JPH10325952A - 反射型液晶表示装置 - Google Patents

反射型液晶表示装置

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JPH10325952A
JPH10325952A JP9134740A JP13474097A JPH10325952A JP H10325952 A JPH10325952 A JP H10325952A JP 9134740 A JP9134740 A JP 9134740A JP 13474097 A JP13474097 A JP 13474097A JP H10325952 A JPH10325952 A JP H10325952A
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liquid crystal
polarizing plate
display device
crystal display
reflector
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JP9134740A
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Mitsuo Oizumi
満夫 大泉
Mitsuru Kano
満 鹿野
Tatsuo Uchida
龍男 内田
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射面に多数の凹凸をランダムに形成してな
る反射体を用いた従来の反射型液晶表示装置は、表示面
の明るさが充分とはいえないという問題があった。 【解決手段】 対向する一対の透明基板1、2の間に液
晶層3を設け、これら一対の透明基板の外側にそれぞれ
偏光板5、6を設けるとともに、表示側と反対側の偏光
板6の外側に、一方向に延びる複数のストライプ溝を表
面に形成してなる反射体20を偏光板6に向けて設けて
いる。しかも反射体13の反射面に形成した多数のスト
ライプ溝の方向と偏光板6の偏光軸の方向とのなす角度
を、0ないし15度としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視野角が広い範囲
に亘り表示面が明るくかつ表示品質が良好である反射型
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ハンディタイプのコンピュータなど
の表示部として、特に消費電力が少ないことから、反射
型液晶表示装置が広く利用されている。この反射型液晶
表示装置は、表示面側から入射した光を反射させて表示
を行うための反射体を配置している。従来の反射体に
は、表面が鏡面を備えた反射体又はランダムな凹凸上の
凹凸面を備えた反射体が用いられていた。図11に示す
ように、この従来のランダムな凹凸状の反射体60は、
例えばアクリル等から成る平板状の樹脂基材61の表面
に平均粒径1〜数10μmのガラス球を圧縮空気により
吹き付けて、高さが数10μm位の多数の凹凸からなる
凹凸面61aを形成し、この凹凸面61aにアルミニウ
ムや銀などからなる反射膜62を蒸着等で成膜すること
により形成されている。
【0003】次に、反射体60を用いた反射型液晶表示
装置の例を図12により説明する。図12に示すように
従来の反射型液晶表示装置50は、一対のガラス基板5
1、52のそれぞれの対向面側に透明電極層53、54
を設け、さらにこれら透明電極層53、54のそれぞれ
の上に液晶の配向膜55、56を設け、これら一対のガ
ラス基板51、52間に液晶層57を配設している。さ
らにガラス基板51、52の外側にそれぞれ第1、第2
の偏光板58、59を設け、第2の偏光板59の外側に
は反射体60を、凹凸状反射膜62の凹凸面を第2の偏
光板59側に向けて取り付けている。かかる従来の反射
型液晶表示装置50においては、第1の偏光板58から
入射した光は第1の偏光板58によって直線偏光され、
この偏光された光が液晶層57を通過することによって
楕円偏光される。この楕円偏光された光は、第2の偏光
板59によって再び直線偏光され、この直線偏光された
