JPH10326072A - シミュレーション装置 - Google Patents

シミュレーション装置

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JPH10326072A
JPH10326072A JP9150283A JP15028397A JPH10326072A JP H10326072 A JPH10326072 A JP H10326072A JP 9150283 A JP9150283 A JP 9150283A JP 15028397 A JP15028397 A JP 15028397A JP H10326072 A JPH10326072 A JP H10326072A
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JP
Japan
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input member
image
operator
simulation
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Application number
JP9150283A
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English (en)
Inventor
Satoru Sasaki
悟 佐々木
Shinichiro Aiki
伸一郎 相木
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Namco Ltd
Original Assignee
Namco Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F2300/00Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game
    • A63F2300/80Features of games using an electronically generated display having two or more dimensions, e.g. on a television screen, showing representations related to the game specially adapted for executing a specific type of game
    • A63F2300/8017Driving on land or water; Flying

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボート漕ぎ動作を手軽に体験できるシミュレ
ーション装置を提供する。 【解決手段】 オペレータの動作に対応してプロジェク
タ38に仮想空間を映像として表示するシミュレーショ
ン装置である。水に浮かぶ乗物に対して人力によって推
進力を与えるための器具、例えばパドルを模した操作入
力部材8を座席2の前に設ける。プロジェクタ38にカ
ヌーの川下りに関する映像を映し出し、操作入力部材8
に与えられる操作入力量に基づいてその映像を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オペレータの動作
に対応してプロジェクタ等といった映像表示手段に仮想
空間を映像として表示するシミュレーション装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、公園等においては、池に浮か
べられたボートを手で漕ぐという体験施設が準備されて
いることがある。しかしながら、実際にボートを漕ぐと
いう動作は、女性、老人、子供等にとっては容易ではな
く、従来より、ボート漕ぎ動作をもっと手軽に体験した
いという要望があった。
【0003】また、ボート漕ぎ動作といっても、カヌー
による川下り等に関しては、通常の男性の大人をもって
してもそれを実際に行うということはきわめて困難であ
り、しかし、多くの人間にとってはそのようなカヌーに
よる川下りを経験してみたいという要望が従来よりあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みて成されたものであって、ボート漕ぎ動作を手
軽に体験できるシミュレーション装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るシミュレーション装置は、オペレータ
の動作に対応して映像表示手段に仮想空間を映像として
表示するシミュレーション装置において、水に浮かぶ乗
物に対して人力によって推進力を与えるための器具を模
した操作入力部材を用意し、上記映像表示手段に映し出
される映像を上記操作入力部材に与えられる操作入力量
