光を検出することによってグルコース
濃度の定量を行うことができるが、この場合は被測定物
に到達する前か反射あるいは透過した後に分光操作を行
う必要があり、この分光操作には、干渉フィルター、回
折格子、フーリエ変換方式などを用いることができる。
量装置についてのべると、前述のように本発明のグルコ
ース濃度の定量装置は、近赤外光源と、近赤外光を検出
する検出手段と、前記近赤外光源から発する近赤外光を
生体組織あるいは体液に導入し、前記生体組織あるいは
体液を透過あるいは拡散反射した近赤外光を前記検出手
段に誘導する誘導手投と、前記検出手段で得られる信号
を演算してグルコース濃度に変換する演算手投とからな
るもので、上記検出手段はグルコース分子のOH基由来
の吸収を測定するための波長域と、生体成分のNH基由
来の吸収を測定するための波長域と、生体成分のCH基
由来の吸収を測定するための波長域の少なくとも3つの
波長域の近赤外光を検出することに特徴を有するもの
で、前記演算手段では予め入力されている検量式を用い
て近赤外光の吸収信号を利用してグルコースの定量を行
う。
明らかなように比較的狭い波長の範囲でグルコースの定
量が可能であること、また、場合によっては数点の波長
でグルコースの定量が可能であることから、発光ダイオ
ード(LED)が適している。第1,第2倍音領域で利
用できる発光ダイオードは現在の技術ではInP系のも
のがあり、第3倍音領域ではGaAsあるいはGaAl
As系発光ダイオードがある。また第1,第2倍音領域
で利用できる受光素子はInGaAsP系のものがあ
り、第3倍音領域ではシリコン受光素子がある。
光手段を用いる必要のない場合も存在する。特に、グル
コース分子のOH基由来の吸収を測定する範囲では半値
幅を比較的大きく設定できるために、干渉フィルター等
の分光手段を不用とすることができる。分光手段が必要
な場合、前述のように様々な分光手段を用いることが可
能であるが、一般的には干渉フィルターを用いるとよ
い。
定してグルコース濃度を定量する場合は光フアイバーを
利用することが適している。特に、第1倍音領域で定量
を行う場合は、探さ方向への光の到達度合を光ファイバ
ー間隔で制御し、任意探さの皮下組織中のグルコース濃
度を定量する手法により測定精度を向上させることがで
きる。
して任意径の光ファイバーを接触させて得られる中心間
距離により、つまり受発光に用いる光ファイバー径の変
化で設定できるようにする手法がある。このような光フ
ァイバーを利用しての分析は、受発光ファイバー8,9
の束を図15のように被測定物の表面にはぼ直角につき
当てて行う。なお、透過する光路が特定できれば直角に
限るものではない。
た光は隣接する受光ファイバー9への光路A、さらに離
れた受光ファイバー9への光路B、さらに離れた受光フ
ァイバー9への光路C等、様々な光路を通った光が受光
ファイバー9に入射される。いま、光路A、B、Cの光
路長を比較すると、同一径の光ファイバーを受発光に用
いたならば光路B,Cは光路Aのほぼ2倍,3倍と考え
てよい。光学的に不透明で散乱の多い生体等の物質中の
光の透過は厳密にはLambert−Beerの法則に
は従わないが、透過光量は光路長に応じて急激に減少
し、光路長が2倍になると散乱状悪によっては1/10
以下、3倍となるとさらにそれの1/10以下となる程
度となる。そのため、受光ファイバー9に集光される透
過光は基本的には隣接する発光ファイバー8からの透過
光の和と考えてよいこととなる。
だけでなく複数の光ファイバーを束ねることにより受発
光操作が容易になることは周知の事実で、上述の発光フ
ァイバー8と受光ファイバー9とを測定側において束ね
るとともに、測定側とは反対側の端部を発光ファイバー
8同士及び受光ファイバ9ー同士で束ねて分岐させるこ
とで計測に都合の良いファイバーバンドルを作製でき
る。利用する光ファイバーは直径が数μmから数千μm
(数mm)のものを用いることができ、特に直径70μ
mから1000μmの光ファイバーの利用が適してい
る。利用する光ファイバーは細いファイバーを被覆して
任意の線径としたものを用いるようにしても良い。
うな人間の真皮イが上げられる。人間の真皮イは100
μm程度の厚さの表皮ロと、多量の脂肪細胞からなる皮
下組織ハとに挟まれた1mm程度の厚さの組織である。
この真皮イ中の化学成分の分析には受発光ファイバーの
中心間距離を250〜1000μmに調節した光ファイ
バーの束を用いるのが適している。例えば受発光距離
(中心間距離)が500μmの光ファイバーバンドルを
用いて分光分析を行うことで、真皮イ中のグルコース成
分の分析が可能である。皮膚組織中を透過する光の経路
は組織の物性や分析に用いる光の波長により異なるの
で、予め予備実験や数値シミュレーションを行い、測定