光が反射体60にて反射され再び最2の偏光板59、液
晶層57を通過して第1の偏光板58から出射する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の反射型液
晶表示装置50においては、凹凸反射体60により入射
光がランダム方向に反射されるため反射方向の範囲が拡
がる、換言すれば視野角が拡がる反面、本来視角範囲と
する特定角度範囲内に所望の反射光を導くことができに
くいという問題があった。すなわち、その表示面が暗い
という問題があった。本発明は、この問題点に鑑みてな
されたもので、従来の反射型液晶表示装置に比べて表示
面の明るさを大幅に改善した反射型液晶表示装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る反射型液晶
表示装置は、対向する一対の透明基板の間に液晶の層を
設け、上記一対の透明基板の外側にそれぞれ偏光板を設
けるとともに、上記一方の偏光板の外側に一方向に延び
る複数の溝を形成してなる反射面を上記一方の偏光板に
向けた反射体を設け、上記一方の偏光板の偏光軸と上記
反射体の溝の延びる方向とのなす角度を0ないし15度
としている。かかる反射型液晶表示装置によれば、画面
表示を明るくすることができるとともにコントラストを
高めることができる。
【0006】また本発明の反射型液晶表示装置は、対向
する一対の透明基板の間に液晶の層を設け、上記一対の
透明基板の一方の透明基板の外面に偏光板を設けるとと
もに、上記一対の透明基板の他方の透明基板の外面に一
方向に延びる複数の溝を形成してなる反射面を上記他方
の透明基板に向けた反射体を設け、上記偏光板から入射
し上記他方の透明基板を通った楕円偏光の長軸方向と上
記反射面の各溝の延びる方向とのなす角度を0ないし1
5度としている。かかる反射型液晶表示装置により偏光
板を一枚のみ使用した構成としたので、光量を有効使用
でき、上記対の偏光板を持つ反射型液晶表示装置に比べ
画面表示をさらに明るくすることができる。
【0007】さらにまた本発明に係る反射型液晶表示装
置は、対向する一対の透明基板の間に液晶の層を設け、
上記一対の透明基板の一方の透明基板の外面に偏光板を
設けるとともに、上記一対の透明基板の他方の透明基板
の内側に一方向に延びる複数の溝を形成してなる反射面
を上記一方の透明基板に向けた反射体を設け、上記偏光
板から入射し上記液晶の層を通った楕円偏光の長軸方向
と上記反射面の各溝の延びる方向とのなす角度を0ない
し15度としている。かかる反射型液晶表示装置によれ
ば、画面表示の明るさの改善に加え、液晶層を通過した
光が他方の透明基板を通過することなく反射体に反射さ
れるので、表示像が二重になる問題いわゆるパラックス
現象を生じることなく画面表示を明るくすることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる反射型液
晶表示装置の一実施の形態を、図面に基づいて説明す
る。反射型液晶表示装置は、図1に示すように、例えば
0.7mmの厚さの一対の透明基板である表示側のガラス
基板1と背面側のガラス基板2との間に液晶を注入して
なる液晶層3を設け、この表示側ガラス基板1の上面側
にポリカーボネート樹脂やポリアリレート樹脂などから
なる一枚の位相差板4を設け、さらに位相差板4の上面
側に第1の偏光板5を設けている。背面側ガラス基板2
の下面には、第2の偏光板6及び板状の反射体20を順
次設けている。反射体20は、第2の偏光板6の下面に
凹凸状反射膜22を向けて積層され、第2の偏光板6と
反射膜22との間に、フッ素含有のエポキシ樹脂などの
光の屈折率がガラスの屈折率と同等な材質から成る粘着
体7が充填されている。
【0009】また両ガラス基板1、2の対向面側には、
それぞれITO(インジウムスズ酸化物)などからなる
透明電極層8、9が形成され、透明電極層8、9上にポ
リイミド樹脂などからなる配向膜10、11が設けられ
ている。これら配向膜等の関係により液晶層3中の液晶
は240度捻れた配置となっている。図1中、12は液
晶層3を基板1、2間に封止する封止体である。
【0010】反射体20は、図2に示すように、樹脂材
