JPH10325825A - 窒素酸化物濃度検出器 - Google Patents
窒素酸化物濃度検出器Info
- Publication number
- JPH10325825A JPH10325825A JP10084070A JP8407098A JPH10325825A JP H10325825 A JPH10325825 A JP H10325825A JP 10084070 A JP10084070 A JP 10084070A JP 8407098 A JP8407098 A JP 8407098A JP H10325825 A JPH10325825 A JP H10325825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- oxygen
- diffusion
- measurement chamber
- solid electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Abstract
る窒素酸化物濃度測定器を提供する。 【解決手段】 拡散律速層4dを介して被測定ガス側に
連通した第1測定室20と、拡散制限層6d,22dを
介して第1測定室20と連通した第2測定室26を有
し、Vsセル6の出力が基準電圧VCOとなるように第1
ポンプ電流IP1を制御することにより、第2測定室26
に流入する酸素量を一定に制御すると共に、第2ポンプ
セル8に定電圧を印加して第2測定室26内のNOx成
分を分解させて酸素を汲み出すことにより、第1及び第
2ポンプ電流IP1,IP2の検出信号VIP1,VIP2からN
Ox濃度を検出するNOxセンサにおいて、Vsセル6
の第1測定室20側電極6bを拡散制限層6d周縁又は
その上部に形成する。この結果、Vsセル6により、第
1測定室20から第2測定室26に流入する酸素量を正
確に検出できるようになり、VIP1,VIP2からNOx濃
度を高精度に検出できる。
Description
燃焼機器から排出される有害成分である窒素酸化物の濃
度を検出するための窒素酸化物濃度検出器に関する。
度(NOx)を検出するための窒素酸化物濃度検出器
(NOxセンサ)として、例えば、ヨーロッパ特許出願
公開明細書0678740A1や、SAE paper
No.960334 P137〜142 1996等
に開示されているように、第1拡散律速層を介して被測
定ガス側に連通された第1測定室と、この第1測定室に
第2拡散律速層を介して連通された第2測定室とを、酸
素イオン伝導性の固体電解質層にて形成し、第1測定室
には、固体電解質層を多孔質の電極で挟むことにより第
1酸素ポンピングセルと酸素濃度測定セルとを形成し、
更に、第2測定室には、同じく固体電解質層を多孔質の
電極で挟むことにより第2酸素ポンピングセルを形成し
たものが知られている。
度測定セルからの出力電圧が予め設定された一定値とな
るように、第1酸素ポンピングセルを通電して、第1測
定室から酸素を汲み出すことにより、第1測定室内の酸
素濃度を一定濃度に制御しつつ、第2酸素ポンピングセ
ルに一定電圧を印加して、第2測定室から更に酸素を汲
み出すようにすれば、第2酸素ポンピングセルに流れる
電流(以下、第2ポンプ電流という)から、被測定ガス
中のNOx濃度を検出することができる。
の排気中には、NOx以外に、酸素、一酸化炭素、二酸
化炭素等の他のガス成分が存在することから、上記従来
のNOxセンサは、まず、第1酸素ポンピングセルに電
流(以下、第1ポンプ電流という)を流して第1測定室
内の酸素のほとんどを抜き取り、更に、酸素が抜き取ら
れた被測定ガスが流入する第2測定室側で、第2酸素ポ
ンピングセルの触媒機能により、被測定ガス中のNOx
を窒素と酸素とに分解して、第2測定室から酸素を抜き
取るように動作させることによって、第2ポンプ電流か
ら、被測定ガス中の他のガス成分に影響されることな
く、被測定ガス中のNOx濃度を検出できるようにされ
ているのである。
度を正確に検出するには、NOxセンサを所定活性温度
(例えば800℃以上)まで加熱して、各セルを活性化
させる必要があることから、NOxセンサに加熱用のヒ
ータを設け、このヒータへの通電電流量を制御すること
により、NOxセンサの温度を所定温度に制御すること
も行われている。
おいては、NOx濃度の検出精度を確保するために、第
2ポンプ電流から得られたNOx濃度を補正する必要が
あり、そのための信号処理系が複雑になって、検出装置
のコストアップを招くといった問題がある事が解った。
以下、この問題について説明する。
ンピングセルを用いて第1測定室から酸素を汲み出し、
第1測定室内の被測定ガスを、酸素を殆ど含まない極低
酸素濃度に制御すれば、第2酸素ポンピングセルに流入
する被測定ガスは略NOx成分だけになり、この被測定
ガスを第2酸素ポンピングセルの触媒作用によって窒素
と酸素とに分解すれば、第2酸素ポンピングセルに流れ
る第2ポンプ電流からNOx濃度を検出できる、との技
術的思想に沿って開発されたものである。
が略ゼロ(理論的には10-9atm 程度)となるように第
1酸素ポンピングセルを制御すると、第2ポンプ電流か
らNOx濃度を検出することができず、従来のNOxセ
ンサを用いてNOx濃度を高感度に検出するには、第1
測定室内の酸素濃度が1000ppm程度の低酸素濃度
となるように、第1酸素ポンピングセルを制御する必要
がある。
るように制御した場合に良好な検出感度が得られない理
由は、第1ポンプ電流を制御することによって第1測定
室内の被測定ガス中の一酸化窒素成分が分解されてしま
い、第2測定室には、NOx成分に対応した被測定ガス
が流入しなくなるためであると考えられる。