に基づいて制御することを特徴とする。
【0006】「水に浮かぶ乗物に対して入力によって推
進力を与えるための器具」というのは、例えば、船体に
支持されない状態でオペレータが操作する船漕ぎ器具で
あるパドルや、船体に支持された状態でオペレータが操
作する船漕ぎ器具であるオールや、船を動かすために用
いる竿や、足漕ぎ機構等が考えられる。上記操作入力部
材は、それらのパドル、オール等を模して形成できる。
【0007】このシミュレーション装置によれば、パド
ルやオール等を模して操作入力部を形成し、さらに、映
像表示手段によって乗物が水の上を移動する等といった
映像を表示することにより、わざわざ公園の池等へ出向
くことなく、手軽にボート漕ぎを体験できる。また、映
像としてカヌーによる川下りに関する映像を選択すれ
ば、実際には操縦が難しくて実現困難であるカヌー操作
を手軽に体験できるようになる。
【0008】上記構成において、映像表示手段には、乗
物が水の上を移動するときの乗物それ自体を含んだ景色
映像又は乗物が水の上を移動するときにその乗物から眺
められる景色映像等を映し出すことができる。また、映
像表示手段に、川下りするカヌーの映像を含んだ景色映
像又は川下りするカヌーから眺められる景色映像等を映
し出すこともできる。
【0009】さらに上記構成において、オペレータに対
して横方向に延びる棒状部分を含んで上記操作入力部材
を構成し、オペレータはその棒状部分を握って操作入力
部材を操作するという構成を採用できる。この構成によ
れば、カヌー漕ぎにおけるパドル操作を操作入力部材に
よって模倣できる。
【0010】さらに上記構成において、オペレータに外
力を付与するための体感付与手段を付加的に設けること
もできる。この体感付与手段は、例えば、オペレータが
座る座席を上下に振動させるための空気バネ等を含んで
構成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るシミュレー
ション装置の一実施形態を示している。このシミュレー
ション装置は、ベース1の上に設置された座席2と、ベ
ース1の上に設置された操作部3と、そしてベース1の
前方に設置された筐体4とを有する。座席2は、例え
ば、硬質ウレタンでイスの型を作り、その上にスポンジ
を貼り、さらにその上に合成皮革を張ることによって形
成される。この構成の座席2によれば、カヌーに乗って
水の上に浮かんでいる状態を臨場感豊かに再現できる。
座席2の上には、図2に示すように、1人又は2人、場
合によっては3人以上のオペレータ7が座ることができ
る。
【0012】また、ベース1と座席2との間には体感付
与手段としての空気バネ6が、座席2の4隅に対応する
複数箇所に配設される。これらの空気バネ6は、図示し
ない空気供給源に接続されていて、それらのうちの少な
くとも1個に選択的に空気を供給できるようになってい
る。空気が供給された空気バネ6は、図の上方へ伸長移
動し、これにより、座席2が傾斜移動やジャンプ移動す
る。このように移動する座席2にオペレータが座ってい
れば、そのオペレータは、カヌーが川の流れに従って傾
斜したり、ジャンプしたりする動作を体感できる。
【0013】操作部3には、パドルを模した操作入力部
材8が設けられており、この操作入力部材8は、座席2
に座ったオペレータ7(図2参照)に対して横方向へ延
びる棒状部材9と、その棒状部材9の両端に固定された
フィン11とによって構成される。棒状部材9はオペレ
ータ7に対して横方向へ延びているので、その棒状部材
9は1人のオペレータ7によって握ることができるのは
もちろんのこと、オペレータ7が複数人になる場合でも
各オペレータ7が無理なく棒状部材9を握ることができ
る。
【0014】操作部3のヘッド部分3aの中には図3及
び図4に示すような、操作入力部材8の棒状部材9を支
持するための支持構造12が格納される。この支持機構
12は、ベース10の上に設けた軸受13a及び13b
によって水平軸線L1 を中心として回転自在に支持され
た回転軸14を有する。この回転軸14の先端(図の右
端)部分には、縦方向軸線L2 を中心として自由に回転
できるように回転ブロック16が取り付けられ、その回
転ブロック16の両端に湾曲アーム17,17が固定さ
れ、それらの湾曲アーム17によって操作入力部材8の
棒状部分9が支持される。
【0015】以上の構造により、棒状部材9すなわち操
作入力部材8は、水平軸線L1 を中心として自由に回転
でき、同時に縦方向軸線L2 を中心として自由に回転で
きる。従って、棒状部材9を両手で握り、その両手を前
後へ回転させれば、両軸線L1 及びL2 の交点Sを中心
として棒状部材9を三次元の円錐形状を描くように回転
させることができる。棒状部材9のこの動きは、オペレ
ータ7がカヌーのパドルを操作する状況を提供する。
【0016】回転軸14の後端(図の左端)部分には水
平維持機構18が設けられる。この水平維持機構18に