料からなる平板状の樹脂基材21の表面に、一方向に延
びる複数のストライプ溝21aを形成し、その上面にア
ルミニウムや銀などの薄膜からなる反射膜22を蒸着又
は印刷などにより形成したものである。ストライプ溝2
1aは、隣接するストライプ溝の幅を変え、かつ一群の
ストライプ溝をある周期をもって繰り返し形成すること
によって構成されている。各ストライプ溝の溝断面形状
は同一Rであり、そのRは30ないし100μmであ
る。ストライプ溝の溝深さは、ほぼ1ないし2μmであ
る。上記Rは、100μmを超えるとそのストライプ溝
が視認され、液晶表示素子の表示品位を大幅に低下させ
ることから、100μm以下が望ましい。なお、Rが可
視光オーダ以下の数値すなわち0.4μmより小さい場
合、有効な反射特性が得られないことから、Rは0.4
μm以上とするのが望ましい。
【0011】かかる反射体は、図3に示す製造方法によ
り製造する。まず図3(a)に示すように、例えば銅合
金や鉄合金などからなる表面が平坦な平板状の母型30
の表面を、図4に示す切先31aの半径Rが30ないし
100μmであるバイト等の研削治具31によって直線
状に切削しつつ、溝方向と直交する方向に送りピッチを
変えながら研削して、図3(b)に示す隣接するストラ
イプ溝30aの溝幅が相互に異なる型面を持つ母型30
を形成する。研削治具31の研削時での送りピッチP
は、例えば13μmのP1、16μmのP2、17μmの
P3及び18μmのP4の4種類とし、これら4種類の
送りピッチPを不規則に変えながら送る。例えば送りピ
ッチが順に18μm、13μm、13μm、16μm、17
μm、13μm、13μm、17μm、13μmのユニット
ごとに、同一深さにて刃先がR30μmであるバイトを
用いた切削を図5に示すように行う。なお、研削用の研
削治具31の切先31aの形状は、円弧状の面ではなく
その他種々の曲面形状でもよいが、円弧状の面が最も治
具自体の加工がし易いことから望ましい。送りピッチも
上述の4種類の寸法に限定されるものではなく、数種類
の寸法を不規則な順序に組み合わせればよい。
【0012】また、送りピッチを同一にして削り深さを
ストライプ溝ごとに変えてある数のストライプ溝からな
るユニットを繰り返し切削することにより、図3(b)
に示す隣接するストライプ溝30aの溝幅が相互に異な
る型面を持つ母型30を形成し、これによって反射体2
0を製造してもよい。さらにまた、送りピッチを変えな
がらかつ削り深さをストライプ溝ごとに変えてある数の
ストライプ溝からなるユニットを繰り返し切削すること
により、隣接するストライプ溝30aの溝幅が相互に異
なる型面を持つ母型30を形成し、これによって反射体
20を製造してもよい。
【0013】次に、図3(c)に示すように母型30を
箱形容器32に収納配置し、容器32に例えばシリコー
ンなどの樹脂材料33を流し込んで、常温にて放置硬化
させ、この硬化した樹脂製品を容器32から取り出し不
要な部分を切除して、図3(d)に示すような母型30
の型面をなす多数のストライプ溝30aと逆の凹凸形状
とした多数の逆ストライプ溝40aを持つ型面を有する
転写型40を得る。さらに図3(e)に示すように、転
写型40の型面を反射体用の樹脂材料からなる樹脂基材
21の表面に押し当てて、樹脂基材21を硬化させるこ
とにより、図3(f)に示すように、表面に転写型40
の型面を転写してなる図2に示したストライプ溝21a
を形成する。最後に、これらストライプ溝21a上に例
えばアルミニウムをエレクトロンビーム蒸着等によって
成膜して反射膜22を形成することにより、反射体20
を製造する。
【0014】反射体20は、図6に示すように、多数の
ストライプ溝21aのそれぞれに対応した反射膜22表
面のストライプ溝の溝方向(点線矢印Mにて示す。)と
第2の偏光板6の偏向軸の方向(実線矢印Lにて示
す。)との成す角度αを0ないし15度の範囲内になる
よう偏光板6に対して配置されている。
【0015】かかる反射型液晶表示装置においては、透
明電極層8と9との間に電圧が印加されていない場合、
表示面側からの入射光は、第1の偏光板5によって、そ