度が1000ppm程度の低酸素濃度となるように第1
酸素ポンピングセルを制御しつつ、第2ポンプ電流から
NOx濃度を検出するようにすると、第2測定室には、
被測定ガス中のNOx(窒素酸化物)だけでなく、第1
測定室内の酸素も流入することから、第2ポンプ電流
は、被測定ガス中のNOx濃度に対応して変化するもの
の、被測定ガス中の酸素濃度の影響も受けるようにな
る。この結果、従来では、NOx濃度の検出結果が、セ
ンサ周囲の被測定ガス中の酸素濃度の影響を受けてしま
い、検出したNOx濃度が実際の値に対応しなくなるこ
とがある。
に流れる電流(以下第1ポンプ電流という)を利用して
解決する事が出来る。即ち、第1ポンプ電流と第2ポン
プ電流をそれぞれ測定し、この2値から、窒素酸化物濃
度を検出する事で、センサ周囲の被測定ガス中の酸素濃
度が変動しても、正確に窒素酸化物濃度を検出できる。
ポンプ電流から、窒素酸化物濃度を検出するとしても、
これら2値と窒素酸化物濃度との間に比較的簡単な関係
が成立しなければ、補正手段は複雑になり、コストアッ
プを招く原因となる。本発明は、こうした問題に鑑みな
されたものであり、上記NOxセンサを用いてNOx濃
度を検出するに当たって、第1ポンプ電流と第2ポンプ
電流からNOx濃度を検出する際に、これら2値とNO
x濃度が簡単な関係で結ばれ、NOx濃度を高精度に検
出できるようにすることを目的とする。
めになされた本発明(請求項1に記載)の窒素酸化物濃
度検出器は、酸素イオン伝導性の固体電解質層を多孔質
の電極で挟んでなる第1酸素ポンピングセル及び酸素濃
度測定セルを有し、第1拡散律速層を介して被測定ガス
側に連通された第1測定室と、酸素イオン伝導性の固体
電解質層を多孔質の電極で挟んでなる第2酸素ポンピン
グセルを有し、第2拡散律速層を介して前記第1測定室
と連通された第2測定室と、を備え、前記酸素濃度測定
セルの出力電圧が一定値となるように前記第1酸素ポン
ピングセルにて前記第1測定室から酸素を汲み出すと共
に、前記第2酸素ポンピングセルに前記第2測定室から
酸素を汲み出す方向に一定電圧を印加することにより、
該第1酸素ポンピングセルに流れる電流及び該第2酸素
ポンピングセルに流れる電流から被測定ガス中の窒素酸
化物を検出する窒素酸化物濃度検出器において、前記酸
素濃度測定セルを、前記第1測定室内の酸素分布に影響
されることなく、前記第1測定室から前記第1拡散律速
層を通って前記第2測定室側に流れる被測定ガスの酸素
量を検出可能な位置に配置したことを特徴とする。
度検出器(NOxセンサ)においては、酸素濃度測定セ
ルが、第1測定室内の酸素分布に影響されることなく、
第1測定室から第1拡散律速層を通って第2測定室側に
流れる被測定ガスの酸素量を検出可能な位置に配置され
る。
1測定室内の酸素濃度を検出可能に配置されていた酸素
濃度測定セルを、第1測定室から第2測定室側に流れる
酸素量を検出可能な位置に配置することにより、第2測
定室に流入する測定ガスの酸素濃度を正確に検出し、そ
の酸素濃度が所定値となるように、第1酸素ポンピング
セルを制御できるようにするためである。
サでは、第1測定室の酸素濃度が略ゼロ(理論的には1
0-9atm 程度)となるように第1酸素ポンピングセルを
制御すると、第2ポンプ電流からNOx濃度を検出する
ことができなかったことから、第1測定室内の酸素濃度
が1000ppm程度の低酸素濃度となるように、第1
酸素ポンピングセルを制御していた。そして、この原因
は、第1測定室の酸素濃度が略ゼロとなるように第1酸
素ポンピングセルを制御すると、第1測定室内の被測定
ガス中の一酸化窒素成分が分解されてしまい、第2測定
室には、NOx成分に対応した被測定ガスが流入しなく
なるためであると考えられる。
Oxセンサでは、酸素濃度測定セルにて第1測定室内の
酸素濃度を検出するために、酸素濃度測定セルの第1測
定室側電極を比較的大きく形成していたことから、第1
測定室内の平均的な酸素濃度は検出できるものの、第1
測定室から第2測定室に流入する被測定ガスの酸素濃度
を検出できていないためであることがわかった。つま
り、第1測定室には、第1拡散律速層を介して外部の被
測定ガスが流入し、第1酸素ポンピングセルにて、この
流入した被測定ガスから酸素が抜き取られることから、
第1測定室内の酸素分布が一様にならず、この結果、従
来のNOxセンサでは、酸素濃度測定セルにて、第1測
定室から第2測定室に流入する被測定ガスの酸素濃度を
正確に検出することができなかった。結果として、第1
ポンプ電流と第2ポンプ電流の2値と窒素酸化物濃度の
関係が複雑になり、その検出を難しくしていた。
を、第1測定室内の酸素濃度ではなく、第1測定室から
第2測定室に流れる酸素量を検出可能な位置に配置する
ことにより、酸素濃度測定セルにて、第1測定室から第
2測定室に流れる酸素量を正確に検出できるようにし
た。
ピングセルの通電制御によって、第1酸素ポンピングセ
ルに、第1測定室内のNOx成分が分解する程度にまで
電流を流し、第1測定室から第2測定室に流れる酸素量
を充分低減することができるようになり、第1ポンプ電
流及び第2ポンプ電流からNOx濃度を正確に検出する
ことができるようになる。
は、前述した従来のNOxセンサと同様、各セルを所定
の活性温度に制御してNOx濃度の検出精度を確保する
ために、各セルを加熱するヒータを設けることが望まし
い。そして、このように加熱及び温度制御用のヒータを
設ける際には、請求項2に記載のように、第1酸素ポン
ピングセル,酸素濃度測定セル,及び第2酸素ポンピン
グセルを、夫々、互いに異なる薄板状の固体電解質層に
形成し、各固体電解質層を、第1及び第2酸素ポンピン