に用いる受発光距離を決定することが好ましい。得られ
た吸光信号は演算部での数値計算によってグルコース濃
度が算出される。生体中のグルコース濃度の測定、特に
生体組織中のグルコース濃度の定量を正確に行うこと
は、生体中でのグルコースの状態と外乱成分の影響を近
赤外領域での吸収信号として把握したソフトウェア、再
現性の高い正確な吸収スペクトルを測定可能にするハー
ドウェア、医学的見地にたった安定な測定部位の選定
等、多くの最適な要因を結びつけてはじめて可能とな
る。
分析を行ったもので、15l0から1880nmまでの
NH基、OH基、CH基由来の吸収領域を連続スペクト
ルとして測定し解析を行った。牛血清試料は前述のグル
コース、アルブミン、水の3成分変動系の実験と同一
で、牛血清80m1に対してグルコースを蒸留水に溶解
させた水溶液を5ml、アルブミンを蒸留水に溶解させ
た水溶液を15ml添加し試料を作成した。試料は試料
中のグルコース濃度が39mg/dl,93mg/d
l,155mg/dl,280mg/dl,530mg
/dl,1030mg/dlの6水準、アルブミン濃度
が2.24g/dl,2.84g/dl,3.44g/
dl,4.64g/dl,5.84g/dlの5水準の
計6×5=30種類の組合せから、15種類の組合せを
ピックアップし試料を作成した。
に試料を入れ、ニコレー社製マグナ850を用いて加算
平均128回、レゾルーション16、検出器DTGS
KBr、白色光源の条件で測定し、吸光度に変換したス
ペクトルデータは市販の多変量解析ソフトウェアを用い
てグルコース濃度を目的変量、吸光スペクトルを説明変
量としたPLS回帰分析を行った。前述のようにPLS
回帰分析に用いた波長範囲は、15l0nmから188
0nmである。
6での推定で、検量線作成の相関係数0.996、標準
誤差SEP27.8mg/dl、検量線検定の相関係数
0.996、標準誤差SEP27.8mg/dlであっ
た。 −実施例2− 本実施例における実験系は実施例1と同一で、牛血清試
料中のグルコース、アルブミン、水の3成分を変動させ
たものである。多変量解析に用いたソフトウェアも実施
例1と同じである。
0,1655,1700nmの5波長の吸光度を説明変
量、グルコース濃度を目的変量とした線形重回帰分析
(MLR)を行った。実験でのグルコース定量の結果
は、検量線作成の相関係数0.980、標準誤差SEP
62.5mg/dl、検量線検定の相関係数0.97
5、標準誤差SEP68.0mg/dlであった。
の選択は図3に示す回帰係数のピーク値を示す波長とし
て、1540,1655nmの波長は複数の主成分因子
による回帰係数が交わる交点として選択した。 −実施例3− 本実施例における実験系は実施例1と同一で、牛血清試
料中のグルコース、アルブミン、水の3成分を変動させ
たものである。多変量解析に用いたソフトウェアも実施
例1と同じである。
0nmの3波長の吸光度を説明変量、グルコース濃度を
目的変量とした線形重回帰分析(MLR)を行った。グ
ルコース定量の結果は、検量線作成の相関係数0.97
8、標準誤差SEP65.8mg/dl、検量線検定の
相関係数0.975、標準誤差SEP69.0mg/d
lであった。
の選択は図3に示す回帰係数のピーク値を示す波長とし
て選択した。 −実施例4− 本実施例における実験系は実施例1と同一で、牛血清試
料中のグルコース、アルブミン、水の3成分を変動させ
たものである。多変量解析に用いたソフトウェアも実施
例1と同じである。
0nmの3波長の吸光度を説明変量、グルコース濃度を
目的変量とした線形重回帰分析(MLR)を行った。実
験でのグルコース定量の結果は、検量線作成の相関係数
0.983、標準誤差SEP57.0mg/dl、検量
線検定の相関係数0.981、標準誤差SEP60.1
mg/dlであった。
帰係数のピーク値を示す波長、1525と1690nm
の波長はそれぞれのピークよりOH基由来の吸収側の波
長として選択した。このようにNH基、CH基由来の吸
収ピークについてはOH基由来の吸収に少しずれた波長
を選択する方が定量性が向上する場合もある。 −実施例5− 本実施例は生体成分として牛血清中のグルコースの定量
分析を行ったもので、1480から1850mmまでの
NH基、OH基、CH基由来の吸収領域を連続スペクト
ルとして測定し解析を行った。牛血清試料中のグルコー
ス、アルブミン、コレステロール、中性脂肪、水の5成
分を変動させグルコースの定量を行った。試料は試料中
のグルコース濃度が35mg/dl,85mg/dl,
140mg/dl,220mg/dl,270mg/d
l,415mg/dl,5l0mg/dl,800mg
/dl,985mg/dl,1500mg/dlの10