の偏光軸の方向に直線偏光状態になり、続いて位相差板
4及び液晶層3を通過し、液晶層3の複屈折効果により
光は楕円偏光状態になる。この楕円偏光が直線偏光に近
い状態でかつその長軸方向と第2の偏光板6の偏光軸の
方向を一致するようにしておけば、光が効率良く第2の
偏光板6を通過し、その通過した光が反射体20の反射
膜22によって反射され、再び、第2の偏光板6、液晶
層3、位相差板4及び第1の偏光板5を通過する。こう
して、入射光が反射体20で反射され反射光として戻っ
てくるので、液晶表示装置の表示画面は明の状態すなわ
ち白い状態となる。
【0016】これに対して、表示側の透明電極層8と背
面側の透明電極層9との間に電圧が印加された場合、電
圧印加箇所における液晶層3中の液晶の屈折率は、透明
電極層8と9との間に電圧が印加されていないときの液
晶の複屈折率とは異なる屈折率に変化する。したがっ
て、液晶層3を透過した光の楕円偏光の状態は、透明電
極層8と9との間に電圧が印加されていない状態から変
化し、その楕円偏光の長軸方向が旋回する。この液晶箇
所を通過した光は、楕円偏光の長軸の旋回角度が90度
に近くかつその楕円偏光状態が直線偏光に近いほど、第
2の偏光板6の偏光軸方向の成分がほとんどなくなり、
第2の偏光板6をほとんど通過しない。ために入射光が
反射光としてほとんど戻ってこなくなり、表示画面は暗
の状態すなわち黒の状態となる。このように、透明電極
層8、9間への電圧印加を制御することにより、表示画
面の明暗すなわち白黒を切り換えることができ、各種の
表示を行うことができる。
【0017】なお、本発明による反射型液晶表示装置に
おいては、背面側のガラス基板2と透明電極層9との
間、又は表示側のガラス基板1と透明電極8との間にカ
ラーフィルタを印刷等で形成することによって、この反
射型液晶表示装置をカラー表示できるようにしたもので
あっても良い。
【0018】次に、上述の反射型液晶表示装置の入射光
に対する反射特性について、図7及び図8により説明す
る。図7及び図8は、縦軸を反射率、横軸を反射角度と
した反射特性曲線を示すグラフである。図7に示す実線
aは、反射体20自体の反射特性曲線を示し、反射膜2
2上方に配置した点光源からの入射光が反射体20表面
に対する垂線に対してストライプ溝21aと直交する方
向から入射角度30度に一定にしたとき、反射光の角度
を0度から50度に変化させた場合の反射率をプロット
したものである。点線bにて示す反射特性曲線は、図1
1に示した従来の反射板60に係るもので、反射膜62
上方に配置した点光源からの入射光を反射膜62表面に
対する垂線に対して任意方向からの入射角度30度に一
定して入射させたとき、垂線に対する反射光の角度を0
度から50度に変化させた場合の反射率をプロットした
ものである。図1に示した反射型液晶表示装置及び図1
2に示した従来の反射型液晶表示装置についても、同様
の反射率をプロットしたものがそれぞれ図8における実
線c及び点線dにて示されている。上記反射率は、液晶
パネル評価装置(大塚電子社製LCD5000機種)を
用い、白色板(MgO標準白色面を持つ板)に入射角度
30度で照射した際の正反射角度30度における反射光
の出力を基準として、反射光の出力をこの準出力で除算
して百分率(%)で表した値である。
【0019】図7中の実線aから明らかなように、反射
体20は、従来の反射体60についての点線bと比較し
て、反射角度30度を中心にして±15度までの範囲に
て、非常に広範囲に高い反射率を維持できることがわか
る。また図8中の実線cから明らかなように、反射体2
0を用いた本発明に係る液晶表示装置は、従来の液晶表
示装置についての点線dと比較して、反射角度30度を
中心にして反射角度±15度までの範囲特に±10度の
範囲に亘って十分に高い反射率が得られる。すなわち、
非常に広い視野角及び良好な反射率を付与することがで
きる。
【0020】図1に示した反射型液晶表示装置の明るさ
及びコントラストを、反射体20の反射膜22表面のス
トライプ溝方向と偏光板6の偏光軸方向との成す角度と
の関係を示したのが表1である。表1中、明るさは、反
射型液晶表示装置の表示面に対する垂線に対して入射角