グセルを形成した固体電解質層を外側にして、所定の間
隙を介して積層することにより、該間隙にて第1測定室
及び第2測定室を構成すると共に、各固体電解質層の積
層方向両側に、所定の間隙を介して、加熱用のヒータを
備えた薄板状のヒータ基板を夫々配置し、更に、第1酸
素ポンピングセルが形成された固体電解質層の、ヒータ
基板に形成されたヒータ中央部との対向位置に、第1拡
散律速層を形成することが望ましい。
このように構成すれば、酸素濃度測定セルが形成された
固体電解質層が、第1酸素ポンピングセル及び第2酸素
ポンピングセルが形成された固体電解質層に挟まれ、更
にその積層方向両側にヒータ基板が配置されることにな
るので、ヒータの通電制御によって各セルを所定温度に
制御するのが容易になり、しかも、第1拡散層から第1
測定室,延いては第2測定室に流入する被測定ガスもヒ
ータにより所定温度まで加熱することができるようにな
る。従って、請求項2に記載の発明によれば、センサ本
体における各セルの温度のばらつきを発生し難くすると
共に、各セルが被測定ガスの温度の影響を受け難くし
て、NOx濃度の検出精度をより向上することが可能に
なる。
第2拡散律速層を、当該窒素酸化物濃度検出器を各固体
電解質層の積層方向から投影したときに第1拡散律速層
の少なくとも一部と重なるように形成すれば、ヒータ制
御によって、第1測定室から第2測定室に流入する被測
定ガスの温度を目標温度により確実に制御することがで
きるようになり、NOx濃度の検出精度を更に向上でき
ることになる。
酸素濃度測定セルを、第1測定室内の酸素分布に影響さ
れることなく、第1測定室から第2測定室に流入する被
測定ガスの酸素量を検出可能な位置に配置するには、請
求項4に記載のように、酸素濃度測定セルを、第2拡散
律速層の周縁に形成するようにすればよく、この場合、
特に、請求項5に記載のように、第2拡散律速層を被測
定ガスを拡散律速可能な多孔質の固体電解質層にて構成
し、酸素濃度測定セルの第1測定室側電極を第2拡散律
速層の上に形成するか、或いは、請求項6に記載のよう
に、酸素濃度測定セルの第1測定室側電極を、第1測定
室を構成する固体電解質層と第1拡散律速層との間に形
成するとよい。つまり、このようにすれば、酸素濃度測
定セルにて、第1測定室から第2測定室に流入する被測
定ガスの酸素量をより正確に検出することが可能にな
り、上記効果をより確実に達成することができる。
る。図1は本発明が適用された実施例の窒素酸化物濃度
検出器(NOxセンサ)の構成を表す分解斜視図、図2
はこのNOxセンサを用いてNOx濃度を検出する窒素
酸化物濃度検出装置全体の構成を表す構成図である。
酸素ポンピングセル(以下、第1ポンプセルという)
4,酸素濃度測定セル(以下、Vsセルという)6,第
2酸素ポンピングセル(以下、第2ポンプセルという)
8,及びこれら各セルを加熱する一対のヒータ12,1
4を備える。
体電解質層4aの両側に、夫々、矩形状の多孔質電極4
b,4c及びそのリード部4bl,4clを形成し、更に、
多孔質電極4b,4cの中心部分を貫通するように固体
電解質層4aに丸孔を穿設して、その丸孔に、例えばア
ルミナ等からなる多孔質の充填材を詰めることにより、
拡散律速層4dを形成したものである。
体電解質層4aと同形状の固体電解質層6aの両側に、
夫々、円形状の多孔質電極6b,6c及びそのリード部
6bl,6clを形成し、更に、多孔質電極6b,6cの中
心部分を貫通するように固体電解質層6aに丸孔を穿設
して、その丸孔に、例えばアルミナ等からなる多孔質の
充填材を詰めることにより、拡散律速層6dを形成した
ものである。
b,6cと第1ポンプセル4の多孔質電極4b,4cと
は、固体電解質層4a,6a上での中心位置が略一致
し、Vsセル6と第1ポンプセル4とを積層した際、各
拡散律速層6d,4dが互いに対向するようにされてい
る。また、Vsセル6に形成される円形状の多孔質電極
6b,6cは、拡散律速層6dの周囲に配置され、第1
ポンプセル4に形成される矩形状の多孔質電極4b,4
cよりも小さくなっている。特に、一対の多孔質電極6
b,6cの内、第1ポンプセル4側の多孔質電極6b
は、拡散律速層6dに流入する酸素量を正確に検出する
ために、拡散律速層6d周縁の極狭い範囲内にのみ形成
されている。
6bl,6clからの電流リークを防止すると共に、多孔質
電極6b,6cにて拡散律速層6dに流入する酸素量を
正確に検出できるようにするために、リード部6bl,6
clを外側から覆うようにジルコニア等からなる絶縁膜6
eが形成されており、しかも各リード部6bl,6cl間に
は、後述の通電制御によって多孔質電極6c側に汲み込
まれた酸素の一部を多孔質電極6b側に漏出させる漏出
抵抗部6fが形成されている。
びVsセル6は、上記各固体電解質層4a,6aと同形
状の固体電解質層18を介して積層される。そして、こ
の固体電解質層18の各多孔質電極4c,6bとの対向
位置には、多孔質電極4cよりも大きな矩形状の孔が穿
設されており、この孔が第1測定室20として機能す
る。
上記各固体電解質層4a,6aと同形状の固体電解質層
22が積層される。そして、この固体電解質層22に
は、Vsセル6の拡散律速層6dと同位置に同寸法の丸
孔を穿設して、その丸孔に、アルミナ等からなる多孔質
の充填材を詰めることにより、拡散律速層22dが形成
されている。
ル4と同様、板状に形成された固体電解質層8aの両側
に、夫々、矩形状の多孔質電極8b,8c及びそのリー
ド部8bl,8clを形成したものである。そして、この第
2ポンプセル8は、固体電解質層18と全く同様に形成
された固体電解質層24を介して、Vsセル6に積層さ
れた固体電解質層22に積層される。この結果、固体電