水準、アルブミン濃度が2.2g/dl,2.3g/d
l,2.4g/dl,2.5g/dl,2.8g/d
l,3.4g/dl,4.5g/dl,5.4g/dl
の8水準、コレステロール濃度が55mg/dl,63
mg/dl,70mg/dl,75mg/dl,83m
g/dl,100mg/dl,135mg/dl,20
5mg/dl,350mg/dlの9水準、中性脂肪濃
度が10mg/dl,15mg/dl,20mg/d
l,70mg/dl,133mg/dl,250mg/
dl,480mg/dlの7水準となるように45種類
の組合せをピックアップし試料を作成した。
に試料を入れ、ニコレー社製マグナ850を用いて加算
平均128回、レゾルーション16、検出器DTGS
KBr、白色光源の条件で測定し、吸光度に変換したス
ペクトルデータは市販の多変量解析ソフトウェアを用い
グルコース濃度を目的変量、吸光スペクトルを説明変量
としたPLS回帰分析を行った。前述のようにPLS回
帰分析に用いた波長範囲は、1480nmから1850
nmである。
7での推定で、検量線作成の相関係数0.992、標準
誤差SEP48.7mg/dl、検量線検定の相関係数
0.991、標準誤差SEP5l.1mg/dlであっ
た。 −実施例6− 本実施例における実験系は実施例5と同一で、牛血清試
料中のグルコース、アルブミン、コレステロール、中性
脂肪、水の5成分を変動させたものである。多変量解析
に用いたソフトウェアも実施例5と同じである。
0,1645,1685,1715,1740nmの7
波長の吸光度を説明変量、グルコース濃度を目的変量と
した線形重回帰分析(MLR)を行った。実験でのグル
コース定量の結果は、検量線作成の相関係数0.98
9、標準誤差SEP55.6mg/dl、検量線検定の
相関係数0.988、標準誤差SEP57.8mg/d
lであった。
5,1740nmの波長の選択は1250nmから18
50nmの範囲をPLS回帰分析を行って得られた図6
に示す回帰係数のピーク値を示す波長として、154
0,1645nmの波長は複数の主成分因子による回帰
係数が交わる交点として選択した。 −実施例7− 本実施例における実験系は実施例5と同一で、牛血清試
料のグルコース、アルブミン、コレステロール、中性脂
肪、水の5成分を変動させたものである。多変量解析に
用いたソフトウェアも実施例5と同じである。
5nmの3波長の吸光度を説明変量、グルコース濃度を
目的変量とした線形重回帰分析(MLR)を行った。実
験でのグルコース定量の結果は、検量線作成の相関係数
0.983、標準誤差SEP68.0mg/dl、検量
線検定の相関係数0.983、標準誤差SEP69.2
mg/dlであった。
の選択は実施例6により得られた図6に示す回帰係数の
ピーク値を示す波長として選択した。 −実施例8− 本実施例における実験系は実施例5と同一で、牛血清試
料のグルコース、アルブミン、コレステロール、中性脂
肪、水の5成分を変動させたものである。多変量解析に
用いたソフトウェアも実施例5と同じである。
0nmの3波長の吸光度を説明変量、グルコース濃度を
目的変量とした線形重回帰分析(MLR)を行った。実
験でのグルコース定量の結果は、検量線作成の相関係数
0.987、標準誤差SEP60.0mg/dl、検量
線検定の相関係数0.987、標準誤差SEP61.0
mg/dlであった。
り得られた図6に示す回帰係数のピーク値を示す波長、
1525nmと1690mmの波長はそれぞれのピーク
よりOH基由来の吸収側の波長として選択した。 −実施例9− 本実施例における実験系は実施例5と同一で、牛血清試
料のグルコース、アルブミン、コレステロール、中性脂
肪、水の5成分を変動させたものである。多変量解析に
用いたソフトウェアも実施例5と同じである。
mまでのNH基、OH基、CH基由来の吸収領域を連続
スペクトルとして測定したデータをsavitzky−
Golayの微分手法を用いて2次微分処理を行い解析
を行った。解析は2次微分値を説明変量、グルコース濃
度を目的変量としたPLS回帰分析を行った。実験での
グルコース定量の結果は主成分数6での推定で、検量線
作成の相関係数0.986、標準誤差SEP63.5m
g/dl、検量線検定の相関係数0.983、標準誤差
SEP69.0mg/dlであった。
分析を行ったもので、1000から1300nmまでの
NH基、OH基、CH基由来の吸収領域を連続スペクト
ルとして測定し解析を行った。牛血清試料は前述のグル
コース、アルブミン、水の3成分変動系の実験と同一
で、牛血清80mlに対してグルコースを蒸留水に溶解
させた水溶液を5ml、アルブミンを蒸留水に溶解させ
た水溶液を15ml添加して試料を作成した。試料は試
料中のグルコース濃度が35mg/dl,136mg/