度30度にて光を入射させ、この垂線に対し反射角度2
0度の反射光を受光したときの上記定義の反射率(50
%程度)を基準にして、反射率が60%以上なら明るく
見え「良」の評価とし、40%以下なら暗く見え「不
可」の評価とした。また表1中のコントラストは、反射
型液晶表示装置へのON電圧印加時黒表示であるときの
上記定義の反射率Ronと、OFF電圧印加時白表示であ
る上記定義の反射率Roffとの比Roff/Ronの値が最大
になる値にて表わされ、表1中の評価「良」はコントラ
スト6より大、「可」はコントラスト4ないし6、「不
可」はコントラスト4より小を示す。表1から明らかな
ように、図1に示した反射型液晶表示装置は、偏光板6
の偏光軸と反射体20の反射膜22表面のストライプ溝
方向とのなす角度が0ないし15度において、明るさに
つき「良」の評価であり、コントラストについても
「可」及び「良」の評価であった。
【0021】
【0022】以上、本発明をSTN方式の液晶表示装置
について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、液晶層の液晶分子の捩れ角
を90度に設定したTN(Twisted Nematic) 方式の液
晶表示装置にも適用し得ることは勿論である。
【0023】図9に、本発明に係る反射型液晶表示装置
の他の実施形態を示す。図9に示した反射型液晶表示装
置は、背面側のガラス基板2と反射体20との間に偏光
板を設けていない点を除き、図1に示した反射型液晶表
示装置と同じ構造である。図9において、図1に示した
反射型液晶表示装置と同じ部材については、図1と同じ
符号を付しそれらの説明を省略する。この反射型液晶表
示装置は、表示側ガラス基板1の上面側に位相差板4と
偏光板5とを順次配設し、背面側ガラス基板2の下面側
に反射体20のみを設けており、偏光板を1枚のみ配置
した構造である。
【0024】かかる反射型液晶表示装置においては、偏
光板5により直線偏光された入射光が位相差板4及び液
晶層3を通過して楕円偏光され、この楕円偏光された入
射光が反射体20で反射され、再び液晶層10、位相差
板4を通過して偏光板5に戻り、この戻ってきた反射光
の楕円偏光の長軸方向が偏光板5の偏光軸の方向に一致
しているか否かにより白黒表示を行うことができる。こ
の反射型液晶表示装置は、反射体20の反射膜22表面
に形成した多数のストライプ溝の溝方向と、液晶層3を
通過して反射体20に入射する光の楕円偏光の長軸方向
との成す角度を0ないし15度に設定することにより、
図1に示した反射型液晶表示装置に比べて画面表示をさ
らに明るくすることができる。
【0025】図10は、本発明に係る反射型液晶表示装
置の他の実施形態を示すものである。この反射型液晶表
示装置は、反射体が背面側ガラス基板2と液晶層3との
間に形成されている点を除き、図9に示した反射型液晶
表示装置と同様な構造である。図10において、図9の
反射型液晶表示装置と同じ構成部材については、図9と
同じ符号を付してそれら説明を省略する。
【0026】この反射型液晶表示装置は、反射体70を
背面側ガラス基板2の内面側に設けた、いわゆる反射体
内蔵型の液晶表示装置である。この反射体70は、図2
に示した基材21上の多数のストライプ溝と同じ多数の
ストライプ溝を表面に形成した基材71表面に、反射膜
72を蒸着等により成膜して形成されている。基材71
は、ガラス基板2上に塗布された感光性レジスト樹脂層
からなる。この反射体70の上には、表面が平坦なオー
バーコート層13を介して透明電極層9及び配向膜11
が順次形成されている。係る反射型液晶表示装置では、
入射光が背面側ガラス基板2を通過することなく反射膜
71にて反射され、この反射された光の楕円偏光の長軸
方向が偏光板5の偏光軸の方向に一致しているか否かに
より白黒表示を行うことができる。
【0027】かかる反射型液晶表示装置は、反射体70
の反射膜72表面に形成した多数のストライプ溝の溝方
向と液晶層10を通過して反射体70に入射する光の楕
円偏光の長軸方向との成す角度を0ないし15度に設定
することにより、表示像が二重になる問題を生じなくす
るとともに、図1の反射型液晶表示装置に比べて画面表