解質層24に穿設された矩形状の孔が第2測定室26と
して機能することになる。
4,Vsセル6,第2ポンプセル8の積層体の両側、つ
まり、第1ポンプセル4と第2ポンプセル8の外側に
は、夫々、スペーサ28,29により所定間隔を開け
て、ヒータ12,14が積層される。このヒータ12及
び14は、夫々、上記各固体電解質層4a,6a,…と
同形状のヒータ基板12a,12c及び14a,14c
と、ヒータ基板12aと12cとの間及びヒータ基板1
4aと14cとの間に夫々挟まれ、各ヒータ基板内に埋
設されて形成された、ヒータ配線12b及び14bと、
そのリード部12bl及び14blとから構成される。そし
て、スペーサ28,29は、各ヒータ12,14が、第
1ポンプセル4及び第2ポンプセル8の多孔質電極4b
及び8cと、夫々、間隙を介して互いに対向するよう
に、ヒータ12,14と第1ポンプセル4及び第2ポン
プセル8との間に配置されている。
…を構成する固体電解質としては、ジルコニアとイット
リアの固溶体やジルコニアとカルシアの固溶体が代表的
なものであるが、他にハフニアの固溶体、ペロブスカイ
ト型酸化物固溶体、3価金属酸化物固溶体等も使用でき
る。また各固体電解質層4a,6a,8aの表面に設け
る多孔質電極には、触媒機能を有する白金やロジウム或
はその合金を使用するのが好ましい。そして、その形成
方法としては、たとえば、白金粉末に固体電解質層と同
じ材料の粉末を混合したものをペースト状とし、固体電
解質層上にスクリーン印刷し、次いで焼結する厚膜形成
方法や、溶射による被膜形成方法が知られている。ま
た、拡散律速層4d,6d,22dは、細い貫通孔を有
するセラミックスや多孔質セラミックスを使用するのが
好ましい。
b,14bは、セラミックスと白金又は白金合金の複合
材料とし、そのリード部12bl,14blは、抵抗値を低
下してリード部での電気ロスを低減するために、白金又
は白金合金とすることが好ましい。また、ヒータ基板1
2a,12b,14a,14c及びスペーサ28,29
には、アルミナ、スピネル、フォルステライト、ステア
タイト、ジルコニア等を用いることができる。
材質にジルコニアを用いた場合は、ヒータと各ポンプセ
ルを同時に一体化して焼結することができるので、NO
xセンサ2を作製する上で好適である。尚、この場合に
は、ヒータ配線12b及びそのリード部12blとヒータ
基板12a,12cとの間、及び、ヒータ配線14b及
びそのリード部14blとヒータ基板14a,14cとの
間に、夫々、絶縁層(アルミナ等からなる)を設ける。
には、各ポンプセルとの焼結時の収縮率差や熱膨張率差
によるクラックの発生等を防止するために、スペーサと
しては多孔質体を用いるとよい。また、ヒータと各ポン
プセルは別々に焼結して、後で、セメント等の無機質材
料をスペーサを兼ねた接合材として用いて接合する、と
いう方法で作ることも可能である。
サ2を用いてNOx濃度を検出する窒素酸化物濃度検出
装置は、図2に示す如く、NOxセンサ2を構成する第
1ポンプセル4及びVsセル6への通電及び通電経路の
切り換えを行なうための駆動回路40と、抵抗器R4を
介して第1ポンプセル4に流れる電流(第1ポンプ電
流)IP1を検出する検出回路45と、NOxセンサ2を
構成する第2ポンプセル8に定電圧を印加してそのとき
流れる電流(第2ポンプ電流)IP2を検出する検出回路
42と、NOxセンサ2に設けられた一対のヒータ1
2,14へ通電して各セル4,6,8を加熱させるヒー
タ通電回路44と、駆動回路40及びヒータ通電回路4
4を駆動制御すると共に、検出回路45からの検出信号
VIP1 と検出回路42からの検出信号VIP2 とに基づき
被測定ガス中のNOx濃度を演算する、マイクロコンピ
ュータからなる電子制御回路(以下、ECUという)5
0とから構成されている。
ポンプセル4及びVsセル6の第1測定室20側の多孔
質電極4c,6bは、抵抗器R1を介して接地されてお
り、他方の多孔質電極4b及び6cは、駆動回路40に
接続されている。駆動回路40は、一端に定電圧VCPが
印加され、他端が開閉スイッチSW1を介してVsセル
6の多孔質電極6cに接続された抵抗器R2と、−側入
力端子に開閉スイッチSW1を介してVsセル6の多孔
質電極6c及びコンデンサCpの一端が接続され、+側
入力端子に基準電圧VCOが印加され、出力端子が第1ポ
ンプセル4の多孔質電極4bに接続された差動増幅器A
MPと、からなる制御部40aを備える。尚、コンデン
サCpの他端は接地されている。
がオン状態にあるときに次のように動作する。まず、抵
抗器R2を介してVsセル6に一定の微小電流iCPを流
すことにより、第1測定室20内の酸素をVsセル6の
多孔質電極6c側に汲み込む。この多孔質電極6cは、
固体電解質層22により閉塞されると共に、漏出抵抗部
6fを介して多孔質電極6b側と連通していることか
ら、微小電流iCPの通電により多孔質電極6c内の閉塞
空間は一定の酸素濃度となり、内部酸素基準源として機
能する。
c側が内部酸素基準源として機能するとVsセル6に
は、第1測定室20内の酸素濃度と内部酸素基準源側の
酸素濃度との比に応じた起電力が発生し、多孔質電極6
c側電圧Vsは、第1測定室20から第2測定室26に
流れ込む被測定ガス中の酸素濃度に応じた電圧となる。
そしてこの電圧は、差動増幅器AMPに入力されること
から、差動増幅器AMPからは、基準電圧VCOとその入
力電圧との偏差(VCO−入力電圧)に応じた電圧が出力
され、この出力電圧が第1ポンプセル4の多孔質電極4
bに印加される。
(第1ポンプ電流)IP1が流れ、この第1ポンプ電流I
P1により、Vsセル6に発生した起電力が一定電圧とな