関してX−X線に従って断面をとって見ると図5に示す
通りである。図示のように、水平維持機構18は、回転
軸14の外周面上に部分的に形成された角柱部分19
と、その角柱部分19を取り囲む角柱状のケース21
と、そして回転軸の角柱部分19とケース21との間に
形成される4個の空間のそれぞれに挟み込まれた弾性体
22とによって構成される。弾性体22は、例えばゴム
によって形成できる。
【0017】回転軸14は、弾性体22に生じる弾性力
が釣り合う状態の角度位置に保持され、このときの角度
位置が図1において操作入力部材8を実質的に水平に保
持する角度位置に一致する。ここにいう実質的というの
は、操作入力部材8が厳密に水平状態になるということ
ではなくて、それが適当に傾いている場合であってもオ
ペレータ7がそれを両手で握ることができる程度に水平
になっている状態を意味している。
【0018】操作入力部材8の棒状部分9を握るオペレ
ータ7が、その棒状部材9を水平軸線L1 を中心として
水平状態から適宜の角度だけ傾けると、角柱部分19が
同じ角度だけ回転して各弾性体22を圧縮し、その結
果、各弾性体22に反力が発生する。オペレータ7が力
を緩めれば、棒状部材9は各弾性体22の反力によって
水平状態へと戻されてその位置に保持される。
【0019】図3及び図4において、回転軸14の中央
部分には、回転ブロック23が設けられる。この回転ブ
ロック23は、回転軸14を縦方向に貫通する縦方向軸
線L3 を中心として回転軸14に対して回転自在になっ
ている。この回転ブロック23の一方の側には連結ロッ
ド24の一端が連結され、その連結ロッド24の他端は
操作入力部材8側の回転ブロック16の底面に連結され
ている。この構造により、オペレータ7によって操作入
力部材8が操作されて操作側回転ブロック16が縦方向
軸線L2 を中心として適宜の角度だけ回転すると、それ
に対応して回転ブロック23も同様にして縦方向軸線L
3 を中心として同じ角度だけ回転する。
【0020】回転ブロック23の他方の側には、外方へ
突出する円錐状のガイド突起26が設けられ、そのガイ
ド突起26はガイド板27に形成されたガイド穴28を
貫通している。ガイド穴28は、図3の矢印C方向から
見て円形状となっている。オペレータ7の操作によって
操作入力部材8が水平軸線L1 及び縦方向軸線L2 の両
軸線を中心として複合的すなわち立体的に回転すると
き、ガイド側回転ブロック23はその複合回転移動に対
応して三次元空間内で移動する。このとき、ガイド突起
26のまわりには円形状のガイド穴28が存在するの
で、ガイド突起26の運動はそのガイド穴28によって
制限される。これにより、操作入力部材8がオペレータ
7によって必要以上に大きく動かされることを防止す
る。
【0021】回転軸14の後端(図3の左端)には回転
角度検出器29aが接続される。また、ガイド側回転ブ
ロック23の回転軸線L3 にも回転角度検出器29bが
接続される。オペレータ7の操作によって操作入力部材
8が三次元的に動かされるとき、その操作入力部材8の
水平軸線L1 まわりの回転角度は回転角度検出器29a
によって検出され、そして、縦方向軸線L2 まわりの回
転角度は回転角度検出器29bによって検出される。従
って、2つの検出器29a及び29bの出力信号を組み
合わせることによって操作入力部材8の三次元的な位置
を特定できる。
【0022】操作入力側の回転ブロック16の端部(図
3の下端部)の上面には、反力付与手段としてのエアシ
リンダ31のピストンロッド31aの先端が接続されて
いる。そして、そのエアシリンダ31の後端(図3の左
端)が、ベース10の上に設けたブラケット32によっ
て支持される。通常のエアシリンダにおいてはエアー入
力ポートにエアー供給源が接続されるのであるが、本実
施形態ではそのような通常の使用形態とは異なった以下
のような使用方法を採用している。
【0023】すなわち、図6に示すように、エアシリン
ダ31に設けられる2つの入出力ポート33a及び33
bのうちの一方、実施形態ではポート33aに細径の通
気管、すなわちオリフィス34が設けられ、さらに、そ
れら2個の入出力ポート33a及び33bがホース36
によって連通する。図3において、操作入力部材8が縦
方向軸線L2 を中心として矢印D又は矢印Eのように回
転すると、回転ブロック16に接続されたピストンロッ
ド31aがそれらの回転に対応して図6に矢印D’又は
矢印E’で示すようにエアシリンダ31の本体に対して
進退移動する。
【0024】この進退移動の際、ピストン37が矢印
D’及び矢印E’のいずれの方向に移動する場合でも、
ピストン37の移動当初はオリフィス34の働きによっ
てピストン37の動きに対して大きな抵抗力が付与され
る。そして、ピストン37の移動開始後しばらくの時間
が経過すると、オリフィス34を通してエアーが抜けて
ピストン37に対する抵抗力がほとんど無くなってピス