示をさらに明るくすることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の反射型液晶表示装置によれば、
従来の反射型液晶表示装置に比べて画面表示を明るくで
きるとともにコントラストを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る反射型液晶表示装置の一実施形態
を示す断面図である。
【図2】図1に示した反射体を示す概略図である。
【図3】図2に示した反射体の製造工程を示す断面図で
ある。
【図4】切削治具を示す一部切り欠き斜視図である。
【図5】図4に示した切削治具を用いての母型切削時の
切削例を示す断面図である。
【図6】図1に示した反射型液晶表示装置における反射
体の反射膜表面のストライプ溝の溝方向と偏光板の偏光
軸との関係を示す平面図である。
【図7】図2に示した反射体の反射特性を示すグラフで
ある。
【図8】図1に示した反射型液晶表示装置の反射特性を
示すグラフである。
【図9】本発明に係る反射型液晶表示装置の他の実施形
態を示す断面図である。
【図10】本発明に係る反射型液晶表示装置の別の他の
実施形態を示す断面図である。
【図11】従来の反射体の斜視図である。
【図12】従来の反射型液晶表示装置の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1、2 透明基板 3 液晶層 5、6 偏光板 20、70 反射体 21、71 反射体の基材 21a ストライプ溝 22、72 反射膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する一対の透明基板の間に液晶の層
    を設け、前記一対の透明基板の外側にそれぞれ偏光板を
    設けるとともに、前記一方の偏光板の外側に一方向に延
    びる複数の溝を形成してなる反射面を前記一方の偏光板
    に向けた反射体を設け、前記一方の偏光板の偏光軸と前
    記反射体の溝の延びる方向とのなす角度を0ないし15
    度とすることを特徴とする反射型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 対向する一対の透明基板の間に液晶の層
    を設け、前記一対の透明基板の一方の透明基板の外面に
    偏光板を設けるとともに、前記一対の透明基板の他方の
    透明基板の外面に一方向に延びる複数の溝を形成してな
    る反射面を前記他方の透明基板に向けた反射体を設け、
    前記偏光板から入射し前記他方の透明基板を通った楕円
    偏光の長軸方向と前記反射面の各溝の延びる方向とのな
    す角度を0ないし15度とすることを特徴とする反射型
    液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 対向する一対の透明基板の間に液晶の層
    を設け、前記一対の透明基板の一方の透明基板の外面に
    偏光板を設けるとともに、前記一対の透明基板の他方の
    透明基板の内側に一方向に延びる複数の溝を形成してな
    る反射面を前記一方の透明基板に向けた反射体を設け、
    前記偏光板から入射し前記液晶の層を通った楕円偏光の
    長軸方向と前記反射面の各溝の延びる方向とのなす角度
    を0ないし15度とすることを特徴とする反射型液晶表
    示装置。
JP9134740A 1997-05-26 1997-05-26 反射型液晶表示装置 Withdrawn JPH10325952A (ja)

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JP9134740A Withdrawn JPH10325952A (ja) 1997-05-26 1997-05-26 反射型液晶表示装置

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JP (1) JPH10325952A (ja)

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