るように制御される。つまり、この制御部40aは、第
2拡散律速層としての拡散律速層6d,22dを介して
第1測定室20から第2測定室26に流入する酸素量が
所定量となるように、第1測定室20から外部に酸素を
汲み出す制御を実行する。
第2測定室26への酸素の流入量を充分(理論的には1
0-9atm 程度になるまで)低減するために、第1ポンプ
セル4には、第1測定室20内のNOx成分が分解する
程度にまで電流を流すようにされており、この電流(換
言すれば第1測定室20から第2測定室26へ流れ込む
酸素量)を決定する基準電圧VCOには、450mV程度
の値が設定されている。但し、この基準電圧VCOとして
は、必ずしも450mVに設定する必要はなく、350
mV〜450mVの範囲内であればよい。
aに加えて、開閉スイッチSW2を介してVsセル6の
多孔質電極6cに接続され、多孔質電極6b−6c間に
上記微小電流iCPとは逆方向に定電流を流す定電流回路
40bと、開閉スイッチSW3を介してVsセル6の多
孔質電極6cに接続され、多孔質電極6b−6c間に上
記微小電流iCPと同方向に定電流を流す定電流回路40
cとが備えられている。
sセル6の内部抵抗RVSを検出するためのものである。
そして、この定電流の通電によりVsセル6の内部抵抗
RVSをECU50側で検出できるようにするために、多
孔質電極6c側電圧VsはECU50に入力される。な
お、各定電流回路40b,40cが流す定電流は、電流
方向が異なるだけで同じ電流値に設定されている。そし
て、この電流値は、抵抗器R2を介してVsセル6に供
給される微小電流iCPよりも大きい。
び40cと、Vsセル6の多孔質電極6cとの間に夫々
設けられた開閉スイッチSW1〜SW3は、ECU50
からの制御信号によりオン・オフされ、NOx濃度の検
出動作を行なう通常時には、開閉スイッチSW1のみが
オン状態となって制御部40aが動作し、Vsセル6の
内部抵抗RVSを検出する場合にのみ、開閉スイッチSW
1がオフ状態となって、開閉スイッチSW2,SW3が
順にオン状態に制御される。
の多孔質電極8b,8c間には、上記検出回路42を構
成する定電圧印加手段としての抵抗器R3を介して、定
電圧VP2が印加される。この定電圧VP2の印加方向は、
第2ポンプセル8において多孔質電極8cから8b側に
電流が流れて、第2測定室26内の酸素が外部に汲み出
されるように、多孔質電極8c側が正極,多孔質電極8
b側が負極となるように設定されている。また、この定
電圧VP2は、第1測定室20から拡散律速層6d,22
dを介して流入してくる第2測定室26内の被測定ガス
中のNOx成分を分解して、その酸素成分を汲み出すこ
とができる電圧、例えば450mVに設定されている。
加によって第2ポンプセル8に流れる第2ポンプ電流I
P2を電圧VIP2 に変換し、第2ポンプ電流IP2の検出信
号としてECU50に入力するためのものである。この
ように構成された本実施例の窒素酸化物濃度検出装置に
おいては、駆動回路40内の開閉スイッチSW1をオン
し、開閉スイッチSW2,SW3をオフしておけば、制
御部40aの動作によって、拡散律速層(第1拡散律速
層)4dを介して流入した第1測定室20内の被測定ガ
スが拡散律速層(第2拡散律速層)6d,22dを介し
て第2測定室26に流入する際の酸素量を充分(理論的
には10-9atm 程度にまで)抑制できるため、第1ポン
プセル4に流れる第1ポンプ電流IP1及び第2ポンプセ
ル8に流れる第2ポンプ電流IP2から、正確にNOx濃
度を測定する事が出来る。即ち、ECU50側で第1ポ
ンプ電流IP1の検出信号VIP1 及び、第2ポンプ電流I
P2の検出信号VIP2 を読み込み、所定の演算処理を実行
することにより、この検出信号VIP1 (換言すれば第1
ポンプ電流IP1)及び検出信号VIP2 (換言すれば第2
ポンプ電流IP2)から被測定ガス中のNOx濃度を検出
することができる。
るには、上記各セル4,6,8の温度、特に第1測定室
20内の酸素濃度を検出するVsセル6の温度を、一定
に制御する必要があり、このためには、ヒータ通電回路
44から各ヒータ12,14への通電電流量を、Vsセ
ル6の温度が目標温度となるように制御する必要があ
る。そこで、ECU50は、通常は開閉スイッチSW1
をオンし、開閉スイッチSW2,SW3をオフして、第
1ポンプ電流IP1の検出信号VIP1 及び、第2ポンプ電
流IP2の検出信号VIP2 を読み込むことにより、被測定
ガス中のNOx濃度を検出する、NOx濃度検出処理を
実行するが、所定時間T0毎に、開閉スイッチSW1を
オフして、他の開閉スイッチSW2,SW3をオン・オ
フすることにより、Vsセル6の内部抵抗RVSからセン
サ温度を検出し、その温度が目標温度(例えば850
℃)となるように、ヒータ通電回路44からヒータ1
2,14への通電量を制御するヒータ通電制御処理も実
行する。
のヒータ通電制御処理を開始すると(時点t1)、ま
ず、Vsセル6の多孔質電極6c側電圧Vsを読み込む
と共に、開閉スイッチSW1をオフ、開閉スイッチSW
2をオンすることにより、Vsセル6に微小電流iCPと
は逆方向に定電流を流し、その後、一定時間T1(例え
ば60μsec.)が経過した時点t2で、再度、Vsセル
6の多孔質電極6c側電圧Vsを読み込む。また、制御
開始後、所定時間T2(例えば100μsec.)が経過し
た時点t3で、開閉スイッチSW2をオフ、開閉スイッ
チSW3をオンして、Vsセル6に微小電流iCPと同方
向(つまり第1測定室20内の酸素を閉塞空間側に汲み
込む方向)に定電流を流す。そして、制御開始後、所定
時間T3(例えば200μsec.)が経過した時点t4に