dl,220mg/dl,412mg/dl,750m
g/dlの5水準、アルブミン濃度が2.6g/dl,
3.0g/dl,3.3g/dl,4.0g/dl,
5.4g/dlの5水準の計5×5=25種類の組合せ
から、13種類の組合せをピックアップし試料を作成し
た。
に試料を入れ、ニコレー社製マグナ850を用いて加算
平均128回、レゾルーション16、検出器MCT/
A、白色光源の条件で測定し、吸光度に変換したスペク
トルデータは市販の多変量解析ソフトウェアを用いグル
コース濃度を目的変量、吸光スペクトルを説明変量とし
たPLS回帰分析を行った。
範囲は、1000nmから1300nmである。実験で
のグルコース定量の結果は主成分数6での推定で、検量
線作成の相関係数0.980、標準誤差SEP54.2
mg/dl、検量線検定の相関係数0.962、標準誤
差SEP74.8mg/dlであった。
料中のグルコース、アルブミン、コレステロール、中性
脂肪、水の5成分を変動させたものである。多変量解析
に用いたソフトウェアも実施例5と同じである。本実施
例では測定した各波長の吸光度と1540nmにおける
吸光度の差をとることで、スペクトルデータの前処理を
行った。解析に用いた波長範囲は、1480nmから1
880nmである。
グルコース濃度を目的変量としPLS回帰分析を行っ
た。実験でのグルコース定量の結果は主成分数8での推
定で、検量線作成の相関係数0.997、標準誤差SE
P28.9mg/dl、検量線検定の相関係数0.99
6、標準誤差SEP31.9mg/dlであった。
6に示すように複数の主成分因子による回帰係数が交わ
る交点として選択した。 −実施例12− 本実施例における実験系は実施例10と同一で、牛血清
試料中のグルコース、アルブミン、水の3成分を変動さ
せたものである。多変量解析に用いたソフトウェアも実
施例5と同じである。
060nmにおける吸光度の差をとることで、スペクト
ルデータの前処理を行った。解析に用いた波長範囲は、
1000nmから1300nmである。前処理を行った
各波長データを説明変量、グルコース濃度を目的変量と
しPLS回帰分析を行った。
6での推定で、検量線作成の相関係数0.978、標準
誤差SEP56.8mg/dl、検量線検定の相関係数
0.961、標準誤差SEP76.1mg/dlであっ
た。1540nmの波長を選択した理由は、図6に示す
ように複数の主成分因子による回帰係数が交わる交点と
して選択した。
図7に示すように、近赤外光源である発光手段(発光ダ
イオード1)から照射した近赤外光を干渉フィルター2
により任意の中心波長および半値幅に分光し、集光手段
であるレンズ3によって光ファイバー4の端面に集光し
た光を被測定物に誘導し、被測定物の透過光を検出手段
であるフォトダイオード5により検出することで吸収信
号を測定し、演算手段によりグルコース濃度を算出し
た。
置されており、モータ6で回転させることにより干渉フ
ィルターの特性に応じた中心波長および半値幅が得られ
る。検出した吸収信号は吸光度に変換され予め設定され
た検量線によりグルコース濃度が演算される。発光ダイ
オードには中心波長が1600nmで半値幅160nm
のInGaAsP系の素子を用いた。前記3種類の干渉
フィルターには中心波長1530nmで半値幅10n
m、中心波長1585nmで半値幅60nm、中心波長
1680nmで半値幅10nmのものを用いた。前記中
心波長1585nmで半値幅60nmの干渉フィルター
の中心波長および半値幅の設定理由はグルコースのOH
基に由来する信号をとらえるために実施例5で得られた
回帰係数のOH基由来のピークを参考にした。実施例5
の回帰係数の部分拡大を図8に示す。主成分7における
回帰係数はおおよそ1580nmにおいて極大値をと
り、この極大値の70%の値をとるのが1555nmお
よび1615nmである。そこで中心波長を1555n
mと1615nmの中点である1585mmで半値幅を
60nmに設定した。この手法で中心波長および半値幅
を設定した近赤外光を照射することで、1点の測定を行
うだけで多数の点を計測するのと同等の計測ができるこ
とになる。
にあてて使用する。照射端7では光ファイバーの発光側
8と受光側9が交互に並んでおり、発光側ファイバー8
より照射され、生体組織中を透過した近赤外光を受光側
ファイバー9でうけ、検出器5に導いている。発光、受
光に用いた光ファイバー径は500μmで、受光、発光
ファイバーの中心間距離も500μmである。
は、本発明の利用者あるいは複数の人間を被験者とし
て、他の標準手法より得られるグルコース濃度の真値と
本発明による吸光度の関係を統計解析手法により解析す
ることにより得られる。本発明の利用者本人より検量線