トン37、従って操作入力部材8の動きに対してほとん
ど抵抗力が無くなる。このような抵抗力付与動作は、あ
たかも、パドルが水中に入れられた当初に大きな抵抗力
がそのパドルに付与され、時間の経過と共にその抵抗力
が小さくなるという、実際のパドル操作に非常に近似し
た感覚をオペレータ7に提供する。
【0025】なお、オリフィス34を利用した上記のよ
うな抵抗力付与操作は、2個の入出力ポート33a及び
33bをホース36によって連通しなくても得ることが
できる。しかしながら、ホース36を設けておかない
と、オリフィス34及びポート33bからエアーが抜け
るときに大きなエアー排気音が発生し、それ故、シミュ
レーションに臨場感を持たせることに関して大きな問題
となる。これに対し、2個の入出力ポート33a及び3
3bをホース36で連通すれば、そのような排気音の発
生を防止できる。
【0026】図1において、筐体4の上部には光表示部
39が設置される。この光表示部39は透光性のプラス
チックカバー41によってその外形形状が決定されてお
り、そのカバー41の中に蛍光管42及びスピーカ43
が格納されている。スピーカ43の音響発生部はカバー
41に設けた穴を通して外部へ露出する。スピーカ43
は、図7に示すように、カバー41の内部に格納される
と共に、蛍光管42の発光領域Hの範囲内に収まるよう
に配置される。
【0027】光表示部39のカバー41には、本シミュ
レーション装置の装置名称やその他の必要パターンが描
かれ、内部の蛍光管42が発光したときにそのパターン
が光によって外部へ鮮明に表示される。従来一般的に使
用されているシミュレーション装置では、光表示部とス
ピーカとがそれぞれ別体に配設されることが多く、その
構成では光表示部のための空間が狭くなってしまい、そ
のため、人の目を惹き付け易い大胆なパターンを設ける
ことができなかった。
【0028】これに対し本実施形態では、スピーカ43
をカバー41の内部に格納することにより、カバー41
の全体形状を大きく形成でき、その結果、面積の広いカ
バー41の全面を使って目に付き易い効果的なパターン
を形成できる。また、スピーカ43をパターンの一部と
して有効に活用することもできる。また、蛍光管42の
発光領域Hをスピーカ43を配置した位置よりも広く設
定したので、面積の広いカバー41の全面をむら無く照
明できる。
【0029】図1に戻って、筐体4の前面上部には映像
表示手段としてのプロジェクタ38が配設され、さらに
そのプロジェクタ38を制御するための制御装置44が
筐体4の内部に設けられる。この制御装置44はコンピ
ュータを含んだ電子回路によって構成されていて、例え
ば図9に示すように、ゲーム演算部61及び画像合成部
62を含んで構成される。
【0030】ゲーム演算部61は、マップ情報記憶部6
4、移動体情報記憶部65及びゲーム空間演算部66を
含んで構成される。マップ情報記憶部64は、カヌーの
川下りのためのコースに関する情報を分割マップ情報と
して記憶する。すなわち、コース情報が各地点の平面座
標とその地点の高度座標として記憶される。移動体情報
記憶部65は、オペレータ7の現在位置を三次元座標で
記憶する。ゲーム空間演算部66は、移動体情報記憶部
65の記憶内容に基づいてオペレータの現在位置を読み
出し、さらに操作部3からの操作信号及びマップ情報記
憶部64からの地形信号に基づいてオペレータ7の移動
位置を演算する。なお、移動体情報記憶部65内の記憶
内容は、模擬動作を表示する手段としてプロジェクタ3
8を用いた本実施形態では、ゲーム演算部66の演算に
基づいて1/60秒ごとに更新される。
【0031】画像合成部62は、三次元演算部68、画
像描画部69及びオブジェクト画像情報記憶部71を含
んで構成される。オブジェクト画像情報記憶部71は、
コースの映像を作成するために必要な情報、例えば、オ
ペレータの画像情報、山、川、岩、鳥等に対応する画像
情報を記憶する。三次元演算部68は、ゲーム空間演算
部66から出力されたデータ、すなわちオペレータに関
する情報や分割マップ情報等に基づいて、対応する画像
情報をオブジェクト画像情報記憶部71から読み出して
三次元の仮想空間を演算し、その演算結果を画像描画部
69へ出力する。
【0032】画像描画部69は、三次元演算部68の出
力データをプロジェクタ38で映像表示可能な映像デー
タへ変換し、これにより、上記の仮想空間が例えば図8
に示すように二次元的な映像としてプロジェクタ38に
表示される。図8は、川の上を移動するカヌーの映像7
0を含んだ川下りの景色映像を示している。この映像
は、ゲーム空間演算部66による演算処理に基づいて1
/60秒ごとに更新され、オペレータにとっては連続し
て変化する川下りの景色映像として認識される。なお、
図8において、符号Q1 及びQ2 は二人のオペレータ像
を示し、符号73は川を示し、符号74は岩山を示し、