て、開閉スイッチSW3をオフし、更に、制御開始後、
所定時間T4(例えば500μsec.)が経過すると、開
閉スイッチSW1をオンして、NOx濃度検出処理に戻
る。
ECU50は、時点t1及び時点t2で夫々検出した多
孔質電極6c側電圧Vsの偏差△VsからVsセル6の
内部抵抗RVSを算出し、この内部抵抗RVSが目標値とな
るようにヒータ通電回路44からヒータ12,14に供
給する電流量を制御する。この結果、ヒータ12,14
への通電電流量は、Vsセル6の内部抵抗RVS(延いて
はセンサ温度)が一定となるように制御されることにな
り、NOxセンサ2は目標温度に保持される。
物濃度検出装置においては、Vsセル6を構成する第1
ポンプセル4側の多孔質電極6bを、拡散律速層6d周
縁の極狭い範囲内にのみ形成することにより、Vsセル
6にて第1測定室20から第2測定室26に流入する酸
素量を正確に検出できるようにし、NOx濃度の検出時
には、Vsセンサ6からの出力電圧が基準電圧VCOとな
って、第1測定室20から第2測定室26への酸素の流
入量が所定値となるように、第1ポンプ電流IP1を制御
する。
流IP1及び第2ポンプ電流IP2からNOx濃度を正確に
検出できるようになる。ここで、上記実施例では、拡散
律速層(第1拡散律速層)4dを、第1ポンプセル4を
構成する電極4b,4cの中央に形成することにより、
ヒータ12(詳しくはヒータ配線12bの中央)に対向
させたが、例えば、図4,図5に示す如く、第1測定室
20を構成する固体電解質層18に、第1拡散律速層と
しての拡散律速層20a,20bを形成することによ
り、被測定ガスをNOxセンサ2の側面から取り込むよ
うに構成してもよい。
1測定室20から第2測定室26に流入する酸素量を正
確に検出できるようにするために、Vsセル6を構成す
る第1ポンプセル4側の多孔質電極6bを、拡散律速層
6dの周縁に形成したが、この多孔質電極6bは、例え
ば、図6に示す如く、拡散律速層6dの上に形成しても
よく、或いは、図7に示す如く、拡散律速層6dと第1
測定室20を構成する各固体電解質層6aとの間に形成
してもよい。
上(第1測定室20側上面)に形成する場合には、電極
6b−6c間に第2測定室26に流入する酸素量に対応
した電圧を発生させるために、拡散律速層6dを、被測
定ガスを拡散律速可能な多孔質の固体電解質(ジルコニ
ア等)で構成する必要はある。
は、上記説明箇所以外は、図1及び図2にしたNOxセ
ンサ2と同様の構成をしているので、詳細な説明は省略
する。次に、Vsセル6の多孔質電極6bを、拡散律速
層6d周縁に形成するか、或いは拡散律速層6dの上に
形成することにより、NOx濃度の検出精度がどの程度
改善されるかを測定した実験結果について説明する。
1実施例のNOxセンサ(つまり、第1拡散律速層をヒ
ータ12に対向させたNOxセンサ)と、図4,図5に
示した第2実施例のNOxセンサ(つまり、第1拡散律
速層をセンサの側面に設けたNOxセンサ)との2タイ
プのNOxセンサを用いた。また、実験は、これら各タ
イプのNOxセンサ毎に、多孔質電極6bの大きさ(直
径)を、2mm,1mmとしたセンサと、更に、多孔質
電極6bを図6に示したように第2拡散律速層の上に形
成したセンサとを夫々作製し、これら各NOxセンサ
(合計6種類のNOxセンサ)を、夫々、内燃機関の排
気管に取り付け、内燃機関を加速及び減速させたとき
に、NOx濃度の検出結果(つまり第2ポンプ電流IP
2)が安定するまでの時間△Tの平均をとることにより
行った(図8参照)。
ずれのタイプのNOxセンサにおいても、多孔質電極6
bを拡散律速層6dの周縁に形成する場合には、多孔質
電極6bを小さくするほど、被測定ガスの過渡変化(こ
の場合、温度・酸素濃度が共に変化する)に対して、N
Ox濃度が安定するまでの時間△Tが短くなり、多孔質
電極6bを拡散律速層6dの周縁に形成するよりも、拡
散律速層6dの上に直接形成した方が、NOx濃度が安
定する時間△Tを短くできることがわかった。これは、
多孔質電極6dを拡散律速層6dに近づけるほど、第1
測定室20から第2測定室26に流入する酸素量を正確
に検出でき、第1ポンプ電流と第2ポンプ電流の2値とが
NOx濃度の関係が簡単になり、精度が向上したためで
ある。
Oxセンサのようにセンサの側面に設けるよりも、第1
実施例のNOxセンサのようにヒータ12に対向させる
方が、被測定ガスの過渡変化に対してNOx濃度が安定
するまでの時間△Tを短くできることがわかった。これ
は、第1拡散律速層をヒータ12に対向させれば、第1
測定室20に流入する被測定ガスをヒータ12により加
熱することができ、被測定ガスの温度変化がNOx濃度
の検出結果に影響を受ける割合を小さくできるためであ
る。
Oxセンサの各部の寸法は、図9(a)に示すように、
第1ポンプセル4,Vsセル6,第2ポンプセル8,第
1測定室20,拡散律速層22d,第2測定室26を構
成する各固体電解質層4a,6a,8a,18,22,
24とヒータ12,14の厚みAが、夫々、0.25m
mであり、ヒータ12,14と第1,第2ポンプセル
4,8との間隙を決定するスペーサ28,29の厚みB
が0.1mmである。従って、ヒータ12,14を除く
NOxセンサ本体部の厚みDは1.5mm、拡散律速層
6d,22dからなる第2拡散律速層の厚みCが0.5
mmである。
各拡散律速層4d,6d,22dの直径は、0.5mm
であり、第1測定室20及び第2測定室26のNOxセ
ンサ短手方向の幅Fは、2.5mm、NOxセンサの幅
Gは、3.5mmである。また、図9(b)に示すよう
に、拡散律速層(第1拡散律速層)4dの周囲に形成さ
れる多孔質電極4b,4cの幅Iは、2.4mmであ