を作成する場合はグルコース負荷試験を用い、グルコー
ス含有物を飲食後、一定時間間隔で採血と本発明による
信号測定を行うようにしてもよいし、生活中において血
糖値が安定する時間を選んで信号測定を行うようにして
もよい。
られたグルコース濃度と測定時にメモリされた信号を対
比してデータ化し、演算手段に内蔵される解析手段によ
り検量線が作成される。本実施例のように数点での吸収
信号より個人対応の検量線作成する場合には重回帰分析
手法が適している。
実施例13と同じ図7に示す構成を有する。相異点は3
種類の干渉フィルターの中心波長および半値幅で、中心
波長1520nmで半値幅10nm、中心波長1580
nmで半値幅40nm、中心波長1685nmで半値幅
10nmのものを用いた。前記中心波長1580nmで
半値幅40nmの干渉フィルターの中心波長および半値
幅の設定理由は実施例5で得られた回帰係数のピーク波
長を参考にした。実施例5の主成分7における回帰係数
はおおよそ1520,1580,1685nmにおいて
極大値をとり各ピークの幅の大ささで干渉フィルターの
半値幅を設定した。回帰係数がピークをとる波長を選択
することで、1520mmや1685nmのように比較
的急峻なピークでも10nm程度の半値幅を用いれば安
定した値を計測できる。また1680nmに関してはピ
ークがブロードなので半値幅を40nmと広く設定し
た。
た近赤外光を照射することで、1点の測定を行うだけで
多数の点を計測するのと同等の計測ができることにな
る。 −実施例15− 本実施例における生体中のグルコース濃度の定量装置は
図9に示すように、近赤外光源である3つの発光手段
(半導体レーザー)1から照射した近赤外光を凹面鏡1
0によって光ファイバー4の端面に集光した光を被測定
物に誘導し、被測定物の透過光を検出手段であるフォト
ダイオード5により検出することで吸収信号を測定し、
演算手段によりグルコース濃度が算出される。検出した
吸収信号は吸光度に変換され予め設定された検量線によ
りグルコース濃度が演算される。
mで半値幅10nmのInGaAsP系の素子、中心波
長1585nmで半値幅30nmの素子、中心波長16
80nmで半値幅10nmの素子を用いた。前記半導体
レーザーの半値幅については素子自体の特性として前記
半値幅のものを用いても良いし、発光ダイオードの照射
面に干渉フィルターを設置し、任意の半値幅に調節して
もよい。光ファイバーについては実施例13と同じであ
る。
図10に示すように、ハロゲンランプである発光手段
1、発光手段1からの光を被験者の身体のある部分(た
とえば前腕の皮膚組織)Bに導くとともに拡散透過光を
フラットフィールド型回折格子20に導く光ファイバー
4、回折格子20で分光操作がなされた光をアレイ型フ
ォトダイオード5で受光して吸収信号を測定し、演算手
段CPUにより血糖値を算出する。演算ユニットCPU
は吸収信号を吸光度に変換した後、予め設定した検量線
を使用して被験者のグルコース濃度を計算する。図10
中の21は反射ミラー、22は回折格子20と光ファイ
バー4との間に配置したスリット、23はA/D変換器
である。
示すように、各発光側ファイバー8のまわりを六角形パ
ターンの各コーナーに位置する受光側ファイバー9で囲
んでいるもので、これら6本の受光側ファイバー9と1
本の発光側ファイバー8とからなる組において、X軸方
向に隣接する組で1本の受光側ファイバー9が共有さ
れ、Y軸方向に隣接する組で2本の受光側ファイバー9
が共有されるようにしてある。また、各組において、発
光側ファイバー8と受光側ファイバー9との中心間距離
Lは0.5mmに設定(各直径は200ミクロン)して
いる。被験者の皮層の真皮層からのスペクトル情報を選
択的に抽出する場合、中心間距離Lは0.1〜2mm、
特に0.2〜1mmの範囲に設定することが好ましい。
光ファイバー4の照射端7は被験者の前腕の皮層表面に
対して垂直に押し当てられる。光ファイバーバンドル4
を所定の圧力で皮膚表面に押し当てるため圧力ゲージや
固定具を使用することが好ましい。1350nmから1
850nmの波長範囲における前腕皮膚組織の吸収スペ
クトルの一例を図12に示す。
ース濃度を定量した。年齢30才の健康な男性の被験者
に対し、30分間の安静の後,デンプン部分加水分解物
製剤トレーランG(清水製薬製)を服用させて75gに
相当するブドウ糖を摂取させた。そして血糖値の測定を
安静開始時から10分毎に採血式の簡易血糖計ノボアシ
スト(ノボノルディスクファーマ製)を用い指尖血液に
より行った。また、前腕のスペクトル測定を採血後5分
毎に4回実施した。(前腕皮膚組織におけるグルコース
濃度は血中グルコース濃度に対して個体差を有する時間
遅れが存在するが、この被験者においては5分の時間遅
れが適切であった。)採血による血糖値測定は安静開始
後90分まで、前腕のスペクトル測定は最終の採血後5
分まで実施した。検量線の作成は前記実測血糖値を目的
変量とし、その5分後に測定したスペクトルを説明変量
として、PLS回帰分析および重回帰分析を利用して行
った。本実測での被験者の血糖値は89〜134mg/
dlの範囲で変動している。
3に示す。PLS回帰分析にあたっては、クロスバリデ
ーション法を使用して第1倍音の高調波が観察される1
350nm〜1850nmの波長範囲でグルコース濃度
を目的変量、吸光度を説明変量として行った。この回帰
係数の形状は、1600nm付近にピークを有する前実
施例に示した血清系での実験で得られた回帰係数(図
3,図6)と類似な形状を示し、グルコースの吸収から
血糖値を定量していることがわかる。このPLS回帰分
析の結果は,主成分数7の推定で、検量線作成の相関係
数は0.993、標準誤差SEPは1.9mg/dl、
検量線検定の相関係数は0.988、標準誤差SEPは
2.6mg/dlであった。
0nm、1690nmの3波長を用いてクロスバリデー
ション手法による重回帰分析を行って得られた検量線に
実測データをあてはめた結果を図14に示す。この3波
長の重回帰分析で得られた結果は、検量線作成の相関係
数0.957、標準誤差SEP4.8mg/dl、検量
線検定の相関係数0.949、標準誤差SEP53mg
/dlであった。
のグルコース濃度を近赤外領域におけるグルコース分子
のOH基由来の吸収を測定するための波長域と、生体成
分のNH基由来の吸収を測定するための波長域と、生体
成分のCH基由来の吸収を測定するための波長域との少
なくとも3つ波長域での測定結果よりグルコースの定量
を行うものであり、グルコースによる特異吸収としても
っとも適切と思われるOH基由来の吸収を用いる上に、
外乱としての生体成分を考慮したものとなっていること
から、グルコース濃度の定量の精度を大きく向上させる
ことができるものである。
る水分子の吸収の影響が比較的小さい範囲に設定するこ
とで、生体水分の影響の排除が容易となり、また上記3
つの波長域は、相互に隣接した波長域とすることが、広
い波長範囲の光を発する光源を必要としなくなる上に、
検出手段の検出感度を揃えることができることになるた
めに、定量が容易となる。
倍音が観察できる波長領域で且つ水の吸収の影響が比較
的小さい1480nmから1880nmの波長領域内で
選択する場合、グルコース分子のOH基由来の吸収を測
定するための第1の波長域を1550nmから1650
nm、生体成分のNH基由来の吸収を測定するための波
長域を1480nmから1550nm、CH基由来の吸
収を測定するための波長域を1640nmから1880
nmとすると良好な定量結果を得ることができ、また分
子の第2倍音が観察できる波長領域で且つ水の吸収の影
響が比較的小さい1000nmから1300nmの波長
領域内で選択する場合は、グルコース分子のOH基由来
の吸収を測定するための波長域を1050nmから11
30nm、生体成分のNH基由来の吸収を測定するため
の波長域を1000nmから1050nm、CH基由来
の吸収を測定するための波長域を1130nmから13
00nmとすると良好な結果を得ることができる。
内の各波長を連続的に測定して得られるスペクトル信号
を多変量解析することによりグルコースの定量を行うよ
うにしてもよい。また、前記3波長域の各々から少なく
とも1波長を選択するほか、所定の範囲の波長帯を選択
してグルコース濃度の定量を行ってもよい。この時、上
記波長あるいは波長帯のうちの少なくとも1つは、複数
試料の定量分析で測定した連続スペクトルを主成分回帰
分析あるいはPLS回帰分析して得た回帰係数がとる正
または負のピーク周辺の波長とすると、好適な結果を得
ることができる。
長帯または該波長帯内の少なくとも1波長を用い、第2
の波長域から1530±20nmの波長帯または該波長
帯内の少なくとも1波長を用い、第3の波長域から16
85±20nmまたは1715±20nmまたは174
0±20nmのいずれか一つの波長帯または該波長帯内
の少なくとも1波長を用いても、良好な定量結果を得る
ことができ 生体組織中あるいは体液中のグルコース濃
度の測定に際しては、上記3つの波長域より選択した所
定の半値幅を有する少なくとも3つの中心波長の光を基
にグルコース濃度の定量を行うとよい。光源として入手
の容易なものを用いることができる。
定した連続スペクトルを主成分回帰分析あるいはPLS
回帰分析し、前記分析手法により算出された各波長に対
する回帰係数がとるピーク値の70%程度以下の値を示
す波長幅を用いると、さらに良好な結果を得ることがで
き、さらに少なくとも1波長の中心波長を1560nm
から1640nmの範囲内に設定するとともに半値幅を
60nm以下とするとよい。
収信号あるいは吸収信号を吸光度や透過度に変換した値
から近赤外領域内の波長で差あるいは商をとる前処理を
行ったデータを基に定量を行うようにしてもよく、この
場合の前処理としては、複数の試料の分析で測定した連
続スペクトルを主成分回帰分析あるいはPLS回帰分析
して算出された複数の主成分因子に対する回帰係数同士
の交点付近の波長での差あるいは商をとるとよい。更に
前処理のための波長として、第1倍音領域では1550
±10nmあるいは1650±10nmから選択した波
長、第2倍音領域では1060±10nmあるいは11
30±10nmから選択した波長を用いるとよい。
装置は、近赤外光源と、近赤外光を検出する検出手段
と、前記近赤外光源から発する近赤外光を生体組織ある
いは体液に導入し、前記生体組織あるいは体液を透過あ
るいは拡散反射した近赤外光を前記検出手段に誘導する
誘導手投と、前記検出手段で得られる信号を演算してグ
ルコース濃度に変換する演算手投とからなり、上記検出
手段はグルコース分子のOH基由来の吸収を測定するた
めの波長域と、生体成分のNH基由来の吸収を測定する
ための波長域と、生体成分のCH基由来の吸収を測定す
るための波長域の少なくとも3つの波長域の近赤外光を
検出するものであるために、高い精度でのグルコース濃
度の定量を容易に行うことができる。
H基由来の吸収を測定するための第1の波長域と、生体
成分のNH基由来の吸収を測定するための第2の波長域
と、生体成分のCH基由来の吸収を測定するための第3
の波長域の少なくとも3つの波長域をカバーする発光特
性を有するとともに、各波長域に分光する分光手段を備
えたものを用いても、あるいはグルコース分子のOH基
由来の吸収を測定するための第1の波長域と、生体成分
のNH基由来の吸収を測定するための第2の波長域と、
生体成分のCH基由来の吸収を測定するための第3の波
長域の少なくとも3つの波長域内に発光特性を有する複
数の光源からなるものを用いてもよい。ハロゲンランプ
のような広い波長に発光特性を有する光源を使用しなく
ても発光ダイオードのような比較的狭い波長に発光特性
を有する素子でのグルコース定量が可能となる。
ル図である。
ル図である。
3成分を変動させた実験系での回帰係数の説明図であ
る。
3成分を変動させた実験系での2次微分の回帰係数の説
明図である。
3成分を変動させた実験系での回帰係数の説明図であ
る。
ステロール、中性脂肪、水の5成分を変動させた実験系
での回帰係数の説明図である。
る。
ある。
である。
である。
外光の光路の槻念図である。
Claims (18)
- 【請求項1】 近赤外領域における光の吸収を利用した
生体組織中あるいは体液中のグルコース濃度の定量方法
であり、グルコース分子のOH基由来の吸収を測定する
ための第1の波長域と、生体成分のNH基由来の吸収を
測定するための第2の波長域と、生体成分のCH基由来
の吸収を測定するための第3の波長域の少なくとも3つ
の波長域における測定結果に基づいてグルコースの定量
を行うことを特徴とするグルコース濃度の定量方法。 - 【請求項2】 上記3つの波長域は生体水分に由来する
水分子の吸収の影響が比較的小さい範囲に設定している
ことを特徴とする請求項1記載のグルコース濃度の定量
方法。 - 【請求項3】 上記3つの波長域は、相互に隣接した波
長域とすることを特徴とする請求項1記載のグルコース
濃度の定量方法。 - 【請求項4】 上記3つの波長域は、分子の第1倍音が
観察できる波長領域で且つ水の吸収の影響が比較的小さ
い1480nmから1880nmの波長領域内で選択す
るとともに、グルコース分子のOH基由来の吸収を測定
するための第1の波長域を1550nmから1650n
m、生体成分のNH基由来の吸収を測定するための波長
域を1480nmから1550nm、CH基由来の吸収
を測定するための波長域を1650nmから1880n
mとしていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
に記載のグルコース濃度の定量方法。 - 【請求項5】 上記3つの波長域は、分子の第2倍音が
観察できる波長領域で且つ水の吸収の影響が比較的小さ
い1000nmから1300nmの波長領域内で選択す
るとともに、グルコース分子のOH基由来の吸収を測定
するための波長域を1050nmから1130nm、生
体成分のNH基由来の吸収を測定するための波長域を1
000nmから1050nm、CH基由来の吸収を測定
するための波長域を1130nmから1300nmとし
ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
のグルコース濃度の定量方法。 - 【請求項6】 選択した3つの隣接域内の各波長を連続
的に測定して得られるスペクトル信号を多変量解析する
ことによりグルコースの定量を行うことを特徴とする請
求項1〜5のいずれかに記載のグルコース濃度の定量方
法。 - 【請求項7】 前記3波長域の各々から少なくとも1波
長あるいは1波長帯を選択してグルコース濃度の定量を
行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
グルコース濃度の定量方法。 - 【請求項8】 上記波長あるいは波長帯のうちの少なく
とも1波長は、複数試料の定量分析で測定した連続スペ
クトルを主成分回帰分析あるいはPLS回帰分析して得
た回帰係数がとる正または負のピーク周辺の波長とする
ことを特徴とする請求項7記載のグルコース濃度の定量
方法。 - 【請求項9】 第1の波長域から1600±40nmの
波長帯または該波長帯内の少なくとも1波長を用い、第
2の波長域から1530±20nmの波長帯または該波
長帯内の少なくとも1波長を用い、第3の波長域から1
685±20nmまたは1715±20nmまたは17
40±20nmのいずれか一つの波長帯または該波長帯
内の少なくとも1波長を用いることを特徴とする請求項
4記載のグルコース濃度の定量方法。 - 【請求項10】 生体組織中あるいは体液中のグルコー
ス濃度の測定に際して、上記3つの波長域より選択した
所定の半値幅を有する少なくとも3つの中心波長の光を
基にグルコース濃度の定量を行うことを特徴とする請求
項1〜5のいずれかの項に記載のグルコース濃度の定量
方法。 - 【請求項11】 複数試料の分析で測定した連続スペク
トルを主成分回帰分析あるいはPLS回帰分析し、前記
分析手法により算出された各波長に対する回帰係数がと
るピーク値の70%程度以下の値を示す波長幅を半値幅
とすることを特徴とする請求項10記載のグルコース濃
度の定量方法。 - 【請求項12】 少なくとも1波長の中心波長を156
0nmから1640nmの範囲内に設定するとともに半
値幅を60nm以下とすることを特徴とする請求項10
記載のグルコース濃度の定量方法。 - 【請求項13】 3つの波長域の測定結果として得られ
た吸収信号あるいは吸収信号を吸光度や透過度に変換し
た値から近赤外領域内の波長で差あるいは商をとる前処
理を行ったデータを基に定量を行うことを特徴とする請
求項1〜12のいずれかの項に記載のグルコース濃度の
定量方法。 - 【請求項14】 前処理として、複数の試料の分析で測
定した連続スペクトルを主成分回帰分析あるいはPLS
回帰分析して算出された複数の主成分因子に対する回帰
係数同士の交点付近の波長での差あるいは商をとること
を特徴とする請求項13記載のグルコース濃度の定量方
法。 - 【請求項15】 前処理のための波長として、第1倍音
領域では1550±10nmあるいは1650±10n
mから選択した波長、第2倍音領域では1060±10
nmあるいは1130±10nmから選択した波長を用
いることを特徴とする請求項13記載のグルコース濃度
の定量方法。 - 【請求項16】 近赤外光源と、近赤外光を検出する検
出手段と、前記近赤外光源から発する近赤外光を生体組
織あるいは体液に導入し、前記生体組織あるいは体液を
透過あるいは拡散反射した近赤外光を前記検出手段に誘
導する誘導手投と、前記検出手段で得られる信号を演算
してグルコース濃度に変換する演算手投とからなり、上
記検出手段はグルコース分子のOH基由来の吸収を測定
するための波長域と、生体成分のNH基由来の吸収を測
定するための波長域と、生体成分のCH基由来の吸収を
測定するための波長域の少なくとも3つの波長域の近赤
外光を検出するものであることを特徴とするグルコース
濃度の定量装置。 - 【請求項17】 近赤外光源は、グルコース分子のOH
基由来の吸収を測定するための第1の波長域と、生体成
分のNH基由来の吸収を測定するための第2の波長域
と、生体成分のCH基由来の吸収を測定するための第3
の波長域の少なくとも3つの波長域をカバーする発光特
性を有するとともに、各波長域に分光する分光手段を備
えていることを特徴とする請求項16記載のグルコース
濃度の定量装置。 - 【請求項18】 近赤外光源は、グルコース分子のOH
基由来の吸収を測定するための第1の波長域と、生体成
分のNH基由来の吸収を測定するための第2の波長域
と、生体成分のCH基由来の吸収を測定するための第3
の波長域の少なくとも3つの波長域内に発光特性を有す
る複数の光源からなることを特徴とする請求項16記載
のグルコース濃度の定量装置。
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