符号75は川の中にある岩を示し、そして符号76は鳥
を示している。
【0033】以下、上記構成より成るシミュレーション
装置に関してその動作を説明する。図2において、1人
又は複数人のオペレータ、図では2人のオペレータ7が
座席2の上に腰掛ける。座席2は軟質の材料によって形
成されるので、オペレータ7はカヌーに乗ったような感
触を受ける。その後、操作部3の適所に設けたコイン投
入口(図示せず)にコインを投入すると、シミュレーシ
ョン動作、本実施形態の場合はカヌーの川下り動作が開
始される。シミュレーションが開始されると、プロジェ
クタ38に川下りの景色映像及びカヌー像に乗ったオペ
レータ自身に対応するキャラクタ像Q1 及びQ2 が映し
出される。
【0034】オペレータ7は、プロジェクタ38に映し
出される映像を見ながら、操作入力部材8をパドルを漕
ぐようにして手によって回転させる。回転する操作入力
部材8の回転角度位置は角度検出器29a及び29b
(図3、図4参照)によって検出され、さらにその角度
位置の変化に基づいて操作入力部材8の回転速度が演算
され、そしてその回転速度に応じた速度でカヌー像70
が川73の下流側に向かって移動する映像が表示され
る。この移動の際、コンピュータのメモリ部に記憶され
たシミュレーション・プログラムに従って図1の空気バ
ネ6のいずれか又は全部に選択的に空気が供給されて、
座席2が左右前後のいずれかの方向へ選択的且つ連続的
に傾斜移動し、これにより、オペレータ7はカヌーが川
の流れに従って揺動する状況を体感する。
【0035】また、オペレータ7は、プロジェクタ38
に映し出されるカヌー像70が岩像75や岩山像74等
に衝突しないように操作入力部材8を操縦しながら、で
きるだけ速く仮装空間内の川下のゴール地点へ到達する
ことを意図してシミュレーションを行う。もし、カヌー
像70が岩像75等に衝突したときには、空気バネ6の
いずれかに多量の空気を供給して座席2を激しく揺動さ
せ、もって、オペレータ7に衝突時の大きな衝撃を体感
させる。
【0036】オペレータ7が、図3に矢印E及び矢印D
で示すように、操作入力部材8を縦方向軸線L2 を中心
として左右に回転させると、エアシリンダ31のピスト
ンロッド31aがエアシリンダの本体に対して進退移動
を行う。ピストンロッド31aがそのような進退移動を
行うとき、図6のオリフィス34の働きにより、その進
退移動の初期時点にはオペレータに大きな抵抗力が付与
され、さらにその抵抗力は少しの時間の経過後に“す
っ”と消失し、その後はオペレータに抵抗力が加わらな
いという状況を実現する。これは、あたかも、オペレー
タによって操作されるパドルが川の水を掻いた当初には
そのパドルに大きな負荷が加わり、しばらくするとその
負荷が無くなるという実際のパドル漕ぎ操作に非常に近
似した感触をオペレータに付与する。
【0037】以上のように、本実施形態によれば、プロ
ジェクタ38に映し出される川下りの景色映像を眺めな
がら、オペレータがパドルを模した操作入力部材8を操
作することにより、映像内のカヌー像70を希望通りに
動かすことができ、従って、わざわざ川へ出向くことな
く手軽にカヌー漕ぎ動作を体験できる。
【0038】図10は、操作入力部材の変形例を示して
いる。ここに示した操作入力部材8Aは、船の適所に支
持される形式の船漕ぎ器具であるオールを模して形成さ
れている。具体的には、固定回転軸L4 及びL5 を中心
として回転できる一対の円盤46a及び46bのそれぞ
れに回転自在に接続されて両円盤46a及び46bを互
いに連結するリンク47を設け、そのリンク47に操作
入力部材8Aを支点48によって回転自在に取り付けて
いる。
【0039】この構成により、操作入力部材8Aは、矢
印F−F’のように前後方向へ往復移動できると共に、
矢印G及び矢印Jのように支点48のまわりに回転揺動
でき、これにより、あたかもパドルを漕ぐような動作が
実現できる。なお、円盤46a及び46bの直径は同じ
であっても、あるいは、同じでなくても良い。
【0040】図11は、操作入力部材の他の変形例を示
している。ここに示した操作入力部材8Bは、やはり、
いわゆるオールを模して形成されている。具体的には、
スライダ49をローラ51によって床52に対して矢印
Kのように往復移動可能に配設し、そのスライダ49の
上に立てた支柱53の上部に主リンク54を支点56に
よって回転自在に支持する。主リンク54の左端には補
助リンク57の一端を回転自在に連結し、その補助リン
ク57の他端を壁58に回転自在に連結する。操作入力
部材8Bは主リンク54の右端部に回転自在に接続され
る。オペレータが操作入力部材8Bを用いて船漕ぎ動作
を行うと、その操作入力部材8Bは主リンク54に拘束
されながらスライダ49と共に平行移動する。
【0041】図12は、操作入力部材のさらに他の変形
例を示している。ここに示した操作入力部材8Cは、オ
ールのフィンに相当する部分を有していないので外観的
にはオールの形をしていないが、シミュレーションを行
う際にオールとしての機能を果たすものとして用いられ
る。この変形例に関しては、床52に水平レール59を
固定し、その水平レール59の上に垂直レール55を矢
印Mのように往復平行移動可能に配設する。そして、垂
直レール55にスライダ60を矢印Nのように往復移動
可能に配設し、そのスライダ60に球面軸受50を介し
て操作入力部材8Cを取り付ける。この変形例によれ
ば、オペレータが操作入力部材8Cを用いて船漕ぎ動作
を行うと、スライダ60が水平レール59及び垂直レー
ル55を含む平面内で平行移動する。
【0042】以上の説明では操作入力部材を1個用意し
てシミュレーションを行う場合を例示したが、操作入力
部材を複数個用意しておき、それらのいずれかを用いて
又は全部を用いてシミュレーションを行うこともでき
る。その場合、プロジェクタは複数の操作入力部材に対
して1個設置するようにしても良く、あるいは、個々の
操作入力部材に対して1個ずつ設置するようにしても良
い。
【0043】以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を
説明したが、本発明はそれらの実施形態に限定されるも
のではなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々
に改変できる。例えば、上記実施形態では、カヌーで川
下りを行う場合を想定して仮想空間をシミュレートし、
そのシミュレーションに対して本発明を適用するものと
したが、水面上に浮かぶ乗物を人力で動かすことを主題
とするシミュレーションでありさえすれば、カヌーの川
下り以外の任意の動作を主題とするシミュレーション装
置に関して本発明を適用できる。
【0044】また、操作入力部材は、船体に装着されな
い構造の漕ぎ具であるパドルや、船体に装着される構造
の漕ぎ具であるオール以外に、船を動かすために用いる
竿や足漕ぎ機構等といった各種器具を模倣した部材とす
ることができる。また、本発明で用いる体感付与手段
は、座席を動かすための空気バネに限られず、オペレー
タに対して何等かの力を適時に付与できるものでありさ
えすれば、種々の機構を採用できる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載のシミュレーション装置に
よれば、操作入力部材を船漕ぎ器具を模して形成し、さ
らに、映像表示手段に映し出される映像を操作入力部材
を通して入力される操作入力量に基づいて制御するよう
にしたので、シミュレーション装置を用いてボート漕ぎ
動作を手軽に体験できる。
【0046】請求項2記載のシミュレーション装置によ
れば、映像表示手段に船漕ぎ動作に密接に関連する映像
を映し出すようにしたので、臨場感豊かなボート漕ぎ動
作をシミュレーションによって体験できる。
【0047】請求項3記載のシミュレーション装置によ
れば、カヌーを用いた川下りに関する映像を映像表示手
段に映し出すようにしたので、ボート漕ぎ動作のうちの
特にカヌーの川下り動作を手軽に体験できる。特に、カ
ヌーに慣れていない者でもカヌーを体験できる。
【0048】請求項4記載のシミュレーション装置によ
れば、オペレータに対して横方向に延びる棒状部材を用
いて操作入力部材を構成したので、カヌーを操るときに
用いられる、いわゆるパドルを用いたボート漕ぎ動作を
模擬的に実現できる。しかも、オペレータが複数人にな
る場合でもそれらのオペレータは互いに横に並んだ状態
で1つの操作入力部材を違和感無く握ることができ、よ
って、複数のオペレータは共同して操作入力部材を操る
ことができる。
【0049】請求項5記載のシミュレーション装置によ
れば、操作入力部材を複数個設けたので、多数のオペレ
ータによってシミュレーションを行うことができる。
【0050】請求項6記載のシミュレーション装置によ
れば、船に支持される形式の船漕ぎ器具であるオールを
用いて行われる船漕ぎ動作をシミュレートできる。
【0051】請求項7記載のシミュレーション装置によ
れば、船に支持されない形式の船漕ぎ器具であるパドル
を用いて行われる船漕ぎ動作をシミュレートできる。
【0052】請求項8記載のシミュレーション装置によ
れば、オペレータはシミュレーションの最中に適時に外
力を受けることができるので、カヌーを用いて行われる
川下りのように船体が激しく揺れるような場合の船漕ぎ
動作を臨場感豊かに模擬表示できる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシミュレーション装置の一実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図1のシミュレーション装置にオペレータが乗
った状態を示す側面図である。
【図3】操作入力部材を支持するための構造の一例を示
す平面図である。
【図4】図3の構造を一部破断して示す側面図である。
【図5】図3のX−X線に従った断面図である。
【図6】図3の構造の要部である抵抗力発生用のエアシ
リンダの断面構造を示す側断面図である。
【図7】図1のシミュレーション装置の要部を示す正面
図である。
【図8】図1のシミュレーション装置の要部であるプロ
ジェクタに映し出される映像の一例を示す図である。
【図9】図1のシミュレーション装置に用いられる制御
装置の一例を示す回路ブロック図である。
【図10】操作入力部材の変形例を示す斜視図である。
【図11】操作入力部材の他の変形例を示す正面図であ
る。
【図12】操作入力部材のさらに他の変形例を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 座席 3 操作部 3a 操作部ヘッド部分 4 筐体 6 空気バネ 7 オペレータ 8 操作入力部材 9 棒状部材 10 ベース 11 フィン 12 支持構造 13a,13b 軸受 14 回転軸 16 操作側回転ブロック 18 水平維持機構 22 弾性体 23 ガイド側回転ブロック 26 ガイド突起 27 ガイド板 28 ガイド穴 29a,29b 回転角度検出器 31 エアシリンダ 31a ピストンロッド 33a,33b エアー入出力ポート 34 オリフィス 36 ホース 38 プロジェクタ(映像表示手段) 39 光表示部 41 カバー 42 蛍光管 43 スピーカ Q1 ,Q2 オペレータ像

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータの動作に対応して映像表示手
    段に仮想空間を映像として表示するシミュレーション装
    置において、 水に浮かぶ乗物に対して人力によって推進力を与えるた
    めの器具を模した操作入力部材を有し、 上記映像表示手段に映し出される映像を上記操作入力部
    材に与えられる操作入力量に基づいて制御することを特
    徴とするシミュレーション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシミュレーション装置に
    おいて、上記映像表示手段には、水の上を移動する乗物
    の映像を含んだ景色映像又は水の上を移動する乗物から
    眺められる景色映像が映し出されることを特徴とするシ
    ミュレーション装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のシミュレー
    ション装置において、映像表示手段には、川下りするカ
    ヌーの映像を含んだ景色映像又は川下りするカヌーから
    眺められる景色映像が映し出されることを特徴とするシ
    ミュレーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちの少なくと
    もいずれか1つに記載のシミュレーション装置におい
    て、 操作入力部材はオペレータに対して横方向に延びる棒状
    部分を有し、オペレータはその棒状部分を握って操作入
    力部材を操作することを特徴とするシミュレーション装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちの少なくと
    もいずれか1つに記載のシミュレーション装置におい
    て、操作入力部材は複数個設けられることを特徴とする
    シミュレーション装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のうちの少なくと
    もいずれか1つに記載のシミュレーション装置におい
    て、操作入力部材は、船体に支持される船漕ぎ器具であ
    るオールを模して形成されることを特徴とするシミュレ
    ーション装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のうちの少なくと
    もいずれか1つに記載のシミュレーション装置におい
    て、操作入力部材は、船体に支持されない船漕ぎ器具で
    あるパドルを模して形成されることを特徴とするシミュ
    レーション装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のうちの少なくと
    もいずれか1つに記載のシミュレーション装置におい
    て、オペレータに外力を付与するための体感付与手段を
    設けたことを特徴とするシミュレーション装置。
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CN116099176A (zh) * 2022-04-15 2023-05-12 浙江力玄运动科技股份有限公司 一种训练模拟用划船机

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