り、センサ長手方向の長さHは、3.0mmである。ま
た、図9(c)に示すように、固体電解質層18に穿設
されて第1測定室20を形成する矩形状の孔は、センサ
の上端からK(K=0.5mm)、左右側面よりJ(J
=0.5mm)の位置に形成し、多孔質電極6bを拡散
律速層6dの周縁に形成する場合には、その直径Lが2
mm,1mmとなるように形成した。また、多孔質電極
6bを拡散律速層6dの上に形成する場合には、多孔質
電極6bの直径を0.4mmとした。
は、センサの側面に形成される拡散律速層(第1拡散律
速層)20a,20bのセンサ長手方向に沿った長さ
を、1mmとし、第1ポンプセルを構成する多孔質電極
4b,4cは、2.4mm×3.0mmの寸法で、中空
部を形成することなく全面に形成した。そして、これ以
外の寸法は、第1実施例のNOxセンサと全く同様にし
た。
視図である。
を表わす概略構成図である。
るために実行されるヒータ通電制御処理の動作を表すタ
イムチャートである。
xセンサの構成を表す分解斜視図である。
断面図である。
2拡散層の上に形成したNOxセンサの電極配置を表す
断面図である。
2拡散層と固体電解質層との間に形成したNOxセンサ
の電極配置を表す断面図である。
流と第2ポンプ電流の変化を表すタイムチャートであ
る。
説明する説明図である。
2,14…ヒータ 4a,6a,8a,18,22,24…固体電解質層 4b,4c,6b,6c,8b,8c…多孔質電極 4d,20a,20b…拡散律速層(第1拡散律速層) 6d,22d…拡散律速層(第2拡散律速層) 6e
…絶縁膜 6f…漏出抵抗部 12a,12c,14a,14c
…ヒータ基板 12b,14b…ヒータ配線 20…第1測定室
26…第2測定室
Claims (6)
- 【請求項1】 酸素イオン伝導性の固体電解質層を多孔
質の電極で挟んでなる第1酸素ポンピングセル及び酸素
濃度測定セルを有し、第1拡散律速層を介して被測定ガ
ス側に連通された第1測定室と、 酸素イオン伝導性の固体電解質層を多孔質の電極で挟ん
でなる第2酸素ポンピングセルを有し、第2拡散律速層
を介して前記第1測定室と連通された第2測定室と、を
備え、 前記酸素濃度測定セルの出力電圧が一定値となるように
前記第1酸素ポンピングセルにて前記第1測定室から酸
素を汲み出すと共に、前記第2酸素ポンピングセルに前
記第2測定室から酸素を汲み出す方向に一定電圧を印加
することにより、該第1酸素ポンピングセルに流れる電
流及び該第2酸素ポンピングセルに流れる電流から被測
定ガス中の窒素酸化物を検出する窒素酸化物濃度検出器
において、 前記酸素濃度測定セルを、前記第1測定室内の酸素分布
に影響されることなく、前記第1測定室から前記第1拡
散律速層を通って前記第2測定室側に流れる被測定ガス
の酸素量を検出可能な位置に配置したことを特徴とする
窒素酸化物濃度検出器。 - 【請求項2】 前記第1酸素ポンピングセル,酸素濃度
測定セル,及び第2酸素ポンピングセルを、夫々、互い
に異なる薄板状の固体電解質層に形成し、該各固体電解
質層を、前記第1及び第2酸素ポンピングセルを形成し
た固体電解質層を外側にして、所定の間隙を介して積層
することにより、該間隙にて前記第1測定室及び第2測
定室を構成すると共に、 前記各固体電解質層の積層方向両側に、所定の間隙を介
して、加熱用のヒータを備えた薄板状のヒータ基板を夫
々配置し、 更に、前記第1酸素ポンピングセルが形成された固体電
解質層の、前記ヒータ基板に形成されたヒータの中央部
との対向位置に、前記第1拡散律速層を形成してなるこ
とを特徴とする請求項1に記載の窒素酸化物濃度検出
器。 - 【請求項3】 前記第2拡散律速層を、当該窒素酸化物
濃度検出器を前記積層方向から投影したときに前記第1
拡散律速層の少なくとも一部と重なるように形成してな
ることを特徴とする請求項2に記載の窒素酸化物濃度検
出器。 - 【請求項4】 前記酸素濃度測定セルを、前記第2拡散
律速層の周縁に形成したことを特徴とする請求項1〜請
求項3いずれか記載の窒素酸化物濃度検出器。 - 【請求項5】 前記第2拡散律速層を、被測定ガスを拡
散律速可能な多孔質の固体電解質層にて構成し、前記酸
素濃度測定セルの前記第1測定室側電極を該第2拡散律
速層の上に形成したことを特徴とする請求項4に記載の
窒素酸化物濃度検出器。 - 【請求項6】 前記酸素濃度測定セルの前記第1測定室
側電極を、前記第1測定室を構成する固体電解質層と前
記第2拡散律速層との間に形成したことを特徴とする請
求項4に記載の窒素酸化物濃度検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08407098A JP3431493B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-03-30 | 窒素酸化物濃度検出器 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-77680 | 1997-03-28 | ||
| JP7768097 | 1997-03-28 | ||
| JP08407098A JP3431493B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-03-30 | 窒素酸化物濃度検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325825A true JPH10325825A (ja) | 1998-12-08 |
| JP3431493B2 JP3431493B2 (ja) | 2003-07-28 |
Family
ID=26418758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08407098A Expired - Fee Related JP3431493B2 (ja) | 1997-03-28 | 1998-03-30 | 窒素酸化物濃度検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3431493B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002540400A (ja) * | 1999-03-18 | 2002-11-26 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電気化学ガスセンサ |
| JP2008170341A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ素子 |
| JP2015200642A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-12 | 日本碍子株式会社 | センサ素子及びガスセンサ |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP08407098A patent/JP3431493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002540400A (ja) * | 1999-03-18 | 2002-11-26 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電気化学ガスセンサ |
| JP2008170341A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ素子 |
| JP2015200642A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-12 | 日本碍子株式会社 | センサ素子及びガスセンサ |
| US10215725B2 (en) | 2014-03-31 | 2019-02-26 | Ngk Insulators, Ltd. | Sensor element and gas sensor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3431493B2 (ja) | 2003-07-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3332761B2 (ja) | 酸素濃度・窒素酸化物濃度測定方法及び装置 | |
| US6224727B1 (en) | NOx sensor | |
| EP0859232B1 (en) | Apparatus for detecting concentration of nitrogen oxide | |
| JP3694377B2 (ja) | 酸素センサ及び空燃比検出方法 | |
| US4839018A (en) | Air/fuel ratio detector | |
| JP3515372B2 (ja) | 酸化物ガス濃度検出装置及びそれに用いられる記憶媒体 | |
| JP3889568B2 (ja) | ガス成分測定装置 | |
| JP3671109B2 (ja) | ガスセンサ | |
| JPH11326268A (ja) | 平面型限界電流式センサ | |
| JP3431822B2 (ja) | 窒素酸化物濃度検出装置 | |
| JP3587282B2 (ja) | 窒素酸化物濃度検出器 | |
| JP3431493B2 (ja) | 窒素酸化物濃度検出器 | |
| JP3431500B2 (ja) | 酸化物ガス濃度検出装置 | |
| JP4563606B2 (ja) | 積層型センサ素子 | |
| JP4572735B2 (ja) | ガス濃度検出装置 | |
| JPH0245819B2 (ja) | ||
| JPH11258194A (ja) | 窒素酸化物吸蔵触媒の機能低下検出方法及び装置 | |
| JPH0643986B2 (ja) | 空燃比センサの活性化検出装置 | |
| JP2003149201A (ja) | 複合ガスセンサ素子 | |
| JPH11218516A (ja) | 窒素酸化物吸蔵触媒の機能状態検出方法及び装置 | |
| JP3382861B2 (ja) | 窒素酸化物吸蔵触媒の機能状態検出装置 | |
| JP2001027625A (ja) | 集積素子装置 | |
| JPS60129655A (ja) | 酸素センサ | |
| JPS62197759A (ja) | 空燃比センサの活性化検出装置 | |
| JPH0635956B2 (ja) | 内燃機関の空燃比検出装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080523 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090523 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100523 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140523 Year of fee payment: 11 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |